JP2008053930A - 画像処理装置、複写システム、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、複写システム、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画質を劣化させることなく、かつ、情報の秘匿を行いつつ、原稿の複写を行う。
【解決手段】画像処理装置1に、画像処理装置1に、オリジナル画像G0を再現するためのオリジナル画像データDT0を記憶するオリジナルデータ管理部1K1と、用紙に記されているオリジナル画像G0に施されているマスク画像GMを取得するマスク抽出部104と、その用紙に記されているオリジナル画像G0を識別するための識別子に基づいてオリジナルデータ管理部1K1から呼び出したオリジナル画像データDT0に基づいて再現されるオリジナル画像G0とマスク抽出部104が抽出したマスク画像GMとを重ね合わせた画像を印刷する印刷ユニット10fと、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の複写のための処理を行う装置および原稿の複写の方法などに関する。
近年、複写機が普及し、原稿を誰でも簡単に複写することができるようになった。しかし、オリジナルの原稿の画像と完全に同一に複写することはできない。したがって、複写物の画像は、オリジナルの原稿の画像に比べて画質が劣化する。よって、その複写物を基に複写を行うと、さらに画質の悪い複写物しか得られない。
そこで、特許文献1、2に記載されるような方法が提案されている。特許文献1に記載される方法によると、コピー用紙への画像情報の記録に際し、記録する画像情報に対応する検索情報のバーコードをコピー用紙の1枚目に記録しておく。電子複写機は、その用紙を読み取ると、バーコードを認識し、その認識したバーコードに基づいてドキュメントサーバからオリジナルの良好な画質の画像情報を読み出し、印刷する。
特許文献2に記載される方法によると、サーバとデジタル複写機を相互通信可能に接続した文書管理システムにおいて、サーバは文書データと、各文書に対応付けられ、同一文書のバージョンを識別可能な文書IDを文書IDテーブルとして記憶している。複写機は文書ID(特定パターン)が埋め込まれた原稿を読み取る画像読み取り部と、読み取った画像から文書IDを検出する検出部を備え、検出した文書IDをサーバに送信する。サーバは受信した文書IDに基づいて文書IDテーブルを検索し、読み込んだ原稿よりも新しいバージョンがある場合に、新しい文書データを複写機に送って印刷させる。
このように、特許文献1、2に記載される方法は、印刷用データをサーバに保存しておく。そして、複写機は、文書を複写する際に、その文書に対応する印刷用データをダウンロードし、それを用いて印刷を行う。このような構成により、複写による画質の劣化を防止することができる。
特開平11−205558号公報 特開2002−197101号公報
ところで、ユーザは、しばしば、誰かに原稿の複写物を渡さなければならないが、その原稿の中の情報の一部分を相手に秘匿しなければならない、という場合がある。このような場合は、その部分を黒く塗り潰すことによってマスクしてから原稿の複写を行う。
しかしながら、特許文献1、2に記載される方法を用いて高画質の複写を行おうとすると、塗り潰しのない複写物ができてしまう。したがって、原稿の一部を塗り潰した複写物を得たいのであれば、従来通りの方法を用いるしかない。よって、画質の劣化を伴う複写物しか得られなかった。
本発明は、このような問題点に鑑み、画質を劣化させることなく、かつ、情報の秘匿を行いつつ、原稿の複写を行うことができるようにすることを目的とする。
本願請求項に係る画像処理装置は、用紙に記されている画像を読み取る画像読取装置、画像を印刷する印刷装置、および原稿のオリジナルの画像であるオリジナル画像を再現するための画像データを記憶する記憶装置と接続可能な画像処理装置であって、前記用紙に記されている前記オリジナル画像を識別するための識別子に基づいて、当該オリジナル画像の前記画像データを前記記憶装置から取得する、画像データ取得手段と、前記読取画像に施されているマスクの画像であるマスク画像を取得するマスク画像取得手段と、前記画像データ取得手段が取得した前記画像データによって再現される前記オリジナル画像と前記マスク画像取得手段が取得した前記マスク画像とを重ね合わせた画像を印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記マスク画像に関するマスク情報を管理するマスク情報管理手段と、前記マスク情報管理手段によって管理される前記マスク情報に基づいて、前記印刷制御手段の制御の下で前記オリジナル画像と重ね合わされて印刷されるべき前記マスク画像の制御を行うマスク画像制御手段と、を有する。
または、当該画像処理装置を使用しているユーザを識別するユーザ識別手段、を有し、
前記マスク画像制御手段は、前記マスク情報と前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザのユーザ情報とに基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わせて印刷されるべき前記マスク画像を選択する。
または、前記マスク画像取得手段は、前記読取画像と前記画像データ取得手段が取得した前記画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像とを比較した差分によってマスク領域を決定し、当該マスク領域内に含まれる画像をマスキングすることによって前記マスク画像を取得する。
本願請求項に係る複写システムは、原稿のオリジナルの画像であるオリジナル画像を再現するための画像データであるオリジナル画像データを記憶するオリジナル画像データ記憶手段と、前記オリジナル画像を用紙から読み取る画像読取手段と、前記用紙に記されている前記オリジナル画像を識別する識別手段と、前記画像読取手段が読み取った前記オリジナル画像に施されているマスクの画像であるマスク画像を取得するマスク画像取得手段と、前記識別手段によって特定される前記オリジナル画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像と前記マスク画像取得手段が取得した前記マスク画像とを重ね合わせた画像を印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記マスク画像取得手段が取得した前記マスク画像の画像データであるマスク画像データを、当該マスク画像が施されている前記オリジナル画像と対応付けて記憶する、マスク画像データ記憶手段、を有し、前記マスク画像取得手段は、前記画像読取手段が読み取った前記オリジナル画像に施されている前記マスク画像のうち前記マスク画像データ記憶手段に前記マスク画像データが未だ記憶されていないものだけを取得し、前記印刷手段は、前記マスク画像取得手段が同一の前記オリジナル画像から過去に取得したことのある前記マスク画像を選択的に印刷する。
