JP2015144402A - 車載装置及び車載装置の制御方法 - Google Patents

車載装置及び車載装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を損なうことなく、通信に必要な情報を取得することができる車載装置及び車載装置の制御方法を提供する。【解決手段】車載装置100は、携帯端末200と無線通信する車載装置100であって、携帯端末200に搭載されたオペレーティングシステムを判別する判別部1132と、判別部1132によりオペレーティングシステムを判別した携帯端末200の識別情報、及び当該携帯端末200のオペレーティングシステムの情報をメモリ部124に保存して保持する保持部1133と、を備える。車載装置100は、携帯端末200のオペレーティングシステムに応じた通信を携帯端末200とする場合、携帯端末200のオペレーティングシステムをメモリ部124に保存した情報に基づいて特定する。【選択図】図5

Description

本発明は、車載装置及び車載装置の制御方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2013−115769号公報(特許文献1)がある。この公報には、「車載装置200と携帯情報端末100が連携するシステム300は、携帯情報端末100が有する複数のアプリケーションのうちの登録される少なくとも1つの登録アプリケーション221、222、223、224、22、231、232、233、234の使用を制限するデータ制御部310と、車載装置200を有する車両の状況に応じて少なくとも1つの登録アプリケーションが使用可能な場合(例えば車両が停車中である場合)、使用可能な登録アプリケーションの表示(例えば画面230等)を車載装置200の表示部210に出力するデータ出力部320と、を備える」と記載されている。
特開2013−115769号公報
特許文献1に記載された車載装置において、例えば、携帯電話機との間で、携帯電話機に搭載されたオペレーティングシステム(以下、OSと略記する)に応じた通信を行うためには、OSの種類を事前に知る必要がある。ユーザに対して、通信相手の携帯電話機のOSに関する情報を車載装置に与える操作を要求することが考えられるが、これではユーザにとって使い勝手がよいとはいえない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を損なうことなく、通信に必要な情報を取得することができる車載装置及び車載装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様の車載装置は、外部機器と無線通信する車載装置において、前記外部機器に搭載されたオペレーティングシステムを判別する判別部と、前記判別部によりオペレーティングシステムを判別した外部機器の識別情報、及び当該外部機器のオペレーティングシステムの情報を保持する保持部と、を備え、前記外部機器のオペレーティングシステムに応じた通信を前記外部機器とする場合、前記外部機器のオペレーティングシステムを前記保持部に保持した情報に基づいて特定することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの利便性を損なうことなく、通信に必要な情報を取得することができる。
システム構成の一例を示す図である。 車載装置と携帯端末とのハードウェア構成の一例を示す図である。 UUID管理テーブルの一例を示す図である。 機器情報管理テーブルの一例を示す図である。 車載装置と携帯端末との制御部の備える機能ブロックの一例を示す図である。 ペアリング時における車載装置−携帯端末間の信号の送信タイミングを表した図である。 車載装置の制御部の処理手順を示すフローチャートである。 車載装置の表示部に表示される携帯端末の設定画面の一例を示す図である。 OS特定処理の詳細を示すフローチャートである。 車載装置と携帯端末との制御部の備える機能ブロックの一例を示す図である。 UUID管理テーブルの一例を示す図である。 ペアリング時における車載装置−携帯端末間の信号の送信タイミングを表した図である。 OS特定処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、車載装置及び車載装置の制御方法の実施形態について、図1〜図13を参照しながら詳細に説明する。図1には、車載装置を有する車載情報システムのシステム構成の一例を示す。図1に示す車載情報システムは、車両に搭載された車載装置100と外部機器としての携帯端末200とが近距離無線通信及び映像・音声ケーブル50を介した有線通信で互いに接続されている。また、携帯端末200は、携帯電話回線網等を介して、ネットワーク300上のサーバ装置400とデータ通信を行う。車載装置100は、車両内に固定されており、例えば、車両のインストルメントパネル内などに設置されている。携帯端末200は、ユーザが持ち運び可能な携帯型の情報端末であり、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の多機能情報端末である。なお、車載装置100と携帯端末200との間で行われる近距離無線通信には、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)を用いることができる。また、映像・音声ケーブル50を介した有線通信には、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)を用いることができる。
サーバ装置400は、携帯端末200に対してニュース、渋滞予測を始めとする交通情報、楽曲、映像などのコンテンツを提供する。サーバ装置400は、ハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を有し、サーバを所定のプログラムに従って制御する制御装置、ディスプレイやタッチパネルからなる表示装置、キーボードやマウスからなる入力装置、ネットワークへ接続する通信装置、コンテンツを格納する記憶装置等を備える。携帯端末200は、サーバ装置400から取得したコンテンツを映像・音声ケーブル50や、近距離無線通信により車載装置100に送り、車載装置100の表示部121(図2参照)に表示させることができる。
図2は、車載装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図、及び携帯端末200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。車載装置100は、制御部110と、表示部121と、操作部122と、音声出力部123と、メモリ部124と、近距離無線通信部125と、映像・音声信号入力部126とを備える。
車載装置100の制御部110は、マイクロプロセッサや周辺回路、RAM、ROM等を備えており、メモリ部124に記録されている制御プログラムに基づいて各種の処理を実行する。制御部110が行う処理により、各種の画像表示処理や音声出力処理などが実行される。
