JP2008276355A - 関連情報表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子メールを送信する際、受信者が興味を持ちうる関連情報を添付することで広告効果を高められるようにする。
【解決手段】解析サーバーコンピューター14に、アイコンなどの関連情報に対応して所定のキーワードを割り当てて記憶部25に格納させておく記憶手段と、前記電子メールのメッセージに、前記記憶部25に格納されているキーワードと合致する文字が含まれているか否かを解析する解析手段23と、当該解析手段23によってキーワードに合致する文字が含まれていた場合、当該キーワードに対応する関連情報を添付する添付手段24と、当該添付手段24によって関連情報を添付して受信者に電子メールを送信する送信手段とを備えるようにする。そして、メール受信者がそのメッセージに添付された関連情報であるアイコンを選択し押下することによって関連するホームページなどを表示させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子メールなどを使って広告や各種情報を表示させるようにした関連情報表示システムに関するものであり、より具体的には、電子メールの内容に即した広告などを表示するようにした関連情報表示システムに関するものである。
一般に、ユーザーが携帯電話を用いてホームページを閲覧する際、携帯電話のディスプレイ画面上にメニュー画面を表示させ、カテゴリー別に分類された地域や店舗を順次選択するとともに、必要な場合はキーワードを用いて最終的に希望のホームページを表示させる。また、ノートパソコンやデスクトップパソコンなどのようにインターネットに接続することができるパーソナルコンピューターを用いてホームページを閲覧するときは、インターネットエクスプローラーなどのブラウザを起動させ、検索サイトに所定のキーワードを入力し、検索された結果一覧の中から希望のサイトを選択して、そのホームページを表示させる。
しかしながら、携帯電話やパーソナルコンピューターでホームページを閲覧する場合、携帯電話のメニュー画面の切り替え操作や、ブラウザの起動、あるいは、キーワードの入力操作が必要となり、画面切り替えやネットワーク接続のために多くの時間がかかってしまう。特に、携帯電話を用いてキーワードを入力する場合は、キーボード上の物理的な制約から、入力するための時間が長くかかってしまい、よほどの目的意識がない限りホームページを閲覧しようとしないのが現実である。
これに対応して、下記の特許文献1には、メニュー画面を切り替えたり、キーワードを入力したりする必要がなく、容易に企業の広告などのホームページを閲覧できるようにしたシステムが提案されている。
この特許文献1は、ユーザーに送信された電子メールに広告アイコンを添付することによって容易にその企業のホームページにアクセスできるようにしたものであって、具体的には、携帯電話で特定の相手並びに不特定の相手より電子メールで送信された内容を開く際に、ディスプレイにブランドの広告、町内や市内、最寄りの地域に合った広告や宣伝のためのアイコンを添付できるようにしたものである。
このようなシステムにすれば、携帯電話で広告のためのホームページを閲覧するために、わざわざインターネットのホームページアドレスやキーワードなどをキーで打ち込む必要がなくなり、簡単にそのアイコンを選択することでホームページにアクセスして広告情報を閲覧することができるようになる。
特開2005−301954号公報
しかしながら、このようなシステムでユーザーが電子メールを閲覧する場合、送信者や受信者の意思とは全く無関係の広告のアイコンが貼り付けられるため、受信者は電子メールを受け取ったとしてもこのような広告アイコンを押下しようとは思わない可能性が高い。
そこで、本発明は上記課題に着目してなされたもので、電子的に記述されたメッセージを送信する際、受信者などが興味を持ちうる関連情報を表示することでホームページなどを閲覧してもらえるようにし、ひいては、企業における宣伝広告効果を高められるようにした関連情報表示システムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、電子的に記述されたメッセージに対応して広告情報を含む関連情報を表示させる関連情報表示システムにおいて、電子的に記述されたメッセージの内容を解析する解析手段と、当該解析手段による解析結果に基づいて前記メッセージの内容に関連する広告情報を含む関連情報を抽出する抽出手段と、当該抽出手段によって抽出された関連情報を前記メッセージに対応して表示させる表示手段とを設けるようにしたものである。
そして、このような発明の一態様として、広告情報を含む関連情報に所定のキーワードを割り当てて記憶部に格納させておく記憶手段と、前記メッセージに、前記記憶部に格納されているキーワードと合致する文字が含まれているか否かを解析する解析手段と、当該解析手段によってキーワードに合致する文字が含まれている場合、当該キーワードに対応して記憶部に記憶されている関連情報を表示させる表示手段を備えるようにする。
