JP2021029001A - 情報処理装置 - Google Patents

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【課題】ユーザによって携帯される端末がそのユーザによって選択された番組を特定し得ない場合であっても、そのユーザによる番組の視聴履歴を特定する。【解決手段】サーバ装置30において、判断部35は、一のユーザについてユーザ位置特定部32により特定された測位位置が、当該一のユーザについて視聴地点特定部34により特定された視聴地点に含まれる場合に、当該視聴地点について出力履歴特定部33により特定された出力履歴に含まれる番組のうち、当該一のユーザについてユーザ位置特定部32により特定された測位時期に出力された番組を、当該一のユーザが視聴したと判断する。【選択図】図4

Description

本発明は、番組の視聴履歴を視聴者単位で特定するための技術に関する。
テレビジョン放送される番組に対する個々の視聴者の視聴履歴を推定する試みがなされている。例えば特許文献1,2には、視聴された番組に関連付けて、携帯端末のユーザに関する個人情報や携帯端末の位置情報を記録することが開示されている。
特開2005−229221号公報 特開2013−247544号公報
特許文献1に記載された仕組みでは、携帯端末がテレビ受像機のリモートコントローラとして機能しており、特許文献2に記載された仕組みでは、携帯端末がテレビ受像機として機能している。つまり、いずれの特許文献に記載された仕組みも、携帯端末がユーザによって選択された番組を即時に特定し得るようなシステムを前提としている。よって、これらの仕組みを、携帯端末がテレビ受像機やそのリモートコントローラとして機能していないシステムに適用したとしても、個々のユーザの視聴履歴を特定することは難しい。
そこで、本発明は、ユーザによって携帯される端末がそのユーザによって選択された番組を特定し得ない場合であっても、そのユーザによる番組の視聴履歴を特定することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ユーザが携帯する端末について測位された測位位置と当該測位がなされた測位時期とを特定するユーザ位置特定部と、各々のユーザに対応する視聴地点を特定する視聴地点特定部と、各々の前記視聴地点において出力された番組の出力履歴を取得する出力履歴特定部と、一のユーザについて特定された前記測位位置が当該一のユーザについて特定された前記視聴地点に含まれる場合に、当該視聴地点について特定された前記出力履歴に含まれる番組のうち、当該一のユーザについて特定された前記測位時期に出力された番組を、当該一のユーザが視聴したと判断する判断部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
前記判断部は、前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組のうち、当該一のユーザが当該番組を視聴していないとみなす非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断するようにしてもよい。
前記判断部は、前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、前記一のユーザの属性とを取得し、当該番組の属性と当該一のユーザの属性との組み合わせが前記非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断するようにしてもよい。
前記一のユーザについて特定された視聴地点が、当該一のユーザとは異なる他のユーザにも対応している場合において、前記判断部は、前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、前記一のユーザの属性とを取得し、前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記他のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、前記他のユーザの属性とを取得し、当該番組の属性と当該一のユーザの属性との組み合わせが前記非視聴条件を満たし、且つ、当該番組の属性と当該他のユーザの属性との組み合わせが前記非視聴条件を満たさないときには、当該一のユーザが当該番組を視聴しておらず、当該他のユーザが当該番組を視聴していると判断するようにしてもよい。
前記判断部は、前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組が出力されている期間における当該一のユーザの挙動に関する情報を取得し、
当該一のユーザの挙動に関する情報が前記非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断するようにしてもよい。
