JP5231514B2 - 行動支援情報提供装置、方法、及びプログラム - Google Patents

行動支援情報提供装置、方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、ユーザ間で行われるメール等のメッセージ送受信において、ユーザが予定している行動を支援する情報を提供する技術に関する。
従来、インターネット上では、個人間のメッセージ伝達サービスとして、ウェブメールサービスやインスタントメッセージサービス等が普及している。このようなメッセージ伝達サービスは、開催予定の各種イベントのスケジュールの案内等、ユーザ間で予定している行動に関する情報の連絡を行うためのツールとして広く利用されている。
最近では、上記のメッセージ伝達サービスにおいてユーザが他ユーザから受信したメッセージを分析して、メッセージ内に記載されたスケジュールに関する情報を抽出し、個人スケジュールの管理を支援するツールに、自動的に登録するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、メッセージ内に記載されたスケジュールを、ユーザが手動で上記のようなツールに入力する必要がなくなり、ユーザが個人スケジュールを管理する際の負担を軽減することができる。
特開2009−93503号
一方、ユーザは、上記スケジュールに従って実際に行動する際、目的地までの交通経路や、目的地周辺の地図、天候等の情報を事前に調べるなどして予め準備を行おうとするのが一般的である。しかしながら、上記システムでは、メッセージ内に記載されたスケジュールの登録を支援することはできても、ユーザが予定している行動そのものを支援する情報を提供できるものではない。したがって、ユーザは、予定している行動に関連した情報を調べるために、メッセージを受け取った後で、インターネット上で提供される交通案内や天気予報等の各種情報の提供サービスを利用して、自らの手で必要な情報を検索して、収集する必要があった。
そこで、上記の課題に対して、本発明の目的とするところは、ユーザが予定している行動に関するメッセージを閲覧するときに、その予定している行動を支援する情報を提供することを目的とする。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、行動支援情報提供装置であって、通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信する受信手段と、前記受信したメッセージの内容を解析し、ユーザが予定している行動を特定する語句である行動特定語を抽出するメッセージ解析手段と、前記抽出した行動特定語に基づいて、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を記憶しているデータベースから、前記行動特定語に関連する前記行動支援情報を取得する行動支援情報取得手段と、前記取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成する行動支援アイコン作成手段と、前記受信したメッセージを記述した文書データに、前記作成されたアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するメッセージデータ作成手段と、前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末に対して、前記作成した行動支援メッセージデータを送信するメッセージデータ送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の態様(6)は、上記態様を方法のカテゴリとして捉えたもので、コンピュータが、通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信するステップと、コンピュータが、前記受信したメッセージの内容を解析し、ユーザが予定している行動を特定する語句である行動特定語を抽出するステップと、コンピュータが、前記抽出した行動特定語に基づいて、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を記憶しているデータベースから、前記行動特定語に関連する前記行動支援情報を取得するステップと、コンピュータが、前記取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成するステップと、コンピュータが、前記受信したメッセージを記述した文書データに、前記作成されたアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するステップと、コンピュータが、前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末に対して、前記作成した行動支援メッセージデータを送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の他の態様(7)は、上記態様をプログラムのカテゴリとして捉えたもので、コンピュータを、通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信する受信手段、前記受信したメッセージの内容を解析し、ユーザが予定している行動を特定する語句である行動特定語を抽出するメッセージ解析手段、前記抽出した行動特定語に基づいて、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を記憶しているデータベースから、前記行動特定語に関連する前記行動支援情報を取得する行動支援情報取得手段、前記取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成する行動支援アイコン作成手段、前記受信したメッセージを記述した文書データに、前記作成されたアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するメッセージデータ作成手段、及び前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末に対して、前記作成した行動支援メッセージデータを送信するメッセージデータ送信手段として機能させることを特徴とする。
