JP2007036394A - リモコン操作端末機及びその動作プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示部が比較的小さい機器をリモコン操作端末機として用いた場合でも、少ない操作ステップでユーザが希望する情報家電機器の操作ができるようにする。
【解決手段】 リモコン操作メニューを表示させる表示部22に、ユーザの生活スケジュールに応じて、各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューを優先的に表示部22に表示させる処理制御部26を備える。この処理制御部26は、現在時刻情報と予め作成されたユーザの生活行為類型データに含まれる時刻情報とを参照して、現在時刻におけるユーザの生活行為類型を特定し、該生活行為類型に対応する宅内機器を特定するデータ処理部262と、特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを、現在時刻情報に応じて表示部22に表示させる表示制御部263とを備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】 リモコン操作メニューを表示させる表示部22に、ユーザの生活スケジュールに応じて、各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューを優先的に表示部22に表示させる処理制御部26を備える。この処理制御部26は、現在時刻情報と予め作成されたユーザの生活行為類型データに含まれる時刻情報とを参照して、現在時刻におけるユーザの生活行為類型を特定し、該生活行為類型に対応する宅内機器を特定するデータ処理部262と、特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを、現在時刻情報に応じて表示部22に表示させる表示制御部263とを備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ユーザの宅内に備えられている各種の宅内機器を遠隔的に操作する機能を有する多機種対応型のリモコン操作端末機及びその動作プログラムに関するものである。
近年、ホームネットワーク等を介して遠隔操作が可能な宅内機器(情報家電機器)が汎用されつつある。このような情報家電機器は、一台のリモコン操作端末機(例えば据付型のリモコン操作パネル、個人情報端末機或いは携帯電話機等)でその複数を操作対象とすることが可能である。すなわち、宅内に設置されている照明、エアコン、テレビ、給湯器等につき単一のリモコン操作端末機で、それらのON−OFF制御や各種動作制御を行わせることが可能である(例えば、特許文献1参照)。この場合、操作対象とされる情報家電機器についてのリモコン操作メニューを、リモコン操作端末機に備えられている所定の表示部へ画像表示させ、該表示部において操作指示を受け付けるようにする構成が一般的である。
しかし、一台のリモコン操作端末機により操作対象とされる情報家電機器が多くなると、操作対象とする情報家電機器を選択して操作するまでに要する操作ステップがどうしても多くなり、また操作完了までのステップも多くなってしまう。この点、リモコン操作端末機の表示部をワイドなものとし、操作対象とされる情報家電機器を一覧表示する等すれば、前記操作ステップを幾分は少なくすることは可能である。しかし、個人情報端末機或いは携帯電話機等のように表示部が比較的小さい(表示部を大きくできない)機器をリモコン操作端末機として用いる場合は、階層的なメニュー画面を用意せねばならず、操作ステップの増加は免れない。なお、操作性を優先して、操作対象とされる情報家電機器の数を限定することも考えられるが、それではホームネットワークの効用を十分活用できないことになる。
特開2004−56384号公報
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、多くの情報家電機器を操作対象とし、しかも個人情報端末機や携帯電話機等のように表示部が比較的小さい機器をリモコン操作端末機として用いた場合でも、少ない操作ステップでユーザが希望する情報家電機器の操作をできるようにしたリモコン操作端末機及びその動作プログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1にかかるリモコン操作端末機は、ユーザの居宅内に存在する複数の宅内機器を遠隔的に操作する機能を有する多機種対応型のリモコン操作端末機であって、前記複数の宅内機器についての所定のリモコン操作メニューを表示する表示部と、現在時刻情報を発生可能な時計機能部と、ユーザの生活スケジュールに基づき時刻情報に関連付けて予め設定された生活行為類型データと、該生活行為類型の各々と使用される宅内機器とを対応付けた対応データとを記憶する記憶部と、前記現在時刻情報と前記生活行為類型データに含まれる時刻情報とを参照して、現在時刻におけるユーザの生活行為類型を特定すると共に、前記対応データを参照して特定された生活行為類型に対応する宅内機器を特定するデータ処理部と、前記データ処理部で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを、前記現在時刻情報に応じて前記表示部に表示させる表示制御部と
を具備することを特徴とする。
を具備することを特徴とする。
この構成によれば、データ処理部により、時刻情報に関連付けて予め設定されたユーザの生活行為類型の各々に応じて使用される宅内機器が時刻毎に特定されるようになる。そして、表示制御部により、特定された宅内機器についてのリモコン操作メニューが表示部に表示されるようになる。従って、当該リモコン操作端末機が多くの宅内機器を操作対象としている場合でも、ユーザの生活スケジュール(時刻)に応じて、各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューが選択的に表示部に表示され、これによりユーザは、少ない操作ステップで希望する宅内機器の選択、操作ができるようになる。
上記構成において、前記表示制御部は、前記複数の宅内機器の全ての操作選択が可能な初期メニュー又は予め選定された特定の宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを表示させる第1の表示モードと、前記データ処理部で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを表示させる第2の表示モードとが選択的に実行可能とされており、前記表示制御部は、前記現在時刻情報に応じて前記第2の表示モードを優先的に実行することが望ましい(請求項2)。この構成によれば、ユーザの生活スケジュールに応じた時刻毎に第2の表示モードが実行され、各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューが優先的に表示されるようになる。そして、各々の時刻における生活行為類型にて使用されない宅内機器を操作する場合には、第1の表示モードに切り替えることで、このような宅内機器の選択、操作が可能となる。
上記請求項1又は2の構成において、前記記憶部に記憶されている生活行為類型データ及び対応データの新規登録及び書き換えが可能な入力手段を有することが望ましい(請求項3)。この構成によれば、入力手段により生活行為類型データ及び対応データを新規登録したり、更新したりすることが可能となる。
本発明の請求項4にかかるリモコン操作端末機用の動作プログラムは、所定の処理制御手段及び表示部と、現在時刻情報を発生可能な時計機能部と、ユーザの生活スケジュールに基づき時刻情報に関連付けて予め設定された生活行為類型データと、該生活行為類型の各々と使用される宅内機器とを対応付けた対応データとを記憶する記憶部とを具備し、ユーザの居宅内に存在する複数の宅内機器を遠隔的に操作する機能を有する多機種対応型のリモコン操作端末機を動作させるためのプログラムであって、前記処理制御手段に、前記現在時刻情報と前記生活行為類型データに含まれる時刻情報とを参照して、現在時刻におけるユーザの生活行為類型を特定する第1処理ステップと、前記対応データを参照して特定された生活行為類型に対応する宅内機器を特定する第2処理ステップと、前記特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを、前記現在時刻情報に応じて前記表示部に表示させる表示制御ステップとを実行させることを特徴とする。
この構成によれば、リモコン操作端末機が多くの宅内機器を操作対象としている場合でも、ユーザの生活スケジュールに応じて、各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューを、リモコン操作端末機に備えられている表示部に選択的に表示させることが可能となる。
請求項1にかかるリモコン操作端末機、及び請求項4のリモコン操作端末機用の動作プログラムによれば、ユーザの生活スケジュールに応じて、各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューが選択的に表示部に表示される。すなわち、各々の時刻において必要最小限の宅内機器に対応するリモコン操作メニューが表示されることから、個人情報端末機や携帯電話機等のように表示部が比較的小さい機器をリモコン操作端末機として用いた場合でも、必要十分なメニュー表示を行い易くなる。従って、ユーザは、少ない操作ステップで希望する宅内機器の選択、操作ができ、これにより操作性を向上させることができる。
請求項2にかかるリモコン操作端末機によれば、所定の時刻毎に、第2の表示モードにより、ユーザの各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューが優先的に表示される。一方、他の宅内機器の操作を行う場合には、第1の表示モードに切り替えられる。従って、ユーザの操作性をより一層向上させることができる。
請求項3にかかるリモコン操作端末機によれば、入力手段により生活行為類型データ及び対応データを新規登録したり、更新したりすることが可能となるので、ユーザの生活スケジュールに変化があった場合でも、自在に対応できるようになる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態の一例につき詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるリモコン操作端末機を用いた宅内機器(情報家電機器)の操作システムSの構成を示す模式図である。この操作システムSは、ユーザの居宅H内に設置されている遠隔操作が可能な宅内機器、例えば照明器具101、テレビ102、エアコン103が、ホームネットワークHNを介して据付型のリモコン操作端末機2及びホームサーバとしてのパーソナルコンピュータ3と接続されている。
図1は、本発明にかかるリモコン操作端末機を用いた宅内機器(情報家電機器)の操作システムSの構成を示す模式図である。この操作システムSは、ユーザの居宅H内に設置されている遠隔操作が可能な宅内機器、例えば照明器具101、テレビ102、エアコン103が、ホームネットワークHNを介して据付型のリモコン操作端末機2及びホームサーバとしてのパーソナルコンピュータ3と接続されている。
また、この操作システムSには、可搬型のリモコン操作端末機としての携帯電話機20が備えられている。この携帯電話機20は、インターネットINを介して前記パーソナルコンピュータ3と通信可能とされ、該パーソナルコンピュータ3を通して居宅H内の前記照明器具101、テレビ102及びエアコン103の操作を、居宅Hの外部から(或いは居宅Hの内部において)行えるようになっている。なお、前記据付型のリモコン操作端末機2に代えて、可搬型の個人情報端末機等を用いるようにしても良い。
図2は、前記操作システムSにおけるリモコン操作端末機2(携帯電話機20)の機能的な構成を示す機能ブロック図である。このリモコン操作端末機2は、ホームネットワークHNに接続されている宅内機器11〜13(上記照明器具101、テレビ102及びエアコン103が相当)を遠隔操作するもので、機能的に、通信部21、表示部22、操作部23、時計機能部24、記憶部25及び処理制御部26を備えている。
通信部21は、ホームネットワークHNを介して宅内機器11〜13と信号の送受信を行う機能部である。すなわち、リモコン操作端末機2側からは、宅内機器11〜13に対するON−OFF制御信号、動作信号、予約信号等を送信する。一方、宅内機器11〜13側からは、動作状態に関するイベント情報等を受信する。
表示部22は、LCDパネル等からなり、宅内機器11〜13を遠隔操作するためのリモコン操作メニューを表示するためのものである。操作部23は、所定の入力キー等からなり、ユーザからの宅内機器11〜13に対する各種の操作情報の入力を受け付ける。また操作部23は、後述の生活スケジュール記憶部251、対応データ記憶部252に対する初期設定情報、更新情報の入力も受け付ける。なお、前記表示部22を、タッチパネル形式のものとして構成することも可能であり、この場合は表示部22と操作部23とが兼用される構成とされる。
時計機能部24は、現在の日付及び時刻を計時するIC(Integrated Circuit)チップ回路等からなり、常時、現在時刻情報を発生するものである。
記憶部25は、RAM(Random Access Memory)、或いはEPROM(Erasable and Programmable ROM)等からなり、前記表示部22に表示させるリモコン操作メニューの表示制御のために必要なデータ情報を記憶するもので、生活スケジュール記憶部251、対応データ記憶部252及び表示パターン記憶部253を備えている。
生活スケジュール記憶部251は、ユーザの個人的な生活行動に関する生活行為類型データを記憶する。この生活行為類型データは、ユーザの生活スケジュールに基づき時刻情報に関連付けて予め設定される。
図3は、このような生活行為類型データ41の一例を示す表形式の図である。図3に示すように、この生活行為類型データ41は、時刻フィールド411と生活行為類型フィールド412とを備え、当該ユーザにおける24時間分の生活行為類型(生活行為類型フィールド412)と、かかる生活行為類型が実行される時刻(時刻フィールド411)とが関連付けられたデータである。
この生活スケジュール記憶部251に格納されている生活行為類型データ41は、後述の処理制御部26により適宜読み出され、前記表示部22に表示させるリモコン操作メニューの表示制御のための参照データとして活用される。また、上述のように、操作部23からの入力情報が与えられることで、当該生活行為類型データ41が生成(新規登録)され、更新(書き換え)されるものである。
対応データ記憶部252は、前記生活行為類型フィールド412に記憶されている生活行為類型の各々と使用される宅内機器とを対応付けた対応データとを記憶する。この対応データは、居宅Hにおける照明器具101、テレビ102、エアコン103等(図1参照)の設置状況、ユーザの属性により予め設定される。
図4は、このような対応データ42の一例を示す表形式の図である。図4に示すように、この対応データ42は、生活行為類型フィールド421と使用宅内機器フィールド422とを備え、それぞれの生活行為類型(生活行為類型フィールド421)において、どの宅内機器が使用されるか(使用宅内機器フィールド422)を対応付けられたデータである。図4に示す例では、「睡眠」という生活行為類型において、「寝室照明」、「読書用照明」、「寝室エアコン」、「廊下照明」、「寝室テレビ」及び「寝室オーディオ」が使用される(使用可能性の高い)宅内機器として登録されている例を示している。この対応データ42も、後述の処理制御部26により適宜読み出され、前記表示部22に表示させるリモコン操作メニューの表示制御のための参照データとして活用される。また、操作部23からの入力情報が与えられることで、当該対応データ42が生成され、更新されるものである。
表示パターン記憶部253は、表示部22に表示させるリモコン操作メニューの各種表示パターンを記憶する。例えば、複数の宅内機器に対応するリモコン操作メニューの表示配列パターンや、宅内機器の個別操作画面がどのようなキャラクタで表示させるか等の各種コンテンツを記憶するものである。
処理制御部26は、CPU(中央演算処理装置)等からなり、ユーザの生活行為類型に合わせて、表示部22に表示させるリモコン操作メニューを時刻に応じて切り替える処理制御を行う機能部であり、時刻情報取得部261、データ処理部262及び表示制御部263を備えて構成されている。
時刻情報取得部261は、前記時計機能部24から現在時刻情報を所定のサンプリング間隔(例えば1分毎)で取得する。
データ処理部262は、前述の時刻情報取得部261、生活スケジュール記憶部251及び対応データ記憶部252のデータを参照して、所定のデータ処理を行う。具体的には、時刻情報取得部261で取得された現在時刻情報と、生活スケジュール記憶部251の生活行為類型データ41(図3参照)における時刻フィールド411とを対照させて、現在時刻におけるユーザの生活行為類型を特定する。つまり、当該時刻において、生活行為類型フィールド412に格納されている生活行為類型が何であるかを特定する。例えば、現在時刻が0:00であれば、生活行為類型は「睡眠」であると判定する。
さらに、データ処理部262は、前記対応データ42(図4参照)を参照して、上記で特定された生活行為類型に対応する宅内機器を特定する。具体的には、特定された生活行為類型と対応データ記憶部252に格納されている対応データ42における使用宅内機器フィールド422とを対照させることで、現在時刻におけるユーザの生活行為類型で使用される宅内機器を特定する。例えば、生活行為類型が「睡眠」であれば、上述のように使用される宅内機器は、「寝室照明」、「読書用照明」、「寝室エアコン」、「廊下照明」、「寝室テレビ」及び「寝室オーディオ」であると特定する。
表示制御部263は、前記データ処理部262で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを、現在時刻情報に応じて前記表示部22に優先的に表示させる表示制御を行う。すなわち、表示制御部263は、宅内機器11〜13の全ての操作選択が可能な初期メニュー又は予め選定された特定の宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを表示させる基本機能(第1の表示モード)を有する一方で、前記現在時刻情報に応じて、前記データ処理部262で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを優先的に表示させる優先表示機能(第2の表示モード)を有している。
図5〜図7は、表示制御部263により現在時刻に応じて生成され、表示部22に優先的に表示されるリモコン操作メニューの例を示す平面図である。図5は、睡眠時におけるリモコン操作メニュー画面51を示している。この睡眠時リモコン操作メニュー画面51は、図3のような生活行為類型データ41が生活スケジュール記憶部251に格納されている場合、毎日の0:00〜6:00の時間帯において優先的に表示される。そして、図4のような対応データ42が対応データ記憶部252に格納されているとした場合、図5に示すように、表示制御部263により睡眠時リモコン操作メニュー画面51は、寝室照明操作部511、読書用照明操作部512、寝室エアコン操作部513、廊下照明操作部514、寝室テレビ操作部515及び寝室オーディオ操作部516を具備するものとされる。
ここで、照明関係の操作キャラクタ、すなわち寝室照明操作部511、読書用照明操作部512及び廊下照明操作部514については、「ON」、「OFF」の操作キャラクタのみが表示されている。一方、寝室エアコン操作部513には、「ON」、「OFF」の操作キャラクタに加えて、室温調整キャラクタ、「冷房」及び「暖房」の運転選択キャラクタが表示されている。また、寝室テレビ操作部515には、チャンネル選択キャラクタ、音量調整キャラクタが付加されている。さらに、寝室オーディオ操作部516には、動作選択キャラクタ、音量調整キャラクタが付加されている。これらの表示は、前記表示パターン記憶部253に記憶されているパターン情報に基づいて実行される。
これに加えて、睡眠時リモコン操作メニュー画面51には、モード切替部517が備えられている。このモード切替部517は、時刻に応じて優先的に表示される生活行動に応じたリモコン操作メニューを、各々の時刻における生活行為類型にて使用されない宅内機器を操作可能なリモコン操作メニューに切り替える場合等に用いられるものである。すなわち、このモード切替部517が押下若しくは選択されると、表示制御部263は、表示部22に表示されている睡眠時リモコン操作メニュー画面51(第2の表示モード)を、居宅Hに備えられている宅内機器の全ての操作選択が可能な初期メニュー(第1の表示モード)又は予め選定された特定の宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニュー画面に切り替える。このような表示制御を行うことで、ユーザの操作性を向上させることができる。
次に図6は、食事時におけるリモコン操作メニュー画面52を示している。この食事時リモコン操作メニュー画面52は、図3のような生活行為類型データ41が生活スケジュール記憶部251に格納されている場合、毎日の7:00台、19:00台の時間帯において優先的に表示される。そして、図4のような対応データ42が対応データ記憶部252に格納されているとした場合、図6に示すように、表示制御部263により食事時リモコン操作メニュー画面52は、キッチン照明操作部521、ダイニング照明操作部522、LDKエアコン操作部523、リビング照明操作部524、電気ポット操作部525及びリビングテレビ操作部526を具備するものとされる(各操作部のキャラクタの説明は省略する)。そして、上記と同様なモード切替部527が備えられている。
また図7は、くつろぎ時におけるリモコン操作メニュー画面53を示している。このくつろぎ時リモコン操作メニュー画面53は、図3のような生活行為類型データ41が生活スケジュール記憶部251に格納されている場合、毎日の18:30〜の時間帯において優先的に表示される。そして、図4のような対応データ42が対応データ記憶部252に格納されているとした場合、図7に示すように、表示制御部263によりくつろぎ時リモコン操作メニュー画面53は、リビング照明操作部531、リビングテレビ操作部532、ビデオ操作部533、LDKエアコン操作部534及びリビングオーディオ操作部535を具備するものとされる(各操作部のキャラクタの説明は省略する)。そして、上記と同様なモード切替部536が備えられている。