各々の前記視聴地点において番組を出力する出力装置と前記ユーザが携帯する前記端末とは、クッキー連携に基づいて対応付けられており、前記視聴地点特定部は、各々の前記ユーザが携帯する前記端末に対してクッキー連携により対応付けられた前記視聴地点を特定するようにしてもよい。
前記一のユーザが複数のユーザからなるユーザグループに属している場合において、前記視聴地点特定部は、前記一のユーザが携帯する前記端末に対してクッキー連携に基づいて対応付けられた前記視聴地点を、当該一のユーザが属する前記ユーザグループに含まれる他のユーザに対応する視聴地点として特定するようにしてもよい。
本発明によれば、ユーザによって携帯される端末がそのユーザによって選択された番組を特定し得ない場合であっても、そのユーザによる番組の視聴履歴を特定することができる。
視聴履歴生成システム1の構成の一例を示す図である。 端末10のハードウェア構成を示す図である。 サーバ装置30のハードウェア構成を示す図である。 視聴履歴生成システム1の機能構成の一例を示す図である。 端末10によって生成される測位情報の一例を示す図である。 テレビ受像機20によって出力される番組の出力履歴の一例を示す図である。 サーバ装置30によって記憶される情報の一例を示す図である。 サーバ装置30による動作の一例を示すフローチャートである。 ユーザIDとクッキーとが対応付けられている様子を例示する図である。 クッキーと宅内ルータのグローバルIDアドレスとが対応付けられている様子を例示する図である。 グローバルIDアドレスとテレビIDとが対応付けられている様子を例示する図である。
[構成]
図1は、本実施形態の視聴履歴生成システム1の一例を示す図である。視聴履歴生成システム1は、ユーザが携帯する端末10と、テレビジョン放送される番組を出力するテレビ受像機20と、ユーザ単位で各番組の視聴履歴を生成するサーバ装置30と、無線通信網又は有線通信網を含む通信網2とを備えている。テレビ受像機20が設置されてそのテレビ受像機20から出力される番組をユーザが視聴可能な地点を、以下では、「視聴地点」という。この視聴地点は、典型的にはユーザの自宅や別荘等のユーザの居住地であるが、例えばそのユーザの勤務地や一時的な滞在地等の任意の地点であってもよい。なお、図1には、端末10及びテレビ受像機20をそれぞれ1つずつ示しているが、実際には、これらはそれぞれ複数である。また、サーバ装置30も複数であってもよい。
図2は、端末10のハードウェア構成を示す図である。端末10は、例えばスマートフォン、ウェアラブル端末又はタブレットなどの、ユーザが携帯可能なコンピュータである。端末10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、センサ1007、測位装置1008、及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。これらの各装置は図示せぬ電池から供給される電力によって動作する。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。端末10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、端末10を構成してもよい。
端末10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。また、例えばベースバンド信号処理部や呼処理部などがプロセッサ1001によって実現されてもよい。
プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。端末10の機能ブロックは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介して通信網2から端末10に送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置1004は、例えばLTE(Long Time Evolution)等の通信規格に従って通信網2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどは、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、又は論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キー、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、カメラなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
センサ1007は、例えば温度センサ、ジャイロセンサ、加速度センサ、磁気(方位)センサ、超音波センサ等のセンサ群を含む。
測位装置1008は、端末10の位置を測定する。測位装置1008は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機であり、複数の衛星から受信したGPS信号に基づいて端末10の位置を測定する。
プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
