JP2004064147A - 無線携帯端末装置、電子メール検索方法、およびそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU3は、通話中に通話相手の電話番号を検出する。CPU3は、メモリ4内のアドレス情報を検索して、検出した電話番号に対応づけられているメールアドレスを抽出する。CPU3は、抽出したメールアドレスを含む電子メールを抽出する。表示部5は、抽出された電子メールを表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線携帯端末装置、電子メール検索方法、およびそのプログラムに関し、特に、通話中に通話相手先に関連する電子メールを検索する無線携帯端末装置、電子メール検索方法、およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メールを効率良く読む方法に係る従来技術として、特開2001−22507号公報が開示するところの携帯型通信端末(以下、従来例1)があった。従来例1では、表示モード切り替え要求に応じて、全角かな文字を半角かな文字に変換する事により、表示メッセージの行間隔を縮め、全体の見渡しを良くする様な制御が行われていた。
【0003】
また、特開2000−276473号公報が開示するところの携帯電話機の検索システム及び方法(以下、従来例2)があった。従来例2では、携帯電話機によりカナ文字を入力すると、その入力したカナ文字が先頭のカナ文字となる携帯電話機の機能名が表示され、携帯電話機が有する機能名の検索が容易となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例1では、通話中などの特定な条件下におけるメール検索の効率を上げる事は出来ないという問題があった。
【0005】
また、従来例2には、携帯端末におけるメール検索の効率を向上させることを目的とする技術が開示されていなかった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、通話中などの特定な条件下におけるメール検索の効率を向上させる無線携帯端末装置、電子メール検索方法、およびそのプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、通話中に、自装置内に格納されている電子メールのうち、通話相手に関連する電子メールを抽出し、抽出した電子メールを表示することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、通話中に、自装置内に格納されている電子メールのうち、通話相手のメールアドレスを含む電子メールを抽出し、抽出した電子メールを表示することを特徴とする。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、通話中に、自装置内に格納されている電子メールのうち、通話相手の名前、通話相手の名前のフリガナ、および通話相手の電話番号のうちの少なくとも1つを含む電子メールを抽出し、抽出した電子メールを表示することを特徴とする。
【0010】
また、請求項4記載の発明によれば、通話機能および電子メールの送受信機能を有する無線携帯端末装置であって、送信および受信した電子メールを格納するメール格納手段と、電話番号と通話対象の情報とを互いに対応付けて格納するアドレス情報格納手段と、通話相手の電話番号を検出する通話番号検出手段と、アドレス情報格納手段により格納された電話番号を検索して、通話番号検出手段により検出された電話番号と一致する電話番号を抽出する電話番号検索手段と、電話番号検索手段により抽出された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納手段により格納されている通話対象の情報を抽出し、メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、抽出した通話対象の情報の文字情報を含む電子メールを抽出するメール検索手段と、メール検索手段により抽出された電子メールを表示するメール表示手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
また、請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の無線携帯端末装置において、アドレス情報格納手段は、電話番号とメールアドレスとを互いに対応付けて格納し、メール検索手段は、電話番号検索手段により抽出された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納手段により格納されているメールアドレスを抽出し、メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、抽出したメールアドレスの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0012】
また、請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の無線携帯端末装置において、メール検索手段は、メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、通話相手と自装置との間で送受信された電子メールを抽出することを特徴とする。
【0013】
また、請求項7記載の発明によれば、請求項4記載の無線携帯端末装置において、アドレス情報格納手段は、電話番号、メールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを互いに対応付けて格納し、メール検索手段は、電話番号検索手段により検索された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納手段により格納されているメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを抽出し、メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0014】
