JPH11102281A - 報音システム - Google Patents

報音システム

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Publication number
JPH11102281A
JPH11102281A JP9260702A JP26070297A JPH11102281A JP H11102281 A JPH11102281 A JP H11102281A JP 9260702 A JP9260702 A JP 9260702A JP 26070297 A JP26070297 A JP 26070297A JP H11102281 A JPH11102281 A JP H11102281A
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JP
Japan
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pattern
sound
alarm
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error
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Withdrawn
Application number
JP9260702A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
浩 斉藤
Yoshinari Miyazaki
善成 宮崎
Hirotaka Maeda
浩孝 前田
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11102281A publication Critical patent/JPH11102281A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は印刷装置における各種印刷状態の情
報や、印刷装置の識別、ユーザ情報等を報音する報音シ
ステムに関し、複数のプリンタ装置がネットワークに接
続されている場合でも、どのプリンタ装置のトラブルで
あり、どのような内容のエラーが発生し、どのユーザの
印刷処理であるのか、更には印刷処理の終了の有無まで
容易に判断できる報音装置を提供するものである。 【解決手段】 ホストコンピュータ2aは、ネットワー
ク回線1に接続されたプリンタ装置5の各種状態に対応
する報音パターンを作成し、作成した報音パターンを主
記憶部3からプリンタ装置5に出力し、警告音パターン
登録メモリ8に登録する。その後、ホストコンピュータ
2〜4から出力される印刷データを解析処理し、ビット
マップデータを作成した後印字部10による印字処理を
行う。この間、例えばプリンタ装置5にエラーや障害が
発生した場合、警告音パターン登録メモリ8から予め登
録した警告音パターンを読み出し、音声出力部9からエ
ラー等に対応した音声出力を行い、ユーザに対し音声に
よる報音を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置における各
種印刷状態の情報や、印刷装置の識別、ユーザ情報等を
報音する報音システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ装置は1台のパーソナル
コンピュータに接続されて使用されるよりも、LAN
(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークに直
接接続して使用する場合が多い。特に、オフィースにお
いてはこのような使用方法が殆どである。かかる場合、
プリンタ装置を使用するユーザはネットワークに接続さ
れた端末(パーソナルコンピュータ)の全てとなる。
【0003】一方、従来プリンタ装置では、(イ)紙無
しや紙詰まりが発生した場合、ブザーによる警告音を発
してユーザに対し処置を促している。また、(ロ)音声
によってどのような内容のエラーが発生したかを報音す
る装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の報音装置では以下の問題が発生する。先ず、(イ)
