JP2007323612A - 情報取得装置、プログラム、及び情報取得方法 - Google Patents

情報取得装置、プログラム、及び情報取得方法 Download PDF

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篤 鶴見
Makoto Nakamura
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Takeshi Wakasa
岳史 若狭
Jun Takahashi
潤 高橋
Takaaki Matsuoka
貴晃 松岡
Kunihiro Suga
邦博 須賀
Sayuri Yuzukizaki
さゆり 柚木▲崎▼
Haruki Kuzuoka
春樹 葛岡
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【課題】ユーザがよく訪れる場所等に関連した情報を、より効率的に取得することができるようにする。
【解決手段】情報取得装置において、ユーザの入力に基づき、関係する場所又はジャンルを特定したスケジュールの設定を行う設定手段(ステップ31〜33、42、43)と、前記設定手段による各スケジュールの設定に際して特定された各場所又はジャンルについて、特定された回数を記録する記録手段(ステップ34、35、40、41)と、前記記録手段に記録されている各場所又はジャンル及び特定回数に基づき、所定の情報提供サーバから、ユーザに合致する情報の取得を行う情報取得手段とを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報提供サーバからユーザに合致する情報の取得を行う情報取得装置、コンピュータを該装置として機能させるプログラム、及び該情報取得装置が行う情報取得方法に関する。
従来、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)を利用して取得することができる位置情報に関連して、様々な情報提供サービスが行われている。たとえば、情報検索を行う都度、そのときの位置情報及び位置情報に関連した検索結果を対応付けて、履歴情報として記憶しておき、情報検索時には、履歴情報に基づき、今回と同じ場所における過去の検索結果を利用して、お勧め情報の提示を行うようにした技術が記載されている(たとえば特許文献1参照)。これによれば、検索のための入力の手間と時間を削減することができるとされている。
また、施設への訪問履歴情報、施設への訪問履歴に基づくユーザの嗜好の統計情報、および訪問した施設と登録された自宅との距離に基づく距離の統計情報を記憶し、これらの情報に基づいて、自宅から平均最大直線距離内にあり、過去に訪問したことがなく、かつユーザの嗜好に合う施設を案内目的地候補として表示するようにした車両用ナビゲーション装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−269129号公報 特開2006−010326号公報
しかしながら、上述の位置情報及び検索結果を対応付けた履歴情報に基づいてお勧め情報の提示を行う技術によれば、情報検索を行う毎に、対応する履歴情報が追加される。このため、一度しか行ったことがない場所における検索結果についての履歴も残されることになる。したがって、メモリの使用や情報検索を効率的に行うことができない。
また、上述の車両用ナビゲーション装置によれば、施設への訪問履歴情報に基づき、過去に訪問したことがない施設を案内目的地候補として表示するものであるため、よく訪れる場所に関連した情報を取得することはできない。
一方、通勤、通学等で頻繁に立ち寄る地点、たとえば最寄駅の周辺や乗換え駅周辺等の情報、たとえばバーゲンや映画公開に関する情報を事前に知ることができれば、予定を立てやすい等の大きなメリットが得られると考えられる。つまり、予定の場所に行く前に、その場所に関連した情報を取得する手段があれば好都合である。
本発明の目的は、このような従来技術の問題や要請に鑑み、ユーザがよく訪れる場所等に関連した情報を、より効率的に取得することができる情報取得技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る情報取得装置は、ユーザの入力に基づき、関係する場所又はジャンルを特定したスケジュールの設定を行う設定手段と、前記設定手段による各スケジュールの設定に際して特定された各場所又はジャンルについて、特定された回数を記録する記録手段と、前記記録手段に記録されている各場所又はジャンル及び特定回数に基づき、所定の情報提供サーバから、ユーザに合致する情報の取得を行う情報取得手段とを具備することを特徴とする。
ここで、情報取得装置としては、たとえば、ナビゲーション装置やモバイル端末装置が該当する。ユーザの入力としては、たとえば、音声入力やキー入力が該当する。場所としては、たとえば、渋谷や渋谷の映画館が該当する。ジャンルとしては、たとえば、映画や食事、映画のアクション物が該当する。回数を記録する記録手段としては、たとえば、各場所又はジャンルについて、それがスケジュールにおいて最初に特定されたとき、その場所又はジャンルについて、特定回数を1に設定し、2回目以降に特定された場合には、特定される毎に、特定回数をインクリメントするものが該当する。
