JP4479801B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1に従来の情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行うものであって、表示手段と表示制御手段とを備えている。
表示手段は、アプリケーションを起動して情報処理を行う際に、ユーザに操作される複数のボタンが配列された操作画面を表示するものである。各ボタンは、各々異なる情報処理に対応している。そして、ユーザがこれらのボタンの中から特定のボタンを選択して押下すると、この情報処理装置は、その選択されたボタンに対応する情報処理を行うようになっている。
表示制御手段は、操作画面に配列された各ボタンについて、ユーザによる押下に基づいて使用頻度を算出し、使用頻度の多いボタンについて、その形状(例えば、サイズ、形態、色、輝度、透過率、ボタンの奥行き、等)を変更して表示手段に表示させるものである。
このような構成である従来の情報処理装置では、表示手段及び表示制御手段により、使用頻度の多いボタンを他のボタンと区別して操作画面に表示させる。このため、ユーザは、各ボタンについて使用頻度が多いか否かを容易に認識して、どのボタンを選択するかを判断する材料とすることができる。その結果、この情報処理装置では、アプリケーションを起動して情報処理を行う際に表示される操作画面の操作性を向上させることが可能となっている。
特開2005−62978号公報
しかし、上記従来の情報処理装置では、インストーラを起動する場合に表示されるインストール画面に関して、上述の作用効果を享受し難いという問題がある。ここで、インストーラとは、アプリケーションをインストールするインストール手段を備えるプログラムであり、アプリケーションの一種である。インストール画面とは、複数の設定項目にそれぞれ対応し、ユーザに操作される複数のボタンが配列されたものである。設定項目とは、インストールされるアプリケーションの使用条件等を設定するためのものであり、例えば、「使用言語」、「接続方法」、「接続されるデバイスの種類」等である。設定項目に対応する複数のボタンとは、例えば、「使用言語」に対応する「日本語」、「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」等のボタンや、「接続方法」に対応する「ネットワーク接続」、「ローカル接続」等のボタンのことである。
すなわち、上記従来の情報処理装置においてインストーラを起動するのは、アプリケーションをインストールしようとする場合だけである。このため、上述の複数のボタンが配列されたインストール画面が表示されても、各ボタンをユーザが押下する回数は、通常0回又は1回程度、多くても数回程度である。このため、ユーザによる各ボタンの押下に基づいて、表示制御手段が各ボタンの使用頻度を算出しても、使用頻度に大きな差はできない。このため、この情報処理装置では、表示制御手段により、使用頻度の多いボタンと他のボタンとを区別してインストール画面に表示しようとしても、その区別の程度が小さくなってしまう。このため、ユーザは、各ボタンが区別されていることを認識し難く、どのボタンを選択するかを判断する材料とすることが難しい。このように、各ボタンの使用頻度のみに基づいてインストール画面の操作性を向上させようとしても、それほど有効な効果を得ることは難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、インストール画面の操作性を向上させることができる情報処理装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の情報処理装置は、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置であって、
前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
前記アプリケーションをインストールする際に、複数の設定項目にそれぞれ対応し、ユーザに操作される複数のボタンが配列されたインストール画面を表示する表示手段と、
前記情報処理装置の使用環境を検出する検出手段と、
前記インストール画面に配列された前記ボタンのうち、前記検出手段により検出された前記使用環境に関連する前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを高めて前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え
前記インストール手段は、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションを自動的に選択してインストールする標準インストール手段と、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションをユーザに選択させてインストールするカスタムインストール手段とを有し、
前記検出手段は、複数の前記アプリケーションのうち少なくとも1つについてインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出し、
前記表示制御手段は、前記検出手段がインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出した場合、前記カスタムインストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンであるカスタムインストールボタンについて、前記標準インストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンである標準インストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させることを特徴とする(請求項1)。
本発明の情報処理装置によれば、検出手段及び表示制御手段により、インストール画面に配列されたボタンのうち、検出手段により検出された使用環境に関連するボタンについて、他のボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示手段に表示させる。
ここで、情報処理装置の使用環境には、接続されるデバイス、ネットワーク環境、オペレーティングシステムに適用されている言語、過去のインストール又はアンインストールの履歴その他の情報処理装置に関係する多種多様な情報が含まれる。そして、検出手段の検出対象としては、これらの情報の中からインストール画面の操作性を向上させ得るものを適宜選択することができる。
「相対的に表示レベルを高めて表示させる」とは、具体的には、検出手段により検出された使用環境に関連するボタンが他のボタンよりも優先的にユーザに認識されるように、背景色を目立つ色にしたり、濃度を濃くしたり、サイズを大きくしたり、文字を太字にしたりすること等をいう。また、検出手段により検出された使用環境に関連するボタンの表示レベルはそのままで他のボタンの表示レベルを低くすることや、検出手段により検出された使用環境に関連するボタンの表示レベルを高くするとともに他のボタンの表示レベルを低くすることも含まれる。さらに、他のボタンの表示レベルを低くすることには、他のボタンを表示しないことが含まれる。
このような情報処理装置により、ユーザは、検出手段により検出された使用環境に関連するボタンを他のボタンよりも優先的に認識できるので、どのボタンを選択するかを判断する材料とすることができる。
したがって、本発明の情報処理装置は、インストール画面の操作性を向上させることができる。
インストール手段によりインストールされるアプリケーションの具体例としては、文書作成ソフトウェア、数値計算ソフトウェア等の応用ソフト、プリンタドライバ等のデバイスドライバ、及びステータスモニタ等が挙げられる。
また、アプリケーションによっては、複数のアプリケーションから構成されたインストール・パッケージからインストールするアプリケーションを選択して、インストールするものがある。そして、このようなアプリケーションに対応するインストール手段は、上述の標準インストール手段とカスタムインストール手段とを有するのが一般的である。
このような情報処理装置では、標準インストール後、不要なアプリケーションがあることが発覚し、そのアプリケーションについて単独でアンインストールを行うことがある。また、標準インストール後、インストール・パッケージの中にさらに必要なアプリケーションがあることが発覚し、そのアプリケーションについて、単独でインストールを行うことがある。そうすると、ユーザは、今後標準インストールよりもカスタムインストールを選択する可能性が高い。このため、この情報処理装置は、カスタムインストールボタンを目立たせて、ユーザがそのボタンを選択し易いようにすることができる。
特にアプリケーションがデバイスドライバである場合には、複数のモデルに対応する複数のデバイスドライバと、複数のユーティリティとから構成されたインストール・パッケージになっていることが多い。ユーティリティとは、情報処理装置の使い勝手を向上させる実用的なアプリケーションのことをいう。そして、標準インストール後、不要なデバイスドライバやユーティリティがあることが発覚してアンインストールを行うことがある。また、別のモデルのデバイスを追加して、そのモデルに対応するデバイスドライバのインストールをさらに行うことがある。このため、アプリケーションがデバイスドライバである場合に、効果が大きい。
検出手段は、複数のアプリケーションのうち少なくとも1つについてインストール又はアンインストールが過去に単独でなされた回数が所定回数以上であることを検出するようになっていてもよい。
本発明の情報処理装置において、表示制御手段は、検出手段がインストール又はアンインストールが単独で過去になされたことを検出しなかった場合、標準インストールボタンについて、カスタムインストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させるものであり得る(請求項)。
この場合、ユーザは、カスタムインストールよりも標準インストールを選択する可能性が高い。このため、情報処理装置は、標準インストールボタンを目立たせて、ユーザがそのボタンを選択し易いようにすることができる。
本発明の情報処理装置は、検出手段が検出し得る複数の検出結果と、各検出結果に対応する数値とを有するテーブルを記憶する記憶手段を備え得る。この場合において、表示制御手段は、検出手段が実際に検出した検出結果とテーブルとを参照した結果、特定のボタンに関して実際に検出した検出結果に対応する数値の合計が第1閾値以上である場合、特定のボタンについて、他のボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させ、特定のボタンに関して実際に検出した検出結果に対応する数値の合計が第2閾値(第2閾値≦第1閾値)未満である場合、特定のボタンについて、他のボタンに対して相対的に表示レベルを低めて表示させるものであり得る(請求項)。
この場合、表示制御手段は、特定のボタンに対応する検出結果が複数ある場合は、それぞれの数値の合計で表示レベルを制御することができる。このため、ユーザは、特定のボタンが総合的にどの程度重要であるかを細かく判断し易い。
本発明の情報処理装置において、記憶手段は、順次切り替わる複数のインストール画面のそれぞれに対応する複数のテーブルを記憶し、表示制御手段は、インストール画面が切り替わる毎に使用するテーブルを切り替えるものであり得る(請求項)。
