JP2013229724A - 情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、端末および情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、端末および情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの現在地に応じて処理内容を変えることで、ユーザに対する適切なコンテンツの推薦処理が可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】ユーザが使用する端末の位置情報及びユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得部と、前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定部と、を備え、前記コンテンツ決定部は、前記位置情報を用いて、前記ユーザが、予め登録されたコンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、端末および情報処理システムに関する。
ユーザの視聴履歴や行動履歴などの情報を分析して、ユーザに対して番組の推薦を行う番組推薦システムに関する技術が存在する(例えば特許文献1等参照)。従来の番組推薦システムは、テレビの視聴状況はデバイス単位で取得し、そのデバイスでの視聴履歴に基づいて番組を推薦するものであった。
特開2011−142468号公報
上述のように、従来の番組推薦システムは、テレビの視聴状況はデバイス単位で取得し、そのデバイスでの視聴履歴に基づいて番組を推薦するものであった。従って、家族で所有するデバイスで番組を視聴していた場合、家族全員が視聴中であるとみなされ、家族のどのメンバーがテレビの前で視聴中であるかを自動把握することが難しいので、視聴者単位での自動での視聴状況の把握は困難であった。
そこで、本開示は、ユーザの現在地に応じて処理内容を変えることで、ユーザに対する適切なコンテンツの推薦処理が可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、端末および情報処理システムを提供する。
本開示によれば、ユーザ情報として、ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が取得した前記ユーザ情報を保持するユーザ情報保持部と、前記ユーザ情報保持部に保持された前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定部と、を備え、前記推薦コンテンツ決定部は、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得ステップと、前記ユーザ情報取得ステップで取得された情報を保持するユーザ情報保持ステップと、前記ユーザ情報保持ステップで保持された情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定ステップと、を備え、前記コンテンツ決定ステップは、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータに、ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得ステップと、前記ユーザ情報取得ステップで取得された情報を保持するユーザ情報保持ステップと、前記ユーザ情報保持ステップで保持された情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定ステップと、を実行させ、前記コンテンツ決定ステップは、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、コンピュータプログラムが提供される。
また本開示によれば、現在位置を取得する現在位置取得部と、ユーザの嗜好情報を収集する制御部と、自端末に紐付けられており、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置で視聴を推薦するコンテンツ情報を含んだ推薦情報を取得する推薦情報取得部と、を備え、前記推薦情報は、前記現在位置取得部が取得した現在位置と、前記コンテンツ表示装置の位置情報と、前記制御部が収集した前記嗜好情報とに基づいて生成されたものである、端末が提供される。
また本開示によれば、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置と、端末と、前記端末を所有するユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定する情報処理装置と、を備え、前記情報処理装置は、ユーザ情報として、ユーザが使用し、前記コンテンツ表示装置に紐付けられる前記端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が取得した前記ユーザ情報を保持するユーザ情報保持部と、前記ユーザ情報保持部に保持された前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定部と、を含み、前記推薦コンテンツ決定部は、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理システムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、ユーザの現在地に応じて処理内容を変えることで、ユーザに対する適切なコンテンツの推薦処理が可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、端末および情報処理システムを提供することができる。
本開示の一実施形態にかかるコンテンツ推薦システムの構成例を示す説明図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムに含まれる推薦サーバ100の機能構成例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるコンテンツ推薦システムの構成例を示す説明図である。 本開示の一実施形態に係る携帯端末200Bの機能構成例を示す説明図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。 携帯端末200Bで実行されるレコメンドアプリにおけるユーザ情報の設定画面の一例を示す説明図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。 本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.本開示の一実施形態>
[システム構成例]
[サーバの構成例]
[テレビの構成例]
[携帯端末の構成例]
[各装置の動作例]
<2.まとめ>
<1.本開示の一実施形態>
[システム構成例]
まず、本開示の一実施形態にかかるコンテンツ推薦システムの構成例を説明する。図1は、本開示の一実施形態にかかるコンテンツ推薦システムの構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例について説明する。
図1に示したコンテンツ推薦システム1は、ユーザによるテレビ番組(コンテンツ)の視聴状況や、ユーザが使用している携帯端末等のデバイスの使用状況等に基づいて、ユーザに対してお勧めのテレビ番組(コンテンツ)を推薦するシステムである。図1に示したように、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1は、推薦サーバ100と、テレビ200Aと、携帯端末200B、200C、200Dと、PC200Eと、を含んで構成される。
推薦サーバ100は、ユーザのテレビ200Aの視聴状況や、ユーザの携帯端末200B、200C、200Dや、PC200Eの使用状況等に応じて、各ユーザに対してお勧めのテレビ番組を推薦する機能を有する。
