以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
[番組録画再生システム100の全体構成及び各部の構成]
図1は、第1実施形態に係る番組録画再生システム100を示す図である。図1に示すように番組録画再生システム100は、サーバ10と、携帯端末20と、レコーダ30とを含む。なお、図1では、携帯端末20が1つとされているが、番組録画再生システム100は、多数のユーザがそれぞれ所有する複数の携帯端末20を含む。同様に、図1では、レコーダ30の数が1つとされているが、番組録画再生システム100は、多数のユーザがそれぞれ所有する複数のレコーダ30を含む。
図2は、サーバ10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ10は、記憶部11と、制御部12と、通信部13とを有する。
制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等により構成される。制御部12は、記憶部11に記憶された各種のプログラムに基づき、種々の演算を実行する。
記憶部11は、制御部12の処理に必要な各種のプログラムや、番組DB(DB:Date Base)が記憶される大容量HDD(Hard Disc Drive)を含む。また、記憶部11は、サーバ10の処理に各種のプログラムが記憶される不揮発性のメモリ(例えば、ROM(Read Only memory))と、制御部12の作業領域として用いられる揮発性のメモリ(例えば、RAM(Random Access Memory))とを含む。上記各種のプログラムは、光ディスク、半導体メモリ等の可搬性の記録媒体から読み取られてもよい。
通信部13は、レコーダ30、携帯端末20に各種の情報を送信したり、レコーダ30、携帯端末20から各種の情報を受信したりする。
図3は、携帯端末20の構成を示すブロック図である。図3に示すように、携帯端末20は、記憶部21と、制御部22と、通信部23と、入力部24と、表示部25とを有する。
制御部22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等により構成される。制御部22は、記憶部21に記憶された各種のプログラムに基づき、種々の演算を実行する。
記憶部21は、制御部22の処理に必要な各種のプログラムが記憶される不揮発性のメモリ(例えば、ROM)と、制御部22の作業領域として用いられる揮発性のメモリ(例えば、RAM)とを含む。
通信部23は、サーバ10に各種の情報を送信したり、サーバ10から各種の情報を受信したりする。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイ、あるいは、ELディスプレイ(EL:Electro Luminescence)等により構成され、制御部22の制御に基づき、画面上に画像を表示する。
入力部24は、表示部25への入力操作を検出するタッチセンサや、押しボタン式の入力キー等により構成される。入力部24は、ユーザ操作を入力して、ユーザ操作に応じた信号を制御部12へ出力する。
携帯端末20としては、例えば、携帯電話機、タブレットPC(Personal Computer)、携帯音楽プレイヤー等が挙げられる。
図4は、レコーダ30の構成を示すブロック図である。図4に示すように、レコーダ30は、記憶部31と、制御部32と、通信部33と、チューナ34と、処理部35と、出力部36とを有する。
チューナ34は、放送局から配信されるテレビ放送信号が受信されるアンテナ(図示せず)と接続されている。チューナ34は、アンテナで受信したテレビ放送信号から、選択されているチャンネルのテレビ放送信号を抽出し、映像信号及び音声信号として処理部35へに出力する。
処理部35は、チューナ34から出力された信号を処理して記憶部31に記憶する。処理部35は、映像の再生時には、記憶部31から読み出された信号を映像信号及び音声信号に復号する。出力部36は、処理部35から入力された信号をテレビジョン装置等の表示装置(図示せず)へ出力する。
制御部32は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等により構成される。制御部32は、記憶部31に記憶された各種のプログラムに基づき、種々の演算を実行する。
記憶部31は、制御部32の処理に必要な各種のプログラムや、映像及び音声の情報が記憶されるHDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、光学ディスクドライブ等を含む。また、記憶部31は、制御部32の処理に各種のプログラムが記憶される不揮発性のメモリ(例えば、ROM(Read Only memory))と、制御部32の作業領域として用いられる揮発性のメモリ(例えば、RAM(Random Access Memory))とを含む。
通信部13は、サーバ10、携帯端末20に各種の情報を送信したり、サーバ10、携帯端末20から各種の情報を受信したりする。また、通信部13は、リモートコントローラ(図示せず)からの信号を受信して、制御部12へ出力する。
レコーダ30は、専用の装置であってもよいし、レコーダ30と表示装置とが一体となった装置(例えば、レコーダ30機能内蔵型テレビジョン装置、チューナ34内蔵型表示部25一体PC等)であってもよい。
[動作説明]
"番組の録画予約投入時の処理"
次に、番組録画再生システム100の処理について説明する。番組録画再生システム100の処理の説明において、まず、番組の録画予約の投入時における処理について説明する。
図5は、番組録画再生システム100の処理を示すフローチャートである。ユーザが番組の録画を予約する場合、ユーザは、まず、携帯端末20の表示部25の画面をタッチ操作して、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)を表示させるための操作を行なう。ユーザにより電子番組を表示させるための操作が行なわれると、携帯端末20の制御部22(以下、処理の主体を単に携帯端末20と記載)は、電子番組表の取得の要求信号を通信部23を介してサーバ10へ送信する(ステップ101)。
サーバ10の制御部12(以下、処理の主体を単にサーバ10と記載)は、通信部13を介して、電子番組表の取得の要求信号を受信する。要求信号を受信すると、サーバ10は、EPGサービスが運営されている他のサーバ(図示せず)へアクセスし、電子番組表の情報を取得する(ステップ102)。そして、サーバ10は、取得した電子番組表の情報を携帯端末20へ送信する(ステップ103)。
携帯端末20は、電子番組表の情報を受信すると、画面上に電子番組表を表示する(ステップ104)。画面上に電子番組表が表示されると、ユーザは、電子番組表を見ながら、録画する番組を選択し、その番組が表示されている箇所をタッチ操作する。すると、録画の予約投入画面が携帯端末20の表示部25の画面上に表示される。
図6は、携帯端末20の表示部25に表示される予約投入画面の一例を示す図である。図6に示すように、予約投入画面では、番組名、放送日時、番組を放送する放送局名、録画モード等が画面上に表示される。また、予約投入画面では、画面の下側に、「予約する」ボタン、「EPGに戻る」ボタンが表示される。図6では、6月18日の金曜日、21:00〜21:54に、関西テレビ(放送局名)(登録商標)で放送される「夏のアナタ」(番組名)が、録画モードSRで予約されるときの一例が示されている。
ユーザが「予約する」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、携帯端末20は、番組の予約情報をサーバ10へ送信する(ステップ105)。一方、ユーザが「EPGに戻る」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、携帯端末20は、電子番組表を画面上に表示させる。
サーバ10へ送信される予約情報には、番組名の情報、放送局名の情報、放送日時の情報が含まれる。サーバ10は、予約情報を受信すると、サーバ10の記憶部11に記憶された番組DBを検索して、番組DB上に、録画が予約された番組と同じ放送局名であり、かつ、同じ放送日時の番組が存在するかを判定する(ステップ106)。
ここで、番組DBには、後述のように、新たな番組についての録画の予約がされる度に、その新たな番組についての番組情報が蓄積して記憶される(ステップ113、図8参照)。すなわち、番組DB上には、既に録画が予約された番組についての番組情報(番組名、放送局名、放送日時の情報を含む)が記憶されている。
図8は、番組DB上の番組情報の一例を示す図である。図8に示すように、番組情報は、番組名の情報と、放送局名の情報と、放送日時の情報とを含む。また、番組情報は、ハッシュタグの情報(放送局ハッシュタグ、番組名ハッシュタグ、その他のハッシュタグ)と、掲示板URL(Uniform Resource Locator)の情報(放送局掲示板URL、番組掲示板URL)と、動画共有サイトURLとを含む。これらの番組情報は、番組IDに関連付けられてサーバ10の記憶部11に記憶されている。このような番組情報がどのようにして形成されていくかについては、順番に説明していく。
番組DB上には、既に録画が予約された番組についての番組情報が記憶されているので、サーバ10は、番組DB上を検索して、番組DB上に、録画が予約された番組と同じ放送局名であり、かつ、同じ放送日時の番組が存在するかを判定することができる。この場合、サーバ10は、予約情報に含まれる放送局名及び放送日時の情報と、番組DB上の番組情報に含まれる放送局名の情報及び放送日時の情報とを比較すればよい。
番組DB上に、録画が予約された番組と同じ放送局名であり、かつ、同じ放送日時の番組が存在する場合(ステップ106のYES)、サーバ10は、レコーダ30に予約情報と、録画が予約された番組についての番組IDとを送信する(ステップ114)。この場合、サーバ10は、録画を予約した携帯端末20に関連づけられているレコーダ30に対して、予約情報と、番組IDとを送信する。
なお、既に録画が予約された番組については、番組IDが割り当てられて番組DB(記憶部11)上に記憶されている(ステップ113、図8参照)。従って、サーバ10は、この番組IDをレコーダ30に送信すればよい。
