JP2007280193A - 印刷制御装置、印刷制御方法、およびプリンタドライバ - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、およびプリンタドライバ Download PDF

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Abstract

【課題】文書データ内の給紙トレイを示す値(DEVMODEの値)が現在の値とは異なる場合であっても、所望の給紙トレイが選択される印刷制御装置を提供する。
【解決手段】印刷制御装置10のプリンタドライバ15は、文書印刷指示部161から受け取った文書データおよびDEVMODEの値に基づき、DEVMODE管理部154により管理されるプリンタドライバとDEVMODEの値と文書データのファイル名との正しい対応関係を示す対応テーブルを参照し、DEVMODE決定部152により所望の正しいDEVMODEの値を決定し、決定された値に基づきPDLデータ生成部153によりPDLデータを生成しプリンタに送る。このように文書データ内のDEVMODEの値にかかわらず、上記対応テーブルに基づき、正しいDEVMODEの値を決定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、文書を印刷する装置を制御するための印刷制御装置、印刷制御方法およびプリンタドライバに関し、より詳しくは複数の給紙トレイを備える印刷装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に文書を印刷させる印刷制御装置、印刷制御方法およびそれにインストールされるプリンタドライバに関する。
近年、オフィス等では複数のコンピュータおよびプリンタがネットワークにより接続され、複数のユーザにより各種文書の印刷がなされることが多くなっている。ここで、プリンタには画像が形成される用紙を格納するための給紙トレイを複数備えるものがあり、印刷の際にはこれら複数の給紙トレイのうちの1つがユーザにより選択される。
この給紙トレイの選択は、各種文書の作成、編集、および印刷を指示するアプリケーションソフトウェア(例えばワードプロセッサソフトウェアや表計算ソフトウェアなど)において適宜設定されることによりなされることがある。例えば、マイクロソフト社のアプリケーションソフトウェアでは、VBAと呼ばれるマクロ言語により印刷に使用されるべき給紙トレイを1ページ目および2ページ目以降でそれぞれ設定することができる。この設定内容は、OS(Operating System)とアプリケーションソフトウェアとの間で値の受け渡しを行うパラメータであるDEVMODEの値により定められており、通常この値は印刷すべき文書ファイル内に保存される。
また、上記給紙トレイの選択は、印刷制御装置であるコンピュータにインストールされたプリンタドライバの設定画面において、ユーザの操作入力により対応する項目が適宜設定されることによってなされることも多い。この設定を簡易に行うため、従来の印刷制御装置では、複数のプリンタドライバがインストールされている場合にこれらを統括して制御可能なグループプリンタドライバを設け、これによりDEVMODEの値を適宜設定可能とするものがある(例えば、特許文献1を参照)。
さらに、上記コンピュータおよびプリンタは、最新のものと交換されることも多く、さらにプリンタによる印刷を制御するためのプリンタドライバも、プリンタの入れ替えによりまたはバージョンアップ等により、最新のものと入れ替えられることが多い。このように印刷に関連する環境が変化するとき、上記DEVMODEの値も変更されることが多い。このDEVMODEの値の変更をプリンタドライバに反映させるため、従来の周辺機器制御装置では、変更されたプリンタにおける所定の機能対応情報を取得し変更前の情報と比較することによりDEVMODEの値を変更するものがある(例えば、特許文献2を参照)。
特開2003−91389号公報 特開2005−267088号公報
しかし、一般的に給紙トレイの指定を行うためのDEVMODEの値は、メーカによって(または同一のメーカ内においても)様々な値に定められていることが多い。例えば、DEVMODEの値として第1のトレイを「1」と定める場合や「256」と定める場合などがある。そのため、上記特許文献2に示されるような従来の印刷制御装置では、DEVMODEの値が文書ファイル内に記憶される場合、印刷に関連する環境が変更されない限り文書ファイルについてDEVMODEの値が所望の値と異なることはないが、環境が変更される前に作成された文書ファイルについて環境変更後にDEVMODEの値が所望の値とは異なる場合が生じる。
そこで本発明では、文書データに関連して記憶される値であって使用されるべき所望の給紙トレイを示す値(典型的にはDEVMODEの値)が現在の給紙トレイを示す値とは異なる場合であっても、使用されるべき所望の給紙トレイが選択される印刷制御装置、印刷制御方法、およびプリンタドライバを提供することを目的とする。
また本発明では、文書データに関連して記憶される値であって使用されるべき所望の給紙トレイを示す値(典型的にはDEVMODEの値)が現在の給紙トレイを示す値と異なることがないよう、印刷に関連する環境が設定される印刷制御装置、印刷制御方法、およびプリンタドライバを提供することをさらなる目的とする。
第1の発明は、複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置であって、
前記文書データに関連して記憶される情報であって前記複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を、前記文書データに一意に付された固有情報と対応づけて記憶する対応関係記憶手段と、
前記対応関係記憶手段により前記固有情報が記憶された文書データと同一の固有情報を有する文書データが印刷される場合、当該同一の固有情報を有する文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報にかかわらず、前記固有情報に対応づけて記憶される前記トレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記所望の給紙トレイに格納される用紙に前記画像が形成されるよう、前記文書データに対応する印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備える。
第2の発明は、第1の発明において、
前記決定手段は、
予め記憶された2組以上の前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択する操作入力を受け付けるための受付手段と、
前記受付手段により受け付けられる操作入力により選択されるトレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する手段と
を含むことを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、
タに関連して記憶される前記トレイ識別情報の一部または全部の情報を含むものを1組以上抽出する抽出手段をさらに含み、
前記受付手段は、前記抽出手段により抽出された前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択する操作入力を受け付けることを特徴とする。
第4の発明は、複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置であって、
それぞれが所定の画像形成装置と対応し、対応する複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を記憶しており、対応する画像形成装置を制御するための印刷用データを生成する1つ以上の印刷装置制御手段と、
新たな印刷装置制御手段を追加的に備える場合、既に備えられる前記1つ以上の印刷制御手段に記憶される前記トレイ識別情報と一致するように、当該新たな印刷装置制御手段に記憶されるべき前記トレイ識別情報を設定する設定手段と
を備える。
第5の発明は、第4の発明において、
前記設定手段は、
予め記憶された2組以上の前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択する操作入力を受け付けるための受付手段と、
