JP2003108486A - 無線通信端末 - Google Patents

無線通信端末

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JP2003108486A
JP2003108486A JP2001299019A JP2001299019A JP2003108486A JP 2003108486 A JP2003108486 A JP 2003108486A JP 2001299019 A JP2001299019 A JP 2001299019A JP 2001299019 A JP2001299019 A JP 2001299019A JP 2003108486 A JP2003108486 A JP 2003108486A
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Tokuji Yoneyama
篤司 米山
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/7243—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages
    • H04M1/72436—User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality with interactive means for internal management of messages for text messaging, e.g. SMS or e-mail
    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00—Administration; Management
    • G06Q10/10—Office automation; Time management
    • G06Q10/107—Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信メールを表示している際に、関係するキ
ーワードを自動登録することにより、受信メールに関連
する過去の電子メールをワンクリックで選択する。 【解決手段】 携帯電話機が電子メールを受信すると受
信メールが表示部５に表示される。そして、登録手段１
１が、表示部５に表示されている受信メールのキーワー
ドを記憶部４へ自動登録する。ユーザが、表示部５に表
示されている受信メールに関連する過去の送信メールや
受信メールを検索すると、検索手段１２が、記憶部４に
登録されているキーワードを自動検索する。これによっ
て、画面に表示されているソフトウエアボタンをワンク
リックするだけで、過去の電子メールより所望の検索対
象メールを検索することができる。検索対象メールは、
検索メール表示制御手段１３によって表示部５に表示さ
れる。受信メールと検索対象メールは、ソフトウエアボ
タンをワンクリックするだけで表示切換えができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の電子メール
を自動検索する機能を備えた携帯電話機などの無線通信
端末に関するものであり、特に、受信した電子メールに
関連する過去の送受信メールより所望の電子メールを自
動検索して表示させる機能を備えた携帯電話機などの無
線通信端末に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯電話機は、音声による通信以
外に電子メールによる通信が盛んに行われている。この
ような電子メールは、相手側の都合に関係なく送信する
ことができ、また、相手側も都合のよいときに電子メー
ルを開いて情報を取得することができるので、相手の立
場を考慮した通信手段と云える。このような電子メール
による通信手段では、一度に多くの受信メールを順次開
くこともあるし、今受信した電子メールに関連する情報
を知るために、過去に送信または受信した電子メールを
検索して表示させることもある。このように、過去の電
子メールを表示させる場合には、キーワードなどを入力
して必要な電子メールの検索を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
携帯電話機では、受信した電子メールを表示していると
き、その電子メールに至るまで経過情報を示す過去の送