また、請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の無線携帯端末装置において、メール検索手段は、抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を、メールアドレス表示部分およびメール本文中に含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0015】
また、請求項9記載の発明は、通話機能および電子メールの送受信機能を有する無線携帯端末装置を用いた電子メール検索方法であって、送信および受信した電子メールを格納するメール格納工程と、電話番号と通話対象の情報とを互いに対応付けて格納するアドレス情報格納工程と、通話相手の電話番号を検出する通話番号検出工程と、アドレス情報格納工程により格納された電話番号を検索して、通話番号検出工程により検出された電話番号と一致する電話番号を抽出する電話番号検索工程と、電話番号検索工程により抽出された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納工程により格納されている通話対象の情報を抽出し、メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、抽出した通話対象の情報の文字情報を含む電子メールを抽出するメール検索工程と、メール検索工程により抽出された電子メールを表示するメール表示工程と、を有することを特徴とする。
【0016】
また、請求項10記載の発明によれば、請求項9記載の電子メール検索方法において、アドレス情報格納工程は、電話番号とメールアドレスとを互いに対応付けて格納し、メール検索工程は、電話番号検索工程により抽出された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納工程により格納されているメールアドレスを抽出し、メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、抽出したメールアドレスの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0017】
また、請求項11記載の発明によれば、請求項10記載の電子メール検索方法において、メール検索工程は、メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、通話相手と自装置との間で送受信された電子メールを抽出することを特徴とする。
【0018】
また、請求項12記載の発明によれば、請求項9記載の電子メール検索方法において、アドレス情報格納工程は、電話番号、メールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを互いに対応付けて格納し、メール検索工程は、電話番号検索工程により検索された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納工程により格納されているメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを抽出し、メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0019】
また、請求項13記載の発明によれば、請求項12記載の電子メール検索方法において、メール検索工程は、抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を、メールアドレス表示部分およびメール本文中に含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0020】
また、請求項14記載の発明は、電子メールを送信する処理と、電子メールを受信する処理と、送信および受信した電子メールを格納するメール格納処理と、電話番号と通話対象の情報とを互いに対応付けて格納するアドレス情報格納処理と、通話相手の電話番号を検出する通話番号検出処理と、アドレス情報格納処理により格納された電話番号を検索して、通話番号検出処理により検出された電話番号と一致する電話番号を抽出する電話番号検索処理と、電話番号検索処理により抽出された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納処理により格納されている通話対象の情報を抽出し、メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、抽出した通話対象の情報の文字情報を含む電子メールを抽出するメール検索処理と、メール検索処理により抽出された電子メールを表示するメール表示処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0021】
また、請求項15記載の発明によれば、請求項14記載のプログラムにおいて、アドレス情報格納処理は、電話番号とメールアドレスとを互いに対応付けて格納し、メール検索処理は、電話番号検索処理により抽出された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納処理により格納されているメールアドレスを抽出し、メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、抽出したメールアドレスの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0022】