前記受付手段により受け付けられる前記トレイ識別情報と一致するように、追加的に備えられる新たな印刷装置制御手段に記憶されるべきトレイ識別情報を設定する手段と
を含むことを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記設定手段は、装置外部に予め記憶された2組以上の前記トレイ識別情報を所定の通信回線を介して受け取る受信手段をさらに含み、
前記受付手段は、前記受信手段により受け取られた2組以上の前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択することを特徴とする。
第7の発明は、複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御方法であって、
前記文書データに関連して記憶される情報であって前記複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を、前記文書データに一意に付された固有情報と対応づけて記憶する対応関係記憶ステップと、
前記対応関係記憶ステップにより前記固有情報が記憶された文書データと同一の固有情報を有する文書データが印刷される場合、当該同一の固有情報を有する文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報にかかわらず、前記固有情報に対応づけて記憶される前記トレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する決定ステップと、
前記決定ステップにより決定された前記所望の給紙トレイに格納される用紙に前記画像が形成されるよう、前記文書データに対応する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとを含む。
第8の発明は、複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置に、
前記文書データに関連して記憶される情報であって前記複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を、前記文書データに一意に付された固有情報と対応づけて記憶する対応関係記憶ステップと、
前記対応関係記憶ステップにより前記固有情報が記憶された文書データと同一の固有情報を有する文書データが印刷される場合、当該同一の固有情報を有する文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報にかかわらず、前記固有情報に対応づけて記憶される前記トレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する決定ステップと、
前記決定ステップにより決定された前記所望の給紙トレイに格納される用紙に前記画像が形成されるよう、前記文書データに対応する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと
を実行させるプログラムである。
第9の発明は、複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御方法であって、
それぞれが所定の画像形成装置と対応し、対応する複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を記憶しており、対応する画像形成装置を制御するための印刷用データを生成する1つ以上の印刷装置制御ステップと、
新たな印刷装置制御ステップを追加的に備える場合、既に備えられる前記1つ以上の印刷制御ステップに記憶される前記トレイ識別情報と一致するように、当該新たな印刷装置制御ステップに記憶されるべき前記トレイ識別情報を設定する設定ステップと
を含む。
第10の発明は、複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置に、
それぞれが所定の画像形成装置と対応し、対応する複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を記憶しており、対応する画像形成装置を制御するための印刷用データを生成する1つ以上の印刷装置制御ステップと、
新たな印刷装置制御ステップを追加的に備える場合、既に備えられる前記1つ以上の印刷制御ステップに記憶される前記トレイ識別情報と一致するように、当該新たな印刷装置制御ステップに記憶されるべき前記トレイ識別情報を設定する設定ステップと
を実行させる、プログラムである。
第1の発明によれば、(典型的にはDEVMODEの値などである)トレイ識別情報が文書データに一意に付された(典型的にはファイル名である)固有情報と対応づけて(例えば対応テーブルなどの形で)記憶されており、文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報にかかわらず、上記対応づけて記憶されるトレイ識別情報に基づき所望の給紙トレイが決定されるので、正しく対応づけられたトレイ識別情報が使用されることにより、上記文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報が現在のトレイ識別情報とは異なる場合であっても、所望の給紙トレイを選択することができる。
第2の発明によれば、予め記憶された2組以上のトレイ識別情報から1組のトレイ識別情報を選択する操作入力が受け付けられ、受け付けられる操作入力により選択されるトレイ識別情報に基づき所望の給紙トレイが決定されるので、例えば印刷環境の変化を熟知していることが多い利用者により適宜トレイ識別情報を選択させることができ、所望の給紙トレイに格納される用紙に印刷することが可能となる。
第3の発明によれば、、予め記憶された2組以上のトレイ識別情報のうち、文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報の一部または全部の情報を含むものを1組以上が抽出され、抽出されたトレイ識別情報から1組のトレイ識別情報を選択する操作入力が受け付けられるので、正しいと考えられる抽出されたトレイ識別情報に基づき、上記利用者に正確に選択させることができる。
第4の発明によれば、新たな印刷装置制御手段を追加的に備える場合、既に備えられる1つ以上の印刷制御手段に記憶されるトレイ識別情報と一致するように、当該新たな印刷装置制御手段に記憶されるべきトレイ識別情報が設定されるので、文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報(典型的にはDEVMODEの値)が(以後)統一された印刷環境を設定することができる。
第5の発明によれば、予め記憶された2組以上のトレイ識別情報から1組のトレイ識別情報を選択する操作入力が受け付けられ、受け付けられるトレイ識別情報と一致するように、追加的に備えられる新たな印刷装置制御手段に記憶されるべきトレイ識別情報が設定されるので、例えば印刷環境を熟知していることが多い利用者により適宜トレイ識別情報を選択させることができ、所望のトレイ識別情報を有する統一された印刷環境を設定することができる。
第6の発明によれば、装置外部に予め記憶された2組以上のトレイ識別情報が所定の通信回線を介して受け取られ、受け取られたトレイ識別情報と一致するように、追加的に備えられる新たな印刷装置制御手段に記憶されるべきトレイ識別情報が設定されるので、候補となるトレイ識別情報を装置外部から数多く受け取ることができ、所望のトレイ識別情報を有する統一された印刷環境を設定することができる。
第7の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏する印刷制御方法を実現することができる。
第8の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するプログラムを実現することができる。
第9の発明によれば、第4の発明と同様の効果を奏する印刷制御方法を実現することができる。
第10の発明によれば、第4の発明と同様の効果を奏するプログラムを実現することができる。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照して説明する。
