JPH0711573A - 複合材強化用無機繊維 - Google Patents

複合材強化用無機繊維

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JPH0711573A
JPH0711573A JP2418820A JP41882090A JPH0711573A JP H0711573 A JPH0711573 A JP H0711573A JP 2418820 A JP2418820 A JP 2418820A JP 41882090 A JP41882090 A JP 41882090A JP H0711573 A JPH0711573 A JP H0711573A
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JP
Japan
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fiber
composite material
fibers
group
reinforcing
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JP2418820A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Kato
智浩 加藤
Toru Funayama
徹 舟山
Yuji Tashiro
裕治 田代
Rika Takatsu
利佳 高津
Takeshi Isoda
武志 礒田
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Tonen General Sekiyu KK
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Tonen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】強化用窒化珪素質無機繊維の複合材中の偏りを
低減し、体積率を制御する。強度の異方性を簡単な方法
でなくす。 【構成】珪素及び窒素を必須の成分とし、酸素、炭素及
び金属(元素周期律表第IIa族及び第III族〜第V
族の金属元素群から選択される1種類又は2種類以上
で、かつ金属元素には硼素、リンも含むものとする)の
群から選択される少なくとも1種類を任意成分とし、各
元素の比率が原子比で表してN/Si0.04〜3、O
/Si15以下、C/Si7以下、M/Si9以下(M
は上記金属元素である)からなる連続無機セラミック繊
維に短繊維、ウィスカー又は粉末が付着している複合材
強化用無機繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属複合材(FMR)、
セラミック複合材(FRC)、プラスチック複合材(F
RP)などの複合材の強化用無機繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、FRM,FRC,FRPの
強化材として好適な無機繊維を開発し、これを用いて強
化したFRM,FRC,FRPの各種複合材を開示した
(特開平1−317177号、同1−195251号、
同1−47950号公報、特願平2−48489号、同
2−126776号明細書)。これらの複合材は、強化
用無機繊維の優れた耐熱性、機械的性質等ならびにマト
リックスとの親和性等より一定の成果を上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が開発した強化用無機繊維は機械的強度に優れ、マト
リックスとの親和性も良好であるが、これらの強化繊維
を用いた複合材の製造では強化繊維がかたより、繊維の
分布に粗な部分と密な部分が生じ易いという問題があっ
た。この為繊維強化複合材中の体積率の制御が困難であ
り、特に繊維体積率の小さい場合に強化繊維が均一に分
散した複合材は得難く、複合材設計の自由度が制限され
ていた。また、無機繊維のみで一方向に強化した複合材
は強度の異方性が大きく、繊維の長さ方向の強度は大き
いが、それと直角方向の強度は極めて小さくなる欠点が
ある。短繊維のみを使用した複合材は等方性であるが、
その強度は一般的に低い。
【0004】そこで、本発明の目的はこれらの問題を解
決し、本出願人が開発した強化用繊維の複合効果をさら
に高めるために、マトリックス中に連続繊維を均一に分
散させることにより繊維体積率を制御でき、また短繊
維、ウィスカーまたは粉末とを組合わせることにより、
異方性や残留応力、耐摩耗性等の機械的特性を向上させ
ることのできる連続無機繊維及びその製造法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によって提供される複合材強化用無機繊維
は、珪素及び窒素を必須の成分とし、酸素、炭素及び金
属(元素周期律表第IIa族及び第III族〜第V族の
金属元素群から選択される1種類又は2種類以上で、か
つ金属元素には硼素、リンも含むものとする)の群から