テレビ200Aは、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等を受信して映像を画面に表示する。テレビ200Aは、推薦サーバ100とネットワーク10を介して接続される。テレビ200Aは、適切なタイミングでテレビ番組の視聴に関する情報を、ネットワーク10を介して推薦サーバ100に送信し、また、お勧めのテレビ番組に関する情報を、ネットワーク10を介して推薦サーバ100から受信する。
テレビ200Aは、リモートコントローラ300によって電源のオン・オフやチャンネルの変更、音量の変更、受信する放送の変更等の遠隔操作がなされる。リモートコントローラ300は、所定の周波数(例えば13.56MHz)による近接非接触通信機能を有し、同じく近接非接触通信機能を有する携帯端末200B、200Cがかざされると、携帯端末200B、200Cとの間で近接非接触通信を実行する。
テレビ200Aには、テレビ番組を録画するレコーダが接続されていても良い。テレビ200Aは、推薦サーバ100がユーザ単位で生成した推薦コンテンツの情報を、ネットワーク10を介して受信し、該ユーザの状況に応じて推薦コンテンツを自動的に録画するように構成されていても良い。
携帯端末200B、200Cは、ネットワーク10への通信機能を有するデバイスであり、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット等である。携帯端末200B、200Cは、ユーザ情報を、ネットワーク10を介して推薦サーバ100に送信する。携帯端末200B、200Cが送信するユーザ情報は、例えば、ウェブサイトの閲覧情報、位置情報、検索ワード履歴情報、アプリケーションの使用履歴情報、携帯端末200B、200Cの現在位置の情報等が含まれていても良い。また、携帯端末200B、200Cにはワンセグチューナ等のテレビ受信機能が備えられていてもよい。その場合に、携帯端末200B、200Cは、ユーザ情報としてワンセグチューナ等で視聴したテレビ番組の情報を、ネットワーク10を介して推薦サーバ100に送信してもよい。
また携帯端末200B、200Cは、推薦サーバ100がユーザ単位で生成した推薦コンテンツの情報を、ネットワーク10を介して受信する。携帯端末200B、200Cのユーザは、推薦サーバ100から送信される推薦コンテンツの情報を見て、推薦サーバ100が推薦したテレビ番組をテレビ200Aで視聴することができる。
また上述したように、携帯端末200B、200Cは、所定の周波数(例えば13.56MHz)による近接非接触通信機能を有する。携帯端末200B、200Cは、同じく近接非接触通信機能を有するリモートコントローラ300にかざされると、リモートコントローラ300との間で近接非接触通信を実行する。携帯端末200B、200Cとリモートコントローラ300との間で近接非接触通信を実行すると、携帯端末200B、200Cはリモートコントローラ300と紐付けられる。リモートコントローラ300はテレビ200Aを遠隔操作するためのものであるので、携帯端末200B、200Cとリモートコントローラ300との間の近接非接触通信によって、携帯端末200B、200Cとテレビ200Aとが紐付けられる。
携帯端末200Dは、携帯端末200B、200Cと同様に、ネットワーク10への通信機能を有するデバイスであり、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット等である。またPC200Eも、同様にネットワーク10への通信機能を有するデバイスであり、例えばデスクトップ型やノートブック型のパーソナルコンピュータ等である。
携帯端末200DやPC200Eにはワンセグチューナ等のテレビ受信機能が備えられていてもよい。その場合に、携帯端末200DやPC200Eは、ユーザ情報としてワンセグチューナ等で視聴したテレビ番組の情報を、ネットワーク10を介して推薦サーバ100に送信してもよい。
また携帯端末200DやPC200Eは、推薦サーバ100がユーザ単位で生成した推薦コンテンツの情報を、ネットワーク10を介して受信する。携帯端末200DやPC200Eのユーザは、推薦サーバ100から送信される推薦コンテンツの情報を見て、例えば、携帯端末200DやPC200Eにテレビ受信機能が備えられていればそのコンテンツを視聴することができる。
図1に示したように、本実施形態では、テレビ200A、携帯端末200B、200Cは、家庭内で使用される装置であるとし、携帯端末200D及びPC200Eは、外出先で使用される装置であるとする。また、図1に示したように、本実施形態では、携帯端末200BはユーザAが、携帯端末200CはユーザAとは別のユーザBが、携帯端末200D及びPC200Eは、ユーザA、ユーザBとは別のユーザCが、それぞれ所有するデバイスであるとする。
以上、図1を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムに含まれる推薦サーバ100の機能構成について説明する。
[サーバの構成例]
図2は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムに含まれる推薦サーバ100の機能構成例を示す説明図である。以下、図2を用いて本開示の一実施形態に係る推薦サーバ100の機能構成例について説明する。
図2に示したように、本開示の一実施形態に係る推薦サーバ100は、ユーザ情報取得部110と、ユーザ情報保持部120と、コンテンツ情報保持部130と、推薦コンテンツ決定部140と、通知部150と、を含んで構成される。
ユーザ情報取得部110は、携帯端末200B、200C、200Dや、PC200Eから送信される、各ユーザのユーザ情報を取得する。携帯端末200B、200C、200Dや、PC200Eから送信されるユーザ情報は、上述したように、例えば、ウェブサイトの閲覧情報、位置情報、検索ワード履歴情報、アプリケーションの使用履歴情報、テレビ受信機能によるテレビ番組の視聴履歴、携帯端末200B、200C、200Dや、PC200Eの現在位置の情報等の情報が含まれていても良い。ユーザ情報取得部110は、各ユーザのユーザ情報を取得すると、取得したユーザ情報をユーザ情報保持部120に送る。
ユーザ情報保持部120は、ユーザ情報取得部110が取得したユーザ情報を、ユーザ単位で保持する。ユーザ情報保持部120に保持されたユーザ情報は、推薦コンテンツ決定部140による推薦コンテンツの決定処理に用いられる。
コンテンツ情報保持部130は、現在及び未来において放送されるコンテンツの情報を保持する。コンテンツ情報保持部130は、コンテンツの情報として、番組のタイトル、番組が放送されるチャンネル、番組の放送日及び放送時間帯、番組の出演者の情報、番組のジャンル等を保持している。コンテンツ情報保持部130に保持されているコンテンツの情報は、推薦コンテンツ決定部140による推薦コンテンツの決定処理に用いられる。
推薦コンテンツ決定部140は、各ユーザに対し、視聴を推薦するコンテンツを決定する。推薦コンテンツ決定部140は、視聴を推薦するコンテンツの決定に際し、ユーザ情報保持部120に保持されているユーザ情報と、コンテンツ情報保持部130に保持されているコンテンツの情報と、を用いる。
推薦コンテンツ決定部140による視聴を推薦するコンテンツの決定処理は特定の方法に限られないが、一例を挙げれば、推薦コンテンツ決定部140は以下のような処理を実行する。例えば、あるユーザが、ある俳優の出演ドラマをよく視聴している場合に、その俳優が別のジャンルの番組に出演することが、コンテンツ情報保持部130に保持されている情報から分かった場合に、推薦コンテンツ決定部140は、その番組を、視聴を推薦するコンテンツとして決定する。また例えば、多くのユーザが視聴していたり、録画していたりする番組について、推薦コンテンツ決定部140は、その番組を、視聴を推薦するコンテンツとして決定する。推薦コンテンツ決定部140が決定した視聴を推薦するコンテンツの情報は、通知部150によって各ユーザのデバイスに通知される。
