JP4213598B2 - 携帯電話機及び携帯電話機の制御プログラム - Google Patents

携帯電話機及び携帯電話機の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4213598B2
JP4213598B2 JP2004013353A JP2004013353A JP4213598B2 JP 4213598 B2 JP4213598 B2 JP 4213598B2 JP 2004013353 A JP2004013353 A JP 2004013353A JP 2004013353 A JP2004013353 A JP 2004013353A JP 4213598 B2 JP4213598 B2 JP 4213598B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
incoming call
party
mobile phone
local
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004013353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005210306A (ja
Inventor
和生 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2004013353A priority Critical patent/JP4213598B2/ja
Publication of JP2005210306A publication Critical patent/JP2005210306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4213598B2 publication Critical patent/JP4213598B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機、及び、当該携帯電話機の制御プログラムに関する。
従来、相手局電話番号に対応させて着信音等の着信態様を設定することが可能な携帯電話機が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような携帯電話機では、着信があったときの着信態様から相手先を特定することができるものの、携帯電話機に記憶されている相手局電話番号が多い場合には、それらの相手局電話番号の各々に対応する着信態様も多くなり、着信があったときの着信態様から相手先を特定することが困難となる。
また、従来、複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機であって、複数の自局電話番号の各々に対して着信態様を設定することが可能な携帯電話機が知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
このような携帯電話機では、複数の自局電話番号の各々に対応させて着信態様を使い分けることができるため、複数の自局電話番号を私用と公用との用途ごとに使い分けている使用者等にとって、用途に応じた着信態様の使い分けを行うことができるとともに、多くの着信態様を相手局電話番号と対応させて記憶しておく必要がない。
特開平5−110636号公報 特開2002−111810号公報 特開2003−189013号公報
しかしながら、上述した携帯電話機は、例えば、間違い電話等の予期しない相手先からの着信があった場合であっても、着信態様から当該相手先をある程度予想して電話に出てしまうことになるため、用途に応じた着信態様の使い分けを確実に行うことができるものであるとはいえない。
例えば、複数の自局電話番号のうち、仕事用に使用している自局電話番号に対して着信があった場合には、使用者は、着信態様から仕事用の電話であると判断して慌てて電話に出てしまうため、使用者の精神的ストレスを増大させてしまうおそれがある。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、用途に応じた着信態様の使い分けを確実に行うことができ、使用者の精神的ストレスを低減させることが可能な携帯電話機、及び、当該携帯電話機の制御プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)1台で複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機であって、
相手局電話番号を、上記複数の自局電話番号のいずれかに対応させて記憶する電話番号記憶手段と、
所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段と、
着信態様を上記複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段と、
着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段とを備え、
上記着信報知手段は、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていると上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様で着信報知を行う一方、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていないと上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様で着信報知を行うことを特徴とする携帯電話機。
(1)の発明によれば、電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号以外の相手局電話番号から着信があった場合には、複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定された着信態様以外の着信態様で着信報知が行われるため、例えば、仕事用に使用している自局電話番号に対して間違い電話があった場合であっても、間違い電話であることを着信態様からある程度予想することができ、仕事用の電話であると判断して慌てて電話に出てしまうことがない。その結果、用途に応じた着信態様の使い分けを確実に行うことができ、使用者の精神的ストレスを低減させることが可能となる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)に記載の携帯電話機であって、
上記電話番号記憶手段は、上記複数の自局電話番号のなかの一の自局電話番号に対応した1又は2以上の相手局電話番号からなる複数の相手局電話番号群を記憶しており、
