JP2011170611A - 情報提供装置、情報提供方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】RSSフィード等の通知情報の中から使用者又はその他の者に対して有用な通知情報を選択して提供すること。
【解決手段】情報提供装置であって、ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって所定の者に通知される通知情報のうち、過去に受信された通知情報を記憶する通知情報記憶部と、所定の者によって過去に送信又は受信された電子メールを記憶するメール記憶部と、メール記憶部に記憶される電子メールのうち、操作者によって選択された電子メールと、通知情報記憶部に記憶される各通知情報との関連度を評価する関連度評価部と、関連度評価部の評価結果に応じて通知情報を選択し、操作者、操作者によって指定された者、又は操作者によって指定されたネットワーク上の記憶領域に対し、選択された通知情報を提供する選択部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者又はその他の者に対して有用な情報を提供するための技術に関する。
企業のIT環境が整備されるにつれて、多くの業務において電子メールを用いた指示・依頼・情報共有などが行われている。したがって、送受信される電子メールの量は年々増加し続けている。そのため、多くのビジネスマンは、送受信された電子メールの中から、実際に業務に必要な情報を探し出すことに多くの時間を費やしており問題となっていた。
このような問題を解決するための技術として、特許文献1に開示された技術がある。特許文献1に開示された技術では、eメールマネージャが、eメール受信者によって割り当てられた重要度に基づいてeメールを様々なカテゴリに分ける。そして、eメールマネージャが、重要度によって優先順位付けされたグループで、eメールを受信者に提示する。重要度は、例えば送信元や内容に基づいて判断される。
また、インターネット技術の普及により、電子メール以外にも、ビジネス上で取り扱われる情報量は膨大となっており、様々な方法で情報を入手することができる。例えば、ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報を所定の者に通知する技術がある。この技術では、Web環境上に存在するニュースサイトの記事などの文書を対象として、当該文書を推薦するための情報や当該文書の更新に関する情報が提供される。以下、このような技術によって提供される情報を、通知情報と言う。このような技術の具体例として、RSS(Resource description framework Site Summary, Rich Site Summary, Really Simple Syndication)がある。RSSの使用者は、RSSフィードを購読することによって、最新の更新情報を定期的に入手することができる。RSSの使用者は、入手したRSSフィードの情報を後に活用したい場合には、キーワード検索などを行うことによって、必要となるRSSフィードを探すことができる。
特開2005−346716号公報
特許文献1に開示された技術では、受信された電子メール以外の情報については、重要度等に基づいた使用者への提供を行うことはできなかった。そのため、上記のようなRSSフィード等の通知情報の中から有用な情報を選択して使用者やその他の者に対して提供することはできなかった。したがって、過去に取得した膨大な通知情報を、業務上の指示や依頼があった任意のタイミングで再活用することは難しかった。
上記事情に鑑み、本発明は、RSSフィード等の通知情報の中から使用者又はその他の者に対して有用な通知情報を選択して提供することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、情報提供装置であって、ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって所定の者に通知される通知情報のうち、過去に受信された通知情報を記憶する通知情報記憶部と、前記所定の者によって過去に送信又は受信された電子メールを記憶するメール記憶部と、前記メール記憶部に記憶される電子メールのうち、操作者によって選択された電子メールと、前記通知情報記憶部に記憶される各通知情報との関連度を評価する関連度評価部と、前記関連度評価部の評価結果に応じて前記通知情報を選択し、前記操作者、前記操作者によって指定された者、又は前記操作者によって指定されたネットワーク上の記憶領域に対し、選択された通知情報を提供する選択部と、を備える。