また、請求項16記載の発明によれば、請求項15記載のプログラムにおいて、メール検索処理は、メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、通話相手との間で送受信された電子メールを抽出することを特徴とする。
【0023】
また、請求項17記載の発明によれば、請求項14記載のプログラムにおいて、アドレス情報格納処理は、電話番号、メールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを互いに対応付けて格納し、メール検索処理は、電話番号検索処理により検索された電話番号に対応付けられて、アドレス情報格納処理により格納されているメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを抽出し、メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0024】
また、請求項18記載の発明によれば、請求項17記載のプログラムにおいて、メール検索処理は、抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を、メールアドレス表示部分およびメール本文中に含む電子メールを抽出することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態における無線携帯端末及びそのメール検索方法は、通話中に、無線携帯端末に格納されている通話相手に関連した電子メールを検索して表示するモードを持つ事により、電子メール検索の効率を向上させるものである。なお、以下「メール」の表記は、特記しない限り「電子メール」を示すこととする。
【0026】
図1は、本発明の第1の実施形態における無線携帯端末の構成を示す図である。以下、図1を用いて、本実施形態における無線携帯端末の構成および動作について説明する。
【0027】
無線携帯端末は、電話通信が可能な機器であって、例えば、携帯電話機であってもよいし、PHSまたはPDAであってもよい。また、無線携帯端末は、本実施形態に示される機能を有するものであれば、他の機器であってもよい。また、無線携帯端末は、スイッチ1と、制御部2と、CPU3と、メモリ4と、表示部5と、アンテナ6と、無線部7と、マイク8と、レシーバ9と、を有する。
【0028】
スイッチ1は、無線携帯端末に所定の情報を入力する部位であって、通常の携帯電話機などに設けられているテンキーおよび方向キーなどを含む。
【0029】
制御部2は、スイッチ1、CPU3、無線部7、マイク8、およびレシーバ9と接続されている。また、制御部2は、電気信号のエンコード・デコードを行う。
【0030】
CPU3は、制御部2、メモリ4、および表示部5と接続されており、制御部2、メモリ4、および表示部5を含む無線携帯端末の各部位の制御を行う。
【0031】
メモリ4は、情報を格納する部位である。メモリ4は、例えば、受信/送信メール、アドレス情報、および無線携帯端末自身のID(自ID)などが格納されている。アドレス情報とは、通話対象のIDとなるメモリ番号ごとに、通話対象の名前(人名、地域名、団体名など)、その通話対象名のフリガナ(名前の平仮名、片仮名、またはアルファベット表示など)、電話番号、メールアドレスなどが互いに対応付けられた情報を示す。
【0032】
表示部5は、例えば、液晶または有機EL(Electoroluminescence)などによるディスプレイであって、文字または画像情報などを表示する。
【0033】
アンテナ6は、無線信号の送受信を行う。無線部7は、信号の変復調を行う。マイク8は、音声入力を行う。レシーバ9は、音声出力を行う。
【0034】
以下、図1を用いて、無線携帯端末による呼設定処理の流れについて説明する。まず、アンテナ6は、無線信号を受信する。無線部7は、受信された無線信号を電気信号に復調する。制御部2は、復調された電気信号をデコードする。CPU3は、デコードされた電気信号が自己(無線携帯端末)の呼び出し信号(自ID)であるか否かを解析する。CPU3が受信信号を自己の呼び出し信号であると判断すると、表示部5などの報知手段は、外部に報知動作を行う。
【0035】
表示部5などの報知手段による報知中に、オフフックスイッチ(スイッチ1の中で対応するスイッチ)が押下されると、制御部2は、オフフックスイッチが押下された旨の情報を、CPU3に渡す。CPU3は、オフフックスイッチが押された事を確認すると、呼設定応答要求を制御部2に対して行う。制御部2は、呼設定応答要求をエンコードする。無線部7は、制御部2によりエンコードされた呼設定応答要求を変調する。アンテナ6は、無線部7により変調された呼設定要求を無線信号として網側に送出する。アンテナ6が無線信号を網側へ送出してCPU3の呼設定応答により呼設定が完了すると、マイク8、レシーバ9を用いて通話動作が行われる。
【0036】
次に、本実施形態における無線携帯端末によるメール表示処理の流れについて説明する。まず、CPU3は、通話中にスイッチ1押下により、通話相手に関連するメールの表示が要求されたことを検出すると、メモリ4の中から通話相手に関連するメールを検索し、決められた順番(日付順等)に従って表示部5に表示させる。従って、通話中に、通話相手から送られてきたメールを確認したくなった時、効率の良い検索を行う事が可能となる。
【0037】
図2は、本発明の第1の実施形態におけるスイッチ1の構成例を示す図である。以下、図2を用いて、本実施形態におけるスイッチ1の構成について説明する。
【0038】
スイッチ1は、一般的な携帯電話のスイッチと同様に、テンスイッチ(0〜9)11、*スイッチ12、#スイッチ13、スクロールスイッチ(←、↑、↓、→)14、開始スイッチ(オフフックスイッチ)15、終了スイッチ(オンフックスイッチ)16、メニュースイッチ17、およびクリアスイッチ18となどにより構成されている。