選択される少なくとも1種類を任意成分とし、各元素の
比率が原子比で表してN/Si0.04〜3、O/Si
15以下、C/Si7以下、M/Si9以下(Mは上記
金属元素である)からなる連続無機セラミック繊維に短
繊維、ウィスカー又は粉末が付着されていることを特徴
とする。
【0006】本発明の複合材強化用無機繊維の基本にな
る連続無機セラミック繊維はSi,Nを必須成分とする
窒化珪素質無機繊維である。複合材強化用繊維として窒
化珪素質は耐熱性が高く、1200℃以上の高温でも非
晶質状態を維持し、機械的強度も引張り強度2.5GP
a、弾性率250GPaを示し、また電気絶縁性5.0
×1014Ωcmを示す極めて優れた繊維である。
【0007】このような窒化珪素質無機繊維は、好まし
くは本出願人が先に開示した如く、骨格の主たる繰り返
し単位として−SiR・NR−(式中R,R
,Rはそれぞれ独立して、水素原子、アルキル基、
アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基から選ば
れ、好適には水素原子である。)を有し、数平均分子量
100〜500,000の範囲のポリシラザンを紡糸
し、紡糸繊維を焼成して得ることができる。
【0008】このようなポリシラザンは、たとえばハロ
シラン、たとえばジクロロシランをピリジンの如き塩基
と反応させて得られるジクロロシランと塩基とのアダク
トを更にアンモニアと反応させることにより得ることが
できる(特開昭60−145903号参照)。また、強
化用繊維として更に高性能を発揮させるためには、上記
ポリシラザンを加熱して高重合体化したもの(数平均分
子量200〜500,000)(特願昭62−2027
65号及び同63−74918号参照)、あるいは上記
無機ポリシラザンのアンモニア又はヒドラジンによる脱
水素縮合反応により改質したポリシラザンを用いること
ができる(特願昭62−202767号及び同63−7
4919号参照)。さらに、本出願人が特願昭61−2
23790号明細書等に開示したポリメタロシラザン、
あるいは特開昭62−195024号公報に開示したポ
リシロキサザンなども使用することができる。
【0009】特に、Si,Nのほかに上記金属成分とし
てBを含む無機繊維は、引張強度、弾性率が高く、耐熱
性、耐摩耗性にも優れ、かつ製造コストも安価であり、
複合材強化用として特に好適である。また、この連続無
機繊維は非晶質又は結晶子の大きさが2000Å以下の
微結晶相を含有する非晶質からなることが好ましく、さ
らにX線小角散乱強度が1°及び0.5°において空気
のそれに対して各々1倍〜20倍であることが好まし
い。
【0010】上記連続無機繊維に付着させて連続繊維間
隙に介在させる短繊維、ウィスカー、粉末としては、炭
化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、アルミナ、シリカ、シ
リカ−アルミナ、ジルコニア、ベリリア、炭化硼素、炭
化チタニウムのようなセラミック、金属、金属間化合物
が挙げられる。付着させる短繊維、ウィスカー又は粉末
の割合は、連続無機繊維に対して0.5〜500容積%
であることが望ましい。
【0011】連続無機繊維に短繊維、ウィスカー又は粉
末あるいはこれらの混合物を付着させる方法としては、
電着法、流動床法、吹付け法、懸濁浸漬法、
気相析出法などを採用することができる。具体的には、
ボビンに巻き付けた連続繊維、適当数の連続無機繊維を
束ねた連続無機繊維を巻き戻して、あるいは連続無機繊
維の織物を上記の〜の方法により処理し繊維の表面
に短繊維、ウィスカー、粉末を付着させる。
【0012】たとえば、ボビンに巻き付けた連続無機繊
維又は適当数の連続無機繊維を巻き戻し、あるいは連続
無機繊維の織物を、短繊維、ウィスカー、粉末の少なく
とも1種類を懸濁した液体に浸漬し、連続無機繊維又は
織物の表面に短繊維、ウィスカー又は粉末を付着させ
る。また、ボビンに巻き付けた連続無機繊維又は適当数
の連続無機繊維を巻き戻し、連続無機繊維の織物、焼成
前の前駆体繊維、あるいは熱処理後の前駆体繊維を焼成
する際に焼成条件を制御することによりウィスカーを生
成、付着させる。
【0013】本発明では、必要に応じてサイジング剤を
用いることができ、無機繊維のサイジング剤として公知
のものは全て含まれ、例えば、ポリエチレンオキサイ
ド、ポリスチレン、ポリメチレン、ポリビニルアルコー
ル、エポキシ樹脂等を例示することができる。連続無機
繊維と短繊維、ウィスカー、粉末の合計に対するサイジ
ング剤の体積率は一般に0.5〜50%である。
【0014】こうして得られる本発明の強化用無機繊維
で強化されるマトリックスとしては、金属、セラミック
ス、プラスチックのいずれでもよく、またこれらのマト
リックスの具体例についても特に制約はない。
【0015】
【作用】連続繊維に短繊維等が付着したことにより複合
材中に強化繊維を均一に分散することができ、体積率の
制御が容易になる。また、強度の異方性が改善され複合
材としたときの繊維と直角方向の強度が向上する。ま
た、短繊維、ウィスカー、粉末を付着させた繊維は公知