各相手局電話番号群に対して個別にアクセスすることができるように記憶可能な記憶領域を有することを特徴とする。
(2)の発明によれば、例えば、1又は2以上の相手局電話番号からなる相手局電話番号群を格納することが可能な複数のフォルダを用いるとともに、複数の自局電話番号の各々に当該複数のフォルダをそれぞれ関連付け、各自局電話番号に対応する相手局電話番号群が対応するフォルダに格納されるようにすることが可能であり、これにより、相手局電話番号を携帯電話機に記憶させる際には、その相手先との通話に使用する自局電話番号に対応するフォルダに相手局電話番号を格納すればよく、都度、対応する自局電話番号を入力する必要がなくなるため、利便性に優れたものとなる。なお、上記フォルダに相手局電話番号群を格納するということは、当該相手局電話番号群を構成する相手局電話番号の各々に、当該フォルダを特定するための識別情報を付加して電話番号記憶手段に記憶するということである。これによりフォルダに格納されている相手局電話番号群に対して個別にアクセスすることが可能となる。また、各相手局電話番号群に対して個別にアクセスするということは、各相手局電話番号群に対して個別に書込み、書換え、読込み等の処理を行うということである。
また、各自局電話番号に対応するフォルダに格納されている相手局電話番号群に対して個別にアクセスすることができるため、用途ごとの相手局電話番号の検索を容易にすることができる。
さらに、例えば、フォルダに係る自局電話番号の用途が携帯電話機の表示部に表示されるようにすることが可能であり、これにより、自局電話番号と、当該自局電話番号を使用する用途との対応関係が分かり易く、より利便性に優れたものとなる。また、自局電話番号の数が多い場合であっても、自局電話番号を使用する用途を把握し易いため、相手局電話番号を携帯電話機に記憶させる際に、対応させる自局電話番号を特定し易くなり、利便性に優れたものとなる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3)1台で複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機の制御プログラムであって、
携帯電話機を、
相手局電話番号を、上記複数の自局電話番号のいずれかに対応させて記憶する電話番号記憶手段、
所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段、
着信態様を上記複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段、及び、
着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段として機能させ、
上記着信報知手段は、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていると上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様で着信報知を行う一方、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていないと上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様で着信報知を行うことを特徴とする携帯電話機の制御プログラム。
(3)の発明によれば、電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号以外の相手局電話番号から着信があった場合には、複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定された着信態様以外の着信態様で着信報知が行われるように携帯電話機が制御されるため、例えば、仕事用に使用している自局電話番号に対して間違い電話があった場合であっても、間違い電話であることを着信態様からある程度予想することができ、仕事用の電話であると判断して慌てて電話に出てしまうことがない。その結果、用途に応じた着信態様の使い分けを確実に行うことができ、使用者の精神的ストレスを低減させることが可能となる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4)1台で複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機であって、
相手局電話番号を、上記複数の自局電話番号のいずれかに対応させて記憶する電話番号記憶手段と、
所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段と、
着信態様を上記複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段と、
着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段とを備え、
上記着信報知手段は、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていると上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様で着信報知を行う一方、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていないと上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様で着信報知を行い、
上記電話番号記憶手段は、上記複数の自局電話番号のなかの一の自局電話番号に対応した1又は2以上の相手局電話番号からなる複数の相手局電話番号群を記憶しており、
各相手局電話番号群に対して個別にアクセスすることができるように記憶可能な記憶領域を備え、
更に、着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群から、当該着信があった相手局電話番号の検索を行う第1検索手段と、
着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群に、当該着信があった相手局電話番号が存在しないと判断したことを受けて、当該相手局電話番号群以外の相手局電話番号群からの検索を行う第2検索手段とを備え、
上記着信報知手段は、上記第1検索手段又は上記第2検索手段により着信があった相手局電話番号が存在すると判断された相手局電話番号群に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行う
ことを特徴とする。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(5)上記(4)に記載の携帯電話機であって、
上記携帯電話機は、表示部を備え、