このようにすれば、電子メールなどの内容に即した広告情報などを表示させることができ、受信者としても送信者と対話している興味ある内容と関連した情報を見ることができるようになる。これにより、情報提供者である広告主としても、自社の広告情報を見てもらう可能性が高くなり、宣伝広告効果を高めることができるようになる。なお、ここで、電子的に記述されるメッセージとは、チャットや電子メール、グリーティングカードなどによって送受信されるメッセージであり、また、不特定多数に向けて発信する場合は、掲示板への投稿されるメッセージなども含むものである。
そして、このような発明において、好ましくは、解析サーバーコンピューターに、前記記憶手段と解析手段を備えるようにする。
このようにすれば、例えば、表示させるべき広告情報などが増減した場合であっても、解析サーバーコンピューターでそれらの増減を一括して管理することができるため、常に新しい広告情報などを表示させることができるようになる。
また、電子的に記述されたメッセージに対応させて関連情報を表示させる場合、ホームページや各種情報を表示させるためのアイコンを表示させる。
このようにすれば、例えば、携帯電話で電子メールを受信する際は、その携帯電話にはアイコンのみが表示されるので、データーの受信量や通信料金などを減らすことができ、必要なときにのみ、そのアイコンを押下することでホームページなどを閲覧することができる。
また、別の一態様として、関連情報を表示する際、メッセージにおけるキーワードに対応した文字をハイパーテキストで表示させ、当該ハイパーテキストが押下されることでホームページなどを表示させるようにする。
このようにすれば、受信者が電子メールを受信する際、多くの文字などからなる広告情報を表示させる場合と比べて、受信時のデーター量を減らすことができる。
また、関連情報を表示させる場合、メッセージの送信者側にも表示させるようにする。
このようにすれば、受信者側だけでなく送信者側にも関連情報が表示されるので、企業の宣伝広告効果を高めることができるようになる。また、送信者側と受信者側に同じ関連情報を表示させるようにすれば、同じ関連情報をネタにして対話をすることができるようになる。
本発明によれば、メッセージの内容に即した広告情報などを表示させることができ、興味ある内容に関連した情報を閲覧させることができるようになる。これにより、情報提供者である広告主としても、自社の広告情報を閲覧してもらう可能性が高くなり、企業における宣伝広告効果を高めることができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この実施の形態における関連情報送信システム1の概要を示したものであり、図2は、その関連情報送信システム1を構築するためのクライアントコンピューター11、12や解析サーバーコンピューター14の機能ブロック図を示したものである。
この実施の形態における関連情報送信システム1は、電子メールを送信する送信者側に設けられる第一クライアントコンピューター11と、この第一クライアントコンピューター11から送信された電子メールのメッセージの内容を解析し、その解析内容に即した関連情報を添付する解析サーバーコンピューター14と、この解析サーバーコンピューター14から送信された関連情報付きのメッセージを受信する受信者側に設けられる第二クライアントコンピューター12とを備えてなる。そして、第二クライアントコンピューター12で電子メールに対応して関連情報を表示させることにより、企業のホームページなどを閲覧させ、企業などの宣伝広告効果を高めることができるようにしたものである。以下、本実施の形態における関連情報送信システム1の内容について詳細に説明する。
まず、送信者や受信者側に設けられる第一クライアントコンピューター11や第二クライアントコンピューター12について説明すると、この第一クライアントコンピューター11や第二クライアントコンピューター12は、携帯電話やPHS、パーソナルコンピューター、PDAなどのように、ディスプレイやキーボード、通信デバイスなどのハードウェアを備えた装置によって構成されるもので、装置内部に設けられたROM、RAMなどに記憶されたプログラムとCPUの動作に基づいて後述する機能を実現する。なお、近年では、メール送受信機能を備えたテレビや固定電話、カーナビゲーションシステムなども存在するため、このような装置をクライアントコンピューターとして使用することもできる。
