JP2009163380A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションをインストールする際にオペレーティングシステムの再起動が行われない場合でも、再起動のないままインストールされたアプリケーションが起動されることを防止できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】パソコン1は、OS上でアプリケーションA1、A2、D1等を起動して情報処理を行うものであって、アプリケーションD1等をインストールするインストール手段S101〜S105と、アプリケーションD1等の起動をユーザに指示させる指示手段としての入力部16と、アプリケーションD1等の起動が指示された場合、アプリケーションD1等がインストールされた後にOSの再起動が行われたか否かを判断する第1判断手段S202と、第1判断手段S202がオペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、アプリケーションD1等の起動を禁止する禁止手段S208とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1に従来の情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行うものであって、アプリケーションの一種であるデバイスドライバをインストールするインストール手段と、デバイスドライバがインストールされる際にオペレーティングシステムの再起動が必要か否かを判断する判断手段と、判断手段がオペレーティングシステムの再起動が必要であると判断した場合、ユーザにオペレーティングシステムの再起動を促す表示画面を表示したり、自動的にオペレーティングシステムの再起動を行ったりする制御手段とを備える。
上記従来の情報処理装置では、オペレーティングシステムの再起動が必要である場合、判断手段の判断結果に基づいて、制御手段がその旨をユーザに報知したり、オペレーティングシステムの再起動を自動的に行ったりする。また、この情報処理装置は、オペレーティングシステムの再起動が不要な場合、判断手段の判断結果に基づいて、制御手段がユーザに対する報知を行わず、オペレーティングシステムの再起動を自動的に行うこともしない。このため、この情報処理装置は、デバイスドライバをインストールする際、オペレーティングシステムについて必要な再起動を行いつつ、不要な再起動を減らすことができる。
特開2003−308215号公報
ところで、デバイスドライバのインストールが終了する際、ユーザは、別の作業を実行中である等の理由により、オペレーティングシステムの再起動を直ちに行いたくない場合がある。この場合、上記従来の情報処理装置では、ユーザにオペレーティングシステムの再起動を直ちに行うか、後で行うかをユーザに選択させることも可能となっている。
しかし、ユーザがオペレーティングシステムの再起動を後で行うことを選択した場合、ユーザがオペレーティングシステムの再起動を行うことを忘れて、再起動しないままインストールされたデバイスドライバを起動してしまう事態が生じ得る。そうすると、例えば、インストールされたデバイスドライバに応じて、オペレーティングシステム等に格納された制御情報が更新されない等の理由により、デバイスドライバが正常に作動しない等の不具合が生じてしまう。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、アプリケーションをインストールする際にオペレーティングシステムの再起動が行われない場合でも、再起動のないままインストールされたアプリケーションが起動されることを防止できる情報処理装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の情報処理装置は、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置であって、
前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
前記アプリケーションの起動をユーザに指示させる指示手段と、
前記指示手段により前記アプリケーションの起動が指示された場合、前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第1判断手段と、
前記第1判断手段が前記オペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、前記アプリケーションの起動を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする(請求項1)。
本発明の情報処理装置では、ユーザが指示手段によりアプリケーションの起動を指示した場合、第1判断手段は、アプリケーションがインストールされた後にオペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する。そして、禁止手段は、第1判断手段がオペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、アプリケーションの起動を禁止する。
したがって、本発明の情報処理装置は、アプリケーションをインストールする際にオペレーティングシステムの再起動が行われない場合でも、再起動のないままインストールされたアプリケーションが起動されることを防止できる。その結果、アプリケーションが正常に作動しない等の不具合を防止できる。
「アプリケーション」の具体例としては、例えば、プリンタドライバ、ステータスモニタ、文書作成ソフト、描画ソフト、表計算ソフト等が挙げられる。
なお、禁止手段は、指示手段により起動が指示されたアプリケーションがオペレーティングシステムの再起動を必要としないものである場合、アプリケーションの起動を禁止しないようにして、不要な起動の禁止を行わないようにすることが好ましい。
本発明の情報処理装置は、禁止手段がアプリケーションの起動を禁止した後にオペレーティングシステムの再起動が行われた場合、禁止手段による禁止を解除する解除手段を備え得る(請求項2)。
この場合、この情報処理装置では、オペレーティングシステムをマニュアルで再起動させた場合でも、アプリケーションを問題なく起動させることができる。