<1. 第1の実施形態>
<1.1 装置全体の構成>
図1は、本発明における第1の実施形態に係る印刷制御装置およびプリンタ(印刷装置)の機能的な構成を示すブロック図である。この図1に示される印刷制御装置10は、CRTディスプレイまたはLCD等からなる表示装置とキーボードおよびマウスやタッチペンなどのポインティングデバイス等からなる入力装置とを含む操作表示部11と、ハードディスクなどの磁気記憶媒体を含む記憶部12と、CPU(Central Processing Unit )および主メモリ(半導体メモリ)などにより構成される主制御部13と、印刷制御装置10の外部に設けられるプリンタ20などの周辺機器や他の印刷制御装置101,102などと相互に通信可能に接続するための通信制御部14とを備える。なお、他の印刷制御装置101,102は、本印刷制御装置10と同様の構成を有し同様の動作を行うので、詳しい説明を省略する。
この印刷制御装置10に備えられる主制御部13は、一般的なパーソナルコンピュータにオペレーティングシステム(不図示)と、プリンタ20による印刷を制御するためのプリンタドライバ15と、文書を作成するワードプロセッサ・ソフトウェアや表県産ソフトウェアなどのアプリケーションプログラム16とにより構成されている。
この印刷制御装置10の外部には、第1から第3までの給紙トレイ21〜23から給紙
された紙に所定の文書データに対応する画像を印刷出力するプリンタ20と、他の印刷制御装置101,102とが設けられており、この印刷制御装置10、プリンタ20および他の印刷制御装置101,102は、所定のケーブルやハブなどからなるLAN(Local Area Network)30により相互に通信可能に接続される。なお、このLAN30に代えて、WAN(Wide Area Network)やインターネットなど周知の相互通信網またはUSB(Universal Serial Bus)接続や各種パラレルインタフェースなどの通信接続手段が使用されてもよい。
印刷制御装置10に備えられる主制御部13のプリンタドライバ15は、プリンタ20の印刷を制御するためのプログラムであって、アプリケーションプログラム16に含まれる(文字や画像などを含む)文書の印刷を行う文書印刷指示部161から印刷すべき文書データおよび使用されるべき給紙トレイを示すDEVMODEの値を含む印刷設定用データとを受け取る文書データ取得部151と、この文書データ取得部151において受け取られた印刷設定用データに含まれるDEVMODEの値を参照し所望の正しいDEVMODEの値を決定するDEVMODE決定部152と、当該文書からプリンタに解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)により記述される印刷用データ(以下「PDLデータ」という)を生成するPDLデータ生成部153と、プリンタドライバとDEVMODEの値と文書データのファイル名との対応関係を示す後述する対応テーブルを管理するDEVMODE管理部154とを備える。
なお、以下ではプリンタ20の印刷を制御するためのプリンタドライバ15に着目して説明するが、印刷制御装置10には、このプリンタドライバ15の他、LAN30に接続される図示されない他のプリンタの印刷を制御するためのプリンタドライバがインストールされていることがある。また、他の印刷制御装置101,102にも同様の他のプリンタドライバがインストールされていることがある。
印刷制御装置10に備えられる主制御部13のアプリケーションプログラム16は、前述したような文書を作成または編集するなどの各種機能を実現する構成要素のほか、さらに当該文書を所定の給紙トレイから給紙される用紙上に印刷する機能を有する上記文書印刷指示部161を備えている。
なお、主制御部13のこれらの構成要素の機能は、典型的には半導体メモリからなる主メモリに展開されたプリンタドライバ15およびアプリケーションプログラム16などをCPUが実行することにより実現される。ここで、上記プログラムは、例えば、そのプログラムを記録した記録媒体であるCD−ROMによって提供される。すなわち、上記プログラムの記録媒体としてのCD−ROMが印刷制御装置10内に補助記憶装置として内蔵された図示されないCD−ROM駆動装置に装着され、そのCD−ROMから上記プログラムが読み出されて記憶部12であるハードディスク装置にインストールされる。また、上記プログラムは、CD−ROM以外の記録媒体や通信回線を介して提供されてもよい。そして、本印刷制御装置10の起動のための所定操作がなされると、ハードディスク装置にインストールされた所定プログラムは、上記主メモリに転送されてそこに展開され(一時的に格納され)、主制御部13内のCPUによって実行される。これにより、主制御部13の各部の制御処理が実現される。
この印刷制御装置10は、具体的にはオペレーティングシステムとして例えばウィンドウズ(登録商標)が使用される場合、当該オペレーティングシステムにより提供されるサブシステムの1つである図示されないGDI(Graphic Device Interface)の機能を介して印刷処理を行う。すなわち、アプリケーションプログラム16が印刷を指示するためにGDIへのAPI(Application Programming Interface)コールを行うと、GDIはプリンタドライバ15を動的にリンクし、プリンタドライバ15はGDIから与えられるデータを受け取ることにより、プリンタ20が解釈可能なPDLデータを生成し出力する。なお、このPDLデータは、スプーラを介してプリンタ20に与えられる。このような構成により、アプリケーションプログラム16の種類に関わりなく、プリンタドライバ15は印刷のための動作を行うことができる。なお、上記PDLデータは、印刷用データの典型例であってその形式に限定はない。
またプリンタ20は、図示されないLCD等を含む操作表示部と、CPUおよび半導体メモリなどにより構成される主制御部と、印刷制御装置10や他の印刷制御装置101,102などと相互に通信可能に接続するための通信制御部と、第1から第3までの給紙トレイ21〜23と、これらの給紙トレイから給紙された用紙に画像を形成して当該用紙を装置外へ排出するための画像形成機構とを備える。なお、これらは周知の構成であるため、詳しい説明は省略する。
<1.2 印刷制御装置におけるプリンタドライバの動作>
次に、印刷制御装置10におけるプリンタドライバ15の動作について説明する。図2は、このプリンタドライバ15における処理の流れを示すフローチャートである。この図2に示すステップS100において、文書データ取得部151は、アプリケーションプログラム16における文書印刷指示部161から印刷指示および関連する印刷設定用データを受け取ると、印刷部数やグラフィックスモードなどの印刷条件を設定するため利用者からの操作入力を受け付ける操作画面を操作表示部11に表示し、印刷条件を設定する操作入力および印刷開始を指示する操作入力(例えば印刷開始ボタンをマウスで押下する入力)を受け付ける。この操作画面等の内容は一般的なプリンタドライバと同様の周知の構成であるのでその説明を省略する。
ここで、上記印刷設定用データは、アプリケーションプログラム16により設定された第1から第3までの給紙トレイ21〜23のいずれかを選択するためのDEVMODEの値が含まれている。なお、このDEVMODEの値は、前述したように文書データの内部に記憶されているので、文書データを作成したアプリケーションプログラム16によってのみ変更することができる。すなわち、プリンタドライバ15によって、(アプリケーションプログラムごとに異なる形式を有する)文書データ内部のDEVMODEの値を変更することはできない。
次にステップS110において、DEVMODE管理部154は、印刷制御装置10においてプリンタドライバ15以外のプリンタドライバが新たにインストールされているか否かを判定する。判定の結果、新たにプリンタドライバがインストールされている場合(ステップS110においてYesの場合)にはステップS120へ進み、インストールされていない場合(ステップS110においてNoの場合)には、ステップS130の処理へ進む。
続いてステップS120において、DEVMODE管理部154は、新たにインストールされたプリンタドライバにおけるDEVMODEの値を取得し、当該プリンタドライバにおいて規定される(第1から第3までの給紙トレイ21〜23のような)複数のトレイそれぞれに対応するDEVMODEの値を当該新しいプリンタドライバにより制御されるプリンタの名称に対応づけ、図3に示される対応テーブルに書き込む。
