JP2006155267A - 音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法 - Google Patents

音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
ジョブの進行状況を音声ガイドすることで、特に視覚障害者の操作性と、利便性とを向上させるようにした音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法を提供する。
【解決手段】
複合機1と視覚障害者専用端末40は相互通信可能に接続されており、視覚障害者等のユーザは、視覚障害者専用端末40上からアプリケーションを操作して複合機1で実行するジョブを起動する。視覚障害者専用端末40からジョブが起動されると、複合機1では、ジョブの実行状態を取得し、実行状態に基づいた音声データを視覚障害者専用端末40へと随時送信する。この音声データを受信した視覚障害者専用端末40では、ジョブの実行状況が音声ガイドされることとなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジョブの実行により所望の処理を実行する情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法に係わり、詳しくは、ジョブの進行状況を音声ガイドするようにした音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法に関する。
従来、ファックス、コピー機および複合機や、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置においては、ユニバーサルデザイン(年齢、性別、人種の違いや障害のあるなしにかかわらず、できるだけ多くの人が利用できる使いやすい製品、サービス、環境をデザインすること)に配慮したものが種々提案されてきている。
また近年、米国リハビリテーション法508条の施行に伴い、このような情報処理装置を顧客に提供するハードウェアメーカーでは、よりアクセシブルでより多くの人に使いやすい機器が、自社の競争力を高めるという認識のもとに、研究開発を進めていくという傾向にある。
このような背景の中、特に、視覚障害者(弱視、視力低下した人など)に配慮した技術としては、特許文献1に記載されるように、視覚障害者であっても各種の操作を容易に行うことができるように音声ガイドするものが知られている。
例えば、この特許文献1の情報処理装置は、「用紙切れ」、「トナー不足」、「紙詰まり」等を音声ガイドするとともに、音声ガイドの後にBGM(BackGround Music)を流しておく、このBGMが継続して流れることで、音声ガイド時点では、ユーザが装置から離れていたとしても、戻ってきたときには装置がどういった状態にあるかを認識できるというものである。
特開2003−140880号
ところで、上述した情報処理装置、例えば複合機においては、コピー、ファックス、スキャナ機能が備えられており、複数のジョブを同時並行的に実行することができる。例えば、操作パネルからプリントジョブ実行中に、外部からのファックスを受信することができる。
してみると、特許文献1の発明では、視覚障害者がジョブを起動したときに、他のユーザによって別のジョブが実行される可能性がある。そのため、視覚障害者により起動されたジョブがすぐに実行されない状況も起こることとなり、視覚障害者にとっては、自身が起動させたジョブがどのような状態(待ち状態、コピー実行中など)にあるのかが把握し辛く、混乱を招く原因となっていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、ジョブの進行状況を音声ガイドすることで、特に視覚障害者の操作性と、利便性とを向上させるようにした音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ジョブの実行により所望の処理を実行する情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムにおいて、ジョブ実行状態情報を取得するジョブ実行状態情報取得手段と、前記ジョブ実行状態情報取得手段で取得した前記ジョブ実行状態情報に基づきジョブ進行状況を音声ガイドする音声ガイド手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、視覚障害者専用の視覚障害者専用端末と、前記視覚障害者専用端末からジョブが起動されたか否かを判別する判別手段とを更に具備し、前記音声ガイド手段は、前記判別手段により前記ジョブが視覚障害者専用端末から起動されたと判別された場合に、該ジョブのジョブ進行状況を音声ガイドすることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記判別手段により視覚障害者専用端末から起動されたと判別されたジョブのジョブ進行状況を選択的に音声ガイドするか否かを設定する設定手段を更に具備し、前記音声ガイド手段は、前記設定手段により視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみのジョブ進行状況を音声ガイドすると設定されている場合は、前記判別手段により前記視覚障害者専用端末から起動されたと判別されたジョブのジョブ進行状況を選択的に音声ガイドし、前記設定手段により視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみのジョブ進行状況を音声ガイドすると設定されていない場合は、前記ジョブ実行状態情報取得手段で取得した前記ジョブ実行状態情報に基づき全てのジョブのジョブ進行状況を音声ガイドすることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明において、実行されるジョブの異常を検知する検知手段を更に具備し、前記音声ガイド手段は、前記検知手段で検知された異常を音声ガイドすることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記設定手段により視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみのジョブ進行状況を音声ガイドすると設定されている場合に、他のジョブの異常が前記検知手段で検知された場合は、該他のジョブの異常を音声ガイドすることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項4または5の発明において、前記検知手段で検知されたジョブの異常が視覚障害者専用端末から起動されたジョブの進行に影響を与えるか否かを判断する判断手段を更に具備し、前記音声ガイド手段は、前記判断手段により前記検知手段で検知されたジョブの異常が前記視覚障害者専用端末から起動されたジョブの進行に影響を与えると判断された場合は、該異常を音声ガイドすることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項4