または、前記印刷手段は、前記オリジナル画像および前記マスク画像とともに当該オリジナル画像の識別子であるオリジナル識別子および当該マスク画像の識別子であるマスク識別子を示す符号画像を印刷し、前記マスク画像取得手段は、前記画像読取手段が読み取った前記オリジナル画像に施されている前記マスク画像のうち、前記画像読取手段が当該オリジナル画像とともに読み取った前記符号画像に示される前記オリジナル識別子に係る前記オリジナル画像に対応付けられているいずれの前記マスク画像データに基づいても再現できないものを取得する。
または、前記画像データ記憶手段は、前記マスク画像データとともに、当該マスク画像データに係る前記マスク画像が取得された時期と他のマスク画像データに係る前記マスク画像が取得された時期との前後関係を識別するための情報を記憶する。
または、前記マスク画像に関するマスク情報を管理するマスク情報管理手段と、前記マスク情報管理手段によって管理される前記マスク情報に基づいて、前記印刷手段によって前記オリジナル画像と重ね合わされて印刷されるべき前記マスク画像の制御を行うマスク画像制御手段と、を有する。
または、当該画像処理装置を使用しているユーザを識別するユーザ識別手段、を有し、前記マスク画像制御手段は、前記マスク情報と前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザのユーザ情報とに基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わせて印刷されるべき前記マスク画像を選択する。
または、前記マスク画像取得手段は、前記読取画像と前記画像データ取得手段が取得した前記画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像とを比較した差分によってマスク領域を決定し、当該マスク領域内に含まれる画像をマスキングすることによって前記マスク画像を取得する。
各請求項の発明によると、画質を劣化させることなく、かつ、情報の秘匿の確実性を従来よりも向上させて、原稿の複写を行うことができる。さらに、請求項8の発明によると、マスク画像の世代管理を容易に行うことができる。
図1は画像処理装置1の外観の例およびハードウェア構成の例を示す図、図2は画像処理装置1を含むネットワーク構成の例を示す図、図3は画像処理装置1の機能的構成の例を示す図である。
画像処理装置1は、図1(a)に示すような外観を有し、コピー、スキャナ、FAX、ネットワークプリンティング、ドキュメントサーバ、およびファイル転送などの様々な機能を集約した画像処理装置である。画像形成装置、複合機、またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
この画像処理装置1は、図1(b)に示すように、CPU10a、RAM10b、ROM10c、ハードディスク10d、タッチパネル10e、印刷ユニット10f、スキャナユニット10g、通信インタフェース10h、モデム10i、その他種々の回路などによって構成される。
タッチパネル10eは、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU10aで実行された処理の結果を示す画面などを表示する。また、ユーザは、タッチパネル10eの所定の位置に触れることによって画像処理装置1に対して指令を与えたり処理条件の指定を行ったりすることができる。このように、タッチパネル10eは、画像処理装置1を操作するユーザのユーザインタフェースの役割を果たしている。
スキャナユニット10gは、用紙に記されている、文章、数式、記号、写真、図表、またはイラストなどからなる原稿の画像を、光学的に読み取って画像データを生成する。
印刷ユニット10fは、スキャナユニット10gで得られた画像データまたはパーソナルコンピュータ3などから送信されてきた印刷ジョブに基づいて画像を形成し、その画像を用紙に印刷する。
通信インタフェース10hは、図2に示すようにその画像処理装置1自身を他の画像処理装置1、サーバ2、またはパーソナルコンピュータ3などと通信回線を介して接続するためのNIC(Network Interface Card)である。モデム10iは、ファックス端末を相手にG3などのファックスプロトコルによってデータ通信を行うためのインタフェースである。
ハードディスク10dまたはROM10cには、図3に示すようなオリジナルデータ登録処理部101、付加情報解読部102、読取原稿データ特定部103、マスク抽出部104、出力原稿決定部105、地紋画像生成部106、印刷用画像合成部107、オリジナルデータ管理部1K1、およびマスクデータ管理部1K2などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。
このような構成によって、画像処理装置1は、次の(1)、(2)の機能を適用した複写サービスをユーザに提供することができる。
(1) スキャナユニット10gが読み取った、用紙に記されている原稿の画像(以下、「原稿画像」と記載することがある。)を、劣化させることなく複写(コピー)する。よって、オリジナルの原稿画像を複写し、その複写物の原稿画像を複写し、さらにその複写物を複写し、…、という作業を繰り返しても、原稿画像は劣化しない。以下、このように次々に印刷される原稿画像同士を区別するために、オリジナルの原稿画像を「第1世代の原稿画像」と記載し、第n世代の原稿画像を複写したものを「第n+1世代の原稿画像」と記載することがある。例えば、第2世代の原稿画像を複写したものを「第3世代の原稿画像」と記載し、第3世代の原稿画像を複写したものを「第4世代の原稿画像」と記載することがある。
(2) 上記(1)の機能を適用した複写を行う際に、複写の対象の原稿画像が記された用紙に施されている黒塗り(マスク)の部分も一緒に複写を行うことができる。つまり、「背景技術」欄で説明した通り、特開平11−205558号公報および特開2002−197101号公報に記載される方法によると、用紙に書き足された画像が複写されない、という問題点があった。しかし、本実施形態に係る画像処理装置1によると、マスクを除去することなく複写することができる。
以下、図3に示す画像処理装置1の各部の処理内容を、オリジナル画像データDT0の用意のための処理、第1世代の原稿画像の複写のための処理、および第2世代以降の原稿画像の複写のための処理に大別して説明することによって、上記(1)および(2)の機能が実現される仕組みについて説明する。
〔オリジナル画像データDT0の用意のための処理〕
図4はオリジナル画像G0と地紋画像GPとの位置関係の例を示す図、図5は地紋画像GPに示される情報の例を示す図である。
