JP2002149320A - 入力装置、通信用端末、携帯型通信用端末、音声フィードバックシステム、音声フィードバックサーバ - Google Patents

入力装置、通信用端末、携帯型通信用端末、音声フィードバックシステム、音声フィードバックサーバ

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JP2002149320A
JP2002149320A JP2000331428A JP2000331428A JP2002149320A JP 2002149320 A JP2002149320 A JP 2002149320A JP 2000331428 A JP2000331428 A JP 2000331428A JP 2000331428 A JP2000331428 A JP 2000331428A JP 2002149320 A JP2002149320 A JP 2002149320A
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Kazuo Nemoto
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    • G09B21/00Teaching, or communicating with, the blind, deaf or mute
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に視覚障害者が文字を入力するに際し、
操作性に優れた入力装置等を提供すること、視覚障害者
に対し、様々なサービスを提供することのできるシステ
ム等を提供することを目的とする。 【解決手段】 端末10Aは、点字に対応するよう割り
当てられた数字キー11Nにより、ユーザが点字を構成
するドットを入力すれば、文字を点字で入力することが
できるようになっている。このとき、入力された文字
を、音声としてフィードバック出力しても良い。また、
端末からサーバにアクセスした状態で、上記と同様に点
字での文字入力を行ない、サーバから音声をフィードバ
ックさせることもできる。また、このサーバでは、端末
から入力された文字列に応じ、ユーザに対してのサービ
スを提供することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字等を入力でき
る入力装置、通信用端末等に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯型電話端末の普及に伴い、メ
ッセージ等の送受信が活発に行なわれている。この場
合、送信者側においては、メッセージ等を構成する文字
列を入力するために、携帯型電話端末に備わっている入
力キーを用いているのは周知の通りである。携帯型電話
端末方式の入力方法は、仕様が多岐に分かれているが、
例えば、「0」〜「9」を入力する数字キーと、「*」
を入力するアスタリスクキー、「#」を入力するシャー
プキーを用い、かな文字やアルファベット等の文字入
力、文字削除や入力の確定等の操作を行なう方法があ
る。図14は、携帯型電話端末において、各入力キーに
割り当てられた文字や操作内容の一例を示すものであ
る。例えば、かな文字の「こ」を入力する場合、「2」
の数字キーを5回押した後、シャープキーで確定する。
また、アルファベットの「M」を入力する場合、「6」
の数字キーを16回押した後、シャープキーで確定す
る。また、このような文字列の入力方法としては、他
に、いわゆるポケット・ベル等のページャに対する入力
方法として利用されている、例えば特開平6-6454
号公報に開示された技術がある(以下、この方式をペー
ジャ方式と略称する)。これは、例えば図15に示すよ
うに、文字を2桁の数列に割り当てておき、この数列を
入力することによって文字を入力する。この数列は、1
桁目(10の位)が子音の「行」、2桁目(1の位)が
母音の「段」を表す。例えば、かな文字の「こ」は、か
行お段なので「25」となり、これを入力する場合に
は、「2」の入力キーを押した後、「5」の入力キーを
押すことで2桁づつで一文字が構成し得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような携帯型電話端末方式の入力方法では、例えば前
述したように、アルファベットの「M」を入力する場合
には、「6」の入力キーを16回も押さなければなら
ず、その操作に手間がかかるという問題がある。また、
特開平6-6454号公報に開示されたページャ方式の
入力方法においては、入力キーを2回操作すれば文字を
入力できるため、この点においては有利である。しか
も、かな文字の「あ」〜「を」までについては規則性が
明確であるために暗記が容易である。これに対し、例え
ば、かな文字の「ん」や濁点、アルファベット等につい
ては、規則性が当てはまらないため、ユーザはこれらの
文字を示す数列を暗記しなければならないという問題が
ある。また、携帯型電話端末方式、ページャ方式とも、
端末を製造するメーカ毎に入力キーの割り当てが異なっ
ていることもあり、ユーザにとって便利であるとは言い
切れない。他にも、携帯型電話端末における文字入力
は、片手で親指で操作することが多いが、これは決して
操作性が良いとは言えない、という問題点もある。
【0004】さらに、従来の入力方法は、視覚障害者の
使用をほとんど考慮していないのが実状である。必ずし
も視覚障害者に限ることではないが、「0」〜「9」、
「*」、「#」の計12個の入力キーを親指一本で操作
する場合、指の移動量が多いために入力ミスが生じやす
い。しかも、晴眼者にとっては、入力した文字は、携帯
型電話端末に設けられた表示部に表示されるので、入力
ミスが生じた場合にもこれを容易に確認することができ
るが、視覚障害者の場合、表示部に表示された文字を確
認する術が無い。
【0005】また、近年、パーソナルコンピュータだけ
でなく、携帯型電話端末においてもインターネットを利
用して様々なサービスを受けることができるようになっ
ている。このようなサービスを受けるには、携帯型電話
端末からインターネットを介して、サービスを提供する
側のサーバにアクセスし、このサーバから転送されるメ
ニュー画面の指示内容に応じて携帯型電話端末を操作す
る必要がある。ところが、視覚障害者の場合、サービス
を提供する側のサーバから転送されるメニュー画面の指
示内容を確認できないため、これらのサービスを受ける
ことができないのである。
【0006】本発明は、このような技術的課題に基づい
てなされたもので、特に視覚障害者が文字を入力するに
際し、操作性に優れた入力装置、通信用端末、携帯型通
信用端末を提供することを主たる目的とする。また、他
の目的は、視覚障害者に対し、様々なサービスを提供す
ることのできる音声フィードバックシステム、音声フィ
ードバックサーバ、通信用端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明の入力装置は、入力手段の複数のキーに対し、点字を
構成する横2列×縦3行のドットを割り当てる。そし
て、操作されたキーをキー識別手段で識別し、識別され
たキーの位置に基づき対応する点字を点字特定手段で特
定し、これを文字変換手段で文字に変換し、その文字の
データを文字データ出力手段で出力することを特徴とす
る。これにより、ユーザは、横2列×縦3行のドットか
ら構成される点字によって、文字を入力することが可能
となる。なお、文字のデータの出力先は、当該入力装置
内であっても良いし、入力装置外であっても良い。例え
ば入力装置内の場合、出力された文字のデータから文字
列を構成し、この文字列のデータを入力装置内のメモリ
に格納してもよい。また、出力された文字のデータに基
づき、文字を表示したり、印刷したりすることも考えら
れる。また、入力装置外の場合、出力された文字のデー
タを、他の端末やサーバ等に転送すれば、メッセージ等
