JP2006133892A - プリンタホスト、印刷装置状態表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの独立性を維持しながら、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの関連性を高める。
【解決手段】 印刷装置と接続するプリンタホストであって、前記印刷装置に関する電子マニュアルを表示する電子マニュアル手段と、前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段とを備え、前記印刷装置情報管理手段は、プリンタホスト内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、前記情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させることを特徴とするプリンタホスト。
【選択図】 図1
【解決手段】 印刷装置と接続するプリンタホストであって、前記印刷装置に関する電子マニュアルを表示する電子マニュアル手段と、前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段とを備え、前記印刷装置情報管理手段は、プリンタホスト内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、前記情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させることを特徴とするプリンタホスト。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷システムに係り、特に、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの関連性を高めたプリンタホストに関する。
プリンタに接続されたホストコンピュータにおいてプリンタの状態を表示するソフトウェアとしてプリンタ状態表示プログラム(ステータスモニタ)が知られている。プリンタ状態には、エラー等が発生している状態が含まれるため、ユーザは、プリンタ状態表示プログラムを介して、プリンタのエラー状況等を知ることになる。
近年、エラー等が発生した場合の対処方法は、プリンタに付随して提供されている電子マニュアルに記載されていることが多い。電子マニュアルに関して、特許文献1には、ユーザから表示要求を受け付けると、プリンタの状態等に応じたコンテンツを最初に表示させる技術が開示されている。
特開2003−84954号公報
プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとは独立したアプリケーションプログラムであるため、プリンタ状態表示プログラムでプリンタのエラー状況等を知った場合でも、その対処方法を調べるためには、改めて電子マニュアルを起動させる必要がある。
電子マニュアルを改めて起動させることを避けるために、電子マニュアルに記載する内容をプリンタ状態表示プログラムに含めるとすると、プリンタ状態表示プログラムの容量が大きくなるのに加え、電子マニュアルを更新する場合でも、プリンタ状態表示プログラム全体を更新しなければならず、また、逆に、プリンタ状態表示プログラムの処理部分を更新する場合でも、電子マニュアルを含めて更新しなければ、両者の整合性がとれなくなるという問題が発生する。
このため、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの独立性を維持しながら、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの関連性を高めることが望まれている。
本発明は、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの独立性を維持しながら、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの関連性を高めることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様であるプリンタホストは、印刷装置と接続するプリンタホストであって、
前記印刷装置に関する電子マニュアルを表示する電子マニュアル手段と、
前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段とを備え、
前記印刷装置情報管理手段は、
プリンタホスト内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、この情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させることを特徴とする。
前記印刷装置に関する電子マニュアルを表示する電子マニュアル手段と、
前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段とを備え、
前記印刷装置情報管理手段は、