表示部121は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の液晶モニタである。操作部122は、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作情報を制御部110に出力する。制御部110は、操作部122から入力した操作情報に応じた処理を行う。なお、表示部121をタッチパネル式の表示モニタとすることにより、表示部121と操作部122とを一体化した構成としてもよい。操作部122が入力した操作内容は制御部110へ出力され、制御部110が行う処理に反映される。
音声出力部123は、アンプ、スピーカ等を備え、制御部110の制御によって各種の音声を出力することができる。例えば、携帯端末200から送信された音楽データを再生した音楽や、車両を目的地まで誘導するための誘導音声などが音声出力部123から出力される。
メモリ部124は、不揮発性の記憶装置であり、例えばHDD(ハードディスクドライブ)やフラッシュメモリ等によって実現される。メモリ部124には、例えば、制御部110において用いられる制御プログラムなど、各種のデータが記憶されている。また、メモリ部124には、図3に示すUUID(Universally Unique Identifier)管理テーブルが保存されている。UUID管理テーブルは、携帯端末200にインストールされるOSやアプリケーションと、UUIDとの対応を管理するテーブルである。携帯端末200にインストールされるOSや、OS上で動作するアプリケーションには、それぞれ値の異なるUUIDが割り当てられている。すなわち、UUIDの値が分かれば、OSやアプリケーションを特定することができる。OSは、例えば、アップルインコーポレイテッド社の提供するiOS(登録商標)や、Google社の提供するAndroid(登録商標)が該当する。また、アプリケーションは、特定のOS上で動作するソフトウェアであるため、アプリケーションを特定することで、携帯端末200にインストールされているOSを特定することができる。
また、メモリ部124には、図4に示す機器情報管理テーブルが保存されている。機器情報管理テーブルは、ペアリング処理により登録されたブルートゥース対応機器(携帯端末200等)の機器情報を登録したテーブルである。機器情報管理テーブルには、ブルートゥースアドレス(機器識別情報)、フレンドリーネーム、リンクキー、OS情報等がブルートゥース対応機器ごとに登録される。なお、ペアリング処理とは、近距離無線通信に対応する機器間で、データを相互に送受信する通信相手を認識するための接続処理をいう。また、ブルートゥースアドレスは、各ブルートゥース対応機器に固有のアドレスであり、各ブルートゥース対応機器を識別する識別情報として使用される。フレンドリーネームは、ユーザが任意に設定できるブルートゥース対応機器の名前である。リンクキーは、2回目以降の通信の際の認証に使用される情報であり、ペアリング処理の際にユーザが入力したパスキーから生成される。OS情報もペアリング処理の際に機器情報管理テーブルに登録される情報であり、対応するブルートゥース対応機器に搭載されたOSを識別する識別情報である。
近距離無線通信部125は、アンテナ、ベースバンドプロセッサ及びフラッシュメモリ等によって構成され、制御部110の制御により、携帯端末200との間で近距離無線通信を行う。例えば、制御部110から出力された情報を所定の形式の無線信号に変換して携帯端末200に送信したり、携帯端末200から出力される所定の形式の無線信号を受信して制御部110へ出力したりする。
映像・音声信号入力部126は、映像・音声ケーブル50を介して携帯端末200から入力される映像信号と音声信号を画面表示用の映像データと音声出力用の音声データとにそれぞれ変換し、制御部110へ出力する。映像・音声信号入力部126から映像データと音声データとが出力されると、制御部110は、表示部121を制御してその映像データに基づく画面を表示部121に表示させる。また、制御部110は、音声出力部123を制御してその音声データに基づく音声を音声出力部123に出力させる。
次に、携帯端末200のハードウェア構成について説明する。携帯端末200は、制御部210と、表示部221と、操作部222と、音声出力部223と、メモリ部224と、近距離無線通信部225と、映像・音声信号出力部226と、通信部227とを備える。
携帯端末200の制御部210は、車載装置100の制御部110と同様にマイクロプロセッサや周辺回路、RAM、ROM等によって構成されており、メモリ部224に記録されている制御プログラムに基づいて各種の処理を実行する。
表示部221は、タッチパネル式の表示モニタである。操作部222は、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作情報を制御部210に出力する。制御部210は、操作部222から入力した操作情報に応じた処理を行う。なお、表示部221をタッチパネル式の表示モニタとすることにより、表示部221と操作部222とを一体化した構成としてもよい。操作部222が入力した操作内容は制御部210へ出力され、制御部210が行う処理に反映される。
音声出力部223は、アンプ、スピーカ等を有しており、制御部210の制御によって各種の音声を出力することができる。例えば、携帯端末200を用いて通話を行ったときには、通話相手の音声が音声出力部223から出力される。
メモリ部224は、車載装置100のメモリ部124と同様の不揮発性の記憶装置であり、制御部210の処理において利用するための各種のデータが記憶されている。このメモリ部224には、ユーザが入手した様々なアプリケーションが記憶されている。ユーザは、メモリ部224に記憶された各種アプリケーションの中からいずれかを選択して制御部210に実行させることにより、様々な機能を携帯端末200において実現することができる。
近距離無線通信部225は、車載装置100の近距離無線通信部125と同様に、制御部210の制御により、車載装置100との間で近距離無線通信を行う。
映像・音声信号出力部226は、制御部210により生成された映像と音声を、例えば、HDMI等の所定の通信規格に応じた映像信号と音声信号にそれぞれ変換し、映像・音声ケーブル50を介して車載装置100へ出力する。この映像信号と音声信号が車載装置100において映像・音声信号入力部126に入力されると、携帯端末200において表示部221に表示されるのと同一の映像が車載装置100の表示部121にも表示される。また、携帯端末200において音声出力部223から出力されるのと同一の音声が車載装置100の音声出力部123からも出力される。
通信部227は、携帯端末回線網を介して外部のネットワークとデータ通信や、他の携帯電話との通話等を可能にする。
図5は、車載装置100の制御部110が果たす各機能のうち近距離無線通信部125を制御する部分を示す図、及び携帯端末200の制御部210が果たす各機能のうち近距離無線通信部225を制御する部分を示す図である。なお、各機能は、例えば制御部110を構成するCPU等のハードウェアと、例えばメモリ部124に記憶された制御プログラムとの協働によって実現される。図5に示す構成では、車載装置100がマスターデバイス、携帯端末200がスレーブデバイスとして機能するものとする。また、図示を省略するが、車載装置100の近距離無線通信部125と、携帯端末200の近距離無線通信部225とは、ブルートゥースによるペアリングに際してマスターデバイス及びスレーブデバイスのいずれにもなり得るように同じ機能を備えているものである。