本発明の情報処理装置は、アプリケーションがインストールされた後にオペレーティングシステムの再起動が行われたか否かの情報であるOS再起動情報を登録する登録手段を備え、第1判断手段は、OS再起動情報に基づいて判断するものであり得る(請求項3)。
この場合、この情報処理装置では、第1判断手段がOS再起動情報に基づいて迅速かつ確実に判断できる。
「OS再起動情報」としては、例えば、「1」又は「0」に切り替わるフラグ、一方の状態となったときのみ登録され、他の状態となったときは削除されるもの等が挙げられる。
本発明の情報処理装置は、アプリケーションがインストールされた後にオペレーティングシステムの再起動を行うか否かをユーザに選択させる第1選択手段を備え、登録手段は、第1選択手段における選択結果に基づいてOS再起動情報を登録するものであり得る(請求項4)。
この場合、この情報処理装置では、登録手段がユーザの選択結果に基づいてOS再起動情報を登録するので、簡易かつ確実にアプリケーションの起動を禁止することができる。
本発明の情報処理装置は、アプリケーションのインストールに連携してオペレーティングシステムの再起動が行われない場合に起動され、オペレーティングシステムの再起動を監視する監視手段を備え、登録手段は、監視手段の監視結果に基づいてOS再起動情報を登録するものであり得る(請求項5)。
この場合、この情報処理装置では、登録手段が監視手段の監視結果に基づいてOS再起動情報を登録するので、より正確にアプリケーションの起動を禁止することができる。
本発明の情報処理装置において、監視手段は、オペレーティングシステムが再起動される前に起動され、登録手段は、オペレーティングシステムが終了する際に、監視結果としてのオペレーティングシステムの再起動が行われた情報であるOS再起動情報を登録するものであり得る(請求項6)。
この場合、この情報処理装置では、オペレーティングシステムが終了するまで監視手段が継続的に監視するので、より一層正確にアプリケーションの起動を禁止することができる。
本発明の情報処理装置において、監視手段は、オペレーティングシステムが再起動された際に起動され、登録手段は、監視結果としてのオペレーティングシステムの再起動が行われた情報であるOS再起動情報を登録するものであり得る(請求項7)。
この場合、この情報処理装置では、オペレーティングシステムの再起動時、一度だけ監視するだけでよいので、簡易かつ正確にアプリケーションの起動を禁止することができる。
本発明の情報処理装置は、禁止手段がアプリケーションの起動を禁止する場合、オペレーティングシステムの再起動が行われていない旨を報知する報知手段を備え得る(請求項8)。
この場合、この情報処理装置は、報知手段により必要最小限の報知を行うので、定期的に報知する場合と比較して、ユーザに煩わしさを感じさせることがない。また、アプリケーションの起動時に報知を行うので、確実にユーザに報知することができる。
本発明の情報処理装置は、禁止手段がアプリケーションの起動を禁止した後にオペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第2判断手段と、第2判断手段がオペレーティングシステムの再起動が行われたと判断した場合、アプリケーションを起動させる起動手段とを備え得る(請求項9)。
この場合、この情報処理装置では、第2判断手段と起動手段とにより、ユーザがオペレーティングシステムの再起動後にアプリケーションをマニュアル操作で起動させる手間を省くことができる。起動手段は、ユーザに確認しないで自動的に起動してもよい。
本発明の情報処理装置は、起動手段によりアプリケーションを起動させるか否かをユーザに選択させる第2選択手段を備え得る(請求項10)。
この場合、この情報処理装置では、第2選択手段により、アプリケーションを起動させるか否かをユーザに確認することができるので、利便性が向上する。
本発明の情報処理装置において、アプリケーションはデバイスドライバであり得る(請求項11)。
この場合、この情報処理装置は、オペレーティングシステムを再起動しないまま、インストールされたデバイスドライバが起動されることを防止することができるので、本発明の効果を確実に享受できる。一般的に、デバイスドライバをインストールした直後に情報処理装置に接続されたデバイスに対して、デバイスの機能を発揮するように指令を出すことが多いので、本発明による効果は大きい。
上記のように(即ち、請求項9又は10記載のように)構成された本発明の情報処理装置において、アプリケーションはプリンタドライバであり、起動手段により起動された後、オペレーティングシステムの再起動前の印刷設定により印刷データを生成する生成手段を備え得る(請求項12)。
この場合、この情報処理装置では、ユーザがプリンタドライバをインストールして直ちに印刷しようとする場合でも、ユーザがオペレーティングシステムの再起動後に印刷設定をやり直す手間を省くことができる。
本発明の情報処理方法は、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理方法であって、
前記アプリケーションをインストールするインストールステップと、
前記アプリケーションの起動をユーザに指示させる指示ステップと、
前記指示ステップにおいて前記アプリケーションの起動が指示された場合、前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第1判断ステップと、
前記第1判断ステップにおいて前記オペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、前記アプリケーションの起動を禁止する禁止ステップとを備えることを特徴とする(請求項13)。
本発明の情報処理方法によれば、本発明の情報処理装置の場合と同様の作用効果を奏することができる。
本発明のプログラムは、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置を、
前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
前記アプリケーションの起動をユーザに指示させる指示手段と、
前記指示手段により前記アプリケーションの起動が指示された場合、前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第1判断手段と、
