JP5464632B2 - 動画の視聴システム、文字コンテンツサーバ、動画の視聴方法およびプログラム - Google Patents

動画の視聴システム、文字コンテンツサーバ、動画の視聴方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、テレビ放送番組、ビデオ/DVDソフトなどの動画を視聴するシステムに関し、特にそれらの動画をインターネット経由で入手した文字情報と共に視聴するシステムに関する。
昨今、インターネット上ではYouTube(http://www.youtube.com/)に代表される、いわゆる動画共有サイトが急増し、非常に多くのアクセスを集めている。中でも、単にユーザが動画をアップロードしていつでもストリーミング再生できる状態にして他のユーザと共有するだけでなく、アップロードされた動画に各々のユーザが自由にコメントを付けることのできるサイトが人気を得ている。具体的には「ニコニコ動画(http://www.nicovideo.jp/)」や「字幕.in(http://jimaku.in/)」などである。以後、これらをコメント付加型動画共有サイトという。
これらのサイトでは、既存の動画コンテンツにコメントを付加し、それらのコメントが動画コンテンツの再生に合わせて表示されることによって、作者が意図しなかった新たな作品性を生み出している。また、大勢のユーザが同一のコンテンツを見て、相互にコメントを付加して楽しむことにより、インターネットにおいて新たなコミュニティを提供している。
ちなみに動画コンテンツについては、たとえば以下のような技術が開示されている。特許文献1には、放送中のテレビ番組について視聴者が意見交換できるコミュニティを形成する方法が開示されている。特許文献2には、放送番組の瞬間最高視聴率についての情報をネットワーク経由で取得して録画番組の再生を制御する方法が開示されている。特許文献3には、CDやDVDなどの試聴器でクチコミ情報を交換して、さらにその内容を放送できるというコンテンツ試聴システムが開示されている。
特開2001−148841号公報 特開2004−241949号公報 特開2006−059019号公報
その一方で、これらの動画共有サイトでは、テレビ放送番組や市販の(DVD、VHSビデオなどの)パッケージ型映像コンテンツなどからコピーされた、著作権者の許諾を得ていない動画コンテンツがアップロードされることが非常に多い。これは明らかに著作権法第23条第1項でいう送信可能化権を侵害している。そのため、今後これらのサイトでは、著作権者の許諾を得ていないコンテンツについての規制が強化される可能性が高い。規制が強化されると、前述のようなコメント付加型動画共有サイトも成立しにくくなる。
また、インターネット上で動画のストリーミング再生を行うには、高い通信速度を有する通信回線と、高いマルチメディア処理能力を有する端末装置が要求される。特に携帯電話などのように、通信速度においても処理能力においても制限のある環境では、高画質での動画のストリーミング再生が難しいので、前述のような動画共有サイトを利用することが難しい。
ちなみに特許文献1の方法では、放送中のテレビ番組について視聴者がリアルタイムで意見交換できるコミュニティを形成しているが、リアルタイムで放送されている番組以外についてコミュニティを形成することはできない。特許文献2の方法では、放送番組の瞬間最高視聴率についての情報をネットワーク経由で取得しているが、動画コンテンツにコメントが付加されたものではない。特許文献3の方法では、CDやDVDなどについてコメントを交換しているが、それらのCDやDVDのコンテンツの再生のタイミングに合わせてコメントを再生するものではない。従って、特許文献1〜3、もしくはそれらの技術を組み合わせたものは、いずれも上述の問題を解決する構成を備えていない。
