JPWO2008038489A1 - 通信装置、通信方法、並びに、情報記録媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法、並びに、情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

携帯電話通信と無線LAN通信で通話できる携帯電話機1において、電話帳用メモリ12は電話番号とSIPアドレスを格納する。短縮ダイヤル用メモリ13は短縮ダイヤルを設定する所定キーを表すメモリ番号と、電話番号又はSIPアドレスと、発呼に用いる通信手段を指定するベアラ情報とを対応付けて格納する。短縮ダイヤルが設定されたキーがユーザによって押下されると、CPU11は押下されたキーに対応付けられた電話番号又はSIPアドレスとベアラ情報とを取得する。CPU11は、取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて、取得した電話番号又はSIPアドレスに、携帯電話送受信部14と無線LAN送受信部15を制御して発呼する。

Description

本発明は、通話相手によって通信手段を簡単に使い分けるために好適な通信装置、通信方法、並びに、情報記録媒体に関する。
携帯電話装置には、複数の通信手段(ベアラ)を備え、ユーザがどちらかを適宜選択できるものがある。例えば、特許文献1に開示されるように、携帯電話通信を使った音声電話と、無線LAN通信を使ったVoIP電話との2つの通信手段を備えるものがある。
ユーザは、携帯電話通信用の電話番号と、無線LAN通信用のSIP(Session Initiation Protocol)アドレスとを電話帳に別々に登録する。そして、携帯電話装置は、携帯電話通信機能を使って発呼する場合には電話番号を用い、無線LAN通信機能を使って発呼する場合にはSIPアドレスを用いる。
特開2005−236769号公報
特許文献1の携帯電話装置によれば、ユーザは、発呼に用いるベアラと、発信先となる電話番号又はSIPアドレスをそれぞれ指定する必要がある。しかしながら、特許文献1の携帯電話装置は、現在設定されたベアラ、又は現在位置において接続状態が最も安定しているベアラ、又は通信料金が最も安価なベアラを選択して発呼するため、ユーザは、通話相手によってベアラを使い分けたい場合には発呼のたびに通信モードを変更しなければならず面倒であった。
例えば、通話の頻度が高い相手に簡単に電話をかけられるように、相手の電話番号やSIPアドレスを短縮ダイヤルに予め登録しておいても、現在設定されているベアラと違うベアラで発呼したい場合、一時的に通信モードを変更し、その後に発呼しなければならず、結果的に簡単に発呼できないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、通話相手によって通信手段を簡単に使い分けることができる通信装置、通信方法、並びに、情報記録媒体を提供することにある。
本発明に係る通信装置は、複数の通信手段を有する通信装置であって、
発信先を指定する発信先情報と、前記複数の通信手段のうち当該発信先に発信するために用いる通信手段を指定するベアラ情報と、を対応付けて記憶する記憶部と、
当該発信先情報の入力をユーザから受け付ける発信先入力受付部と、
前記発信先入力受付部が受け付けた発信先情報に対応する当該ベアラ情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記受け付けた送信先に対応する当該ベアラ情報を前記記憶部から取得し、前記取得した発信先情報が示す発信先に、前記複数の通信手段のうち前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する発呼部と、を備える。
本発明に係る通信方法は、
発信先を指定する発信先情報と、前記複数の通信手段のうち当該発信先に発信するために用いる通信手段を指定するベアラ情報と、を対応付けて記憶し、
当該発信先情報の入力をユーザから受け付け、
前記受け付けた発信先情報に対応する当該ベアラ情報が記憶されている場合、前記受け付けた送信先に対応する当該ベアラ情報を取得し、前記取得した発信先情報が示す発信先に、前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する。
本発明に係る情報記録媒体は、複数の通信手段を有するコンピュータを、
発信先を指定する発信先情報と、前記複数の通信手段のうち当該発信先に発信するために用いる通信手段を指定するベアラ情報と、を対応付けて記憶する記憶部、
当該発信先情報の入力をユーザから受け付ける発信先入力受付部、