前記第1判断手段が前記オペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、前記アプリケーションの起動を禁止する禁止手段、
として機能させることを特徴とする(請求項14)。
本発明のプログラムによれば、情報処理装置を上述した通りに機能させて、上述の作用効果を奏することができる。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例の情報処理装置の具体的態様であるパーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」と呼ぶ。)1は、制御部10と、種々のプログラムやデータが格納されたHDD(Hard Disk Drive)14と、表示部15と、入力部16と、パソコン1をネットワーク5に接続するためのLANアダプタ等のNIC(Network Interface Card)17と、CD−ROMに記憶されたデータを読み出すCD−ROMドライブ18とを備え、これらの各構成要素が内部バス19を介して相互に通信可能に接続されて構成されている。なお、本発明の情報処理装置に相当する装置としては、このようなパソコン1に限らず、例えば、PDA(Personal Digital Assistance)端末などの情報端末装置であってもよい。
パソコン1は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク5を介して接続された周辺デバイスとしてのプリンタ2等とともにネットワークシステムを構成している。プリンタ2は、パソコン1から送信されたグラフィックデータやテキストデータを含む印刷データに基づいて、画像や文書を記録用紙に印刷するいわゆるプリンタ機能を有する周辺デバイスである。なお、パソコン1と、プリンタ2等の各周辺デバイスとは、ネットワーク5を介さずにシリアルケーブルやUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどで直接接続されていても良い。
パソコン1において、表示部15は、LCD(Liquid Cristal Display)等の表示デバイスである。この表示部15は、図示しないビデオボード又はグラフィックボードを介して制御部10に接続されている。表示部15には、ユーザインタース画面や演算結果等の情報が適宜表示される。これらの表示は、パソコン1が有する周知のGUI(Graphical User Interface)機能により実現される。
入力部16は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。この入力部16は、図示しないUSB端子やPS/2端子を介して制御部10に接続されており、ユーザが操作することで、制御部10に対して各種の情報を入力可能となっている。
制御部10は、パソコン1の各構成要素を統括的に制御するものであり、周知のCPU11、ROM12、RAM13等を備える。なお、パソコン1において、制御部10を構成するCPU11、ROM12、RAM13等の各モジュールが基板上に配置されたものを、一般にマザーボードと称する。
パソコン1には、オペレーティングシステム(Operating System。以下、単に「OS」と呼ぶ。)がインストールされており、このOSの環境下で各種のアプリケーションソフトウェアが作動する。ここで、アプリケーションソフトウェアには、プリンタドライバ、ステータスモニタ、文書作成ソフト、数値計算ソフト等が含まれる。なお、本実施形態では、パソコン1にWindows(登録商標)系のOSがインストールされているものとして説明する。もちろん、他のOSがインストールされたパソコンにも本発明は適用され得る。また、ステータスモニタとは、システム環境や周辺デバイス等の状態を監視して、その監視結果をユーザの要求に応じて表示部15に表示するものである。
HDD14は、高容量ディスクと読取装置とが一体化して構成されたものである。このHDD14には、システムフォルダ14S、プログラムフォルダ14P及びレジストリ14R等が設けられている。システムフォルダ14Sは、OSの動作に必要な各種システムファイルや、デバイスドライバの一種であるプリンタドライバD1等を格納するものである。プログラムフォルダ14Pは、各種のアプリケーションソフトウェアのプログラムを格納するものであり、本実施例では、アプリケーションA1、A2等が格納されている。レジストリ14Rは、システムフォルダ14Sやプログラムフォルダ14Pに格納されたファイルとデバイスとの対応関係(例えば、ファイルの参照先)等からなるデバイス情報や、後述するOS再起動フラグF1等の制御情報が登録されるものである。
アプリケーションA1、A2等は、OSの環境下で作動して、上述の制御部10、HDD14、表示部15、入力部16等を連携させることにより、文書の作成、描画又は数値計算等の特定の情報処理を行うソフトウェアである。
プリンタドライバD1は、例えばプリンタ2を用いて印刷を行う際に、パソコン1の表示部15に印刷設定用の設定入力画面を表示してユーザからの設定入力を受け付けて、印刷に用いる用紙サイズや印刷部数等の印刷設定を行い、この印刷設定に基づいて、プリンタ2に印刷を実行させるソフトウェアである。なお、設定入力画面とは、入力部16を介して入力を受けるために表示部15に表示されるユーザインターフェース画面である。
詳細は後述するが、このようなアプリケーションA1、A2等、及びプリンタドライバD1等のインストールは、例えば、それらのプログラムが記録されたCD−ROMから、CD−ROMドライブ18によりデータを読み出して、制御部10により各種の設定を行った上で、HDD14のプログラムフォルダ14P内に記録することにより実施される。なお、上記プログラムは、CD−ROM以外の記録媒体により、又はインターネット等の電気通信回線を通じて提供され得る。
ユーザは、このような構成であるパソコン1の表示部15に表示されるユーザインターフェース画面やアプリケーション起動用のアイコンを入力部16により操作して、アプリケーションA1、A2等、及びプリンタドライバD1等の起動を指示することができる。入力部16がアプリケーションの起動をユーザに指示させる指示手段に相当する。