を相手先に送ることができる。このとき、文字のデータ
に基づき、音声合成手段で音声合成データを生成し、こ
の音声合成データに基づく音声を音声出力手段で出力す
るようにすれば、ユーザに対し、音声によるフィードバ
ックを行なうことができる。このような入力装置として
は、点字での文字入力を行なうものであればいかなるも
のであっても良く、例えば電話端末、各種情報端末等が
考えられる。
【0008】本発明の通信用端末は、複数列×複数行の
マトリクス状に配置され、横2列×縦3行の計6個のキ
ーに対し点字を構成する各ドットが割り当られたキー群
と、キーの操作に対応する点字を特定し、特定された点
字を文字に変換して通信部を介して出力する処理部とを
備えることを特徴とする。マトリクス状のキーの場合、
キーの配置と、点字を構成する各ドットの配置とが共通
するため、点字自体を知ってさえいれば、横並び、ある
いは斜めに配置されたキー等を用いる場合に比較し馴染
みやすい。ここで、キー群に対し、0〜9の数字を割り
当てる第一のモードと、点字を構成する各ドットを割り
当てる第二のモードとを切り替え可能としてもよい。さ
らに加え、キー群に対し文字を割り当てる第三のモード
を加えて切り替え可能としても良い。これにより、電話
端末等において、キー群として電話番号(数字)入力用
であった数字キーを用いる場合、これに、点字入力用の
モードと文字入力用のモードとを備えることになる。文
字入力用のモードとしては、例えば携帯型電話端末方式
やページャ方式等があり、これらを1以上備えるように
してもよい。また、第二のモードでは、キー群に点字を
割り当てるとき、点字読取面側から見た点字と、点字打
刻面側から見た点字とを選択可能としても良い。
【0009】ところで、キー群の各列・各行毎に互いに
異なるトーン音を発生させるトーン音発生部が、いわゆ
るDTMF(Dual Tone Multiple Frequency)機能を備
える場合、n個のキーが操作されて2個の列とn個の行
に対応したトーン音が検出されたときに、2個の列とn
個の行が交差する位置のキーが操作されたものとして処
理してもよい。この場合、特にトーン音をサーバ側で受
け取り、このサーバ側で処理する場合に有効である。こ
こで、キー群には、横2列×縦3行のキーに対して点字
の各ドットが割り当てられており、nは2または3であ
る。2個のキーが操作されて2個の列と2個の行に対応
したトーン音が検出されたときには、2個の列と2個の
行が交差する位置の計4個のキーが操作されたものと
し、また、3個のキーが操作されて2個の列と3個の行
に対応したトーン音が検出されたときには、2個の列と
3個の行が交差する位置の計6個のキーが操作されたも
のとするのである。このようにすれば、1個づつしかキ
ーを押せない通信用端末において、キー操作を省略する
ことができる。また、第二のモードにて、同一のキーが
複数回操作されたときに、1回の操作として処理しても
良い。点字の場合、一つの文字中、同じキーを複数回操
作しても何ら影響は無いため、これにより、誤操作を許
容することが可能となる。
【0010】また、本発明は、キー側本体と表示部側本
体が、操作キーが設けられたキー側本体の表面と、表示
部が設けられた表示部側本体の表面とを外方に露出させ
た状態で折り畳み可能とされた携帯型通信用端末として
捉えることができる。このような携帯型通信用端末で
は、ユーザが表示部に対面した状態で、携帯側通信端末
を表示部側からつかめば、その背面側に位置することに
なる操作キーを指先で容易に操作することができる。こ
のような携帯型通信用端末においても、操作キーのうち
の横2列×縦3行の計6個に対し、点字を構成する各ド
ットを割り当てれば、点字による文字入力を行なうこと
ができる。また、入力した文字に対して音声によるフィ
ードバックをかけることも可能である。ここでキー側本
体の一方の端部側の列と他方の端部側の列に、点字の各
ドットを割り当てることにより、この携帯型通信用端末
を保持したときに、両手でキー操作を行ないやすい。
【0011】また、本発明の音声フィードバックシステ
ムは、ユーザの端末側において、操作キーでの操作内容
に応じた送信信号を送信すると、サービス提供者のサー
バ側において、受信した送信信号を文字に変換し、さら
にこの文字に基づく音声合成信号を生成し、フィードバ
ック信号として送信する。すると、ユーザの端末側で
は、受信したフィードバック信号に基づく音声が出力さ
れる。このようにして、ユーザの端末側で文字を入力す
る操作を行なうと、その内容に応じた音声がサービス提
供者のサーバ側からフィードバックされる。ここで、ユ
ーザの端末側においては操作キーでの操作をするのみ
で、文字への変換、音声合成信号の生成などは、サービ
ス提供者のサーバで行なうのである。これにより、ユー
ザの端末には、新たな機能を付加する必要も無く、既存
の端末をそのまま利用することができる。ここでユーザ
の端末側では、操作キーを、点字を構成する各ドットに
見立て、点字での入力を行なうことも可能であり、この
場合、文字変換部では操作キーの操作内容に対応する点
字を特定し、特定された点字に対応する文字に変換す
る。また、サービス提供者のサーバ側では、端末に対し
て入力を促すメッセージを音声信号で出力してもよい。
これにより、ユーザの端末側では、音声によるメッセー
ジが出力され、特に視覚障害者にとっての利便性が高ま
る。さらに、サービス提供者のサーバ、音声フィードバ
ックサーバは、変換された文字を順次蓄積して文字列を
生成し、この文字列によって構成されるユーザからのリ
クエストを受け付け、リクエストに応じた処理を実行す
ることもできる。
【0012】この場合、ユーザ側の端末としては、キー
群の操作に応じた出力信号を外部のホストサーバに送信
する。すると、ホストサーバにて、出力信号に基づいて
点字に変換され、さらにこの点字に対応する文字に応じ
た音声応答信号が生成される。ユーザ側の端末では、生
成された音声応答信号を受け取り、これに基づいた音声
を出力させることもできる。このような場合、音声応答
信号で表される音声としては、点字に対応する文字、あ
るいは複数の文字によって構成される文字列を読み上げ
るための音声だけでなく、文字列の内容に応じて応答す
る音声が考えられる。より具体的には、端末側での操作
により「ケンサク」と入力した場合、「ケンサク」と読
み上げたり、「何を検索しますか?」と応答したりする
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本実施の形態における通信
用端末(以下、単に「端末」と略称する)の基本的な構
成を説明するための図である。この図に示すように、入
力装置、通信用端末としての端末10は、数字キー、そ
の他の記号キー等、複数の入力キー(入力手段、キー
群、操作キー)11、入力キー11で入力した文字等の
情報を表示する表示部12、音声を出力するスピーカ
(音声出力手段)13、その全体の動作を制御する制御
部(処理部)14、を備えている。
【0014】制御部14は、キー認識部(キー識別手
段、キー検出部)15、文字変換部(点字特定手段、文
字変換手段、文字データ出力手段)16、文字列データ
格納部17、音声合成制御部(音声合成手段)18、通
信部19を備え、当該制御部14のメモリ領域(図示無
し)に格納された制御プログラムに基づいた処理を実行
する。キー認識部15は、入力キー11が操作されたと
きに、操作された入力キー11を認識し、文字変換部1
6に転送する。文字変換部16では、入力キー11によ
る入力に応じ、予め対応付けられた文字への変換を実行
する。この文字への変換は1文字づつ行なわれ、変換さ
れた文字のデータは文字列データ格納部17に転送(出
力)される。また、必須ではないが、文字変換部16で
変換した文字のデータを表示部12に出力し、表示部1
2にて文字を表示させることもできる。文字列データ格
納部17は、文字変換開始後、文字変換部16から順次
