JP4350428B2 - 問題解決支援用のサーバ装置及び問題解決支援方法 - Google Patents

問題解決支援用のサーバ装置及び問題解決支援方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット接続可能な携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、無線通信カードを備えたPDA(Personal DigitalAssistance)等のモバイル端末機によって、当該モバイル端末機の利用者が現実世界で遭遇する様々な問題を解決するための情報を取得し、この情報で問題解決を行うことが可能な問題解決支援用のサーバ装置及び問題解決支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モバイル端末機を利用して利用者が抱える問題の解決を行うには、キーワード検索やディレクトリ検索などの検索手法を用いて必要な情報を探索する方法があった。この他の従来の問題解決支援方法として、例えば特許文献1に記載のものがある。
特許文献1の内容は、利用者が解決したい問題の解決事例がデータベースで検索できなかった場合に、他のデータベースから、その問題に関連する情報を検索して問題解決のための参考情報として画面表示し、この表示内容をヒントに利用者が入力した解決策を、上記の解決したい問題と組にして問題解決事例としてデータベースに記憶する。そして、その記憶された情報を検索キーによって検索するといった内容である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−157276号公報(要約書、特許請求の範囲)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の問題解決支援方法においては、次のような問題がある。
キーワード検索による方法は、多くの利用者にとっては、自分が直面する問題の解決方法の候補を把握すること自体が困難であるため、解決方法を検索するためのキーワードの指定が困難であった。
ディレクトリ検索による方法では、情報が階層構造で表示される。このため、利用者が必要とする情報の全てをサービスとして予め用意して置かなければならないが、この作業は、情報の数の多さから現実的ではない。この結果、形式化しやすい領域の情報のみが名詞による階層構造で提供されているので、必然的に解決可能な問題が限定されることになる。
【0005】
また、問題の解決方法の候補を探すために、ネットワーク上の掲示版やメーリングリストに投稿された文書のアーカイブなどを対象に問題を表現するキーワードを指定して検索することも可能ではある。しかし、上記同様にキーワードの指定が困難となる。
上記特許文献1では、利用者が問題解決内容をデータベースに登録し、他の利用者がそれを利用することは可能であるが、利用者が解決したい問題の解決内容が見つからなかった場合に、関連する他の情報をもとに同じ利用者が解決策を解決したい問題に付加して記憶するだけなので、問題を解決したい者と、その解決策を付加する者とが同一であり、根本的な問題解決を行うことができない。また、問題解決のための情報の登録及び検索が固定端末機なので、利用者が問題解決を行うための場所が限定されてしまう。
【0006】
これらのように従来の問題解決支援方法では、問題解決のための情報が既に特定されているので、利用者の概念レベルに応じて自然言語で記述された文章から目的の情報を抽出することが困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、利用者が場所に制限されることなく任意の場所で、利用者の概念レベルに応じた自然言語の記述文章から目的の情報を抽出することにより利用者が抱える問題を解決することができる問題解決支援用のサーバ装置及び問題解決支援方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による問題解決支援用のサーバ装置は、移動端末機と無線回線を介して通信を行い、利用者が抱える問題を解決するための内容を当該利用者の移動端末機へ送信する問題解決支援用のサーバ装置において、移動端末機から動詞受信され、かつ、受信された動詞が、前記問題の問題名に関連する動詞を表す言語である動詞概念情報中に存在する場合、信された動詞と一致する動詞概念情報を、関連する問題名に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機から名詞が受信され、かつ、受信された名詞が前記動詞概念情報に関連する名詞を表す言語である名詞概念情報中に存在する場合、受信された名詞と一致する名詞概念情報を、関連する動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機にて前記名詞概念情報に対応する情報として入力されたWebサイトのアドレス情報の受信時に、受信されたアドレス情報を、前記名詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する登録制御手段と、動端末機から問題名受信された場合信された問題名に対応する動詞概念情報、当該動詞概念情報に対応付けられた名詞概念情報、及び当該名詞概念情報に対応付けられたアドレス情報を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する検索手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、利用者が問題を解決するための動詞言語による記述内容である動詞概念情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録された動詞概念情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。また、この構成によれば、利用者が問題を解決するための名詞による記述内容である名詞概念情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録された名詞概念情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。さらに、この構成によれば、利用者が問題を解決するための情報としてWebサイトのアドレス情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録されたアドレス情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。
【0009】
た、本発明の請求項による問題解決支援用のサーバ装置は、請求項において、前記登録制御手段が、前記移動端末機から受信した動詞が動詞概念情報中に存在しない場合に動詞が送信された移動端末機へエラー情報を送信し、前記移動端末機から受信した名詞が名詞概念情報中に存在しない場合に名詞が送信された移動端末機へエラー情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、利用者が問題解決のための動詞概念情報又は名詞概念情報を登録する際に、登録不可能なことを認識することができる。