車載装置100の制御部110は、マスターデバイスとして、スレーブデバイス探索部111と、スレーブデバイス情報表示制御部112と、SDP(service discovery protocol)要求部113と、接続確立部114とを備える。一方、携帯端末200の制御部210は、デバイス識別情報送信部211と、SDP応答部212と、接続確立部213とを備える。
スレーブデバイス探索部111は、ブルートゥースによる通信可能範囲内に存在するスレーブデバイスを探索する。スレーブデバイス探索部111は、近距離無線通信可能な領域内に問い合わせ信号を送出して、スレーブデバイスを探索する。スレーブデバイス探索部111は、スレーブデバイスから応答信号を受信すると、受信した応答信号に含まれるスレーブデバイスの識別情報をスレーブデバイス情報表示制御部112に渡す。スレーブデバイス情報表示制御部112は、スレーブデバイス探索部111により発見されたスレーブデバイスの識別情報を表示部121に表示させる。
SDP要求部113は、プロファイル要求部1131と、判別部1132と、保持部1133とを備え、ブルートゥースに準拠したSDPによるサービス検索処理によりサポートしているサービスを、スレーブデバイスとの間で通知し合う。
プロファイル要求部1131は、表示部121に表示されたスレーブデバイスのうち、ユーザにより選択されたスレーブデバイスに対して、自デバイスがサポートするプロファイルを送信する。また、プロファイル要求部1131は、ユーザにより選択されたスレーブデバイスに対して、このスレーブデバイスがサポートするプロファイルの取得要求を送信する。プロファイル要求部1131は、スレーブデバイスからプロファイルを受信すると、受信したプロファイルを保持部1133と判別部1132とに渡す。保持部1133は、プロファイル要求部1131から渡されたプロファイルをメモリ部124に保存する。
判別部1132は、携帯端末200に搭載されたオペレーティングシステムを判別する。判別部1132は、携帯端末200を認証して無線通信を確立した後、OSごとの特有の通信でそれぞれに携帯端末200と通信する。判別部1132は、携帯端末200から応答が得られた場合に、この応答が得られた通信に対応するOSが携帯端末200にインストールされていると判定して、判定したOSの情報をメモリ部124に保存する。
判別部1132の処理について具体的に説明する。判別部1132は、まず、プロファイル要求部1131から、スレーブデバイスがサポート可能なプロファイルを取得する。判別部1132は、取得したプロファイルを使用して、スレーブデバイスが、特定のサービスをサポートしているか否かを判別する。特定のサービスとは、スレーブデバイスにインストールされたOSに応じて、スレーブデバイスとの接続処理が異なるサービスであり、一例として、SPP(Serial Port Profile)が挙げられる。例えば、携帯端末200にインストールされたOSがiOSである場合、SPPにおいてデータフォーマット等を独自に規定したiAPというプロトコルによって携帯端末200との通信を確立する必要がある。また、携帯端末200にインストールされたOSがAndroidである場合には、通常のSPPにより携帯端末200との通信を確立する。なお、接続処理には、接続手順であるプロトコルや、データフォーマット等が含まれる。
次に、判別部1132は、ブルートゥースに準拠したSDPに基づく通信によりOSを判別する。具体的には、判別部1132は、図3に示すUUID管理テーブルからUUIDを選択して取得し、取得したUUIDを含むSDPのパケットを生成する。そして、判別部1132は、生成したSDPのパケットを含む問い合わせ信号を生成してスレーブデバイスに送信する。上述したOSごとの特有の通信とは、UUID管理テーブルに登録された、OS又はアプリケーションの識別情報であるUUDIが含まれるSDPパケットを生成して、携帯端末200に送信する処理を示す。判別部1132は、スレーブデバイスから、SDPのパケットに対する応答信号を受信した場合には、スレーブデバイスに送信したUUIDの示すOS又はアプリケーションがスレーブデバイスに搭載されていると判定する。判別部1132は、特定したスレーブデバイスのOS情報を保持部1133に渡す。保持部1133は、判別部1132から渡されたOS情報をメモリ部124に保存する。接続確立部114は、判別部1132により判別されたOS情報を使用して、ユーザにより選択されたスレーブデバイスとの近距離無線通信による接続を確立する。
一方、携帯端末200の制御部210は、デバイス識別情報送信部211、SDP応答部212、接続確立部213を有している。デバイス識別情報送信部211は、マスターデバイス(車載装置100)から問い合わせ信号を受信すると、自デバイスをマスター側に認識させるためのデバイス識別情報を含む応答信号をマスターデバイスに送信する。このデバイス識別情報には、少なくともブルートゥースアドレスが含まれ、この他にフレンドリーネームが含まれていてもよい。SDP応答部212は、SDPプロトコルによる、マスターデバイスからのプロファイルの取得要求により、自デバイスで利用可能なサービスを示すプロファイルをマスターデバイスに送信する。また、SDP応答部212は、SDPプロトコルによりマスターデバイスから通知される、マスターデバイスの備えるプロファイルを受信し、受信したプロファイルをメモリ部224に保存する。また、SDP応答部212は、自デバイスに搭載されたOSのUUDIと同一のUUIDを含むSDPのパケットを受信すると、マスターデバイスに対して応答信号を返信する。接続確立部213は、マスターデバイスとの近距離無線通信による接続を確立する。
図6は、ペアリング時における車載装置100−携帯端末200間の信号の送信タイミングを表した図である。なお、この図の説明では、車載装置100をマスターデバイス100と呼び、携帯端末200をスレーブデバイス200と呼ぶ。車載装置100と携帯端末200とがユーザの操作に基づいてペアリングモード(701、702)にセットされると、マスターデバイスである車載装置100は、近距離無線通信可能な領域内に問い合わせ信号(704)を送出して、スレーブデバイス200を探索(703)する。スレーブデバイスである携帯端末200は、問い合わせ信号を受信すると、自身のデバイス識別情報を含む応答信号(706)をマスターデバイス100に対する応答(705)として送信する。デバイス識別情報には、少なくともブルートゥースアドレスが含まれ、この他にフレンドリーネームが含まれていてもよい。
マスターデバイス100は、応答信号を受信することで、スレーブデバイス200を検出(707)する。スレーブデバイス200を検出したマスターデバイス100は、検出したスレーブデバイス200を認証する(708、709)。マスターデバイス100は、スレーブデバイス200に認証要求を送信する(710)。スレーブデバイス200は、ユーザにより入力されたPINコード(Personal Identification Number)を使用してリンクキーを生成し、生成したリンクキーをマスターデバイス100に送信する(711)。マスターデバイス100は、スレーブデバイス200からリンクキーを受信すると、自分自身のPINコードからリンクキーを生成して、同じリンクキーが得られるか否かを判定することで認証を実行する。