番組DB上に、録画が予約された番組と同じ放送局名であり、かつ、同じ放送日時の番組が存在しない場合(ステップ106のNO)、サーバ10は、ステップ107へ進む。ステップ107では、サーバ10は、記憶部11に記憶された番組DB上を検索して、番組DB上に、録画が予約された番組の番組名と同じ番組名の番組が存在するかを判定する。
この場合、サーバ10は、携帯端末20から送信されてきた予約情報に含まれる番組名の情報と、番組DB上に記憶された番組名の情報とを比較することで、番組DB上に、録画が予約された番組の番組名と番組名が同じ番組が存在するかを判定することができる。
番組DB上に、録画が予約された番組と同じ番組名の番組が存在しない場合(ステップ107のNO)、サーバ10は、次のステップ113へ進む。ステップ113では、サーバ10は、番組の予約情報(番組名、放送局名及び放送日時の情報)に基づいて、番組DB上に番組情報を新たに作成し、番組情報に対して番組IDを割り当てる(図8参照)。そして、番組情報と番組IDを関連付けて記憶部11に記憶する。番組情報が新たに作成される時点では、番組情報は、番組名の情報と、放送局名の情報と、放送日時の情報とを含む。
番組DB上に、録画が予約された番組と同じ番組名の番組が存在する場合(ステッ107のYES)、サーバ10は、その番組の番組情報(番組名、放送局名、放送日時の情報)を検索結果として携帯端末20に送信する。すなわち、サーバ10は、録画が予約された番組とは放送局又は放送日時が異なるが、録画が予約された番組と同じ番組名である番組についての番組情報(検索結果)を携帯端末20に送信する。
携帯端末20は、検索結果を受信すると、検索結果のリストを表示部25の画面上に表示させる(ステップ109)。
図7は、携帯端末20の画面上に表示される検索結果のリストの一例を示す図である。図7に示す例では、検索結果として、3つの番組が上から順番に画面上に表示されている。3つの候補の下には、「該当なし」ボタンが表示されている。
上の欄に表示されている候補は、「夏のアナタ」が、6月18日の金曜日、21:00〜21:54に、フジテレビ(登録商標)で放送されることを示している。中央の欄に表示されている候補は、「夏のアナタ」が、6月18日の金曜日、15:00〜15:54に、フジテレビで再放送されることを示している。下の欄に表示されている候補は、「夏のアナタ」が、6月21日の月曜日、16:00〜16:54に、宮崎テレビで放送されることを示している。
ユーザは、リスト内の3つの候補の中から録画を予約する番組と内容が同じ番組を選択する。すなわち、ユーザは、録画を予約する番組とは放送局又は放送日時が異なるが、内容が同じである番組を3つの候補の中から選択する。
ここで、例えば、ユーザが録画を予約する番組(「夏のアナタ」、6月18日(金)、21:00〜21:54、関西テレビ)が、「夏のアナタ」の第9話目であるとする。この場合、ユーザは、3つの候補の中から「夏のアナタ」の第9話目を選択する。3つの候補に、録画を予約する番組と内容が同じである番組がない場合には、ユーザは、「該当なし」ボタンが表示さている位置をタッチ操作すればよい。
3つの候補の欄には、「決定」ボタンと、「詳細」ボタンとがそれぞれ表示される。「決定」ボタンは、内容が同じであると判断された番組をユーザが選択して決定するために設けられている。「詳細」ボタンは、ユーザがリスト内の候補の中から録画を予約する番組と内容が同じ番組を選択するのを補助するために設けられている。
ユーザにより「詳細」ボタンが表示されている画面上の位置がタッチされると、携帯端末20は、詳細情報の取得の要求信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、詳細情報の取得の要求信号を受信すると、EPGサービスが運営されている他のサーバへアクセスし、番組の詳細情報を取得して、携帯端末20へ送信する。これにより、携帯端末20の画面上にその番組の詳細情報が表示される。
例えば、ユーザが6月18日、16:00〜16:54に、宮崎テレビで放送される「夏のアナタ」(図7中、下の欄)についての詳細情報を知るために、「詳細」ボタンが表示されている位置をタッチ操作したとする。この場合、画面上には、番組の内容についての詳細情報が表示される。そして、例えば、番組についての詳細情報から、この番組は、「夏のアナタ」の第8話目であることが分かったとする。つまり、宮崎テレビでは、関西テレビに比べて10日送れて「夏のアナタ」が放送がされていることが分かったとする。この場合、この番組は、録画が予約される番組(「夏のアナタ」の第9話目)とは、内容が異なる番組であるので、ユーザは、この番組を選択の候補から外す。
例えば、ユーザが6月18日、15:00〜15:54に、フジテレビで放送される「夏のアナタ」(図7中、中央の欄)についての詳細情報を知るために、「詳細」ボタンが表示されている位置をタッチ操作したとする。そして、例えば、番組についての詳細情報から、この番組は、先週の再放送(「夏のアナタ」第8話目)であることが分かったとする。この場合、この番組は、録画が予約される番組(「夏のアナタ」の第9話目)とは、内容が異なる番組であるので、ユーザは、この番組を選択の候補から外す。
ユーザが6月18日、21:00〜21:54に、フジテレビで放送される「夏のアナタ」(図7中、上の欄)についての詳細情報を知るために、「詳細」ボタンをタッチ操作したとする。この場合、例えば、番組について詳細情報のから、この番組は、録画が予約される番組と同じ内容の番組(「夏のアナタ」第9話目)であると分かったとする。この場合、ユーザは、この番組についての「決定」ボタンをタッチ操作する。
例えば、ユーザが「関西テレビ」と、「フジテレビ」とが系列局であることを知っていたとする。この場合、ユーザは、上の欄に表示された番組は、録画が予約される番組の放送局(関西テレビ)と同じ系列局の放送局(フジテレビ)で、同じ時間(21:00〜21:54)に放送される番組であることが分かる。従って、ユーザは、上の欄に表示された番組は、録画が予約される番組と内容が同じ番組であると推定することができる。
ユーザが「決定」ボタン又は「該当なし」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、携帯端末20は、選択結果をサーバ10に送信する(ステップ110)。携帯端末20から選択結果を受信すると、サーバ10は、選択結果に基づいて、検索結果の中に、録画が予約される番組と同じ内容の番組が存在したかを判定する(ステップ111)。
検索結果の中に、録画が予約される番組と同じ内容の番組が存在しなかった場合(ステップ111のNO)、サーバ10は、番組の予約情報に基づいて、番組DB上に番組情報を新たに作成し、番組情報に番組IDを割り当てる(ステップ113)(図8参照)。そして、サーバは、番組情報と、番組IDを関連づけて記憶部11に記憶する。
サーバ10は、このようにして、未だ番組DB上に記憶されていない新たな番組(既に番組DBに記憶されている番組と内容が異なる番組)について番組情報を作成することで、累積的にデータを蓄積していく。
なお、携帯端末20は、多数のユーザによって保持されている。従って、ある特定のユーザが携帯端末20を用いて、未だ番組DB上に記憶されていない(既に番組DB上に記憶されている番組とは内容の異なる)新たな番組の録画を予約した場合、その番組について番組情報が新たに作成される。そして、その番組情報に新たな番組IDが割り当てられることになる。
番組情報と、番組IDとを新たに作成して、記憶部11に記憶させると、次に、サーバ10は、録画を予約した携帯端末20に関連づけられているレコーダ30に対して、予約情報と、番組IDとを送信する(ステップ114)。
一方、ステップ111において、検索結果の中に録画が予約される番組と同じ内容の番組が存在した場合(ステップ111のYES)、サーバ10は、次のステップ112へ進む。ステップ112では、サーバ10は、ユーザにより選択された番組についての番組情報に、予約情報に含まれる放送局の情報及び放送日時の情報を追加して記憶部11(番組DB)に記憶させる。つまり、サーバ10は、放送日時又は放送日時が異なる、内容が同じ番組について、前記放送局名の情報及び前記放送日時の情報を同じ番組IDに関連付けて前記記憶部に記憶させる。
図7に示す例では、サーバ10は、既に記憶部11(番組DB)に記憶されている、「夏のアナタ」、フジテレビ、6月18日(金)、21:00〜21:54、フジテレビ、6月25日、15:00〜15:54、宮崎テレビ、6月28日、16:00〜16:54の番組情報に、さらに、6月18日、21:00〜21:54、関西テレビの情報が追加して記憶される。図8を参照して、図8には、関西テレビ、6月18日、21:00〜21:54の情報が追加された後の番組情報が示されている。
放送局の情報と、放送日時の情報とを番組情報に追加して記憶すると、サーバ10は、レコーダ30に予約情報と、録画が予約された番組についての番組IDとを送信する(ステップ114)。
レコーダ30の制御部32(以下、処理の主体を単にレコーダ30と記載)は、番組の予約情報と、番組IDとをサーバ10から受信すると、これらの情報を記憶部11に記憶させる。そして、番組の予約情報に基づいて、その番組の録画の予約の処理を実行する(ステップ115)。
[番組の録画予約投入時の処理についての他の例]
図9は、番組の録画予約投入時の処理についての他の例を示すフローチャートである。
上述の例では、上述の例では、録画を予約する番組と同じ内容の番組が、既に番組DB上に存在するかについて、ユーザの判断による補助を受けていた。一方、ここでの例では、録画を予約する番組と同じ内容の番組が、既に番組DB上に存在するかについて、サーバ10が自動的に判断する点で、上述の例とは異なっている。すなわち、サーバ10は、番組名の情報、放送局名の情報及び放送日時の情報に基づいて、録画が予約された番組が、既に録画が予約された番組と内容が同じ番組であるかを自動的に推定する。
ユーザが番組の録画を予約する場合、ユーザは、まず、テレビジョン装置等の表示装置の画面上に表示されている電子番組表を見ながら、レコーダ30のリモートコントローラを操作して、所望の番組を選択する。あるいは、ユーザは、無線通信などによりレコーダ30と通信可能な携帯端末20を操作して、レコーダ30に対して番組を予約してもよい。