図3において、オリジナルデータ管理部1K1は、オリジナルの原稿画像つまり第1世代の原稿画像を再現するための画像データを保存し管理する。以下、オリジナルの原稿画像を「オリジナル画像G0」と記載し、オリジナル画像G0を再現するための画像データを「オリジナル画像データDT0」と記載する。具体的には、オリジナルデータ管理部1K1は、ユーザごとのボックス(記憶領域)を有しており、オリジナル画像データDT0を、他のオリジナル画像データDT0と区別するための識別情報(例えば、ファイル名)を付け、いずれかのボックスに保存し管理する。この「ボックス」は、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。以下、オリジナル画像データDT0の識別情報を「オリジナルID」と記載する。オリジナルIDは、オリジナル画像G0を識別するためにも用いられる。
オリジナルデータ登録処理部101は、新たなオリジナル画像データDT0を生成しオリジナルデータ管理部1K1に登録する処理を行う。係る処理は、次のような手順で行われる。
ユーザは、図4(a)に示すような、オリジナルの原稿を作成する。例えば、用紙にペンで文章、数式、記号、図表、またはイラストなどを書き込んだり切抜きを貼り付けたりすることによって、オリジナルの原稿を作成する。または、パーソナルコンピュータ3のワープロソフト、表計算ソフト、または描画ソフトなどのアプリケーションで作成した原稿を画像処理装置1または他の印刷装置で印刷することによって、オリジナルの原稿を用意してもよい。オリジナルの原稿として既存の印刷物を用意してもよい。
ユーザは、自分のユーザIDおよびパスワードを使って画像処理装置1にログインする。そして、作成しまたは用意したオリジナルの原稿の画像が記された用紙を画像処理装置1の原稿台にセットし、タッチパネル10e(図1(b)参照)に所定のコマンドを入力する。
すると、オリジナルデータ登録処理部101は、その用紙の原稿面全体に記されている画像を読み取ってオリジナルの原稿の画像つまりオリジナル画像G0の画像データを得るようにスキャナユニット10gを制御する。得られた画像データを必要に応じて所定の画像フォーマットに変換することによって、オリジナル画像データDT0を生成する。
そして、オリジナルデータ登録処理部101は、そのオリジナル画像データDT0に対してオリジナルIDを発行するとともに、そのオリジナル画像データDT0の保存場所を決定する。本実施形態では、画像処理装置1に現在ログインし作業を行っているユーザ(以下、「ログインユーザ」と記載することがある。)のボックスにオリジナル画像データDT0を保存するものとする。よって、今回、オリジナル画像データDT0の登録の作業を行ったユーザが、そのオリジナル画像データDT0の所有者となる。その保存場所にそのオリジナル画像データDT0をそのオリジナルIDおよびそのユーザのユーザIDと対応付けて保存する。これらの処理によって、新たなオリジナル画像データDT0をオリジナルデータ管理部1K1の中のいずれかのボックスに登録する処理が完了する。
さらに、オリジナルデータ登録処理部101は、その第1世代の原稿画像の用紙に付加するための地紋画像GPを発行するための処理をも行う。
すなわち、オリジナルデータ登録処理部101は、その第1世代の原稿画像のための地紋画像GPを生成するように地紋画像生成部106に依頼する。すると、地紋画像生成部106は、図5(a)に挙げる事項の情報つまりオリジナルデータ登録処理部101が発行したその原稿画像に係るオリジナル画像データDT0のオリジナルIDおよびその保存場所を示す地紋画像GPを生成する。
ところで、この地紋画像GPは、人間の見た目には単なる地紋(網点パターン)にしか見えないが、ドット(点)の配置によってオリジナル画像データDT0のオリジナルIDおよび保存場所それぞれを表わす符号が埋め込まれている。地紋画像GPを生成し用紙に印刷する技術および地紋画像GPを読み取って解析する技術としては、公知の電子透かしの技術が用いられる。
なお、地紋画像GPの使用方法などについては、後に順次説明する。
オリジナルデータ登録処理部101は、図4(b)に示すようにオリジナル画像G0と地紋画像生成部106によって生成された地紋画像GPとを所定の位置に配置して両画像を白紙に印刷するように、印刷ユニット10fを制御する。または、読み取った用紙を印刷ユニット10fに手差しで給紙することにより、当該用紙の所定の位置に地紋画像GPが直接印刷されるようにしてもよい。または、地紋画像GPだけが白紙に印刷されるようにしてもよい。この場合は、ユーザは、図4(b)に示すように、地紋画像GPの印刷物を、自分が作成しまたは用意したオリジナルの画像が記された用紙の所定の位置に貼り付ける。

このように地紋画像GPが付加された用紙が、オリジナルの原稿画像の用紙つまり第1世代の原稿画像の用紙として使用される。ユーザは、この用紙を他のユーザに渡したり複写したりすることができる。これについては、後に説明する。
または、オリジナルデータ登録処理部101は、次のような手順でオリジナル画像データDT0をオリジナルデータ管理部1K1に登録する処理を行うこともある。
オリジナルデータ登録処理部101は、パーソナルコンピュータ3のワープロソフト、表計算ソフト、または描画ソフトなどのアプリケーションで作成された所定のフォーマット(例えば、PDFまたはTIFF)のオリジナルの原稿の画像の画像データをオリジナル画像データDT0として入力する。そのオリジナル画像データDT0に対してオリジナルIDを発行するとともに、ログインユーザのボックスをそのオリジナル画像データDT0の保存場所に決定する。
そして、オリジナルデータ管理部1K1の中のそのボックスにそのオリジナル画像データDT0をそのオリジナルIDおよびログインユーザのユーザIDと対応付けて保存する。
その後、ログインユーザは、そのオリジナル画像G0の印刷物を他のユーザに渡す必要が生じた場合は、タッチパネル10eを操作することによってそのオリジナル画像G0のオリジナル画像データDT0の保存場所(ボックス)およびオリジナルIDを指定するとともに所定のコマンドを入力する。
すると、地紋画像生成部106は、そのオリジナルIDおよび保存場所を示す地紋画像GPを生成する。印刷用画像合成部107は、そのオリジナルIDに対応するオリジナル画像データDT0をその保存場所から呼び出し、オリジナル画像G0をビットマップ展開し、オリジナル画像G0の所定の位置に地紋画像GPを配置し両者を重ね合わせる。そして、印刷ユニット10fは、その重ね合わされた画像を白紙に印刷する。このようにして得られた印刷物も、第1世代の原稿画像の印刷物(用紙)として使用される。
〔第1世代の原稿画像の複写のための処理〕
図6はマスク画像GMの抽出方法の例を説明するための図、図7は白抜き部分の除去方法の例を説明するための図、図8はマスク情報管理テーブルTLMの例を示す図、図9は出力原稿決定処理の流れの例を説明するフローチャート、図10は出力用の画像の合成処理の例を説明するための図である。
第1世代の原稿画像つまりオリジナルの原稿画像が記された用紙を持っているユーザは、画像処理装置1によってそれを用紙に複写し、その複写物を他のユーザに渡すことができる。複写する際に、ユーザは、他のユーザに見せたくない情報または他のユーザにとって不要な情報などを黒く塗り潰してマスクすることができる。