の方法により容易に複合化に用いることができ、繁雑な
操作を必要としない。
【0016】
【実施例】
参考例1 内容積10Lの四つ口フラスコに、ガス吹き込み管、メ
カニカルスターラー、ジュワーコンデンサーを装着し
た。反応器内部を脱酸素した乾燥空気で置換した後、四
つ口フラスコに脱気した乾燥ピリジン4900MLを入
れ、これを氷冷した。次にジクロロシラン586gを加
えると白色固体状のアダクト(SiHCl・2C
N)が生成した。反応混合物を氷冷し、撹拌しなが
ら、水酸化ナトリウム管、及び活性炭管を通して精製し
たアンモニア735gを吹き込んだ後、100℃に加熱
した。反応終了後、反応混合物を遠心分離し乾燥ピリジ
ンを用いて洗浄した後、更に窒素雰囲気下で濾過して濾
液5100MLを得た。濾液5MLから溶媒を減圧留去
すると液状ペルヒドロポリシラザン0.2gが得られ
た。得られたポリマーの数平均分子量はGPCにより測
定したところ、730であった。
【0017】次に、得られた4%ペルヒドロポリシラザ
ン−ピリジン溶液5000MLを10Lステンレス製オ
ートクレーブに取り、100gのアンモニアを加えた
後、80℃で3時間攪拌して重縮合反応させた。室温ま
で静置放冷後、窒素で気体を放出置換した。この改質さ
れたペルヒドロポリシラザンは数平均分子量:260
0、重量平均分子量:13000(ゲル透過クロマトグ
ラフィ法、ポリスチレン標準)になった。この溶液に5
000MLのキシレンを加えてロータリーエバポレータ
ーで60℃で溶液の体積が1000MLになるまで減圧
留去した。この操作をさらに2回繰り返すと、溶液に含
まれるピリジン量は0.03重量%(ガスクロマトグラ
フィ法)となった。
【0018】さらにロータリーエバポレーターで溶媒を
除去した。溶液が十分に曳糸性を示すようになったとき
減圧除去を中止した。この溶液を乾式紡糸装置の脱泡容
器に移送して紡糸溶液とした。約2時間、60℃で静置
脱泡後、30℃で口径0.1mmのノズルより、130
℃の空気雰囲気下の紡糸筒内に突出し、300m/分の
速度で巻き取り、平均繊維径15μmの生繊維を得た。
得られた紡糸生繊維に500g/mmの張力を作用さ
せながら、アンモニア雰囲気下で室温から600℃まで
180℃/時間で昇温し、仮焼繊維を得た。仮焼繊維を
窒素雰囲気下で1200度まで180℃/時間で昇温し
そのまま1200℃で一時間保持した。
【0019】この連続無機繊維の直径は約10μmで引
張り強度は230kg/mm、弾性率は23ton/
mmであった。得られた白色繊維はX線回折測定によ
り非晶質であることが確認された。得られた繊維の元素
分析結果は重量基準でSi:45.7%、N:40.1
%、O:2.2%、C:1.7%、B:8.1%であっ
た。
【0020】実施例1 炭化珪素ウィスカー(平均直径0.2μ、平均長さ10
0μ)7gをエタノール1Lの入った処理槽に投入した
後、超音波震動を与えて懸濁させ懸濁液を調整した。参
考例1で合成した無機繊維の繊維束(250本糸)をボ
ビンから巻き戻し、浸漬時間20秒程度で可動ロールに
より押出した後、ボビンに巻き取り、室温、大気中で乾
燥した。無機繊維10mに対して50mgのウィスカー
が付着していた。この処理した繊維束を長さ20cmに
切断して、鋼性の容器に入れ予熱しながら750℃に加
熱した溶融純アルミニウムを注入し、600kg/cm
で1分間加圧した。室温に戻した後試料を繊維軸方向
に直角に切断し、その断面を走査型電子顕微鏡で観察し
たところ、炭化珪素ウィスカーが連続無機繊維間隙に観
察され、又無機繊維は互いに接することなく複合体中に
分散していることが認められた。
【0021】実施例2 実施例1と同じ条件で懸濁液を調整した。参考例1で合
成した無機繊維の繊維束(250本糸)をボビンから巻
き戻し、浸漬時間40秒程度で可動ロールにより押出し
た後、ボビンに巻き取り、室温、大気中で乾燥した。無
機繊維10mに対して50mgのウィスカーが付着して
いた。この処理した繊維束を長さ20cmに切断して、
鋼製の容器に入れ予熱しながら730℃に加熱した溶融
純アルミニウムを注入し、500kg/cmで1分間
加圧した。室温に戻した後試料を繊維軸方向に直角に切
断し、その断面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、
炭化珪素ウィスカーが連続無機繊維間隙に観察され、又
無機繊維は互いに接することなく複合体中に分散してい
ることが認められた。
【0022】実施例3 内容積10Lの四つ口フラスコに、ガス吹き込み管、メ
カニカルスターラー、ジュワーコンデンサーを装着し
た。反応器内部を脱酸素した乾燥空気で置換した後、四
つ口フラスコに脱気した乾燥テトラヒドロフラン450
0MLを入れ、これを氷冷した。次にジクロロシラン4
60gを加えた。この溶液を氷冷し、撹拌しながら無水
メチルアミン450gを窒素との混合ガスとして吹き込
んだ。反応終了後、反応混合物を遠心分離し、乾燥テト
ラヒドロフランを用いて洗浄した後、更に窒素雰囲気下
で濾過して濾液7000MLを得た。溶媒を減圧留去す
