JP2003345806A - スケジュール関連情報の取得システム、方法及びプログラム - Google Patents

スケジュール関連情報の取得システム、方法及びプログラム

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JP2003345806A
JP2003345806A JP2002149216A JP2002149216A JP2003345806A JP 2003345806 A JP2003345806 A JP 2003345806A JP 2002149216 A JP2002149216 A JP 2002149216A JP 2002149216 A JP2002149216 A JP 2002149216A JP 2003345806 A JP2003345806 A JP 2003345806A
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JP2002149216A
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Kimitaka Nishimura
公敬 西村
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者からの一方向のスケジュール入力では
なく、入力されたスケジュールに関する情報を自動的に
利用者に提供する。 【解決手段】 スケジュールデータを入力するための入
力部1とスケジュール情報を表示する表示部2とを有す
るクライアント側端末Bと、クライアント側端末Bとネ
ットワークDを介して関連付けされるサーバCと、を有
するスケジュール関連情報の取得システムAであって、
クライアント側端末BとサーバCとの少なくともいずれ
か一方に設けられ、入力部1からのスケジュールデータ
の入力に応じて、スケジュールデータを解析するスケジ
ュール解析部3と、スケジュール解析部3により得られ
たスケジュールデータの各要素に関連するスケジュール
関連情報を収集するスケジュール関連情報収集部4とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用したスケジュール管理技術に関し、特にスケジュール
関連情報の自動取得技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータPCや携帯電
話、PDAなどの情報携帯端末を用いたスケジュール管
理は、一般的に、利用者が日時とスケジュールの内容を
入力する。スケジュールを実行すべき時間になると、利
用者にアラーム等で知らせるような付属の機能を有する
ものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスケジュール管
理におけるデータは、利用者側にとどまっており、利用
者が入力したスケジュールデータ以上の情報は得られな
い。利用者がスケジュール上、何らかの情報を得たい場
合には、インターネット検索等の別の手段を用いて自ら
取得する必要があった。本発明の目的は、利用者が入力
したスケジュールと関連する情報を簡単に得るためのス
ケジュール関連情報の自動取得技術を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、スケジュールデータを入力するための入力部とスケ
ジュール情報を表示する表示部とを有するクライアント
側端末と、該クライアント側端末とネットワークを介し
て関連付けされるサーバと、を有するスケジュール関連
情報の取得システムであって、前記クライアント側端末
と前記サーバとの少なくともいずれか一方に設けられ、
前記入力部からのスケジュールデータの入力に応じて、
該スケジュールデータを解析するスケジュール解析部
と、該スケジュール解析部により得られた前記スケジュ
ールデータの各要素に関連するスケジュール関連情報を
収集するスケジュール関連情報収集部とを備えたスケジ
ュール関連情報取得システムが提供される。
【0005】上記スケジュール関連情報取得システムに
よれば、スケジュールデータの入力に応じて、スケジュ
ールデータを解析し、その結果得られたスケジュールの
要素に関連するスケジュール関連情報を得ることができ
るので、クライアント側(ユーザ側)が意識しないうち
に、関連する情報をも含めたスケジュール表を作成する
ことができる。
【0006】スケジュールデータの解析とは、スケジュ
ールデータ中に含まれる各要素(キーワードなど)を抽
出したり、各要素に関連する項目を呼び出したりするこ
とを指す。スケジュール関連情報の取得は、スケジュー