この構成において、設定手段により行われた各スケジュールの設定に際して特定された各場所又はジャンルについて、特定された回数が記録手段において記録されている。情報取得手段は、この記録に基づき、たとえば、特定回数が所定値以上の場所に関連した情報であること、及び特定回数が所定値以上のジャンルに該当する情報であることを条件として、情報提供サーバから情報を取得することにより、ユーザに合致した情報を得ることができる。たとえば、特定回数が所定値以上の場所が渋谷であり、特定回数が所定値以上のジャンルが映画であるとすれば、明日から渋谷の所定の映画館で公開される所定の映画に関する情報といったような情報を優先的に取得することができる。また、このような情報に基づき、その映画を見に行くための新たなスケジュールを設定することもできる。
第2の発明に係る情報取得装置は、第1発明において、現在位置を取得する現在位置取得手段と、前記記録手段において記録されている各場所のうち、前記特定回数が所定値以上のものを抽出する抽出手段とを備え、前記情報取得手段は、前記現在位置取得手段が取得した現在位置が、前記抽出手段が抽出した各場所のうちのいずれかの場所から所定の範囲内にあるとき、その場所に関連する情報を、前記情報提供サーバから、前記ユーザに合致する情報として取得するものであることを特徴とする。
第3の発明に係る情報取得装置は、第1又は第2発明において、前記記録手段において記録されている各場所のうち、前記特定回数が所定値以上のものを抽出する抽出手段を備え、前記情報取得手段は、前記抽出手段が抽出した各場所に関連する情報を、所定のタイミングにおいて、前記情報提供サーバから、前記ユーザに合致する情報として取得するものであることを特徴とする。
第4の発明に係る情報取得装置は、第2又は第3発明において、前記抽出手段は、前記設定手段による新たなスケジュールの設定により、前記特定回数が所定値以上である場所が新たに生じたときに、その場所を登録しておくものであり、前記情報取得手段は、前記情報の取得に際し、前記抽出手段が抽出した各場所として、前記登録がなされている場所を用いるものであることを特徴とする。
第5の発明に係る情報取得装置は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記情報取得手段は、前記情報提供サーバからの情報の取得に際し、前記記録手段において記録されている各ジャンルのうち、前記特定回数が所定値以上のものに合致する情報を取得するものであることを特徴とする。
第6の発明に係る情報取得装置は、第1〜第5のいずれかの発明において、前記情報取得手段が情報の取得を行ったとき、取得した情報に基づく新たなスケジュールの追加、又は既に設定されているスケジュールの変更を提案し、該提案が受け入れられた場合には、該追加又は変更を行う追加変更手段を有することを特徴とする。
第7の発明に係るプログラムは、第1〜第6の発明に係るいずれかの情報取得装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
第8の発明に係る情報取得方法は、情報取得装置が、ユーザの入力に基づき、関係する場所又はジャンルを特定したスケジュールの設定を行う設定工程と、情報取得装置が、前記設定肯定による各スケジュールの設定に際して特定された各場所又はジャンルについて、特定された回数を記録する記録工程と、情報取得装置が、前記記録工程において記録された各場所又はジャンル及び特定回数に基づき、所定の情報提供サーバから、ユーザに合致する情報の取得を行う情報取得工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、スケジュールの設定に際して特定された各場所又はジャンルについて特定された回数を記録し、記録された各場所又はジャンル及び特定回数に基づき、所定の情報提供サーバから、ユーザに合致する情報の取得を行うようにしたため、ユーザがスケジュールの設定に際して頻繁に特定する場所やジャンルに関連する情報を、ユーザに合致する情報として、効率的に取得することができる。
また、記録手段において記録されている各場所のうち、特定回数が所定値以上のものを抽出し、現在位置が、抽出した各場所のうちのいずれかの場所から所定の範囲内にあるとき、その場所に関連する情報を、その場所に設置されている接続ポイントを介して情報提供サーバから取得するようにしたため、ユーザがスケジュールの設定に際して頻繁に特定する場所に来たとき、その場所に関連する情報をタイムリーに取得することができる。
また、記録手段において記録されている各場所のうち、特定回数が所定値以上のものを抽出し、抽出した各場所に関連する情報を、所定のタイミングにおいて、情報提供サーバから取得するようにしたため、ユーザがスケジュールの設定に際して頻繁に特定する各場所に関連する情報を、定期的に取得したり、電源投入時に取得したりすることができる。したがって、取得した情報に基づき、上記頻繁に特定する各場所に関連する新たなスケジュールの追加を、漏れなく効率的に提案したり、取得した情報を使用して、該新たなスケージュールの作成を効率的に行ったりすることができる。
また、新たなスケジュールの設定によって、特定回数が所定値以上である場所が新たに生じたときに、たとえばユーザの承認が得られることを条件として、その場所を登録しておき、情報取得手段による情報の取得に際しては、抽出手段が抽出した各場所として、登録がなされている場所のみを用いるようにしたため、ユーザの意図しない場所に関連する無駄な情報の取得を排除することができる。