ユーザは、第1世代の原稿画像の用紙に記された情報の中から隠すべき情報を探し、その部分を図6(a)に示すように黒く塗り潰してマスクする。そして、その用紙を画像処理装置1の原稿台にセットし、タッチパネル10e(図1(b)参照)に所定のコマンドを入力する。
すると、スキャナユニット10gは、その用紙の原稿面全体に記されている画像つまり第1世代の原稿画像を読み取ることによって、オリジナル画像G0の一部分が黒く塗り潰されかつ地紋画像GPが付加された状態の画像の画像データを得る。
付加情報解読部102は、その地紋画像GPに示される付加情報を解読する。第1世代の原稿画像の用紙に付加されている地紋画像GPには、前に図5(a)で説明したように、オリジナルIDおよび保存場所が示されている。よって、ここでは、オリジナルIDおよび保存場所を解読する。なお、第2世代以降の原稿画像の用紙には、さらに1つまたは複数のマスクIDが示されることがある。これについては、後に説明する。
読取原稿データ特定部103は、付加情報解読部102によって解読されたオリジナルIDおよび保存場所に基づいて、スキャナユニット10gによって読み取られた画像の内容つまり用紙に記されている内容を特定する。ここでは、その保存場所(ボックス)に保存されている、そのオリジナルIDに対応するオリジナル画像G0が少なくとも記されている、と特定できる。
マスク抽出部104は、ユーザが塗り潰した部分の画像を抽出する処理を行う。第1世代の原稿画像の複写の際には、係る処理を、図6に示すような手順で行う。
マスク抽出部104は、読取原稿データ特定部103によって特定されたオリジナル画像G0のオリジナル画像データDT0を呼び出す(図6(b))。
呼び出したオリジナル画像データDT0によって再現されるオリジナル画像G0とスキャナユニット10gによって読み取られた画像とを比較し、両者の差分を表わす差分画像を抽出する。この差分画像には、図7(a)のような黒色のエリアおよびユーザが隠した情報を表わす白抜けの線からなる、マスク領域の画像が含まれる。
そして、図7(b)のように、その白抜けの部分をその周囲の色つまり黒色に置き換える。これにより、マスク領域内の白抜けの線がマスキングされる。このようにして、図6(c)のような画像が抽出される。以下、抽出されたこの画像を「マスク画像GM」と記載する。
図3に戻って、マスクデータ管理部1K2は、オリジナルデータ管理部1K1によって管理されているオリジナル画像データDT0ごとに図8に示すようなマスク情報管理テーブルTLMを有する。マスク情報管理テーブルTLMには、そのオリジナル画像データDT0のオリジナルIDおよび所有者であるユーザID(所有者ID)が対応付けられている。
マスクデータ管理部1K2は、これらのマスク情報管理テーブルTLMによって、マスク抽出部104が抽出したマスク画像GMの画像データをマスクデータDT1として記憶し管理する。
例えば、オリジナルIDが「R001」であるオリジナル画像データDT0との比較によって抽出されたマスク画像GMのマスクデータDT1は、図8(a)のマスク情報管理テーブルTLMに登録される。この際に、マスクデータ管理部1K2は、そのマスクデータDT1に対して、マスクIDを発行し、そのマスクIDおよび登録者であるユーザのユーザIDを対応付ける。
なお、「マスクID」は、登録済の他のマスクデータDT1と識別するための識別情報である。マスク画像GMを識別するためにも用いることができる。また、マスクIDは、連番(シリアル番号)の役割をも果たし、番号が小さいほどそのマスクデータDT1が古い世代の原稿画像の用紙のマスクに係ることを意味する。「登録者」とは、今回のマスクデータDT1の登録の操作を行ったログインユーザを指す。
図3に戻って、出力原稿決定部105は、どのマスク画像GMをオリジナル画像G0とともに用紙に印刷(出力)することによって第n世代(ここでは、第1世代)の原稿画像を複写するのかを、図9のフローチャートのような手順で決定する。
図9において、出力原稿決定部105は、複写の対象の原稿画像の基であるオリジナル画像データDT0の所有者を、各マスク情報管理テーブルTLM(図8参照)に対応付けられているオリジナルIDと所有者ID(ユーザID)との関係に基づいて、チェックする(#301)。すなわち、付加情報解読部102によって解読されたオリジナルIDに係るオリジナル画像データDT0の所有者をチェックする。
ログインユーザが所有者でない場合つまり付加情報解読部102によって解読されたオリジナルIDに対応する所有者IDが現在のログインユーザのユーザIDと一致しない場合は(#302でNo)、地紋画像GPから付加情報解読部102によって1つでもマスクIDが解読されのであればステップ#304〜#307の処理を行う。しかし、上述の通り、第1世代の場合は地紋画像GPにマスクIDが1つも示されていない。よって、ここでは、ステップ#304〜#307の処理をスキップする(#303でNo)。
マスク抽出部104によって新たなマスク画像GMが抽出されている場合は(#308でYes)、出力原稿決定部105は、そのマスク画像GMを含めたまま原稿画像を複写するのかそのマスク画像GMを外して原稿画像を複写するのかを選択すべき旨のメッセージをタッチパネル10eに表示させる(#309)。そのメッセージを読んだユーザは、どちらかを選択する。
そして、出力原稿決定部105は、ユーザが前者を選択した場合に(#310でYes)、その新たなマスク画像GMをオリジナル画像G0とともに印刷する、と決定する(#311)。
オリジナル画像データDT0の所有者がログインユーザである場合も(#302でYes)、ステップ#304〜#307の処理をスキップし、ステップ#308〜#311の処理を行う。
図3に戻って、地紋画像生成部106は、付加情報解読部102によって解読されたオリジナルIDおよび保存場所と出力原稿決定部105によって決定されたマスク画像GMのマスクIDとを示す地紋画像GPを新たに生成する。つまり、図5(b)のような内容を示す地紋画像GPを生成する。
印刷用画像合成部107は、白紙に印刷する画像を合成するための処理を、次のような手順で行う。付加情報解読部102によって解読されたオリジナルIDに対応するオリジナル画像データDT0を呼び出し、そのオリジナル画像データDT0に基づいてオリジナル画像G0をビットマップ展開する。出力原稿決定部105によって決定されたマスク画像GMのマスクデータDT1を呼び出し、そのマスクデータDT1に基づいてマスク画像GMをビットマップ展開する。そして、図10に示すように、これらのオリジナル画像G0およびマスク画像GMの位置を合わせ、両者を重ね合わせる。さらに、所定の位置に地紋画像GPを重ね合わせる。
印刷ユニット10fは、印刷用画像合成部107によって生成(合成)された画像を白紙に印刷する。これにより、第1世代の原稿画像の複写物が得られる。この複写物は、第2世代の原稿画像の印刷物(用紙)として使用される。
〔第2世代以降の原稿画像の複写のための処理〕
図11はマスク画像GMの抽出方法の例を説明するための図である。
