JP7130419B2 - 情報処理装置、表示装置、制御プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、表示装置、制御プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、表示装置、制御プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、ユーザの状況に応じて、ユーザの予定上の空き時間に、遂行すべきタスクをユーザに推奨するスケジュール管理技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ユーザの複数のイベントが登録されたスケジュール情報を参照して、所定のイベントの日時よりも前の施設の空き情報を提示する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006-155368号公報(2006年6月15日公開) 特開2015-195015号公報(2015年11月5日公開)
ところで、ユーザの予定を設定することができるテレビジョン受像器がある。これらのテレビジョン受像器では、ユーザは、予定が登録された予定表を表示部に表示することで、予定を確認することができる。一方で、設定した予定に関連した情報についても、煩雑な操作を必要とすることなく確認したいというユーザの要望があった。
特許文献1には、ユーザのスケジュールに応じて、ユーザが期限とともに登録したタスクのうち、遂行すべきタスクと、遂行する時間とを進める技術が開示されている。しかしながら、ユーザが登録したタスク、又はタスクを分割したサブタスク以外の情報をユーザに提供することはできなかった。
また、特許文献2には、イベントに備えて事前に施設の予約を取ることができる技術が開示されているが、施設の予約以外のイベントに関連する情報をユーザに提供することはできなかった。
本発明の一態様は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、煩雑な操作を必要とせず、ユーザの予定に関連し、ユーザにとって有用な関連情報を、ユーザに提示する技術を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、通信部と、制御部とを備え、1又は複数の表示装置と通信する情報処理装置であって、上記通信部は、対象の表示装置から、地域情報を取得し、上記制御部は、上記対象の表示装置に対して、上記地域情報を有するイベント情報と、上記イベント情報に関連する関連情報と、を送信し、上記関連情報は、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している構成である。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、表示部と、制御部とを備えた表示装置であって、上記表示部は、日付情報を有するイベント情報を表示し、上記制御部は、上記イベント情報に関連する関連情報の少なくとも一部を、スケジュールへの登録候補として上記表示部に表示し、上記関連情報は、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している構成である。
本発明の一態様によれば、煩雑な操作を必要とせず、ユーザがスケジュールに登録したイベント情報に関連する、ユーザにとって有用な関連情報を、ユーザに提示することができる。
本発明の実施の形態に係るテレビジョン受像器、情報処理装置、及びスケジュールサーバ、の概略構成を示すブロック図である。 テレビジョン受像器の構成を模式的に示した図である。 情報処理装置、テレビジョン受像器、及びスケジュールサーバ間での情報の流れを示すシーケンス図である。 情報処理装置の制御部の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置の制御部の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (a)、(b)はイベント情報の表示例を示す図である。 関連情報の表示例を示す図である。 (a)~(c)はイベント情報と、関連情報との表示例を示す図である。 (a)~(c)関連情報を含むカードの具体例を示す図である。 (a)、(b)関連情報を含むカードの具体例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るテレビジョン受像器(表示装置)50と、テレビジョン受像器50に接続される情報処理装置1と、スケジュールサーバ80と、の概略構成を示すブロック図である。図2は、テレビジョン受像器50の構成を模式的に示した図である。
〔テレビジョン受像器50の構成〕
図1、及び図2に示すように、テレビジョン受像器50は、受像器通信部55、受像器制御部60、表示部65、操作部66、及び受像器記憶部67を備えている。テレビジョン受像器50は、不図示のチューナを備え、チューナを介して受信したデータストリームに応じた画像を表示部65に表示する。表示部65は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ(OLED)、及びプラズマディスプレイ等のディスプレイデバイスである。
なお、本実施形態では、放送波を受信するチューナを備えたテレビジョン受像器50を、表示装置の一例としてあげて説明しているが、チューナを備えない表示装置を、情報処理装置1、及びスケジュールサーバ80と、接続して、本実施形態の構成を実現してもよい。
操作部66は、テレビジョン受像器50に一体に設けられた不図示の操作ボタン等であってもよいし、テレビジョン受像器50とは別体のリモコン(リモートコントローラ)やスマートフォン等であってもよい。
受像器記憶部67は、受像器制御部60で用いられる種々のデータを格納するストレージである。受像器記憶部67は、例えば、内容の書き換えが可能な不揮発性メモリである、EPROM、EEPROM(登録商標)、HDD、フラッシュメモリなどのいずれか1つ、又はそれらの1つ以上の組み合わせによって実現される。
受像器通信部55は、無線通信または有線通信によって、インターネット等のネットワークに接続可能に構成され、ネットワークを介して情報処理装置1、及びスケジュールサーバ80に接続される。受像器通信部55は、テレビジョン受像器50が有する地域情報を外部に送信する送信部として機能する。
受像器制御部60は、テレビジョン受像器50の各部を統括的に制御する機能を備えている演算装置である。
〔受像器制御部60の機能ブロックについて〕
受像器制御部60は、スケジュール登録部61、関連情報取得部62、及び表示制御部63を備えている。
スケジュール登録部61は、テレビジョン受像器50が、スケジュールサーバ80との間でデータ連携を行うためのアプリケーションである。
スケジュール登録部61は、イベント情報のスケジュールへの登録に関するユーザ指示を受け付け、当該イベント情報を登録する。イベント情報は、イベントの日時などの情報である日付情報を有しており、日付情報に応じて日時毎に登録される。
関連情報取得部62は、テレビジョン受像器50が、情報処理装置1との間でデータ連携を行うためのアプリケーションである。
関連情報取得部62は、イベント情報のスケジュールへの登録に関するユーザ指示に応じて、イベント情報に関連する情報である関連情報を外部から、受像器通信部55を介して取得する。本実施形態では、関連情報取得部62は、イベント情報、及び関連情報を情報処理装置1から取得する。関連情報取得部62は、関連情報を受像器記憶部67に記憶された情報から抽出して取得してもよい。関連情報は、イベント情報に関連する情報であって、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有する情報である。
ユーザの操作部66への操作によって登録された予定は、スケジュール登録部61の機能によって、スケジュールサーバ80に登録され、スケジュールサーバ80で管理される。なお、イベント情報の登録は、関連情報取得部62として機能するアプリケーションと、スケジュール登録部61として機能するアプリケーションとの間の通信を経由して行われる。例えば、関連情報取得部62として機能するアプリケーションが、スケジュール登録部61として機能するアプリケーションのAPIをコールすることで、イベント情報の登録がスケジュールサーバ80に対して行われる構成であってもよい。