(1)、(6)及び(7)の態様によれば、送信ユーザのユーザ端末から受信したメッセージに含まれている行動特定語を抽出し、この行動特定語に基づいて、行動支援情報を取得する。そして、取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを、受信したメッセージを記述した文書データに埋め込み、行動支援メッセージデータとして、受信ユーザのユーザ端末に対して送信する。
したがって、送信ユーザのユーザ端末からメッセージを受信する受信ユーザのユーザ端末は、メッセージの内容とともに、メッセージに含まれる行動特定語に関連する行動支援情報を取得することが可能となる。その結果、ユーザが予定している行動に関するメッセージを閲覧するときに、その予定している行動を支援する情報を提供することが可能となる。
つまり、受信ユーザがメッセージを閲覧した場合においてそのメッセージの内容にスケジュールに関する連絡が含まれていると確認したときには、そのスケジュールに関する行動を支援するための情報が既に提供されているので、ユーザは、メッセージを閲覧するという行為の範囲で、予定している行動に必要な情報を得ることができる。その結果、インターネット上で提供される各種情報の提供サービスを利用して自らの手で必要な情報を検索して収集する、という行為にかかる負担をなくすことができ、ユーザにとっての利便を向上させたメッセージ伝達サービスを提供することができる。
本発明の他の態様(2)は、前記メッセージ解析手段が、前記受信したメッセージの内容を解析し、場所及び日付をそれぞれ示す語句を含むイベント特定語を前記行動特定語として抽出し、前記行動支援情報取得手段が、前記抽出したイベント特定語に基づいて、地図情報及び交通案内情報を含む地域関連情報を記憶しているデータベースから、前記場所及び日付に関連する前記地域関連情報を前記行動支援情報として取得することを特徴とする。
(2)の態様によれば、送信ユーザのユーザ端末から受信したメッセージに含まれている場所及び日付をそれぞれ示す語句を含むイベント特定語を抽出し、このイベント特定語に基づいて、地図情報及び交通案内情報を含む地域関連情報を行動支援情報として取得する。そして、取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを、受信したメッセージを記述した文書データに埋め込み、行動支援メッセージデータとして、受信ユーザのユーザ端末に対して送信する。
したがって、送信ユーザのユーザ端末からメッセージを受信する受信ユーザのユーザ端末は、メッセージの内容とともに、メッセージに含まれるイベントに関する地域関連情報を取得することが可能となる。その結果、ユーザが、参加予定のイベントの場所や日程に関する地図情報や交通案内情報を、これらのサービスを提供するウェブページにアクセスして探す、という行為にかかる負担をなくすことができる。
本発明の他の態様(3)は、前記メッセージ解析手段が、前記受信したメッセージの内容を解析し、人名及び連絡先をそれぞれ示す語句を含む個人特定語を前記行動特定語として抽出し、前記行動支援情報取得手段が、前記抽出した個人特定語に基づいて、前記メッセージの受信ユーザが登録している友人名及び連絡先を含むアドレス情報を記憶しているデータベースから、前記人名又は連絡先に一致する前記アドレス情報を前記行動支援情報として取得することを特徴とする。
(3)の態様によれば、送信ユーザのユーザ端末から受信したメッセージに含まれている人名又は連絡先を示す語句を含む個人特定語を抽出し、この個人特定語に基づいて、受信ユーザが登録している友人名及び連絡先を含むアドレス情報を記憶しているデータベースから、メッセージに含まれている人名又は連絡先に一致するアドレス情報を行動支援情報として取得する。
したがって、送信ユーザのユーザ端末からメッセージを受信する受信ユーザのユーザ端末は、メッセージの内容とともに、メッセージに含まれる共に行動する予定者に関するアドレス情報を取得することが可能となる。その結果、ユーザが予定者に関するアドレス情報をアドレス帳ツールから探す、という行為にかかる負担をなくすことができる。
本発明の他の態様(4)は、前記行動支援情報取得手段が、前記抽出した個人特定語に基づいて、前記メッセージの受信ユーザが登録している友人名及び連絡先を含むアドレス情報を記憶しているデータベースを参照し、前記連絡先に一致する前記アドレス情報が存在しない場合、前記連絡先とともに前記アドレス情報への登録を促すメッセージ情報を前記行動支援情報として取得することを特徴とする。
(4)の態様によれば、送信ユーザのユーザ端末からメッセージを受信する受信ユーザのユーザ端末は、メッセージの内容とともに、メッセージに含まれる連絡先についてアドレス情報への登録を促すメッセージを取得することが可能となる。その結果、ユーザが共に行動する予定者に関するアドレス情報の登録の有無をアドレス帳ツールにより確認する、という行為にかかる負担をなくすことができる。
本発明の他の態様(5)は、前記メッセージデータ送信手段が、前記行動支援メッセージデータに端末制御プログラムを含めて送信し、前記端末制御プログラムは、受信ユーザのユーザ端末を、前記受信したメッセージと、前記作成されたアイコンデータに基づいた行動支援アイコンを表示する手段、前記行動支援アイコンに対する指定入力を受信ユーザから受け付ける手段、及び前記行動支援アイコンに対する指定入力に応じて、前記作成されたアイコンデータに対応する前記取得した行動支援情報を表示する手段、として機能させることを特徴とする。
(5)の態様によれば、送信ユーザのユーザ端末からメッセージを受信する受信ユーザのユーザ端末に、行動支援アイコンを表示させ、その行動支援アイコンに対するユーザによる指定入力に応じて、対応する行動支援情報を表示させることができる。したがって、ユーザに、メッセージを閲覧するという行為の範囲で、予定している行動に必要な情報を確認させるのに好適となる。
