JP5236375B2 - リソース管理装置、リソース管理方法及びリソース管理プログラム - Google Patents

リソース管理装置、リソース管理方法及びリソース管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5236375B2
JP5236375B2 JP2008183746A JP2008183746A JP5236375B2 JP 5236375 B2 JP5236375 B2 JP 5236375B2 JP 2008183746 A JP2008183746 A JP 2008183746A JP 2008183746 A JP2008183746 A JP 2008183746A JP 5236375 B2 JP5236375 B2 JP 5236375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resource
service
use time
time zone
scheduled use
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008183746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010028195A (ja
Inventor
晃一郎 山口
快 伊藤
好克 井藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008183746A priority Critical patent/JP5236375B2/ja
Publication of JP2010028195A publication Critical patent/JP2010028195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5236375B2 publication Critical patent/JP5236375B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、自身の管理するリソースを有効に活用する技術に関する。
近年、ネットワークの普及に伴い、家庭の機器をネットワークにつなげて様々なサービスが実現されるようになってきている。例えば、TVをネットワークにつないで、VOD(Video On Demand)にて動画を楽しんだり、HDD(ハードディスクドライブ)レコーダをネットワークにつないで、外出先から録画予約の指示をしたりするサービスが出現している。このように、ネットワーク経由で機器を操作したり、管理したりすることが可能となりつつある。
また、テレビ放送の多チャンネル化や24時間放送、ネットワークを介したコンテンツの配信なども普及しつつある。このようなコンテンツを、大容量のHDDを搭載したハードディスクレコーダーにまとめて録画しておき、後で、利用者が、好みのコンテンツを選択して視聴する場合がある。
特開平1−137356号 特表2003−500961号 特開平9−91232号
しかし、このようにして大量に録画されたコンテンツの中で、利用者が実際に視聴するものはほんの一部に過ぎず、HDDの容量を無駄に使用している。このような無駄が生じているので、自身の管理するリソースを有効に活用することができる機器に対する要望がある。
そこで、本発明は、自身の管理するリソースを有効に活用することができるリソース管理装置、リソース管理方法、リソース管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の1実施態様であるリソース管理装置は、自身の管理するリソースを用いてサービスの提供を受けるリソース管理装置であって、リソースを用いるサービスについて、提供を受ける予定の使用予定時間帯を記憶する記憶手段と、前記使用予定時間帯の開始前に、ネットワークを介してサーバ装置から、自装置の利用者に適した前記リソースの推奨的な動作と動作期間とを示す手順を取得する取得手段と、取得した手順の示す前記動作期間が、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯に含まれるか否かを判断する判断手段と、前記使用予定時間帯に含まれると判断された場合、前記動作期間前に前記リソースを確保し、前記起動期間に確保したリソースを取得した手順に従って動作するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、前記記憶手段はリソースを用いるサービスに対応する使用予定時間帯を記憶する。そのため、前記リソースを用いたサービスを複数利用する予定であっても、各サービス毎に対応する使用予定時間帯を保持しているので、前記リソースを有効に活用して各サービスの提供を受けることができる。
また、前記制御手段は、前記手順に従って、利用者に推奨すべき動作をするようにリソースを制御するため、利用者は当該リソース管理装置から、より快適性や利便性の高いサービスを受けることができる。
1.各種の実施態様
以下に、本発明の様々な実施態様について説明する。
(1)本発明の1実施態様として、自身の管理するリソースを用いてサービスの提供を受けるリソース管理装置とネットワークを介してサービスを提供するサーバ装置からなるサービス提供システムであって、前記リソース管理装置は、リソースを用いるサービスについて、提供を受ける予定の使用予定時間帯を記憶する記憶手段と、前記使用予定時間帯の開始前に、ネットワークを介してサーバ装置から、自装置の利用者に適した前記リソースの推奨的な動作と動作期間とを示す手順を取得する取得手段と、取得した手順の示す前記動作期間が、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯に含まれるか否かを判断する判断手段と、前記使用予定時間帯に含まれると判断された場合、前記動作期間前に前記リソースを確保し、確保したリソースを取得した手順に従って動作するように制御する制御手段とを備え、前記サーバ装置は、前記リソース管理装置の利用者に関する情報とサービスを提供する予定の前記使用予定時間帯とを記憶している記憶手段と、前記情報及び前記使用予定時間帯を基に、前記手順を生成する生成手段と、生成した手順を送信する送信手段とを備えることを特徴とするサービス提供システム。
また、別の実施態様として、自身の管理するリソースを用いてサービスの提供を受けるリソース管理装置であって、リソースを用いるサービスについて、提供を受ける予定の使用予定時間帯を記憶する記憶手段と、前記使用予定時間帯の開始前に、ネットワークを介してサーバ装置から、自装置の利用者に適した前記リソースの推奨的な動作と動作期間とを示す手順を取得する取得手段と、取得した手順の示す前記動作期間が、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯に含まれるか否かを判断する判断手段と、前記使用予定時間帯に含まれると判断された場合、前記動作期間前に前記リソースを確保し、前記起動期間に確保したリソースを取得した手順に従って動作するように制御する制御手段とを備えることを特徴としてもよい。
前記リソース管理装置は、さらに、他のサービスの提供を受ける他の使用予定時間帯を受け付ける受付手段と、同一のリソースについて、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯と前記他の使用予定時間帯とが重複するか否かを判断する競合検出手段と、重複すると判断された場合、その旨を利用者に通知する通知手段とを備えるとしてもよい。
上記の構成によると、前記提示手段により、利用者は、新たに入力した他のサービスに関する予約が受理されない理由を容易に知ることができる。
(2)前記リソース管理装置は、さらに、競合検出手段により重複すると判断された場合に、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯を、前記他の使用予定時間帯と重複しないように変更する変更手段と、変更後の前記使用予定時間帯を、ネットワークを介して前記サーバ装置へ通知する通知手段とを備えるとしてもよい。
上記の構成によると、前記変更手段により2つのサービスに係る使用予定時間帯に重複がなくなるので、両方のサービスの提供を受けることができる。
(3)前記変更手段は、利用者により前記他のサービスを優先すると指示された場合にのみ、前記変更を行うとしてもよい。
この構成によると、前記変更に利用者の意思を反映させることができる。
(4)前記変更後の使用予定期間帯を通知した場合、前記取得手段は、前記手順に代えて、前記変更後の使用予定期間において、前記利用者に適した前記リソースの推奨的な動作及び動作期間を示す代替手順を取得し、前記制御手段は、前記手順に代えて、前記代替手順に従って動作するように前記リソースを制御するとしてもよい。
この構成によると、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯が変更された場合であっても、滞りなく前記サービスを受けることができる。
(5)重複していないと判断した場合、競合検出手段は、さらに、前記リソースを用いた前記他のサービスの提供を受ける予定の前記他の使用予定期間帯を前記記憶手段に書き込むとしてもよい。
この構成によると、当該リソース管理装置は、前記他のサービスの提供も受けることができる。つまり、リソースの重複や、使用予定時間帯に重複が無ければ、複数のサービスの提供を受けることができる。
(6)前記取得手段は、前記使用予定時間帯の開始時刻から所定の時間を差し引いた要求時刻に前記手順を取得するとしてもよい。
上記の構成において、前記所定の時間を充分短くすれば、前記取得手段は最新の手順を取得することができる。サーバ装置を有するサービス提供者においては、常に、プログラムの検査や改善など品質向上が図られている。従って、上記の構成であれば、できるだけ高品質のプログラム(手順)を得ることができる。
(7)前記サービスは、当該リソース管理装置の利用者の嗜好に合った放送番組の予約録画に関するサービスであって、前記取得手段は、前記使用予定時間帯において前記利用者の嗜好に合った放送番組を録画するような前記リソースの動作を示す前記手順を取得し、前記制御手段は、前記手順に従って、前記放送番組の開始直前に前記リソースを確保し、前記放送番組を録画するように前記リソースを制御するとしてもよい。