本発明の一態様は、情報提供方法であって、ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって所定の者に通知される通知情報のうち、過去に受信された通知情報を記憶する通知情報記憶部と、前記所定の者によって過去に送信又は受信された電子メールを記憶するメール記憶部と、を備える情報提供装置が、前記メール記憶部に記憶される電子メールのうち、操作者によって選択された電子メールと、前記通知情報記憶部に記憶される各通知情報との関連度を評価する関連度評価ステップと、前記情報提供装置が、前記関連度評価ステップにおける評価結果に応じて前記通知情報を選択し、前記操作者、前記操作者によって指定された者、又は前記操作者によって指定されたネットワーク上の記憶領域に対し、選択された通知情報を提供する選択ステップと、を備える。
本発明の一態様は、ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって所定の者に通知される通知情報のうち、過去に受信された通知情報を記憶する通知情報記憶部と、前記所定の者によって過去に送信又は受信された電子メールを記憶するメール記憶部と、を備えるコンピュータに対し、前記メール記憶部に記憶される電子メールのうち、操作者によって選択された電子メールと、前記通知情報記憶部に記憶される各通知情報との関連度を評価する関連度評価ステップと、前記関連度評価ステップにおける評価結果に応じて前記通知情報を選択し、前記操作者、前記操作者によって指定された者、又は前記操作者によって指定されたネットワーク上の記憶領域に対し、選択された通知情報を提供する選択ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、RSSフィード等の通知情報の中から使用者又はその他の者に対して有用な通知情報を選択して提供することが可能となる。
情報提供システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。 スコアテーブルの具体例を表す図である。 関連インデックスの具体例を表す図である。 情報収集部20の動作の流れを表すフローチャートである。 情報提供部30の動作の流れを表すフローチャートである。 日数インデックスの具体例を表す図である。
図1は、情報提供システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。情報提供システムは、通知情報を使用者に提供するシステムである。通知情報とは、ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって、所定の者に通知される情報である。以下の説明では、通知情報の具体例としてRSSを用いる。本説明におけるRSSとは、例えばResource description framework Site Summaryや、Rich Site Summaryや、Really Simple Syndication等の略語であり、そのバージョンの違いに拘わらず一般的にRSSと呼ばれるもの全体を指し示す。
情報提供システム100は、メール記憶部11、RSS記憶部12、全文インデックス記憶部13、スコアテーブル記憶部14、関連インデックス記憶部15、情報収集部20、情報提供部30を備える。
メール記憶部11は、磁気記憶装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。メール記憶部11は、特定の者がこれまでに受信又は送信した電子メールのデータを予め記憶する。特定の者とは、例えば情報提供システム100の所有者や、情報提供システム100を使用するためのアカウントを有する使用者などである。電子メールのデータとは、電子メールのヘッダ情報(送信元メールアドレス、送信先メールアドレス、送信日時、受信日時など)、電子メールのタイトル、電子メールの本文、などのデータである。
RSS記憶部12は、磁気記憶装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。RSS記憶部12は、特定の者がこれまでに受信したRSSフィードのデータを予め記憶する。RSSフィードのデータとは、RSSフィードのタイトル、RSSフィードの参照先となるウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)、更新日時、各新着記事についての情報を含むデータである。また、各新着記事についての情報とは、各新着記事に関するタイトル、リンク先のURL、更新日時などの情報である。