通知部150は、推薦サーバ100から、ネットワーク10を通じて各デバイスに情報を通知する。例えば、通知部150は、推薦コンテンツ決定部140が決定した推薦コンテンツを、ユーザごとに所定の方法で通知する。そして通知部150は、視聴を推薦するコンテンツの決定に際し、各ユーザがテレビ200Aに紐づけている携帯端末200B、200C、200Dの現在位置に応じて、通知方法を変化させて、各ユーザのデバイスである携帯端末200B、200C、200DやPC200Eに通知する。
なお、図2に示した推薦サーバ100は、それぞれのハードウェアがネットワークを介して互いに情報を送受信できるならば、いずれのハードウェアに実装されてもよい。また、ある構成要素により実施される処理が、1つのハードウェアにより実現されてもよいし、複数のハードウェアによる分散処理により実現されてもよい。
以上、図2を用いて本開示の一実施形態に係る推薦サーバ100の機能構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態に係るテレビ200Aの機能構成例について説明する。
[テレビの構成例]
図3は、本開示の一実施形態に係るテレビ200Aの機能構成例を示す説明図である。なお、図3には、テレビ200Aに接続されて番組を録画するレコーダ210と、テレビ200Aを遠隔操作するリモートコントローラ300の機能構成例についても併せて図示する。以下、図3を用いて本開示の一実施形態に係るテレビ200Aの機能構成例について説明する。
図3に示したように、本開示の一実施形態に係るテレビ200Aは、放送受信部201と、表示部202と、ネットワーク通信部203と、制御部204と、無線通信部205と、メモリ206と、を含んで構成される。またテレビ200Aを遠隔操作するリモートコントローラ300は、無線通信部310と、リーダライタ320と、操作部330と、を含んで構成される。
放送受信部201は、放送局からアンテナや衛星を通じて送信される放送波を受信し、表示部202に表示させるための映像信号を生成する。放送受信部201は、受信した信号を復調するチューナと、画像の高画質化等の処理を施す画像処理回路等で構成される。表示部202は、放送受信部201が生成した映像信号に基づいて映像を表示する。表示部202は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の平板型画像表示パネルで構成される。
ネットワーク通信部203は、ネットワーク10を介した他の装置との通信を行う。ネットワーク通信部203が実行する通信は、有線通信であってもよく、無線通信であってもよい。
制御部204は、テレビ200Aの動作を制御する。例えば、制御部204は、メモリ206に格納されたプログラムを実行することで、テレビ200Aの動作を制御する。制御部204によるテレビ200Aの動作の制御としては、例えば後述するように、テレビ200Aで視聴されたテレビ番組の視聴情報の収集及びネットワーク通信部203による推薦サーバ100への視聴情報の送信がある。
無線通信部205は、リモートコントローラ300との間で所定の周波数(例えば2.4GHz)による無線通信を行う。リモートコントローラ300から送信された無線信号を無線通信部205が受信し、無線通信部205が受信した信号に応じた動作を制御部204によって実行することで、テレビ200Aはリモートコントローラ300によって遠隔操作される。
メモリ206は、例えばROM、RAMなどで構成され、テレビ200Aの動作を制御するためのプログラムや、テレビ200Aで視聴されたテレビ番組の視聴データの格納等に用いられる。
無線通信部310は、上述の無線通信部205との間で所定の周波数による無線通信を行う。無線通信部310は、操作部330で操作(例えば電源のオン・オフ、チャンネルの変更、音量の変更、受信する放送の変更等)が行われると、その操作に応じた信号を送信する。
リーダライタ320は、後述する携帯端末200Bのアンテナ213との間で、所定の周波数(例えば13.56MHz)のによる近接非接触通信を行う。リーダライタ320は、携帯端末200Bのアンテナ213がかざされると、携帯端末200Bとリモートコントローラ300との間で情報の授受が行われる。携帯端末200Bとリモートコントローラ300との間でどのような情報が授受されるかについては後に詳述する。
操作部330は、テレビ200Aを遠隔操作するための各種ボタンで構成される。テレビ200Aを遠隔操作するための各種ボタンとしては、例えば電源ボタン、チャンネルボタン、音量ボタン、放送切り替えボタン、外部入力切り替えボタン、データ放送受信ボタン等がある。操作部330に対する操作がなされると、その操作に応じた信号が生成されて、無線通信部310からその信号が送信されることで、テレビ200Aが遠隔操作される。
以上、図3を用いて本開示の一実施形態に係るテレビ200Aの機能構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態に係る、ユーザが使用する携帯端末の機能構成例について説明する。
[携帯端末の構成例]
以下の説明では、ユーザが使用する携帯端末として携帯端末200Bを例に挙げる。図4は、本開示の一実施形態に係る携帯端末200Bの機能構成例を示す説明図である。以下、図4を用いて本開示の一実施形態に係る携帯端末200Bの機能構成例について説明する。
図4に示したように、本開示の一実施形態に係る携帯端末200Bは、無線通信部211と、表示部212と、アンテナ213と、制御部214と、通話部215と、メモリ216と、操作部217と、位置情報取得部218と、を含んで構成される。
無線通信部211は、ネットワーク10を介した他の装置との無線通信を行う。表示部212は、無線通信部211が受信した情報や、操作部217に対して行われたユーザの操作に応じた情報を表示する。表示部212は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の平板型画像表示パネルで構成される。
アンテナ213は、リモートコントローラ300のリーダライタ320との間で、所定の周波数(例えば13.56MHz)のによる近接非接触通信を行う。リーダライタ320は、携帯端末200Bのアンテナ213がかざされると、リーダライタ320から発せられる電磁波によってアンテナ213に電磁誘導が起こって起電力が発生し、リーダライタ320からの問い合わせに対してアンテナ213から応答することができる。
制御部214は、携帯端末200Bの動作を制御する。例えば、制御部214は、メモリ216に格納されたプログラムを実行することで、携帯端末200Bの動作を制御する。制御部214による携帯端末200Bの動作の制御としては、例えば後述するように、現在位置の取得や、ウェブサイトの閲覧情報、位置情報、検索ワード履歴情報、アプリケーションの使用履歴情報、テレビ受信機能によるテレビ番組の視聴履歴の取得、及び無線通信部211による推薦サーバ100へのこれらの情報の送信がある。
通話部215は、例えばスピーカやマイクで構成され、他の携帯端末や電話機との間で音声による通話を実行する。メモリ216は、例えばROM、RAMなどで構成され、携帯端末200Bの動作を制御するためのプログラムや、携帯端末200Bでのウェブサイトの閲覧情報、位置情報、検索ワード履歴情報、アプリケーションの使用履歴情報等の格納等に用いられる。操作部217は、携帯端末200Bを操作するためのボタンで構成される。なお、表示部212にタッチパネルが設けられている場合には表示部212に操作部217の機能を持たせても良い。
位置情報取得部218は、携帯端末200Bの現在の位置を取得する。位置情報取得部218は、例えばGPSによって携帯端末200Bの現在の位置を取得してもよく、無線通信部211が無線通信を行なっている通信基地局の位置情報から携帯端末200Bの現在の位置を取得してもよい。
以上、図4を用いて本開示の一実施形態に係る携帯端末200Bの機能構成例について説明した。次に、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作例について説明する。
[各装置の動作例]
まず、携帯端末200Bから推薦サーバ100へユーザ登録、デバイス登録をする際の動作、および携帯端末200Bにアプリケーションをインストールまたは携帯端末200Bでアプリケーションを起動する際の動作例について説明する。