端末10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
図3は、サーバ装置30のハードウェア構成を示す図である。サーバ装置30のハードウェア構成は、図3に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、サーバ装置30を構成してもよい。
サーバ装置30は、物理的には、プロセッサ3001、メモリ3002、ストレージ3003、通信装置3004、入力装置3005、出力装置3006、及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。サーバ装置30における各機能は、プロセッサ3001、メモリ3002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ3001が演算を行い、通信装置3004による通信を制御したり、メモリ3002及びストレージ3003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。プロセッサ3001、メモリ3002、ストレージ3003、通信装置3004、入力装置3005、出力装置3006、及びこれらを接続するバスは、端末10について説明したプロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、及びこれらを接続するバスと、ハードウェアとしては同様であるため、その説明を省略する。ただし、通信装置3004は、無線通信の通信規格に従って通信を行うためのハードウェアである必要はなく、任意の有線通信の通信規格に従って通信網2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であってもよい。
テレビ受像機20は、放送される番組を映像及び音声によって出力する出力装置であり、コンピュータを内蔵している。このコンピュータは、図3に示したサーバ装置30と同様のハードウェア構成、つまりプロセッサ、メモリ、ストレージ、通信装置、入力装置、出力装置、及びこれらを接続するバスなどを含んでいる。なお、テレビ受像機20は、いわゆるセットトップボックスと呼ばれる制御装置を含んでもよい。
図4は、視聴履歴生成システム1の機能構成の一例を示す図である。サーバ装置30において、取得部31は、端末10及びテレビ受像機20から通信網2経由で各種の情報を取得する。例えば、取得部31は、端末10において測位装置1008によって測位された位置に関する測位情報を、端末10から通信網2経由で取得する。図5は、測位情報の一例を示す図である。測位情報は、端末10(つまりその端末10を利用するユーザ)に対して一意に割り当てられた識別情報(ユーザID)と、端末10の測位装置1008によって測位された位置を示す情報(測位位置)と、その測位がなされた時期を示す情報(測位時期)とを含む。図5の例では、例えばユーザID「UID001」が割り当てられた端末10の測位位置は「p01」であり、その測位時期は「t01」であることを意味している。
また、取得部31は、テレビ受像機20において出力された番組の出力履歴を、テレビ受像機20から通信網2経由で取得する。図6は、出力履歴の一例を示す図である。出力履歴は、テレビ受像機20に対して一意に割り当てられた識別情報(テレビID)と、番組が放送される放送用チャンネルの識別子(チャンネル)と、その番組がテレビ受像機20から実際に出力された時間(視聴時間)とを含む。チャンネル及び視聴時間は、テレビ受像機20から実際に出力された番組、つまりユーザが現実に視聴したと考えられる番組を特定するための情報である。図6の例では、例えばテレビID「TID001」が割り当てられたテレビ受像機20において、チャンネル「X」で視聴時間「T1〜T2」に番組が出力されたことを意味している。つまり、このテレビ受像機20からチャンネル「X」で視聴時間「T1〜T2」に出力された番組は、このテレビ受像機20が設置された地点において「T1〜T2」という時期に滞在していたユーザによって視聴されたと推定できる。
サーバ装置30において、ユーザ位置特定部32は、取得部31により取得された測位情報に基づいて、端末10について測位された測位位置と当該測位がなされた測位時期とを特定する。ここでは、ユーザが端末10を携帯しているか又は端末10を自らの近くに置いているということを前提としている。よって、端末10について測位された測位位置及び測位時期は、その端末10を利用するユーザの位置とその位置における滞在時期を意味している。
サーバ装置30において、出力履歴特定部33は、取得部31により取得された出力履歴に基づいて、各々の視聴地点において出力された番組の出力履歴を特定する。
サーバ装置30において、視聴地点特定部34は、各々のユーザに対応する視聴地点を特定する。前述したように、視聴地点は典型的にはユーザの居住地であり、ユーザと視聴地点との対応関係は予め決まっている。ユーザは自身が番組を視聴する視聴地点を予めサーバ装置30の管理者に届け出ておき、その視聴地点に関する情報が、視聴地点特定部34が備える視聴地点記憶部341に記憶されるようになっている。
