JP6821289B2 - サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器 - Google Patents

サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6821289B2
JP6821289B2 JP2014075707A JP2014075707A JP6821289B2 JP 6821289 B2 JP6821289 B2 JP 6821289B2 JP 2014075707 A JP2014075707 A JP 2014075707A JP 2014075707 A JP2014075707 A JP 2014075707A JP 6821289 B2 JP6821289 B2 JP 6821289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
proposal
content
information
proposal content
calendar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014075707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015197812A (ja
Inventor
曽根 基樹
基樹 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014075707A priority Critical patent/JP6821289B2/ja
Priority to CN201580009024.6A priority patent/CN106030632A/zh
Priority to US15/120,376 priority patent/US20170061384A1/en
Priority to PCT/JP2015/059683 priority patent/WO2015152064A1/ja
Publication of JP2015197812A publication Critical patent/JP2015197812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6821289B2 publication Critical patent/JP6821289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/109Time management, e.g. calendars, reminders, meetings or time accounting
    • G06Q10/1093Calendar-based scheduling for persons or groups
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、報知機器から提案内容を報知させるサーバ、プログラム提案方法、提案システム、およびに当該報知機器に関する。
従来、宅内に設置している電気機器を利用して、ユーザに対して提案を行う技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、電子機器の動作に関する動作情報および当該電子機器が動作した時刻に関する時刻情報を有する動作時刻情報と、電子機器が動作する場合の制約に関する制約情報とに基づいて、2以上の電子機器を動作させるスケジュールを提案する情報処理装置が開示されている。
特開2004−259116号公報(2004年9月16日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、電子機器の動作履歴に基づいて電子機器を動作させるスケジュールを提案するのみであるので、将来の事項に関してユーザに対して気づきを促すという点で課題を有している。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、将来の事項に関してユーザに対して気づきを促す提案を行うことができる技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るサーバは、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得するカレンダー情報取得手段と、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定する提案内容決定手段と、上記提案内容を報知する報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供手段と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る提案方法は、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得するカレンダー情報取得工程と、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定する提案内容決定工程と、上記提案内容を報知する報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供工程と、を含む。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る提案システムは、サーバと電気機器とを備える提案システムであって、上記サーバは、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得するカレンダー情報取得手段と、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定する提案内容決定手段と、上記提案内容を報知する報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供手段と、を備え、上記電気機器は、上記提案内容情報を取得する提案内容取得手段と、上記提案内容取得手段が取得した提案内容情報が示す提案内容を報知する報知手段と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電気機器は、ユーザから受け付けた操作を示す操作情報を出力する操作情報出力手段と、上記操作情報を参照して決定された提案内容を示す提案内容情報を取得する提案内容取得手段と、上記提案内容取得手段が取得した提案内容情報が示す提案内容を報知する報知手段と、を備える。
本発明の一態様によれば、将来の事項に関してユーザに対して気づきを促す提案を行うことができる。
本発明の実施形態1に係る提案システムを模式的に示す図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムのハードウェア構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムにおけるカレンダーテーブルを示す図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムにおいて、カレンダーテーブルを更新する処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムにおいて、カレンダーテーブルを更新するための画面を示す図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムにおける生活提案テーブルを示す図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムにおいて、提案内容を決定する処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態1に係る提案システムにおいて、提案内容を決定する処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態2に係る提案システムにおいて、冷蔵庫が提案内容を報知する様子を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。以下の特定の実施形態で説明する構成以外の構成については、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の実施形態で説明されている場合は、その構成と同じである。また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
(提案システム1)
図1は、本発明の実施形態1に係る提案システム1を模式的に示す図である。提案システム1は、図1に示すように、サーバ10と、冷蔵庫20a、エアコン20b、およびロボット掃除機20c(以下、電気機器20と総称する)と、スマートフォン30aおよびPC30b(以下、カレンダー更新情報入力装置30と総称する)と、によって構成されている。
提案システム1では、サーバ10は、カレンダー更新情報入力装置30から取得するカレンダー情報を参照することによって提案内容を決定する。そして、サーバ10は、決定した提案内容を、電気機器20から報知させることにより、ユーザに対して提案することができる。提案システム1の詳細について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る提案システム1の構成を示すブロック図である。
ここで、カレンダー情報とは、ユーザのスケジュールや天気予報といった将来に関する情報を含む情報である。カレンダー情報に含まれる情報は、例えば、カレンダーテーブルとしてテーブル形式で管理される。ただし、これは本実施形態を限定するものではなく、カレンダー情報はテーブル形式以外の形式で管理されていてもよい。
(サーバ10)
図2に示すように、サーバ10は、サーバ通信部11、サーバ制御部12、カレンダーテーブル記憶部13、および生活提案テーブル記憶部14を備えている。
サーバ通信部11は、ネットワーク2を介して、電気機器20およびカレンダー更新情報入力装置30とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
カレンダーテーブル記憶部13は、カレンダーテーブルを記憶する。カレンダーテーブルに含まれる情報は、カレンダー更新情報入力装置30からカレンダー更新情報を取得することにより、変更可能な構成である。カレンダーテーブルを更新する処理の詳細については、後述する。
生活提案テーブル記憶部14は、提案情報をテーブル形式にした生活提案テーブルを記憶する。生活提案テーブルの詳細については、後述する。
サーバ制御部12は、サーバ10の各構成を統括的に制御するものである。サーバ制御部12の詳細について、以下に説明する。
(サーバ制御部12)
サーバ制御部12は、図2に示すように、カレンダー情報取得部(カレンダー情報取得手段)15、操作情報取得部(操作情報取得手段)16、提案内容決定部(提案内容決定手段)17、および提案内容提供部(提案内容提供手段)18としても機能する。
カレンダー情報取得部15は、サーバ通信部11を制御し、サーバ通信部11が受信したカレンダー更新情報を取得し、当該カレンダー更新情報に含まれるカレンダー情報をカレンダーテーブルに反映させる。また、カレンダーテーブル記憶部13から、カレンダー情報を取得し、サーバ通信部11を介して当該カレンダー情報をカレンダー更新情報入力装置30に送信する。
操作情報取得部16は、サーバ通信部11を制御し、サーバ通信部11が受信した操作情報を取得する。ここで、操作情報とは、電気機器20から受信する情報であり、電気機器20を示す情報と、電気機器20が受け付けた操作の内容とを示す情報とが含まれる。ここで、電気機器20を示す情報とは、候補となる1または複数の電気機器の中で何れの電気機器であるのかを示す情報のことを指す。
