JP2000353044A - Urlアドレス検索用サーバ、これを用いた通信システムおよびurlアドレス特定方法 - Google Patents

Urlアドレス検索用サーバ、これを用いた通信システムおよびurlアドレス特定方法

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JP2000353044A
JP2000353044A JP2000045392A JP2000045392A JP2000353044A JP 2000353044 A JP2000353044 A JP 2000353044A JP 2000045392 A JP2000045392 A JP 2000045392A JP 2000045392 A JP2000045392 A JP 2000045392A JP 2000353044 A JP2000353044 A JP 2000353044A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯電話を利用して、簡単な入力操作
で迅速に所望のURLアドレスを入力することができる
携帯電話を利用した通信システムを提供する。 【解決手段】 検索用サーバ16は、携帯電話のテンキ
ーの押下により任意に入力された文字列を受け入れるデ
ータ受理部32と、受理された文字列を構成する英文字
の各々について当該英文字が割り当てられたテンキーに
割り当てられた他の英文字を考慮して、当該受理された
英文字および他の英文字の何れかが順次連なった文字列
と、登録データメモリ44に記憶された代表URLアド
レスとのパターンマッチングを実行するマッチング処理
部36と、パターンマッチングにより得られたURLア
ドレスの候補を携帯電話に通知するデータ送信部40と
を備え、得られたURLアドレス或いは携帯電話により
選択されたURLにジャンプするように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPHS
電話機を用いてインターネットを利用する通信システム
に関し、より詳細には、携帯電話などにてURLアドレ
スを容易に入力することができる通信システムおよび所
定の処理を実行する通信用サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS電話機において
は、テンキーを用いて文字列を入力し、相手の携帯電話
等に、入力した文字列をメールとして送信することがで
きるようになっている。これらメール通信には、送信元
の携帯電話等から送信されたメールがいったんサーバに
蓄積され、これを送信先の携帯電話等が読み出す方式
や、送信元の携帯電話等から送信先の携帯電話等に直接
メールが伝達される方式が知られている。また、最近、
携帯電話を用いて、インターネットを利用することがで
きるようになった。これは、コンテンツプロバイダ側
が、携帯電話の表示装置に表示できるような規格を用い
てコンテンツを作成することにより実現されている。し
たがって、インターネット対応の携帯電話においては、
携帯電話のテンキーを用いてURLアドレスを指定する
ことにより、指定されたアドレスを有するコンテンツプ
ロバイダの側から必要な情報が与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話のテンキーを用いてURLアドレスを入力する場合に
は、非常に多くのキーの押下が必要である。たとえば、
「www.△△△△△.co.jp」というURLアド
レスを入力する場合に、「w」ないし「z」の割り当て
られているキーを5回押下すると、表示装置に表示され
る文字が「W」、「X」、「Y」、「Z」、「w」に変
化するため、5回押下した後に、カーソルを移動するこ
とにより、小文字の「w」が確定し、これを3回繰り返
すことにより、「www」が入力できる。また、「x」
という文字を入力したい場合には、同じく「w」ないし
「z」の割り当てられているキーを6回押下し、或い
は、「y」を入力したい場合には、当該キーを7回押下
する。また、「co.jp」を入力するためにも、同様
に、入力したい文字が割り当てられているキーを複数回
押下することにより必要な文字を確定する手順を繰り返
す必要がある。したがって、一つのURLアドレスを入
力するために、非常に多くのキー操作が必要であり、利
用者は大きな不便を感じるという問題点があった。
【0004】その一方、携帯電話等のテンキーを用いて
文字列を入力する際に、キーの押下の回数を減じるため
の種々の手法が提案されている。たとえば、特開平8−
249102号には、キーを1回だけ押下して得られる
カナ文字からなる文字列と、携帯電話内の辞書に登録さ
れた単語とのパターンマッチングを実行することによ
り、入力された文字列に基づく単語を特定する技術が開
示されている。
【0005】しかしながら、上記技術においては、携帯
電話内に辞書が登録されているため、その変更が不可能
であり、また、多くの文字を認識するためには携帯電話
内に多くの単語を備えた辞書を設けておく必要があると
いう問題点があった。また、URLアドレスは、常時増
設されたり、また、同じコンテンツのアドレスが移転し
たりすることが多く、予め携帯電話のメモリに辞書等を
設ける形態では、正確なURLアドレスを特定すること
ができない。
【0006】本発明は、従来の携帯電話を利用して、簡
単な入力操作で迅速に所望のURLアドレスを入力する
ことができる携帯電話を利用した通信システムを提供す
ることを目的とする。また、本発明は、キーに対する文
字の割り当てが異なる機種であっても、携帯電話におい
ては、それぞれ、同一の手順で所望のURLアドレスを
入力し、当該URLアドレスを有するサイトと接続する
ことができる通信システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、携帯電
話のテンキーの押下により任意に入力された文字列を受
け入れるデータ受理手段と、受理された文字列を構成す
る英文字或いは数字の各々について当該英文字或いは数
字が割り当てられたテンキーに割り当てられた他の英文
字等を考慮して、当該受理された英文字および他の英文
字等の何れかが順次連なった文字列と、予め登録された
URLアドレスとのパターンマッチングを実行するマッ
チング手段と、パターンマッチングにより得られたUR
Lアドレスの候補を携帯電話に通知する通知手段と、得
られたURLアドレスにジャンプするジャンプ手段とを
備えたことを特徴とするURLアドレス検索用サーバに