表示制御部63は、表示部65を制御して、スケジュール登録部61によって登録されたイベント情報と、関連情報取得部62によって取得された関連情報と、を表示部65に表示する。
〔情報処理装置1の構成〕
情報処理装置1は、通信部20、制御部10、及び記憶部30を備えている。
通信部20は、無線通信または有線通信によってテレビジョン受像器50、及びスケジュールサーバ80と通信する。なお、図1には、1つのテレビジョン受像器50のみを示しているが、情報処理装置1は、通信部20を介して、1又は複数のテレビジョン受像器50と通信可能に構成されている。
制御部10は、情報処理装置1の各部を統括的に制御する機能を備えている演算装置である。制御部10は、関連情報生成部11を備え、イベント情報のスケジュールへの登録に関するユーザ指示に応じて、イベント情報に関連する関連情報を生成し、通信部20を介してテレビジョン受像器50に送信する。
記憶部30は、制御部10で用いられる種々のデータを格納するストレージである。記憶部30は、例えば、内容の書き換えが可能な不揮発性メモリである、EPROM、EEPROM(登録商標)、HDD、フラッシュメモリなどのいずれか1つ、又はそれらの1つ以上の組み合わせによって実現される。
記憶部30には、メタ情報31、機器情報32、視聴ログ33、イベント情報34、傾向情報35が記憶されている。
メタ情報31は、テレビ番組のコンテンツに関する情報であり、番組内で紹介された商品やお店の情報等を含んでいる。
機器情報32は、情報処理装置1から情報の提供を受けるために予め登録された1又は複数のテレビジョン受像器50に関する情報が含まれている。機器情報32には、テレビジョン受像器50のそれぞれに固有の端末RAM-IDと、当該端末RAM-IDのテレビジョン受像器50を利用するユーザの会員IDと、が含まれている。情報処理装置1の制御部10は、端末RAM-ID、及びユーザの会員IDの少なくとも何れかを用いて対象のテレビジョン受像器50を識別する。
また、機器情報32には、各テレビジョン受像器50の設置場所を示す地域情報が含まれている。地域情報は、例えば、市町村名や、郵便番号、住所などの情報であってもよい。また、機器情報32には、ユーザの性別や年齢、趣味等のプロフィール情報が含まれていてもよい。
情報処理装置1の制御部10は、テレビジョン受像器50がイベント情報、及び関連情報の提供を受ける対象機器として登録される際に、端末RAM-ID、ユーザの会員ID、及び地域情報等の情報を、通信部20を介して、テレビジョン受像器50から取得する。情報処理装置1の制御部10は、テレビジョン受像器50から取得した機器情報を、夫々の端末RAM-IDに対応付けて機器情報32として記憶部30に記憶する。
視聴ログ33は、テレビジョン受像器50から取得される、テレビジョン受像器50の視聴履歴に関する情報であり、各テレビジョン受像器50に端末RAM-IDに対応付けて記憶されている。
イベント情報34は、スケジュールサーバ80から定期的に提供される、種々のイベントに関する情報である。イベント情報34には、イベントの名称、イベントの日付、イベントの地域、イベントの内容等の情報が含まれている。
傾向情報35は、テレビジョン受像器50から取得される、テレビジョン受像器の動作履歴を参照して取得できる情報である。傾向情報35には、ユーザの会員IDに対応付けられて、ユーザの過去の行動履歴、テレビジョン受像器50の視聴履歴、テレビジョン受像器50の操作履歴、及びテレビジョン受像器50の稼働履歴等に関する情報が含まれている。また、傾向情報35には、ユーザの行動履歴、テレビジョン受像器50の視聴履歴、テレビジョン受像器50の操作履歴、及びテレビジョン受像器50の稼働履歴などから推定される、ユーザの行動パターンや、ユーザの休日に関する情報が含まれていてもよい。また、傾向情報35には、ユーザの性別や年齢、趣味等のプロフィール情報が含まれていてもよい。
関連情報生成部11は、詳細については後述するが、記憶部30に記憶されているメタ情報31、機器情報32、視聴ログ33、イベント情報34、及び傾向情報35と、スケジュールサーバ80から取得したユーザのスケジュール情報87とを参照して、対象のテレビジョン受像器50に送信するイベント情報に関連する関連情報を生成する。メタ情報31、機器情報32、視聴ログ33、イベント情報34、及び傾向情報35には、例えば、下記に示した情報が含まれている。
(メタ情報31)
・番組名称
・番組のジャンル
・番組の出演者
・番組で紹介された商品
・番組で紹介された店舗
・番組で紹介された地域
・番組中に放送されたCMで紹介された商品
(機器情報32)
・機器ID
・機器の種類
・機器のユーザのユーザID
・機器の設置位置(設置地域)
(視聴ログ33)
・機器ID
・番組名称
・番組のジャンル
・日付(日にち、曜日、時間)
・放送地域
(イベント情報34)
・イベント名称
・種別(祭り、スポーツ、ゴミ出し)
・日付(日にち、曜日、時間、時間帯)
・地域
(傾向情報35)
・ユーザID
・行動履歴
・視聴履歴
・行動パターン(テレビジョン受像器50の操作履歴、及び稼働履歴)
・日付
・趣味
・興味
・性別
・年齢
関連情報生成部11は、テレビジョン受像器50の地域情報に加えて、過去に収集され記憶部30に記憶された、ユーザに関連する種々のデータと、ユーザのスケジュールとに応じた、関連情報を生成する。
〔スケジュールサーバ80の構成〕
スケジュールサーバ80は、サーバ通信部81、サーバ制御部90、サーバ記憶部85を備えている。
サーバ通信部81は、無線通信または有線通信によってテレビジョン受像器50、及びスケジュールサーバ80と通信する。
サーバ制御部90は、スケジュールサーバ80の各部を統括的に制御する機能を備えている演算装置である。
サーバ記憶部85には、イベント情報86、及びスケジュール情報87が記憶されている。イベント情報86には、地域毎に異なる日に行われる行事や作業に関する情報が記憶されている。例えば、イベント情報86には、地域、及び日付に対応付けて、祭り、催し、講習会、ごみ出しの日等に関する情報が記憶されている。また、イベント情報86には、地域、及び日付に対応付けてお店のセールなどのイベントが含まれていてもよい。
スケジュール情報87には、ユーザによって登録された、個人や家庭毎に異なる日に行われる作業やイベントに関する情報が記憶されている。例えば、スケジュール情報87には、誕生日等のお祝いや、旅行などのイベントが日付に対応付けて記憶されている。
スケジュールサーバ80は、スケジュール管理などのウェブアプリケーション(カレンダーサービス)を提供する事業者によって運営されるサーバである。スケジュールサーバ80は、テレビジョン受像器50に対する操作によってユーザによって登録されるスケジュールをスケジュール情報87にユーザの会員IDに対応付けて記憶する。
また、スケジュールサーバ80は、情報処理装置1に対してイベント情報を提供する。スケジュールサーバ80が、情報処理装置1に対して提供するイベント情報には、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報や、所定のイベントよりも日付情報が示す日以前の日付を有しているイベントに関する情報も含められている。
〔情報の流れについて〕
図3は、情報処理装置1、テレビジョン受像器50、及びスケジュールサーバ80間での情報の流れを示すシーケンス図である。
(ステップS101)
スケジュールサーバ80のサーバ制御部90は、サーバ通信部81を介して地域、及び日付の情報を有する、イベント情報86を情報処理装置1に送信する。スケジュールサーバ80のサーバ制御部90は、定期的に、例えば、一日に一回所定の時間に、イベント情報86を情報処理装置1に送信する構成であってもよい。スケジュールサーバ80のサーバ制御部90は、イベント情報86の送信時に提供可能なイベント情報の全てをパックとして情報処理装置1に送信する。
(ステップS102)
情報処理装置1の制御部10は、通信部20を介してイベント情報86を受信する。情報処理装置1の制御部10は、受信したイベント情報86を記憶部30に、イベント情報34として記憶する。記憶部30に記憶されたイベント情報34には、過去にスケジュールサーバ80から受信したイベント情報86が所定期間分蓄積されていてもよい。
(ステップS103)