ルデータの入力に応じて行われる。スケジュールデータ
を入力すると、自動的に行われるのが好ましい。或い
は、入力されたスケジュールデータに基づいて所定の期
間毎に行われるようにしても良い。
【0007】さらに、前記スケジュール解析部と前記ス
ケジュール関連情報収集部とに関連付けされ、前記スケ
ジュール解析部により解析された前記スケジュールの要
素と関連する既定情報を格納するデータベース部を有す
るのが好ましい。既定情報に関してはデータベース部に
蓄積されており、データベース内を検索することで、ス
ケジュール関連情報を取得することができる。
【0008】さらに、前記スケジュール解析部と前記ス
ケジュール関連情報収集部とに関連付けされ、前記スケ
ジュールの要素と関連する情報であってリアルタイムに
更新されるリアルタイム情報を取得するリアルタイム情
報取得部を有するのが好ましい。リアルタイム情報に関
しては、既定情報と異なり時間により変化する可能性が
あるため、例えば、所定のURLなどにアクセスするこ
とで、求められている時間における情報の確度を高める
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本明細書において、ユーザ側が所
持する情報端末には、パーソナルコンピュータPC、P
DA(Personal Digital Assis
tant)、携帯電話等の種々の情報機器が含まれる。
本発明の実施の形態について説明する前に、発明者の行
った考察に関して説明する。クライアント側端末を用い
て利用者がスケジュールを入力する際は、例えば、決め
られたフォーマットで入力を行い、その内容を自動的に
例えばサーバ側で解析を行う。サーバ側では、入力され
たスケジュールに対応するデータがデータベースの形で
格納しておく。解析の結果、スケジュールに関連するデ
ータをデータベースから取り出し、クライアント側にそ
のデータを送り利用者に提供する。利用者側に提供する
データには、例えば天気・駐車場情報などのリアルタイ
ムの情報も含まれている。これらは、例えばデータベー
ス内に格納されているアドレスを有するサーバにアクセ
スすることで取得できる。
【0010】さらに、自由なフォーマットでのスケジュ
ール入力もサポート可能であり、この場合には、データ
ベース側のキーワード(名詞)等を定義したデータベー
スを用い、ユーザ側からのデータのうちキーワードと一
致したデータと関連する情報を取得できる。
【0011】以下、上記考察に基づいて、本発明の一実
施の形態によるスケジュール関連情報の自動取得システ
ムに関して図面を参照して説明する。図1は、本発明の
実施の一形態によるスケジュール関連情報の自動取得シ
ステムにおけるシステム構成例を示す機能ブロック図で
ある。図1に示すように、本実施の形態によるスケジュ
ール関連情報の自動取得システムAは、クライアント
(ユーザ)側装置Bと、サーバ(サーバ側装置)Cと、
これらを関連付けする通信ネットワーク(有線・無線を
問わない)Dとに大別される。
【0012】クライアント側装置Bは、ユーザが実際に
スケジュールデータを入力するための入力部1と、入力
部1から入力されたスケジュールデータを送信する送信
部1aと、サーバCからの情報を受ける受信部2aと、
サーバからの情報を表示するスケジュール表示部2とを
含んで構成される。サーバCは、入力部1から入力され
送信部1aから送信されたスケジュールデータを受け
て、その内容を解析するスケジュール解析部3と、入力
されたスケジュールデータに関連する情報を収集し、収
集したスケジュールデータに関連する情報をクライアン
ト側装置Bに送るスケジュール関連情報収集部4と、リ
アルタイムに情報を取得するリアルタイム情報取得部5
と、得られたスケジュールデータとスケジュールデータ
に関連する情報を出力するための様々なデータとを格納
するデータベース部6とを有して構成される。さらに、
サーバCと関連付けされた情報提供源Eであって、例え
ば検索エンジン18を備えた別のサーバE(一般的に用
いられるホームページなどを公開している)が設けられ
ている。サーバE内にサーバCの機能が付加されていて
も良い。
【0013】加えて、クライアント側及びサーバ側に設
けられ、アプリケーションソフトウェア用プログラムな
どを記憶する記憶装置(HDD又はROMなど)12,
16とアプリケーションソフトウェアを実行するための
中央処理装置(CPU)11,15とを有している。
尚、記憶装置と中央処理装置とは、クライアント側及び
サーバ側のうち少なくとも一方に設けられていれば良
い。
【0014】本実施の形態によるスケジュール関連情報
