JP2002055899A - ネットワークリソース名入力方法 - Google Patents

ネットワークリソース名入力方法

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JP2002055899A
JP2002055899A JP2000241810A JP2000241810A JP2002055899A JP 2002055899 A JP2002055899 A JP 2002055899A JP 2000241810 A JP2000241810 A JP 2000241810A JP 2000241810 A JP2000241810 A JP 2000241810A JP 2002055899 A JP2002055899 A JP 2002055899A
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JP2000241810A
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Junji Uehara
潤二 上原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置からのURL入力を少ない打鍵数で
行うことを可能とする技術を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 一つの入力ボタンに一つ又は複数の文字
等からなる候補文字が割り当てられ、各々の入力ボタン
には入力ボタンコードが割り当てられている入力手段を
有する端末装置は、入力ボタン操作により入力ボタンコ
ードの列を入力サーバ装置に送信し、入力サーバ装置
は、前記端末装置から受信した当該入力ボタンコード列
の各入力ボタンコードに対応する前記候補文字を組み合
わせて候補文字列を生成し、該生成された候補文字列を
含むネットワークリソース名が存在するか否かを判定
し、存在するネットワークリソース名のリストを前記端
末装置に送信し、前記端末装置は受信した該ネットワー
クリソース名のリストを表示し、前記端末装置の操作者
が該表示されたリストから選択したネットワークリソー
ス名を入力内容として確定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やPH
S端末等の携帯端末から文字情報を入力する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図15に、携帯電話機におけるテンキー
(数字キー)とアルファベット文字、記号との対応例を
示す。同図に示すように複数のアルファベット文字や記
号が各数字と対応付けられている。例えば、「3」に
は、「D」、「E」、「F」が対応付けられている。従
来技術において、携帯電話機等からアルファベット文字
を入力する手順は次の通りである。
【0003】1)携帯電話機に通常備えられているボタ
ン等の操作により、入力モードをアルファベット文字入
力にする。
【0004】2)入力したい文字に対応する数字ボタン
を押す。例えば、「F」を入力する場合は「3」を押
す。
【0005】3)「3」を押すと、次に第1候補として
「D」が表示される。携帯電話機の変換モードボタンを
押すと、次の候補文字である「E」が表示される。更に
変換モードボタンを押すと第3番目の候補である「F」
が表示されるのでこの文字の入力を確定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、アルフ
ァベット文字を入力する場合には、1文字を複数のキー
の組み合わせで入力することとなる。上記「F」を入力
する例では、モード変換、文字確定を含めて5回のキー
操作が必要となる。従って、打鍵数が多くなり、入力時
間がかかる、入力誤りが増加する等の問題点が発生す
る。
【0007】このような問題点を解消するために、
(1)携帯端末にアルファベットの入力が容易な外付け
のキーボードを接続する方法や、(2)利用するWWW
ページのURL(複数)を予め入力して携帯端末に保管
しておき、特定のURLにアクセスする場合には保管し
たURLから特定のURLを選択することにより、UR
Lの入力を省略する方法がある。また、(3)利用する
URLを、そのURLを一意に定める数字列とともにあ
らかじめデータベースとして入力サーバ側に登録・蓄積
しておき、携帯端末からはその数字列を入力し、URL
を特定することでURLの入力を省略する方法もある。
【0008】しかしながら、(1)の方法では、携帯端
末以外に入力用の機器が必要となり、携帯端末の携帯性
を損なうこととなる。また、(2)の方法では、保管さ
れてないURLにアクセスする場合にはテンキーからの
キー打鍵が必要となる。
【0009】また、(3)の方法では、あらかじめ入力
サーバ側に数字列とともに登録されたURL以外のUR
Lについては、入力を省略することができない。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、携帯端末のURL入力を少ない打鍵数で行うこ
とを可能とする技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一つの入力ボタンに一つ又は複数の文字、数字、若
しくは記号からなる候補文字が割り当てられ、各々の入
力ボタンに当該入力ボタンを識別する入力ボタンコード
が割り当てられている入力手段を有する端末装置からネ
ットワークリソース名を入力する方法において、前記端
末装置は、操作された入力ボタンに対応する入力ボタン
コードを入力サーバ装置に送信し、入力サーバ装置は、
予め保管している入力ボタンコードと候補文字の対応関
係に基づき、前記端末装置から受信した当該入力ボタン
コード列の各入力ボタンコードに対応する前記候補文字
を組み合わせて候補文字列を生成し、該生成された候補
文字列を含むネットワークリソース名が存在するか否か
を判定し、存在するネットワークリソース名のリストを