プリンタホスト内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、この情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させることを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置情報管理手段が前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、この情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させることができるため、電子マニュアルを改めて起動することなく、電子マニュアルを参照することができるようになる。
また、印刷装置情報管理手段と電子マニュアル手段とは独立しているため、それぞれの更新も独立に行なうことができる。
したがって、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの独立性を維持しながら、プリンタ状態表示プログラムと電子マニュアルとの関連性を高めることができる。
上記課題を解決するための本発明の第2の態様である印刷装置状態表示プログラムは、印刷装置と接続し、前記印刷装置に関する電子マニュアルを表示する電子マニュアル手段を備えた情報処理装置で実行される印刷装置状態表示プログラムであって、
前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段と、
前記情報処理装置内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、この情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させる電子マニュアル起動手段として前記情報処理装置を機能させることを特徴とする。
前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段と、
前記情報処理装置内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、この情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させる電子マニュアル起動手段として前記情報処理装置を機能させることを特徴とする。
ここで、前記印刷装置状態情報管理手段は、前記状態に対応した表示を行なう際に、電子マニュアルを参照するための指示を受け付け可能とし、
前記電子マニュアル起動手段は、電子マニュアルを参照するための指示を受け付けた場合に、前記電子マニュアル手段を起動させることができる。
前記電子マニュアル起動手段は、電子マニュアルを参照するための指示を受け付けた場合に、前記電子マニュアル手段を起動させることができる。
これにより、電子マニュアルを必要とする状況で、電子マニュアルを表示させることができるようになる。
この際に、前記電子マニュアル起動手段は、前記印刷装置状態情報管理手段が取得した状態情報に含まれる前記印刷装置の状態に対応した符号を前記電子マニュアル手段に通知することができる。
これにより、印刷装置の状態に対応した電子マニュアルのページを直接表示させることができるようになる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した印刷システムのハードウェア構成の概要を説明するためのブロック図である。
本図に示すように、印刷システムは、アプリケーションソフトウェアによる各種処理、プリンタドライバによる印刷処理、入出力装置を介したユーザインタフェース等を実現するためのコンピュータ30がプリンタ10と接続されて構成される。また、コンピュータ30本体には、カラーディスプレイ等の表示装置21、マウス、キーボード等の入力装置22等が接続される。なお、印刷システムの構成はこれに限られない。
本実施形態において、コンピュータ30は、印刷データを生成し、プリンタ10に印刷データを送信したり、プリンタ10の状態を管理し、状態情報(ステータス)を表示するプリンタホストとして機能する。
コンピュータ30は、例えば、パーソナルコンピュータ等の汎用的な情報処理装置を用いることができる。本実施形態において、コンピュータ30は、各種プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、データおよびプログラム等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、コンピュータ30を制御するための各種データ、各種プログラム等があらかじめ不揮発的に記憶されているROM(Read Only Memory)等から構成される制御部310、表示装置21・入力装置22・プリンタ10等と接続するための入出力インタフェース320、CD−ROM等の記録媒体にアクセスするためのメディアドライブ装置340およびハードディスク等の補助記憶装置350を備えて構成される。もちろん、コンピュータ30の構成はこれに限られない。
コンピュータ30をプリンタホストとして機能させるためのコンピュータプログラムであるプリンタドライバプログラムおよびステータスモニタプログラムは、一般にプリンタ10のメーカによってプリンタ10の機種対応に開発され、CD−ROM等の記録媒体に記録されて頒布されたり、インターネット等のコンピュータネットワークを介して流通される。ただし、ステータスモニタプログラムは、プリンタドライバプログラムに含めて開発されることもできる。そして、これらのプログラムは、コンピュータ30にインストールされ、実行されることで、後述する機能を実現する。