図3は、プリンタドライバそれぞれに対応するDEVMODEの値を当該新しいプリンタドライバにより制御されるプリンタの名称に対応づけて対応テーブルの形で示す図である。図3には、4つのプリンタA〜Dに備えられるトレイ1〜3に対応する各DEVMODEの値が示されており、例えばプリンタAのトレイ1に対応する(プリンタAを制御するためのプリンタドライバにおける)DEVMODEの値は「1」であり、プリンタBのトレイ2に対応する(プリンタBを制御するためのプリンタドライバにおける)DEVMODEの値は「257」である。ここで、さらに図示されないプリンタEの印刷を制御するための新しいプリンタドライバがインストールされる場合、DEVMODE管理部154によって図3に示す対応テーブルに対して、プリンタEに備えられるトレイ1〜3に対応する(プリンタEを制御するための上記新しいプリンタドライバにおける)各DEVMODEの値が書き込まれることにより当該対応テーブルが更新される。
次にステップS130において、文書データ取得部151は、アプリケーションプログラム16における文書印刷指示部161から与えられた文書データを受け取る。
続いてステップS140において、DEVMODE決定部152は、文書データ取得部151において受け取られた文書データの識別名称(ここではファイル名)が図4に示されるファイル名と当該文書データの印刷に使用されたプリンタ名との対応関係を示す対応テーブルに存在するか否かを判定する。この判定の結果、当該対応テーブルに上記文書データの名称が存在する場合(ステップS140においてYesの場合)にはステップS190へ進み、存在しない場合(ステップS140においてNoの場合)には、ステップS150の処理へ進む。
図4は、文書データのファイル名を当該文書データの印刷に使用されるプリンタ名と対応づけて対応テーブルの形で示す図である。図4では、「A.doc」というファイル名の文書データはプリンタAにより印刷され、「B.doc」というファイル名の文書データ、は、プリンタBにより印刷されたことがそれぞれ示されている。なお、この図4に示される対応テーブルは、図3に示される対応テーブルと合わせて、文書データのファイル名を、プリンタドライバそれぞれに対応するDEVMODEの値と対応づける対応テーブルを構成する。
次にステップS150において、DEVMODE決定部152は、文書データ取得部151においてDEVMODEの値が図3に示される対応テーブルに存在するか否かを判定する。例えばDEVMODEの値が「1」である場合、図3に示されるプリンタAのトレイ1に対応する値が存在するので、この場合プリンタAに対応するDEVMODEの値が正しいものと考えられる。このことから上記のような判定が行われる。この判定の結果、当該対応テーブルに上記DEVMODEの値が存在する場合(ステップS150においてYesの場合)にはステップS190へ進み、存在しない場合(ステップS150においてNoの場合)には、ステップS160の処理へ進む。
続いてステップS160において、DEVMODE決定部152は、操作表示部11を介して利用者に対して関連する記録が存在しない旨の警告を表示するとともに、利用者からDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を受け付ける。このため、操作表示部11に含まれる表示装置(CRTディスプレイやLCD等)には、入力装置(マウスなどのポインティングデバイス)による操作入力を受け付ける画面が表示される。このようにプリンタドライバの変更などの印刷環境の変化を熟知していることが多い利用者により適宜プリンタ(に対応するDEVMODEの値)を選択させることで、所望の給紙トレイに格納される用紙に印刷することが可能となると考えられる。以下、上記操作画面について、図5を参照して説明する。
図5は、警告を表示し利用者からDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。この図5には、表示画面内に表示される入力受付領域を示す窓状の四角形が描かれており、この四角形の内部には、利用者に対して関連する記録が存在しない旨の警告文およびDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を促す案内文と、選択するためのラジオボタンを付されたプリンタ名(ここでは、「プリンタA」および「その他」)と、操作入力を終了させるためのOKボタンとが配されている。利用者は、プリンタドライバ15により通常選択されるDEVMODEの値(デフォルト値)に対応するデフォルトのプリンタAまたはその他のプリンタのいずれかに対応するラジオボタンをマウスポインタでクリックした後にOKボタンをクリックする。このことにより、DEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を受け付けられる。なお、「その他」が選択される場合にはさらに記憶されるプリンタ名が全て表示され、それらのうちDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を促す案内文が表示されるが、ここでは図示しない。なお一般的に、「その他」が選択される場合には、プリンタドライバの変更などの印刷環境の変化を知っている利用者により好適なプリンタが選択されることが多いので、所望の給紙トレイに格納される用紙に印刷することができる
次にステップS170において、DEVMODE決定部152は、ステップS160において入力されたプリンタ名に対応する(プリンタドライバにおける)DEVMODEの値を設定し、続いてステップS180において、DEVMODE管理部154は、ステップS170において設定されたDEVMODEの値を当該文書ファイル名に対応づけて図4に示す対応テーブルに書き込むことにより当該対応テーブルを更新する。その後、処理はステップS220へ進む。
なお、ステップS160において入力されたプリンタ名がデフォルトのプリンタである場合、このステップS170において設定されるDEVMODEの値は、プリンタドライバ15により通常設定されているデフォルト値であるが、本実施形態では異なる値に変更されていることがあるので再度DEVMODEの値を設定する必要がある。
次に前述したようにステップS140において図4に示される対応テーブルに上記文書データの名称が存在する場合、またはステップS150において図3に示される対応テーブルにDEVMODEの値が存在する場合、ステップS190において、DEVMODE決定部152は、操作表示部11を介して利用者に対してDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する必要があるか否かの可否を問う旨の表示と当該可否のいずれかを決定する利用者からの操作入力を受け付ける。このように必ず可否を問うのは、図3および図4に示される対応テーブルにより、DEVMODEの値が一意に決定される場合であっても、文書ファイルが印刷環境の異なる他の印刷制御装置により作成される場合などがあり、その場合には上記対応テーブルにおける文書ファイルの名称とDEVMODEの値との対応関係が誤ったものとなっていることがあるからである。利用者は文書ファイルの作成環境や印刷環境の変化について熟知していることが多いので、利用者に可否を問うことにより、上記誤った対応関係に基づきDEVMODEの値が設定されることを防止することができる。
なお、このステップS190において、DEVMODE決定部152は、図3および図4に示される対応テーブルに基づき、ステップS140において存在すると判定された文書データのファイル名に対応するプリンタまたはステップS150において存在すると判定されたDEVMODEの値に対応するプリンタ(以下「優先候補」という)が複数ある場合、上記表示及び操作入力の受付は省略される。必ず利用者による選択が必要となるからである。
次にステップS200において、DEVMODE決定部152は、ステップS190においてプリンタを選択する必要があるとされたか否かを判定する。この判定の結果、選択が必要でないとされた場合(ステップ200においてNoの場合)、ステップS230の処理へ進み、直ちに印刷データの生成が開始される。また、この判定の結果、(優先候補が複数である場合も含めて)選択が必要であるとされた場合(ステップ200においてYesの場合)、ステップS210の処理へ進む。