解析サーバーコンピューター14は、送信者側の第一クライアントコンピューター11から送信されてきた電子メールのメッセージを解析し、広告情報や気象情報、株価情報、為替情報などの関連情報を添付して受信者側の第二クライアントコンピューター12に送信するもので、一台の解析サーバーコンピューター14、あるいは、複数台の分散された解析サーバーコンピューター14によって構成される。ここで、解析サーバーコンピューター14を分散化させる場合は、この分散化された解析サーバーコンピューター14が本実施の形態における解析サーバーコンピューター14に対応する。この解析サーバーコンピューター14も同様に、装置本体内に格納されたROMやRAMなどに記憶されたプログラムとCPUの動作によって次ぎに示す各機能を実現する。
まず、送信者側の第一クライアントコンピューター11の機能について説明すると、第一クライアントコンピューター11は、図2に示すように、電子メールを送信する際に必要となる各種情報を受け付ける送信情報入力手段21と、その電子メールを送信する送信手段22とを少なくとも備える。
この送信情報入力手段21は、電子メールの送信先、タイトル、メール本文(以下、タイトルとメール本文をまとめて「メッセージ」と称する)などの入力を受け付ける。この送信情報入力手段21によって電子メール送信のための情報を受け付ける場合は、キーボードの操作によってメール送信のためのプログラムを起動させ、図3に示すように、送信先「To」のメールアドレスの入力を受け付ける。このとき、アドレス帳を開いて所望のメールアドレスの入力を受け付けるようにしてもよく、あるいは、キーボードによる直接入力によってメールアドレスを受け付けるようにしてもよい。また、タイトル欄や本文記入欄にはテキストなどの文字が入力される。これらのタイトル欄や本文記入欄へは、テキストだけでなく、第二クライアントコンピューター12で表示することが可能な絵文字などが入力される。ここで「絵文字」とは、テキストを組み合わせた絵文字であってもよく、あるいは、全角一文字相当の小さな画像であってもよい。
送信手段22は、ユーザーによって入力された電子メールを解析サーバーコンピューター14に送信する。この電子メールを解析サーバーコンピューター14へ送信する際は、まず、SMTPサーバー13に電子メールを送信し、そこからメッセージを解析するための解析サーバーコンピューター14に電子メールを送信する。なお、ここではSMTPサーバー13を介して電子メールを送信する場合について説明するが、解析処理の機能をSMTPサーバー13に持たせるようにしてもよい。
解析サーバーコンピューター14では、解析手段23によってメッセージの内容を解析する。このメッセージの内容を解析する方法の一態様について説明すると、解析サーバーコンピューター14は、まず、電子メールに添付される関連情報に対応してキーワードをあらかじめ設定しておき、これを解析サーバーコンピューター14の記憶部25に格納しておく。このとき、例えば、図4に示すように、旅行業者の関連情報に対しては「旅行」というキーワードを割り当てて記憶させておき、また、これ以外に、「中国へ行きたい」などのフレーズなども記憶させておく。また、このような広告情報だけでなく、例えば、天気情報などのように単なる情報を提供する場合は、天気情報(例えば、気象庁のホームページやそのアイコンなど)に対応して「天気」や「晴れ」などのキーワードを割り当てて記憶させておく。この広告以外の情報としては、これ以外に、株価情報、為替情報、ニュース、テレビ番組表などが挙げられる。また、このように短い単語からなるキーワードを記憶させておくだけでは、「いい天気ですね」という単なる挨拶の状態と、「明日天気なら」という本当に天気を気にしている状態とを区別することができないため、「天気なら」というフレーズでキーワードを記憶させておくこともできる。図4では、その他に、テニスメーカーの広告などに対応して「テニス」というキーワードを記憶させ、また、これ以外に「ラケット」などの他のキーワードも記憶させるようにしている。さらに、このようなテキストだけではなく、企業の広告情報や各種情報に対応して絵文字などを記憶させておくようにする。この絵文字を記憶させておく場合、例えば、テニスメーカーの広告に対して、テニスラケットの絵文字や、その絵文字に対応した識別情報などを記憶させておく。
次に、解析手段23は電子メールからメッセージを抽出し、そのメッセージの文章を形態素解析する。ここで、形態素解析とは、これ以上分解すると意味がなくなってしまう程度にまで細かく文章を分解する解析手法をいい、例えば、「ChaSen」「Cabocha」「JSplitter」「Sen」「MeCab」などの形態素解析プログラムなどによって解析される手法をいう。このような形態素解析を用いれば、例えば、「もし、明日晴れたら」という文章は、「もし」「、」「明日」「晴れ」「た」「ら」の文字列に分解される。そして、この形態素解析によって分解された文字列に対応するキーワードや、あるいは、隣接する文字を連結したフレーズがキーワードとして記憶部25に記憶されているか否かを判断する。図3に示されるメール本文には、「もし、明日晴れたらテニスしませんか?」