上記の構成によると、利用者は、外出中などに放送される番組であって、自身の好みに合う番組を視聴することができる。
(10)前記サービスは、前記リソースである家電製品の自動制御に関するサービスであって、前記取得手段は、前記利用者の生活パターンに適した前記家電製品の動作を示す手順を取得し、前記制御手段は、前記手順に従って、前記家電製品の動作期間の直前に前記家電製品を確保し、確保した家電製品を前記利用者の生活パターンに適した動作をするように制御するしてもよい。
この構成によると、利用者は自身の生活パターンに適した家電製品を直接操作することなく動作させることができる。
(11)また、本発明の実施態様としては、上記のリソース管理装置において用いられる方法、プログラムであってもよいし、このプログラムを記録した記録媒体であってもよい。
2.実施の形態1
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明において、リソースは、以下に提示されるものに限らず、端末を構成する要素であれば何でも構わない。また、サービス提供者の用いる機器とは、サーバ装置に限らず、ネットワーク経由で端末を操作、あるいは、管理するものであれば形態は何でも構わない(例えば、他のクライアント端末)。
また、本発明における端末とは、録画再生装置、テレビ、デジタルビデオカメラ、オーディオシステムといった家庭用AV(オーディオビデオ)機器、AV機器のみならず、照明、空調などの動作を自動制御する家電制御サーバ、パーソナルコンピュータ、宅内サーバ装置など様々な機器が該当する。これらの端末は、自身保持するリソース及び自身が制御しているリソースを管理するリソース管理装置である。
本発明の実施の形態1として、ネットワークに接続されていない端末1000内におけるリソースの管理方法について説明する。
図1に示すように端末1000は、端末リソース確保手段1001、リソース競合検知手段1002、予約状況保持手段1003、リソース競合提示手段1004、サービス実行手段1005、リソース群1006及び入力手段1007から構成される。また、端末1000により制御される外部リソース1008が接続されている。
以下、各部構成について説明する。
2.1 リソース群1006及び外部リソース1008
リソース群1006は端末1000が保持する1つ以上のリソースであり、さまざまな種類がある。ここでは、例として、チューナー1011、HDDドライブ1012を図示しているが、他にも、光学ディスクドライブ、外部スロットといったものがある。
外部リソース1008は、端末1000に接続されて端末1000から制御されるリソースである。例えば、エアコン、照明機器、外付けのディスクドライブ、モニター、などが考えられる。
2.2 予約状況保持手段1003
予約状況保持手段1003は、各リソースの予約状況を記憶している手段であり、例えば、リソース内容とそれを使用する端末ユーザ、使用予定時間帯といった情報を含むリソース予約テーブルを保持している。図2にリソース予約テーブル1021の詳細を示す。
リソース予約テーブル1021は、図2に示すように複数の予約情報1022、1023、1024・・・から構成される。
各予約情報は、使用リソース、使用者名及び使用予定時間帯を含んで構成される。使用リソースは、使用予定のリソースの名称、使用者名は、リソースの予約を入力したユーザの名称、使用予定時間帯は、リソースを使用する予定の時間帯である。例えば、予約情報1022は、ユーザAの指示により、2008年1月1日の21:00〜22:00の間、チューナーが使用される予定であることを示している。
これらの項目は、一例であって、この他にも、ユーザが利用しようとしている機能の名称(例えば、予約録画、タイマー再生など)を含んでも良い。
2.3 入力手段1007
入力手段1007は、各種の入力キーを備え、端末ユーザによる各種の指示やデータの入力を受付、受け付けた入力内容を端末リソース確保手段1001、リソース競合提示手段1004へ出力する。
2.4 端末リソース確保手段1001
端末リソース確保手段1001は、端末のリソースを予約するためのトリガとなる手段であり、入力手段1007を介して、端末ユーザによるリソース予約の指示を受け取る。
ここで、端末リソース確保手段1001の受け取る指示は、具体的に、予約すべきリソースを指定するものであっても良いし、端末ユーザの利用しようとしている機能及びサービスの名称であってもよい。
前者の場合、リソース予約の指示には、当該指示を入力したユーザ名、予約をするリソースの名称、予約を希望する時間帯(以下使用予定時間帯)が含まれる。
後者の場合、リソース予約の指示には、当該指示を入力したユーザ名、希望する機能又はサービスの名称及び使用予定時間帯が含まれる。この場合、端末リソース確保手段1001は、入力された機能又はサービスの名称から、予約すべきリソースを特定する。
続いて、端末リソース確保手段1001は、ユーザ名、リソース名、使用予定時間帯をリソース競合検知手段1002へ通知する。
2.5 リソース競合検知手段1002
リソース競合検知手段1002は、リソースの予約に競合が起こるかどうかを検知する機能部である。
具体的には、リソース競合検知手段1002は、端末リソース確保手段1001から、ユーザ名、リソース名及び使用予定時間帯の通知を受ける。通知を受けると、予約状況保持手段1003の記憶しているリソース予約テーブル1021を参照し、通知されたリソースについて、通知された使用予定時間帯と、既存の予約情報に含まれる使用予定時間帯に重複があるか否かを確認する。重複がある場合を、そのリソースの予約に競合が生じていると呼ぶ。
競合が生じていなければ、リソース競合検知手段1002は、通知されたリソース名、ユーザー名及び使用予定時間帯からなる予約情報を生成し、生成した予約情報をリソース予約テーブル1021に追加登録する。
競合が生じている場合、リソース競合検知手段1002は、リソースの競合が起こったこととその内容をリソース競合提示手段1004へ通知する。
2.6 リソース競合提示手段1004
リソース競合提示手段1004は、液晶ディスプレイ、スピーカなどを含んで構成され、リソース競合検知手段1002から通知されたリソースの競合内容を端末ユーザに画像若しくは音声により提示する手段である。
リソースの競合を提示された端末ユーザは、自身が入力したリソース予約を優先するか否かを決定し、入力手段1007に決定内容を入力する。
リソース競合提示手段1004は、入力手段1007を介して、ユーザの入力を受け付ける。ユーザが自身の入力したリソース予約を優先した場合は、リソース競合提示手段1004は、予約状況保持手段1003のリソース予約テーブル1021内において、競合している予約情報を、新たに入力したリソース予約内容を示す予約情報により上書きする。
ユーザが、先に入力されていたリソース予約を優先した場合には、リソース競合提示手段1004は、上記の上書きは行わず、各部に新たな予約の中止を通知する。
なお、リソース予約テーブル1021の上書きは、本手段ではなく、端末リソース確保手段1001や、リソース競合検知手段1002、あるいは、予約状況保持手段1003自身が行ってもよい。
また、具体的には図示していないが、新たなリソースの予約が確定すると、リソース競合提示手段1004又はリソース競合検知手段1002は利用者により要求された機能又はサービス(例えば、予約録画などの機能)を示す要求指示情報をサービス実行手段1005へ通知する。
2.7 サービス実行手段1005
サービス実行手段1005は、図示していないが、各種の機能及びサービスを実現する手順を含んだプログラム及び利用者により入力された録画予約、再生予約等の要求指示情報を記憶する記憶部を備えている。予約状況保持手段1003に保持されているリソース予約状況及び自身の記憶している要求指示に従って、利用予定時間帯の開始直前にリソースを確保し、指示情報に応じたプログラムを選択し、選択したプログラムを実行することで、各種サービスを提供する手段である。ここで、「確保」とは、そのリソースを独占的に使用し、選択したプログラム以外のプログラム(タスク)から、そのリソースの使用要求があっても、排除することを意味する。
例えば、録画予約を示す指示情報には、少なくとも録画開始時刻、終了時刻、チャネルが含まれている。ここで録画開始時刻及び終了時刻により特定される時間帯は、リソース予約テーブル1021に登録されているチューナーの使用予定時間帯と一致する。録画開時刻直前になると、サービス実行手段1005は、チューナーというリソースを確保し、自身の保持している録画プログラムを読み出し、チューナーを使用して録画プログラムを実行することで録画を行う。
2.8 まとめ
以上、説明してきたように、実施の形態1においては、端末1000を使用する限られたユーザ間の関係や話し合いにより、各リソースの予約に競合は起こらない。従って、サービス実行手段1005は、リソース予約テーブル1021を参照して、所定の日時に遅滞無く各リソースを確保し、確保したリソースを用いたサービスを実現することができる。
3. 実施の形態2
次に、本発明に係る実施の形態2について説明する。
3.1 概要
図3は、本実施の形態に係るサービス提供システム1の構成を示す構成図である。図3に示すように、サービス提供システム1は、サービス提供者の有するサーバ装置と端末とが、ネットワーク2を介して接続されており、サービス提供者が端末の管理するリソースを用いてサービスを提供するシステムである。ここでは、一例として、サービス提供者Aは、推奨番組録画予約サービスを提供する。
推奨番組録画予約サービスとは、ユーザに代わってサービス提供者がユーザの気に入るであろう番組を自動で探し出し、探した番組を予約録画する手順を含むプログラムを端末に提供するものである(S2031)。利用者は、予め、端末及びネットワーク2を介して、自身の嗜好及びサービスの提供を希望する日付、時間帯を、サービス提供者Aのサーバ装置2050に登録しておく。また、同時に端末に、サービス提供者Aによるサービスを受けるために必要なリソース、使用予定時間帯、サービス提供者名などを入力しておく必要がある。以下の説明では、サービス提供者Aへの事前の登録は終了しているものとする。