そして、ユーザは、アプリケーションA1、A2等を操作して、所望の書類や図面等のデータを編集することができる。また、ユーザは、プリンタドライバD1を起動して、印刷設定用の設定入力画面を操作して印刷設定を行い、アプリケーションA1、A2等で編集したデータや外部から取得したデータをプリンタ2に印刷させることができる。この際、制御部10は、上記印刷設定により上記データから印刷データを生成し、NIC17を介して、その印刷データをプリンタ2に送信する。そして、プリンタ2が印刷データに対応する画像を記録用紙に形成することにより印刷が実行される。
次に、実施例のパソコン1におけるアプリケーションのインストール処理及びインストール後の起動時の処理等について詳しく説明する。
パソコン1では、一般的に、アプリケーションをインストールした後、アプリケーションを起動する前にOSの再起動が必要である。これは、アプリケーションがプログラムフォルダ14Pやシステムフォルダ14Sに格納される際、設定ファイルが一緒に格納されたり、レジストリ14Rに制御情報が書き込まれたりするのであるが、それらの情報には、OSを再起動しなければ正しく更新されないものが含まれるからである。
このため、このパソコン1では、図2〜図4に示すフローチャートに従って処理を実施することにより、アプリケーションをインストールする際にOSの再起動が行われない場合でも、再起動のないままインストールされたアプリケーションが起動されることを防止している。
<インストール処理>
まず、図2のフローチャートに示すインストール処理について、各ステップ毎に説明する。なお、ここでは、プリンタ2に印刷を行わせるためのプリンダドライバD1をパソコン1にインストールするものとして説明する。
例えば、ユーザがプリンダドライバD1が記録されたCD−ROMをCD−ROMドライブ18にセットし、入力部16を操作してインストールの開始を指示すると、制御部10が、CD−ROMドライブ18を制御してデータを読み出し、プリンダドライバD1のインストール処理を開始する。
まず、ステップS101において、表示部15に表示言語を選択するための設定入力画面を表示する。そして、設定入力画面を介して表示言語の選択を受け付けると、ステップS102に移行する。表示言語とは、設定入力画面上に表示される文章の言語である。また、ステップS101で表示可能な言語とは、例えば、日本語、英語、フランス語等である。以下では、ステップS101において、日本語が選択されたものとして説明する。
次に、ステップS102において、パソコン1に接続されるプリンタ2のモデル(機種名、型式名等)を選択するための設定入力画面を表示する。そして、設定入力画面を介してモデルの選択を受け付けると、ステップS103に移行する。
次に、ステップS103において、プリンタ2をインストールする際のモード(インストールの様式)を選択するための設定入力画面を表示する。そして、設定入力画面を介してモードの選択を受け付けると、ステップS104に移行する。
次に、ステップS104において、パソコン1とプリンタ2との間に介在するインターフェース(例えば、LAN、USBケーブル等)を選択するための設定入力画面を表示する。そして、設定入力画面を介してインターフェースの選択を受け付けると、ステップS105に移行する。
なお、ステップS101〜S104は、プリンタドライバD1に対応するものであり、インストールされるアプリケーションが変われば、それに応じて適宜変更される。例えば、ステップS104のインターフェース選択は、文書作成ソフトのインストールでは省略できる。
次にステップS105において、プリンタドライバD1のプログラムをシステムフォルダ14Sに格納する。この際、ステップS101〜S104における選択に基づいて作成された設定ファイルも一緒に格納される。また、レジストリ14Rにも、プリンタ2のデバイス情報等の制御情報を格納する。この際、図5に示すように、レジストリ14Rに、OS再起動フラグF1及び「OS再起動後のアプリケーションの再起動の必要性」フラグF2〜F4等(詳細は後述する。)を設定する。ステップS101〜S105が、アプリケーションをインストールするインストール手段に相当する。
次に、ステップS106において、ユーザインターフェース画面を表示部15に表示して、ユーザに対して、現時点でOSの再起動を行う否かを選択させる。例えば、ユーザインターフェース画面上に「インストール処理が終了しました。コンピュータを再起動してください。」と表示し、ユーザに選択させる選択項目として「はい、今すぐ再起動します。」並びに「いいえ、後で再起動します。」という項目を表示する。ユーザが「はい、今すぐ再起動します。」という選択項目を選択することにより、現時点でOSの再起動を行う選択を受け付けた場合、ステップS106において「Yes」となり、ステップS107に移行する。他方、ユーザが「いいえ、後で再起動します。」という選択項目を選択することにより、現時点でOSの再起動を行わない選択を受け付けた場合、ステップS106において「No」となり、ステップS109に移行する。
ステップS106が、アプリケーションがインストールされた後にOSの再起動を行うか否かをユーザに選択させる第1選択手段に相当する。なお、アプリケーションの種類によっては、OSの再起動が不要なものもある。その場合には、ステップS106〜S110を飛ばして、インストール処理が終了するようにしてもよい。この場合、不要なOSの再起動を省くことができる。
ステップS107では、図5に示すように、レジストリ14R内に設定されたOS再起動フラグF1を「ON」に設定する。OS再起動フラグF1は、アプリケーションがインストールされた後にOSの再起動が行われたか否かの情報であるOS再起動情報に相当するものであり、「ON」又は「OFF」に切り替わるようになっている。「ON」又は「OFF」は、パソコン1における演算処理上では、「1」又は「0」として扱われる。
次に、ステップS108において、OSを再起動させる命令をOSに対して出力する。OSは、この再起動命令を受けて、自動的に終了した後に再起動する処理を実施する。そして、インストール処理が終了する。
一方、ステップS109では、レジストリ14R内に設定されたOS再起動フラグF1を「OFF」に設定する。そして、ステップS110に移行して、OSの再起動を監視するため、OSが有する「ラン・アット・ワンス」機能を設定する。すなわち、制御部10が、OSが再起動された際に一度だけ、図4に示すOS再起動監視処理(詳細は後述する。)を起動するように、レジストリ14R内に格納されたOSの設定ファイルを書き換える。そして、インストール処理が終了する。