の自動取得システムの機能は、例えばソフトウェアを中
央処理装置で実行することにより実現される。データベ
ース部6は、大きく分けて3種類のデータを格納する。
【0015】第1のデータは、予め決められたスケジュ
ール項目に関するスケジュールデータを入力する、いわ
ゆる定型入力を行った際のデータである。例えば、「出
張」「買い物」「誕生日」「スポーツ観戦」などのスケ
ジュール項目と、その場合に利用者が入力すべきデー
タ、例えば「場所」「相手」などの関係を定義するデー
タである。これは主に利用者がスケジュールを定型入力
する場合に使用される。
【0016】第2のデータは、スケジュールの内容に関
連するどのような情報をユーザに提供するかを定義して
いるデータである。例えば「出張」というスケジュール
の場合であれば、出張先の「天気」、「旅館予約」、出
張帰りの「おみやげ」などに関する情報である。
【0017】第3のデータは、実際の提供内容に関する
データである。例えば「旅館予約」なら、個々の旅館の
ホームページアドレスなどである。尚、データベース部
6に格納された情報の内容は、固定である必要はなく、
随時更新できるものとする。更新は、サーバ側で任意に
行うことができるが、ユーザ側が個別に変えることがで
きるように構成されていてもよい。この場合は、ログイ
ン時の識別番号(ID)により利用者を判別し、利用者
別のカスタマイズデータをデータベース部6の内部に持
たせるようにすれば良い。
【0018】図2に、実際のデータの構成例を示す。図
2に示す第1テーブル21は、入力部1(図1)におけ
る表示例を示したものである。尚、利用者がスケジュー
ルを入力する方法は2通りある。1つ目は、定型入力で
ある。利用者が任意のスケジュール欄をクリックする
と、別画面が表示され、内容、場所、相手などの情報を
入力することができる。これらの項目は適宜増減させる
ことができる。テーブル21に入力されるデータの内容
は、例えば「出張(泊まり)」、「出張(日帰り)」、
「買い物」、「打合せ」、「旅行」など、予めシステム
側で決められている項目中から選択することができる。
これらの項目は、利用者が後に追加できるようにしても
よい。場所、相手は利用者が直接文字列を入力する。第
2テーブル22は、定型入力時の画面の表示例である。
日時と、内容、場所及び相手などが表示される。2つ目
は、自由入力である。この方法では、利用者が自由に文
字列を入力できる。第3テーブル23は、自由入力時の
表示画面例であり、時刻と、具体的な用件とが示されて
いる。
【0019】第4テーブル24は、上記2通りの方法の
いずれかに基づいて形成された入力部での表示例を示
す。第2テーブル22と第3テーブル23との内容に基
づいて、スケジュール表を作成することができる。尚、
これら一連の処理の流れは、自動的に行われるのが好ま
しい。すなわち、ユーザがスケジュールデータを入力す
ると、自動的にサーバにデータが送られ、有用な情報と
して再びユーザ側の端末に送り返されるようになってい
るのが好ましい。ユーザのデータ入力に次いで、上記の
一連の動作が行われるように構成しても良いし、スケジ
ュールの日時に応じて順次処理が行われるように構成し
ても良い。一定期間毎に処理を繰り返すように構成され
ていても良い。
【0020】図3はスケジュール解析部3(図1)の処
理の流れのうち、入力が定型入力であった場合の流れを
示すフローチャート図である。適宜、図1及び図2を参
照する。まず、ユーザ側端末Bは、サーバ側Cに対して
定型入力におけるデータ解析処理を要求する(ステップ
400)。
【0021】ステップ401において、サーバCは、ユ
ーザ(利用者)の入力データ中からスケジュールデータ
の“内容”を取得する。例えば、図2の例では第2テー
ブル22の「出張(泊まり)」を取得する。次いで、デ
ータベース部6を検索して「出張(泊まり)」に一致す
るテーブルを検索する。図4は、検索結果としての「出
張(泊まり)」に一致したテーブルの構成例を示す図で
ある。図4に示すように、内容が出張(泊まり)の場合
に、利用者入力が、場所と相手であり、参照項目とし
て、場所に対して、天気と、旅館予約と、おみやげと、
地図とが、相手に対して相手先HPと、切符予約とが設
けられている。
【0022】次に、ステップ402において、図4に示
す検索されたテーブルの“利用者入力”で定義された項
目を、利用者が実際に実際に入力しているか否かを調べ
る。図4で“利用者入力”で定義されているのは、「場
所」と「相手」とであるため、この2つが入力されてい
るか否かを調べる。その結果、図2の第2テーブル22
に示されるように「場所」のみが入力されていることが
わかる。