前記発信先入力受付部が受け付けた発信先情報に対応する当該ベアラ情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記受け付けた送信先に対応する当該ベアラ情報を前記記憶部から取得し、前記取得した発信先情報が示す発信先に、前記複数の通信手段のうち前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する発呼部、として機能させる。
本発明は、上記のような構成とすることで、通話相手によって通信手段を簡単に使い分けることができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態による携帯電話機の構成を示すブロック図である。 電話帳リストと、電話帳データと、短縮ダイヤル選択情報との構成例を示す図である。 電話帳登録処理を示すフローチャートである。 発呼処理を示すフローチャートである。 表示部への表示例を示す図である。 ベアラテーブルの構成例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機
11 CPU
12 電話帳用メモリ
13 短縮ダイヤル用メモリ
14 携帯電話送受信部
15 無線LAN送受信部
16 音声出力部
17 音声入力部
18 ROM
19 作業用メモリ
20 キー入力部
21 操作キー
22 表示制御部
23 表示部
101 電話帳リスト
102 電話帳データ
103 短縮ダイヤル選択情報
201 電話帳登録画面
202 メモリ番号入力画面
203 短縮ダイヤルベアラ選択画面
204 短縮ダイヤル番号選択画面
250 ベアラテーブル
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の通信装置の構成を示すブロック図である。本実施形態では、通信装置として携帯電話機を採用する。
携帯電話機1は、CPU(Central Processing Unit)11と、電話帳用メモリ12と、短縮ダイヤル用メモリ13と、携帯電話送受信部14と、無線LAN(Local Area Network)送受信部15と、音声出力部16と、音声入力部17と、ROM(Read Only Memory)18と、作業用メモリ19と、キー入力部20と、操作キー21と、表示制御部22と、表示部23とを備える。
CPU11は、携帯電話機1内の各部と接続されている。ROM18は、CPU11が実行するための各種の制御用プログラムや、文字変換等に使用される辞書等のデータを予め格納している。作業用メモリ19は、RAM(Random Access Memory)によって構成されており、CPU11がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納する。
電話帳メモリ12は、例えば、氏名、電話番号、SIPアドレス、電子メールアドレスなどを対応付けて記憶する。電話帳用メモリ12は、不揮発性メモリで構成されている。短縮ダイヤル用メモリ13は、短縮ダイヤルが登録されたボタンがユーザにより押下されたときに、どちらの通信手段(ベアラ)で発呼するかを示す情報と、電話番号とSIPアドレスのうちどちらを使用して発呼するのかを示す情報と、を記憶する。短縮ダイヤル用メモリ13は、不揮発メモリで構成されている。
ここで、短縮ダイヤル機能とは、ユーザが所望の電話番号等を所定のキーに対応付けて携帯電話機1に登録しておき、発呼のたびに通話相手の電話番号等を入力しなくても、予め登録されたキーを押下することによって簡単に発呼できる機能のことである。例えば、ユーザは、いわゆる“ツータッチダイヤル”で発呼することもできる。ツータッチダイヤルとは、2回のキー操作のみで簡単に発呼する機能のことであり、短縮ダイヤルの一形態である。つまり、通話相手の電話番号等を対応付けたキーと、発呼キーとを押下するだけで、通話相手に発呼できる。なお、以下の説明では、短縮ダイヤルとしてツータッチダイヤルを採用するが、本発明はツータッチダイヤルに限定されない。例えば、短縮ダイヤルキーと発呼キーの両方の機能を備えた1つのキーを1回押下するだけで発呼できるワンタッチダイヤルでもよい。
本実施形態では、テンキーと対応付けて所望の電話番号等を登録するため、携帯電話機1は0番から9番までのメモリ番号に対応付けて短縮ダイヤルを登録できる。ただし、その他のキーがあれば、10番以降のメモリ番号に対応付けて短縮ダイヤルを登録してもよい。また、テンキーの代わりに、その他の所定のキーやボタン等を用いることもできる。
つまり、電話帳用メモリ12は、発信先を指定する発信先情報(例えば電話番号やSIPアドレス等)と、複数の通信手段(例えば携帯電話通信や無線LAN通信等)のうち発信先に発信するために用いる通信手段を指定するベアラ情報と、を対応付けて記憶する記憶部として機能する。