乃至6の発明において、前記音声ガイド手段は、前記異常の音声ガイドに際して協力者を呼ぶ旨の音声ガイドを行うことを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項4乃至6の発明において、前記検知手段で検知された異常が協力者の助けが必要とする第1の異常か協力者の助けを必要としない第2の異常かを設定する異常設定手段を更に具備し、前記音声ガイド手段は、前記検知手段で前記第1の異常が検知された場合は、前記異常の音声ガイドに際して協力者を呼ぶ旨の音声ガイドを行い、前記検知手段で前記第2の異常が検知された場合は、前記異常の音声ガイドに際して該異常の対処方法を音声ガイドすることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項4乃至8の発明において、前記音声ガイド手段による異常の音声ガイドに際して、該異常を表示器に表示することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項7乃至9の発明において、前記音声ガイド手段による協力者を呼ぶ旨の音声ガイドに際して該異常を管理者に電子メールで自動通知する通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、ジョブの実行により所望の処理を実行する情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムの音声ガイド方法において、ジョブ実行状態情報をジョブ実行状態情報取得手段で取得し、前記ジョブ実行状態情報取得手段で取得した前記ジョブ実行状態情報に基づきジョブ進行状況を音声ガイド手段で音声ガイドすることを特徴とする。
本発明によれば、実行中のジョブの状態を取得し、取得したジョブ状態に基づいて合成した音声データを随時音声ガイドするように構成したため、視覚障害者などのユーザでも実行されるジョブ進行状況を容易に把握できるので、操作性、利便性が向上するのと同時にユーザに安心感を提供することができる。
また、ジョブの進行状況を音声ガイドするときに、視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみを音声ガイドするように設定できるため、他のジョブと自身のジョブの進行状況とが混同しないので、視覚障害者を混乱させることがない。
また、視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみを音声ガイドするように設定されていたとしても、異常が発生した場合には、全ての異常を音声ガイドするようにしたため、異常の発生を把握できずに、視覚障害者がいつまでもジョブの実行を待たされてしまうということも起こらない。
また、ジョブの実行中に発生した異常が、視覚障害者専用端末から起動されたジョブの進行に影響を与えるか否かを判断し、ジョブの進行に影響を与える異常のみを音声ガイドするようにしたため、視覚障害者がジョブを実行する上で関係のない、不要なエラー通知を抑止できるので、視覚障害者を混乱させることもなく、さらに操作性、利便性を向上させることができる。
また、ジョブの実行中に発生した異常が、視覚障害者自身で対処可能な異常か若しくは、協力者の助けが必要な異常かを判別し、判別結果に基づき異常の旨を音声ガイドするようにしたため、視覚障害者は、自身で対処可能な異常か対処不可能な異常かを即座に把握できるため、異常に迅速に対処することができる。
また、協力者の助けが必要な異常が発生した場合に、異常の旨を管理者へ電子メールで自動通知するようにしたため、異常発生時点では近くに協力者(健常者)がいない場合にも、異常に迅速に対処することができる。
以下、この発明に係わる音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる音声ガイドシステムの全体構成の一例を示す図である。なお、本実施例においては、本発明を複合機1および視覚障害者専用端末40を配する音声ガイドシステムに適用した場合を示す。
この音声ガイドシステムは、複合機1と、視覚障害者専用端末40と、サーバ端末50aやクライアント端末50bを含む外部端末50とを具備して構成されている。なお、本実施例においては、複合機1と視覚障害者専用端末40とがUSB(Universal Serial Bus)で接続され、複合機1と外部端末50とがLAN(Local Area Network)60で接続される場合を説明するが、本発明の機能が実行されるのであれば、特に接続形態は問わず、各装置間で通信が行えればよい。
複合機1は、コピー、ファックス、スキャナ機能を備えており、自身に配設される操作パネル、クライアント端末50b若しくは、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの実行を行う。
視覚障害者専用端末40は、視覚障害者等が扱うパーソナルコンピュータであり、視覚障害者は、この端末上で動作するアプリケーションを操作することによって複合機1にて各種ジョブの実行が行える。また、スピーカが設けられ、ここから実行されたジョブは、ジョブの進行状況が随時音声ガイドされるため、視覚障害者はジョブの実行経過を容易に把握できることとなる。複合機1において異常が発生した場合にもその旨が音声ガイドされることとなる。
外部端末50としてのサーバ端末50aおよびクライアント端末50bは、先に述べた通り、LAN60を介して複合機1と接続されており、サーバ端末50aは、文書ファイルなどを管理するファイルサーバ等であり、クライアント端末50bは、ユーザ(健常者)が扱うパーソナルコンピュータである。例えば、クライアント端末50bを扱うユーザがサーバ端末50aから所望の文書ファイルを選択し、複合機1に対して選択したファイルのジョブ実行の指示を行うことができる。
ここで、図2および図3を参照しながら、上記図1に示した複合機1および視覚障害者専用端末40の概略構成を説明する。
図2は、複合機1の内部構成を示すブロック図である。
複合機1は大きく分けて、複合機1とユーザとのインターフェースである操作パネル10と、複合機1の統括制御を行うコントローラ部20と、該コントローラ部20の指示に基づいて画像入出力処理を行うエンジン部30とを具備して構成される。
操作パネル10は、タッチパネルやハードボタンなどの入力用デバイスと、LED(Light Emitting Diode)、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示用デバイスを備えたユーザインターフェースである。
コントローラ部20は、上述した操作パネル10を制御する操作パネル制御部21と、複合機1の動作に関する各種設定情報を記憶するシステムデータ記憶部22と、各種音声データを記憶する音声データ記憶部23と、各部の動作制御および管理を行う制御部24と、他装置と各種データを授受する通信部25とを具備して構成される。