上記第2検索手段により着信があった相手局電話番号が存在すると判断された相手局電話番号群に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行うとき、当該自局電話番号に対して着信があった旨を上記表示部に表示する
ことを特徴とする。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(6)1台で複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機の制御プログラムであって、
携帯電話機を、
相手局電話番号を、上記複数の自局電話番号のいずれかに対応させて記憶する電話番号記憶手段、
所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段、
着信態様を上記複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段、及び、
着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段として機能させ、
上記着信報知手段は、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていると上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様で着信報知を行う一方、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されていないと上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様で着信報知を行い、
上記電話番号記憶手段は、上記複数の自局電話番号のなかの一の自局電話番号に対応した1又は2以上の相手局電話番号からなる複数の相手局電話番号群を記憶しており、
上記携帯電話機は、各相手局電話番号群に対して個別にアクセスすることができるように記憶可能な記憶領域を備え、
更に、着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群から、当該着信があった相手局電話番号の検索を行う第1検索手段、及び、
着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群に、当該着信があった相手局電話番号が存在しないと判断したことを受けて、当該相手局電話番号群以外の相手局電話番号群からの検索を行う第2検索手段として機能させ、
上記着信報知手段は、上記第1検索手段又は上記第2検索手段により着信があった相手局電話番号が存在すると判断された相手局電話番号群に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行う
ことを特徴とする。
本発明の構成によれば、電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号以外の相手局電話番号から着信があった場合には、複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定された着信態様以外の着信態様で着信報知が行われるため、用途に応じた着信態様の使い分けを確実に行うことができ、使用者の精神的ストレスを低減させることが可能となる。
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下においては、1台で3つの自局電話番号の使用が可能な携帯電話機について説明することにする。なお、本発明の携帯電話機において、1台で使用可能な自局電話番号の数は、特に限定されるものではない。
図1は、実施形態の携帯電話機の一例を模式的に示す斜視図である。
携帯電話機1は、基地局にキャリアの入出力を行う3本のアンテナ8a〜8c(図示せず)をその内部に有するアンテナ部2と、電話に出たときに相手局(着信相手先)の音声を聞くための受話口3と、各種機能の設定や着信時に相手局電話番号や相手先の氏名等を表示するための表示部としてのディスプレイ4と、着信音量や通話音量を調節したり、メモリダイヤルの内容をディスプレイ4上に所要の状態で表示させたり、各種機能の設定を選択するための十字方向操作キー5と、電話番号や文字等を入力する際に使用されるダイヤルキーを含む操作キー群6と、通話中に自局の音声を伝えるための送話口7とを備えている。
携帯電話機1の外装は、所要の内装部品(電子部品を含む)を収容するためのケース11と、ケース11に収容された内装部品を覆うカバー12とに分割されており、ケース11内に内装部品を収容した状態で、ケース11及びカバー12の両者を嵌め合わせることにより構成されている。
アンテナ部2は、携帯電話機1で使用可能な3つの自局電話番号にそれぞれ対応した3本のアンテナ8a〜8c(図示せず)をその内部に有するものであり、ケース11及びカバー12の両者に挟み込まれ、その先端部が携帯電話機1の前端左側から前方へ突出している。受話口3は、カバー12の前方部に形成される一方、送話口7は、カバー12の後方部に形成されている。ディスプレイ4の表示面は、受話口3の下方位置においてカバー12から露出しており、操作キー群6の操作面は、送話口7の上方位置においてカバー12から露出している。
十字方向操作キー5は、通信を行うべく携帯電話機1を把持した際に母指での操作を容易にするように、ディスプレイ4と操作キー群6との間で、かつ、携帯電話機1の幅方向中央部に配置されている。
図2は、図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
携帯電話機1の3つの自局電話番号に対応した3本のアンテナ8a〜8cは、それぞれ基地局とのキャリアの入出力を行う。アンテナ8a〜8cには、それぞれ信号処理回路101a〜101cが接続されている。
なお、本発明の携帯電話機が備えるアンテナの数は、特に限定されるものではなく、必ずしも、携帯電話機1のように、使用可能な自局電話番号に対応した数のアンテナが設けられる必要はない。例えば、1本のアンテナで複数の自局電話番号についての送信キャリアの送信及び受信キャリアの受信を行うこととしてもよい。
信号処理回路101(101a〜101c)は、アンテナ8(8a〜8c)より入力された受信キャリアの復調処理を行う受信器と、送信キャリアを変調処理する送信器と、受信器及び送信器に対して送信キャリア及び受信キャリアの送受信周波数の制御を行うシンセサイザと、音声及び制御情報の復号化処理等を行うチャネルデコーダと、音声及び制御情報の符号化処理を行うチャネルエンコーダと、音声の符号/復号処理を行う音声コーデックと、スピーカ111及びマイクロホン112とのインターフェイスとして機能する送受話器とを備えている。