より達成される。本発明によれば、検索用サーバにおい
て、携帯電話にて入力した文字列を構成する各英文字や
数字について当該英文字を入力したキーに割り当てられ
た他の英文字等も考慮してパターンマッチングを行う。
したがって、携帯電話において、所望の英文字を入力す
るためのキーを一回だけ押下する操作を続けて文字列を
入力すれば、検索用サーバの側にて、所望の文字列の検
索が実行される。このため、携帯電話のユーザは、一つ
の英文字を入力するために何度も同じキーを押下するよ
うな煩雑な操作を要することなく、所望のURLアドレ
スを指定し、当該URLアドレスを有する他のサーバ
(コンテンツプロバイダのサーバ)とのデータ授受が可
能となる。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、前
記通知手段が、複数のURLアドレス候補が得られた場
合に、当該複数のURLアドレス候補を携帯電話に通知
し、携帯電話の側による選択に応答して、選択されたU
RLアドレスにジャンプするように構成されている。本
発明のさらに好ましい実施態様においては、前記データ
受理手段が、不一致の許容度を示す入力ミス補正値を受
け入れ、前記マッチング手段により完全に一致したUR
Lアドレスが存在しなかった場合であっても、当該入力
ミス補正値にしたがって、一部不一致となるURLアド
レスを見出し、これを、前記通知手段が通知するように
構成されている。たとえば、携帯電話のユーザが、アク
セスしたいURLアドレスをはっきりと覚えていない場
合などに、上記入力ミス補正値を設定して、不一致の許
容度を大きくすることができ、複数の候補からユーザが
アクセスしたいURLアドレスを特定することが可能と
なる。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、代表URLアドレスと、携帯電話のプロトコルに
したがった種々のURLアドレスとを関連付けて登録す
るデータ登録手段を備え、前記データ受理手段が、受理
した文字列の伝達経路を特定することにより、携帯電話
にて授受可能なデータのプロトコルを判定し、前記マッ
チング手段が、文字列と予め登録された代表URLアド
レスとのパターンマッチングを実行し、かつ、前記ジャ
ンプ手段が、パターンマッチングにより得られた代表U
RLアドレスに関連する種々のURLアドレスのうち、
データ受理手段により見出された携帯電話のプロトコル
にしたがったURLアドレスにジャンプするように構成
されている。
【0010】この実施態様によれば、ユーザは自己の所
有する携帯電話のプロトコルを意識することなく、最も
周知な代表URLアドレスに関連する文字列を入力すれ
ば、所望のアドレスにジャンプすることが可能となる。
また、コンテンツプロバイダ側は、代表URLアドレス
および種々のプロトコルを検索用サーバに登録しておけ
ば、検索用サーバが、携帯電話からの要求があった場合
に、当該携帯電話の送信するデータのプロトコルにした
がった適切なURLアドレスにジャンプすることができ
る。上記伝達経路の判定は、たとえば、前記データ受理
手段が、携帯電話がゲートウェイした通信事業者のサー
バのドメインを参照することにより、或いは、受理した
文字列に付加されている情報のうち、送信元の携帯電話
のブラウザを特定することにより実現できる。
【0011】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記入力された文字列のうち、特定の部分
の誤入力を補正するデータ補正手段を備えている。デー
タ補正手段が、少なくともサーバ名の一部の誤入力を補
正するのが好ましい。また、本発明の好ましい実施態様
においては、データ受理手段が、数字入力モードの下に
て入力された数字の列を受理し、かつ、前記マッチング
手段が、受理された数字の列を構成する数字の各々につ
いて、当該数字が割り当てられたテンキーに割り当てら
れた英文字および記号の何れかを考慮して得た文字列
と、前記URLアドレスとのパターンマッチングを実行
する。
【0012】一般に、数字入力モードの下で携帯電話の
キーを入力すると、次の数字の入力のためにカーソルが
移動するようになっている。したがって一つの数字の入
力のために一度のキーの押下ですむ。したがって、この
実施態様によれば、もっともキーの押下を少なくするこ
とが可能となる。さらに、前記数字のうちの何れかに、
ドットおよびスラッシュを含む記号が割り当てられ、マ
ッチング手段が、数字の列に、前記何れかの数字が含ま
れている場合には、当該何れかの数字が前記記号の何れ
かであると解釈するのが望ましい。
【0013】本発明の別の実施態様において、上記検索
用サーバは、さらに、典型的なサーバ名を格納したメニ
ューテーブルを備え、前記通知手段が、前記メニューテ
ーブルのデータを携帯電話に通知し、前記携帯電話の側
の選択により、当該メニューテーブルに含まれるサーバ
名を含む文字列を得るように構成されている。この実施
態様によれば、携帯電話の表示装置の画面上に、ポップ
アップメニュー等により典型的なサーバ名を表示でき、
ユーザはカーソルキーなどを用いて、これらから所望の
ものを選択できる。したがって、さらに、キー入力の頻
度を減少させることが可能となる。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、携帯電話の機種に基づくキーと割り当てられた文
字種との対応関係を示すデータの組を記憶した変換テー
ブルと、前記データ受理手段が受理した文字列から、形
態電話の機種を特定して、当該機種に基づき、キーと割
り当てられた文字種との対応関係を示すデータの組を選
択する機種判別手段とを備え、前記マッチング手段が、
前記選択されたデータの組にしたがって、受理された文
字列を構成する英文字或いは数字の各々について、当該
英文字或いは数字が割り当てられたテンキーに割り当て
られた他の英文字或いは記号を考慮して、当該受理され
た英文字および数字、並びに、他の英文字および記号の
何れかが順次連なった文字列を特定する。この実施態様
によれば、キーに対する文字の割り当てが異なる種々の
携帯電話に対応することが可能となる。
【0015】また、本発明の目的は、上記URLアドレ
ス検索用サーバと、少なくとも一以上の携帯電話と、前
記URLアドレス検索用サーバと携帯電話との通信をな
すための通信回線とを備え、前記URLアドレス検索用
サーバのジャンプ手段により、ジャンプ先のURLアド
レスと備えた、前記通信回線に接続されたコンテンツプ