操作パネル制御部21は、操作パネル10の制御を行う処理部である。例えば、システムデータ記憶部22に記憶された各種画面を操作パネル10に表示制御する。かかる画面からユーザが入力用デバイスを用いてユーザ指示を入力したならば、入力されたユーザ指示を制御部24へと連携する。さらに、操作パネル制御部21内部には、システムデータ設定部21aが備えられ、操作パネル10から各種設定情報が入力されたならば、かかる情報をシステムデータ記憶部22へ登録設定する。
システムデータ記憶部22は、複合機1の動作に係わる各種設定情報を記憶する記憶装置である。ここには、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行状況のみを音声ガイドするか若しくは全てのジョブの進行状況を音声ガイドするかの動作情報を保持する音声ガイド出力情報22aを含むデータが記憶される。この音声ガイド出力情報22aは、システムデータ設定部21aによりシステムデータ記憶部22に登録設定されることとなる。
音声データ記憶部23は、各種音声データを記憶する記憶装置である。後述する音声制御部24fは、ここに記憶された各種音声データから該当するデータを取得し、ジョブの実行状態に合わせた音声出力を制御することとなる。
制御部24は、各部の動作制御および管理を行う処理部である。すなわち、複合機1を構成する各種処理機能部は、この制御部24からの指示に従って動作する。また、制御部24は、視覚障害者専用端末40とも各種制御信号およびデータを授受しており、例えば、ジョブの実行状態を示す音声データを視覚障害者専用端末40へと送信する。さらに、制御部24は内部に、ジョブ制御部24aと、ジョブバッファ24bと、ジョブ実行状態取得部24cと、ジョブ判別部24dと、異常検知部24eと、音声制御部24fと、ジョブ状態通知部24gとを具備して構成される。
ジョブ制御部24aは、ジョブに関する制御および管理を行う処理部である。具体的には、操作パネル10、LAN60を介したクライアント端末50b若しくは、視覚障害者専用端末40からのジョブ実行指示に基づきジョブを生成し、かかるジョブをジョブバッファ24bに一旦格納して管理するととともに、ジョブの実行を制御する。
ジョブ実行状態取得部24cは、ジョブ制御部24aで実行されるジョブの実行状態を取得する処理部である。例えば、ジョブ制御部24aにてコピージョブ実行中ならば、コピー処理が1枚終了する都度、ジョブの実行状態を取得する。
ジョブ判別部24dは、ジョブ制御部24aにて実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたジョブか否かを判別する処理部である。システムデータ記憶部22に記憶された音声ガイド出力情報22aに、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行状況のみを音声ガイドすると設定されている場合に、このジョブ判別部24dにより実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたものなのか否かの判別を行う。一方、音声ガイド出力情報22aに、全てのジョブの進行状況を音声ガイドすると設定されている場合には、ジョブ判別部24dによるジョブの判別処理は行われないこととなる。
すなわち、複数ジョブ実行中の場合に、全てのジョブの進行状況を音声ガイドすると、視覚障害者にとっては自身のジョブの進行状況が把握し辛く、混乱を招く恐れがあるため、ジョブ判別部24dにて視覚障害者専用端末40から起動されたジョブか否かを判別し、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブのみを音声ガイドする。
異常検知部24eは、ジョブ制御部24aで実行中のジョブに異常が発生した場合、それを検知する処理部である。ここで検知されたジョブの異常は、全て視覚障害者に音声ガイドされることとなる。すなわち、視覚障害者以外に起動されたジョブの実行中に紙詰まりが発生し、これを視覚障害者に音声ガイドしないとすれば、視覚障害者は状況が分からずにいつまでもジョブの実行を待たされてしまう可能性があるためである。
音声制御部24fは、ジョブの実行状態若しくは、ジョブの異常と対応した音声データを合成する処理部である。ジョブ実行状態取得部24cで取得した実行状態、若しくは異常検知部24eで検知した異常に基づいて、音声データ記憶部23に記憶された各種音声データを合成する。合成された音声データは、ジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから後述する専用端末通信部25bを介して視覚障害者専用端末40へ音声データが通知されることとなる。
次に、通信部25は、複合機1と他装置とを接続するインターフェース装置であり、複合機1とLAN60とを接続するネットワーク通信部25aと、複合機1と視覚障害者専用端末25bとを接続する専用端末通信部25bとを具備して構成される。
エンジン部30は、用紙などに形成された画像データを読み込むスキャナ装置等の画像入力部30aと、用紙などに画像データを形成するプリンタ装置等の画像出力部30bとを具備して構成される。以上が複合機1の内部構成を示す各機能ブロック図の説明である。なお、同図には図示しないが、この他、複合機1には、専用回線若しくは公衆回線などを介してデータの授受を可能とする公衆回線通信部や、複合機1の各構成要素に対して電力供給を制御する電源制御部などが適宜設けられている。
次に、図3は、視覚障害者専用端末40の内部構成を示すブロック図である。
視覚障害者専用端末40は、先に述べた通り、視覚障害者等が扱うパーソナルコンピュータであり、複合機1とはUSBケーブルで相互通信可能に接続されている。
視覚障害者専用端末40は、各種処理機能部として、複合機1と各種制御信号およびデータを授受する複合機通信部41と、複合機1から送られてくる音声データを出力するスピーカである音声ガイド出力部42と、視覚障害者専用端末40の統括制御を行う制御部43と、アプリケーションの実行等を行う際の作業領域であるメモリ44と、アプリケーション等を含む各種データを記憶するHD(Hard Disk)等の記憶装置である記憶部45と、ジョブ実行に関する各種データを入力するキーボードやマウスなどの操作部46と、操作画面等を表示するディスプレイなどの表示部47とを具備して構成される。
表示部47であるディスプレイには、図4に示すようなアプリケーション(コピーアシスタント)画面が表示される。この画面では、複合機1にて実行を所望するコピージョブ、ファックスジョブ、スキャナジョブ等のジョブ実行に関する各種設定値を入力することができる。また、視覚障害者に配慮したものであり、例えば、マウスを操作して両面/片面選択の位置にポインタを移動したならば、「両面/片面の設定変更が行えます。片面から片面、片面から両面、両面から片面、両面から両面のいずれかが選択できます。」旨の音声ガイドが出力される。視覚障害者は、この画面上から音声ガイドに従って、ジョブ実行に関する各種データを入力後、ジョブを実行することとなる。
操作部46であるキーボードは、視覚障害者の操作に配慮したものであり、図5に示すようなキーボード仕様でキー操作が実現される。例えば、キーボードで「F2」が押下されたならば、現在(カレント)の設定値が音声ガイドされることとなる。以上が視覚障害者専用端末40の内部構成を示す各機能ブロック図の説明である。
