JP2002207559A - 文字入力方法、その方法を用いた文字入力装置および携帯型情報機器、ならびに文字入力用の記録媒体 - Google Patents

文字入力方法、その方法を用いた文字入力装置および携帯型情報機器、ならびに文字入力用の記録媒体

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JP2002207559A
JP2002207559A JP2001003826A JP2001003826A JP2002207559A JP 2002207559 A JP2002207559 A JP 2002207559A JP 2001003826 A JP2001003826 A JP 2001003826A JP 2001003826 A JP2001003826 A JP 2001003826A JP 2002207559 A JP2002207559 A JP 2002207559A
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character string
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key
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JP2001003826A
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Hirobumi Fukumoto
博文 福本
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ間違いの少ない文字入力を行う。 【解決手段】 入力部2には、数字キーに所定数の仮名
やアルファベットを割り付けた入力用キーが配備され
る。文字列組立処理部24は、キー操作の都度、割付デ
ータテーブル29から操作されたキーに対応する文字を
読み出して文字種毎の文字列を組み立てる。制御部23
は、組み立てられた文字列を入力候補として一覧表示す
る。この一覧表示に対し、所定の文字列を選択して確定
する操作が行われると、制御部23は、選択された文字
列を確定文字列として出力部27に出力する。また平仮
名文字列については、選択後の変換操作に応じて仮名漢
字変換部25および辞書検索部26が作動し、仮名漢字
変換された文字列が入力文字列として確定され、出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータシ
ステムに文字データを入力する技術に関するもので、特
に、複数の文字種の文字が割り付けられたキーの操作に
応じて文字列を入力する方法、およびこの方法を用いた
文字入力装置、携帯型情報機器、ならびに文字入力用の
プログラムの記録媒体に関連する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯型情報端末機器は、電話番号
リストへの登録処理や電子メールの作成処理を行うため
に、種々の文字種による文字列を入力できるように設定
されている。たとえば携帯電話では、テンキーにそれぞ
れ50音の一行分ずつの仮名文字や、所定数のアルファ
ベットまたは記号が割り付けられている。ユーザーは、
文字を入力する際には、切替操作により入力対象の文字
種を選択した上で、目的とするテンキーを所定回数だけ
打鍵して文字を一文字ずつ入力する。さらに平仮名文字
列については、変換操作,候補選択操作,確定操作など
を行うことにより、所定の仮名漢字文字列に変換するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の入力方法では、
1つのキーに多数の文字が割り付けられているので、目
的とする文字を呼び出すために同じキーを複数回打鍵し
なければならない場合が多々ある。また電子メールのよ
うな文書ファイルの作成には、種々の文字種が使用され
るので、文字種を変更する都度、入力モードの切替操作
が必要となり、操作がますます煩雑になる。しかも、こ
の切替操作を忘れると、目的とは異なる文字種の文字列
が入力されてしまうので、ユーザーは、誤入力された文
字を消去してから入力モードを切り替え、再度の文字入
力操作を行わなければならなくなり、操作がさらに煩雑
化する。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、文字入力用のキーが十分に設けられていない入
力部を用いて種々の文字種の文字列を入力する場合の入
力作業の時間を短縮し、簡単で間違いの少ない文字入力
を行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンピュー
タシステムにおいて所定の文字種による文字列を入力す
る場合に適用される。ここでいう「コンピュータシステ
ム」とは、コンピュータを制御主体として、文書ファイ
ルを作成したり、文字列によるデータを入力してデータ
ベースを作成するなど、文字列を用いた処理を行う処理
システムに処理対象の文字列を渡す処理を行うシステム