の装置ではエラーが発生したプリンタ装置からブザー音
が発せられるだけであり、どのような問題がプリンタ装
置に生じたのか判断できない。また、複数のプリンタ装
置がネットワークに接続されている場合、どのプリンタ
装置から発せられたブザー音であるか分からない。
【0005】一方、(ロ)の装置においても、複数のプ
リンタ装置がネットワークに接続されていれば、どのプ
リンタ装置から発せられた音声であるか分からない。ま
た、どのユーザによる印刷処理の結果発生したトラブル
であるのかも分からない。このため、プリンタ装置の近
くにいる利用者がエラーの処理を行う場合が多くなり、
場合によっては業務の支障となる。
【0006】また、上述のようなシステムにおいては、
印刷処理の終了等の印刷状態の報音を行っておらず、複
数のユーザがプリンタ装置を使用する時、印刷結果が混
同することになる。すなわち、ネットワークには複数の
ユーザが接続しており、複数のユーザがプリンタ装置を
使用する時、プリンタ装置から複数のユーザのプリント
結果が次々に出力される。したがって、プリンタ装置の
出力部には(スタッカ上には)複数のユーザのプリント
結果が積載されることになり、例えば積載された資料の
中からユーザ自身の資料を探すための非効率な作業を要
する。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、複数のプリンタ装置がネットワークに接続され
ている場合でも、どのプリンタ装置のトラブルであり、
どのような内容のエラーが発生し、どのユーザの印刷処
理であるのか、更には印刷処理の終了の有無まで容易に
判断できる報音装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記課題を解決するため、印刷処理に関する情報の報音パ
ターンを作成するパターン作成手段と、該パターン作成
手段によって作成された報音パターンを記憶する記憶手
段と、対応する印刷処理の情報を出力する必要が生じた
時、前記記憶手段から前記報音パターンを読み出し、該
報音パターンに従って報音を行う報音手段とを有する報
音システムを提供することによって達成できる。
【0009】ここで、パターン作成手段は所定のタイミ
ング信号を作成する場合でもよく、またWAVE形式
や、MIDI形式のデータファイルを使用する構成であ
ってもよい。また、記憶手段は上記パターン作成手段で
作成した報音パターンを記憶するメモリであり、RAM
やEEPROM等で構成する。さらに、報音手段は増幅
器やスピーカー等で構成され、記憶手段に記憶した報音
パターンに従った出力を行う。
【0010】このように構成することにより、印刷処理
に関する情報について、外部に報音が必要になった時、
例えば予め設定した印刷状態になった時、対応する報音
情報を記憶手段から読み出し、例えばスピーカーから報
音を行うことで印刷装置の状態や、印刷処理に関する情
報を外部に報音し、ユーザ等に印刷処理情報を知らせる
ものである。請求項2の記載は、上記請求項1の記載の
発明に関し、例えば前記パターン作成手段はコンピュー
タであり、前記記憶手段、及び報音手段は印刷装置に含
まれる構成である。
【0011】すなわち、パーソナルコンピュータ等のホ
ストコンピュータの処理により、印刷処理に関する報音
情報を報音パターンである、例えば音声情報とし、印刷
装置に出力する。印刷装置では、内部にRAMやEEP
ROM等の記憶手段を有し、上記報音パターンを記憶す
る。
【0012】このように構成することにより、以後印刷
装置に記憶した報音パターンに対応する状態が発生した
時、当該報音パターンを報音出力部に出力し、外部に報
音することによって印刷装置の状態をユーザ等に知らせ
る構成である。
【0013】請求項3の記載は、上記請求項1又は2の
記載に関し、前記報音パターンは、例えば印刷装置の各
種状態情報である。ここで、状態情報とは、例えば紙な
し情報や紙詰まり情報であり、更にメモリ不足や画像形
成ユニット、トナーユニット等の寿命情報等も含む構成
である。
【0014】このように構成することによって、印刷装
置に上記のような状態情報が発生すると、記憶手段から
対応する報音パターンが読み出され、スピーカー等の報
音出力手段から外部に報音され、印刷装置の状態が外部
に報知される。したがって、ユーザは印刷装置の状態が
