JP2016085643A - 通信装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信した近距離無線通信に関連するデータに含まれる複数のメッセージの何れかを利用して、好適にアプリケーションを起動する仕組みを提供する。
【解決手段】本通信装置は、近距離無線通信を介して外部装置から、複数のアプリケーションのそれぞれに対応するメッセージを含む、近距離無線通信に関連するデータを受信し、受信したデータに含まれる複数のメッセージのうちの1つを解析し、解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していれば、該アプリケーションを起動させ、保持していなければ、複数のメッセージのうち、解析していないメッセージを解析する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、近距離無線通信機能を備える通信装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、様々な無線通信機能を備えた通信装置が市場に登場している。例えば、NFC(Near Field Communication)や無線LAN、Bluetooth(登録商標)などを搭載したスマートフォン等の通信装置及びプリンタ等の画像形成装置がある。特許文献1には、NFC等の近距離無線通信機能を介して受信した情報を解析及び処理する通信装置が提案されている。具体的には、NFCを介して受信したデータを解析し、アプリケーションを自動的に実行することが提案されている。このような制御を実現するためには、通信装置は、NDEF(NFC Data Exchange Format)と呼ばれるデータフォーマットに応じた情報をNFCを介して受け取る必要がある。通信装置は、NDEFに従って定義されたデータ(NDEFメッセージ)を受信すると、NDEFの規則に従ってデータを解析し処理することで、様々なサービスを利用できるようになる。特許文献1の通信装置、NDEFメッセージ内のアプリケーションを自動起動するレコードの記載情報に基づいてNDEFメッセージの情報を処理している。なお、NDEF及びNDEFレコードのフォーマット等の詳細は、標準団体であるNFCフォーラムによって規定されている。
特許文献2には、NFCに対応したスマートフォンなどの通信装置から簡単に印刷を実行する画像形成装置が提案されている。当該画像形成装置は、通信装置がNFC通信圏内に位置したことを検知すると、NFC通信を確立し、無線LANなどのより高速な通信方式に移行するための情報交換を行う。さらに、画像形成装置は、交換した情報を用いて、通信装置との間で無線LANなどのより高速な通信を確立し、当該通信により印刷データを受信して印刷を行う。このようにNFC通信で交換した接続情報を用いて無線LAN接続を確立することを無線ハンドオーバーと称する。
無線ハンドオーバーの実現方法の1つとして、画像形成装置が接続しているアクセスポイントへの接続情報を、画像形成装置から通信装置にNFC通信で渡す方法が考えられる。通信装置は、受け取った接続情報を用いてアクセスポイントとの無線LAN接続を確立し、それにより当該アクセスポイントを介して画像形成装置と通信可能となる。この方法において、NFC通信で交換される接続情報には、無線LAN通信上で当該アクセスポイントを一意に識別するためのSSID(Service Set Identifier)が格納される。更に、当該アクセスポイントに設定されている認証方式、暗号方式、キーなどの情報も格納される。これらの接続情報は、画像形成装置のNFCモジュールにNDEFとして予め格納されており、それを通信装置のNFCモジュールが読み込むことで、通信装置において無線ハンドオーバー処理が実行される。
特開2013−45462号公報 特開2013−184296号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、NFCを用いてサービスを提供する側が、複数のNDEFメッセージが記録されたデータを通信装置へ渡すことで、いずれかのNDEFメッセージに対応したアプリケーションを通信装置側で起動させたい場合がある。しかし、上記従来技術では、上述のような複数のNDEFメッセージを同時に通信装置で受信し、それに対応する何れかのアプリケーションを起動するといったケースが想定されていない。このようなケースの場合、上記従来技術においては、1つ目の情報に記載されたアプリケーションに連動するアプリケーションがあれば当該アプリケーションを起動するものの、そのようなアプリケーションが無ければ、その他の情報を参照することなくエラー終了してしまう。つまり、その他の情報が正しい場合であっても、当該他の情報が利用されず、好適にアプリケーションを起動することができない場合が発生してしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、受信した近距離無線通信に関連するデータに含まれる複数のメッセージの何れかを利用して、好適にアプリケーションを起動する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、近距離無線通信が可能な通信装置であって、前記近距離無線通信を介して外部装置から、複数のアプリケーションのそれぞれに対応するメッセージを含む、該近距離無線通信に関連するデータを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデータに含まれる複数のメッセージのうちの1つを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果に基づき、前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していると判定されると、該アプリケーションを起動させ、前記判定手段によって前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していないと判定されると、前記受信手段によって受信されたデータに含まれる複数のメッセージのうち、解析していないメッセージを前記解析手段によって解析させる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、受信した近距離無線通信に関連するデータに含まれる複数のメッセージの何れかを利用して、好適にアプリケーションを起動することができる。