【0039】
テンスイッチ11は、通常の携帯電話機などにも設けられている0から9までの数字を示すスイッチ群である。*スイッチ12は、通常の携帯電話機などにも設けられている「*」が示されているスイッチである。♯スイッチ13は、通常の携帯電話機などにも設けられている「♯」が示されているスイッチである。
【0040】
スクロールスイッチ14は、本実施形態では、4方向を指し示す矢印(←、↑、↓、→)が示されているスイッチ群であり、表示部15上に表示されるカーソルの移動およびスクロールなどに用いられる。なお、本実施形態では、スクロールスイッチ14は、4方向の矢印が示された4個のスイッチからなるが、カーソルやスクロールの所定方向への移動を入力するものであれば、スイッチの個数および形状は図により限定されないものとする。
【0041】
開始スイッチ15は、無線携帯端末をオフフックの状態にするスイッチである。終了スイッチ16は、無線携帯端末をオンフックの状態にするスイッチである。
【0042】
メニュースイッチ17は、無線携帯端末における各種機能のメニュー表示要求などを入力するスイッチである。クリアスイッチ18は、所定の入力の取り消しなどを入力するスイッチである。
【0043】
図3は、本発明の第1の実施形態におけるメモリ4に格納されるアドレス情報を示す図である。図3に示されているように、本実施形態では、メモリ4には700件までのアドレス情報が保存可能となっている(ここでは説明の便宜上700件としたが、件数は特に限定されないものとする)。図3に示されているように、メモリ4は、アドレス情報として、それぞれのメモリ番号毎に名前、フリガナ、電話番号、メールアドレスなどを保存する。
【0044】
次に、本実施形態における無線携帯端末によるメール表示処理の流れについて説明する。まず、CPU3は、通話中にスイッチ1における所定キーの押下により通話相手に関連するメールの表示要求が行われた旨を検出すると、メモリ4の中から通話相手に関連するメールを検索し、決められた順番(日付順等)に従って表示部5に表示させる制御を行う。従って、通話中に、通話相手から送られてきたメールを確認したくなった時、効率の良い検索を行う事が可能となる。
【0045】
また、メールには送信メールおよび受信メールの2種類のメールがあるが、CPU3は、送信メール検索の時には通話相手に送信したメールの検索を行い、受信メール検索の時には通話相手から受信したメールの検索を行うものとする。なお、「通話相手に関連するメール」とは、通話相手のアドレス情報を含む電子メールを示し、「通話相手に関連するメール」には、「通話相手に送信したメール」および「通話相手から受信したメール」の両方が含まれるものとする。
【0046】
図4および図5は、本発明の第1の実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1乃至図3を用い、図4および図5に沿って、本実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作について説明する。
【0047】
本実施形態では、無線携帯端末は、メールを表示するためのメール表示モードとして、「通話相手メール表示モード」と、「通常メール表示モード」とを有する。「通話相手メール表示モード」は、通話中に、通話相手に関連するメールを検索し、検索した通話相手に関連するメールを表示するメール表示モードである。また、「通常メール表示モード」は、携帯電話機などにおける通常のメール表示を行う際におけるメール表示モードである。
【0048】
表示部5は、「通常メール表示モード」および「通話相手メール表示モード」のいずれかを選択するための選択画面を表示する。選択画面上には、「通常メール表示モード」および「通話相手メール表示モード」を示すアイコンなどが示されている。ユーザは、スイッチ1を操作して両メール表示モードのうちいずれかを選択する。
【0049】
まず、CPU3は、無線携帯端末がメール表示モードに突入しているか否か、つまり、表示部5がメール表示可能な状態にあるか否かを判断する(ステップS41)。無線携帯端末がメール表示モードに突入していないと判断された場合(ステップS41/No)、ステップS41の処理が繰り返される。
【0050】
無線携帯端末がメール表示モードに突入していると判断された場合(ステップS41/Yes)、CPU3は、無線携帯端末が現在通話中であるか否かを判定する(ステップS42)。
【0051】
無線携帯端末が現在通話中ではないと判定されると(ステップS42/No)、通常メール表示モードに移行する(ステップS43)。以下の処理は、通常の携帯電話機などで行われるメール表示処理と同様であるので省略する。通常メール表示モードによるメール表示終了後、図5に遷移し、無線携帯端末は、動作を終了する。
【0052】
CPU3により無線携帯端末が現在通話中であると判断されると(ステップS42/Yes)、CPU3は、表示部5に表示された「通常メール表示モード」および「通話相手メール表示モード」の文字またはアイコンのうち、スイッチ1により通話相手メール表示モードが指定されたか否かを判定する(ステップS44)。
【0053】
CPU3により通話相手メール表示モードが選ばれなかった(通常モードを選択)と判定されると(ステップS44/No)、通常のメール表示モードに移行して(ステップS43)、その後無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0054】
通話相手メール表示モードが選ばれたと判定された場合(ステップS44/Yes)、CPU3は、通話相手の端末の電話番号を検出する。CPU3は、メモリ4を参照して、検出した通話相手の電話番号を含むアドレス情報(通話相手の電話番号に一致した電話番号を含む)を検索する(ステップS45)。
【0055】
