JP2005217961A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の自局メールアドレスを、複数の用途ごとに使い分けても使用者の体裁が悪くなってしまうことを防止することが可能な携帯電話機を提供すること。
【解決手段】 1台で複数の自局メールアドレスを使用可能な携帯電話機であって、複数の自局メールアドレスのなかのいずれかをシークレットアドレスとして設定するシークレットアドレス設定手段と、シークレットアドレスへの着信メールからなる群を他の自局メールアドレスへの着信メールと区別し得るように記憶可能な着信メール記憶手段と、シークレットアドレスへの着信メールからなる群に対するアクセスを所定の認証が行われることを条件として許可するシークレットモードに設定するシークレットモード設定手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の自局メールアドレスを使用可能な携帯電話機に関する。
従来、1台で複数の自局電話番号を使用可能な携帯電話機であって、複数の自局電話番号のなかの一の自局電話番号での発着信を可能とする地域(以下、使用可能地域という)を、複数の自局電話番号の各々について個別に設定可能とし、一の自局電話番号で発着信が行われる際に、当該自局電話番号に設定された使用可能地域と、発着信が行われる地域とが同一である場合には、当該自局電話番号での発着信が可能となり、異なる場合には、他の自局電話番号に設定された使用可能地域と、発着信が行われる地域とが同一であるか否かの判断が行われ、同一である場合には、その自局電話番号での発着信が可能となる携帯電話機が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許第2850781号公報
上述した携帯電話機は、着信が行われる地域に応じて、異なる自局電話番号に対する着信が許可されるものであるが、複数の自局電話番号を使い分けている使用者は、当該複数の自局電話番号を個人用と仕事用とに使い分けるというように、用途ごとに使い分けている場合が多い。この場合、仕事中であるにも拘らず、仕事用の通話に使用している自局電話番号が使用不可能となるとともに、個人用の通話に使用している自局電話番号が使用可能となるということがあると、仕事中に友人等から個人用の通話に使用している自局電話番号に対して着信があり、そのことが職場の人に知られてしまうというように、使用者の体裁が悪くなってしまうおそれがあるという問題がある。
上述したような体裁が悪くなってしまうおそれがあるという問題は、複数の自局電話番号を用途ごとに使い分ける場合に限らず、複数の自局メールアドレスを用途ごとに使い分ける場合にも起こり得る。
例えば、複数の自局メールアドレスを、仕事用と個人用とに使い分けている場合には、仕事中に友人等から個人用のメールの送受信に使用している自局メールアドレスに対して着信があったときに、着信があったことを職場の人に知られてしまったり、着信メールの内容を職場の人に見られてしまったりするというように、使用者の体裁が悪くなってしまうおそれがあるという問題がある。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の自局メールアドレスを、複数の用途ごとに使い分けても使用者の体裁が悪くなってしまうことを防止することが可能な携帯電話機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)1台で複数の自局メールアドレスを使用可能な携帯電話機であって、
上記複数の自局メールアドレスのなかのいずれかをシークレットアドレスとして設定するシークレットアドレス設定手段と、
シークレットアドレスへの着信メールからなる群を他の自局メールアドレスへの着信メールと区別し得るように記憶可能な着信メール記憶手段と、
上記シークレットアドレスへの着信メールからなる群に対するアクセスを所定の認証が行われることを条件として許可するシークレットモードに設定するシークレットモード設定手段と
を備えたことを特徴とする携帯電話機。
(1)の発明によれば、例えば、仕事中には、個人用のメールの送受信に使用している自局メールアドレスをシークレットアドレスに設定しておくことにより、仕事中に友人から着信メールがあっても、当該着信メールの内容を職場の人に見られてしまうことがない。その結果、複数の自局メールアドレスを複数の用途ごとに使い分けても使用者の体裁が悪くなってしまうことを防止することが可能となる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)に記載の携帯電話機であって、