なお、上記の各態様とは異なるカテゴリ(装置に対し方法、方法に対しプログラムなど)や、以下に説明するさらに具体的な態様も本発明に含まれる。異なるカテゴリについては、「手段」を「処理」又は「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの実行順序は上記のものに限定されず、適宜変更可能である。
本発明によれば、ユーザが予定している行動に関するメッセージを閲覧するときに、その予定している行動を支援する情報を提供することができる。
本発明の実施形態のシステム1の構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を示す図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を示す図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を示す図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を示す図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を示す図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を示す図。 本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態の表示例を示す図。 本発明の実施形態の表示例を示す図。
次に、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について、図に沿って説明する。なお、背景技術や課題などで述べた内容と共通の前提事項については適宜省略する。
[構成]
本実施形態は、図1に示すように、複数のユーザがそれぞれ利用する端末装置(以下、ユーザ端末)2と、ユーザ端末2と通信ネットワークを介して接続され、送信ユーザのユーザ端末2aから受信ユーザのユーザ端末2bへと送信されるメッセージの内容を分析し、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を上記メッセージに付加して受信ユーザのユーザ端末2bに提供する行動支援情報提供装置(以下、サーバ)3と、を有する情報処理システム(以下、システム)1に関するものである。
ユーザ端末2は、通信ネットワークを介して、サーバ3が提供するウェブメールサービスのウェブページ(言い換えると、ウェブアプリケーションの電子メールクライアント)にアクセスする情報処理装置であり、ユーザが用いるパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレットPC、携帯電話端末機器等である。なお、図1では、ユーザ端末2として送信側と受信側の2つを模式的に例示しているが、実際は多数存在する。
サーバ3は、一般的なコンピュータの構成として、CPUなどの演算制御部31と、外部記憶装置(HDDなど)や主メモリなどの記憶部32と、通信ネットワーク(インターネットや携帯電話通信網、これらの組み合わせなど)を介した通信を行う通信部(ゲートウェイサーバ、LANアダプタなど)33と、を有する。また、サーバ3は、通信ネットワークを介して、メッセージの入力や送受信、受信したメッセージや行動支援情報の表示等の動作をユーザ端末2に行わせる端末制御プログラム(アプリケーションやスクリプト等)をユーザ端末2に対して提供する機能を有する。
ユーザ端末2は、一般的なコンピュータの構成として、CPUなどの演算制御部21と、外部記憶装置や主メモリなどの記憶部22と、通信ネットワークを介した通信を行う通信部23と、を有し、さらに、キースイッチやタッチパネル機能などの入力部24と、表示パネルや有機EL(エレクトロ・ルミネセンス)などの表示部25と、を有する。
これらユーザ端末2及びサーバ3は、それぞれ、記憶部22,32に記憶されているプログラムを演算制御部21,31が読み出して実行し、記憶部22,32や通信部23,33等の他のハードウェア資源と協働して動作することにより、ユーザ端末2及びサーバ3がそれぞれ備える各手段を実現する。
また、これら各手段のうち、情報を記憶する手段(以下、記憶手段)は、記憶部22,32において各種のデータベース(以下、DB)やファイル、配列等の変数、各種スタックやレジスタ、システム設定値など任意の形式で実現できる。
サーバ3は、通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信する受信手段41、受信したメッセージの内容を解析するメッセージ解析手段42、解析したメッセージの内容に基づいて行動支援情報を取得する行動支援情報取得手段43、取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成する行動支援アイコン作成手段44、受信したメッセージを記述した文書データに作成したアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するメッセージデータ作成手段45、及び、受信したメッセージの送信先となるユーザ端末に対して、作成した行動支援メッセージデータを送信するメッセージデータ送信手段46、として機能する。
メッセージ解析手段42は、受信したメッセージの内容に対して自然言語処理による解析を行い、行動特定語(つまり、ユーザが予定している行動を特定する語句)を抽出する機能を有する。行動特定語には、ユーザが予定しているイベントを特定する語句であり、場所及び日付をそれぞれ示す語句を含むイベント特定語や、ユーザが予定している行動に関係する他者を特定する語句であり、人名又は連絡先を示す語句を含む個人特定語が含まれる。
行動支援情報取得手段43は、行動特定語に基づいて、行動支援情報を記憶しているDBから、その語句に関連する行動支援情報を取得する機能を有する。行動支援情報には、ユーザが行動を予定している場所に関する情報であり、地図情報及び交通案内情報を含む地域関連情報や、ユーザが管理する個人的な情報であり、メッセージの受信ユーザの友人名及び連絡先や、ユーザのスケジュールを含む個人管理情報が含まれる。