レコーダ30は、リモートコントローラ、あるいは、携帯端末20からの信号に基づいて、ユーザにより選択された番組の録画予約の処理を実行する(ステップ201)。なお、番組の予約は、レコーダ30により自動で実行される場合もある。
番組の録画予約の処理を実行すると、レコーダ30は、予約された番組の予約情報をサーバ10に送信する(ステップ202)。予約情報には、番組名の情報、放送局名の情報及び放送日時の情報の情報が含まれる。
サーバ10は、レコーダ30から番組の予約情報を受信すると、サーバ10の記憶部11に記憶された番組DBを検索して、番組DB上に、録画が予約された番組と同じ放送局名であり、かつ、同じ放送日時の番組が存在するかを判定する(ステップ203)。
番組DB上に、録画が予約された番組と同じ放送局名であり、かつ、同じ放送日時の番組が存在する場合(ステップ203のYES)、すなわち、既に番組DB上に、録画が予約された番組と同じ内容の番組が存在する場合、サーバ10は、ステップ207へ進む。ステップ207では、サーバ10は、番組DB(記憶部11)上の番組IDをレコーダ30に送信する。
一方、番組DB上に、録画が予約された番組と同じ放送局名であり、かつ、同じ放送日時の番組が存在しない場合(ステップ203のNO)、サーバ10は、次のステップ204へ進む。ステップ204では、サーバ10は、番組DB(記憶部11)上を検索して、番組DB上において、録画が予約された番組が放送される時刻(番組が録画される時刻)から1期間内に、同一番組名の番組が存在するかを判定する。
番組DB上において、録画が予約された番組と同じ番組名の番組が1週間以内に存在しない場合(ステップ204のNO)、すなわち、録画が予約された番組と同じ内容の番組が未だ番組DB上に存在しないと推定される場合、サーバ10は、ステップ205へ進む。ステップ205では、サーバ10は、番組の予約情報に基づいて、番組DB上に番組情報を新たに作成し、その番組情報に番組IDを付与する。次に、サーバ10は、その番組IDをレコーダ30に送信する(ステップ207)。
番組DB上において、録画が予約された番組と同じ番組名の番組が1週間以内に存在しない場合(ステップ204のNO)、すなわち、録画が予約された番組と同じ内容の番組が既に番組DB上に存在すると推定される場合、サーバ10は、ステップ206へ進む。ステップ206では、サーバ10は、番組情報に、予約情報に基づく放送局名及び放送日時の情報を追加して記憶部11に記憶する。
放送局名及び放送日時の情報を番組情報に追加して記憶すると、サーバ10は、その番組情報の番組IDをレコーダ30に送信する(ステップ207)。
レコーダ30は、サーバ10から番組IDを受信すると、録画が予約された番組についての予約情報に、その番組IDを関連付けて記憶する(ステップ208)。
図9に示す例では、ステップ205において、番組DB上において同一番組名の番組が存在するかが判定される期間が、録画が予約された番組が放送される時刻から1週間である場合について説明した。しかし、この期間は、1週間に限られない。例えば、この期間は、録画が予約される番組ごとに違っていてもよい。
この場合、例えば、サーバ10は、EPGサービスが運営されているサーバ10へアクセスして、電子番組表を取得する。そして、サーバ10は、電子番組表内を検索して、録画が予約された番組の番組名と同じ番組名の番組を放送している放送局を探す。そして、この放送局で、この番組がどの程度の周期で放送されているかを判定する。一般的に、番組の放送周期は、1日周期、1週間周期などである場合が多い。サーバ10は、番組の放送周期を判定すると、その放送周期に応じた期間を上記期間として設定する。これにより、録画を予約する番組と同じ内容の番組が、既に番組DB上に存在するかの判定について、精度を向上させることができる。
録画を予約する番組と同じ内容の番組が、既に番組DB上に存在するかの判定について、さらに精度を向上させることもできる。例えば、番組DB(記憶部11)が系列局に関する情報を記憶していてもよい。この場合、サーバ10は、録画が予約された番組と同じ番組名及び同じ放送日時である番組であって、かつ、録画が予約された番組を放送する放送局と系列局関係にある放送局が放送する番組が、番組DB上に存在するかを判定する。この番組が番組DB上に存在する場合、サーバ10は、録画が予約された番組と同じ内容の番組が既に番組DB上に存在していると推定する。
また、サーバ10は、番組名がニュースや天気予報の場合や、放送時間が短い(例えば、10分程度)の番組については、番組DB上での検索自体を実行しないことも考えられる。
"連携サービス設定時の処理"
次に、番組に対してコメントが書き込まれるサービスに関する情報が、ユーザによる携帯端末20の操作により、番組DB上の番組情報に設定されるときの処理について説明する。
番組(動画)に対してコメントが書き込まれるサービスとしては、ミニブログ(例えば、ツイッター(登録商標))、電子掲示板(例えば、2チャンネル)及びコメント書き込み機能を有する動画共有サイト(例えば、ニコニコ動画(登録商標))が挙げられる。
ここで、コメントが書き込まれるサービスに関する情報とは、例えば、サービスがミニブログである場合には、ハッシュタグである。また、サービスが電子掲示板、あるいは、コメント書き込み機能を動画共有サイトである場合には、電子掲示板URL、あるいは、動画共有サイトURLである。
図10は、番組(動画)に対してコメントが書き込まれるサービスに関する情報が、ユーザによる携帯端末20の操作により、番組DB上の番組情報に設定されるときの処理を示すフローチャートである。なお、以降では、番組に対してコメントが書き込まれるサービスを連携サービスと呼ぶ。
ユーザがミニブログのハッシュタグ、電子掲示板のURL、あるいは、動画共有サイトのURLを録画する番組に設定するとき、ユーザは、まず、携帯端末20の画面をタッチ操作することで、予約リスト(図11参照)を表示させるための操作を行なう。予約リストは、録画が予約された番組のリストである。
ユーザが予約リストを表示させるための操作を行なうと、携帯端末20は、予約リストの取得の要求信号をサーバ10へ送信する(ステップ301)。サーバ10は、予約リストの取得の要求信号を受信すると、要求元の携帯端末20と関連付けられているレコーダ30に対して、予約リストの取得の要求信号を送信する(ステップ302)。
レコーダ30は、サーバ10から予約リストの取得の要求信号を受信すると、番組ID付きの予約リストをサーバ10に送信する(ステップ303)。サーバ10は、予約リストをレコーダ30から受信すると、要求元の携帯端末20に対して、予約リストを送信する(ステップ304)。携帯端末20は、サーバ10から予約リストを受信すると、予約リストを表示部25の画面上に表示させる(ステップ305)。
図11は、携帯端末20の表示部25の画面上に表示される予約リストの一例を示す図である。図11に示すように、予約リストでは、録画が予約された番組ごとに、番組名、放送日時、チャンネル番号などが表示される。ユーザにより、予約リスト内の特定の番組が選択されると、携帯端末20は、図12に示すように、ユーザによって選択された番組の予約情報画面と、連携サービス選択画面とを画面上に表示せる(ステップ306)。
図11及び図12に示す例では、ユーザにより番組名が「夏のアナタ」である番組が予約リストから選択され、この「夏のアナタ」についての番組の予約情報画面と、連携サービス選択画面とが画面上に表示された場合が示されている。
予約情報画面(図12上欄)には、番組名、放送日時、チャンネル番号、録画モード、「変更」ボタン、「削除」ボタン等が表示される。ユーザが「変更」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、録画モード等を変更することができる。一方、ユーザが「削除」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、選択されている番組が予約リストから削除され、録画の予約がキャンセルされる。
連携サービス選択画面(図12下欄)には、「ミニブログ」ボタン、「電子掲示板」ボタン、「動画共有サイト」ボタンが表示されている。ユーザがミニブログのハッシュタグ、電子掲示板のURL、あるいは、動画共有サイトのURLを、録画する番組に設定することを望む場合、ユーザは、3つのボタンのうちいずれかのボタンが表示されている箇所をタッチ操作する。
「ミニブログ」ボタン、「電子掲示板」ボタン、「動画共有サイト」ボタンのいずれかが選択されると、携帯端末20は、サーバ10に対して番組情報(ハッシュタグ、掲示板URL又は動画共有サイトURL)の取得の要求信号をサーバ10に送信する(ステップ307)。このとき、携帯端末20は、ユーザによって選択された番組の番組IDと、ユーザによって選択された連携サービスの種別の情報とを、要求信号とともにサーバ10に送信する。
例えば、図12に示すように、ユーザが「ミニブログ」ボタンが表示されている位置をタッチ操作したとする。この場合、携帯端末20は、番組情報の取得の要求信号と、「夏のアナタ」の番組IDと、「ミニブログ」を示す情報(連携サービスの種別を示す情報)とをサーバ10に送信する。
番組情報の取得の要求信号、番組ID、連携サービスの種別を示す情報とを受信すると、サーバ10は、番組IDに対応する番組の番組情報(ハッシュタグ、掲示板URL又は動画共有サイトURL)を携帯端末20に送信する(ステップ308)。
図8を参照して、サーバ10の番組DB上の番組情報は、番組名、放送局名、放送日時の情報のほかに、ハッシュタグ、掲示板URL(放送局ハッシュタグ、番組掲示板URL)、及び動画共有サイトURLの情報を含んでいる。ハッシュタグ、掲示板URL及び動画共有サイトURLの情報は、後述のように、ユーザによる設定に応じて、番組情報に追加される。
番組情報(ハッシュタグ、掲示板URL又は動画共有サイトURL)を携帯端末20に送信するとき、サーバ10は、連携サービスの種別の情報に基づいて、ハッシュタグ、掲示板URL及び動画共有サイトURLのうち、どの情報を携帯端末20に送信するかを判定する。そして、ハッシュタグ、掲示板URL及び動画共有サイトURLのうち、何れかの情報を携帯端末20に送信する。図12に示す例では、サーバ10は、連携サービスの種別を示す情報として、「ミニブログ」を示す情報を受信するので、これに応じて、ハッシュタグを携帯端末20に送信する。