CPU3は、アドレス情報検索の結果、通話相手の電話番号を含むアドレス情報がメモリ4に格納されているか否かを判定する(ステップS46)。通話相手のアドレス情報が無いと判定されると(ステップS46/No)、表示部5は、「通話相手に関連するメールは無い」と表示する(ステップS47)。その後、無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0056】
通話相手のアドレス情報が有ると判定されると(ステップS46/Yes)、CPU3は、通話相手のアドレス情報からメールアドレスを抽出する(ステップS48)。次に、CPU3は、メモリ4内に格納されているメールを検索して、抽出したメールアドレスを示す文字情報を含むメールを抽出した後、整列番号順に(例えば日付順等に)検索したメールを整列させる(ステップS49)。なお、CPU3は、メモリ4内に格納されているメールのうち、抽出したメールアドレス(通話相手のメールアドレス)を示す文字情報がメールアドレス表示部分に含まれる電子メール、つまり、通話相手から受信した電子メールおよび通話相手に送信した電子メールを検索するようにしてもよい。
【0057】
次に、CPU3は、ステップS49の検索結果の判定を行い、通話相手に関連するメールがあるか否かを判定する(ステップS50)。
【0058】
通話相手に関連するメールが無いと判定された場合(ステップS50/No)、表示部5は、「通話相手に関連するメールは無い」と表示する(ステップS47)。その後、無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0059】
通話相手に関連するメールが有ると判定された場合(ステップS50/Yes)、CPU3は、変数X(Xは1以上の整数)に「X=1」を代入する(ステップS51)。
【0060】
次に、表示部5は、変数Xに対応する整列番号X(ここでは整列番号1)の通話中の相手に関連したメールを表示する(ステップS52)。
【0061】
次に、CPU3は、スクロールスイッチ14が押下されたか否かを判定する(ステップS53)。
【0062】
スクロールスイッチ14が押下されたと判定されると(ステップS53/Yes)、CPU3は、変数Xを「X=X+1」として(ステップS54)、表示部15は、現在表示されているメールの次の整列番号のメール表示を行う(ステップS52)。なお、スクロールスイッチ14によりスクロールする方向(例えば、順方向、逆方向など)については特に限定されないものとする。
【0063】
スクロールスイッチ14が押下されていないと判定された場合(ステップS53/No)、CPU3は、終了スイッチ16が押下されたか否かを判定する(ステップS55)。
【0064】
終了スイッチ16が押下されていないと判定された場合(ステップS55/No)、ステップS53の処理が繰り返される。
【0065】
終了スイッチ16が押下されたと判定された場合(ステップS55/Yes)、無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0066】
以上、説明したように、本実施形態によれば、無線携帯端末は、メモリ4内に格納されているメールのうち、そのメールアドレスに、通話相手先のメールアドレスが含まれるメールを検索して通話中に表示する。従って、ユーザは、通話相手先に関連するメールを容易かつ迅速に検索し、閲覧することが可能となる。
【0067】
(第2の実施形態)
本発明の第1の実施形態では、無線携帯端末は、メモリ4内に格納されているメールのうち、通話相手先のメールアドレスがメールアドレス表示部分に含まれるメールを検索して表示していた。本発明の第2の実施形態では、メモリ4内に格納されているメールのうち、メールアドレス表示部分およびメール本文中のうちの少なくとも一方に通話相手先に係る情報(通話相手先の名前、名前のフリガナ、電話番号、またはメールアドレスなど)が含まれるメールを検索して表示する。本発明の第2の実施形態における構成および動作は、以下特記しない限り第1の実施形態と同様であるとして説明を進める。
【0068】
図6および図7は、本発明の第2の実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1乃至図3を用い、図6および図7に沿って、本実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作について説明する。
【0069】
まず、CPU3は、無線携帯端末がメール表示モードに突入しているか否か、つまり、表示部5がメール表示可能な状態にあるか否かを判断する(ステップS61)。無線携帯端末がメール表示モードに突入していないと判断された場合(ステップS61/No)、ステップS61の処理が繰り返される。
【0070】
無線携帯端末がメール表示モードに突入していると判断された場合(ステップS61/Yes)、CPU3は、無線携帯端末が現在通話中であるか否かを判定する(ステップS62)。
【0071】
無線携帯端末が現在通話中ではないと判定されると(ステップS62/No)、通常メール表示モードに移行する(ステップS63)。以下の処理は、通常の携帯電話機などで行われるメール表示処理と同様であるので省略する。通常メール表示モードによるメール表示終了後、図7に遷移し、無線携帯端末は、動作を終了する。
【0072】
CPU3により無線携帯端末が現在通話中であると判断されると(ステップS62/Yes)、CPU3は、表示部5に表示された「通常メール表示モード」および「通話相手メール表示モード」の文字またはアイコンのうち、スイッチ1により通話相手メール表示モードが指定されたか否かを判定する(ステップS64)。
【0073】
CPU3により通話相手メール表示モードが選ばれなかった(通常モードを選択)と判定されると(ステップS64/No)、通常のメール表示モードに移行して(ステップS63)、その後無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0074】