図3には、端末2000の保持するリソース予約テーブル2021の一部が記載されている。ここでは、サービス提供者Aの名称、サービス提供者Aの提供する推奨番組録画予約サービスを受けるために必要なリソース名、サービスを受けるためのプログラムの取得先を示すネットワークパス、推奨番組録画予約サービスを利用する時間帯が、使用予定時間帯として記録されている。
図3には、一例として、月曜〜土曜、9:00〜21:00の間、サービス提供者Aによる推奨番組録画予約サービスを受けることが記録されており、このサービスを利用するためにチューナーを予約している。
サービス提供者Aの所有するサーバ装置2050は、端末2000の利用者の嗜好に合った番組を録画するためのプログラムを生成し、端末2000は、使用開始時間帯の直前(例えば8:55に)に、このプログラムをダウンロードして実行する。
3.2 端末2000の構成
ここで、実施の形態3における端末2000の構成について説明する。図4に示すように、端末2000は、入力手段2011、端末リソース確保手段2001、リソース競合検知手段2002、予約状況保持手段2003、サービス実行手段2005、リソース群2006、ネットワークパス取得手段2007、サービス取得手段2008から構成される。また、外部リソース2012と接続されている。
以下、各部構成について説明するが、入力手段2011、リソース群2006及び外部リソース2012は、上記の実施の形態1において説明した入力手段1007、リソース群1006及び外部リソース1008と同様であるので、説明を省略する。
(1)予約状況保持手段2003
予約状況保持手段2003は、ハードディスクなどの不揮発性のメモリにより構成され、リソースの予約時状況を記憶する手段である。例えば、リソース内容とそれを使用する端末ユーザ、もしくは、それを使用するサービス提供者名とそのサービスのネットワークパス、使用予定時刻といった情報を含むリソース予約テーブルを記憶している。図5は、リソース予約テーブル2021の構成の一例を示す。
図5に示すように、リソース予約テーブル2021は、複数の予約情報2022、2023、2024、2026、2027・・・を含んで構成される。各予約情報は、使用リソース、使用者名、ネットワークパス、使用予定時間帯、確定フラグ及び確保フラグから構成される。
使用リソースは、予約するリソースの名称であり、使用者名は、そのリソースを用いて実現される端末装置2000の機能を利用しようとするユーザの名称、若しくは、そのリソースを用いて、端末装置2000にサービスを提供しようとするサービス提供者の名称である。ネットワークパスは、サービス提供者によるサービスを受ける場合に、サービスの提供を受けるために必要なプログラムなどを取得するネットワーク上の経路を示す。使用予定時間帯は、リソースを使用する予定の時間帯である。確定フラグは、その予約情報の示すリソース予約が確定事項であるか否かを示す。具体的に確定フラグ「Yes」を含む予約情報は、使用予定時間帯に必ずリソースを確保し使用することを示しており、確定フラグ「No」を含む予約情報は、使用予定時間帯に記載されている時間帯において、リソースを確保する可能性があることを示す。つまり、利用予定時間帯に記載されている全時間帯において、リソースを確保しているわけではないことを示している。確保フラグは、「1」又は「0」の1ビット長のデータであって、「1」は、予約情報に対応する処理のために、現在、リソースが確保されていることを示す。「0」は、現在は確保されていないことを示す。
予約情報には、端末装置2000の備える機能を直接利用する指示の入力に従って生成されたものと、サービス提供者の提供するサービスを利用するために入力されたデータに従って生成されたものの2種類ある。予約情報2022及び2027が前者に該当し、予約情報2023、2024及び2026が後者に該当する。
前者の一例として、予約情報2022は、使用リソース「チューナー」、使用者名「ユーザA」、使用予定時間帯「2008/1/1 21:00〜22:00」、確定フラグ「Yes」及び確保フラグ「0」を含む。予約情報2022は、ネットワークパスを含まない。これは、ユーザAにより、2008年1月1日、21:00〜22:00の間、チューナーが予約されており、確定フラグ「Yes」は、この予約が確定していること、つまりこの時間帯に確実にチューナーが確保される予定であることを示す。また、確保フラグ「0」は、現在、予約情報2022に対応する処理のためにチューナーは確保されていないことを示している。
また、後者の一例として、予約情報2023は、使用リソース「チューナー」、使用者名「サービス提供者A」、ネットワークパス「http://www.serviceA/yoyaku」、使用予定時間帯「月〜土、9:00〜21:00」、確定フラグ「No」及び確保フラグ「1」を含む。これは、月曜〜土曜、9:00〜21:00の間、サービス提供者Aによる、推奨番組録画予約サービスを受けることを示している。ネットワークパスは、サービス提供者Aのサーバ装置2050から、サービスを受けるためのプログラムをダウンロードするためのネットワーク上の経路を示している、例えば、URLであり、ネットワーク2経由でアクセスできるパスであれば何でもよい。確定フラグ「No」は、使用予定時間帯に記載された全時間帯に必ずしも使用リソースが確保される訳ではないことを示す。例えば、月曜9:00〜21:00のうち、推奨する番組の放送時間が20:00〜21:00のみであれば、当該サービスのために実際にチューナーが確保される時間帯は20:00〜21:00となり、9:00〜20:00の間は確保されない。
確保フラグ「1」は、現在、サービス提供者Aによるサービスを受けるため、チューナーが確保されていることを示す。
(2)端末リソース確保手段2001
端末リソース確保手段2001は、端末リソース確保手段1001と同様に入力手段2011を介して端末ユーザによるリソース予約の指示や端末装置2000の機能の使用を要求する指示を受け取る。
例えば、ユーザ自身による録画予約の指示が入力された場合は、端末リソース確保手段1001の場合と同様に入力された情報をリソース競合検知手段2002へ出力する。
また、サービス提供者によるサービスを受けることを示す入力が為された場合も、端末リソース確保手段1001と同様に端末リソース確保手段2001は、入力された情報をリソース競合検知手段2002へ通知する。
(3)リソース競合検知手段2002
リソース競合検知手段2002は、リソースの予約の競合が起こるかどうかを検知する機能部である。
リソース競合検知手段2002は、端末リソース確保手段2001から、リソース名、ユーザ名、使用予定時間帯を通知される。又は、リソース名、サービス提供者名及び使用予定時間帯を通知される。
通知を受けると、リソース競合検知手段2002は、予約状況保持手段2003の記憶しているリソース予約テーブル2021を参照して、通知されたリソースについて、競合が生じているか否かを確認する。競合が生じていなければ、新たな予約情報を生成し、リソース予約テーブルに追加する。ここで、リソース名と共にユーザ名が通知された場合は、確定フラグ「Yes」及び確保フラグ「0」を含む予約情報を生成し、リソース名と共にサービス提供者名が通知された場合は、確定フラグ「No」及び確保フラグ「0」を含む予約情報を生成する。
予約情報を追加する際、ネットワークパス取得手段2007に依頼してネットワークパスを取得してもよいし、ユーザが直接入力してもよい。
なお、ここでは、一例として、サービス提供を受けるための予約情報に含まれる確定フラグは、いずれも「No」にするとしたが、提供されるサービスの内容によっては「Yes」であってもよい。また、利用者の操作により、書き換えられるとしてもよい。また、リソース名と共にユーザ名が通知された場合に、確保フラグを「1」にしてもよい。また、利用者の操作により、書き換えられるとしてもよい。
競合が生じていれば、リソース競合検知手段2002は、上記の予約情報の追加は行わず、最後に入力された予約依頼は中止された旨を各機能部へ通知する。
(4)ネットワークパス取得手段2007
ネットワークパス取得手段2007は、リソース競合検知手段2002からネットワークパスの取得依頼を受け取り、サービス提供者のサーバにアクセスして、プログラムをダウンロードするためのネットワークパスを取得し、リソース競合検知手段2002に通知する。
(5)サービス実行手段2005
サービス実行手段2005は、上記のサービス実行手段1005と同様に予約状況保持手段2003に保持されているリソース予約テーブル2021及び自身の保持する要求指示を参照し、端末内でリソース群2006を用いて各種機能を実現したり、サービス提供者によるサービス提供を受けるためのプログラムを実行したりする手段である。
先ず、サービス実行手段2005は、リソース予約テーブル2021を参照して必要なリソースを特定し、所定の時刻になると特定したリソースを確保する。リソースを確保すると、リソース予約テーブル2021内の該当する予約情報に含まれる確保フラグを「1」に書き換える。予約情報と対応する処理が終了したり、中断したりして、リソースを開放すると、確保フラグを「0」に書き換える。
例えば、予約録画処理では、チューナーというリソースを特定し、録画開始時刻になるとチューナーを確保して録画を開始する。チューナーを確保する際、リソース予約テーブル2021内で参照した予約情報に含まれる確保フラグを「1」に書き換える。
また、参照した予約情報にネットワークパスが定義されている場合は、サービス提供者によるサービスを受けるために、使用予定時間帯の開始する前(例えば5分前)に、サービス取得手段2008にプログラムの取得依頼とネットワークパスを通知する。そして、サービス取得手段2008が取得したサービス提供用のプログラムを受け取り、そのプログラムを実行する。プログラムの実行中において、リソースを確保した際には、上記の予約録画の場合と同様に、参照した予約情報に含まれる確保フラグを「1」に書き換え、リソースを開放した際には確保フラグを「0」に戻す。
(6)サービス取得手段2008
サービス取得手段2008は、サービス実行手段2005からプログラムの取得依頼とネットワークパスを受け取り、ネットワークパスの示す経路によりサービス提供者のサーバ装置にアクセスし、サービス提供用のプログラムをダウンロードする。そして、ダウンロードしたサービス提供用のプログラムをサービス実行手段2005に出力する。