ステップS108、S109が、アプリケーションがインストールされた後にOSの再起動が行われたか否かの情報であるOS再起動フラグF1を登録する登録手段に相当する。
<アプリケーション起動時の処理>
次に、図3に示すアプリケーション起動時の処理について、各ステップ毎に説明する。
例えば、上述のインストール処理のステップS106において、ユーザがプリンタドライバD1のインストール終了時点でOSの再起動を行うことを選択してOSを再起動した後、ユーザが入力部16を操作してプリンタドライバD1の起動を指示した場合、制御部10がプリンタドライバD1の起動処理を開始する。
また、上述のインストール処理のステップS106において、ユーザがプリンタドライバD1のインストール終了時点でOSの再起動を行わないことを選択して、OSを再起動しないままインストール処理を終了した後、ユーザが入力部16を操作してプリンタドライバD1の起動を指示する場合も、制御部10がプリンタドライバD1の起動処理を開始する。
まず、ステップS201において、レジストリ14R内を検索して、OS再起動フラグF1の情報を取得する。
次に、ステップS202において、OS再起動フラグF1が「ON」である場合、プリンタドライバD1がインストールされた後にOSの再起動が行われたことを意味するので、ステップS209に移行して、プリンタドライバD1を起動する。そして、この処理が終了する。
他方、ステップS202において、OS再起動フラグF1が「OFF」である場合、プリンタドライバD1がインストールされた後にOSの再起動が行われていないことを意味するので、ステップS203に移行して、ユーザに対して、OSの再起動をするように要求する通知を行う。具体的には、図6に示すユーザインターフェース画面91を表示する。
ユーザインターフェース画面91の上方には、「このデバイスドライバを正常に起動するには、OSの再起動が必要です。次のボタンのいずれかを選択してください。」というメッセージが表示される。ステップS203が、後述のステップS208でプリンタドライバD1の起動を禁止する場合、OSの再起動が行われていない旨を報知する報知手段に相当する。
また、ユーザインターフェース画面91の下方には、「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動する。」ボタン91a、「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動しない。」ボタン91b、及び「プリンタドライバの起動をキャンセル。」ボタン91cが表示される。
次に、ステップS204に移行して、3つのボタン91a、91b、91cによってユーザからOSの再起動の指示がなされたか否かを判断する。ユーザが「プリンタドライバの起動をキャンセル。」ボタン91cを選択した場合、ステップS204において「No」となり、ステップS208に移行して、プリンタドライバD1の起動をキャンセルする。そして、この処理が終了する。
他方、ユーザが「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動する。」ボタン91a、又は「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動しない。」ボタン91bを選択した場合、ユーザによるOS再起動の指示があったことを意味するので、ステップS204において「Yes」となり、ステップS205に移行する。
次に、ステップS205において、「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動する。」ボタン91a、「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動しない。」ボタン91bによって、ユーザからOS再起動後にプリンタドライバを自動的に起動する指示がなされたか否かを判断する。ユーザが「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動しない。」ボタン91bを選択した場合、ステップS205において「No」となり、ステップS207に移行する。そして、ステップS207において、OSを再起動させる命令をOSに対して出力する。OSは、この再起動命令を受けて、自動的に終了した後に再起動する処理を実施する。そして、ステップS208に移行する。ステップS208以後の処理は上述の通りである。
他方、ユーザが「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動する。」ボタン91aを選択した場合、ステップS205において「Yes」となり、ステップS206に移行する。そして、ステップS206において、アプリケーションの起動登録を行う。具体的には、図5に示すように、各アプリケーションA1、A2等、及びプリンタドライバD1等がインストールされた際に、それぞれに対応してレジストリ14R内に設定された「OS再起動後のアプリケーションの再起動の必要性」フラグF2〜F4のうち、プリンタドライバD1に対応するフラグF4を「TRUE」にする。「OS再起動後のアプリケーションの再起動の必要性」フラグF2〜F4は、図4のOS再起動監視処理において参照されるものであり、「TRUE」又は「FALSE」に切り替わる。「TRUE」又は「FALSE」は、パソコン1における演算処理上では、「1」又は「0」として扱われる。そして、ステップS207に移行する。ステップS207以後の処理は上述の通りである。
こうして、上記ステップS201〜S209の処理により、プリンタドライバD1は、OSの再起動が既に行われている場合にはそのまま起動され、OSの再起動が未だ行われていない場合には起動を禁止されるようになっている。
ステップS202が、入力部16によりプリンタドライバD1の起動が指示された場合、プリンタドライバD1がインストールされた後にOSの再起動が行われたか否かを判断する第1判断手段に相当する。
ステップS208が、ステップS202でOSの再起動が行われていないと判断した場合、プリンタドライバD1の起動を禁止する禁止手段に相当する。
<OS再起動監視処理>
次に、図4に示すOS再起動監視処理について、各ステップ毎に説明する。