第1世代の原稿画像の複写の場合と同様に、第2世代以降の原稿画像が記された用紙を持っているユーザは、画像処理装置1によってそれを白紙に複写し、その複写物を他のユーザに渡すことができる。複写する際に、ユーザは、他のユーザに見せたくない情報または他のユーザにとって不要な情報などを黒く塗り潰してマスクすることができる。以下、第1世代の原稿画像の複写の際の処理と重複する点については、説明を省略する。
ユーザは、図11(a)のような第n世代(ここでは、n≧2)の原稿画像の用紙に記された情報の中から隠すべき情報を探し、その部分を図11(b)のように黒く塗り潰す。なお、図11(a)の通り、第2世代以降の原稿画像には、既に施されているマスクが含まれていることがある。そして、その用紙を画像処理装置1の原稿台にセットし、タッチパネル10e(図1(b)参照)に所定のコマンドを入力する。
すると、スキャナユニット10gは、その用紙の原稿面全体に記されている画像を読み取りその画像データを得る。
付加情報解読部102は、その地紋画像GPに示される付加情報つまりオリジナルID、保存場所、およびマスクIDを解読する。
読取原稿データ特定部103は、付加情報解読部102によって解読されたオリジナルID、保存場所、およびマスクIDに基づいて、スキャナユニット10gによって読み取られた画像の内容つまり用紙に記されている内容を特定する。ここでは、その保存場所(ボックス)に保存されている、そのオリジナルIDに対応するオリジナル画像G0と、そのマスクIDに対応するマスク画像GMとが少なくとも記されている、と特定できる。
マスク抽出部104は、ユーザが今回新たに塗り潰した部分の画像を抽出する処理を、図11に示すような手順で行う。
マスク抽出部104は、読取原稿データ特定部103によって特定されたオリジナル画像G0のオリジナル画像データDT0を呼び出すとともに、同じく読取原稿データ特定部103によって特定されたすべてのマスク画像GMのマスクデータDT1を呼び出す(図11(c))。
呼び出したオリジナル画像データDT0によって再現されるオリジナル画像G0およびマスクデータDT1によって再現されるすべてのマスク画像GMとスキャナユニット10gによって読み取られた画像とを比較することによって、スキャナユニット10gによって読み取られた画像の中から、それらのオリジナル画像G0およびマスク画像GMのいずれにも含まれない部分の画像を抽出する。抽出した画像には、図7(a)のような黒色のエリアおよびユーザが隠した情報を表わす白抜けの線からなる画像が含まれる。
そして、図7(b)のようにその白抜けの部分をその周囲の色つまり黒色に置き換えることによって、図11(d)のような新たなマスク画像GMを抽出する。
抽出された新たなマスク画像GMは、新たなマスクIDの発行を受け、そのマスクIDおよび登録者IDと対応付けられてマスクデータ管理部1K2に保存される。
出力原稿決定部105は、どのマスク画像GMをオリジナル画像G0とともに画像を用紙に印刷(出力)することによって原稿画像を複写するのかを、図9のフローチャートのような手順で決定する。
図9において、出力原稿決定部105は、付加情報解読部102によって解読されたオリジナルIDに係るオリジナル画像データDT0の所有者をチェックする(#301)。
ログインユーザが所有者でない場合は(#302でNo)、付加情報解読部102によって解読されたマスクIDごとのマスク画像GMについて、オリジナル画像G0とともに印刷する対象とするか否かを次のように決定する。
1つ目のマスクIDのマスク画像GMに注目する。そのマスク画像GMの登録者がログインユーザである場合つまりそのマスク画像GMに係る登録者ID(図8参照)がログインユーザのユーザIDと一致する場合は(#304でYes)、そのマスク画像GMを含めたまま原稿画像を複写するのかそのマスク画像GMを外して原稿画像を複写するのかを選択すべき旨のメッセージをタッチパネル10eに表示させる(#305)。そのメッセージを読んだユーザは、どちらかを選択する。ユーザが前者を選択した場合は(#306でYes)、そのマスク画像GMをオリジナル画像G0とともに印刷する、と決定する(#307)。
一方、そのマスク画像GMの登録者がログインユーザでない場合は(#304でNo)、そのマスク画像GMをオリジナル画像G0とともに印刷する、と無条件に決定する(#307)。
付加情報解読部102によって解読されたマスクIDが複数ある場合は、2つ目以降のマスクIDに係るマスク画像GMについても同様に、オリジナル画像G0とともに印刷するか否かを決定する(#304〜#307)。
ステップ#308〜#311の処理は、前に説明した通りである。すなわち、今回新たに追加されたマスク画像GMをオリジナル画像G0とともに印刷するか否かをログインユーザに選択させる。そして、ログインユーザが印刷することを選択した場合は、出力原稿決定部105は、その新たなマスク画像GMをオリジナル画像G0とともに印刷する、と決定する。
オリジナル画像データDT0の所有者がログインユーザである場合は(#302でYes)、ステップ#303〜#307の処理をスキップし、ステップ#308〜#311の処理を実行する。
図3に戻って、地紋画像生成部106および印刷用画像合成部107は、前に説明した通り、出力原稿決定部105によって決定された内容に基づいて地紋画像GPを生成し、次の世代の原稿画像の生成(合成)を行う。印刷ユニット10fは、印刷用画像合成部107によって生成(合成)された画像を白紙に印刷する。これにより、第n世代の原稿画像の複写物が得られる。この複写物は、第n+1世代の原稿画像の印刷物(用紙)として使用される。
図12は複写の処理の全体的な流れの例を説明するためのフローチャート、図13は出力原稿決定処理の流れの変形例を説明するフローチャートある。
次に、画像処理装置1における複写の処理の全体的な流れを、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
図12において、画像処理装置1は、原稿台にセットされた用紙の原稿面をスキャンすることによって、原稿面に記されている原稿画像の画像データを取得する(#1)。
画像処理装置1を操作しているユーザが画像処理装置1にログインしていない場合は(#2でNo)、従来通り、読み取った原稿画像を白紙に印刷する(#13)。ログインしている場合は(#2でYes)、ステップ#3以降の処理を行う。
すなわち、読み取った原稿画像に含まれる地紋画像GPが示す付加情報を解読する(#3)。付加情報を解読することができない場合または地紋画像GPが含まれていない場合は(#4でNo)、従来通り、読み取った原稿画像を白紙に印刷する(#13)。
付加情報を解読することができた場合は(#4でYes)、読み取った原稿画像の内容を特定する(#5)。つまり、その原稿画像の基がどのようなオリジナル画像G0であり、どのようなマスク画像GMが施されているのかを、特定する。
特定したオリジナル画像G0のオリジナル画像データDT0およびマスク画像GMのマスクデータDT1が保存されていない場合は(#6でNo)、従来通り、読み取った原稿画像を白紙に印刷する(#13)。