転送されてくる文字のデータを転送順に格納するもの
で、これによって、文字列を生成する。この文字列デー
タ格納部17では、所定のコマンドが入力されたとき
に、生成した文字列のデータを音声合成制御部18に転
送する。音声合成制御部18では、予め制御部14のメ
モリ領域に格納された音声合成プログラムにより、転送
された文字列のデータに基づいて音声合成処理を実行
し、音声データを生成する。そして、生成した音声デー
タに基づいて合成した音声を、スピーカ13から出力さ
せる。通信部19は、公衆電話回線網あるいは、インタ
ーネットや他のネットワーク等を介して外部との間で通
信するものである。
【0015】図2〜図4は、上記したような端末10の
具体例である。図2に示す端末10Aは、いわゆる据置
型の電話機であり、その本体21に、入力キー11とし
て、数字の「0」〜「9」を入力するための数字キー1
1N、記号の「*」を入力するためのアスタリスクキー
11A、記号の「♯」を入力するためのシャープキー1
1S、を備えている。また、端末10Aには、本体21
に表示部12が設けられ、受話器22にスピーカ13が
設けられている。
【0016】図3に示す端末10Bは、携帯電話、PH
S(Personal Handy-phone System)等の携帯型電話端
末であり、その本体31に、入力キー11として、数字
キー11N、アスタリスクキー11A、シャープキー1
1S、表示部12、スピーカ13が備えられている。ま
た、この端末10Bとしては、いわゆる受話器としての
本体31に、数字キー11N、アスタリスクキー11
A、シャープキー11S、スピーカ13を備えたもので
あれば良く、例えばコードレス電話等も、その範疇に含
むことができ、この場合、表示部12は必須の構成では
ない。
【0017】図4に示す端末10Cは、折り畳み式の電
話端末であり、モニター側本体(表示部側本体)41
と、キー側本体42とが、ヒンジ部43を介して回動自
在に連結されている。モニター側本体41には、表示部
12とスピーカ13が備えられ、キー側本体42には、
入力キー11としての、数字キー11N、アスタリスク
キー11A、シャープキー11Sが備えられている。こ
の端末10Cは、図4(a)中の矢印のように、ヒンジ
部43を中心として、モニター側本体41の表示部12
が設けられている側の面と、キー側本体42の入力キー
11が設けられている側の面を外方に露出させた状態で
折り畳むことができるようになっている。図4(b)
は、折り畳んだ状態の端末10Cを示している。このよ
うな状態において、ユーザは、表示部12に対面した状
態で、端末10Cを表示部12側(これを表面側とす
る)から両手で掴み、その背面側に位置することになる
入力キー11を、両手の指先で操作することができる。
【0018】さて、上記端末10A、10B、10C等
に代表される端末10では、入力キー11を用いて、本
来の数字入力モード(第一のモード)における数字入力
の他、いわゆる携帯型電話端末方式の文字入力モード
(第三のモード)と、ページャ方式の文字入力モード
(第三のモード)と、点字での文字入力モード(第二の
モード)のいずれかで文字入力が行なえるようになって
いる。これらのモードの選択は、ユーザによって行なう
こともできるが、自動的に行なうことも可能である。
【0019】ここで、点字での文字入力について説明す
る。点字は、横2列×縦3列の計6個のドットで示され
る。端末10では、入力キー11のうち、横2列×縦3
列の計6個を用いて点字の入力を受け付け、入力された
点字を文字に変換して、文字入力を行なうのである。図
2に示した端末10Aでは、例えば、「1」、「2」、
「4」、「5」、「7」、「8」の数字キー11Nを用
いる(図2中、点線(イ)で囲んだ範囲)。もちろん、
これに代えて、「2」、「3」、「5」、「6」、
「8」、「9」の数字キー11Nを用いても良い。ま
た、図3、図4に示した端末10B、10Cでは、一方
の端部側の列と、他方の端部側の列に位置する、例え
ば、「1」、「3」、「4」、「6」、「7」、「9」
の数字キー11Nを用いる(図3、図4中、点線(ロ)
で囲んだ範囲)。これにより、端末10B、10Cで
は、両手で数字キー11Nを操作することが可能とな
る。
【0020】以下に、端末10(10A、10B、10
C)における点字の入力例を示す。なお、ここでは、図
2に示した端末10Aにおいて、数字キー11Nを用い
て入力を行なう場合を例に示す。図5(a)に示すよう
に、数字キー11Nを用いて入力を行なうには、これら
の数字キー11Nを、点字を構成する横2列×縦3列の
ドットP1〜P6に割り当てる。より詳しくは、「1」
の数字キー11Nを左上段のドットP1に、「2」の数
字キー11Nを右上段のドットP2、「4」の数字キー
11Nを左中段のドットP3、「5」の数字キー11N
を右中段のドットP4、「7」の数字キー11Nを左下
段のドットP5、「8」の数字キー11Nを右下段のド
ットP6に割り当てるのである。また、シャープキー1
1Sは、入力の確定キーとして割り当てられている。そ
して、端末10Aでは、ユーザは、「1」、「2」、
「4」、「5」、「7」、「8」の数字キー11Nを操
作して、点字を一文字分づつ入力し、最後にシャープキ
ー11Sで入力を確定させる。すると、図1に示したキ
ー認識部15においては、数字キー11N、シャープキ
ー11Sの操作を認識しており、点字を一文字分を入力
する毎のシャープキー11Sでの確定操作を検出する
と、それ以前に認識した数字キー11Nによって入力さ
れた数字列に基づき、文字変換部16によって、入力さ
れた点字が特定される。
【0021】図6に示すものは、点字と文字の対応の一
部である。また、図7、図8に示すものは、キー操作に
よって入力した数字列と、それに対応する点字を示すも
のである。これら図7、図8において、「入力数字列」
の項は、シャープキー11Sで確定操作を行なうまでの
間に操作する数字キー11Nの種類(数字)を示してい
る。以下に、これら図6、図7、図8に示す対応を基
に、端末10における具体的な入力例を示す。例えば、
図6中に示す「え」を入力する場合、図5(b)に示
すように、「1」、「2」、「4」の数字キー11Nを
操作した後、シャープキー11Sを操作する。これによ
り、点字のドットP1、P2、P3に対しての入力がな
され、つまり点字の「え」が入力される(図7のEx.
1)。
【0022】また、例えば「が」等の濁音のかな文字を
点字入力する場合、まず、図6中に示すように、
「5」の数字キー11Nを押した後、シャープキー11
Sで確定操作をする。これにより、濁音入力モードに移
行する。続いて、「か」に相当する、「1」、「8」の
数字キー11Nを入力した後、シャープキー11Sで確
定操作をすることによって、点字の「が」が入力される
(図7のEx.2)。例えば「ぱ」等の半濁音のかな文
字を点字入力する場合は、まず、図6中に示すよう
に、「8」の数字キー11Nを押し、シャープキー11
Sで確定操作をすることにより、半濁音入力モードに移
行するので、続いて「は」に相当する、「1」、
「7」、「8」の数字キー11Nを操作し、シャープキ
ー11Sで確定操作をする(図8のEx.3)。「A」
等の外字(アルファベット)を点字入力する場合、ま
ず、図6中に示すように、「5」、「8」の数字キー
11Nを押して、シャープキー11Sで確定操作をする
ことにより、外字入力モードに移行する。続いて「A」
に相当する、「1」の数字キー11Nを操作し、シャー
プキー11Sで確定操作をする(図7のEx.4)。
「1」等の数字を点字入力する場合には、まず、図6中
に示すように、「2」、「5」、「7」、「8」の数
字キー11Nを押して、シャープキー11Sで確定操作
をすることにより、「Esc(エスケープ)」操作がな
されて数字入力モードに移行するので、続いて数字の
「1」に相当する、「1」の数字キー11Nを操作し、
シャープキー11Sで確定操作をする(図7のEx.