次に、図6および図7を用いて本発明に係わる音声ガイドシステムの動作について説明する。なお、ここでは、視覚障害者専用端末40からコピー処理が行われる場合を説明する。
図6は、複合機1と視覚障害者専用端末40間の処理の流れを示すシーケンスチャート図である。
まず、視覚障害者等のユーザが視覚障害者専用端末40でアプリケーションを起動すると、起動通知が複合機1へと送信される(ステップS101)。この起動通知を受信した複合機1は、制御部24において、視覚障害者専用端末40上のアプリケーションが起動された旨を検知するとともに、接続が正常に行われた旨を返送する(ステップS102)。
ここで、視覚障害者専用端末40上で視覚障害者等のユーザが音声ガイドに従って、ジョブの設定操作を行う。該操作完了後、コピー開始(スタート)ボタンが押下されると、複合機1へジョブ実行指示が送信される(ステップS103)。
このジョブ実行指示を受信した複合機1は、ジョブ制御部24aにてジョブを生成するとともに、コピージョブを実行する。コピージョブが実行されると、ジョブ実行状態取得部24cにて取得したジョブの実行状態に基づいて、音声制御部24fで音声データの合成が行われる。そして、合成された音声データがジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと合成された音声データが送信される(ステップS104)。
視覚障害者専用端末40では、受信した音声データに従って音声ガイド出力部42から音声ガイドを行い、ユーザにジョブの進行状況を通知する(ステップS105)。このステップS104およびステップS105の処理は、ジョブが終了するまで継続して行われることとなるため、視覚障害者等のユーザは、ジョブの実行経過を随時把握できることとなる。
複合機1でコピージョブが完了すると、コピージョブ完了通知を視覚障害者専用端末40へと送信する(ステップS106)。この通知とともに、視覚障害者専用端末40では、ユーザにコピージョブが完了した旨を音声ガイドし(ステップS107)、この処理を終了する。
ここで、図7を用いて上述したステップS104のジョブ状態通知処理の詳細動作について説明する。
ジョブ状態通知処理は、複合機1のジョブ制御部24aにてジョブが実行されるとともに開始される。この処理が開始されると、ジョブ実行状態取得部24cで実行中のジョブ状態を取得するか(ステップS201でNO)、若しくは異常検知部24eで実行中のジョブの異常を検知するまで(ステップS201でNOの後、ステップS202でNO)、ジョブの実行を監視する。
ここで、ジョブ実行状態取得部24cで実行中のジョブ状態を取得した場合(ステップS201でYES)、複合機1は、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブのみを音声ガイドするか、若しくは全てのジョブの音声ガイドを行うかを判断する(ステップS203)。この処理は、システムデータ記憶部22に予め記憶された音声ガイド出力情報22aに基づいて制御部24が判断することとなる。
音声ガイド出力情報22aに、全てのジョブの進行状況を音声ガイドすると設定されている場合(ステップS203でNO)、ジョブ実行状態取得部24cで取得したジョブの実行状態に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われるが(ステップS205)、音声ガイド出力情報22aに、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行状況のみを音声ガイドすると設定されている場合(ステップS203でYES)、ジョブ判別部34dで実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたジョブか否かを判別する(ステップS204)。
ここで、実行中のジョブが視覚障害者専用端末40以外から起動されたジョブと判別された場合(ステップS204でNO)、ステップS201に戻り、再び、ジョブの実行を監視するが、実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたジョブと判別された場合(ステップS204でYES)、ジョブ実行状態取得部24cで取得したジョブの実行状態に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われるとともに(ステップS205)、合成された音声データがジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと通知される(ステップS206)。複合機1はこの通知とともに、ステップS201に戻り、再び、ジョブの実行を監視する。この処理がジョブの実行中に継続して繰り返されることにより、視覚障害者専用端末40からジョブの進行状況が音声ガイドされることとなる。
視覚障害者専用端末40では、受信した音声データに従って、音声ガイド出力部42より音声ガイドを行う。例えば、複数枚のコピージョブが実行されているならば、「1枚目の原稿のコピーが終了しました」、「2枚目の原稿のコピーが終了しました」・・・最後の原稿については「全ての原稿のコピーが終了しました」旨の音声ガイドが行われる。このようにして視覚障害者などのユーザでもジョブの進行状況を容易に把握することができる。
また、異常検知部24eにより実行中のジョブの異常を検知した場合(ステップS201でNOの後、ステップS202でYES)、異常の旨が操作パネル制御部21へと連携され、操作パネル制御部21は、操作パネル10にジョブ実行中に異常が発生した旨の表示を行う(ステップS207)。
操作パネル10に異常の旨が表示されるとともに、発生した異常に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われる(ステップS208)。合成された音声データはジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと通知される(ステップS209)。複合機1はこの通知とともに、この処理を終了する。このようにして異常が発生した場合には、音声ガイド出力情報22aに設定された情報(自他ジョブ)にかかわらず、複合機1において発生した全ての異常が視覚障害者専用端末40で音声ガイドされるため、異常の発生が把握できずに、視覚障害者がいつまでもジョブの実行を待たされてしまうということも起こらない。
以上説明したように本発明においては、複合機1で実行中のジョブの状態を取得し、取得したジョブ状態に基づいて合成した音声データを視覚障害者専用端末40から随時音声ガイドするように構成したため、視覚障害者などのユーザでも複合機1で実行されるジョブ進行状況を容易に把握できるので、操作性、利便性が向上するのと同時にユーザに安心感を提供することができる。
