JPH0314670A - ハイブリッド繊維、その製造方法及びこの繊維で強化された金属 - Google Patents

ハイブリッド繊維、その製造方法及びこの繊維で強化された金属

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JPH0314670A
JPH0314670A JP4462090A JP4462090A JPH0314670A JP H0314670 A JPH0314670 A JP H0314670A JP 4462090 A JP4462090 A JP 4462090A JP 4462090 A JP4462090 A JP 4462090A JP H0314670 A JPH0314670 A JP H0314670A
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JP
Japan
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fibers
fiber
hybrid
inclusions
coupling agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP4462090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Ozora
大空 靖昌
Kazutoshi Shimizu
和敏 清水
Masahiro Tokuse
徳勢 允宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0314670A publication Critical patent/JPH0314670A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、繊維強化金属(以下FRMと言う)の素材と
して好適に使用できる強化繊維とその製造方法、及びこ
の繊維で強化されたFRMに関す゛る。
(従来の技術) 近年、強化繊維として、アルミナ繊維、シリカ繊維、シ
リコンカーバイド繊維、ボロン繊維、窒化ケイ素繊維、
炭素繊維などを用い、マトリックス金属としてアルミニ
ウム、マグネシウム、チタン、銅などを用いたFRMが
開発され、例えば各種機械部品や構造材など多くの産業
分野に利用され始めている。
FRMは、複合則で示される機械的性質を与えることが
予想されるが、実際には、連続無機繊維同志の接触や繊
維の片寄りなどのため、所定の機械的性質が得られてい
ない。
これらの問題の解決策として、特開昭61−26666
6号公報には、炭化珪素、窒化珪素、アルミナなどのセ
ラミックス、炭素、金属等の耐熱性物質より選択された
少なくとも一種よりなる短繊維、ウィスカ又は粉末など
の介在物を繊維の表面に付着させたハイブリッド繊維が
、また、特開昭61−295346号公報には、そのハ
イブリッド繊維で強化されたFRMが、それぞれ開示さ
れている。これらの公報には、上記ハイブリッド繊維を
使用することによって、繊維が均一に分散されたFRM
を製造することができる旨記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記公報には、ハイブリッド繊維の製法として例えば第
1図に示すような装置を使用して、介在物の懸濁液に連
続無機繊維束を浸漬する方法(以下、この方法を「懸濁
浸漬法」と言うことがある。
)が記載さている。
連続無機繊維束1はボビン2から巻き戻され、介在物の
懸濁液3が収容されている処理浴4中をプーリー5、6
、7及び8に導かれて通過する。
この間に連続無機繊維束1を構戒する繊維の表面に介在
物が付着する。
介在物が付着された連続無機繊維束1は圧力ローラ9、
10によって押圧されて連続無機繊維束1中に含有され
る液体が絞り出され、ついで乾燥炉1lによって乾燥さ
れ、ボビン12に巻き取られる。
上記方法を連続的に実施する場合、介在物がプーり6、
7、8及び圧力ローラ9、10に固着し、ブーり及びロ
ーラに固着した介在物と連続無機繊維束1とが接触する
際に、両者が擦れ合って、あるいは繊維の長さ方向に対
して横方向に力が加わって、連続無機繊維束1の損傷あ
るいは破断が生じ、毛羽立った状態になり、ボビン12
から連続無機繊維束1を巻戻そうとしても絡みついて巻
戻しが困難な場合があるなど操作性に問題があると共に
、連続無機繊維束1に一旦付着した介在物が、大気中に
飛散して作業環境を汚染するとの別の問題もあった。
また、上記方法で得られたハイブリッド繊維で強化され
たFRMは、FRM中の強化繊維の分布が不均一である
と共に、強化繊維の分散がネ十分なため強化繊維を含ま
ないマトリックス相が生じており(以下、強化繊維の分
散が不十分なためFRM中にマトリックス相のみを生ず
るこの現象を「チャンネリング」と呼ぶ。)、上記方法
では均質なFRMを得ることができなかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、上記問題点を解決した強化繊維、その
製造方法、及びこの繊維で強化された金属を提供するこ
とにある。