信メールや受信メールを簡単に見ることができない。つ
まり、現在表示している受信メールの表示内容を一旦閉
じて、送信一覧や受信一覧を表示した後に、ユーザが見
たい過去の電子メールを選択して該当する電子メールを
表示しなければならない。このため、操作が複数回に亘
るので操作上の煩わしさは避けられない。また、必要な
過去の電子メールを検索する場合は、ユーザがキーワー
ドを入力して検索を行わなければならないし、過去の電
子メールを参照し終えた後は、再び、複数回の操作によ
って元の受信メールの表示を行ってから、返信あるいは
転送などの処理を行わなければならない。
【０００４】このような問題を解決するために、例え
ば、特開２００１−２２７８９号公報などには、複数の
電子メールより所望の電子メールの検索を容易に行う技
術が開示されている。この技術によれば、時系列順とか
送信者名検索とかフリーワード検索などの検索条件を設
定すれば、その検索条件に該当する所望の電子メールを
簡単に検索して表示することができる。しかしながら、
この技術においても、送信者名を選択したりフリーワー
ドを入力したりして、段階的に検索条件を与えながら検
索結果を絞り込んで行かなければならない。したがっ
て、所望の電子メールを検索するまでには複数回の操作
を行わなければならないので、依然として検索効率の悪
さは解消されていない。
【０００５】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、受信メールを表示している
際に、関係するキーワードを自動登録することにより、
表示している受信メールに関連する過去の電子メールを
ワンクリックで選択できる携帯電話機などの無線通信端
末を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の無線通信端末は、受信した電子メールに
関連する過去の電子メールより、所望の電子メールを検
索して表示させる機能を有する無線通信端末において、
現在表示されている電子メールに関連するキーワードを
記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているキ
ーワードに基づいて、過去の電子メールより、現在表示
されている電子メールに関連する検索対象電子メールを
検索するメール検索手段と、所定のボタンがワンクリッ
クされたときに、受信した電子メールと検索対象電子メ
ールとを切換え表示させる表示制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【０００７】本発明の無線通信端末によれば、最新の受
信メールが表示されているとき、その受信メールのキー
ワードが直ちに記憶手段に記憶される。そして、メール
検索手段が、記憶手段に記憶されているキーワードに基
づいて、現在表示されている受信メールに関連する過去
の電子メールを検索し、検索対象電子メールを抽出して
画面に表示させる。これによって、受信メールの内容を
表示した状態で、現在開いている受信メールに関連する
過去の電子メールを簡単に検索することができると共
に、最新の受信メールと過去の検索対象電子メールと
を、ワンクリックの操作で自由に切替え表示することが
できる。
【０００８】また、本発明の無線通信端末は、さらに、
現在表示されている電子メールに関連するキーワードを
前記記憶手段へ登録する登録手段を備えることを特徴と
する。
【０００９】本発明の無線通信端末によれば、登録手段
が、現在表示されている電子メールに関連するキーワー
ドを記憶手段へ登録すれば、検索手段が、記憶手段に登
録されているキーワードに基づいて、過去の送信メール
や受信メールや送受信メールの中から、現在表示されて
いる電子メールに関連する検索対象電子メールを検索す
る。なお、実施の形態においては、検索メール表示制御
手段がその検索対象電子メールを画面に表示させる。こ
れによって、ユーザは、画面のソフトウエアボタンをワ
ンクリックするだけで、検索対象電子メールを表示させ
たり、元の受信メールを表示させたりすることができ
る。そして、本発明の無線通信端末によれば、現在表示
されている受信メールのキーワード(例えば、電話番号
やアドレスなど)をユーザがわざわざ入力しなくても、キ
ーワードは登録手段によって自動的に登録され、検索手
段によって該当するキーワードが自動的に検索される。
したがって、送信済みメールや受信済みメールの中か