図5は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。図5には、推薦サーバ100、テレビ200Aおよび携帯端末200Bの動作が示されている。以下、図5を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作について説明する。
携帯端末200Bから推薦サーバ100へユーザ登録およびデバイス登録するには、携帯端末200Bのユーザは、まず携帯端末200Bをリモートコントローラ300にかざす(ステップS101)。携帯端末200Bがリモートコントローラ300にかざされると、携帯端末200Bとリモートコントローラ300との間で近接非接触通信が行われる。リモートコントローラ300は携帯端末200Bへ、テレビのデバイスID情報と、携帯端末200Bで推薦コンテンツ情報を取得するためのアプリケーション(以下、当該アプリケーションを「レコメンドアプリ」とも称する)の情報をプッシュ送信する(ステップS102)。テレビのデバイスID情報は、テレビ200Aを一意に識別できるID情報である。
上記ステップS102で、リモートコントローラ300が携帯端末200Bへ情報を送信すると、携帯端末200Bは、レコメンドアプリが起動されていなければ起動し、またレコメンドアプリがインストールされていなければ、携帯端末200Bはレコメンドアプリのインストーラを推薦サーバ100からダウンロードし、インストールの後に、レコメンドアプリを起動する(ステップS103)。
携帯端末200Bは、レコメンドアプリを起動すると、リモートコントローラ300から取得したテレビ200AのデバイスIDと、携帯端末200Bに設けられているRFタグを一意に識別できるRFタグIDと、GPSや無線ネットワーク等で取得した携帯端末200Bの位置情報とを、レコメンドアプリからネットワーク10を通じて推薦サーバ100に送信する(ステップS104)。
推薦サーバ100は、携帯端末200Bから上記ステップS104で送信された情報をユーザ情報取得部110で取得する。ユーザ情報取得部110は、取得したデバイスIDとRFタグIDとが関連付けてユーザ情報保持部120に保持されていなければ、デバイスIDとRFタグIDとを関連付けてユーザ情報保持部120に保持する。またユーザ情報取得部110は、取得したRFタグIDに関連付けられている別のデバイスIDが既にユーザ情報保持部120に登録されていれば、取得した位置情報を基にグルーピングして登録する。例えば、取得したRFタグIDに関連付けられているデバイスIDが既に存在し、そのデバイスIDを有するテレビの位置情報と、取得した上記ステップS104で送信された情報に含まれる位置情報とが所定の範囲内に含まれていれば、同一の区画(同じ家の中等)に存在するものとして、ユーザ情報取得部110は、上記ステップS104で送信されたデバイスIDを既登録のデバイスIDとグルーピングしてユーザ情報保持部120に登録する(ステップS105)。
なお、推薦サーバ100は、デバイスIDを有するテレビ200Aの位置情報がユーザ情報保持部120に登録されていなければ、上記ステップS104で送信された携帯端末200Bの位置情報をテレビ200Aの位置情報としてユーザ情報保持部120に登録する。
推薦サーバ100は、携帯端末200Bから上記ステップS104で送信された情報に含まれるRFタグIDがユーザ情報保持部120に保持されていなければ、そのRFタグIDを有する携帯端末200Bのユーザの情報は推薦サーバ100に未登録であるとみなし、携帯端末200Bへユーザ情報の入力を促す(ステップS106)。推薦サーバ100は、携帯端末200Bへユーザ情報の入力を促す処理を、例えば通知部150に行わせるようにしても良い。
上記ステップS105で、推薦サーバ100からユーザ情報の入力を促された携帯端末200Bは、レコメンドアプリによってユーザにユーザ情報を入力させる(ステップS107)。ユーザに入力させるユーザ情報には、例えば、生年月日、ニックネーム、好きな番組の種類(スポーツ、ニュース、ドラマ、バラエティ等)、好きなタレント等が含まれていても良い。携帯端末200Bは、ユーザによるユーザ情報の入力が確定すると、ユーザが入力したユーザ情報を推薦サーバ100に送信する。推薦サーバ100は、携帯端末200Bから送信されたユーザ情報をユーザ情報保持部120に保持する(ステップS108)。
次に、携帯端末200Bが実行するレコメンドアプリの設定管理機能の一例を説明する。図6は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。図6には、推薦サーバ100および携帯端末200Bの動作が示されている。以下、図6を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作について説明する。
携帯端末200Bにインストールされているレコメンドアプリは、ユーザが携帯端末200Bをリモートコントローラ300にかざすことで自動的に起動する。また、携帯端末200Bにインストールされているレコメンドアプリは、ユーザの操作に基づいて起動する。
携帯端末200Bは、レコメンドアプリを起動して、設定管理機能画面を開くと(ステップS111)、設定管理機能画面で推薦サーバ100による現在のレコメンド情報を閲覧できる(ステップS112)。なお、携帯端末200Bで起動したレコメンドアプリは、個人向けのレコメンド情報と、テレビ200Aの周辺に複数人いる場合には、その複数人向けのレコメンド情報との両方を閲覧できる。また起動したレコメンドアプリでは、推薦サーバ100に登録されているユーザ情報が編集できる(ステップS113)。また、ユーザ情報の編集の際には、推薦サーバ100によるレコメンド情報の生成に際して、嗜好情報の優先順位を設定できる。また、テレビ200Aに複数のユーザが紐付けられる場合には、全ユーザの嗜好情報の優先順位を設定できる(ステップS114)。
携帯端末200Bで起動したレコメンドアプリでは、ユーザのステータスの編集が可能である(ステップS115)。ここでいうユーザのステータスとは、推薦サーバ100によるコンテンツの推薦機能の有効・無効である。また携帯端末200Bで起動したレコメンドアプリでは、ユーザのステータスとしてコンテンツの推薦機能のスケジューリング設定も可能である。ユーザのステータスの編集の使用例としては、例えば、在宅中であるがテレビを視聴できない状況である場合に、一時的にコンテンツの推薦機能を無効にする場合がある。このように、在宅中であっても一時的にコンテンツの推薦機能を無効にすることで、同じく在宅中である他のユーザのコンテンツの推薦機能に影響を与えることが無くなる。
携帯端末200Bで起動したレコメンドアプリでは、テレビのデバイスIDと、携帯端末200BのRFタグIDの関連付けの編集(追加または削除)をすることが可能である(ステップS116)。また、携帯端末200Bで起動したレコメンドアプリでは、初期登録時に自動設定された、携帯端末200BのRFタグIDに関連付けられているテレビの区画の編集が可能である(ステップS117)。ここで、区画とは、例えば自宅や会社などのある一定の範囲を表すものである。
携帯端末200Bで起動したレコメンドアプリで、ユーザによって編集されたユーザ情報は、携帯端末200BのRFタグIDと共に推薦サーバ100に送信される。推薦サーバ100は、携帯端末200BからRFタグIDと共に送信された、編集済みのユーザ情報を、RFタグIDをキーにしてユーザ情報保持部120に保持する(ステップS118)。
図7は、携帯端末200Bで実行されるレコメンドアプリにおけるユーザ情報の設定画面の一例を示す説明図である。
図7には、レコメンド機能のオン・オフを設定するための領域、好きなジャンルを設定するための領域、好きなタレントを設定するための領域、キーワードを設定するための領域が、携帯端末200Bで実行されるレコメンドアプリにおいて表示されている状態が図示されている。携帯端末200Bのユーザは、ユーザ情報の設定画面を用いて、ユーザ情報を設定して自身の嗜好を推薦サーバ100に登録することが出来る。