認証に成功すると、マスターデバイス100は、スレーブデバイス200との間でプロファイルの交換(712)を行う。マスターデバイス100は、マスターデバイス100がサポートするサービスを示すプロファイルをSDPプロトコルにより送信する(713)。また、マスターデバイス100は、スレーブデバイス200に対して、プロファイルの送信要求をSDPプロトコルにより送信する(714)。プロファイルの送信要求を受信したスレーブデバイス200は、送信要求に対する応答(715)として、スレーブデバイス200のサポートするサービスを示すプロファイルをマスターデバイス100に送信する(716)。
スレーブデバイス200のプロファイルを受信したマスターデバイス100は、受信したプロファイルにより、スレーブデバイス200のサポートするサービスに、スレーブデバイス200にインストールされたOSによって接続処理が異なるサービスが含まれるか否かを判定する。例えば、スレーブデバイス200が、SPP(Serial Port Profile)のサービスをサポートしているか否かを判定する。SPPをサポートしていると判定すると、マスターデバイス100は、スレーブデバイス200に搭載されたOSを判別するOS判別処理を行う(717)。まず、マスターデバイス100は、メモリ部124のUUID管理テーブルを参照して、UUID管理テーブルに登録されたUUIDを1つ選択し、選択したUUIDを含むSDPのパケットを生成する。マスターデバイス100は、生成したSDPのパケットを含む問い合わせ信号を生成してスレーブデバイス200に送信する(718)。スレーブデバイス200は、受信したSDPのパケットに含まれるUUIDが、自身にインストールされたOS又はアプリケーションのUUIDではない場合には、問い合わせ信号に対する応答を行わない。マスターデバイス100は、所定時間待機しても、スレーブデバイス200から応答信号を受信することができない場合、UUID管理テーブルから別のUUIDを選択する。マスターデバイス100は、選択したUUIDを含むSDPのパケットを生成して、SDPのパケットを含む問い合わせ信号をスレーブデバイス200に送信する(719)。スレーブデバイス200は、SDPのパケットに含まれるUUIDが、自身にインストールされたOSのUUIDであった場合、応答(720)として、応答信号をマスターデバイス100に送信する(721)。
マスターデバイス100は、スレーブデバイス200から応答信号を受信した場合、スレーブデバイス200に送信したUUIDの示すOS又はアプリケーションがスレーブデバイス200にインストールされていると判定する。マスターデバイス100は、特定したOS情報をメモリ部124に保存する(722)。OS情報を保存したマスターデバイス100は、OS情報を用いてスレーブデバイス200とのSPP通信を開始する(723)。
次に、車載装置100の制御部110の処理手順について、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、本フローは、図8に示す機器設定画面の追加ボタンが押下されて、車載装置100とブルートゥースによる通信を行う携帯端末200を追加する操作がなされ、追加される携帯端末200と車載装置100とがユーザ操作によりペアリングモードにセットされることで処理が開始される。制御部110は、まず、ブルートゥース対応機器を探索するため、近距離無線通信部125を起動させて、近距離無線通信部125に問い合わせ信号を送出させる(ステップS1)。制御部110は、近距離無線通信が可能な機器からの応答がない場合には(ステップS2/NO)、ステップS1の処理に戻る。また、ブルートゥース対応機器である携帯端末200から、デバイス識別情報を含む応答信号を受信した場合(ステップS2/YES)、制御部110は、応答信号を受信した機器の一覧を表示部121に表示させる。デバイス識別情報には、ブルートゥースアドレスとフレンドリーネームとが含まれ、表示部121には、例えばフレンドリーネームが表示される。
ユーザによって探索結果の一覧から所望の接続相手、すなわち、携帯端末200が選択されると、制御部110は、選択された携帯端末200に認証要求を送信する(ステップS3)。携帯端末200は、ユーザにより入力されたPINコード(Personal Identification Number)を使用してリンクキーを生成し、生成したリンクキーを車載装置100に送信する。制御部110は、携帯端末200からリンクキーを受信すると(ステップS4/YES)、自分自身のPINコードからリンクキーを生成して、同じリンクキーが得られるか否かを判定することで認証を実行する(ステップS5)。リンクキーの不一致により認証に失敗した場合(ステップS5/NO)、制御部110は、認証に失敗した旨を携帯端末200に送信し(ステップS6)、ステップS1からの処理を繰り返す。また、リンクキーの一致により認証に成功すると(ステップS5/YES)、制御部110は、リンクキーと、携帯端末200から受信したブルートゥースアドレス及びフレンドリーネームとをメモリ部124に保存する(ステップS7)。この後、車載装置100は、携帯端末200との間の近距離無線通信が可能となる。
次に、制御部110は、OS判別処理を行う(ステップS8)。OS判別処理の詳細については、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。OS判別処理が終了すると、制御部110は、判別した携帯端末200のOS種別をメモリ部124に保存して、処理を終了する。
次に、図9に示すフローチャートを参照しながらOS判別処理の詳細について説明する。OS判別処理では、まず、制御部110は、車載装置100がサポートするサービスのプロファイルを含むSDPのパケットを携帯端末200に送信する(ステップS11)。次に、制御部110は、携帯端末200のサポートするサービスを示すプロファイルの送信を、携帯端末200に要求する(ステップS12)。次に、制御部110は、携帯端末200からプロファイルを受信したか否かを判定する(ステップS13)。プロファイルを受信していない場合(ステップS13/NO)、制御部110は、プロファイルを受信するまで待機する。また、プロファイルを受信した場合(ステップS13/YES)、制御部110は、受信したプロファイルにより、携帯端末200がSPPをサポートしているか否かを判定する(ステップS14)。携帯端末200がSPPをサポートしていない場合(ステップS14/NO)、制御部110は、このOS判別処理を終了する。また、携帯端末200がSPPをサポートしている場合(ステップS14/YES)、制御部110は、携帯端末200のOS情報がメモリ部124に保存されているか否かを判定する(ステップS15)。OS情報がメモリ部124に保存されている場合(ステップS15/YES)、制御部110は、メモリ部124に保存されたOS情報を読み出して、携帯端末200とのSPPによる通信を準備する(ステップS20)。