続くステップS210において、DEVMODE決定部152は、図6に示されるように操作表示部11を介して利用者に対して関連する記録が存在する旨を表示するとともに、利用者からDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を受け付ける。このことにより、利用者は好ましいDEVMODEの値を関連性の高い優先候補の中から容易に決定することができる。以下、図6を参照して、上記表示画面例について説明する。
図6は、関連する記録が存在する旨の表示と利用者からDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。この図6は、前述した図5と同様の表示画面内に表示される入力受付領域を示す窓状の四角形の内部に、利用者に対して関連する記録が存在する旨の文およびDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を促す案内文と、選択するためのラジオボタンを付されたプリンタ名(ここでは、「プリンタA」、「プリンタB」および「その他」)と、操作入力を終了させるためのOKボタンとが配されている。利用者は、優先候補のプリンタAもしくはプリンタB、またはその他のプリンタのいずれかに対応するラジオボタンをマウスポインタでクリックした後にOKボタンをクリックする。このことにより、DEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力が受け付けられる。
次にステップS220において、ステップS170と同様に、DEVMODE決定部152は、ステップS210において選択入力されたプリンタ名に対応するDEVMODEの値を設定し、ステップS220の処理へ進む。
続いてステップS230において、PDLデータ生成部153は、文書データ取得部151において受け取られた文書データおよび印刷条件に基づき、PDLで記述された印刷データを生成し、さらにステップS240において、PDLデータ生成部153は、生成された印刷データをプリンタ20へ送信する。
<1.3 第1の実施形態の効果>
以上のように本実施形態では、文書データに関連して記憶される値であって使用されるべき所望の給紙トレイを示す値であるDEVMODEの値が現在の給紙トレイを示す値とは異なる場合であっても、当該値にかかわらず、図4に示される対応テーブルに文書データのファイル名が存在する場合、または図3に示される対応テーブルにDEVMODEの値が存在する場合、対応する優先候補となるプリンタが決定される。この優先候補となるプリンタを制御するためのプリンタドライバは、上記対応テーブルに基づく正しいDEVMODEの値を有しているので、プリンタドライバ15においてこの値を使用することにより、所望の給紙トレイを選択することができる。
<2. 第2の実施形態>
<2.1 装置全体の構成>
図7は、本発明における第2の実施形態に係る印刷制御装置の機能的な構成を示すブロック図である。この図7に示される印刷制御装置10は、図1に示される印刷制御装置10と部分的に同様の構成を有するので同一の構成要素には同一の番号を付してその説明を省略する。また、本実施形態におけるプリンタ20の構成等も第1の実施形態と同一であるのでその説明を省略する。
ここで、本実施形態における印刷制御装置10の主制御部13に含まれるプリンタドライバ15は、第1の実施形態の場合とは異なり、インストールの際にプリンタドライバ15において使用されるべきDEVMODEの値を決定するインストール部155と、このインストール部155により決定されたDEVMODEの値をPDLデータ生成部153に付与するDEVMODE付与部156とを新たに備える。
このインストール部155は、他のプリンタドライバにおけるDEVMODEの値を取得するDEVMODE取得部1551と、このDEVMODE取得部1551により取得された1つ以上のDEVMODEの値から本プリンタドライバ15において使用されるべきDEVMODEの値を設定するDEVMODE設定部1552とを備える。
なお、このインストール部155は、実際にはプリンタドライバ15に相当するプログラムに含まれるインストーラと呼ばれるプログラムに相当する構成要素であって、プリンタドライバ15の基本的な機能を実現するPDLデータ生成部153等の構成要素に対応するプログラムが印刷制御装置10にインストールされる際に一度だけ実行される。したがって、このインストール部155は、プリンタドライバ15とは独立したプログラムからなるものであってもよい。以下、これら各構成要素の機能を説明しつつ、本実施形態における印刷制御装置10の動作について説明する。
<2.2 印刷制御装置の動作>
まず、本実施形態における印刷制御装置10におけるプリンタドライバ15の動作について説明する。図8は、本実施形態のプリンタドライバ15における処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、以下の処理は、印刷制御装置10にプリンタドライバ15をインストールする指示が利用者より受け付けられると開始される。例えば、以下の処理はプリンタドライバ15を含むプログラムを記録したCD−ROMを印刷制御装置10に内蔵される図示されないCD−ROM駆動装置に挿入すると、上記プログラムの一部が印刷制御装置10の図示されないメモリー上に展開され実行されることにより開始される。
図8に示されるステップS10において、DEVMODE取得部1551は、印刷制御装置10にインストールされているプリンタドライバ15以外の既存の(すなわち既にインストールされている他の)プリンタドライバがあるか否かを判定する。判定の結果、既存のプリンタドライバがある場合(ステップS10においてYesの場合)にはステップS20へ進み、既存のプリンタドライバがない場合(ステップS10においてNoの場合)には、ステップS60の処理へ進む。
続いてステップS20において、DEVMODE取得部1551は、操作表示部11を介してDEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを既存のプリンタドライバの中から選択するか否かを示す操作入力を利用者から受け付ける。以下、図9を参照して、この表示画面例について説明する。
図9は、既存のプリンタドライバからの選択の可否を示す操作入力を利用者から受け付けるための操作画面の一部を示す図である。この図9は、前述した図5と同様の表示画面内に表示される入力受付領域を示す窓状の四角形の内部に、利用者に対して既存のプリンタドライバを選択するか否かを示す操作入力を促す案内文と、DEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを既存のプリンタドライバから選択する旨の操作入力を受け付ける「YES」と記載されたボタンと、既存のプリンタドライバからは選択しない旨の操作入力を受け付ける「NO」と記載されたボタンとが配されている。利用者は、これらのボタンのいずれかをマウスポインタでクリックする。このことにより、既存のプリンタドライバからの選択の可否を示す操作入力が受け付けられる。
次にステップS30において、DEVMODE取得部1551は、上記ステップS20において受け付けられた操作入力が既存のプリンタドライバからの選択を可とするものか否かを判定する。判定の結果、既存のプリンタドライバから選択する場合(ステップS30においてYesの場合)にはステップS40へ進み、選択しない場合(ステップS30においてNoの場合)には、ステップS60の処理へ進む。
続いてステップS40において、DEVMODE取得部1551は、操作表示部11を介してDEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを既存のプリンタドライバの中から選択する操作入力を利用者から受け付ける。このように印刷制御装置10における印刷環境を熟知していることが多い利用者に(使用すべきDEVMODEの値を有する)プリンタドライバを選択させることにより、使用されるDEVMODEの値を各プリンタドライバにおいて(以後)統一することができる。以下、図10を参照して、この表示画面例について説明する。