また、ジョブの進行状況を音声ガイドするときに、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブのみを音声ガイドするように設定できるため、他のジョブと自身のジョブの進行状況とが混同しないので、視覚障害者を混乱させることがない。
さらに、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブのみを音声ガイドするように設定されていたとしても、異常が発生した場合には、全ての異常を音声ガイドするようにしたため、異常の発生が把握できずに、視覚障害者がいつまでもジョブの実行を待たされてしまうということも起こらない。
上記実施例1では、複合機1において異常が発生したならば、全ての異常を音声ガイドする場合を説明したが、実施例2においては、複合機1で発生した異常の内、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行状況に影響のある異常のみを音声ガイドするようにした場合の実施形態について説明する。
図8は、実施例2に係わる複合機1の内部構成を示すブロック図である。なお、上記実施例1を説明した図2と同一の符号が付してあるものは、略同様に動作するので、その説明は省略し、ここでは相違点のみ説明する。
複合機1は大きく分けて、操作パネル10と、コントローラ部20と、エンジン部30とを具備して構成される。コントローラ部20以外は、上記図2で説明したものと同じ構成である。
コントローラ部20は、操作パネル制御部21と、システムデータ記憶部22と、音声データ記憶部23と、制御部24と、通信部25とを具備して構成される。制御部24以外は、上記図2で説明したものと同じものである。
制御部24は内部に、上記実施例1の構成に加えて、異常判断部24hを具備して構成される。
異常判断部24hは、異常検知部24eで検知した異常が、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与えるか否かを判断する処理部である。視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与えないと判断された異常については、複合機1から視覚障害者専用端末40へと異常の旨を通知する音声データが送られず、音声ガイドが行われないこととなる。
例えば、給紙トレイが2以上設けられ、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブが使用していない給紙トレイが着脱されたとしても、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行には影響しないため、この場合、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与えない異常と判断される。一方、カバーオープンなどは、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与える異常と判断される。以上が実施例2に係わる複合機1の内部構成を示す各機能ブロック図の説明である。なお、実施例2に係わる視覚障害者専用端末40の内部構成は、上記実施例1を説明した図3と同じ構成であるため、その説明は省略する。
次に、図9を用いて実施例2に係わる音声ガイドシステムの動作について説明する。なお、複合機1と視覚障害者専用端末40間の処理の流れは上記実施例1を説明した図6と略同様であるため、ここでは、ステップS104(図6参照)のジョブ状態通知処理についてのみ説明する。
ジョブ状態通知処理は、複合機1のジョブ制御部24aにてジョブが実行されるとともに開始される。この処理が開始されると、ジョブ実行状態取得部24cで実行中のジョブ状態を取得するか(ステップS301でNO)、若しくは異常検知部24eで実行中のジョブの異常を検知するまで(ステップS301でNOの後、ステップS302でNO)、ジョブの実行を監視する。
ここで、ジョブ実行状態取得部24cで実行中のジョブ状態を取得した場合(ステップS301でYES)、複合機1は、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブのみを音声ガイドするか、若しくは全てのジョブの音声ガイドを行うかを判断する(ステップS303)。この処理は、システムデータ記憶部22に予め記憶された音声ガイド出力情報22aに基づいて制御部24が判断することとなる。
音声ガイド出力情報22aに、全てのジョブの進行状況を音声ガイドすると設定されている場合(ステップS303でNO)、ジョブ実行状態取得部24cで取得したジョブの実行状態に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われるが(ステップS305)、音声ガイド出力情報22aに、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行状況のみを音声ガイドすると設定されている場合(ステップS303でYES)、ジョブ判別部34dで実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたジョブか否かを判別する(ステップS304)。
ここで、実行中のジョブが視覚障害者専用端末40以外から起動されたジョブと判別された場合(ステップS304でNO)、ステップS301に戻り、再び、ジョブの実行を監視するが、実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたジョブと判別された場合(ステップS304でYES)、ジョブ実行状態取得部24cで取得したジョブの実行状態に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われるとともに(ステップS305)、合成された音声データがジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと通知される(ステップS306)。複合機1はこの通知とともに、ステップS301に戻り、再び、ジョブの実行を監視する。この処理がジョブの実行中に継続して繰り返されることにより、視覚障害者専用端末40からジョブの進行状況が音声ガイドされることとなる。
視覚障害者専用端末40では、受信した音声データに従って、音声ガイド出力部42より音声ガイドを行う。例えば、複数枚のコピージョブが実行されているならば、「1枚目の原稿のコピーが終了しました」、「2枚目の原稿のコピーが終了しました」・・・最後の原稿については「全ての原稿のコピーが終了しました」旨の音声ガイドが行われる。このようにして視覚障害者などのユーザでもジョブの進行状況を容易に把握することができる。
また、異常検知部24eにより実行中のジョブの異常を検知した場合(ステップS301でNOの後、ステップS302でYES)、異常の旨が操作パネル制御部21へと連携され、操作パネル制御部21は、操作パネル10にジョブ実行中に異常が発生した旨の表示を行う(ステップS307)。
操作パネル10に異常の旨が表示されるとともに、発生した異常が視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与えるか否かが異常判断部24hにて判断される。