前記端末装置に送信し、前記端末装置は前記入力サーバ
装置から受信した該ネットワークリソース名のリストを
表示し、前記端末装置の操作者が該表示されたリストか
ら選択したネットワークリソース名を入力内容として確
定させるようにする。
【0012】上記「入力ボタンコード」は、入力ボタン
に割り当てられている代表文字コードでもよいし、文字
コードなどとは別に定義される固有のコードでもよい。
また、端末装置から入力サーバ装置に入力された「入力
ボタンコード」を送信する場合、一文字入力される毎に
送信してもよいし、端末装置で入力されたコードをバッ
ファリングして一括して送信してもよい。
【0013】本発明によれば、例えば、携帯端末等の数
字キーで入力した数字列を入力サーバがネットワークリ
ソース名(URL)に変換するので、従来多数の打鍵を
必要としていたネットワークリソース名(URL)入力
における打鍵数を減少させることができ、携帯端末での
URLアクセスが容易になる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1の記載
において、前記ネットワークリソース名が存在するか否
かを判定する工程において、生成された各候補文字列を
含むネットワークリソース名にアクセスして、応答のあ
ったネットワークリソース名を前記リストに加えるよう
にする。このように、直接ネットワークリソース名にア
クセスすることにより、確実に存在するネットワークリ
ソース名を端末装置に伝えることが可能となる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1の記載
において、前記ネットワークリソース名が存在するか否
かを判定する工程において、生成された各候補文字列を
含むネットワークリソース名をネットワークリソース名
の一覧表を有する装置にアクセスして検索し、検索の結
果得られたネットワークリソース名を前記リストに加え
るようにする。
【0016】ネットワークリソース名の一覧表を有する
装置とは例えばDNSサーバであり、DNSサーバにア
クセスすることによって、確実にネットワークリソース
名の検索を行うことができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、一つの入力ボタ
ンに一つ又は複数の文字、数字、若しくは記号からなる
候補文字が割り当てられ、各々の入力ボタンに当該入力
ボタンを識別する入力ボタンコードが割り当てられてい
る入力手段を有する端末装置からネットワークリソース
名を入力する方法において、前記端末装置は、操作され
た入力ボタンに対応する入力ボタンコードを入力サーバ
装置に送信し、入力サーバ装置は、予めネットワークリ
ソース名とそれに対応する入力ボタンコード列のリスト
をデータベースに蓄積しておき、前記端末装置から前記
入力ボタンコード列を受信すると、当該入力ボタンコー
ド列に対応するネットワークリソース名が存在するか否
かを前記データベースを参照して判定し、存在するネッ
トワークリソース名のリストを前記端末装置に送信し、
前記端末装置は受信した該ネットワークリソース名のリ
ストを表示し、前記端末装置の操作者が該表示されたリ
ストから選択したネットワークリソース名を入力内容と
して確定させるようにする。
【0018】本発明によっても、ネットワークリソース
名の簡易入力を行うことができる。また、入力サーバ装
置が予め検索エンジン等で実在するネットワークリソー
ス名を蓄積しておくので、DNSサーバにアクセスでき
ない場合でも、検索を行うことができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のうちいずれか1項の記載において、前記端末装置に入
力される入力ボタンコードの列は、ネットワークリソー
ス名のうち予め定められた部分を省略した列であり、前
記入力サーバ装置が該省略された部分を補充する。本発
明によれば、ネットワークリソース名全体に対応する入
力ボタンコードの列を入力する場合に比べて短い列を入
力するればよいため、入力が容易になる。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係るURL入力方
法の一実施例について説明する。
【0021】携帯端末のユーザは、URLを携帯端末上
のテンキーで直接入力可能な数字列に対応させて入力す
る。この対応は、図15に示した(A、B、C、2→
2)、(D、E、F、3→3)、(G、H、I、4→
4)等のような、現在多くの携帯端末で使用されている
テンキー上に表示されたアルファベットと数字との対応
関係を使用する。この対応関係において数字で表現され
たURLの例を図1に示す。
【0022】図1に、URLのホスト名の部分(「nt
tsoft」)を入力指定する例を示す。図1に示すよ
うに、入力された数字には複数の文字が対応しているた
め、所望のURLを一意に定めることはできない。従っ
て、本発明では、後述する入力サーバを設け、その入力
サーバが、入力された数字列にあてはまるURLについ
て、それが実際に存在するURLかどうかをDNSとh
ttpプロトコルを用いてネットワークアクセスを実際
に行うことにより判別する。このとき、複数のURLが
実際に存在すれば、図2に示す選択リストを作成し、ユ
ーザに提示し、選択させる。これにより、数字列を入力
するだけで希望するURLにアクセスすることが可能と
なる。
【0023】また、図1でも示されているように、ht
tp、ftpなどの通信プロトコルや、「.com」、
「.co.jp」などのトップレベルのドメイン名等ア
クセスしたいリソースを指定するために必要な全ての文
字に対応する数字列を入力するのではなく、次に示す工
夫によって入力のために必要な打鍵操作を更に短縮する
ことができる。
【0024】(1)URL冒頭のプロトコルスキーマ部
「http」及びプリフィックス「://」を省略す
る。また、ドメインネーム中のホスト部「www」やド
メインネーム中の国指定部と次の部分「.ne.jp」「.co.
jp」を省略する。
【0025】(2)あてはまるURLが複数存在する場
合、検索エンジンなどに蓄積された「良くアクセスされ
るWWWページ」の情報を基に優先度をつけ、よりよく
使われているページを上位に表示させることで、求める
ページを表示させるために要する選択の手間を軽減する
可能性を高める。
【0026】(3)あてはまるURLが複数存在する場
合、その表示順序を固定させ、選択リスト内での番号を
枝番号として指定することで、番号による指定が毎回同
じURLを指すことを保証し、1回の数字入力だけで、
目的のURLに1回で到達できるようにする。枝番の付
いた数字列の例を図3に示す。
【0027】(4)あてはまるURLが複数存在する場
合、1度選択を行ったものは、選択リスト内で先頭に表
示させ、次回からの選択では優先して選べるようにす
る。
【0028】(5)あてはまるURLが一つのみの場
合、選択リストは表示せず、1度の数字入力の結果とし
て目的のWWWページを表示する。
【0029】上記の(1)に示すように、本発明の一実
施例においては、URL中のホスト名部分(例えば、ht
tp://www.ntts.co.jp中のntts)の簡易入力を実現す
る。この場合、ホスト名部分に対応する数字列の全組み
合わせについて、入力サーバはネットワークアクセス
(ホストが存在するか否かの確認)を行う。上記の例で
は、nttsを意図する数字列「6887」の入力を受け、
(m,n,o,6)×(t,u,v,8)×(t,u,
v,8)×(p,q,r,s,7)の4×4×4×5の
320通りについて、それぞれ「.co.jp」「.ne.j
p」「.or.jp」「.com」などの接尾語と「www」の接頭語
を付加したフル指定のドメイン名(Full Qualified Dom
ain Name, FQDN))を検索する。接尾語が4通りの場
合、検索対象は320×4=1280通りとなる。
【0030】また、ユーザからトップレベルドメインを
指定可能とし、検索対象を絞り込んでもよい。すなわ
ち、数字列について、「.co.jp」や「.com」のみを検索
するという制約を数字列入力時に与えることで、検索対
象のURLを減少させ、ネットワークアクセスを少なく
することが可能となる。
【0031】また、ドメインネーム中のホスト部やドメ
インネーム中の国指定部と次の部分の省略を行う場合、
URL中の「どこの部分を省略したか」という情報を入
力フォーム中のチェックボックス・選択リストなどを使
用して利用者に明示的に指定させ、その情報も数字列と
ともに入力サーバに送信することで、あてはまる候補の
個数を少なくすることができ、DNSによるネットワー
ク検索の処理を省くことができると同時に、表示される
選択肢の個数を減少させ、結果的に選択の手間を軽減す
ることができる。
【0032】URL検索に際し、入力サーバはWWWロ
ボットなどの手段で取得し蓄積されたURLを検索する
ようにしてもよい。すなわち、この場合、数字列を実際
のURLに対応付ける処理において、過去のアクセス履
歴やアクセスする可能性が高いURLを入力サーバ上に
蓄積しておき、数字列が入力される都度ネットワークに
アクセスせずに、入力サーバ上で蓄積されたURLの中
でマッチするものを検索するようにしてもよい。この場
合、入力サーバ上にマッチするURLがない場合にネッ
トワーク上にアクセスする。
【0033】次に、システム構成及びその動作について
説明する。
【0034】まず、ネットワークアクセスを行ってUR
Lを検索する場合のシステム構成を図4に示す。同図に
示すように、インターネット1上に入力サーバ2を設け
る。入力サーバ2は検索CGI6を有し、検索CGI6
は携帯端末3からのアクセスを受けてDNSサーバ4か
らURLを検索する。携帯端末3は、入力サーバ2が検
索したURLのWWWサーバ5にアクセスしてWWWペ
ージを表示する。詳細動作を次に説明する。
【0035】ステップ1)携帯端末ユーザは携帯端末の
WWWアクセス機能により、数字列入力フォームのある
WWWページにアクセスし、HTMLデータである数字
列入力フォームを取得する。図5に、携帯端末に表示さ
れた数字入力フォームの例を示す。なお、数字列入力フ
ォームのあるWWWページのURLを携帯端末があらか
じめ記憶しておくことにより、ユーザは容易に数字列入
力フォームを得ることができる。
【0036】ステップ2)携帯端末ユーザは本方法で示
された数字と英字の対応(図15参照)によりURLに
対応する数字列を入力し、入力内容をHTTPのPOS
T/GET機能により、入力サーバに送信する。ステッ
プ3)検索CGI6は受け取った数字列について、マッ
チするホスト名をDNSサーバから検索する。
【0037】ステップ4)検索CGI6は、DNS検索
の結果得られた少なくとも1つのホスト名をURL形式
に変換し、それをそれぞれのURLを参照するリストを
含むHTMLデータとして出力する。
【0038】ステップ5)検索CGI6の出力結果はH
TTPを通じて携帯端末3に表示される。
【0039】ステップ6)携帯端末ユーザは検索結果の
リンクから閲覧したいURLを選び、閲覧する。
【0040】なお、携帯端末の入力サーバへのアクセス
方法として、上記のステップ1、2の方法の他、携帯端
末に入力サーバ専用のアクセス手段を設ける方法があ
る。この場合、例えば、文字入力モードの一つとしてU
RL入力モードを設け、URL入力モードで入力された
データが有ると、携帯端末から入力サーバを呼び出し、
入力サーバと接続後、入力されたデータを入力サーバに
送信するような手段を設ける。
【0041】次に、WWWロボットで収集したURLを
検索する場合のシステム構成を図6に示す。
【0042】この場合、WWWロボット8は、あらかじ
めインターネットを探索し、存在するWWWサーバ10
〜12、及びURLのリストを取得し、URLデータベ
ースに格納しておく(ステップ11〜14)。
【0043】ステップ15)携帯端末ユーザは携帯端末
のWWWアクセス機能により、本システムの数字列入力
フォームのあるWWWページにアクセスし、HTMLデ
ータである数字列入力フォームを取得する。
【0044】ステップ16)携帯端末ユーザは本方法で
示された数字と英字の対応(図15)によりURLに対
応する数字列を入力し入力サーバ2に送信する。
【0045】ステップ17)検索CGI7は受け取った
数字列について、マッチするホスト名をURLデータベ
ース9から検索する。
【0046】ステップ18)検索CGI7は、検索結果
のURLを参照するリンクを含むHTMLデータを出力
する。
【0047】ステップ19)検索CGI7の出力結果は
HTTPを通じてユーザの携帯端末3に表示される。
【0048】ステップ20)携帯端末ユーザは検索結果
のCGI中に含まれるリンクから閲覧したいURLを選
び、閲覧する。
【0049】本発明の入力サーバは、入力サーバにおけ
る処理を実行するプログラムをコンピュータに備えるこ
とによって実現することができる。そのプログラムは、
CD−ROM等の記録媒体に格納して配布することが可
能である。
【0050】次に、ユーザが数字列を入力してから図2
に示すURLのリストが表示されるまでの入力サーバの
処理について図7のフローチャートを用いて詳細に説明
する。
【0051】ステップ31)入力数字列に枝番号が含ま
れているか否かを判定(これは数字列にシャープ記号
(‘#’)が含まれているかどうかで判定する)し、含
まれているなら枝番としてシャープ記号以降の数字を取
り除いておく。以下の処理ではシャープ記号より前の数
字列を使用する。
【0052】ステップ32)入力がホスト名の簡易入力
なのか、URL全体の入力なのかを決定する。これは、
例えば、携帯端末に表示される入力フォームをそれぞれ
で別とすることで判断できる。また、ホスト名及びUR
Lを入力するTEXTフィールドをおなじものとし、入
力サーバへの発信を行うボタンを別にすることで区別す
るようにしてもよい。
【0053】ステップ33)入力がホスト名の場合、後
述の図8に示す手順に従い、数字列から「有効URLリ
スト」を取得する。
【0054】ステップ34)入力がURL全体の場合、
後述の図10に示す手順に従い、数字列から「有効UR
Lリスト」を取得する。
【0055】ステップ35、36)有効URLリストの
要素が一つならば、そのURLへ直接ジャンプすること
を利用者のブラウザに指示できる(この場合、例えばH
TTPのLocation:ヘッダやHTMLのMETAタグを
使用する)。
【0056】ステップ37、38)入力数字列に枝番が
指定されているなら、ステップ33もしくはステップ3
4で得られた有効URLリストについて、通し番号が枝
番号と一致するURLに対して直接ジャンプすることを
利用者のブラウザに指示できる(この場合も、例えばH
TTPのLocation:ヘッダやHTMLのMETAタグを
使用する)。
【0057】ステップ39、40)ユーザの識別がCook
ieや特別なヘッダ情報によって可能である場合、有効U
RLリストを、後述する図12に示す手順によってユー
ザの優先度によって並び替えて表示する。
【0058】ステップ41)ユーザの識別が可能でない
場合、有効URLリストを通し番号の順に表示する。
【0059】次に、前述したステップ33の有効URL
リスト取得処理について図8を用いて説明する。ここで
は、ホスト名を表す数字列Xを与えたとき、DNSを使
用して実際に存在するURLとそれに対応する通し番号
のリストである有効URLリストを得る処理を説明す
る。
【0060】ステップ51)数字列Xについて、対応す
る英字列の可能な組み合わせすべて(nc1, nc2, nc3, n
c4, …, ncn)を生成する。
【0061】ステップ52)「有効URLリスト」を空
リストとする。
【0062】ステップ53)可能な組み合わせすべてに
ついて、接頭語「www」および接尾語(「co.jp」「n
e.jp」「or.jp」…)を補ったホスト名候補文字列のリ
スト(N1, N2, N3, N4, …,Nn)を生成し、この要素そ
れぞれについて以下の処理を行う。
【0063】ステップ54、55)ホスト名候補文字列
の要素Niが図9に示すホスト名情報テーブルに登録され
ているか否かを判定する。ホスト名情報テーブルに登録
されていれば、ホスト名情報テーブルから通し番号SNi
を取得し、有効URLリストに(”http://”+ Ni, S
Ni)を追加し、ステップ58に進む。
【0064】ステップ56、57)ホスト名候補文字列
の要素Niについて、ホストが実際に存在するか否かをD
NSを検索して判定する。存在していれば、以下の操作
を行う。
【0065】まず、通し番号SNiを決定する。SNiは「数
字列に対応するホスト名の中で使用されている最大の通
し番号+1」とする。次に、有効URLリストに(”ht
tp://”+ Ni, SNi)を追加する。そして、ホスト名情報
テーブルに、(Ni,数字列X,通し番号SNi)を登録す
る。
【0066】ステップ58)(N1, N2, N3, N4, …,
Nn)をすべて処理し終わっていないなら、ステップ54
に進む。終わっていれば、有効URLリストの取得処理
を終了する。
【0067】次に、前述した図7のステップ34におけ
る有効URLリスト取得処理について図10を用いて説
明する。ここでは、URLを表す数字列Xを与えられた
とき、検索エンジン(WWWロボット)が蓄積したUR
L情報を使用して、有効URLリストを得るための手順
を以下に示す。なお、以下の手順において、ステップ6
1〜63はURL情報テーブル(URLデータベース)
を生成するための処理である。
【0068】検索エンジンが収集したすべてのURL
(U1, U 2, U 3, U 4, …, U n)について、以下の処理
を行う。
【0069】ステップ61)それぞれのURLに対応す
る数字列(Y1, Y 2, Y 3, Y 4, …,Y n)を計算する。
【0070】ステップ62)数字列が同一となるURL
の間で一意な通し番号(SN1, SN 2,SN 3, SN 4, …, SN
n)を計算する。通し番号の計算は例えば、数字列
(Y1, Y 2, Y 3, Y 4, …, Y n)を順次計算していく処
理において、すでに同じ数字列が生成されているなら、
それらに対応する通り番号の中で最大の通し番号+1を
通し番号として割り当てることにより行う。
【0071】ステップ63)図11に示すURL情報テ
ーブルに(U, Y, SN)を保存する。
【0072】ステップ63)利用者が入力した数字列X
について、URL情報テーブルを参照してXに対応する
数字列Yを検索し、Yに対応するURLと通し番号を取
得する。
【0073】次に、前述した図7のステップ40におけ
る有効URLリストを並べ替えて表示する処理について
図12のフローチャートに沿って説明する。ここでは、
ユーザ識別が可能な場合に、有効URLリストの順序を
使用頻度順に並べ替える手順について説明する。
【0074】ステップ71)ユーザごとに簡易入力に使
用した数字列と、数字列から取得して実際に使用したU
RLのリストを図13に示す選択履歴テーブルに保持し
ておく。
【0075】ステップ72、73)選択履歴テーブルを
検索し、今回の入力数字列が同じユーザによって過去に