一実施形態に係る通信装置100のハードウェアの構成例を示す図。 一実施形態に係る通信装置100のソフトウェアの構成例を示す図。 一実施形態に係るNDEFメッセージ300の一例を示す図。 一実施形態に係るNFCデータ400の一例を示す図。 一実施形態に係る通信装置100のアプリケーション自動起動のフローチャート。 一実施形態に係る通信装置100において画面表示されるエラーメッセージの一例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<通信装置のハードウェア構成>
以下では、図1乃至6を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態では、以下のケースを想定している。即ち、ユーザが通信装置100のNFC(Near Field Communication)リーダー107を画像形成装置のNFCにタッチし、画像形成装置からNFCデータを受け取る。通信装置100は、受け取ったNFCデータ内のNDEF(NFC Data Exchange Format)データに基づいて印刷アプリケーションA又はBを自動的に実行する。そして、当該アプリケーションがハンドオーバーを実行して印刷ジョブに関連する情報を印刷装置に送信する。即ち、本実施形態によれば、通信装置100は、外部装置である画像形成装置からNFCデータを受信し、当該NFCデータに従って対応するアプリケーションを起動する。起動されたアプリケーションは、近距離無線通信を介して、画像形成装置が提供するサービスを利用する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る通信装置100のハードウェア構成について説明する。通信装置100は、携帯型の通信端末、例えば、スマートフォンや情報処理端末、携帯電話機等であってもよい。通信装置100は、CPU101、RAM102、FlashROM103、マイク104、操作パネル105、LANI/F106、NFCリーダー107、及びスピーカ108を備える。
CPU101は、FlashROM103に記憶された制御プログラムを読み出して通信装置100全体の動作を統括的に制御する。また、FlashROM103には、データや各種プログラム、或いは各種情報テーブルを記憶する。RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等の一時領域として用いられる。操作パネル105は、操作画面や設定画面など、様々な種類の画面を表示する。また、操作パネル105は、タッチパネル機能を備え、ユーザがタッチ操作やドラッグ操作、フリック操作を行うことで様々な指示を通信装置100に入力することができる。
LANI/F106は、画像形成装置等の外部装置とLAN通信を実行する。例えば、CPU101の制御に応じてFlashROM103に保存されるデータを外部装置へ送信する。NFCリーダー107は、外部装置に備えられたNFCからNDEFを読み出す。この読み出し処理は、外部装置のNFCのNFC通信圏内に通信装置100のNFCリーダー107を位置させることで実行される。ここで、一般的にNFCの通信圏内は、数センチ〜10センチ程度の距離である。従って、ユーザがNDEFの読み出しを所望する場合、画像形成装置等の外部装置に備えられたNFCに対して通信装置100のNFCリーダー107をタッチする、又は、かざす操作をすることとなる。
マイク104は、外部からの音声データの入力ために使用される。当該音声データは、CPU101により処理される。スピーカ108は、CPU101によって処理された音声データを再生するために使用される。当該音声データは、FlashROM103に保存されたものであっても、LANI/F106から受け取ったものでもよい。また、それ以外の方法で生成されたデータであってもよい。
なお、通信装置100は、1つのCPU101が1つのメモリ(RAM102)を用いて後述する図5のフローチャートに示す処理を実行するものとするが、他の態様であってもよい。例えば、複数のCPUや複数のメモリを協働させて後述する図5のフローチャートに示す処理を実行するようにしてもよい。
<通信装置のソフトウェア構成>
次に、図2を参照して、通信装置100のソフトウェア構成について説明する。図2に示す各機能部は、CPU101がROM103やFlashROM103に記憶された制御プログラムを実行することによって実現される。
通信装置100は、操作制御部201、記憶部202、LAN通信部203、NFCリーダー制御部204、アプリケーション部205、及びアプリ(アプリケーション)ID管理部207を備える。操作制御部201は、操作パネル105を制御し、例えば操作パネル105に操作画面を表示したり、表示した操作画面を介したユーザの指示の入力を受け付けたりする。また、操作制御部201は、受け付けたユーザの指示を他の機能部に通知したり、受け付けたユーザの指示に応じて表示する操作画面を更新したりする。