全文インデックス記憶部13は、磁気記憶装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。全文インデックス記憶部13は、メール記憶部11に記憶されている電子メールのデータや、RSS記憶部12に記憶されているRSSフィードのデータに関する全文インデックスを記憶する。全文インデックス記憶部13が記憶する全文インデックスは、全文インデックス作成部201によって作成される。全文インデックスは、電子メールのデータ又はRSSフィードのデータに含まれる各単語(キーワード)と、各単語の所在情報とを対応付ける情報である。各単語の所在情報とは、各単語を含む電子メール又はRSSフィードの識別情報と、その電子メールのデータ又はRSSフィードデータ中のどの部分に単語が存在するかを表す位置情報と、を含む。
スコアテーブル記憶部14は、磁気記憶装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。スコアテーブル記憶部14は、スコアテーブルを記憶する。スコアテーブルは、メール記憶部11に記憶されている電子メールのデータに含まれる各単語に対応付けて、各単語に付与されているスコアを有する。複数の電子メールに共通する単語が含まれている場合には、スコアテーブルは、メール毎に独立してスコアを有する。スコアとは、各電子メールの内容と、その電子メールに含まれる各単語との関連性の高さを表す点数である。
図2は、スコアテーブルの具体例を表す図である。スコアテーブルは、電子メールの識別情報(Mail_id)と、単語の内容(Keyword)と、スコアとを対応付けて有する。図2のスコアテーブルでは、識別情報“1”の電子メールには単語“ABC”が含まれており、そのスコアが“5”である。また、単語“DEF”は、少なくとも識別情報“1”の電子メール及び識別情報“2”の電子メールの双方に含まれている。識別情報“1”の電子メールに含まれる“DEF”に付与されたスコアは“10”であり、識別情報“2”の電子メールに含まれる“DEF”に付与されたスコアは“3”である。
関連インデックス記憶部15は、磁気記憶装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。関連インデックス記憶部15は、関連インデックスを記憶する。関連インデックスは、メール記憶部11に記憶されている電子メールのデータに含まれる各単語に対応付けて、各単語を含むRSSフィードの識別情報等を有する。
図3は、関連インデックスの具体例を表す図である。関連インデックスは、単語の内容(Keyword)と、当該単語を含むRSSフィードの識別情報(RSS_id)と、当該RSSフィードのタイトル部分に当該単語が含まれるか否かを表す情報(タイトルに含まれる)と、当該RSSフィードの本文部分に当該単語が含まれるか否かを表す情報(本文に含まれる)と、を対応付けて有する。図3において、「タイトルに含まれる」及び「本文に含まれる」の項目の値は、“1”が含まれていることを表し、“0”が含まれていないことを表す。図3の関連インデックスでは、単語“ABC”は、識別情報“1”のRSSフィードのタイトル部分及び本文部分に含まれている。また、単語“DEF”は、少なくとも識別情報“1”のRSSフィード及び識別情報“2”のRSSフィードの双方に含まれている。識別情報“1”のRSSフィードは、“DEF”をタイトル部分にのみ含んでいる。また、識別情報“2”のRSSフィードは、“DEF”を本文部分にのみ含んでいる。
情報収集部20は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、情報収集プログラムを実行することによって実現される。情報収集部20は、全文インデックス作成部201、スコアテーブル作成部202、関連インデックス作成部203を備える装置として機能する。なお、情報収集部20の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。
全文インデックス作成部201は、メール記憶部11に記憶されている電子メールのデータと、RSS記憶部12に記憶されているRSSフィードのデータとをクローリングし、全文インデックスを作成する。具体的には、全文インデックス作成部201は、まず、予め登録されている辞書などを参照しながら、電子メール及びRSSフィードを名詞などの単語に分解する。全文インデックス作成部201は、分解によって得られた各単語と、各単語が得られた部分を表す所在情報と、を対応付けて全文インデックスを作成する。そして、全文インデックス作成部201は、作成した全文インデックス作成部201を全文インデックス記憶部13に登録する。