という文章が記載されているため、これを形態素解析することによって「もし」「、」「明日」「晴れ」「た」「ら」「テニス」「し」「ま」「せん」「か」「?」という文字列に分解される。そして、メッセージ中の各文字列がキーワードとして記憶部25に記憶されている場合はその関連情報を抽出し、また、その文字列に隣接する複数の文字列がフレーズとして記憶部25に記憶されている場合は、それに対応する関連情報を抽出する。ここでは、「晴れ」「た」「ら」というフレーズが「天気情報」の関連情報に対応しており、また、「テニス」という文字列が「テニスメーカー」の関連情報に対応しているため、これらの天気情報やテニスメーカーに対応する関連情報を抽出する。ここで、天気情報やテニスメーカーの関連情報が記憶部25に複数記憶されている場合は、ランダムに一又は所定数の関連情報を抽出する。
なお、このメッセージにテキストや絵文字が混在している場合は、形態素解析に先立ってテキストと絵文字を分離し、テキストのみについて形態素解析を行う。そして、絵文字については、その絵文字に対応した関連情報を抽出する。具体的には、図3のメール本文に示すように、「テニス」の横にラケットの絵文字が付加されている場合は、その絵文字の識別情報に対応した「テニスメーカー」の関連情報を抽出する。このとき、形態素解析による抽出情報と重複している場合は、一の関連情報を抽出する。
添付手段24は、このように抽出された関連情報を電子メールに添付する。ここで関連情報を電子メールに添付する場合、ホームページや各種情報を表示させるためのアイコンを添付する。しかし、このようなアイコンを添付するのでなく、そのホームページや各種情報そのものを添付させるようにしてもよい。また、メール本文が非常に長い場合は、添付される関連情報も増えてしまう可能性もある。このとき、すべての関連情報を添付したのでは、関連情報が多くなってしまい、メール受信者に不快感を与えてしまう可能性がある。そこで、好ましくは、関連情報を添付するための上限値を決めておき、さらに、最も多くヒットしたキーワードに対応する関連情報を抽出するようにしてもよい。このようにすれば、メールの受信者に不快感を与えることなく、しかも、メールの話題の中心となっている可能性の高い関連情報を厳選して添付することができるようになる。
一方、このように関連情報を添付する場合、アイコンやホームページを添付するのではなく、テキストや絵文字に対応する文字をハイパーテキストで表示するようにしてもよい。そして、そのハイパーテキストで表示されたメッセージ中の文字が押下されることによって企業の広告情報や各種情報を表示させるようにすることもできる。このような表示形態としては、例えば、メッセージ中において対応するキーワードの色やフォントを変えることなどが考えられる。このような表示形態でメッセージを表示させれば、アイコンを表示させる場合などと比べて電子メールの表示量を少なくすることができる。
そして、このように添付手段24によって関連情報を添付した電子メールをPOPサーバー15に送信するとともに、そのPOPサーバー15から受信者の第二クライアントコンピューター12に送信する。
第二クライアントコンピューター12は、受信手段26を介してこの関連情報付き電子メールを受信し、一旦これを図示しない記憶部に格納させる。
そして、第二クライアントコンピューター12のメール表示手段27は、メールソフトを起動させることによって、図5に示すように「メール送信者、タイトル、メール本文、関連情報のアイコン」などを表示させる。一方、関連情報表示手段28は、メッセージの内容に対応したアイコンの選択と押下によってブラウザを起動し、そのアイコンに対応したホームページや各種情報を表示させる。これにより、ディスプレイには、メッセージの内容に密接に関連したホームページや各種情報を表示させることができるようになる。ここでは、図3のメールに対応して、明日の天気予報を表示させるための情報や、テニスメーカーのホームページなどを表示させるようにしている。
次に、このように構成された関連情報表示システムにおける処理の流れについて図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、電子メールを第三者に送信する場合、送信者は第一クライアントコンピューター11のメールプログラムを起動させ、送信先のメールアドレスやメッセージの入力を行う(ステップS1)。そして、送信ボタンの押下を受け付けることによって、その電子メールをSMTPサーバー13へ送信する(ステップS2)。