また、情報提供サーバからの情報の取得に際し、記録手段において記録されている各ジャンルのうち、特定回数が所定値以上のものに合致する情報を取得するようにしたため、記録手段に記録されている各ジャンル及び特定回数を、取得情報に対するフィルタとして活用し、ユーザがスケジュールの設定において頻繁に特定するジャンルに合致した情報を取得することができる。
また、情報取得手段が情報の取得を行ったとき、取得した情報に基づく新たなスケジュールの追加、又は既に設定されているスケジュールの変更を提案し、該追加又は変更を行うことができるようにしたため、ユーザが頻繁に特定する場所やジャンルに関連するイベント等のスケジュールへの追加や変更を、ユーザの意図に沿った形で、漏れなく行うことができる。また、取得した情報を利用して、スケジュールの設定や変更を効率的に行うことができる。
また、プログラムにより、上述の情報取得装置における各手段としてコンピュータを機能させるようにしたため、プログラムを変更し又は置き換えるだけで、これらの効果を得ることができる。
図1は本発明の一実施形態に係るエージェント装置の構成を示すブロック図である。このエージェント装置は、たとえば携帯電話のような携帯端末や、通信機能を有するナビゲーション装置の一部として実施することができる。同図に示すように、このエージェント装置は、ユーザが発する音声を音声信号に変換する入力装置11、入力装置11からの音声信号に基づき、後述の単語データを出力する言語解析部12、言語解析部12からの単語データに基づき、対応する情報検索等を行うエージェント処理部13、該情報検索等に必要な情報が記憶される記憶装置14、ユーザ入力に対するエージェント処理部13からの応答としての出力等を行う出力装置15、エージェント処理部13及び出力装置15間のインタフェースとして機能する音声合成処理部16及び描画処理部17、現在位置の情報を取得してエージェント処理部13に提供する位置情報取得装置18、並びにエージェント処理部13が外部と通信を行うための通信部19を備える。
入力装置11は、テンキーボタン、音声マイク等を介してユーザによる入力を受け付ける機能を有する。たとえば、通勤や通学等で頻繁に立ち寄る地点をお気に入り地点として登録するときの設定に使用される。ただしここでは、入力は専ら音声により行われるものとする。その場合、マイクを介して入力された音声信号は、A/D変換され、デジタルデータとして言語解析部12に入力される。
言語解析部12は、入力される音声データに対し、エージェント処理部13内の単語データベース20を参照して音声認識を施すことにより、音声データが表している可能性のある単語の候補、及びこの候補の尤度すなわちスコアを特定する。スコアの値が所定値を下回る単語については、候補としない。音声認識の手法は任意である。単語の候補として複数のものを特定するようにしてもよい。言語解析部12は、特定した候補及び当該候補のスコアを示すデータ(以下、「単語データ」という。)を生成し、エージェント処理部13へ供給する。
エージェント処理部13は、ユーザの操作を補助する機能を有する。つまり、この機能は、電子機器の操作を不得手とするユーザであっても電子機器の操作が可能となるようにする音声対話形式のインタフェースを実現する。ここでは、特に位置情報に関連した情報を取得する情報取得機能13a、情報検索機能13b、及びスケジュール管理機能13cを有する。具体的には、お気に入り地点を登録する機能、お気に入り地点に関連する情報を取得する機能、ユーザの嗜好を登録する機能、お気に入り地点に関連する情報を、ユーザの嗜好でフィルタリングし、結果を保存する機能、及び、保存されているお気に入り地点に関連する情報をユーザに提案する機能を有する。
音声合成処理部16は、エージェント処理部13から供給される文章データを読み上げる音声を表すデジタル形式の音声データを生成する。出力装置15は、エージェント処理部13における処理結果としての音声出力及び画像出力を行う音声出力部15a及びディスプレイ15bを有する。音声出力部15aは、音声合成処理部16からの音声データをD/A変換してアナログ音声信号とし、スピーカから音声として出力する。ディスプレイ15bは、描画処理部17がエージェント処理部13からのデータに基づいて描画処理する画像データを表示することにより、詳細な情報を提示する。
位置情報取得装置18は、GPSにより現在位置を取得する機能を備える。現在位置はエージェント処理部13が、たとえばお気に入り地点に関連する情報を取得するときのIP接続ポイントに接続するときに利用される。IP接続ポイントへの接続は、通信部19を介して行われる。エージェント処理部13は、IP接続ポイントを介して、所定の情報提供サーバからのプッシュサービスを受ける機能を有する。記憶装置14は、HDDやフラッシュメモリ等不揮発性の記憶装置であり、地図データベースや、エージェント処理部13が登録して保存するデータを格納する装置である。
エージェント処理部13が登録して保存するデータとしては、ユーザのスケジュールを管理するための情報が記録されるスケジュールデータ14a、ユーザのジャンル及び場所に関連した嗜好に関する情報が記録されるユーザの嗜好(ジャンル)データ14b及びユーザの嗜好(場所)データ14c、ユーザが好むお気に入り地点に関する情報が記録されるお気に入り地点データ14d、及びお気に入り地点に関連する情報が記録される関連情報データ14eが該当する。データ14a〜14dは後述の図3の処理において登録される。関連情報データ14eは後述の図4又は図5の処理において登録される。