また、ユーザ端末2は、サーバ3から送信された行動支援メッセージデータに基づいて、受信したメッセージと作成されたアイコンデータに基づいた行動支援アイコンを表示する手段、行動支援アイコンに対する指定入力をユーザから受け付ける手段、及び、行動支援アイコンに対する指定入力に応じて、作成されたアイコンデータに対応する行動支援情報を表示する手段、として機能する。
前述したように、サーバ3の行動支援情報取得手段43は、行動特定語に基づいて、行動支援情報を記憶しているDBからその語句に関連する行動支援情報を取得するようにしているが、この行動支援情報を記憶しているDBとして、個人管理DB群4及び地域関連DB群5が設けられている。
個人管理DB群4は、各ユーザが、友人の連絡先を含むアドレス情報や、自らが予定している行動を含むスケジュール情報を管理するDB群である。これらのアドレス情報やスケジュール情報は、サーバ3或いは他のサーバが提供する個人管理サービスのウェブページにユーザ端末2がアクセスすることにより、ユーザによって入力や更新等が行われる。
個人管理DB群4は、図2に示すように、アドレス帳DB及びスケジュール帳DBを含んでいる。アドレス帳DBは、ユーザ端末2を用いて本システム1を利用するユーザを識別する「ユーザID」に、ユーザの友人や知人の氏名を示す「人名」、友人や知人のメールアドレスや電話番号を示す「連絡先」、及び友人の住所や生年月日等を示す「プロフィール」を関連づけて記憶している。
スケジュール帳DBは、「ユーザID」に、イベントに関する年月日及び時刻を示す「日付」、イベントに関する施設名や住所を示す「場所」、行動を共にする友人や知人の個人名を示す「行動予定者」、及びイベントの詳細を示す「内容」を関連づけて記憶している。なお、アドレス帳DB及びスケジュール帳DBのデータ構成や内容は任意に変更可能なものであり、公知のものを利用することができる。
地域関連DB群5は、地図、施設、交通案内、天気といった各種の地域関連情報を管理するDB群である。地域関連DB群5は、図3に示すように、地図DB、施設DB、交通案内DB及び天気DBを含んでいる。
地図DBは、施設名、地名、住所等を示す「場所」を特定するための情報に、ユーザ端末2にその場所に関連する地図画像を表示させるための「地図情報」を関連づけて記憶している。施設DBは、施設名、地名、住所等を示す「場所」を特定するための情報に、施設の連絡先、営業時間、施設等を紹介する情報を含む「施設情報」を関連づけて記憶している。交通案内DBは、駅名、施設名、住所等の「場所」に応じた路線等の交通手段や交通ダイヤといった「交通案内情報」を記憶しており、出発地から目的地までに利用する路線名や所要時間等をユーザに提供するための経路情報の生成に用いられる。天気DBは、地名や住所を示す「場所」と年月日及び時刻を示す「日付」に、予想天気、降水確率、気温等を含む「天気予報」情報を関連づけて記憶している。なお、地図DB、施設DB、交通案内DB及び天気DBのデータ構成や内容は任意に変更可能なものであり、公知のものを利用することができる。
また、サーバ3は、メッセージ解析手段42により抽出された行動特定語を、受信したメッセージに関連づけて登録するメッセージDB6を備える。図4に示すように、メッセージDB6は、ユーザ端末2から送信されたメッセージを識別する「メッセージID」に、メッセージの送信ユーザを識別する「送信ユーザID」、メッセージの受信ユーザを識別する「受信ユーザID」、メッセージの本文を示す「内容」及び前述の抽出された「行動特定語」を関連づけて記憶している。
また、サーバ3は、行動支援情報取得手段43により取得した行動支援情報を、受信したメッセージに関連づけて登録する行動支援情報DB7を備える。図5に示すように、行動支援情報DB7は、「メッセージID」に、個人管理情報や地域関連情報を含む「行動支援情報」を関連づけて記憶している。
また、サーバ3は、行動支援アイコンDB8を備える。前述したように、行動支援アイコン作成手段44は、取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成するが、アイコンデータを構成する画像等の素材は、行動支援アイコンDB8に記憶されている。
図6に示すように、行動支援アイコンDB8は、個人管理情報や地域関連情報といった「行動支援情報」に、それぞれに対応するアイコンデータを関連づけて記憶している。例えば、個人管理情報であれば、アドレス情報に対応するアドレス情報アイコンやスケジュール情報に対応するスケジュール情報アイコン、地域関連情報であれば、地図情報に対応する地図情報アイコンや施設情報に対応する施設情報アイコン、交通案内情報に対応する交通案内情報アイコンや天気情報に対応する天気情報アイコンが記憶されている。
また、サーバ3は、メッセージデータ作成手段45により作成された行動支援メッセージデータを登録する行動支援メッセージDB9を備える。図7に示すように、行動支援メッセージDB9は、「メッセージID」に、「行動支援メッセージデータ」を関連づけて記憶している。なお、行動支援メッセージデータは、HTML(Hyper Text Markup Language)形式の文書データとして構成される。
[作用]
上記のように構成したシステム1のユーザ端末2及びサーバ3の処理手順を図8のフローチャートに示す。また、この処理手順による具体的な表示等の例を図9及び図10の概念図に示す。
まず、ユーザ端末2aは、ブラウザからウェブメールサービスのページリクエストを行う(ステップS11)。ページリクエストは、インターネットの標準プロトコルであるHTTPに従ったGETメソッドとリクエストURI(Uniform Resource Indicator)等を含むHTTPメッセージがユーザ端末2のブラウザからサーバ3に送信されることで行われる。
これを受け、サーバ3は、内部に保持あるいは動的に生成したメッセージ入力ページのページデータをユーザ端末2aのブラウザに返送する(ステップS21)。ページデータはHTML等により記述されており、HTTPのレスポンス等に従ってサーバ3からユーザ端末2aのブラウザに送信される。