図7は、視聴地点記憶部341に記憶される情報の一例を示す図である。視聴地点記憶部341には、グループIDと、ユーザIDと、視聴地点と、テレビIDとが対応付けられて記憶されている。例えば家族等の単位で複数のユーザが同一の視聴地点において番組を視聴することがある。このため、1人以上のユーザからなるグループを識別するグループIDという識別子を用い、このような家族等のグループの単位を識別するようにしている。図7の例では、例えばグループID「GID001」のグループに属するユーザID「UID001」「UID002」「UID002」のユーザは、視聴地点「a1」において、テレビID「TID001」が割り当てられたテレビ受像機20から出力される番組を視聴可能であることを意味している。また、例えばグループID「GID002」のグループに属するユーザID「UID004」のユーザは、視聴地点「a2」において、テレビID「TID002」が割り当てられたテレビ受像機20から出力される番組を視聴可能であることを意味している。
サーバ装置30において、判断部35は、一のユーザについてユーザ位置特定部32により特定された測位位置が、そのユーザについて視聴地点特定部34により特定された視聴地点に含まれる場合に、その視聴地点について出力履歴特定部33により特定された出力履歴に含まれる番組のうち、そのユーザについてユーザ位置特定部32により特定された測位時期に出力された番組を、そのユーザが視聴したと判断する。図7の例で説明すると、グループID「GID002」のグループのように、1つの視聴地点において1人のユーザ(ユーザID「UID004」のユーザ)のみがテレビ受像機20から出力される番組を視聴可能である場合、そのユーザについて特定された測位位置がそのユーザの視聴地点「a2」に含まれるときは、そのユーザが予め決められた自宅等の視聴地点に滞在していることを意味している。このとき、そのユーザID「UID004」のユーザが視聴地点に滞在していることが測位された測位時期に出力された番組は、そのユーザID「UID004」のユーザによって視聴されたと判断されることになる。
一方、グループID「GID001」のグループのように、1つの視聴地点において複数のユーザ(ユーザID「UID001」「UID002」「UID003」の3人のユーザ)がテレビ受像機20から出力される番組を視聴可能である場合もある。この場合において、そのうちのいずれかのユーザについて特定された測位位置が、それらユーザに対応する視聴地点「a1」に含まれていたと仮定する。例えば或る時間帯において、ユーザID「UID001」のユーザについて特定された測位位置が視聴地点「a1」に含まれており、ユーザID「UID002」「UID003」のユーザについて特定された測位位置が視聴地点「a1」に含まれていなかったとする。このとき、ユーザID「UID001」のユーザについて特定された測位時期に視聴地点「a1」において出力された番組は、ユーザID「UID001」のユーザによって視聴されたと判断される。
なお、グループID「GID001」のグループに関し、例えば或る時間帯において、ユーザID「UID001」「UID002」のユーザについて特定された測位位置が視聴地点「a1」に含まれており、ユーザID「UID003」のユーザについて特定された測位位置が視聴地点「a1」に含まれていないとする。このとき、視聴地点「a1」において出力された番組は、ユーザID「UID001」「UID002」の2人のユーザによって視聴されたとみなされる。
図4の説明に戻り、サーバ装置30において、視聴履歴記憶部36は、判断部35により判断された結果に基づくユーザ単位の視聴履歴を記憶する。この視聴履歴には、ユーザのユーザID、そのユーザが視聴した番組が放送されたチャンネル、及びその視聴時間等が含まれている。
[動作]
次に、図8を参照して、サーバ装置30の動作について説明する。なお、以下の説明において、サーバ装置30を処理の主体として記載する場合には、具体的にはプロセッサ3001、メモリ3002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ3001が演算を行い、通信装置3004による通信や、メモリ3002及びストレージ3003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することにより、処理が実行されることを意味する。端末10やテレビ受像機20についても同様である。
図8において、サーバ装置30の取得部31は、端末10及びテレビ受像機20から通信網2経由で各種の情報を取得する(ステップS11)。例えば、取得部31は、端末10において測位装置1008によって測位された位置に関する測位情報を端末10から通信網2経由で取得する。また、取得部31は、テレビ受像機20において出力された番組の出力履歴をテレビ受像機20から通信網2経由で取得する。これら測位情報と出力履歴の取得は、必ずしも同時期である必要はない。端末10からの測位情報については、例えばその測位から即時に取得し、テレビ受像機20からの出力履歴については、例えば一日間隔等のように定期的に取得するようにしてもよい。