本発明によれば、 ハイブリッド繊維を構或する無機繊維の表面に耐熱性物
質の粉末、短繊維及びウィスカからなる群から選択され
る介在物が付着しそおり、かつ無機繊維及び介在物の少
なくとも一方がカップリング剤で処理されていることを
特徴とするハイブリッド繊維が提供される。
また、本発明によれば、 連続無機繊維束に耐熱性物質の粉末、短繊維及びウィス
カからなる群から選択される介在物及びカップリング剤
を含む懸濁液を含浸させるか、または連続無機繊維束に
カンプリング剤を含む溶液と上記介在物の懸濁液を)I
頃衣含浸させることを特徴とするハイブリッド繊維の製
造方法が提供される。
さらに、本発明によれば、上記の製造方法で得られるハ
イブリッド繊維で強化された金属が提供される。
本発明のハイブリッド繊維における連続無機繊維束を構
或する繊維は、例えば、炭化ケイ素繊維、窒化ケイ素繊
維、窒化硼素繊維、窒化アルミニウム繊維、シリカ繊維
、ボロン繊維、アルξナ繊維、炭素繊維、ポリメタロ力
ルボシランを焼威して得られるSt−Ti又はZr−C
−0系の無機繊維(宇部興産■製、チラノ繊維:登録商
標)、C−SiCta維及びC−SiC−MC繊維が挙
げられ、上記連続無機繊維束は、上記の各々繊維単独で
構成されていることもあれば、上記繊維が組み合わさっ
て構或されていることもある。
上記C−SiC繊維及びその製法は、本出願人の出願に
係る特願平1−206640号に添付された明細書に記
載されており、上記明細書の記載は本明細書の一部とし
て援用される。
特願平1−206640号に添付された明細書に記載さ
れたC−SiC繊維は、 i)該重合体を構或するメソフェーズ状態にある多環状
芳香族化合物から導かれるラジアル構造、オニオン構造
、ランダム構造、コアラジアル構造、スキンオニオン構
造及びモザイク構造からなる群から選ばれる少なくとも
一種の結晶配列状態を示す炭素質、 ii)該重合体を構或する有機溶媒不溶分を含む光学的
等方性の多環状芳香族化合物から導かれる、無配向状態
の結晶質炭素及び/又は非品質炭素、及び iii)Si,C及びOから実質的になる非晶質相及び
/又は粒径が500人以下の実質的にβ−SiCからな
る結晶質超微粒子と非品質のSiOx(0<x≦2)か
らなる集合体であり、 構或元素の割合が、Si;30〜70重量%、C.20
〜60重量%及びO ;0. 5〜10重量%であるS
i−C−0物質 であることを特徴とする高強度・高弾性率無機繊維であ
る。
上記繊維は、 i)結合単位(Si  Ct{z)、または結合単位(
Si−CH2)と結合単位(St−St)から主として
なり、珪素原子の側鎖に水素原子、低級アルキル基、フ
ェニル基及びシリル基からなる群から選ばれる側鎖基を
有し、結合単位(St  CH2)の全数対結合単位(
St−Si)の全数の比が1:0〜20の範囲にある有
機珪素重合体の珪素原子の少なくとも一部が、石油系又
は石炭系のピッチあるいはその熱処理物の芳香族環と珪
素一炭素連結基を介して結合したランダム共重合体10
0重量部、及びif)石油系又は石炭系ピッチを熱処理
して得られるメソフェーズ状態又はメソフェーズと光学
的等方相との両相からなる多環状芳香族化合物5〜50
000重量部を、 200〜500゜Cの範囲の温度で加熱反応及び/又は
加熱溶融して、珪素含有多環状芳香族重合体を得る第1
工程、 上記珪素含有多環状芳香族重合体の紡糸原液を調製して
紡糸する第2工程、 該紡糸原糸を張力下あるいは無張力下で不融化する第3
工程、及び 不融化した前記紡糸繊維を真空中あるいは不活性ガス雰
囲気中で800〜3000゜Cの範囲の温度で焼或する
第4工程 からなることを特徴とする繊維の製造方法により得られ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハイブリッド繊維を構成する無機繊維の表面に耐
    熱性物質の粉末、短繊維及びウィスカからなる群から選
    択される介在物が付着しており、かつ無機繊維及び介在
    物の少なくとも一方がカップリング剤で処理されている
    ことを特徴とするハイブリッド繊維
  2. (2)連続無機繊維束に耐熱性物質の粉末、短繊維及び
    ウィスカからなる群から選択される介在物及びカップリ
    ング剤を含む懸濁液を含浸させるか、または連続無機繊
    維束にカップリング剤を含む溶液と上記介在物の懸濁液
    を順次含浸させることを特徴とするハイブリッド繊維の
    製造方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載のハイブリッド繊維で
    強化された金属。
JP4462090A 1989-03-14 1990-02-27 ハイブリッド繊維、その製造方法及びこの繊維で強化された金属 Pending JPH0314670A (ja)

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JP5957789 1989-03-14
JP1-59577 1989-03-14
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