アンテナ8(8a〜8c)から入力された受信キャリアは、受信機−チャネルデコーダ−音声コーデック−送受信機によって音声に変換されて、スピーカ111から出力される。一方、通話中にマイクロホン112から入力された音声は、使用中の自局電話番号に対応した信号処理回路101に入力され、送受信機−音声コーデック−チャネルエンコーダ−送信器によって送信キャリアに変換されて、アンテナ8(8a〜8c)から出力される。これにより、音声通話が達成される。携帯電話機1は、上述したように、3本のアンテナ8(8a〜8c)と、3つの信号処理回路101(101a〜101c)とを有しており、3つの自局電話番号のいずれか1つを使用して音声通話を行うことができる。
信号処理回路101a〜101cには、それぞれレベル検出回路102a〜102cが接続されている。レベル検出回路102(102a〜102c)は、基地局からアンテナ8(8a〜8c)を介して信号処理回路101(101a〜101c)に入力された受信キャリアの電波強度を検出してそのデータを制御回路116に送信する。制御回路116は、受信キャリアの電波強度に関するデータを、3つのレベル検出回路102(102a〜102c)の各々から受信し、当該データに基づいて、ディスプレイ4にアンテナピクトを表示する。
信号処理回路101a〜101cのそれぞれと接続された制御回路116は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等を有しており、制御中枢を司るものである。具体的には、制御回路116は、予め記憶されているプログラムに従って、発信ボタンを含む操作キー群6及び十字操作キー5からの入力に対する制御、ディスプレイ4への表示の制御、信号処理回路101a〜101cへの制御(例えば、シンセサイザの制御や、スピーカ111又はマイクロホン112との音声の送受信を行う信号処理回路101a〜101cの切り替え制御等)、着信音出力スピーカ103への音信号の出力制御、並びに、バイブレータ用モータ104の駆動制御を行う。
制御回路116及び着信音出力スピーカ103は、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段である。また、制御回路116及びバイブレータ用モータ104は、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段である。
また、制御回路116(図示せず)は、メモリを有している。このメモリには、例えば、各種の画像データ、着信音を出力するための種々の音データ、通話時間を累積加算して当該メモリに記憶させるプログラム、3つの自局電話番号の各々についての料金体系に基づいて通話料金を算出するプログラム等、各種のデータやプログラムが記憶される。
また、制御回路116には、メモリ等を有する上記電話番号記憶手段である電話番号記憶回路113が接続されている。電話番号記憶回路113には、アドレス帳テーブルが格納されている。このアドレス帳テーブルには、携帯電話機1で使用可能な自局電話番号ごとに、相手先の名前、及び、相手局電話番号が記憶される。また、アドレス帳テーブルには、携帯電話機1使用可能な自局電話番号ごとに、着信報知を行う際の着信態様等が記憶されている。
次に、電話番号記憶回路113に格納されるアドレス帳テーブルについて説明する。
図3は、アドレス帳テーブルの一例を示す概念図である。
アドレス帳テーブルには、3つの自局電話番号X、Y、Zが記憶されている。これらの自局電話番号が、携帯電話機1で使用可能な自局電話番号である。
また、アドレス帳テーブルには、1又は2以上の相手局電話番号からなる相手局電話番号群と、各相手局電話番号に係る相手先の名前からなる相手先名前群とが格納される3つのフォルダ(フォルダA〜C)が記憶されている。自局電話番号X〜Zには、フォルダA〜Cがそれぞれ関連付けられている。
また、アドレス帳テーブルには、4つの着信態様(着信音A〜D)が記憶されている。これらの着信態様のうち、着信音A〜Cは、自局電話番号X〜Zとそれぞれ関連付けられている。一方、着信音Dは、自局電話番号X〜Zのいずれとも関連付けられていない。この着信音Dは、アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号からの着信があったときに行われる着信報知の着信態様である。
また、アドレス帳テーブルには、相手先の名前及び相手局電話番号が記憶されている。相手先の名前及び相手局電話番号の各々は、自局電話番号X〜Zのいずれかと関連付けられている。一の自局電話番号と関連付けられた1又は2以上の相手先の名前からなる相手先名前群、及び、当該自局電話番号に関連付けられた1又は2以上の相手局電話番号からなる相手局電話番号群は、当該自局電話番号に対応するフォルダに格納されている。
フォルダA(仕事用)には、相手先の名前「田中」、「斎藤」からなる相手先名前群、及び、相手局電話番号A、Bからなる相手局電話番号群が格納されている。
また、フォルダB(家族・友人用)には、相手先の名前「鈴木」、「高橋」、「大田」からなる相手先名前群、及び、相手局電話番号C、D、Eからなる相手局電話番号群が格納されている。
さらに、フォルダC(私的用)には、相手先の名前「山田」、「佐藤」からなる相手先名前群、及び、相手局電話番号F、Gからなる相手局電話番号群が格納されている。使用者は、十字方向操作キー5、操作キー群6の操作により、各フォルダに記憶されている相手先名前群及び相手局電話番号群に対して個別に書込み、書換え、読込み等の処理を行うことができる。
使用者により相手先の名前及び相手局電話番号をアドレス帳テーブルに記憶させる際には、3つの自局電話番号の各々に対応するフォルダのなかのいずれか一のフォルダに相手先の名前及び相手局電話番号を格納させるのである。このようにすることにより、相手局電話番号をアドレス帳テーブルに記憶させる際に、都度、対応する自局電話番号を入力する必要がなくなるため、利便性に優れたものとなる。
また、例えば、自局電話番号Xに対応するフォルダA(仕事用)にアクセスすると、自局電話番号Xに対応する相手局電話番号A及び相手局電話番号Bからなる相手局電話番号群にアクセスすることが可能となるため、仕事用の電話をかける際には、仕事用の相手局電話番号群のなかから電話をかける相手局電話番号を検索することが可能となり、用途ごとの相手局電話番号の検索を容易にすることができる。
また、各自局電話番号に対応したフォルダを示す画像、及び、当該フォルダのフォルダ名がディスプレイ4に表示される。これにより、例えば、フォルダA(仕事用)については「仕事用」、フォルダB(家族・友人用)については「家族・友人用」、フォルダC(私的用)については「私的用」というように、各フォルダに係る自局電話番号の用途をフォルダ名としてディスプレイ4に表示させることが可能となる。このようにすることにより、自局電話番号と、当該自局電話番号を使用する用途との対応関係が分かり易く、より利便性に優れたものとなる。