ステップS15において、OS情報がメモリ部124に保存されていない場合(ステップS15/NO)、制御部110は、iOSのUUIDをUUID管理テーブルから取得し、iOSのUUIDを含むSDPのパケットを生成する。より具体的には、iOS特有のアプリケーション(厳密には、通信プロトコル)であるiAPを示すUUIDを含むSDPのパケットが生成される。制御部110は、生成したSDPのパケットを含む問い合わせ信号を生成して携帯端末200に送信する(ステップS16)。そして、制御部110は、所定時間(例えば、3秒)、携帯端末200からの応答を待機する(ステップS17)。携帯端末200から応答信号を受信した場合(ステップS17/YES)、制御部110は、携帯端末200にインストールされたOSをiOSと判定する(ステップS18)。制御部110は、携帯端末200のOS情報としてiOSを示す情報をメモリ部124に保存する(ステップS19)。
ステップS17において、所定時間待機しても、携帯端末200から応答信号を受信することができなかった場合(ステップS17/NO)、制御部110は、Android用アプリケーションのUUIDを含むSDPのパケットを生成する(ステップS21)。より具体的には、Android特有のアプリケーションであるAndroid用Smart Accessを示すUUIDを含むSDPのパケットが生成される。制御部110は、生成したSDPのパケットを含む問い合わせ信号を生成して携帯端末200に送信する(ステップS21)。そして、制御部110は、所定時間、携帯端末200からの応答を待機する(ステップS22)。携帯端末200から応答信号を受信した場合(ステップS22/YES)、制御部110は、携帯端末200にインストールされたOSをAndroidと判定する(ステップS23)。制御部110は、携帯端末200のOS情報としてAndroidを示す情報をメモリ部124に保存する(ステップS19)。また、所定時間を経過しても、携帯端末200から応答信号を受信することができなかった場合(ステップS22/NO)、制御部110は、この処理を終了させる。ステップS19において、OS情報をメモリ部124に保存すると、制御部110は、メモリ部124に保存したOS情報を読み出し、携帯端末200とのSPPによる通信を準備する(ステップS20)。車載装置100は、iOSを搭載した携帯端末200との間でSSPの通信を行う場合、iAPに基づくセッションを確立する必要があるので、その処理を行う。なお、SSPの通信を行うことで、例えば、車載装置100は、受け付けたユーザの操作に関する情報を携帯端末200に送信することができる。
車載装置100による認証に成功し、ブルートゥースアドレス、フレンドリーネーム及びOS情報がメモリ部124に保存された各携帯端末200(以下、認証済み機器)については、車載装置100がブルートゥース対応機器を再び探索する際、ユーザが選択可能なように識別情報が表示部121に表示される。ユーザによって何れかの認証済み機器が選択されると、ユーザに再度の認証を強いることのないように、制御部110は、選択された認証済み機器のOS情報をメモリ部124から読み出し、通信開始の準備をする。これは、例えば、制御部110は、ブルートゥース対応機器を探索しているときに認証済み機器の何れかがユーザによって選択された場合には、OS判別処理を実行することで実現できる。
以上の説明のように本実施形態は、携帯端末200との無線通信を確立した後に、OSごとに特有の通信でそれぞれに通信し、携帯端末200から応答が得られた通信に対応するOSの情報をメモリ部124に保存する。すなわち、携帯端末200にインストールされる可能性のあるOS及びアプリケーションのUUIDを予めメモリ部124に保存しておき、携帯端末200のOSの特定の際には、保存したUUIDの中から1つのUUIDを選択して携帯端末200に送信する。そして、携帯端末200から、携帯端末200に送信したUUIDに対する応答を受信した場合に、UUIDが示すOS又はアプリケーションが携帯端末200に搭載されていると特定している。従って、簡単な方法で、携帯端末200に搭載されているOS又はアプリケーションを特定することができる。
また、本実施形態は、携帯端末200に搭載されたOSを判別する判別部1132を備え、OSを判別した携帯端末200の識別情報と、携帯端末200のOS情報とを対応づけてメモリ部124に保存する。車載装置100は、携帯端末200のOSに応じた通信を携帯端末200と行う場合、携帯端末200のOSをメモリ部124に保存した情報に基づいて特定する。従って、ユーザの利便性を損なうことなく通信に必要な情報を取得し、携帯端末200との通信を行うことができる。
また、判別部1132は、ペアリング処理による認証に成功した場合に、携帯端末200にインストールされたOS又はアプリケーションを特定している。従って、ペアリングによる認証が実施されていない携帯端末200を車載装置100に接続してしまうことがない。
また、判別部1132は、ブルートゥースに準拠したSDPによるサービス検索処理により、OS又はアプリケーションを特定するので、既存の、且つOSに依存しないプロトコルを利用して携帯端末200に搭載されたOS又はアプリケーションを特定することができる。
また、判別部1132は、携帯端末200がSPPのサービスをサポートしている場合に、OS又はアプリケーションの判別を行う。従って、OSによって携帯端末200との接続処理が異なるサービスを携帯端末200がサポートしている場合に、携帯端末200のOS又はアプリケーションを特定する処理を実行することができる。
また、ペアリング処理によりペアリングされた携帯端末200の識別情報と、この携帯端末200にインストールされたOS情報とを対応付けてメモリ部124に保存していく。そして、メモリ部124に保存した機器識別情報(例えば、ブルートゥースアドレスやフレンドリーネーム)を表示部121に表示させ、ユーザにより携帯端末200が選択されると、選択された携帯端末200にインストールされたOSに応じた接続処理により選択された携帯端末200との無線通信を確立する。従って、ペアリング処理が終了した携帯端末200であれば、ペアリング処理を再度行うことなく、携帯端末200と無線通信を行うことができる。
車載情報システムの他の形態について、図10〜図13を参照しながら説明する。なお、本実施形態の車載装置100と携帯端末200とが備えるハードウェアの構成は、図2に示す構成と同一であるため、図示及びその説明を省略する。
図10は、本実施形態の車載装置100の制御部310が果たす各機能のうち、近距離無線通信部125を制御する部分、及び携帯端末200の制御部410が果たす各機能のうち近距離無線通信部225を制御する部分を示す図である。なお、制御部310が果たす各機能は、例えば制御部310を構成するCPU等のハードウェアと、例えばメモリ部124に記憶された制御プログラムとの協働によって実現される。同様に、制御部410が果たす各機能は、例えば制御部410を構成するCPU等のハードウェアと、例えばメモリ部224に記憶された制御プログラムとの協働によって実現される。
車載装置100の制御部310は、図5に示すSDP要求部113に代えて、要求部315を備えている。携帯端末200の制御部410は、SDP応答部212に代えて、サービス応答部412を備えている。要求部315は、サービス要求部3151と、保持部3152と、判別部3153とを備えている。