これらのオリジナル画像データDT0およびマスクデータDT1が保存されている場合は(#6でYes)、今回ユーザが原稿画像の複写の作業を行うに当たって新たに塗り潰した部分の画像つまり新たなマスク画像GMを抽出する(#7)。そして、抽出することができたら(#8でYes)、その新たなマスク画像GMのマスクデータDT1をマスクデータ管理部1K2(図8参照)に登録する(#9)。
オリジナル画像G0とともに印刷するマスク画像GMを決定する処理を行う(#10)。係る処理の手順は、前に図9で説明した通りである。
オリジナル画像G0とともに印刷する地紋画像GPを生成する(#11)。そして、オリジナル画像G0、決定したマスク画像GM、および生成した地紋画像GPを重ね合わせることによって出力する画像を生成し(#12)、これを白紙に印刷する(#13)。以上の処理によって、複写の処理が完了する。
なお、ステップ#10の出力原稿決定処理を、図9で説明した方法の代わりに、図13に示すような方法で行ってもよい。図9で説明した方法では、読み取った原稿画像に含まれるマスク画像GMの登録者がログインユーザでない場合は、そのマスク画像GMを無条件で印刷対象に含めた(図9の#304でNo、#307)。これに対して、図13に示す方法では、そのログインユーザが過去にその原稿画像の複写を行った時に既にそのマスク画像GMが存在していたのであれば(#412でYes)、そのマスク画像GMを印刷対象に含めるが(#407)、その時よりも後に追加されたものであれば(#412でNo)、そのマスク画像GMを印刷対象に含めないようにする。
図13のそれ以外の処理つまりステップ#401〜#403および#405〜#411の処理内容は、図9のステップ#301〜#303および#305〜#311の処理内容と同様であるので、説明を省略する。図13の方法の適用例は、次に図14で説明する。
図14は原稿が多数のユーザの手に渡り複写される場合の画像処理装置1の処理の例を説明するための図である。
ここで、「Amy」という名のユーザが作成した資料が次々に複写され他のユーザの手に渡って行く場合を例に、画像処理装置1がどのように動作しどのような印刷物を生成するのかを説明する。ここでは、図13の方法で出力原稿決定処理を実行する場合を例に説明する。
Amyは、手書きでまたはパーソナルコンピュータ3を使用して資料を作成し、その資料のオリジナル画像データDT0を画像処理装置1に登録させる(図14の#21)。この際に、画像処理装置1は、そのオリジナル画像データDT0に対してオリジナルIDを発行する。そして、そのオリジナルIDおよびオリジナル画像データDT0の保存場所を示す地紋画像GPを付した状態の資料を生成するための処理を行う(#22)。この時点では、誰がその資料を画像処理装置1に複写させても、オリジナルのままの複写物が得られる。
Amyは、その資料を画像処理装置1に複写させ、複写した資料を「Bob」という名のユーザに渡す(#23)。
Bobは、Amyから貰った資料を、「Charlie」という名のユーザに渡すために、画像処理装置1に複写させる(#24)。ただし、資料の内容の一部分を、Charlieに見せないようにするために、黒く塗り潰して複写させる。
この際に、画像処理装置1は、今回新たに塗り潰された部分を表わすマスク画像GMを抽出し、そのマスク画像GMのマスクデータDT1をマスクデータ管理部1K2に登録する(#25)。また、そのマスク画像GMのマスクIDを追加した地紋画像GPを生成し直して複写を行う。
そして、Bobは、その複写された資料をCharlieに渡す(#26)。なお、その後、Bobは、自分が施したマスク(塗り潰し)のある資料をもう一度複写させることもできるし、自分が施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできる。その資料の所有者であるAmyは、Bobの持っている複写物を基に、マスクを除去した状態の(つまり、オリジナルの状態の)資料を複写させることができる。
Charlieは、Bobから貰った資料を、「David」という名のユーザに渡すために、画像処理装置1に複写させる(#27)。ただし、資料の内容の一部分を、Davidに見せないようにするために、黒く塗り潰して複写させる。
この際に、画像処理装置1は、ステップ#25の処理の場合と同様に、今回新たに塗り潰された部分の画像を抽出し、その画像をマスク画像GMとして登録する(#28)。また、そのマスク画像GMのマスクIDをさらに追加した地紋画像GPを生成し直して複写を行う。
そして、Charlieは、その複写された資料をDavidに渡す(#29)。なお、その後、Charlieは、自分が施したマスクのある資料をもう一度複写させることもできるし、自分が施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできる。ただし、Bobが以前に施したマスクを除去した状態の資料を複写させることはできない。その資料の所有者であるAmyは、Charlieの持っている複写物を基に、マスクを除去した状態の(つまり、オリジナルの状態の)資料を複写させることができる。Bobは、Charlieの持っている複写物を基に、Charlieが今回施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできるし、さらにBob自身が以前に施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできる。
Davidは、Charlieから貰った資料を、別のユーザに渡すために、画像処理装置1に複写させる(#30)。ただし、資料の内容の一部分を見せないようにするために、その部分を黒く塗り潰して複写させる。
この際に、画像処理装置1は、ステップ#25、#28の処理の場合と同様に、今回新たに塗り潰された部分の画像を抽出し、その画像をマスク画像GMとして登録する(#31)。また、そのマスク画像GMのマスクIDをさらに追加した地紋画像GPを生成し直して複写を行う。
そして、Davidは、その複写された資料を別のユーザに渡す(#32)。なお、その後、Davidは、自分が施したマスクのある資料をもう一度複写させることもできるし、自分が施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできる。ただし、BobおよびCharlieがそれぞれに以前に施したマスクを除去した状態の資料を複写させることはできない。その資料の所有者であるAmyは、Davidの持っている複写物を基に、マスクを除去した状態の(つまり、オリジナルの状態の)資料を複写させることができる。Bobは、Davidの持っている複写物を基に、Davidが今回施したマスクおよびCharlieが前回施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできるし、さらにBob自身が以前に施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできる。Charlieは、Davidの持っている複写物を基に、Davidが今回施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできるし、さらにCharlie自身が以前に施したマスクを除去した状態の資料を複写させることもできる。ただし、Bobが以前に施したマスクを除去した状態の資料を複写させることはできない。