続いて、以上の通り構成されたリモコン操作端末機2(携帯電話機20)の動作について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。処理が開始されると、時計機能部24から処理制御部26の時刻情報取得部261に現在時刻情報が取得される(ステップS1)。
そして、データ処理部262により、生活スケジュール記憶部251に格納されている生活行為類型データ41が読み出され、時刻情報取得部261で取得された現在時刻情報と生活行為類型データ41とが参照され、現在時刻におけるユーザの生活行為類型が特定される(ステップS2)。また、対応データ記憶部252に格納されている対応データ42が読み出され、ステップS2で特定された生活行為類型において使用される宅内機器が特定される(ステップS3)。そして、表示制御部263により、例えば図5〜図7に例示したような、ステップS3で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューが、表示部22に表示される(ステップS4)。
その後、表示部22の表示モードの切り替え指示があったか否かが確認される(ステップS5)。具体的には、図5〜図7に例示したリモコン操作メニュー画面51〜53に備えられているモード切替部517、527、536の選択指示があったか否かが確認される。表示モードの切り替え指示があった場合(ステップS5でYES)、表示制御部263により表示部22のメニュー表示が、宅内機器の全ての操作選択が可能な初期メニュー等(全表示モード:第1の表示モード)に切り替えられる(ステップS6)。
表示モードの切り替え指示がなかった場合(ステップS5でNO)、或いはステップS6の処理後、新たに時計機能部24から処理制御部26の時刻情報取得部261に現在時刻情報が取得される(ステップS7)。そして、同様にして、現在時刻におけるユーザの生活行為類型が特定される(ステップS8)。ここで、前回に特定された生活行為類型と今回特定された生活行為類型とが一致しているか否かが確認される(ステップS9)。
もし、生活行為類型に変更があった場合は(ステップS9でYES)、ステップS8で特定された生活行為類型において使用される宅内機器が特定される(ステップS10)。そして、ステップS6を経由して表示部22における表示が全表示モードになっている場合は、この全表示モードを解除する処理が行われ(ステップS11)、ステップS4に戻って、ステップS10で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューが、表示部22に表示される(ステップS4)。
一方、生活行為類型に変更がなかった場合は(ステップS9でNO)、必要に応じてステップS11を実行した上で、先にステップS3で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューの表示が、表示部22において継続されるものである(ステップS4)。
このような動作を行うリモコン操作端末機2(携帯電話機20)によれば、ユーザの生活スケジュールに応じて、各々の生活行為類型において使用される宅内機器を操作するためのリモコン操作メニューが選択的に表示部22に表示されるようになる。すなわち、各々の時刻において必要最小限の宅内機器に対応するリモコン操作メニューが表示部22に表示されることから、表示部22のサイズが小さいリモコン操作端末機であっても、必要十分なメニュー表示を行い易くなる。従って、ユーザは、少ない操作ステップで希望する宅内機器の選択、操作ができ、これにより操作性を向上させることができる。
以上、本発明にかかるリモコン操作端末機2(携帯電話機20)の実施形態について説明したが、これは本発明を実施する一例であり、種々の変形実施が可能である。例えば、リモコン操作メニュー画面51〜53に、詳細操作メニュー画面の選択キーを設け、選択された特定の宅内機器について、より詳細な操作メニュー画面が表示可能な構成としても良い。また、例えば2つ生活行為類型が同じ時間帯に実行されるような場合、或いは1つの生活行為類型で使用される宅内機器の数が多い場合は、例えば2つのリモコン操作メニュー画面を準備し、これらをワンタッチで切り替え可能な構成としても良い。
また、上述のリモコン操作端末機2としてではなく、該リモコン操作端末機2に備えられているコンピュータに制御動作を実行させる制御プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。若しくは、リモコン操作端末機2(或いは携帯電話機20)が備えるROMなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