なお、各フォルダに格納されている相手先の名前及び相手局電話番号には、格納されるフォルダを特定するためのフォルダ情報が付加されている。ここで、相手先の名前及び相手局電話番号をフォルダに格納するということは、当該フォルダに係るフォルダ情報を相手先の名前及び相手局電話番号に付加して電話番号記憶回路113に記憶させるということである。
上述したように、アドレス帳テーブルには、自局電話番号X〜Zにそれぞれ対応する着信音A〜C、及び、当該アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号からの着信があったときの着信音Dが記憶されている。
例えば、相手先「田中」から自局電話番号Xに対して着信があった場合には、着信音Aで着信報知が行われる。また、例えば、相手先「鈴木」から自局電話番号Yに対して着信があった場合には、着信音Bで着信報知が行われる。さらに、アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号から着信があった場合には、着信音Dで着信報知が行われるのである。
図3に示したアドレス帳テーブルの各項目の内容、及び、各項目間の関連付けについては、「自局電話番号」の内容を除いて、使用者が十字方向操作キー5や操作キー群6を操作することにより任意に入力することが可能である。十字方向操作キー5、操作キー群6及び制御回路116は、着信態様(着信音A〜C)を複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段として機能する。
図4は、携帯電話機1の制御回路116において実行される着信処理ルーチンである。
図4に示したサブルーチンは、予め実行されているメインルーチンから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
まず、制御回路116は、着信があったか否かを判断する(ステップS1)。この処理において、制御回路116は、アンテナ8(8a〜8c)から信号処理回路101(101a〜101c)を介して受信キャリアの入力を受けたか否かを判断することにより、着信の有無を判断する。着信がなかったと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
一方、ステップS1において、着信があったと判断した場合、制御回路116は、3つの自局電話番号のうち、当該着信によって使用される自局電話番号を特定する(ステップS2)この処理において、制御回路116は、3つの信号処理回路101a〜101cのうち、受信キャリアの入力を受けた信号処理回路101に対応する自局電話番号を、当該着信によって使用される自局電話番号であると特定する。
次に、制御回路116は、着信があったときの相手局電話番号がアドレス帳テーブルに記憶されているか否かを判断する(ステップS3)。このステップS3において、制御回路116は、電話番号記憶回路113に格納されているアドレス帳テーブルを参照し、ステップS1において着信があったときの相手局電話番号が、アドレス帳テーブルに記憶されているか否かを判断する。このステップS3の処理を実行するとき、制御回路116は、着信があったときの相手局電話番号が、電話番号記憶回路113に記憶されているか否かを判断する判断手段として機能する。
ステップS3において、着信があったときの相手局電話番号がアドレス帳テーブルに記憶されていると判断した場合、次に、制御回路116は、ステップS2において特定された自局電話番号に対応する着信態様を選択する処理を実行する(ステップS11)。このステップS11の処理は、図3に示したアドレス帳テーブルに基づいて行われる。
自局電話番号Xに対して着信があった場合には、着信態様として着信音Aが選択される。また、例えば、自局電話番号Yに対して着信があった場合には、着信態様として着信音Bが選択される。
一方、ステップS3において、着信があったときの相手局電話番号がアドレス帳テーブルに記憶されていないと判断した場合、次に、制御回路116は、各自局電話番号に対応する着信態様以外の着信態様を選択する処理を実行する(ステップS12)。このステップS12の処理は、例えば、図3に示したアドレス帳テーブルに基づいて行われる。
すなわち、図3に示したアドレス帳テーブルに記憶されている相手局電話番号以外の相手局電話番号から着信があったときの着信態様として設定された着信音Dが選択されるのである。
ステップS11又はステップS12の処理を実行した場合、制御回路116は、ステップS11又はステップS12の処理において選択された着信態様で着信報知を行う(ステップS4)。このステップS4において、制御回路116は、図3に示したアドレス帳テーブルに基づいて、ステップS11又はステップS12において選択された着信態様(着信音)で着信報知を行う。
このとき、制御回路116及び着信音出力スピーカ103は、着信報知手段として機能する。
次に、操作キー群6にある通話ボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS5)。操作キー群6にある通話ボタンが操作されたと判断した場合、制御回路116は、着信音出力スピーカ103による着信報知を停止させる(ステップS8)。次に、制御回路116は、使用される自局電話番号に対応したアンテナ8と信号処理回路101とによって、着信相手先との通話を開始させ(ステップS9)、本サブルーチンを終了する。
一方、ステップS5において、通話ボタンが操作されていないと判断した場合、制御回路116は、着信相手先からの着信が停止したか否かを判断する(ステップS6)。この判断は、使用される自局電話番号に対応した信号処理回路101からの受信キャリアの入力が停止したか否かを判断することにより行われる。
着信相手先からの着信が停止していないと判断した場合、処理をステップS5に戻す。一方、ステップS6において、着信相手先からの着信が停止したと判断した場合、着信音出力スピーカ103による着信報知を停止させ(ステップS7)、本サブルーチンを終了する。
以上、実施形態に係る携帯電話機1では、アドレス帳テーブルに記憶されている相手局電話番号以外の相手局電話番号から着信があった場合には、3つの自局電話番号X、Y、Zの各々に対して個別に設定された着信態様以外の着信態様で着信報知が行われるため、例えば、仕事用に使用している自局電話番号に対して間違い電話があった場合であっても、間違い電話であることを着信態様からある程度予想することができ、仕事用の電話であると判断して慌てて電話に出てしまうことがない。その結果、用途に応じた着信態様の使い分けを確実に行うことができ、使用者の精神的ストレスを低減させることが可能となる。