容易に判断でき、印刷装置に対する記録紙の補給や、記
録紙の排除、更には画像形成ユニットの交換等の対処を
効率良く行うことができる。
【0015】請求項4の記載は、上記請求項1又は2の
記載に関し、前記報音パターンは、例えば前記印刷装置
を使用するユーザ情報である。この場合、印刷装置は例
えばネットワークに接続された複数のユーザからのアク
セスが可能であり、ユーザ毎に報音パターンを異ならせ
て設定することで、印刷装置から発せられる報音によっ
て、何れのユーザの印刷中のトラブルであるか容易に判
断することができる。
【0016】請求項5の記載は、上記請求項1又は2の
記載に関し、前記報音パターンは、例えば複数の印刷装
置の中の1つを識別する報音情報である。この場合、印
刷装置は例えばネットワークに複数接続され、印刷装置
毎に報音パターンを異ならせて設定することで、印刷装
置から発せられる報音によってどの印刷装置に、例えば
トラブルが発生したか容易に判断することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。 <第1実施形態例>図1は、本実施形態例の報音装置の
システム構成図である。
【0018】同図において、ネットワーク回線1には多
数のパーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ2
a〜2cが接続されている。また、ネットワーク回線1
にはプリンタ装置5も直接接続されている。尚、以下の
説明ではネットワーク1に接続されたホストコンピュー
タ2a〜2cの中で、特にホストコンピュータ2aを使
用して構成を説明する。
【0019】ホストコンピュータ2aは不図示のCPU
と、RAMで構成される主記憶部3と、入力装置4から
成る。主記憶部3には入力装置4を介して入力したシス
テムプログラムや、本例の報音処理を行うプログラムが
記憶される。ホストコンピュータ2aは上記プログラム
に従って処理を行い、例えば印刷データをプリンタ装置
5に出力する。また、ホストコンピュータ2aは、プリ
ンタ装置5の状態に対応した、例えば警告のための報音
パターンを作成し、プリンタ装置5に出力する。尚、同
図に示す入力装置4にはキーボードも含む構成である。
【0020】一方、プリンタ装置5は制御部6、入力操
作部7、警告音パターン登録メモリ8、音声出力部9、
印字部10で構成されている。制御部6も内部に不図示
のCPUを有し、上記ホストコンピュータ2aから出力
される印刷データを受信し、データ解析処理を行ってビ
ットマップデータを作成する。このようにして作成した
ビットマップデータは、印字部10に出力され記録紙に
印字される。尚、入力操作部7にはプリンタ装置5の機
能を実現するための各種キーが配設されている。
【0021】また、ホストコンピュータ2aから出力さ
れる報音パターンの情報は、警告音パターン登録メモリ
8に登録される。この警告音パターン登録メモリ8に登
録される警告音のパターンは、対応するエラーがプリン
タ装置5に発生する度に、CPUの制御によって読み出
され、音声出力部9から外部に出力される。ここで、音
声出力部9は、例えば増幅器やスピーカー等で構成さ
れ、ユーザにプリンタ装置5の状態を報知する。以上の
構成の報音システムにおいて、以下にその処理動作を説
明する。
【0022】先ず、ホストコンピュータ2aはプリンタ
装置5で発生するエラーに対する報音パターンを作成す
る。図2は報音パターンの作成例を示す図である。尚、
同図はホストコンピュータ2aのディスプレイの例を示
す図である。報音パターンの設定処理は、例えばキーボ
ード等を操作し、警告音のメニューを選択することによ
って開始する。すなわち、本例では、図2に示すよう
に、情報、詳細、メイン、オプション、警告音の5個の
メニューが表示され、このメニューの中で警告音を選択
することによって、上述の図2に示す画面5’がディス
プレイに表示される。
【0023】同図の場合、対象となるエラーとして紙な
し、紙詰まり、メモリ不足の3種類を表示する。この表
示状態において、例えば不図示のマウスを操作し、カー
ソルを紙なし表示エリアに移動し、8個のブロックa1
〜a8の中から、例えば任意の4個を選択する。本例で
は左の4個(a1〜a4)を選択し、紙なしエラー発生