ここで、発生した異常が視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与えないと判断された場合(ステップS308でNO)、ステップS301に戻り、再び、ジョブの実行を監視する。
一方、発生した異常が視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与えると判断された場合(ステップS308でYES)、発生した異常に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われる(ステップS309)。合成された音声データはジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと通知される(ステップS309)。複合機1はこの通知とともに、この処理を終了する。このようにして異常が発生した場合には、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブに影響がある異常だけを音声ガイドするようにしたため、関係のない異常により視覚障害者を混乱させてしまうことも起こらない。
以上説明したように実施例2においては、複合機1でジョブ実行中に発生した異常が、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行に影響を与えるか否かを判断し、ジョブの進行に影響を与える異常のみを視覚障害者専用端末40から音声ガイドするように構成したため、視覚障害者がジョブを実行する上で関係のない、不要なエラー通知を抑止できるので、視覚障害者を混乱させることもなく、さらに操作性、利便性を向上させることができる。
上記実施例1では、複合機1において異常が発生したならば、全ての異常を音声ガイドする場合を説明したが、実施例3においては、複合機1で発生する可能性のある異常を、ユーザ(視覚障害者)自身で対処可能な異常と、協力者の助けが必要な異常とに分類分けして、異常発生時の音声ガイドを変更するようにした場合の実施形態について説明する。
図10は、実施例3に係わる複合機1の内部構成を示すブロック図である。なお、上記実施例1を説明した図2と同一の符号が付してあるものは、略同様に動作するので、その説明は省略し、ここでは相違点のみ説明する。
複合機1は大きく分けて、操作パネル10と、コントローラ部20と、エンジン部30とを具備して構成される。コントローラ部20以外は、上記図2で説明したものと同じ構成である。
コントローラ部20は、操作パネル制御部21と、システムデータ記憶部22と、音声データ記憶部23と、制御部24と、通信部25とを具備して構成される。システムデータ記憶部22と制御部24以外は、上記図2で説明したものと同じものである。
システムデータ記憶部22は、複合機1の動作に係わる各種設定情報を記憶する記憶装置である。ここには、音声ガイド出力情報22aに加えて、複合機1で発生する可能性のある異常を分類分けして保持する異常分類情報22bを含むデータが記憶される。
異常分類情報22bは、視覚障害者自身で対処可能な異常と、協力者の助けが必要な異常とに分類分けして情報を保持している。例えば、図11に示すように、分類コードに対応して各種異常を保持している。この場合、視覚障害者自身で対処可能な異常には分類コード:00が設定されており、協力者の助けが必要な異常には分類コード:01が設定されている。異常分類情報22bは、音声ガイド出力情報22aと同様に、システムデータ設定部21aによりシステムデータ記憶部22に登録設定されることとなり、この分類コードを適宜変更することで、使用環境に合わせた(ユーザ所望の)異常の分類分けが行えることとなる。
ここで、視覚障害者自身で対処可能な異常とは、電源オフ/オン、用紙補給、トナー交換、カードの出し入れ、コインの投入、原稿のセットのような基本的な作業で解消される異常のことをいう。一方、協力者の助けが必要な異常とは、上記以外の異常であり、例えば、紙詰まりなどの本体内部の異常や、機械管理者の操作が必要な異常、若しくは操作パネル10の操作が必要(視覚障害者専用端末40からは対処不可能)な異常のことをいう。
制御部24は内部に、上記実施例1の構成に加えて、異常分類判別部24iと、異常送信部24jとを具備して構成される。
異常分類判別部24iは、上述した異常分類情報22bに基づいて、異常検知部24eで検知した異常が、視覚障害者自身で対処可能な異常か若しくは、協力者の助けが必要な異常かを判別する処理部である。ここで、視覚障害者自身で対処可能な異常と判別された場合には、視覚障害者専用端末40で異常の対処方法が音声ガイドされることとなり一方、協力者の助けが必要な異常と判別された場合には、視覚障害者専用端末40で協力者を呼ぶように促す音声ガイドが行われることとなる。
異常送信部24jは、上述した異常分類判別部24iで協力者の助けが必要な異常と判別された場合に、機械管理者等に電子メールで異常が発生した旨を通知する処理部である。なお、電子メール送信先は、システムデータ記憶部22に予め登録しておく必要があるが、機械管理者以外にも、その他ユーザや、サポートセンターなどに送信するように適宜変更できる。以上が実施例3に係わる複合機1の内部構成を示す各機能ブロック図の説明である。なお、実施例3に係わる視覚障害者専用端末40の内部構成は、上記実施例1を説明した図3と同じ構成であるため、その説明は省略する。
次に、図12を用いて実施例3に係わる音声ガイドシステムの動作について説明する。なお、複合機1と視覚障害者専用端末40間の処理の流れは上記実施例1を説明した図6と略同様であるため、ここでは、ステップS104(図6参照)のジョブ状態通知処理についてのみ説明する。
ジョブ状態通知処理は、複合機1のジョブ制御部24aにてジョブが実行されるとともに開始される。この処理が開始されると、ジョブ実行状態取得部24cで実行中のジョブ状態を取得するか(ステップS401でNO)、若しくは異常検知部24eで実行中のジョブの異常を検知するまで(ステップS401でNOの後、ステップS402でNO)、ジョブの実行を監視する。
ここで、ジョブ実行状態取得部24cで実行中のジョブ状態を取得した場合(ステップS401でYES)、複合機1は、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブのみを音声ガイドするか、若しくは全てのジョブの音声ガイドを行うかを判断する(ステップS403)。この処理は、システムデータ記憶部22に予め記憶された音声ガイド出力情報22aに基づいて制御部24が判断することとなる。
音声ガイド出力情報22aに、全てのジョブの進行状況を音声ガイドすると設定されている場合(ステップS403でNO)、ジョブ実行状態取得部24cで取得したジョブの実行状態に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われるが(ステップS405)、音声ガイド出力情報22aに、視覚障害者専用端末40から起動されたジョブの進行状況のみを音声ガイドすると設定されている場合(ステップS403でYES)、ジョブ判別部34dで実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたジョブか否かを判別する(ステップS404)。