この場合、表示制御手段は、各インストール画面毎に適切に各ボタンの表示を制御することができる。例えば、ボタンが密集しているインストール画面では、各検出結果に対応する数値が大きいテーブルを使用すると、他のボタンに干渉したり、画面に収まりきらないおそれがある。この場合には、各検出結果に対応する数値が小さいテーブルを使用すればよい。
本発明の情報処理装置において、表示制御手段は、検出手段が実際に検出した検出結果とテーブルとを参照した結果、特定のボタンに関して実際に検出した検出結果に対応する数値の合計が第3閾値(第3閾値<第2閾値)未満である場合、特定のボタンを表示しないものであり得る(請求項)。
特定のボタンに関して実際に検出した検出結果に対応する数値の合計が小さいほど、そのボタンが不要である可能性が高い。このため、その数値が第3閾値未満である場合に特定のボタンを表示しないようにしても問題が生じ難い一方、ユーザが選択する手間を省くことができる。
本発明の情報処理装置において、表示制御手段は、表示されるボタンが1つしか無いインストール画面を表示せず、インストール手段は、1つのボタンをユーザが選択したものとして処理を進めるものであり得る(請求項)。
この場合、この情報処理装置は、ユーザに選択させる必要性がないインストール画面を表示しないので、ユーザの手間を省くことができる。
本発明の情報処理方法は、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理方法であって、
前記アプリケーションをインストールするインストールステップと、
前記アプリケーションをインストールする際に、複数の設定項目にそれぞれ対応し、ユーザに操作される複数のボタンが配列されたインストール画面を表示する表示ステップと、
前記情報処理装置の使用環境を検出する検出ステップと、
前記インストール画面に配列された前記ボタンのうち、前記検出ステップにより検出された前記使用環境に関連する前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを高めて前記表示ステップで表示させる表示制御ステップとを備え
前記インストールステップは、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションを自動的に選択してインストールする標準インストールステップと、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションをユーザに選択させてインストールするカスタムインストールステップとを有し、
前記検出ステップは、複数の前記アプリケーションのうち少なくとも1つについてインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出し、
前記表示制御ステップは、前記検出ステップがインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出した場合、前記カスタムインストールステップにインストールを実行させるように設定する前記ボタンであるカスタムインストールボタンについて、前記標準インストールステップにインストールを実行させるように設定する前記ボタンである標準インストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させることを特徴とする(請求項)。
本発明の情報処理方法によれば、本発明の情報処理装置の場合と同様に、インストール画面の操作性を向上させることができる。
本発明のプログラムは、オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置を、
前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
前記アプリケーションをインストールする際に、複数の設定項目にそれぞれ対応し、ユーザに操作される複数のボタンが配列されたインストール画面を表示する表示手段と、
前記情報処理装置の使用環境を検出する検出手段と、
前記インストール画面に配列された前記ボタンのうち、前記検出手段により検出された前記使用環境に関連する前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを高めて前記表示手段に表示させる表示制御手段
として機能させるプログラムであって、
前記インストール手段は、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションを自動的に選択してインストールする標準インストール手段と、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションをユーザに選択させてインストールするカスタムインストール手段とを有し、
前記検出手段は、複数の前記アプリケーションのうち少なくとも1つについてインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出し、
前記表示制御手段は、前記検出手段がインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出した場合、前記カスタムインストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンであるカスタムインストールボタンについて、前記標準インストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンである標準インストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させることを特徴とする(請求項)。
本発明のプログラムによれば、情報処理装置を上述した通りに機能させて、インストール画面の操作性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例の情報処理装置の具体的態様であるパーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」と呼ぶ。)1は、制御部10と、種々のプログラムやデータが格納されたHDD(Hard Disk Drive)14と、表示部15と、入力部16と、パソコン1をネットワーク5に接続するためのLANアダプタ等のNIC(Network Interface Card)17と、CD−ROMに記憶されたデータを読み出すCD−ROMドライブ18とを備え、これらの各構成要素が内部バス19を介して相互に通信可能に接続されて構成されている。なお、本発明の情報処理装置に相当する装置としては、このようなパソコン1に限らず、例えば、PDA(Personal Digital Assistance)端末などの情報端末装置であってもよい。
パソコン1は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク5を介して接続された周辺デバイスとしてのプリンタ2等とともにネットワークシステムを構成している。プリンタ2は、パソコン1から送信されたグラフィックデータやテキストデータを含む印刷データに基づいて、画像や文書を記録用紙に印刷するいわゆるプリンタ機能を有する周辺デバイスである。なお、パソコン1と、プリンタ2等の各周辺デバイスとは、ネットワーク5を介さずにシリアルケーブルやUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどで直接接続されていても良い。また、周辺デバイスは、FAX、スキャナ、複合機等であってもよい。
パソコン1において、表示部15は、LCD(Liquid Cristal Display)等の表示デバイスである。この表示部15は、図示しないビデオボード又はグラフィックボードを介して制御部10に接続されている。表示部15には、ユーザインタース画面、アプリケーションを起動して情報処理を行う際に利用する操作画面及び情報処理の過程や結果を示す画面、及び後述するインストール画面91〜96等が適宜表示される。これらの表示は、パソコン1が有する周知のGUI(Graphical User Interface)機能により実現される。
入力部16は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。この入力部16は、図示しないUSB端子やPS/2端子を介して制御部10に接続されており、ユーザが操作することで、制御部10に対して各種の情報を入力可能となっている。
制御部10は、パソコン1の各構成要素を統括的に制御するものであり、周知のCPU11、ROM12、RAM13等を備える。なお、パソコン1において、制御部10を構成するCPU11、ROM12、RAM13等の各モジュールが基板上に配置されたものを、一般にマザーボードと称する。
パソコン1には、オペレーティングシステム(Operating System。以下、単に「OS」と呼ぶ。)がインストールされている。パソコン1は、このOSの環境下で各種のアプリケーションを起動して情報処理を行う。ここで、アプリケーションには、プリンタドライバ、ステータスモニタ、文書作成ソフト、数値計算ソフト等が含まれる。ステータスモニタとは、システム環境や周辺デバイス等の状態を監視して、その監視結果をユーザの要求に応じて表示部15に表示するものである。なお、本実施形態では、パソコン1にWindows(登録商標)系のOSがインストールされているものとして説明する。もちろん、他のOSがインストールされたパソコンにも本発明は適用され得る。また、OSにおいて、ユーザに情報を伝達するためにユーザインターフェース画面等に表示される言語には、「日本語」、「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」その他の言語等がある。ここでは、その言語として、日本語が適用されているものとして説明する。
HDD14は、高容量ディスクと読取装置とが一体化して構成されたものである。このHDD14には、システムフォルダ14S、プログラムフォルダ14P及びレジストリ14R等が設けられている。システムフォルダ14Sは、OSの動作に必要な各種システムファイルや、デバイスドライバの一種であるプリンタドライバD1等を格納するものである。プログラムフォルダ14Pは、各種のアプリケーションのプログラムを格納するものであり、本実施例では、アプリケーションA1等が格納されている。レジストリ14Rは、システムフォルダ14Sやプログラムフォルダ14Pに格納されたファイルとデバイスとの対応関係(例えば、ファイルの参照先)等からなるデバイス情報や、後述するテーブルT1〜T6、ポイント表P1〜P6、及びポイント・サイズ対照表H1等の制御情報を記憶するものである。
アプリケーションA1等は、OSの環境下で作動して、上述の制御部10、HDD14、表示部15、入力部16等を連携させることにより、文書の作成、描画又は数値計算等の特定の情報処理を行うソフトウェアである。