サービス要求部3151は、表示部121に表示されたスレーブデバイスのうち、ユーザにより選択されたスレーブデバイスに対して、自デバイスがサポートするサービスを特定する情報を送信する。サービスを特定する情報とは、スレーブデバイスとマスターデバイス、すなわち、ブルートゥース対応機器が、通信相手機のサポートするサービスを一意に特定することができる情報であり、例えば、上述したUUIDを例として挙げることができる。また、サービス要求部3151は、ユーザにより選択されたスレーブデバイスに対して、このスレーブデバイスがサポートするサービスを特定する情報の送信を要求する。サービス要求部3151は、スレーブデバイスからサービスを特定する情報を受信すると、受信したサービスを特定する情報を保持部3152と判別部3153とに渡す。保持部3152は、サービス要求部3151から渡されたサービスを特定する情報をメモリ部124に保存する。なお、本実施形態においてサービスには、少なくともプロファイル、プロトコル及びアプリケーションが含まれる。
判別部3153は、サービス要求部3151から、スレーブデバイスがサポート可能なサービスを特定する情報を取得する。判別部3153は、取得したサービスを特定する情報を使用して、当該のスレーブデバイスにインストールされたOSを特定する。
携帯端末200のサービス応答部412は、マスターデバイスから送信される、当該マスターデバイスのサポートするサービスを特定する情報を受信すると、受信したサービスを特定する情報をメモリ部224に保存する。また、サービス応答部412は、マスターデバイスから、携帯端末200がサポートするサービスを特定する情報の送信要求を受信すると、携帯端末200がサポートするサービスを特定する情報をマスターデバイスに送信する。
図11は、車載装置100のメモリ部124に保存されるUUID管理テーブルの一例を示す図である。本実施形態のUUID管理テーブルは、携帯端末200にインストールされるOS情報と、各OS上で動作するサービス名と、各サービスを特定するUUIDとが対応付けられて登録されている。図11に示すUUID管理テーブルには、OS情報として、iOSと、Androidとが登録されている。また、iOS上で動作するサービスとして、HFP(Hands-Free Profile)と、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)と、SPPにおいてデータフォーマット等を独自に規定したiAPのプロトコルとが登録されている。また、Android上で動作するサービスとして、HFPと、A2DPと、SPPにおいてデータフォーマット等を独自に規定したSmart Accessと、同じくSPPにおいてデータフォーマット等を独自に規定したPandoraとが登録されている。なお、HFPとA2DPとは、OSに関わらず、同一のUUIDが登録されている。また、図11に記載したUUIDは例示であり、厳密には、HFPのUUID及びA2DPのUUIDは夫々2バイトの情報であり、Smart AccessのUUIDは16バイトの情報である。また、図11に例示するUUID管理テーブルには、Android固有のUUIDとして、Smart AccessのUUID及びPandoraのUUIDの両方が規定されているが、何れか一方のみを規定するようにしてもよい。
図12は、ペアリング時における車載装置100−携帯端末200間の信号の送信タイミングを表した図である。なお、この図の説明では、車載装置100をマスターデバイス100と呼び、携帯端末200をスレーブデバイス200と呼ぶ。車載装置100と携帯端末200とがユーザの操作に基づいてペアリングモード(801、802)にセットされると、マスターデバイスである車載装置100は、近距離無線通信可能な領域内に問い合わせ信号(804)を送出して、スレーブデバイス200を探索(803)する。スレーブデバイスである携帯端末200は、問い合わせ信号を受信すると、自身のデバイス識別情報を含む応答信号(806)をマスターデバイス100に対する応答(805)として送信する。デバイス識別情報には、少なくともブルートゥースアドレスが含まれ、この他にフレンドリーネームが含まれていてもよい。
マスターデバイス100は、応答信号を受信することで、スレーブデバイス200を検出(807)する。スレーブデバイス200を検出したマスターデバイス100は、検出したスレーブデバイス200を認証する(808、809)。マスターデバイス100は、スレーブデバイス200に認証要求を送信する(810)。スレーブデバイス200は、ユーザにより入力されたPINコードを使用してリンクキーを生成し、生成したリンクキーをマスターデバイス100に送信する(811)。マスターデバイス100は、スレーブデバイス200からリンクキーを受信すると、自分自身のPINコードからリンクキーを生成して、同じリンクキーが得られるか否かを判定することで認証を実行する。
認証に成功すると、マスターデバイス100は、スレーブデバイス200に搭載されたOSを判別するOS判別処理を行う(812)。まず、マスターデバイス100は、マスターデバイス100のサポートするサービスを通知するSDPのパケット(813)を生成して、スレーブデバイス200に送信する。SDPは、通信相手の機器がどのようなサービスをサポートしているのかを検索するのに利用されるプロトコルである。SDPのパケットを受信したスレーブデバイス200は、受信したSDPのパケットからマスターデバイス100のサポートするサービスを特定する情報を取得し、取得したサービスを特定する情報をメモリ部224に保存する。次に、マスターデバイス100は、スレーブデバイス200のサポートするサービスを特定する情報の送信を要求するSDPのパケット(814)を生成して、スレーブデバイス200に送信する。SDPのパケットを受信したスレーブデバイス200は、応答として、スレーブデバイス200のサポートするサービスを特定する情報を含むSDPのパケット(816)を生成して、マスターデバイス100に送信する(815)。マスターデバイス100は、スレーブデバイス200から送信されたSDPのパケットを受信し、受信したSDPのパケットに含まれる、スレーブデバイス200のサポートするサービスを特定する情報を取り出してメモリ部124に保存する。また、マスターデバイス100は、スレーブデバイス200のサポートするサービスを特定する情報に、iOS固有のUUID又はAndroid固有のUUIDが含まれているか否かを判定して、スレーブデバイス200のOSを特定する。iOS固有のUUIDとは、例えば、図11に示すiAPのUUIDである。また、Android固有のUUIDとは、例えば、図11に示すSmart Access又はPandoraのUUIDである。マスターデバイス100は、特定したスレーブデバイスのOS情報をメモリ部124に保存(817)するとともに、OS情報を用いてスレーブデバイス200とのSPP通信を開始する(818)。
次に、車載装置100の制御部310の詳細な処理手順について説明する。なお、スレーブデバイスを検出し、検出したデバイスとペアリング処理を行う手順については、図7にて説明した通りであるため、以下では、OS判別処理の詳細について図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。