時の報音パターンとする。
【0024】同様に、紙詰まりのエラーに対しても、8
個のブロックb1〜b8の中から、任意の4個を選択
し、例えば本例ではブロックb1、b2、b5、b6を
選択し、紙詰まりエラー発生時の報音パターンとする。
さらに、メモリ不足のエラーに対しても、8個のブロッ
クc1〜c8の中から、任意の4個を選択し、例えば本
例ではブロックc1、c3、c5、c7を選択し、メモ
リ不足発生時の報音パターンとする。
【0025】以上のようにして、報音パターンの設定が
完了すると、図2に示すOKボタンを選択して報音パタ
ーンの設定処理を終了する。尚、キャンセルボタンは、
上述の報音パターンの設定処理中に操作することによ
り、途中まで行った設定処理を中止することができる。
【0026】次に、上述のようにして設定した報音パタ
ーンをプリンタ装置5に登録する処理を説明する。本処
理は、図3に示すフローチャートに従って行われる。先
ず、ホストコンピュータ2aのCPUは主記憶部3に上
述の登録パターンが設定されているか判断する(ステッ
プ(以下Sで示す)1)。この判断は、主記憶部3を検
索することにより、上述のように設定したパターンが存
在するか否かを判断するものである。ここで、主記憶部
3にエラー登録パターンが設定されていなければ、通常
の印刷データの出力処理のみを行う(S1がN、S
2)。
【0027】一方、主記憶部3にエラー登録パターンが
設定されていれば(S1がY)、処理(S3)に移行す
る。本例では、上述したように、紙なしエラー、紙詰ま
りエラー、メモリ不足エラーのそれぞれについて報音パ
ターンが設定されているので、処理(S3)に移行す
る。ここで、先ず紙なしエラーの警告音パターンが存在
すれば、プリンタ装置5のコマンドに変換する(S
3)。次に、同様にして、紙詰まりエラーの警告音パタ
ーンが存在すれば、プリンタ装置5のコマンドに変換し
(S4)、更にメモリ不足エラーの警告音パターンが存
在すれば、プリンタ装置5のコマンドに変換する(S
5)。
【0028】次に、以上のようにして作成した登録コマ
ンドをプリンタ装置5に出力する(S6)。ここで、上
記登録コマンドには、上述の警告音パターンがプリンタ
装置のコマンドに変換された状態で含まれている以外
に、対応するエラーの内容を示す識別子やエラーコマン
ドであることを示す識別子も含まれている。
【0029】次に、実データである印刷データも出力さ
れる(S7)。この印刷データには、記録紙に印字を行
うための、例えば文字コードや各種制御データが含まれ
ている。そして、最後に登録削除コマンドを出力する
(S8)。この登録削除コマンドは、プリンタ装置5に
おける印刷処理が終了した時、警告音パターン登録メモ
リ8に登録したデータを削除するコマンドである。次
に、上述のようにしてプリンタ装置5に供給されたデー
タは、制御部6の制御に従ってメモリに記憶される。例
えば、登録コマンド等は警告音パターン登録メモリ8に
登録され、印刷データは不図示の印刷データ展開部に記
憶される。図4は、特に登録コマンドと警告音パターン
の登録処理を説明するフローチャートである。
【0030】先ず、パターン登録のコマンド種を選択す
る(ステップ(以下STで示す)1)。ここで、先ず紙
なしの場合、コマンドに従って紙なし警報音のパターン
を登録する(ST2)。次に、紙詰まりの場合コマンド
に従って紙詰まり警報音のパターンを登録する(ST
3)。さらに、メモリ不足の場合、コマンドに従ってメ
モリ不足のパターン登録を行う(ST4)。
【0031】図5は上述のようにして、警告音パターン
登録メモリ8に登録されたデータ構造を説明する図であ
る。但し、同図には印刷データの展開領域も示してい
る。すなわち、上述の警告音パターン登録メモリ8は警
告音登録コマンド記憶エリアD1、及び登録警告音削除
コマンド記憶エリアD3が対応し、印刷データ記憶エリ
アD2は、例えば制御部6内のメモリエリアを意味す
る。そして、各記憶エリアD1〜D3に対応するデータ
が登録される。例えば、印刷データ記憶エリアD2には
ホストコンピュータ2から出力された印刷データが展開
される。
【0032】また、警告音登録コマンド記憶エリアD1
は、コマンド部D11、エラー識別部D12、データ部
D13で構成されている。コマンド部D11には、上述