5)。なお、このような「Esc」操作をした後は、か
な文字等と同様、点字による数字の入力を行なうように
しても良いが、シャープキー11Sで確定操作が行なわ
れるまでの間は、数字キー11Nで表される数字を直接
入力できるようにしても良い。この他、拗濁音、拗半濁
音の場合は、「2」、「5」の数字キー11N、特殊音
の場合は、「4」、「8」あるいは、「4」、「5」、
「8」、あるいは「2」、「8」の数字キー11N、拗
音符の場合には、「2」の数字キー11Nを、それぞれ
操作する。
【0023】なお、上記のような入力を行なう場合、操
作順序に制限は無い。例えば、かな文字の「え」を入力
する場合、数字キー11Nを操作する順序は、「1」→
「2」→「4」、「1」→「4」→「2」、「2」→
「1」→「4」、「2」→「4」→「1」、「4」→
「1」→「2」、「4」→「2」→「1」、のいずれの
順序でも良い。図7のEx.6に示す「入力数字列」の
項において、「(124)!」という表記は、このこ
と、つまり入力する数字列「1」、「2」、「4」の入力
順序を問わないことを示している。これに対応するた
め、文字変換部16では、シャープキー11Sでの確定
操作がなされるまでの間にキー認識部15で認識した数
字キー11Nの操作内容に基づき、これに対応した点字
を特定するのである。これは、他のいかなる点字の場合
であっても同様である。また、シャープキー11Sでの
確定操作が行なわれるまでの間に、同じ数字キー11N
での操作が複数回行なわれたとき、例えば「え」を入力
するために、数字キー11Nが、「1」→「2」→
「2」→「4」、「2」→「1」→「2」→「4」等の
順で操作された場合、点字であれば誤認することも無い
ので、点字の「え」が正しく入力されるようになってい
る。
【0024】また、「が」等の濁音や、「ぱ」等の半濁
音を入力する場合、前記したように、「5」や「8」の
数字キー11Nを押した後、シャープキー11Sで確定
操作を行なうようにしたが、このシャープキー11Sの
操作を省略することもできる。例えば、図8のEx.7
に示すように、「ざ」を入力するのであれば、濁音入力
モードに移行するための「5」の数字キー11Nを操作
した後、引き続き、「さ」に相当する、「1」、
「5」、「8」の数字キー11Nを操作し、最後に、シ
ャープキー11Sで確定操作を行なう。つまり、「5」
→「1」→「5」→「8」と連続して操作すれば良いの
である。さらに、濁音や半濁音、拗濁音を入力する場合
で、濁音の場合であれば、濁音入力モードに移行するた
めの「5」、半濁音の場合であれば半濁音入力モードに
移行するための「8」を入力する。このとき、続いて入
力する文字に、「5」や「8」が含まれる場合、「5」
や「8」の数字キー11Nの操作を省略することもでき
る。具体的には、例えば「だ」の場合、本来、濁音入力
モードに移行するための「5」の数字キー11Nと、
「た」に対応する「1」、「5」、「7」の数字キー1
1Nを操作する必要があるが、「5」の数字キー11N
が重複しているため、濁音入力モードに移行するための
「5」の数字キー11Nを最初に操作すれば、続いて、
重複する「5」を省略して「1」と「7」のみの数字キ
ー11Nを操作するのである(図7のEx.8)。な
お、図7のEx.9に示す入力数字列等で、「(15
7)!−5(17)!」とあるが、ここで、「−」とい
う表記は「除外」するためのものである。上記したよう
な規則により、「5(17)!」の数字列を入力すると
「だ」の文字が入力されるため、「た」を入力するとき
に、「(157)!−5(17)!」という表記によっ
て、「だ」に対応する数字列を除外することを示してい
る。
【0025】また、端末10Aにおいて、DTMF(Du
al Tone Multiple Frequency)を採用している場合に
は、例えば「て」等を点字入力する場合、キー操作を省
略することができる。図5(c)および図6中に示す
ように、「れ」に対応する点字は、上段のドットP1、
P2と、中段のドットP3、P4とが互いに並んでい
る。このような場合、本来であれば、「1」、「2」、
「4」、「5」の計4つの数字キー11Nを操作する必
要があるが、本実施の形態においては、「1」と「5」
のみ、あるいは「2」と「4」のみの数字キー11Nを
操作すれば良い。DTMFとは、入力キー11を操作し
たときに、図示しないトーン音発生部によってキー毎に
発生させるトーン音の周波数を変えるものであり、入力
キー11の列毎・段毎に発生させるトーン音の周波数が
互いに異なって設定されている。例えば、図5(c)に
おいて、「1」、「4」、「7」の列の数字キー11N
には周波数L1の音が、「2」、「5」、「8」の列の
数字キー11Nには、周波数L2の音が割り当てられて
いる。また、「1」、「2」の段の数字キー11Nには
周波数D1、「4」、「5」の段の数字キー11Nには
周波数D2、「7」、「8」の段の数字キー11Nには
周波数D3の音が割り当てられている。これにより、各
数字キー11Nを操作すると、列・段に応じた二つの周
波数の音が発生するようになっている。例えば「1」の
数字キー11Nを操作したときには、周波数L1とD1
の音が発生するようになっている。そして、制御部14
のキー認識部15においては、この音により、操作され
たキーの種類を認識するのである。このため、上記した
ように、「1」、「2」、「4」、「5」の数字キー1
1Nを操作したときには、周波数L1、L2、D1、D
2の音が発生する。これに対し、「1」と「5」のみ、
あるいは「2」と「4」のみの数字キー11Nを操作し
た場合も、発生する音は周波数L1、L2、D1、D2
となるので、操作するキーを省略することができるので
ある。このような操作の省略は、2列×2段の計4個、
あるいは2列×3段の計6個を含む数字キー11Nを操
作する場合に適用できる。例えば、図6に示したよう
に、「せ」、「て」、「ふ」、「へ」、「み」、
「む」、「め」、「も」等を入力する場合である。
【0026】この他、「1」、「2」、「4」、
「5」、「7」、「8」の数字キー11Nのうちの複数
が同時に操作された場合、端末10Aの制御部14にお
いて、これを受け入れることができるのであれば、入力
を高速で行なうことが可能となる。
【0027】さて次に、上記の如くして点字入力を行な
うことができる端末10Aにおける、一連の文字の入力
処理について、図9を参照しつつ説明する。端末10に
おいて、デフォルトの状態では、数字キー11Nは、数
字を入力する数字入力モードとなっており、この状態
で、所定のコマンドを入力すると文字入力モードに移行
するようになっている。
【0028】また、端末10Aでは、文字入力モードに
移行した状態で、1文字目を入力するための操作内容に
応じ、点字方式、携帯型電話端末方式、ページャ方式の
いずれかの文字入力モードであるかを、自動認識するこ
とも可能である。この場合、文字入力モードのデフォル
ト設定は、例えば携帯型電話端末方式の文字入力モード
が選択された状態とし、続いて、点字方式、ページャ方
式の文字入力モードの順で、優先度を設定する。ところ
で、携帯型電話端末方式と点字方式では、「7」の数字
キー11Nを操作した後、シャープキー11Sで確定さ
せた場合に、携帯型電話端末方式では「ま」、点字方式
では「わ」となり、競合が生じるが、他の文字を入力す
る場合には一切競合が生じない(「あ」の場合、携帯型
電話端末方式、点字方式のいずれの場合も共通してい
る)。したがって、1文字目が、携帯型電話端末方式で
「ま」、点字方式で「わ」となる入力が行なわれない限
りは、1文字目で携帯型電話端末方式か、または点字方
式であるかを自動認識することができる。また、1文字
目に、携帯型電話端末方式で「ま」、点字方式で「わ」
となる入力が行なわれたときには、数字キー11Nの操
作内容に応じ、デフォルト設定の携帯型電話端末方式で
変換した文字を、表示部12に表示あるいはスピーカ1
3から音声によるフィードバック出力をさせる。する
と、ユーザが点字方式で入力しようとしているのであれ
ば、1文字目の文字に対し「削除」操作が行なわれ、再
度、1文字目と同じ操作内容の入力がなされる。キー認
識部15において、このような操作を認識したときに
は、点字方式の文字入力モードに自動的に移行させる。
また、ユーザが、ページャ方式で入力しようとしている
のであれば、点字方式の文字入力モードに移行した後、
さらに、同様の操作が繰返すので、キー認識部15でこ
れを認識したときには、ページャ方式の文字入力モード
に移行させる。
【0029】また、ユーザが、端末10Aに対し、点字
による文字入力モード、携帯型電話端末方式の文字入力
モード、ページャ方式の文字入力モードのいずれを選択