情報処理装置1の制御部10は、関連情報生成部11の機能により、記憶部30に記憶したイベント情報34と、機器情報32に含まれる対象のテレビジョン受像器50の地域情報とを参照して、対象のテレビジョン受像器50の地域情報を有するイベント情報生成する。このように、制御部10は、通信部20を介して取得した対象のテレビジョン受像器50の地域情報を用いて、対象のテレビジョン受像器50に送信すべき関連情報を抽出する。制御部10は、通信部20を介して生成したイベント情報を対象のテレビジョン受像器50に送信する。
(ステップS104)
テレビジョン受像器50は、受像器通信部55を介して情報処理装置1から送信されたイベント情報を受信する。
(ステップS105)
テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、関連情報取得部62の機能により、イベント情報を取得し、表示制御部63の機能によりイベント情報を表示部65に表示する。
(ステップS106)
受像器制御部60は、スケジュール登録部61の機能により、表示部65に表示したイベント情報が、ユーザによる操作部66に対する操作によって、スケジュールへの登録候補として選択された旨を検出する。
(ステップS107)
受像器制御部60は、スケジュール登録部61の機能により、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を、受像器通信部55を介して送信する。
(ステップS108)
情報処理装置1の制御部10は、通信部20を介して、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信する。
(ステップS109)
情報処理装置1の制御部10は、関連情報生成部11の機能により、イベント情報に関連する関連情報を生成して送信する。なお、図示は省略するが、関連情報生成部11は、関連情報を生成するために、スケジュールサーバ80に対してユーザのスケジュール情報87の提供を求める通知を送信し、スケジュールサーバ80から受信したスケジュール情報87を参照して関連情報を生成して良い。
(ステップS110)
テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、受像器通信部55を介して、情報処理装置1から関連情報を受信する。受像器制御部60は、表示制御部63の機能により、受信した関連情報を表示部65に表示する。
(ステップS111)
テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、スケジュール登録部61の機能により、イベント情報のスケジュールへの登録指示と、関連情報のスケジュールへの登録指示とを、受像器通信部55を介して送信する。
(ステップS112)
スケジュールサーバ80のサーバ制御部90は、サーバ通信部81を介してイベント情報のスケジュールへの登録指示と、関連情報のスケジュールへの登録指示とを受信する。
(ステップS113)
スケジュールサーバ80のサーバ制御部90は、イベント情報と関連情報とを、サーバ記憶部85のスケジュール情報87にユーザのユーザIDに対応付けて記憶する。
〔制御部10の処理の流れ〕
図4及び図5は、情報処理装置1の制御部10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4は、制御部10が、関連情報生成部11の機能によって、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有する関連情報を生成する処理の流れを示すフローチャートである。
(ステップS141)
制御部10は、記憶部30に記憶している機器情報32と、イベント情報34とを参照して、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報を対象のテレビジョン受像器50に送信する。
(ステップS142)
制御部10は、通信部20を介して、対象のテレビジョン受像器50から、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信したか否かを判定する。制御部10は、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信したと判定すると(ステップS142でYES)、ステップS143に進む。制御部10は、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信していないと判定すると(ステップS142でNO)、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信するまでステップS142を繰り返す。
(ステップS143)
制御部10は、テレビジョン受像器50から、イベント情報が、ユーザによって、スケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信した場合、関連情報生成部11の機能により、関連情報を生成して、生成した関連情報をテレビジョン受像器50に送信する。関連情報生成部11によって生成される関連情報は、イベント情報に関連する情報であって、イベント情報が有する地域情報と同じ地域情報を有しており、且つ、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している。
(ステップS144)
制御部10は、生成した関連情報を通信部20を介して、テレビジョン受像器50に送信する。
このように、情報処理装置1は、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報を対象のテレビジョン受像器50に送信することができる。また、ユーザによって、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択されると、情報処理装置1は、イベント情報が有する地域情報と同じ地域情報有しており、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している関連情報を生成する。イベント情報が有する地域情報と同じ地域情報を含む関連情報は、例えば登録されたイベントと関連する事前イベントに関する情報である。そして、情報処理装置1は、生成した関連情報をテレビジョン受像器50に送信する。
なお、図3及び図4に示した処理の流れでは、制御部10は、イベント情報を対象のテレビジョン受像器50に送信し、テレビジョン受像器50から、イベント情報が、スケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信した場合に、関連情報を生成して、生成した関連情報をテレビジョン受像器50に送信している。しかしながら、制御部10による処理の流れは、これに限られるものではない。
制御部10は、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報と、当該イベント情報に関連する関連情報とを合わせて対象のテレビジョン受像器50に送信してもよい。そして、関連情報は、イベント情報が有する地域情報と同じ地域情報を有しており、且つ、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している情報であってもよい。
また、制御部10が、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報と、当該イベント情報に関連する関連情報とを合わせて送信する構成においては、テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、イベント情報、及びイベント情報に関連する関連情報の少なくとも何れか一方を、スケジュールへの登録候補として表示部65に表示する構成であってもよい。
また、図5に示すように、制御部10は、関連情報生成部11の機能によって、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報を参照して、関連情報を生成してもよい。ユーザの行動の自由度を示す自由度情報は、スケジュールサーバ80から取得したユーザのスケジュール情報87を参照して得られる情報を含み、ユーザのスケジュールに空きのある日時に関する情報であるスケジュール空き情報を含んでいてもよい。ユーザの休日を示す休日情報、ユーザの休憩時間を示す休憩時間情報は、自由度情報の一例である。また、自由度情報には、ユーザのスケジュールに空きが生じる日時に加え、当該空きが生じる際のユーザの場所に関する情報を含んでいてもよい。
(ステップS151)