図10は、DEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを既存のプリンタドライバの中から選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。この図10は、前述した図5と同様の表示画面内に表示される入力受付領域を示す窓状の四角形の内部に、利用者に対して既存のプリンタドライバを選択するためのラジオボタンを付されたプリンタ名(ここでは、「プリンタA」、「プリンタB」、「プリンタC」、および「プリンタD」)と、この選択操作を促すための案内文と、操作入力を終了させるためのOKボタンとが配されている。利用者は、プリンタA〜Dのいずれかに対応するラジオボタンをマウスポインタでクリックした後にOKボタンをクリックする。このことにより、DEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力が受け付けられる。
次にステップS50において、DEVMODE設定部1552は、ステップS40において入力されたプリンタ名に対応する(プリンタドライバにおける)DEVMODEの値を設定し、プリンタドライバ15のプログラム全体(特にPDLデータ生成部153)をインストールする。そして、インストールが終了すると、上記処理は終了し、文書データを印刷するためPDLデータ生成部153によりPDLデータが生成される場合、上記のようにDEVMODE設定部1552により設定されたDEVMODEの値は、DEVMODE付与部156によりPDLデータ生成部153に与えられる。
また(前述したようにステップS10において既存のプリンタドライバがないと判定された場合またはステップS30において既存のプリンタドライバから選択しないと判定された場合)、ステップS60において、DEVMODE取得部1551は、操作表示部11を介してDEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを装置外部のプリンタドライバの中から選択するか否かを示す操作入力を利用者から受け付ける。以下、図11を参照して、この表示画面例について説明する。
図11は、装置外部のプリンタドライバからの選択の可否を示す操作入力を利用者から受け付けるための操作画面の一部を示す図である。この図11は、前述した図9と同様の表示画面内に表示される入力受付領域を示す窓状の四角形の内部に、利用者に対して装置外部のプリンタドライバを選択するか否かを示す操作入力を促す案内文と、DEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを装置外部のプリンタドライバから選択する旨の操作入力を受け付ける「YES」と記載されたボタンと、装置外部のプリンタドライバからは選択しない旨の操作入力を受け付ける「NO」と記載されたボタンとが配されている。利用者は、これらのボタンのいずれかをマウスポインタでクリックする。このことにより、装置外部のプリンタドライバからの選択の可否を示す操作入力が受け付けられる。
次にステップS70において、DEVMODE取得部1551は、上記ステップS60において受け付けられた操作入力が装置外部のプリンタドライバからの選択を可とするものか否かを判定する。判定の結果、既存のプリンタドライバから選択する場合(ステップS70においてYesの場合)には、詳しくは後述するステップS80における問い合わせ処理へ進み、選択しない場合(ステップS70においてNoの場合)には、ステップS90の処理へ進む。
続いてステップS90において、DEVMODE設定部1552は、プリンタドライバ15においてデフォルト値として予め記憶されているDEVMODEの値を設定し、プリンタドライバ15のプログラム全体(特にPDLデータ生成部153)をインストールする。そして、インストールが終了すると、上記処理は終了し、文書データを印刷するためPDLデータ生成部153によりPDLデータが生成される場合、上記のようにDEVMODE設定部1552により設定されたDEVMODEの値は、DEVMODE付与部156によりPDLデータ生成部153に与えられる。
次に、上記ステップS80における問い合わせ処理について図12を参照して詳しく説明する。図12は、問い合わせ処理の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。この図12に示されるステップS81において、DEVMODE設定部1552は、通信制御部14を介してLAN30外部のネットワークであるインターネットに接続されるサーバと通信を行い、当該サーバに格納されている各社のプリンタドライバにおけるDEVMODEの値を取得する。また、DEVMODE設定部1552は、通信制御部14を介してLAN30に接続される印刷制御装置101,102およびその他の図示されないデータ処理装置(例えばファイルサーバやウェブサーバなど)と通信を行い、使用されているプリンタドライバにおけるDEVMODEの値を取得してもよい。
図13は、サーバに格納されている各社のプリンタドライバにおけるDEVMODEの値の例を示す図である。この図13では、メーカ各社のプリンタドライバそれぞれに対応するDEVMODEの値を当該プリンタドライバにより制御されるプリンタの名称に対応づけて対応テーブルの形で示しているが、これは一例であってデータの形式に制限はない。
続いて、ステップS82において、DEVMODE取得部1551は、上記ステップS81においてサーバに格納されている各社のプリンタドライバにおけるDEVMODEの値を取得することに成功したか失敗したかを判定する。判定の結果、成功した場合(ステップS82においてYesの場合)には、ステップS83の処理へ進み、失敗した場合(ステップS82においてNoの場合)には、ステップS84の処理へ進む。
次に(上記ステップS82においてサーバからのデータ取得に成功した場合)、ステップS83において、DEVMODE取得部1551は、操作表示部11を介してDEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバをサーバから取得した装置外部のプリンタドライバの中から選択する操作入力を利用者から受け付ける。以下、図14を参照して、この表示画面例について説明する。
図14は、DEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを図13に示すようなサーバに格納されているプリンタドライバの中から選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。この図14は、前述した図5と同様の表示画面内に表示される入力受付領域を示す窓状の四角形の内部に、利用者に対してサーバから取得したプリンタドライバを選択するためのラジオボタンを付されたプリンタの製造会社名(ここでは、「A社」、「B社」、および「C社」)と、この選択操作を促すための案内文と、操作入力を終了させるためのOKボタンとが配されている。利用者は、A社〜C社のいずれかに対応するラジオボタンをマウスポインタでクリックした後にOKボタンをクリックする。その後、選択された製造会社のプリンタドライバを選択する図示されない操作画面が表示され、利用者のプリンタドライバを選択する操作入力が受け付けられる。このことにより、DEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力が受け付けられる。
以上のステップS83の処理が終了すると、この問い合わせ処理は終了して図8に示される処理に復帰し、ステップS50の処理が開始される。
また、(上記ステップS82においてサーバからのデータ取得に失敗した場合)、ステップS84において、DEVMODE取得部1551は、操作表示部11を介してデータ取得に失敗した旨の警告と再取得(または終了)を指示する操作入力を利用者から受け付ける。以下、図15を参照して、この表示画面例について説明する。