ここで、実行中のジョブが視覚障害者専用端末40以外から起動されたジョブと判別された場合(ステップS404でNO)、ステップS401に戻り、再び、ジョブの実行を監視するが、実行中のジョブが視覚障害者専用端末40から起動されたジョブと判別された場合(ステップS404でYES)、ジョブ実行状態取得部24cで取得したジョブの実行状態に基づいて音声制御部24fで音声データの合成が行われるとともに(ステップS405)、合成された音声データがジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと通知される(ステップS406)。複合機1はこの通知とともに、ステップS401に戻り、再び、ジョブの実行を監視する。この処理がジョブの実行中に継続して繰り返されることにより、視覚障害者専用端末40からジョブの進行状況が音声ガイドされることとなる。
視覚障害者専用端末40では、受信した音声データに従って、音声ガイド出力部42より音声ガイドを行う。例えば、複数枚のコピージョブが実行されているならば、「1枚目の原稿のコピーが終了しました」、「2枚目の原稿のコピーが終了しました」・・・最後の原稿については「全ての原稿のコピーが終了しました」旨の音声ガイドが行われる。このようにして視覚障害者などのユーザでもジョブの進行状況を容易に把握することができる。
また、異常検知部24eにより実行中のジョブの異常を検知した場合(ステップS401でNOの後、ステップS402でYES)、異常の旨が操作パネル制御部21へと連携され、操作パネル制御部21は、操作パネル10にジョブ実行中に異常が発生した旨の表示を行う(ステップS407)。
操作パネル10に異常の旨が表示されるとともに、発生した異常が視覚障害者自身で対処可能な異常か若しくは、協力者の助けが必要な異常かが異常分類判別部24iにて判別される(ステップS408)。この処理は、システムデータ記憶部22に予め記憶された異常分類情報22bに基づいて判別されることとなる。
ここで、発生した異常が視覚障害者自身で対処可能な異常と判別された場合(ステップS408でYES)、発生した異常を解消するための対処方法に関する音声データの合成が音声制御部24fで行われるとともに(ステップS409)、合成された音声データがジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと通知される(ステップS412)。複合機1はこの通知とともに、この処理を終了する。
視覚障害者専用端末40では、受信した音声データに従って、音声ガイド出力部42より異常の対処方法を音声ガイドする。例えば、コピージョブに際して、原稿が正しく検知されないならば、「原稿ガラスに原稿をセットしなおしてからスタートボタンを押下するか、中止ボタンを押してから自動原稿送り装置に原稿をセットしなおしてください」旨の音声ガイドが行われる。このようにして基本的な操作で解消される異常が発生した場合には、その対処方法を音声ガイドするため、視覚障害者自身で異常が解消できるので利便性が向上することとなる。
また、発生した異常を解消するためには協力者の助けが必要と判別された場合(ステップS408でNO)、異常が発生した旨の電子メールが制御部24にて作成され、異常送信部24jからネットワーク通信部25aを介して機械管理者に送信される(ステップS410)。続いて、協力者を呼ぶように促す音声データの合成が音声制御部24fで行われ(ステップS411)、合成された音声データがジョブ状態通知部24gへと連携され、ジョブ実行状態通知部24gから視覚障害者専用端末40へと通知される(ステップS412)。複合機1はこの通知とともに、この処理を終了する。
視覚障害者専用端末40では、受信した音声データに従って、音声ガイド出力部42より協力者を呼ぶように促す音声ガイドが行われる。例えば、紙詰まりが発生したならば、「紙詰まりが発生しました。協力してくれる人を呼んでください」旨の音声ガイドが行われる。なお、この音声ガイドとともに、協力者が障害を解消する際の参考にするために、複合機1本体の操作パネル10に障害である旨の表示や障害解消のためのヘルプ表示を行うようにしてもよい。また、協力者が複合機1本体において障害を解消した後、再起動やジョブの再開を行わせるための表示を行うようにしてもよい。このようにして視覚障害者自身では対処が困難な異常が発生した場合には、協力者を呼ぶように促す音声ガイドを行うため、視覚障害者は、自身で対処可能な異常か対処不可能な異常かを即座に把握できるため、異常に迅速に対処することができる。
以上説明したように実施例3においては、複合機1で発生する可能性のある異常を分類分けする異常分類データ22bを設け、かかるデータに基づいて視覚障害者自身で対処可能な異常か若しくは、協力者の助けが必要な異常かを判別し、判別結果に基づき異常の旨を音声ガイドするように構成したため、視覚障害者は、自身で対処可能な異常か対処不可能な異常かを即座に把握できるため、異常に迅速に対処することができる。
また、協力者の助けが必要な異常が発生した場合に、異常の旨を機械管理者へ電子メールで自動送信するようにしたため、異常発生時点では近くに協力者(健常者)がいない場合にも、異常に迅速に対処することができる。
なお、上記実施例1乃至3においては、視覚障害者がジョブを実行する際に、視覚障害者専用端末40からジョブを起動する場合を説明したが、これに限られず、例えば、図13に示すように、操作パネル10の入力用デバイス(操作ボタン)に、視覚障害者ボタン10aを設け、かかるボタンを押下して、視覚障害者が複合機1からジョブを実行するようにしてもよい。その場合、視覚障害者ボタン10aの押下とともに、上述したような音声ガイドを複合機1に配設されるスピーカから行うこととなる。
また、上記実施例1乃至3においては、複合機1で音声データを合成する場合を説明したが、これに限られず、複合機1で取得したジョブの実行状態に基づいて視覚障害者専用端末40で音声データを合成するようにしてもかまわない。
また、上記実施例1乃至3においては、本発明に係わる音声ガイドシステムを複合機1および視覚障害者専用端末40に適用する場合を説明したが、これに限られず、パーソナルコンピュータなどに適用してもかまわない。
この他、本発明は、上記および図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。例えば、実施例1乃至3を使って、本発明に係わる音声ガイドシステムを説明したが、この実施例1乃至3の実施形態を全て、あるいは一部を組み合わせて実施してもよい。
本発明の音声ガイドシステムおよびその音声ガイド方法は、各種情報処理装置全般に適用可能であり、特に、視覚障害者(弱視、視力低下した人など)が働き易いオフィス環境を整備する場合に有効利用することができる。