ロバイダのサーバと、前記携帯電話との通信の授受が実
現されるように構成された通信システムによっても達成
される。また、本発明の目的は、上記手段に対応する手
順にしたがったアドレス特定方法によっても達成され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の
実施の形態にかかる通信システムの概略を示すブロック
ダイヤグラムである。図1に示すように、本実施の形態
にかかる通信システム10は、それぞれ、インターネッ
トの利用が可能な、一以上の携帯電話12−1、12−
2、…、検索用サーバ14と、携帯電話12と検索用サ
ーバ16との間の通信をなすための公衆回線16とを有
している。また、通信回線14には、種々のコンテンツ
プロバイダのサーバ18−1、18−2、…、18−n
が接続され、携帯電話12や検索用サーバ16とのデー
タ通信が可能となっている。さらに、本実施の形態にか
かる通信システム10において、通信回線14には、各
携帯電話12が契約している通信事業者の設立したサー
バ19−1、19−2…が接続されている。したがっ
て、携帯電話12が、検索用サーバ16や他のコンテン
ツプロバイダのサーバ18との接続をする場合には、自
己が契約している上記通信事業者サーバ(たとえば、サ
ーバ19−1)をゲートウェイして、上記サーバ16、
18との接続が実現されるようになっている。
【0017】図1に示すように、携帯電話12はテンキ
ー20と、通信の開始や終了を指示するための幾つかの
ファンクションキー22および液晶表示装置24が設け
られている。この形態電話12は、たとえば、現在実用
化されているNTTドコモ社の「iモード(登録商
標)」や、セルラー電話の「EZweb(商標)」に対
応できる機種であれば良い。周知のように、携帯電話1
2のテンキー20のうち、所定のものには、それぞれ、
英文字が対応付けられている。本実施の形態において
は、図2に示すように、2のキーは、「2」のほか、英
文字の「A」、「B」または「C」の入力のために利用
でき、3のキーは、「3」のほか、英文字の「D」、
「E」または「F」の入力のために利用できる。同様
に、4のキーは「G」、「H」または「I」、5のキー
は「J」、「K」または「L」、6のキーは「M」、
「N」または「O」、7のキーは「P」、「Q」、
「R」または「S」、8のキーは「T」、「U」または
「V」、9のキーは「W」、「X」、「Y」または
「Z」の何れかを入力するために利用できる。
【0018】この実施の形態において、携帯電話12の
テンキーを用いた英数字の入力は、従来のものと同様で
ある。すなわち、所定のファンクションキー22を押下
することにより、入力モードを数字モード或いは英字モ
ードの何れかに設定することができる。数字モードにお
いては、押下されたテンキーに割り当てられた数字がそ
のまま入力される。その一方、英字モードにおいては、
テンキーが押下するのにしたがって、入力すべき英文字
が順次遷移するようになっている。たとえば、2のキー
を続けて押下することにより、「A」、「B」、
「C」、「a」、「b」、「c」の順で、入力される英
文字が変化する。また、英字モードにおいては、他のテ
ンキーやカーソルキーを押すことにより入力された英文
字を確定させることができる。また、「.(ドット)」
や「/(スラッシュ)」も、他の機能キーの何れかに割
り当てられている。従来のものと同様に、本実施の形態
にかかる携帯電話12において、入力された英数字が液
晶表示装置24に表示できるようになっている。
【0019】無論、上記携帯電話12において、ファン
クションキーの操作によりカナ入力モードを選択できる
ようにし、カナ文字を入力できるようにしても良いし、
カナ漢字変換ソフトウェアを収容し、入力されたカナ文
字を漢字に変換できるように構成しても良い。次に、本
実施の形態にかかる検索用サーバ14につき、より詳細
に説明を加える。図3に示すように、検索用サーバ14
は、通信回線14を介して、携帯電話12等からのデー
タを受理するデータ受理部32と、受理したデータに基
づき、必要な補正を加えるデータ補正部34と、補正後
のデータに基づくデータパターンと、予め登録されたパ
ターンとのマッチングを実行するマッチング処理部36
と、マッチング結果を一時的に記憶するマッチング結果
メモリ38と、マッチング結果等を送信するデータ送信
部40と、通信回線14を介して、コンテンツプロバイ
ダ18から送信されたデータに基づき、必要なURLア
ドレス等を登録するデータ登録部42と、登録されたデ
ータを記憶する登録データメモリ44とを備えている。
【0020】このように構成された通信システムにおい
て、コンテンツプロバイダのサーバ18から検索用サー
バ16にデータを登録する際の処理につき説明を加え
る。まず、コンテンツプロバイダのサーバ18の側にお
いて、操作者は入力装置(図示せず)を操作して、検索
用サーバ16との通信回線を開き、URLアドレス登録
の要望を検索用サーバ16に通知する。検索用サーバ1
6は、これに応答して、アドレス入力用画像を示すデー
タをサーバ18に伝達する。図4は、サーバ18の表示
装置の画面上に表示されるURLアドレス登録ページの
一例を示す図である。サーバ18の操作者は、代表UR
Lアドレス、および、携帯電話用のURLアドレスを入
力して、登録ボタン(符号401参照)を押すと、入力
されたアドレスに関するデータが、検索用サーバ16に
伝達される。本実施の形態においては、携帯電話用のU
RLアドレスとして、図4に示すように、「iモード
(登録商標)」用のURLアドレス、HDTP規格に準
拠したURLアドレスを入力できる。もちろん、必要で
あれば上記規格以外のものに準拠したURLアドレスを
入力できるようにしても良い。また、URLアドレスの
更新も、上記登録と略同様の手法にて、更新されたアド
レスに関するデータが、検索用サーバ16に伝達され
る。
【0021】コンテンツプロバイダのサーバ18からの
データは、検索用サーバ16のデータ受理部32により
受理され、次いで、データ登録部42に伝達される。デ
ータ登録部42は、与えられたデータの示す代表URL
アドレスを、登録データメモリ44の所定の領域に記憶
するとともに、対応するiモード(登録商標)用URL
アドレスやHDTP規格によるコンテンツのURLアド
レスを、上記代表URLアドレスに対応付けて、登録デ
ータメモリ44の他の領域に記憶する。このようにして
データの登録や更新をなすことが可能となる。次に、携