プリンタ10は、例えば、レーザ方式の印字機構を備えたページプリンタとすることができる。レーザ方式のページプリンタは、筐体内にトナーを収容したトナーカートリッジを備え、このトナーを印刷用紙等の印刷媒体に転写することで印刷を行なう。なお、プリンタ10は、カラーレーザプリンタ、モノクロレーザプリンタのいずれであってもよい。また、レーザ方式に代え、例えば、インクジェット方式のプリンタを用いてもよい。
プリンタ10は、CPU・RAM・ROM等から構成されプリンタ10における各種処理を制御する制御部110、コンピュータ30等に接続するための入出力インタフェース120、トナーカートリッジ・感光体ドラム・レーザ光照射機構等の印字機構、給排紙機構等を含む印刷機構130を備えて構成される。もちろん、プリンタ10の構成はこれに限られない。
図2は、本発明を適用したコンピュータ30の機能構成を示すブロック図である。
本図に示すようにコンピュータ30は、オペレーティングシステム部40と、プリンタドライバ部41と、ステータスモニタ部42と、電子マニュアル部50とを有している。
プリンタドライバ部41とステータスモニタ部42とは、コンピュータ30に接続されたプリンタ10対応に組になってコンピュータ30に構築される。ただし、ステータスモニタ部42は、プリンタドライバ部41に含めるようにしてもよい。
オペレーティングシステム部40は、コンピュータ30の基本的なユーザインタフェース、ファイル管理等を制御する、いわゆる基本ソフトウェアである。オペレーティングシステム部40は、グラフィカルユーザインタフェースを採用しており、メニュー、ダイアログボックス等を用いたユーザインタフェースを提供している。
プリンタドライバ部41、ステータスモニタ部42は、オペレーティングシステム部40上で動作する機能部である。したがって、ステータスモニタ部42がダイアログボックスあるいはメニュー等を表示する場合には、オペレーティングシステム部40で定められた形式のデータをオペレーティングシステム部40に出力することで、表示装置21での表示が行なわれる。
プリンタドライバ部41は、図示しないアプリケーションソフトウェアで作成されたドキュメントをプリンタ10で印刷させるための処理を行なう。
ステータスモニタ部42は、プリンタ10と通信を行ない、プリンタ10のステータスに関する情報を取得し、必要に応じて、表示装置21に表示する。ステータスモニタ部42が取得するプリンタ10のステータスに関する情報は、消耗品の状態、エラー発生状況、印刷ジョブ受け付け状況等を含むことができる。エラー発生状況等はその内容に応じて、あらかじめコードが定められており、ステータスに含まれるコード(ステータスコード)により、プリンタ10でどのようなエラー等が発生しているかを特定することができるようになっている。
上述のように、ステータスモニタ部42は、ステータスモニタプログラムに基づくものであるが、ステータスモニタプログラムをコンピュータ30にインストールすると、図3に示す表示画面500のように、オペレーティングシステム部40が提供する実行中プログラム表示領域501(例えば、マイクロソフト社のWindows(登録商標)では、タスクバーのタスクトレイ内)に、ステータスモニタ部42に対応したアイコン510が表示される。
電子マニュアル部50は、プリンタ10に関する説明を含む電子文書を表示装置21に表示させるための処理を行なう。電子マニュアル部50は、電子マニュアル管理部51とマニュアルデータ部52とを含んでいる。
マニュアルデータ部52は、表示させる電子マニュアルの本体部分である。マニュアルデータ部52は、複数のページデータから構成され、各ページデータには、テキストデータのみならず、動画データ、音声データ等を含むことができる。
電子マニュアル管理部51は、表示装置21に表示させる電子マニュアルのページを管理する処理を行なう。具体的には、電子マニュアル管理部51は、プリンタ10から送られるステータスコードと、そのステータスコードが示すエラー状況等に対応した表示すべきページとが関連付けられたテーブルを有しており、ステータスコードに対応した電子マニュアルのページを表示装置21に表示させるようにしている。
コンピュータ30上に電子マニュアル部50を構成するための電子マニュアルソフトウェアもプリンタ10のメーカ等によってプリンタ10の機種対応に開発され、CD−ROM等の記録媒体に記録されて頒布されたり、インターネット等のコンピュータネットワークを介して流通される。
電子マニュアル部50を構築するための電子マニュアルソフトウェアは、コンピュータ30にインストールされる際に、コンピュータ30のオペレーティングシステム部40が管理する所定の記憶領域(例えば、レジストリ領域)に、インストールされていることを示す存在フラグと、インストール場所のパス情報を電子マニュアルインストール情報45として登録する。また、電子マニュアル部50の説明対象のプリンタ機種を示す情報を記録した設定ファイルもあわせて登録する。
ステータスモニタ部42は、この電子マニュアルインストール情報45を参照することで、コンピュータ30に電子マニュアルがインストールされているか否か、インストールされている場合には、その格納場所および説明対象のプリンタ機種を判別することができる。
図4は、ステータスモニタ部42に対応したアイコン510がユーザから所定の操作、例えば、入力装置22としてのマウスの右クリックを受け付けた場合に表示するメニュー520の一例を示す図である。