本発明の目的は、著作権を侵害することなく、また通信速度や処理能力に制限のある環境においても、動画を文字情報と共に視聴することのできる動画の視聴システム、端末、文字コンテンツサーバ、動画の視聴方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る動画の視聴システムは、文字コンテンツサーバと、少なくとも1つの端末とからなる動画の視聴システムであって、文字コンテンツサーバが、動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段を有し、端末が、テレビ放送番組を録画してこれを動画コンテンツとして保存する録画手段と、ユーザが個人として予め所持する動画コンテンツを再生する動画再生手段と、タイトルに対応する文字コンテンツを取得する文字コンテンツ取得手段と、動画の再生開始からの経過時刻を計算する時刻計算手段と、文字コンテンツに経過時刻に対応するコメントが存在するか否かを判断し、経過時刻に対応するコメントが存在していれば、動画再生手段が再生する動画に視聴率データを含む該コメントを重ねて表示するコメント表示手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る文字コンテンツサーバは、端末と通信する通信手段を有する文字コンテンツサーバにおいて、端末のユーザが個人として予め所持する動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段と、端末からのリクエストのあった動画のタイトルに対応する文字コンテンツをコンテンツ保持手段から読み出す文字コンテンツ読み出し手段と、読み出された文字コンテンツを視聴率データと共に端末に送出するコンテンツ送出手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る動画の視聴方法は、動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段を有する文字コンテンツサーバと、少なくとも1つの端末とからなるシステムにおいて動画を視聴する方法であって、端末が、テレビ放送番組を録画してこれを動画コンテンツとして保存する録画工程と、端末が、ユーザが個人として予め所持する動画コンテンツを再生する動画再生工程と、端末が、タイトルに対応する文字コンテンツを取得する文字コンテンツ取得工程と、端末が、動画の再生開始からの経過時刻を計算する時刻計算工程と、端末が、文字コンテンツに経過時刻に対応するコメントが存在するか否かを判断し、経過時刻に対応するコメントが存在していれば、再生中の動画コンテンツに視聴率データを含む該コメントを重ねて表示するコメント表示工程とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る動画の視聴プログラムは、端末のユーザが個人として予め所持する動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段を有する文字コンテンツサーバと、少なくとも1つの端末とからなるシステムにおいて、文字コンテンツサーバが備えるコンピュータ装置に、端末からのリクエストを受信する処理と、端末からのリクエストに含まれる動画のタイトルに対応する文字コンテンツをコンテンツ保持手段から読み出す処理と、読み出された文字コンテンツを視聴率データと共に端末に送出する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明は、上記したように動画コンテンツを再生する端末が、動画のタイトルに対応する文字コンテンツを取得し、経過時刻に応じてコメントを表示するように構成したので、動画コンテンツ自体がインターネット経由で交換されることはない。これによって、著作権を侵害することなく、また通信速度や処理能力に制限のある環境においても、動画を文字情報と共に視聴することのできる、従来にない優れた動画の視聴システム、端末、文字コンテンツサーバ、動画の視聴方法およびプログラムを提供することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る、動画視聴システム1のネットワークの構成図である。本実施の形態では、特定のテレビ放送番組、またはそれを録画したものを、動画コンテンツとする。本実施の形態の動画視聴システム1は、ユーザが保有する端末10と、端末10とネットワーク160を介して接続される文字コンテンツサーバ100と、テレビ放送を送出するテレビ局150とからなる。端末10は複数存在しうる。
端末10は、テレビ局150から送出されるテレビ放送を受信および録画する機能を有する、携帯電話端末もしくはパーソナルコンピュータなどである。ネットワーク160は、公衆無線通信網もしくはインターネットなどである。ただし、ネットワーク160は動画コンテンツそのものを交換するものではないので、その通信速度が高速である必要はない。