例えば、上述のアプリケーション起動時の処理において、ステップS204でユーザがOSの再起動を行うことを選択してOSが再起動された場合、制御部10が、ステップS110で行われたOSの再起動を監視するように登録する処理に基づいて、OSが有する上述の「ラン・アット・ワンス」機能により、本処理を開始する。
また、上述のインストール処理のステップS106において、ユーザがOSの再起動を行わないことを選択して、OSが再起動されないままインストール処理が終了した後、ユーザがマニュアル操作でOSの再起動を行った場合も、制御部10が、ステップS110で行われたOSの再起動を監視するように登録する処理に基づいて、OSが有する上述の「ラン・アット・ワンス」機能により、本処理を開始する。
まず、ステップS301において、ステップS109で「OFF」に設定したOS再起動フラグF1を「ON」に切り替える。ステップS301が、ステップS208でプリンタドライバD1の起動を禁止した後にOSの再起動が行われた場合、ステップS208による禁止を解除する解除手段に相当する。
次に、ステップS302において、アプリケーションの起動登録を検索する。具体的には、各アプリケーションに対応してレジストリ14R内に設定された「OS再起動後のアプリケーションの再起動の必要性」フラグF2〜F4等の中で、「TRUE」となっているアプリケーションを検索する。
次に、ステップS303において、「OS再起動後のアプリケーションの再起動の必要性」フラグF2〜F4等が「TRUE」となっているアプリケーションが有るか否かを判断する。フラグF2〜F4等について「TRUE」となっているアプリケーションがない場合、ステップS303において「No」となり、この処理が終了する。すなわち、ユーザがマニュアル操作でOSの再起動を行ったり、ステップS205において、「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動しない。」ボタン91bを選択した場合は、このように処理される。
他方、フラグF2〜F4等について「TRUE」となっているアプリケーションが有る場合、ステップS303において「Yes」となり、ステップS304に移行する。例えば、ステップS205において、「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動する。」ボタン91aを選択した場合は、図5に示すように、プリンタドライバD1に対応する「OS再起動後のアプリケーションの再起動の必要性」フラグF4が「TRUE」に設定されているので、ステップS303において「Yes」となり、ステップS304に移行する。
そして、ステップS304において、フラグF4が「TRUE」となっているプリンタドライバD1を起動する。
ステップS302、S303が、ステップS208でプリンタドライバD1の起動を禁止した後にOSの再起動が行われたか否かを判断する第2判断手段に相当する。
ステップS304が、ステップS302、S303がOSの再起動が行われたと判断した場合、プリンタドライバD1を起動させる起動手段に相当する。
ステップS203が、ステップS304によりプリンタドライバD1を起動させるか否かをユーザに選択させる第2選択手段に相当する。
次に、ステップS305において、アプリケーションの起動登録を削除する。具体的には、「OS再起動後のアプリケーションの再起動の必要性」フラグF2〜F4等が「TRUE」となっているアプリケーションについて、フラグF2〜F4等を「TRUE」から「FALSE」に切り替える。なお、このフラグF2〜F4等は、OS再起動後は残しておく必要性が乏しいので、この際にフラグF2〜F4等ごと削除してもよい。そして、この処理が終了する。
こうして、上記ステップS301〜S305の処理により、OSの再起動後にユーザの選択に応じてプリンタドライバD1を起動することが可能となっている。
上記の処理は、プリンタドライバD1をインストールするものとして説明したが、アプリケーションA1、A2等がインストールされる場合も同様である。この場合、図6のユーザインターフェース画面91に表示される文章のうち、「プリンタドライバ」が「アプリケーション」に置き換えられて表示される。
このように、実施例のパソコン1では、ユーザが指示手段としての入力部6を操作して、アプリケーションA1、A2、D1等の起動を指示した場合、第1判断手段としてのステップS202において、アプリケーションA1、A2、D1等がインストールされた後にOSの再起動が行われたか否かを判断する。そして、OSの再起動が行われていないと判断した場合、禁止手段としてのステップS208において、アプリケーションA1、A2、D1等の起動を禁止する。
したがって、実施例のパソコン1は、アプリケーションをインストールする際にOSの再起動が行われない場合でも、再起動のないままインストールされたアプリケーションが起動されることを防止できる。その結果、アプリケーションが正常に作動しない等の不具合を防止できる。
また、このパソコン1では、解除手段としてのステップS301により、OSをマニュアルで再起動させた場合でも、アプリケーションA1、A2、D1等を問題なく起動させることができる。
さらに、このパソコン1では、第1判断手段としてのステップS202において、OS再起動フラグF1に基づいて、迅速かつ確実に判断できる。
また、このパソコン1では、ユーザが第1選択手段としてのステップS106において選択した結果に基づいて、登録手段としてのステップS108、S109によりOS再起動フラグF1を登録するので、簡易かつ確実にアプリケーションの起動を禁止することができる。
さらに、このパソコン1では、監視手段としてのステップS110、S301以降の処理によっても、OS再起動フラグF1を登録するので、より正確にアプリケーションの起動を禁止したり、アプリケーションの起動の禁止を解除したりすることができる。
また、このパソコン1では、監視手段としてのステップS110、S301以降の処理において、OSの「ラン・アット・ワンス」機能を利用しているので、簡易かつ正確にアプリケーションの起動を禁止したり、アプリケーションの起動の禁止を解除したりすることができる。
さらに、このパソコン1では、報知手段としてのステップS203により必要最小限の報知を行うので、定期的に報知する場合と比較して、ユーザに煩わしさを感じさせることがない。