3.3 動作
以下、図6を用いて、端末2000のリソース予約動作について説明する。
(1)端末リソース確保手段2001は、入力手段2011を介して端末ユーザによるリソース名、使用者名、使用予定時間帯の入力を受け付ける(ステップS1302)。なお、リソースの指定は直接リソース名を指定するものではなく、プログラムやサービスを指定して、端末リソース確保手段2001等が、プログラムやサービスに対応するリソースを特定しても良い。
(2)リソース競合検知手段2002は、入力されたリソースの予約が競合しているか否か判断する(ステップS1303)。
(3)ステップS1303でYESと判断された場合、リソース競合検知手段2002はリソース予約を中止する(ステップS1304)。
(4)ステップS1303でNOと判断された場合、リソース競合検知手段2002は、入力された使用者名がネットワーク経由の使用者(つまりサービス提供者)かどうかを判断する(ステップS1305)。
(5)ステップS1305でNOと判断された場合、リソース競合検知手段2002は、入力されたデータと確定フラグ「Yes」と確保フラグ「0」とを含む予約情報を新たに生成し、生成した予約情報をリソース予約テーブル2021に追加する(ステップS1306)。
(6)ステップS1305においてYESと判断された場合であって、端末使用者がさらに、使用者(サービス提供者)のネットワークパスを端末ユーザが直接入力する場合(ステップS1307のYes)、リソース競合検知手段2002は、入力手段2011を介して、端末ユーザによるネットワークパスの入力を受け付ける(ステップS1309)。
(7)ステップS1307がNOの場合、リソース競合検知手段2002の指示により、ネットワークパス取得手段2007は使用者(サービス提供者)にアクセスし、ネットワークパスを取得する(ステップS1308)。
(8)次に、リソース競合検知手段2002は、リソース名と使用者名とネットワークパスと確定フラグ「No」と確保フラグ「0」とを含む予約情報を新たに生成し、生成した予約情報を、リソース予約テーブル2021に追記する(ステップS1310)。
3.4 まとめ
上記の構成により、サービス提供システム1では、サービス提供者が端末のリソースを使用してサービスを提供するためのプログラムを生成し、端末にてそのプログラムを実行することによりサービスの提供を受けることができる。また、端末ユーザの指示に従って端末のリソースを使用することも可能となる。また、端末は自端末のリソースがどのサービス提供者により使用される予定であるかを把握できる。さらに、具体的に図示していないが、ネットワークパスを基にサービス提供者に問い合わせることによってそのサービス提供者の提供するサービス内容も容易に知ることができる。
このように、サーバ装置にサービスを代行してもらい、直前にそのサービスを受けるためのプログラムをダウンロードする形態では以下のようなメリットがある。直前のダウンロードなので、最新版のプログラムを得られる、あるいは、リアルタイムにプログラムが変わるようなサービスも可能である。また、その都度、ダウンロードするので、端末2000が、推奨番組録画予約用のプログラムを保持している場合に比べ、HDD使用容量削減が可能である。また、常駐プログラムを回避できるので、CPU負荷低減や、消費電力削減が可能である。
また、サービスを受ける度にプログラムをダウンロードするので、端末2000は、そのつど、サーバが信頼できるサーバかどうかの認証処理を行うことも可能である。機器認証の方法は、相互認証であっても良いし、一方向認証であっても良く、これらは、既存の様々な認証技術により実現可能である。
4.実施の形態3
以下、本発明の実施の形態3のサービス提供システム3について、図面を用いて説明する。
4.1 概要
図7は、実施の形態3におけるサービス提供システム3の構成を示す構成図である。図7に示すように、端末3000は、ネットワーク2を介して、サービス提供者の所有するサーバ装置と接続されている。ここでも、一例として、サービス提供者Aは、サーバ装置4000を用いて推奨番組録画予約サービスを提供しているとする。
実施の形態2と同様に、端末3000は、リソース予約テーブルを保持している。図7には、このリソース予約テーブル3021の一部を抜粋して記載している。リソース予約テーブル3021の詳細な構成は、実施の形態2において説明したリソース予約テーブル2021と同様である。
リソース予約テーブル3021の予約情報3022は、9:00〜21:00の間、サービス提供者Aによるサービスを受けるため、チューナーが予約されていることを示している。このリソース予約テーブル3021に従うと、端末3000は、8:55にサーバ装置4000から、9:00〜21:00の間の推奨番組を録画するためのプログラムをダウンロードする予定である(ステップS1401)。
ところが、8:55より前に、端末ユーザにより9:00〜12:00の間、録画予約の指示が入力されたとする(ステップS1402)。この場合、録画予約に当たって、チューナーの予約をする必要があるので、9:00〜12:00の間、チューナーの予約が競合することになる(ステップS1403)。
実施の形態2では、このようなとき、後から入力されたリソース予約を破棄していたが、本実施の形態のサービス提供システム3では、利用者による選択、サービスを受ける時間帯の変更などを行うことで、より柔軟に利用者により直接入力された指示とサービスの利用とを両立させることができる。
4.2 端末3000の構成
図8は、実施の形態3における端末3000の構成を示すブロック図である。図8に示すように、端末3000は、端末リソース確保手段3001、リソース競合検知手段3002、予約状況保持手段3003、リソース競合提示手段3004、サービス実行手段3005、リソース群3006、サービス内容取得手段3007、サービス取得手段3008、リソース競合通知手段3009、入力手段3011、ネットワークパス取得手段3013から構成される。また、端末3000により制御される外部リソース3012と接続されている。
以下、各部の構成について説明するが、入力手段3011、端末リソース確保手段3001、予約状況保持手段3003、ネットワークパス取得手段3013、サービス取得手段3008、サービス実行手段3005、リソース群3006及び外部リソース3012は、それぞれ、実施の形態2と同様の構成であるので説明を省略し、実施の形態3に固有の部分を中心に説明する。
(1)リソース競合検知手段3002
リソース競合検知手段3002は、リソースの予約の競合が起こるかどうかを検知する機能部である。競合の検出の手順および、競合が生じていない場合の予約情報の追記については、実施の形態2と同様であるので、説明を省略する。
競合が生じている場合の一例として、図7に示すように、9:00〜12:00の間、利用者による録画予約とサービス提供者Aによるサービス提供のためのチューナーの予約が競合しているとする。
リソース競合検知手段3002は、予約状況保持手段3003の記憶しているリソース予約テーブル3021の該当する予約情報3022からから使用者名を読み出し、読み出した使用者名が端末3000のユーザ名ではなく、ネットワーク経由のサービス提供者の名称であることを確認する。次に、リソース競合検知手段3002は、予約情報3022からネットワークパスを読み出し、読み出したネットワークパスをサービス内容取得手段3007へ出力する。
続いて、リソース競合検知手段3002は、サービス内容取得手段3007からサービス内容を受け取る。ここでは、具体的に「推奨番組録画予約サービス」というサービスの名称を取得する。
サービス内容を取得すると、リソース競合検知手段3002は、競合が発生している旨の通知、既存のリソース予約に関する情報と、利用者により入力された指示内容とをリソース競合提示手段3004へ出力する。
既存のリソース予約に関する情報とは、具体的には、予約情報3022に含まれる使用者名「サービス提供者A」、使用予定時間帯「9:00〜21:00」と取得したサービス内容「推奨番組録画予約サービス」である。利用者により入力された指示内容とは、具体的には、使用者名「ユーザA」、「録画予約」と録画予約時間帯「9:00〜12:00」である。
なお、上記の例では、既存の予約情報がサービス提供者によるサービス提供のためのリソース予約を示しており、利用者により入力された指示が、利用者自身による録画予約であるとしたが、既存の予約情報も利用者により指示された処理に対応している場合には、リソース競合検知手段3002は、既存の予約情報に含まれるユーザ名をリソース競合提示手段3004へ出力する。
(2)リソース競合提示手段3004
リソース競合提示手段3004は、液晶ディスプレイ、スピーカなどを含んで構成されており、リソースの予約に競合が生じていることを画像又は音声により利用者に報知する手段である。
具体的には、リソース競合提示手段3004は、リソース競合検知手段3002から、競合が発生している旨の通知、既存のリソース予約に関する情報及び利用者により新たに入力された指示内容を受け取る。
これらを受け取ると、リソース競合提示手段3004は、競合が発生している旨を通知する画面を生成し、表示する。図9は、ここで表示される通知画面の一例である。通知画面3016は、リソース競合検知手段3002から受け取った情報を基に、現在生じている競合の内容を通知し、新たに入力した指示を優先するか否かの選択を促す文章3019と、選択ボタン「はい」3017及び選択ボタン「いいえ」3018とが表示されている。
端末ユーザは、入力手段3011を操作して何れかのボタンを選択する。
端末ユーザにより、ボタン「いいえ」3018が選択された場合、リソース競合提示手段3004は、各部に、録画予約の中止を通知し、予約状況保持手段3003の記憶しているリソース予約テーブル3021の変更は行わない。
端末ユーザにより、ボタン「はい」3017が選択された場合、リソース競合提示手段3004は、予約状況保持手段3003の記憶しているリソース予約テーブル3021を書き換える。