ら、ユーザが所望する検索対象メールを瞬時に見付ける
ことができ、使い勝手のよい携帯電話機などの携帯無線
端末を実現することができる。
【００１０】また、本発明の無線通信端末において、前
記表示制御手段は、ユーザの設定により、過去の送信メ
ールと過去の受信メールと過去の送受信メールとを択一
的に選択して表示させることを特徴とする。
【００１１】本発明の無線通信端末によれば、最新の受
信メールを表示している状態で、過去の電子メールを開
く際に、過去の送信メールを開くか、過去の受信メール
を開くか、或いは、お互いのやりとりを見る為に過去の
送受信メールの全てを見るかを、それぞれの用途に合わ
せてユーザが任意に選択することができる。
【００１２】また、本発明の無線通信端末において、前
記表示制御手段は、さらに前記検索対象電子メールと該
検索対象電子メールの前後の電子メールとの切替え表示
を、前記所定のボタンのワンクリックで行わせることを
特徴とする。
【００１３】本発明の無線通信端末によれば、検索した
電子メールの内容を画面に表示している時に、検索対象
電子メールの次の電子メールまたは1つ前の電子メール
に表示を切り替える際に、ワンクリックで表示切替えを
行うことができる。
【００１４】また、本発明の無線通信端末において、前
記表示制御手段は、送信メールおよび受信メールの文字
色または背景色を任意に変更させることを特徴とする。
【００１５】本発明の無線通信端末によれば、検索対象
の送信メールや受信メールの表示文字色や背景色を変え
て目立ちやすくすることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける無線通信端末の実施の形態について携帯電話機を例
に挙げて説明する。図lは、本発明における携帯電話機
のハードウェア構成を示すブロック図である。図１に示
すように、本発明における携帯電話機の基本的な構成は
従来の携帯電話機とほぼ同様であるが、制御部２にメー
ル検索処理手段２ａを備えているところが従来と異なる
ところである。
【００１７】すなわち、本発明の携帯電話機は、無線信
号の送受信を行う無線部1と、通話に伴う信号処理及び電
子メールなどの表示処理や鳴音などの制御を行うと共
に、電子メールの検索処理を行うためのメール検索処理
手段２ａを備える制御部２と、ユーザが文字データを入
力する操作部３と、制御部２における処理プログラムや
電話帳データや電子メールの検索キーワードを記憶する
記憶部４と、入力された文字データや受信メールや検索
された電子メール（検索対象メール）などを表示する表
示部５と、音声を収録して電気信号に変換するマイク６
と、電気信号を音声に変換するスピーカ７とによって構
成されている。
【００１８】図２は、図１に示す制御部２が備えるメー
ル検索処理手段２ａの構成図である。すなわち、メール
検索処理手段２ａは、表示部５に表示されている電子メ
ールのキーワードを記憶部４へ自動的に登録させる登録
手段１１と、記憶部４に登録されているキーワードに基
づいて過去の送信メール又は受信メールより検索対象メ
ールを自動検索する検索手段１２と、検索された過去の
電子メール（検索対象メール）を表示部５の画面に表示
させる検索メール表示制御手段１３とを備えている。
【００１９】次に、図１、図２のように構成された携帯
電話機の動作を概略説明する。先ず、携帯電話機が電子
メールを受信するとその電子メールが表示部５に表示さ
れる。そして、登録手段１１が、表示部５に表示されて
いる電子メールのキーワードを記憶部４へ自動登録す
る。ユーザが、表示部５に表示されている電子メールに
関連する過去の送信メールや受信メールを検索しようと
すると、検索手段１２が、記憶部４に登録されているキ
ーワードを自動検索する。これによって、画面に表示さ
れているソフトウエアボタンをワンクリックするだけ
で、過去の電子メールより所望の検索対象メールをサー
チすることができる。そして、検索対象メールは、検索
メール表示制御手段１３によって表示部５に表示され
る。また、受信した電子メールと検索対象メールは、ソ
フトウエアボタンをワンクリックするだけで交互に切換
え表示することができる。すなわち、本発明の携帯電話
機によれば、受信メールを表示している際に、関係する
キーワードを自動登録することにより、表示している受
信メールに関連する過去の電子メールをワンクリックで
選択することができる。
【００２０】図３は、図１に示す携帯電話機の電子メー