もちろん、携帯端末200Bで実行されるレコメンドアプリにおける、ユーザ情報の設定画面は図7に示したものに限られないことは言うまでもない。
次に、携帯端末200Bが実行するレコメンドアプリによるユーザの嗜好情報の自動収集処理の一例を説明する。図8は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。図8には、推薦サーバ100および携帯端末200Bの動作が示されている。以下、図8を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作について説明する。
携帯端末200Bにレコメンドアプリがインストールされている場合に、携帯端末200Bの電源がオンされると、携帯端末200Bはレコメンドアプリを自動的に起動させ、レコメンドアプリによる嗜好自動収集機能をバックグラウンドで起動する(ステップS121)。なお、レコメンドアプリの起動はユーザが手動で行なっても良いことは言うまでもない。
レコメンドアプリは、嗜好自動収集機能の実行により、定期的にユーザ情報を収集し、携帯端末200BのRFタグIDと共に推薦サーバ100に送信する(ステップS122)。ここで、レコメンドアプリが嗜好自動収集機能の実行により収集するユーザ情報には、GPSや無線ネットワーク等により取得される携帯端末200Bの位置情報、携帯端末200Bを用いたウェブサイトの閲覧履歴、検索ワード履歴、アプリケーションの使用履歴情報などが含まれていても良い。また、携帯端末200Bにワンセグチューナ等のテレビ受信機能が備えられている場合に、ユーザ情報としてワンセグチューナ等で視聴したテレビ番組の情報が含まれていてもよい。なお、テレビ番組の情報には、番組のタイトル、番組が放送されるチャンネル、番組の放送日及び放送時間帯、番組の出演者の情報、番組のジャンル等の情報が含まれる。
携帯端末200Bで起動したレコメンドアプリで収集されたユーザ情報は、携帯端末200BのRFタグIDと共に推薦サーバ100に送信される。推薦サーバ100は、携帯端末200Bで実行されるレコメンドアプリで収集され、携帯端末200BからRFタグIDと共に送信されたユーザ情報を、RFタグIDをキーにしてユーザ情報保持部120に保持する(ステップS123)。
次に、テレビ200Aでの視聴情報の収集処理の一例を説明する。図9は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。図9には、推薦サーバ100およびテレビ200Aの動作が示されている。以下、図9を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作について説明する。
推薦サーバ100は、携帯端末200BからデバイスIDを含んだ情報が送信されると(図6のステップS104)、そのデバイスIDに対応付けられているRFタグIDがユーザ情報保持部120に保持されていれば、デバイスIDに対応するテレビ200Aへ、番組視聴情報の収集を要求する(ステップS131)。視聴情報の収集の要求を受けたテレビ200Aは、番組視聴情報の収集のためのアプリケーションを定期的に起動し(ステップS132)、当該アプリケーションを用いてデバイスID、視聴中の番組の情報、視聴時刻を収集し、推薦サーバ100へ送信する(ステップS133)。なお、携帯端末200Bから送信されたデバイスIDが新規のもの(RFタグIDとの関連付けなし)である場合は、対象のテレビで番組視聴情報を収集するために、テレビ200Aに対して視聴情報の収集のためのアプリケーションの起動要求を行う。
推薦サーバ100は、テレビ200Aが収集した番組視聴情報と、携帯端末200Bのレコメンドアプリによる嗜好自動収集機能から取得したユーザの位置情報とを基に、テレビ200Aの周辺にいるユーザが番組を閲覧したとみなし、視聴情報を嗜好としてユーザ情報保持部120に保存する(ステップS134)。
次に、推薦サーバ100でのレコメンド処理の一例を説明する。まず、各ユーザの最新位置情報を基に、ユーザがテレビの周囲(例えば、半径5〜10メートル以内)にいると判断される場合の、レコメンド処理の一例を説明する。推薦サーバ100は、ユーザがテレビ200Aの周囲にいるかどうかは、例えば、推薦サーバ100に登録されている、ユーザが所有する携帯端末200B、200C、200Dの最新の位置が、推薦サーバ100に登録されているテレビ200Aの位置から所定の範囲内(例えば、半径5〜10メートル以内)であるかどうかで判断する。図10は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。図10には、推薦サーバ100、テレビ200A及び携帯端末200Bの動作が示されている。以下、図10を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作について説明する。
推薦サーバ100は、推薦コンテンツ決定部140が、定期的に、各端末が収集し、ユーザ情報保持部120に保持されたユーザの嗜好に関する情報を基に、番組レコメンド情報を生成する(ステップS141)。推薦コンテンツ決定部140は、各端末で実行されるレコメンドアプリの嗜好自動収集機能から取得した各ユーザの最新位置情報を基に、テレビ200Aの周辺に存在する携帯端末のうち、レコメンド機能のステータスが有効となっているユーザの携帯端末に対して、そのユーザの嗜好情報に基づいて、レコメンド情報を生成する。ユーザの嗜好情報に優先度が設定されていれば、推薦コンテンツ決定部140は、その優先度を参酌する。テレビ200Aの周辺に存在する携帯端末が複数あれば、推薦コンテンツ決定部140は、ユーザ情報保持部120がグルーピングして保持したユーザ情報を用いて、その複数の携帯端末を有する各ユーザの嗜好情報をミックスして、レコメンド情報を生成する。テレビ200Aの周辺に存在する携帯端末が複数ある場合においても、ユーザの嗜好情報に優先度が設定されていれば、推薦コンテンツ決定部140は、その優先度を参酌する(ステップS142)。なお、推薦コンテンツ決定部140は、設定によりコンテンツの推薦を希望しないユーザがいれば、そのユーザの嗜好情報は用いない。
上記ステップS141で推薦コンテンツ決定部140がレコメンド情報を生成すると、続いて通知部150が、対象の端末へ、推薦コンテンツ決定部140が生成したレコメンド情報を送信する。ここでは、携帯端末200Bにレコメンド情報を送信するとする。
推薦サーバ100から送信されたレコメンド情報を受信した携帯端末200Bは、受信したレコメンド情報を所定の方法で表示する(ステップS143)。受信したレコメンド情報の表示方法としては、例えば、携帯端末200Bで実行されるレコメンドアプリの画面に表示する方法であってもよく、メール等によって画面に表示する方法であってもよい。携帯端末200Bのユーザは、携帯端末200Bが表示したレコメンド情報を見て、自らの視聴行動に反映させることができる。
またテレビ200Aは、視聴情報(デバイスID、視聴中の番組の情報、テレビの視聴時刻)を収集し、推薦サーバ100へ送信する(ステップS144)。推薦サーバ100は、テレビ200Aから送信された番組の情報及び視聴時刻情報と、携帯端末200Bの嗜好自動収集アプリで収集されたユーザの位置情報とをユーザ情報取得部110で取得し、取得した情報を基に、番組を視聴したユーザをユーザ情報取得部110で特定して、ユーザ情報保持部120に保持する(ステップS145)。
次に、各ユーザの最新位置情報を基に、ユーザがテレビの周囲にいないと判断される場合の、レコメンド処理の一例を説明する。図11は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。図11には、推薦サーバ100、テレビ200A及び携帯端末200Dの動作が示されている。以下、図11を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作について説明する。