の警告音パターンが存在する場合、例えば「1」がセッ
トされる。また、エラー識別部D12は、前述の識別子
に従って設定されるエラー内容を示す識別部である。例
えば、紙なしの場合「001」がセットされ、紙詰まり
の場合「010」がセットされ、メモリ不足の場合「0
11」がセットされる。
【0033】さらに、データ部D13には実際の報音パ
ターンが記憶される。例えば、紙なしの場合、前述のa
1、a2、a3、a4、a1、a2、a3、a4、・・
・の連続する報音パターンが記憶される。また、紙詰ま
りの場合、b1、b2、b5、b6、b1、b2、b
5、b6、・・・の連続する報音パターンが記憶され、
メモリ不足の場合、c1、c3、c5、c7、・・・の
連続する報音パターンが記憶される。
【0034】尚、上述のように複数の(3つの)警告音
登録コマンドが存在する場合、エラー識別部D12、デ
ータ部D13は、それぞれ3エリアを使用する。以上の
ように、警告音パターン登録メモリ8に各データを登録
した後、印刷データに基づく印刷処理を行う。この印刷
処理は、印刷データ記憶エリアD2に展開されたデータ
を読み出し、解析処理した後ビットマップデータを作成
し、このビットマップデータを印字部10に出力し、記
録紙に印刷を行う処理である。
【0035】この間、制御部6はプリンタ装置5の状態
を監視し、図6に示すフローチャートに従った処理を行
う。例えば、記録紙が欠乏し、紙なし状態になると、紙
なしエラーが発生したと判断する(ステップ(以下ST
Pで示す)1がY(イエス))。この紙無し状態の検出
は、例えば給紙カセット上に設けたセンサが、給紙カセ
ット内の用紙の欠乏を検知する時出力される信号に従っ
て行う。かかる場合、制御部6(CPU)は警告音パタ
ーン登録メモリ8を検索し、エラー識別部D12から対
応するコマンドを選択する。そして、対応するデータ部
D13からa1、a2、a3、a4、a1、a2、a
3、a4、・・・の連続する報音パターンを読み出し
(STP2)、音声出力部9に出力する。この出力によ
り、音声出力部9から対応する警告音が鳴り、外部に紙
無し状態を報知することができる(STP7)。
【0036】また、例えば記録紙がプリンタ装置内に詰
まった場合、紙詰まりが発生したと判断し(STP
3)、CPUは警告音パターン登録メモリ8を検索し、
エラー識別部D12から対応するコマンドを選択する。
この紙詰まり状態の検出は、例えば記録紙搬送部に用紙
センサを設け、一定時間内に記録紙が通過するか否かに
より紙詰まりを検出する。そして、この場合には、デー
タ部D13からb1、b2、b5、b6、b1、b2、
b5、b6、・・・の連続する報音パターンが読み出さ
れ(STP4)、このデータは音声出力部9に出力さ
れ、対応する警告音を鳴らす(STP7)。さらに、制
御部6の制御処理の結果、例えばメモリ不足が発生した
場合(STP5)、CPUは警告音パターン登録メモリ
8を検索し、エラー識別部D12から対応するコマンド
を選択し、データ部D13からc1、c3、c5、c
7、・・・の連続する報音パターンを読み出し(STP
6)、このデータを音声出力部9に出力し、対応する警
告音を鳴らす(STP7)。
【0037】以上説明したように、本発明によれば紙な
し、紙詰まり、メモリ不足、の障害がプリンタ装置5に
発生した場合、警告音パターン登録メモリ8に登録した
警告音パターンを読み出し、プリンタ装置5の状態に対
応した警告音を鳴らすので、プリンタ装置に発生したト
ラブルの内容が聴覚を通して直ちに理解でき、極めて効
率よい対処を行うことができる。
【0038】尚、上述の実施形態例の説明では、プリン
タ装置に発生するトラブルとして、紙なし、紙詰まり、
メモリ不足の場合について説明したが、その他画像形成
ユニットの寿命、トナーユニットの寿命等の各種場合が
考えられる。 <第2実施形態例>次に、本発明の第2実施形態例につ
いて説明する。
【0039】図7は第2実施形態例を説明する図であ
り、前述のプリンタ装置5内の警告音パターン登録メモ
リのメモリ構成を説明する図である。尚、上述の実施形
態例では、警告音パターン登録メモリを番号8で示した
が、本例では番号13で示す。また、システム構成につ
いては、前述の図1を使用する。
【0040】以下、本例の処理動作を説明する。先ず、