するのかを、所定のコマンドによって指定すれば、それ
以降、モードを変更するコマンドを入力しない限り、同
一の文字入力モードが維持されるようになっている。ま
た、一度、点字方式、携帯型電話端末方式、ページャ方
式のいずれかの文字入力モードを選択すると、選択され
た文字入力モード情報を端末10のメモリ(図示無し)
に格納し、次回、文字入力モードに移行したときには、
格納された文字入力モード情報を参照し、前回選択され
た文字入力モードが自動的に選択されるようにしても良
い。
【0030】さて、端末10Aにおいて文字入力を行な
う場合、まず、上記したような自動認識、あるいはユー
ザの選択により、携帯型電話端末方式、ページャ方式、
点字方式のいずれかの文字入力モードが選択される。す
ると、選択された文字入力モードに応じたコマンドが発
生されるので、端末10Aの制御部14においては、ス
テップS101でコマンドの種類を判別する。ここで
は、点字方式の入力を中心として説明するため、ステッ
プS101では、発生されたコマンドが、点字方式の文
字入力モードに移行するためのものであるか否かを判定
するものとする。その結果、携帯型電話端末方式あるい
はページャ方式の文字入力モードに移行するコマンドで
あると判定された場合には、これ以降、文字変換部16
においては、図14に示したような携帯型電話端末方
式、あるいは図15に示したようなページャ方式での文
字入力モードに移行する。なお、ページャ方式での文字
入力モードでは、全ての文字が必ず2桁の数列に定義付
けられているため、1文字毎にシャープキー11Sによ
る確定操作を行なうことなく、連続的に文字入力を受け
付けることもできる。
【0031】また、ステップS101において、発生さ
れたコマンドが、点字方式の文字入力モードに移行する
ものであると判定された場合、文字変換部16において
は、点字方式での文字入力を受け付ける。ユーザが、前
記したようにして文字入力モードを選択した後、引き続
き、「1」、「2」、「4」、「5」、「7」、「8」
の数字キー11Nを操作して、文字列を点字で入力し始
めると、キー認識部15において、入力された数字キー
11Nを認識し、そのデータを文字変換部16に転送す
る(ステップS102)。文字変換部16においては、
シャープキー11Sによる1文字毎の確定操作がなされ
たか否かを検出しており(ステップS103)、確定操
作を検出しない限り、キー認識部15で認識した数字キ
ー11Nの操作内容を蓄積する。そして、シャープキー
11Sによる確定操作を検出した時点で、それまでにな
された数字キー11Nの操作内容、つまり数字キー11
Nによって入力された数字列に応じ、図6、図7、図8
に示した対応に基づいて、入力された点字を特定する
(ステップS104)。続いて、文字変換部16では、
特定した点字を、これに対応する文字に変換した後、そ
の文字のデータを、文字列データ格納部17に転送(出
力)する(ステップS105)。
【0032】文字列データ格納部17では、文字変換開
始後、文字変換部16から順次転送されてくる文字のデ
ータを転送順に格納し、文字列を生成する(ステップS
106)。この文字列データ格納部17では、生成した
文字列に新たに文字が一文字追加される度に、生成した
文字列のデータを音声合成制御部18に転送する。ま
た、これとともに、生成した文字列のデータに基づい
て、表示部12にその文字列を表示することもできる。
音声合成制御部18では、予め制御部14のメモリ領域
に格納された音声合成プログラムにより、生成された文
字列のデータに基づいて、音声合成処理を実行して音声
合成データを生成し、生成した音声合成データに基づい
た音声をスピーカ13から出力させる(ステップS10
7)。そして、ユーザの入力キー11の操作により、予
め決められた終了コマンドが入力されたか否かを判定し
(ステップS108)、終了コマンドが入力されない限
りは、ステップS102に戻り、次の文字の入力処理を
行ない、終了コマンドが入力されたことを検出したとき
には、点字による文字入力処理を完了させる。
【0033】入力された文字列のデータは、通常の携帯
型電話端末方式で入力された文字列と同様に取り扱うこ
とができる。例えば、通信部19から外部に向けて送信
(出力)することができ、これによりメッセージの送信
等が行なえる。また、例えば、端末10Aに電子メール
作成機能が備わっている場合には、この文字列のデータ
をメモリの電子メール文章格納領域に出力し、電子メー
ルを構成する文章として格納させることもできる。ま
た、端末10Aにアドレス帳機能が備わっている場合、
文字列のデータをメモリのアドレス格納領域に出力し、
アドレス機能用のアドレス情報として格納させることも
可能である。
【0034】このようにして、端末10Aにおいては、
ユーザが入力キー11において、点字を構成するドット
P1〜P6を入力することにより、点字によって文字を
入力することができるようになっている。このとき、入
力された文字によって構成される文字列は、音声として
フィードバック出力されるので、視覚障害者であって
も、入力した文字の確認を行なうことができる。したが
って、このような端末10Aは、視覚障害者にとって
も、文字列の入力が非常に行ないやすくなっている。ま
た、点字は各言語毎に統一されているため、ユーザにと
っては、端末10のメーカによって入力操作が異なるよ
うなことも無く、便利である。このように、計6個の数
字キー11Nで点字入力を行なうことにより、使用する
キーの数が、数字キー11Nの全体を使う他の方式(携
帯型電話端末方式、ページャ方式)に比べ、指先の移動
量も少なく、誤操作が生じにくい。
【0035】ところで、上記の説明においては、端末1
0Aを中心として説明を行なったが、端末10B、10
Cにおいても、同様の構成が適用できるのは言うまでも
無いことである。さらに、端末10Bや10C等におい
て、入力キー11が一体に備えられている場合には、
「1」、「3」、「4」、「6」、「7」、「9」の数
字キー11Nを用いることによって、両手で数字キー1
1Nを操作することが可能となる。これにより、操作ミ
スも生じにくく、両手を使って高速に文字入力を行なう
こともできる。加えて、端末10Cでは、表示部12お
よび入力キー11を外方に露出させた状態に折り畳むこ
とができるようになっているので、ユーザは、表示部1
2に対面した状態で、端末10Cを表示部12側から両
手で掴み、その背面側に位置する入力キー11を、両手
の指で操作することができる。
【0036】また、上記のような構成の端末10(10
A、10B、10C)は、ハードウェア的な構成は既存
の電話端末等と何ら変わることは無く、制御部14に格
納するプログラムを変更するのみで実現することができ
る。また、点字による入力機能を備えているとは言え、
携帯型電話端末方式やページャ方式での文字入力も行な
うことができ、しかもその操作が特殊となるのでもない
ので、晴眼者が端末10を使用するにあたって、何らの
支障が生じるわけではない。
【0037】なお、上記第1の実施の形態において、図
6に点字の例を挙げた。点字には、点字を触れて読む側
(これを点字読取面側とする)から見たものと、点字を
打刻する側(これを点字打刻面側とする)から見たもの
とがある。図6は、点字読取面側から見た点字の例であ
るが、これに限るものではなく、点字打刻面側から見た
点字を入力できるようにしても良い。さらに、例えば端
末10C等において点字を入力する場合には、入力キー
11が通常と上下に反転した状態となる。このような場
合、点字の入力を、上下を反転させて行なうようにする
ことも可能である。なお、これらは、ユーザが選択でき
るようにするのが好ましい。
【0038】また、上記第1の実施の形態における端末
10は、点字による入力モードの他に、携帯型電話端末
方式の文字入力モードと、ページャ方式の文字入力モー
ドとが選択できるようになっているが、いずれか一方を
備えるようにしても良いし、また他の入力方式を備える
ようにしても良い。
【0039】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の形
態を示す。上記第1の実施の形態では、端末10自体
に、入力された点字を文字にする文字変換部16、入力
された文字列に応じて合成した音声を出力する音声合成
制御部18とを備える構成としたが、以下に示す第2の
実施の形態においては、通信用端末としての端末50
に、それらを備えない構成とする場合の例を示す。な
お、以下の説明において、上記第1の実施の形態と共通
する構成については、同符号を付してその説明を省略す
る。図10は、第2の実施の形態における文字入力サー
ビスシステム、点字サービス提供システムの構成を示す
ものである。この図10に示すように、ユーザが使用す
る端末50は、公衆回線網60等のネットワークを介し
て、サービス提供者のサーバ(音声フィードバックサー
バ、ホストサーバ)70に接続可能となっている。本実
施の形態においては、例えば、サービス提供者は、図書
館におけるユーザからの図書予約を受け付けるサービス
を提供する。
【0040】このようなシステムでは、ユーザが端末5
0において点字を入力すると、その入力に応じた信号が
公衆回線網60を介してサーバ70に転送される。サー
バ70においては、転送された信号つまり入力された点
字に基づいて、ユーザが入力した文字を認識し、この文
字を読み上げる音声を、公衆回線網60を介して端末5
0にフィードバックするようになっている。また、ユー
ザが端末50において点字を入力することによってサー
バ70に対して文字列を入力すると、サーバ70におい
ては、入力された文字列の内容に応じたサービスをユー
ザに対して提供する構成となっている。
【0041】図11に示すように、端末50は、いわゆ
る通常の電話端末であり、少なくとも、入力キー11
と、キー認識部15、送受信部(信号送信部、受信部)
51、入出力信号変換部(信号発生部)52、スピーカ
13を備えている。送受信部51は、公衆回線網60を
介して外部との通信を行なう。入出力信号変換部52
は、送受信部51で送信するための信号として、キー認
識部15において認識した入力キー11の種類に応じた
信号(トーン信号、パルス信号、デジタル信号等)を送
信信号として発生させる。この入出力信号変換部52
は、送受信部51で受信した信号に基づき、これを音声
に変換し、スピーカ13から出力させる。本実施の形態
において、このような端末50としては、据置型の電話
端末、携帯型電話端末、ワイヤレス電話端末等が適用で
き、例えば上記第1の実施の形態で示した端末10A、
10B、10Cも適用できる。さらに、この端末50
は、アナログ式の電話端末等であっても良く、要は、入
力キー11での操作内容に応じた信号が送信でき、受け
取った信号に基づいて音声をスピーカ13で出力できる
ものであれば良い。
【0042】図12に示すように、サーバ70は、公衆
回線網60を介して外部から信号を受け取る受信部7
1、応答制御部(音声メッセージ出力部)72、キー認
識部73、文字変換部(点字特定部)74、文字列デー
タ格納部(文字列生成部)75、音声合成制御部(音声
合成信号生成部)76、公衆回線網60を介して外部に
信号を送信する送信部77、処理部(処理実行部)78
を備える。応答制御部72は、応答シナリオ格納部72
aに格納された応答シナリオプログラムに基づき、端末
50からの通話が成立した時点で、予め決められた応答
メッセージの音声信号を出力する。なお、出力された音
声信号は送信部77から端末50に送信される。キー認
識部73は、上記第1の実施の形態におけるキー認識部
15と同様の機能を果たす。つまり、キー認識部73
は、端末50から公衆回線網60を介して送信された信
号に基づき、操作された入力キー11の種類を認識し、
これを文字変換部74に転送する。そして、文字変換部
74は、上記第1の実施の形態における文字変換部16
と同様、入力キー11の操作内容に基づき、文字変換を
実行する。すなわち、文字変換部74においては、数字
キー11Nを用いての点字の入力を受け付け、入力され
た点字に対応する文字への変換、変換した文字のデータ
の文字列データ格納部75への転送(出力)、といった
処理を実行する。なお、文字変換部74における点字へ
の変換規則等は、上記第1の実施の形態で示したものと
全く同様のものを適用するため、ここではその説明を省
略するが、特に、端末50がDTMFを採用している場
合、文字変換部74において、前記第1の実施の形態で
示したような入力を省略するための変換規則を採用する
ことが有効である。
【0043】文字列データ格納部75は、上記第1の実
施の形態における文字列データ格納部17と同様、文字
変換部74から順次転送されてくる文字のデータを転送
順に格納し、文字列を生成し、生成した文字列のデータ
を音声合成制御部76に転送する。音声合成制御部76
では、予め格納された音声合成プログラムにより、転送
された文字列のデータに基づいて音声合成処理を実行
し、フィードバック信号としての音声信号を生成する。
生成された音声信号は、送信部77から端末50に向け
て送信される。処理部78は、ユーザから送信される文
字列によって構成されるメッセージに基づき、ユーザの
リクエスト内容を認識し、これに応じた処理を実行す
る。
【0044】次に、上記のような構成のシステムにおけ
る処理の流れについて、図13を参照しつつ説明する。
この図13に示すように、ユーザが端末50を用いて、
サーバ70に電話をかけると、サーバ70側においては
このログインを受け付ける(ステップS201)。する
と、サーバ70の応答制御部72では、応答シナリオ格
納部72aに格納された応答シナリオプログラムに基づ
き、ユーザに対して文字列の入力を要求する応答メッセ
ージを音声信号で自動的に出力する(ステップS20
2)。具体的には、ユーザが予約を希望する図書の書名
や著者等の情報の入力を要求する。出力された音声信号
は、送信部77から端末50に対して送信される。端末
50においては、音声信号を送受信部51で受信し、こ
の音声信号は、入出力信号変換部52において、音声に
変換され、サーバ70からの応答メッセージとしてスピ
ーカ13から出力される。
【0045】ユーザは、この応答メッセージの内容に応
じた回答や要求に関するメッセージ、つまり予約を希望
する図書の書名や著者等の情報を端末50に入力する。
このときには、上記第1の実施の形態と同様、入力キー
11の数字キー11N(図5参照)を操作して、メッセ
ージの文字列を構成する文字を点字で入力し、1文字毎
にシャープキー11Sで確定操作を行なう。このとき、
端末50においては、ユーザが数字キー11Nあるいは
シャープキー11Sの入力キー11を1回操作する毎に
信号がサーバ70に送信される。詳しくは、キー認識部
15において操作されたことを認識した数字キー11N
あるいはシャープキー11Sに応じた信号(トーン信
号、パルス信号、デジタル信号)が、入出力信号変換部
52において発生され、これが送受信部51からサーバ
70に送信される。これは、従来の電話端末等におい
て、キー操作に伴って信号が送信されることと何ら変わ
りが無い。
【0046】サーバ70は、端末50において、数字キ
ー11Nあるいはシャープキー11Sを1回操作する毎
に送信される信号を受信すると(ステップS203)、
キー認識部73において、入力された数字キー11Nあ
るいはシャープキー11Sの種類を認識し、そのデータ
を文字変換部74に転送する(ステップS204)。文
字変換部74においては、シャープキー11Sによる1
文字毎の確定操作がなされたか否かを検出しており、確
定操作を検出しない限り、キー認識部73で認識した数
字キー11Nの操作内容、つまり数字キー11Nの操作
によって入力された数字列のデータを蓄積する。そし
て、シャープキー11Sによる確定操作を検出した時点
で、それまでになされた数字キー11Nの操作内容(数
字列)が、予め決められたメッセージ入力終了コマンド
であるか否かを判定する(ステップS205)。メッセ
ージ入力終了コマンドではないときには、数字キー11
Nの操作内容(数字列)に応じ、図6、図7、図8に示
した対応に基づいて、入力された点字を特定する(ステ
ップS206)。続いて、文字変換部74では、特定し
た点字を、これに対応する文字に変換した後、その文字
のデータを、文字列データ格納部75に転送(出力)す
る(ステップS207)。
【0047】文字列データ格納部75では、文字変換部
74から順次転送されてくる文字のデータを転送順に格
納し、文字列およびその文字列のデータを生成する。こ
の文字列データ格納部75では、生成した文字列に新た
に文字が一文字追加される度に、生成した文字列のデー
タを音声合成制御部76に転送する(ステップS20
8)。音声合成制御部76では、転送された文字列のデ
ータに基づいて、音声合成処理を実行して音声合成デー
タ(音声応答信号)を生成し、生成した音声合成データ
に基づいた音声信号を、送信部77から端末50に向け
て出力する(ステップS209)。
【0048】サーバ70から出力された音声信号を受け
た端末50では、入出力信号変換部52において音声信
号を音声に変換し、スピーカ13から出力させる。この
ときに出力される音声は、ユーザが端末50において点
字で入力した文字列であり、ユーザは、自分が入力した
メッセージに対し音声によるフィードバックを受けるの
である。そして、メッセージの入力が完了するまで、ユ
ーザは、端末50において、点字による文字入力を続
け、上記のステップS203〜209の処理を繰返す。
【0049】メッセージの入力が完了した時点で、ユー
ザは、決められた終了コマンドを入力キー11で入力
し、最後にシャープキー11Sで確定操作を行なう。す
ると、サーバ70においては、通常の点字入力と同様、
操作に応じた信号を受信し(ステップS203)、キー
の種類を認識(ステップS204)した後、ステップS
205において、端末50において終了コマンドが入力
されたことを認識する。この場合、処理部78は、終了
コマンドが入力されるまでに端末50から入力された文
字列、つまりユーザが送信したメッセージを受け付け
る。さらに処理部78では、受け付けたメッセージに基
づき、ユーザのリクエスト内容を認識し、その内容に応
じた処理を、予め決められた処理プログラムに基づいて
実行する(ステップS210)。例えば、メッセージと
して入力された、ユーザが予約を希望する図書の名称や
著者名等から、その図書の在庫を検索する処理を実行す
るのである。
【0050】ステップS210における処理の完了後、
応答シナリオ格納部72aに格納された応答シナリオプ
ログラムに基づき、サービス提供者が提供するサービス
を実行するための処理が全て完了したか否かを判定する
(ステップS211)。完了していなければ、ステップ
S202に戻り、次の処理に進むための自動応答メッセ
ージを出力する。例えば、検索の結果、図書の在庫の有
無を回答し、在庫がある場合には、予約をするか否か等
を問い合わせる。このようにして、サーバ70は、サー
ビス提供者が提供するサービスを実行するために必要な
だけの情報が得られるまで、順次自動応答メッセージを
端末50に送信し、ユーザはこれに応じたメッセージを
入力する。つまり、ユーザが希望する図書の在庫があ
り、ユーザが予約を希望する場合には、ユーザの登録番
号や氏名等の情報の入力をユーザに対して順次促し、最
終的に予約が完了するまでの処理を実行したり、あるい
は他の図書の検索を受け付けたりする。また、図書が無
い場合等には一連の手続きを終了するまでの処理を実行
する。そして、ステップS211において、全ての処理
が完了したと判定された時点で、サーバ70は、端末5
0をログアウトさせる処理を実行する(ステップS21
2)。
【0051】上述したようなシステムによれば、ユーザ
は端末50において、上記第1の実施の形態と同様、点
字による文字入力を行なうことができる。このとき、入
力された文字列は、サーバ70からフィードバックされ
て音声出力されるので、視覚障害者であっても、入力し
た文字列の確認を行なうことができる。したがって、こ
のような端末50は、視覚障害者にとっても、文字列の
入力が非常に行ないやすくなっている。しかも、端末5
0としては、点字を判別する機能や、音声合成機能が全
く必要無く、既存の端末50をそのまま利用することが
できる。したがって、ユーザが新たに端末を購入したり
する必要も無く、また出先の公衆電話等も利用すること
ができる。また、上記システムでは、ユーザが端末50
において、サーバ70から送信される音声による応答メ
ッセージに応じ、例えば希望する図書に関する情報等
を、点字で入力することにより、例えば図書の予約等の
サービスを受けることができる。これにより、視覚障害
者であっても、端末50を用いた各種サービスを受ける
ことができるようになる。
【0052】なお、本実施の形態において、サービス提
供者は、サーバ70において、例えば図書館における図
書の予約サービスを提供する構成としたが、これに限る
ものではない。例えば、従来より携帯型電話端末等で、
サービス提供者側からユーザに対して文字列によるメニ
ュー画面を表示し、ユーザがこのメニュー画面に対して
所定の操作を行なうことによって実現していた各種サー
ビスを、サービス提供者が提供するサービスに関する情
報を音声によるメッセージによってユーザに対して提示
し、これに対してユーザが点字によってメッセージを入
力することで実現することができる。また、上記実施の
形態では、端末50において点字を入力する構成とした
が、サーバ70側の文字変換部74において、上記第一
の実施の形態の端末10における文字変換部16と同
様、携帯型電話端末方式、ページャ方式での文字入力を
受け付け可能とすれば、端末50において携帯型電話端
末方式、ページャ方式での文字入力を行なうこともでき
る。
【0053】なお、上記第1および第2の実施の形態に
おいて、端末10、50として、いわゆる電話端末を念
頭に置いているが、点字を入力するための複数のキー
と、音声によるフィードバック出力を行なうための音声
出力部とを備えるのであれば、例えばPDA(Personal
Digital Assistants)等の携帯型情報端末等であって
も良い。これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限
り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他
の構成に適宜変更することが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
点字での文字入力が可能となるので、特に視覚障害者に
とっても操作性に優れた入力装置、通信用端末、携帯型
通信用端末を提供することができる。また、本発明の音
声フィードバックシステム等によれば、視覚障害者に対
し利便性の高いサービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態における端末の構成を示す
図である。
【図2】 端末の一例を示す図である。
【図3】 端末の他の一例を示す図である。
【図4】 端末のさらに他の一例を示す図であり、
(a)は端末を開いた状態、(b)は折り畳んだ状態で
ある。
【図5】 (a)は端末の入力キーと、点字を構成する
ドットとの対応を示す図、(b)、(c)は具体的な入
力例を示すものである。
【図6】 日本語における点字の一覧の一部を示す図で
ある。
【図7】 本実施の形態における点字の入力方法の一覧
を示すものである。
【図8】 図7に続くものである。
【図9】 点字を入力する際の処理の流れを示す図であ
る。
【図10】 第二の実施の形態におけるシステム構成を
示す図である。
【図11】 第二の実施の形態における端末の構成を示
す図である。
【図12】 サーバの構成を示す図である。
【図13】 サーバ側における処理の流れを示す図であ
る。
【図14】 従来の文字入力方法の一例を示す図であ
る。
【図15】 従来の文字入力方法の他の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C…端末(入力装置、通信
用端末)、11…入力キー(入力手段、キー群、操作キ
ー)、11A…アスタリスクキー、11N…数字キー、
11S…シャープキー、12…表示部、13…スピーカ
(音声出力手段)、14…制御部(処理部)、15…キ
ー認識部(キー識別手段、キー検出部)、16…文字変
換部(点字特定手段、文字変換手段、文字データ出力手
段)、17…文字列データ格納部、18…音声合成制御
部(音声合成手段)、19…通信部、41…モニター側
本体(表示部側本体)、42…キー側本体、50…端末
(通信用端末)、51…送受信部(信号送信部、受信
部)、52…入出力信号変換部(信号発生部)、60…
公衆回線網、70…サーバ(音声フィードバックサー
バ、ホストサーバ)、71…受信部、72…応答制御部
(音声メッセージ出力部)、73…キー認識部、74…
文字変換部(点字特定部)、75…文字列データ格納部
(文字列生成部)、76…音声合成制御部(音声合成信
号生成部)、77…送信部、78…処理部(処理実行
部)、P1、P2、P3、P4、P5、P6…ドット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/16 340 G06F 3/023 310K G09B 21/00 Fターム(参考) 5B020 BB00 CC01 CC15 DD02 FF14 FF24 GG04

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点字を構成する横2列×縦3行のドット
    が割り当てられた複数のキーを備える入力手段と、 操作された前記キーを識別するキー識別手段と、 前記キー識別手段で識別された前記キーの位置に基づ