図2は、図1で開示した端末10の構成を示すブロック図である。端末10は、主制御装置11、記憶装置12、ディスプレイ13、入力装置14、通信モジュール15、およびTVチューナー16を有する。主制御装置11はCPU、RAMおよびOSなどによって構成され、その上でプログラムとして構成された動画再生部21、文字コンテンツ取得部22、経過時刻計算部23、コメント表示部24、コメント送信部25、およびTV放送録画部26などの機能を実行することができる。
記憶装置12には、録画された放送番組31が保存されている。動画再生部21は、記憶装置12から読み出した放送番組31、またはTVチューナー16によって受信された放送番組31を呼び出して再生し、ディスプレイ13に表示する。動画再生部21が放送番組31の再生を開始すると、文字コンテンツ取得部22は、放送番組31のタイトルに対応する文字コンテンツ120を、通信モジュール15を経由して文字コンテンツサーバ100に照会して取得する。
また、経過時刻計算部23は、放送番組31の再生が開始されてからの経過時刻を計算する。TV放送録画部26は、TVチューナー16によって受信された放送番組31を録画して記憶装置12に保存する。入力装置14、コメント表示部24およびコメント送信部25については後述する。
図3は、図1で開示した文字コンテンツサーバ100の構成を示すブロック図である。文字コンテンツサーバ100は、主制御装置101、記憶装置102、通信モジュール103を有する。主制御装置101はCPU、RAMおよびOSなどによって構成され、その上でプログラムとして構成された文字コンテンツ読み出し部111、文字コンテンツ送出部112、およびコメント挿入部113などの機能を実行することができる。
記憶装置102は、文字コンテンツ120を記憶する。文字コンテンツ読み出し部111は、通信モジュール103を経由して端末10からリクエストされたタイトルに対応する文字コンテンツ120を、記憶装置102から検索して読み出す。文字コンテンツ送出部112は、検索された文字コンテンツ120を通信モジュール103を経由して端末10に送出する。コメント挿入部113については後述する。
図4は、図3で開示した文字コンテンツ120の構成を示す概念図である。文字コンテンツ120は、タイトル情報121、経過時刻122、およびコメント123とで構成される。1つの文字コンテンツ120に、タイトル情報121は1つだけであるのに対して、経過時刻122およびコメント123は多数存在する。また、経過時刻122とコメント123とは必ずしも一対一で対応する必要はなく、同一の経過時刻122に複数のコメント123が存在しうる。
タイトル情報121は、文字コンテンツ120に対応する放送番組31を特定できる情報である。放送番組31はテレビ放送から録画されたものであるので、この場合は放送日時、放送局名、番組名などがタイトル情報121に該当する。経過時刻122は、放送番組31の放送開始からの経過時刻である。コメント123は、経過時刻122に対応して、端末10から入力されたコメントである。
図5は、図2で開示した端末10が、放送番組31を再生するときに実行する処理を表すフローチャートである。動画再生部21が放送番組31の再生を開始すると(ステップ200〜201)、同時に経過時刻計算部23が再生が開始されてからの経過時刻の計算を開始する(ステップ202)。なお、この放送番組31は、記憶装置12から読み出した録画済みのものであっても、TVチューナー16によって受信されたリアルタイムで放送中のものであってもよい。
そして文字コンテンツ取得部22が放送番組31のタイトル情報121を文字コンテンツサーバ100に送信して、これに対応する文字コンテンツ120の有無を問い合わせ(ステップ203)、文字コンテンツサーバ100からの返答を判断する(ステップ204)。対応する文字コンテンツ120が存在していれば、その文字コンテンツ120が端末10に送られてくるので、端末10はそれを受信して(ステップ205)、ステップ206に進む。存在していなければ、そのままステップ206に進む。
文字コンテンツ120を受信したら、続いてコメント表示部24が、受信された文字コンテンツ120の中に、経過時刻計算部23によって計算される経過時刻122に対応するコメント123が存在しうるか否かを判断する(ステップ206)。存在していれば、再生中の放送番組31の画面にコメント123を表示して(ステップ207)、ステップ208に進む。コメント123が存在しなければ、そのままステップ208に進む。なお、ステップ204で文字コンテンツが存在していないと判断された場合も、そのままステップ208に進む。