本例においてもホストコンピュータ2aはプリンタ装置
5で発生する報音パターンを作成する。但し、本例で使
用する報音パターンは、ネットワークに接続されたホス
トコンピュータ2a〜2c等のユーザ登録番号に対する
報音パターンである。すなわち、ネットワークに接続さ
れたホストコンピュータ毎に異なる報音パターンであ
る。したがって、この報音パターンのデータは印刷デー
タの出力と共に、プリンタ装置5に供給される。尚、報
音パターンは、前述の図2に示す場合と同様、所定のタ
イミング信号であり、それぞれのホストコンピュータ2
a〜2c等で作成される。
【0041】上述のようにしてプリンタ装置5に供給さ
れたデータは、制御部6の制御に従ってメモリに登録さ
れる。図7は上述のように、報音パターンを登録する報
音パターン登録メモリ13の構成を説明する図である。
報音パターン登録メモリ13は、音声登録エリア11と
登録情報エリア12で構成されている。音声登録エリア
11には、ホストコンピュータから出力された音声情報
が登録されている。例えば、登録番号:1はネットワー
クに接続された不図示のサーバの音声情報であり、登録
番号:2はネットワークに接続された上述のホストコン
ピュータ2aの音声情報であり、登録番号:3はホスト
コンピュータ2bの音声情報であり、登録番号:4はホ
ストコンピュータ2cの音声情報である、というように
サーバやホストコンピュータからの音声情報が登録され
る。
【0042】一方、登録情報エリア12には対応する音
声登録エリア11に登録されるホストコンピュータ2a
〜2c等の登録者情報が登録され、更に印刷の開始/終
了フラグのフラグ領域が設けられている。以上のよう
に、報音パターン登録メモリ13に各データを登録した
後、印刷データに基づく印刷処理を行う。この印刷処理
を説明するフローチャートが、図8である。先ず、プリ
ンタ装置5の制御部6は、ホストコンピュータ2a〜2
c等から供給される印刷データを受信すると(ステップ
(以下Wで示す)1)、印刷データを供給したホストコ
ンピュータの登録番号を読み出す(W2)。このホスト
コンピュータの登録番号を読み出し処理は、例えば印刷
データのヘッダにホストコンピュータの情報が含まれて
おり、この情報を読み取ることによって登録番号の読み
出し処理を行う。
【0043】例えば、印刷データのヘッダ情報から当該
印刷データを出力したホストコンピュータが上述のホス
トコンピュータ2aであると分かれば、報音パターン登
録メモリ13の登録情報エリア12を検索し、登録者情
報を読み出し、ホストコンピュータ2aの登録者情報の
エリアを検索し、対応するエリアの開始フラグをオンす
る。また、対応する登録情報エリア12を検索し(W
3)、例えば印刷開始の音声パターンを音声出力部9に
出力する。したがって、この時音声出力部9からプリン
ト処理の開始を報知する音声が出力される。例えば、
“ただ今から、ホストコンピュータ2aの印刷処理を開
始します”との音声が流れる。したがって、プリンタ装
置5によって印刷処理が開始されたことを知ることがで
きる。
【0044】さらに、印刷処理が開始された後(W
4)、正常に処理が終了すると(W5がYES)、印刷
終了の処理が実行され(W6)、報音パターン登録メモ
リ13の登録情報エリア12が再度読み出され、例えば
印刷終了の音声パターンが音声出力部9に出力される
(W3)。例えば、この時音声出力部9から、“ホスト
コンピュータ2aの印刷処理が終了しました”との音声
が流れ、プリンタ装置5による印刷処理が終了したこと
を容易に知ることができる。
【0045】尚、上述の印刷処理の際、印刷処理が正常
に終了しなければ(W5がNO)、エラールーチンに入
る(W7)。このエラールーチンは、プリンタ装置5に
生じる各種状態に対処するものであり、前述の第1実施
形態例で説明した警告音を発するように構成してもよ
い。
【0046】以上説明したように、本例によれば複数の
ホストコンピュータがネットワークに接続され、プリン
タ装置5を共用する場合でも、プリンタ装置5を使用す
るホストコンピュータを容易に知ることができ、更に印
刷処理されたスタッカ上の印刷物を間違いなく持ち運ぶ
ことができる。したがって、効率よい印刷処理を行うこ
とができる。
【0047】また、本発明は上述の実施形態例に限定さ