入力されたかどうかを調べる。過去に入力されたことが
あるなら、その時の「実際に使用したURLのリスト」
を取得する。
【0076】ステップ74)取得したURLリスト中の
URLの中で、今回の有効URLリストに含まれないも
のがあれば、そのURLを除去する。
【0077】ステップ75)有効URLリストを、実際
に使用したURLが先頭になるように移動する。「実際
に使用したURLのリスト」が複数のURLを含んでい
る場合には、例えば使用した順に並べ替える。これによ
り、より最近に使用したURLが有効URLのより先頭
に位置するようにすることができる。
【0078】上記の処理において「実際に使用したUR
L」を入力サーバが知るために、検索結果としてのUR
Lの表示方法を工夫する必要がある。例えば、検索結果
のリンクを、<A HREF=“検索サーバ上のリダイ
レクションCGl?対象URL”>のように記述する。
ここで「検索サーバ上のリダイレクションCGI」は次
の処理を行う。まず、引数として与えられた「対象UR
L」を、実際に使用したURLとして選択履歴テーブル
に保存する。次に、HTTPのLocation:ヘッダもしく
はHTMLの<META>タグを利用し、利用者のブラ
ウザに対して「対象URL」にジャンプする指示を行
う。
【0079】本発明に係るシステム構成は、図4や図6
に示した構成に限られず、例えば、入力サーバの機能の
一部を携帯端末に組み込む構成とすることができる。そ
の場合の構成例を図14に示す。この例では、図4、図
6に示す検索CGIを携帯端末に組み込んだ構成として
おり、この場合、DNSサーバやURLデータベースと
のやりとり(図14中の(1)、(2))は、DNSプ
ロトコルおよび専用のプロトコルを用いる。
【0080】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、携帯端末からのURL
情報入力のためのキータッチ数を1/2程度に削減する
ことができる。従って、特別の入力用の機器を持ち運ぶ
ことなく、容易にWWWページにアクセスすることがで
きるようになる。また、携帯端末へのURL表示に際し
ては、使用したことのあるURLを優先して選択した
り、目的のURLに直接到達することができる。
【0082】また、本発明は携帯端末以外にも適用でき
る。例えば、URLが多国語化されている場合、現在P
C(パーソナルコンピュータ)等で使用されている通常
のキーボードから、日本語表記されたURLの入力等に
適用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】URLを数字列で表現した例を示す図である。
【図2】選択リスト表示例である。
【図3】枝番の付いた数字列の例を示す図である。
【図4】ネットワークアクセスを行ってURLを検索す
る場合のシステム構成を示す図である。
【図5】携帯端末に表示された数字入力フォームの例を
示す図である。
【図6】WWWロボットで収集したURLを検索する場
合のシステム構成を示す図である。
【図7】ユーザが数字列を入力してからURLリストが
表示されるまでの入力サーバの処理を示すフローチャー
トである。
【図8】図7のステップ33の有効URLリスト取得処
理を示すフローチャートである。
【図9】ホスト名情報テーブルを示す図である。
【図10】図7のステップ34における有効URLリス
ト取得処理を示すフローチャートである。
【図11】URL情報テーブルを示す図である。
【図12】図7のステップ40における有効URLリス
トを並べ替えて表示する処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】選択履歴テーブルを示す図である。
【図14】入力サーバの機能の一部を携帯端末に組み込
む場合のシステム構成を示す図である。
【図15】携帯電話機におけるテンキーとアルファベッ