ユーザ端末2aのブラウザは、受信したページデータに基づいてメッセージ入力ページを表示し、メッセージの入力を、受信ユーザの宛先アドレスとともに行う(ステップS12)。メッセージの入力が完了すると、ユーザ端末2aのブラウザからサーバ3にメッセージの内容を送信する(ステップS13)。メッセージの内容及び受信ユーザの宛先アドレス等の付加情報はHTTPのGETメソッド等に付加されたURLパラメータとしてユーザ端末2aのブラウザからサーバ3に送信される。
サーバ3は、ユーザ端末2aのブラウザから受信したHTTPメッセージのURLパラメータに基づき、メッセージを受信し、メッセージの内容等をメッセージDB6(図4)に登録する(ステップS22)。すなわち、サーバ3は、送信ユーザID、受信ユーザID及びメッセージの内容を、メッセージを一意に識別するメッセージIDに対応づけてメッセージデータベースに登録する。
次に、サーバ3は、メッセージ解析処理を行う(ステップS23)。メッセージ解析処理は、受信したメッセージの内容に対して、形態素解析や構文解析等の自然言語処理による解析を行い、行動特定語を抽出する処理である。
具体的に、サーバ3は、ステップS22において受信したメッセージの内容(本文、件名、送信ユーザ欄及び受信ユーザ欄)を対象として、形態素解析を行い、品詞別に分類した単語について、助詞などの不要語を削除するとともに、固有名詞、未知語、一般名詞、日付表現、数字・記号列表現のみを取得する。
このとき、サーバ3は、行動特定語を登録している行動特定語辞書(記憶部32に記憶されている。図示略)を参照して、行動特定語を抽出する。より具体的な例では、サーバ3は、地名や施設名等の場所に関する単語を登録している辞書を参照して、場所を示す語句を取得する。同様に、サーバ3は、人名に関する単語を登録している辞書を参照して、人名を示す語句を取得する。
また、サーバ3は、日付表現が、「○年○月○日」や「○/○○」といった具体的表現であれば、そのまま日付を示す語句として取得する。一方、日付表現が、「来週の火曜」や「明後日」といった抽象的表現であれば、メッセージが送信された日時を基準にして具体的表現に変換し、日付を示す語句として取得する。また、サーバ3は、数字・記号列表現が、「@」や「.JP」及び「.com」といったドメイン表現を含むものや、市街局番や「090」といった携帯番号を示す電話番行表現を含むものであれば、連絡先を示す語句として取得する。
そして、サーバ3は、上記のように抽出した行動特定語を、イベント特定語(場所を示す語句、日付を示す語句)や個人特定語(人名を示す語句、連絡先を示す語句)といったカテゴリに区分して、メッセージIDに対応づけてメッセージDB6(図4)に登録する。
なお、サーバ3は、メッセージの内容の中で、改行表現や箇条書き表現がされている領域に含まれる行動特定語をその他の領域に含まれる行動特定語よりも優先する処理や、行動特定語間の距離が近いもの同士をそうでないものよりも優先する処理を行うなど、メッセージにおいてイベントの通知に用いられる一般的な表現の特性を利用することで、行動特定語の抽出にかかる信頼性を高めることができる。
次に、サーバ3は、行動支援情報取得処理を行う(ステップS24)。行動支援情報取得処理は、ステップS23において抽出した行動特定語に基づいて、行動支援情報を記憶している各種DBから、その語句に関連する行動支援情報を取得する処理である。
具体的に、サーバ3は、行動特定語に含まれるイベント特定語(場所を示す語句、日付を示す語句)をキーに、図3に示す地域関連DB群5(地図DB、施設DB、交通案内DB、天気DB)を検索し、地域関連情報を行動支援情報として取得し、行動支援情報DB7(図5)にメッセージIDに対応づけて登録する。
より詳細な例では、サーバ3は、場所を示す語句をキーに、地図DBからその場所の周辺に関する地図情報を行動支援情報として取得し、また、施設DBからその場所の周辺に関する施設情報を行動支援情報として取得する。また、サーバ3は、場所を示す語句及び日付を示す語句をキーに、その場所に行くまでの交通案内情報を交通案内DBから行動支援情報として取得し、また、その場所の周辺に関する天気情報を天気DBから行動支援情報として取得する。なお、交通案内情報については、サーバ3が受信ユーザのプロフィール情報(記憶部32が備えるプロフィールDB(図示略)上にユーザIDに関連づけて記憶されているものとする)から現住所又は勤務地等のユーザの拠点位置を取得し、これらを出発地とする一方で、前述の場所を示す語句を目的地とし、さらに、日付を示す語句により特定される日付及び時刻を到着時刻として、経路検索を行うことで取得することができる。
また、サーバ3は、行動特定語に含まれる個人特定語(人名を示す語句、連絡先を示す語句)をキーに、図2に示す個人管理DB群4(アドレス帳DB、スケジュール帳DB)を検索し、個人管理情報を行動支援情報として取得し、行動支援情報DB7(図5)にメッセージIDに対応づけて登録する。
より詳細な例では、サーバ3は、人名を示す語句をキーに、アドレス帳DBを検索し、受信ユーザIDに対応づけられたアドレス情報に、一致する人名が登録されているか否かを判別する。サーバ3は、一致する人名が登録されているとき、その人名に対応づけられた連絡先及びプロフィールを含むアドレス情報を行動支援情報として取得する。
また、サーバ3は、連絡先を示す語句をキーに、アドレス帳DBを検索し、受信ユーザIDに対応づけられたアドレス情報に、一致する連絡先が登録されているか否かを判別する。サーバ3は、一致する連絡先が登録されていないとき、その連絡先とともにアドレス情報への登録を促す登録メッセージ情報を作成し、行動支援情報として取得する。
また、サーバ3は、前述の日付を示す語句をキーに、スケジュール帳DBを検索し、受信ユーザIDに対応づけられたスケジュール情報に、日付に該当するスケジュール情報が登録されているか否かを判別する。サーバ3は、日付に該当するスケジュール情報が登録されているとき、その日付に該当するスケジュール情報を行動支援情報として取得する。
次に、サーバ3は、行動支援アイコン作成処理を行う(ステップS25)。行動支援アイコン作成処理は、ステップS24において取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成する処理である。