記憶部202は、他の機能部からの指示により、指定されたデータをRAM102やFlashROM103に記憶したり、又は記憶しているデータを読み出したりする。また、後述するアプリケーション206とそれに対応するアプリID312と関連付けて管理する。関連付けられた情報は、ROM103又はHDDに格納される。
LAN通信部203は、LANI/F106が実行するLAN通信を制御する。NFCリーダー制御部204は、NFCリーダー107を制御する。アプリケーション部205は、複数のアプリケーションによって構成されている。本実施形態では、少なくとも1つ以上のアプリケーション206が存在するものとする。なお、アプリケーション部205にはその他の様々なアプリケーションが存在していてもよい。また、アプリケーション206は、公衆サーバーやオンプレミスサーバーなどに公開されており、LANI/F106などからサーバーにアクセスすることで通信装置100へインストール可能である。あるいは、アプリケーション206は、通信装置100に予めプレインストールされていてもよい。
<NDEFメッセージ>
次に、図3を参照して、本実施形態に係るNDEFメッセージ300の一例について説明する。NDEFメッセージ300は、通信装置100上のアプリケーションを起動するための起動レコード301と、アプリケーショが起動した後で処理を実行するためのデータが含まれるアプリ(アプリケーション)独自レコード302とから構成される。ここでいう通信装置100上のアプリケーションとは、アプリケーション206に限ったものではなく、アプリケーション部205に存在する可能性のある複数のアプリケーションの内の1つを指す。
起動レコード301は、当該NDEFメッセージを読み取った通信装置100に対して、アプリケーション206を起動させるための指示情報を格納している。さらに、起動レコード301は、少なくともヘッダ311とアプリID312とから構成される。ここにおいて、ヘッダ311には、起動レコードのヘッダ情報が格納され、起動レコード301がアプリケーションを起動させる役割を果たすレコードである旨を指示する情報となる。また、アプリID312には、通信装置100上のアプリケーションを特定するための情報が格納され、通信装置100は、アプリID312の情報に基づいて起動するアプリケーションを決定する。なお、起動レコード301は、NFCフォーラムにより定められたフォーマットの情報が格納されているものとする。
アプリ独自レコード302は、前述の通り、起動レコード301に基づいて通信装置100のアプリケーションが起動した後に、当該アプリケーションが目的の処理を実行するために必要となる情報を格納している。なお、アプリ独自レコード302は、アプリケーション毎にフォーマットを独自に規定できる。通信装置100は、当該アプリケーションの起動後に、アプリ独自レコード302を使用して所望の処理を実行する。例えば、当該アプリケーションに無線ハンドオーバーを実行させる場合には、前述のアクセスポイントのSSIDや当該アクセスポイントに設定されている認証方式、暗号方式、及びキーなどの情報が格納される。
<NFCデータ>
次に、図4を参照して、本実施形態に係る画像形成装置が保持するNFCデータ400の一例について説明する。NFCデータ400は、少なくとも1つ以上の複数のNDEFメッセージ300から構成される。図4では、アプリケーションAとアプリケーションBに対応する2つのNDEFメッセージ300a、300bがNFCデータ400に格納されている例を示す。本実施形態においては、通信装置100が外部装置からNFCデータ400を受け取る。また、通信装置100は、受け取ったNFCデータ400を一時的に記憶部202に記憶する。
なお、本実施形態において、NFCデータ400に対して2つのNDEFメッセージが含まれる理由は、以下の通りである。画像形成装置が印刷機能を提供するアプリケーションA又はアプリケーションBに対応している場合、いずれかのアプリケーションを自動起動して無線ハンドオーバーを含む印刷機能を提供する。これにより、通信装置100にアプリケーションA又はアプリケーションBの少なくとも一方がインストールされていれば、画像形成装置の印刷機能を使用することが可能となる。つまり、このように複数のアプリケーションに対応するメッセージをそれぞれNFCデータ400に含ませることにより、相手先(通信装置)の仕様に応じてNFCデータを切り替える必要がなくなる。これにより、画像形成装置においては、処理負荷を低減し、メモリ資源を効率的に利用することができる。
<処理手順>
次に、図5を参照して、本実施形態に係る通信装置100のアプリケーション自動起動の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、通信装置100が外部端末から受信したNFCデータに基づいてアプリケーションを自動起動させる処理と、例外発生時の処理との流れを示す。また、以下で説明する処理は、通信装置100のCPU101がFlashROM103に格納された制御プログラムをRAM102に読み出して実行することにより実現される。
まずS501で、NFCリーダー制御部204は、NFCリーダー107に対してリードが発生し、NFCリーダー107を介してNFCデータ400を受信したか否かを判定する。本処理は、例えば、ユーザが画像形成装置に対して通信装置100をタッチすることで発生する。リードが発生していない場合(S501にてNo)には、本判定処理を繰り返すことで、通信装置100がNFCデータ400を受信するまで待機する。なお、NFCデータ400のデータが空であった場合にも、リードが発生していないもの判断してもよい。