【0023】ステップ403において、図4に示すテー
ブルを参照して、ユーザが入力した“利用者入力”に該
当する「参照」を取得する。この例では、<天気>と、
<旅館予約>と、<みやげ>と、<地図>と、<切符手
配>とを、例えば情報提供源E(図1)などから取得す
る。<切符手配>は、図4に示すテーブルの利用者入力
が空欄であるため、無条件に取得する。以上の手順によ
り、解析結果を得ることができる。
【0024】図5はスケジュール関連情報収集部の処理
の流れを示すフローチャート図であり、入力が定型入力
であった場合の流れについて示した図である。適宜図1
から図3までをも参照して説明する。まず、ステップ5
00において、スケジュール関連情報収集部4は、定型
入力である場合のスケジュール情報収集の要求を受け
る。これに対して、ステップ501において、スケジュ
ール関連情報収集部4は、スケジュール解析部3から、
解析結果を取得する。図2の例では、取得する情報は以
下のようになる。
【0025】ユーザ入力:“場所”「札幌市」、参照:
<天気><旅館予約><みやげ><地図><切符手配
>。ステップ502において、参照に一致するテーブル
をデータベース部6から検索する。例えば<天気>の場
合、図6に示すテーブルが検索される。ステップ503
において検索されたテーブル内の情報が、リアルタイム
情報であるか否かを調べる。<天気>の場合はリアルタ
イム情報(○で示される)であるため、ステップ504
に進む。ステップ504では、リアルタイム情報取得部
5に対してデータを送る。ここで送られるデータは以下
のものである。ユーザ入力:“場所”「札幌市」、参
照:<天気>。
【0026】ステップ505において、リアルタイム情
報取得部5が取得した情報をスケジュール関連情報収集
部4が取得し、スケジュール表示部2に送る。ここでは
札幌市の現在の天気が得られる。ステップ503におい
て、リアルタイム情報でない場合には、ステップ506
において、ユーザが入力したデータに一致する「アドレ
ス(メールアドレス)」を取得する。図7に、例えば<
旅館予約>の場合のテーブルの例を示す。リアルタイム
ではなく(×印で示される)、ユーザは“場所”を「札
幌市」と入力しているため、取得されるデータは以下の
ようになる。http://www.○△.co.jp、http://www.○
□.co.jp、http://www.○×.co.jp。尚、図7におい
て、それぞれのアドレスに対応する名称が付加されてい
る。
【0027】図8は、スケジュール解析部3における処
理のうち、入力が自由入力であった場合の処理を示すフ
ローチャート図である。ステップ800において、自由
入力の場合の解析の要求があると、ステップ801、8
02において、ユーザが入力した文字列と、データベー
ス部6の名詞データベースとを比較し、一致する名詞を
検索する。
【0028】図2に示す例では検索結果は以下のように
なる。「渋谷へ本を買いに行く。」。尚、下線が付され
ている語句が、名詞データベースにおいて検索できた名
詞である。「渋谷」と「本」が今後の処理の対象とな
る。なお名詞に限らず、動詞なども候補にしてもよい。
その場合は、データベース部6で動詞データベースを用
意する。要するに、キーワードを候補にすれば良い。
【0029】図9はスケジュール関連情報収集部4の処
理のうち、入力が自由入力であった場合の処理について
示している。ステップ900において、自由入力による
スケジュール情報収集の要求を受けると、ステップ90
1において、スケジュール関連情報収集部4は、スケジ
ュール解析部3から解析結果を受け取る。解析結果は例
えば名詞である。他の品詞(キーワード)でも良い。図
2に示す例では、受け取る情報は、「渋谷」、「本」で
ある。ステップ902において、これらの名詞をデータ
ベース部6から検索し、該当するテーブルが存在するか
否かを調べる。図10は、名詞「渋谷」に該当するテー
ブルの構成例である。図10において、参照として、以
下のデータが取得される。<天気>と、<駐車場>と、
<センター大通り>と、<デパート>と、<催し物>と
である。これらのうち、<天気>と<駐車場>とはリア
ルタイムであるため、処理904と処理905とで、リ
アルタイム情報取得部5における処理を行い、処理結果
として、現在の渋谷の天気と、渋谷の駐車場の空き情報
とが得られる。<センター大通り>と、<デパート>
と、<催し物>とについては、処理906で該当するア
ドレスと、名称とが取得される。
【0030】図11は、スケジュール表示部2の表示例
を示したものである。スケジュール表示部2はサーバ側
Cのスケジュール情報処理部4から結果を受け取り、そ