また、短縮ダイヤル用メモリ13は、発信先情報とベアラ情報を、携帯電話機1が有する所定の操作キー21を示す情報(例えばメモリ番号)に対応付けて記憶する記憶部として機能する。
キー入力部20は、操作キー21からのキー入力を受け付ける入力回路である。操作キー21は、例えばテンキー、通話開始キー(発呼キー)、終話キー、カーソルキー、電源キー等で構成されている。表示制御部22は、表示部23を制御する制御回路である。表示部23は、白黒あるいはカラーの液晶パネルあるいは有機EL(electro-luminescence)ディスプレイ等の表示装置を備える。表示装置は携帯電話機1の前面に配置される。ユーザは表示装置に表示された様々な静止画像や動画像を見ることができる。
つまり、キー入力部20は、発信先情報の入力をユーザから受け付ける発信先入力受付部として機能する。
携帯電話送受信部14は、CPU11の制御により、無線によって音声電話の音声信号や電子メールのデータなどを送受信する回路である。無線LAN送受信部15は、CPU11の制御により、無線LANによってVoIP(Voice over Internet Protocol)電話や電子メールのデータなどを送受信する回路である。音声出力部16は、CPU11の制御により、携帯電話送受信部14もしくは無線LAN送受信部15で受信したデジタル音声信号が示す音声データ等をデコードし、D/A(Digital/Analog)コンバータによりアナログ信号に変換し、音声をスピーカに出力する。音声入力部17は、マイクロフォンによって携帯電話機1のユーザの通話音声等を集音し、CPU11の制御により、A/D(Analog/Digital)コンバータで音声をデジタル信号に変換する。
CPU11と携帯電話送受信部14と無線LAN通信部15が協働して、発呼部として機能する。つまり、CPU11は、キー入力部20が受け付けた発信先情報に対応するベアラ情報が電話帳用メモリ12に記憶されている場合、受け付けた送信先に対応するベアラ情報を電話帳用メモリ12から取得する。そして、CPU11は、取得した発信先情報が示す発信先に、携帯電話送受信部14と無線LAN通信部15のうち取得したベアラ情報が示す方を制御して発呼する。
また、CPU11は、所定の操作キー21がユーザによって押下された場合、押下された操作キー21を示す情報(例えばメモリ番号)に対応する発信先情報とベアラ情報を短縮ダイヤル用メモリ13から取得する。そして、CPU11は、取得した発信先情報が示す発信先に、携帯電話送受信部14と無線LAN通信部15のうち取得したベアラ情報が示す方を制御して発呼する。
本実施形態の携帯電話機1は、携帯電話送受信部14による携帯電話通信と、無線LAN送受信部による無線LAN通信とで通信することができる。携帯電話機1は、4つの通信モードを備える。すなわち、
(モード1)無線LAN通信を優先するモード(デュアル動作)、
(モード2)携帯電話通信を優先するモード(デュアル動作)、
(モード3)無線LAN通信のみを用いるモード(シングル動作)、
(モード4)携帯電話通信のみを用いるモード(シングル動作)、
の4つのモードを備える。ユーザは、携帯電話1を所望の通信モードに設定できる。一方の通信手段(ベアラ)を優先するモード(モード1とモード2)が選択されている場合、CPU11は、デフォルトでは、携帯電話送受信部14又は無線LAN送受信部15を制御して、優先するベアラで発信する。ただし、ユーザによるメニュー操作等により非優先のベアラで発信することもできる。
つまり、キー入力部20は、携帯電話通信と無線LAN通信のうち優先して使用する方の通信手段を指定する入力をユーザから受け付ける優先入力受付部として機能する。そして、CPU11は、携帯電話送受信部14と無線LAN通信部15のうち受け付けた入力が示す方の通信手段を制御して発呼する。
また、携帯電話機1は、自動発呼ベアラ選択機能を備える。すなわち、CPU11は、通信モードがモード1とモード2のどちらかの場合、デフォルトでは優先するベアラで発信するが、優先するベアラが通信エリア圏外で且つ非優先ベアラが通信エリア圏内の場合、自動的に非優先ベアラを選択して発信する。
例えば、CPU11は、携帯電話送受信部14と無線LAN送受信部15が備えるアンテナで受信した電波強度が所定値以上であれば、現在位置が通信エリア圏内であると判別し、所定値未満であれば、現在位置が通信エリア圏外であると判別する。あるいは、携帯電話機1がGPS(Global Positioning System)と、通信エリアを定義するエリア情報を記憶するメモリを更に備え、CPU11は、GPSにより取得した現在位置が、メモリに予め格納されたエリア情報が示す通信エリアに含まれるか否かを判別することによって、通信エリア圏内か否かを判別してもよい。
