JP2006091775A - 携帯通信端末、及び携帯通信端末への点字入力方法 - Google Patents

携帯通信端末、及び携帯通信端末への点字入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 視覚障害者などが点字形式によるダイヤルキー操作で容易に文字入力を行うこと。
【解決手段】 携帯通信端末1における12個のキー群2の各キーに50音の各行を割り振り、それぞれのキーに6つの点の突起を設けると共に、決定ボタン3、切替ボタン4、文字送りボタン5、及び表示部6を配置する。例えば、キー群2の「あ」行キーを2回押下すると「い」の文字入力が行われて対応する突起が飛び出す。「あ」行キーを押下するたびに、「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」というように入力文字が切り替わると共に、対応する文字ごとに6つの点の突起が飛び出す。また、所望のキーを押下するごとに割り振られた行の音を報知する。入力文字を決定するときは、キー群2における他の行のキーを押下するか、または決定ボタン3を押下する。さらに、入力文字モードを切り替えるときは切替ボタン4を押下する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、点字入力が可能な携帯電話機などの携帯通信端末に関し、特に、通信用のダイヤルキーを利用して点字形式による文字入力が可能な携帯通信端末、及び携帯通信端末への点字入力方法に関する。
従来より、ダイヤルキー(以下、単にキーと云うこともある)を利用し、点字形式によって所望の文字を入力することができる携帯電話機が知られている。例えば、第1の押下キーと第2の押下キーの組合せで所望の文字を入力する携帯電話機や、キーの押下回数によって所望の文字を入力する携帯電話機などが知られている。ところが、これらの携帯電話機は文字のキーへの割り当て方が統一していなかったり、各種文字や英数字などのキー割り当てが複雑であったりして、視覚障害者などにとっては極めて使い勝手が悪いものであった。
そこで、このような不具合を解決するために、携帯通信端末のダイヤルキーパッド(0〜9、*、#)のうちの1個のテンキー(つまり、2、3、5、6、8、9の何れか)を1個の点字枠とみなし、点字の凸点を上記のテンキーの押下に対応させて点字形式による文字入力を行うと共に、音声によってその文字を表現する技術が開示されている。この技術は、例えば、文字「ケ」を入力する場合、その点字パターンに応じて凸部に対応するテンキー(2、3、5、9)を押下するものである。このような技術によれば、視覚障害者の使い慣れた点字パターンでキー操作を行って文字入力を実行することができると共に音声によってサポートされる。したがって、視覚障害者などのユーザにとって使い勝手のよい携帯電話機を提供することができる(特許文献1参照)。
特開2001−45135号公報
しかしながら、上記の特許文献1などに開示された従来の携帯電話機は、使い勝手上において次のような幾つかの不具合な点がある。すなわち、点字割り当て部分以外のボタンを間違えて押してしまうこともあるので文字入力がしづらい。さらに、濁音や半濁音などを入力する際に、ボタンのモードを切り替える必要があるので操作に手間がかかる。また、文字を音声で読むことによって周囲の人にプライバシーが漏れるおそれがある。さらには、点字表示部を別に持たせると携帯電話機が大きくなってしまい、ハンディタイプの利点を損ねてしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、視覚障害者などが点字形式によるダイヤルキー操作で容易に文字入力を行うことができる携帯電話機などの携帯通信端末を提供すると共に、その携帯通信端末への点字入力方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯通信端末は、ダイヤルキー群を利用して点字形式による文字入力を行う携帯通信端末であって、ダイヤルキー群は、50音の各行ごとにキーが割り振られていると共に、それぞれのキーごとに複数の突起が形成され、ダイヤルキー群から所望のキーが押下されると、そのキーの突起が入力文字に対応する凹凸状態となり、押下されたキーと異なるキーが押下されたときに入力文字が決定される構成を採る。
このような構成によれば、ダイヤルキー群は50音の行ごとにキーが割り振られ、それぞれのキーに例えば6つの点の突起を設けられている。そして、押下したキーに続いて他キーを押下するごとに、先に押下したキーに割り振られた行の入力文字が決定される。これによって、入力したい文字を確実に選択することができるので入力ミスがなくなる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記の構成に加えて、ダイヤルキー群のうち、「わ」行または「や」行が割り振られたキーに対して、促音、読点、句点、および長音が割り振られる構成を採っている。