通話相手メール表示モードが選ばれたと判定された場合(ステップS64/Yes)、CPU3は、通話相手の端末の電話番号を検出する。CPU3は、メモリ4を参照して、検出した通話相手の電話番号を含むアドレス情報を検索する(ステップS65)。
【0075】
CPU3は、アドレス情報検索の結果、通話相手の電話番号を含むアドレス情報がメモリ4に格納されているか否かを判定する(ステップS66)。通話相手のアドレス情報が無いと判定されると(ステップS66/No)、表示部5は、「通話相手に関連するメールは無い」と表示する(ステップS67)。その後、無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0076】
通話相手のアドレス情報が有ると判定されると(ステップS66/Yes)、CPU3は、通話相手のアドレス情報から通話相手の名前、その名前のフリガナ(名前の平仮名、片仮名、またはアルファベット表示など)、通話相手の電話番号、および通話相手のメールアドレスのうちの少なくとも1つを抽出する(ステップS68)。なお、ステップS68において、CPU3は他の通話相手に係る他の情報を抽出するとしてもよい。
【0077】
CPU3は、メモリ4内の電子メールを検索して、抽出した上記の名前、フリガナ、電話番号、メールアドレスなどの通話相手に係る情報のうちの少なくとも1つがメール本文中およびメールアドレス表示部分のうちの少なくとも1つに含まれる電子メールを抽出する。次に、CPU3は、整列番号順に(日付順等に)抽出した電子メールを整列させる(ステップS69)。なお、ステップS69において、CPU3は通話相手に係る他の情報を用いてメール検索を行うとしてもよい。また、通話相手に係る情報が、メールの他の部分(例えばメール表題など)に含まれるメールをメモリ4から検索するようにしてもよい。また、ユーザは、スイッチ1を用いて、メール検索の際にどのアドレス情報を用いるか選択可能としてもよい。また、ユーザは、スイッチ1を用いて、電子メールにおいて検索をかける部分(メール本文中、メールアドレス表示部分、メール表題など)を指定可能としてもよい。
【0078】
次に、CPU3は、ステップS69の検索結果の判定を行い、通話相手に係る情報を含むメール、すなわち通話相手に関連するメールがあるか否かを判定する(ステップS70)。
【0079】
通話相手に関連するメールが無いと判定された場合(ステップS70/No)、表示部5は、「通話相手に関連するメールは無い」と表示する(ステップS67)。その後、無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0080】
通話相手に関連するメールが有ると判定された場合(ステップS70/Yes)、CPU3は、変数X(Xは1以上の整数)に「X=1」を代入する(ステップS71)。
【0081】
次に、表示部5は、変数Xに対応する整列番号X(ここでは整列番号1)の通話相手に関連したメールを表示する(ステップS72)。
【0082】
次に、CPU3は、スクロールスイッチ14が押下されたか否かを判定する(ステップS73)。
【0083】
スクロールスイッチ14が押下されたと判定されると(ステップS73/Yes)、CPU3は、変数Xを「X=X+1」として(ステップS74)、表示部15は、現在表示されているメールの次の整列番号のメール表示を行う(ステップS72)。なお、スクロールスイッチ14によりスクロールする方向(例えば、順方向、逆方向など)については特に限定されないものとする。
【0084】
スクロールスイッチ14が押下されていないと判定された場合(ステップS73/No)、CPU3は、終了スイッチ16が押下されたか否かを判定する(ステップS75)。
【0085】
終了スイッチ16が押下されていないと判定された場合(ステップS75/No)、ステップS73の処理が繰り返される。
【0086】
終了スイッチ16が押下されたと判定された場合(ステップS75/Yes)、無線携帯端末は、メール表示モードにおける動作を終了する。
【0087】
以上、説明したように、本実施形態によれば、無線携帯端末は、メモリ4内に格納されているメールのうち、そのメール本文およびメールアドレスに、通話相手先の名前、フリガナ、電話番号、およびメールアドレスのうちの少なくとも1つが含まれるメールを検索して通話中に表示する。従って、ユーザは、電話相手と送受信したメール以外にも、電話相手に関連する内容がメール本文に書かれているメールに関しても容易かつ迅速に検索し、閲覧することが可能となる。
【0088】
また、無線携帯端末は、通話処理と、電子メールを送信する処理と、電子メールを受信する処理と、電子メールを格納する処理と、通話対象の名前、その名前のフリガナ、通話対象の電話番号、および通話対象のメールアドレスを互いに対応付けて格納する処理と、通話中に通話相手の電話番号を検出する処理と、通話相手の電話番号に対応する通話対象の名前、その名前のフリガナ、通話対象の電話番号、および通話対象のメールアドレスのうちの少なくとも1つの文字情報を含む電子メールを抽出する処理と、抽出した電子メールを表示する処理と、を行う。上記の処理は、無線携帯端末が有するコンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
【0089】
なお、上記の実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
【0090】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、無線携帯端末装置は、自装置内に格納されているメールのうち、そのメールアドレスに、通話相手先のメールアドレスが含まれるメールを検索して通話中に表示する。従って、ユーザは、通話相手先に関連するメールを容易かつ迅速に検索し、閲覧することが可能となる。