図6は、図5で示した処理によって放送番組31を再生しているときにディスプレイ13に表示される画面の構成を示すイメージ図である。ディスプレイ13の中に放送番組31を表示するウィンドウ51と、コメント123を表示するコメント表示枠52とが形成されている。なお、コメント表示枠52はウィンドウ51の内側であっても外側であってもよい。
そして、画面上にはコメント入力枠53も用意されている。ユーザが、入力装置14を介してコメント入力枠53にコメント123を入力し、送信ボタン54を押すと、入力されたコメント123はコメント送信部25によって文字コンテンツサーバ100に送信される。これによってユーザは、新たなコメント123を文字コンテンツサーバ100に送信して文字コンテンツ120に追加させることができる。
図5に戻って、コメント送信部25がユーザからのコメント123の入力があるか(送信ボタン54が押されたか)否かを判断し(ステップ208)、コメント123の入力があれば、コメント123と、該コメントが入力された時点の経過時刻122と、現在再生中の放送番組31のタイトル情報121とを含む追加要求を、文字コンテンツサーバ100に送信して(ステップ209)、ステップ210に進む。コメント123の入力がなければ、そのままステップ210に進む。なお、ステップ209の追加要求の送信は、電子メールによって行うこともできるし、それ以外の通信プロトコルによって行うこともできる。
最後に動画再生部21が、放送番組31の再生が終了であるか否かを判断し(ステップ210)、終了でなければステップ206に戻る。終了であれば、そのまま終了する(ステップ211)。
図7は、図3で開示した文字コンテンツサーバ100が、端末10から文字コンテンツ120の送信要求を受けたときに実行する処理を表すフローチャートである。文字コンテンツ120の送信要求であれば、端末10からタイトル情報121が送られてくる。
処理を開始し、端末10から文字コンテンツ120の送信要求を受けると(ステップ300〜301)、文字コンテンツ読み出し部111は、記憶装置102にタイトル情報121に該当する文字コンテンツ120が記憶されているか否かを検索して判断する(ステップ302〜303)。記憶されていれば、該当する文字コンテンツ120を文字コンテンツ送出部112が端末10に送信して(ステップ304)、処理を終了する(ステップ306)。記憶されていなければ、「該当する文字コンテンツが存在しない」旨のエラーメッセージを文字コンテンツ送出部112が端末10に送信して(ステップ305)、処理を終了する(ステップ306)。
図8は、図3で開示した文字コンテンツサーバ100が、端末10からコメント123の追加要求を受けたときに実行する処理を表すフローチャートである。コメント123の追加要求であれば、端末10からタイトル情報121、経過時刻122、およびコメント123が送られてくる。
処理を開始し、端末10からコメント123の追加要求を受けると(ステップ350〜351)、コメント挿入部113は、記憶装置102にタイトル情報121に該当する文字コンテンツ120が記憶されているか否かを検索して判断する(ステップ352〜353)。記憶されていれば、該当する文字コンテンツ120を記憶装置102から読み出す(ステップ354)。記憶されていなければ、タイトル情報121に対応する文字コンテンツ120を新たに作成する(ステップ355)。
そしてコメント挿入部113は、読み出されたもしくは新たに作成された文字コンテンツ120に、端末10から送信された経過時刻122およびコメント123を追加して記憶装置102に記憶し(ステップ356)、処理を終了する(ステップ357)。なお、ここですべてのコメント123を経過時刻122の順にソートしてから保存すると、端末10におけるコメントの表示の処理がしやすくなるので望ましい。
図9は、図5および図7〜8で説明した端末10、端末10b、および文字コンテンツサーバ100の動作を、動画視聴システム1全体の流れとして説明するフローチャートである。端末10bは、端末10と同一の機能を持ち、端末10とは別のユーザが操作する端末である。テレビ局150から放送される同一の放送番組31を、端末10のユーザはリアルタイムで視聴しているが(ステップA1)、端末10bのユーザはリアルタイムで視聴できないため留守録画する(ステップA4)ものとする。