スコアテーブル作成部202は、メール記憶部11に記憶されている各電子メールの単語毎にスコアを算出し、スコアテーブルを作成する。スコアテーブル作成部202が単語毎に算出するスコアの算出方法は、電子メールの内容との関連性の高さを表す点数を算出できる方法であれば、どのような方法が採用されても良い。例えば、スコアテーブル作成部202は、各電子メールに含まれる単語毎に、電子メールの中に出現する回数と、各出現場所の重要度とに基づいて、スコアを算出する。この場合、出現場所の重要度は、予め設定された情報である。例えば、電子メールのタイトルの重要度が最も高く、本文の中でも先頭に近いほど重要度が高く、末尾に近いほど重要度が低いように設定されても良い。また、電子メールの本文中に、過去の電子メールの引用部分が存在する場合には、引用部分だけで独立して先頭部分と末尾部分とが設定され、先頭に近いほど重要度が高く、末尾に近いほど重要度が低いように設定されても良い。また、処理の対象となっている電子メール自身のタイトルや本文中のみならず、当該電子メールと同一のスレッドに属する電子メールにも基づいてスコアが算出されても良い。この場合、スコアテーブル作成部202は、例えば処理の対象となっている電子メール及び同一のスレッドに属する電子メール全てのタイトル及び本文から、処理の対象となっている単語を検索する。そして、その単語の出現回数と、各出現場所の重要度に基づいて、電子メール及び単語に対応するスコアを算出する。
関連インデックス作成部203は、RSS記憶部12に記憶されている各RSSフィードの単語毎に、RSSフィード内で各単語が出現する場所を検出し、関連インデックスを作成する。
情報提供部30は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、情報提供プログラムを実行することによって実現される。情報提供部30は、入力部301、関連度評価部302、RSSフィード選択部303、RSSリスト作成部304を備える装置として機能する。なお、情報提供部30の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。
入力部301は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置から、使用者の操作内容を表す信号を受け取る。そして、入力部301は、受け取った信号に基づいて、使用者の操作内容を解釈し、関連度評価部302に通知する。例えば、メール記憶部11に記憶されている電子メールの中から特定の電子メールを使用者が選択すると、入力部301は選択された電子メールの識別情報を解釈し、関連度評価部302に通知する。
関連度評価部302は、RSS記憶部12に記憶されている各RSSフィードについて、使用者によって選択された電子メールとの関連度を表す関連度スコアを算出する。スコ関連度評価部302がRSSフィード毎に算出する関連度スコアの算出方法は、選択された電子メールとの関連性の高さを表す点数を算出できる方法であれば、どのような方法が採用されても良い。例えば、関連度評価部302は、以下に示す式1を用いて関連度スコア(RSS_Score(Mail_id, RSS_id))を算出する。
Figure 2011170611
式1を用いた方法では、関連度評価部302は、使用者によって選択された電子メールに含まれる単語毎に、処理の対象となっているRSSフィードとの関連度を表す単位関連度スコアを算出する。そして、関連度評価部302は、選択された電子メールに含まれる全ての単語について算出された単位関連度スコアを合計することによって、関連度スコアを算出する。
次に、単位関連度スコアの算出方法について説明する。式1において、“Mail_id”は、使用者によって選択された電子メールの識別情報を表す。“RSS_id”は、関連度スコアを算出する対象となっているRSSフィードの識別情報を表す。“[タイトル]”は、処理の対象となっているRSSフィードのタイトルに、処理の対象となっている単語が含まれているか否かを表す。“[タイトル]”の具体的な値は、単語が含まれていれば“1”であり、単語が含まれていなければ“0”である。“[タイトル]”の値は、関連インデックスの「タイトルに含まれる」の値と同じである。“[本文]”は、処理の対象となっているRSSフィードの本文に、処理の対象となっている単語が含まれているか否かを表す。“[本文]”の具体的な値は、単語が含まれていれば“1”であり、単語が含まれていなければ“0”である。“[本文]”の値は、関連インデックスの「本文に含まれる」の値と同じである。“z1”及び“z2”は、それぞれ定数を表し、使用者や設計者などによって予め設定される値である。“Score(Mail_id, Keyword)”は、使用者によって選択された電子メールの識別情報と、処理の対象となっている単語とに対応付けてスコアテーブル記憶部14に記憶されるスコアの値を表す。