つまり、CPU11は、通信手段のそれぞれについて、通信に用いる電波の強度に基づいて通信手段が使用可能か否かを判別する判別部として機能する。そして、CPU11は、キー入力部20が受け付けた入力が示す通信手段が使用可能でないと判別された場合、使用可能と判別された他の通信手段を用いて発呼する。
図2は、電話帳リスト101、電話帳用メモリ12に記憶される電話帳データ102、短縮ダイヤル用メモリ13に記憶される短縮ダイヤル選択情報103、の構成例を示す図である。電話帳データ102は、名前、読み仮名、グループ名、携帯電話通信で使用する電話番号、無線LAN通信で使用するSIPアドレス、電子メールアドレス、ユーザが自由に書き込めるメモ、メモリ番号を対応付けて記憶する。この例では、電話番号、SIPアドレス、電子メールアドレスはそれぞれ1つずつ登録するものとしているが、複数個登録できてもかまわない。その場合、短縮ダイヤルで使用する電話番号やSIPアドレスは、例えば1番目に登録されたものを使用すればよい。
電話帳リスト101は、メモリ番号(「1」〜「N」)と、内容(「電話帳データ000」〜「電話帳データN」)とから構成されている。電話帳データ000〜電話帳データNは、それぞれ項番と内容とから構成されている。例えば、本図では、電話帳データ102の項番「0」の内容を「名前」、項番「1」の内容を「読み仮名」、項番「2」の内容を「グループ名」、項番「3」の内容を「電話番号」、項番「4」の内容を「SIPアドレス」、項番「5」の内容を「メールアドレス」、項番「6」の内容を「メモ」、項番「7」の内容を「メモリ番号」としている。
電話帳リスト101のメモリ番号「0」〜「9」には、それぞれ短縮ダイヤル選択情報103が割り当てられている。短縮ダイヤル選択情報103において、メモリ番号「0」には番号選択情報として「ベアラ00」及び「番号00」が割り当てられている。同様に、メモリ番号「1」には番号選択情報として「ベアラ01」及び「番号01」が、・・・、メモリ番号「8」には番号選択情報として「ベアラ08」及び「番号08」が、メモリ番号「9」には番号選択情報として「ベアラ09」及び「番号09」がそれぞれ割り当てられている。
SIPアドレスは、ユーザ名を示すデータ部分と、ドメイン名を示すデータ部分とで構成されている。典型的には、SIPアドレスは、“ユーザ名@ドメイン名”で表される。
短縮ダイヤル選択情報103は、メモリ番号に対応付けて番号選択情報を格納する。番号選択情報は、通信手段を指定するベアラ情報と、短縮ダイヤルに用いる発信先の電話番号又はSIPアドレスを示す発信先情報と、を含む。
図2は、電話帳リスト101、電話帳データ102、短縮ダイヤル選択情報103の構成例の一つであり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で変更した実施形態を採用することができる。
本実施形態では、ユーザはドメイン名の入力を省略することができる。入力を省略した場合、CPU11は、予め設定されたドメイン名を補完してSIPアドレスを生成する。
つまり、CPU11は、キー入力部20が受け付けたSIPアドレスに、ドメイン名を指定するデータ部分が含まれていない場合、所定のドメイン名で補完してSIPアドレスを生成する生成部として機能する。そして、CPU11は、生成したSIPアドレスが示す発信先に、携帯電話送受信部14又は無線LAN送受信部15を制御して発呼する。
上述の携帯電話送受信部14や無線LAN送受信部15の一般的な構成は、当業者にとってよく知られており、その詳細な説明は省略する。
次に、携帯電話機1の各部が協働して行う電話帳登録処理と発呼処理について説明する。
図3は、本発明の一実施形態の電話帳登録処理を示すフローチャートである。図4は、本発明の一実施形態の発呼処理を示すフローチャートである。
図5は、表示部23への表示例を示す図である。本図に示すように、表示制御部22は、表示部23に、電話帳登録画面201、メモリ番号入力画面202、短縮ダイヤルベアラ選択画面203、短縮ダイヤル番号選択画面204を表示させる。CPU11は、表示制御部22を制御して、処理のステップに応じてこれらの画面を切り換えて表示させる。
図6は、自動発呼ベアラ選択の判断基準となるベアラテーブル250の構成例を示す図である。通信モードには、上記のように、携帯電話通信を優先するモード、無線LAN通信を優先するモード、携帯電話のみを用いるモード、無線LANのみを用いるモード、の4つのモードがある。本図に示すように、通信モードが携帯電話通信を優先するモード(モード1)の場合には、CPU11は次に示すようにベアラを選択する。すなわち、携帯電話機1が携帯電話通信圏内かつ無線LAN圏内にあれば、CPU11は携帯電話通信を選択する。携帯電話機1が携帯電話通信圏外かつ無線LAN圏内にあれば、CPU11は無線LAN通信を選択する。携帯電話機1が携帯電話通信圏内かつ無線LAN圏外にあれば、CPU11は携帯電話通信を選択する。携帯電話機1が携帯電話通信圏外かつ無線LAN圏外にあれば、CPU11は携帯電話通信を選択する。