11、12、13 宅内機器
101 照明器具(宅内機器)
102 テレビ(宅内機器)
103 エアコン(宅内機器)
2 リモコン操作端末機
20 携帯電話機(リモコン操作端末機)
21 通信部
22 表示部
23 操作部
24 時計機能部
25 記憶部
251 生活スケジュール記憶部
252 対応データ記憶部
253 表示パターン記憶部
26 処理制御部
261 時刻情報取得部
262 データ処理部
263 表示制御部
3 ホームサーバ
41 生活行為類型データ
42 対応データ
51〜53 リモコン操作メニュー画面
101 照明器具(宅内機器)
102 テレビ(宅内機器)
103 エアコン(宅内機器)
2 リモコン操作端末機
20 携帯電話機(リモコン操作端末機)
21 通信部
22 表示部
23 操作部
24 時計機能部
25 記憶部
251 生活スケジュール記憶部
252 対応データ記憶部
253 表示パターン記憶部
26 処理制御部
261 時刻情報取得部
262 データ処理部
263 表示制御部
3 ホームサーバ
41 生活行為類型データ
42 対応データ
51〜53 リモコン操作メニュー画面
Claims (4)
- ユーザの居宅内に存在する複数の宅内機器を遠隔的に操作する機能を有する多機種対応型のリモコン操作端末機であって、
前記複数の宅内機器についての所定のリモコン操作メニューを表示する表示部と、
現在時刻情報を発生可能な時計機能部と、
ユーザの生活スケジュールに基づき時刻情報に関連付けて予め設定された生活行為類型データと、該生活行為類型の各々と使用される宅内機器とを対応付けた対応データとを記憶する記憶部と、
前記現在時刻情報と前記生活行為類型データに含まれる時刻情報とを参照して、現在時刻におけるユーザの生活行為類型を特定すると共に、前記対応データを参照して特定された生活行為類型に対応する宅内機器を特定するデータ処理部と、
前記データ処理部で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを、前記現在時刻情報に応じて前記表示部に表示させる表示制御部と
を具備することを特徴とするリモコン操作端末機。 - 前記表示制御部は、前記複数の宅内機器の全ての操作選択が可能な初期メニュー又は予め選定された特定の宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを表示させる第1の表示モードと、
前記データ処理部で特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを表示させる第2の表示モードとが選択的に実行可能とされており、
前記表示制御部は、前記現在時刻情報に応じて前記第2の表示モードを優先的に実行することを特徴とする請求項1に記載のリモコン操作端末機。 - 前記記憶部に記憶されている生活行為類型データ及び対応データの新規登録及び書き換えが可能な入力手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のリモコン操作端末機。
- 所定の処理制御手段及び表示部と、
現在時刻情報を発生可能な時計機能部と、
ユーザの生活スケジュールに基づき時刻情報に関連付けて予め設定された生活行為類型データと、該生活行為類型の各々と使用される宅内機器とを対応付けた対応データとを記憶する記憶部とを具備し、
ユーザの居宅内に存在する複数の宅内機器を遠隔的に操作する機能を有する多機種対応型のリモコン操作端末機を動作させるためのプログラムであって、
前記処理制御手段に、
前記現在時刻情報と前記生活行為類型データに含まれる時刻情報とを参照して、現在時刻におけるユーザの生活行為類型を特定する第1処理ステップと、
前記対応データを参照して特定された生活行為類型に対応する宅内機器を特定する第2処理ステップと、
前記特定された宅内機器についての操作が可能なリモコン操作メニューを、前記現在時刻情報に応じて前記表示部に表示させる表示制御ステップと
を実行させることを特徴とするリモコン操作端末機用の動作プログラム。
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2005
- 2005-07-22 JP JP2005213253A patent/JP2007036394A/ja active Pending
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