図10は、書き換え前のリソース予約テーブル3021a及び書き換え後のリソース予約テーブル3021bの詳細を示している。以下、図10を参照しながらリソース予約テーブル3021の書き換え手順について説明する。
先ず、リソース競合検知手段3002から受け取った既存のリソース予約に関する情報に含まれる使用予定時間帯と、新たに入力された指示内容に含まれる録画予約時間帯とを比較し、使用予定時間帯から録画予定時間帯を差し引いて新たな使用予定時間帯「12:00〜21:00」を算出する。続いて、予約状況保持手段3003の保持しているリソース予約テーブル3021aの予約情報3022aに含まれる使用予定時間帯「9:00〜21:00」を、新たに算出した使用予定時間帯「12:00〜21:00」に書き換える。書き換え後の予約情報3022bは、使用予定時間帯「12:00〜21:00」を含む。
続いて、リソース競合提示手段3004は、新たに入力された指示内容を基に予約情報3023を生成し、生成した予約情報3023をリソース予約テーブル3021aに追記する。
このような書換えを行った後のリソース予約テーブル3021bは、図10(b)に示すように予約情報3023と予約情報3022bとを含んでいる。
なお、リソース予約テーブル3021の書き換えは、本手段ではなく、端末リソース確保手段3001や、リソース競合検知手段3002、あるいは、予約状況保持手段3003自身、もしくは他の手段が行ってもよい。
次に、リソース競合提示手段3004は、予約情報3022bに含まれる使用者名、ネットワークパス及び新たな使用予定時間帯をリソース競合通知手段3009へ出力する。
なお、上記の例では、既存の予約情報がサービス提供者によるサービス提供のためのリソース予約を示しており、利用者により入力された指示が、利用者自身による録画予約であるとしたが、既存の予約情報も利用者により指示された処理に対応している場合、リソース競合検知手段3002から既存の予約情報に含まれるユーザ名を受け取り、受け取ったユーザ名を画面に表示する。
もしくは、両ユーザ名を表示し、何れの指示を優先するかを利用者に選択させてもよいし、あらかじめ、各ユーザの優先順位を登録しておき、優先順位の高いユーザによる指示を優先するとしても良い。この場合、リソース競合通知手段3009への通知は行わない。
また、リソースの予約が競合した場合に、利用者による選択を受け付ける代わりに、端末3000が直接使用するケース及びネットワーク経由で使用するケースにそれぞれに優先度をつけておき、優先度に従って、競合の解消を図っても良い。
(3)サービス内容取得手段3007
サービス内容取得手段3007は、リソース競合検知手段3002から通知されたネットワークパスを元にネットワーク経由でサービス提供者にアクセスし、サービス提供者の提供するサービス内容を取得する。サービス内容取得手段3007は、取得したサービス内容をリソース競合検知手段3002へ通知する。なお、取得したサービス内容は予約状況保持手段3003やリソース競合提示手段3004へ通知してもよい。
(4)リソース競合通知手段3009
リソース競合通知手段3009は、リソース競合提示手段3004からサービス提供者名、ネットワークパス及び使用予定時間帯を受け取る。これらを受け取ると、ネットワークパスを元にサービス提供者へアクセスし、リソースの使用予定時間帯の変更を通知する。
4.3サーバ装置4000の構成
サービス提供者Aの所有するサーバ装置4000は、推奨番組録画予約サービスを提供する装置である。図11は、サーバ装置4000の構成を示すブロック図であって、サービス要求受信手段4001、サービス生成手段4002、サービス送信手段4003、リソース競合通知受信手段4004及びサービス内容通知手段4006から構成される。
以下、各部構成について説明する。
(1)サービス要求受信手段4001
サービス要求受信手段4001は、端末3000から推奨番組録画予約サービスの手順を含んだプログラムのダウンロード要求を受信する。端末3000からのダウンロード要求を受信するとその旨をサービス生成手段4002へ通知する。
(2)サービス生成手段4002
サービス生成手段4002は、端末へ提供するサービスの手順を含んだプログラムを生成する機能部であり、端末ごとや、サービスごとに異なるさまざまなプログラムを生成することも可能であるが、ここでは、推奨番組録画予約サービスの手順を含むプログラムを生成する。
サービス生成手段4002は、内部に記憶領域を備えており、各端末について、ユーザの嗜好情報、サービスを希望する期間を示す使用予定時間帯などを記憶している。また、サービス生成手段4002は、定期的に番組表を取得し、最新の番組表を記憶している。
また、サービス生成手段4002は、リソース競合通知受信手段4004から、端末3000におけるリソースの使用予定時間帯の変更を通知される。この通知を受けると、サービス生成手段4002は、記憶している使用予定時間帯を変更後の使用予定時間帯により更新する。
サービス生成手段4002は、サービス要求受信手段4001からプログラムのダウンロード要求を受け取る。ダウンロード要求を受け取ると、端末3000について記憶している嗜好情報、使用予定時間帯、番組表を基に、使用予定時間帯において、ユーザの嗜好に合った番組を抽出し、抽出した番組を予約録画する手順を含むプログラムを生成する。
また、プログラムを生成した後に、リソース競合通知受信手段4004から、端末3000におけるリソースの使用予定時間帯の変更を通知された場合、サービス生成手段4002は、記憶していた使用予定時間帯に代えて、新たに通知された使用予定時間帯を基に、プログラムを生成しなおす。
続いて、サービス生成手段4002生成したプログラムをサービス送信手段4003へ出力する。
なお、変更前の使用予定時間帯に、ユーザの嗜好に合う対象番組があった場合は、再放送を検出して、別の機会に、録画予約指示を含むプログラムを生成しても良い。
また、プログラム生成はダウンロード要求を受け取るタイミングではなく、リソースの使用予定時間帯の変更を通知された時でもよい。
(3)サービス送信手段4003
サービス送信手段4003は、サービス生成手段4002により生成されたプログラムを受け取り、端末3000へ送信する。
(4)リソース競合通知受信手段4004
リソース競合通知受信手段4004は、端末においてリソース予約状況に変更があった場合に、その旨を端末から受信する手段である。端末からのリソース予約状況の変更を受信すると、その旨をサービス生成手段4002へ通知する。
(5)サービス内容通知手段4006
サービス内容通知手段4006は、端末3000からサービス内容の問合せを受け、当該サーバ装置4000の提供しているサービスの名称を返信する。
4.4 リソース予約に係る動作
図12は、端末3000によるリソース予約の動作を示すフローチャートである。以下、図12を用いてリソース予約における端末3000の動作について説明する。
(1)先ず、端末リソース確保手段3001は、入力手段3011を介して、リソースとその使用予定時間帯及び使用者名の入力を受け付ける(ステップS602)。なお、上述したように、リソース名や使用者名に代えて、利用者が希望するサービスの名称の入力を受け付け、受け付けたサービスの名称を基に、端末リソース確保手段3001がリソースと使用者名を特定しても良い。
(2)リソース競合検知手段3002は、予約状況保持手段3003の記憶しているリソース予約テーブル3021内に、入力されたリソース名と、入力された使用予定時間帯と一部でも重複している使用予定時間帯とを含んでいる予約情報を検索する。つまり、そのリソースの予約に競合が生じているか否かを判断する(ステップS603)。
(3)リソースの予約に競合が生じなかった場合、つまり、該当する予約情報が存在しなかった場合(ステップS603のNO)、リソース競合検知手段3002は、入力されたデータを基に新たな予約情報を生成し、生成した予約情報をリソース予約テーブル3021に追加する(ステップS604)。このとき、リソース競合検知手段3002は、必要に応じて、ネットワークパス取得手段3013に依頼して、使用者に対応するネットワークパスを取得する。
(4)リソースの予約に競合が生じた場合、つまり、該当する予約情報が既に存在する場合(ステップS603のYES)、リソース競合検知手段3002は、検出した既存の予約情報から使用者名を読み出す。リソース競合検知手段3002は、読み出した使用者名はネットワーク経由の使用者(つまり、サービス提供者)の名称であるかどうかを判断する(ステップS605)。
(5)ネットワーク経由の使用者ではないと判断された場合(ステップS605のNO)、リソース競合検知手段3002は、読み出した使用者名をリソース競合提示手段3004へ出力し、リソース競合提示手段3004は、受け取った使用者名を提示する(ステップS606)。
(6)続いて、リソース競合検知手段3002又はリソース競合提示手段3004は、新たに入力されたリソース予約を中止する(ステップS612)。
(7)読み出した使用者名が、ネットワーク経由の使用者であると判断した場合(ステップS605のYES)、リソース競合検知手段3002は、ステップS603で検出した既存の予約情報からネットワークパスを読み出す(ステップS607)。
(8)次に、サービス内容取得手段3007は、読み出されたネットワークパスの示す経路に従ってサービス提供者のサーバ装置にアクセスし、サービス内容を取得する(ステップS608)。
(9)次に、リソース競合提示手段3004は、取得したサービス内容と、利用者により入力された指示内容とを含む画面(例えば、通知画面3016)を表示する(ステップS609)。
(10)リソース競合提示手段3004は、入力手段3011を介して、入力されたリソース予約を優先するか否かの、端末ユーザによる選択を受け付ける(ステップS611)。
(11)入力されたリソース予約を優先しないと選択された場合(ステップS611のNO)、端末3000は、ステップS612に処理を移す。
(12)入力されたリソース予約を優先すると選択された場合(ステップS611のYES)、リソース競合提示手段3004は、ステップS603において検出された既存の予約情報に含まれる使用予定時間帯を、入力された使用予定時間帯と重複しないように変更する(ステップS614)。
(13)また、リソース競合提示手段3004は、ステップS602において入力された情報を基に新たな予約情報を生成し、生成した予約情報をリソース予約テーブル3021に追加する(ステップS616)。