推薦サーバ100は、推薦コンテンツ決定部140が、定期的に、各端末が収集し、ユーザ情報保持部120に保持されたユーザの嗜好に関する情報を基に、番組レコメンド情報を生成する。推薦コンテンツ決定部140は、各端末で実行されるレコメンドアプリの嗜好自動収集機能から取得した各ユーザの最新位置情報をチェックし、テレビ200AのデバイスIDと紐付けられているが、テレビ200Aの周辺に存在しない携帯端末200Dが存在する場合には、そのユーザの嗜好情報に基づいて、レコメンド情報を生成する(ステップS151)。
上記ステップS151で推薦コンテンツ決定部140がレコメンド情報を生成すると、続いて通知部150が、対象の端末へ、推薦コンテンツ決定部140が生成したレコメンド情報を送信する。ここでは、携帯端末200Dにレコメンド情報を送信するとする。また、通知部150は、テレビ200Aの周辺に存在しない携帯端末200Dが存在すると推薦コンテンツ決定部140が判断したことに伴い、携帯端末200Dと紐付けられているテレビ200Aに対して、推薦した番組の自動録画予約要求を送信する(ステップS151)。推薦サーバ100から自動録画予約要求を受信したテレビ200Aは、内蔵の、または接続されているレコーダで、推薦サーバ100が推薦した番組の自動録画予約を行う(ステップS152)。
推薦サーバ100から送信されたレコメンド情報を受信した携帯端末200Dは、レコメンド情報を受け取り、受信したレコメンド情報を所定の方法で表示する(ステップS153)。受信したレコメンド情報の表示方法としては、例えば、携帯端末200Dで実行されるレコメンドアプリの画面に表示する方法であってもよく、メール等によって画面に表示する方法であってもよい。携帯端末200Dのユーザは、携帯端末200Dが表示したレコメンド情報を見て、自らの視聴行動に反映させることができる。
携帯端末200Dのユーザは、テレビ200Aの周囲にはいないので、推薦サーバ100から推薦された番組をテレビ200Aで視聴することはできない。しかし、例えば、携帯端末200Dに内蔵の、または携帯端末200Dに接続して使用されるテレビチューナ(例えばワンセグチューナ)があれば、携帯端末200Dのユーザは、そのテレビチューナで番組を受信して視聴する(ステップS154)。また、推薦サーバ100から推薦された番組がインターネットで同時に、またはある程度の時間差で配信されていれば、携帯端末200Dのユーザは、携帯端末200Dでインターネットに接続し、その配信されている番組を視聴しても良い。
携帯端末200Dは、テレビチューナやインターネットで番組が視聴されると、嗜好自動収集アプリで番組の情報及び視聴時刻情報を収集し、RFタグIDと共に推薦サーバ100に送信する(ステップS155)。推薦サーバ100は、携帯端末200Dから送信された番組の情報及び視聴時刻情報をユーザ情報取得部110で取得し、取得した情報を基に、番組を視聴したユーザをユーザ情報取得部110で特定して、当該ユーザの嗜好としてユーザ情報保持部120に保持する(ステップS156)。
推薦サーバ100が視聴を推薦した番組が、上記ステップS156で携帯端末200Dにおいて視聴されると、上述のテレビ200Aによって録画予約された番組は、携帯端末200Dで既に視聴されているので、番組としては重複することになる。従って、推薦サーバ100はテレビ200Aに対して、上記ステップS153で送信した自動録画予約要求をキャンセルするための録画予約キャンセル要求を送信する(ステップS157)。推薦サーバ100から録画予約キャンセル要求を受信したテレビ200Aは、内蔵の、または接続されているレコーダでの自動録画予約をキャンセルする処理を行う(ステップS158)。
なお、携帯端末200Dにテレビチューナが接続されていない、また、接続されていてもユーザが携帯端末200Dで、推薦サーバ100が推薦した番組を視聴しなかった場合には、テレビ200Aにおいて、上記ステップS154での自動録画予約に基づいて、推薦サーバ100が推薦した番組が録画される。携帯端末200Dのユーザは、自宅に帰った後に、推薦サーバ100が推薦し、テレビ200Aが自動的に録画した番組を視聴することができる。テレビ200Aは、上記ステップS154での自動録画予約に基づいて録画した番組が視聴されると、録画番組視聴情報として、デバイスID、視聴中の番組の情報、視聴時刻を収集し、推薦サーバ100へ送信する(ステップS159)。推薦サーバ100は、テレビ200Aから送信された番組の情報及び視聴時刻情報と、携帯端末200Dの嗜好自動収集アプリで収集されたユーザの位置情報とをユーザ情報取得部110で取得し、取得した情報を基に、番組を視聴したユーザをユーザ情報取得部110で特定して、ユーザ情報保持部120に保持する(ステップS160)。
なお、上述した動作例では、推薦サーバ100が視聴を推薦した番組が、上記ステップS156で携帯端末200Dにおいて視聴されると、上記ステップS159で、推薦サーバ100からテレビ200Aに録画予約キャンセル要求を送信していたが、本開示は係る例に限定されない。例えば、ワンセグ放送は解像度がQVGA(Quarter Video Graphics Array)であるので細かい文字や画像が見づらい。そのため、ワンセグ放送によって推薦サーバ100が視聴を推薦した番組を見たとしても、携帯端末200Dのユーザは、帰宅後に改めてその番組を見たいと考える場合があるかもしれない。従って、推薦サーバ100が視聴を推薦した番組が、上記ステップS156で携帯端末200Dにおいて視聴された場合でも、推薦サーバ100からテレビ200Aに録画予約キャンセル要求を送信しないようにしてもよい。
推薦サーバ100による録画予約キャンセル要求の送信の有無の判断は、上述したように、携帯端末200Dでの視聴の有無を条件としてもよく、他にも、番組全体の何%を視聴したかを条件としても良い。また、推薦サーバ100による録画予約キャンセル要求の送信の有無の判断は、番組のシーンメタ情報を基に携帯端末200Dで視聴された部分を分析し、番組の重要なシーンが視聴されているかどうかを条件としてもよい。
また、推薦サーバ100による録画予約キャンセル要求の送信の有無の判断は、携帯端末200Dで視聴される際の画質を条件としても良い。例えば、上述したようなワンセグ放送のような低い解像度で視聴された場合は、推薦サーバ100は録画予約キャンセル要求を送信しないようにし、インターネットによるオンデマンド放送のように比較的高い解像度で視聴された場合は、推薦サーバ100は録画予約キャンセル要求を送信するようにしてもよい。なお、携帯端末200Dで視聴される際の画質を条件とする際には、さらに、上述したように、番組全体の何%を視聴したかを条件としても良い。
テレビ200Aが録画した番組は、テレビ200A以外のデバイスで視聴することができる。例えば、テレビ200Aが録画した番組は、テレビ200A、またはテレビ200Aに接続されたレコーダから携帯端末200Dに転送し、携帯端末200Dで視聴することができる。
図12は、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作を示す流れ図である。図12には、推薦サーバ100、テレビ200A及び携帯端末200Dの動作が示されている。以下、図12を用いて本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作について説明する。
テレビ200Aが録画した番組を携帯端末200Dに転送するには様々な方法があるが、ここでは一例として、携帯端末200Dをリモートコントローラ300にかざしたことをトリガとしてテレビ200Aが録画した番組を携帯端末200Dに転送する場合を例示する。
携帯端末200Dがリモートコントローラ300にかざされると、リモートコントローラ300はテレビ200Aに対して、携帯端末200Dへの録画番組の転送を指示する(ステップS171)。ここで、携帯端末200Dがリモートコントローラ300にかざされることで携帯端末200Dからリモートコントローラ300に送信される情報は、推薦サーバ100が推薦し、テレビ200Aで自動録画した番組の転送を指示する情報である。録画番組の転送指示を受けたテレビ200Aは、携帯端末200Dへ録画番組の転送を行う(ステップS172)。テレビ200Aから携帯端末200Dへの録画番組の転送は、無線で行われてもよく、また有線で行われても良い。