取得部31により同一期間にわたる測位情報及び出力履歴が取得されると、サーバ装置30において特定処理が実行される(ステップS12)。具体的には、ユーザ位置特定部32は、取得部31により取得された測位情報に基づいて、端末10について測位された測位位置と当該測位がなされた測位時期とを特定する。また、出力履歴特定部33は、取得部31により取得された出力履歴に基づいて、各々の視聴地点において出力された番組の出力履歴を特定する。また、視聴地点特定部34は、視聴地点記憶部341を参照して、各々のユーザに対応する視聴地点を特定する。
次に、サーバ装置30において判断処理が実行される(ステップS13)。具体的には、判断部35は、一のユーザについて特定された測位位置が当該一のユーザについて特定された視聴地点に含まれる場合に、当該視聴地点について特定された出力履歴に含まれる番組のうち、当該一のユーザについて特定された測位時期に出力された番組を、当該一のユーザが視聴したと判断する。
そして、サーバ装置30において、視聴履歴記憶部36が、判断部35により判断された結果に基づくユーザ単位の視聴履歴を記憶する(ステップS14)。この視聴履歴は、前述したように、ユーザのユーザIDと、番組が放送されたチャンネルと、その番組がテレビ受像機20から出力された視聴時間等を含む。この視聴履歴は、例えばユーザ単位の視聴履歴に基づくマーケティング等の、様々な用途に活用可能である。
以上説明した実施形態によれば、ユーザによって携帯される端末自身がそのユーザによって選択された番組を特定し得ない場合であっても、そのユーザによる番組の視聴履歴を特定することが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
上記実施形態に開示した仕組みでは、番組が出力された1つの視聴地点に複数のユーザが同時に滞在している場合は、それら複数のユーザのうち実際には番組を視聴していないユーザが居たとしても、その番組を視聴していないユーザを特定することができない。そこで、このように1つの視聴地点に複数のユーザが同時に滞在している場合に、サーバ装置30は、番組を視聴したとはみなさないユーザを特定して、そのユーザを視聴履歴から除外するようにしてもよい。具体的には、視聴地点に滞在するユーザが番組を視聴していないとみなされる非視聴条件というものを予め決めておき、判断部35は、上述した測位位置、測位時期及び視聴地点に基づいて一のユーザが視聴したと判断した番組のうち、そのユーザが非視聴条件を満たす番組については、そのユーザが視聴していないと判断する。非視聴条件とは、例えば以下のとおりである。
非視聴条件は、例えばユーザの属性に基づいて生成された条件であり、ユーザの属性に合致しない番組は視聴したとみなさないというものである。この場合、判断部35は、測位位置、測位時期及び視聴地点に基づいて一のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、当該一のユーザの属性とを取得し、当該番組の属性と当該一のユーザの属性との組み合わせが非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断する。番組の属性とは、例えば釣りに関する番組であれば「釣り」や「アウトドア」であるし、料理に関する番組であれば「料理」「グルメ」であるといった具合に、番組の内容を表現乃至識別するキーワードやフラグ等の識別情報である。サーバ装置30は、この番組の属性を例えばテレビジョン放送を行う放送組織から通信網2経由で取得して記憶しておけばよい。また、ユーザの属性とは、例えば性別、年齢、興味、商品又はサービスについての購買履歴又は利用履歴等である。判断部35は、番組の属性とユーザの属性との合致度を算出するアルゴリズムを備えており、そのアルゴリズムに従ってこの合致度を算出する。そして、非視聴条件には合致度の閾値が含まれており、判断部35は、算出した合致度が非視聴条件に含まれる閾値未満の場合は、非視聴条件が満たされると判断する。この場合、そのユーザはその番組を視聴していないと判断されることになる。
このようにすることにより、例えば第1のユーザ(例:親)の興味に合致しない番組であって、同時に自宅に居る第2のユーザ(例:子)の興味に合致する番組(例えば子供向けのアニメ番組)については、第1のユーザ(例:親)が視聴せず、第2のユーザ(例:子)が視聴したとみなすことができる。つまり、一のユーザについて特定された視聴地点が、当該一のユーザとは異なる他のユーザにも対応している場合において、判断部35は、測位位置、測位時期及び視聴地点に基づいて一のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、一のユーザの属性とを取得するとともに、測位位置、測位時期及び視聴地点に基づいて他のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、他のユーザの属性とを取得し、当該番組の属性と当該一のユーザの属性との組み合わせが非視聴条件を満たし且つ当該番組の属性と当該他のユーザの属性との組み合わせが非視聴条件を満たさないときには、当該一のユーザが当該番組を視聴しておらず、当該他のユーザが当該番組を視聴していると判断することになる。