図2(a)〜(e)はそれぞれ、スケジュールデータ14a、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14b、ユーザの嗜好(場所)データ14c、お気に入り地点データ14d、及び関連情報データ14eを例示する。スケジュールデータ14aを構成する各レコードは「日付」、「開始時間」、「場所」、及び「予定内容」の各項目を有する。「日付」、「開始時間」、及び「場所」は、「予定内容」で示される事項が行われる日付、その事項の開始時間、及びその事項が行われる場所を示す。「予定内容」の項目に記録されるデータには、ジャンルを示す単語、たとえば、「映画」や、「食事」、「イタリアン」が含まれる。つまり、このスケジュールデータ14aでは、場所及びジャンルが特定される。
ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bを構成する各レコードは、「大分類」、「中分類」、及び「回数」の各項目を有する。「大分類」及び「中分類」の項目には、スケジュールデータ14aにおいて特定されたジャンルの大分類又はこれに加え中分類を示す単語が記録される。「大分類」に記録される単語としては、たとえば「映画」や「食事」が該当する。「中分類」に記録される単語としては、たとえば「大分類」が「映画」である場合の「アクションン物」が該当する。「回数」の項目には、「大分類」の項目又はこれに加えて「中分類」の項目に記録されたジャンルがスケジュールデータ14aにおいて特定された回数が記録され、この回数は後述の図3のスケジュール管理処理におけるステップ41においてインクリメントされる。
たとえば、スケジュールデータ14a(図2(a))において、各項目の内容が「2005/7/7」、「18:00」、「渋谷」、及び「映画、題名「xx」」であるスケジュールが新たに設定された場合、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14b(図2(b))においては、「大分類」が「映画」であるレコードが未登録であるとすれば、「大分類」を「映画」、「中分類」をブランク、「回数」を「1」とするレコードが新たに登録される。「大分類」が「映画」であるレコードが既に登録されていれば、そのレコードにおける「回数」のデータがインクリメントされるのみである。
このとき仮に、新たに設定されたスケジュールにおける「予定内容」項目が「映画、アクション物、題名「xx」」のように、ジャンルの「中分類」に該当する単語「アクション物」を含んでいるとすれば、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおいては、上述のレコードの登録又はインクリメントが行われることに加えて、「大分類」が「映画」、「中分類」が「アクション物」、そして「回数」が「1」であるレコードが追加される。ただしこのときも、「大分類」が「映画」で「中分類」が「アクション物」であるレコードが既に存在していれば、そのレコードにおける「回数」のデータがインクリメントされるのみである。
ユーザの嗜好(場所)データ14c(図2(c))を構成する各レコードも、同様に、「大分類」、「中分類」、及び「回数」の項目を有する。「大分類」に記録される単語としては、たとえば、「渋谷」や「新宿」が該当する。「中分類」としては、たとえば、「映画館」や「食事」が該当する。レコードの生成や「回数」のインクリメントは、上記ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bの場合と同様にして行われる。ただし、「中分類」に該当する単語として、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおける「大分類」に該当する単語と同じものが用いられる場合もある。
たとえばスケジュールデータ14aにおいて、「場所」が「渋谷」、「予定内容」が「食事、イタリアン」であるスケジュールが設定された場合、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおいては、「大分類」が「食事」で「中分類」がブランクあるレコード、及び「大分類」が「食事」で中分類が「イタリアン」であるレコードについて追加又はインクリメントがなされるとともに、ユーザの嗜好(場所)データ14cにおいては、「大分類」が「渋谷」で「中分類」がブランクであるレコード、及び「大分類」が「渋谷」で「中分類」が「食事」であるレコードについて追加又はインクリメントが行われることになる。この場合、「食事」はユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおける「大分類」及びユーザの嗜好(場所)データ14cにおける「中分類」の双方に用いられる。
お気に入り地点データ14d(図2(d))を構成する各レコードは、「場所」及び「緯度経度」の各項目を有する。各レコードにおける「場所」の項目には、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおける「回数」が所定値以上となった各レコードの「大分類」に記録されている場所を表す単語が記録される。「緯度経度」の項目には、そのレコードにおける「場所」に記録されている単語が表す地点の緯度及び経度が記録される。