【0091】
また、本発明によれば、無線携帯端末装置は、自装置内に格納されているメールのうち、そのメール本文およびメールアドレスに、通話相手先の名前、フリガナ、電話番号、およびメールアドレスのうちの少なくとも1つが含まれるメールを検索して通話中に表示する。従って、ユーザは、電話相手と送受信したメール以外にも、電話相手に関連する内容がメール本文に書かれているメールに関しても容易かつ迅速に検索し、閲覧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における無線携帯端末の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるスイッチの構成例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるメモリに格納されるアドレス情報を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態における無線携帯端末によるメール検索動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スイッチ
2 制御部
3 CPU
4 メモリ
5 表示部
6 アンテナ
7 無線部
8 マイク
9 レシーバ
11 テンスイッチ
12 *スイッチ
13 #スイッチ
14 スクロールスイッチ
15 開始スイッチ
16 終了スイッチ
17 メニュースイッチ
18 クリアスイッチ
Claims (18)
- 通話中に、自装置内に格納されている電子メールのうち、通話相手に関連する電子メールを抽出し、該抽出した電子メールを表示することを特徴とする無線携帯端末装置。
- 通話中に、自装置内に格納されている電子メールのうち、通話相手のメールアドレスを含む電子メールを抽出し、該抽出した電子メールを表示することを特徴とする無線携帯端末装置。
- 通話中に、自装置内に格納されている電子メールのうち、通話相手の名前、該通話相手の名前のフリガナ、および前記通話相手の電話番号のうちの少なくとも1つを含む電子メールを抽出し、該抽出した電子メールを表示することを特徴とする無線携帯端末装置。
- 通話機能および電子メールの送受信機能を有する無線携帯端末装置であって、
送信および受信した電子メールを格納するメール格納手段と、
電話番号と通話対象の情報とを互いに対応付けて格納するアドレス情報格納手段と、
通話相手の電話番号を検出する通話番号検出手段と、
前記アドレス情報格納手段により格納された電話番号を検索して、前記通話番号検出手段により検出された電話番号と一致する電話番号を抽出する電話番号検索手段と、
前記電話番号検索手段により抽出された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納手段により格納されている通話対象の情報を抽出し、前記メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、前記抽出した通話対象の情報の文字情報を含む電子メールを抽出するメール検索手段と、
前記メール検索手段により抽出された電子メールを表示するメール表示手段と、
を有することを特徴とする無線携帯端末装置。 - 前記アドレス情報格納手段は、
電話番号とメールアドレスとを互いに対応付けて格納し、
前記メール検索手段は、
前記電話番号検索手段により抽出された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納手段により格納されているメールアドレスを抽出し、前記メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、前記抽出したメールアドレスの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項4記載の無線携帯端末装置。 - 前記メール検索手段は、
前記メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、前記通話相手と自装置との間で送受信された電子メールを抽出することを特徴とする請求項5記載の無線携帯端末装置。 - 前記アドレス情報格納手段は、
電話番号、メールアドレス、通話対象の名前、および該通話対象の名前のフリガナを互いに対応付けて格納し、
前記メール検索手段は、
前記電話番号検索手段により検索された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納手段により格納されているメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを抽出し、
前記メール格納手段により格納されている電子メールを検索して、前記抽出された電話番号、ならびに前記抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項4記載の無線携帯端末装置。 - 前記メール検索手段は、
前記抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を、メールアドレス表示部分およびメール本文中に含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項7記載の無線携帯端末装置。 - 通話機能および電子メールの送受信機能を有する無線携帯端末装置を用いた電子メール検索方法であって、
送信および受信した電子メールを格納するメール格納工程と、
電話番号と通話対象の情報とを互いに対応付けて格納するアドレス情報格納工程と、
通話相手の電話番号を検出する通話番号検出工程と、
前記アドレス情報格納工程により格納された電話番号を検索して、前記通話番号検出工程により検出された電話番号と一致する電話番号を抽出する電話番号検索工程と、