また、非視聴条件は、例えばユーザの挙動に基づいて生成された条件であり、視聴地点における家事や頻繁な移動などの、或るレベル以上の運動をしているユーザについては番組を視聴したとみなさないというものであってもよい。この場合、判断部35は、測位位置、測位時期及び視聴地点に基づいて一のユーザが視聴したと判断した番組が出力されている期間における当該一のユーザの挙動に関する情報を取得し、当該一のユーザの挙動に関する情報が非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断する。ユーザの挙動に関する情報は、例えば端末10のセンサ1007によって検出された加速度である。サーバ装置30の取得部31は、端末10から通信網2経由でこの情報を取得する。判断部35は、ユーザの挙動に関する情報からユーザの挙動の強度を生成するアルゴリズムを備えており、そのアルゴリズムに従ってユーザの挙動の強度を算出する。そして、非視聴条件には挙動の強度の閾値が含まれており、判断部35は、算出した挙動の強度が非視聴条件に含まれる閾値を超える場合は、非視聴条件が満たされると判断する。この場合、ユーザは番組を視聴していないと判断されることになる。
[変形例2]
視聴地点記憶部341によって記憶されている情報のうち、ユーザIDとテレビIDとの対応関係は、いわゆるクッキー連携と呼ばれる技術により特定されて視聴地点記憶部341に記憶されてもよい。クッキー連携とは、異なるウェブサイトが同一のユーザに対してそれぞれ付与した異なるユーザIDをマッピングするための仕組みであり、例えば「di−PiNK」(登録商標)と呼ばれるクッキー連携サービスが知られている。端末10に関するサービスを提供するウェブサイト(例えば端末10の通信サービスを提供する通信事業者によって運営管理されるサイト)は、この技術を適用することで、図9に例示するように、自サイトにおいて端末10に付与したクッキーと、その端末10に付与されたユーザIDとをマッピングすることができる。さらに、端末10に関するサービスを提供するウェブサイト(例えば端末10の通信サービスを提供する通信事業者によって運営管理されるサイト)においては、図10に例示するように、上記クッキーと、視聴地点に設置されている宅内LANのルータに割り当てられているグローバルIPアドレスとをマッピングすることができる。さらに、テレビ受像機20の視聴履歴を取得する際には、図11に例示するように、上記グローバルIDアドレスとテレビIDとをマッピングした情報を取得することができる。サーバ装置30は、図9〜図11に例示するような情報を取得することで、図7に例示したようなユーザIDとテレビIDとの対応関係を特定し、さらに、図7に例示したようなユーザIDと視聴地点との対応関係を特定することができる。つまり、各々の視聴地点において番組を出力するテレビ受像機20とユーザが携帯する端末10とがクッキー連携によって対応付けられている場合に、視聴地点特定部34は、各々のユーザが携帯する端末に対してクッキー連携により対応付けられた視聴地点を特定するようにしてもよい。
また、図7に例示したように、例えばグループID「GID001」のグループに属するユーザID「UID001」「UID002」「UID002」の3人のユーザはいずれも、視聴地点「a1」において、テレビIPアドレス「ip1」が割り当てられたテレビ受像機20から出力される番組を視聴可能である。この場合、上記のクッキー連携により、例えばテレビID「TID001」とユーザID「UID001」とが対応することが分かったときには、テレビID「TID001」と、ユーザID「UID001」と同グループに属するユーザID「UID002」「UID003」とを対応づけてもよい。なぜなら、これら3人のユーザはいずれも同一の視聴地点において同一のテレビ受像機20から出力される番組を視聴可能だからである。このように、一のユーザが複数のユーザからなるユーザグループに属している場合において、視聴地点特定部34は、一のユーザが携帯する端末10に対してクッキー連携により対応付けられた視聴地点を、当該一のユーザが属するユーザグループに含まれる他のユーザに対応する視聴地点として特定するようにしてもよい。
端末10の測位方法は、GPSによるものに限らず、どのようなものであってもよい。例えば基地局測位やビーコン測位と呼ばれるような方法であってもよい。
[その他の変形例]