関連情報データ14eを構成する各レコードは、「場所」、「日付」、「ジャンル」、及び「内容」の各項目を有する。「場所」及び「ジャンル」としては、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおける「大分類」及びユーザの嗜好(場所)データ14cにおける「大分類」において記録し得る単語と同様の範疇のものが記録される。「日付」には「内容」で示される事項に関連した日付が記録される。たとえば、「内容」において映画のロードショーに関する情報が記録されているとすれば、「日付」には当該ロードショーの開始日が記録される。
図3はエージェント処理部13によるスケジュール管理処理を示すフローチャートである。この処理は所定のプログラムに従って行われる。この処理では、スケジュールデータ14aに対するスケジュールの登録を、入力される音声データから抽出される単語に基づいて行うようにしている。その際、抽出された各単語が、日付、時刻、場所及び予定内容のいずれに関連するものであるかを判定し、判定結果基づき、スケジュールデータ14aの一レコードを構成し、登録する。また、この過程において、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14b、ユーザの嗜好(場所)データ14c、及びお気に入り地点データ14dの登録を行う。
すなわち、スケジュール管理処理を開始すると、まず、ステップ31において、スケジュールデータ14aを構成する各構成要素についての音声入力を要求する。次に、ステップ32において、音声入力を待機し、受け入れる。このときたとえば、「27日に渋谷に映画を観に行くんだ。「vvv」だよ。7時半から始まるよ。」というユーザの発話に基づく音声信号を受け入れることができる。
次に、ステップ33において、入力された音声データに基づき、音声認識により取得したテキストから単語を抽出する。たとえば上述の発話例の場合、言語解析部12は、「7日」、「渋谷」、「映画」、「vvv」、及び「7時半」という単語を抽出し、エージェント処理部13に供給することができる。
次に、ステップ34において、抽出した単語中に地名等の場所に関連するものが含まれているか否かを判定する。場所に関連する単語が含まれてはいないと判定した場合にはステップ40へ進む。場所に関連する単語が含まれていると判定した場合にはステップ35へ進み、その単語に基づき、ユーザの嗜好(場所)データ14c(図2(c))における「大分類」あるいはさらに「中分類」に該当する語を取得する。そして、ユーザの嗜好(場所)データ14cにおけるそれらの語が「大分類」あるいはさらに「中分類」として記録されているレコードの「回数」の項目のデータをインクリメントする。
ただし、それらの語が「大分類」あるいはさらに「中分類」として記録されているレコードが存在しない場合には、新たなレコードを設け、それらの語を「大分類」あるいはさらに「中分類」とするとともに「回数」の項目を「1」とした新たなレコードを、ユーザの嗜好(場所)データ14cに登録する。
たとえば、上述の発話の例の場合には場所に関連する単語として「渋谷」及び「映画」が含まれているので、場所を表す「大分類」及び「中分類」に該当する単語として「渋谷」及び「映画館」を取得することができる。このとき、ユーザの嗜好(場所)データ14cが図2(c)に示すような状態であるとすれば、これらの場所を表す単語を有するレコードは既に登録済みであり、「回数」は「5」となっているので、その「回数」を「6」にインクリメントする。また、「大分類」のみを「渋谷」として登録されているレコードについては、「回数」が「18」となっているので、これを「19」にインクリメントする。
次に、ステップ36において、ステップ35で取得した「大分類」に該当する語を「大分類」とするレコードがお気に入り地点データ14d(図2(d))に未登録であり、かつユーザの嗜好(場所)データ14c(図2(c))におけるその語に対応するレコードの「回数」が所定値たとえば10以上であるか否かを判定する。未登録でかつ所定値以上ではないと判定した場合にはステップ40へ進む。
ステップ36において、未登録かつ所定値以上であると判定した場合にはステップ37へ進み、ステップ35で取得した「大分類」に該当する語を「大分類」とするレコードをお気に入り地点に登録するか否かどうかを問い合わせる。たとえば、上述の発話の例の場合において図2(c)の状態にあるとすれば、当該「大分類」に該当する語が「渋谷」であり、対応する「回数」は「18」であるので、「渋谷」をお気に入り地点に登録するか否かどうかを問い合わせることになる。たとえば、「渋谷は、よく行きますね。お気に入り地点に登録しますか?」との問合せを行う。
次に、ステップ38において、登録する旨の返答が得られたか否かを判定する。登録する旨の返答が得られなかったと判定した場合にはステップ40へ進む。登録する旨の返答たとえば「うん。よろしく」との返答が得られたと判定した場合には、ステップ39へ進み、当該レコードを、お気に入り地点データ14dに登録する。すなわち上述の渋谷の例の場合、新たにレコードを設け、「場所」の項目に「渋谷」を記録するとともに、「渋谷」の緯度及び経度を「緯度経度」の項目として記録する。「渋谷」の緯度及び経度は記憶装置14の地図データベース14fに基づいて取得することができる。