制御部310は、まず、車載装置100がサポートするサービスを含むSDPのパケットをペアリング処理によりペアリングしたブルートゥース対応機器である携帯端末200に送信する(ステップS31)。次に、制御部310は、携帯端末200のOS情報がメモリ部124に保存されているか否かを判定する(ステップS32)。メモリ部124にOS情報が保存されている場合(ステップS32/YES)、制御部310は、メモリ部124からOS情報を読み出してSPPによる通信を準備する(ステップS44)。また、メモリ部124にOS情報が保存されていない場合(ステップS32/NO)、制御部310は、携帯端末200のサポートするサービスを特定する情報の送信を要求するSDPのパケットを近距離無線通信部125により携帯端末200に送信する(ステップS33)。なお、制御部310は、SDPのパケットを近距離無線通信部125に渡して、当該パケットを携帯端末200に送信させる際に、iOSのUUIDを近距離無線通信部125に渡す。近距離無線通信部125は、携帯端末200から受信したSDPのパケットに、iOS固有のUUIDが含まれている場合には、このiOS固有のUUIDを制御部310に渡す。iOS固有のUUIDとは、例えば、図11に示すiAPのUUIDである。また、近距離無線通信部125は、携帯端末200から受信したSDPのパケットに、Android固有のUUIDが含まれている場合には、このAndroid固有のUUIDを制御部310には渡さない。例えば、図11に示すSmart AccessのUUIDや、PandoraのUUIDがSDPのパケットに含まれる場合、近距離無線通信部125は、これらのUUIDを制御部310には渡さない。近距離無線通信部125は、例えば、図11に示すHFPやA2DPのUUIDだけを制御部310に渡す。
制御部310は、近距離無線通信部125からサービスを特定する情報を入力したか否かを判定する(ステップS34)。サービスを特定する情報を入力していない場合(ステップS34/NO)、制御部310は、近距離無線通信部125からサービスを特定する情報を入力するまで待機する。また、近距離無線通信部125からサービスを特定する情報を入力した場合(ステップS34/YES)、制御部310は、近距離無線通信部125から入力した、携帯端末200のサポートするサービスを特定する情報をメモリ部124に保存する(ステップS35)。サービスを特定する情報をメモリ部124に保存すると、制御部310は、iOS固有のUUIDがメモリ部124に保存したサービスを特定する情報に含まれるか否かを判定する(ステップS36)。サービスを特定する情報に、iOS固有のUUIDが含まれる場合(ステップS36/YES)、制御部310は、携帯端末200に搭載されたOSをiOSと判定する(ステップS37)。例えば、メモリ部224にiAPのUUIDが保存されている場合には、制御部310は、携帯端末200のOSをiOSと判定する。また、メモリ部224に、HFPやA2DPのUUIDだけが保存されている場合には、制御部310は、携帯端末200のOSをiOSと判定する。携帯端末200のOSをiOSと判定した制御部310は、判定した携帯端末200のOS情報をメモリ部124に保存する(ステップS43)。
また、サービスを特定する情報に、iOS固有のUUIDが含まれていないと判定すると(ステップS36/NO)、制御部310は、再度、携帯端末200のサポートするサービスを特定する情報の送信を要求するSDPのパケットを携帯端末200に送信する(ステップS38)。なお、制御部310は、SDPのパケットを近距離無線通信部125に渡して、当該パケットを携帯端末200に送信させる際に、AndroidのUUIDを近距離無線通信部125に渡す。近距離無線通信部125は、携帯端末200から受信したSDPのパケットに、Android固有のUUIDが含まれている場合には、このAndroid固有のUUIDを制御部310に渡す。なお、Android固有のUUIDとは、例えば、図11に示すSmart AccessのUUIDや、PandoraのUUIDである。また、近距離無線通信部125は、携帯端末200から受信したSDPのパケットに、iOS固有のUUIDが含まれている場合には、このiOS固有のUUIDを制御部310には渡さない。例えば、図11に示すiAPのUUIDがSDPのパケットに含まれる場合、近距離無線通信部125は、このUUIDを制御部310には渡さない。近距離無線通信部125は、例えば、図11に示すHFPやA2DPのUUIDだけを制御部310に渡す。
次に、制御部310は、近距離無線通信部125からサービスを特定する情報を入力したか否かを判定する(ステップS39)。サービスを特定する情報を入力していない場合(ステップS39/NO)、制御部310は、近距離無線通信部125からサービスを特定する情報を入力するまで待機する。また、近距離無線通信部125からサービスを特定する情報を入力した場合(ステップS39/YES)、制御部310は、近距離無線通信部125から入力した、携帯端末200のサポートするサービスを特定する情報をメモリ部124に保存する(ステップS40)。サービスを特定する情報をメモリ部124に保存すると、制御部310は、Android固有のUUIDがメモリ部124に保存したサービスを特定する情報に含まれるか否かを判定する(ステップS41)。サービスを特定する情報に、Android固有のUUIDが含まれる場合(ステップS41/YES)、制御部310は、携帯端末200に搭載されたOSをAndroidと判定する(ステップS42)。例えば、メモリ部224にSmart AccessやPandoraのUUIDが保存されている場合には、制御部310は、携帯端末200のOSをAndroidと判定する。また、メモリ部224に、Smart AccessやPandoraのUUIDが保存されていない場合には、制御部310は、携帯端末200のOSを特定不可能としてこの処理を終了する。
ステップS37又はS42において携帯端末200のOSを特定し、ステップS43にて特定したOS情報をメモリ部124に保存すると、制御部310は、メモリ部124に保存したOS情報を読み出し、携帯端末200とのSPPによる通信を準備する(ステップS44)。車載装置100は、iOSを搭載した携帯端末200との間でSSPの通信を行う場合、iAPに基づくセッションを確立する必要があるので、その処理を行う。なお、SSPの通信を行うことで、例えば、車載装置100は、受け付けたユーザの操作に関する情報を携帯端末200に送信することができる。
車載装置100による認証に成功し、ブルートゥースアドレス、フレンドリーネーム及びOS情報がメモリ部124に保存された、認証済みの各携帯端末200は、車載装置100がブルートゥース対応機器を再び探索する際に、ユーザが選択可能なように識別情報が表示部121に表示される。ユーザによって何れかの認証済み機器が選択されると、ユーザに再度の認証を強いることのないように、制御部310は、選択された認証済み機器のOS情報をメモリ部124から読み出し、通信開始の準備をする。
以上、説明したように本実施形態は、携帯端末200に搭載されたOSを判別する判別部3153を備えている。判別部3153は、携帯端末200に無線通信を確立した後、携帯端末200から送信される、携帯端末200のサポートするサービスを特定する情報により携帯端末200のOSを判別する。判別部3153は、判別したOSの情報をメモリ部124に保持させる。従って、ユーザの利便性を損なうことなく通信に必要な情報を取得し、携帯端末200との通信を行うことができる。