また、通信モードが無線LAN通信を優先するモード(モード2)の場合には、CPU11は次に示すようにベアラを選択する。すなわち、携帯電話機1が携帯電話通信圏内かつ無線LAN圏内にあれば、CPU11は無線LAN通信を選択する。携帯電話機1が携帯電話通信圏外かつ無線LAN圏内にあれば、CPU11は無線LAN通信を選択する。携帯電話機1が携帯電話通信圏内かつ無線LAN圏外にあれば、CPU11は携帯電話通信を選択する。携帯電話機1が携帯電話通信圏外かつ無線LAN圏外にあれば、CPU11は無線LAN通信を選択する。
さらに、通信モードが携帯電話通信のみを用いるモード(モード3)の場合には、CPU11はいずれの状態でも携帯電話通信を選択する。
そして、通信モードが無線LAN通信のみを用いるモード(モード4)の場合には、CPU11はいずれの状態でも無線LAN通信を選択する。
尚、図3の電話帳登録処理及び図4の発呼処理は、CPU11がROM18の制御用プログラムを実行することで実現される。
(電話帳登録処理)
まず、図3を参照して電話帳登録処理について説明する。この処理は、例えばユーザが携帯電話機1を用いてメインメニュー等から電話帳の登録を行う時に行われる。まず、CPU11は、表示制御部22に電話帳登録画面201を表示させ、いずれかの項目を選択する指示入力をユーザから受け付ける。(ステップS1)。ユーザは操作キー21を使っていずれかの項目を選択する。
CPU11は、電話帳への登録を終了するか否かを判別する(ステップS2)。登録を終了する場合(ステップS2;YES)、CPU11は後述のステップS9の処理に進む。登録を終了しない場合(ステップS2;NO)、CPU11はユーザにより選択された項目がメモリ番号か否かを判別する(ステップS3)。
ユーザにより選択された項目がメモリ番号の場合(ステップS3;YES)、CPU11は表示制御部22にメモリ番号入力画面202を表示させ、メモリ番号の入力をユーザから受け付ける(ステップS4)。その他の項目の場合(ステップS3;NO)、CPU11は各項目に対応する所定の処理を行う(ステップS8)。処理を行った後、CPU11は再度、項目選択に戻る(ステップS1)。
ステップS4で、ユーザによって入力されたメモリ番号が0〜9か否かを判別する(ステップS5)。0〜9のいずれかの場合(ステップS5;YES)、CPU11は短縮ダイヤルの入力と判断し、表示制御部22に短縮ダイヤルベアラ選択画面203を表示させ、ベアラの選択入力をユーザから受け付ける(ステップS6)。短縮ダイヤルベアラ選択画面203では、
(ベアラパターン1)電波状態によって自動的に発呼ベアラを選択する“自動発呼ベアラ選択”、
(ベアラパターン2)携帯電話通信を使って発呼する“携帯電話”、
(ベアラパターン3)無線LAN通信を使って発呼する“無線LAN”、
のうちのいずれかがユーザによって選択される。
次に、CPU11は、表示制御部22に短縮ダイヤル番号選択画面204を表示させ、発信先の電話番号又はSIPアドレスを指定する選択入力をユーザから受け付ける(ステップS7)。短縮ダイヤル番号選択画面204では、
(番号パターン1)携帯電話通信であれば電話番号を用いて発信し、無線LAN通信であればSIPアドレスを用いて発信する、“ベアラ依存”、
(番号パターン2)必ず電話番号を用いて発信する“電話番号固定”、
(番号パターン3)必ずSIPアドレスを用いて発信する“SIPアドレス固定”、
のうちいずれかがユーザによって選択される。
CPU11は、ステップS1で入力されたメモリ番号と、ステップS6で選択されたベアラを指定する情報と、ステップS7で選択された番号パターンを指定する情報とを、作業用メモリ19に一時的に格納しておく。
ステップS2において、電話帳への登録を終了すると判別された場合(ステップS2;YES)、CPU11は、電話帳の項目のどれかをユーザが変更していた場合、作業用メモリ19に一時的に格納した値で、電話帳用メモリ12に格納されている電話帳リスト101と電話帳データ102、短縮ダイヤル用メモリ13に格納されている短縮ダイヤル選択情報103をそれぞれ更新する(ステップS9)。そして、CPU11は、追加あるいは更新された項目のメモリ番号が0〜9だった場合、短縮ダイヤル選択情報用メモリ13に、追加あるいは更新された項目のデータを格納し(ステップS10)、電話帳登録処理を終了する。