端末10のユーザは、放送番組31をリアルタイムで視聴しているので、放送番組31の放送開始の時点では、そのタイトル情報121に対応する文字コンテンツ120は、文字コンテンツサーバ100に存在しない。しかしながら、放送番組31に対して、図5のステップ208〜209で述べたように、文字コンテンツサーバ100にコメント123を送信することはできる(ステップA2)。文字コンテンツサーバ100においては、図8のステップ355で説明したように、放送番組31のタイトル情報121に対応する文字コンテンツ120が新たに作成され、そこにコメント123が追加され、蓄積される(ステップA3)。
端末10bのユーザは、ステップA4で録画された放送番組31を、リアルタイムの放送が終了した後から再生し、視聴開始する(ステップA5)。すると、端末10bは、図5のステップ203〜205で述べたように、放送番組31のタイトル情報121を文字コンテンツサーバ100に送信する(ステップA6)。文字コンテンツサーバ100は、図7で述べたように、タイトル情報121に対応する文字コンテンツ120を端末10bに送信する(ステップA7)。
端末10bは、図5のステップ206〜207で述べたように、受信した文字コンテンツ120に含まれる、経過時刻122に対応するコメント123を再生中の放送番組31の画面に表示する(ステップA8)。これによって端末10bのユーザは、端末10のユーザがステップA2で送信したコメント123を、ステップA2と同じ画面のタイミングで見ることができる。
なお、図5および図7〜9で説明したフローチャートに係る各ステップの動作内容は、端末10、端末10b、および文字コンテンツサーバ100の各々があらかじめ備えるコンピュータで動作するプログラムとして実行させるように構成することができる。
また、文字コンテンツ120のコメント123を、放送番組31の毎分視聴率データを含むものにしてもよい。このようにすれば、毎分視聴率の高い時間帯を「盛り上がっている場面」とみなして、そのような時間帯を優先して視聴するなどのようにして利用することができる。
[第2の実施の形態]
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る、動画視聴システム401のネットワークの構成図である。本実施の形態では、市販もしくはレンタルのDVD418によるパッケージ型映像コンテンツを、動画コンテンツとする。本実施の形態の動画視聴システム401は、ユーザが保有する端末410と、端末410とネットワーク160を介して接続される文字コンテンツサーバ100とからなる。端末410は複数存在しうる。なお、文字コンテンツサーバ100は、第1の実施の形態と同一であるので、説明を省略する。
図11は、図10で開示した端末410の構成を示すブロック図である。端末410は、第1の実施の形態に係る端末10と大部分は同一であるので、共通する要素には同一の参照番号を付け、相違点のみをここでは説明する。端末410は、端末10にあったTVチューナー16およびTV放送録画部26が存在せず、そのかわりDVDドライブ417を備える。動画再生部21は、DVDドライブ417を介して、DVD418に記録された映像を再生し、ディスプレイ13に表示する。なお、記憶装置12に保存される放送番組31も存在しない。
文字コンテンツサーバ100が保持する文字コンテンツ120で、タイトル情報121は、DVD418を特定できる情報である。この場合は、DVD418のタイトル、メーカー、品番、JANコード、ASINコードなどがタイトル情報121に該当する。
上記以外の要素は、第1および第2の実施の形態で全く同一であり、また実際に行う処理も図3〜8で説明したものと同一であり、得られる効果も同一であるので、説明を省略する。もちろん、DVD418に限らず、ビデオテープやDVD以外の光学ディスク(CDビデオ、ブルーレイ・ディスクなど)、またインターネットなどを介して公式に配信される映像コンテンツに対しても、第2の実施の形態を適用することができる。
第1の実施の形態ではユーザが個人として録画したテレビ放送番組を、該ユーザが個人として視聴している。第2の実施の形態では個人としての視聴が許可されたDVDを、ユーザが個人として視聴している。以上2つの実施例で示した動画の再生方法はいずれも、映像コンテンツをコピーしたり、インターネットを介して送信可能な状態にしたりということをしていない。そのため、これらの方法は著作権法第30条でいう私的使用の範疇に収まり、著作権の侵害となることはない。