制御部10は、記憶部30に記憶している機器情報32と、イベント情報34とを参照して、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報を対象のテレビジョン受像器50に送信する。
(ステップS152)
制御部10は、通信部20を介して、対象のテレビジョン受像器50から、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信したか否かを判定する。制御部10は、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信したと判定すると(ステップS152でYES)、ステップS153に進む。制御部10は、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信していないと判定すると(ステップS152でNO)、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信するまでステップS152を繰り返す。
(ステップS153)
制御部10は、関連情報生成部11の機能により、イベント情報に関連する情報であって、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を用いてフィルタリングした関連情報を生成する。関連情報生成部11、スケジュールサーバ80に対して、ユーザのスケジュール情報の提供を求めるリクエストを送信し、ユーザのスケジュール情報に基づく自由度情報を用いて、イベント情報に関連する情報をフィルタリングして、自由度情報を有する関連情報を生成してもよい。また、関連情報生成部11、記憶部30に記憶している傾向情報35に基づく自由度情報を用いて、イベント情報に関連する情報をフィルタリングして、自由度情報を有する関連情報を生成してもよい。
(ステップS154)
制御部10は、生成した関連情報を通信部20を介して、テレビジョン受像器50に送信する。
なお、図5に示した処理の流れでは、制御部10は、イベント情報を対象のテレビジョン受像器50に送信し、テレビジョン受像器50から、イベント情報が、スケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信した場合に、関連情報を生成して、生成した関連情報をテレビジョン受像器50に送信している。
また、テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、イベント情報が、ユーザによって、スケジュールへの登録候補として選択された場合に、情報処理装置1から受信した関連情報の少なくとも一部を、スケジュールへの登録候補として表示部65に表示する。
しかしながら、制御部10、及び受像器制御部60による処理の流れは、これに限られるものではない。
制御部10、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報と、当該イベント情報に関連する関連情報とを合わせて、対象のテレビジョン受像器50送信してもよい。そして、関連情報は、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、且つ、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している情報であってもよい。
また、制御部10が、対象のテレビジョン受像器50の地域情報と同じ地域情報を有するイベント情報と、当該イベント情報に関連する関連情報とを合わせて送信する構成においては、テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、イベント情報、及びイベント情報に関連する関連情報の少なくとも何れか一方を、スケジュールへの登録候補として表示部65に表示する構成であってもよい。
このように、情報処理装置1は、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択されると、登録されたイベント情報が有する地域情報と同じ地域情報を含む、イベント情報に関連する関連情報を生成する。
また、関連情報生成部11は、イベント情報に関連する関連情報を生成する際に、ユーザのスケジュール情報を用いて、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報を有する関連情報を生成してもよい。例えば、関連情報生成部11は、ユーザのスケジュールを参照して、ユーザのスケジュールに空きがある日、及び空きがある時間を、ユーザの行動に自由度がある日、及び時間とする。そして、関連情報生成部11は、イベント情報に関連する情報に、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報を含めた関連情報を生成する。関連情報生成部11は、ユーザの行動に自由度がある日、又は自由度がある時間を用いて、情報をフィルタリングすることで、関連情報を生成することができてもよい。よって、情報処理装置1の関連情報生成部11は、ユーザのスケジュールに応じたユーザにとって有用性の高い情報を提供することができる。
また、関連情報に含まれるユーザの行動の自由度を示す自由度情報は、テレビジョン受像器50の受像器制御部60が表示部65に関連情報を表示するタイミングを示す情報であってもよい。これにより、テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、情報処理装置1から取得した関連情報の少なくとも一部を、自由度情報に応じたタイミングで、表示部65に表示することができてもよい。
〔テレビジョン受像器50の表示例について〕
図6から図8は、テレビジョン受像器50におけるイベント情報と、関連情報との表示例を示す図である。
図6の(a)は、表示部65に表示された日付情報を有するイベント情報の一例を示す図である。テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、ユーザ操作に応じて、表示部65にイベント情報、又は関連情報を含むカードを、他のお薦め情報を含むカードと共に表示する。受像器制御部60は、例えば、お薦め情報を含むカードとして、現在放送中の番組の情報を含むカードである「番組A」と「番組B」とを表示してもよい。また、受像器制御部60は、テレビジョン受像器50とシステム連携されている他の電気機器に関する情報を含むカードをお薦め情報を含むカードとして、表示してもよい。
テレビジョン受像器50とシステム連携されている他の電気機器とは、例えば、テレビジョン受像器50が設置されている家などの建物内で使用されている電気調理機器や冷蔵庫等の家電である。情報処理装置1には、ユーザIDで対応付けて、テレビジョン受像器50の機器情報、操作履歴、及び稼働履歴とともに、これらの他の電気機器の機器情報、操作履歴、及び稼働履歴が記憶されていてもよい。そして、テレビジョン受像器50の表示部65には、例えば、テレビジョン受像器50とシステム連携されている電気調理機器で調理を行うための手順の情報を含む「レシピ」のカードが表示されてもよい。
また、ユーザが予め、お薦め情報として表示するカードの内容(例えば、天気予報や、トップニュース等)を設定しておくことも可能であり、表示部65には、ユーザ設定に応じたカードがイベント情報を含むカードと共に表示されてもよい。
ユーザが操作部66への操作によって、提示されたイベント情報のカードを選択することによって、当該イベント情報をスケジュールへの登録候補として選択すると、図6の(b)に示すように、当該イベントを予定表に登録した旨を示す画面が、表示部65に表示される。例えば、表示部65には、イベントの日付に対応する月のカレンダーが表示され、当該カレンダーにおいて、イベントが登録された日付の色が変えられて表示されるとともに、登録されたイベントのタイトル、日付、場所等の情報が表示されていてもよい。
なお、ユーザは、表示部65に表示された複数のカードの中からイベント情報を含むカードを選択して、所定のイベントをスケジュールに登録する他に、図6の(b)に示すような、表示部65に表示されたカレンダーから日付を選択して、イベント情報を登録することもできる。ユーザは、任意のイベントを、カレンダーから選択した日付に対応させて、操作部66への操作によって登録することも可能である。これにより、ユーザは、スケジュールサーバから提供されるイベント以外の個人的な予定、家族や友人の誕生日、仕事の予定等のさまざまなイベントをスケジュールに登録することができる。