このように、キー入力部20は、発信先情報(例えば電話番号やSIPアドレス)と、発信に用いるベアラを示す情報(ベアラ情報)と、短縮ダイヤルに用いる操作キー21を指定する情報との入力をユーザから受け付ける登録入力受付部として機能する。そして、CPU11は、受け付けた送信先情報とベアラ情報と操作キー21を指定する情報とを対応付けて短縮ダイヤル用メモリ13に記憶させる登録部として機能する。
(発呼処理)
続いて、図4を参照して発呼処理について説明する。
本実施形態の携帯電話機1は、携帯電話に加えて、無線LANを使ったVoIP電話も備えている。そのため、CPU11は、以下に説明するように、どちらのベアラで発呼するかを選択する。
まず、CPU11は、発信先の電話番号又はSIPアドレスの入力と、発呼の指示入力とをユーザから受け付ける(ステップS11)。発呼の際、ユーザは、操作キー21(例えばテンキー)を使って、電話番号又は短縮ダイヤルのメモリ番号を入力し、次に発呼キーを押下する。
CPU11は、ステップS11で入力されたキーが、0から9までのいずれかのキーか否かを判別する(ステップS12)。入力されたキーが0〜9のいずれかのキーであった場合(ステップS12;YES)、CPU11は、入力されたキーに対応する番号をメモリ番号として扱い、そのメモリ番号に対応付けられた電話帳データ102が登録されているか否かを判別する(ステップS13)。
なお、CPU11は、ステップS11で0〜9のキーが複数回押下された場合、最初に押下されたキーに対応する番号をメモリ番号として扱う。
あるいは、CPU11は、0〜9のキーが1回押下された場合、押下されたキーに対応する番号をメモリ番号として扱い、2回以上押下された場合、短縮ダイヤルでない電話番号又はSIPアドレスの入力として扱ってもよい。
入力されたメモリ番号に対応付けて電話帳データが登録されている場合(ステップS13;YES)、CPU11は、メモリ番号に対応付けて短縮ダイヤル選択情報103に記録されているベアラ種別を読み出し、発呼するベアラを決定する。“自動発呼ベアラ選択”の場合、CPU11は、図6に示すベアラテーブル250の内容にしたがって発呼するベアラを決定する(ステップS14)。
次に、CPU11は、短縮ダイヤル選択情報103から電話番号またはSIPアドレスを読み出して、発信先の電話番号又はSIPアドレスとする(ステップS15)。そして、CPU11は、携帯電話送受信部14を制御して発信先の電話番号に発呼するか、あるいは、無線LAN送受信部15を制御して発信先のSIPアドレスに発呼する(ステップS16)。発信先の電話機と回線が接続された後、ユーザは通話する。終話キーを押下するなどして通話が終わると、CPU11は、携帯電話送受信部14または無線LAN送受信部15を制御して回線を切断し(ステップS17)、発呼処理を終了する。
ステップS12において、入力された番号が0〜9以外である場合(ステップS12;NO)、CPU11は、入力された番号を短縮ダイヤルでない電話番号又はSIPアドレスと判断し(ステップS18)、ユーザによって指定されたベアラで発呼する(ステップS16)。通話が終了すれば、回線を切断し(ステップS17)、発呼処理を終了する。
ステップS13において、入力されたメモリ番号に電話帳データ102が登録されていない場合(ステップS13;NO)、CPU11は、表示制御部22を制御して、電話番号又はSIPアドレスが登録されていない旨を示すエラー表示を画面に表示させ(ステップS19)、発呼処理を終了する。
次に、表示部23に表示される画面の構成例について、図5を用いて説明する。
図5は、電話帳登録画面201、メモリ番号入力画面202、短縮ダイヤルベアラ選択画面203、短縮ダイヤル番号選択画面204の構成例である。電話帳登録画面201でユーザによりメモリ番号が選択されると、メモリ番号入力画面202に移行する。このメモリ番号入力画面202で0〜9までの番号が入力された場合には、短縮ダイヤルベアラ選択画面203へ、そうでない場合には電話帳登録画面201に戻る。
短縮ダイヤルベアラ選択画面203では、上述の3つのベアラパターンのうちいずれか1つがユーザによって選択される。例えば、ユーザは、上下のカーソルキーを押下し、選択された部分(本図の各画面中の矩形の枠)を動かして、いずれか1つのベアラパターンを選択する。
短縮ダイヤル番号選択画面204では、上述の3つの番号パターンが表示され、ベアラ依存、電話番号固定、SIPアドレス固定の3つのうちいずれか1つがユーザによって選択される。
このように、本実施形態によれば、短縮ダイヤルが使用可能なメモリ番号(0〜9)に対応付けて、発呼に用いるベアラと、相手の電話番号又はSIPアドレスとを予め指定できるので、ユーザはベアラをその都度指定する手間が省ける。また、ユーザは電話番号を用いるかSIPアドレスを用いるかを指定しなくてもよいので、例えばツータッチダイヤルなどの短縮ダイヤルをより使いやすくなる。
尚、本実施形態では、操作キーのうち0〜9までのキー(テンキー)を短縮ダイヤル用に対応付けるため、短縮ダイヤル用にメモリ番号0〜9を使っている。しかし、さらに短縮ダイヤル用として使える他のキーがある場合には、10個以上の短縮ダイヤルが登録できる構成としてもよい。勿論、0〜9のすべてのキーを使用しなくてもよい。
また、本実施形態では、電話帳データ102に電話番号とSIPアドレスとを1つずつ登録できるものとして説明したが、複数の電話番号及び/又はSIPアドレスを登録できる仕様としてもよい。例えば、短縮ダイヤル番号選択画面204で、何番目に登録された電話番号(あるいはSIPアドレス)を短縮ダイヤル用に設定するかを指定できるようにしてもよい。
そのほか、ユーザが“自動発呼ベアラ選択”を選択していても、既に通信モードで指定したベアラと異なるベアラで発呼しようとした場合には、ポップアップ画面等を表示してユーザに確認することで、より確実にユーザに発信に用いるベアラを認知させることができる。これにより、間違って異なるベアラを使用してしまうことを防ぐことができる。
また、電話帳リスト101と電話帳データ102と短縮ダイヤル選択情報103を、着脱可能なフラッシュメモリカードなどの他の情報記録媒体にエクスポートしたり、反対に他の情報記録媒体からインポートしたりできるようにすることで、データのバックアップを確実に行うことができる。
本実施形態では、ユーザがSIPアドレスのうちドメイン名に相当する部分の入力をしなくても、CPU11が所定のドメイン名を補完してSIPアドレスを生成できる。補完されるドメイン名は、例えばROM18や別途備えるフラッシュメモリ等に予め記憶される。そのため、ユーザは、SIPアドレスを入力する手間を省くことができる。
例えば、ユーザは、SIPアドレスのユーザ名に相当する部分に、電話番号のように数字のみを用いることも可能である。この場合、電話帳データ102の電話番号とSIPアドレスの各項目には、数字のみが用いられることになる。そのため、電話帳データ102において、電話番号とSIPアドレスを明確に区別して格納する必要は実質的になくなり、電話番号とSIPアドレスの管理を単純化することができる。電話帳データ102は、携帯電話通信用の電話番号と、無線LAN通信用のSIPアドレスのどちらにも使用できる、数字のみを用いた番号を格納すればよい。例えば、電話番号とSIPアドレスのユーザ名とに同一の番号を用いれば、ユーザは、1つの共通の番号を登録するだけで、携帯電話通信と無線LAN通信を容易に使い分けることができる。
本実施形態では、携帯電話通信と無線LAN通信の2つの通信手段を備える携帯電話機1を用いて説明したが、通信手段の種類はこれらに限定されない。また、携帯電話機1は、2つの携帯電話回線、あるいは、2つの無線LAN通信が使用できる構成でもよい。さらには、3つ以上の通信手段を備えていてもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明には上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2006年9月27日に出願された日本出願特願2006−261611を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、上記の実施形態で用いた携帯電話機以外に、複数の通信手段が選択可能なPHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末装置にも適用可能である。また、複数の通信手段が選択可能な固定電話装置、パーソナルコンピュータ等にも適用可能である。

Claims (10)

  1. 複数の通信手段を有する通信装置であって、
    発信先を指定する発信先情報と、前記複数の通信手段のうち当該発信先に発信するために用いる通信手段を指定するベアラ情報と、を対応付けて記憶する記憶部と、
    当該発信先情報の入力をユーザから受け付ける発信先入力受付部と、
    前記発信先入力受付部が受け付けた発信先情報に対応する当該ベアラ情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記受け付けた送信先に対応する当該ベアラ情報を前記記憶部から取得し、前記取得した発信先情報が示す発信先に、前記複数の通信手段のうち前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する発呼部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記記憶部は、当該発信先情報と当該ベアラ情報を、前記通信装置が有する所定の操作キーを示す情報に対応付けて更に記憶し、