帯電話12によるキーの入力と、これに応答した検索用
サーバ16の作動につき説明を加える。なお、本実施の
形態において、携帯電話12は、検索用サーバ16との
接続が簡易な操作で実現できるようになっているのが好
ましい。本実施の形態においては、表示装置24の画面
上に表示されたメニュー画像に、「検索用サーバ16と
の通信」というメニューが含まれ、カーソルキーなどに
より、当該メニューを指定することにより、検索用サー
バ16との接続が実現できる。なお、前述したように、
本実施の形態にかかる通信システム10において、携帯
電話12は、自己が契約する通信事業者のサーバ(たと
えば、通信事業者サーバ19−1)を介して、検索用サ
ーバ16との接続がなされる。
【0022】図5および図6は、本実施の形態にかかる
携帯電話の操作やデータ入出力、および、これに応答し
た検索用サーバ16の処理を示すフローチャートであ
る。図5に示すように、携帯電話12と検索用サーバ1
6との接続がなされた後、携帯電話12のユーザは、テ
ンキーを操作して、URLアドレスを入力する(ステッ
プ501)。本実施の形態において、たとえば、
「a」、「b」或いは「c」の何れかを入力するため
に、「2」のキーを一度押下すれば良い。すなわち、入
力したい文字が割り当てられたテンキーを一度押せば足
りる。たとえば、「medio」という文字列を入力す
るためには、「6」のキー、「3」のキー、カーソルキ
ー、「3」のキー、「4」のキー、「6」のキーを順次
一度ずつ押下すれば良い。このようにして、文字列を構
成する文字が割り当てられたキーを順次一度ずつ押下す
る操作を続けることにより、ユーザは、アクセスしよう
とする宛て先のURLアドレスに関連する文字列を入力
することができる。このようにして入力された文字列
は、携帯電話12から、中継局50(図12参照)およ
び通信回線14を介して、検索用サーバ16のデータ受
理部32(図3参照)に受理される(ステップ51
1)。上述したように、上記手法により入力された文字
列を構成する文字は、必ずしもURLアドレスに対応し
てはいないことになる。たとえば、「medio」とい
う文字列は、「MDDGM」であったり、2番目に入力
したキー(「3」のキーを2回押下していれば、「ME
DGM」であったりする。
【0023】また、データ受理部32は、携帯電話にて
授受可能なデータののプロトコルを調べる。たとえば、
本実施の形態においては、データ受理部32は、データ
が、「iモード(登録商標)」のプロトコルのデータの
授受が可能な携帯電話から送信されたものか、或いは、
「HDTP」のプロトコルのデータが授受可能な携帯電
話から送信されたものかを判断する。より具体的には、
データ受理部32は、受理したデータを参照して、ゲー
トウェイのドメイン名を特定する。すなわち、携帯電話
12からのデータは、自己が契約する通信事業者のサー
バ(たとえば、通信事業者サーバ19−1)を経て、こ
こでゲートウェイされた上で、検索用サーバ16に伝達
される。したがって、このドメイン名を参照することに
より、通信事業者が特定され、これにより、当該通信事
業者が実施している通信のプロトコルを判別することが
できる。或いは、データ受理部32は、受理したデータ
を参照して、送信元である携帯電話12のブラウザ名を
特定しても良い。この場合でも、各携帯電話の装備して
いるブラウザの種別により、当該携帯電話が契約してい
る通信事業者が実施している通信のプロトコルを判別す
ることが可能となる。
【0024】次いで、携帯電話12のユーザは、テンキ
ーや他の機能キーを用いて、入力ミス補正値を入力する
(ステップ502)。この入力ミス補正値は、パターン
マッチングにて許容する誤入力の文字数を特定するもの
であり、本実施の形態においては、0ないし4を指定す
ることができる。たとえば、入力ミス補正値が「1」で
ある場合には、パターンマッチングにて1文字だけ不一
致の文字列があった場合でも、これを候補と認識する。
なお、入力ミス補正値のデフォルト値は「0」であり、
個のステップで何ら入力がなされない場合には、デフォ
ルト値が使用される。
【0025】検索用サーバ16に入力ミス補正値が受理
される(ステップ512)と、データ補正部34は、ス
テップ511にて受理された文字列のデータを受け入れ
て、パターンマッチングの前処理として、必要な補正処
理を実行する(ステップ513)。本実施の形態におい
ては、データ補正部34は、最初の文字列を参照して、
「w」が割り当てられたキーに関連する文字(「w」、
「x」、「y」、「z」、「W」、「X」、「Y」およ
び「Z」)の何れかが入力されたか否かを判断する。こ
の場合には、「www」が入力されていると考えられる
ため、先頭の3つの文字列が、全て「w」が割り当てら
れたキーに関連する文字であるかどうかを調べる。そう
である場合には、処理を終了する一方、そうでない場合
には、「www」の3文字が入力されたと考えて、文字
列の一部を「www」であったと考える。たとえば、
「ww」が連続して入力されているが、次の文字が、
「w」、「x」、「y」、「z」、「W」、「X」、
「Y」或いは「Z」の何れでもない場合には、その文字
が「www」に引き続く文字の先頭であると判断し、入
力された文字は「www」であったと判断する。
【0026】このような補正が終了すると、データ補正
部34は、補正された文字列或いはそのままの文字列を
マッチング処理部36に伝達する。マッチング処理部3
6は、CGI開発言語を用いて記述されたプログラムに
基づいて、伝達された文字列と、登録データメモリに記
憶された代表URLアドレスとのパターンマッチングを
実行する(ステップ514)。このパターンマッチング
においては、入力された文字列を構成する文字が割り当
てられたキーにより入力可能な他の文字も考慮して、可
能性のある全ての文字列と、代表URLアドレスとが比
較される。
【0027】マッチング処理により1つの代表URLア
ドレスの候補が見出された場合(ステップ515で
“1”)には、マッチング処理部36は、代表URLア
ドレスに関連付けられたURLアドレスのうち、データ
受理部32にて判断されたプロトコルに基づいたコンテ
ンツを送信するURLアドレスを、登録データメモリ4
4から読み出して、これをデータ送信部40に伝達し、
これに応答して、与えられたURLアドレスにジャンプ
する(ステップ516)。したがって、携帯電話12に
おいては、ジャンプ先とのデータ授受が可能となる。
【0028】マッチング処理により複数の代表URLア