また、このパソコン1では、第2判断手段としてのステップS302、S303と、起動手段としてのステップS304とにより、ユーザがOSの再起動後にアプリケーションA1、A2、D1等をマニュアル操作で起動させる手間を省くことができる。
さらに、このパソコン1では、第2選択手段としてのステップS203により、ユーザがアプリケーションA1、A2、D1等を起動させるか否かをユーザーに確認することができるので、利便性が向上する。
また、このパソコン1では、プリンタドライバD1をインストールした直後にパソコン1に接続されたプリンタ2に対して印刷指令を出すことが多いので、本発明による効果は大きい。
(変形例1)
図4に示すステップS301〜S305のOS再起動監視処理の代わりに、図7に示すステップS401〜S402のOS再起動監視処理を採用してもよい。以下、各ステップ毎に説明する。
上述のインストール処理のステップS106において、ユーザがOSの再起動を行わないことを選択して、OSを再起動しないままインストール処理を終了した場合、制御部10がOS再起動監視処理を開始する。
まず、ステップS401、S402により、OSを終了する処理が行われるまでループ処理を継続する。そして、例えば、ユーザによるパソコン1の電源OFFの指示等により、OSを終了する処理が行われると、ステップS402において「Yes」となり、ステップS403に移行する。ステップS401〜S402が監視手段に相当する。
次に、ステップS403において、OS再起動フラグF1を「ON」に切り替えて、この処理が終了する。ステップS403が解除手段に相当する。
ステップS401〜S403のOS再起動監視処理によれば、OSが再起動された後に、ステップS201〜S209のアプリケーション起動時の処理が開始される場合、OS再起動フラグF1が「ON」となっているので、問題なくアプリケーションを起動することできる。
他方、OSが再起動される前、すなわち、ステップS401、S402において継続的に監視している段階で、ステップS200〜S209のアプリケーション起動時の処理が開始される場合、OS再起動フラグF1が「OFF」のままであるので、アプリケーションの起動が禁止される。
このように、変形例1のパソコン1では、ステップS401、S402により、OSが終了するまで継続的に監視するので、より一層正確にアプリケーションの起動を禁止することができる。
(変形例2)
上述のステップS203において、図6のユーザインターフェース画面91の代わりに、図8に示すユーザインターフェース画面92を表示させて、4つのボタン92a〜92のいずれかをユーザに選択させてもよい。
ユーザインターフェース画面92を表示する場合の具体例としては、旧バージョンのプリンタドライバD1において既に印刷設定をしている状況で、ユーザが新バージョンのプリンタドライバD1をインストールしたが、その時点ではOSの再起動を行わない場合等である。このような状況で、例えば、ユーザが印刷したい文書ファイルを文書作成ソフト等で開いて印刷を指示した場合、制御部10は、新バージョンのプリンタドライバD1を起動しようとする。この場合、制御部10は、未だOSの再起動が行われていないので、上述の処理により、新バージョンのプリンタドライバD1の起動を禁止して、ステップS203において、ユーザインターフェース画面92を表示させることができる。
ここで、ユーザが「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動して、印刷を実行する。」ボタン92aを選択すれば、ステップS206のアプリケーション起動登録処理において、OSの再起動後の印刷を実行する旨を追加登録する。そうすると、制御部10は、ステップS207によりOSの再起動を実行した後、ステップS301〜S305により、新バージョンのプリンタドライバD1を起動する。そして、制御部10は、OSの再起動前の印刷設定により印刷データを生成し、プリンタ2に送信して印刷を実行させる。
この場合の制御部10が、起動手段としてのステップS304によりプリンタドライバD1が起動された後、OSの再起動前の印刷設定により印刷データを生成する生成手段に相当する。この制御部10により、ユーザが印刷設定をやり直す手間を省くことができる。
また、ユーザが「OS再起動。その後、このプリンタドライバを自動的に起動するが、印刷は実行しない。」ボタン92bを選択すれば、ステップS206のアプリケーション起動登録処理において、OSの再起動後の印刷を実行する旨を追加登録しない。そうすると、ステップS207によりOSの再起動が実行された後、ステップS301〜S305により、新バージョンのプリンタドライバD1が起動されるが、OSの再起動前の印刷設定による印刷データは生成されず、プリンタ2による印刷は実行されない。
さらに、ユーザが「OS再起動。その後、このプリンタドライバは自動的に起動しない。」ボタン92cを選択すれば、ステップS207によりOSの再起動が実行されるが、フラグF4は「FALSE」のままとなり、新バージョンのプリンタドライバD1は起動されない。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は情報処理装置に利用可能である。
実施例の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 実施例の情報処理装置に係り、インストール処理を示すフローチャートである。 実施例の情報処理装置に係り、アプリケーション起動時の処理を示すフローチャートである。 実施例の情報処理装置に係り、OS再起動監視処理を示すフローチャートである。 実施例の情報処理装置に係り、レジストリに登録されたOS再起動情報等を示す説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、OSの再起動が行われていない旨を報知するユーザインターフェース画面を示す説明図である。 変形例1の情報処理装置に係り、OS再起動監視処理を示すフローチャートである。 変形例2の情報処理装置に係り、OSの再起動が行われていない旨を報知するユーザインターフェース画面を示す説明図である。
符号の説明
1…情報処理装置(パソコン)
2…デバイス(プリンタ)
10…生成手段(制御部)
16…指示手段(入力部)
S101〜S105…インストール手段