ステップ40では、ステップ33において抽出した単語中にジャンルに関連するものが含まれるか否かを判定する。ジャンルに関連するものが含まれてはいないと判定した場合にはステップ42へ進む。ジャンルに関連するものが含まれていると判定した場合にはステップ41へ進み、そのジャンルに関連する単語に基づき、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおけるジャンルを表す「大分類」あるいはさらに「中分類」に該当する単語を取得する。そして、その単語が「大分類」あるいはさらに「中分類」として記録されているレコードの「回数」をインクリメントする。そのようなレコードが存在しない場合、すなわちその単語を「大分類」あるいはさらに「中分類」とするレコードが未登録であれば、その登録を行うとともに「回数」を1回に設定する。その後、ステップ42へ進む。
ステップ42では、ステップ33において抽出した単語に基づき、スケジュールデータ14aへのスケジュールの登録を行う。すなわち、抽出した各単語に基づき、スケジュールデータの「日付」、「開始時間」、「場所」、及び「予定内容」を表す単語を取得し、新たなレコードとして記録する。たとえば、上述の発話の例の場合、日付に関連する「7日」から、カレンダに従い、「2005/12/27」を取得し、「日付」の項目のデータとして記録する。また、時間に関連する「7時半」に基づき、「19:30」を取得して「開始時刻」の項目のデータとして記録する。また、場所に関連する「渋谷」を「場所」の項目のデータとして記録する。そして、「映画」は予定内容に関連するものでもあると判定することができ、また「vvv」は、時刻及び場所のいずれにも関連しないので、これらの単語から、「映画「vvv」」を作成し、「予定内容」の項目のデータとして記録する。
なお、このスケジュールデータへの記録に際しては、単語の尤度等の観点から確認を要すると判定されるものについては、適宜、「12月27日ね。」や、「映画の題名は「vvv」だね。」といったような確認用の音声出力を行い、これに対して肯定的返答が得られたことを条件として、記録内容を確定するようにしてもよい。
次に、ステップ43において、スケジュール登録が完了したかどうかを判定する。たとえば、上述の発話の例の場合において、「7時半から始まるよ。」が抜けた状態でステップ33の処理を開始した場合、時刻に関連した単語は得られず、ステップ42におけるスケジュールデータの登録処理では、「開始時間」が抜けた状態でスケジュールデータの登録が行われることになる。この場合、スケジュール登録が完了していないと判定し、たとえば、「映画は何時から始まりますか?」といった音声出力を行い、時刻に関連した発話を促し、ステップ31へ戻る。スケジュール登録が完了したと判定した場合には、スケジュール管理処理を終了する。
図4はエージェント処理部13による情報取得処理を示すフローチャートである。この処理は所定のプログラムに従って行われる。処理を開始すると、まず、ステップ44において、現在位置の情報を取得する。次に、ステップ45において、いずれかのお気に入り地点の範囲内にあるか否かを判定する。この判定は、お気に入り地点データ14d(図2(d))に登録されているいずれかのレコードにおける「緯度経度」の項目に記録されている緯度及び経度を基準として、現在位置がそこから所定の範囲内にあるかどうかを調べることによって行うことができる。そのようなレコードがあれば、そのレコードにおける「場所」に記録されている地名等としてのお気に入り地点の範囲内にあるということになる。
ステップ45においていずれかのお気に入り地点の範囲内にあると判定した場合には、ステップ46へ進み、当該お気に入り地点に存在するIP接続ポイントを介して、所定の情報提供サーバに対し、IP接続を試みる。次に、ステップ47において、IP接続を行うことができたかどうかの判定を行う。IP接続を行うことができなかったと判定した場合には、再度ステップ46に戻り、IP接続を試みる。IP接続接続を行うことができたと判定した場合には、ステップ48へ進み、情報提供サーバから得られる情報がユーザの嗜好に合致するか否かの判定を行う。
たとえば、現在位置が所定の範囲内にあるお気に入り地点が「渋谷」であり、情報提供サーバから、渋谷における映画の上映案内に関する情報が提供されており、かつ図2(b)のユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおいて例示されるように、その「大分類」において「映画」が記録されているレコードが存在し、かつそのレコードにおける「回数」が「10」以上であるするとすれば、情報提供サーバから得られた情報はユーザの嗜好に合致すると判定することができる。
ステップ48においてユーザの嗜好に合致すると判定した場合には、ステップ49へ進み、情報提供サーバから得られた情報に基づき、関連情報データ14e(図2(e))への登録を行う。たとえば、情報提供サーバから、渋谷のxxx映画館において、2005年12月20日から「vvv」の先行ロードショウを行う旨の情報が得られたとすれば、図2(e)に例示されるように、「渋谷」、「2005/12/20」、「映画」、「xxx映画館、「vvv」 先行ロードショウ」が記録されたレコードが、関連情報データ14eに対し、追加登録されることになる。
次にステップ50において、関連情報を1件登録した旨の通知をユーザに対して行う。たとえば、「新しい情報を手に入れたよ。表示してみる?」とのメッセージを音声により出力する。これに対し、ユーザからの肯定的な入力、たとえば「うん。よろしく」があった場合には、ステップ51において、登録した関連情報の表示を行う。これにより、情報取得処理を終了する。なお、ステップ45において、お気に入り地点の範囲内にはないと判定した場合、及びステップ48において、ユーザの嗜好に合致しないと判定した場合には、直ちに情報取得処理を終了する。