(14)次に、リソース競合通知手段3009は、ネットワークパスを基に、サービス提供者のサーバ装置に、変更後の使用予定時間帯を送信する(ステップS617)。
4.5 サービス提供における動作
続いて、サービス提供時における端末3000及びサーバ装置4000の動作について、図13のフローチャートを用いて説明する。ここでは、一例として、図9のように、チューナー予約が競合し、利用者による録画予約を優先するように、サービスを受ける時間帯を調整した後に、サービス提供者Aによる推奨番組録画予約サービスを受ける場合について説明する。
図14は、このときの各装置及び装置間のデータフローを示す構成図である。ここで、端末3000の保持しているリソース予約テーブル3021bの詳細は、図10(b)に示す通りである。
(1)サービス実行手段3005は、定期的に現在時刻とリソース予約テーブル3021bに記載されている使用予定時間帯「12:00〜21:00」とをチェックしている(ステップS631)。
(2)現在時刻が「11:55」になると(ステップS632)、サービス取得手段3008は、サービス実行手段3005の指示により、サーバ装置4000にプログラムのダウンロードを要求する(ステップS633)。
(3)サーバ装置4000のサービス要求受信手段4001は、端末3000からダウンロード要求を受信し(ステップS634)、サービス生成手段4002へ通知する。
(4)サービス生成手段4002は、端末3000について登録されている嗜好情報、使用予定時間帯、番組表を基に、端末ユーザの嗜好に合う番組を抽出する(ステップS636)。続いて、抽出した番組を予約録画する手順を含むプログラムを生成する(ステップS637)。
(5)サービス送信手段4003は、サービス生成手段4002により生成されたプログラムを端末3000へ送信する(ステップS638)。
(6)サービス取得手段3008は、サーバ装置4000からプログラムをダウンロードし(ステップS639)、サービス実行手段3005へ出力する。
(7)サービス実行手段3005は、リソース予約テーブルを参照して3021を参照してリソース「チューナー」を特定する(ステップS641)。
(8)続いて、サービス実行手段3005は、特定したチューナーを用い、取得したプログラムを実行する(ステップS641)。
4.6 まとめ
以上、説明してきた実施の形態3に係るサービス提供システム3の構成によると、端末ユーザがリソースを予約しようとしたとき、そのリソースに関して、サービス提供者による使用予約と競合した場合に、例えば図9のような画面を表示して、サービス提供者によるサービス内容、競合の発生する時間帯などをユーザに提示する。そのため、ユーザはどのような競合が起こっているのかを知ることができ、例えば、録画予約の操作が速やかに受理されない場合でも、混乱せずにすむ。また、サービス提供者が使用を予定していたリソースが奪われた場合に、サービス提供者にその旨を通知することで、サービス提供者の方で、サービス提供のためのプログラムを変更してサービスに不具合が起こらないようにすることができる。
このようにして、利用者の操作による端末の利用と、サービス提供者による新たなサービスとを両立させることができる。
5.その他の変形例
なお、本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)上記の実施の形態2及び3において、リソースの予約は、あくまでも端末ユーザの入力により開始されるとしたが、これに限るものではない。例えば、ネットワーク経由で、サーバ装置がリソースの予約依頼を送信するとしても良い。送信のタイミングとしては、利用者が、サービスを受けるために、嗜好情報や、サービスの提供を希望する日時などを登録した直後であってもよいし、登録された日時から所定時間前(例えば1時間前)であってもよい。
このように、利用者の行っていた処理をサーバ装置側で代行することにより、利用者にとっての利便性がより向上する。
(2)上記の実施の形態2及び3では、サーバ装置は、サービス提供の手順を含むプログラムを生成していたが、プログラムに限定するものではなく、端末が利用するデータのみであってもよい。
例えば、端末がテレビのように用途の限定された機器である場合、放送波受信のプログラムなどは特に必要なく、推奨する番組の放送時間及びチャネルのみであってもよい。この場合、端末は、利用者の操作なしで、受信した放送時間になると受信したチャネルを選局し、放送番組を受信及び再生する。
(3)実施の形態2では、リソースの使用予定時間帯を、予めユーザがサーバ装置に登録するとした。また、実施の形態3においては、使用予定時間が変更になった時、変更後の使用予定時間帯をサーバ装置に通知していた。
しかし、使用予定時間帯及びその変更をサーバ装置に通知するタイミングは、これに限るものではなく、例えば、サービス取得手段が、プログラムのダウンロード要求と共に、最新の使用予定時間帯を送信しても良い。
なお、プログラムのダウンロード要求と使用予定時間帯は同時に送信してもよいし、別々に送信してもよい。
(4)実施の形態2及び3では、サービス提供者は、サーバ装置を用いてサービスの提供を行っているが、これに限るものではなく、通常のクライアント(端末)であってもよい。すなわち、図11の構成要素を含んでいる機器であればよい。
同様に、端末も図4及び図8の構成要素を含んでいる機器であればどのような機器であっても良い。
従って、サーバ同士、クライアント(端末)同士でリソースの確保をすることも可能である。
(5)上記の記載では、サービス提供者の提供するサービスとして、推奨番組録画予約サービスを例に説明してきたがこれは、一例に過ぎない。
冒頭でも述べたが、他には、コンテンツのタイマー再生サービス、通信機器の自動起動及び通信帯域の確保サービス、照明や空調の操作、カーテンの開閉など家電製品の自動制御サービスなどが考えられる。
さらに、端末の具体例についても、各サービスに応じて、AV機器、パーソナルコンピュータ、家電管理用サーバなど、様々な機器が考えられる。
一例として、家電製品の自動制御サービスについて説明すると、この場合のリソースは、照明、空調、カーテンの開閉を実行するモーター、音楽プレーヤーなど様々な家電製品である。端末は、これらの動作を制御する家電制御サーバである。
利用者は、予めサービス提供者に、自身の生活パターンに関する情報を登録しておく。具体的には、各部屋の用途、起床時刻、就寝時刻、勤務時間、休日などである。
サービス提供者の有するサーバ装置は、これらの情報から、各部屋に設置されているリソースの制御手順を含んだプログラムを生成する。具体的には、起床時刻に寝室のカーテンを開け、音楽を再生する手順、台所の照明や電気ポットをONにする手順、勤務時間が開始すると、これらの家電製品の電源をOFFにする手順などを含むプログラムである。
家電制御サーバは、毎日、所定の時刻にプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムに従って、各リソースを制御する。
また、リソースに対して、プログラムの手順に大きく反する操作がなされたとき、例えば、勤務時間として登録されている時刻に照明が点灯されたときなど、家電制御サーバは、その旨をサーバ装置に通知する。
サーバ装置は、例えば、利用者の携帯電話などに、登録されている生活パターンに合致しない操作が為されたことを通知する。この操作が利用者自身によるものである場合、利用者は、サーバ装置にその旨を通知する。
この場合は、例えば、サーバ装置は、家電制御サーバに自動制御サービスの停止を指示したり、休日の生活パターンに合わせたプログラムを送信しなおしたりする。
この操作が利用者自身によるものでない場合、利用者は、警察や所定の警備会社などに連絡し、自宅の安全確認を依頼することができる。
(6)実施の形態3では、サービスを受けるためのリソース予約よりも、利用者による指示を実行するためのリソース予約を無条件で優先させる構成になっている。具体的には、図12のステップS605のNOの場合のように、使用者がユーザ名である予約を優先しているが、このような構成に限るものではない。
逆にサービスを受けるためのリソース予約(つまり、使用者名がサービス提供者である予約)を優先しても良いし、使用者がユーザであるかサービス提供者であるかにかかわらず、利用者の選択に任せる構成であっても良い。
(7)上記の実施の形態2及び3では、何れも、所定時刻になると、サービス取得手段がサーバ装置に対してプログラムのダウンロード要求を送信し、プログラムを取得していた。
しかし、サーバ装置側でも使用予定時間帯を保持しているので、端末からは要求することなく、所定時刻にサーバ装置が、プログラムを送信するとしても良い。
この場合、サーバ装置は、自身を識別する情報(例えばサービス提供者名)とプログラムとを送信する。
端末のサービス取得手段は、サービス提供者名とプログラムとを受信し、これらをサービス実行手段へ出力する。
サービス実行手段は、プログラムの内容を解析し、プログラムの実行により用いられるリソースとリソースが動作する予定の動作期間とを特定する。
次に、サービス実行手段は、リソース予約テーブルにおいて、受け取ったサービス提供者名と特定したリソースの名称とを含む予約情報を検出する。検出した予約情報に含まれる使用予定時間帯と、特定した動作期間とを比較し、使用予定時間帯に動作期間が含まれているか否かを判断する。使用予定時間帯に動作期間が含まれていれば、サービス実行手段は、受信したプログラムを実行して、前記リソースを動作させる。
リソース予約テーブル内に、上述した条件に適する予約情報が存在しない場合、サービス実行手段は、受信したプログラム及びサービス提供者名を破棄する。
なお、上記のプログラムの解析及び予約情報の検索は、サービス取得手段が行っても良い。
(8)上記の実施の形態において、リソース予約テーブル2021は、確定フラグ及び確保フラグの一方若しくは両方を含まなくても良い。
さらに、リソース予約テーブル2021が、確定フラグ及び確保フラグのうち両方とも含まない場合、端末は、確定フラグが常時「Yes」であり、確保フラグが常時「1」であるような動作をします。つまり、後から入力されたリソース予約指示よりも、既に、リソース予約テーブル2021に登録済みの予約の方が優先する。