所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段を備え、
上記シークレットアドレスに対して着信があったことを受けて、着信報知を行わないように上記着信報知手段による着信報知の着信態様を変更する着信態様変更手段を備えたことを特徴とする。
(2)の発明によれば、例えば、仕事中には、個人用のメールの送受信に使用している自局メールアドレスをシークレットアドレスに設定しておくことにより、仕事中に友人から着信があっても、着信報知が行われないため、着信があったことを職場の人に知られてしまうことがない。その結果、使用者の体裁が悪くなってしまうことをより確実に防止することが可能となる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の携帯電話機であって、
上記複数の自局メールアドレスの各々に対応した複数の自局電話番号を使用可能であることを特徴とする。
(3)の発明によれば、複数の用途の各々について、通話とメールの送受信との両方を行うことができるため、利便性に優れたものとなる。
本発明の構成によれば、複数の自局メールアドレスのなかのいずれかの自局メールアドレスをシークレットアドレスに設定することが可能であるため、複数の自局メールアドレスを複数の用途ごとに使い分けても使用者の体裁が悪くなってしまうことを防止することが可能となる。
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下においては、1台で、3つの自局メールアドレス、及び、3つの自局メールアドレスの各々に対応した3つの自局電話番号の使用が可能な携帯電話機について説明することにする。なお、本発明の携帯電話機において、1台で使用可能な自局メールアドレスの数は、複数であれば特に限定されるものではない。また、本発明の携帯電話機は、1台で複数の自局メールアドレスを使用可能であるが、1台で使用可能な自局電話番号の数は、特に限定されるものではない。
図1は、実施形態の携帯電話機の一例を模式的に示す斜視図である。
携帯電話機1は、基地局にキャリアの入出力を行うアンテナ2(2a〜2c)と、電話に出たときに相手局(着信相手先)の音声を聞くための受話口3と、各種機能の設定や着信時に相手局電話番号や、相手局メールアドレスや、相手先の氏名等を表示するための表示部としてのディスプレイ4と、着信音量や通話音量を調節したり、メモリダイヤルの内容をディスプレイ4上に所要の状態で表示させたり、着信メールを閲覧したり、各種機能の設定を選択するための十字方向操作キー5と、電話番号や文字等を入力する際に使用されるダイヤルキーを含む操作キー群6と、通話中に自局の音声を伝えるための送話口7とを備えている。
携帯電話機1の外装は、所要の内装部品(電子部品を含む)を収容するためのケース11と、ケース11に収容された内装部品を覆うカバー12とに分割されており、ケース11内に内装部品を収容した状態で、ケース11及びカバー12の両者を嵌め合わせることにより構成されている。
アンテナ2(2a〜2c)は、携帯電話機1で使用可能な3つの自局メールアドレスにそれぞれ対応しており、ケース11及びカバー12の両者に挟み込まれ、その先端部が携帯電話機1の前端左側から前方へ突出している。受話口3は、カバー12の前方部に形成される一方、送話口7は、カバー12の後方部に形成されている。ディスプレイ4の表示面は、受話口3の下方位置においてカバー12から露出しており、操作キー群6の操作面は、送話口7の上方位置においてカバー12から露出している。
十字方向操作キー5は、通信を行うべく携帯電話機1を把持した際に母指での操作を容易にするように、ディスプレイ4と操作キー群6との間で、かつ、携帯電話機1の幅方向中央部に配置されている。
図2は、図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
携帯電話機1の3つの自局メールアドレスに対応したアンテナ2(2a〜2c)は、それぞれ基地局とのキャリアの入出力を行う。アンテナ2(2a〜2c)には、それぞれ信号処理回路101a〜101cが接続されている。
なお、本発明の携帯電話機が備えるアンテナの数は、特に限定されるものではなく、必ずしも、携帯電話機1のように、使用可能な自局メールアドレスに対応した数のアンテナが設けられる必要はない。例えば、1本のアンテナで複数の自局メールアドレスについての送信キャリアの送信及び受信キャリアの受信を行うこととしてもよい。
信号処理回路101(101a〜101c)は、アンテナ2(2a〜2c)より入力された受信キャリアの復調処理を行う受信器と、送信キャリアを変調処理する送信器と、受信器及び送信器に対して送信キャリア及び受信キャリアの送受信周波数の制御を行うシンセサイザと、音声及び制御情報の復号化処理等を行うチャネルデコーダと、音声及び制御情報の符号化処理を行うチャネルエンコーダと、音声の符号/復号処理を行う音声コーデックと、スピーカ111及びマイクロホン112とのインターフェイスとして機能する送受話器とを備えている。
アンテナ2(2a〜2c)から入力された受信キャリアは、受信機−チャネルデコーダ−音声コーデック−送受信機によって音声に変換されて、スピーカ111から出力される。一方、通話中にマイクロホン112から入力された音声は、使用中の自局電話番号に対応した信号処理回路101に入力され、送受信機−音声コーデック−チャネルエンコーダ−送信器によって送信キャリアに変換されて、アンテナ2(2a〜2c)から出力される。これにより、音声通話が達成される。携帯電話機1は、上述したように、アンテナ2(2a〜2c)と、3つの信号処理回路101(101a〜101c)とを有しており、3つの自局電話番号のいずれか1つを使用して音声通話を行うことができる。
信号処理回路101a〜101cには、それぞれレベル検出回路102a〜102cが接続されている。レベル検出回路102(102a〜102c)は、基地局からアンテナ2(2a〜2c)を介して信号処理回路101(101a〜101c)に入力された受信キャリアの電波強度を検出してそのデータを制御回路116に送信する。制御回路116は、受信キャリアの電波強度に関するデータを、3つのレベル検出回路102(102a〜102c)の各々から受信し、当該データに基づいて、ディスプレイ4にアンテナピクトを表示する。
信号処理回路101a〜101cのそれぞれと接続された制御回路116は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等を有しており、制御中枢を司るものである。具体的には、制御回路116は、予め記憶されているプログラムに従って、発信ボタンを含む操作キー群6及び十字操作キー5からの入力に対する制御、ディスプレイ4への表示の制御、信号処理回路101a〜101cへの制御(例えば、シンセサイザの制御や、スピーカ111又はマイクロホン112との音声の送受信を行う信号処理回路101a〜101cの切り替え制御等)、着信音出力スピーカ103への音信号の出力制御、並びに、バイブレータ用モータ104の駆動制御を行う。
制御回路116及び着信音出力スピーカ103は、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段として機能する。
また、制御回路116及びバイブレータ用モータ104は、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段として機能する。
また、制御回路116(図示せず)は、メモリを有している。このメモリには、例えば、各種の画像データ、着信音を出力するための種々の音データ、通話時間を累積加算して当該メモリに記憶させるプログラム、3つの自局電話番号の各々についての料金体系に基づいて通話料金を算出するプログラム等、各種のデータやプログラムが記憶される。
また、制御回路116には、メモリ等を有する電話番号記憶回路113が接続されている。電話番号記憶回路113には、アドレス帳テーブルが格納されている。このアドレス帳テーブルには、携帯電話機1で使用可能な自局電話番号ごとに、相手先の識別情報(例えば、相手局電話番号、相手局メールアドレス、相手先の氏名又は名称等)が記憶される。また、アドレス帳テーブルには、3つの自局メールアドレスの各々に対する着信メールからなる着信メール群(以下、着信メール群という)をそれぞれ格納する3つのフォルダと、音声メッセージとが設定されている。
本発明の携帯電話機の外観及び内部構成は、勿論、図1、図2に示した例に限定されるものではない。
次に、電話番号記憶回路113に格納されるアドレス帳テーブルについて説明する。
図3は、アドレス帳テーブルの一例を示す概念図である。
アドレス帳テーブルには、自局電話番号が3つ記憶されている。これらの自局電話番号が、携帯電話機1で使用可能な自局電話番号である。
また、アドレス帳テーブルには、3つの自局電話番号の各々と対応する3つの自局メールアドレスが記憶されている。これらの自局メールアドレスが、携帯電話機1で使用可能な自局メールアドレスである。
また、アドレス帳テーブルには、各自局電話番号及び自局メールアドレスの用途が記憶されている。最上段の自局電話番号及び自局メールアドレスが家族・友人用であり、その下段が私的用であり、最下段が業務用である。
このように自局電話番号とその用途とが関連付けられているため、複数の用途についての使い分けが可能であり、通話料金の支払い先を明確にすることができる。
実施形態に係る携帯電話機1では、各自局メールアドレスをシークレットアドレスとして設定することが可能である。シークレットアドレスへの着信メールからなる着信メール群は、所定の認証が行われることを条件としてアクセスが許可されるシークレットモードに設定される。図3に示した例では、家族・友人用の自局メールアドレスと、私的用の自局メールアドレスとがシークレットアドレスとして設定されている。
また、アドレス帳テーブルには、着信メール群が格納される3つの受信フォルダ(フォルダA〜C)が記憶されている。フォルダA〜Cの各々は、各自局メールアドレスに関連付けられている。各自局メールアドレスへの着信メールは、対応する受信フォルダにそれぞれ格納されるのである。図3に示した例では、家族・友人用の自局メールアドレスに対する着信メールは、フォルダAに格納され、私的用の自局メールアドレスに対する着信メールは、フォルダBに格納され、業務用の自局メールアドレスに対する着信メールは、フォルダCに格納される。
なお、各受信フォルダに格納されている着信メール群を構成する着信メールの各々には、格納されるフォルダを特定するためのフォルダ情報が付加されている。ここで、着信メールを受信フォルダに格納するということは、当該受信フォルダに係るフォルダ情報を着信メールに付加して電話番号記憶回路113に記憶させるということである。
上述したシークレットアドレスとして設定されている自局メールアドレスに対応する受信フォルダに格納されている着信メール群は、シークレットモードに設定されている。着信メール群がシークレットモードに設定されている場合には、暗証番号による認証が行われることを条件として、当該着信メール群へのアクセスが許可され、当該着信メール群に対して、読取り、削除等の処理を行うことが可能となる。図3に示した例では、シークレットアドレスとして設定されている家族・友人用の自局メールアドレスと、私的用の自局メールアドレスとがシークレットアドレスとして設定されている。
なお、以下においては、シークレットモードに設定されている着信メール群が格納されている受信フォルダを、シークレットモードフォルダともいい、シークレットモードに設定されていない着信メール群が格納されているフォルダを非シークレットフォルダともいうこととする。
なお、シークレットフォルダに格納された着信メール群に対するアクセスを行うための暗証番号は、全てのシークレットフォルダについて、同一のものを設定するようにしてもよく、シークレットフォルダごとに異なる暗証番号を設定することができるようにしてもよい。
アドレス帳テーブルには、相手先識別情報(相手局電話番号、相手局メールアドレス及び相手先の氏名若しくは名称)が記憶されている。相手先識別情報は、各自局電話番号及び自局メールアドレスと関連付けられている。
例えば、家族・友人用の自局電話番号及び自局メールアドレスには、相手先「ひろみ(妻)」の識別情報と、相手先「ひろし(友人)」の識別情報とが関連付けられている。また、私的用の自局電話番号及び自局メールアドレスには、相手先「りょうこ(恋愛対象)」の識別情報が関連付けられている。また、業務用の自局電話番号及び自局メールアドレスには、相手先「○○社長」の識別情報と、相手先「●●部長」の識別情報とが関連付けられている。
図3に示したアドレス帳テーブルの各項目のうち、「自局メールアドレス」、「用途」、「シークレットアドレス設定」及び「相手先識別情報」の内容及び項目間の関連付けについては、使用者が十字方向操作キー5、操作キー群6を操作することにより任意に入力することが可能である。また、「シークレットモード設定」については、シークレットアドレスとして設定された自局メールアドレスに対応する受信フォルダがシークレットフォルダに設定され、それ以外は、非シークレットフォルダに設定される。
制御回路116は、3つの自局メールアドレスのなかのいずれかをシークレットアドレスとして設定するシークレットアドレス設定手段として機能する。
また、電話番号記憶回路113は、着信メール記憶手段として機能する。
さらに、制御回路116は、シークレットアドレスへの着信メールからなる着信メール群に対するアクセスを暗証番号による認証が行われることを条件として許可するシークレットモードに設定するシークレットモード設定手段として機能する。
図4は、携帯電話機1の制御回路116において実行される着信処理ルーチンである。
図4に示したサブルーチンは、予め実行されているメインルーチンから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
まず、制御回路116は、着信があったか否かを判断する(ステップS1)。この処理において、制御回路116は、アンテナ2(2a〜2c)から信号処理回路101(101a〜101c)を介して受信キャリアの入力を受けたか否かを判断することにより、着信の有無を判断する。着信がなかったと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
一方、ステップS1において、着信があったと判断した場合、制御回路116は、3つの自局メールアドレスのうち、着信があった自局メールアドレスを特定する(ステップS2)この処理において、制御回路116は、3つの信号処理回路101a〜101cのうち、受信キャリアの入力を受けた信号処理回路101に対応する自局メールアドレスを、着信があった自局メールアドレスであると特定する。
次に、制御回路116は、ステップS2において特定された自局メールアドレスがシークレットアドレスとして設定されているか否かを判断する(ステップS3)。このステップS3の処理は、例えば、図3に示したアドレス帳テーブルに基づいて行われる。
例えば、ステップS2において特定された自局メールアドレスが、家族・友人用の自局メールアドレス、又は、私的用の自局メールアドレスであった場合には、シークレットアドレスとして設定されていると判断する。一方、ステップS2において特定された自局メールアドレスが、業務用の自局メールアドレスであった場合には、シークレットアドレスとして設定されていないと判断する。
ステップS3において、特定された自局メールアドレスがシークレットアドレスとして設定されていないと判断した場合、制御回路116は、着信メールを非シークレットフォルダに格納する処理を実行し(ステップS5)、本サブルーチンを終了する。
この場合、着信があったことによる着信報知は行われない。非シークレットフォルダに格納されている着信メール群は、十字方向操作キー5、操作キー群6の操作により任意にアクセスすることが可能である。
一方、ステップS3において、特定された自局メールアドレスがシークレットアドレスとして設定されていると判断した場合、次に、制御回路116は、着信メールをシークレットフォルダに格納する処理を実行する(ステップS4)。シークレットフォルダに格納されている着信メール群は、暗証番号による認証が行われることを条件として、アクセスが許可される。
ステップS4の処理を実行すると、次に、制御回路116は、着信音出力スピーカ103、又は、バイブレータ用モータ104による着信報知を行う(ステップS6)。
このステップS6の処理を実行するとき、制御回路116、及び、着信音出力スピーカ103、若しくは、バイブレータ用モータ104は、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段として機能する。
ステップS6の処理を実行すると、次に、制御回路116は、操作キー群6による着信報知の停止操作が行われたか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS7において、着信報知の停止操作が行われたと判断した場合、制御回路116は、着信音出力スピーカ103、又は、バイブレータ用モータ104による着信報知を停止させ(ステップS9)、本サブルーチンを終了する。
一方、ステップS7において、着信報知の停止操作が行われたと判断した場合、制御回路116は、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS8)。
ステップS8において、所定時間が経過していないと判断した場合、制御回路116は、処理をステップS7に戻す。
一方、ステップS8において、所定時間が経過したと判断した場合、制御回路116は、着信音出力スピーカ103、又は、バイブレータ用モータ104による着信報知を停止させ(ステップS9)、本サブルーチンを終了する。
以上、実施形態に係る携帯電話機1によれば、3つの自局メールアドレスの各々に対して、シークレットアドレスとして設定することが可能であるため、例えば、仕事中には、家族・友人用の自局メールアドレス、及び、私的用の自局メールアドレスをシークレットアドレスとして設定しておくことにより、仕事中に友人や恋愛対象から着信メールがあっても、当該着信メールがシークレットフォルダに格納されるため、その内容を職場の人に見られてしまうことがない。その結果、複数の自局メールアドレスを複数の用途ごとに使い分けても使用者の体裁が悪くなってしまうこと防止することが可能となる。
また、実施形態に係る携帯電話機1では、シークレットアドレスとして設定された自局メールアドレスに対して着信メールがあった場合には、着信報知を行わないように着信態様が変更されるため、例えば、仕事中には、家族・友人用の自局メールアドレス、及び、私的用の自局メールアドレスをシークレットアドレスとして設定しておくことにより、仕事中に友人や恋愛対象から着信メールがあっても、着信報知が行われず、着信があったことを職場の人に知られてしまうことがない。その結果、使用者の体裁が悪くなってしまうことをより確実に防止することが可能となる。
また、実施形態に係る携帯電話機1では、3つの自局メールアドレスの各々に対応した3つの自局電話番号を使用可能であるため、複数の用途の各々について、自局電話番号及び自局メールアドレスを使用することができる。そのため、複数の用途の各々について、通話とメールの送受信との両方を行うことができ、利便性に優れたものとなる。
上述した例では、1つのシークレットフォルダと1つの非シークレットフォルダとに、それぞれ1つの自局メールアドレスが関連付けられている場合について説明したが、本発明では、1つのシークレットフォルダと1つの非シークレットフォルダとに、それぞれ複数の自局メールアドレスが関連付けられていてもよい。
以下、1つのシークレットフォルダと1つの非シークレットフォルダとに、それぞれ複数の自局メールアドレスが関連付けられるように携帯電話機1が構成されている場合について説明する。
図5(a)、(b)は、アドレス帳テーブルの別の一例を示す概念図である。
図5(a)では、シークレットフォルダとして設定されているフォルダDには、シークレットアドレスとして設定されている家族・友人用の自局メールアドレス、及び、私的用の自局メールアドレスがそれぞれ関連付けられている。一方、非シークレットフォルダとして設定されているフォルダEには、シークレットアドレスとして設定されていない業務用の自局メールアドレスが関連付けられている。
この場合、家族・友人用の自局メールアドレスに対する着信メール、及び、私的用の自局メールアドレスに対する着信メールは、フォルダDに格納され、業務用の自局メールアドレスに対する着信メールは、フォルダEに格納される。
また、図5(b)では、シークレットフォルダとして設定されているフォルダFには、シークレットアドレスとして設定されている家族・友人用の自局メールアドレスが関連付けられている。一方、非シークレットフォルダとして設定されているフォルダGには、シークレットアドレスとして設定されていない私的用の自局メールアドレス、及び、業務用の自局メールアドレスが関連付けられている。
この場合、家族・友人用の自局メールアドレスに対する着信メールは、フォルダFに格納され、私的用の自局メールアドレスに対する着信メール、及び、業務用の自局メールアドレスに対する着信メールは、フォルダGに格納される。
本発明の携帯電話機において、所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段は、実施形態に係る携帯電話機1が備える制御回路116及び着信音出力スピーカ103、制御回路116及びバイブレータ用モータ104に限定されるものではなく、例えば、表示手段(ディスプレイ4)に所定の画像を表示することにより着信報知を行うこととしてもよい。また、携帯電話機が光源(例えば、LED、蛍光灯等)を備えている場合には、当該光源によるイルミネーションで着信報知を行うこととしてもよい。本発明の携帯電話機が備える着信報知手段の数は、特に限定されるものではなく、1つであってもよければ、複数であってもよい。
本発明の携帯電話機において、着信態様の変更パターンは、特に限定されるものではなく、実施形態に係る携帯電話機1のように、変更前の着信態様が着信音による着信報知、変更後の着信態様が着信報知を行わないという着信態様の変更パターンであってもよく、また、変更前の着信態様が着信音による着信報知、変更後の着信態様が振動による着信報知という着信態様の変更パターンであってもよい。