RSSフィード選択部303は、関連度スコアの順位に応じてRSSフィードを使用者に提供する。例えば、RSSフィード選択部303は、関連度スコアが高い方から順にRSSフィードを選択し、選択されたRSSフィードを表示装置に表示する。表示装置とは、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。例えば、RSSフィード選択部303は、使用者によって選択された電子メールの内容と、選択されたRSSフィードの内容とを、同一の画面上に表示させても良い。
RSSリスト作成部304は、RSSフィード選択部303によって選択された複数のRSSフィード群を、1つのRSSフィードにまとめることによってRSSリストを生成する。RSSリストとは、複数のRSSフィード群が1つのRSSフィードにまとめられたものである。なお、複数のRSSフィード群を1つのRSSフィードにまとめる処理は、既存の技術を用いて実現できる。
また、RSSリスト作成部304は、使用者の操作に応じて、使用者が他者に送信しようとしている電子メールに対し、RSSリストを添付するように構成されても良い。また、RSSリスト作成部304は、RSSリストを、使用者の情報端末装置のローカル記憶媒体に記録するように構成されても良い。また、RSSリスト作成部304は、RSSリストを、所定の電子掲示板や電子コミュニティサイト等にアップロードするように構成されても良い。
図4は、情報収集部20の動作の流れを表すフローチャートである。情報収集部20は、バックエンドで動作する。情報提供部30が動作する前に、情報収集部20は少なくとも1度は処理を行い、全文インデックス記憶部13、スコアテーブル記憶部14、関連インデックス記憶部15のそれぞれに、全文インデックス、スコアテーブル、関連インデックスを登録しておく。また、初回の処理以降は、情報収集部20は、前回の処理以降に新たに受信又は送信された電子メールや新たに受信されたRSSフィードなどの更新情報に対して処理を行っても良い。
以下、図4を用いて情報収集部20の動作について具体的に説明する。まず、全文インデックス作成部201が、メール記憶部11に記憶されている電子メールのデータと、RSS記憶部12に記憶されているRSSフィードのデータと、に対してクローリングすることによって全文インデックスを作成する(ステップS101)。次に、スコアテーブル作成部202が、メール記憶部11に記憶されている各電子メールの単語毎にスコアを算出し、スコアテーブルを作成する(ステップS102)。
次に、関連インデックス作成部203が、RSS記憶部12に記憶されている各RSSフィードの単語毎に、RSSフィード内で各単語が出現する場所を検出し、関連インデックスを作成する。このとき、関連インデックス作成部203は、特定のキーワードを選択し、選択したキーワードのみに関する関連インデックスを作成するように構成されても良い。図4のフローチャートは、関連インデックス作成部203がこのように構成された場合の動作の流れを表す。この場合、関連インデックス作成部203は、スコアテーブル記憶部14に記憶されたスコアテーブルを参照し、電子メール毎にスコアが高い方から所定数の単語を選択する(ステップS103)。次に、関連インデックス作成部203は、選択された単語毎に、当該単語を含むRSSフィードを検出し、そのRSSフィードにおける当該単語の出現箇所を検出する(ステップS104)。そして、関連インデックス作成部203は、検出された情報に基づいて、関連インデックスを作成する(ステップS105)。
図5は、情報提供部30の動作の流れを表すフローチャートである。情報提供部30は、フロントエンドで動作する。情報提供部30は、情報収集部20によって作成された全文インデックス、スコアテーブル、関連インデックスに基づいて動作する。
以下、図5を用いて情報提供部30の動作について具体的に説明する。まず、使用者によって電子メールが選択されたことをトリガとして、入力部301が、選択された電子メールの識別情報を取得する(ステップS201)。
次に、関連度評価部302が、選択された電子メールに含まれる単語を含むRSSフィード(以下、「関連RSSフィード」という。)を、関連インデックス記憶部15に記憶された関連インデックスに基づいて選択する(ステップS202)。具体的には、関連度評価部302は、スコアテーブルを参照し、ステップS201において取得された識別情報に対応する単語を選択する。このとき、関連度評価部302は、選択された電子メールに含まれる全ての単語を選択するように構成されても良い。また、関連度評価部302は、選択された電子メールに含まれる単語のうちスコアが高い方から順に所定数の単語を選択するように構成されても良い。そして、関連度評価部302は、関連インデックスを参照し、選択された単語を含むRSSフィードを、関連RSSフィードとして選択する。そして、関連度評価部302が、選択された関連RSSフィード毎に、関連度スコアを算出する(ステップS203)。