また、図6の(a)に示したイベント情報を含むカードを、ユーザが選択する操作を行うと、図7に示すように、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している、当該イベントに関連する関連情報が表示部65に表示される。図6の(a)、及び図7に示した例では、8月1日を日付情報として有するY市盆踊り大会をスケジュールへの登録候補としてユーザが選択した場合の表示部65に表示される情報の例を示している。
ユーザが表示部65に表示された複数のカードの中からイベント情報を含むカードを選択する操作を行うと、イベント情報がスケジュールへの登録候補として選択された旨の通知が、情報処理装置1に送信される。情報処理装置1は、当該通知を受信して、登録候補として選択されたイベント情報に関連する関連情報を生成して、テレビジョン受像器50に送信する。
このように、テレビジョン受像器50の受像器制御部60は、日付情報を有するイベント情報がスケジュールに登録された場合に、当該イベント情報に関連する関連情報を受信して、表示制御部63の機能により、表示部65に、当該関連情報を表示する。関連情報は、イベント情報が有する日付情報である8月1日よりも前の日付を有する、Y市盆踊り大会に関連するイベントの情報を含んでいてもよい。図7に示した例では、8月1日のY市盆踊り大会に関連する関連情報は、8月1日よりも前の日付を有する、7月18日のボランティア説明会の情報と、7月28日の盆踊り講座のテレビ放送の情報と、7月31日の大会設営の情報と、を含んでいる。
受像器制御部60は、イベント情報のスケジュールへの登録に関するユーザ指示を受け付けたタイミングで、関連情報を表示部65に表示してもよい。また、受像器制御部60は、ユーザがイベント情報のスケジュールへの登録を行っているタイミングで関連情報を表示してもよい。ユーザが、イベント情報のスケジュールへの登録を行う操作を行っている時は、ユーザが表示部65を見ている可能性が高い時である。よって、ユーザがスケジュールに関連する情報を確認する可能性が高いタイミングで、関連情報をユーザに提示することができる。また、ユーザがテレビ番組を視聴している際に関連情報を表示するのとは異なり、ユーザのテレビ番組の視聴の妨げとなることなく、関連情報を表示部65に表示することができる。
また、受像器制御部60は、表示制御部63の機能により、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している、当該イベントに関連する関連情報をスケジュールへの登録候補として、ユーザが操作部66に対する操作で選択可能に表示部65に表示する。関連情報が選択されると、受像器制御部60は、スケジュール登録部61の機能により、イベント情報とともに、関連情報をユーザのスケジュールに登録する。
なお、受像器制御部60は、図8の(a)に示すように、イベント情報が登録された場合、テレビジョン受像器50の電源がオンにされたことを契機として、図8の(b)に示すように、登録されたイベント情報を含むカードを、お薦めの情報を含むカードと共に、表示部65に表示してもよい。また、受像器制御部60は、イベント情報が登録された場合、テレビジョン受像器50の電源がオンにされたことを契機として、登録されたイベント情報に関連する関連情報を含むカードを表示部65に表示しもよい。
ユーザが、テレビジョン受像器50の電源をオンにするタイミングは、ユーザが表示部65に表示されている内容を確認する可能性が高いタイミングである。よって、イベント情報が登録された後に、テレビジョン受像器50の電源をオンにするタイミングで関連情報を表示することで、ユーザが関連情報を確認しやすいように、関連情報をユーザに提供することができる。
また、受像器制御部60は、関連情報を含むカードを表示部65に表示する場合には、関連情報と共に、当該関連情報が、ユーザによって登録されたイベント情報に関連することを示す情報を、図8の(c)に示すように、表示部65に表示してもよい。図8の(c)の例では、「8/1盆踊り大会関連」との表示内容が、「ユーザによって登録されたイベント情報に関連することを示す情報」に該当している。この構成によれば、ユーザは、関連情報が表示部65に表示された際に、当該関連情報が、自分がスケジュールに登録したどのイベントに関連する情報であるのかを、煩雑な操作を行うことなく知ることができる。
なお、表示制御部63は、情報処理装置1から提供されたイベント情報を図6に示すように4枚のカードのうち1枚として表示部65に表示する構成に限らず、2枚以上表示してもよい。また、表示制御部63は、ユーザの視聴履歴や操作履歴に応じて、ユーザがテレビ視聴を好んで行う時間には、イベント情報を含むカードの表示部65への表示を行わない構成であってもよい。また、表示制御部63は、ユーザの操作履歴に応じて、ユーザがイベント情報を含むカードの表示を繰り返す操作を好んで行う時間帯や曜日などには、イベント情報を含むカードを複数枚、表示部65に表示する構成であってもよい。
また、イベント情報、及び関連情報を表示部65に表示するタイミングは、電源オン時や、イベント情報のスケジュールへの登録時に限らず、イベント情報のスケジュールへの登録後の任意のタイミングで、カードとして表示されてもよい。
なお、図示は省略するが、テレビジョン受像器50には、人感センサが設けられており、受像器制御部60は、当該人感センサによって、人を検知した場合に、音声や映像によって、イベント情報、及び関連情報を通知することができてもよい。また、受像器制御部60は、ユーザの視聴履歴や行動パターンから、テレビを見ないと推定される時間帯や曜日などに、人感センサによって、人を検知した場合に、音声や映像によって、イベント情報、及び関連情報を通知してもよい。これらの構成によれば、テレビジョン受像器50の電源オン時に限らず、ユーザにイベント情報や関連情報を提供することができる。
〔関連情報の具体例〕
図9、及び図10は、テレビジョン受像器50の表示部65に表示された関連情報を含むカードの具体例を示す図である。
図9の(a)は、ユーザが、操作部66への操作によって、テレビジョン受像器50を介して「4月4日父の健康診断」をスケジュールに登録した場合に表示部65に表示される関連情報を含むカードの表示例を示す図である。表示部65には、ユーザがスケジュールに登録したイベント情報に関連するお薦めの関連情報を含むカードが、他のお薦め情報を含むカードと共に表示される。
ユーザは、「4月4日父の健康診断」という日付情報を有するイベント情報を、日付情報が示す日よりも前、例えば1か月前、に登録する。「4月4日父の健康診断」という日付情報を有するイベント情報がスケジュールに登録されると、関連情報生成部11は、「来週はA病院で健康診断ですよ」という関連情報を生成する。また、関連情報生成部11は、登録されたイベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付、例えば、1週間前を当該関連情報に付して、テレビジョン受像器50に送信する。
テレビジョン受像器50の表示部65には、「来週はA病院で健康診断ですよ」と記されたカードが、健康診断の1週間前に表示される。関連情報生成部11は、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報、ユーザの行動履歴、テレビジョン受像器50の視聴履歴や操作履歴を参照して、「来週はA病院で健康診断ですよ」という関連情報をテレビジョン受像器50に送信してユーザに提示する日付を、当該関連情報を含むカードがユーザの目に触れる可能性が高い日に設定してもよい。
なお、例えば「来週はA病院で健康診断ですよ」という関連情報を含むカードが表示されるべき日に、ユーザが外出していた等の理由により、テレビジョン受像器50の電源がオンにされず、カードが表示できない場合がある。このような場合には、テレビジョン受像器50の表示制御部63は、その後、テレビジョン受像器50の電源がオンにされたタイミングで関連情報を含むカードを表示部65に表示することができてもよい。
また、関連情報生成部11は、スケジュールに登録されたイベント情報に関連する、例えば「食事の有無などを確認しておきましょう」という関連情報を生成して、テレビジョン受像器50に送信する。テレビジョン受像器50の表示部65には、図9の(b)に示すように、「食事の有無などを確認しておきましょう」と記されたカードが、健康診断の日以前、例えば前の日、に表示される。