ドレスの候補が見出された場合(ステップ515で“複
数”)には、候補の代表URLアドレスをデータ送信部
40に伝達し、これを示すデータが通信回線14を介し
て、携帯電話12に伝達される(ステップ517)。携
帯電話12は、データを受理し、データに基づく複数の
URLアドレスを表示装置22の画面上に表示する(ス
テップ503)。携帯電話のユーザは、カーソルキーを
利用することにより、表示された代表URLアドレスの
うち、所望のものを選択し、これを検索用サーバに通知
する(ステップ504)。これに応答して、検索用サー
バ16においては、受理した代表URLアドレスに対応
し、かつ、データ受理部32にて判断されたプロトコル
(すなわち、携帯電話12にて受信可能なプロトコル)
のコンテンツを送信するURLアドレスを登録データメ
モリ44から読み出して、これをデータ送信部40に伝
達する。これにより、携帯電話12にて選択したURL
アドレスにジャンプすることができる(ステップ51
6)。したがって、携帯電話12においては、ジャンプ
先とのデータ授受が可能となる。
【0029】これに対して、マッチング処理により完全
に一致する代表URLアドレスの候補が見出されなかっ
た場合(ステップ515で“なし”)には、図6に示す
ように、携帯電話12の側にて設定された入力補正値
(ステップ501、512参照)を調べて、これが「0
(ゼロ)」であるか、「0(ゼロ)以外」であるかを調
べる。入力補正値がゼロである場合には、データ送信部
40からエラーメッセージを示すデータが出力され、携
帯電話12の表示装置の画面上に、対応するエラーメッ
セージが表示される。これに対して、入力補正値がゼロ
以外である場合には、その入力補正値にしたがって、携
帯電話12の側にて入力された文字列と、1ないし4文
字だけ異なる代表URLアドレスの候補があるか否かが
判断される(ステップ520)。候補が存在しない場合
には、ステップ524に進み、エラーメッセージの送信
がなされる。その一方、候補が存在する場合には、検索
用サーバ16は、候補となる代表URLアドレスを示す
データを、携帯電話12に伝達する(ステップ52
1)。これ以後に行われる手順は、図5のステップ51
7以降のものと同じ(すなわち、ステップ506、50
6、522、523および508は、それぞれ、図5の
ステップ503、504、518、516および505
に対応する)であり、詳細な説明は省略する。このよう
にして、入力補正値を設定しておくことにより、誤入力
があった場合でも、設定された範囲において誤入力を許
容して候補が見出され、ユーザは見出された候補のうち
所望のものを選択することが可能となる。
【0030】本実施の形態によれば、コンテンツプロバ
イダの側から、検索用サーバに代表URLアドレスや、
携帯電話のプロトコルに合致したコンテンツを提供でき
る特定のURLアドレスを登録し、或いは、アドレスの
変更にともなってこれを更新する。したがって、新規な
コンテンツプロバイダの登録や、アドレスの変更に容易
に対応することが可能となる。また、本実施の形態によ
れば、サーバの側において、キーの一度の押下による入
力を続けることによる文字列と、登録されたURLアド
レスとのマッチングを実行するため、上記新規な登録や
アドレスの変更があった場合に、携帯電話のデータを変
更することなく、適切な検索を実行することが可能とな
る。特に、URLアドレスやホームページは、現在のと
ころ数百ないし千だけ増加している。したがって、携帯
電話の本体に、入力された文字列からURLアドレスを
検索する機能を設けた場合に、これら増加するURLア
ドレス等に対応することができない。このように、検索
用サーバの側においてアドレスを登録或いは更新するこ
とにより、いわゆる学習機能を実現することができ、上
記増加するURLアドレスを適切に新規に登録し、或い
は、アドレスの変更にも適切に対応することが可能とな
る。さらに、本実施の形態によれば、誤入力の許容範囲
をユーザの側にて設定することができるため、ユーザに
選択の幅を持たせることができる。たとえば、ユーザ
が、コンテンツプロバイダのURLアドレスを良く覚え
ていなかった場合には、入力ミス補正値の値を大きく設
定しておけば良い。
【0031】また、本実施の形態によれば、ゲートウェ
イのドメイン名を参照することにより、或いは、送信元
の携帯電話のブラウザ名を参照することにより、携帯電
話が授受可能なデータのプロトコルを特定し、このプロ
トコルに合致したデータの授受をなすURLアドレスを
携帯電話に通知できるようになっている。したがって、
携帯電話のユーザは、代表URLアドレスに関連する文
字列を入力すれば足りる。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態につき説
明を加える。この実施の形態においては、検索用サーバ
の側においてユーザインタフェースを用意し、ユーザの
キー入力をさらに少なくすることができるようになって
いる。図7は、この実施の形態にかかる検索用サーバ1
16の構成を示すブロックダイヤグラムである。図7に
示すように、この検索用サーバ116は、図3に示すも
のに、ユーザに選択させるためのメニューのデータが格
納されたメニューテーブル46が付加されている。この
メニューテーブル46には、図8に示すように、「c
o.jp」、「com」、「ne.jp」など、サーバ
名のうち、「www.」以降の定型的な名称が含まれて
いる。このような構成の検索用サーバ116を利用した
通信システムにおいては、URLアドレスの入力処理
(図5のステップ501参照)を除き、図5および図6
の手順にしたがって処理が進められる。
【0033】図9は、第2の実施の形態にかかるURL
アドレスの入力処理を示すフローチャートである。たと
えば、携帯電話12において、テンキーを用いて、ま
ず、「www.」などのサーバ名の先頭を入力する(ス
テップ901)。この入力は、第1の実施の形態と同様
に、入力したい文字が割り当てられたキーを一度だけ押
下すれば良い。サーバ名の前半が入力されると、これに
応答して、検索用サーバ116は、メニューテーブル4
6を読みだして、データ送信部40が、メニューデータ
を携帯電話12に伝達する(ステップ911、91
2)。これにより、携帯電話12の表示装置24の画面
上において、図8に示すものが含まれるポップアップメ
ニューが開かれる(ステップ902)。携帯電話12の
ユーザが、カーソルキーを用いてメニュー中の所望のサ
ーバ名を選択すると(ステップ903)、これが検索用