れを表示する。時間と、ユーザが入力したスケジュール
と、その隣に表示され関連する情報(参照)とが、リア
ルタイム情報の場合は文字列として、それ以外の情報の
場合には、ホームページのアドレスなどが表示される。
リアルタイム情報は、スケジュール表示部2に表示され
ている日時データと関連付けされており、その日時にお
ける予想データ又はその日時の直前のデータを表示す
る。所定の期間毎に更新されてクライアント端末に通知
されるようにしても良い。尚、これらの情報は、図1に
示す情報提供源E、例えば検索エンジン18を備えた別
のサーバE(図1)などから取得することができる。
【0031】以上、本実施の形態によるスケジュールデ
ータ取得システムにおいては、ユーザ側端末においてユ
ーザがスケジュールデータを入力すると、サーバ側にそ
のデータが送られ、サーバ側での解析処理と情報の取得
処理を経て、所定のデータが好ましくは自動的にユーザ
側に提供される。従って、ユーザは特に意識しなくて
も、ユーザが入力したスケジュールデータに応じて、ユ
ーザが行動する際に必要な情報を得ることができ、この
情報も付加してスケジュール表を充実させることができ
る。
【0032】尚、上記実施の形態においては、定型入力
の場合に名詞などのキーワードに基づいてデータベース
を検索したが、ユーザ側とサーバ側との共通のフォーマ
ットであって、キーワードを入力する位置が決められて
いるフォーマットを1種類又は数種類決めておき、その
フォーマットに従ってユーザが入力すると、サーバ側で
フォーマットのうちのキーワード部分を自動認識し、情
報を収集するように構成しても良い。また、ユーザの入
力したキーワードがサーバのデータベース内の用語と少
し異なっている場合でも、検索処理において、情報を検
索できるように各処理においてある程度の冗長性を持た
せても良い。
【0033】次に、本発明の一実施の形態の第1変形例
によるスケジュールデータ取得システムについて図12
を参照して説明する。図12は、本変形例によるスケジ
ュールデータ取得システムの構成を示す図であり、図1
に対応する図である。本変形例においては、スケジュー
ル解析部3と、リアルタイム情報取得部5と、スケジュ
ール関連情報収集部4とが、クライアント側端末Y内に
設けられている。サーバ側Zには、データベース部6が
設けられている。
【0034】本変形例によるスケジュールデータ取得シ
ステムXにおいては、スケジュール解析部3と、リアル
タイム情報取得部5と、スケジュール関連情報収集部4
とが、クライアント側端末Y内に設けられているため、
クライアント側端末のみで一応の処理が可能であり、か
つ、サーバ側の負担が軽くなるため、サーバの選択に関
する自由度が増す。
【0035】尚、図12の構成は例示であり、データベ
ース部6もクライアント端末Y側に設けても良いし、リ
アルタイム取得部5、スケジュール関連情報収集部4、
スケジュール解析部3のうちから選択されるいずれかを
サーバ側に設けても良い。要するに、各構成要素をクラ
イアント端末側とサーバ側とのいずれに設けるかに関し
ては、必要に応じて適宜選択することができる。
【0036】ところで、定型入力の場合には、ユーザは
予め決められているキーワードを入力するため、データ
ベース部6内にそれらのキーワードは格納されている。
ところが、自由入力の場合であって、ユーザが入力した
キーワードがデータベース部6内に存在しない場合は、
新たに情報を得るためには対応するアドレスを取得する
必要がある。また、リアルタイム情報を得たい場合であ
っても、リアルタイム情報取得部5内にリアルタイムに
取得したい情報を提供できるアドレスが記憶されていな
い場合も同様である。このような場合の処理に関して、
本発明の一実施の形態の第2変形例によるスケジュール
データ取得技術として図13を参照して説明する。
【0037】図13に示すように、ステップ904−1
において、リアルタイム情報が必要なキーワードに関す
るアドレスが不明な場合には、これらのキーワードに基
づいて、例えば情報提供源E(図1)などに設けられて
いる検索エンジン18(図1)により検索を行う。ステ
ップ904−2において、検索エンジン18によりリア
ルタイム情報を取得可能なアドレスを検索し、アドレス
一覧を得る。ステップ904−3において、ステップ9
04−2で得られたアドレスが1つであれば、ステップ
904−4に進み、検索されたアドレスに基づきリアル
タイム情報を得る。ステップ904−6において、ステ
ップ904−4で得られたリアルタイム情報をユーザ側
(クライアント端末)Bのスケジュール表示部2に通知
するとともに、リアルタイム情報取得部5又はデータベ