前記電話番号検索工程により抽出された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納工程により格納されている通話対象の情報を抽出し、前記メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、前記抽出した通話対象の情報の文字情報を含む電子メールを抽出するメール検索工程と、
前記メール検索工程により抽出された電子メールを表示するメール表示工程と、
を有することを特徴とする電子メール検索方法。 - 前記アドレス情報格納工程は、
電話番号とメールアドレスとを互いに対応付けて格納し、
前記メール検索工程は、
前記電話番号検索工程により抽出された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納工程により格納されているメールアドレスを抽出し、前記メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、前記抽出したメールアドレスの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項9記載の電子メール検索方法。 - 前記メール検索工程は、
前記メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、前記通話相手と自装置との間で送受信された電子メールを抽出することを特徴とする請求項10記載の電子メール検索方法。 - 前記アドレス情報格納工程は、
電話番号、メールアドレス、通話対象の名前、および該通話対象の名前のフリガナを互いに対応付けて格納し、
前記メール検索工程は、
前記電話番号検索工程により検索された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納工程により格納されているメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを抽出し、
前記メール格納工程により格納されている電子メールを検索して、前記抽出された電話番号、ならびに前記抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項9記載の電子メール検索方法。 - 前記メール検索工程は、
前記抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を、メールアドレス表示部分およびメール本文中に含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項12記載の電子メール検索方法。 - 電子メールを送信する処理と、
電子メールを受信する処理と、
前記送信および受信した電子メールを格納するメール格納処理と、
電話番号と通話対象の情報とを互いに対応付けて格納するアドレス情報格納処理と、
通話相手の電話番号を検出する通話番号検出処理と、
前記アドレス情報格納処理により格納された電話番号を検索して、前記通話番号検出処理により検出された電話番号と一致する電話番号を抽出する電話番号検索処理と、
前記電話番号検索処理により抽出された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納処理により格納されている通話対象の情報を抽出し、前記メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、前記抽出した通話対象の情報の文字情報を含む電子メールを抽出するメール検索処理と、
前記メール検索処理により抽出された電子メールを表示するメール表示処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 前記アドレス情報格納処理は、
電話番号とメールアドレスとを互いに対応付けて格納し、
前記メール検索処理は、
前記電話番号検索処理により抽出された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納処理により格納されているメールアドレスを抽出し、前記メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、前記抽出したメールアドレスの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項14記載のプログラム。 - 前記メール検索処理は、
前記メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、前記通話相手との間で送受信された電子メールを抽出することを特徴とする請求項15記載のプログラム。 - 前記アドレス情報格納処理は、
電話番号、メールアドレス、通話対象の名前、および該通話対象の名前のフリガナを互いに対応付けて格納し、
前記メール検索処理は、
前記電話番号検索処理により検索された電話番号に対応付けられて、前記アドレス情報格納処理により格納されているメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナを抽出し、
前記メール格納処理により格納されている電子メールを検索して、前記抽出された電話番号、ならびに前記抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項14記載のプログラム。 - 前記メール検索処理は、
前記抽出された電話番号、ならびに抽出したメールアドレス、通話対象の名前、および通話対象の名前のフリガナのうちの少なくとも1つの文字情報を、メールアドレス表示部分およびメール本文中に含む電子メールを抽出することを特徴とする請求項17記載のプログラム。
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