携帯端末20は、サーバ10から番組情報(ハッシュタグ、掲示板URL又は動画共有サイトURL)を受信すると、受信した番組情報を画面上に表示させる(ステップ309)。
図13には、ハッシュタグが表示部25の画面上に表示された場合の一例が示されている。ハッシュタグは、ミニブログ設定画面内に表示される。図13に示す例では、番組「夏のアナタ」について、放送局ハッシュとして、「♯fujitv」(フジテレビを示すハッシュタグ)、「♯ktv」(関西テレビを示すハッシュタグ)が既に設定されている場合が示されている。また、番組「夏のアナタ」について、番組名ハッシュとして「#natsuana」が既に設定され、その他のハッシュとして「#kitamao」(出演者を示すハッシュタグ)が既に設定されている場合が示されている。
ユーザは、図13に示すようなミニブログ設定画面を見ることで、録画を予定している番組(「夏のアナタ」)に対して、どのようなハッシュタグが既に設定されているのかを認識することができる。ミニブログ設定画面内には、「追加」ボタンが用意されている。ユーザがハッシュタグの追加を望む場合、「追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作する。すると、ミニブログ設定画面の表示が状態が変化して、ミニブログ設定画面が図14に示すような画面となる。
図14に示すミニブログ設定画面では、放送局ハッシュ、番組名ハッシュ、その他のハッシュの文字の右側に、入力欄が用意されている。ユーザは、放送局のハッシュタグの追加を望む場合には、放送局ハッシュの文字の右側に用意された入力欄に放送局のハッシュタグを入力し、番組名のハッシュタグの追加を望む場合には、番組名ハッシュの文字の右側に用意された入力欄に番組名のハッシュタグを入力する。また、ユーザは、スタッフ、キャストなどのその他のハッシュタグを追加する場合には、その他のハッシュの文字の右側に用意された入力欄に、その番組にかかわったスタッフや、キャスト等のハッシュタグを入力する。
図14示す例では、放送局のハッシュタグとして、「♯mrt」(宮崎テレビ(登録商標)を示すハッシュタグ)が入力された場合の一例が示されている。
ユーザが番組情報の追加の指示を入力すると、携帯端末20は、番組情報の変更の要求信号をサーバ10に送信する(ステップ310)。すなわち、携帯端末20は、ハッシュタグ、掲示板URL又は動画共有サイトURLの追加の要求信号をサーバ10に送信する。このとき、携帯端末20は、ユーザによって選択されている番組の番組IDと、連携サービスの種別を示す情報と、追加情報(追加すべき、ハッシュタグ、掲示板URL、動画共有サイトURL)とをサーバ10に送信する。
例えば、図14に示すように、ユーザが「追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、番組情報(ハッシュタグ)の追加の指示が携帯端末20に入力される。携帯端末20は、これに応じて、番組情報(ハッシュタグ)の変更の要求信号をサーバ10に送信する(ステップ310)。この場合、携帯端末20は、「夏のアナタ」の番組IDと、「ミニブログ」を示す情報(連携サービスの種別を示す情報)と、「♯mrt」(追加情報)とをサーバ10に送信する。
サーバ10は、各情報を受信すると、番組IDに対応する番組の番組情報に、追加要求されたハッシュタグ、掲示板URL又は動画共有サイトURLを追加して記憶する(ステップ311)。図14に示す例では、番組DB上において、「夏のアナタ」の番組情報に、「♯mrt」のハッシュタグが追加して記憶される(図8参照)。
ここまでの説明では、ユーザが、録画を予定している番組の番組情報に、ハッシュタグを追加する場合について説明した。一方、以降では、ユーザが、録画を予定している番組の番組情報に、掲示板URLを追加する場合について、一例を挙げて具体的に説明する。
ユーザが、録画を予定している番組の番組情報に、掲示板URLを追加することを望んだとする。この場合、ユーザは、図15に示すように、連携サービス選択画面(図15下欄)において、「電子掲示板」ボタンが表示されている位置をタッチ操作する。
この場合、携帯端末20は、サーバ10に対して番組情報(掲示板URL)の取得の要求信号と、「夏のアナタ」の番組IDと、「掲示板」を示す情報(連携サービスの種別を示す情報)とをサーバ10に送信する(ステップ307)。
サーバ10は、番組情報(掲示板URL)の取得の要求信号と、「夏のアナタ」の番組IDと、「掲示板」を示す情報とを受信すると、「夏のアナタ」の番組情報に含まれる掲示板URLを携帯端末20に送信する(ステップ308)。携帯端末20は、掲示板URLを受信すると、掲示板URLを画面上に表示させる(ステップ309)。
図16には、掲示板URLが表示部25の画面上に表示された場合の一例が示されている。掲示板URL(放送局掲示板URL、番組掲示板URL)は、掲示板設定画面内に表示される。ユーザは、図16に示すような掲示板設定画面を見ることで、録画を予定している番組(「夏のアナタ」)に対して、どのような掲示板URLが既に設定されているのかを認識することができる。
掲示板設定画面内には、「放送局追加」ボタンと、「番組追加」ボタンが用意されている。ユーザが放送局掲示板URLの追加を望む場合、「放送局追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作する。一方、ユーザが番組掲示板URLの追加を望む場合、「番組掲示板URL」ボタンが表示されている位置をタッチ操作する。
ユーザが放送局掲示板URLの追加を望み、「放送局追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作したとする。この場合、表示部25の画面が放送局掲示板設定画面に切り替わる。
図17は、放送局掲示板設定画面の一例を示す図である。放送局掲示板設定画面では、携帯端末20は、Webブラウザを起動して、放送局掲示板設定画面内にウェブページを表示させる。また、放送局設定画面では、「追加」ボタンが用意されている。
ユーザは、Webブラウザ上で、録画を予定している番組(「夏のアナタ」)が放送される放送局について、その放送局で放送される番組に対してライブでコメントが書き込まれる電子掲示板を探す。
図18には、ユーザが目的とする電子掲示板を探し出したときの画面上の様子が示されている。ユーザは、目的とする電子掲示板を探し出すと、「追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作する。この場合、携帯端末20は、番組情報の変更(放送局掲示板URLの追加)の要求信号と、番組ID(「夏のアナタ」の番組ID)と、連携サービスの種別を示す情報(「電子掲示板」を示す情報)と、追加情報(放送局掲示板URL)とをサーバ10に送信する(ステップ310)。
サーバ10は、各情報を受信すると、番組IDに対応する番組の番組情報(「夏のアナタ」の番組情報)に、追加要求された放送局掲示板URLを追加して記憶する(ステップ311)。
一方、図16に示す掲示板設定画面で、ユーザが番組掲示板URLの追加を望んだとする。この場合、ユーザが「番組追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、表示部25の画面が番組掲示板設定画面(図示せず)に切り替わる。番組掲示板設定画面では、放送局掲示板設定画面と同様に、ウェブページと、「追加」ボタンが表示される。
ユーザは、Webブラウザ上で、録画を予定している番組(「夏のアナタ」)に対して、番組の放送時に、ライブでコメントが書き込まれる電子掲示板を探す。ユーザが目的とする電子掲示板を探し出して、「追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、サーバ10の番組DB上で、「夏のアナタ」の番組情報に、番組掲示板URLが追加して記憶される(図8参照)。
ユーザが、番組情報に、共有動画サイトURLを追加する場合について、一例を挙げて説明する。ユーザが、番組情報に動画共サイトURLを追加することを望んだ場合、連携サービス選択画面(図12及び図15参照)内にある「動画共有サイト」ボタンが表示されている位置をタッチ操作する。この場合、動画共有サイト設定画面(図示せず)が携帯端末20の画面上に表示される。動画共有サイト設定画面では、ウェブページや「追加」ボタン等が表示される。
ユーザは、Webブラウザ上で、番組(「夏のアナタ」)に対してコメントが書き込まれた動画が存在する動画共有サイトを探す。なお、例えば、他の地域よりも番組が遅れて放送される地域では、録画を予定している番組の動画がアップされ、その動画に対してコメントが付されている場合がある。
ユーザが目的とする動画共有サイトを探し出して、「追加」ボタンが表示されている位置をタッチ操作すると、サーバ10の番組DB上で、「夏のアナタ」の番組情報に、動画共有サイトURLが追加して記憶される(図8参照)。なお、動画共有サイトURLは、番組が放送されて録画された後、その番組が再生されるまでの間に番組情報に追加して記憶されていればよい。
図10に示す処理により、内容が同じ番組の番組情報に対して、ハッシュタグ、掲示板URL、動画共有サイトURLが順次追加され、累積されて番組DB上(記憶部11)に記憶されていく(図8参照)。すなわち、多数のユーザがそれぞれ自己の携帯端末20を操作することで、番組情報に、ハッシュタグ、掲示板URL、動画共有サイトURLが順次追加され、累積されて記憶部11に記憶されていく。なお、これらのハッシュタグ、掲示板URL、動画共有サイトURLは、個々で利用される情報ではなく、多数のユーザで共通に用いられる情報である。
"番組放送時におけるサーバ10の処理"
次に、番組放送時におけるサーバ10の処理について説明する。
図19は、番組放送時におけるサーバ10の処理を示すフローチャートである。図19に示すように、サーバ10は、現在の時刻が、番組の放送開始時刻であるかを判定する(ステップ401)。図8を参照して、番組情報には、番組の放送日時の情報が含まれるので、サーバ10は、放送日時の情報に基づいて、現在の時刻が番組の放送開始時刻であるかを判定する。