テレビ200Aから携帯端末200Dへ録画番組が転送され、携帯端末200Dでその番組が視聴されると(ステップS173)、携帯端末200Dは、視聴された番組の情報及び視聴時刻情報を嗜好自動収集アプリで収集し、RFタグIDと共に推薦サーバ100に送信する(ステップS174)。推薦サーバ100は、携帯端末200Dから送信された番組の情報及び視聴時刻情報をユーザ情報取得部110で取得し、取得した情報を基に、番組を視聴したユーザをユーザ情報取得部110で特定して、当該ユーザの嗜好としてユーザ情報保持部120に保持する(ステップS175)。
以上、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置の動作例について説明した。このように、本開示の一実施形態に係るコンテンツ推薦システム1を構成する各装置が動作することで、コンテンツ推薦システム1は、ユーザの現在地に応じて処理内容を変えて、ユーザに対する適切なコンテンツの推薦処理が可能となる。
<2.まとめ>
以上説明したように本開示の一実施形態によれば、推薦サーバ100からコンテンツの推薦を受ける場合に、各携帯端末をテレビ200Aのリモートコントローラ300にかざすことで、各携帯端末で、コンテンツの推薦を受けるためのアプリケーションを実行する。各携帯端末は定期的に位置情報を含んだユーザ情報を自動的に推薦サーバ100に送信する。
推薦サーバ100は、各携帯端末から定期的に送信されるユーザ情報に基づいて、ユーザごとのレコメンド情報を生成する。推薦サーバ100は、ユーザごとのレコメンド情報を生成する際に、各携帯端末の最新の位置情報を参照し、携帯端末がテレビ200Aの周辺に存在するかどうかで処理を変化させる。携帯端末がテレビ200Aの周辺に存在していれば、推薦サーバ100はその携帯端末にレコメンド情報を送信するにとどまるが、携帯端末がテレビ200Aの周辺に存在していなければ、推薦サーバ100はその携帯端末にレコメンド情報を送信するとともに、テレビ200Aに対してレコメンド情報に基づいた番組の自動録画予約を送信する。
本開示の一実施形態にかかる推薦サーバ100は、携帯端末の最新の位置情報に基づいて処理を実行するので、テレビ200Aの周辺いる全てのユーザが一緒に視聴するのに適切な番組をレコメンドすることができる。また本開示の一実施形態にかかる推薦サーバ100は、携帯端末の最新の位置情報に基づいて、テレビ200Aの周辺に不在のユーザを特定し、さらにユーザの外出先での他端末を使用した視聴状況も把握することで、レコメンド番組の自動録画の判別を行い、番組の取り逃がしを防ぐとともに、不要な番組の録画を回避できる。また本開示の一実施形態にかかる推薦サーバ100は、視聴者の位置情報を利用することで、視聴中のテレビ200Aの周辺にいるユーザを特定し、個人単位または複数人の組み合わせ単位での視聴状況を把握することで、個人または複数人向けにより適切な番組レコメンドが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
ユーザ情報として、ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得部と、
前記ユーザ情報取得部が取得した前記ユーザ情報を保持するユーザ情報保持部と、
前記ユーザ情報保持部に保持された前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定部と、
を備え、
前記推薦コンテンツ決定部は、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理装置。
(2)
前記推薦コンテンツ決定部は、前記コンテンツ表示装置の周辺にいるユーザ向けと、前記コンテンツ表示装置の周辺にいないユーザ向けとで、別々の前記推薦情報を生成する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記ユーザ情報保持部は、前記コンテンツ表示装置に紐付けられる端末が複数存在する場合は、前記ユーザ情報取得部が取得した端末の位置情報を基に前記ユーザ情報をグルーピングして保持する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記推薦コンテンツ決定部は、前記ユーザ情報保持部がグルーピングして保持した前記ユーザ情報を用いて、前記コンテンツ表示装置の周辺にいる複数のユーザ向けの前記推薦情報を生成する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記推薦コンテンツ決定部は、各ユーザの嗜好の優先度に基づいて前記コンテンツ表示装置の周辺にいる複数のユーザ向けの前記推薦情報を生成する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記推薦コンテンツ決定部は、前記コンテンツ表示装置の周辺にいる複数のユーザ向けの前記推薦情報を生成する際に、コンテンツの推薦を希望しないユーザの嗜好情報は用いない、前記(4)または(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記推薦コンテンツ決定部は、前記コンテンツ表示装置の周辺にいないユーザ向けの前記推薦情報を生成する際に、併せて前記コンテンツ表示装置に対して該推薦情報に含まれるコンテンツの自動録画情報を生成する、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記ユーザ情報取得部は、前記推薦コンテンツ決定部が生成した、前記コンテンツ表示装置の周辺にいないユーザ向けの前記推薦情報に含まれるコンテンツが、該ユーザが所有する装置で視聴されたことを取得し、
前記推薦コンテンツ決定部は、視聴された前記コンテンツに対する録画中止情報を生成する、前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記推薦コンテンツ決定部で視聴を推薦するコンテンツの情報を保持するコンテンツ情報保持部を備える、前記(1)〜(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
前記推薦コンテンツ決定部は、前記端末の設定画面を用いて設定されたユーザの嗜好情報を用いて前記推薦情報を生成する、前記(1)〜(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得ステップと、
前記ユーザ情報取得ステップで取得された情報を保持するユーザ情報保持ステップと、
前記ユーザ情報保持ステップで保持された情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定ステップと、
を備え、
前記コンテンツ決定ステップは、前記位置情報を用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理方法。
(12)
コンピュータに、
ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得ステップと、
前記ユーザ情報取得ステップで取得された情報を保持するユーザ情報保持ステップと、
前記ユーザ情報保持ステップで保持された情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定ステップと、
を実行させ、
前記コンテンツ決定ステップは、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、コンピュータプログラム。
(13)
現在位置を取得する現在位置取得部と、
ユーザの嗜好情報を収集する制御部と、
自端末に紐付けられており、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置で視聴を推薦するコンテンツ情報を含んだ推薦情報を取得する推薦情報取得部と、
を備え、
前記推薦情報は、前記現在位置取得部が取得した現在位置と、前記コンテンツ表示装置の位置情報と、前記制御部が収集した前記嗜好情報とに基づいて生成されたものである、端末。
(14)