図15は、データ取得に失敗した旨の警告と再取得等を指示する操作入力を利用者から受け付けるための操作画面の一部を示す図である。この図15は、前述した図9と同様の表示画面内に表示される入力受付領域を示す窓状の四角形の内部に、利用者に対してサーバからのデータ取得に失敗した旨の警告文と、サーバからデータを再取得する旨の操作入力を受け付ける「YES」と記載されたボタンと、再取得しない旨の操作入力を受け付ける「NO」と記載されたボタンとが配されている。利用者は、これらのボタンのいずれかをマウスポインタでクリックする。このことにより、装置外部のデータ再取得の可否を示す操作入力が受け付けられる。
続いて、ステップS85において、DEVMODE取得部1551は、上記ステップS84において利用者による操作入力がサーバからのデータ再取得を可とするものであるか否かを判定する。判定の結果、データを再取得する場合(ステップS85においてYesの場合)には、ステップS81の処理へ進み、データの取得が成功するかデータの再取得をしない旨の操作入力が受け付けられるまで上記処理が繰り返される(S85→S81→S82→S84→S85)。また、上記判定の結果、データを再取得しない場合(ステップS85においてNoの場合)には、本問い合わせ処理を終了するとともに図8に示される全てのインストールに関連する処理を終了する。なお、先にインストールを行う構成では、インストール前の状態に印刷制御装置10の状態を復旧させる。
<2.3 第2の実施形態の効果>
以上のように本実施形態では、文書データに関連して記憶される値であって使用されるべき所望の給紙トレイを示す値であるDEVMODEの値が現在のプリンタドライバにおける値とは異なることがないよう、既存のプリンタドライバがある場合の当該プリンタドライバにおけるDEVMODEの値や、ネットワークを介して接続される外部のプリンタドライバにおけるDEVMODEの値を使用して、プリンタドライバ15におけるDEVMODEの値を設定する。したがって、印刷制御装置10に新しくインストールされるプリンタドライバ15におけるDEVMODEの値を他のプリンタドライバの値と等しくすることができるので、文書データに記憶される同一のDEVMODEの値を使用することにより、所望の給紙トレイを選択することができる。
<4. 変形例>
上記第1の実施形態では、図2に示されるステップS110,S120において行われる新しいプリンタドライバがインストールされている場合に対応テーブルを更新する処理は、印刷指示を受け付ける毎に行われる構成であるが、これは一例であって対応テーブルを更新するタイミングに限定はなく、例えば装置が起動されるときにのみ行われてもよいし、新しいプリンタドライバのインストールを検知してそのときに一回だけ行われる構成であってもよい。
上記第1の実施形態では、DEVMODEの値は前述したように文書データの内部に記憶されているが、図2に示すステップS100において、文書データ取得部151により第1から第3までの給紙トレイ21〜23のいずれかを選択するための利用者による操作入力に応じて設定されてもよい。
また、DEVMODEの値は、文書データに関連して記憶されていればよく、例えば文書のフォームを規定するための文書ファイルとは別のフォームオーバレイファイルなどに記憶されていてもよい。この場合、図4の対応テーブルに代えてまたはこれとともに、文書データに関連するDEVMODEの値を記憶するファイル名を使用されるプリンタ名と対応づけて対応テーブルの形で示す構成であってもよい。
さらに、DEVMODEの値は、図3および図4に示される対応テーブルにより文書データのファイル名に対応づけられているが、文書データに固有の情報(例えばシリアル番号など)により文書データとの対応づけが行われていればよい。また、給紙トレイを識別するための情報であれば、DEVMODEの値以外の情報が使用されてもよい。
上記第1の実施形態では、図2に示されるステップS160において、DEVMODE決定部152により、利用者からプリンタを選択する操作入力が受け付けられるが、このとき第2の実施形態における図12に示される問い合わせ処理のようにネットワークに接続されるサーバ等に問い合わせを行い、取得されたプリンタドライバの選択指示を受け付ける構成であってもよい。また、ステップS160を省略して上記操作入力を受け付けることなく、直ちにステップS170において、デフォルトとして定められているプリンタドライバ15のDEVMODEの値を設定してもよい。
上記第2の実施形態では、図8に示されるステップS50において、DEVMODE設定部1552は、DEVMODEの値を設定した後に、プリンタドライバ15のプログラム全体(特にPDLデータ生成部153)をインストールするが、プリンタドライバ15のプログラム全体(特にPDLデータ生成部153)をインストールした後にDEVMODEの値を設定してもよい。
また、図8に示される処理は、印刷制御装置10にプリンタドライバ15をインストールする指示が利用者より受け付けられると直ちに開始されるが、インストールが完了した後に、DEVMODEの値を設定する(ここでは書き換える)ため開始される構成であってもよい。
上記第2の実施形態では、図8に示される処理はプリンタドライバ15の(一部である)インストール部155により行われるが、このインストール部155は例えばインストーラプログラムとしてプリンタドライバ15とは独立したプログラムであって、本実施形態における機能がこのインストーラプログラムにより実現されてもよい。なお、このインストーラプログラムは、印刷制御装置10に予め備えられていてもよい。
上記第2の実施形態では、上記第1の実施形態の構成を含まないが、これを含んでいてもよい。すなわち、第2の実施形態においてプリンタドライバ15のインストール終了後に、第1の実施形態の機能が実現される構成であってもよい。
本発明の一実施形態に係る印刷制御装置およびプリンタの構成を示すブロック図である。 上記実施形態におけるプリンタドライバの処理の流れを示すフローチャートである。 上記実施形態におけるプリンタドライバそれぞれに対応するDEVMODEの値を当該新しいプリンタドライバにより制御されるプリンタの名称に対応づけて対応テーブルの形で示す図である。 上記実施形態において、文書データのファイル名を当該文書データの印刷に使用されるプリンタ名と対応づけて対応テーブルの形で示す図である。 上記実施形態において、警告を表示し利用者からDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。 上記実施形態において、関連する記録が存在する旨の表示と利用者からDEVMODEの値を決定するためにプリンタを選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。 本発明における第2の実施形態に係る印刷制御装置の機能的な構成を示すブロック図である。 上記実施形態におけるプリンタドライバにおける処理の流れを示すフローチャートである。 上記実施形態において、既存のプリンタドライバからの選択の可否を示す操作入力を利用者から受け付けるための操作画面の一部を示す図である。 上記実施形態において、DEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを既存のプリンタドライバの中から選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。 上記実施形態において、装置外部のプリンタドライバからの選択の可否を示す操作入力を利用者から受け付けるための操作画面の一部を示す図である。 上記実施形態における問い合わせ処理の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。 上記実施形態において、サーバに格納されている各社のプリンタドライバにおけるDEVMODEの値の例を示す図である。 上記実施形態において、DEVMODEの値を使用すべきプリンタドライバを図13に示すようなサーバに格納されているプリンタドライバの中から選択する操作入力を受け付けるための操作画面の一部を示す図である。 上記実施形態において、データ取得に失敗した旨の警告と再取得等を指示する操作入力を利用者から受け付けるための操作画面の一部を示す図である。
符号の説明
10,101,102 …印刷制御装置
11 …操作表示部
12 …記憶部
13 …主制御部
14 …通信制御部
15 …プリンタドライバ
16 …アプリケーションプログラム
20 …プリンタ
21〜23 …第1〜第3の給紙トレイ
30 …LAN
151 …文書データ取得部
152 …DEVMODE決定部