放送開始時刻となった場合(ステップ401のYES)、サーバ10は、ハッシュタグ、電子掲示板URL(連携サービスに関する情報)に基づいて、ミニブログ、電子掲示板(連携サービス)からコメント情報と、コメント時刻情報とを取得する(ステップ402)。そして、サーバ10は、取得した情報を番組情報として番組DB上に記憶する。なお、番組の放送時において、動画共有サイトURLに基づく動画共有サイトからの各情報の取得は、行なわれてもよいし、行なわれなくてもよい。
次に、サーバ10は、放送日時の情報に基づいて、現在の時刻が番組の放送終了時刻となったかを判定する(ステップ403)。番組の放送終了時刻ではない場合(ステップ403のNO)、再び、サーバ10は、ステップ402へ戻り、コメント情報と、コメント時刻情報とを取得する。一方、番組の放送終了時刻となった場合(ステップ402のYES)、サーバ10は、処理を終了する。
図8を参照して、放送日時が異なる内容が同じである番組が、番組情報に含まれる場合を想定する。この場合、サーバ10は、放送日時が異なる内容が同じ番組の放送日時の情報に基づいて、それぞれ、番組の放送開始時刻と放送終了時刻とを判定する。そして、サーバ10は、それぞれ、放送開始時刻から番組の放送終了時刻までの間、前記サービスに関する情報に基づいて、前記サービスから前記コメントの情報と、前記コメントの時刻情報とを取得する。
番組放送時におけるサーバ10の処理について、一例を挙げて具体的に説明する。
図20〜図22は、連携サービスから取得されたコメントの一例を示す図である。なお、ここでの説明では、番組放送時に、番組情報が、図8に示す状態であるとして、サーバ10の処理を説明する。
図20は、6月18日の9:00〜9:54に「夏のアナタ」(第9話目)がフジテレビ、関西放送で放送されたときに取得されたコメントを示す図である。図21は、6月25日の15:00〜15:54に、「夏のアナタ」(第9話目)がフジテレビで再放送されたときにコメントが取得され、以前のコメントに、このとき取得されたコメントが追加された様子を示す図である。図22は、6月28日の15:00〜15:54に、「夏のアナタ」(第9話目)が宮崎テレビで放送されたときにコメントが取得され、以前のコメントに、このとき取得されたコメントが追加された様子を示す図である。
まず、図20を参照して、6月18日の9:00〜9:54のサーバ10の処理を説明する。6月18日の9:00になると、フジテレビと、関西テレビとで「夏のアナタ」(第9話目)の放送が開始される。
番組の放送が開始されると、サーバ10は、番組情報に含まれるハッシュタグ(「#fujitv」、「#ktv」、「#natsunoanata」、「#natsuana」、「#kitamao」、「#mao」)に基づいて、ミニブログからコメント情報及びコメント時刻情報の取得を開始する。また、サーバ10は、番組の放送が開始されると、掲示板URL(放送局掲示板URL、番組掲示板URL)に基づいて、電子掲示板からコメント情報及びコメント時刻情報の取得を開始する。
ここで、「夏のアナタ」(第9話目)は、6月18日の9:00〜9:54に初めて放送される。従って、6月18日の9:00〜9:54の時点で、「夏のアナタ」(第9話目)は、動画共有サイトにはアップされていない。従って、番組が初めて放送されるときには、番組の放送時において、動画共有サイトURLに基づく動画共有サイトからの各情報の取得は行なわれない。
図8に示す例では、番組情報には、3つの放送局ハッシュタグ「#fujitv」(フジテレビを示すハッシュタグ)、「#ktv」(関西テレビを示すハッシュタグ)、「#mrt」(宮崎テレビを示すハッシュタグ)が設定されている。ここでは、3つのハッシュタグのうち、「#fujitv」、「#ktv」が使用され、「#mrt」は、使用されない。すなわち、サーバ10は、放送局ハッシュタグのうち、そのとき番組を放送する放送局に対応するハッシュタグを使用するが、そのとき番組を放送しない放送局に対応するハッシュタグは使用しない。
この場合、サーバ10は、例えば、番組の放送時刻となったときに、番組情報に設定されている放送局ハッシュタグそれぞれについて、放送局ハッシュタグがそのとき番組を放送する放送局に対応する放送局ハッシュタグであるかを判定する。そして、サーバ10は、判定が肯定的であるとされた放送局ハッシュタグを使用すればよい。これにより、番組とは関係がないコメントが取得されてしまうことを防止することができる。
放送局掲示板URLについても、同様である。すなわち、サーバ10は、番組の放送時刻になったときに、番組情報に設定されている放送局掲示板URLそれぞれについて、放送局掲示板URLが、そのとき番組を放送する放送局に対応する放送局掲示板URLであるかを判定する。そして、サーバ10は、判定が肯定的であるとされた放送局掲示板URLを使用する。これにより、番組とは、関係がないコメントが取得されてしまうことを防止することができる。
ミニブログで、「#fujitv」、「#ktv」、「#natsunoanata」、「#natsuana」、「#kitamao」、「#mao」を使用したコメントの書き込みがあると、サーバ10によりコメント情報と、コメント時刻情報が取得される。また、掲示板URLに対応する電子掲示板上で、コメントの書き込みがあると、サーバ10によりコメント情報と、コメント時刻情報とが取得される。電子掲示板からコメント情報を取得するとき、サーバ10は、定期的に電子掲示板をポーリングして、コメント情報を取得する。
取得されたコメント情報は、例えば、取得元の連携サービスが何であるかを示す情報を付加して一括して管理されてもよい。あるいは、コメント情報は、連携サービスごとに、それぞれ分けて管理されても構わない。
ミニブログからコメント情報及びコメント時刻情報が取得される際、ユーザが後でリツイートできるように、コメント情報及びコメント時刻情報の他に、コメントしたユーザのユーザID等が取得されてもよい。また、電子掲示板の場合、コメントを書き込んだユーザや、ユーザID等の情報が取得されてもよい。
6月18日の9:00になると、フジテレビと、関西テレビとで「夏のアナタ」(第9話目)の放送が終了され、コメント情報、コメント時刻情報等の情報の取得の処理が終了する。
以上説明したような処理により、図20に示すような、コメント情報及びコメント時刻情報が取得される。図20では、波線の枠で囲まれたコメントが、電子掲示板から取得されたコメントであることを示しており、それ以外のコメントは、ミニブログから取得されたコメントであることを示している。
図21を参照して、6月25日の15:00〜15:54のサーバ10の処理を説明する。6月25日の15:00になると、フジテレビで「夏のアナタ」(第9話目)の再放送が開始される。
番組の放送が開始されると、サーバ10は、番組情報に含まれるハッシュタグ(「#fujitv」、「#natsunoanata」、「#natsuana」、「#kitamao」、「#mao」)に基づいて、ミニブログからコメント情報及びコメント時刻情報の取得を開始する。また、サーバ10は、番組の放送が開始されると、掲示板URL(放送局掲示板URL、番組掲示板URL)に基づいて、電子掲示板からコメント情報及びコメント時刻情報の取得を開始する。
放送局ハッシュタグについて、サーバ10は、番組情報に設定されている3つの放送局タグ「#fujitv」、「#ktv」、「#mrt」(図8参照)のうち、そのとき番組を放送する放送局(フジテレビ)に対応するハッシュタグである「「#fujitv」」を使用する。放送局掲示板URLについて、サーバ10は、番組情報に設定されている放送局掲示板URLのうち、そのとき番組を放送する放送局(フジテレビ)に対応する放送局掲示板URLを使用する。
6月25日の15:00〜9:54の時点で、「夏のアナタ」(第9話目)は、既に放送されているので、「夏のアナタ」(第9話目)の動画が、動画共有サイトにアップされている可能性がある。従って、既に、その番組が放送されるときには、番組の放送時において、動画共有サイトURLに基づく動画共有サイトからの各情報の取得が行なわれてもよい。6月28日の16:00〜16:54に「夏のアナタ」が放送される場合も同様である。但し、典型的には、後述のように、動画共有サイトURLに基づく動画共有サイトからのコメント情報及びコメント時刻情報の取得は、録画された番組が再生されるときに実行される。
サーバ10は、コメント情報及びコメント時刻情報を取得すると、これらの情報を、以前に(6月18日に)「夏のアナタ」が放送されたときに取得されたコメント情報及びコメント時刻情報に追加して記憶部11に記憶する。
6月25日の15:54になると、フジテレビでの「夏のアナタ」(第9話目)の再放送が終了し、コメント情報、コメント時刻情報等の取得の処理が終了する。
図21では、一点鎖線の枠で囲まれたコメントが、6月25日の放送時に取得されたコメントであることを示しており、それ以外のコメントは、以前(6月18日)の放送時に取得されたコメントであることを示している。
図22を参照して、6月28日の16:00〜16:54のサーバ10の処理を説明する。6月28日の9:00になると、宮崎テレビで「夏のアナタ」(第9話目)の放送が開始される。
番組の放送が開始されると、サーバ10は、番組情報に含まれるハッシュタグ(「#mrt」、「#natsunoanata」、「#natsuana」、「#kitamao」、「#mao」)に基づいて、ミニブログからコメント情報及びコメント時刻情報の取得を開始する。また、サーバ10は、番組の放送が開始されると、掲示板URL(放送局掲示板URL、番組掲示板URL)に基づいて、電子掲示板からコメント情報及びコメント時刻情報の取得を開始する。
放送局ハッシュタグについて、サーバ10は、番組情報に設定されている3つの放送局タグ「#fujitv」、「#ktv」、「#mrt」(図8参照)のうち、そのとき番組を放送する放送局(宮崎テレビ)に対応するハッシュタグである「「#mtr」」を使用する。放送局掲示板URLについて、サーバ10は、番組情報に設定されている放送局掲示板URLのうち、そのとき番組を放送する放送局(宮崎テレビ)に対応する放送局掲示板URLを使用する。
サーバ10は、コメント情報及びコメント時刻情報を取得すると、これらの情報を、以前に(6月18日、6月25日に)「夏のアナタ」が放送されたときに取得されたコメント情報及びコメント時刻情報に追加して記憶部11に記憶する。
6月28日の16:54になると、宮崎テレビでの「夏のアナタ」(第9話目)の放送が終了し、コメント情報、コメント時刻情報等の取得の処理が終了する。