SMTPサーバー13は、その電子メールを受信すると、その電子メールを解析サーバーコンピューター14に送信する。そして、解析サーバーコンピューター14では、その電子メールを受信すると(ステップT1)、電子メール中のメッセージを抽出し(ステップT2)、その抽出されたメッセージをテキストと絵文字に分離する(ステップT3)。そして、テキストについては形態素解析によって最小単位の文字列に分割し、その文字列もしくは隣接する文字列を結合したフレーズがキーワードとして記憶部25に記憶されているか否かを判断する(ステップT4)。そして、その文字列やフレーズが記憶部25のキーワードと一致する場合は、そのキーワードに対応した関連情報を抽出する(ステップT5)。また、絵文字についても同様に、その絵文字に対応する関連情報を抽出する(ステップT6)。このとき、複数の関連情報が抽出された場合は、あらかじめ既定された数(例えば、3つ)以下の関連情報に絞り込むべく、最も多くヒットしたキーワードに対応する関連情報を抽出し、その関連情報をアイコンとして電子メールに添付する(ステップT7)。そして、その関連情報を添付した電子メールをPOPサーバー15を介して受信者の第二クライアントコンピューター12に送信する(ステップT8)。
第二クライアントコンピューター12は、この電子メールを受信すると(ステップU1)、メールの閲覧操作が行われることによってメールプログラムを起動させ、送信者名やメッセージとともに関連情報のアイコンをディスプレイに表示させる。そして、受信者によってそのアイコンが押下されることにより(ステップU2)、ブラウザを起動させるとともにインターネットに接続し、そのアイコンに対応したホームページや各種情報をディスプレイに表示させる(ステップU3)。
このように上記実施の形態によれば、広告のためのアイコンに対応して所定のキーワードを割り当てて記憶部25に格納させておき、メッセージにそのキーワードと合致する文字が含まれている場合は、そのキーワードに対応する関連情報を表示させるようにしたので、対話内容と関連する広告情報を見ることができるようになる。また、広告主としても、自社の広告情報を見てもらう可能性が高くなり、宣伝広告の効果を高めることができるようになる。さらに、上記実施の形態では、解析サーバーコンピューター14で関連情報を添付するようにしたので、広告情報としてのアイコンが増減・変更された場合であっても、一括してこれを管理することができ、常に最新のアイコンを添付することができるようになる。
なお、上記実施の形態では、解析サーバーコンピューター14で解析処理や関連情報の添付の処理を行うようにしたが、これを送信者側の第一クライアントコンピューター11で行うようにすることもできる。この場合、図2における解析手段23や記憶部25、添付手段24は第一クライアントコンピューター11に設けられるようになる。以下に、添付処理などを第一クライアントコンピューター11で行う場合について説明する。
第一クライアントコンピューター11で関連情報を添付する場合、図7に示すように、まず、メールプログラムを起動させて、送信先やタイトル、メール本文の入力を受け付ける(ステップS11)。そして、この実施の形態では、図8に示すように「関連情報の添付」というボタンを設けておき、これに対応して「OK」のボタンが押下されることによって(ステップS12)、メッセージの内容を解析する(ステップS13)。この解析処理においては、上記実施の形態と同様にメッセージをテキストと絵文字に分離し、テキストについては形態素解析を行い、各文字列に合致するキーワードが存在するか否かを検索して対応する関連情報を添付する(ステップS14)。また、絵文字についても、その絵文字に対応する関連情報を添付する。そして、このように抽出された関連情報を添付して表示し(ステップS15)、送信者に関連情報のアイコンの取捨選択を受け付ける(ステップS16)。このアイコンの取捨選択を受け付ける場合、該当するアイコンの選択を受け付け、所望のキーに割り当てられた「削除」のボタンが押下されることによってそのアイコンを削除する。そして、送信ボタンが押下されることによって関連情報付きの電子メールを送信する(ステップS17)。
このようにすれば、送信者側で関連情報を取捨選択することができるので、不要な関連情報のみを削除して本当に関係している関連情報のみを添付して送信することができる。しかも、送信者も関連情報を閲覧することができるので、広告主側としても広告情報を見てもらうことで、より宣伝宣伝広告の効果を上げることができる。
なお、上記実施の形態においては、メッセージを形態素解析して各文字列やフレーズに合致するキーワードを検索するようにしたが、次のような方法を採用することもできる。すなわち、まず、関連情報に対応付けて記憶部に記憶されているキーワードを順次一つずつ抽出し、そのキーワードがメッセージに含まれているか否かを検索する。そして、メッセージにそのキーワードが含まれている場合は、そのキーワードに対応した関連情報を抽出して添付するようにする。