次に、RSSフィード選択部303が、関連度スコアが高い方から順にRSSフィードを選択し(ステップS204)、選択したRSSフィードを表示装置に表示する(ステップS205)。そして、使用者からRSSリストの作成指示があると(ステップS206−YES)、RSSリスト作成部304がRSSリストを作成する(ステップS207)。
使用者からRSSリストの作成指示が無い場合(ステップS206−NO)、又は、RSSリストの作成が完了した場合は、情報提供部30による一連の処理が終了する。情報提供部30は、新たに電子メールが選択された場合には、ステップS201以降の処理を実行する。
以上のように構成された情報提供システム100によれば、使用者が特定の電子メールを選択することに応じて、選択された電子メールと関連が深いRSSフィードを提示することが可能となる。したがって、その時点で使用者が必要とする情報を推薦することが可能になる。
上述したように、電子メールは、ビジネス上の検討過程や承認フロー(指示、報告)などの場面で使用されることが多い。そのため、メール記憶部11に蓄積されている電子メールには、ビジネス状況などを把握するのに役立つ情報が多く含まれている。また、RSS記憶部12には、使用者が興味を持っているWebサイトに関する情報が多く含まれている。さらに、RSSフィード自体に含まれる情報は、Webサイトに含まれる情報に比べて短く概略程度のものが多い。そのため、RSSフィードに含まれる情報には、ノイズが少なく、ニュース性や重要性が高いものが多い。そのため、情報提供システム100が上記のように動作し、使用者によって選択された電子メールに関連するRSSフィードをRSS記憶部12から選択して提供することによって、使用者の業務などと関連が深い情報を提供することが可能となる。
また、このような情報提供システム100により、以下のような効果も得られる。第1の効果は、電子メール本題の内容に関する付加情報やバックグラウンドをいち早く察知できることである。その理由は、情報提供システム100によれば、使用者が電子メールを選択した時点で、業務に関連するRSSの中から電子メール本題に関する情報を推薦できるためである。第2の効果は、使用者が作成する電子メールの付加価値を与え、使用者間のコミュニケーションを活性化できることである。その理由は、使用者が過去の電子メールを添付又は転送する際に、当該電子メールの内容に関連したRSSフィードの情報をRSSリストとして添付できるためである。例えば、過去の電子メールを送信する先の相手に対して、最低限知っておいてほしい情報を、RSSリストとして容易に提供することが可能となる。第3の効果は、使用者に対して気づきを与えることができることである。その理由は、人力で検索する必要がなく、単語の選定や条件を考える必要がない、あるいは検索するという動機がなくても情報の提示が可能なためである。第4の効果は、使用者に対して精度の高い情報提供ができることにある。その理由は、使用者が購読しているRSSフィードから情報を提供するためである。
<変形例>
スコアテーブル作成部202は、電子メールに含まれる単語のうち、予め辞書などに登録されている固有名詞のみを処理の対象としても良い。
情報提供システム100は、従来からある電子メールクライアントソフトの一機能として実現されても良い。
また、関連インデックス作成部203は、処理の対象としている単語及びRSSフィードの識別情報が、既に関連インデックスに存在する場合には、当該単語及びRSSフィードの組み合わせについて関連インデックスを生成する処理をスキップするように構成されても良い。
また、関連度評価部302は、数1の数式に、時間の概念を加えて関連度スコアを算出するように構成されても良い。例えば、関連度評価部302は、使用者によって選択された電子メールの送信時又は受信時と、処理の対象となっているRSSフィードの送信時又は受信時との時間差を算出する。そして、関連度評価部302は、時間差が大きいほど関連度スコアが小さくなり、時間差が大きいほど関連度スコアが大きくなるように、関連度スコアを算出しても良い。また、関連度評価部302は、処理の対象となっているRSSフィードの送信時又は受信時と現在時刻との時間差を算出する。そして、関連度評価部302は、時間差が大きいほど関連度スコアが小さくなり、時間差が大きいほど関連度スコアが大きくなるように、関連度スコアを算出しても良い。また、より具体的には、関連度評価部302は、上記の二つの時間差の和を所定の閾値区間(例えば0.8〜1.2)で傾斜配点し、数1によって算出された値に乗算することによって関連度スコアを算出するように構成されても良い。