プリンタドライバD1は、例えばプリンタ2を用いて印刷を行う際に、パソコン1の表示部15に印刷設定用の設定入力画面を表示してユーザからの設定入力を受け付けて、印刷に用いる用紙サイズや印刷部数等の印刷設定を行い、この印刷設定に基づいて、アプリケーションA1等により編集された画像データをプリンタ2で印刷可能な印刷データに変換し、その印刷データをプリンタ2に送信して、プリンタ2に印刷を実行させるソフトウェアである。なお、設定入力画面とは、入力部16を介して入力を受けるために表示部15に表示されるユーザインターフェース画面である。また、システムフォルダ14Sには、プリンタドライバD1やプリンタ2の使い勝手を向上させる実用ソフトウェアであるユーティリティU1、U2等が、プリンタドライバD1とともに収納されている。
詳細は後述するが、このようなアプリケーションA1等、及びプリンタドライバD1等のインストールは、例えば、それらのプログラムが記録されたCD−ROMから、CD−ROMドライブ18によりデータを読み出して、制御部10により各種の設定を行った上で、HDD14のシステムフォルダ14S内又はプログラムフォルダ14P内に記録することにより実施される。なお、上記プログラムは、CD−ROM以外の記録媒体により、又はインターネット等の電気通信回線を通じて提供され得る。
このような構成であるパソコン1により、ユーザは、アプリケーションA1等を起動して、所望の書類や図面等のデータを編集する等の情報処理を行うことができる。また、ユーザは、プリンタドライバD1を起動して、印刷設定用の設定入力画面を操作して印刷設定を行い、アプリケーションA1等で編集したデータや外部から取得したデータをプリンタ2に印刷させることができる。この際、制御部10は、上記印刷設定により上記データから印刷データを生成し、NIC17を介して、その印刷データをプリンタ2に送信する。そして、プリンタ2が印刷データに対応する画像を記録用紙に形成することにより印刷が実行される。
次に、実施例のパソコン1におけるアプリケーションA1等やプリンタドライバD1等のインストール処理について詳しく説明する。ここでは、プリンタ2に印刷を行わせるためのプリンタドライバD1をパソコン1にインストールするものとして説明する。アプリケーションA1等のインストール処理も、プリンタドライバD1のインストール処理と同様であるので説明は省略する。
<インストール処理>
例えば、ユーザがプリンタドライバD1のプログラムが記録されたCD−ROMをCD−ROMドライブ18にセットし、入力部16を操作してインストールの開始を指示すると、制御部10は、プリンタドライバD1のインストーラを起動する。ここで、プリンタ2は、同一機種において性能や仕様が異なる複数のモデルの一つに該当するものとして説明する(ここでは、「モデル1」とする。)。そして、CD−ROMには、プリンタ2の各モデルに対応するプリンタドライバD1のプログラム、プリンタ2の使い勝手を向上させる複数のユーティリティU1、U2等、及びこれらをパソコン1にインストールするインストーラ・プログラム等により構成されたインストール・パッケージが記録されているものとする。
制御部10は、CD−ROMドライブ18を制御してデータを読み出し、図2〜図4のフローチャートにしたがって、プリンタドライバD1のインストール処理を開始する。
図2に示すように、ステップS101〜S105では、プリンタドライバD1の起動時に表示される操作画面上の文字に適用される言語をユーザに選択させる処理を行う。より詳しくは、図5に具体例として示す「言語選択」インストール画面91を表示部15に表示する。「言語選択」インストール画面91は、「プリンタドライバD1の起動時に表示される操作画面上の文字に適用される言語」という設定項目に対応するものである。「言語選択」インストール画面91には、複数の言語選択ボタン11〜14、…が配置されている。図5では、「日本語」に対応する言語選択ボタン11、「英語」に対応する言語選択ボタン12、「ドイツ語」に対応する言語選択ボタン13、「フランス語」に対応する言語選択ボタン14のみを図示し、その他の言語に対応する言語選択ボタンについては図示を省略している。そして、ユーザが複数の言語選択ボタン11〜14、…の中から一つを選択することにより、制御部10は、そのボタンに対応する言語をプリンタドライバD1の起動時に表示される操作画面上の文字に適用するようになっている。この際、制御部10は、下記の通り、ステップS101〜S103により、パソコン1の使用環境として、言語に関係する情報を検出し、ステップS104により、各言語選択ボタン11〜14、…の表示レベルを制御している。
まず、ステップS101において、OSに適用されている言語を検出する。この場合の「OSに適用されている言語」とは、プログラム言語ではなく、ユーザに情報を伝達するためにユーザインターフェース画面等に表示される文字に適用される言語をいう。本実施例では、OSに適用されている言語として、日本語を検出する。
次に、ステップS102において、過去にインストーラを起動した際に、各言語選択ボタン11〜14、…をクリックした回数を検出する。このクリックされた回数の情報は、インストーラを起動する毎に、レジストリ14R内に制御情報として記憶しておき、ステップS102において、レジストリ14Rから読み込むようにすればよい。
次に、ステップS103において、過去にインストーラを起動した際に、プリンタドライバD1の起動時に表示される操作画面上の文字に適用される言語として選択した言語を検出する。この言語の情報も、インストーラを起動する毎に、レジストリ14R内に制御情報として記憶しておき、ステップS103において、レジストリ14Rから読み込むようにすればよい。
次に、ステップS104において、各言語選択ボタン11〜14、…の表示レベルを制御する処理を行う。より詳しくは、図4に示す表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する。
まず、図4に示すステップS201において、「言語選択」インストール画面91について、既存のポイント表があるか否かを判断する。ポイント表とは、例えば、図6に具体例を示すポイント表P1である。本実施例では、インストーラを起動する毎に、ポイント表P1を新規作成するものとして、すなわち、ステップS201において「No」となるものとして、以下の説明を行う。なお、過去にインストーラを起動したことがあれば、その際に作成されたポイント表を既存のポイント表として、レジストリ14Rに記憶するようにしてもよい。
ステップS201において「Yes」の場合、ステップS202に移行して、レジストリ14Rからポイント表P1を読み込み、ステップS204に移行する。他方、ステップS201において「No」の場合、ステップS203に移行して、図6に示すポイント表P1を新規に作成し、ステップS204に移行する。ステップS203からステップS204に移行する段階では、ポイント表P1の各マスの中の数値は、全て0となっている。
ステップS204では、「言語選択」インストール画面91に対応するテーブルから順次、評価項目を読み込む。ここで、「言語選択」インストール画面91に対応するテーブルとは、例えば、図6に具体例を示すテーブルT1であり、ステップS101〜S103において検出した検出結果と、各検出結果に対応する数値とを有するものである。より詳しくは、テーブルT1は、ステップS101に対応する「OSに適用されている言語と一致するか」という評価項目、ステップS102に対応する「過去にクリックした回数」という評価項目、及び「過去のインストール時に選択した言語と一致するか」という評価項目を有している。
まず、ステップS204において、1つ目の評価項目として、「OSに適用されている言語と一致するか」という評価項目を読み込む。そして、ステップS205に移行して、ステップS101の検出結果とテーブルT1の数値とを参照する。具体的には、「日本語」に対応する言語選択ボタン11は、ステップS101の検出結果である日本語と一致する。この場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「Yes:+10」が該当するので、ポイント表P1の言語選択ボタン11のマスに、ポイントとして+10点を与える。他方、「日本語」に対応しない言語選択ボタン12〜14、…は、ステップS101の検出結果である日本語と一致しない。この場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「No:−10」が該当するので、ポイント表P1の言語選択ボタン12〜14、…のマスに、ポイントとして−10点を与える。
次に、ステップS206に移行して、最後の評価項目か否かを判断する。ステップS206において「Yes」の場合、ステップS207に移行し、「No」の場合、ステップS204に戻る。この段階では、1つ目の評価項目を読み込んでいるので「No」となり、ステップS204に戻る。
ステップS204に戻ると、2つ目の評価項目として、「過去にクリックした回数」という評価項目を読み込む。そして、ステップS205に移行して、ステップS102の検出結果とテーブルT1の数値とを参照する。例えば、言語選択ボタン11について、ステップS102の検出結果が1回であれば、この評価項目において検出結果に対応する数値である「1回につき+1」にしたがって、ポイント表P1の言語選択ボタン11のマスに、ポイントとして+1点を与える。また、例えば、言語選択ボタン12〜14、…について、ステップS102の検出結果が0回であれば、ポイント表P1の言語選択ボタン12〜14、…のマスに、ポイントとして0点を与える。
次に、ステップS206に移行するが、この段階では、2つ目の評価項目を読み込んでいるので「No」となり、ステップS204に戻る。
ステップS204に戻ると、3つ目の評価項目として、「過去のインストール時に選択した言語と一致するか」という評価項目を読み込む。そして、ステップS205に移行して、ステップS103の検出結果とテーブルT1の数値とを参照する。例えば、過去のインストール時に選択した言語として日本語のみを検出した場合、「日本語」に対応する言語選択ボタン11は、ステップS103の検出結果と一致する。この場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「Yes:+5」が該当するので、ポイント表P1の言語選択ボタン11のマスに、ポイントとして+5点を与える。他方、「日本語」に対応しない言語選択ボタン12〜14、…は、ステップS103の検出結果と一致しない。この場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「No:0」が該当するので、ポイント表P1の言語選択ボタン12〜14、…のマスに、ポイントとして0点を与える。
次に、ステップS206に移行するが、この段階では、3つ目の評価項目を読み込んでいるので「Yes」となり、ステップS207に移行する。この段階では、ポイント表P1の各マスの中の数値が合計されて、ポイント表P1の右側端のマスに示すように、各言語選択ボタン11〜14、…についてのポイントが定まる。図6のポイント表P1の各マス内の数値は、あくまでも一例であり、ステップS101〜S103の検出結果に応じて変わるものである。以下、図6のポイント表P1を例として説明する。
ステップS207では、言語選択ボタン11〜14、…を順次選択して、ポイント表P1からそのボタンのポイントを読み出す。まず、言語選択ボタン11を選択すると、ポイント表P1から+16点を読み出す。
次に、ステップS208において、図7に示すポイント・サイズ対照表H1と、読み出したポイントと参照して、言語選択ボタン11のサイズを決定する。この場合、+16点は、「+10点以上、+20点未満」に該当するので、言語選択ボタン11のサイズを「大」と決定する。