なお、利用者の操作により、後から入力されたリソース予約指示により、既存の予約情報の使用予定時間帯を変更されたり、既存の使用予定情報が削除されたりしてもよい。
(9)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレィユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムである。前記RAM、ROM、前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここで、コンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
(10)上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。前記RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
(11)上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、各装置に脱着可能なICカード又は単体のモジュールから構成されているとしてもよい。前記ICカード又は前記モジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、などから構成されるコンピュータシステムである。前記ICカード又は前記モジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、前記ICカード又は前記モジュールは、その機能を達成する。このICカード又はこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
(12)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を、前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(13)また、上記実施例におけるメモリカード、SIMカードの機能ブロックの全てが集積回路であるLSIとして実現される場合も本発明に含まれる。また、機能ブロックの全てに限らず一部がLSIとして実現される場合も本発明に含まれる。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)やLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
更には、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応などが可能性として有り得る。
(14)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
各種のリソース管理し、ネットワークに接続可能な電気機器を製造及び販売する産業、このような電気機器の管理するリソースを活用したサービスを提供す産業、若しくは、サービスを提供するための機器を製造及び販売する産業において、経営的、反復、継続的に利用することができる。
実施の形態1における端末1000の構成を示すブロック図である。 リソース予約テーブル1021の詳細を示す。 実施の形態2におけるサービス提供システム1の構成を示す構成図である。 実施の形態2における、端末2000の構成を示すブロック図である。 予約状況保持手段2003の保持するリソース予約テーブル2021の詳細を示す。 端末2000によるリソース予約の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3におけるサービス提供システム3の構成を示す構成図である。 実施の形態3における端末3000の構成を示すブロック図である。 リソース競合提示手段3004が提示する画面の一例を示す。 実施の形態3において、リソースの予約に競合が発生した際の、競合解消前のリソース予約テーブル3021aと競合解消後のリソース予約テーブル3021bの変化を示す。 実施の形態3におけるサーバ装置4000の構成を示すブロック図である。 端末3000によるリソース予約の動作を示すフローチャートである。 サービス提供システム3のサービス提供時における各装置の動作を示すフローチャートである。 サービス提供時におけるサービス提供システム3の構成及びデータフローを示す図である。
符号の説明
1 サービス提供システム
1000 端末
1001 端末リソース確保手段
1002 リソース競合検知手段
1003 予約情報保持手段
1004 リソース競合提示手段
1005 サービス実行手段
1006 リソース群
1007 入力手段
1008 外部リソース
1021 リソース予約テーブル
2000 端末
2007 ネットワークパス取得手段
2008 サービス取得手段
2021 リソース予約テーブル
2050 サーバ装置
3000 端末
3004 リソース競合提示手段
3007 サービス内容取得手段
3009 リソース競合通知手段
4000 サーバ装置
4001 サービス要求受信手段
4002 サービス生成手段
4003 サービス送信手段
4004 リソース競合通知受信手段
4006 サービス内容通知手段

Claims (13)

  1. 自身の管理するリソースを用いてサービスの提供を受けるリソース管理装置であって、
    リソースを用いるサービスについて、提供を受ける予定の使用予定時間帯を記憶する記憶手段と、
    前記使用予定時間帯の開始前に、ネットワークを介してサーバ装置から、自装置の利用者に適した前記リソースの推奨的な動作と動作期間とを示す手順を取得する取得手段と、
    取得した手順の示す前記動作期間が、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯に含まれるか否かを判断する判断手段と、
    前記使用予定時間帯に含まれると判断された場合、前記動作期間前に前記リソースを確保し、前記確保したリソースを取得した手順に従って動作するように前記動作期間に制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするリソース管理装置。
  2. 前記リソース管理装置は、さらに、
    他のサービスの提供を受ける他の使用予定時間帯を受け付ける受付手段と、
    同一のリソースについて、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯と前記他の使用予定時間帯とが重複するか否かを判断する競合検出手段と、
    重複すると判断された場合、その旨を利用者に通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  3. 前記リソース管理装置は、さらに、
    競合検出手段により重複すると判断された場合に、
    前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯を、前記他の使用予定時間帯と重複しないように変更する変更手段と、
    変更後の前記使用予定時間帯を、ネットワークを介して前記サーバ装置へ通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のリソース管理装置。
  4. 前記変更手段は、利用者により前記他のサービスを優先すると指示された場合にのみ、前記変更を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載のリソース管理装置。
  5. 前記変更後の使用予定時間帯を通知した場合、
    前記取得手段は、前記手順に代えて、前記変更後の使用予定時間帯において、前記利用者に適した前記リソースの推奨的な動作及び動作期間を示す代替手順を取得し、
    前記制御手段は、前記手順に代えて、前記代替手順に従って動作するように前記リソースを制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載のリソース管理装置。
  6. 重複していないと判断した場合、
    競合検出手段は、さらに、前記リソースを用いた前記他のサービスの提供を受ける予定の前記他の使用予定時間帯を前記記憶手段に書き込む
    ことを特徴とする請求項2に記載のリソース管理装置。
  7. 前記取得手段は、前記使用予定時間帯の開始時刻から所定の時間を差し引いた要求時刻に前記手順を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  8. 前記サービスは、当該リソース管理装置の利用者の嗜好に合った放送番組の予約録画に関するサービスであって、
    前記取得手段は、前記使用予定時間帯において前記利用者の嗜好に合った放送番組を録画するような前記リソースの動作を示す前記手順を取得し、
    前記制御手段は、前記手順に従って、前記放送番組の開始直前に前記リソースを確保し、前記放送番組を録画するように前記リソースを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  9. 前記サービスは、前記リソースである家電製品の自動制御に関するサービスであって、
    前記取得手段は、前記利用者の生活パターンに適した前記家電製品の動作を示す手順を取得し、
    前記制御手段は、前記手順に従って、前記家電製品の動作期間の直前に前記家電製品を確保し、確保した家電製品を前記利用者の生活パターンに適した動作をするように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  10. 自身の管理するリソースを用いてサービスの提供を受けるリソース管理装置とネットワークを介してサービスを提供するサーバ装置からなるサービス提供システムであって、
    前記リソース管理装置は、
    リソースを用いるサービスについて、提供を受ける予定の使用予定時間帯を記憶する記憶手段と、
    前記使用予定時間帯の開始前に、ネットワークを介してサーバ装置から、自装置の利用者に適した前記リソースの推奨的な動作と動作期間とを示す手順を取得する取得手段と、