本発明に係わる音声ガイドシステムの全体構成の一例を示す図である。 本発明に係わる複合機1の内部構成を示すブロック図である。 本発明に係わる視覚障害者専用端末40の内部構成を示すブロック図である。 視覚障害者専用端末40に表示されるアプリケーション(コピーアシスタント)画面の一例を示す図である。 視覚障害者専用端末40におけるキーボード仕様の一例を一覧にして示した図である。 複合機1と視覚障害者専用端末40間の処理の流れを示すシーケンスチャート図である。 図6に示したジョブ状態通知処理の動作を説明するフローチャートである。 実施例2に係わる複合機1の内部構成を示すブロック図である。 実施例2に係わる音声ガイドシステム(ジョブ状態通知処理)の動作を説明するフローチャートである。 実施例3に係わる複合機1の内部構成を示すブロック図である。 実施例3に係わる異常分類情報22bの一例を示した図である。 実施例3に係わる音声ガイドシステム(ジョブ状態通知処理)の動作を説明するフローチャートである。 操作パネル10のレイアウトの一例を示す図である。
符号の説明
1 複合機
10 操作パネル
10a 視覚障害者ボタン
20 コントローラ部
21 操作パネル制御部
21a システムデータ設定部
22 システムデータ記憶部
22a 音声ガイド出力情報
22b 異常分類情報
23 音声データ記憶部
24 制御部
24a ジョブ制御部
24b ジョブバッファ
24c ジョブ実行状態取得部
24d ジョブ判別部
24e 異常検知部
24f 音声制御部
24g ジョブ状態通知部
24h 異常判断部
24i 異常分類判別部
24j 異常送信部
25 通信部
25a ネットワーク通信部
25b 専用端末通信部
30 エンジン部
30a 画像入力部
30b 画像出力部
40 視覚障害者専用端末
41 複合機通信部
42 音声ガイド出力部
43 制御部
44 メモリ
45 記憶部
46 操作部
47 表示部
50a サーバ端末
50b クライアント端末
60 LAN(Local Area Network)

Claims (11)

  1. ジョブの実行により所望の処理を実行する情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムにおいて、
    ジョブ実行状態情報を取得するジョブ実行状態情報取得手段と、
    前記ジョブ実行状態情報取得手段で取得した前記ジョブ実行状態情報に基づきジョブ進行状況を音声ガイドする音声ガイド手段と
    を具備することを特徴とする音声ガイドシステム。
  2. 視覚障害者専用の視覚障害者専用端末と、
    前記視覚障害者専用端末からジョブが起動されたか否かを判別する判別手段と
    を更に具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記判別手段により前記ジョブが視覚障害者専用端末から起動されたと判別された場合に、該ジョブのジョブ進行状況を音声ガイドする
    ことを特徴とする請求項1記載の音声ガイドシステム。
  3. 前記判別手段により視覚障害者専用端末から起動されたと判別されたジョブのジョブ進行状況を選択的に音声ガイドするか否かを設定する設定手段
    を更に具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記設定手段により視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみのジョブ進行状況を音声ガイドすると設定されている場合は、前記判別手段により前記視覚障害者専用端末から起動されたと判別されたジョブのジョブ進行状況を選択的に音声ガイドし、前記設定手段により視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみのジョブ進行状況を音声ガイドすると設定されていない場合は、前記ジョブ実行状態情報取得手段で取得した前記ジョブ実行状態情報に基づき全てのジョブのジョブ進行状況を音声ガイドする
    ことを特徴とする請求項2記載の音声ガイドシステム。
  4. 実行されるジョブの異常を検知する検知手段
    を更に具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記検知手段で検知された異常を音声ガイドする
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の音声ガイドシステム。
  5. 前記設定手段により視覚障害者専用端末から起動されたジョブのみのジョブ進行状況を音声ガイドすると設定されている場合に、他のジョブの異常が前記検知手段で検知された場合は、該他のジョブの異常を音声ガイドする
    ことを特徴とする請求項4記載の音声ガイドシステム。
  6. 前記検知手段で検知されたジョブの異常が視覚障害者専用端末から起動されたジョブの進行に影響を与えるか否かを判断する判断手段
    を更に具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記判断手段により前記検知手段で検知されたジョブの異常が前記視覚障害者専用端末から起動されたジョブの進行に影響を与えると判断された場合は、該異常を音声ガイドする
    ことを特徴とする請求項4または5記載の音声ガイドシステム。
  7. 前記音声ガイド手段は、
    前記異常の音声ガイドに際して協力者を呼ぶ旨の音声ガイドを行う
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  8. 前記検知手段で検知された異常が協力者の助けが必要とする第1の異常か協力者の助けを必要としない第2の異常かを設定する異常設定手段
    を更に具備し、
    前記音声ガイド手段は、
    前記検知手段で前記第1の異常が検知された場合は、前記異常の音声ガイドに際して協力者を呼ぶ旨の音声ガイドを行い、前記検知手段で前記第2の異常が検知された場合は、前記異常の音声ガイドに際して該異常の対処方法を音声ガイドする
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  9. 前記音声ガイド手段による異常の音声ガイドに際して、該異常を表示器に表示する
    ことを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  10. 前記音声ガイド手段による協力者を呼ぶ旨の音声ガイドに際して該異常を管理者に電子メールで自動通知する通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の音声ガイドシステム。
  11. ジョブの実行により所望の処理を実行する情報処理装置の操作案内を音声で行う音声ガイドシステムの音声ガイド方法において、
    ジョブ実行状態情報をジョブ実行状態情報取得手段で取得し、
    前記ジョブ実行状態情報取得手段で取得した前記ジョブ実行状態情報に基づきジョブ進行状況を音声ガイド手段で音声ガイドする
    ことを特徴とする音声ガイドシステムの音声ガイド方法。
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