本実施形態によると、画質を劣化させることなく、かつ、秘匿すべき情報に従来よりも確実にマスクを施して、原稿の複写を行うことができる
本実施形態の複写処理を、サーバ2および複数台の画像処理装置1が連携して行うように構成してもよい。例えば、図3のオリジナルデータ管理部1K1およびマスクデータ管理部1K2をサーバ2に設け、オリジナルデータ管理部1K1で管理されるオリジナル画像データDT0およびマスクデータ管理部1K2で管理されるマスクデータDT1を、複数台の画像処理装置1で共用するようにしてもよい。または、図3に示すすべての機能をサーバ2に設け、画像処理装置1はスキャンおよび印刷の処理のみを行うように、構成してもよい。
また、ある画像処理装置1でスキャンした原稿画像を他の画像処理装置1で印刷する場合にも、図12で説明した処理を適用してもよい。この場合は、前者つまり入力側の画像処理装置1は、ステップ#1〜#12の処理を行い、ステップ#12で得られた画像の画像データを後者すなわち出力側の画像処理装置1に送信する。そして、出力側の画像処理装置1は、受信した画像データに基づいてステップ#13の印刷処理を行う。または、入力側の画像処理装置1はステップ#1の処理を行い、得られた画像の画像データを出力側の画像処理装置1に送信する。そして、出力側の画像処理装置1は、受信した画像データを用いてステップ#3〜#13の処理を行う。
本実施形態では、図12のステップ#7において、図6または図11で説明した方法によってマスク画像GMを抽出したが、他の公知の方法によって抽出してもよい。例えば、特開2005−20549号公報に記載される黒塗り領域の抽出方法を用いてマスク画像GMを抽出してもよい。
本実施形態では、黒色でマスクが行われた場合を例に説明したが、本発明は、他の色でマスクが行われた場合にも適用可能である。
その他、画像処理装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、地紋画像GPの印刷位置、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
画像処理装置の外観の例およびハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置を含むネットワーク構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 オリジナル画像と地紋画像との位置関係の例を示す図である。 地紋画像に示される情報の例を示す図である。 マスク画像の抽出方法の例を説明するための図である。 白抜き部分の除去方法の例を説明するための図である。 マスク情報管理テーブルの例を示す図である。 出力原稿決定処理の流れの例を説明するフローチャートである。 出力用の画像の合成処理の例を説明するための図である。 マスク画像の抽出方法の例を説明するための図である。 複写の処理の全体的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 出力原稿決定処理の流れの変形例を説明するフローチャートある。 原稿が多数のユーザの手に渡り複写される場合の画像処理装置の処理の例を説明するための図である。
符号の説明
1 画像処理装置(複写システム)
104 マスク抽出部(マスク画像取得手段)
107 印刷用画像合成部(印刷制御手段)
1K1 オリジナルデータ管理部(オリジナル画像データ記憶手段)
1K2 マスクデータ管理部(マスク画像データ記憶手段)
10d ハードディスク(記憶装置)
10f 印刷ユニット(印刷装置、印刷手段)
10g スキャナユニット(画像読取装置、画像読取手段)
DT0 オリジナル画像データ
DT1 マスクデータ(マスク画像データ)
G0 オリジナル画像
GM マスク画像(マスク画像、マスク画像取得手段)
GP 地紋画像(識別用画像)

Claims (19)

  1. 用紙に記されている画像を読み取る画像読取装置、画像を印刷する印刷装置、および原稿のオリジナルの画像であるオリジナル画像を再現するための画像データを記憶する記憶装置と接続可能な画像処理装置であって、
    前記用紙に記されている前記オリジナル画像を識別するための識別子に基づいて、当該オリジナル画像の前記画像データを前記記憶装置から取得する、画像データ取得手段と、
    前記読取画像に施されているマスクの画像であるマスク画像を取得するマスク画像取得手段と、
    前記画像データ取得手段が取得した前記画像データによって再現される前記オリジナル画像と前記マスク画像取得手段が取得した前記マスク画像とを重ね合わせた画像を印刷するように前記印刷装置を制御する印刷制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記マスク画像に関するマスク情報を管理するマスク情報管理手段と、
    前記マスク情報管理手段によって管理される前記マスク情報に基づいて、前記印刷制御手段の制御の下で前記オリジナル画像と重ね合わされて印刷されるべき前記マスク画像の制御を行うマスク画像制御手段と、を有する、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 当該画像処理装置を使用しているユーザを識別するユーザ識別手段、を有し、
    前記マスク画像制御手段は、前記マスク情報と前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザのユーザ情報とに基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わせて印刷されるべき前記マスク画像を選択する、
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記マスク画像取得手段は、前記読取画像と前記画像データ取得手段が取得した前記画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像とを比較した差分によってマスク領域を決定し、当該マスク領域内に含まれる画像をマスキングすることによって前記マスク画像を取得する、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 原稿のオリジナルの画像であるオリジナル画像を再現するための画像データであるオリジナル画像データを記憶するオリジナル画像データ記憶手段と、
    前記オリジナル画像を用紙から読み取る画像読取手段と、
    前記用紙に記されている前記オリジナル画像を識別する識別手段と、
    前記画像読取手段が読み取った前記オリジナル画像に施されているマスクの画像であるマスク画像を取得するマスク画像取得手段と、