である。なお、上記の処理システムもコンピュータシス
テムであり、一般に、前記文字列を渡す処理を行うコン
ピュータシステムと同一の装置内に組み込まれる。ただ
しこれに限らず、各システムをそれぞれ個別の装置内に
組み込んで、通信ケーブルや無線などの伝送手段を介し
て処理対象の文字列を伝送するようにしてもよい。また
各システムが同一装置内に組み込まれる場合も、それぞ
れのシステムを個別のCPUで稼働させることができ
る。
【0006】前記文字入力のためのキーに割り付けられ
る文字は、数字、仮名文字、アルファベット、ならびに
句読点,アットマークなどの記号などであって、1つの
キーにつき、少なくとも2種類の文字種にかかる文字が
それぞれ所定数割り付けられる。
【0007】この発明では、上記目的を達成するため
に、キー操作が行われる都度、各文字種について前記キ
ー操作に対応する文字を取り込みながらキーの操作順序
に応じた文字列を組み立てるとともに、組み立てられた
文字種毎の文字列を一覧表示する。そしてこの一覧表示
に対し、所定の文字種の文字列を選択する操作が行われ
たとき、この選択操作に応じた文字列を入力文字列とし
て確定するようにしている。なお、キー操作順序に応じ
た文字列の組立て処理では、操作されたキーに対応する
文字をキーが操作された順序に沿って配列して所定の文
字列を作成していく処理を行う。ただし、1つのキーに
同じ文字種に属する複数の文字が割り付けられており、
キー操作回数によって入力文字が変更される場合は、同
一のキーが連続して操作されたときに、文字列長を変え
ずに文字列の末尾の文字を変更する必要がある。
【0008】つぎに、「入力文字列」とは、ユーザーの
意図した文字入力操作に対応する文字列であって、従来
の入力モードを設定した上でのキー操作により入力され
る文字列と同様のものである。なお、前記一覧表示で選
択された文字列は、そのまま入力文字列として確定でき
るが、選択された文字列が平仮名文字列であれば、仮名
漢字文字列に変換した上で入力文字列として確定しても
よい。また選択された文字列が片仮名文字列やアルファ
ベット文字列であれば、全角文字を半角文字に変換した
り、小文字を大文字に変換するなどの処理を行った上
で、入力文字列として確定してもよい。
【0009】上記の方法では、ユーザーが、目的とする
文字列を作成するためのキー操作を行うと、キー操作の
都度、その時点までのキーの操作順序に応じた文字列が
文字種毎に作成されて一覧表示される。さらに一連の文
字列が作成された時点でユーザーが目的とする文字種の
文字列を選択すると、選択された文字列または選択され
た文字列を変換処理して得られた文字列が入力文字列と
して確定される。したがってユーザーは、入力対象の文
字種を設定する必要なしに、文字入力用のキーを打鍵し
つつ、適宜、表示された入力候補を選択することによっ
て文字列を入力できるので、文字種を変更する都度、切
替操作を行う必要がなく、操作が簡易化される。また文
字種の異なる文字列による一覧表示から目的とする文字
列を選択する操作はきわめて容易であるので、入力ミス
が生じにくく、効率が良く、正確な文字入力を行うこと
ができる。
【0010】さらにこの発明では、上記方法を実施する
文字入力処理装置として、複数のキーが配列された入力
部と、入力候補の文字列または確定された文字列を表示
するための表示部と、前記入力部の各キーにそれぞれ複
数の文字種の文字を割り付けた割付データを記憶する記
憶手段と、前記入力部のキーが操作される都度、そのキ
ー操作に対応する文字を前記記憶手段より読み出して、
文字種毎にキーの操作順序に応じた文字列を組み立てる
文字列組立手段と、前記文字列組立手段により組み立て
られた各文字種の文字列を入力候補の文字列として前記
表示部に一覧表示させる候補表示手段と、前記入力候補
の一覧表示に対する選択操作を受け付けて、その選択さ
れた文字列または選択された文字列を変換処理して得ら
れた文字列を入力文字列として確定する文字列確定手段
と、前記文字列確定手段により確定された文字列をコン
ピュータによる処理システムに出力する出力手段とを具
備する装置を提供する。
【0011】前記入力部は、文字が割り付けられたキー
のほか、前記入力候補の一覧表示に対する選択操作用の
キーなど、文字が割り付けられない特殊操作用のキーを
含む構成とするのが望ましい。好ましい態様では、文字
を割り付けるキーとして数字入力用のテンキーを採用
し、各キーに仮名文字およびアルファベット(記号も含
む。)を所定数ずつ割り付ける。この場合、仮名文字の
キー割付は平仮名,片仮名について同様とし、アルファ
ベット文字のキー割付は、大文字、小文字について同様
とするのが望ましい。
【0012】前記入力部の各キーは、一般には、ボタン
式のキースイッチであるが、これに限らず、ディスプレ
イとタッチパネルとの組合せによる接触式のスイッチを
採用してもよい。またディスプレイ上に画像によるキー
を作成し、このキーをトラックパッドなどのポインティ
ングデバイスにより操作できるようにしてもよい。
【0013】表示部は、液晶やCRTなどによるディス
プレイ装置であって、前記入力候補の文字列の一覧表示