ル検索処理の流れを示すフローチャートである。また、
図４は、携帯電話機の表示部に表示される検索処理中の
表示画面であり、（ａ）は最新の受信メール表示画面、
（ｂ）はメール検索種別指定画面、（ｃ）は送信済みメ
ール一覧表示画面、（ｄ）は検索対象送信済みメール表
示画面である。したがって、図４に示す具体的な表示例
を参照しながら、図３のフローチャートに従って本発明
における携帯電話機の電子メール検索処理の流れを詳細
に説明する。
【００２１】先ず、携帯電話機が電子メールを受信した
場合は、一般的に備わっている電子メール受信機能によ
って最新に受信した電子メール（最新受信メール）が画
面に表示される（ステップＳ１）。例えば、図４（ａ）
の受信メール表示画面のような画面が表示される。ここ
で、図４（ａ）のように表示されている最新受信メール
に関連する過去の送信メールや受信メールを参照したい
場合は、該当する過去の電子メールを検索するためのキ
ー(以下、<メール検索>キーと云う)を押下する。したが
って、制御部２のメール検索処理手段２ａが、<メール
検索>キーが押下されたか否かの判定を行う（ステップ
Ｓ２）。
【００２２】もし、<メール検索>キーが押下された場合
には（ステップＳ２，Ｙ）、検索する電子メールの種類
を選択するためのメール検索種別指定画面が表示される
（ステップＳ３）。例えば、図４（ｂ）のメール検索種
別指定画面のように、検索者氏名〔国際太郎〕に関し
て、１．過去の送信メールの一覧（つまり、送信一
覧）、２．過去の受信メールの一覧（つまり、受信一
覧）、３．過去の送受信メールの一覧（つまり、送信／
受信一覧）の何れを選択するかの選択画面が表示され
る。尚、ステップＳ２で<メール検索>キーが押下されな
ければ（ステップＳ２，Ｎ）、ステップＳ１に戻って、
図４（ａ）のような最新の受信メール表示画面のままで
ある。
【００２３】ステップＳ３に戻って、図４（ｂ）に示す
ようなメール検索種別指定画面の検索者氏名には、検索
メール表示制御手段１３の制御によって、現在受信メー
ルを表示している送信者の氏名または宛先（つまり、図
４（ａ）の受信メール表示画面の氏名または宛先）が自
動的に表示される。さらに、登録手段１１によって受信
メールのキーワードが記憶部４に自動的に登録される。
したがって、詳細は後述するステップで述べるが、記憶
部４に登録されたキーワードによって自動的に検索対象
メールのサーチが行われるので、ユーザがわざわざキー
ワードを指定しなくても検索を行うことができる。
【００２４】次に、ユーザは、図４（ｂ）のメール検索
種別指定画面において、１．送信一覧、２．受信一覧、
３．送信／受信一覧の、いずれの検索を指定するかを決
定するために、メール検索種別の選択指定を行う（ステ
ップＳ４）。そして、図４（ｂ）のメール検索種別指定
画面においてメールの検索種別を選択した後、選択完了
を示すキー(以下、<決定>キーと呼ぶ)が押下されたか否
かを判定する（ステップＳ５）。ここで、<決定>キーが
押下されたならば（ステップＳ５，Ｙ）、ステップＳ４
においてメール検索種別で指定した種別ごとの過去の電
子メールの一覧が画面に表示される（ステップＳ６）。
例えば、図４（ｂ）で送信一覧を指定すれば、図４
（ｃ）に示すような過去の送信済みメールの一覧が画面
に表示される。尚、ステップＳ５において、図４（ｂ）
に示すメール検索種別指定画面で<決定>キーが押下され
ずに、<戻る>キーが押下された場合は（ステップＳ５，
Ｎ）、ステップＳ１に戻って、図４（ａ）のような最新
に受信電子メールの画面が表示される。
【００２５】図４（ｃ）は、前述のステップＳ６で表示
された指定種別毎の過去の電子メール一覧の一例であ
る。つまり、図４（ｃ）は、図４（ｂ）の指定画面で
『送信一覧』を選択指定した場合に、過去の送信済みメ
ールの一覧が画面に表示された場合の例を示している。
【００２６】次に、図４（ｃ）に示すような過去の電子
メールの一覧（つまり、送信済みメールの一覧）の中か
ら、検索対象となる送信済みメールを選択する（ステッ
プＳ７）。そして、<決定>キーが押下されたか否かを判
定する（ステップＳ８）。つまり、図４（ｃ）の送信済
みメール一覧表示画面において、検索対象の送信済みメ
ール（例えば、送信日“０１/３０”の送信メール）が
選択された後に、<決定>キーが押下されたか否かを判定
する。
【００２７】ここで、もし<決定>キーが押下されていれ