S106…第1選択手段
S108、S109…登録手段
S110、S301、S401、S402…監視手段
S202…第1判断手段
S203…報知手段
S203…第2選択手段
S208…禁止手段
S301、S403…解除手段
S302、S303…第2判断手段
S304…起動手段
A1、A2、D1…アプリケーション(D1…デバイスドライバ(プリンタドライバ))
F1…OS再起動情報(OS再起動フラグ)

Claims (14)

  1. オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置であって、
    前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
    前記アプリケーションの起動をユーザに指示させる指示手段と、
    前記指示手段により前記アプリケーションの起動が指示された場合、前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段が前記オペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、前記アプリケーションの起動を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記禁止手段が前記アプリケーションの起動を禁止した後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われた場合、前記禁止手段による禁止を解除する解除手段を備える請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かの情報であるOS再起動情報を登録する登録手段を備え、
    前記第1判断手段は、前記OS再起動情報に基づいて判断する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動を行うか否かをユーザに選択させる第1選択手段を備え、
    前記登録手段は、前記第1選択手段における選択結果に基づいて前記OS再起動情報を登録する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記アプリケーションのインストールに連携して前記オペレーティングシステムの再起動が行われない場合に起動され、前記オペレーティングシステムの再起動を監視する監視手段を備え、
    前記登録手段は、前記監視手段の監視結果に基づいて前記OS再起動情報を登録する請求項3又は4記載の情報処理装置。
  6. 前記監視手段は、前記オペレーティングシステムが再起動される前に起動され、
    前記登録手段は、前記オペレーティングシステムが終了する際に、前記監視結果としての前記オペレーティングシステムの再起動が行われた情報である前記OS再起動情報を登録する請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記監視手段は、前記オペレーティングシステムが再起動された際に起動され、
    前記登録手段は、前記監視結果としての前記オペレーティングシステムの再起動が行われた情報である前記OS再起動情報を登録する請求項5記載の情報処理装置。
  8. 前記禁止手段が前記アプリケーションの起動を禁止する場合、前記オペレーティングシステムの再起動が行われていない旨を報知する報知手段を備える請求項1乃至7のいずれか1項記載の情報処理装置。
  9. 前記禁止手段が前記アプリケーションの起動を禁止した後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段が前記オペレーティングシステムの再起動が行われたと判断した場合、前記アプリケーションを起動させる起動手段とを備える請求項1乃至8のいずれか1項記載の情報処理装置。
  10. 前記起動手段により前記アプリケーションを起動させるか否かをユーザに選択させる第2選択手段を備える請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記アプリケーションはデバイスドライバである請求項1乃至10のいずれか1項記載の情報処理装置。
  12. 前記アプリケーションはプリンタドライバであり、前記起動手段により起動された後、前記オペレーティングシステムの再起動前の印刷設定により印刷データを生成する生成手段を備える請求項9又は10記載の情報処理装置。
  13. オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理方法であって、
    前記アプリケーションをインストールするインストールステップと、
    前記アプリケーションの起動をユーザに指示させる指示ステップと、
    前記指示ステップにおいて前記アプリケーションの起動が指示された場合、前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップにおいて前記オペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、前記アプリケーションの起動を禁止する禁止ステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  14. オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置を、
    前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
    前記アプリケーションの起動をユーザに指示させる指示手段と、
    前記指示手段により前記アプリケーションの起動が指示された場合、前記アプリケーションがインストールされた後に前記オペレーティングシステムの再起動が行われたか否かを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段が前記オペレーティングシステムの再起動が行われていないと判断した場合、前記アプリケーションの起動を禁止する禁止手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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