ると粘性油状のN−メチルシラザンが79g得られた。
得られたポリマーの数平均分子量は、GPCにより測定
したところ1100であった。(ゲル透過クロマトグラ
フィ法:ポリスチレン換算)
【0023】次に、得られたポリマーをピリジンで希釈
して4%ポリシラザン−ピリジン溶液とし、5000M
Lを10Lステンレス製オートクレーブに取り、100
gのアンモニアを加えた後、80℃で3時間撹拌して重
縮合反応させた。室温まで静置放冷後、窒素で気体を放
出置換した。この改質されたポリシラザンは数平均分子
量:1800、重量平均分子量:8900(ゲル透過ク
ロマトグラフィ法、ポリスチレン標準)になった。この
溶液に5000MLのキシレンを加えてロータリーエバ
ポレーターで60℃で溶液の体積が1000MLになる
まで減圧留去した。この操作をさらに2回繰り返すと、
溶液に含まれるピリジン量は0.02重量%(ガスクロ
マトグラフィ法)となった。さらにロータリーエバポレ
ーターで溶媒を除去した。溶液が十分に曳糸性を示すよ
うになったとき減圧除去を中止した。
【0024】この溶液を乾式紡糸装置の脱泡容器に移送
して紡糸溶液とした。約4時間、60℃で静置脱泡後、
30℃で口径0.1mmのノズルより、120℃の空気
雰囲気下の紡糸筒内に突出し、300m/分の速度で巻
き取り、平均繊維径13μmの繊維を得た。得られた紡
糸生繊維を引き続き繊維に500g/mmの張力を作
用させながら、アンモニア雰囲気下で室温から600℃
まで180℃/時間で昇温し、仮焼繊維を得た。仮焼繊
維を炉内部に二酸化珪素粉末を設置し加熱時に雰囲気中
の酸化珪素濃度が高くなるようにし、窒素気流下で12
00度まで180℃/時間で昇温しそのまま1200℃
で一時間保持した。
【0025】この繊維の直径は約10μmで引張り強度
は190kg/mm、弾性率は23ton/mm
あった。得られた繊維の走査型電子顕微鏡写真を撮影し
たところ図1に示されるように無機繊維にウィスカーが
付着して成長していることが確認された。このようにし
て製造された無機繊維の繊維束を長さ20cm切断し
て、鋼性の容器に入れ予熱しながら720℃に加熱した
溶融純アルミニウムを注入し、500kg/cmで1
分間加圧した。室温に戻した後、試料を繊維軸方向に直
角に切断し、その断面を走査型電子顕微鏡で観察したと
ころ無機繊維は互いに接することなく複合体マトリック
ス中に分散していることが確認された。
【0026】
【発明の効果】本発明の複合材強化用無機繊維によれ
ば、強化無機繊維として好適な窒化珪素質無機繊維にお
いて、複合材中の強化繊維の体積率の制御が容易になり
又均質なものとなり、複合材の機械的特性、均質性が向
上し、かつ特性の制御が可能となる。さらに、複合材と
しての異方性が改善され、機械的な強度が増加するため
繊維強化複合材の用途が大巾に広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で作成したウィスカーが付着した無機繊
維の形状を示す図面に代る電子顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 9/08 Z 7199−3B D06M 23/08 7199−3B // C04B 35/589 (72)発明者 高津 利佳 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 礒田 武志 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 珪素及び窒素を必須の成分とし、酸素、
    炭素及び金属(元素周期律表第IIa族及び第III族
    〜第V族の金属元素群から選択される1種類又は2種類
    以上で、かつ金属元素には硼素、リンも含むものとす
    る)の群から選択される少なくとも1種類を任意成分と
    し、各元素の比率が原子比で表してN/Si0.04〜
    3、O/Si15以下、C/Si7以下、M/Si9以
    下(Mは上記金属元素である)からなる連続無機セラミ
    ック繊維に短繊維、ウィスカー又は粉末が付着している
    複合材強化用無機繊維。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合材強化用無機繊維の
    製造方法において、前記連続無機セラミック繊維に短繊
    維、ウィスカー又は粉末を電着法、流動法、吹き付け
    法、懸濁浸漬法又は気相析出法により付着せしめる方
    法。
JP2418820A 1990-12-28 1990-12-28 複合材強化用無機繊維 Pending JPH0711573A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10158937A (ja) * 1996-08-27 1998-06-16 Ube Ind Ltd 炭化ケイ素系無機繊維及びその製造方法
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