NFCデータを取得するとS502に進み、NFCリーダー制御部204は、NDEFメッセージの解析処理を実行する。ここでは、NFCデータに含まれる複数のNDEFメッセージのうち、1つのメッセージについて解析する。なお、複数のNDEFメッセージからいずれのメッセージを解析するかの選択は、例えば、レコード順に行う方法でもよい。続いて、S503で、NFCリーダー制御部204は、当該解析結果に基づき、NDEFメッセージの解析が成功したか否かを判定する。ここでは、NFCリーダー制御部204は、アプリケーションの自動起動を指示するNDEFメッセージであるか否かを、起動ヘッダ511を参照することによって判定する。ここで、NDEFメッセージ300の解析処理が成功した場合にはS504に進み、そうでない場合はS509に進む。
S504で、NFCリーダー制御部204は、記録部202が保持するアプリIDが管理された情報内に、受信したアプリID312に対応するアプリケーションが存在するか否かを判定する。対応するアプリケーションが存在する場合にはS505に進み、そうでない場合はS509に進む。本実施形態においては、通信装置100にアプリケーションA又はアプリケーションBがインストールされていれば、対応するアプリケーションが存在すると判定する。
NDEFメッセージ300の解析に失敗した場合又は受信したアプリID312に対応するアプリケーション206が存在しない場合、S509で、NFCリーダー制御部204は、次のNDEFメッセージ300が存在するか否かを判定する。ここで、次のNDEFメッセージ300が存在すれば、そのNDEFメッセージ300に対して改めて解析処理が実行される。次のNDEFメッセージ300が無い場合には、通信装置100が処理するデータが存在しないため、アプリケーションの自動起動に関する処理を終了する。本実施形態においては、通信装置100にアプリケーションA又はアプリケーションBがインストールされていない場合が該当する。
受信したアプリID312に合致するアプリケーション206が存在する場合、S505で、NFCリーダー制御部204は、アプリケーション部205に対して当該アプリケーションが起動済みであるか否かを確認する。アプリケーションが実行済みである場合にはS506に進み、NFCリーダー制御部204は、アプリケーション部205に指示し、当該アプリケーション206に対してアプリケーションの動作に必要な情報であるアプリ独自レコード302を渡す。これにより、本実施形態においては、アプリケーションA又はアプリケーションBがアプリ独自レコード302に格納された情報に基づいて無線ハンドオーバーを実施し、画像形成装置に対して印刷が実行される。
一方、当該アプリケーション206が実行されていない場合はS507に進み、NFCリーダー制御部204は、当該アプリケーション206を起動させる。続いて、S508で、NFCリーダー制御部204は、当該アプリケーションの起動に成功したか否かを判定する。起動に成功した場合はS506に進み、NFCリーダー制御部204は、アプリケーション部205に指示し、当該アプリケーション206に対して、処理に必要な情報であるアプリ独自レコード302を渡す。ここでは、当該レコードより前に記載された情報(読み飛ばしたレコード)は当該アプリケーションには渡さない。読み飛ばしたレコードとは、解析したものの対応するアプリケーションを保持していなかったメッセージのレコードに相当する。当該アプリケーションの起動に失敗した場合にはS510に進み、NFCリーダー制御部204は、通信装置100がNFCデータを処理できないため、アプリケーションの自動起動に失敗した旨の図6に示すエラーメッセージを操作パネル105等に出力し、処理を終了する。ただし、このエラーメッセージの出力は実行されなくともよい。図6に示すように、通信装置100は、エラーメッセージとして、操作パネル105に当該エラーメッセージを含むメッセージ600を表示していもよい。なお、ここでは、エラーメッセージを画面表示する例について説明したが、音声出力によってエラーメッセージを出力してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る通信装置は、近距離無線通信を介して外部装置から、複数のアプリケーションのそれぞれに対応するメッセージを含む、近距離無線通信に関連するデータを受信する。さらに、本通信装置は、受信したデータに含まれる複数のメッセージのうちの1つを解析し、解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していればアプリケーションを起動させ、保持していなければ解析していない他のメッセージを解析する。このように、本実施形態によれば、解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していなくとも、同時に受信した他のメッセージに対応するアプリケーションを保持していれば当該アプリケーションを起動することができる。つまり、本実施形態によれば、複数のNDEFメッセージを含むNFCデータを受信した場合に、メッセージごとエラー終了することなく、NFCデータ全体で有効なメッセージがあればエラー終了することなく、その後の動作を継続して実行することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態において、通信装置100にアプリケーション206が存在しない場合にはエラーにせず、LANI/F106を介して公衆サーバーに対してアプリケーション206の取得を実行してもよい。なお、公衆サーバーに限らずオンプレミスサーバー等の他の外部サーバーであってもよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100:通信装置、105:操作パネル、404:NFCデータ、600:エラー表示