れる訳ではなく、例えば複数のプリンタ装置がネットワ
ークに接続された場合、プリンタ装置毎に報音パターン
を決めておき、駆動するプリンタ装置は特定の報音パタ
ーンに対応する音声、又は音を発するように構成しても
よい。
【0048】以上の2つの実施形態例の説明では、報音
パターンをホストコンピュータ2aのディスプレイを視
ながら設定したが、WAVE形式の音声データファイル
を使用する構成としてもよい。例えば、プリンタ装置の
紙なし、紙詰まり、メモリ不足、等の障害に対応する音
声をWAVEファイルに収め、プリンタ装置側で対応す
る状態が発生した時、WAVEファイルをデジタル/ア
ナログ変換して音声出力する構成としてもよい。
【0049】また、MIDI形式のファイルを使用する
構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば紙
なし、紙詰まり、メモリ不足、等のエラーや障害がプリ
ンタ装置に発生したエラーや障害を容易に判断すること
ができる。
【0051】また、本発明によれば複数のホストコンピ
ュータがネットワークに接続され、プリンタ装置を共用
する場合でも、プリンタ装置を使用するホストコンピュ
ータを簡単に知ることができ、排紙スタッカ上の印刷物
の取り出し処理等を効率よく行うことができる。
【0052】さらに、複数のプリンタ装置がネットワー
クに接続されていても、使用しているプリンタ装置を報
音で知ることができ、印刷処理を行ったプリンタ装置を
特定し、効率よい印刷処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例の報音装置のシステム構成図であ
る。
【図2】報音パターンの作成例を示す図である。
【図3】報音パターンをプリンタ装置に登録する処理を
説明するフローチャートである。
【図4】登録コマンドと警告音パターンの登録処理を説
明するフローチャートである。
【図5】警告音パターン登録メモリに登録されたデータ
構造を説明する図である。
【図6】プリンタ装置の状態を監視するフローチャート
である。
【図7】第2実施形態例を説明する図であり、プリンタ
装置内の報音パターン登録メモリのメモリ構成を説明す
る図である。
【図8】第2実施形態例を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク回線 2a〜2c ホストコンピュータ 3 主記憶部 4 入力装置 5 プリンタ装置 6 制御部 7 入力操作部 8 警告音パターン登録メモリ 9 音声出力部 10 印字部 11 音声登録エリア 12 登録情報エリア 13 報音パターン登録メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 浩孝 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷処理に関する情報の報音パターンを
    作成するパターン作成手段と、 該パターン作成手段によって作成された報音パターンを
    記憶する記憶手段と、 対応する印刷処理の情報を出力する必要が生じた時、前
    記記憶手段から前記報音パターンを読み出し、該報音パ
    ターンに従って報音を行う報音手段と、 を有することを特徴とする報音システム。
  2. 【請求項2】 前記パターン作成手段はコンピュータで
    あり、前記記憶手段、及び報音手段は印刷装置に含まれ
    ていることを特徴とする請求項1記載の報音システム。
  3. 【請求項3】 前記報音パターンは、印刷装置の各種状
    態情報であることを特徴とする請求項1、又は2記載の
    報音システム。
  4. 【請求項4】 前記報音パターンは、前記印刷装置を使
    用するユーザ情報であることを特徴とする請求項1、又
    は2記載の報音システム。
  5. 【請求項5】 前記報音パターンは、複数の印刷装置の
    中の1つを識別する報音情報であることを特徴とする請
    求項1、又は2記載の報音システム。
JP9260702A 1997-09-25 1997-09-25 報音システム Withdrawn JPH11102281A (ja)

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