このように構成された情報提供システム100では、使用者によって選択された電子メールの送信時又は受信時に時間軸で近いRSSフィードほど関連度スコアが高く算出される。そのため、使用者によって選択された電子メールの送信時又は受信時に時間軸で近いRSSフィードを使用者に提供することが可能となる。また、新しいRSSフィードほど関連度スコアが高く算出される。そのため、より新しいRSSフィードを使用者に提供することが可能となる。
また、関連度評価部302は、関連度スコアの算出過程において、日数インデックスを作成するように構成されても良い。図6は、日数インデックスの具体例を表す図である。RSSフィードの識別情報毎に、選択された電子メールとの送受信の日数差(時間差)と、現在との日数差(現在時刻との時間差)とを表す。なお、図6では、「日数差」と表現しているが、少数を有することからも明らかなように、日付のみならず時間の差も評価される。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…情報提供システム(情報提供装置), 11…メール記憶部, 12…RSS記憶部(通知情報記憶部), 13…全文インデックス, 14…スコアテーブル記憶部, 15…関連インデックス記憶部, 20…情報収集部, 30…情報提供部, 201…全文インデックス作成部, 202…スコアテーブル作成部(単語関連性評価部), 203…関連インデックス作成部, 301…入力部, 302…関連度評価部, 303…RSSフィード選択部(選択部), 304…RSSリスト作成部

Claims (5)

  1. ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって所定の者に通知される通知情報のうち、過去に受信された通知情報を記憶する通知情報記憶部と、
    前記所定の者によって過去に送信又は受信された電子メールを記憶するメール記憶部と、
    前記メール記憶部に記憶される電子メールのうち、操作者によって選択された電子メールと、前記通知情報記憶部に記憶される各通知情報との関連度を評価する関連度評価部と、
    前記関連度評価部の評価結果に応じて前記通知情報を選択し、前記操作者、前記操作者によって指定された者、又は前記操作者によって指定されたネットワーク上の記憶領域に対し、選択された通知情報を提供する選択部と、
    を備える情報提供装置。
  2. 前記メール記憶部に記憶される各電子メールの内容と、各電子メールに含まれる各単語との関連性の高さを評価する単語関連性評価部をさらに備え、
    前記関連度評価部は、評価対象の通知情報に含まれる前記単語と、評価対象の電子メールと、の組み合わせに対する前記単語関連性評価部による評価が高いほど、評価対象の通知情報及び電子メールの関連度を高く評価する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記関連度評価部は、評価対象の通知情報及び電子メールに共通して含まれる単語の数が多いほど、評価対象の通知情報及び電子メールの関連度を高く評価する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって所定の者に通知される通知情報のうち、過去に受信された通知情報を記憶する通知情報記憶部と、前記所定の者によって過去に送信又は受信された電子メールを記憶するメール記憶部と、を備える情報提供装置が、前記メール記憶部に記憶される電子メールのうち、操作者によって選択された電子メールと、前記通知情報記憶部に記憶される各通知情報との関連度を評価する関連度評価ステップと、
    前記情報提供装置が、前記関連度評価ステップにおける評価結果に応じて前記通知情報を選択し、前記操作者、前記操作者によって指定された者、又は前記操作者によって指定されたネットワーク上の記憶領域に対し、選択された通知情報を提供する選択ステップと、
    を備える情報提供方法。
  5. ネットワーク上に存在する文書の内容や所在に関する情報であって所定の者に通知される通知情報のうち、過去に受信された通知情報を記憶する通知情報記憶部と、前記所定の者によって過去に送信又は受信された電子メールを記憶するメール記憶部と、を備えるコンピュータに対し、
    前記メール記憶部に記憶される電子メールのうち、操作者によって選択された電子メールと、前記通知情報記憶部に記憶される各通知情報との関連度を評価する関連度評価ステップと、
    前記関連度評価ステップにおける評価結果に応じて前記通知情報を選択し、前記操作者、前記操作者によって指定された者、又は前記操作者によって指定されたネットワーク上の記憶領域に対し、選択された通知情報を提供する選択ステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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