【0010】
また、本発明の請求項3による問題解決支援用のサーバ装置は、請求項1において、前記動詞概念情報に、当該動詞概念情報関連する名詞概念情報と関連性の高い名詞概念情報及びこの名詞概念情報の配下の階層に位置する名詞概念情報とがさらに対応付けられ、前記登録制御手段は、移動端末機から名詞を表す言語が受信された場合、受信された言語が、名詞概念情報と関連性の高い名詞概念情報及びこの名詞概念情報の配下の階層に位置する名詞概念情報である場合、受信された名詞を、当該名詞と一致する名詞概念情報が対応付けられている動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録することを特徴とする。
この構成によれば、利用者が問題をより適切に解決するための名詞による記述内容である名詞概念情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録された名詞概念情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる
【0012】
た、本発明の請求項による問題解決支援用のサーバ装置は、請求項1からの何れか1項において、前記検索手段が、移動端末機から受信した問題解決のためのキーワードに対応する全ての問題名を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信することを特徴としている。
【0013】
この構成によれば、利用者が解決したい問題を文章で記述表現できない場合に、その問題に関わる何らかのキーワードを移動端末機で入力して送信することによって、サーバ装置からそのキーワードに対応する文章化された問題名を複数取得して表示することができる。これによって、利用者は、その問題名によってサーバ装置から問題解決のための動詞概念情報又は名詞概念情報を取得することができる。
【0014】
また、本発明の請求項による問題解決支援用のサーバ装置は、請求項において、前記検索手段、前記移動端末機への返信のために前記格納手段で検索された問題名の利用回数をカウントし、前記キーワードに対応する問題名が複数存在する際に、前記利用回数の多い問題名を優先的に当該移動端末機へ返信することを特徴としている。
【0015】
この構成によれば、キーワードに対応する問題名が多数ある場合に、過去に多く利用された問題名を選択して移動端末機に表示することができるので、利用者に適切な問題名を提供することができる。
また、本発明の請求項による問題解決支援用のサーバ装置は、請求項1からの何れか1項において、前記格納手段に格納された問題名に最終更新日時及び最終利用日時を属性情報として付与し、前記最終更新日時及び前記最終利用日時を一定期間超えて利用されていない問題名を削除する更新手段を更に備えたことを特徴としている。
【0016】
この構成によれば、格納手段の記憶容量のオーバフローを防止することができ、その記憶領域を効率的に使用することができる。
また、本発明の請求項による問題解決支援用のサーバ装置は、請求項1からの何れか1項において、前記動詞概念情報及び前記名詞概念情報が記憶される記憶手段が、当該サーバ装置の外部にデータベースとして接続されていることを特徴としている。
【0017】
この構成によれば、サーバ装置を小型化することができる。また、データベースを独立した装置とすることができるので、より多くの情報を記憶する装置として構成することができ、これによって、問題解決のための情報の種類を増やし、より多種多様の問題解決を行うためのシステム構築に寄与することが可能となる。
【0018】
また、本発明の請求項による問題解決支援方法は、移動端末機と無線回線を介して通信を行い、移動端末機から動詞が受信され、かつ、受信された動詞が、利用者が抱える問題の問題名に関連する動詞を表す言語である動詞概念情報中に存在する場合、受信された動詞と一致する動詞概念情報を、関連する問題名に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機から名詞が受信され、かつ、受信された名詞が前記動詞概念情報に関連する名詞を表す言語である名詞概念情報中に存在する場合、受信された名詞と一致する名詞概念情報を、関連する動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機にて前記名詞概念情報に対応する情報として入力されたWebサイトのアドレス情報の受信時に、受信されたアドレス情報を、前記名詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する登録制御手段と、移動端末機から問題名が受信された場合、受信された問題名に対応する動詞概念情報、当該動詞概念情報に対応付けられた名詞概念情報、及び当該名詞概念情報に対応付けられたアドレス情報を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する検索手段と、を備えた問題解決支援用のサーバ装置において実行される問題解決支援方法であって、前記登録制御手段によって実行される、移動端末機から動詞が受信され、かつ、受信された動詞が、前記問題の問題名に関連する動詞を表す言語である動詞概念情報中に存在するか否か判定する第1ステップと、前記第1ステップにおいて前記動詞が動詞概念情報中に存在すると判定された場合、受信された動詞と一致する動詞概念情報を、関連する問題名に対応付けて格納手段に登録する第2ステップと、前記第2ステップにおいて動詞概念情報が格納手段に登録された場合、移動端末機から名詞が受信され、かつ、受信された名詞が前記動詞概念情報に関連する名詞を表す言語である名詞概念情報中に存在するか否か判定する第3ステップと、前記第3ステップにおいて前記名詞が名詞概念情報中に存在すると判定された場合、受信された名詞と一致する名詞概念情報を、登録された動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する第4ステップと、前記第4ステップにおいて名詞概念情報が登録された場合、移動端末機にて前記名詞概念情報に対応する情報として入力されたWebサイトのアドレス情報の受信時に、受信されたアドレス情報を、前記第4ステップにおいて登録された前記名詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する第5ステップと、移動端末機から問題名が受信された場合に、前記検索手段によって実行される、前記第2ステップにおいて登録された動詞概念情報、前記第4ステップにおいて前記動詞概念情報に対応付けられて登録された名詞概念情報、及び前記第5ステップにおいて前記名詞概念情報に対応付けられたアドレス情報から、前記問題名に対応する情報を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する第6テップとを含むことを特徴としている。
【0019】