ステータスモニタ部42は、電子マニュアルインストール情報45を参照して、プリンタ10に対応した電子マニュアルがインストールされているかどうかを判別する。そして、インストールされている場合には、ユーザがメニュー520上で「電子マニュアル」520aが選択できるようにする。一方、電子マニュアルがインストールされていない場合には、「電子マニュアル」520a部分をグレーアウト表示等することで、ユーザが「電子マニュアル」520aを選択できないようにする。
以下では、コンピュータ30には、プリンタ10に対応した電子マニュアルがすでにインストールされているものとして説明する。
メニュー520上で「電子マニュアル」520aが選択できる場合に、ユーザにより「電子マニュアル」520aが選択されると、ステータスモニタ部42は、電子マニュアルインストール情報45に記録されているパス情報を参照して、電子マニュアル部50に電子マニュアルを起動させる。すなわち、ステータスモニタ部42から直接電子マニュアルを起動させることができるようになっている。
また、メニュー520には、「通知設定」520bが含まれている。ユーザにより「通知設定」520bが選択されると、ステータスモニタ部42は、例えば、図5に示すような通知設定ダイアログボックス540を表示させる。
本図に示すように、通知設定ダイアログボックス540では、プリンタの監視設定に加え、電子マニュアルに関する設定を行なうことができる。
本ダイアログボックス540において、チェックボックスを含む領域である「電子マニュアルを参照する」541がユーザによりチェックされると、ステータスモニタ部42は、電子マニュアルインストール情報45を参照して、電子マニュアルのインストール場所のパス情報を取得し、インストール先表示欄542に表示する。なお、「電子マニュアルを参照する」541はステータスモニタ部42と電子マニュアル部50とを関連付けるかどうかをユーザが指定することができる欄である。
本ダイアログボックス540において、「開く」ボタン543のクリックを受け付けると、ステータスモニタ部42は、インストール先表示欄542に表示された電子マニュアルを起動させる。
また、「参照」ボタン544のクリックを受け付けると、電子マニュアルが格納されている場所を示す任意のパスの設定を受け付ける。ユーザは、他の電子マニュアルが格納されているパスを登録することで、パス情報に登録されている電子マニュアル以外の電子マニュアルを参照することができるようになる。ステータスモニタ部42は、ユーザにより新たなパス情報が設定されると、電子マニュアルインストール情報45に記録されているパス情報を更新する。これにより、インストール先表示欄542の表示も更新される。
つぎに、ステータスモニタ部42が、プリンタ10からステータスを取得した場合の特徴的な処理について図6のフロー図を参照して説明する。
ステータスモニタ部42がプリンタ10からステータス情報を取得すると(S101)、取得したステータス情報に基づいて、プリンタ10でエラー等のユーザに通知すべき状況が発生しているかどうかを判断する(S102)。どのような状況について、ユーザに通知すべきかはあらかじめ定めておくことができる。
その結果、ユーザに通知すべき状況が発生していない場合(S102:N)には、本処理を終了して、次のステータス取得のタイミングを待つ。
一方、ユーザに通知すべき状況が発生している場合(S102:Y)には、ユーザに状況を通知するとともに、対処方法が記された画面を表示装置21に表示させるが、これに先立ち、通知設定ダイアログボックス540で「電子マニュアルを参照する」541がユーザによりチェックされているかどうかを調べる(S103)。
この結果、「電子マニュアルを参照する」541がユーザによりチェックされている場合(S103:Y)には、図7に示すような「電子マニュアル」ボタン561を含むエラー対処画面560を表示装置21に表示させる(S105)。ここで、エラー対処画面560に表示する情報は、ステータス情報に含まれるステータスコードに応じた内容とする。すなわち、プリンタ10で発生しているエラー等の対処情報が表示される。本図では、ステータスコードがプリンタ10で消耗品が正しくセットされていないことを示す場合を例としており、この場合の対処方法が表示されている。
本画面560では、対処方法の概要が示されるが、ユーザは、電子マニュアルの該当箇所を参照することで、より詳しい対処情報を入手することができる。このため、エラー対処画面560に「電子マニュアル」ボタン561を含めるようにしている。
エラー通知画面560で「電子マニュアル」561のクリックを受け付けると(S106:Y)、ステータスモニタ部42は、電子マニュアルインストール情報45に記録されているパス情報を参照して、電子マニュアル部50に電子マニュアルを起動させる。この際に、ステータスコードを電子マニュアル部50の電子マニュアル管理部51に通知する。
これに応じて、電子マニュアル管理部51は、ステータスコードに対応した電子マニュアルのページを特定し、そのページを表示装置21に表示させるようにする。すなわち、ステータスモニタ部42からプリンタ10の状況に応じた電子マニュアルのページを直接表示させることができるようになっている。
一方、「電子マニュアルを参照する」541がユーザによりチェックされていない場合(S103:N)には、ユーザが電子マニュアルを直接表示させることを望んでいないとして、従来どおり「電子マニュアル」ボタン561を含まないエラー通知画面を表示装置21に表示させる(S104)。