前記コンテンツ表示装置と紐付けるために、前記コンテンツ表示装置または前記コンテンツ表示装置を遠隔操作する遠隔操作装置との間で近接非接触通信を行う近接非接触通信部をさらに備える、請求項13に記載の端末。
(15)
コンテンツを表示するコンテンツ表示装置と、
端末と、
前記端末を所有するユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定する情報処理装置と、
を備え、
前記情報処理装置は、
ユーザ情報として、ユーザが使用し、前記コンテンツ表示装置に紐付けられる前記端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得部と、
前記ユーザ情報取得部が取得した前記ユーザ情報を保持するユーザ情報保持部と、
前記ユーザ情報保持部に保持された前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定部と、
を含み、
前記推薦コンテンツ決定部は、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理システム。
1 コンテンツ推薦システム
100 推薦サーバ
200A テレビ200
200B、200C、200D 携帯端末
200E PC

Claims (15)

  1. ユーザ情報として、ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が取得した前記ユーザ情報を保持するユーザ情報保持部と、
    前記ユーザ情報保持部に保持された前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定部と、
    を備え、
    前記推薦コンテンツ決定部は、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理装置。
  2. 前記推薦コンテンツ決定部は、前記コンテンツ表示装置の周辺にいるユーザ向けと、前記コンテンツ表示装置の周辺にいないユーザ向けとで、別々の前記推薦情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザ情報保持部は、前記コンテンツ表示装置に紐付けられる端末が複数存在する場合は、前記ユーザ情報取得部が取得した端末の位置情報を基に前記ユーザ情報をグルーピングして保持する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記推薦コンテンツ決定部は、前記ユーザ情報保持部がグルーピングして保持した前記ユーザ情報を用いて、前記コンテンツ表示装置の周辺にいる複数のユーザ向けの前記推薦情報を生成する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記推薦コンテンツ決定部は、各ユーザの嗜好の優先度に基づいて前記コンテンツ表示装置の周辺にいる複数のユーザ向けの前記推薦情報を生成する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記推薦コンテンツ決定部は、前記コンテンツ表示装置の周辺にいる複数のユーザ向けの前記推薦情報を生成する際に、コンテンツの推薦を希望しないユーザの嗜好情報は用いない、請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記推薦コンテンツ決定部は、前記コンテンツ表示装置の周辺にいないユーザ向けの前記推薦情報を生成する際に、併せて前記コンテンツ表示装置に対して該推薦情報に含まれるコンテンツの自動録画情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザ情報取得部は、前記推薦コンテンツ決定部が生成した、前記コンテンツ表示装置の周辺にいないユーザ向けの前記推薦情報に含まれるコンテンツが、該ユーザが所有する装置で視聴されたことを取得し、
    前記推薦コンテンツ決定部は、視聴された前記コンテンツに対する録画中止情報を生成する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記推薦コンテンツ決定部で視聴を推薦するコンテンツの情報を保持するコンテンツ情報保持部を備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記推薦コンテンツ決定部は、前記端末の設定画面を用いて設定されたユーザの嗜好情報を用いて前記推薦情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報取得ステップで取得された情報を保持するユーザ情報保持ステップと、
    前記ユーザ情報保持ステップで保持された情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定ステップと、
    を備え、
    前記コンテンツ決定ステップは、前記位置情報を用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理方法。
  12. コンピュータに、
    ユーザが使用し、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置に紐付けられる端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報取得ステップで取得された情報を保持するユーザ情報保持ステップと、
    前記ユーザ情報保持ステップで保持された情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定ステップと、
    を実行させ、
    前記コンテンツ決定ステップは、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、コンピュータプログラム。
  13. 現在位置を取得する現在位置取得部と、
    ユーザの嗜好情報を収集する制御部と、
    自端末に紐付けられており、コンテンツを表示するコンテンツ表示装置で視聴を推薦するコンテンツ情報を含んだ推薦情報を取得する推薦情報取得部と、
    を備え、
    前記推薦情報は、前記現在位置取得部が取得した現在位置と、前記コンテンツ表示装置の位置情報と、前記制御部が収集した前記嗜好情報とに基づいて生成されたものである、端末。
  14. 前記コンテンツ表示装置と紐付けるために、前記コンテンツ表示装置または前記コンテンツ表示装置を遠隔操作する遠隔操作装置との間で近接非接触通信を行う近接非接触通信部をさらに備える、請求項13に記載の端末。
  15. コンテンツを表示するコンテンツ表示装置と、
    端末と、
    前記端末を所有するユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定する情報処理装置と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    ユーザ情報として、ユーザが使用し、前記コンテンツ表示装置に紐付けられる前記端末の位置情報及び該ユーザの嗜好情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が取得した前記ユーザ情報を保持するユーザ情報保持部と、
    前記ユーザ情報保持部に保持された前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザに対して視聴を推薦するコンテンツを決定して該コンテンツの情報を含んだ推薦情報を生成する推薦コンテンツ決定部と、
    を含み、
    前記推薦コンテンツ決定部は、前記位置情報と、前記コンテンツ表示装置の位置情報とを用いて、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかを判断し、前記ユーザが前記コンテンツ表示装置の周辺にいるかどうかで前記推薦情報の生成処理を変化させる、情報処理システム。
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