153 …PDLデータ生成部
154 …DEVMODE管理部
155 …インストール部
161 …文書印刷指示部
1551 …DEVMODE取得部
1552 …DEVMODE設定部

Claims (10)

  1. 複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置であって、
    前記文書データに関連して記憶される情報であって前記複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を、前記文書データに一意に付された固有情報と対応づけて記憶する対応関係記憶手段と、
    前記対応関係記憶手段により前記固有情報が記憶された文書データと同一の固有情報を有する文書データが印刷される場合、当該同一の固有情報を有する文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報にかかわらず、前記固有情報に対応づけて記憶される前記トレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記所望の給紙トレイに格納される用紙に前記画像が形成されるよう、前記文書データに対応する印刷用データを生成する印刷用データ生成手段とを備える、印刷制御装置。
  2. 前記決定手段は、
    予め記憶された2組以上の前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択する操作入力を受け付けるための受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられる操作入力により選択されるトレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する手段と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記決定手段は、予め記憶された2組以上の前記トレイ識別情報のうち、前記文書データに関連して記憶される前記トレイ識別情報の一部または全部の情報を含むものを1組以上抽出する抽出手段をさらに含み、
    前記受付手段は、前記抽出手段により抽出された前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択する操作入力を受け付けることを特徴とする、請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置であって、
    それぞれが所定の画像形成装置と対応し、対応する複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を記憶しており、対応する画像形成装置を制御するための印刷用データを生成する1つ以上の印刷装置制御手段と、
    新たな印刷装置制御手段を追加的に備える場合、既に備えられる前記1つ以上の印刷制御手段に記憶される前記トレイ識別情報と一致するように、当該新たな印刷装置制御手段に記憶されるべき前記トレイ識別情報を設定する設定手段と
    を備える、印刷制御装置。
  5. 前記設定手段は、
    予め記憶された2組以上の前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択する操作入力を受け付けるための受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられる前記トレイ識別情報と一致するように、追加的に備えられる新たな印刷装置制御手段に記憶されるべきトレイ識別情報を設定する手段と
    を含むことを特徴とする、請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. 前記設定手段は、装置外部に予め記憶された2組以上の前記トレイ識別情報を所定の通信回線を介して受け取る受信手段をさらに含み、
    前記受付手段は、前記受信手段により受け取られた2組以上の前記トレイ識別情報から1組の前記トレイ識別情報を選択することを特徴とする、請求項5に記載の印刷制御装置。
  7. 複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御方法であって、
    前記文書データに関連して記憶される情報であって前記複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を、前記文書データに一意に付された固有情報と対応づけて記憶する対応関係記憶ステップと、
    前記対応関係記憶ステップにより前記固有情報が記憶された文書データと同一の固有情報を有する文書データが印刷される場合、当該同一の固有情報を有する文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報にかかわらず、前記固有情報に対応づけて記憶される前記トレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定された前記所望の給紙トレイに格納される用紙に前記画像が形成されるよう、前記文書データに対応する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップとを含む、印刷制御方法。
  8. 複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置に、
    前記文書データに関連して記憶される情報であって前記複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を、前記文書データに一意に付された固有情報と対応づけて記憶する対応関係記憶ステップと、
    前記対応関係記憶ステップにより前記固有情報が記憶された文書データと同一の固有情報を有する文書データが印刷される場合、当該同一の固有情報を有する文書データに関連して記憶されるトレイ識別情報にかかわらず、前記固有情報に対応づけて記憶される前記トレイ識別情報に基づき前記所望の給紙トレイを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定された前記所望の給紙トレイに格納される用紙に前記画像が形成されるよう、前記文書データに対応する印刷用データを生成する印刷用データ生成ステップと
    を実行させるプログラム。
  9. 複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御方法であって、
    それぞれが所定の画像形成装置と対応し、対応する複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を記憶しており、対応する画像形成装置を制御するための印刷用データを生成する1つ以上の印刷装置制御ステップと、
    新たな印刷装置制御ステップを追加的に備える場合、既に備えられる前記1つ以上の印刷制御ステップに記憶される前記トレイ識別情報と一致するように、当該新たな印刷装置制御ステップに記憶されるべき前記トレイ識別情報を設定する設定ステップと
    を含む、印刷制御方法。
  10. 複数の給紙トレイを備える画像形成装置における所望の給紙トレイに格納される用紙に所定の文書データに対応する画像を形成させる印刷制御装置に、
    それぞれが所定の画像形成装置と対応し、対応する複数の給紙トレイのそれぞれを識別するためのトレイ識別情報を記憶しており、対応する画像形成装置を制御するための印刷用データを生成する1つ以上の印刷装置制御ステップと、
    新たな印刷装置制御ステップを追加的に備える場合、既に備えられる前記1つ以上の印刷制御ステップに記憶される前記トレイ識別情報と一致するように、当該新たな印刷装置制御ステップに記憶されるべき前記トレイ識別情報を設定する設定ステップと
    を実行させる、プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009151447A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Canon Inc 印刷システム、印刷装置及び印刷方法
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