具体的には、サーバ3は、行動支援アイコンDB8(図6)を参照し、地域関連情報に含まれる地図情報、施設情報、交通案内情報及び天気情報、並びに個人管理情報に含まれるアドレス情報、登録メッセージ情報及びスケジュール情報にそれぞれ対応するアイコンデータを取得する。アイコンデータは、GIF、FLASH、JPEG(何れも登録商標)等の任意の形式で構成された画像データのほか、対応する行動支援情報を指定するタグ等の付加データを含んで構成されている。
次に、サーバ3は、メッセージデータ作成処理を行う(ステップS26)。メッセージデータ作成処理は、メッセージと行動支援情報に対応するアイコン(行動支援アイコン)とをユーザ端末2のブラウザにより表示させる行動支援メッセージデータを作成する処理である。
具体的には、サーバ3は、HTML形式の文書データにステップS22において受信したメッセージを記述し、ステップS25において作成したアイコンデータとアイコンデータに対応する行動支援情報とを対応づけて埋め込み、行動支援メッセージデータを作成する。また、行動支援メッセージデータには、前述の端末制御プログラムが含まれている。例えば、埋め込んだ行動支援情報をユーザ端末2のブラウザ上で初期状態では非表示にしておき、対応する行動支援アイコンに対するユーザの指定入力を受け付けることによって展開表示させるための関数データを含むJavaScript等が含まれている。そして、サーバ3は、作成した行動支援メッセージデータを、行動支援メッセージDB9(図7)に、受信ユーザID及びメッセージIDに対応づけて登録する。
他方、受信ユーザのユーザ端末2bは、ブラウザから受信メッセージの表示リクエストを行う(ステップS14)。表示リクエストには、受信ユーザIDが含まれている。
これを受け、サーバ3は、行動支援メッセージDB9(図7)を参照し、受信ユーザIDをキーに、行動支援メッセージデータを読み出して、ユーザ端末2bに送信する(ステップS27)。
ユーザ端末2bは、サーバ3から受信した行動支援メッセージデータをブラウザにより表示する(ステップS15)。
ここで、ユーザ端末2bのブラウザにより表示される行動支援メッセージデータの表示例を図9及び図10に示す。図9に示すように、ユーザ端末2bのブラウザは、ユーザ端末2aの送信ユーザから送信されたメッセージを表示し、その下方に行動支援アイコンを表示する。図示の例では、メッセージの内容に、神宮球場での野球観戦に関するイベントの通知が含まれている。なお、図示の例の場合、メッセージの内容から抽出される行動特定語は、場所を示す語句として「神宮球場」が抽出され、日付を示す語句として「10月16日(土)」及び「18:00」が抽出される。また、人名を示す語句として「Aさん」、「Cさん」及び「Dさん」が抽出され、連絡先を示す語句として「△△@○○.co.jp」、「※※@○○.co.jp」及び「☆☆@○○.co.jp」が抽出される。
また、行動支援アイコンとしては、地図情報アイコン51、施設情報アイコン52、交通案内情報アイコン53、天気情報アイコン54、スケジュール情報アイコン55、アドレス情報アイコン56及び登録メッセージ情報アイコン57が表示されている。図10に示すように、例えば交通案内情報アイコン53がマウス操作やタッチパネルを介して受信ユーザにより指定入力されると、交通案内情報アイコン53に対応づけられた交通案内情報が、ブラウザによりアイコンの周囲の領域に展開表示される(図中の符号58)。つまり、受信ユーザに、イベント当日の目的地までの経路等の交通案内情報を閲覧させ、実際に目的地に向かう行動を支援することができる。
また、他の行動支援アイコンについても同様であり、例えば、スケジュール情報アイコン55が指定入力されると、受信ユーザの「10月16日(土)」のスケジュール情報が展開表示される。これにより、受信ユーザに、通知を受けたイベントの開催日に対応する自らのスケジュールを閲覧させ、他のスケジュールとの調整を図るといった行動を支援することができる。
また、例えば、アドレス情報アイコン56が指定入力されると、メッセージの送信ユーザ及び特定されたイベントの参加者の中で、アドレス帳DBに登録されている個人のアドレス情報が展開表示される。これにより、受信ユーザに、イベントの参加者が自らのアドレス帳に登録されていればそのアドレス情報を閲覧させ、参加者とのコンタクトを図るといった行動を支援することができる。
このように、本実施形態によれば、サーバ3が、送信ユーザのユーザ端末2から受信したメッセージの内容を解析し、ユーザが予定している行動を特定する語句である行動特定語を抽出する。そして、この行動特定語に基づいて、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を取得し、行動支援情報に対応するアイコンデータを、受信したメッセージを記述した文書データに埋め込んで行動支援メッセージデータとして、受信ユーザのユーザ端末2に対して送信する。
したがって、送信ユーザのユーザ端末2aからメッセージを受信する受信ユーザのユーザ端末2bは、メッセージの内容とともに、メッセージに含まれる行動特定語に関連する行動支援情報を取得することが可能となる。その結果、ユーザが予定している行動に関するメッセージを閲覧するときに、同じタイミングで、その予定している行動を支援する情報を提供することが可能となる。
つまり、ユーザが、予定している行動に関するメッセージを閲覧するときには、その予定している行動を支援する情報が既に提供されていることになるので、ユーザは、メッセージを閲覧するという行為の範囲で、予定している行動に必要な情報を得ることができる。その結果、インターネット上で提供される各種情報の提供サービスを利用して自らの手で必要な情報を検索して収集する、という行為にかかる負担をなくすことができ、ユーザにとっての利便を向上させたメッセージ伝達サービスを提供することができる。
例えば、ユーザが、イベントに関連する地図情報や交通案内情報といった地域関連情報を、これらのサービスを提供するウェブページにアクセスして探す、という行為にかかる負担をなくすことができる。また、例えば、ユーザが、イベントの参加者等に関するアドレス情報をアドレス帳ツールから探す、という行為にかかる負担をなくすことができる。また、例えば、ユーザが、イベントの参加者等に関するアドレス情報の登録の有無をアドレス帳ツールにより確認する、という行為にかかる負担をなくすことができる。