ース部6内にアドレスとキーワードとを対応させて格納
する。
【0038】一方、ステップ904−3において得られ
たアドレスが0又は2以上であれば、ステップ904−
4に進み、アドレス数が0の場合にはその旨をユーザ側
に通知する。アドレス数が2以上の場合には、例えば複
数のアドレス中から検索エンジン18により1番最初に
検索されたアドレスにアクセスしてリアルタイム情報を
得るようにしても良い。或いは、所定数のアドレスをス
ケジュール表示部2に送るようにしても良い。クライア
ント側では、所定数のアドレス中から任意のアドレスに
アクセスし、アクセスした情報がクライアント側にとっ
て有用であれば、リアルタイム情報取得部5又はデータ
ベース部6内にアドレスとキーワードとを対応させて格
納する。任意のアドレスにアクセスする以外の方法とし
て、例えば、訪問件数(頻度)多い順番や情報更新日時
が直近のものを優先的に選択しても良い。
【0039】尚、自由入力の場合であって、ユーザが入
力したキーワードがデータベース部6内に存在しない場
合も、同様の処理を行うことにより、新たな情報を得る
ことができる。
【0040】以上、本変形例によるスケジュールデータ
取得技術によれば、定型的なデータ以外のデータに関す
る情報を得ることが出来る。また、新たな情報に関し
て、キーワードとアドレスとの対応表を更新すれば、デ
ータベースをより充実させることができる。
【0041】以上、発明の実施の形態に沿って本発明を
説明したが、本発明はこれらに制限されるものではな
い。その他、種々の変更、改良、組み合わせが可能なこ
とは当業者に自明であろう。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、クライアントのスケジュールの入力に応じてサーバ
側でその解析を行い、それに関連する情報をデータベー
スから取得後、クライアントに提示することができる。
このことにより、ユーザはスケジュール実行に必要な情
報を一連の動作により例えば自動的に得ることができ、
情報収集の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスケジュールデー
タ取得システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるスケジュールデー
タ取得システム中のクライアント側の処理の流れをクラ
イアント側の入力と表示とにより説明する図である。
【図3】サーバ側のスケジュール解析部における定型入
力の場合の処理の流れを示すフロ−チャ−ト図である。
【図4】サーバ側のデータベース部のデータ構成例(テ
ーブル例)を示す図である。
【図5】サーバ側のスケジュール関連情報収集部におけ
る定型入力時の処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【図6】サーバ側のデータベース部のリアルタイム情報
の構成例を示す図である。
【図7】サーバ側において取得した情報の構成例を表す
テーブルである。
【図8】サーバ側のスケジュール解析部の自由入力時の
処理の流れを示すフロ−チャ−ト図である。
【図9】サーバ側のスケジュール関連情報収集部の自由
入力時の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図10】サーバ側のデータベース部中から検索された
データ構成例を示すテーブルである。
【図11】クライアント側端末におけるスケジュール表
示部におけるスケジュール表の構成例を示す図である。
【図12】本発明の一実施の形態の第1変形例によるス
ケジュールデータ取得システムの別の構成例を示す機能
ブロック図である。
【図13】本発明の一実施の形態の第2変形例によるス
ケジュールデータ取得処理の流れを示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
A…スケジュールデータ取得システム、B…クライアン
ト側端末、C…サーバ、D…ネットワーク、1…入力
部、1a…送信部、2…スケジュール表示部、2a…受
信部、3…スケジュール解析部、4…スケジュール関連
情報収集部、5…リアルタイム情報取得部、6…データ
ベース部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュールデータを入力するための入
    力部とスケジュール情報を表示する表示部とを有するク
    ライアント側端末と、該クライアント側端末とネットワ
    ークを介して関連付けされるサーバと、を有するスケジ