実施形態に係る携帯電話機1では、3つの自局電話番号の各々に対応する着信音、及び、アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号からの着信があったときの着信音を設定可能である場合について説明したが、本発明の携帯電話機は、複数の自局電話番号の各々に対応する振動パターン、及び、アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号からの着信があったときの振動パターンを変更可能なように構成されていてもよい。
以下、携帯電話機が複数の自局電話番号に各々に対応する振動パターン、及び、アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号からの着信があったときの振動パターンを設定可能であるように携帯電話機1が構成されている場合について説明する。
図5は、アドレス帳テーブルの別の一例を示す概念図である。
図5に示すアドレス帳テーブルには、着信態様としてバイブレータ用モータ104による振動パターンが、各自局電話番号と関連付けて記憶されている。
例えば、自局電話番号Xに対して相手局電話番号Aから着信があった場合には、バイブレータ用モータ104により、振動パターンAで着信報知が行われる。また、例えば、自局電話番号Yに対して相手局電話番号Bから着信があった場合には、バイブレータ用モータ104により、振動パターンBで着信報知が行われる。さらに、アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号から着信があった場合には、バイブレータ用モータ104により、振動パターンDで着信報知が行われる。
また、本発明の携帯電話機において、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段は、制御回路116及び着信音出力スピーカ103、並びに、制御回路116及びバイブレータ用モータ104に限定されるものではなく、例えば、表示手段(ディスプレイ4)に所定の画像を表示することにより着信報知を行うこととしてもよい。また、携帯電話機が光源(例えば、LED、蛍光灯等)を備えている場合には、当該光源によるイルミネーションで着信報知を行うこととしてもよい。本発明の携帯電話機が備える着信報知手段の数は、特に限定されるものではなく、1つであってもよければ、複数であってもよい。
また、実施形態に係る携帯電話機1では、アドレス帳テーブルに記憶されていない相手局電話番号からの着信があったときの着信態様が使用者により設定可能である場合について説明したが、本発明では、電話番号記憶手段に記憶されていない相手局電話番号からの着信があったときの着信態様が、着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様のなかから任意に選択されるように携帯電話機が構成されていてもよい。
例えば、6つの着信態様A〜Fを携帯電話機が記憶しており、着信態様A〜Cが3つの自局電話番号の各々に対応してそれぞれ設定されている場合に、電話番号記憶手段に記憶されていない相手局電話番号からの着信があった場合には、着信態様D〜Fのなかから、乱数を用いて、ランダムに一の着信態様が選択されるようにしてもよい。
また、本発明の携帯電話機では、電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号であって、一の自局電話番号に対応していない相手局電話番号から、当該自局電話番号に対して着信があった場合には、当該相手局電話番号に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行ってもよい。
例えば、図3において、相手先「鈴木」から自局電話番号Xに対して着信があった場合には、相手先「鈴木」に対応する自局電話番号Yについて設定された着信音Bで着信報知を行うようにするのである。
また、本発明では、電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号であって、一の自局電話番号に対応していない相手局電話番号から、当該自局電話番号に対して着信があったときの着信態様を設定可能なように、又は、任意に選択されるように携帯電話機が構成されていてもよい。
この場合、例えば、着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群が格納されたフォルダから、当該着信があった相手局電話番号を検索し、当該相手局電話番号が格納されていないと判断した場合には、他のフォルダを検索し、当該相手局電話番号が格納されていると判断されたフォルダに対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行うというように、フォルダごとに分割して検索を行う方法を採用することができる。このようにすることにより、着信があった相手局電話番号を、全てのフォルダについて検索する場合が少なくなり、検索時間を短縮することが可能となる。
上述した方法を実現するために、本発明の携帯電話機の制御回路が備えるメモリ等には、携帯電話機を、
着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群から、当該着信があった相手局電話番号の検索を行う第1検索手段、
着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群に、当該着信があった相手局電話番号が存在しないと判断したことを受けて、当該相手局電話番号群以外の相手局電話番号群からの検索を行う第2検索手段、及び、
上記第1検索手段又は上記第2検索手段により着信があった相手局電話番号が存在すると判断された相手局電話番号群に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行う報知手段として機能させるプログラムが記憶されていることが望ましい。
また、電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号であって、一の自局電話番号に対応していない相手局電話番号から、当該自局電話番号に対して着信があったときには、その旨が表示部に表示されるように携帯電話機が構成されていることが望ましい。
電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号であって、一の自局電話番号に対応していない相手局電話番号から、当該自局電話番号に対して着信があるということは、その相手先に対して教えていない自局電話番号が知られてしまった可能性が高いので、その旨が使用者に報知されることにより、使用者は、何らかの対策を講じることについて検討することが可能となる。