また、受信ユーザのユーザ端末2bに、ブラウザにより表示させた行動支援アイコンに対するユーザによる指定入力に応じて、対応する行動支援情報を展開表示させるようにしたので、URLなどのリンクを介して新たに行動支援情報を取得するような場合と比べて、サーバ3との間での情報の検索や送受信にかかる処理が省略され、ユーザが、メッセージを閲覧するという行為の範囲で、予定している行動に必要な情報を迅速に確認するのに好適となる。
なお、上記各実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、メッセージ解析手段42が、受信したメッセージの内容を解析し、商品名を示す語句を行動特定語として抽出し、行動支援情報取得手段43が、抽出した商品名を示す語句に基づいて、インターネット上の仮想店舗とその仮想店舗が扱う商品情報を記憶しているDBや前述の施設DBから、商品名に一致する商品情報やそれを扱う施設情報を行動支援情報として取得するようにしても良い。また、行動支援情報取得手段43が、抽出したイベント特定語に基づいて、ニュース情報を記憶しているDBから、場所及び日付に関連するニュース情報を行動支援情報として取得するようにしても良い。何れにしても、インターネット上で提供される各種情報の提供サービスを利用して自らの手で必要な情報を検索して収集する、という行為にかかる負担をなくすことができ、ユーザにとっての利便を向上させたメッセージ伝達サービスを提供することができる。
また、送信ユーザのユーザ端末2aからメッセージが送信された日時からイベント特定語として抽出された日時までの期間に開きがあるような場合、提供する情報の鮮度を維持する観点から、行動支援情報取得手段43が、メッセージを受信した日時からイベント特定語として抽出された日時までの期間に、抽出した行動特定語に基づいて行動支援情報を再取得する処理を実行するようにしても良い。そして、再取得した行動支援情報に基づいて、行動支援情報DB7に記憶されている行動支援情報の更新を行い、更新を行った行動支援情報に基づいて行動支援メッセージデータを作成し、受信ユーザのユーザ端末2bに送信するようにしてもよい。このようにすれば、例えば天気予報や交通ダイヤの変更等があっても、これに対応できるようになる。
また、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず、ワイヤードロジック等に基づく電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。また、各構成図、データの図、フローチャートの図などは例示に過ぎず、各要素の有無、その配置順序や各処理の実行順序、具体的内容などは適宜変更可能である。例えば、本発明のサーバ装置は、構成要素となるサーバなどの装置を複数用いて実現してもよく、個々の記憶手段を別個独立のサーバ装置やシステムで実現する構成も一般的である。また、機能によっては、外部のプラットフォーム等をAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)やネットワークコンピューティングで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 システム
2 端末
3 サーバ
4 個人管理DB群
5 地域関連DB群
6 メッセージDB
7 行動支援情報DB
8 行動支援アイコンDB
9 行動支援メッセージDB21、31 演算制御部
22、32 記憶部
23、33 通信部
24 入力部
25 表示部
41 受信手段
42 メッセージ解析手段
43 行動支援情報取得手段
44 行動支援アイコン作成手段
45 メッセージデータ作成手段
46 メッセージデータ送信手段

Claims (7)

  1. 通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信する受信手段と、
    前記受信したメッセージの内容を解析し、ユーザが予定している行動を特定する語句である行動特定語を抽出する処理として、改行表現または箇条書き表現がされている領域に記載されている行動特定語を、他の領域に記載されている行動特定語よりも優先して抽出する処理、または、他の行動特定語の組よりも行動特定語間の距離が小さい行動特定語の組に係る各行動特定語を、該他の行動特定語よりも優先して抽出する処理、をおこなうメッセージ解析手段と、
    前記抽出した行動特定語に基づいて、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を記憶しているデータベースから、前記行動特定語に関連する前記行動支援情報を取得する行動支援情報取得手段と、
    前記取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成する行動支援アイコン作成手段と、
    前記受信したメッセージを記述した文書データに、前記作成されたアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するメッセージデータ作成手段と、
    前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末に対して、前記作成した行動支援メッセージデータを送信するメッセージデータ送信手段と、を備えたことを特徴とする行動支援情報提供装置。
  2. 前記メッセージ解析手段は、
    前記受信したメッセージの内容を解析し、場所及び日付をそれぞれ示す語句を含むイベント特定語を前記行動特定語として抽出し、
    前記行動支援情報取得手段は、
    前記抽出したイベント特定語に基づいて、地図情報及び交通案内情報を含む地域関連情報を記憶しているデータベースから、前記場所及び日付に関連する前記地域関連情報を前記行動支援情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の行動支援情報提供装置。
  3. 前記メッセージ解析手段は、
    前記受信したメッセージの内容を解析し、人名及び連絡先をそれぞれ示す語句を含む個人特定語を前記行動特定語として抽出し、
    前記行動支援情報取得手段は、
    前記抽出した個人特定語に基づいて、前記メッセージの受信ユーザが登録している友人名及び連絡先を含むアドレス情報を記憶しているデータベースから、前記人名又は連絡先に一致する前記アドレス情報を前記行動支援情報として取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の行動支援情報提供装置。
  4. 通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信する受信手段と、
    前記受信したメッセージの内容を解析し、人名及び連絡先をそれぞれ示す語句を含む個人特定語を行動特定語として抽出するメッセージ解析手段と、
    前記抽出した個人特定語に基づいて、前記メッセージの受信ユーザが登録している友人名及び連絡先を含むアドレス情報を記憶しているデータベースを参照し、前記連絡先に一致する前記アドレス情報が存在しない場合、前記連絡先とともに前記アドレス情報への登録を促すメッセージ情報を前記行動支援情報として取得する行動支援情報取得手段と、
    前記取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成する行動支援アイコン作成手段と、
    前記受信したメッセージを記述した文書データに、前記作成されたアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するメッセージデータ作成手段と、
    前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末に対して、前記作成した行動支援メッセージデータを送信するメッセージデータ送信手段と、を備えたことを特徴とする行動支援情報提供装置。
  5. 前記メッセージデータ送信手段は、
    前記行動支援メッセージデータに端末制御プログラムを含めて送信し、
    前記端末制御プログラムは、
    前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末を、
    前記受信したメッセージと、前記作成されたアイコンデータに基づいた行動支援アイコンを表示する手段、
    前記行動支援アイコンに対する指定入力を受信ユーザから受け付ける手段、及び
    前記行動支援アイコンに対する指定入力に応じて、前記作成されたアイコンデータに対応する前記取得した行動支援情報を表示する手段、として機能させることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の行動支援情報提供装置。
  6. コンピュータが、通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信するステップと、
    コンピュータが、前記受信したメッセージの内容を解析し、ユーザが予定している行動を特定する語句である行動特定語を抽出する処理として、改行表現または箇条書き表現がされている領域に記載されている行動特定語を、他の領域に記載されている行動特定語よりも優先して抽出する処理、または、他の行動特定語の組よりも行動特定語間の距離が小さい行動特定語の組に係る各行動特定語を、該他の行動特定語よりも優先して抽出する処理、をおこなう行動特定語を抽出するステップと、
    コンピュータが、前記抽出した行動特定語に基づいて、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を記憶しているデータベースから、前記行動特定語に関連する前記行動支援情報を取得するステップと、
    コンピュータが、前記取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成するステップと、
    コンピュータが、前記受信したメッセージを記述した文書データに、前記作成されたアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するステップと、
    コンピュータが、前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末に対して、前記作成した行動支援メッセージデータを送信するステップと、を含むことを特徴とする行動支援情報提供方法。
  7. コンピュータを、
    通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末からメッセージを受信する受信手段、
    前記受信したメッセージの内容を解析し、ユーザが予定している行動を特定する語句である行動特定語を抽出する処理として、改行表現または箇条書き表現がされている領域に記載されている行動特定語を、他の領域に記載されている行動特定語よりも優先して抽出する処理、または、他の行動特定語の組よりも行動特定語間の距離が小さい行動特定語の組に係る各行動特定語を、該他の行動特定語よりも優先して抽出する処理、をおこなうメッセージ解析手段、
    前記抽出した行動特定語に基づいて、ユーザが予定している行動を支援する情報である行動支援情報を記憶しているデータベースから、前記行動特定語に関連する前記行動支援情報を取得する行動支援情報取得手段、
    前記取得した行動支援情報に対応するアイコンデータを作成する行動支援アイコン作成手段、
    前記受信したメッセージを記述した文書データに、前記作成されたアイコンデータを埋め込み、行動支援メッセージデータを作成するメッセージデータ作成手段、及び
    前記メッセージの受信ユーザのユーザ端末に対して、前記作成した行動支援メッセージデータを送信するメッセージデータ送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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