また、関連情報生成部11は、「食事の有無などを確認しておきましょう」と記されたカードが、ユーザのお父さんの家のテレビジョン受像器50の表示部65に表示され、確認されたことを、ユーザのお父さんの家のテレビジョン受像器50の視聴履歴や機器の使用履歴から検出することができてもよい。そして、関連情報生成部11は、当該関連情報をお父さんが確認したことを示す関連情報を生成して、ユーザのテレビジョン受像器50に送信してもよい。
ユーザは、お父さんが「食事の有無などを確認しておきましょう」と記されたカードを確認したことを、表示部65に表示される関連情報を含むカードによって知ることができるため、お父さんに確認の電話等をするのを控えることができる。
また、図示は省略するが、関連情報生成部11は、ユーザのお父さんの家のテレビジョン受像器50の、健康診断当日の使用状況から、お父さんが健康診断を忘れている可能性があることを示す関連情報を生成して、ユーザに通知することができてもよい。
これらの構成によれば、図9の(c)に示すように、スケジュールに登録したイベント情報を、表示部65に表示されるカードで確認することができるだけではなく、登録したイベントに関連する関連情報を表示部65に表示されるカードで確認することができる。また、ユーザは、他の利用者が、ユーザがスケジュールに登録したイベント情報に関連する情報に接触したか、及び選択したかを表示部65に表示されるカードで知ることができる。また、ユーザは、他の利用者が、ユーザがスケジュールに登録したイベントを忘れている可能性を知ることができる。
図10の(a)は、ユーザが、操作部66への操作によって、テレビジョン受像器50を介して「8月8日広島戦観戦」をスケジュールに登録した場合に表示部65に表示される関連情報を含むカードの表示例を示す図である。表示部65には、ユーザがスケジュールに登録したイベントに関連するお薦めの関連情報を含むカードが、他のお薦め情報を含むカードと共に表示される。
「8月8日広島戦観戦」というイベント情報がスケジュールに登録されると、情報処理装置1の制御部10は、関連情報生成部11の機能により、ユーザの自由度情報を参照して、「広島戦」を放送する番組の情報を含む関連情報を生成して、テレビジョン受像器50に送信する。テレビジョン受像器50の表示部65には、例えば「BS放送で広島戦放送7月21日」という関連情報を含むカードが表示される。
なお、関連情報生成部11は、スケジュールに登録されたイベント情報の関連情報に限らず、ユーザの自由度情報と、ユーザのテレビの視聴傾向から、テレビを見るだろうと予測される日時に放送される、ユーザが見るだろうと予測される番組に関連する関連情報を生成して、テレビジョン受像器50の送信することができてもよい。
例えば、ユーザが過去に野球観戦の予定を、イベント情報としてスケジュールに登録し、その後、野球観戦の予定の日付情報が示す日よりも前にテレビで観戦予定のチームの試合を見たことがあるとする。関連情報生成部11は、ユーザが過去にスケジュールに登録したイベント情報の履歴と、ユーザの視聴履歴と、ユーザの自由度情報とを参照して、テレビ放送のリストを検索し、「BS放送で広島戦放送7月21日」という関連情報を生成することができてもよい。
また、関連情報生成部11は、番組表と、ユーザの視聴履歴と、ユーザの自由度情報とを参照して、ユーザがテレビを見るだろう時間帯に放送される番組の中から、ユーザの過去の行動履歴や視聴履歴に応じた、ユーザの嗜好に合った番組を抽出してもよい。そして、関連情報生成部11は、視聴履歴に応じて番組表の中から抽出した番組に関連する関連情報を生成することができてもよい。
また、「8月8日広島戦観戦」というイベント情報がスケジュールに登録された場合に、関連情報生成部11は、ユーザの休日情報に基づいて、関連情報を提供する日付を決定してもよい。
例えば、ユーザが、過去に野球観戦の予定をイベント情報としてスケジュールに登録した際に、野球観戦の予定の前の休日にテレビで観戦予定のチームの試合を見たことがあることがユーザの視聴履歴に記憶されているとする。この場合、関連情報生成部11は、スケジュールサーバ80に記憶されているユーザのスケジュールから、ユーザの休みの日(曜日)を推定し、ユーザの休みの日に、観戦予定のチームの試合の番組に関連する関連情報をユーザに提示してもよい。
このように、関連情報生成部11は、スケジュールに登録されたイベント情報に関連する番組の情報であって、ユーザがテレビを見る傾向にある日付を含む番組の情報を関連情報としてユーザに提供することができる。
関連情報生成部11は、ユーザの休みの日を、スケジュール情報87に登録された情報に限らず、ユーザの過去の行動履歴等を参照して推定することができてもよい。また、関連情報生成部11は、例えば、ユーザが役場に行く予定を備忘録としてスケジュールに登録した場合には、ユーザの休みの日であって、平日の日に、役場に行く予定に関する関連情報を生成して、ユーザに提示することができてもよい。
また、関連情報生成部11は、スケジュールに登録されたイベント情報に含まれる日付情報を参照し、日付情報が示す日までの日数に応じて、生成する関連情報の内容や、関連情報に対応付ける日付の情報を適宜に調整することができてもよい。
図10の(b)は、ユーザが、操作部66への操作によって、テレビジョン受像器50を介して「9月9日粗大ゴミの日」をスケジュールに登録した場合に表示部65に表示される関連情報を含むカードの表示例を示す図である。表示部65には、ユーザがスケジュールに登録したイベントに関連するお薦めの関連情報を含むカードが、他のお薦め情報を含むカードと共に表示される。
ユーザは、「9月9日粗大ゴミの日」という日付情報を有するイベント情報をスケジュールに登録する。情報処理装置1の制御部10は、関連情報生成部11の機能により、「来週のゴミ捨ての準備しておきましょう」という関連情報を生成する。また、関連情報生成部11は、関連情報に、登録されたイベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付の情報を含ませて、テレビジョン受像器50に送信する。
関連情報生成部11は、ユーザのスケジュールを参照して、ユーザの自由度情報を有する関連情報を生成してもよい。例えば、粗大ごみの日の直前の日曜日にユーザのスケジュールに予定が登録され、ユーザの行動に自由度が無い場合には、ユーザがこの日にテレビを見ない可能性が考えられる。よって、関連情報生成部11は、「来週のゴミ捨ての準備しておきましょう」という関連情報を、粗大ごみの日の直前の日曜日ではなく、土曜日にテレビジョン受像器50の表示部65に表示されるように、テレビジョン受像器50に送信する。
また、関連情報生成部11は、記憶部30に記憶されている、機器情報32や傾向情報35を参照して、ユーザの行動の自由度を推定して、自由度情報を有する関連情報を生成してもよい。例えば、記憶部30には、テレビジョン受像器50の使用履歴だけではなく、ユーザの家に設置されている、人感センサ、冷蔵庫、照明、ドアなどの稼働履歴や操作履歴が記憶され情報として蓄積されていてもよい。関連情報生成部11は、これらの機器の働履歴や操作履歴を参照して、ユーザの行動履歴や機器使用履歴から、ユーザの行動の自由度を推定してもよい。機器の働履歴や操作履歴には例えば下記のような情報が含まれている。
・人感センサでテレビの前に人がいる曜日毎の時間帯
・テレビの電源がオンの曜日毎の時間帯
・冷蔵庫が開閉される曜日毎の時間
・照明が使用される曜日毎の時間帯
・ドアセンサの曜日毎の反応時間
関連情報生成部11は、推定したユーザの行動の自由度に応じて、ユーザがテレビジョン受像器50の表示部65に表示された関連情報を触れる確率が高い日に、情報がユーザに提示されるように、関連情報を生成する。
このように、情報処理装置1は、スケジュールに登録されるイベント情報が、ユーザが実行しなければいけない作業の備忘録である場合には、ユーザがテレビジョン受像器50の表示部65に表示された関連情報に触れる確率が高いタイミングで関連情報をユーザに提供することができる。
なお、上述したように、関連情報生成部11が、ユーザの休みの日を、ユーザの過去の行動履歴等を参照して推定する場合には、関連情報生成部11は、ユーザが実行しなければいけない作業の関連情報を、当該作業の予定に含まれる日付けの直前のユーザの休みの日にユーザに提示してもよい。
〔変形例1〕
ところで、上述した実施形態のテレビジョン受像器50では、日付情報を有するイベント情報がスケジュールに登録された場合に、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している関連情報が表示部65に表示される構成であった。しかしながら、テレビジョン受像器50は、この構成に限らず、日付情報を有するイベント情報がスケジュールに登録された場合に、イベント情報が有する日付情報が示す日と同じか、又は日付情報が示す日以降の日付を有している関連情報を表示部65に表示することができてもよい。