実施形態に係る携帯電話機1が備える制御回路116のメモリには、携帯電話機1を、相手局電話番号を3つの自局電話番号X〜Zのいずれかに対応させて記憶する電話番号記憶手段、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段、着信態様を3つの自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段、及び、着信があったときの相手局電話番号が、上記電話番号記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段として機能させ、着信があったときの相手局電話番号が上記電話番号記憶手段に記憶されていると上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信報知手段が上記着信態様設定手段により設定された着信態様で着信報知を行う一方、着信があったときの相手局電話番号が上記電話番号記憶手段に記憶されていないと上記判断手段が判断したことを受けて、上記着信報知手段が上記着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様で着信報知を行う本発明に係る携帯電話機1の制御プログラムが格納されている。
この携帯電話機1の制御プログラムによれば、電話番号記憶手段に記憶されている相手局電話番号以外の相手局電話番号から着信があった場合には、3つの自局電話番号の各々に対して個別に設定された着信態様以外の着信態様で着信報知が行われるように携帯電話機1が制御されるため、例えば、仕事用に使用している自局電話番号に対して間違い電話があった場合であっても、間違い電話であることを着信態様からある程度予想することができ、仕事用の電話であると判断して慌てて電話に出てしまうことがない。その結果、用途に応じた着信態様の使い分けを確実に行うことができ、使用者の精神的ストレスを低減させることが可能となる。
実施形態に係る携帯電話機の一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。 図2に示した電話番号記憶回路内のメモリに格納されるアドレス帳テーブルの一例を示す概念図である。 図1に示した携帯電話機の制御回路において実行される着信処理ルーチンを示すフローチャートである。 図2に示した電話番号記憶手段内のメモリに格納されるアドレス帳テーブルの別の一例を示す概念図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 アンテナ部
3 受話口
4 ディスプレイ
5 十字方向操作キー
6 操作キー群
7 送話口
8(8a〜8c) アンテナ
11 ケース
12 カバー
101(101a〜101c) 信号処理回路
102(102a〜102c) レベル検出回路
103 着信音出力スピーカ
104 バイブレータ用モータ
111 スピーカ
112 マイクロホン
113 電話番号記憶回路
116 制御回路

Claims (3)

  1. 1台で複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機であって、
    相手局電話番号を、前記複数の自局電話番号のいずれかに対応させて記憶する電話番号記憶手段と、
    所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段と、
    着信態様を前記複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段と、
    着信があったときの相手局電話番号が、前記電話番号記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段とを備え、
    前記着信報知手段は、着信があったときの相手局電話番号が、前記電話番号記憶手段に記憶されていると前記判断手段が判断したことを受けて、前記着信態様設定手段により設定された着信態様で着信報知を行う一方、着信があったときの相手局電話番号が、前記電話番号記憶手段に記憶されていないと前記判断手段が判断したことを受けて、前記着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様で着信報知を行い、
    前記電話番号記憶手段は、前記複数の自局電話番号のなかの一の自局電話番号に対応した1又は2以上の相手局電話番号からなる複数の相手局電話番号群を記憶しており、
    各相手局電話番号群に対して個別にアクセスすることができるように記憶可能な記憶領域を備え、
    更に、着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群から、当該着信があった相手局電話番号の検索を行う第1検索手段と、
    着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群に、当該着信があった相手局電話番号が存在しないと判断したことを受けて、当該相手局電話番号群以外の相手局電話番号群からの検索を行う第2検索手段とを備え、
    前記着信報知手段は、前記第1検索手段又は前記第2検索手段により着信があった相手局電話番号が存在すると判断された相手局電話番号群に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行う
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記携帯電話機は、表示部を備え、
    前記第2検索手段により着信があった相手局電話番号が存在すると判断された相手局電話番号群に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行うとき、当該自局電話番号に対して着信があった旨を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 1台で複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機の制御プログラムであって、
    携帯電話機を、
    相手局電話番号を、前記複数の自局電話番号のいずれかに対応させて記憶する電話番号記憶手段、
    所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段、
    着信態様を前記複数の自局電話番号の各々に対して個別に設定可能とする着信態様設定手段、及び、
    着信があったときの相手局電話番号が、前記電話番号記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段として機能させ、
    前記着信報知手段は、着信があったときの相手局電話番号が、前記電話番号記憶手段に記憶されていると前記判断手段が判断したことを受けて、前記着信態様設定手段により設定された着信態様で着信報知を行う一方、着信があったときの相手局電話番号が、前記電話番号記憶手段に記憶されていないと前記判断手段が判断したことを受けて、前記着信態様設定手段により設定された着信態様以外の着信態様で着信報知を行い、