    取得した手順の示す前記動作期間が、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯に含まれるか否かを判断する判断手段と、
    前記使用予定時間帯に含まれると判断された場合、前記動作期間前に前記リソースを確保し、確保したリソースを取得した手順に従って動作するように制御する制御手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記リソース管理装置の利用者に関する情報とサービスを提供する予定の前記使用予定時間帯とを記憶している記憶手段と、
    前記情報及び前記使用予定時間帯を基に、前記手順を生成する生成手段と、
    生成した手順を送信する送信手段とを
    備えることを特徴とするサービス提供システム。
  11. 自身の管理するリソースを用いてサービスの提供を受けるリソース管理装置で用いられるリソース管理方法であって、
    前記リソース管理装置は、
    リソースを用いるサービスについて、提供を受ける予定の使用予定時間帯を記憶する記憶手段と、取得手段と、判断手段と、制御手段とを備え、
    前記リソース管理方法は、
    前記取得手段が、前記使用予定時間帯の開始前に、ネットワークを介してサーバ装置から、自装置の利用者に適した前記リソースの推奨的な動作と動作期間とを示す手順を取得する取得ステップと、
    前記判断手段が、取得した手順の示す前記動作期間が、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯に含まれるか否かを判断する判断ステップと、
    前記制御手段が、前記使用予定時間帯に含まれると判断された場合、前記動作期間前に前記リソースを確保し、前記確保したリソースを取得した手順に従って動作するように前記動作期間に制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とするリソース管理方法。
  12. 自身の管理するリソースを用いてサービスの提供を受けるリソース管理装置で用いられるリソース管理プログラムであって、
    前記リソース管理装置は、
    リソースを用いるサービスについて、提供を受ける予定の使用予定時間帯を記憶する記憶手段を備え、
    前記リソース管理プログラムは、
    前記使用予定時間帯の開始前に、ネットワークを介してサーバ装置から、自装置の利用者に適した前記リソースの推奨的な動作と動作期間とを示す手順を取得する取得ステップと、
    取得した手順の示す前記動作期間が、前記記憶手段の記憶している前記使用予定時間帯に含まれるか否かを判断する判断ステップと、
    前記使用予定時間帯に含まれると判断された場合、前記動作期間前に前記リソースを確保し、前記確保したリソースを取得した手順に従って動作するように前記動作期間に制御する制御ステップとを、前記リソース管理装置に実行させる
    ことを特徴とするリソース管理プログラム。
  13. コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていること
    ことを特徴とする請求項12に記載のリソース管理プログラム。
JP2008183746A 2008-07-15 2008-07-15 リソース管理装置、リソース管理方法及びリソース管理プログラム Active JP5236375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183746A JP5236375B2 (ja) 2008-07-15 2008-07-15 リソース管理装置、リソース管理方法及びリソース管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183746A JP5236375B2 (ja) 2008-07-15 2008-07-15 リソース管理装置、リソース管理方法及びリソース管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010028195A JP2010028195A (ja) 2010-02-04
JP5236375B2 true JP5236375B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=41733652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008183746A Active JP5236375B2 (ja) 2008-07-15 2008-07-15 リソース管理装置、リソース管理方法及びリソース管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5236375B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111306723A (zh) * 2020-02-26 2020-06-19 青岛海尔空调器有限总公司 声光联动的智能温控方法及空调器

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140089994A1 (en) * 2011-05-19 2014-03-27 Nippon Hoso Kyokai Integrated broadcasting communications receiver
JP6084539B2 (ja) * 2013-08-23 2017-02-22 シャープ株式会社 サーバ、情報端末、情報提供方法、プログラム、および制御システム
JP6273773B2 (ja) 2013-10-30 2018-02-07 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム
JP2019211890A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 日本電信電話株式会社 リソース予約管理装置およびリソース予約管理方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135474A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネット家電機器連携システムおよびそのプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111306723A (zh) * 2020-02-26 2020-06-19 青岛海尔空调器有限总公司 声光联动的智能温控方法及空调器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010028195A (ja) 2010-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102231859B (zh) 具有数字视频记录和可调整的提醒的交互式电视系统
JP4359810B2 (ja) ユーザ端末、データ処理方法、およびプログラム、並びにデータ処理システム
CA2886935C (en) Receiving device, receiving method, transmitting device, and transmitting method
JP5143022B2 (ja) マルチメディア配信システムにおける競合の解決およびシステムリソースの管理のためのシステムおよび方法
EP2541930B1 (en) Content playback device
KR101197219B1 (ko) 개인 일정 및 방송 프로그램을 관리하기 위한 장치 및 방법
JP5236375B2 (ja) リソース管理装置、リソース管理方法及びリソース管理プログラム
US20080136930A1 (en) Camera and method for controlling the same
JP2008252735A (ja) 情報配信システム、情報処理装置および方法、情報配信装置および方法、並びにプログラム
JP5240979B2 (ja) 情報処理装置、推薦情報提供サーバ、推薦情報提供システム、推薦情報取得方法、推薦情報提供方法およびプログラム
JP7066509B2 (ja) サーバおよびプログラム
JP2006148283A (ja) コンテンツ利用システム、記録装置、再生装置およびシステム制御方法
JP2006042233A (ja) 記録システム、記録方法および記録装置
US10425693B2 (en) Content reproduction system, video recording apparatus, terminal apparatus, and content reproduction method
JP2012004901A (ja) 再生リストの作成/管理方法及びそれを実行する映像装置
WO2019117196A1 (ja) サーバおよびプログラム
US7788339B1 (en) System and method for automated download of multimedia files
TW201014360A (en) Handling of recording clashes which are not known when user creates recording request
JP2000270288A (ja) 番組放送・受信・記録方法、並びに該方法に使用する番組放送装置、放送番組受信・記録装置
JP5849463B2 (ja) サーバ装置、システム、プログラム及び処理方法
JP2009049572A (ja) コンテンツ受信装置および方法、記録媒体並びにプログラム
JP2011071669A (ja) 録画制御装置、録画装置、ならびに録画制御方法
JP2009177673A (ja) テレビ番組リモート録画システム、方法、およびプログラム
WO2021068821A1 (zh) 接收装置、服务器、内容推荐系统及内容推荐方法
JP2006067255A (ja) テレビ放送番組自動録画システム、テレビ放送番組自動録画サーバおよびテレビ放送番組自動録画プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3