    ュール関連情報の取得システムであって、 前記クライアント側端末と前記サーバとの少なくともい
    ずれか一方に設けられ、 前記入力部からのスケジュールデータの入力に応じて、
    該スケジュールデータを解析するスケジュール解析部
    と、該スケジュール解析部により得られた前記スケジュ
    ールデータの各要素に関連するスケジュール関連情報を
    収集するスケジュール関連情報収集部とを備えたスケジ
    ュール関連情報取得システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記スケジュール解析部と前記
    スケジュール関連情報収集部とに関連付けされ、前記ス
    ケジュール解析部により解析された前記スケジュールの
    要素と関連する既定情報を格納するデータベース部を有
    する請求項1に記載のスケジュール関連情報取得システ
    ム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記スケジュール解析部と前記
    スケジュール関連情報収集部とに関連付けされ、前記ス
    ケジュールの要素と関連する情報であってリアルタイム
    に更新されるリアルタイム情報を取得するリアルタイム
    情報取得部を有する請求項1又は2に記載のスケジュー
    ル関連情報取得システム。
  4. 【請求項4】 スケジュールデータを入力するための入
    力部と、 該入力部からのスケジュールデータの入力に応じて、該
    スケジュールデータを解析するスケジュール解析部と、
    該スケジュール解析部により得られた前記スケジュール
    データの要素に関連するスケジュール関連情報を収集す
    るスケジュール関連情報収集部と、 該スケジュール関連情報収集部により収集されたスケジ
    ュール情報を表示する表示部とを有するスケジュール関
    連情報取得装置。
  5. 【請求項5】 さらに、 前記スケジュール解析部と前記スケジュール関連情報収
    集部とに関連付けされ、前記スケジュール解析部により
    解析された前記スケジュールの要素と関連する既定情報
    を格納するデータベース部と、 前記スケジュール解析部と前記スケジュール関連情報収
    集部とに関連付けされ、前記スケジュールの要素と関連
    する情報であってリアルタイムに更新されるリアルタイ
    ム情報を取得するリアルタイム情報取得部とを有する請
    求項4に記載のスケジュール関連情報取得装置。
  6. 【請求項6】 入力部と表示部とを有するスケジュール
    情報取得装置におけるスケジュール情報取得方法であっ
    て、 前記入力部からスケジュールデータを入力するステップ
    と、 前記スケジュールデータの入力に応じて、 入力されたスケジュールデータを解析するサブステップ
    と、解析結果に基づいて得られた前記スケジュールの要
    素と関連するスケジュール情報を収集するサブステップ
    と、収集されたスケジュール情報を表示するサブステッ
    プとを有するスケジュール情報取得方法。
  7. 【請求項7】 前記スケジュールデータを収集するサブ
    ステップは、 前記スケジュールデータの要素と関連する情報であっ
    て、既定情報とリアルタイムに更新されるリアルタイム
    情報とをそれぞれ取得するステップを含む請求項6に記
    載のスケジュール情報取得方法。
  8. 【請求項8】 入力部と表示部とを有するスケジュール
    情報取得装置に、 スケジュールデータの入力に応じて、 入力されたスケジュールデータを解析する手順と、解析
    結果に基づいて得られた前記スケジュールの要素と関連
    するスケジュール情報を収集する手順と、収集されたス
    ケジュール情報を表示する手順とを行わせるためのプロ
    グラム。
  9. 【請求項9】 さらに、前記スケジュール情報を収集す
    る手順は、 前記スケジュールデータの要素と関連する情報であっ
    て、既定情報とリアルタイムに更新されるリアルタイム
    情報とをそれぞれ取得する手順を含む請求項8に記載の
    プログラム。
  10. 【請求項10】 スケジュールデータを入力するための
    入力部と、 該入力部からのスケジュールデータの入力に応じて、該
    スケジュールデータの各要素に関連するスケジュール関
    連情報を収集するスケジュール関連情報収集部とを備え
    たスケジュール関連情報取得システム。
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