    前記電話番号記憶手段は、前記複数の自局電話番号のなかの一の自局電話番号に対応した1又は2以上の相手局電話番号からなる複数の相手局電話番号群を記憶しており、
    前記携帯電話機は、各相手局電話番号群に対して個別にアクセスすることができるように記憶可能な記憶領域を備え、
    更に、着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群から、当該着信があった相手局電話番号の検索を行う第1検索手段、及び、
    着信があった自局電話番号に係る相手局電話番号群に、当該着信があった相手局電話番号が存在しないと判断したことを受けて、当該相手局電話番号群以外の相手局電話番号群からの検索を行う第2検索手段として機能させ、
    前記着信報知手段は、前記第1検索手段又は前記第2検索手段により着信があった相手局電話番号が存在すると判断された相手局電話番号群に対応する自局電話番号について設定された着信態様で着信報知を行う
    ことを特徴とする携帯電話機の制御プログラム。
JP2004013353A 2004-01-21 2004-01-21 携帯電話機及び携帯電話機の制御プログラム Expired - Fee Related JP4213598B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004013353A JP4213598B2 (ja) 2004-01-21 2004-01-21 携帯電話機及び携帯電話機の制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004013353A JP4213598B2 (ja) 2004-01-21 2004-01-21 携帯電話機及び携帯電話機の制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005210306A JP2005210306A (ja) 2005-08-04
JP4213598B2 true JP4213598B2 (ja) 2009-01-21

Family

ID=34899440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004013353A Expired - Fee Related JP4213598B2 (ja) 2004-01-21 2004-01-21 携帯電話機及び携帯電話機の制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4213598B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4569902B2 (ja) * 2006-02-03 2010-10-27 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯端末装置及びプログラム
JP2009290246A (ja) * 2006-09-11 2009-12-10 Sharp Corp 回線を判別して着信の許可や拒否を制御可能な通信端末
JP4574603B2 (ja) 2006-09-26 2010-11-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動体端末装置
JP4962866B2 (ja) * 2007-12-18 2012-06-27 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 通信端末装置及びプログラム
JP4958803B2 (ja) * 2008-01-22 2012-06-20 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、プログラム
EP2635003B1 (en) * 2010-10-28 2018-08-15 NEC Corporation Mobile terminal device, notification method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005210306A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3068570B2 (ja) 携帯型通信装置
KR100528715B1 (ko) 폴더식 통신단말장치 및 자동발신방법
JP2002057759A (ja) 折り畳み可能な携帯電話
JP5120259B2 (ja) 通信装置、通信方法、並びに、情報記録媒体
JP4213598B2 (ja) 携帯電話機及び携帯電話機の制御プログラム
JP5166914B2 (ja) 携帯通信端末
JP2005184539A (ja) 携帯電話機
JP4152873B2 (ja) 携帯電話機
JP2005217961A (ja) 携帯電話機
KR100365597B1 (ko) 무선 이동국의 사용자 인터페이스 수정 장치 및 방법
JP4175275B2 (ja) 携帯端末装置
KR100406252B1 (ko) 착신 기능 비활성화가 가능한 이동통신 단말기 및 그비활성화 방법
JP2005204226A (ja) 携帯電話機
JP2005191900A (ja) 携帯電話機
JP2001308972A (ja) 携帯電話機及び発信者識別方法
JP2005217960A (ja) 携帯電話機
JPH10294782A (ja) 携帯電話装置
JP2005236429A (ja) 携帯無線機及びその着信動作方法
KR100953631B1 (ko) 이동통신 단말기 및 이것의 수신음 설정 방법
JP2003060780A (ja) 携帯電話機、及び携帯電話機の制御方法、並びに当該方法が実行可能なプログラムが記憶された記憶媒体
JP5448444B2 (ja) 携帯端末装置
JP2000244977A (ja) 無線通信機
JP2001086219A (ja) 移動無線端末装置
JP2002344575A (ja) 携帯端末装置およびそのメール受信方法
KR100863040B1 (ko) 재발신 전화번호 선택방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081030

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4213598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees