JP6411752B2 - 通話選択機能を持つ携帯端末 - Google Patents
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Description
このような機能を拡張することのできるアプリケーションプログラムの1つとして、VoIP技術を利用して音声通話を行うVoIPアプリケーションプログラムがある。
VoIP技術は、通常の電話回線とは別に、インターネットを利用して、音声をパケット化して通信することにより、音声通話を実現するものである。
携帯端末が、電話機能アプリケーションプログラムとVoIPアプリケーションプログラムの両方を備えている場合、ユーザが音声通話をするために発信操作をするとき、通常、どちらのプログラムを利用した音声通話をするかを選択するための選択画面を表示させて、ユーザがどちらか一方の音声通話を選択する操作をした後に発信操作をすることにより、選択されたプログラムによる音声通話が行われていた。
このような通話形態は、自動車を運転している場合や、携帯端末を鞄やポケットに入れている場合など、携帯端末そのものに対してすぐに操作することができない状況で便利であり、携帯端末の表示画面を見ることなく、ユーザの身体に取り付けたハンズフリー機器側で所定の操作を行うだけで、発信操作ができるようになっている。
この場合、表示画面を見て選択する操作をすることは事実上困難なので、上記した2つの音声通話のアプリケーションプログラムのうち利用するプログラムを予め設定しておき、ハンズフリー機器で発信操作が行われた場合は、常に、予め設定されたプログラムを利用した音声通話が実行されるようにしている。
また、一般的な電話による通話モードと、VoIP機能を利用したインターネット通話モードとを備え、発信および着信呼出しのために利用する通話モードを自動的に切り替えるネットワークシステムも提案されている(特許文献1参照)。
もし、音声通話を行うアプリケーションプログラムを、どちらか一方に予め固定的に設定していた場合は、音声通話を選択する操作をする必要はないが、ハンズフリー機器が接続されておらず携帯端末の表示画面を確認しながら入力操作が行える状況であっても、選択されていないもう一方の音声通話を容易に利用することはできず、選択されていない音声通話でのみ利用可能な特有の通話機能を用いた通話サービスを利用することが難しい場合がある。
これによれば、予め設定されたハンズフリー使用時選択情報に基づいて選択された通話機能を利用して発信処理を行うので、ユーザは入力操作等を行う必要がなく、ハンズフリー機器使用時のユーザの利便性を向上できる。
これによれば、ハンズフリー使用時選択情報に情報が記憶されていなかった場合でも、予め決定されている通話機能を利用して発信処理を行うので、ユーザは入力操作等を行うことなく、ハンズフリー使用時のユーザの利便性を向上できる。
これによれば、ハンズフリー機器との間で通信が可能な状態でない場合、ユーザが選択入力した通話機能を利用して発信処理を行うので、ハンズフリー機器を使用せずユーザが入力操作等をすることが可能な状況で、ユーザの意図した通話機能を用いることができ、ハンズフリー機器を使用していない場合のユーザの利便性を向上できる。
これによれば、発信機能選択情報に常に利用する通話機能を記憶しておくことにより、その記憶された通話機能を利用して発信処理を行うので、ハンズフリー機器の使用の有無にかかわらず、ユーザが予め選択した通話機能を使用することができ、ユーザが使用する通話機能がほぼ固定的に決まっている場合などにおいて、ユーザの利便性を向上できる。
<携帯端末の構成>
図1に、この発明の携帯端末の一実施例の構成ブロック図を示す。
携帯端末は、容易に所持することが可能な大きさと重さを有する情報処理装置であり、主として、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、その他の携帯性を有する端末に相当する。
図1において、携帯端末(以下、単にTEとも呼ぶ)は、主として、制御部1、表示部2、操作部3、音声入力部(マイク)4、音声出力部(スピーカ)5、無線通信部6、通話部13、近距離通信部9、接続確認部10、通話機能判定部11、ハンズフリー通話選択部12、記憶部20を備える。通話部13は、電話処理部7と、音声通信処理部8とを備える。
また、音声通話、携帯端末TEの機能選択、その他の動作制御等が可能なハンズフリー機器30を備えてもよい。
音声入出力機器31としては、1組のマイクとスピーカを有しユーザの頭部や耳に装着して使用するヘッドセット32、ワイヤレスマイクなどが該当する。
ここで、近距離無線通信(NFC)とは、TEとハンズフリー機器30との距離が10m程度以下の場合に、両者間で通信が成立するものを意味し、たとえば、今日用いられているブルートゥース、無線LANのような無線通信のいずれかを利用することができる。
また、CPUは、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させることにより、この発明の通話処理、通話選択処理などを実行させる。
表示部2は、この発明の機能を実行するときに必要な情報の表示や、設定画面や選択画面を表示させる部分であり、たとえば、LCDや有機ELディスプレイが用いられる。
操作部3は、ユーザが、各種情報の入力、機能選択、他の通話機器と通話するための発信開始入力および着信操作などを行う部分であり、タッチパネル、キーボード、マウス等が用いられる。
音声出力部5は、音声通話時に、通話相手の音声を出力するスピーカに相当する。
無線通信部6は、音声通話およびデータ通信が可能なネットワークに接続して、無線信号による通信を行う部分である。
この発明の携帯端末は、無線通信を利用して複数の音声通話をする機能(以下、通話機能と呼ぶ)を有するが、従来から利用されてきた加入電話網に接続して音声通話を行う機能(以下、電話機能とも呼ぶ)と、インターネット等の広域通信ネットワークに接続して、VoIP(Voice over Internet Protocol)を利用した音声通話を行う機能(以下、VoIP機能とも呼ぶ)とを含むものとする。
すなわち、複数の通話機能としては、電話機能と、VoIP機能を含み、2種類の音声通話が利用できるものとする。
ただし、VoIP機能は、1つに限るものではなく、現在利用されている複数のVoIPのいずれか1つを選択的に利用できるようにしてもよい。
また、VoIP機能は、ユーザが所望の機能を有するVoIP機能アプリケーションプログラムを、ネットワークを介してダウンロード等することにより、TEに容易に導入することができる。
電話処理部7は、電話機能を実行する部分であり、加入電話網に対する発信処理、着信処理、音声の送受信処理等を行う部分である。
電話処理部7は、記憶部20に予め記憶された電話機能プログラム24(TELプログラムとも呼ぶ)に基づいて、発信処理などを実行する。
音声通信処理部8は、VoIP機能を実行する部分であり、音声を符号化および圧縮し、インターネット等を介して、発信処理、着信処理、VoIPに基づくパケット化された音声の通信処理等を行う部分である。
音声通信処理部8は、記憶部20に予め記憶されたVoIP機能プログラム25(VoIPプログラムとも呼ぶ)に基づいて、発信処理などを実行する。
ハンズフリー機器30として、ヘッドセット32が用いられる場合は、たとえば、ブルートゥースのような国際標準規格に基づいて、TEとヘッドセット間でペアリングが行われ、接続可能であることが確認された後、NFC40により、ヘッドセットのマイクから入力された音声をTEへ送信し、TEから出力された音声をヘッドセットに送信してヘッドセットのスピーカから出力する。
たとえば、ブルートゥースに対応したヘッドセットに対するペアリング処理を行うことによって、そのヘッドセットがブルートゥースによる無線通信が可能な状態にあるか否かを確認する。
後述するように、接続可能なハンズフリー機器が存在することが確認された場合は、ハンズフリー通話選択部12が、記憶部20に記憶されたハンズフリー使用時選択情報23に基づいて、利用する通話機能を自動的に選択し、原則として、選択された通話機能を実行するプログラムを利用して、発信処理等を行う。
たとえば、後述する実施例1に示すように、ハンズフリー機器の接続の有無とは無関係に、発信機能選択情報22に、常時使用する通話機能が設定されている場合は、その設定された通話機能を用いた発信処理等を行うように、判定する。
また、後述する実施例2に示すように、ハンズフリー機器が接続されていない場合にのみ発信機能選択情報22の設定内容に対応した通話機能を用いた発信処理等を行うように、判定してもよい。
接続確認部10によって、ハンズフリー機器30が接続状態にあることが確認された場合にのみ、このハンズフリー通話選択部12による選択処理が行われる。
たとえば、ハンズフリー使用時選択情報23に、電話機能を選択する情報が設定されていた場合は、利用する通話機能として、電話機能を選択して発信処理等を行う。
記憶部20には、たとえば、通話アプリ情報21、発信機能選択情報22、ハンズフリー使用時選択情報23、TELプログラム24、VoIPプログラム25などが記憶される。
図2に、記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図を示す。
通話アプリ情報21は、携帯端末TEで利用可能な音声通話機能を実行するアプリケーションプログラムを特定する情報(たとえば、プログラム名)を記憶したものである。
図2(a)では、電話機能を実行する1つの電話機能プログラムと、VoIP機能を実行するn個のVoIP機能プログラムとが記憶されている状態を示している。
ここで、「No」は、各プログラムを特定するための識別番号を意味し、発信機能選択情報22と、ハンズフリー使用時選択情報23を設定するときに、この識別番号を利用するものとする。また、「No=00」の電話機能プログラムは、必須プログラムとし、この通話アプリ情報21に、必ず記憶されているものとする。
ただし、通話アプリ情報21の記憶内容は図2(a)に示したものに限定するものではなく、複数の通話アプリケーションプログラムが存在するか否かを確認するために、音声通話用アプリケーションプログラムの個数を記憶してもよい。
発信機能選択情報22は、ユーザによって設定され、音声通話に利用するアプリケーションプログラムを記憶したものである。原則として、常に利用する通話機能を特定する情報が記憶され、この情報22に設定されたアプリケーションプログラムによって音声通話が行われる。
図2(b)では、3つの設定例(A,B,C)を示しており、その設定内容は、「選択機能」と、「常時フラグ」とからなる。
たとえば、設定例Aでは、選択機能として、識別番号「00」の電話機能プログラムが設定され、そのプログラムを常に使用するという意味で、常時フラグに「1」が設定されている。すなわち、この設定例Aの情報22に基づいて音声通話を実行するときは、常に、電話機能プログラムによって音声通話が行われる。
常時フラグが「0」の場合は、現在設定されている選択機能は一時的なものであってユーザの選択によって変更される可能性があることを意味する。
ただし、記憶部20の発信機能選択情報22に、何らかの通話アプリの識別番号を記憶した場合は、必ず常時使用することを意味するものとすれば、この常時フラグはなくてもよい。
また、設定例Cでは、「選択機能」として、「99」を設定しているが、これは、この情報22に音声通話アプリケーションが設定されていない場合があることを単に示したものである。音声通話の機能選択がされていない場合は、この情報22を空白としてもよい。
図2(c)では、4つの設定例(A,B,C,D)を示している。
ハンズフリー使用時選択情報23は、ハンズフリー機器30を使用するときに利用する通話機能を予め設定したものである。具体的には、ハンズフリー機器30がTEに接続され、NFCによる通信が可能である状態(使用中)の場合に、利用する音声通話アプリケーションプログラムを記憶したものである。
原則として、この情報23に、音声通話アプリケーションプログラムの識別番号が記憶されている場合は、その記憶されているアプリケーションプログラムによって発信処理や音声通話が行われる。
ただし、この情報23に通話機能を特定する情報が記憶されていなかった場合は、複数の通話機能のうち予め決定されている通話機能を利用して発信処理等を行うものとする。
ただし、設定例Dは、機能選択がされていないことを意味する「99」を記憶したものを示しているが、機能選択がされていない場合は、この情報23を空白としてもよい。
また、後述する2つの実施例では、この情報23に、機能選択が設定されていなかった場合は、電話機能プログラムを利用した発信処理等を行うものとしている。これは、ハンズフリー機器30が使用されている状態においては、ユーザが表示画面の確認や入力操作ができない状況であることが多いと考えられるからであり、ユーザの利便性を考慮して、使用する通話アプリケーションプログラムを予め決定していることが好ましい。
まず、発信機能選択情報22として、常時使用する通話機能を設定した場合は、常にその設定した通話機能のアプリケーションプログラムが使用されるが、ユーザが自ら使用する通話機能を選択したい場合や、表示画面の確認および入力操作が可能な状況を考慮して、この情報22に何も選択機能が設定されていない場合は、ユーザに使用する音声通話アプリケーションを選択入力してもらう余地を残すようにする。これは後述する2つの実施例のステップS14,S15,S16の処理に対応する。
このように、2つの情報(22,23)を予め設定し、図4と図5に後述する実施例のような処理を行うことにより、ハンズフリー機器の使用状態と、ユーザの入力操作等が可能な状態とを考慮した適切な音声通話が可能となり、ユーザの利便性が向上できる。
図3(a)は、発信処理等に利用する通話アプリケーションプログラムの設定画面であり、ユーザによって設定されたアプリケーションプログラムが、発信機能選択情報22に記憶される。
ここでは、設定項目として、1つの電話機能と、2つのVoIP電話機能と、設定しないという4つの選択肢を示しているが、これに限るものではない。
また、この設定画面で設定された機能を常時利用するか否かの設定項目も示している。常時利用が設定された場合は、発信処理を実行するときは、原則として設定された通話機能のアプリケーションプログラムを使用することを意味する。
ユーザが、TEで音声通話を最初に実行する前に、図3(a)の設定画面を表示させて、利用するアプリケーションプログラムを予め設定してもよい。
ただし、この初期設定は必須ではなく、情報22の初期値としては、予め「設定しない」を意味する「99」を設定するか、空白にしておいてもよい。
情報22が設定されていない場合は、ユーザが発信動作をしようとしたときに、図3(c)に示すような選択画面を表示させて、ユーザに選択入力することを要求してもよい。
この設定画面を用いて設定されたアプリケーションプログラムが、ハンズフリー使用時選択情報23に記憶される。
この情報23は、予め設定されることが好ましいが、初期値としては、「設定しない」を意味する「99」を設定しておくか、あるいは空白にしてもよい。
後述する2つの実施例では、情報23が「設定しない」となっている場合は、自動的に、電話機能アプリケーションプログラムを選択し、このプログラムに基づく発信処理を行うものとしている。これは、図4および図5のステップS13に対応する。
また、ハンズフリー使用時は、ユーザの画面確認や入力操作を省略できるようにするために、図3(a)と異なり、ここで設定された通話機能は、必ず常時利用を前提とし、常時利用の設定項目を設けなくてもよい。
この表示画面は、ユーザに利用する通話機能を選択することを要求する選択画面であり、後述する図4および図5のステップS14において表示される画面に相当する。
ここでは、ユーザが発信操作をしているので、使用する通話機能を必ず選択する必要がある。したがって、「設定しない」という項目は表示せずに、たとえば、3つの通話機能(電話、2つのVoIP)が選択肢として表示される。また、「常時利用」の項目を表示してもよい。
通話機能と同時に、「常時利用」の項目も選択された場合は、選択された通話機能が、常時利用に設定されるように、「常時フラグ」を1として、発信機能選択情報22に記憶すればよい。
図3(c)のような選択画面を表示した後、操作部3によって選択入力された通話機能を利用して発信処理等を行う。
以下の実施例では、ユーザが、ハンズフリー使用時選択情報23を予め設定しておくものとし、もし、この情報23が設定されていない場合は、ハンズフリー機器の使用時におけるユーザの画面確認と入力操作をしないようにするために、予め定めた電話機能アプリケーションプログラムによる発信処理を行うものとする。
ただし、実行される通話アプリケーションプログラムをいずれかに予め決定しておけばよく、この電話機能アプリケーションプログラムに限られるものではなく、他のVoIPアプリケーションプログラムを実行するようにしてもよい。
以下には、2つの実施例を示すが、これらの処理に限るものではなく、他の処理を実行するようにしてもよい。
また、2つの実施例のうち、どちらの処理を実行するかを、ユーザに予め選択してもらい、選択した実施例の処理を実行するようにしてもよい。
図4に、この発明の音声通話選択処理の実施例1のフローチャートを示す。
ここでは、発信機能選択情報22に、ユーザが自らの意思で常時利用に設定された通話アプリケーションプログラムが記憶されている場合は、ハンズフリー機器の使用の有無にかかわらず、また、ハンズフリー使用時選択情報23の記憶内容にかかわらず、発信機能選択情報22に記憶された通話アプリケーションプログラムを利用して、発信処理を行うものとする。
ただし、発信機能選択情報22が設定されていない場合は、ハンズフリー機器が使用中であれば、予め設定されたハンズフリー使用時選択情報23の設定内容に基づいて、情報23に設定されていた通話アプリケーションプログラムを用いて、発信処理を行う。
たとえば、ユーザが、操作部3を利用して、発信開始を意味する入力操作をしたか否かをチェックする。
また、ハンズフリー機器30としてヘッドセット32が利用されている場合、ヘッドセットに設けられた入力スイッチが操作されて、NFC40により、近距離通信部9によって発信開始を意味するデータが受信されたか否かをチェックする。
ステップS2において、音声発信入力があった場合は、ステップS3へ進み、そうでない場合は、ステップS1をループする。
ステップS3において、制御部1は、通話アプリケーションプログラムが複数あるか否かをチェックする。ここでは、たとえば図2に示した通話アプリ情報21を検索し、予め記憶された通話アプリケーションプログラムが、1つか、あるいは2つ以上かをチェックする。
その後、図示していないが、発信後、相手先が着信応答した場合は、音声通話が行われ、その後処理を終了する。
ステップS6において、上記確認によって、情報22に、常時利用に設定されている通話アプリケーションプログラムが記憶されている場合は、ステップS7へ進み、そうでない場合はステップS8へ進む。
ステップS7において、情報22に記憶されている選択された通話アプリケーションプログラムを利用して、発信処理を実行する。
たとえば、情報22に、電話機能プログラムが記憶されている場合は、電話処理部7によって、発信処理が行われる。
また、情報22に、VoIP機能プログラムが記憶されている場合は、音声通信処理部8によって、発信処理が行われる。
これにより、ハンズフリー機器の使用の有無に関係なく、設定された情報に基づいて自動的に発信処理が行われるので、ユーザの利便性を向上できる。
ステップS9において、NFC接続中のハンズフリー機器がある場合は、ステップS10へ進み、ない場合はステップS14へ進む。
ステップS10において、ハンズフリー通話選択部12が、ハンズフリー使用時選択情報23の記憶内容を確認する。
ステップS11において、上記確認によって、情報23に、ユーザによって選択された通話アプリケーションプログラムが設定されている場合は、ステップS12へ進む。
一方、何も設定されていない場合は、ステップS13へ進み、上記したように、電話機能アプリケーションプログラムによる発信処理が行われる。
この場合、ユーザが、ハンズフリー機器で音声発信入力をした後、特に画面確認と入力操作をすることなく、自動的に、情報23に予め設定されていた通話アプリケーションプログラムを利用した発信処理が行われる。
これにより、ハンズフリー機器が使用され、ユーザの画面確認や入力操作が困難な場合に、ユーザの利便性を向上させることができる。
ここでは、たとえば、図3(c)のような表示画面を表示させる。
ステップS15において、操作部3を利用して、ユーザが通話アプリケーションプログラムを選択する入力をしたか否かをチェックする。
選択入力があればステップS16へ進み、そうでない場合はステップS15をループする。
ステップS16において、ユーザが選択した通話アプリケーションプログラムを利用して、発信処理を実行する。
これにより、ハンズフリー機器が使用されていない場合は、ユーザに利用する通話機能を選択してもらうようにしているので、ユーザが意図する適切な通話機能を利用して、発信処理等を行うことが可能となる。
図5に、この発明の音声通話選択処理の実施例2のフローチャートを示す。
ここでは、まず、ハンズフリー機器を使用中か否かを確認し、ハンズフリー機器を使用している場合は、発信機能選択情報22の記憶内容にかかわらず、実施例1と同様の発信処理(ステップS10からS13)を行う。
すなわち、操作部3によって発信開始入力がされた場合に、接続確認部10によって、TEとハンズフリー機器との間で通信が可能であることが確認された場合、ハンズフリー通話選択部12によって選択された通話機能を利用して発信処理等を行う。
また、ハンズフリー機器を使用していない場合は、発信機能選択情報22の記憶内容に基づいて自動的に発信処理を行うか、あるいは、ユーザにより選択入力された通話アプリケーションプログラムを用いて発信処理を行う。
図5に示すステップにおいて、図4に示したステップと同じ処理を行うステップについては、同じ符号を付与する。
ステップS8において、ハンズフリー機器30がTEにNFC接続され、NFCによる無線通信が可能な状態となっているか否かを確認する。
ステップS9において、NFC接続中のハンズフリー機器がある場合は、ステップS10へ進み、ない場合はステップS5へ進む。
ステップS10からS13までの処理は、図4に示した実施例1と同様の処理であり、ハンズフリー機器30が接続されているので、ユーザの入力操作を必要とせずに、予め設定された情報23に基づいて、自動的に発信処理を行う。
すなわち、ユーザがTEの画面確認や入力操作するのが困難な状況の場合には、ユーザに入力操作等を要求することなく、自動的に発信処理を行うので、ユーザの利便性を向上できる。
ステップS6において、情報22に、常時利用に設定されている通話アプリケーションプログラムがない場合は、ステップS14へ進む。
ステップS14からS16において、図4の実施例1と同様に、ユーザに、発信に利用する通話アプリケーションプログラムを選択することを要求し、ユーザが選択入力した通話アプリケーションプログラムを利用して、発信処理を行う。
これにより、ハンズフリー機器を使用していない状況で、ユーザが意図的に常時利用する通話アプリケーションプログラムを設定しなかった場合には、ユーザの入力操作によって選択された通話機能を利用して、発信処理等を行うことが可能となる。
携帯性を有さない情報処理装置として、すえ置きタイプのパソコンやサーバ等についても本発明の通話選択処理を適用することができ、たとえば実施例に記載した携帯端末をすえ置きタイプのパソコンに置きかえることができる。
2 表示部
3 操作部
4 音声入力部
5 音声出力部
6 無線通信部
7 電話処理部
8 音声通信処理部
9 近距離通信部
10 NFC接続確認部
11 通話機能判定部
12 ハンズフリー通話選択部
13 通話部
20 記憶部
21 通話アプリ情報
22 発信機能選択情報
23 ハンズフリー使用時選択情報
24 TELプログラム
25 VoIPプログラム
30 ハンズフリー機器
31 音声入出力機器
32 ヘッドセット
40 NFC
Claims (4)
- 複数の通話機能のいずれかを用いて、発信処理および音声による通話を実行する通話部と、
ハンズフリー機器と近距離無線通信をする近距離通信部と、
前記ハンズフリー機器との間で近距離無線通信が可能な状態であることを確認する接続確認部と、
他の通話機器と通話するためにユーザが発信開始入力を行う操作部と、
ハンズフリー機器を使用するときに利用する通話機能を予め設定したハンズフリー使用時選択情報を記憶した記憶部と、
前記記憶部に記憶されたハンズフリー使用時選択情報に基づいて、ハンズフリー機器使用時に利用する通話機能を選択するハンズフリー通話選択部とを備え、
前記操作部によって発信開始入力がされた場合に、前記接続確認部によって、ハンズフリー機器との間で通信が可能であることが確認された場合、前記通話部は、前記ハンズフリー通話選択部によって選択された通話機能を利用して発信処理を行い、
前記複数の通話機能は、加入電話網に接続して通話を行う電話機能と、インターネットに接続して通話を行うVoIP機能とを含み、
前記通話部は、前記電話機能を実行する電話処理部と、前記VoIP機能を実行する音声通信処理部とを備えることを特徴とする携帯端末。 - 前記ハンズフリー使用時選択情報に、通話機能を特定する情報が記憶されていなかった場合は、前記複数の通話機能のうち予め決定されている通話機能を利用して発信処理を行うことを特徴とする請求項1に記載した携帯端末。
- 表示部をさらに備え、
前記接続確認部が、前記ハンズフリー機器との間で通信が可能な状態でないと判断した場合には、ユーザに利用する通話機能を選択することを要求する選択画面を前記表示部に表示した後、
前記操作部によって選択入力された通話機能を利用して発信処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載した携帯端末。 - 前記記憶部に、常に利用する通話機能を特定する発信機能選択情報が記憶されている場合、前記ハンズフリー使用時選択情報の記憶内容にかかわらず、前記発信機能選択情報に記憶された通話機能を利用して発信処理を行うことを特徴とする請求項1に記載した携帯端末。
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