提案内容決定部17は、カレンダーテーブル記憶部13に記憶されているカレンダーテーブルと、生活提案テーブル記憶部14に記憶されている生活提案テーブルとを参照し、ユーザへの提案内容を決定する。提案内容決定部17が提案内容を決定する処理の詳細については、後述する。
提案内容提供部18は、提案内容決定部17によって決定された提案内容を示す提案内容情報を、サーバ通信部11を介して電気機器20に提供する。
(電気機器20)
図2に示すように、電気機器20は、電気機器通信部21および電気機器制御部22を備えている。
電気機器通信部21は、ネットワーク2を介して、サーバ20とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
電気機器制御部22は、電気機器20の各構成を統括的に制御するものである。電気機器制御部22の詳細について、以下に説明する。
(電気機器制御部22)
電気機器制御部22は、図2に示すように、操作受付部23、操作情報出力部(操作情報出力手段)24、提案内容取得部(提案内容取得手段)25、および報知部(報知手段)26としても機能する。
操作受付部23は、ユーザからの操作を受け付け、電気機器20と、受け付けた操作の内容とを示す操作情報を出力する。
操作情報出力部24は、操作受付部23が出力した操作情報を、電気機器通信部21を介してサーバ20に出力する。
提案内容取得部25は、電気機器通信部21を制御し、電気機器通信部21が受信した提案内容情報を取得する。
報知部26は、提案内容取得部25が取得した提案内容情報が示す提案内容を報知する。報知部26が提案内容を報知する方法として、例えば、液晶パネル、有機ELディスプレイといったディスプレイに提案内容をテキストまたは画像として表示する方法や、スピーカから提案内容を音声出力する方法が挙げられる。
なお、図1に示すように、実施形態1では、電気機器20の例として冷蔵庫、エアコン、ロボット掃除機を挙げているが、本明細書における電気機器は、これらに限定されるものではない。本明細書における電気機器は、ユーザが日常利用する電気機器の何れであってもよく、上記の例の他に、テレビ、空気清浄器、扇風機、ビデオレコーダ、オーディオプレーヤー、洗濯機、美容家電、炊飯器、電子レンジ、オーブン、食器洗浄機等が挙げられる。また、近年は、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる、家庭の電力を管理するシステムおよびHEMSを操作するためのデバイスも存在し、当該システムやデバイスも、電気機器の例として挙げることができる。
実施形態1では、電気機器20は提案内容を報知する報知機器として機能するため、本明細書における電気機器のうち、報知部26を備える電気機器を用いて説明している。しかしながら、ユーザが操作することで日常の利便性、健康、および節約効果を向上させる等、ユーザの生活をサポートするいかなる電気機器も、本明細書における電気機器となり得る。例えば、後述する実施形態3では、報知部26を備えない電気機器が操作情報を送信する構成を例に挙げている。
(カレンダー更新情報入力装置30)
図2に示すように、カレンダー更新情報入力装置30は、装置通信部31、入力受付部32、操作情報出力部33、表示制御部34、および表示部35を備えている。
装置通信部31は、ネットワーク2を介して、サーバ20とデータの送受信をすることができる機能を備えている。
入力受付部32は、カレンダー更新情報入力装置30のユーザが入力した情報を受け付け、受け付けた入力情報を出力する。
入力情報出力部33は、入力受付部32が出力した入力情報を、装置通信部31を介してサーバ20に出力する。
表示制御部34は、装置通信部31が受信したカレンダー情報を取得し、カレンダー更新情報を入力する画面を表示するように表示部35を制御する。
表示部35は、画像等を表示するディスプレイであり、例えば、バックライトを有した透過型の液晶パネルによって実現できるが、これに限定されず、有機ELディスプレイなど、他のディスプレイによって実現してもよい。
カレンダー更新情報入力装置30を用いたカレンダーテーブル更新処理について、参照する図面を替えて後述する。
(提案システム1のハードウェア構成)
図3は、本発明の実施形態1に係る提案システム1のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。
(サーバ10のハードウェア構成)
図3に示すように、サーバ10は、通信部110、記憶部120、および制御部130を備えている。
通信部110は、電気機器20とカレンダー更新情報入力装置30との通信を可能にするためのインターフェースである。通信部110は、上述したサーバ通信部11の機能を実現する。
記憶部120は、主記憶部および補助記憶部を備えている。記憶部120の主記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAM(random access memory)を挙げることができる。また、記憶部120の補助記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)を挙げることができ、補助記憶部には、サーバ10として動作させるための制御プログラムが可能されている。制御プログラムは、サーバ制御部12の機能を実現するためのプログラムである。
制御部130は、記憶部120の主記憶部上に制御プログラムを展開し、展開された制御プログラムに含まれる各種の命令を実行することによって、上述したサーバ制御部12の機能を実現する。制御部130として利用可能なデバイスとしては、CPU(Central Processing Unit)を挙げることができる。
(電気機器20のハードウェア構成)
図3に示すように、電気機器20は、通信部210、記憶部220、制御部230、報知部240、および操作部250を備えている。
通信部110は、サーバ10との通信を可能にするためのインターフェースである。通信部110は、上述した電気機器通信部21の機能を実現する。
記憶部220は、主記憶部および補助記憶部を備えている。記憶部220の主記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAMを挙げることができる。また、記憶部220の補助記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)を挙げることができ、補助記憶部には、電気機器20として動作させるための制御プログラムが可能されている。制御プログラムは、電気機器制御部22の機能を実現するためのプログラムである。
制御部230は、記憶部220の主記憶部上に制御プログラムを展開し、展開された制御プログラムに含まれる各種の命令を実行することによって、上述した電気機器制御部22の機能を実現する。制御部230として利用可能なデバイスとしては、CPUを挙げることができる。
報知部240は、提案内容を報知する装置であり、報知部240として利用可能なデバイスとしてはディスプレイおよびスピーカを挙げることができる。
操作部250は、電気機器20に対するユーザ操作を受け付けるためのユーザインターフェースである。操作部250として利用可能なデバイスとして、ハードキー、スイッチなどを挙げることができる。
(カレンダー更新情報入力装置30のハードウェア構成)
図3に示すように、カレンダー更新情報入力装置30は、通信部310、記憶部320、制御部330、表示部340、および操作部350を備えている。
通信部310は、サーバ10との通信を可能にするためのインターフェースである。通信部110は、上述した装置通信部31の機能を実現する。
記憶部320は、主記憶部および補助記憶部を備えている。記憶部320の主記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、半導体RAMを挙げることができる。また、記憶部320の補助記憶部として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)を挙げることができ、補助記憶部には、カレンダー更新情報入力装置30として動作させるための制御プログラムが可能されている。制御プログラムは、入力受付部32、入力情報出力部33、および表示制御部34の機能を実現するためのプログラムである。
制御部330は、記憶部320の主記憶部上に制御プログラムを展開し、展開された制御プログラムに含まれる各種の命令を実行することによって、上述した入力受付部32、入力情報出力部33、および表示制御部34の機能を実現する。制御部330として利用可能なデバイスとしては、CPUを挙げることができる。
表示部340は、制御部330から出力された画像信号が示す画像を表示する装置であり、上述した表示部35の機能を実現する。
操作部350は、カレンダー更新情報入力装置30に対するユーザ操作を受け付けるためのユーザインターフェースである。操作部350として利用可能なデバイスとして、ハードキー、タッチセンサを挙げることができる。
(カレンダーテーブル)
図4は、本発明の実施形態1に係る提案システム1におけるカレンダーテーブルを示す図である。カレンダーテーブルについて、図4を参照して説明する。カレンダーテーブルは、ユーザへの提案内容を決定するために提案内容決定部17によって参照される。
カレンダーテーブル記憶部13には、提案システム1の各ユーザに関連付けてカレンダーテーブルが記憶されている。ユーザとカレンダーテーブルとの対応付けは、例えば、ユーザを識別するユーザ識別情報によって行われる構成であってもよいが、これに限定されない。
カレンダーテーブルは、図4に示すように、「入力者」、「入力日」、「出力期間」、「入力内容」、および「出力家電フィルタ」の各項目を含んでいる。また、カレンダーテーブルの各行には、通し番号が付されており、同じ通し番号を付された各項目は互いに関連付けられて管理されている。なお、図4に示す例では、「入力日」の順に通し番号が付されているが、これは本実施形態を限定するものではなく、通し番号は、各列を互いに区別できるものであればよい。
項目「入力者」は、当該カレンダー情報を入力した入力者を示す情報である。「入力者」は提案システム1のユーザと同じ場合もあるし、異なる場合もある。
項目「入力日」は、当該カレンダー情報を入力した日を示す情報である。
項目「出力期間」は、当該カレンダー情報を参照した提案内容を報知するための基準となる期間を示す情報である。カレンダーテーブルにおける「出力期間」とは、後述する「項目内容」が示す事項が生じる期日又は期間のことを指すものであると表現することもできる。
また、出力期間は、例えば、「2014/1/1〜2014/1/10」といった複数の日を含む期間であってもよく、また、「2014/1/1 10:00〜2014/1/1 11:00」のように、日付が変わる時刻以外が開始時刻や終了時刻に設定された期間であってもよい。
項目「入力内容」は、「項目内容」、「カテゴリー」、および「要素」を含んでおり、入力者が入力した内容を示している。
「項目内容」は、入力者が入力するテキストの情報である。図4に示す例では、例えば、「新年会」「大寒」「大雪」などが挙げられているが、これらは一例に過ぎず本実施形態を限定するものではない。
「カテゴリー」は、各項目内容のカテゴリーを示す分類情報であり、上述した項目内容の属性を示す情報として捉えることができる。「カテゴリー」は、複数のカテゴリー候補の中から入力者によって選択されるが、これは本実施形態を限定するものではなく入力者がカテゴリーのテキストを直接入力する構成としてもよい。