図5は、エージェント処理部13による定期的情報取得処理を示すフローチャートである。この処理は所定のプログラムに従って行われる。この処理は定期的、たとえば毎日、午後11時や最初の電源投入時に行われる。処理を開始すると、まず、ステップ52において、お気に入り地点データ14dの各レコードにおける「場所」の項目に記録されている単語が表す場所に関連する情報の取得を行う。この情報の取得は、「場所」の項目に記録されている各単語をキーワードとする情報検索要求を、通信部19を介してインターネット上の所定のサーバへ送信し、これに応答して該サーバから送られる情報をダウンロードすることにより行うことができる。
次に、ステップ53において、得られた情報がユーザの嗜好に合致するか否かの判定を行う。この判定は、上述のステップ48の場合と同様にして、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14cに基づいて行うことができる。ユーザの嗜好に合致すると判定した場合にはステップ54へ進み、取得したした情報に基づき、上述のステップ49の場合と同様にして、関連情報データeへの登録を行う。
次にステップ55において、関連情報の追加を行った旨をユーザに通知するとともに、その関連情報に基づくスケージュールの追加を提案する。この提案は、たとえば、関連情報データ14eへの追加が、上述の図2(e)の例に示されるような内容のものであったとすれば、「12月20日から、渋谷xxx映画館で、「vvv」の先行ロードショーみたいよ」とのメッセージを音声により出力することによって行う。
次に、ステップ56において、提案に対する返答が肯定的か否かを判定する。たとえば上記の提案例に対し、「年内に観たいな」との入力があった場合、肯定的であると判定することができる。肯定的であると判定した場合には、ステップステップ57へ進み、スケジュール追加処理を行う。たとえば、上記「年内に観たいな」との入力のうちの「年内」という単語、及び図2(a)に例示されるようなスケジュールデータ14aに基づいて、たとえば「12月27日は、空いているよ。」との提案を行う。
これに対して肯定的返答が得られた場合には、図2(a)において例示するように、スケジュールデータ14aに対し、12月27日に、映画「vvv」を渋谷に見に行く旨のスケジュールを追加する。これにより、定期的情報取得処理を終了する。なお、ステップ53においてユーザの嗜好に合致しないと判定した場合、又はステップ56において肯定的返答が得られなかったと判定した場合には、直ちに定期的情報取得処理を終了する。
本実施形態によれば、スケジュールデータ14aへの登録に際し、ユーザの嗜好(場所)データ14cへの登録又は対応レコードにおける「回数」のインクリメントを行っておき(ステップ35)、「回数」が所定以上となったレコードの「大分類」で示される地名等について、ユーザの承諾を得た上で、お気に入り地点データ14dへの登録を行うようにしたため(ステップ39)、ユーザが頻繁に立寄る地点であって、ユーザが必要と判断する地点のみを、お気に入り地点として登録することができる。
また、お気に入り地点データ14dにおいて登録されているお気に入り地点に基づいて情報の取得を行うようにしたため、ユーザが頻繁に立寄る地点であって、ユーザが必要と判断する地点に関連する情報を優先して取得し、提示することができる。たとえば、図4の処理によって、登録されているお気に入り地点においてのみプッシュサービスによる情報配信を受け入れるようにしたため、ユーザにとって関心又は関係が深い地点にやって来たときに、タイムリーにその地点に関連する情報を取得し、提示することができる。また図5に示すように、登録されているお気に入り地点をキーワードとして情報の取得を行うようにしたため、ユーザにとって関心又は関係が深い地点に関連するものに絞り込んだ情報の取得を行うことができる。
また、スケジュールデータ14aへの登録に際し、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bへの登録又は対応レコードにおける「回数」のインクリメントを行っておき、情報の取得に際しては、ユーザの嗜好(ジャンル)データ14bを所定のフィルタとして活用するようにしたため、ユーザの嗜好に良く合致する情報のみを抽出して取得することができる。所定のフィルタとしては、たとえばユーザの嗜好(ジャンル)データ14bにおいて記録されている各レコードのうち、「回数」の値が所定値以上であるレコードにおいて示されるジャンルに合致する情報のみを抽出するようなものが該当する。
また、図5に示されるように、お気に入り地点データ14dに登録されているお気に入り地点をキーワードとし、かつユーザの嗜好(ジャンル)データ14bによるフィルタを用いた情報の取得を定期的に試行し、情報の取得を行うことができた場合には、その情報に基づくスケジュールの追加を提案し、提案が受け入れられた場合には、そのスケジュールの追加を行うようにしたため、ユーザにとって関心又は関係が深い地点に関連するスケジュールを、漏れなく登録しておくことができる。またその際、取得した情報を、スケジュールの設定用のデータとして使用することができるので、スケジュールの登録を効率的に行うことができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、サーバからの情報の取得を行ったとき、取得した情報に基づき、新たにスケジュールを追加するようにしているが(ステップ57)、既に設定されているスケジュールとの矛盾が検出された場合には、スケジュールの変更を提案し、その変更を行うようにしてもよい。たとえば、取得した情報に基づいて追加しようとするスケジュールについてのスケジュールデータ14aにおける「日付」及び「開始時間」が、既に設定されているスケジュールのものと抵触する場合には、その旨をユーザに通知し、いずれのスケジュールを採用するかを選択させ、選択に従った処理を行うようにすることができる。