さらに、上記実施の形態において、、受信者などによる関連情報の閲覧履歴を収集し、これをもとにメール送受信のための課金に減額処理を施すようにしてもよい。このような方法としては、例えば、関連情報に固有の識別情報を割り当てておき、受信者がその関連情報に対応するホームページを閲覧した場合には、その識別情報に対応する閲覧回数をクライアントコンピューターに蓄積しておく。そして、その閲覧回数を解析サーバーコンピューター14に送信することによって、そのユーザーに対して電子メールの送受信に伴う課金の減額処理を行うようにしてもよい。この際、閲覧回数を解析サーバーコンピューター14に個別に送信すると、さらに送信のための料金が必要となるため、このクライアントコンピューター11、12から第三者に電子メールを送信する際、一緒にその識別情報と閲覧回数を載せて送信することもできる。
また、このように閲覧履歴を蓄積する場合、解析サーバーコンピューター14に各ユーザーによる閲覧履歴の集計をとっておき、これを関連情報の添付の選択に役立てることもできる。例えば、メッセージの内容から複数の関連情報が抽出された場合、最も閲覧履歴の高い関連情報から順に添付するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザーとしても役立つホームページを直ぐに見ることができるようになる。
さらに、上記実施の形態では、携帯電話で送受信される電子メールにアイコンを添付するようにしたが、もちろん、ノートパソコンやデスクトップパソコンなどのコンピューターで送受信される電子メールにアイコンや広告情報そのものを添付するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、電子メールに関連情報を添付して表示させるようにしたが、チャットやグリーティングカードでメッセージを送受信する場合は、これに関連して関連情報を表示させるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態における関連情報送信システムの概要を示す図 同形態における関連情報送信システムの機能ブロックを示す図 同形態における送信者側の第一クライアントコンピューターの電子メールの内容を示す図 同形態における解析サーバーコンピューターに記憶されたキーワードと関連情報を示す図 同形態における受信者側の第二クライアントコンピューターに表示された電子メールを示す図 同形態における関連情報送信システムの処理の流れを示すフローチャート 第二の実施の形態における第一クライアントコンピューターの送信処理を示す図 第二の実施の形態における第一クライアントコンピューターの電子メールの表示例を示す図
符号の説明
1・・・関連情報送信システム
11・・・第一クライアントコンピューター
12・・・第二クライアントコンピューター
13・・・SMTPサーバー
14・・・解析サーバーコンピューター
15・・・POPサーバー
21・・・送信情報入力手段
22・・・送信手段
23・・・解析手段
24・・・添付手段
25・・・記憶部
26・・・受信手段
27・・・メール表示手段
28・・・関連情報表示手段

Claims (6)

  1. 電子的に記述されたメッセージに対応して広告情報を含む関連情報を表示させる関連情報表示システムにおいて、
    電子的に記述されたメッセージの内容を解析する解析手段と、
    当該解析手段による解析結果に基づいて前記メッセージの内容に関連する広告情報を含む関連情報を抽出する抽出手段と、
    当該抽出手段によって抽出された関連情報を前記メッセージに対応して表示させる表示手段とを備たことを特徴とする関連情報表示システム。
  2. 電子的に記述されたメッセージに対応して広告情報を含む関連情報を表示させる関連情報表示システムにおいて、
    前記広告情報を含む関連情報に所定のキーワードを割り当てて記憶部に格納させておく記憶手段と、
    前記メッセージ内に、前記記憶部に格納されているキーワードと合致する文字が含まれているか否かを解析する解析手段と、
    当該解析手段によってキーワードに合致する文字が含まれている場合、当該キーワードに対応して記憶部に記憶されている関連情報を表示させる表示手段とを備えたことを特徴とする関連情報表示システム。
  3. 電子的に記述されたメッセージに対応して広告情報を含む関連情報を表示させる関連情報表示システムにおいて、解析サーバーコンピューターに、前記記憶手段と解析手段を備えたことを特徴とする関連情報表示システム。
  4. 前記関連情報が、インターネットに接続してホームページや各種情報を表示させるためのアイコンである請求項1から3いずれか1項に記載の関連情報表示システム。
  5. 前記関連情報を表示する場合、キーワードに合致する文字をハイパーテキストで表示させ、当該ハイパーテキストが選択されることによって関連するホームページや各種情報を表示させるようにした請求項2から3いずれか1項に記載の関連情報表示システム。
  6. 送信者側のクライアントコンピューターに前記表示手段を備えるようにした請求項1から5いずれか1項に記載の関連情報表示システム。
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