「要素」は、上述した「カテゴリー」に関連した情報であり、「カテゴリー」に応じて、その選択肢が決定される。例えば、「カテゴリー」が「天候」の場合、「要素」の選択肢として「寒い」「暑い」「注意」等が設定され、「カテゴリー」が「イベント」の場合、「要素」の選択肢とし「食べ過ぎ注意」等が設定される。後述するように、入力者は、これらの選択肢の中から何れかの要素を選択する。なお、「要素」は指定されない場合もある。
このように、「入力内容」は、カテゴリー分けされて管理されており、提案内容には、入力内容のカテゴリーに応じた提案が含まれている。提案システム1は、この構成を備えることにより、ユーザにとってより利便性の高い提案を行うことができる。
項目「出力家電フィルタ」は、電気機器のうち、提案内容を報知可能な電気機器を示す情報である。すなわち、「出力家電フィルタ」として設定されている電気機器は、提案内容を報知する報知機器である。出力家電フィルタは、例えば、図4に示すように、「冷蔵庫」、「調理器」、「洗濯機」、「エアコン」、および「テレビ」のうち何れを報知可能な機器とするかを指定する。図4に示す例においては、報知可能な機器を「○」によって示している。「出力家電フィルタ」は、上述した「入力内容」に応じて定まる構成としてもよいし、入力者が報知可能な機器を選択することによって定まる構成としてもよい。また、「出力家電フィルタ」の一部を「入力内容」に応じて定まる構成とし、他の一部を入力者が入力する構成としてもよい。
(カレンダーテーブルを更新する処理)
図5は、本発明の実施形態1に係る提案システム1において、カレンダーテーブルを更新する処理の流れを示すシーケンス図である。カレンダーテーブル記憶部13に記憶されているカレンダーテーブルを更新する処理について、図5および図6を用いて説明する。
(ステップS1)
まず、カレンダー更新情報入力装置30の入力受付部32は、カレンダーテーブルを更新するための画面を表示する旨の入力を受け付ける。なお、カレンダーテーブルを更新するための画面を表示する旨の入力には、ユーザを識別するユーザ識別情報が含まれる。入力受付部32は、入力された情報を示す入力情報を、入力情報出力部33に出力する。
(ステップS2)
カレンダー更新情報入力装置30の入力情報出力部33は、入力受付部32から、カレンダーテーブルを更新するための画面を表示する旨を示す入力情報を取得すると、装置通信部31を介し、サーバ10に対してカレンダー情報の送信を要求する。
(ステップS3)
サーバ10のカレンダー情報取得部15は、サーバ通信部11を介して、カレンダー更新情報入力装置30からカレンダー情報送信の要求を受け付ける。
(ステップS4)
カレンダー情報取得部15は、カレンダー情報送信の要求を受け付けると、カレンダーテーブル記憶部13から、ユーザ識別情報が示すユーザのカレンダーテーブルに含まれるカレンダー情報を取得する。
(ステップS5)
カレンダー情報取得部15は、取得したカレンダー情報を、カレンダー更新情報入力装置30に送信する。
(ステップS6)
カレンダー更新情報入力装置30の表示制御部34は、サーバ10から送信されたカレンダー情報を、装置通信部31を介して受信する。
(ステップS7)
表示制御部34は、受信したカレンダー情報から、カレンダーテーブルを更新するための画面を表示する。カレンダーテーブルを更新するための画面を、図6に示す。図6は、本発明の実施形態1に係る提案システム1において表示されるカレンダーテーブルを更新するための画面の図である。カレンダーテーブルを更新する画面では、入力者は、カレンダーテーブルにおける「出力期間」、「項目内容」、「カテゴリー」、「要素」、および「出力家電フィルタ」を入力する。
図6における「日時」に入力された情報が、カレンダーテーブルにおける「出力期間」に対応する。また、図6における「内容」に入力された情報が、カレンダーテーブルにおける「項目内容」に対応する。また、図6における「カテゴリー」に入力された情報が、カレンダーテーブルにおける「カテゴリー」に対応する。また、図6における「要素」に入力された情報が、カレンダーテーブルにおける「要素」に対応する。また、図6における「出力家電」に入力された情報が、カレンダーテーブルにおける「出力家電フィルタ」に対応する。
なお、上述したように、「カテゴリー」は、複数のカテゴリー候補の中から入力者によって選択されてもよく、その場合、例えば、図6における「カテゴリー」を、プルダウンによって選択肢が表示され、入力者が表示された選択肢の中から「カテゴリー」を選択する構成としてもよい。
また、上述したように、「要素」は、「カテゴリー」に応じて選択肢が決定されるため、図6に示すように、表示されている「要素」のうち何れかにチェックを入れて選択する構成であってもよいし、プルダウンによって選択肢が表示され、入力者が表示された選択肢の中から「要素」を選択する構成であってもよい。
また、図6に示すように、「出力家電」には、カレンダーテーブルの「出力家電フィルタ」に設定されている電気機器を表示し、入力者が、表示された電気機器のうち、報知させる電気機器を選択する構成であってもよい。
(ステップS8)
カレンダー更新情報入力装置30の入力受付部32は、カレンダーテーブルを更新する旨の入力を受け付け、入力情報を入力情報出力部33に出力する。入力情報出力部33は、入力受付部32から出力された入力情報を、カレンダー更新情報として取得する。
(ステップS9)
入力情報出力部33は、カレンダー更新情報を、装置通信部31を介して、サーバ10に送信する。
(ステップS10)
サーバ10のカレンダー情報取得部15は、カレンダー更新情報入力装置30から送信されたカレンダー更新情報を、サーバ通信部11を介して受信する(カレンダー情報取得工程)。
(ステップS11)
カレンダー情報取得部15は、受信したカレンダー更新情報が示すように、カレンダーテーブルを更新する。
(生活提案テーブル)
図7は、本発明の実施形態1に係る提案システム1における生活提案テーブルを示す図である。生活提案テーブルについて、図7を参照して説明する。生活提案テーブルは、入力装置を用いてユーザが入力する構成としてもよいし、提案システム1の管理者が入力する構成としてもよいし、他の構成でもよい。
生活提案テーブルは、提案システム1がユーザに対して提案する提案内容を含む提案情報の一例である。生活提案テーブルは、現時点において提案内容があるか否かを判定するために提案内容決定部17によって参照される。そして、現時点において提案内容があると判定された場合、提案内容を決定するために、提案内容決定部17によって再び参照される。生活提案テーブルは、図7に示すように、「カテゴリー」、「要素」、「出力期間」、「出力機器および操作内容」、「提案内容」、および必要に応じて「<B>の候補」を含んでいる。また、生活提案テーブルの各行には、通し番号が付されており、同じ通し番号を付された各項目は互いに関連付けられて管理されている。
項目「カテゴリー」は、提案内容のカテゴリーを示す情報である。生活提案テーブルの項目「カテゴリー」には、上述したカレンダーテーブルの項目「カテゴリー」の少なくとも一部が含まれる。
項目「要素」は、「カテゴリー」に関連した情報であり、生活提案テーブルの「要素」に設定されている情報が、入力者がカレンダー情報を入力する際に選択可能な選択肢となる。
項目「出力期間」は、上述したカレンダーテーブルにおける「出力期間」が示す期間を基準とした期間であって、提案内容を報知可能な期間(報知期間)を示す情報である。例えば、図7に示す例では、通し番号「1」に出力期間「当日の5時以降で初めて利用したとき」が関連付けられている。これは、カレンダーテーブルにおける「出力期間」が「2014/1/3」である場合、2014/1/3当日の5時以降で初めて対象電気機器を利用(操作)した時に、提案内容が出力されることを示している。
項目「出力機器および操作内容」は、電気機器20によって提案内容を報知する処理、または提案内容決定部17によって提案内容を決定する処理のトリガーとなる情報である。例えば、図7において、通し番号「1」の「出力機器および操作内容」は「冷蔵庫」「開いた時」である。これは、冷蔵庫が開いた時をトリガーとして、提案内容を決定することを示している。
項目「提案内容」は、報知機器から提案する内容を示す情報である。例えば、図7において、通し番号「1」の「提案内容」は「今日は、<A>があるね。」である。ここで、<A>には、上述したカレンダーテーブルの「項目内容」に設定されているテキストが挿入される。そのため、「提案内容」には、カレンダー情報に含まれる「入力内容」の少なくとも一部が含まれる構成となっている。
項目「<B>の候補」は、項目「提案内容」における<B>に挿入されるテキストの候補である。例えば、項目「<B>の候補」が複数設定され、設定された複数のテキストのうち、何れかがランダムに選択され、「提案内容」の<B>に挿入される構成とすることができる。例えば、図7において、通し番号「2」の「提案内容」は「明日は、<A>があるね。たくさん食べそうだから、今日はカロリーの低い<B>を作ってはどうでしょう」であり、「<B>の候補」は「野菜炒め、鶏ササミの生春巻き、鶏胸肉の南蛮漬け」である。ここで、「野菜炒め、鶏ササミの生春巻き、鶏胸肉の南蛮漬け」のうち、「野菜炒め」が選択されると、提案内容は「明日は、<A>があるね。たくさん食べそうだから、今日はカロリーの低い野菜炒めを作ってはどうでしょう」となる。なお、「<B>の候補」に設定されるテキストは1つであってもよい。
(提案内容を報知する処理)
図8は、本発明の実施形態1に係る提案システム1において、提案内容を報知する処理の流れを示すシーケンス図である。提案システム1が提案内容を報知する処理について、図8を用いて説明する。なお、提案内容を決定する処理(ステップS24およびステップS25)の詳細については、参照する図面を替えて後述する。
(ステップS21)
まず、電気機器20の操作受付部23は、ユーザから受け付けた操作の内容を含む操作情報を、操作情報出力部24に出力する。
(ステップS22)
電気機器20の操作情報出力部22は、操作受付部23から出力された操作情報を取得し、電気機器通信部21を介してサーバ10に送信する。
(ステップS23)
サーバ10の操作情報取得部16は、電気機器20から送信された操作情報を、サーバ通信部11を介して受信する。操作情報取得部16は、受信した操作情報を、提案内容決定部17に出力する。
(ステップS24)
サーバ10の提案内容決定部17は、操作情報取得部16から操作情報を取得したことをトリガーとして、提案内容を決定する処理を始める。まず、提案内容決定部17は、取得した操作情報、カレンダーテーブル記憶部13に記憶されているカレンダーテーブル、および生活提案テーブル記憶部14に記憶されている生活提案テーブルを参照し、報知する提案内容があるか否かを判定する。
(ステップS25)
ステップS24において、「報知する提案内容はある」と判定された場合(ステップS24:YES)、提案内容決定部17は、提案内容を決定し(提案内容決定工程)、決定した提案内容を示す提案内容情報を、提案内容提供部18に出力する。
(ステップS26)
提案内容提供部18は、提案内容決定部17から取得した提案内容情報を、サーバ通信部11を介して、操作情報が示す電気機器である電気機器20に送信する(提案内容提供工程)。
(ステップS27)
サーバ10の提案内容取得部25は、サーバ10から送信された提案内容情報を、電気機器通信部21を介して受信する。提案内容取得部25は、受信した提案内容情報を、電気機器20の報知部26に出力する。
(ステップS28)
電気機器20の報知部26は、提案内容取得部25から出力された提案内容情報を取得し、当該提案内容情報が示す提案内容を報知する。
なお、ステップS24において、「報知する提案内容はない」と判定された場合(ステップS24:NO)、図8に示す処理は終了する。