この方法によれば、利用者が問題を解決するための動詞言語による記述内容である動詞概念情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録された動詞概念情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。また、利用者が問題を解決するための名詞による記述内容である名詞概念情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録された名詞概念情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る問題解決支援用のタスク格納サーバを用いた通信システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す通信システムは、インターネット11と、無線通信サービスを提供する通信事業者が運営する通信事業者網13と、これらのインターネット11又は通信事業者網13に接続された複数のCP(コンテンツプロバイダ)サーバ15−1〜15−n、ゲートウェイサーバ17及びタスク格納サーバ19と、このタスク格納サーバ19に接続された概念DB(データベース)21と、図示せぬ無線基地局からの電波による無線パケット網23を介してゲートウェイサーバ17に接続される複数のモバイル端末機25−1〜25−nとを備えて構成されている。なお、概念DB21は、タスク格納サーバ19の中に設けてもよい。
【0021】
次に、これらの構成要素の説明を行う。
各CPサーバ15−1〜15−nは、各モバイル端末機25−1〜25−nで利用可能な形式のコンテンツを提供するコンテンツプロバイダ企業又は個人のサーバ装置であり、インターネット11に接続する形態、通信事業者網13に接続する形態などがある。
【0022】
各モバイル端末機25−1〜25−nは、利用者が携帯する無線によるデータ通信機能を持った移動端末機であり、携帯電話機やPHS、無線通信カードを備えたPDAなどである。
ゲートウェイサーバ17は、各モバイル端末機25−1〜25−nから受信したパケットを仲介し、インターネット11や通信事業者網13に配置されたタスク格納サーバ19等のサーバと通信を行うプロキシ機能を持ったサーバであり、プロトコル変換等も行うものである。
【0023】
タスク格納サーバ19は、各モバイル端末機25−1〜25−nにおいて利用者の操作により記述された解決したい問題のタイトルと、このタイトルの問題を解決するための記述内容とを対応付けた情報であるタスクを、格納するサーバであり、図2に示すように、タスク登録制御装置19aと、タスク格納装置19bと、タスク検索装置19cと、タスク送受信装置19dと、タスク一覧送受信装置19eと、タスク更新装置19fとを備えて構成されている。但し、上記のタイトルをタスク名、問題解決の記述内容を問題解決タスクと別々に表現する場合もある。
【0024】
タスク登録制御装置19aは、各モバイル端末機25−1〜25−nからゲートウェイサーバ17を介して送信されてきたタスクを、タスク格納装置19bに格納して登録する制御を行うものである。
タスク格納装置19bは、タスク登録制御装置19aの登録制御によってタスクを格納するものである。この格納されるタスクのデータモデルのテーブル例を図3に示す。
【0025】
この図3において、ID(Identification)は、新規タスク登録時にタスク登録制御装置19aにより付与されるテーブルデータベース内で一意に定まる識別子である。最終更新日時は、タスクの新規登録日時、又は、登録済タスクに対する変更が行われた最終日時を示すものである。最終利用日時は、最後に利用者によりタスクが実行された日時を示すものである。利用ポイントは、タスクが実行される毎に一定幅で増加していく変数である。
【0026】
タスク送受信装置19dは、各モバイル端末機25−1〜25−nからゲートウェイサーバ17を介して送信されてきたタスク取得要求を受信し、この受信タスク取得要求をタスク検索装置19cへ出力する。また、そのタスク取得要求に応じてタスク検索装置19cがタスク格納装置19bから検索したタスクを、ゲートウェイサーバ17を介して各モバイル端末機25−1〜25−nへ送信するものである。
【0027】
タスク一覧送受信装置19eは、各モバイル端末機25−1〜25−nからゲートウェイサーバ17を介して送信されてきたタスク一覧取得要求を受信し、このタスク一覧取得要求をタスク検索装置19cへ出力する。また、そのタスク一覧取得要求に応じてタスク検索装置19cがタスク格納装置19bから検索したタスク一覧情報を、ゲートウェイサーバ17を介して各モバイル端末機25−1〜25−nへ送信するものである。
【0028】
タスク検索装置19cは、タスク送受信装置19dで受信されたタスク取得要求又はタスク一覧取得要求に応じてタスク格納装置19bからタスク又はタスク一覧情報を検索し、この検索されたタスク又はタスク一覧情報をタスク送受信装置19dへ出力するものである。
タスク更新装置19fは、自律的にタスク格納装置19bに格納された不要なタスクを削除するなどの更新を行うものである。
【0029】
概念DB21は、タスク格納装置19bに利用者により記述されたタスクを登録するために利用される名詞・動詞の概念関係を、予め定義したデータベースであり、図4に一例を示す名詞概念データベース21aと、図5に一例を示す動詞概念データベース21bとの2つにより構成されている。
名詞概念データベース21aは、知識表現に使用可能な名詞を階層構造で格納したものである。図4に示す例では、「公共施設」に「宿泊施設」と「娯楽施設」とが対応付けられ、「宿泊施設」に「ホテル」、「旅館」、「ペンション」及び「ホステル」が対応付けられ、「ホテル」に「ビジネスホテル」と「観光ホテル」とが対応付けられ、「旅館」に「カプセルホテル」と「温泉旅館」とが対応付けられている。
【0030】
動詞概念データベース21bは、動詞概念の記述言語(以下、動詞概念と称す)と関連付けられる名詞概念の記述言語(以下、名詞概念と称す)を構造化して格納したものであり、関連付ける名詞を限定する動詞群(以下、限定動詞群と称す)21b−1と、関連付ける名詞を限定しない動詞群(以下、非限定動詞群と称す)21b−2とから構成される。
【0031】
限定動詞群21b−1に含まれる名詞概念は、名詞概念データベース21aに含まれるものに限られる。また、非限定動詞群21b−2については、動詞に関連付ける名詞概念を指定しないものとする。
更に説明すると、関連付けは、動詞概念に登録可能な名詞概念を制限するために指定される。名詞概念を限定した動詞概念は、関連付けられた名詞概念及び名詞概念データベース21aの中で、その配下の階層に位置する名詞概念以外の名詞概念と関連付けできないことを意味する。
【0032】
このような構成の本実施の形態の通信システムの特徴は、モバイル端末機によって、問題解決のために概念レベルの情報を含めて一般の利用者から収集して再利用可能な知識ベースを構築し、現実世界で遭遇する様々な問題解決方法を概念レベルの情報を含めて提供可能とする点にある。
即ち、図6に示すように、モバイル端末機の利用者aから問題解決のための知識情報31を、概念DB21の情報とのマッチングによってタスク格納サーバ19に収集して格納し、定期更新を行いながら問題解決のためのデータベース情報32を構築(構築処理)し、そのデータベース情報32を他の利用者bが獲得して問題解決を行う運用(運用処理)を実行する。