Claims (12)

  1. 近距離無線通信が可能な通信装置であって、
    前記近距離無線通信を介して外部装置から、複数のアプリケーションのそれぞれに対応するメッセージを含む、該近距離無線通信に関連するデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたデータに含まれる複数のメッセージのうちの1つを解析する解析手段と、
    前記解析手段の解析結果に基づき、前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していると判定されると、該アプリケーションを起動させ、前記判定手段によって前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していないと判定されると、前記受信手段によって受信されたデータに含まれる複数のメッセージのうち、解析していないメッセージを前記解析手段によって解析させる制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記メッセージは、前記対応するアプリケーションを起動するための情報を含む起動レコードと、起動したアプリケーションが使用する情報を含むアプリ独自レコードとを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記起動レコードには、ヘッダ情報と、アプリIDとが含まれ、
    前記解析手段は、前記アプリIDを参照して、対応するアプリケーションを判断することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを起動させると、該アプリケーションに前記メッセージに含まれる前記アプリ独自レコードの情報を渡すことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記解析手段は、さらに、
    解析するメッセージがアプリケーションの起動に関連するメッセージであれば、該メッセージを解析し、解析するメッセージがアプリケーションの起動に関連するメッセージでなければ、他の解析していないメッセージを解析することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、アプリケーションを起動させることなく、前記解析手段によって解析していないメッセージが無くなった場合には、エラーメッセージを出力することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記制御手段は、前記判定手段によって前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していると判定された場合であって、かつ、該アプリケーションの起動に失敗した場合には、エラーメッセージを出力することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の通信装置。
  8. 前記解析手段は、
    前記受信手段によって受信されたデータに含まれる複数のメッセージのうちの1つを解析する際に、該データのレコード順に、解析するメッセージを選択することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記判定手段によって前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していないと判定されると、外部から対応するアプリケーションを取得できる場合は該アプリケーションを取得して起動し、外部から対応するアプリケーションが取得できない場合は、解析していないメッセージを前記解析手段によって解析させることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の通信装置。
  10. 前記外部装置は、画像形成装置であり、
    前記起動されたアプリケーションは、前記近距離無線通信を介して、前記画像形成装置が提供するサービスを利用することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
  11. 近距離無線通信が可能な通信装置の制御方法であって、
    受信手段が、前記近距離無線通信を介して外部装置から、複数のアプリケーションのそれぞれに対応するメッセージを含む、該近距離無線通信に関連するデータを受信する受信工程と、
    解析手段が、前記受信工程で受信されたデータに含まれる複数のメッセージのうちの1つを解析する解析工程と、
    判定手段が、前記解析工程の解析結果に基づき、前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持しているか否かを判定する判定工程と、
    制御手段が、前記判定工程で前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していると判定されると、該アプリケーションを起動させ、前記判定工程で前記解析したメッセージに対応するアプリケーションを保持していないと判定されると、前記受信工程で受信されたデータに含まれる複数のメッセージのうち、解析していないメッセージを解析する制御工程と
    を実行することを特徴とする通信装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の通信装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるための該コンピュータで読み取り可能なプログラム。
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