ば（ステップＳ８，Ｙ）、検索対象となる過去メールが
表示される（ステップＳ９）。例えば、図４（ｄ）のよ
うに、検索対象となった送信日“０１／３０”の送信済
みメールの画面が表示される。尚、ステップＳ８におい
て、図４（ｃ）の送信済みメール一覧表示画面で<決定>
キーが押下されずに、<戻る>キーが押下された場合には
（ステップＳ８，Ｎ）、ステップＳ３に戻って、図４
（ｂ）に示すようなメール検索種別指定画面が表示され
る。
【００２８】次に、ステップＳ９で図４（ｄ）のような
検索対象の過去メール（例えば、送信日が“０１/３
０”の送信済みメール）が表示されているとき、<次メ
ール>キーが押下されたか否かが判定され（ステップＳ
１０）、もし、<次メール>キーが押下されたならば（ス
テップＳ１０，Ｙ）、ステップＳ９で表示された検索対
象過去メールの次の過去メールが表示される（ステップ
Ｓ１１）。また、<次メール>キーが押下されずに、<前
メール>キーが押下されたか否かが判定され（ステップ
Ｓ１２）、もし<前メール>キーが押下されたならば（ス
テップＳ１２，Ｙ）、ステップＳ９で表示された検索対
象過去メールの前の過去メールが表示される（ステップ
Ｓ１３）。
【００２９】このように、図４（ｄ）にように表示され
ている過去の送信メールとは別の送信メールを参照した
い場合には、<次メール>キーを押下することによって現
在表示されている過去メールの次の送信メール（または
受信メール）を表示することができ、<前メール>キーを
押下することによって、現在表示されている過去メール
よりも前の送信メール（または受信メール）を表示する
ことができる。したがって、現在開いている受信メール
をわざわざ一度閉じてから、再度参照したい電子メール
を選択しなくても、ワンキー操作で前後の電子メールを
交互に開いて参照を行うことができる。
【００３０】このようにして、図４（ｄ）のような検索
対象の過去メールを参照している際に、<決定>キーが押
下されたか否かを判定して（ステップＳ１４）、もし、
<決定>キーが押下されたならば（ステップＳ１４でＹｅ
ｓの場合）、過去メールの参照処理を終了して図４
（ｄ）のような過去メールの参照画面を消去し（ステッ
プＳ１５）、最初に表示していた図４（ａ）のような最
新の受信メール表示画面に戻り（ステップＳ１６）、処
理を終了する。
【００３１】尚、ステップＳ１４において、図４（ｄ）
の検索対象送信済みメール表示画面で<決定>キーが押下
されずに、<戻る>キーが押下された場合には（ステップ
Ｓ１４でＮｏの場合）、ステップＳ９に戻って、図４
（ｃ）に示すような送信済みメール一覧表示画面が表示
される。
【００３２】図５は、図３のフローチャートのステップ
Ｓ４において、メール検索種別をそれぞれ指定した場合
のメール一覧表示画面であり、（ａ）は送信済みメール
一覧表示画面、（ｂ）は受信済みメール一覧表示画面、
（ｃ）は送受信済みメール一覧表示画面である。つま
り、図５は、図４（ｂ）のメール検索種別指定画面の各
指定によって表示されたメール一覧表示画面である。す
なわち、図４（ｂ）で『送信一覧』を指定した場合は、
図５（ａ）の『送信済みメール一覧表示画面』が表示さ
れ、図４（ｂ）で『受信一覧』を指定した場合は、図５
（ｂ）の『受信済みメール一覧表示画面』が表示され、
図４（ｂ）で『送受信一覧』を指定した場合は、図５
（ｃ）の『送受信済みメール一覧表示画面』が表示され
る。
【００３３】尚、図４（ａ）に示す受信メール画面の表
示後の各画面表示から、最初の表示画面である図４
（ａ）の受信メール画面に戻すには、画面表示のソフト
キーであるＣキー（戻る）によって1画面づつ戻すか、
あるいは、Ａキー(受信メール)によって直接戻すかの何
れかの方法がある。さらに、送信メールあるいは受信メ
ールの画面を表示中に、各表示内容のコピー／カット／
ペーストが可能である。
【００３４】図６は、本発明のメールサーチ機能による
画面遷移図である。つまり、この図は、最新の受信メー
ルを基準画面として表示させ、各画面毎にメールキーを
ワンクリックで押下することにより、現在表示している
対象者に関する過去の送信メールや受信メールがセレク
ト表示される画面の遷移状態を示している。
【００３５】先ず、電子メールを表示するときには、オ
ールメニュー画面（ａ）で受信メール一覧を選択して<
決定>すると受信一覧画面（ｂ）が表示される。さら
に、受信メールを選択して<決定>すると受信メール