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信制御部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における決済装置などは、本開示の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE−Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa,an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
1:視聴履歴生成システム、2:通信網、10:端末、1001:プロセッサ、1002:メモリ、1003:ストレージ、1004:通信装置、1005:入力装置、1006:出力装置、1007:センサ、1008:測位装置、20:テレビ受像機、30:サーバ装置、3001:プロセッサ、3002:メモリ、3003:ストレージ、3004:通信装置、3005:入力装置、3006:出力装置、31:取得部、32:ユーザ位置特定部、33:出力履歴特定部、34:視聴地点特定部、341:視聴地点記憶部、35:判断部、36:視聴履歴記憶部

Claims (7)

  1. ユーザが携帯する端末について測位された測位位置と当該測位がなされた測位時期とを特定するユーザ位置特定部と、
    各々のユーザに対応する視聴地点を特定する視聴地点特定部と、
    各々の前記視聴地点において出力された番組の出力履歴を取得する出力履歴特定部と、
    一のユーザについて特定された前記測位位置が当該一のユーザについて特定された前記視聴地点に含まれる場合に、当該視聴地点について特定された前記出力履歴に含まれる番組のうち、当該一のユーザについて特定された前記測位時期に出力された番組を、当該一のユーザが視聴したと判断する判断部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断部は、
    前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組のうち、当該一のユーザが当該番組を視聴していないとみなす非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記判断部は、
    前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、前記一のユーザの属性とを取得し、
    当該番組の属性と当該一のユーザの属性との組み合わせが前記非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断する
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記一のユーザについて特定された視聴地点が、当該一のユーザとは異なる他のユーザにも対応している場合において、
    前記判断部は、
    前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、前記一のユーザの属性とを取得し、
    前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記他のユーザが視聴したと判断した番組の属性と、前記他のユーザの属性とを取得し、
    当該番組の属性と当該一のユーザの属性との組み合わせが前記非視聴条件を満たし、且つ、当該番組の属性と当該他のユーザの属性との組み合わせが前記非視聴条件を満たさないときには、当該一のユーザが当該番組を視聴しておらず、当該他のユーザが当該番組を視聴していると判断する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記判断部は、
    前記測位位置、前記測位時期及び前記視聴地点に基づいて前記一のユーザが視聴したと判断した番組が出力されている期間における当該一のユーザの挙動に関する情報を取得し、
    当該一のユーザの挙動に関する情報が前記非視聴条件を満たす番組については、当該一のユーザが視聴していないと判断する
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 各々の前記視聴地点において番組を出力する出力装置と前記ユーザが携帯する前記端末とは、クッキー連携に基づいて対応付けられており、
    前記視聴地点特定部は、各々の前記ユーザが携帯する前記端末に対してクッキー連携により対応付けられた前記視聴地点を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記一のユーザが複数のユーザからなるユーザグループに属している場合において、
    前記視聴地点特定部は、前記一のユーザが携帯する前記端末に対してクッキー連携に基づいて対応付けられた前記視聴地点を、当該一のユーザが属する前記ユーザグループに含まれる他のユーザに対応する視聴地点として特定する
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
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