    き、対応する点字を特定する点字特定手段と、 特定された前記点字を、当該点字に対応する文字に変換
    する文字変換手段と、前記文字変換手段にて変換された
    前記文字のデータを出力する文字データ出力手段と、を
    備えることを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記文字データ出力手段から出力された
    前記文字のデータに基づき、音声合成データを生成する
    音声合成手段と、 前記音声合成データに基づく音声を出力する音声出力手
    段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の
    入力装置。
  3. 【請求項3】 複数列×複数行のマトリクス状に配置さ
    れたキー群と、 前記キー群を構成する各キーの操作を検出するキー検出
    部と、 前記キー検出部で検出された前記キーの操作に応じた処
    理を実行する処理部と、 外部との間で通信する通信部と、を備え、 前記キー群には、当該キー群のうち横2列×縦3行の計
    6個の前記キーに対し、点字を構成する各ドットが割り
    当られ、 前記処理部は、前記キー検出部で検出された前記キーの
    操作に対応する点字を特定し、特定された当該点字を文
    字に変換して前記通信部を介して出力することを特徴と
    する通信用端末。
  4. 【請求項4】 音声を出力する音声出力部をさらに備
    え、 前記処理部は、変換された前記文字に基づいて音声合成
    データを生成し、 前記音声出力部は、前記音声合成データに基づく音声を
    出力することを特徴とする請求項3記載の通信用端末。
  5. 【請求項5】 前記キー群には、0〜9の数字を割り当
    てる第一のモードと、点字を構成する各ドットを割り当
    てる第二のモードとが割り当て可能で、前記処理部は、
    前記第一のモードと前記第二のモードを切り替え可能で
    あることを特徴とする請求項3記載の通信用端末。
  6. 【請求項6】 前記処理部は、前記第一のモードと、前
    記第二のモードと、前記キー群に対し文字を割り当てる
    第三のモードとが切り替え可能であることを特徴とする
    請求項5記載の通信用端末。
  7. 【請求項7】 前記処理部は、前記第二のモードにて、
    前記キー群のうち横2列×縦3行の計6個の前記キーに
    対して割り当てるべき点字として、点字読取面側から見
    た点字と、点字打刻面側から見た点字とが選択可能であ
    ることを特徴とする請求項5記載の通信用端末。
  8. 【請求項8】 前記キー群の各列・各行毎に互いに異な
    るトーン音を発生させるトーン音発生部をさらに備え、 前記キー検出部は、n個の前記キーが操作されて2個の
    列とn個の行に対応したトーン音が検出されたときに、
    前記2個の列と前記n個の行が交差する位置の前記キー
    が操作されたものとして処理することを特徴とする請求
    項3記載の通信用端末。
  9. 【請求項9】 前記処理部は、前記第二のモードにて、
    同一の前記キーが複数回操作されたときに、1回の操作
    として処理することを特徴とする請求項3記載の通信用
    端末。
  10. 【請求項10】 操作キーを表面に備えたキー側本体
    と、 表示部を表面に備え、前記キー側本体に回動自在に連結
    された表示部側本体と、を備え、 前記キー側本体と前記表示部側本体は、前記操作キーが
    設けられた当該キー側本体の表面と、前記表示部が設け
    られた当該表示部側本体の表面とを外方に露出させた状
    態で折り畳み可能とされていることを特徴とする携帯型
    通信用端末。
  11. 【請求項11】 前記操作キーの操作を検出するキー検
    出部と、 前記キー検出部で検出された前記操作キーの操作内容に
    応じた処理を実行する処理部と、 前記処理部での処理に基づき、出力信号を外部に出力す
    る通信部と、をさらに備え、 前記処理部は、前記操作キーのうちの横2列×縦3行の
    計6個に対し、点字を構成する各ドットを割り当て、前
    記キー検出部で検出した当該操作キーの操作に対応する
    点字を特定し、特定された当該点字に対応する文字を表
    す信号を、前記出力信号として前記通信部を介して外部
    に出力させることを特徴とする請求項10記載の携帯型
    通信用端末。
  12. 【請求項12】 音声を出力する音声出力部をさらに備
    え、 前記処理部は、変換した文字に基づいて音声を合成し、
    合成された音声を前記音声出力部で出力させることを特
    徴とする請求項11記載の携帯型通信用端末。
  13. 【請求項13】 前記処理部は、前記操作キーのうち、
    前記キー側本体の一方の端部側の列と、他方の端部側の
    列とに、前記点字の各ドットを割り当てることを特徴と
    する請求項11記載の携帯型通信用端末。
  14. 【請求項14】 サービス提供者のサーバにアクセスし
    たユーザの端末における操作内容に応じ、当該サーバか
    ら当該端末に音声をフィードバックするシステムであっ
    て、 前記端末は、 ユーザが入力操作を行なう操作キーと、 前記サーバとの間で通信する通信部と、 前記操作キーでの操作内容に応じた送信信号を発生さ
    せ、前記通信部を介して当該送信信号を送信させる信号
    発生部と、 前記通信部を介して受信したフィードバック信号に基づ
    く音声を出力する音声出力部と、を備え、 前記サーバは、 前記端末から送信された前記送信信号を受信する受信部
    と、 前記受信部で受信された前記送信信号を、当該送信信号
    に対応付けられた文字に変換する文字変換部と、 変換された前記文字に基づく音声合成信号を生成する音
    声合成信号生成部と、 生成された前記音声合成信号を前記フィードバック信号
    として送信する送信部と、を備えることを特徴とする音
    声フィードバックシステム。
  15. 【請求項15】 前記文字変換部は、前記送信信号に基
    づき、前記操作キーの操作内容に対応する点字を特定
    し、特定された前記点字に対応する文字に変換すること
    を特徴とする請求項14記載の音声フィードバックシス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記サーバは、前記端末に対して入力
    を促すメッセージを音声信号で出力する音声メッセージ
    出力部、をさらに備えることを特徴とする請求項14記
    載の音声フィードバックシステム。
  17. 【請求項17】 前記サーバは、前記文字変換部で変換
    された文字を順次蓄積して文字列を生成する文字列生成
    部と、 前記文字列生成部で生成された文字列によって構成され
    る前記ユーザからのリクエストを受け付け、当該リクエ
    ストに応じた処理を実行する処理実行部と、をさらに備
    えることを特徴とする請求項14記載の音声フィードバ
    ックシステム。
  18. 【請求項18】 外部の端末から送信された信号を受信
    する受信部と、 受信された前記信号に基づき、前記端末で操作された操
    作キーを認識するキー認識部と、 前記キー認識部で認識された操作キーに基づき、当該操
    作キーでの操作内容に対応した点字を特定する点字特定
    部と、 前記点字特定部で特定された前記点字を、当該点字に対
    応する文字に変換する文字変換部と、 前記文字変換部で変換された文字を順次蓄積して文字列
    を生成する文字列生成部と、 前記文字列生成部で生成された前記文字列によって構成
    されるユーザからのリクエストに応じた処理を実行する
    処理実行部と、を備えることを特徴とする音声フィード
    バックサーバ。
  19. 【請求項19】 複数列×複数行のマトリクス状に配置
    されたキー群と、 前記キー群のそれぞれの操作を検出するキー検出部と、 前記キー検出部で検出された前記キー群の操作に応じた
    出力信号を、外部のホストサーバに送信する信号送信部
    と、 前記ホストサーバにて、前記出力信号に基づいて点字に
    変換され、当該点字に対応する文字に応じて生成された
    音声応答信号を、当該ホストサーバから受け取る受信部
    と、 前記音声応答信号に基づいた音声が出力される音声出力
    部と、を備えることを特徴とする通信用端末。
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