このように、本発明では、ステータスモニタ部42で電子マニュアル部50との関連付けを行なうことにより、電子マニュアルを改めて起動することなく、ステータスモニタ部42から電子マニュアルを参照することができるようになる。
また、ステータスモニタ部42および電子マニュアル部50は独立しているため、それぞれの更新も独立に行なうことができる。
なお、上記の実施形態は、コンピュータ30とプリンタ10とがローカルに接続されている例を説明したが、本発明は、複数のコンピュータ30が接続されているネットワーク印刷システムに本発明を適用することもできる。
図8は、ネットワーク印刷システムの構成を示すブロック図である。本図では、複数のコンピュータ30(30a、30b、30c、30d)がネットワークを介してプリンタ10に接続されている。
このような構成で、電子マニュアル部50は、1台のコンピュータ30dに格納することができる。すなわち、コンピュータ30dを電子マニュアルサーバとして、他のコンピュータ30(30a、30b、30c)は、コンピュータ30dに格納されている電子マニュアル部50dを参照することで、それぞれのコンピュータ30上で電子マニュアルを表示させることができる。
この場合は、クライアントとなるコンピュータ30(30a、30b、30c)のステータスモニタ部42(42a、42b、42c)が表示するそれぞれの通知設定ダイアログボックス540(図5参照)のインストール先542で、電子マニュアルサーバであるコンピュータ30dが電子マニュアルを格納している場所のパスを設定すればよい。
このような構成では、ネットワーク印刷システム内で電子マニュアルを共有しているため、電子マニュアルの更新は、電子マニュアルを格納しているコンピュータ30dで行なえば足りることになる。
10…プリンタ、21…表示装置、22…入力装置、30…コンピュータ、40…オペレーティングシステム部、41…プリンタドライバ部、42…ステータスモニタ部、110…制御部、120…入出力インタフェース、130…印刷機構、310…制御部、320…入出力インタフェース、330…ネットワークインタフェース、340…メディアドライブ装置、350…補助記憶装置
Claims (9)
- 印刷装置と接続するプリンタホストであって、
前記印刷装置に関する電子マニュアルを表示する電子マニュアル手段と、
前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段とを備え、
前記印刷装置情報管理手段は、
プリンタホスト内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、この情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させることを特徴とするプリンタホスト。 - 印刷装置と接続し、前記印刷装置に関する電子マニュアルを表示する電子マニュアル手段を備えた情報処理装置で実行される印刷装置状態表示プログラムであって、
前記印刷装置の状態情報を取得して、あらかじめ定めた状態の場合に、その状態に対応した表示を行なう印刷装置状態情報管理手段と、
前記情報処理装置内に記録された、前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報を参照し、この情報にしたがって、前記電子マニュアルを起動させる電子マニュアル起動手段として前記情報処理装置を機能させることを特徴とする印刷装置状態表示プログラム。 - 請求項2に記載の印刷装置状態表示プログラムであって、
前記印刷装置状態情報管理手段は、前記状態に対応した表示を行なう際に、電子マニュアルを参照するための指示を受け付け可能とし、
前記電子マニュアル起動手段は、電子マニュアルを参照するための指示を受け付けた場合に、前記電子マニュアル手段を起動させることを特徴とする印刷装置状態表示プログラム。 - 請求項2に記載の印刷装置状態表示プログラムであって、
前記電子マニュアル手段を呼び出すための情報は、電子マニュアル手段として前記情報処理装置を機能させるための電子マニュアルソフトウェアが格納された場所のパス情報であることを特徴とする印刷装置状態表示プログラム。 - 請求項4に記載の印刷装置状態表示プログラムであって、
前記パス情報の設定を受け付ける設定受け付け手段として前記情報処理装置をさらに機能させることを特徴とする印刷装置状態表示プログラム。 - 請求項2に記載の印刷装置状態表示プログラムであって、
前記印刷装置状態情報管理手段は、所定の操作を受け付けると、電子マニュアルを示す項目を含むメニューを表示し、
前記電子マニュアル起動手段は、前記メニューで電子マニュアルを示す項目が選択された場合に、前記電子マニュアル手段を起動させることを特徴とする印刷装置状態表示プログラム。 - 請求項6に記載の印刷装置状態表示プログラムであって、
前記所定の操作は、前記印刷装置状態情報管理手段に対応したアイコン対するダブルクリックであることを特徴とする印刷装置状態表示プログラム。 - 請求項2に記載の印刷装置状態表示プログラムであって、
前記電子マニュアル起動手段は、前記印刷装置状態情報管理手段が取得した状態情報に含まれる前記印刷装置の状態に対応した符号を前記電子マニュアル手段に通知することを特徴とする印刷装置状態表示プログラム。 - 請求項2〜8のいずれか一項に記載の印刷装置状態表示プログラムを記録した情報処理装置読み取り可能な記録媒体。
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