次に、ステップS209において、図5に示すように、「言語選択」インストール画面91上に、言語選択ボタン11を配置する。この際、言語選択ボタン11のサイズが「大」であるので、表示を制御して外形状と文字を通常より大きくして配置する。
次に、ステップS210に移行して、最後のボタンか否かを判断する。ステップS210において「Yes」の場合、ステップS211に移行し、「No」の場合、ステップS207に戻る。この段階では、1つ目のボタンを読み込んでいるので「No」となり、ステップS207に戻る。
言語選択ボタン12〜14、…についても、言語選択ボタン11と同様に、ステップS207〜S209の処理を行う。この際、言語選択ボタン12〜14のポイントは−10点であり、ポイント・サイズ対照表H1の「−10点以上、+10点未満」に該当するので、ステップS208において、言語選択ボタン12〜14のサイズを「通常」と決定する。そして、ステップS209において、図5に示すように、言語選択ボタン12〜14の外形状及び文字の大きさを通常のままとして、「言語選択」インストール画面91上に配置する。なお、ポイントがポイント・サイズ対照表H1に示すように、「−20点未満」であれば、ステップS209において、そのボタンを消去する。これは、ポイントが特に小さい場合、ユーザがそのボタンを選択する可能性が小さいので、表示しなくても問題が生じない一方、ユーザの手間を省くことができるからである。
ポイント・サイズ対照表H1は、後述するステップS111、S113、S116、S118、S120でも使用するものである。「言語選択」インストール画面91では、説明を容易にするため、言語選択ボタン11〜14、…のポイントが「−10点未満」とならないようにテーブルT1を設定しているので、ボタンのサイズを「小」又は「表示しない(消去)」とすることはないが、テーブルT1の設定を変更すれば、ボタンのサイズを「小」又は「表示しない(消去)」とすることも可能である。また、後述する「モデル選択」インストール画面93及び「ユーティリティ選択」インストール画面96では、ボタンのサイズを「小」又は「表示しない(消去)」とする具体例を示している。
そして、言語選択ボタン11〜14、…の全てを「言語選択」インストール画面91上に配置すると、ステップS211に移行して、言語選択ボタン11〜14、…の全てが「言語選択」インストール画面91に収まったか否かを判断する。例えば、複数の言語選択ボタンのポイントが大きいと、「言語選択」インストール画面91からはみ出したり、各ボタンが重なったりしてしまう不具合が生じ得る。この場合は、ステップS211において「No」となり、ステップS213に移行して、言語選択ボタン11〜14、…のうち、ポイントの低いボタンのポイントをさらに減点して、外形状及び文字を小さくして再配置する。この際、減点されたポイントがポイント・サイズ対照表H1に示すように、「−20点未満」であれば、消去する。こうすることで、「言語選択」インストール画面91の見栄えを良くすることができる。そして、ステップS211に戻る。
他方、ステップS211において「Yes」の場合、ステップS212に移行して、各言語選択ボタン11〜14、…のうち、「言語選択」インストール画面91上に配置されたボタンが1つだけか否かを判断する。
ステップS212において「Yes」の場合、ステップS214に移行する。ステップS214では、ユーザがそのボタンを選択したものとして、「言語選択」インストール画面91の表示を終了させた上で、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を終了し、図2に示すステップS105に移行する。こうすることで、ユーザに選択させる必要性がないインストール画面を表示しないようにして、ユーザの手間を省くことができる。
他方、ステップS212において「No」の場合、各言語選択ボタン11〜14、…の全てについて、表示レベルを制御した上で、「言語選択」インストール画面91上に配置する処理が終了したとして、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を終了し、図2に示すステップS105に移行する。
この段階では、ポイントが図6に示すポイント表P1に示す数値であれば、図5に示すように、言語選択ボタン11のみがサイズ「大」で配置され、他の言語選択ボタン12〜14、…は、通常の大きさで配置される。また、図6に示すポイント表P1において、例えば、言語選択ボタン11について過去にクリックした回数が1回ではなく5回であった場合には、言語選択ボタン11の最終的なポイントは+16点ではなく+20点となる。この場合には、図7のポイント・サイズ対照表H1の「+20点以上」に該当するので、図8に示すように、「言語選択」インストール画面91において、言語選択ボタン11はサイズ「特大」で配置されることとなる。
図2において、ステップS105に移行すると、ユーザにより操作された入力部16からの入力信号を検出して、ユーザが言語選択ボタン11〜14、…の中からいずれのボタンを選択したかを判定する。そして、制御部10は、その判定結果に基づいて、プリンタドライバD1の起動時に表示される操作画面上の文字に適用される言語を設定する。
この際、ユーザは、ステップS101において検出された言語と一致する言語選択ボタン11を他の言語選択ボタン12〜14、…よりも優先的に認識できるので、プリンタドライバD1の起動時に表示される操作画面上の文字に適用される言語として、OSに適用されている言語と一致する言語を選択し易くなっている。
また、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)では、ステップS102、S103の検出結果も各言語選択ボタン11〜14、…の表示レベルの制御に利用するので、ユーザは、どの言語選択ボタン11〜14、…を選択すればよいかを総合的に判断することが可能となっている。
次に、制御部10は、下記の通り、ステップS106〜S110において、パソコン1の使用環境として、ネットワーク、プリンタ2及びプリンタドライバD1等に関する情報を検出する。
まず、ステップS106において、上述したステータスモニタ等を用いることにより、パソコン1に接続されているプリンタを検出する。この際、プリンタの1つの機種について、性能や仕様の異なる複数のモデルが存在するのが一般的であるので、検出されたプリンタがどのモデルであるかも同時に検出する。本実施例では、図1に示すように、パソコン1にプリンタ2が接続されているので、プリンタ2を検出する。また、プリンタ2のモデルがモデル1であることも検出する。
次に、ステップS107において、パソコン1に接続されているプリンタがネットワークを介して接続されているか否かを検出する。本実施例では、図1に示すように、プリンタ2がネットワーク5を介してパソコン1に接続されているので、ネットワーク接続であるという検出結果となる。
次に、ステップS108において、パソコン1に既にインストールされているプリンタドライバを検出する。具体的には、システムフォルダ14S内を検索する。この際、検出されたプリンタドライバのバージョンの情報についても同時に検出する。また、プリンタドライバともにシステムフォルダ14S内にインストールされているユーティリティについても同時に検出する。本実施例では、図1に示すように、パソコン1に既にプリンタドライバD1がインストールされており、ユーティリティU1、U2、…も既にインストールされているものとして、以下の説明を行う。また、既にインストールされているプリンタドライバD1が旧バージョンであるものとする。
次に、ステップS109において、ステップS108で検出されたプリンタドライバとして、ポスト・スクリプト・ドライバ(以下、単に「PSドライバ」と呼ぶ。)又はPCLドライバが既にインストールされているかを検出する。PSドライバとは、プリンタを制御するための言語として「ポスト・スクリプト」を採用したプリンタドライバのことであり、PCLドライバとは、プリンタを制御するための言語として「PCL」を採用したプリンタドライバのことである。
次に、ステップS110において、既にインストールされているプリンタドライバを構成する複数のユーティリティのうち少なくとも1つが、過去に単独でインストール又はアンインストールされたか否かを検出する。本実施例では、図1に示すように、システムフォルダ14S内に、プリンタドライバD1とともに、ユーティリティU1、U2、…等もインストールされているが、プリンタドライバD1、ユーティリティU1、U2、…の少なくとも1つが、過去に単独でインストール又はアンインストールされたか否かを検出する。この際、ユーティリティU1、U2、…について、過去に何回アンインストールされたかも検出する。このアンインストールされた回数の情報は、インストーラを起動する毎に、レジストリ14R内に制御情報として記憶しておき、ステップS110において、レジストリ14Rから読み込むようにすればよい。
次に、ステップS111において、図9に示す「インストール方法選択」インストール画面92について、標準インストールボタン21及びカスタムインストールボタン22の表示レベルを制御する処理を行う。「インストール方法選択」インストール画面92は、「インストール方法」という設定項目に対応するものである。インストール方法には、後述するステップS123で実施する標準インストールと、後述するステップS122で実施するカスタムインストールの2種類がある。標準インストールボタン21は、標準インストールを実行するように設定するためのものであり、カスタムインストールボタン22は、カスタムインストールを実行するように設定するためのものである。
より詳しくは、図4に示す表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する。なお、上述のステップS104で表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する場合との相違点は、表示制御の対象となるインストール画面が図9に具体例を示す「インストール方法選択」インストール画面92であること、参照するポイント表が図10に具体例を示すポイント表P2であること、参照するテーブルが図10に具体例を示すテーブルT2であること、の3点である。参照するポイント・サイズ対照表は、図7のポイント・サイズ対照表H1を使用する。このため、上述のステップS104において説明した処理と共通する部分については説明を省略又は簡略する。
まず、図4に示すステップS201〜S203において、「インストール方法選択」インストール画面92について、ポイント表P2を用意する。
次に、ステップS204〜S206において、「インストール方法選択」インストール画面92に対応するテーブルT2から評価項目を読み込む。テーブルT2は、ステップS110に対応する「既にインストールされているプリンタドライバを構成する複数のユーティリティのうち少なくとも1つが、過去に単独でインストール又はアンインストールされたか否か」という1つの評価項目を有している。
そして、ステップS204において、上記評価項目を読み込むと、ステップS205に移行して、ステップS110の検出結果とテーブルT2の数値とを参照する。具体的には、ステップS110の検出結果が「Yes」である場合、「Yes:ボタン21に0、ボタン22に+10」が該当するので、ポイント表P2の標準インストールボタン21のマスに、ポイントとして0点を与え、カスタムインストールボタン22のマスに、ポイントとして+10点を与える。このようにするのは、過去に単独でインストール又はアンインストールしたことがあれば、ユーザが今後カスタムインストールを選択する可能性が高いからである。
他方、ステップS110の検出結果が「No」である場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「No:ボタン21に+10、ボタン22に0」が該当するので、図10のポイント表P2に示すように、標準インストールボタン21のマスに、ポイントとして+10点を与え、カスタムインストールボタン22のマスに、ポイントとして0点を与える。このようにするのは、過去に単独でインストール又はアンインストールしたことがなければ、ユーザが標準インストールを選択する可能性が高いからである。
次に、ステップS207〜S209において、標準インストールボタン21及びカスタムインストールボタン22のサイズを決定して、「インストール方法選択」インストール画面92上に配置する。そして、上述したステップS211〜S214の処理を行った後、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を終了し、図3に示すステップS112に移行する。
この段階では、ポイントが図10に示すポイント表P2に示す数値であれば、すなわち、テーブルT2の評価項目について「No」の場合、図9に示すように、標準インストールボタン21はサイズ「大」で配置され、カスタムインストールボタン22はサイズ「通常」で配置される。また、テーブルT2の評価項目について「Yes」の場合、ポイント表P2において、標準インストールボタン21のポイントが+10点ではなく0点となり、カスタムインストールボタン22のポイントが0点ではなく+10点となる。この場合には、図9とは異なり、標準インストールボタン21はサイズ「通常」で配置され、カスタムインストールボタン22はサイズ「大」で配置される。
次に、図3に示すステップS112に移行すると、ユーザにより操作された入力部16からの入力信号を検出して、ユーザが標準インストールボタン21又はカスタムインストールボタン22のどちらを選択したかを判定する。そして、制御部10は、その判定結果に基づいて、インストール方法を設定する。
このように、ステップS111では、ステップS110の検出結果に基づいて、標準インストールボタン21又はカスタムインストールボタン22の一方を目立たせるので、ユーザは、選択する可能性の高いボタンを優先的に認識することができる。このため、ユーザは、過去に単独で行われたインストール又はアンインストールの履歴に基づいて、標準インストール又はカスタムインストールを選択し易くなっている。
ステップS112において、ユーザが標準インストールボタン21を選択したと判断した場合、ステップS123に移行する。そして、ステップS123において、プリンタドライバD1について、標準インストールを実施する。具体的には、ステップS105の使用言語設定や、ステップS106〜S110で検出したプリンタとそのモデル、インストールされているプリンタドライバとそのバージョン、ネットワーク接続か否か等の使用環境に関する情報に基づいて、制御部10が自動的にインストールすべきプリンタドライバD1のバージョン、対応するモデル、一緒にインストールするユーティリティ等を選択し、インストールを実行する。そうすると、システムフォルダ14Sには、プリンタドライバD1及びユーティリティU1、U2等が収納される。こうして、このインストール処理を終了する。
他方、ステップS112において、ユーザがカスタムインストールボタン22を選択したと判断した場合、ステップS113に移行する。
次に、ステップS113において、図11に示す「モデル選択」インストール画面93について、モデル選択ボタン31〜34の表示レベルを制御する処理を行う。「モデル選択」インストール画面93は、「プリンタのモデル」という設定項目に対応するものである。モデル選択ボタン31〜34は、プリンタ2と同一機種に用意された仕様及び性能の異なるモデル1〜4に対応するものである。
より詳しくは、図4に示す表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する。なお、上述のステップS104等で表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する場合との相違点は、表示制御の対象となるインストール画面が図11に具体例を示す「モデル選択」インストール画面93であること、参照するポイント表が図12に具体例を示すポイント表P3であること、参照するテーブルが図12に具体例を示すテーブルT3であること、の3点である。参照するポイント・サイズ対照表は、図7のポイント・サイズ対照表H1を使用する。このため、上述のステップS104等において説明した処理と共通する部分については説明を省略又は簡略する。
まず、図4に示すステップS201〜S203において、「モデル選択」インストール画面93について、ポイント表P3を用意する。
次に、ステップS204〜S206において、「モデル選択」インストール画面93に対応するテーブルT3から順次、評価項目を読み込む。テーブルT3は、ステップS106、S108の検出結果に対応する「当該モデルに対応するプリンタドライバは、既にインストールされているプリンタドライバと関連するか」という評価項目、及び「当該モデルに対応するプリンタドライバに対して、既にインストールされているプリンタドライバは旧バージョンか新バージョンか」という2つの評価項目を有している。
そして、ステップS204において、1つ目の「当該モデルに対応するプリンタドライバは、既にインストールされているプリンタドライバと関連するか」という評価項目を読み込むと、ステップS205に移行して、ステップS106、S108の検出結果とテーブルT3の数値とを参照する。具体的には、ステップS106、S108で検出したプリンタやプリンタドライバのモデルと、各モデル選択ボタン31〜34に対応するモデルとが関連する場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「Yes:+5」が該当する。このため、ポイント表P3において、モデル選択ボタン31〜34のうち、関連するもののマスに、ポイントとして+5点を与える。他方、モデル選択ボタン31〜34のうち、関連しないもの(例えば、モデル選択ボタン32)のマスには、「No:0」に従い、ポイントとして0点を与える。
次に、ステップS204において、2つ目の「当該モデルに対応するプリンタドライバに対して、既にインストールされているプリンタドライバは旧バージョンか新バージョンか」という評価項目を読み込むと、ステップS205に移行して、ステップS108の検出結果とテーブルT3の数値とを参照する。
具体的には、ステップS108で検出したプリンタドライバD1のバージョンが、各モデル選択ボタン31〜34に対応するプリンタドライバのバージョンに対して、旧いか、同一か、又は新しいかを判断する。例えば、モデル選択ボタン31に対応するプリンタドライバに対して、既にインストールされているプリンタドライバD1のバージョンが旧バージョンである場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「旧バージョン:+10」が該当する。このため、ポイント表P3のモデル選択ボタン31のマスに、ポイントとして+10点を与える。こうするのは、旧バージョンがインストールされている場合、新バージョンを新たにインストールする可能性が高いからである。
また、例えば、モデル選択ボタン33に対応するプリンタドライバに対して、既にインストールされているプリンタドライバD1のバージョンが同一バージョンである場合、「同一バージョン:0」が該当するので、モデル選択ボタン33のマスに、ポイントとして0点を与える。また、例えば、モデル選択ボタン34に対応するプリンタドライバに対して、既にインストールされているプリンタドライバD1のバージョンが新バージョンである場合、「新バージョン:−20」が該当するので、モデル選択ボタン34のマスに、ポイントとしてー20点を与える。こうするのは、新バージョンがインストールされている場合、それより古いバージョンを新たにインストールする可能性が低いからである。
次に、ステップS207〜S209において、各モデル選択ボタン31〜34のサイズを決定して、「モデル選択」インストール画面93上に配置する。そして、上述したステップS211〜S214の処理を行った後、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を終了し、図3に示すステップS114に移行する。
この段階では、ポイントが図12に示すポイント表P3に示す数値であれば、図11に示すように、「モデル1」に対応するモデル選択ボタン31はサイズ「大」で配置され、「モデル2」に対応するモデル選択ボタン32はサイズ「通常」で配置され、「モデル3」に対応するモデル選択ボタン33はサイズ「通常」で配置され、「モデル4」に対応するモデル選択ボタン34はサイズ「小」で配置される。
次に、ステップS114に移行すると、ユーザにより操作された入力部16からの入力信号を検出して、ユーザが各モデル選択ボタン31〜34のいずれを選択したかを判定する。そして、制御部10は、その判定結果に基づいて、対応するプリンタドライバを設定する。
このように、ステップS113では、ステップS106、S108の検出結果に基づいて、モデル選択ボタン31〜34のいずれかを目立たせるので、ユーザは、選択する可能性の高いボタンを優先的に認識することができる。このため、ユーザは、既に接続されているプリンタとそのモデル、インストールされているプリンタドライバのバージョン等に基づいて、モデルを選択し易くなっている。
次に、ステップS115において、ユーザが選択したモデルに対応するプリンタドライバについて、PSドライバとPCLドライバとが用意されているかを判断する。ステップS115において「No」の場合、ステップS116、S117を飛ばして、ステップS118に移行する。他方、ステップS115において「Yes」の場合、ステップS116に移行する。
ステップS116では、図13に示す「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面94について、PSドライバをインストールするためのボタン41及びPCLドライバをインストールするためのボタン42の表示レベルを制御する処理を行う。「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面94は、「PSドライバ又はPCLドライバ」という設定項目に対応するものである。より詳しくは、図4に示す表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する。なお、上述のステップS104等で表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する場合との相違点は、表示制御の対象となるインストール画面が図13に具体例を示す「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面94であること、参照するポイント表が図14に具体例を示すポイント表P4であること、参照するテーブルが図14に具体例を示すテーブルT4であること、の3点である。参照するポイント・サイズ対照表は、図7のポイント・サイズ対照表H1を使用する。このため、上述のステップS104等において説明した処理と共通する部分については説明を省略又は簡略する。
まず、図4に示すステップS201〜S203において、「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面94について、ポイント表P4を用意する。
次に、ステップS204〜S206において、「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面94に対応するテーブルT4から評価項目を読み込む。テーブルT4は、ステップS109の検出結果に対応する「プリンタドライバとして、PSドライバ又はPCLドライバが既にインストールされているか」という1つの評価項目を有している。
そして、ステップS204において、上記評価項目を読み込むと、ステップS205に移行して、ステップS109の検出結果とテーブルT4の数値とを参照する。具体的には、ステップS109において、プリンタドライバとしてPSドライバが既にインストールされていることを検出した場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「PSドライバが既にインストールされている:ボタン41に+10、ボタン42に−10」が該当する。このため、ポイント表P4のPSドライバをインストールするためのボタン41のマスに、ポイントとして+10点を与え、PCLドライバをインストールするためのボタン42のマスに、ポイントとして−10点を与える。このようにするのは、PSドライバが既にインストールされていれば、次にPCLドライバをインストールする可能性が低いからである。
また、ステップS109において、プリンタドライバとしてPCLドライバが既にインストールされていることを検出した場合、「PCLドライバが既にインストールされている:ボタン41に−10、ボタン42に+10」が該当する。このため、PSドライバをインストールするためのボタン41のマスに、ポイントとして−10点を与え、PCLドライバをインストールするためのボタン42のマスに、ポイントとして+10点を与える。このようにするのは、PCLドライバが既にインストールされていれば、次にPSドライバをインストールする可能性が低いからである。
さらに、ステップS109において、プリンタドライバとしてPSドライバ及びPCLドライバが未だインストールされていないことを検出した場合、「PSドライバ及びPCLドライバが既にインストールされていない:ボタン41に0、ボタン42に0」が該当するので、PSドライバをインストールするためのボタン41及びPCLドライバをインストールするためのボタン42のマスに、ポイントとして0点を与える。
次に、ステップS207〜S209において、PSドライバをインストールするためのボタン41及びPCLドライバをインストールするためのボタン42のサイズを決定して、「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面94上に配置する。そして、上述したステップS211〜S214の処理を行った後、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を終了し、図3に示すステップS117に移行する。
この段階では、ポイントが図14に示すポイント表P4に示す数値であれば、図13に示すように、PSドライバをインストールするためのボタン41はサイズ「大」で配置され、PCLドライバをインストールするためのボタン42はサイズ「通常」で配置される。また、例えば、プリンタドライバとして、PCLドライバが既にインストールされている場合、ポイント表P4において、PSドライバをインストールするためのボタン41のポイントが+10点ではなく−10点となり、PCLドライバをインストールするためのボタン42のポイントが−10点ではなく+10点となる。この場合には、図13とは異なり、PSドライバをインストールするためのボタン41はサイズ「通常」で配置され、PCLドライバをインストールするためのボタン42はサイズ「大」で配置される。
次に、図3に示すステップS117に移行すると、ユーザにより操作された入力部16からの入力信号を検出して、ユーザがPSドライバをインストールするためのボタン41又はPCLドライバをインストールするためのボタン42のどちらを選択したかを判定する。そして、制御部10は、その判定結果に基づいて、プリンタドライバとしてPSドライバ又はPCLドライバを設定する。
このように、ステップS116では、ステップS109の検出結果に基づいて、PSドライバをインストールするためのボタン41又はPCLドライバをインストールするためのボタン42の一方を目立たせるので、ユーザは、選択する可能性の高いボタンを優先的に認識することができる。このため、ユーザは、PSドライバ又はPCLドライバが既にインストールされているか否かに基づいて、PSドライバ又はPCLドライバのどちらを選択すべきか判断し易くなっている。
次に、ステップS118において、図15に示す「接続方法選択」インストール画面95について、プリンタのネットワーク接続を選択するためのボタンであるネット設定ボタン51及びプリンタのローカル接続を選択するためのボタンであるローカル接続設定ボタン52の表示レベルを制御する処理を行う。「接続方法選択」インストール画面95は、「接続方法」という設定項目に対応するものである。接続方法としては、大きく分類して、ネットワーク接続及びローカル接続の2種類がある。
より詳しくは、図4に示す表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する。なお、上述のステップS104等で表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する場合との相違点は、表示制御の対象となるインストール画面が図15に具体例を示す「接続方法選択」インストール画面95であること、参照するポイント表が図16に具体例を示すポイント表P5であること、参照するテーブルが図16に具体例を示すテーブルT5であること、の3点である。参照するポイント・サイズ対照表は、図7のポイント・サイズ対照表H1を使用する。このため、上述のステップS104等において説明した処理と共通する部分については説明を省略又は簡略する。
まず、図4に示すステップS201〜S203において、「接続方法選択」インストール画面95について、ポイント表P5を用意する。
次に、ステップS204〜S206において、「接続方法選択」インストール画面95に対応するテーブルT5から評価項目を読み込む。テーブルT5は、ステップS107の検出結果に対応する「プリンタがネットワーク接続されているか」という1つの評価項目を有している。
そして、ステップS204において、上記評価項目を読み込むと、ステップS205に移行して、ステップS107の検出結果とテーブルT5の数値とを参照する。具体的には、ステップS107において、プリンタがネットワークを介して接続されていることを検出した場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「Yes:ボタン51に+10、ボタン52に−10」が該当する。このため、ポイント表P5のネット設定ボタン51のマスに、ポイントとして+10点を与え、ローカル接続設定ボタン52のマスに、ポイントとして−10点を与える。このようにするのは、検出されたプリンタがネットワーク接続されている場合、ユーザがネットワーク接続の設定をする可能性が高いからである。
また、ステップS107において、プリンタがネットワークを介して接続されていないことを検出した場合、「No:ボタン51に−10、ボタン52に+10」が該当する。このため、ネット設定ボタン51のマスに、ポイントとして−10点を与え、ローカル接続設定ボタン52のマスに、ポイントとして+10点を与える。このようにするのは、検出されたプリンタがネットワーク接続されていない場合、ユーザがネットワーク接続の設定をする可能性が低いからである。
次に、ステップS207〜S209において、ネット設定ボタン51及びローカル接続設定ボタン52のサイズを決定して、「接続方法選択」インストール画面95上に配置する。そして、上述したステップS211〜S214の処理を行った後、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を終了し、図3に示すステップS119に移行する。
この段階では、ポイントが図16に示すポイント表P5に示す数値であれば、図15に示すように、ネット設定ボタン51はサイズ「大」で配置され、ローカル接続設定ボタン52はサイズ「通常」で配置される。また、例えば、プリンタがネットワークを介して接続されていない場合、ポイント表P5において、ネット設定ボタン51のポイントが+10点ではなく−10点となり、ローカル接続設定ボタン52のポイントが−10点ではなく+10点となる。この場合には、図15とは異なり、ネット設定ボタン51はサイズ「通常」で配置され、ローカル接続設定ボタン52はサイズ「大」で配置される。
次に、ステップS119に移行すると、ユーザにより操作された入力部16からの入力信号を検出して、ユーザがネット設定ボタン51又はローカル接続設定ボタン52のどちらを選択したかを判定する。そして、制御部10は、その判定結果に基づいて接続方法を設定する。
このように、ステップS118では、ステップS107の検出結果に基づいて、プリンタ2がネットワーク5を介して接続されている場合のネット設定ボタン51を、プリンタ2がネットワーク5を介して接続されていない場合のネット設定ボタン51に対して目立たせる。このため、ユーザは、必要なときにネット設定ボタン51を優先的に認識することができ、ネットワーク設定をし易くなっている。
次に、ステップS120において、図17に示す「ユーティリティ選択」インストール画面96について、ユーティリティ選択ボタン61〜64の表示レベルを制御する処理を行う。「ユーティリティ選択」インストール画面96は、「プリンタドライバとともにインストールするユーティリティ」という設定項目に対応するものである。ここで、ユーティリティ選択ボタン61、62は、プリンタのネットワーク環境について使い勝手を向上させるユーティリティU1、U2に対応するものであり、ユーティリティ選択ボタン63、64は、プリンタのネットワーク環境とは関係のない一般のユーティリティである。
より詳しくは、図4に示す表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する。なお、上述のステップS104等で表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)を実行する場合との相違点は、表示制御の対象となるインストール画面が図17に具体例を示す「ユーティリティ選択」インストール画面96であること、参照するポイント表が図18に具体例を示すポイント表P6であること、参照するテーブルが図18に具体例を示すテーブルT6であること、の3点である。参照するポイント・サイズ対照表は、図7のポイント・サイズ対照表H1を使用する。このため、上述のステップS104等において説明した処理と共通する部分については説明を省略又は簡略する。
まず、図4に示すステップS201〜S203において、「ユーティリティ選択」インストール画面96について、ポイント表P6を用意する。
次に、ステップS204〜S206において、「ユーティリティ選択」インストール画面96に対応するテーブルT6から順次、評価項目を読み込む。テーブルT6は、ステップS107、S110の検出結果に対応する「プリンタがネットワークを介して接続されているか」という評価項目、及び「ユーティリティに関して、過去に何回アンインストールされたか」という2つの評価項目を有している。
そして、ステップS204において、1つ目の「プリンタがネットワークを介して接続されているか」という評価項目を読み込むと、ステップS205に移行して、ステップS107の検出結果とテーブルT6の数値とを参照する。具体的には、プリンタがネットワークを介して接続されている場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「Yes:ボタン61、62に+10、ボタン63、64に0」が該当する。このため、ポイント表P6のユーティリティ選択ボタン61、62のマスに、ポイントとして+10点を与え、ユーティリティ選択ボタン63、64のマスに、ポイントとして0点を与える。
他方、プリンタがネットワークを介して接続されていない場合、この評価項目において検出結果に対応する数値である「No:ボタン61、62に−10、ボタン63、64に0」が該当する。このため、ユーティリティ選択ボタン61、62のマスに、ポイントとして−10点を与え、ユーティリティ選択ボタン63、64のマスに、ポイントとして0点を与える。
次に、ステップS204において、2つ目の「ユーティリティに関して、過去に何回アンインストールされたか」という評価項目を読み込むと、ステップS205に移行して、ステップS110の検出結果とテーブルT6の数値とを参照する。具体的には、ユーティリティU1〜U4について、過去に何回アンインストールされたかに基づいて、各ユーティリティU1〜U4に対応するユーティリティ選択ボタン61〜64のマスに、ポイントとして1回につき−10点を与える。例えば、ユーティリティU1〜U3について、過去に1回もアンインストールされていない場合、図18に示すように、ユーティリティ選択ボタン61〜63のマスに、ポイントとして0点を与える。また、ユーティリティU4について、過去に3回アンインストールされている場合、ユーティリティ選択ボタン64のマスに、ポイントとして−30点を与える。このように、過去にアンインストールされた回数が多いユーティリティについてポイントを大幅に低くするのは、ユーザがそのユーティリティを選択する可能性が極めて低いからである。
次に、ステップS207〜S209において、各ユーティリティ選択ボタン61〜64のサイズを決定して、「ユーティリティ選択」インストール画面96上に配置する。但し、ユーティリティ選択ボタン64についてはポイントが−30点であるので、ポイント・サイズ対照表H1に基づいて表示しない(図17では、ユーティリティ選択ボタン64を破線で示しているが、表示しないことを意味する。)。そして、上述したステップS211〜S214の処理を行った後、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜214)を終了し、図3に示すステップS121に移行する。
この段階では、ポイントが図18に示すポイント表P6に示す数値であれば、図17に示すように、「ユーティリティ選択」インストール画面96において、ネットワーク関連のユーティティU1、U2に対応するユーティリティ選択ボタン61、62はサイズ「大」で配置される。また、ネットワーク関連でない一般のユーティティU3はサイズ「通常」で配置される。さらに、ネットワーク関連でない一般のユーティティU4は、過去にアンインストールされた回数が多くてポイントが小さいので、「ユーティリティ選択」インストール画面96から消去される。
次に、ステップS121に移行すると、ユーザにより操作された入力部16からの入力信号を検出して、ユーザが各ユーティリティ選択ボタン61〜64のいずれを選択したかを判定する。そして、制御部10は、その判定結果に基づいて、インストールするユーティリティを設定する。
このように、ステップS120では、ステップS107の検出結果に基づいて、ネットワーク関連のユーティリティU1、U2に対応するユーティリティ選択ボタン61、62を目立たせるので、ユーザは、ネットワーク設定をし易くなっている。また、ステップS120では、ステップS110の検出結果に基づいて、過去に何度もアンインストールしたユーティリティU4に対応するユーティリティ選択ボタン64を消去することにより、ユーザの手間を省いている。
次に、ステップS122において、プリンタドライバD1について、カスタムインストールを実施する。具体的には、ステップS105の使用言語設定や、ステップS113〜S121においてユーザの選択により設定されたインストールすべきプリンタドライバD1のバージョン、対応するモデル、一緒にインストールするユーティリティ等に基づいて、制御部10がインストールを実行する。そうすると、システムフォルダ14Sには、プリンタドライバD1及びユーティリティU1、U2等が収納される。そして、このインストール処理を終了する。
ここで、ステップS122、ステップS123がプリンタドライバD1をインストールするインストール手段に相当する。ステップS123が標準インストール手段に相当し、ステップS122がカスタムインストール手段に相当する。表示部15が、インストール画面91〜96を表示する表示手段に相当する。
ステップS101〜S103、S106〜S110が、パソコン1の使用環境を検出する検出手段に相当する。レジストリ14Rが、ステップS101〜S103、S106〜S110において検出し得る複数の検出結果と、各検出結果に対応する数値とを有するテーブルT1〜T6を記憶する記憶手段に相当する。
ステップS104、S111、S113、S116、S118、S120及び表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)が、検出手段としてのステップS101〜S103、S106〜S110により検出されたパソコン1の使用環境に関連するボタン(例えば、ボタン11、21、31、41、51、61、62)について、他のボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示部15に表示させる表示制御手段に相当する。
このように、実施例のパソコン1によれば、インストール画面91〜96に配列されたボタン11〜14、21、22、31〜34、41、42、51、52、61〜64のうち、検出手段としてのステップS101〜S103、S106〜S110により検出された使用環境に関連するボタン(例えば、ボタン11、21、31、41、51、61、62)について、他のボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示部15に表示させる。このため、ユーザは、パソコン1の使用環境に関連するボタンを他のボタンよりも優先的に認識できるので、どのボタンを選択するかを判断する材料とすることができる。
したがって、実施例のパソコン1は、インストール画面の操作性を向上させることができる。
また、このパソコン1は、レジストリ14RにテーブルT1〜T6、ポイント表P1〜P6及びポイント・サイズ対照表H1を記憶している。そして、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)では、ステップS101〜S103、S106〜S110において実際に検出した検出結果とテーブルT1〜T6とを参照し、ポイント表P1〜P6に加点又は減点し、ポイントを集計して、ポイント・サイズ対照表H1と照らし合わせて、各ボタン11〜14、21、22、31〜34、41、42、51、52、61〜64の外形状及び文字のサイズを決定している。
この際、ポイント・サイズ対照表H1において、「ポイント+10点」が第1閾値に相当し、「ポイント−10点」が第2閾値に相当し、「ポイント−20点」が第3閾値に相当する。そして、各ボタンについて、ポイントが第1閾値以上であれば、外形状及び文字のサイズを「大」にして表示部15に表示させる。また、各ボタンについて、ポイントが第2閾値未満であれば、外形状及び文字のサイズを「小」にして表示部15に表示させる。さらに、各ボタンについて、ポイントが第3閾値未満であれば、表示部15に表示しない。このため、このパソコンでは、特定のボタンに対応する検出結果が複数あっても、それぞれの数値の合計で表示レベルを制御することができる。このため、ユーザは、特定のボタンが総合的にどの程度重要であるかを細かく判断し易い。
さらに、このパソコン1は、表示制御処理サブルーチン(ステップS201〜S214)において、インストール画面91〜96が切り替わる毎に使用するテーブルT1〜T6を切り替えるので、各インストール画面91〜96毎に適切に各ボタンの表示を制御することができる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、図6に示すテーブルT1において、「過去のインストール時に選択した言語と一致するか」という評価項目について検出結果に対応する数値である「Yes:+5」を、「Yes:+15」と変更してもよい。この場合、この評価項目の重要度が「OSに適用されている言語と一致するか」という評価項目より高くなる。このため、ユーザが意図的にOS適用言語と異なる言語を選択している場合でも、ユーザニーズに応じて、言語選択ボタン11〜14、…の表示レベルを制御することができる。
また、本実施例では、複数のテーブルT1〜T6をインストール画面91〜96毎に切り替えているが、これらを一つにまとめたテーブルを採用してもよい。この場合、インストール画面91〜96毎に、必要な評価項目と不要な評価項目とが発生する。このため、表示制御処理サブルーチンのステップS204と、ステップS205との間に、「当該インストール画面において、必要な評価項目か否か」を判断する判定ステップを挿入すればよい。
本発明は情報処理装置に利用可能である。