着信態様の変更パターンは、上述したように特に限定されるものではないが、変更前の着信態様より変更後の着信態様が、第三者に気付かれ難い着信態様となることが望ましい。
シークレットアドレスとして設定された自局メールアドレスに対する着信を他人に知られることを防止することができるからである。一般的に、(A)着信音による着信報知、(B)光源によるイルミネーションでの着信報知、(C)振動による着信報知、(D)画像による着信報知、(E)着信報知なし、の順に第三者に気付かれ難くなる。従って、変更前の着信態様より変更後の着信態様が第三者に気付かれ難い着信態様となるような着信態様の変更パターンとしては、例えば、(A)から(B)への着信態様の変更パターンや、(A)又は(B)から(C)への着信態様の変更パターンや、(A)、(B)又は(C)から(D)への着信態様の変更パターンや、(A)、(B)、(C)又は(D)から(E)への着信態様の変更パターン等を挙げることができる。
また、着信態様の変更パターンとしては、例えば、変更前の着信音より変更後の着信音の方が、その音量が小さくなるという着信態様の変更パターンや、変更前の振動より変更後の振動の方が、その強度が小さくなるという着信態様の変更パターンのように、着信態様の種類を変更せずにその程度を変更する着信態様の変更パターンであってもよい。
このようにする場合についても、シークレットアドレスとして設定された自局メールアドレスに対する着信があったことを他人に知られることを防止するため、変更前の着信態様より変更後の着信態様が、第三者に気付かれ難い着信態様となることが望ましい。
上述した例では、暗証番号による認証が行われることを条件として、シークレットモードに設定された着信メール群へのアクセスが許可される場合について説明したが、本発明において、シークレットモードを解除するための認証方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、特定のキーワードの音声入力による認証が行われるように携帯電話機が構成されていてもよく、指紋照合による認証が行われるように携帯電話機が構成されていてもよい。
実施形態に係る携帯電話機の一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。 図2に示した電話番号記憶回路内のメモリに格納されるアドレス帳テーブルの一例を示す概念図である。 図1に示した携帯電話機の制御回路において実行される着信処理ルーチンを示すフローチャートである。 (a)、(b)は、図2に示した電話番号記憶回路内のメモリに格納されるアドレス帳テーブルの別の一例を示す概念図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 (2a〜2c)アンテナ
3 受話口
4 ディスプレイ
5 十字方向操作キー
6 操作キー群
7 送話口
11 ケース
12 カバー
101(101a〜101c) 信号処理回路
102(102a〜102c) レベル検出回路
103 着信音出力スピーカ
104 バイブレータ用モータ
111 スピーカ
112 マイクロホン
113 電話番号記憶回路
116 制御回路

Claims (3)

  1. 1台で複数の自局メールアドレスを使用可能な携帯電話機であって、
    前記複数の自局メールアドレスのなかのいずれかをシークレットアドレスとして設定するシークレットアドレス設定手段と、
    シークレットアドレスへの着信メールからなる群を他の自局メールアドレスへの着信メールと区別し得るように記憶可能な着信メール記憶手段と、
    前記シークレットアドレスへの着信メールからなる群に対するアクセスを所定の認証が行われることを条件として許可するシークレットモードに設定するシークレットモード設定手段と
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 所定の着信態様で着信報知を行う着信報知手段を備え、
    前記シークレットアドレスに対して着信があったことを受けて、着信報知を行わないように前記着信報知手段による着信報知の着信態様を変更する着信態様変更手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記複数の自局メールアドレスの各々に対応した複数の自局電話番号を使用可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話機。
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