（ｃ）が表示され、受信日“０１/３１” を選択して<
決定>すると、最新の受信メールである基準画面（ｄ）
が表示される。ここまでは、通常の携帯電話機の操作と
同じである。
【００３６】本発明の携帯電話機では、基準画面（ｄ）
に関する関連情報を知りたいときは、ワンクリックで関
連する送信メールや受信メールの内容を表示させること
ができる。つまり、メール検索種別指定画面（ｅ）によ
って『送信一覧』を選択して<決定>すると、過去の送信
済みメール一覧表示画面（ｆ）が表示され、さらに、送
信日“０１/３０”を選択して<決定>すると、検索対象
送信済みメール表示画面（ｇ）を表示することができ
る。また、この画面（ｇ）から<戻る>を押せば前の画面
（ｆ）に戻ることができるし、この画面（ｇ）から<決
定>を押せば基準画面（ｄ）に戻すことができる。
【００３７】同様にして、メール検索種別指定画面
（ｅ）によって『受信一覧』を選択して<決定>すると、
過去の受信済みメール一覧表示画面（ｈ）が表示され、
さらに、受信日“０１/２７”を選択して<決定>する
と、検索対象受信済みメール表示画面（ｉ）を表示する
ことができる。また、この画面（ｉ）から<戻る>を押せ
ば前の画面（ｈ）に戻ることができるし、この画面
（ｉ）から<決定>を押せば基準画面（ｄ）に戻すことが
できる。
【００３８】さらに、同様にして、メール検索種別指定
画面（ｅ）によって『送信／受信一覧』を選択して<決
定>すると、過去の送信／受信済みメール一覧表示画面
（ｊ）が表示され、さらに、送受信日“０１/３０”を
選択して<決定>すると、検索対象送受信済みメール表示
画面（ｋ）を表示することができる。また、この画面
（ｋ）から<戻る>を押せば前の画面（ｈ）に戻ることが
できる。さらに、<前メール>を押せば、ワンクリックで
関連メール一覧画面（ｊ）中の前メールの画面に移るこ
とができるし、<次メール>を押せば、ワンクリックで関
連メール一覧画面（ｊ）中の次メールの画面に移ること
ができる。
【００３９】このように、本発明の携帯電話機によれ
ば、基準画面となる受信メール表示画面が表示されてい
るとき、所望のメールキーをワンクリックで押下するこ
とによって、現在表示している対象者に関する過去の送
受信メールを選択的に表示させることができる。つま
り、現在表示している最新メールの関連メール機能を選
択することにより、過去の関連メールの内容をワンクリ
ックで表示することができる。尚、メニュー画面から関
連メールを選択実行した場合にはワンクリックとはなら
ないが、各々の表示画面毎に関連メール機能を選択すれ
ばワンクリックで所望の画面に移行ことができる。
【００４０】また、本発明の携帯電話機によれば、関連
メールを表示しているときにワンクリックで関連メール
の前後のメールを表示することができるし、関連メール
を表示しているときにワンクリックで元の基本画面（最
新の受信メール）の表示に戻ることができる。さらに
は、検索対象の送信メールや受信メールの表示文字色や
背景色を変えて目立ちやすくすることもできる。また、
検索キーワードは自動で識別するが、ユーザが予め所望
のキーワードを設定しておいてもよい。さらに、関連す
る送受信メールを表示させるとき、ユーザが予め送信又
は受信のいずれかを選択しておいてもよい。また、ワン
クリックで関連メールの内容を表示させるが、ユーザの
選択により関連メール一覧を表示させるようにしておい
てもよい。
【００４１】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では携帯電話機
で電子メールを送受信する場合の関連メールの検索方法
について述べたが、これに限ることはなく、モバイル端
末などのあらゆる無線携帯端末において電子メールを送
受信する場合の関連メールの検索方法にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における無
線携帯端末によれば、受信メールを表示している際に、
無線携帯端末のメール検索手段が自動的にキーワードを
設定するため、ユーザは検索したい過去の電子メールを
簡単に表示することができる。したがって、検索対象と
なる電子メールを探し出すまでの時間や操作が軽減する
ことができ、無線携帯端末の操作性が一段と向上する。
また、本発明の無線携帯端末によれば、現在表示してい
る最新の電子メールに関連する過去の電子メールを検索
するとき、それぞれの用途に応じて、過去の送信メール
だけを選択することもできるし、過去の受信メールだけ
を選択することもできるし、あるいは過去の送受信メー
ルの全てを選択することもできるので、用途別の操作性
が一段と向上する。さらに、検索後の関連メールをサブ
メニューに戻すことなく、ワンキー操作で次の関連メー
ルあるいは前の関連メールを表示させることができるの
で、検索操作を短縮することができ操作性が一段と向上
する。
【００４３】つまり、本発明によれば、受信メールを表
示している際に、開いている電子メールに関係する自己
から相手或いは相手から自己への電子メールのキーワー
ドを、無線携帯端末の登録手段が自動的に登録する。そ
して、ユーザは、登録されたキーワードを用いることに
よって簡単に検索対象メールをサーチすることができ
る。したがって、最新の電子メールと関連する過去メー
ルとを対比しながら表示することができるメールサーチ
機絶付きの携帯電話機などの無線携帯端末を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明における携帯電話機のハードウェア構
成を示すブロック図である。
【図２】 図１に示す制御部２が備えるメール検索処理
手段２ａの構成図である。
【図３】 図１に示す携帯電話機の電子メール検索処理
の流れを示すフローチャートである。
【図４】 携帯電話機の表示部に表示される検索処理中
の表示画面であり、（ａ）は最新の受信メール表示画
面、（ｂ）はメール検索種別指定画面、（ｃ）は送信済
みメール一覧表示画面、（ｄ）は検索対象送信済みメー
ル表示画面である。
【図５】 図４（ｂ）のメール検索種別指定画面の各指
定によって表示されたメール一覧表示画面であり、
（ａ）は送信済みメール一覧表示画面、（ｂ）は受信済
みメール一覧表示画面、（ｃ）は送受信済みメール一覧
表示画面である。
【図６】 本発明のメールサーチ機能による画面遷移図
である。
【符号の説明】
１ 無線部、２ 制御部、２ａ メール検索処理手段、
３ 操作部、４ 記憶部、５ 表示部、６ マイク、７
スピーカ、１１ 登録手段、１２ 検索手段、１３
検索メール表示制御手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 受信した電子メールに関連する過去の電
    子メールより、所望の電子メールを検索して表示させる
    機能を有する無線通信端末において、 現在表示されている電子メールに関連するキーワードを
    記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されているキーワードに基づいて、
    過去の電子メールより、現在表示されている電子メール
    に関連する検索対象電子メールを検索するメール検索手
    段と、 所定のボタンがワンクリックされたときに、受信した電
    子メールと検索対象電子メールとを切換え表示させる表
    示制御手段とを備えたことを特徴とする無線通信端末。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の無線通信端末におい
    て、 さらに、現在表示されている電子メールに関連するキー
    ワードを前記記憶手段へ登録する登録手段を備えること
    を特徴とする無線通信端末。
  3. 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の無線通信
    端末において、 前記表示制御手段は、ユーザの設定により、過去の送信
    メールと過去の受信メールと過去の送受信メールとを択
    一的に選択して表示させることを特徴とする無線通信端
    末。
  4. 【請求項４】 請求項１乃至請求項３のいずれかに記載
    の無線通信端末において、 前記表示制御手段は、さらに前記検索対象電子メールと
    該検索対象電子メールの前後の電子メールとの切替え表
    示を、前記所定のボタンのワンクリックで行わせること
    を特徴とする無線通信端末。
  5. 【請求項５】 請求項１乃至請求項４のいずれかに記載
    の無線通信端末において、 前記表示制御手段は、送信メールおよび受信メールの文
    字色または背景色を任意に変更させることを特徴とする
    無線通信端末。
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