図22では、二点鎖線の枠で囲まれたコメントが、6月28日の放送時に取得されたコメントであることを示しており、それ以外のコメントは、以前(6月18日、6月25日)の放送時に取得されたコメントであることを示している。
"番組再生時の処理"
次に、録画した番組を再生するときの、番組録画再生システム100の処理について説明する。
図23は、録画した番組を再生するときの、番組録画再生システム100の処理を示すフローチャートである。
ユーザが録画した番組を再生する場合、ユーザは、まず、携帯端末20の画面をタッチ操作することで、録画リストを表示させるための操作を行なう。録画リストは、録画された番組のリストである。
ユーザが録画リストを表示させるための操作を行なうと、携帯端末20は、録画リストの取得の要求信号をサーバ10へ送信する(ステップ501)。サーバ10は、録画リストの取得の要求信号を受信すると、要求元の携帯端末20と関連付けられているレコーダ30に対して、録画リストの取得の要求信号を送信する(ステップ502)。
レコーダ30は、サーバ10から録画リストの取得の要求信号を受信すると、番組ID付きの録画リストをサーバ10に送信する(ステップ503)。サーバ10は、録画リストをレコーダ30から受信すると、要求元の携帯端末20に対して、録画リストを送信する(ステップ504)。携帯端末20は、サーバ10から録画リストを受信すると、録画リストを表示部25の画面上に表示させる(ステップ505)。
図24は、携帯端末20の表示部25の画面上に表示される録画リストの一例を示す図である。図24に示すように、録画リストでは、録画が予約された番組ごとに、番組名、放送日時、チャンネル番号などが表示される。ユーザにより、予約リスト内の特定の番組が選択されると、携帯端末20は、図25に示すように、ユーザによって選択された番組の再生制御画面と、連携サービスのコメント表示/非表示選択画面とを画面上に表示せる(ステップ506)。
図24及び図25に示す例では、ユーザにより録画リストから「夏のアナタ」が選択され、この「夏のアナタ」についての再生制御画面と、連携サービスのコメント表示/非表示選択画面とが画面上に表示された場合が示されている。
再生制御画面(図25上欄)には、番組名、放送日時、チャンネル番号、録画モード、「巻き戻し」ボタン、「再生/一時停止」ボタン、「早送り」ボタン等が表示される。
一方、連携サービスのコメント表示/非表示選択画面(図25下欄)には、「ミニブログ」ボタン、「電子掲示板」ボタン、「動画共有サイト」ボタンが表示される。また、この画面には、「ミニブログ」ボタン、「電子掲示板」ボタン、「動画共有サイト」ボタンの下側にそれぞれ、「ONにする」ボタンが表示される。
連携サービスのコメント表示/非表示選択画面に表示された各種のボタンが操作されたときの処理については、"コメントスクリーニングに関する処理"の段落で、説明する。
図25に示すように、ユーザが、再生制御画面内に表示された「再生/一時停止」ボタンが表示されている位置をタッチ操作して、再生の指示を携帯端末20に入力したとする。この場合、携帯端末20は、ユーザによる再生指示の入力に応じて、再生指示の信号と、番組IDとをサーバ10に送信する(ステップ507)。
サーバ10は、再生指示の信号と、番組IDとを受信すると、要求元の携帯端末20と関連付けられているレコーダ30に対して、再生指示の信号と、番組IDとを送信する(ステップ508)。
また、サーバ10は、再生指示の信号と、番組IDとを受信すると、動画共有サイトURL(連携サービスに関する情報)に基づいて、動画共有サイト(連携サービス)からコメント情報と、コメント時刻情報とを取得する(ステップ509)。この場合、サーバ10は、番組IDに対応する番組の番組情報に設定された動画共有サイトURLに基づいて、動画共有サイトからコメント情報と、コメント時刻情報とを取得する。そして、サーバ10は、取得した情報を番組情報として番組DB上に記憶する。
レコーダ30は、サーバ10から再生指示の信号と、番組IDとを受信すると、再生指示に応じて、番組IDに対応する番組の再生を開始する(ステップ510)。レコーダ30は、番組の再生を開始すると、番組の再生開始を示す情報と、番組の再生開始位置の情報(録画番組の先頭からの経過時間の情報)とをサーバ10に送信する(ステップ511)。
サーバ10は、番組の再生開始を示す情報と、番組の再生開始位置の情報とを受信すると、再生開始位置の情報に基づいて、現在の再生位置を推定する(ステップ512)。そして、サーバ10は、再生位置に対応するコメント情報を番組IDに対応する番組の番組情報から取り出して、取り出したコメント情報を携帯端末20に送信する(ステップ513)。
携帯端末20は、コメント情報を受信すると画面上にコメントを表示させる(ステップ514)。図26は、コメント表示画面の一例を示す図である。図25に示す、再生制御画面及び連携サービスのコメント表示/非表示選択画面と、図26に示すコメント表示画面とは、例えば、ユーザによるスワイプ操作などにより、相互に切り換えられる。
コメント表示画面には、連携サービス(ミニブログ、電子掲示板、動画共有サイト)から取得された各種のコメントが、コメント時刻情報に応じたタイミングで表示される。また、コメント表示画面には、コメントを書き込んだユーザの名前等も表示される。ユーザは、携帯端末20の画面上に表示されるコメントを見ながら録画した番組を視聴することで、番組の視聴を楽しむことができる。
ユーザがミニブログ由来のコメントが表示されている位置をタップ操作した場合、携帯端末20は、ミニブログのリツイート入力画面を画面上に表示させてもよい。あるいは、ミニブログ由来のコメントが表示されている位置をタップ操作した場合、ミニブログのコメント入力画面を画面上に表示させてもよい。
コメント表示画面には、コメント書き込みの入力欄と「書き込み」ボタンとが用意されている。ユーザがコメント書き込み欄にコメントを書き込むんで、「書き込み」ボタンが表示されている位置をタッチ操作した場合、コメントの情報がサーバ10に送信される。サーバ10は、携帯端末20から送信されてきたコメント情報を、番組情報に追加して記憶する。
[早送り(又は巻き戻し)]
次に、番組の再生中に、ユーザにより、携帯端末20に早送り(又は巻き戻し)の指示が入力されたときの処理について説明する。
図27は、番組の再生中に、ユーザにより、携帯端末20に早送り(又は巻き戻し)の指示が入力されたときの処理を示すフローチャートである。
番組の再生中に、再生制御画面(図25参照)内に表示された「早送り」ボタン(又は「巻き戻し」ボタン)がユーザによりタッチ操作されたとする。
この場合、携帯端末20は、ユーザによる早送り(又は巻き戻し)の指示の入力に応じて、早送り(又は巻き戻し)の指示の信号をサーバ10に送信する(ステップ601)。
サーバ10は、携帯端末20から早送り(又は巻き戻し)の指示の信号を受信すると、要求元の携帯端末20と関連づけられたレコーダ30に対して、早送り(又は巻き戻し)の指示の信号を送信する(ステップ602)。そして、サーバ10は、携帯端末20に対するコメント情報の送信を停止する(ステップ603)。
レコーダ30は、サーバ10から早送り(又は巻き戻し)の指示の信号を受信すると、現在再生中の番組を早送り(又は巻き戻し)する。
[早送り(又は巻き戻し)の解除]
次に、番組の早送り(又は巻き戻し)中に、ユーザにより携帯端末20に再生の指示が入力されたときの処理について説明する。
図28は、番組の早送り(又は巻き戻し)中に、ユーザにより携帯端末20に再生の指示が入力されたときの処理を示すフローチャートである。
番組の早送り(又は巻き戻し)中に、再生制御画面(図25参照)内に表示された「再生/一時停止」ボタンがユーザによりタッチ操作されたとする。
この場合、携帯端末20は、ユーザによる早送り(又は巻き戻し)中の再生の指示の入力に応じて、再生再開の指示の信号を送信する(ステップ701)。サーバ10は、携帯端末20から再生再開の指示の信号を受信すると、要求元の携帯端末20と関連付けられているレコーダ30に対して、再生再開の指示の信号を送信する(ステップ702)。
レコーダ30は、サーバ10から再生再開の指示の信号を受信すると、早送り(又は巻き戻し)を解除して、番組の再生を再開する(ステップ703)。次に、レコーダ30は、再生開始を示す情報と、再生開始位置を示す情報とをサーバ10に送信する(ステップ704)。
サーバ10は、レコーダ30から再生開始を示す情報と、再生開始位置を示す情報とを受信すると、再生開始位置の情報に基づいて、現在の番組の再生位置を推定する(ステップ705)。次に、サーバ10は、再生位置に対応するコメント情報を、番組IDに対応する番組の番組情報から取り出して、携帯端末20に送信する(ステップ706)。
携帯端末20は、サーバ10からコメントの情報を受信すると、画面上にコメントを表示させる(ステップ707)。
[停止]
次に、番組の再生中に、ユーザにより、停止の指示が入力されたときの処理について説明する。
図29は、番組の再生中に、ユーザにより、停止の指示が入力されたときの処理を示すフローチャートである。
番組の再生中に、再生制御画面(図25参照)内に表示された「再生/一時停止」ボタンがユーザによりタッチ操作されたとする。
この場合、携帯端末20は、ユーザによる再生の停止の指示の入力に応じて、再生の停止の指示の信号をサーバ10に送信する(ステップ801)。
サーバ10は、携帯端末20から再生の停止の指示の信号を受信すると、要求元の携帯端末20と関連づけられたレコーダ30に対して、再生の停止の指示の信号を送信する(ステップ802)。そして、サーバ10は、携帯端末20に対するコメント情報の送信を停止する(ステップ803)。
レコーダ30は、サーバ10から再生の停止の指示の信号を受信すると、現在再生中の番組の再生を停止する。
"コメントスクリーニングに関する処理"
次に、コメントスクリーニングに関する処理について説明する。
上述のように、ミニブログのハッシュタグ、掲示板の掲示板URL、動画共有サイトの動画共有サイトURLは、多数のユーザによって、番組情報に設定される。従って、録画した番組の再生時に、ユーザが希望しないコメントが携帯端末20の画面上に表示される場合も想定される。あるいは、携帯端末20の画面上に表示されるコメントが多すぎる場合も想定される。従って、番組録画再生システム100は、ユーザが、画面上に表示されるコメントを任意に選択することができる機能を備えている。