また、メモリ部124には、携帯端末200の識別情報と、携帯端末200のOS情報とが対応づけられて保存されているので、車載装置100が、携帯端末200のOSに応じた通信を携帯端末200と行う場合に、携帯端末200のOSを特定することができる。従って、ユーザの利便性を損なうことなく通信に必要な情報を取得し、携帯端末200との通信を行うことができる。その他の効果については、先の実施形態と同様である。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、OSの例としてiOSとAndroidとを例に説明したが、OSはこれらに限定されるものではない。例えば、メモリ部124が、既存のブルートゥース対応機器の全て又は一部について、その識別情報(例えば、初期のフレンドリーネーム)と搭載されているOSとの対応関係を規定するテーブルを記憶しておき、判別部1132が、このテーブルを参照しつつ、通信しようとするブルートゥース対応機器から取得するフレンドリーネームに基づいて、ブルートゥース対応機器に搭載されているOSを特定するようにしてもよい。
また、ブルートゥースアドレスは、上位24ビットがブルートゥース対応機器の提供者ごとに割り当てられていることから、仮に一の提供者が1種類のOSのブルートゥース対応機器しか提供していない場合、メモリ部124が、これらの対応関係(例えば、ブルートゥースアドレスの上位24ビットに対して一つのOSの種類を紐付けるテーブルに記憶しておき、判別部1132が、このテーブルを参照しつつ、通信しようとするブルートゥース対応機器から取得するブルートゥースアドレスに基づいて、ブルートゥース対応機器に搭載されているOSを特定するようにしてもよい。
また、近距離無線通信の方式としてブルートゥースを例に挙げたが、この代わりに、Transfer Jet、Zigbee(登録商標)等のその他の方式を用いてもよい。
100 車載装置
110、310 制御部
111 スレーブデバイス探索部
112 スレーブデバイス情報表示制御部
113 SDP要求部
1131 プロファイル要求部
1132、3152 判別部
1133、3153 保持部
114、314 接続確立部
124、224 メモリ部
125 近距離無線通信部
200 携帯端末
210、410 制御部
211、411 デバイス識別情報送信部
212 SDP応答部
213、413 接続確立部
225 近距離無線通信部
315 要求部
3151 サービス要求部
412 サービス応答部

Claims (14)

  1. 外部機器と無線通信する車載装置において、
    前記外部機器に搭載されたオペレーティングシステムを判別する判別部と、
    前記判別部によりオペレーティングシステムを判別した外部機器の識別情報、及び当該外部機器のオペレーティングシステムの情報を保持する保持部と、を備え、
    前記外部機器のオペレーティングシステムに応じた通信を前記外部機器とする場合、前記外部機器のオペレーティングシステムを前記保持部に保持した情報に基づいて特定することを特徴とする車載装置。
  2. 前記判別部は、前記外部機器と無線通信を確立した後、前記外部機器から送信される、前記外部機器のサポートするサービスを特定する情報により前記外部機器のオペレーティングシステムを判別し、判別したオペレーティングシステムの情報を前記保持部に保持させることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記判別部は、前記外部機器と無線通信を確立した後、オペレーティングシステムごとに特有の通信でそれぞれに通信し、前記外部機器から応答が得られた通信に対応するオペレーティングシステムの情報を保持することを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  4. 前記保持部に保持されている外部機器をユーザ選択可能にする選択手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  5. 前記判別部は、前記外部機器と無線接続を確立した後、前記外部機器を認証し、前記外部機器の認証に成功した場合に、前記オペレーティングシステムを判別することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  6. 前記判別部は、Bluetooth(登録商標)に準拠したSDPに基づく通信により前記オペレーティングシステムを判別することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  7. 前記判別部は、Bluetooth(登録商標)に準拠したSPPに基づく通信が可能な場合に、前記オペレーティングシステムを判別することを特徴とする請求項1または3に記載の車載装置。
  8. 外部機器と無線通信する車載装置の制御方法において、
    前記外部機器に搭載されたオペレーティングシステムを判別するステップと、
    前記判別するステップによりオペレーティングシステムを判別した外部機器の識別情報、及び当該外部機器のオペレーティングシステムの情報を保持部に保持させるステップと、を有し、
    前記外部機器のオペレーティングシステムに応じた通信を前記外部機器とする場合、前記外部機器のオペレーティングシステムを前記保持部に保持した情報に基づいて特定することを特徴とする車載装置の制御方法。
  9. 前記判別するステップは、前記外部機器と無線通信を確立した後、前記外部機器から送信される、前記外部機器のサポートするサービスを特定する情報により前記外部機器のオペレーティングシステムを判別し、判別したオペレーティングシステムの情報を前記保持部に保持させることを特徴とする請求項8に記載の車載装置の制御方法。
  10. 前記判別するステップは、前記外部機器と無線通信を確立した後、オペレーティングシステムごとに特有の通信でそれぞれに通信し、前記外部機器から応答が得られた通信に対応するオペレーティングシステムの情報を保持することを特徴とする請求項8に記載の車載装置の制御方法。
  11. 前記保持部に保持されている外部機器をユーザ選択可能にするステップを有することを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の車載装置の制御方法。
  12. 前記判別するステップは、前記外部機器と無線接続を確立した後、前記外部機器を認証し、前記外部機器の認証に成功した場合に、前記オペレーティングシステムを判別することを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の車載装置の制御方法。
  13. 前記判別するステップは、Bluetooth(登録商標)に準拠したSDPに基づく通信により前記オペレーティングシステムを判別することを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の車載装置の制御方法。
  14. 前記判別するステップは、Bluetooth(登録商標)に準拠したSPPに基づく通信が可能な場合に、前記オペレーティングシステムを判別することを特徴とする請求項8または10に記載の車載装置の制御方法。
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