例えば、ユーザが、操作部66への操作によって、テレビジョン受像器50を介して「空気清浄機を購入した」との備忘録をスケジュールに登録した。情報処理装置1の制御部10は、関連情報生成部11の機能により、「2年後にフィルター交換」という関連情報を生成してテレビジョン受像器50に送信する。なお、関連情報生成部11は、例えば、ユーザがスケジュールに登録した空気清浄機の機器ID等の情報から、フィルターの型番や、フィルターの交換時期の情報をインターネットを介して不図示の外部サーバから収集することができてもよい。
テレビジョン受像器50の表示部65には、受像器制御部60によって、「2年後にフィルター交換」というイベント情報が有する日付情報が示す日と同じ日付を有している関連情報が表示部65に表示される。
また、関連情報生成部11は、スケジュールに登録された「2年後にフィルター交換」という関連情報を参照して、フィルター交換の時期が近付くと、フィルター交換の時期をユーザに知らせる関連情報を更に生成して、テレビジョン受像器50に送信してもよい。また、関連情報生成部11は、スケジュールに登録された「2年後にフィルター交換」という関連情報と、当該関連情報が有する日付情報とを参照して、「フィルター販売先の紹介」という関連情報を生成して、テレビジョン受像器50に送信してもよい。
これにより、テレビジョン受像器50の表示部65には、受像器制御部60によって、「空気清浄機を購入した」というイベント情報が有する日付情報が示す日以降の日付を有している「フィルター販売先の紹介」という関連情報が表示される。また、関連情報生成部11は、「フィルター販売先の紹介」という関連情報にユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を含めてもよい。
このように、本変形例に係るテレビジョン受像器は、表示部と、制御部とを備えたテレビジョン受像器であって、上記制御部は、日付情報を有するイベント情報がスケジュールに登録された場合に、当該イベント情報に関連する関連情報を上記表示部に表示し、上記関連情報は、上記イベント情報が有する日付情報が示す日と同じ日か又はそれ以降の日付を有している。
上記の構成によれば、テレビジョン受像器50は、日付情報を有するイベント情報がスケジュールに登録された場合に、当該イベント情報に関連する関連情報であって、イベント情報が有する日付情報が示す日と同じか、又は日付情報が示す日以降の日付を有している関連情報を表示部65に表示して、ユーザに提供することができる。よって、煩雑な操作を必要とせず、ユーザの予定に関連し、ユーザにとって有用な関連情報を、ユーザに提示することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
テレビジョン受像器50の制御ブロック(特にスケジュール登録部61、関連情報取得部62、および表示制御部63)、及び情報処理装置1の制御ブロック(特に関連情報生成部11)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、テレビジョン受像器50、及び情報処理装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(1)は、通信部(20)と、制御部(10)とを備え、1又は複数の表示装置(テレビジョン受像器50)と通信する情報処理装置(1)であって、上記通信部(20)は、対象のテレビジョン受像器(50)から、地域情報を取得し、上記制御部(10)は、上記対象のテレビジョン受像器(50)に対して、上記地域情報を有するイベント情報と、上記イベント情報に関連する関連情報と、を送信し、上記関連情報は、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している構成である。
上記の構成によれば、イベント情報が有する地域情報と同じ地域情報を有しており、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報と、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付と、を有している関連情報をユーザに提供することができる。よって、ユーザは、煩雑な操作を必要とせず、イベント情報とともに、イベントよりも前に行われる関連のイベント等に関する情報であって、ユーザの行動の自由度に応じた有用な情報を取得することができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置(1)は、上記の態様1において、上記制御部(10)は、上記対象のテレビジョン受像器(50)に対して、上記地域情報を有するイベント情報を送信し、上記対象のテレビジョン受像器(50)から、上記イベント情報が、ユーザによって、スケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信した場合に、上記関連情報を、上記対象の表示装置に送信する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、煩雑な操作を必要とせず、自らがスケジュールに登録したイベント情報に関連し、当該イベントよりも前に行われる関連のイベント等に関連する有用な情報を取得することができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置(1)は、上記の態様1又は2において、上記自由度情報は、ユーザのスケジュールに空きがある日時に関連する情報を有しており、上記制御部は、上記自由度情報に基づいて、上記イベント情報に関連する情報をフィルタリングして、上記関連情報を抽出する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、自らのスケジュールに空きがある日時に応じた関連情報を取得することができる。よって、ユーザは、煩雑な操作を必要とせず、ユーザのスケジュールに応じた有用な情報を取得することができる。
本発明の態様6に係る表示装置(テレビジョン受像器50)は、表示部(65)と、制御部(60)とを備えたテレビジョン受像器(50)であって、上記表示部(65)は、日付情報を有するイベント情報を表示し、上記制御部(60)は、上記イベント情報に関連する関連情報の少なくとも一部を、スケジュールへの登録候補として上記表示部に表示し、上記関連情報は、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有している構成である。
上記の構成によれば、イベント情報が有する地域情報と同じ地域情報を有しており、ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報と、イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付と、を有している関連情報をユーザに提供することができる。よって、ユーザは、煩雑な操作を必要とせず、イベント情報とともに、イベントよりも前に行われる関連のイベント等に関する情報であって、ユーザのスケジュールに応じた有用な情報を取得することができる。
本発明の態様7に係るテレビジョン受像器(50)は、上記の態様6において、上記制御部(60)は、上記イベント情報が、ユーザによって、スケジュールへの登録候補として選択された場合に、上記イベント情報に関連する関連情報を、上記スケジュールへの登録候補として上記表示部(65)に表示する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、煩雑な操作を必要とせず、自らがスケジュールに登録したイベント情報に関連し、当該イベントよりも前に行われる関連のイベント等に関連する有用な情報を取得することができる。
本発明の態様8に係るテレビジョン受像器(50)は、上記の態様6又は7において、上記制御部(60)は、上記自由度情報に応じたタイミングで、上記関連情報の少なくとも一部を上記表示部(65)に表示する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザのスケジュールに空きがある日時に応じたタイミングで関連情報を提示することができるため、煩雑な操作を必要とせず、ユーザに有用な情報を、適切なタイミングで提示することができる。