サーバ116に伝達され(ステップ913)、先に入力
された文字列の末尾に、選択されたサーバ名が加えられ
る。さらに、携帯電話12においてファイル名が入力さ
れると(ステップ904)、これが検索用サーバ116
に伝達される(ステップ914)。このようにして必要
な文字列の入力が終了する。本実施の形態によれば、典
型的なサーバ名をメニューとして携帯電話12に与え、
ユーザがこれらのうち所望のものを選択するように構成
されているため、さらにテンキーの押下による入力を省
略することが可能となる。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態につき、
説明を加える。この実施の形態の構成および作動は、第
1の実施の形態と略同様であるが、携帯電話において
は、数字の入力モードの下で数字が入力され、数字を示
すデータが通信回線14を介して、検索用サーバ16に
伝達されるようになっている。特に、数字の入力モード
の下では、数字の入力によりカーソルが移動して、次の
数字の入力が可能となる。したがって、図10に示すよ
うに、キーへ数字および文字が割り当てられている携帯
電話を利用して「medio」という文字列を入力する
場合に、ユーザは、「6」、「3」、「3」、「4」お
よび「6」のキーを順次押下して、「63346」とい
う数字の列を入力すれば足りる。また、「.(ドッ
ト)」や「/(スラッシュ)」などの記号は、「0」を
入力することにしておく(図10の右欄参照)。これに
より、次の文字を入力するために、カーソルキーを押下
する必要なく、かつ、一文字の入力のためにあるキーを
複数回押下する必要なく、アドレスの入力が可能とな
る。
【0035】このように、数字の入力モードにてテンキ
ー等を押下して、数字の列を作成した後の処理は、図5
および図6に示すようなものと略同様である。上述した
ように入力された数字の列は、通信回線14を介して検
索用サーバ16に伝達される(ステップ501、51
1)。また、ユーザは携帯電話12のキーを操作して、
入力ミス補正値を入力し、これを検索用サーバ16に向
けて発信させる(ステップ502)。数字の列および入
力ミス補正値を受理(ステップ511、512参照)す
ると、検索用サーバ16は、所定の入力補正処理(ステ
ップ513)およびマッチング処理(ステップ514)
を実行する。マッチング処理においては、数字「0」に
対して、「.(ドット)」、「/(スラッシュ)」「;
(セミコロン)」および「:(コロン)」などの記号が
入力された可能性のある候補とされる。
【0036】マッチング処理により、URLアドレスの
候補が特定されると、検索用サーバ16は、URLアド
レスの候補を送信し、また、URLアドレスにジャンプ
するなど、所定の処理を実行する(ステップ514〜5
24参照)。この実施の形態によれば、携帯電話におい
て、キーの押下によりカーソルが移動し、次のキーの押
下による入力が続けられる。したがって、ユーザは、キ
ーの押下を最小限にして、所望のURLに対応する数字
の列を入力することができ、煩雑なキー操作なしに、所
望のURLアドレスを有するサイトにアクセスすること
が可能となる。
【0037】次に、本発明の第4の実施の形態につき説
明を加える。第4の実施の形態においては、携帯電話1
2によって、キーと割り当てられた文字や記号との対応
が異なる可能性があることを考慮している。たとえば、
ある機種A(携帯電話12A 、12A、12A
・・・)、機種B(携帯電話12B、12B、・・
・)、機種C(携帯電話12C、12C、12C
・・・)において、それぞれ、図11(a)〜(c)に
示すように、文字や記号等が、キーに対応付けられてい
る場合を考える。このような場合には、一定の機種を利
用すれば、上記第1の実施の形態や第3の実施の形態に
したがった入力を受理した検索用サーバ16によって適
切なURLアドレスを見出すことが可能であるが、他の
機種を利用すると、適切なURLアドレスが見出されな
いおそれがある。そこで、検索用サーバ16において、
機種を判別して、それに見合うように、キーと文字や記
号とを対応させて、適切なURLアドレスを見出すこと
ができるようにしている。
【0038】図12は、第4の実施の形態にかかる検索
用サーバ216の構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。図12に示すように、この検索用サーバ216は、
図3に示す第1の実施の形態にかかる検索用サーバ16
の構成部分に加えて、携帯電話から与えられたデータに
基づき、その機種を判別する機種判別部246と、機種
ごとのキーと文字や記号との対応を示すテーブルを含む
変換キーテーブル248とを有している。変換キーテー
ブル248には、キーと当該キーに対応する数字、文字
或いは記号との組みあわせである、複数の機種対応テー
ブル(たとえば、符号250参照)が含まれる。機種変
換部246においては、携帯電話の機種名により、前記
変換キーテーブル248中のいずれかの機種対応テーブ
ルが特定できるようになっている。
【0039】図13に示すように、携帯電話12からの
データを受理すると(ステップ1310)、機種変更部
246は、データ受理部32が受理したデータのうち、
環境変数を示すものを受け入れ、これに基づき、データ
通信にかかる携帯電話の機種名を特定して、何れの機種
対応テーブルを選択すべきかをマッチング処理部36に
通知する(ステップ1311)。第1の実施の形態と同
様に、携帯電話12から、入力ミス補正値を受理して
(ステップ512)、パターンマッチングの前処理であ
る補正処理の実行の後(ステップ513)、マッチング
処理部36は、ステップ1311における通知にしたが
って、変換キーテーブル248中の機種対応テーブルを
読み出し(ステップ1312)、これを参照しつつ、補
正された文字列と、登録データメモリ44中の代表UR
Lアドレスとのパターンマッチングを実行する(ステッ
プ514)。以下の処理は、第1の実施の形態のステッ
プ515以降と同様である。
【0040】本実施の形態によれば、機種によってキー
と数字、文字および記号との対応が変わることを考慮し
て、機種対応テーブルを用意し、携帯電話から受理した
データのうち、環境変数から機種名を特定して、使用す
べき機種対応テーブルを選択している。したがって、キ
ーに割り当てられた数字、文字および記号が相互に異な
る機種が混在した環境でも、携帯電話により、検索用サ
ーバを適切に利用することが可能となる。