(提案内容を決定する処理の詳細)
図9は、本発明の実施形態1に係る提案システム1において、提案内容を決定する処理の流れを示すシーケンス図である。上述したステップS24およびS25の詳細について、図9を用いて説明する。
(ステップS30)
まず、サーバ10の提案内容決定部17は、取得した操作情報が示す電気機器と操作内容とが、生活提案テーブルにおける「出力機器および操作内容」と一致するか否かを判定する。例えば、取得した操作情報が示す電気機器が「冷蔵庫」であり、操作内容が「開いた」であった場合、提案内容決定部17は、図7に示す生活提案テーブルの「出力機器および操作内容」の項目に「冷蔵庫」及び「開いた時」があるか否かを判定する。
(ステップS31)
ステップS30において、『取得した操作情報が示す電気機器と操作内容とが、生活提案テーブルにおける「出力機器および操作内容」と一致する』と判定された場合、提案内容決定部17は、一致する提案情報を選択する。例えば、取得した操作情報が示す電気機器が「冷蔵庫」であり、操作内容が「開いた」であった場合、提案内容決定部17は、図7に示す生活提案テーブルから、通し番号「1」、「2」、「3」、「6」、および「7」に関連付けられた提案情報を選択する。
(ステップS32)
提案内容決定部17は、カレンダーテーブルを参照し、ステップS31において選択された提案情報の「カテゴリー」と一致する「カテゴリー」を含むカレンダー情報があるか否かを判定する。例えば、ステップS31において選択した提案情報のうち、通し番号「1」に関連付けられている「カテゴリー」である「イベント」を含むカレンダー情報があるか否かを判定する。
(ステップS33)
ステップS32において、『ステップS31において選択した提案情報の「カテゴリー」と一致する「カテゴリー」を含むカレンダー情報がある』と判定された場合(ステップS32:YES)、提案内容決定部17は、ステップS32において一致したカレンダー情報を選択する。そして、提案内容決定部17は、選択された提案情報の「要素」は、選択したカレンダー情報の「要素」と一致するか否かを判定する。例えば、提案内容決定部17は、図4に示すカレンダーテーブルから、「カテゴリー」が「イベント」である通し番号「1」、「7」、および「8」に関連付けられたカレンダー情報を選択する。そして、生活提案テーブルの通し番号「1」に関連付けられた「要素」である「(限定なし)」は、カレンダーテーブルの通し番号「1」、「7」、および「8」に関連付けられた「要素」と一致するか否かを判定する。
(ステップS34)
ステップS33において、『選択した提案情報の「要素」は、選択したカレンダー情報の「要素」と一致する』と判定された場合、提案内容決定部17は、選択されたカレンダー情報の「出力期間」を基準として、選択された提案情報の「出力期間」が現時点を含んでいるか否かを判定する。例えば、提案内容決定部17は、生活提案テーブルの通し番号「1」に関連付けられた「要素」と一致するカレンダーテーブルの通し番号「7」に関連付けられたカレンダー情報を選択する。そして、選択されたカレンダー情報の「出力期間」である「2014/4/8」を基準として、選択された提案情報の「出力期間」である「当日(2014/4/8)の5時以降で初めて利用した時」が現時点を含んでいるか否かを判定する。また、例えば、選択されたカレンダー情報の「出力期間」が「2014/4/8」であり、選択された提案情報の「出力期間」が「前日の17〜19時」の場合、提案内容決定部17は、「2014/4/8の17〜19時」が現時点を含んでいるか否かを判定する。
(ステップS35)
ステップS34において、『選択されたカレンダー情報の「出力期間」を基準として、選択された提案情報の「出力期間」が現時点を含んでいる』と判定された場合、提案内容決定部17は、取得した操作情報が示す電気機器は、選択されたカレンダー情報の「出力家電フィルタ」において選択されているか否かを判定する。例えば、現時点が「2014/4/8 8:00」である場合、「出力期間」である「2014/4/8の5時以降で初めて利用した時」に現時点が含まれているので、提案内容決定部17は、操作情報が示す電気機器である「冷蔵庫」が、カレンダーテーブルの通し番号「7」の「出力家電フィルタ」において選択されているか否かを判定する。
(ステップS36)
ステップS35において、『取得した操作情報が示す電気機器は、選択されたカレンダー情報の「出力家電フィルタ」において選択されている』と判定された場合、提案内容決定部17は、選択されたカレンダー情報の「項目内容」に設定されているテキストを、選択された提案情報の提案内容の<A>に挿入し、提案内容を決定する。なお、ステップS36において、提案内容決定部17は、必要に応じて「<B>の候補」を参照し、提案内容を決定する。例えば、カレンダーテーブルの通し番号「7」の「出力家電フィルタ」において「冷蔵庫」が選択されているので、提案情報決定部17は、選択された通し番号「7」の「項目内容」である「一郎入学式」を、選択された通し番号「1」の提案内容の<A>に挿入し、提案内容を「今日は、一郎入学式があるね」に決定する。
一方、ステップS30において、『取得した操作情報が示す電気機器と操作内容とが、生活提案テーブルにおける「出力機器および操作内容」と一致しない』と判定された場合(ステップS30:NO)、ステップS32において、『ステップS31において選択した提案情報の「カテゴリー」と一致する「カテゴリー」を含むカレンダー情報がない』と判定された場合(ステップS32:NO)、ステップS33において、『選択したカレンダー情報の「要素」は、選択した提案情報の「要素」と一致しない』と判定された場合(ステップS33:NO)、ステップS34において、『選択されたカレンダー情報の「出力期間」を基準として、選択された提案情報の「出力期間」が現時点を含んでいない』と判定された場合(ステップS34:NO)、およびステップS35において、『取得した操作情報が示す電気機器は、選択されたカレンダー情報の「出力家電フィルタ」において選択されていない』と判定された場合(ステップS35:NO)、提案内容決定部17が報知する提案内容はないので、図7に示す処理は終了する。
なお、ステップS36において決定された提案内容は、操作情報が示す電気機器に提供される。例えば、提案内容決定部17が、提案内容を「今日は、一郎入学式があるね」に決定し、操作情報が「冷蔵庫」を示す場合、提案内容決定部17は、サーバ通信部11を介して提案内容を示す提案内容情報を冷蔵庫20aに送信する。冷蔵庫20aは、サーバ20から提案内容情報を受信すると、報知部であるスピーカから提案内容である「今日は、一郎入学式があるね」を示す人工音声を出力する。
また、提案内容を報知する他の方法として、提案内容を報知する機器がテレビの場合、テレビの電源をonした時に、テレビの画面に提案内容を示すテキスト(例えば、「今日は大寒です。温かいポトフを作ってはいかがですか」)を表示する方法が挙げられる。また、さらに他の例として、提案内容を報知する機器が洗濯機の場合、洗濯機の蓋を開けた時に、洗濯機のスピーカから提案内容を示す人工音声(例えば、「今日は雨だから、乾燥機を使ってね」)を出力する方法が挙げられる。より一般には、電気機器による提案内容の報知は、電気機器の発する人工音声、電気機器の表示する画像、電気機器の発する光、電気機器の振動、電気機器の動き等、またはこれらの組み合わせによって行うことができる。
また、ステップS31において、提案内容決定部17が複数の通し番号(例えば、通し番号「1」および「2」)に関連付けられた提案情報を選択した場合、選択した全ての提案情報を参照し、ステップS32〜ステップS35の処理を実行する構成であってもよい。
また、提案内容決定部17は、ステップS32〜ステップS35の処理を、順番を入れ替えて実行してもよい。
このように、本実施形態に係る提案システム1では、サーバ10は、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得し、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定するので、ユーザにとって利便性の高い提案を行うことができる。
また、ユーザによって操作された電気機器20からの操作情報を取得したことをトリガーとして、ユーザへの提案内容を決定するので、ユーザにとって好適なタイミングでユーザに対して提案を行うことができる。
また、サーバ10は、操作情報を送信した電気機器20に対して提案情報を送信する。そのため、ユーザの近くにある電気機器20から提案内容を報知することができ、ユーザにとって利便性が高まる。
上記説明から分かるように、提案内容決定部17が決定する提案内容は、「カテゴリー」「要素」及び「出力機器および操作内容」に応じて異なり得る。また、提案内容は、「出力期間」に応じても異なり得る。このように、提案内容決定部17は、将来起こり得る事項を鑑みて、多様な提案内容を生成することができるので、ユーザにとって好適に気づきを促すことができると共に、ユーザが親近感を持つ電気機器を実現することができる。
なお、上述した生活提案テーブルにおける「出力期間」は、提案内容決定部17が、生活提案テーブルとして提案内容に関連付けて管理しているものであり、提案内容提供部18は、生活提案テーブルにおける「出力期間」において、電気機器20に対して提案内容を示す提案内容情報を提供するものであると捉えることができる。
また、本実施形態におけるサーバ10は、複数のサーバで構成されてもよい。例えば、サーバ10をサーバAおよびサーバBで構成する場合、サーバAがサーバ通信部11およびサーバ制御部12を備え、サーバBがカレンダーテーブル記憶部13および生活提案テーブル記憶部14を備える構成としてもよい。また、例えば、サーバ10をサーバA、サーバB,およびサーバCで構成する場合、サーバAがサーバ通信部11およびサーバ制御部12を備え、サーバBがカレンダーテーブル記憶部13を備え、サーバCが生活提案テーブル記憶部14を備える構成としてもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、例えば、図7に示す生活提案テーブルにおいて、項目「提案内容」として「今晩は<A>みたい。温かい<B>でもどうですか?<C>はあったかな?」が設定され、「<B>の候補」として、「ポトフ、ビーフシチュー、キムチ鍋」が設定される。さらに、本実施形態では、生活提案テーブルが、「<B>の候補」から選択されたテキストに応じて選択される「<C>の候補」を更に含み、「<B>の候補」において「ビーフシチュー」が選択された場合の「<C>の候補」として「じゃがいも、牛肉、たまねぎ、ルー」等が設定される。また、図4に示すカレンダーテーブルにおいて、項目「項目内容」に「冷え込む」が設定されているものとする。
このような状況において、提案内容決定部17は、上述した生活提案テーブルおよびカレンダーテーブルを参照して、<A>に挿入されるテキスト「冷え込む」を、提案内容に挿入する。そして、提案内容決定部17は、「<B>の候補」から、テキストをランダムに選択する。ここで、提案内容決定部17が「ビーフシチュー」を選択すると、提案内容決定部17は、「<C>の候補」から、テキストをランダムに選択する。例えば、提案内容決定部17が、「<C>の候補」から「じゃがいも」を選択した場合、提案内容決定部17は提案内容を「今晩は冷え込むみたい。温かいビーフシチューでもどうですか?じゃがいもあったかな?」に決定し、提案内容提供部18は、提案内容を示す提案内容情報を電気機器20に出力する。提案内容を報知する電気機器20が冷蔵庫20aであった場合、冷蔵庫20aが提案内容を報知する様子を図10に示す。図10は、本発明の実施形態2に係る提案システム1において、冷蔵庫20aが提案内容を報知する様子を示す図である。