実施例の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 実施例の情報処理装置に係り、インストール処理を示すフローチャートである。 実施例の情報処理装置に係り、インストール処理を示すフローチャートである。 実施例の情報処理装置に係り、表示制御処理サブルーチンを示すフローチャートである。 実施例の情報処理装置に係り、「言語選択」インストール画面の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「言語選択」インストール画面に対応するテーブル及びポイント表の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、ポイント・サイズ対照表の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「言語選択」インストール画面の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「インストール方法選択」インストール画面の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「インストール方法選択」インストール画面に対応するテーブル及びポイント表の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「モデル選択」インストール画面の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「モデル選択」インストール画面に対応するテーブル及びポイント表の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「PSドライバ又はPCLドライバを選択」インストール画面に対応するテーブル及びポイント表の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「接続方法選択」インストール画面の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「接続方法選択」インストール画面に対応するテーブル及びポイント表の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「ユーティリティ選択」インストール画面の説明図である。 実施例の情報処理装置に係り、「ユーティリティ選択」インストール画面に対応するテーブル及びポイント表の説明図である。
1…情報処理装置(パソコン)
2…デバイス(プリンタ)
5…ネットワーク
14R…記憶手段(レジストリ)
15…表示手段(表示部)
A1、D1、U1、U2…アプリケーション(D1…デバイスドライバ(プリンタドライバ)、U1、U2…ユーティリティ)
11〜14、21、22、31〜34、41、42、51、52、61〜64…ボタン 11、21、31、41、51、61、62…検出手段により検出された使用環境に関連するボタン
11〜14…言語選択ボタン
11…検出手段により検出された言語と一致する言語選択ボタン
21…標準インストールボタン
22…カスタムインストールボタン
41…ポスト・スクリプト・ドライバのインストールを選択するためのボタン
42…PCLドライバのインストールを選択するためのボタン
31〜34…モデル選択ボタン
51…ネット設定ボタン
52…ローカル接続設定ボタン
61〜64…ユーティリティ選択ボタン
91〜96…インストール画面
H1…ポイント・サイズ対照表
P1〜P6…ポイント表
T1〜T6…テーブル
S101〜S103、S106〜S110…検出手段
S104、S111、S113、S116、S118、S120、S201〜S214…表示制御手段(S201〜S214…表示制御処理サブルーチン)
S122、S123…インストール手段(S123…標準インストール手段、S122…カスタムインストール手段)

Claims (8)

  1. オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置であって、
    前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
    前記アプリケーションをインストールする際に、複数の設定項目にそれぞれ対応し、ユーザに操作される複数のボタンが配列されたインストール画面を表示する表示手段と、
    前記情報処理装置の使用環境を検出する検出手段と、
    前記インストール画面に配列された前記ボタンのうち、前記検出手段により検出された前記使用環境に関連する前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを高めて前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え
    前記インストール手段は、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションを自動的に選択してインストールする標準インストール手段と、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションをユーザに選択させてインストールするカスタムインストール手段とを有し、
    前記検出手段は、複数の前記アプリケーションのうち少なくとも1つについてインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出し、
    前記表示制御手段は、前記検出手段がインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出した場合、前記カスタムインストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンであるカスタムインストールボタンについて、前記標準インストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンである標準インストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記検出手段がインストール又はアンインストールが単独で過去になされたことを検出しなかった場合、前記標準インストールボタンについて、前記カスタムインストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させる請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記検出手段が検出し得る複数の検出結果と、各前記検出結果に対応する数値とを有するテーブルを記憶する記憶手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段が実際に検出した前記検出結果と前記テーブルとを参照した結果、特定の前記ボタンに関して実際に検出した前記検出結果に対応する数値の合計が第1閾値以上である場合、特定の前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させ、
    特定の前記ボタンに関して実際に検出した前記検出結果に対応する数値の合計が第2閾値(第2閾値≦第1閾値)未満である場合、特定の前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを低めて表示させる請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、順次切り替わる複数の前記インストール画面のそれぞれに対応する複数の前記テーブルを記憶し、
    前記表示制御手段は、前記インストール画面が切り替わる毎に使用する前記テーブルを切り替える請求項記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記検出手段が実際に検出した前記検出結果と前記テーブルとを参照した結果、特定の前記ボタンに関して実際に検出した前記検出結果に対応する数値の合計が第3閾値(第3閾値<第2閾値)未満である場合、特定の前記ボタンを表示しない請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、表示される前記ボタンが1つしか無い前記インストール画面を表示せず、
    前記インストール手段は、1つの前記ボタンをユーザが選択したものとして処理を進める請求項記載の情報処理装置。
  7. オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理方法であって、
    前記アプリケーションをインストールするインストールステップと、
    前記アプリケーションをインストールする際に、複数の設定項目にそれぞれ対応し、ユーザに操作される複数のボタンが配列されたインストール画面を表示する表示ステップと、
    前記情報処理装置の使用環境を検出する検出ステップと、
    前記インストール画面に配列された前記ボタンのうち、前記検出ステップにより検出された前記使用環境に関連する前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを高めて前記表示ステップで表示させる表示制御ステップとを備え
    前記インストールステップは、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションを自動的に選択してインストールする標準インストールステップと、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションをユーザに選択させてインストールするカスタムインストールステップとを有し、
    前記検出ステップは、複数の前記アプリケーションのうち少なくとも1つについてインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出し、
    前記表示制御ステップは、前記検出ステップがインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出した場合、前記カスタムインストールステップにインストールを実行させるように設定する前記ボタンであるカスタムインストールボタンについて、前記標準インストールステップにインストールを実行させるように設定する前記ボタンである標準インストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させることを特徴とする情報処理方法。
  8. オペレーティングシステム上でアプリケーションを起動して情報処理を行う情報処理装置を、
    前記アプリケーションをインストールするインストール手段と、
    前記アプリケーションをインストールする際に、複数の設定項目にそれぞれ対応し、ユーザに操作される複数のボタンが配列されたインストール画面を表示する表示手段と、
    前記情報処理装置の使用環境を検出する検出手段と、
    前記インストール画面に配列された前記ボタンのうち、前記検出手段により検出された前記使用環境に関連する前記ボタンについて、他の前記ボタンに対して相対的に表示レベルを高めて前記表示手段に表示させる表示制御手段
    として機能させるプログラムであって、
    前記インストール手段は、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションを自動的に選択してインストールする標準インストール手段と、複数の前記アプリケーションの中からインストールする前記アプリケーションをユーザに選択させてインストールするカスタムインストール手段とを有し、
    前記検出手段は、複数の前記アプリケーションのうち少なくとも1つについてインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出し、
    前記表示制御手段は、前記検出手段がインストール又はアンインストールが過去に単独でなされたことを検出した場合、前記カスタムインストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンであるカスタムインストールボタンについて、前記標準インストール手段にインストールを実行させるように設定する前記ボタンである標準インストールボタンに対して相対的に表示レベルを高めて表示させることを特徴とするプログラム。
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