言及すれば、知識ベースの構築処理と運用処理の大きく2つに分類され、独立して実行される。各々の処理は、更に幾つかのサブ処理により構成される。
【0033】
構築処理における各サブ処理は次の(1)〜(4)より成る。
(1)タスクの新規生成処理。
(2)タスクに対応する動詞概念の登録処理。
(3)タスクに関連付けられた動詞概念に対応する名詞概念の登録処理。
(4)動詞概念に関連付けられた名詞概念に対応するWebサイトの登録処理。
これらの処理は、異なる利用者により実行されてもよいし、同一の利用者が全てを実行してもよいものとする。
運用処理における各サブ処理は次の(5)及び(6)より成る。
(5)利用者によるタスクの利用処理。
(6)データベースの定期更新処理。
【0034】
次に、このような各サブ処理の内容を説明する。
(1)タスクの新規生成処理について説明する。
この処理は、各モバイル端末機25−1〜25−nの利用者が、タスク格納サーバ19ヘアクセスし、タスクの新規生成を行うものである。この生成のための画面は、各モバイル端末機25−1〜25−nが備えるWebブラウザに対して、図7に示すような、HTML(HyperText Markup Language)形式の登録画面35を送信することで実現することができる。
【0035】
タスクは、登録画面35に示す一例「終電を逃した場合の対処方法」のように、利用者自身により自然言語で記述入力して登録する。但し、タスク名は「終電」のようにキーワードでも記述入力が可能である。また、利用者は、タスク格納サーバ19のタスク検索装置19cに対して、キーワードを指定することで、タスク格納装置19bにおける既登録のタスク一覧を検索することを可能とする。検索結果は一覧表示の形で利用者に示される。各モバイル端末機25−1〜25−nにおいて表示された登録釦35aにより利用者が登録したタスクは、タスク格納サーバ19へ送信され、タスク格納装置19bに格納される。なお、既登録のタスクと同一のタスクを登録しようとした場合はエラーが返されるようになっている。
【0036】
(2)タスクに対応する動詞概念の登録処理について説明する。
この処理は、各モバイル端末機25−1〜25−nの利用者が、タスク格納サーバ19に登録済のタスクに対して動詞概念を登録するものであり、タスク登録制御装置19aによって行われる。この登録画面は、各モバイル端末機25−1〜25−nが備えるWebブラウザに対して、図8に示すような、HTML形式の登録画面37を送信することで実現することができる。
【0037】
登録済のタスクであれば、他の利用者が既に幾つかの動詞概念を登録済のものに、異なる動詞概念を登録することも可能とする。タスクに対して登録可能な動詞概念は、動詞概念データベース21bに登録された動詞のみとする。利用者は、動詞概念データベース21bを参照しながらタスクに対応する動詞概念を登録する。なお、動詞概念は、入れ子の形で階層的に登録することも可能とする。なお、既登録の動詞概念と同一の動詞概念を登録した場合は、タスク格納サーバ19への登録時にエラーが返されるようになっている。
【0038】
(3)タスクに関連付けられた動詞概念に対応する名詞概念の登録処理について説明する。
この処理は、各モバイル端末機25−1〜25−nの利用者が、動詞概念が登録済のタスクに対して名詞概念を登録するものであり、タスク登録制御装置19aによって行われる。この登録画面は、各モバイル端末機25−1〜25−nが備えるWebブラウザに対して、図9に示すような、HTML形式の登録画面39を送信することで実現することができる。
【0039】
登録済のタスクであれば、他の利用者が既に幾つかの名詞概念を登録済のものに異なる名詞概念を登録することも可能とする。登録可能な名詞概念は、名詞概念データベース21aに登録済の名詞のみとする。また、動詞が動詞概念データベース21bにて名詞概念と関連付けられている場合は、該当する名詞概念及びその階層下に配置された名詞概念のみを登録することができる。利用者は、名詞概念データベースを参照しながらタスクに対応する名詞概念を登録する。なお、既登録の名詞概念と同一の名詞概念を登録しようとした場合や、動詞と関連付けできない名詞を指定しようとした場合は、タスク格納サーバ19への登録時にエラーが返されるようになっている。
【0040】
(4)動詞概念に関連付けられた名詞概念に対応するWebサイトの登録処理について説明する。
この処理は、各モバイル端末機25−1〜25−nの利用者が、名詞概念が登録済のタスクに対してWebサイトのURL(Uniform Resource Locator)を登録するものであり、タスク登録制御装置19aによって行われる。この登録画面は、各モバイル端末機25−1〜25−nが備えるWebブラウザに対して、図10に示すような、HTML形式の登録画面41を送信することで実現することができる。
【0041】
また、同図10に示すように、他の利用者が既に幾つかのWebサイトを登録済の名詞概念に異なるWebサイト「http://taxi.osaka.co.jp」を登録することも可能とする。登録可能なWebサイトに制限は設けないが、既登録のURLと同一のURLを登録しようとした場合は、タスク格納サーバ19への登録時にエラーが返されるようになっている。
【0042】
(5)利用者によるタスクの利用処理について説明する。
この処理は、各モバイル端末機25−1〜25−nの利用者が、タスク格納サーバ19に対してキーワードを送信することで、指定された文字列を含むタスクの一覧を表示でき、この一覧よりタスクを選択して表示可能とするものである。一覧よりタスクを選択した際、選択したタスクに付与されたIDがタスク格納サーバ19へ通知される。
【0043】
タスク格納サーバ19のタスク検索装置19cは、利用者によりタスクが選択された場合、該当するタスクの利用ポイントを増加させる。利用者により指定されたキーワードを含むタスクが複数存在する場合は、利用ポイントの高いタスクの優先度を上げて表示させるものとする。なお、利用ポイントが同一の場合には、タスクの最終更新日時が新しいものを優先して表示させるようになっている。
【0044】
(6)データベースの定期更新処理について説明する。
この処理は、タスク格納サーバ19が、自律的に、一定期間ごとに登録されたタスクの更新を行うものであり、タスク更新装置19fによって行われる。検査対象は、各タスクの最終更新日及び最終利用日時とし、一定期間を超えて更新、又は利用の何れも実行されていないタスクを、タスク格納装置19bから消去するようになっている。
【0045】
次に、このような構成の通信システムにおける問題解決支援処理の動作を、図11に示すシーケンス図及び、図12〜図16に示すフローチャートを参照して説明する。
図11に示すモバイル端末機25−1において、この利用者が、タスクの新規生成(又は修正)を行うものとする。この場合、モバイル端末機25−1のディスプレイに例えば図7に示す登録画面35が表示され、この登録画面35に、利用者が「終電を逃した場合の対処方法」とタスク名を自然言語で記述したとする。
【0046】