まず、連携サービスの種類毎に、コメントの表示/非表示を切り替える場合の処理について説明する。
図30〜図32は、連携サービス毎に、コメントの表示/非表示を切り替える場合の処理を説明するための図である。
図30を参照して、上記したように、再生制御画面の下側には、連携サービスのコメント表示/非表示選択画面が表示される。このコメント表示/非表示選択画面上には、「ミニブログ」ボタン、「電子掲示板」ボタン、「動画共有サイト」ボタンが表示される。また、この画面には、「ミニブログ」ボタン、「電子掲示板」ボタン、「動画共有サイト」ボタンの下側にそれぞれ、「onにする」ボタンが表示される。
図30に示すように、ユーザが、「動画共有サイト」ボタンの下側に表示されている「onにする」ボタンをタッチ操作したとする。この場合、携帯端末20は、「onにする」ボタンを「offにする」ボタンに切り替える。
図31には、「動画共有サイト」ボタンの下側に表示されていた「onにする」ボタンが「offにする」ボタンに切り替えられたときの様子が示されている。
ユーザが、「動画共有サイト」ボタンの下側に表示されている「onにする」ボタンをタッチ操作した場合、携帯端末20は、動画共有サイト由来のコメントの送信停止の信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、携帯端末20から動画共有サイト由来のコメントの送信の停止の信号を受信すると、動画共有サイト由来のコメントの送信を停止する。あるいは、ユーザが「動画共有サイト」ボタンの下側に表示されている「onにする」ボタンをタッチ操作した場合、携帯端末20は、動画共有サイト由来のコメントを画面上に表示するのを停止する処理を実行してもよい。
これにより、携帯端末20の画面上には、動画共有サイト由来のコメントが表示されなくなる。
図32には、動画共有サイト由来のコメントが表示されなくなった場合におけるコメント表示画面の一例が示されている。図32では、表示されなくなったコメントを灰色で表示している。
ここでの一例では、動画共有サイト由来のコメントが表示されなくなる場合について説明したが、ミニブログ、電子掲示板についても同様である。
例えば、ユーザが「ミニブログ」ボタン又は「電子掲示板」の下側に表示された「onにする」ボタンをタッチ操作したとする。この場合、携帯端末20は、ミニブログ由来又は電子掲示板由来のコメントの送信停止の信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、携帯端末20からミニブログ由来又は電子掲示板由来のコメントの送信停止の信号を受信すると、ミニブログ由来又は電子掲示板由来のコメントの送信を停止する。あるいは、携帯端末20は、ミニブログ由来又は電子掲示板由来のコメントを画面上に表示するのを停止する処理を実行してもよい。
これにより、携帯端末20の画面上には、ミニブログ由来又は電子掲示板由来のコメントが表示されなくなる。
なお、「ミニブログ」ボタン又は「電子掲示板」の下側に表示された「onにする」ボタンがタッチ操作された場合、携帯端末20は、「onにする」ボタンを「offにする」ボタンに切り替える。
「ミニブログ」ボタン、「電子掲示板」ボタン、「動画共有サイト」ボタンの下側に表示された「offにする」ボタンがユーザによりタッチ操作された場合を想定する。この場合、携帯端末20は、「offにする」ボタンを「onにする」ボタンに切り替える。また、この場合、携帯端末20は、ミニブログ由来、電子掲示板由来又は動画共有サイト由来のコメントの送信の開始の信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、携帯端末20からミニブログ由来、電子掲示板由来又は動画共有サイト由来のコメントの送信停止の信号を受信すると、ミニブログ由来又は電子掲示板由来のコメントの送信を開始する。あるいは、携帯端末20は、ミニブログ由来又は電子掲示板由来のコメントを画面上に表示するのを開始する処理を実行してもよい。
これにより、ミニブログ由来、電子掲示板由来又は動画共有サイト由来のコメントが表示されるようになる。
以上のような処理により、ユーザは、複数の連携サービスのうち、どの連携サービス由来のコメントを携帯端末20の画面上に表示するかを任意に選択することができる。
以上の説明では、連携サービス毎に、コメントの表示/非表示を切り替える場合について説明した。一方、以降では、ミニブログのハッシュタグ毎、電子掲示板の掲示板URL毎、あるいは、動画サイトの動画共有サイトURL毎に、コメントの表示/非表示を切り替える場合の処理について説明する。すなわち、連携サービスに関する情報毎に、コメントの表示/非表示を切り替える場合について説明する。
図33〜図36は、ミニブログのハッシュタグ毎、電子掲示板の掲示板URL毎、あるいは、動画サイトの動画共有サイトURL毎に、コメントの表示/非表示を切り替える場合の処理について説明するための図である。
図33に示すように、ユーザが、連携サービスのコメント表示/非表示選択画面内に表示された「ミニブログ」ボタンをタッチ操作したとする。この場合、携帯端末20は、番組情報に設定されているハッシュタグの情報と、どのハッシュタグが有効であり、どのハッシュタグが無効であるのかを示す情報との取得の要求信号をサーバ10に送信する。
サーバ10は、要求信号の応じて、ハッシュタグの情報と、どのハッシュタグが有効であり、どのハッシュタグが無効であるのかを示す情報を携帯端末20に送信する。なお、デフォルトでは、番組情報に設定されているハッシュタグは、全て有効とされる。
携帯端末20は、各情報を受信すると、ミニブログ(ハッシュタグ)設定画面を画面上に表示させる。
図34は、ミニブログ(ハッシュタグ)設定画面の一例を示す図である。ミニブログ設定画面では、番組情報に設定されているハッシュタグが並べて表示される。ミニブログ設定画面には、「設定」ボタンが用意されている。ミニブログ設定画面では、放送局ハッシュ、番組名ハッシュ等の文字の右側に、ハッシュタグが表示され、放送局ハッシュ、番組名ハッシュ等の文字の左側に黒丸●が表示されている。黒丸●は、そのハッシュタグが、有効であることを示している。この黒丸●が、白丸○である場合には、そのハッシュタグが無効であることを示している。なお、ハッシュタグの有効/無効を示す方法は、黒丸●、白丸○に限られず適宜変更することができる。
例えば、図34に示すように、「●放送局ハッシュ#mrt」と表示されている位置をユーザがタッチ操作したとする。図35には、ユーザが「●放送局ハッシュ#mrt」と表示された位置をタッチ操作した後のミニブログ設定画面の様子が示されている。図35に示すように、ユーザがハッシュタグ「●放送局ハッシュ#mrt」と表示されている位置をタッチ操作した場合、携帯端末20は、黒丸●が白丸○に切り替えられるように、表示を制御する。
そして、図35に示すように、ユーザが「設定」ボタンをタッチ操作したとする。この場合、携帯端末20は、選択されたハッシュタグ(#mrt)由来のコメントの送信停止の信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、ハッシュタグ(#mrt)由来のコメントの送信停止の信号を受信すると、ハッシュタグ(#mrt)由来のコメントの送信を停止する。そして、サーバ10は、対応するハッシュタグ(#mrt)が無効であることを番組情報内に記憶しておく。あるいは、ユーザが「設定ボタン」をタッチ操作した場合、携帯端末20は、ハッシュタグ(#mrt)由来のコメントを画面上に表示するのを停止する処理を実行してもよい。
図36には、ハッシュタグ(#mrt)由来のコメントが表示されなくなった場合におけるコメント表示画面の一例が示されている。図36では、表示されなくなったコメントを灰色で表示している。
一方、ミニブログ(ハッシュタグ)設定画面で、ハッシュタグの文字の左側に白丸○が表示されているハッシュタグをユーザがタッチ操作した場合を想定する。この場合白丸○が黒丸●に切り替えられる。そして、ユーザが「設定」ボタンをタッチ操作したとする。
この場合、携帯端末20は、選択されたハッシュタグ由来のコメントの送信開始の信号をサーバ10に送信する。サーバ10は、この信号を受信すると、選択されたハッシュタグ由来のコメントの送信を開始する。
そして、サーバ10は、対応するハッシュタグが有効であることを番組情報内に記憶しておく。あるいは、ユーザが「設定ボタン」をタッチ操作した場合、携帯端末20は、選択されたハッシュタグ由来のコメントを画面上に表示するのを開始する処理を実行してもよい。
これにより、そのハッシュタグ由来のコメントがコメント表示画面上で表示されるようになる。
ここでの一例では、ミニブログのハッシュタグ毎に、コメントの表示/非表示が切り替えられる場合について説明した。一方、以降では、掲示板URL毎、動画共有サイトURL毎に、コメントの表示/非表示を切り替えられる場合について説明する。
図33を参照して、ユーザが「電子掲示板」ボタン、又は「動画共有サイト」ボタンをタッチ操作したとする。この場合、携帯端末20は、番組情報に設定されている掲示板URL又は動画共有サイトURLの情報と、掲示板URL又は動画共有サイトURLの有効/無効を示す情報との取得の要求信号をサーバ10に送信する。
サーバ10は、要求信号の応じて、掲示板URL又は動画共有サイトの情報と、掲示板URL又は動画共有サイトURLの有効/無効を示す情報とを携帯端末20に送信する。なお、デフォルトでは、番組情報に設定されている掲示板URL又は動画共有サイトURLは、全て有効とされる。
携帯端末20は、これらの情報を受信すると、掲示板(掲示板URL)設定画面(図示せず)又は動画共有サイト(動画共有サイトURL)設定画面(図示せず)を画面上に表示させる。掲示板設定画面又は動画共有サイト設定画面には、番組情報に設定されている掲示板URL又は動画共有サイトURLが表示され、掲示板URL又は動画共有サイトURLの有効/無効を示す情報が表示される。掲示板設定画面又は動画共有サイト設定画面には、例えば、「設定」ボタンが用意されている。
ユーザが任意の掲示板URL又は動画共有サイトURL選択して、「設定」ボタンをタッチ操作したとする。この場合、ユーザが選択した掲示板URL又は動画共有サイトURL由来のコメントの表示/非表示が切り替えられる。