また、上述においては、ユーザとの対話内容に基づいて図2の各データにおける各項目の内容を設定するようにしているが、この代わりに、可能な部分については、ユーザのマニュアル操作による手入力に基づいて設定を行うようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るエージェント装置の構成を示すブロック図である。 スケジュールデータ、ユーザの嗜好(ジャンル)データ、ユーザの嗜好(場所)データ、お気に入り地点データ、及び関連情報データを例示する図である。 図1の装置におけるエージェント処理部によるスケジュール管理処理を示すフローチャートである。 図1の装置におけるエージェント処理部による情報取得処理を示すフローチャートである。 図1の装置におけるエージェント処理部による定期的情報取得処理を示すフローチャートである。
符号の説明
11:入力装置、12:言語解析部、13:エージェント処理部、14:記憶装置、14a:お気に入り地点データ、14b:ユーザの嗜好(ジャンル)データ、14c:ユーザの嗜好(場所)データ、14d:お気に入り地点データ、14e:関連情報データ、14f:地図データベース、15:出力装置、15a:音声出力部、15b:ディスプレイ、16:音声合成処理部、17:描画処理部、18:位置情報取得装置、19:通信部、20:単語データベース。

Claims (8)

  1. ユーザの入力に基づき、関係する場所又はジャンルを特定したスケジュールの設定を行う設定手段と、
    前記設定手段による各スケジュールの設定に際して特定された各場所又はジャンルについて、特定された回数を記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録されている各場所又はジャンル及び特定回数に基づき、所定の情報提供サーバから、ユーザに合致する情報の取得を行う情報取得手段とを具備することを特徴とする情報取得装置。
  2. 現在位置を取得する現在位置取得手段と、
    前記記録手段において記録されている各場所のうち、前記特定回数が所定値以上のものを抽出する抽出手段とを備え、
    前記情報取得手段は、前記現在位置取得手段が取得した現在位置が、前記抽出手段が抽出した各場所のうちのいずれかの場所から所定の範囲内にあるとき、その場所に関連する情報を、前記情報提供サーバから、前記ユーザに合致する情報として取得するものであることを特徴とする請求項1に記載の情報取得装置。
  3. 前記記録手段において記録されている各場所のうち、前記特定回数が所定値以上のものを抽出する抽出手段を備え、
    前記情報取得手段は、前記抽出手段が抽出した各場所に関連する情報を、所定のタイミングにおいて、前記情報提供サーバから、前記ユーザに合致する情報として取得するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報取得装置。
  4. 前記抽出手段は、前記設定手段による新たなスケジュールの設定により、前記特定回数が所定値以上である場所が新たに生じたときに、その場所を登録しておくものであり、
    前記情報取得手段は、前記情報の取得に際し、前記抽出手段が抽出した各場所として、前記登録がなされている場所を用いるものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報出特装置。
  5. 前記情報取得手段は、前記情報提供サーバからの情報の取得に際し、前記記録手段において記録されている各ジャンルのうち、前記特定回数が所定値以上のものに合致する情報を取得するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報取得装置。
  6. 前記情報取得手段が情報の取得を行ったとき、取得した情報に基づく新たなスケジュールの追加、又は既に設定されているスケジュールの変更を提案し、該提案が受け入れられた場合には、該追加又は変更を行う追加変更手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報取得装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかの情報取得装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 情報取得装置が、ユーザの入力に基づき、関係する場所又はジャンルを特定したスケジュールの設定を行う設定工程と、
    情報取得装置が、前記設定肯定による各スケジュールの設定に際して特定された各場所又はジャンルについて、特定された回数を記録する記録工程と、
    情報取得装置が、前記記録工程において記録された各場所又はジャンル及び特定回数に基づき、所定の情報提供サーバから、ユーザに合致する情報の取得を行う情報取得工程とを具備することを特徴とする情報取得方法。
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