この後、ステップS2において、登録釦35aが利用者のクリック操作によって押されたか否かが判断される。押されていなければステップS1に戻る。押された場合は、ステップS3において、図11に示すように、記述入力されたタスク51がタスク格納サーバ19へ送信される。
また、タスク格納サーバ19においては、図13に示すように、ステップS11において、タスク登録の待ち受け処理が行われており、ステップS12において、タスク登録制御装置19aでタスク登録要求が受信されたか否かが判断される。この結果、受信されなければステップS11に戻る。例えばタスク51が受信された場合、ステップS13において、タスク登録制御装置19aで受信タスクの解析が行われる。この解析によって「終電を逃した場合の対処方法」のタスク名であることが解ったとする。
【0047】
ステップS14において、そのタスク名のIDが有るか否かが判断される。つまり、図3に示すタスク名のIDがあるか否かが判断される。この結果、無いと判断された場合は、ステップS15において、そのタスク名が既存タスク名と同一か否かが判断される。
この結果、同一でないと判断された場合は、ステップS16において、タスク登録制御装置19aの制御により、そのタスク名がタスク格納装置19bに、格納されて登録される。一方、同一であると判断された場合は、ステップS17において、モバイル端末機25−1へエラーが通知される。
【0048】
次に、上記ステップS1〜S3の処理において、モバイル端末機25−1で図8に示す登録画面37のように、「終電を逃した場合の対処方法」のタスク名に対応する「移動する。」、「滞在する。」、「宿泊する。」の動詞概念のタスクが記述された後、登録釦37の押下によって、図11に示すように、そのタスク52がタスク格納サーバ19へ送信されたとする。
【0049】
そして、タスク格納サーバ19で、ステップS12において、そのタスク52が受信され、ステップS13の解析によって、「終電を逃した場合の対処方法」のタスク名と、このタスク名に対応する「移動する。」「滞在する。」「宿泊する。」の動詞概念のタスクであることが解ったとする。
ステップS14において、そのタスク名のIDが有ると判断された場合、ステップS18において、タスク登録制御装置19aで、それらの動詞概念が概念DB21に存在するか否かが判断される。つまり、図11に示すように、動詞概念の照合53によって判断される。この結果、動詞概念が存在しない場合はステップS17において、モバイル端末機25−1へエラーが通知される。
【0050】
図11に符号54で示すように動詞概念が存在する場合は、ステップS19において、名詞概念が概念DB21に存在するか否かが判断され、更にステップS20において、名詞概念と動詞概念との関連が正当であるか否かが判断されるが、ここでは、動詞概念の登録なので、それらのステップS19とS20は飛ばされ、ステップS16に進む。ここで、タスク登録制御装置19aの制御により、図11に符号55で示すように、その名詞概念が動詞概念に対応付けられて、タスク格納サーバ19のタスク格納装置19bに登録される。
【0051】
この登録同様に、動詞概念の追加も、図8に示す以外の動詞概念の記述後、追加釦37bの押下によって実行される。
次に、上記ステップS1〜S3の処理において、モバイル端末機25−1で図9に示す登録画面39のように、「移動する。」の動詞概念に対応する「タクシー」の名詞概念、「滞在する。」の動詞概念に対応する「喫茶店」、「カラオケ店」の名詞概念、「宿泊する。」の動詞概念に対応する「カプセルホテル」の名詞概念のタスクが記述された後、登録釦39aの押下によって、図11に示すように、そのタスク56がタスク格納サーバ19へ送信されたとする。
【0052】
そして、タスク格納サーバ19で、ステップS12において、そのタスク56が受信され、ステップS13の解析によって、動詞概念に対応する「タクシー」、「喫茶店」、「カラオケ店」、「カプセルホテル」の名詞概念のタスクであることが解ったとする。
ステップS14において、それらの階層構造の最上位のタスク名のIDが有ると判断された場合、ステップS19において、タスク登録制御装置19aで、それらの名詞概念が概念DB21に存在するか否かが判断される。つまり、図11に示すように、名詞概念の照合57によって判断される。この結果、名詞概念が存在しない場合はステップS17において、モバイル端末機25−1へエラーが通知される。
【0053】
図11に符号58で示すように概念DB21の名詞概念データベース21aに名詞概念が存在する場合は、ステップS20において、タスク登録制御装置19aで、その名詞概念と動詞概念との関連が正当であるか否かが判断される。正当でない場合はステップS17において、モバイル端末機25−1へエラーが通知される。
【0054】
正当である場合は、ステップS16において、タスク登録制御装置19aの制御により、その名詞概念が動詞概念に対応付けられて、図11に符号59で示すようにタスク格納装置19bに登録される。
また、上記ステップS20にて、動詞概念が動詞概念データベース21bにて名詞概念と関連付けられていると判断された場合は、該当する名詞概念及びその階層下に配置された名詞概念のみが登録される。例えば「宿泊施設」であれば、図4に示す「宿泊施設」よりも下位の名詞概念「ホテル」、「旅館」、「ペンション」、「ホステル」、「ビジネスホテル」、「観光ホテル」、「カプセルホテル」、「温泉旅館」が、動詞概念の「宿泊する。」に対応付けられて登録される。
【0055】
この登録同様に、動詞概念に対応する名詞概念の追加も、図9に示す以外の動詞概念に対応する名詞概念の記述後、追加釦39bの押下によって実行される。また、このように動詞概念に関連付けられた名詞概念に、Webサイトを対応付けて登録する場合は、モバイル端末機25−1で図10に示す登録画面41のように、名詞概念の「タクシー」に各CPサーバ15a〜15hのうち任意のURLが記述された後、登録釦41aの押下によって、図11に示すように、そのタスク60がタスク格納サーバ19へ送信され、タスク格納装置19bに、符号61で示すように、そのWebサイトが登録される。
【0056】
次に、利用者によるタスクの利用が行われる場合の動作を説明する。
図14のステップS21において、タスク格納サーバ19のタスク一覧送受信装置19eで、タスク一覧取得要求の待ち受け処理が行われている際に、ステップS22において、図11に示すように、モバイル端末機25−2からキーワードによるタスク一覧取得要求62が受信されたとする。
【0057】
この場合、ステップS23において、タスク一覧送受信装置19eでタスク一覧取得要求のキーワードであることが解析され、ステップS24において、タスク検索装置19cの検索によりタスク格納装置19bからキーワードに合致するタスクが抽出され、図11に符号64で示すように一覧情報が作成される。そして、ステップS25において、図11に示すように、そのタスク一覧情報64がモバイル端末機25−2へ返信される。
【0058】
この返信されたタスク一覧情報64は、モバイル端末機25−2に表示されるので、利用者は、その一覧よりタスクを選択することができる。このタスクを選択した際、選択したタスクに付与されたIDがタスク格納サーバ19へ通知される。つまり、図11に示すように、IDによるタスク取得要求65が実行される。