【0041】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。たとえ
ば、前記実施の形態においては、マッチングの前処理と
して、「www.」というサーバ名の誤入力を補正する
データ補正処理が実行されるように構成されているが、
これ以外の誤入力を補正できるようにしても良い。
【0042】また、前記実施の形態においては、入力ミ
ス補正値を、URLアドレス入力の後に入力している
が、これに限定されるものではない。たとえば、変更の
ない限り以前に用いた入力ミス補正値がそのまま保持さ
れるようにしても良い。このデータの保持は検索用サー
バにおいてなすことができる。さらに、前記第2の実施
の形態においては、ファイル名の先頭の入力に応答し
て、メニューテーブルのデータが携帯電話の側に与えら
れるようになっているがこれに限定されるものではな
く、携帯電話と検索用サーバとの通信が確立された時点
で、メニューテーブルのデータを携帯電話の側に与える
ように構成しても良い。
【0043】また、前記第1の実施の形態において、携
帯電話のキーと割り当てられる文字とは、図2に示すよ
うな関係となっているが、これに限定されるものではな
く、他の割り当ての態様であっても本発明を適用でき
る。また、第3の実施の形態に関しても、キーと数字、
文字および記号の割り当ては、図11に示すものに限定
されないことはいうまでもない。
【0044】さらに、前記第3の実施の形態に関して、
携帯電話にて数字の入力モードの下で数字を入力し(こ
の場合、「.(ドット)」や「/(スラッシュ)」など
の記号については、「0」が入力される)、受理した数
字の列にしたがってマッチング処理が実行されても良い
ことはいうまでもない。また、本明細書において、手段
とは必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手
段の機能が、ソフトウェアによって実現される場合も包
含する。さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理
的手段により実現されても、若しくは、二つ以上の手段
の機能が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、従来の携帯電話を利用
して、簡単な入力操作で迅速に所望のURLアドレスを
入力することができる携帯電話を利用した通信システム
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、第1の実施の形態にかかる検索用サ
ーバを利用した通信システムの構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。
【図2】 図2は、携帯電話のキーおよびキーに割り当
てられた文字を説明するための図である。
【図3】 図3は、第1の実施の形態にかかる検索用サ
ーバの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図4】 図4は、コンテンツプロバイダのサーバの側
で、表示装置の画面上に表示されるURLアドレス登録
ページの一例を示す図である。
【図5】 図5は、本実施の形態にかかる携帯電話の操
作やデータ入出力、および、これに応答した検索用サー
バの処理を示すフローチャートである。
【図6】 図6は、本実施の形態にかかる携帯電話の操
作やデータ入出力、および、これに応答した検索用サー
バの処理を示すフローチャートである。
【図7】 図7は、第2の実施の形態にかかる検索用サ
ーバの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図8】 図8は、第2の実施の形態にかかるポップア
ップメニューを説明するための図である。
【図9】 図9は、第2の実施の形態において、携帯電
話による文字入力およびこれに応答した検索用サーバの
処理を示すフローチャートである。
【図10】 図10は、第3の実施の形態にかかるキ
ー、送信されるデータ、並びに、割り当てられた数字、
文字および記号の関係を示す図である。
【図11】 図11は、機種によってキーに対する数
字、文字或いは記号の割り当てが異なる場合を説明する
図である。
【図12】 図12は、第4の実施の形態にかかる検索
用サーバの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図13】 図13は、第4の実施の形態にかかる検索
用サーバにて実行される処理の部分を示す図である。
【符号の説明】
10 通信システム 12 携帯電話 14 通信回線 16 検索用サーバ 18 コンテンツプロバイダのサーバ 32 データ受理部 34 データ補正部 36 マッチング処理部 38 マッチング結果メモリ 40 データ送信部 42 データ登録部 44 登録データメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 G06F 15/40 310G 15/403 320C 11/00 303 H04B 7/26 109Q 109M H04Q 7/04 D

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話のテンキーの押下により任意に
    入力された文字列を受け入れるデータ受理手段と、 受理された文字列を構成する英文字或いは数字の各々に
    ついて当該英文字或いは数字が割り当てられたテンキー
    に割り当てられた他の英文字或いは記号を考慮して、当
    該受理された英文字および数字、並びに、他の英文字お
    よび記号の何れかが順次連なった文字列と、登録された
    URLアドレスとのパターンマッチングを実行するマッ
    チング手段と、 パターンマッチングにより得られたURLアドレスの候
    補を携帯電話に通知する通知手段と、 得られたURLアドレスにジャンプするジャンプ手段と
    を備えたことを特徴とするURLアドレス検索用サー
    バ。
  2. 【請求項2】 前記通知手段が、複数のURLアドレス
    候補が得られた場合に、当該複数のURLアドレス候補
    を携帯電話に通知し、携帯電話の側による選択に応答し
    て、選択されたURLアドレスにジャンプすることを特
    徴とする請求項1に記載のURLアドレス検索用サー
    バ。
  3. 【請求項3】 前記データ受理手段が、不一致の許容度
    を示す入力ミス補正値を受け入れ、 前記マッチング手段により完全に一致したURLアドレ