本発明の態様9に係るテレビジョン受像器(50)は、上記の態様6から8において、上記制御部(60)は、上記関連情報と共に、当該関連情報が、上記イベント情報に関連することを示す情報を上記表示部(65)に表示する構成としてもよい。
上記の構成によれば、関連情報が表示部に表示された際に、自分がスケジュールに登録したどのイベントに関連する情報であるのかを知ることができる。
本発明の態様10に係るテレビジョン受像器(50)は、上記の態様6から9において、上記制御部(60)は、上記イベント情報が登録された場合、当該テレビジョン受像器の電源がオンにされたことを契機として上記関連情報を表示する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが表示部に表示されている内容を確認する可能性が高いタイミングで、関連情報を表示することができる。
本発明の態様11に係るテレビジョン受像器(50)は、上記の態様6から10において、上記制御部(60)は、上記イベント情報の上記スケジュールへの登録に関するユーザ指示を受け付けたタイミングで上記関連情報を表示する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザがイベント情報をスケジュールに登録したタイミングで関連情報を表示するため、ユーザがスケジュールに関連する情報を確認する可能性が高いタイミングで、関連情報を表示することができる。また、ユーザがテレビ番組を視聴している際に関連情報を表示した場合には、視聴の妨げとなるが、スケジュールに登録したタイミングで関連情報を表示することで、関連情報の表示が視聴の妨げとなるのを防ぐことができる。
本発明の態様12に係るテレビジョン受像器(50)は、上記の態様6から11において、上記自由度情報は、ユーザのスケジュールに空きがある日時に関連する情報を有しており、上記関連情報は、上記自由度情報に基づいて、上記イベント情報に関連する情報から抽出された情報を有している構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、自らのスケジュールに空きがある日時に応じた関連情報を取得することができる。よって、ユーザは、煩雑な操作を必要とせず、ユーザのスケジュールに応じた有用な情報を取得することができる。
本発明の態様に係るテレビジョン受像器の受像器制御部、及び情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記受像器制御部、及び情報処理装置がそれぞれ備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記受像器制御部、及び情報処理装置をコンピュータにて実現させるテレビジョン受像器の制御プログラム、及び情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10 制御部
11 関連情報生成部
20 通信部
30 記憶部
34、86 イベント情報
50 テレビジョン受像器(表示装置)
55 受像器通信部
60 受像器制御部(制御部)
61 スケジュール登録部
62 関連情報取得部
63 表示制御部
65 表示部
66 操作部
67 受像器記憶部
80 スケジュールサーバ
81 サーバ通信部
85 サーバ記憶部
87 スケジュール情報
90 サーバ制御部

Claims (9)

  1. 表示部と、制御部とを備えた表示装置であって、
    上記表示部は、日付情報を有するイベント情報を表示し、
    上記制御部は、
    上記イベント情報に関連する関連情報の少なくとも一部を、スケジュールへの登録候補として上記表示部に表示し、
    上記関連情報は、
    ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、
    上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有しており、
    上記制御部は、上記自由度情報に応じたタイミングで、上記関連情報の少なくとも一部を上記表示部に表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 表示部と、制御部とを備えた表示装置であって、
    上記表示部は、日付情報を有するイベント情報を表示し、
    上記制御部は、
    上記イベント情報に関連する関連情報の少なくとも一部を、スケジュールへの登録候補として上記表示部に表示し、
    上記関連情報は、
    ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、
    上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有しており、
    上記制御部は、上記イベント情報が登録された場合、当該表示装置の電源がオンにされたことを契機として上記関連情報を表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 表示部と、制御部とを備えた表示装置であって、
    上記表示部は、日付情報を有するイベント情報を表示し、
    上記制御部は、
    上記イベント情報に関連する関連情報の少なくとも一部を、スケジュールへの登録候補として上記表示部に表示し、
    上記関連情報は、
    ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、
    上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有しており、
    上記制御部は、
    上記イベント情報が、ユーザによって、スケジュールへの登録候補として選択された場合に、上記関連情報の少なくとも一部を、上記スケジュールへの登録候補として上記表示部に表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 表示部と、制御部とを備えた表示装置であって、
    上記表示部は、日付情報を有するイベント情報を表示し、
    上記制御部は、
    上記イベント情報に関連する関連情報の少なくとも一部を、スケジュールへの登録候補として上記表示部に表示し、
    上記関連情報は、
    ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、
    上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有しており、
    上記制御部は、上記イベント情報の上記スケジュールへの登録に関するユーザ指示を受け付けたタイミングで上記関連情報を表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項に記載の表示装置の制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  6. 請求項に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 通信部と、制御部とを備え、1又は複数の表示装置と通信する情報処理装置であって、
    上記通信部は、対象の表示装置から、地域情報を取得し、
    上記制御部は、
    上記対象の表示装置に対して、上記地域情報を有するイベント情報と、上記イベント情報に関連する関連情報と、を送信し、
    上記関連情報は、
    ユーザの行動の自由度を示す自由度情報に関連する情報を有しており、
    上記イベント情報が有する日付情報が示す日以前の日付を有しており、
    上記制御部は、
    上記対象の表示装置から、上記イベント情報が、ユーザによって、スケジュールへの登録候補として選択された旨の通知を受信した場合に、上記関連情報を、上記対象の表示装置に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項に記載の情報処理装置の制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  9. 請求項に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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