ト文字、記号との対応例を示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 入力サーバ 3 携帯端末 4 DNSサーバ 5、10〜12 WWWサーバ 6、7 検索CGI 8 WWWロボット 9 URLデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/493 H04M 3/493 5K101 11/00 302 11/00 302 Fターム(参考) 5B020 AA02 DD02 FF17 FF53 GG13 GG22 5E501 AA04 AB03 BA05 CA04 CB02 DA02 EA02 FA13 FA23 FA43 5K015 AB01 AF02 GA07 5K024 AA76 CC11 EE06 FF03 GG03 GG05 5K036 AA07 AA13 EE01 EE11 JJ02 JJ12 5K101 KK02 KK16 LL12 NN02 NN18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの入力ボタンに一つ又は複数の文
    字、数字、若しくは記号からなる候補文字が割り当てら
    れ、各々の入力ボタンに当該入力ボタンを識別する入力
    ボタンコードが割り当てられている入力手段を有する端
    末装置からネットワークリソース名を入力する方法にお
    いて、 前記端末装置は、操作された入力ボタンに対応する入力
    ボタンコードを入力サーバ装置に送信し、 入力サーバ装置は、予め保管している入力ボタンコード
    と候補文字の対応関係に基づき、前記端末装置から受信
    した当該入力ボタンコード列の各入力ボタンコードに対
    応する前記候補文字を組み合わせて候補文字列を生成
    し、該生成された候補文字列を含むネットワークリソー
    ス名が存在するか否かを判定し、存在するネットワーク
    リソース名のリストを前記端末装置に送信し、 前記端末装置は前記入力サーバ装置から受信した該ネッ
    トワークリソース名のリストを表示し、前記端末装置の
    操作者が該表示されたリストから選択したネットワーク
    リソース名を入力内容として確定させることを特徴とす
    るネットワークリソース名入力方法。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークリソース名が存在する
    か否かを判定する工程において、生成された各候補文字
    列を含むネットワークリソース名にアクセスして、応答
    のあったネットワークリソース名を前記リストに加える
    請求項1に記載のネットワークリソース名入力方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークリソース名が存在する
    か否かを判定する工程において、生成された各候補文字
    列を含むネットワークリソース名をネットワークリソー
    ス名の一覧表を有する装置にアクセスして検索し、検索
    の結果得られたネットワークリソース名を前記リストに
    加える請求項1に記載のネットワークリソース名入力方
    法。
  4. 【請求項4】 一つの入力ボタンに一つ又は複数の文
    字、数字、若しくは記号からなる候補文字が割り当てら
    れ、各々の入力ボタンに当該入力ボタンを識別する入力
    ボタンコードが割り当てられている入力手段を有する端
    末装置からネットワークリソース名を入力する方法にお
    いて、 前記端末装置は、操作された入力ボタンに対応する入力
    ボタンコードを入力サーバ装置に送信し、 入力サーバ装置は、予めネットワークリソース名とそれ
    に対応する入力ボタンコード列のリストをデータベース
    に蓄積しておき、前記端末装置から前記入力ボタンコー
    ド列を受信すると、当該入力ボタンコード列に対応する
    ネットワークリソース名が存在するか否かを前記データ
    ベースを参照して判定し、存在するネットワークリソー
    ス名のリストを前記端末装置に送信し、 前記端末装置は前記入力サーバ装置から受信した該ネッ
    トワークリソース名のリストを表示し、前記端末装置の
    操作者が該表示されたリストから選択したネットワーク
    リソース名を入力内容として確定させることを特徴とす
    るネットワークリソース名入力方法。
  5. 【請求項5】 前記端末装置に入力される入力ボタンコ
    ードの列は、ネットワークリソース名のうち予め定めら
    れた部分を省略した列であり、前記入力サーバ装置が該
    省略された部分を補充する請求項1乃至4のうちいずれ
    か1項に記載のネットワークリソース名入力方法。
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