以上のような処理により、ユーザは、ミニブログのハッシュタグ毎、電子掲示板の掲示板URL毎、あるいは、動画サイトの動画共有サイトURL毎に、コメントの表示/非表示を切り替えることができる。
<各種変形例>
以上の説明では、コメントが携帯端末の画面上に表示される場合について説明したが、これに限られない。例えば、レコーダに接続されたテレビジョン装置に表示されてもよい。以上の説明では、ハッシュタグ、掲示板URL、動画共有サイトURLがユーザによる携帯端末20の操作により番組情報に設定される場合について説明したが、これに限られない。例えば、ユーザがテレビジョン装置等に表示された画面を見ながら、ハッシュタグ、掲示板URL、動画共有サイトURLの設定操作を行なってもよい。
本技術は、以下の構成をとることもできる。
(1) 通信部と、
記憶部と、
番組の録画の予約に応じて、録画が予約された番組に対して番組IDを割り当て、番組に対してコメントが書き込まれるサービスに関する情報を前記通信部を介して受信し、受信した前記サービスに関する情報を前記番組IDに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記サービスに関する情報に基づいて、番組に対してコメントが書き込まれるサービスから番組に対してのコメント情報と、コメント時刻情報とを前記通信部を介して取得し、取得したコメント情報及びコメント時刻情報を前記番組IDと関連付けて記憶部に記憶させ、録画した番組の再生を示す情報を通信部を介して受信し、録画した番組の再生時に、前記コメント情報及びコメント時刻情報に基づいて、コメントをコメント時刻に合わせて画面上に表示するための処理を実行する制御部と
を具備するサーバ装置。
(2)上記(1)に記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、複数のユーザがそれぞれ所有する機器から前記サービスに関する情報を前記通信部を介して受信して前記番組IDと関連付けて前記記憶部に記憶させることで、前記複数のユーザの機器から前記サービスに関する情報を収集し、収集された前記サービスに関する情報に基づいて、前記サービスから前記コメント情報と、前記コメント時刻情報とを取得する
サーバ装置。
(3)上記(2)に記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、録画した番組の再生時に、前記複数のユーザの機器から収集された前記サービスに関する情報に基づいて取得された前記コメント情報及び前記コメント時刻情報に基づいて、コメントをコメント時刻に合わせて前記画面上に表示するための処理を実行する
サーバ装置。
(4)上記(1)乃至(3)のうち何れか1つに記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、複数のサービスから、それぞれ、コメント情報と、コメント時刻情報とを取得して番組IDと関連付けて前記記憶部に記憶する
サーバ装置。
(5)上記(4)に記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、録画した番組の再生時に、前記サービス毎に、前記サービスから取得されたコメント情報の送信の開始及び停止の信号を前記通信部を介して受信し、前記信号に基づいて、前記サービス毎に、前記サービスから取得されたコメント情報のコメント情報の送信の開始及び停止を切り替える
サーバ装置。
(6)上記(3)乃至(5)のうち何れか1つに記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、録画した番組の再生時に、前記サービスに関する情報毎に、前記サービスに関する情報に基づいて取得されたコメント情報の送信の開始及び停止を示す信号を前記通信部を介して受信し、前記信号に基づいて、前記サービスに関する情報毎に、前記サービスに関する情報に基づいて取得されたコメント情報の送信の開始及び停止を切り替える
サーバ装置。
(7)上記(1)乃至(6)のうち何れか1つに記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、番組の録画の予約に応じて、放送日時の情報を前記通信部を介して受信し、受信した前記放送日時の情報を前記番組IDと関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記放送日時の情報に基づいて、番組の放送開始時刻と放送終了時刻とを判定し、放送開始時刻から番組の放送終了時刻までの間、前記サービスに関する情報に基づいて、前記サービスから前記コメントの情報と、前記コメントの時刻情報とを取得する
サーバ装置。
(8)上記(1)乃至(7)のうち何れか1つに記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、録画された番組の再生時に、前記サービスから前記コメントの情報と、前記コメントの時刻情報とを取得する
サーバ装置。
(9)上記(1)乃至(8)のうち何れか1つに記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、番組の録画の予約に応じて、複数のユーザがそれぞれ所有する機器から録画が予約された番組の番組名の情報、放送局名の情報及び放送日時の情報を受信し、受信した前記番組名の情報、前記放送局名の情報及び前記放送日時の情報を前記番組IDに関連付けて記憶部に記憶させ、かつ、放送局名又は放送日時が異なる内容が同じ番組について、前記放送局名の情報及び前記放送日時の情報を同じ番組IDに関連付けて前記記憶部に記憶させる
サーバ装置。
(10)上記(9)に記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、番組の録画の予約に応じて受信された前記番組名の情報、放送局名の情報及び放送日時の情報に基づいて、録画が予約された番組が、既に録画が予約された番組と内容が同じ番組であるかを自動的に推定し、録画が予約された番組が、既に録画が予約された内容が同じ番組である場合、既に録画が予約された番組と同じ番組IDを割り当てる
サーバ装置。
(11)上記(9)に記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、同じ前記番組IDに関連付けられた、放送日時が異なる内容が同じ番組の放送日時の情報に基づいて、それぞれ、番組の放送開始時刻と放送終了時刻とを判定し、それぞれ、放送開始時刻から番組の放送終了時刻までの間、前記サービスに関する情報に基づいて、前記サービスから前記コメントの情報と、前記コメントの時刻情報とを取得する
サーバ装置。
(12)上記(11)に記載のサーバ装置であって、
前記制御部は、番組の放送時に、番組IDに関連付けられた前記サービスに関する情報が、そのとき番組を放送する放送局に対応する、前記サービスに関する情報であるかを判定し、前記サービスに関する情報が、そのとき番組を放送する放送局に対応する場合、前記サービスに関する情報に基づいて、番組に対してコメントが書き込まれるサービスから番組に対してのコメント情報と、コメント時刻情報とを前記通信部を介して取得する
サーバ装置。
(13)上記(1)乃至(12)のうち何れか1つに記載のサーバ装置であって、
前記サービスに関する情報は、ミニブログのハッシュタグ、電子掲示板の電子掲示板URL又は動画共有サイトの動画共有サイトURLであり、
前記サービスは、ミニブログ、電子掲示板又は動画共有サイトである
サーバ装置。
(14) 機器と、
通信部と、記憶部と、番組の録画の予約に応じて、録画が予約された番組に対して番組IDを割り当て、前記機器から、番組に対してコメントが書き込まれるサービスに関する情報を前記通信部を介して受信し、受信した前記サービスに関する情報を前記番組IDに関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記サービスに関する情報に基づいて、番組に対してコメントが書き込まれるサービスから番組に対してのコメント情報と、コメント時刻情報とを前記通信部を介して取得し、取得したコメント情報及びコメント時刻情報を前記番組IDと関連付けて記憶部に記憶させ、録画した番組の再生を示す情報を通信部を介して受信し、録画した番組の再生時に、前記コメント情報及びコメント時刻情報に基づいて、コメントをコメント時刻に合わせて画面上に表示するための処理を実行する制御部とを有するサーバ装置と
を具備するシステム。
(15) サーバ装置に、
番組の録画の予約に応じて、録画が予約された番組に対して番組IDを割り当てるステップと、
番組に対してコメントが書き込まれるサービスに関する情報を前記通信部を介して受信するステップと、
受信した前記サービスに関する情報を前記番組IDに関連付けて前記記憶部に記憶させるステップと、
前記サービスに関する情報に基づいて、番組に対してコメントが書き込まれるサービスから番組に対してのコメント情報と、コメント時刻情報とを前記通信部を介して取得するステップと、
取得したコメント情報及びコメント時刻情報を前記番組IDと関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
録画した番組の再生を示す情報を通信部を介して受信するステップと、
録画した番組の再生時に、前記コメント情報及びコメント時刻情報に基づいて、コメントをコメント時刻に合わせて画面上に表示するための処理を実行するステップと
を実行させるプログラム。
(16)番組の録画の予約に応じて、録画が予約された番組に対して番組IDを割り当て、
番組に対してコメントが書き込まれるサービスに関する情報を前記通信部を介して受信し、
受信した前記サービスに関する情報を前記番組IDに関連付けて前記記憶部に記憶させ、
前記サービスに関する情報に基づいて、番組に対してコメントが書き込まれるサービスから番組に対してのコメント情報と、コメント時刻情報とを前記通信部を介して取得し、
取得したコメント情報及びコメント時刻情報を前記番組IDと関連付けて記憶部に記憶させ、
録画した番組の再生を示す情報を通信部を介して受信し、
録画した番組の再生時に、前記コメント情報及びコメント時刻情報に基づいて、コメントをコメント時刻に合わせて画面上に表示するための処理を実行する
処理方法。