    前記識別手段によって特定される前記オリジナル画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像と前記マスク画像取得手段が取得した前記マスク画像とを重ね合わせた画像を印刷する印刷手段と、
    を有することを特徴とする複写システム。
  6. 前記マスク画像取得手段が取得した前記マスク画像の画像データであるマスク画像データを、当該マスク画像が施されている前記オリジナル画像と対応付けて記憶する、マスク画像データ記憶手段、を有し、
    前記マスク画像取得手段は、前記画像読取手段が読み取った前記オリジナル画像に施されている前記マスク画像のうち前記マスク画像データ記憶手段に前記マスク画像データが未だ記憶されていないものだけを取得し、
    前記印刷手段は、前記マスク画像取得手段が同一の前記オリジナル画像から過去に取得したことのある前記マスク画像を選択的に印刷する、
    請求項5記載の複写システム。
  7. 前記印刷手段は、前記オリジナル画像および前記マスク画像とともに当該オリジナル画像の識別子であるオリジナル識別子および当該マスク画像の識別子であるマスク識別子を示す符号画像を印刷し、
    前記マスク画像取得手段は、前記画像読取手段が読み取った前記オリジナル画像に施されている前記マスク画像のうち、前記画像読取手段が当該オリジナル画像とともに読み取った前記符号画像に示される前記オリジナル識別子に係る前記オリジナル画像に対応付けられているいずれの前記マスク画像データに基づいても再現できないものを取得する、
    請求項6記載の複写システム。
  8. 前記画像データ記憶手段は、前記マスク画像データとともに、当該マスク画像データに係る前記マスク画像が取得された時期と他のマスク画像データに係る前記マスク画像が取得された時期との前後関係を識別するための情報を記憶する、
    請求項7記載の複写システム。
  9. 前記マスク画像に関するマスク情報を管理するマスク情報管理手段と、
    前記マスク情報管理手段によって管理される前記マスク情報に基づいて、前記印刷手段によって前記オリジナル画像と重ね合わされて印刷されるべき前記マスク画像の制御を行うマスク画像制御手段と、を有する、
    請求項5記載の複写システム。
  10. 当該画像処理装置を使用しているユーザを識別するユーザ識別手段、を有し、
    前記マスク画像制御手段は、前記マスク情報と前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザのユーザ情報とに基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わせて印刷されるべき前記マスク画像を選択する、
    請求項9記載の複写システム。
  11. 前記マスク画像取得手段は、前記読取画像と前記画像データ取得手段が取得した前記画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像とを比較した差分によってマスク領域を決定し、当該マスク領域内に含まれる画像をマスキングすることによって前記マスク画像を取得する、
    請求項5ないし請求項10のいずれかに記載の複写システム。
  12. 原稿のオリジナルの画像であるオリジナル画像を再現するための画像データであるオリジナル画像データをオリジナル画像データ記憶手段に記憶させておき、
    前記オリジナル画像を用紙から読み取り、
    前記用紙に記されている前記オリジナル画像の識別を行い、
    読み取った前記オリジナル画像に施されているマスクの画像であるマスク画像を取得し、
    前記識別によって特定される前記オリジナル画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像と取得した前記マスク画像とを重ね合わせた画像を印刷する、
    ことを特徴とする複写方法。
  13. 前記マスク画像に関するマスク情報を管理し、
    管理している前記マスク情報に基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わされて印刷されるべき前記マスク画像の制御を行う、
    請求項12記載の複写方法。
  14. 当該画像処理装置を使用しているユーザを識別し、
    前記マスク情報と識別されたユーザのユーザ情報とに基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わせて印刷されるべき前記マスク画像を選択する、
    請求項13記載の複写方法。
  15. 前記読取画像と取得した前記画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像とを比較した差分によってマスク領域を決定し、当該マスク領域内に含まれる画像をマスキングすることによって前記マスク画像を取得する、
    請求項12ないし請求項14のいずれかに記載の複写方法。
  16. 用紙に記されている画像を読み取る画像読取装置、画像を印刷する印刷装置、および原稿のオリジナルの画像であるオリジナル画像を再現するための画像データを記憶する記憶装置と接続可能なコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記用紙に記されている前記オリジナル画像を識別することによって当該オリジナル画像の前記画像データを前記記憶装置から取得する処理と、
    前記読取画像に施されているマスクの画像であるマスク画像を取得する処理と、
    取得した前記画像データによって再現される前記オリジナル画像と取得した前記マスク画像とを重ね合わせた画像を印刷するように前記印刷装置を制御する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  17. 前記コンピュータに、
    前記マスク画像に関するマスク情報を管理する処理と、
    管理している前記マスク情報に基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わされて印刷されるべき前記マスク画像の制御を行う処理と、を実行させる、
    請求項16記載のコンピュータプログラム。
  18. 前記コンピュータに、
    当該画像処理装置を使用しているユーザを識別する処理と、
    前記マスク情報と識別されたユーザのユーザ情報とに基づいて、前記オリジナル画像と重ね合わせて印刷されるべき前記マスク画像を選択する処理と、を実行させる、
    請求項17記載のコンピュータプログラム。
  19. 前記読取画像と取得した前記画像データに基づいて再現される前記オリジナル画像とを比較した差分によってマスク領域を決定し、当該マスク領域内に含まれる画像をマスキングすることによって前記マスク画像を取得する、
    請求項16ないし請求項18のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
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