同一の映像コンテンツを再生する場合、再生開始そのものの時刻が異なっていても、再生開始からの経過時刻122を正確に算出すれば、どのユーザも同一の場面を視聴していると考えることができる。そのため、経過時刻122をキーとしてコメント123を表示していけば、どのユーザも同一の画面のタイミングで、付けられたコメント123を見ることができ、またコメント123を追加することもできるので、コメント付加型動画共有サイトと同様のコミュニティを形成することができる。
さらに、ネットワーク160を介して交換されるのは、容量の少ない文字コンテンツ120である。動画コンテンツそのものがネットワーク160を介して交換されるのではないので、ネットワーク160の通信速度、および端末10(410)の処理速度が高速である必要はない。携帯電話などのように、通信速度や処理能力に制限のある環境においても、本発明は容易に適用できる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることは言うまでもないことである。
動画コンテンツを視聴する端末、および該端末にデータを配信するシステムにおいて利用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る、動画視聴システムのネットワークの構成図である。 図1で開示した端末の構成を示すブロック図である。 図1で開示した文字コンテンツサーバの構成を示すブロック図である。 図3で開示した文字コンテンツの構成を示す概念図である。 図2で開示した端末が、放送番組を再生するときに実行する処理を表すフローチャートである。 図5で示した処理によって放送番組を再生しているときにディスプレイに表示される画面の構成を示すイメージ図である。 図3で開示した文字コンテンツサーバが、端末から文字コンテンツの送信要求を受けたときに実行する処理を表すフローチャートである。 図3で開示した文字コンテンツサーバが、端末からコメントの追加要求を受けたときに実行する処理を表すフローチャートである。 図5および図7〜8で説明した端末および文字コンテンツサーバの動作を、動画視聴システム全体の流れとして説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る、動画視聴システムのネットワークの構成図である。 図10で開示した端末の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、401 動画視聴システム
10、10b、410 端末
11 主制御装置
12 記憶装置
13 ディスプレイ
14 入力装置
15 通信モジュール(通信手段)
16 TVチューナー
21 動画再生部(動画再生手段)
22 文字コンテンツ取得部(文字コンテンツ取得手段)
23 経過時刻計算部(時刻計算手段)
24 コメント表示部(コメント表示手段)
25 コメント送信部(コメント送信手段)
26 TV放送録画部(録画手段)
100 文字コンテンツサーバ
101 主制御装置
102 記憶装置(コンテンツ保持手段)
103 通信モジュール(通信手段)
111 文字コンテンツ読み出し部
112 文字コンテンツ送出部(コンテンツ送出手段)
113 コメント挿入部(コメント挿入手段)
120 文字コンテンツ
121 タイトル情報
122 経過時刻
123 コメント
160 ネットワーク
417 DVDドライブ

Claims (10)

  1. 文字コンテンツサーバと、少なくとも1つの端末とからなる動画の視聴システムであって、
    前記文字コンテンツサーバが、動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段を有し、
    前記端末が、
    前記テレビ放送番組を録画してこれを動画コンテンツとして保存する録画手段と、
    ユーザが個人として予め所持する前記動画コンテンツを再生する動画再生手段と、
    前記タイトルに対応する文字コンテンツを取得する文字コンテンツ取得手段と、
    前記動画の再生開始からの経過時刻を計算する時刻計算手段と、
    前記文字コンテンツに前記経過時刻に対応するコメントが存在するか否かを判断し、前記経過時刻に対応するコメントが存在していれば、前記動画再生手段が再生する動画に前記視聴率データを含む該コメントを重ねて表示するコメント表示手段と
    を有することを特徴とする動画の視聴システム。
  2. 前記文字コンテンツサーバと前記端末とがネットワークによって相互に接続され、
    前記文字コンテンツ取得手段が、前記文字コンテンツサーバから前記ネットワークを経由して前記文字コンテンツのみを取得することを特徴とする、請求項1に記載の動画の視聴システム。