が可能な大きさに形成されるのが望ましい。なお、前記
入力候補の一覧表示は、たとえば、この表示器の表示画
面上の所定位置に候補表示ウィンドウを設定して、この
ウィンドウ内に各候補の文字列を設定する方法によって
行われる。
【0014】前記割付データは、各キーへの文字の割付
結果を示すもので、例えば、各キーにつき、それぞれ文
字種毎に、キーおよびその連続操作回数に対応する文字
を示す表形式のデータとして設定される。(以下、この
表形式のデータを「割付データテーブル」という。)
【0015】文字列組立手段は、この割付データテーブ
ルから操作されたキーの種類およびそのキーの連続操作
回数に応じた文字を読み出して、文字種毎にキー操作の
順序に応じた文字列を組み立てて、各入力候補の文字列
を作成する。候補表示手段は、キー操作の都度、その時
点で組み立てられた文字列を表示画面上に一覧表示す
る。所定の時点での一覧表示に対し、候補を選択する操
作が行われると、文字列確定手段は、選択された文字列
を入力文字列として確定、または選択された文字列を変
換した上で入力文字列として確定する。出力手段は、確
定された文字列をコンピュータによる処理システムに出
力する。
【0016】なお、入力候補の選択操作は、例えば前記
一覧表示上に選択中の入力候補を示すカーソルを設定
し、このカーソル表示を所望の候補上に移動させて確定
操作を行うことによって行われる。選択された文字列の
変換処理は、例えば変換すべき入力候補上に前記カーソ
ルを移動させて変換操作が行われたときに実行される。
この場合の変換操作は、前記入力候補の選択を確定する
操作と、選択された入力候補の変換を指示する操作との
両方の機能を持つことになる。ただし変換処理のタイミ
ングは上記に限らず、平仮名文字列など変換可能な文字
列の選択を確定した後に、変換指示操作を受け付けるよ
うにしてもよい。
【0017】上記の文字列組立手段,候補表示手段,文
字列確定手段,出力手段は、いずれも各手段の処理を行
うためのプログラムをコンピュータに組み込むことによ
り、前記コンピュータのCPUに与えられるものであ
る。なおこれらのプログラムは、前記割付データが格納
される記憶手段と共通のメモリ内に保存することができ
る。
【0018】上記構成の文字入力装置は、ファクシミリ
装置、電子楽器など、文字情報を入力してメモリ内に登
録したり、文字列を表示するような処理を行う装置であ
り、文字の入力環境が整っていない装置に組み込むこと
ができる。また今後、インターネットに対応して文字情
報の処理機能を持つことが予測される冷蔵庫やテレビな
どの家電製品にも導入することができる。
【0019】さらにこの発明が適用された携帯型情報機
器は、前記文字入力装置と同様の入力部、表示部、記憶
手段、文字列組立手段、候補表示手段、文字列確定手段
を具備するとともに、文字列確定手段により確定された
文字列を変換した文字列を入力して所定の処理を実行す
る処理手段を具備する。
【0020】この携帯型情報機器の構成を携帯電話のよ
うな携帯情報端末機器に適用する場合、前記処理手段
は、電子メールなどの電子文書を作成する手段として構
成される。ただしこの発明は、通信機能を持つことが必
須とはならない機器にも適用できる。たとえば電子手帳
に適用した場合、前記処理手段は、文字列の入力を受け
付けてスケジュールを示すデータベースを構築したり、
メモなどの文書を作成する手段として構成することがで
きる。またこの発明を小型ゲーム機に適用した場合、前
記処理手段は、文字列をゲームのキャラクター名などの
設定データとして取り込んで設定を行う手段として構成
することができる。
【0021】さらにこの発明にかかる文字入力用の記録
媒体には、複数のキーにそれぞれ複数の文字種の文字を
割り付けた割付データが設定された割付データテーブル
とともに、キー操作に応じて操作されたキーに対応する
文字を前記割付データテーブルより読み出すステップ、
前記キー操作に応じて文字種毎にキーの操作順序に応じ
た文字列を組み立てるとともに、組み立てられた各文字
種の文字列を入力候補の文字列として一覧表示するステ
ップ、および前記入力候補の一覧表示に対する選択操作
を受け付けるステップ、前記選択された入力候補に対し
変換操作がなされたとき、前記入力候補を他の文字列に
変換するステップ、前記選択された文字列または選択さ
れた文字列を変換処理して得られた文字列を入力文字列
として確定して出力するステップ、の各ステップを実行
するためのプログラムが記録される。なお、確定された
文字列から変換される文字列は、前記キーに割り付けら
れていない文字種の文字列であるのが望ましい。
【0022】上記記録媒体は、ROMまたはフラッシュ
メモリのようなメモリチップであるのが望ましい。この
ようなメモリチップは、前記割付データに対応する形式
のキーや表示部を具備し、コンピュータにより制御され
る装置に組み込むことができる。これにより前記した文
字入力方法を実行する機能を持つ装置を簡単に提供する
ことができる。
【0023】なお、携帯電話などの通信機能を具備する
装置については、上記の記録媒体に記録される割付デー
タやプログラムを、インターネットのようなコンピュー
タネットワークを介して伝送して装置内のメモリにダウ
ンロードしてもよい。これにより既存の装置にこの発明
の文字入力方法を実行する機能を簡単に組み込むことが
でき、ハードウェア資源を無駄にせずに装置のバージョ
ンアップを行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明が適用された携
帯電話の外観を、図2は同じ携帯電話の電気構成を、そ
れぞれ示す。この携帯電話1は、機体本体部1Aの前面
に、入力部2,表示部3,通話用のマイク4,スピーカ
ー5などが配備されるとともに、機体内部に、制御回路
6や送受信回路7が搭載された制御基板8が組み込まれ
て成る。なお図中の10は、前記送受信回路7に接続さ
れたアンテナであって、機体本体部1Aの上部にアンテ
ナ挿通孔11を介して伸縮自在に配備される。
【0025】この実施例の携帯電話1は、通常の通話の
ほか、図示しない電話会社の中継装置を介してインター
ネットに接続したり、電子メールを送受信できるように
設定されている。前記入力部2には、後記する文字入力
処理用のキー12,13a,13b,14,15のほ
か、過去の通信履歴や電子メールを呼び出すなどのため
のファンクションキー16,電源スイッチ17,マナー
モード設定などのための切替スイッチ18が配備され
る。表示部3は、液晶パネルにより成り、通常は日時デ
ータやバッテリーの充電度合などが、通信時は相手方の
電話番号や通話時間などが、電子メールの作成時には作
成中の文書データや後記する候補表示ウィンドウ20な
どが、それぞれ表示される。
【0026】前記制御回路6は、マイクロコンピュータ
により構成され、外部メモリとしてフラッシュメモリ9
が接続される。フラッシュメモリ9には、ユーザーによ
り登録された電話番号リストや、呼出し音,音量などに
ついての設定データのほか、通信ならびに後記する文字
入力のためのプログラムなどが格納される。
【0027】前記送受信回路7は、制御回路6との間で
データをやりとりしつつ、基地局を介しての通信処理を
実行する。特に、制御回路6からインターネットを使用
したり、電子メールを送信する指示が出された場合は、
基地局にインターネット接続用の中継装置に接続するた
めのコードを送信して接続処理を行う。
【0028】この実施例の携帯電話1には、電話番号の
登録処理時や電子メールの作成時などの文字入力を効率
の良い操作によって行うためのプログラムが組み込まれ
ている。図3は、前記入力部2のうち文字入力に使用さ
れるキーを拡大して示す。この実施例の入力部2には、
12個のキーが配列された主操作部19が設定されると
ともに、その上方に2個の選択キー13a,13b,変
換キー14,確定キー15が配置される。主操作部19
のキー構成は、一般のプッシュ式電話機と同様の仕様で
あり、4段目の向かって右端に位置するキー12aは、
「#」記号が割り付けられたデータ送信用のキーとして
機能する。
【0029】他の11個のキー12は、文字入力用のキ
ーとして機能する。(以下、これらのキー12を「入力
用キー12」という。1〜3段目および4段目の中央の
入力用キー12は、いわゆる「テンキー」であって、数
字のほかに、50音の1行分の仮名文字と、所定数のア
ルファベット(または記号)が割り付けられている。残
りの4段目の左端位置の入力用キー12には、数字の代
わりに「*」が、仮名の代わりに濁点および半濁点が、
それぞれ割り付けられ、アルファベットの割付は空白状
態に設定される。なお、各入力用キー12に対する仮名
文字の割付は、平仮名、片仮名のいずれの文字種にも適
用される。
【0030】各選択キー13a,13bは、後記する候
補表示ウィンドウ20(図7,8に示す。)内で文字列
の入力候補を選択するために用いられる。変換キー14
は、この候補表示ウィンドウ20で平仮名文字列を選択
した後に、その文字列を仮名漢字変換するためのキーで
ある。確定キー15は、前記候補表示ウィンドウ20で
の文字列の選択や前記仮名漢字変換の結果を確定するた
めのキーである。なお前記入力用キー12による入力モ
ードを電話番号などの数字を入力するモードから文字を
入力するモードに切り替える機能は、前記ファンクショ
ンキー16または切替スイッチ18に付与される。前記
制御回路6は、電話番号リストの登録処理や電子メール
の作成を行う際に、フラッシュメモリ9内のプログラム
に基づき、各キー12,13a,13b,14,15の
操作を受け付けながら所定の文字種による文字列を入力
し、処理を行う。
【0031】図4は、前記文字入力用のプログラムによ
り制御回路6に設定される文字入力システムの構成を示
す。この文字入力システム22は、システム全体を統括
するための制御部23のほかに、文字列組立処理部2
4,仮名漢字変換部25,辞書検索部26,出力部27
の各処理部や、入力候補記憶部28,割付データテーブ
ル29,仮名漢字変換辞書30の各データファイルを具
備する。
【0032】前記データファイルのうち、仮名漢字変換
辞書30には、前記した仮名漢字変換処理のための辞書
データが格納される。割付データテーブル29は、前記
図3に示した入力用キー12への文字の割付状態を示す
もので、特に仮名文字およびアルファベット(記号を含
む;以下同じ)について、それぞれ文字種毎にキーおよ
びその連続操作回数に対応する文字を示すデータが格納
される。
【0033】前記仮名漢字変換辞書30および割付デー
タテーブル29は、制御部23やその他の処理部用のプ
ログラムと同様に、製造段階からフラッシュメモリ9内
にセットされる。これに対し、入力候補記憶部28は、
文字入力処理の開始により設定され、その記憶内容は、
文字列が確定する毎にクリアされる。
【0034】入力部2におけるキー操作は、所定のコー
ド信号として制御部23に入力された後、制御部23か
ら文字列組立処理部24に与えられる。文字列組立処理
部24は、この信号に基づき操作されたキーの種類およ
びその連続操作回数を認識し、割付データテーブル29
から操作に対応する文字を文字種毎に抽出する。また文
字列組立処理部24は、キー操作の都度、文字種毎に前
記抽出した文字を用いて入力候補の文字列を組み立て
る。この組立処理は、原則として、抽出された文字をキ
ー操作の順に配列することにより行われる。ただし同じ
キーが連続操作された場合の仮名文字列およびアルファ
ベット文字列の組立処理では、文字列を更新せずに最後
尾の文字を順に変更する処理が行われる。
【0035】前記入力候補の文字列(以下、単に「入力
候補」という。)の作成結果は、前記キー操作に対応さ
せて毎時制御部23に渡される。制御部23は、表示部
3に候補表示ウィンドウ20を設定して、このウィンド
ウ内に各入力候補を一覧表示する。また制御部23は、
所定の時点で前記選択キー13a,13bの操作を受け
付けると、入力候補の選択操作が行われたと認識して前
記候補表示ウィンドウ20内の選択用カーソル21(図
7,8に示す。)を移動させる。さらに確定キー15の
操作を受け付けると、制御部23は、前記選択用カーソ
ル21の設定されている入力候補を入力文字列として確
定する。
【0036】なお、選択された入力候補が平仮名文字列
である場合は、確定操作の前に仮名漢字変換のための変
換キー14の操作を受け付けることができる。制御部2
3は、この変換操作に応じて前記平仮名文字列を仮名漢
字変換部25に渡す。仮名漢字変換部25は、辞書検索
部26を用いて仮名漢字変換辞書30を検索し、前記平
仮名文字列を「よみ」とする仮名漢字文字列を抽出す
る。抽出された仮名漢字文字列は、変換候補の文字列と
して制御部23に渡され、さらに制御部23から表示部
3に渡されて表示される。制御部23は、この表示に対
し、前記文字種別の候補文字列の場合と同様に、選択操
作や確定操作を受け付けて所定の文字列を変換後の文字
列として確定する。
【0037】制御部23は、前記候補表示ウィンドウ2
0内で選択された文字列、または仮名漢字変換処理後の
仮名漢字文字列が確定した時点で、その確定文字列を出
力部27に与える。出力部27は、上位の処理システム
(電話番号の登録処理システムや電子メールの文書作成
システムなど)に確定文字列を出力し、これにより処理
システム側で、前記確定文字列によるデータ処理や文書
の作成処理が実行される。また、前記確定した入力文字
列は制御部23を介して表示部3に与えられ、前記上位
の処理システムの設定する入力エリアに表示される。
【0038】図5は、前記文字列組立処理部24による
文字列組立処理の手順を示す。この手順は、文字入力モ
ードにおいて所定の入力用キー12が操作されたことに
より開始されるもので、まずST1では、前記入力部2
からのコード信号に基づき操作されたキーおよびそのキ
ーの連続操作回数を認識する。
【0039】つぎのST2では、既に候補表示ウィンド
ウ20が開かれているか否かがチェックされる。ここで
文字入力モードが開始された直後または文字列の確定処
理が終了した直後であれば、候補表示ウィンドウ20は
閉じられているから、ST3で候補表示ウィンドウ20
を開き、しかる後にST5に進む。
【0040】ST5では、前記割付データテーブル29
から操作されたキーの1回目の操作に対応する文字を文
字種毎に抽出する。ついでST6では、前記ST5で抽
出した各文字を前記入力候補記憶部28内の各入力候補
に追加する。ただし候補表示ウィンドウ20を開いた直
後は、いずれの入力候補の文字列もクリアされた状態に
あるから、ST6では、各入力候補の先頭文字が設定さ
れることになる。
【0041】つぎに2回目以降の文字入力操作が行われ
ると、同様にST1で操作されたキーとその連続操作回
数とを認識した後、ST2からST4に移行して、操作
されたキーが前回と同じキーであるか否かをチェックす
る。前回とは異なるキーが操作された場合は、ST4が
「NO」となって、前記ST5,6の処理を順に行う。
これにより各入力候補に新たな文字が追加される。
【0042】他方、前回と同様のキーが操作された場合
は、ST4が「YES」となってST7に進む。ST7
では、前記割付データテーブル29から操作されたキー
およびその連続操作回数に対応する文字を文字種毎に抽
出する。この処理により、数字については前回と同じ文
字が抽出されるが、平仮名、片仮名、アルファベットに
ついては、前回とは異なる文字が抽出される。この後、
ST8において、数字についてはST6と同様に、抽出
された文字を入力候補に追加する処理を行い、他の文字
種については、文字列の最後尾の文字(前回の操作時に
抽出された文字)を今回抽出された文字に変換する処理
を行う。
【0043】図6は、文字入力システム22全体におけ
る処理手順を示す。この手順にかかるプログラムは、例
えば、前記上位の処理システム(以下、「上位システ
ム」という。)が起動している状態下で文字の入力が必
要となった場合に呼び出される。ユーザーが前記入力部
2により何らかの操作を行うと、ST11が「YES」
となり、ST12〜16において、キー操作の内容をチ
ェックする。
【0044】文字入力処理が開始された直後にいずれか
の入力用キー12が操作されると、ST15が「YE
S」となってST23の文字列組立処理、すなわち前記
図5の手順が実行される。この処理が所定サイクル実行
された後に、選択キー13aまたは13bが操作される
と、ST12が「YES」となってST17に進み、候
補表示ウィンドウ20内の選択用カーソル21を移動さ
せることによって、選択中の入力候補を変更する。
【0045】つぎに所定の入力候補が選択された状態下
で確定キー15が操作されると、ST13が「YES」
となってST18に進み、選択されている入力候補を確
定文字列として上位システムに出力する。さらにつぎの
ST19では、入力候補記憶部28のデータをクリアす
るとともに候補表示ウィンドウ20を閉じる。
【0046】一方、平仮名文字列が選択された状態下で
変換キーが操作されると、ST14,ST20がともに
「YES」となる。この判定によりST21に進んで、
ST19と同様に、前記入力候補記憶部28のデータを
クリアして候補表示ウィンドウ20を閉じた後、つぎの
ST22で、前記仮名漢字変換部25および辞書検索部
26により、確定した平仮名文字列を仮名漢字変換する
処理を実行する。なお、この処理の詳細な手順は、従来
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0047】このように、入力用キー12の操作に応じ
て文字種毎の入力候補を組み立てて一覧表示し、選択お
よび確定操作を受け付けることにより、いずれかの入力
候補が確定されて上位システムに出力される。所定の時
点で文字入力モードの終了操作が行われると、ST16
が「YES」となり、ST24で入力候補記憶部28の
データをクリアした上で処理を実行する。
【0048】なお、ここでは図示していないが、前記選
択キー13a,13b,確定キー15,変換キー14が
操作されたときに候補表示ウィンドウ20が開いていな
い場合は、その操作内容は無視される。また候補表示ウ
ィンドウ20が開いている状態下で文字入力処理を終了
する操作が行われた場合は、ST24において、入力候
補記憶部28のデータをクリアするとともに、候補表示
ウィンドウ20を閉じる処理も実行する。
【0049】図7および図8は、前記文字入力処理シス
テムによる文字入力の具体例を示す。なお、以下の説明
では、操作される入力キー12を、そのキーに割り付け
られた数字を用いて、「数字キー<1>」というように
表す。
【0050】図中の(1)〜(16)は、「160エ
ン」という文字列が入力される場合のキー操作の順番を
示す数値であり、以下、「ステップ(1)」というよう
に示す。図7は、数字文字列「160」の入力が確定す
るまでのステップを、図8は片仮名文字列「エン」の入
力が確定するまでのステップを、それぞれ操作されたキ
ーと操作により生成される表示画面とを上下に対応づけ
て示している。なお、図中の31は、上記システム側の
入力エリアである。
【0051】まずユーザーは、前記入力用キー12のう
ち、<1>,<6>,<0>の各数字キーを順に操作す
る(ステップ(1)〜(3))。この操作に応じて、各
数字のほか、平仮名,片仮名,アルファベットの各文字
種について、それぞれ各キーの1回目の操作に対応する
文字が順次抽出されて、候補表示ウィンドウ20内の入
力候補の表示が更新されている。
【0052】図示例の候補表示ウィンドウ20では、各
候補文字列は、平仮名文字列,片仮名文字列,アルファ
ベット文字列,数字文字列の順に表示され、初期状態で
は、先頭の平仮名文字列に選択用カーソル21が設定さ
れている。ユーザーは、ステップ(3)までの操作によ
り呼び出された数字文字列「160」を確定するため
に、選択キー13bを3回選択して選択用カーソル21
を数字文字列まで移動させ(ステップ(4)〜
(6))、確定キー15を操作する(ステップ
(7))。この確定操作により前記出力部27が動いて
上位システム側に数字文字列「160」が渡される。こ
のとき表示画面上では、前記候補表示ウィンドウ20が
消失し、代わりに前記確定した数字文字列「160」が
入力エリア31に確定表示される。
【0053】つぎにユーザーは、片仮名文字列「エン」
の先頭文字「エ」を入力するために、数字キー<1>を
4回操作する(ステップ(8)〜(11))。この操作
に対し、前回の処理と同様に、キー操作に対応する文字
が文字種毎に読み出されるとともに、候補表示ウィンド
ウ20内の一覧表示が更新される。ただし今回は、同じ
キーが連続的に操作されるので、前記図5のST7,8
の手順により、平仮名,片仮名,アルファベットの各入
力候補については、文字列長が固定されたまま表示され
る文字が順に変更される。一方、数字の入力候補につい
ては、キー操作毎に「1」が追加されて文字列長が更新
される。
【0054】4回のキー操作で目的とする文字「エ」が
呼び出されると、つぎにユーザーは、2番目の文字
「ン」を呼び出すために、数字キー<0>を3回操作す
る(ステップ(12)〜(14))。1回目の操作時
(ステップ(12))には、前回と異なるキーが操作さ
れるので、前記図5のST5,6の処理により、いずれ
の入力候補も、前回の文字列に新たなキー操作に対応す
る文字が追加された形に更新される。他方、2回目,3
回目の操作時には、数字文字列のみ、操作毎に「0」が
追加され、他の入力候補については、文字列長は固定さ
れたまま、最後尾の文字が順に変更される。
【0055】つぎにユーザーは、選択キー13bを1回
操作して、前記選択用カーソル21を目的とする片仮名
文字列「エン」まで移動させ、確定キー15を操作する
(ステップ(15)(16))。この確定操作により、
候補表示ウィンドウ20は消去し、前記入力エリア31
に、確定文字列「160エン」が表示される。
【0056】なお上記実施例において、片仮名文字列で
はなく、平仮名文字列に選択用カーソル21が設定され
た状態下で変換キー14が操作されると、前記仮名漢字
変換部25および辞書検索部26が動いて変換候補とな
り仮名漢字文字列(円,園,縁など)が呼び出される。
これらの文字列は、たとえば候補表示ウィンドウ20内
の平仮名文字列に代わって表示され、変換キー14また
は選択キー13a,13bの操作に応じて切替表示され
る。(または、候補表示ウィンドウ20全体を仮名漢字
文字列の一覧表示に切り替えてもよい。)この状態下で
所定の変換候補に対し確定操作が行われると、その変換
候補の文字列が確定文字列として設定され、前記入力エ
リア31に確定表示される。
【0057】また上記実施例では、アルファベット文字
列として小文字の文字列のみを組み立てているが、これ
についても上記と同様に、アルファベット文字列に選択
用カーソル21が設定された状態下での変換操作を受け
付けて、大文字の文字列に変換するなどの処理を行うこ
とができる。
【0058】従来の文字入力では、ユーザーは、種々の
文字種による文字列を入力する場合に、文字種が代わる
都度、入力モードを切り替える必要があった。この切替
操作を忘れると、異なる文字種の文字列が入力されてし
まうため、ユーザーは、誤入力された文字列を消去した
上で入力モードを切り替え、再入力を行う必要があっ
た。
【0059】これに対し、この実施例の文字入力によれ
ば、ユーザーは、入力する文字種が変わっても、目的と
する文字列を入力するためのキー操作を行った上で一覧
表示された入力候補の中から所望の候補を選択すればよ
いから、切替操作の必要はなくなり、従来の方法に比
べ、はるかに効率の良い文字入力を行うことができる。
また一覧表示された入力候補に対する選択を誤る可能性
はきわめて低いから、文字入力の精度を大幅に向上する
ことができる。
【0060】なお、上記の文字入力システム22は、携
帯電話以外の通信端末機器や電子手帳,小型ゲーム機な
どの携帯情報機器に導入することができる。またファク
シミリ装置に導入すれば、電話番号を登録する際の文字
入力を効率良く行うことができる。またインターネット
対応型のテレビにおいて、リモコン側に上記の文字入力
システム22を組み込んで、テレビ本体に文字列データ
を送信するようにしてもよい。
【0061】さらに上記実施例の携帯電話1では、製造
段階で図4の文字入力システム22を設定するためのプ
ログラムが記録されたフラッシュメモリ9を実装するよ
うにしているが、これに限らず、このプログラムをイン
ターネットなどのネットワークを介して携帯電話1側に
送信し、前記フラッシュメモリ9内にダウンロードすれ
ば、既存のハードウェア資源を生かして文字入力機能の
バージョンアップを行うことが可能となる。
【0062】
【発明の効果】上記したように、この発明では、コンピ
ュータシステムにおいて、複数の文字種の文字が割り付
けられたキーの操作に応じて文字列を入力する場合に、
キーが操作される都度、各文字種について操作されたキ
ーに対応する文字を取り込みながらキーの操作順序に応
じた文字列を組み立てるとともに、これら文字列を一覧
表示し、一覧表示された所定の文字列に対する選択操作
に応じて選択された文字列を入力文字列として確定する
ようにしたから、入力モードの切替操作を行いながら文
字入力操作を行う従来の方法よりもはるかに効率が良
く、かつ正確な文字入力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された携帯電話の外観を示す斜
視図である。
【図2】図1の携帯電話の電気構成を示すブロック図で
ある。
【図3】文字入力に使用されるキー配列を拡大して示す
正面図である。
【図4】この発明にかかる文字入力システムの構成を示
す機能ブロック図である。
【図5】文字列組立処理部の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】文字入力システム全体の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】文字入力処理の具体例を示す説明図である。
【図8】文字入力処理の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 入力部 3 表示部 6 制御回路 7 送受信回路 9 フラッシュメモリ 12 入力用キー 13a,13b 選択キー 15 確定キー 20 候補表示ウィンドウ 22 文字入力システム 23 制御部 24 文字列組立処理部 25 仮名漢字変換部 29 割付データテーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムにおいて所定の文
    字種による文字列を入力する方法であって、 複数の文字種の文字が割り付けられたキーが操作される
    都度、各文字種について前記操作されたキーに対応する
    文字を取り込みながらキーの操作順序に応じた文字列を
    組み立てるとともに、組み立てられた文字種毎の文字列
    を一覧表示し、 前記一覧表示に対し、所定の文字種の文字列を選択する
    操作が行われたとき、この選択操作に応じた文字列を入
    力文字列として確定することを特徴とする文字入力方
    法。
  2. 【請求項2】 複数のキーが配列された入力部と、 入力候補の文字列または確定された文字列を表示するた
    めの表示部と、 前記入力部の各キーにそれぞれ複数の文字種の文字を割
    り付けた割付データを記憶する記憶手段と、 前記入力部のキーが操作される都度、そのキー操作に対
    応する文字を前記記憶手段より読み出して、文字種毎に
    キーの操作順序に応じた文字列を組み立てる文字列組立
    手段と、 前記文字列組立手段により組み立てられた各文字種の文
    字列を入力候補の文字列として前記表示部に一覧表示さ
    せる候補表示手段と、 前記入力候補の一覧表示に対する選択操作を受け付け
    て、その選択された文字列または選択された文字列を変
    換処理して得られた文字列を入力文字列として確定する
    文字列確定手段と、 前記文字列確定手段により確定した文字列をコンピュー
    タによる処理システムに出力する出力手段とを具備して
    成る文字入力装置。
  3. 【請求項3】 複数のキーが配列された入力部と、 入力候補の文字列または確定された文字列を表示するた
    めの表示部と、 前記入力部の各キーにそれぞれ複数の文字種の文字を割
    り付けた割付データを記憶する記憶手段と、 前記入力部のキーが操作される都度、そのキー操作に対
    応する文字を前記記憶手段より読み出して、文字種毎に
    キーの操作順序に応じた文字列を組み立てる文字列組立
    手段と、 前記文字列組立手段により組み立てられた各文字種の文
    字列を入力候補の文字列として前記表示部に一覧表示さ
    せる候補表示手段と、 前記入力候補の一覧表示に対する選択操作を受け付け
    て、その選択された文字列または選択された文字列を変
    換処理して得られた文字列を入力文字列として確定する
    文字列確定手段と、 前記文字列確定手段により確定された文字列を用いて所
    定の処理を実行する処理手段とを具備して成る携帯型情
    報機器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された携帯型情報機器で
    あって、 前記各手段に加えて、移動しながら通信を行うための通
    信手段を具備し、 前記処理手段は、前記通信手段により送信される電子文
    書を作成する手段である携帯型情報機器。
  5. 【請求項5】 複数のキーにそれぞれ複数の文字種の文
    字を割り付けた割付データが設定された割付データテー
    ブルと、 キー操作に応じて操作されたキーに対応する文字を前記
    割付データテーブルより読み出すステップ、前記キー操
    作に応じて文字種毎にキーの操作順序に応じた文字列を
    組み立てるとともに、組み立てられた各文字種の文字列
    を入力候補の文字列として一覧表示するステップ、前記
    入力候補の一覧表示に対する選択操作を受け付けるステ
    ップ、前記選択された入力候補に対し変換操作がなされ
    たとき、前記入力候補を他の文字列に変換するステッ
    プ、選択された文字列または選択された文字列を変換処
    理して得られた文字列を入力文字列として確定して出力
    するステップ、の各ステップを実行するためのプログラ
    ムとが記録された文字入力用の記録媒体。
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