【0059】
この際、タスク格納サーバ19のタスク送受信装置19dにおいては、図15のステップS31にて、タスク取得要求の待ち受け処理が行われており、ステップS32において、タスク取得要求が受信されると、ステップS33において、その解析が行われる。そして、ステップS34において、図11に示すようにタスク検索装置19cで、その解析によって得られたIDによってタスク格納装置19bからタスクが抽出66され、このタスク67が、ステップS35において、モバイル端末機25−1へ送信される。
【0060】
また、タスク検索装置19cでは、ステップS36において、利用者により選択されたタスクの利用ポイントが、例えば図3に示すように増加される。更に、ステップS37において、送信されたタスクの最終利用日時が更新される。
ところで、ステップS34において、利用者により指定されたキーワードを含むタスクが複数存在する場合は、利用ポイントの高いタスクを優先的に送信される。更に、利用ポイントが同一の場合には、送信したタスクの最終更新日時が新しいものが優先的に送信される。
【0061】
また、タスク格納サーバ19は、自律的にタスク格納装置19bの定期更新処理を行う。
この場合、図16のステップS41において、タスク更新装置19fで、タスク格納装置19bのタスクが検査される。そして、ステップS42において、最終更新日時が保持期限以前か否かが判断される。以前であれば、ステップS43において、最終利用日時が保持期限以前か否かが判断される。以前であれば、ステップS44において、タスク格納装置19bから該当タスクが削除される。ここで、ステップS45において、全タスクの更新処理が済みか否かが判断される。済でなければステップS1に戻り、済であれば更新処理を終了する。
【0062】
このように、本実施の形態の問題解決支援用のタスク格納サーバを用いた通信システムによれば、概念DB21に、問題を解決するための内容を動詞言語で記述した種々の動詞概念を記憶しておく。タスク格納サーバ19において、モバイル端末機25−1にて利用者の概念レベルで記述入力された動詞概念の受信時に、タスク登録制御装置19aで、その受信された動詞概念が概念DB21に記憶された種々の動詞概念中に存在する場合、その受信された動詞概念を、当該動詞概念で解決される動詞言語によるタスク名に対応付けてタスク格納装置19bに登録する。そして、他のモバイル端末機25−2にて利用者の概念レベルの言語で記述入力されたタスク名の受信時に、この受信されたタスク名に対応する動詞概念をタスク格納装置19bから検索して当該モバイル端末機25−2へ返信する。
【0063】
これによって、利用者が問題を解決するための動詞言語による記述内容である動詞概念を、モバイル端末機25−1からタスク格納サーバ19へ送信して登録しておき、この登録された動詞概念を、他の利用者がモバイル端末機25−2にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。
【0064】
また、概念DB21に、名詞を用いた種々の名詞概念を互いに関連するもの同士、階層構造で対応付けて更に記憶すると共に、名詞概念を関連する動詞概念に対応付けておく。タスク格納サーバ19において、モバイル端末機25−1にて利用者の問題解決のための動詞概念に対応する情報として記述入力された名詞概念の受信時に、タスク登録制御装置19aで、その受信された名詞概念が概念DB21に記憶された種々の名詞概念中に存在する場合、その受信された名詞概念を、関連する動詞概念に対応付けてタスク格納装置19bに登録する。そして、タスク検索装置19cは、他のモバイル端末機25−2にて利用者の概念レベルの言語で記述入力されたタスク名の受信時に、この受信されたタスク名に対応する動詞概念及びこの動詞概念に対応付けられた名詞概念を、タスク格納装置19bから検索して当該モバイル端末機25−2へ返信する。
【0065】
これによって、利用者が問題を解決するための名詞による記述内容である名詞概念を、モバイル端末機25−1からタスク格納サーバ19へ送信して登録しておき、この登録された名詞概念を、他の利用者がモバイル端末機25−2にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。
また、概念DB21に、階層構造に対応付けられた種々の名詞概念のうち関連性の高い名詞概念を動詞概念に対応付けておく。タスク格納サーバ19において、モバイル端末機25−1にて利用者の問題解決のための動詞概念に対応する情報として記述入力された名詞概念の受信時に、タスク登録制御装置19aで、その受信された名詞概念が、関連性の高い名詞概念及びこの名詞概念の配下の階層に位置する名詞概念である場合、その受信された名詞概念を、関連する動詞概念に対応付けてタスク格納装置19bに登録する。
【0066】
これによって、利用者が問題をより適切に解決するための名詞による記述内容である名詞概念を、モバイル端末機25−1からタスク格納サーバ19へ送信して登録しておき、この登録された名詞概念を、他の利用者がモバイル端末機25−2にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。
従って、これらのことから、利用者が場所に制限されることなく任意の場所で、利用者の概念レベルに応じた自然言語の記述文章から目的の情報を抽出することにより利用者が抱える問題を解決することができる。
【0067】
また、タスク登録制御装置19aは、モバイル端末機25−2から受信した動詞概念及び名詞概念の少なくとも1つが、概念DB21に存在しない場合に、当該モバイル端末機25−2へエラー情報を送信するようにした。これによって、利用者が問題解決のための動詞概念又は名詞概念を登録する際に、登録不可能なことを認識することができる。
【0068】
また、タスク登録制御装置19aは、モバイル端末機25−1にて利用者の問題解決のための名詞概念に対応する情報として記述入力されたWebサイトのアドレス情報の受信時に、この受信されたアドレス情報を、名詞概念に対応付けてタスク格納装置19bに登録する。タスク検索装置19cは、他のモバイル端末機25−2にて利用者の概念レベルの言語で記述入力されたタスク名の受信時に、この受信されたタスク名に対応する名詞概念に対応付けられたアドレス情報を、タスク格納装置19bから検索して当該モバイル端末機25−2へ返信する。
【0069】
これによって、利用者が問題を解決するための情報としてWebサイトのアドレス情報を、モバイル端末機25−1からタスク格納サーバ19へ送信して登録しておき、この登録されたアドレス情報を、他の利用者がモバイル端末機25−2にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。
また、タスク検索装置19cは、モバイル端末機25−2から受信した問題解決のためのキーワードに対応する全てのタスク名をタスク格納装置19bから検索して当該モバイル端末機25−2へ返信するようにした。
【0070】