    スが存在しなかった場合であっても、当該入力ミス補正
    値にしたがって、一部不一致となるURLアドレスを見
    出し、これを、前記通知手段が通知するように構成され
    たことを特徴とする請求項2に記載のURLアドレス検
    索用サーバ。
  4. 【請求項4】 さらに、代表URLアドレスと、携帯電
    話のプロトコルにしたがった種々のURLアドレスとを
    関連付けて登録するデータ登録手段を備え、 前記データ受理手段が、受理した文字列の伝達経路を特
    定することにより、携帯電話において授受可能なデータ
    のプロトコルを判定し、 前記マッチング手段が、文字列と予め登録された代表U
    RLアドレスとのパターンマッチングを実行し、かつ、 前記ジャンプ手段が、パターンマッチングにより得られ
    た代表URLアドレスに関連する種々のURLアドレス
    のうち、データ受理手段により見出された携帯電話のプ
    ロトコルにしたがったURLアドレスにジャンプするよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1ないし3の何
    れか一項に記載のURLアドレス検索用サーバ。
  5. 【請求項5】 前記データ受理手段が、携帯電話がゲー
    トウェイした通信事業者のサーバのドメインを参照する
    ことにより、伝達経路を特定することを特徴とする請求
    項4に記載のURLアドレス検索用サーバ。
  6. 【請求項6】 前記データ受理手段が、受理した文字列
    に付加されている情報のうち、送信元の携帯電話のブラ
    ウザを特定することにより、伝達経路を特定することを
    特徴とする請求項4に記載のURLアドレス検索用サー
    バ。
  7. 【請求項7】 さらに、前記入力された文字列のうち、
    特定の部分の誤入力を補正するデータ補正手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし6の何れか一項に記載
    のURLアドレス検索用サーバ。
  8. 【請求項8】 前記データ補正手段が、少なくともサー
    バ名の一部の誤入力を補正することを特徴とする請求項
    7に記載のURLアドレス検索用サーバ。
  9. 【請求項9】 さらに、典型的なサーバ名を格納したメ
    ニューテーブルを備え、前記通知手段が、前記メニュー
    テーブルのデータを携帯電話に通知し、前記携帯電話の
    側の選択により、当該メニューテーブルに含まれるサー
    バ名を含む文字列を得るように構成されたことを特徴と
    する請求項1ないし8の何れか一項に記載のURLアド
    レス検索用サーバ。
  10. 【請求項10】 データ受理手段が、数字入力モードの
    下にて入力された数字の列を受理し、かつ、 前記マッチング手段が、受理された数字の列を構成する
    数字の各々について、当該数字が割り当てられたテンキ
    ーに割り当てられた英文字および記号の何れかを考慮し
    て得た文字列と、前記URLアドレスとのパターンマッ
    チングを実行することを特徴とする請求項1ないし9の
    何れか一項に記載のURLアドレス検索用サーバ。
  11. 【請求項11】 前記数字のうちの何れかに、ドットお
    よびスラッシュを含む記号が割り当てられ、前記マッチ
    ング手段が、前記数字の列に、前記何れかの数字が含ま
    れている場合には、当該何れかの数字が前記記号の何れ
    かであると解釈することを特徴とする請求項10に記載
    のURLアドレス検索用サーバ。
  12. 【請求項12】 さらに、携帯電話の機種に基づくキー
    と割り当てられた文字種との対応関係を示すデータの組
    を記憶した変換テーブルと、 前記データ受理手段が受理した文字列から、形態電話の
    機種を特定して、当該機種に基づき、キーと割り当てら
    れた文字種との対応関係を示すデータの組を選択する機
    種判別手段とを備え、 前記マッチング手段が、前記選択されたデータの組にし
    たがって、受理された文字列を構成する英文字或いは数
    字の各々について、当該英文字或いは数字が割り当てら
    れたテンキーに割り当てられた他の英文字或いは記号を
    考慮して、当該受理された英文字および数字、並びに、
    他の英文字および記号の何れかが順次連なった文字列を
    特定することを特徴とする請求項1ないし11の何れか
    一項に記載のURLアドレス検索用サーバ。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12の何れか一項に記
    載のURLアドレス検索用サーバと、少なくとも一以上
    の携帯電話と、前記URLアドレス検索用サーバと携帯
    電話との通信をなすための通信回線とを備え、前記UR
    Lアドレス検索用サーバのジャンプ手段により、ジャン
    プ先のURLアドレスと備えた、前記通信回線に接続さ
    れたコンテンツプロバイダのサーバと、前記携帯電話と
    の通信の授受が実現されるように構成された通信システ
    ム。
  14. 【請求項14】 携帯電話のテンキーの押下により、任
    意に入力された文字列を受理し、 受理された文字列を構成する英文字或いは数字の各々に
    ついて当該英文字或いは数字が割り当てられたテンキー
    に割り当てられた他の英文字或いは記号を考慮して、当
    該受理された英文字および数字、並びに、他の英文字お
    よび記号の何れかが順次連なった文字列を生成し、 生成された文字列と、登録されたURLアドレスとのパ
    ターンマッチングを実行し、 パターンマッチングにより得られたURLアドレスの候
    補を携帯電話に通知し、 得られたURLアドレスにジャンプするように構成され
    たことを特徴とするURLアドレス特定方法。
  15. 【請求項15】 前記携帯電話が数字の入力モードの下
    にて文字列が入力されるように構成され、 受理された数字の列を構成する数字の各々について、当
    該数字が割り当てられたテンキーに割り当てられた英文
    字および記号の何れかを考慮して文字列が得られること
    を特徴とする請求項14に記載のURLアドレス特定方
    法。
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