  3. 前記端末が、前記文字コンテンツサーバに、前記タイトルおよび前記経過時刻に対応するコメントを送信するコメント送信手段を有することを特徴とする、請求項2に記載の動画の視聴システム。
  4. 前記文字コンテンツサーバが、前記端末から受け取った前記コメントを、前記タイトルに対応する文字コンテンツの前記経過時刻に対応する位置に挿入するコメント挿入手段を有することを特徴とする、請求項3に記載の動画の視聴システム。
  5. 端末と通信する通信手段を有する文字コンテンツサーバにおいて、
    前記端末のユーザが個人として予め所持する動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段と、
    前記端末からのリクエストのあった動画のタイトルに対応する前記文字コンテンツを前記コンテンツ保持手段から読み出す文字コンテンツ読み出し手段と、
    読み出された前記文字コンテンツを前記視聴率データと共に前記端末に送出するコンテンツ送出手段と
    を有することを特徴とする文字コンテンツサーバ。
  6. 前記通信手段が前記タイトルおよび経過時刻に対応するコメントを受信し、
    前記コメントを、前記タイトルに対応する文字コンテンツの前記経過時刻に対応する位置に挿入するコメント挿入手段を有することを特徴とする、請求項に記載の文字コンテンツサーバ。
  7. 動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段を有する文字コンテンツサーバと、少なくとも1つの端末とからなるシステムにおいて動画を視聴する方法であって、
    前記端末が、前記テレビ放送番組を録画してこれを動画コンテンツとして保存する録画工程と、
    前記端末が、ユーザが個人として予め所持する前記動画コンテンツを再生する動画再生工程と、
    前記端末が、前記タイトルに対応する文字コンテンツを取得する文字コンテンツ取得工程と、
    前記端末が、前記動画の再生開始からの経過時刻を計算する時刻計算工程と、
    前記端末が、前記文字コンテンツに前記経過時刻に対応するコメントが存在するか否かを判断し、前記経過時刻に対応するコメントが存在していれば、再生中の前記動画コンテンツに前記視聴率データを含む該コメントを重ねて表示するコメント表示工程と
    を有することを特徴とする動画の視聴方法。
  8. 前記文字コンテンツサーバと前記端末とがネットワークによって相互に接続され、
    前記文字コンテンツ取得工程が、
    前記端末が、前記文字コンテンツサーバに前記タイトルに対応する文字コンテンツをリクエストするリクエスト工程と、
    前記文字コンテンツサーバが、前記端末からのリクエストに含まれる動画のタイトルに対応する前記文字コンテンツを前記コンテンツ保持手段から読み出す文字コンテンツ読み出し工程と、
    前記文字コンテンツサーバが、読み出された前記文字コンテンツを前記端末に送出する文字コンテンツ送出工程と
    を含むことを特徴とする、請求項に記載の動画の視聴方法。
  9. 前記端末が、前記文字コンテンツサーバに、前記タイトルおよび前記経過時刻に対応するコメントを送信するコメント送信工程を有することを特徴とする、請求項に記載の動画の視聴方法。
  10. 端末のユーザが個人として予め所持する動画のタイトルに対応して、時刻に対応し且つテレビ放送番組の視聴率データを含む少なくとも1つ以上のコメントを含む文字コンテンツのみを保持するコンテンツ保持手段を有する文字コンテンツサーバと、少なくとも1つの端末とからなるシステムにおいて、前記文字コンテンツサーバが備えるコンピュータ装置に、
    前記端末からのリクエストを受信する処理と、
    前記端末からのリクエストに含まれる動画のタイトルに対応する前記文字コンテンツを前記コンテンツ保持手段から読み出す処理と、
    読み出された前記文字コンテンツを前記視聴率データと共に前記端末に送出する処理と
    を実行させることを特徴とする動画の視聴プログラム。
JP2007261339A 2007-10-04 2007-10-04 動画の視聴システム、文字コンテンツサーバ、動画の視聴方法およびプログラム Expired - Fee Related JP5464632B2 (ja)

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