つまり、利用者が解決したい問題を文章で記述表現できない場合に、その問題に関わる何らかのキーワードをモバイル端末機25−2で入力して送信することによって、タスク格納サーバ19からそのキーワードに対応する文章化されたタスク名を複数取得して表示することができる。これによって、利用者は、そのタスク名によってタスク格納サーバ19から問題解決のための動詞概念又は名詞概念を取得することができる。
【0071】
また、タスク検索装置19cは、モバイル端末機25−2への返信のためにタスク格納装置19bで検索されたタスク名の利用回数をカウントし、キーワードに対応するタスク名が複数存在する際に、利用回数の多いタスク名を優先的に当該モバイル端末機25−2へ返信する。これによって、キーワードに対応するタスク名が多数ある場合に、過去に多く利用されたタスク名を選択してモバイル端末機25−2に表示することができるので、利用者に適切なタスク名を提供することができる。
【0072】
また、タスク格納装置19bに格納されたタスク名に最終更新日時及び最終利用日時を属性情報として付与し、最終更新日時及び最終利用日時を一定期間超えて利用されていないタスク名を削除するタスク更新装置19fを更に備えた。これによって、タスク格納装置19bの記憶容量のオーバフローを防止することができ、その記憶領域を効率的に使用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、問題を解決するための内容を動詞言語で記述した種々の動詞概念情報を記憶手段に記憶する。また、名詞を用いた種々の名詞概念情報を互いに関連するもの同士、階層構造で対応付けて更に記憶手段に記憶すると共に、名詞概念情報を関連する動詞概念情報に対応付けておく。
【0074】
移動端末機にて利用者の概念レベルで記述入力された動詞概念情報の受信時に、この受信された動詞概念情報が、記憶手段に記憶された種々の動詞概念情報中に存在する場合、その受信された動詞概念情報を、当該動詞概念情報で解決される動詞言語による問題名に対応付けて格納手段に登録する。更に、移動端末機にて利用者の問題解決のための動詞概念情報に対応する情報として記述入力された名詞概念情報の受信時に、この受信された名詞概念情報が、記憶手段に記憶された種々の名詞概念情報中に存在する場合、その受信された名詞概念情報を、関連する動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する。
【0075】
他の移動端末機にて利用者の概念レベルの言語で記述入力された問題名の受信時に、この受信された問題名に対応する動詞概念情報を格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する。又は、他の移動端末機にて利用者の概念レベルの言語で記述入力された問題名の受信時に、この受信された問題名に対応する動詞概念情報及びこの動詞概念情報に対応付けられた名詞概念情報を、格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する。
【0076】
これによって、利用者が問題を解決するための動詞言語による記述内容である動詞概念情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録された動詞概念情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。また、利用者が問題を解決するための名詞による記述内容である名詞概念情報を、移動端末機からサーバ装置へ送信して登録しておき、この登録された名詞概念情報を、他の利用者が移動端末機にて概念レベルでの記述言語によって取得することができる。
従って、利用者が場所に制限されることなく任意の場所で、利用者の概念レベルに応じた自然言語の記述文章から目的の情報を抽出することにより利用者が抱える問題を解決することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る問題解決支援用のタスク格納サーバを用いた通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記タスク格納サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】上記タスク格納サーバのタスク格納装置に格納されたタスクのデータモデルのテーブル例を示す図である。
【図4】上記タスク格納サーバに接続された概念DB中の名詞概念データベースに格納された名詞概念の階層構造例を示すブロック図である。
【図5】上記タスク格納サーバに接続された概念DB中の動詞概念データベースに格納された動詞群の例を示すブロック図である。
【図6】上記通信システムにおける構築処理と運用処理を説明するための概念図である。
【図7】上記通信システムにおいて、タスクの新規生成を行うためのモバイル端末機の登録画面の例を示す図である。
【図8】上記通信システムにおいて、タスクに対する動詞概念の登録を行うためのモバイル端末機の登録画面の例を示す図である。
【図9】上記通信システムにおいて、タスクに関連付けられた動詞概念に対する名詞概念の登録を行うためのモバイル端末機の登録画面の例を示す図である。
【図10】上記通信システムにおいて、動詞概念に関連付けられた名詞概念に対するWebサイトの登録を行うためのモバイル端末機の登録画面の例を示す図である。
【図11】上記通信システムにおける問題解決支援処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図12】上記通信システムにおけるモバイル端末機のタスクの登録処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】上記タスク格納サーバにおけるタスクの新規生成及び動詞概念・名詞概念・Webサイトの登録処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】上記タスク格納サーバにおけるタスク一覧取得処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】上記タスク格納サーバにおけるタスク取得処理を説明するためのフローチャートである。
【図16】上記タスク格納サーバにおけるタスク更新処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 インターネット
13 通信事業者網
15−1〜15−n CPサーバ
17 ゲートウェイサーバ
19 タスク格納サーバ
21 概念DB(データベース)
23 無線パケット網
25−1〜25−n モバイル端末機
19a タスク登録制御装置
19b タスク格納装置
19c タスク検索装置
19d タスク送受信装置
19e タスク一覧送受信装置
19f タスク更新装置
21a 名詞概念データベース
21b 動詞概念データベース
21b−1 限定動詞群
21b−2 非限定動詞群
31 知識情報
32 データベース情報
35 タスク名の登録画面
35a,37a,39a,41a 登録釦
37 動詞概念の登録画面
37b,39b,41b 追加釦

Claims (8)

  1. 移動端末機と無線回線を介して通信を行い、利用者が抱える問題を解決するための内容を当該利用者の移動端末機へ送信する問題解決支援用のサーバ装置において、