    前記発呼部は、当該所定の操作キーがユーザによって押下された場合、前記押下された操作キーを示す情報に対応する当該発信先情報と当該ベアラ情報を前記記憶部から取得し、前記取得した発信先情報が示す発信先に、前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記複数の通信手段のうち優先して使用する通信手段を指定する入力を当該ユーザから受け付ける優先入力受付部を更に備え、
    前記発呼部は、前記取得した送信先が示す発信先に、前記優先入力受付部が受け付けた入力が示す通信手段を用いて発呼する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記複数の通信手段のそれぞれについて、通信に用いる電波の強度に基づいて前記通信手段が使用可能か否かを判別する判別部を更に備え、
    前記発呼部は、前記優先入力受付部が受け付けた入力が示す通信手段が、前記判別部により使用可能でないと判別された場合、前記判別部により使用可能と判別された他の通信手段を用いて発呼する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記複数の通信手段には、少なくとも携帯電話を用いた通信手段が含まれ、
    当該発信先情報には、電話番号が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記複数の通信手段には、少なくとも無線LAN(Local Area Network)を用いた通信手段が含まれ、
    当該発信先情報には、SIP(Session Initiation Protocol)アドレスが含まれる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記SIPアドレスには、ユーザ名を指定するデータ部分と、ドメイン名を指定するデータ部分とが含まれ、
    前記発信先入力受付部は、当該SIPアドレスの入力を当該ユーザから受け付け、
    前記発信先入力受付部が受け付けた当該SIPアドレスに、当該ドメイン名を指定するデータ部分が含まれていない場合、所定のドメイン名で補完して当該SIPアドレスを生成する生成部を更に備え、
    前記発呼部は、前記生成部により生成された当該SIPアドレスが示す発信先に、前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 当該発信先情報と、当該ベアラ情報と、当該所定の操作キーを指定する情報との入力をユーザから受け付ける登録入力受付部と、
    前記登録入力受付部が受け付けた当該送信先情報と当該ベアラ情報と当該所定の操作キーを指定する情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる登録部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 発信先を指定する発信先情報と、前記複数の通信手段のうち当該発信先に発信するために用いる通信手段を指定するベアラ情報と、を対応付けて記憶し、
    当該発信先情報の入力をユーザから受け付け、
    前記受け付けた発信先情報に対応する当該ベアラ情報が記憶されている場合、前記受け付けた送信先に対応する当該ベアラ情報を取得し、前記取得した発信先情報が示す発信先に、前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する、
    ことを特徴とする通信方法。
  10. 複数の通信手段を有するコンピュータを、
    発信先を指定する発信先情報と、前記複数の通信手段のうち当該発信先に発信するために用いる通信手段を指定するベアラ情報と、を対応付けて記憶する記憶部、
    当該発信先情報の入力をユーザから受け付ける発信先入力受付部、
    前記発信先入力受付部が受け付けた発信先情報に対応する当該ベアラ情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記受け付けた送信先に対応する当該ベアラ情報を前記記憶部から取得し、前記取得した発信先情報が示す発信先に、前記複数の通信手段のうち前記取得したベアラ情報が示す通信手段を用いて発呼する発呼部、
    として機能させるプログラムを記憶することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。
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