図10に示すように、冷蔵庫20aは、提案内容「今晩は冷え込むみたい。温かいビーフシチューでもどうですか?じゃがいもあったかな?」を人工音声によって出力する。これにより、提案システム1は、提案内容を報知すると共に、ビーフシチューを作るための材料があるか否かをユーザに確認させることができる。
このように、本実施形態では、生活提案テーブルが追加の項目を含み、当該追加の項目に含まれる複数の候補の何れかを用いて、ユーザに対して問いかけを行う。ここで、問いかけには、提案を実行するために必要なことが含まれる。すなわち、本実施形態に係る提案システム1では、提案を実行するために必要なことを、ユーザに知られることができるため、将来の事項に関してユーザに対して気づきを促すより好適な提案を行うことができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上述の実施形態において、提案システム1は、操作情報を送信した電気機器に対して提案内容を提供しているが、操作情報を送信した電気機器とは異なる電気機器に対して提案内容を提供する構成であってもよい。
例えば、LED照明から「点灯」を示す操作情報を、サーバ10が受信する。そして、サーバ10は、当該操作情報を取得したことをトリガーとして決定した提案内容を、当該LED装置が設置されている部屋と同じ部屋に設置されているエアコンに提供する。LED照明から「点灯」を示す操作情報を取得するということは、ユーザが、LED照明が設置されている部屋にいることを意味している。そのため、本実施形態に係る提案システム1は、当該LED装置が設置されている部屋と同じ部屋に設置されているエアコンから提案内容を報知させることにより、ユーザに対して好適なタイミングで気づきを促すことができる。
また、上述した実施形態1、2では、操作情報を送信できる電気機器は報知部26を備えていたが、本実施形態では、報知部26を備えていない電気機器が操作情報を送信し、サーバ10が当該操作情報を受信する構成であってもよい。このような構成であっても、将来の事項に関してユーザに対して気づきを促す提案を行うことができる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図4に示すカレンダーテーブルにおいて、通し番号「2」に関連付けられている「入力者」は天気に関する情報を提供する「A社」であり、提案内容が報知されるユーザAとは異なる提案システム1のユーザBである。このように、本実施形態に係る提案システム1は、提案内容が報知されるユーザAとは異なるユーザBから、カレンダー情報を取得する構成であってもよく、この構成を備えることにより、提案システム1は、多様な提案内容を生成することができるので、ユーザAにとって好適に気づきを促すことができる。
また、ユーザBは、例えば、広告(「本日は特売日です」等)に関するカレンダー情報を入力することにより、効率良く広告を提供することができる。そのため、本実施形態に係る提案システム1では、ユーザBにとっても好適なタイミングで、ユーザAに対して気づきを促すことができる。
また、提案システム1では、ユーザBが入力したカレンダー情報を参照して生成される提案内容を出力可能な電気機器を、ユーザAが予め設定できる構成であってもよい。例えば、天気に関する情報を提供する「A社」が入力するカレンダー情報を参照して生成さえる提案内容を出力可能な電気機器を、ユーザAがエアコンに限定できる構成であってもよい。
また、サーバ10は、自動的にカレンダー情報を更新する構成であってもよい。例えば、天気に関する情報を提供するリンク先を示す情報をサーバ10が記憶し、所定の間隔で当該リンク先にアクセスする。そして、サーバ10は、リンク先から天気に関する情報を取得し、取得した情報をカレンダー情報として管理してもよい。
〔実施形態5〕
サーバ10のサーバ制御部12および電気機器20の電気機器制御部22は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、サーバ10および電気機器20は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るサーバ(10)は、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得するカレンダー情報取得手段(カレンダー情報取得部15)と、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定する提案内容決定手段(提案内容決定部17)と、上記提案内容を報知する報知機器(電気機器20)に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供手段(提案内容提供部18)と、を備える。
上記の構成によれば、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得し、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定するので、将来の事項に関してユーザに対して気づきを促す提案を行うことができる。
なお、上記報知機器は、電気機器であって、ユーザへの報知手段を備えているもののことを指す。
本発明の態様2に係るサーバは、上記態様1において、上記提案内容決定手段は、上記提案内容を報知可能な期間である報知期間を、当該提案内容に関連付けて管理しており、上記提案内容提供手段は、上記報知期間において、上記報知機器に対して上記提案内容を示す提案内容情報を提供してもよい。
上記の構成によれば、上記提案内容決定手段は、上記提案内容を報知可能な期間である報知期間を、当該提案内容に関連付けて管理しており、上記提案内容提供手段は、上記報知期間において、上記報知機器に対して上記提案内容を示す提案内容情報を提供するので、ユーザに対して好適なタイミングで気づきを促すことができる。
本発明の態様3に係るサーバは、上記態様1または2において、ユーザによって操作された電気機器(20)と、当該操作の内容とを示す操作情報を取得する操作情報取得手段(操作情報取得部16)をさらに備え、上記操作情報取得手段が上記操作情報を取得したことをトリガーとして、上記提案内容決定手段は、上記ユーザへの提案内容を決定してもよい。
上記の構成によれば、ユーザによって操作された電気機器と、当該操作の内容とを示す操作情報を取得する操作情報取得手段をさらに備え、上記操作情報取得手段が上記操作情報を取得したことをトリガーとして、上記提案内容決定手段は、上記ユーザへの提案内容を決定するので、ユーザにとって好適なタイミングでユーザに対して提案を行うことができる。
本発明の態様4に係るサーバは、上記態様3において、上記提案内容決定手段は、上記操作情報取得手段が取得した操作情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定してもよい。
上記の構成によれば、上記提案内容決定手段は、上記操作情報取得手段が取得した操作情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定するので、ユーザにとってより利便性の高い提案を行うことができる。
本発明の態様5に係るサーバは、上記態様3または4において、上記提案内容提供手段は、上記操作情報取得手段が取得した操作情報が示す電気機器に対して、上記提案内容情報を提供してもよい。
上記の構成によれば、上記提案内容提供手段は、上記操作情報取得手段が取得した操作情報が示す電気機器に対して、上記提案内容情報を提供するので、ユーザに対して好適に気づきを促すことができる。
本発明の態様6に係るサーバは、上記態様1〜5において、上記提案内容には、上記カレンダー情報に含まれる入力内容の少なくとも一部が含まれていてもよい。
上記の構成によれば、上記カレンダー情報に含まれる入力内容の少なくとも一部が含まれるので、ユーザにとってより利便性の高い提案を行うことができる。
本発明の態様7に係るサーバは、上記態様6において、上記入力内容は、カテゴリー分けされて管理されており、上記提案内容には、上記入力内容のカテゴリーに応じた提案が含まれていてもよい。
上記の構成によれば、上記入力内容は、カテゴリー分けされて管理されており、上記提案内容には、上記入力内容のカテゴリーに応じた提案が含まれているので、ユーザにとってより利便性の高い提案を行うことができる。
本発明の態様8に係る提案方法は、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得するカレンダー情報取得工程と、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定する提案内容決定工程と、上記提案内容を報知する報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供工程と、を含む。
上記の構成によれば、上記提案方法は、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様9に係る提案システム(1)は、サーバ(10)と報知機器(20)とを備える提案システムであって、上記サーバは、ユーザに関連付けられたカレンダー情報を取得するカレンダー情報取得手段(カレンダー情報取得部15)と、上記カレンダー情報を参照して上記ユーザへの提案内容を決定する提案内容決定手段(提案内容決定部17)と、上記提案内容を報知する上記報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供手段(提案内容提供部18)と、を備え、上記報知機器は、上記提案内容情報を取得する提案内容取得手段(提案内容取得部25)と、上記提案内容取得手段が取得した提案内容情報が示す提案内容を報知する報知手段(報知部26)と、を備える。
上記の構成によれば、上記提案システムは、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様10に係る報知機器(20)は、ユーザから受け付けた操作を示す操作情報を出力する操作情報出力手段(操作情報出力部24)と、上記操作情報を参照して決定された提案内容を示す提案内容情報を取得する提案内容取得手段(提案内容取得部25)と、上記提案内容取得手段が取得した提案内容情報が示す提案内容を報知する報知手段(報知部26)と、を備える。
上記の構成によれば、上記報知機器は、上記態様3における電気機器を実現することができる。
本発明の各態様に係るサーバ(10)および報知機器(20)は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記サーバおよび上記報知機器が備える各手段として動作させることにより上記サーバおよび上記電気機器をコンピュータにて実現させるサーバおよび電気機器のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、家電などの電気機器から提案内容を報知する提案システムに利用することができる。
1 提案システム
2 ネットワーク
10 サーバ
11 サーバ通信部
12 サーバ制御部
13 カレンダーテーブル記憶部
14 生活提案テーブル記憶部
15 カレンダー情報取得部(カレンダー情報取得手段)
16 操作情報取得部(操作情報取得手段)
17 提案内容決定部(提案内容決定手段)
18 提案内容提供部(提案内容提供手段)
20 電気機器(報知機器)
21 電気機器通信部
22 電気機器制御部
23 操作受付部
24 操作情報出力部(操作情報出力手段)
25 提案内容取得部(提案内容取得手段)
26 報知部(報知手段)
30 カレンダー更新情報入力装置
31 装置通信部
32 入力受付部
33 入力情報出力部
34 表示制御部
35 表示部

Claims (7)

  1. カレンダー情報を取得するカレンダー情報取得部と、
    ユーザが操作した電気機器の操作の内容を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
    上記電気機器および上記操作情報が示す操作の内容に応じて上記カレンダー情報の参照処理を行うに際して、報知機器毎に提案内容を決定する提案内容決定部と、
    上記提案内容を報知する報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供部と、を備え、
    上記カレンダー情報は、将来におけるユーザが参加予定のイベント及び天候の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴とするサーバ。
  2. 上記提案内容決定部は、上記提案内容を報知可能な期間を、当該提案内容に関連付けて管理することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 上記操作情報は、更に、ユーザが操作した電気機器を示すものであり
    上記提案内容提供部は、上記操作情報取得部が取得した操作情報が示す電気機器を報知機器として、上記提案内容情報を提供することを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ。
  4. 上記提案内容には、上記カレンダー情報に含まれる内容の少なくとも一部が含まれることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のサーバ。
  5. 上記カレンダー情報に含まれる内容は、カテゴリー分けされて管理されており、上記提案内容には、上記内容のカテゴリーに応じた提案が含まれていることを特徴とする請求項4に記載のサーバ。
  6. サーバが実行する提案方法であって、
    カレンダー情報を取得するカレンダー情報取得ステップと、
    ユーザが操作した電気機器の操作の内容を示す操作情報を取得する操作情報取得ステップと、
    上記電気機器および上記操作情報が示す操作の内容に応じて上記カレンダー情報の参照処理を行うに際して、報知機器毎に提案内容を決定する提案内容決定ステップと、
    上記提案内容を報知する報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供ステップと、
    を含み、
    上記カレンダー情報は、将来におけるユーザが参加予定のイベント及び天候の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴とする提案方法。
  7. サーバと報知機器とを備える提案システムであって、
    上記サーバは、
    カレンダー情報を取得するカレンダー情報取得部と、
    ユーザが操作した電気機器の操作の内容を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
    上記電気機器および上記操作情報が示す操作の内容に応じて上記カレンダー情報の参照処理を行うに際して、報知機器毎に提案内容を決定する提案内容決定部と、
    上記提案内容を報知する上記報知機器に対して、上記提案内容を示す提案内容情報を提供する提案内容提供部と、を備え、
    上記報知機器は、
    上記サーバから、上記提案内容情報を取得する提案内容取得部と、
    上記提案内容取得部が取得した提案内容情報が示す提案内容を報知する報知部と、を備え、
    上記カレンダー情報は、将来におけるユーザが参加予定のイベント及び天候の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴とする提案システム。
JP2014075707A 2014-04-01 2014-04-01 サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器 Active JP6821289B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014075707A JP6821289B2 (ja) 2014-04-01 2014-04-01 サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器
CN201580009024.6A CN106030632A (zh) 2014-04-01 2015-03-27 服务器、程序、提案方法、提案系统以及报知设备
US15/120,376 US20170061384A1 (en) 2014-04-01 2015-03-27 Server, proposal method, proposal system, and notification apparatus
PCT/JP2015/059683 WO2015152064A1 (ja) 2014-04-01 2015-03-27 サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014075707A JP6821289B2 (ja) 2014-04-01 2014-04-01 サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015197812A JP2015197812A (ja) 2015-11-09
JP6821289B2 true JP6821289B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=54240389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014075707A Active JP6821289B2 (ja) 2014-04-01 2014-04-01 サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20170061384A1 (ja)
JP (1) JP6821289B2 (ja)
CN (1) CN106030632A (ja)
WO (1) WO2015152064A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6664190B2 (ja) * 2015-11-02 2020-03-13 三菱電機株式会社 健康管理システム、炊飯器、提示方法及びプログラム

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000051132A (ko) * 1999-01-19 2000-08-16 윤종용 메시지 센터를 구비한 전자렌지 및 그 제어방법
EP1223514A4 (en) * 2000-06-30 2009-07-29 Seiko Epson Corp INFORMATION DISTRIBUTION SYSTEM, INFORMATION DISTRIBUTION PROCEDURE AND COMPUTER PROGRAM TO CARRY OUT THE PROCEDURE
JP3748772B2 (ja) * 2000-12-28 2006-02-22 シャープ株式会社 情報提供方法及びサーバー装置及び端末装置及び情報提供システム
AU2003277666A1 (en) * 2002-11-19 2004-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Operation log cooperation utilizing device
WO2007121329A1 (en) * 2006-04-12 2007-10-25 Google Inc Method, system ,graphical user interface, and data structure for creating electronic calendar entries from email messages
US20150199651A1 (en) * 2006-11-06 2015-07-16 Tiruvilwamalai Venkatraman Raman Integrated Online Time and Place Management
JP4656202B2 (ja) * 2008-07-22 2011-03-23 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
US8560371B2 (en) * 2008-09-26 2013-10-15 Microsoft Corporation Suggesting things to do during time slots in a schedule
JP2012004657A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Panasonic Corp コンテンツ推奨装置及びコンテンツ推奨方法
JP2012023636A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> コンテンツ提示装置及びコンテンツ提示プログラム
US9317834B2 (en) * 2011-06-30 2016-04-19 Microsoft Technology Licensing, Llc User computing device with personal agent program for recommending meeting a friend at a service location based on current location, travel direction, and calendar activity
JP2013138553A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Toshiba Corp 電力管理サーバ装置、電力管理方法及び電力管理プログラム
JP5942717B2 (ja) * 2012-09-10 2016-06-29 カシオ計算機株式会社 情報通知装置およびプログラム
US9679300B2 (en) * 2012-12-11 2017-06-13 Nuance Communications, Inc. Systems and methods for virtual agent recommendation for multiple persons
US20140244017A1 (en) * 2013-02-25 2014-08-28 Qualcomm Incorporated Determining items to build based on an internet of things (iot) network inventory and building the determined items using a 3d printer
US10990894B2 (en) * 2013-07-11 2021-04-27 Neura, Inc. Situation forecast mechanisms for internet of things integration platform

Also Published As

Publication number Publication date
CN106030632A (zh) 2016-10-12
WO2015152064A1 (ja) 2015-10-08
US20170061384A1 (en) 2017-03-02
JP2015197812A (ja) 2015-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104516283B (zh) 控制装置、被控制设备、控制方法、控制系统以及报知设备
CN107430399B (zh) 用于向用户提供通告的方法、系统和计算机可读介质
EP2662651A2 (en) Refrigerator and remote controller
JP6129020B2 (ja) 端末装置、エネルギーマネジメントシステム、表示制御方法、及び、プログラム
JP6150913B2 (ja) エネルギーマネジメントシステム、エネルギーマネジメントコントローラ、エネルギーマネジメント方法、及び、プログラム
KR20130045545A (ko) 전자 기기 제어 방법 및 이를 구비한 장치
JP6821289B2 (ja) サーバ、プログラム、提案方法、提案システム、および報知機器
JP6191897B1 (ja) エネルギー管理装置およびエネルギー管理方法
US9804655B2 (en) Apparatus control system, mobile terminal and program
JP2018019592A (ja) エネルギー管理装置およびエネルギー管理方法
JP2007036394A (ja) リモコン操作端末機及びその動作プログラム
JP6270749B2 (ja) 情報提示装置、端末装置、情報提示システム、情報提示装置の制御方法、および制御プログラム
CN115082149A (zh) 一种电子设备、服务器及烹饪设备推荐方法
CN114636274A (zh) 家电系统
JP2005195272A (ja) 調理機器
JP2019079121A (ja) 端末装置、音声出力プログラム、サーバ、音声出力システム、及び音声出力方法
JP7079550B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
CN112384941A (zh) 信息提示方法、信息提示系统以及信息提示装置
CN115220372A (zh) 一种事件处理方法、设备及系统
JP2003281223A (ja) 消費エネルギ予測方法及び消費エネルギ予測装置
Panneerselvam Design of smart grid interfaces, Focusing of smart TVs
JP2008306290A (ja) ホームコントローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190613

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20190613

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190621

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20190625

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190719

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20190723

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200114

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200414

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200714

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201007

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20201104

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20201208

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20201208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6821289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150