    移動端末機から動詞受信され、かつ、受信された動詞が、前記問題の問題名に関連する動詞を表す言語である動詞概念情報中に存在する場合、信された動詞と一致する動詞概念情報を、関連する問題名に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機から名詞が受信され、かつ、受信された名詞が前記動詞概念情報に関連する名詞を表す言語である名詞概念情報中に存在する場合、受信された名詞と一致する名詞概念情報を、関連する動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機にて前記名詞概念情報に対応する情報として入力されたWebサイトのアドレス情報の受信時に、受信されたアドレス情報を、前記名詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する登録制御手段と、
    動端末機から問題名受信された場合信された問題名に対応する動詞概念情報、当該動詞概念情報に対応付けられた名詞概念情報、及び当該名詞概念情報に対応付けられたアドレス情報を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する検索手段と
    を備えたことを特徴とする問題解決支援用のサーバ装置。
  2. 前記登録制御手段は、前記移動端末機から受信した動詞が動詞概念情報中に存在しない場合に動詞が送信された移動端末機へエラー情報を送信し、前記移動端末機から受信した名詞が名詞概念情報中に存在しない場合に名詞が送信された移動端末機へエラー情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の問題解決支援用のサーバ装置。
  3. 前記動詞概念情報に、当該動詞概念情報関連する名詞概念情報と関連性の高い名詞概念情報及びこの名詞概念情報の配下の階層に位置する名詞概念情報とがさらに対応付けられ、
    前記登録制御手段は、
    移動端末機から名詞を表す言語が受信された場合、受信された言語が、名詞概念情報と関連性の高い名詞概念情報及びこの名詞概念情報の配下の階層に位置する名詞概念情報である場合、信された名を、当該名詞と一致する名詞概念情報が対応付けられている動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録することを特徴とする請求項に記載の問題解決支援用のサーバ。
  4. 前記検索手段は、
    移動端末機から受信した問題解決のためのキーワードに対応する全ての問題名を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の問題解決支援用のサーバ装置。
  5. 前記検索手段は、
    前記移動端末機への返信のために前記格納手段で検索された問題名の利用回数をカウントし、前記キーワードに対応する問題名が複数存在する際に、前記利用回数の多い問題名を優先的に当該移動端末機へ返信することを特徴とする請求項に記載の問題解決支援用のサーバ装置。
  6. 前記格納手段に格納された問題名に最終更新日時及び最終利用日時を属性情報として付与し、前記最終更新日時及び前記最終利用日時を一定期間超えて利用されていない問題名を削除する更新手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の問題解決支援用のサーバ装置。
  7. 前記動詞概念情報及び前記名詞概念情報が記憶される記憶手段が、
    当該サーバ装置の外部にデータベースとして接続されていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の問題解決支援用のサーバ装置。
  8. 移動端末機と無線回線を介して通信を行い、移動端末機から動詞が受信され、かつ、受信された動詞が、利用者が抱える問題の問題名に関連する動詞を表す言語である動詞概念情報中に存在する場合、受信された動詞と一致する動詞概念情報を、関連する問題名に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機から名詞が受信され、かつ、受信された名詞が前記動詞概念情報に関連する名詞を表す言語である名詞概念情報中に存在する場合、受信された名詞と一致する名詞概念情報を、関連する動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録し、移動端末機にて前記名詞概念情報に対応する情報として入力されたWebサイトのアドレス情報の受信時に、受信されたアドレス情報を、前記名詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する登録制御手段と、移動端末機から問題名が受信された場合、受信された問題名に対応する動詞概念情報、当該動詞概念情報に対応付けられた名詞概念情報、及び当該名詞概念情報に対応付けられたアドレス情報を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する検索手段と、を備えた問題解決支援用のサーバ装置において実行される問題解決支援方法であって、
    前記登録制御手段によって実行される、
    移動端末機から動詞が受信され、かつ、受信された動詞が、前記問題の問題名に関連する動詞を表す言語である動詞概念情報中に存在するか否か判定する第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて前記動詞が動詞概念情報中に存在すると判定された場合、受信された動詞と一致する動詞概念情報を、関連する問題名に対応付けて格納手段に登録する第2ステップと、
    前記第2ステップにおいて動詞概念情報が格納手段に登録された場合、移動端末機から名詞が受信され、かつ、受信された名詞が前記動詞概念情報に関連する名詞を表す言語である名詞概念情報中に存在するか否か判定する第3ステップと、
    前記第3ステップにおいて前記名詞が名詞概念情報中に存在すると判定された場合、受信された名詞と一致する名詞概念情報を、登録された動詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する第4ステップと、
    前記第4ステップにおいて名詞概念情報が登録された場合、移動端末機にて前記名詞概念情報に対応する情報として入力されたWebサイトのアドレス情報の受信時に、受信されたアドレス情報を、前記第4ステップにおいて登録された前記名詞概念情報に対応付けて格納手段に登録する第5ステップと、
    移動端末機から問題名が受信された場合に、前記検索手段によって実行される、
    前記第2ステップにおいて登録された動詞概念情報、前記第4ステップにおいて前記動詞概念情報に対応付けられて登録された名詞概念情報、及び前記第5ステップにおいて前記名詞概念情報に対応付けられたアドレス情報から、前記問題名に対応する情報を前記格納手段から検索して当該移動端末機へ返信する第6ステップと、を含むことを特徴とする問題解決支援方法。
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