このような構成によれば、促音、読点、句点、および長音は、「わ」行または「や」行のキーの行の後の部分に割り振っているので、新たに切替ボタン設けなくても入力を行うことができると共にキーの押下回数を少なくすることができる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記の構成に加えて、ダイヤルキー群のうち、50音の各行が割り当てられたキー以外の2つのキーを用いて、濁音、半濁音、拗音、拗濁音、拗半濁音、合拗音、および特殊音が入力されると共に、2つのキーによる突起が入力情報に対応する凹凸状態となる構成を採っている。
このような構成によれば、50音の行が割り当てられたキー以外の2つのキーは横に並んでいて、その2つのキーによって例えば12点の突起を用いて濁音や拗音などの点字を入力することができる。これによって、新たに切替ボタンを設けなくても濁音や拗音などを入力することが可能となる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記の構成に加えて、複数の突起から形成される点字表示部を備え、前記ダイヤルキー群から所望のキーが押下されると、前記点字表示部の突起が入力文字に対応する凹凸状態となる構成を採っている。
このような構成によれば、端末が小さくダイヤルキーが小さい場合においても、キーよりも大きい点字表示部を設けることによって、入力文字の認識を確実に行うことができるので、文字の入力を容易に行うことができる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記の構成に加えて、ダイヤルキー群のうち、所望のキーが押下されたときの入力文字モードを50音、数字、およびアルファベットに変化させると共に、入力文字モードの情報を表示させる切替ボタンを備える構成を採っている。
このような構成によれば、文字の切替ボタンを押すたびにキーにおける入力文字モードが、50音→数字→アルファベットと変化し、その入力文字モードが何であるかを切替えボタンによって判断することができる。このようにして切替ボタンによって入力文字モードを確認することができるので入力ミスが少なくなる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記の構成に加えて、所望のキーが押下されて入力文字が決定されたとき、その入力文字が音声によって報知される構成を採っている。
このような構成によれば、入力した文字を決定した時点で音声によって文字を読み上げるので、入力した文字が正しいか否かを直ちに確認することができる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記の構成に加えて、ダイヤルキー群は電子メールの表示及び電話帳の名前表示を文字情報によって行う構成を採っている。
このような構成によれば、電子メールの表示や電話帳の名前表示等の文字表示をダイヤルキーで行うので周囲の人に内容を知られるおそれはない。さらに、電子メールの表示や電話帳の名前表示を行うための表示部を別途設ける必要がないので、携帯通信端末の小型化を図ることができる。
また、本発明は携帯通信端末への点字入力方法を提供することもできる。すなわち、ダイヤルキー群を利用して点字形式による文字入力を行う携帯通信端末への点字入力方法であって、ダイヤルキー群から所望のキーを選択して押下するごとに、キーに形成された突起が入力文字に対応する凹凸状態となるステップと、押下されたキーに続いて異なるキーが押下されたときに入力文字が決定されるステップと、入力文字が決定されたときに、その入力文字が音声によって報知されるステップとを含む手順を採っている。
本発明の携帯通信端末によれば、50音の各行ごとにキーが割り振られていると共にそれぞれのキーに複数の突起を設けられているので、入力したい文字を確実に選択することができる。したがって、視覚障害者などであっても、文字入力のミスをほぼ確実に防ぐことができる。また、促音、読点、句点、および長音なども、例えば「わ」行や「や」行のキーに割り振られているので、新たに切替ボタン設けなくても所望の文字入力を行うことができると共に、キーの押下回数を少なくすることができる。
また、本発明の携帯通信端末によれば、50音の行が割り当てられたキー以外の2つのキーを用い、その2つのキーの突起の組合せを頼りにして濁音や拗音などの点字を入力することができる。これによって、新たに切替ボタンを設けなくても濁音や拗音などを容易に入力することができる。さらに、文字の切替ボタンを押すたびにキーにおける入力文字モードが、50音→数字→アルファベットと変化し、その入力文字モードが何であるかを切替えボタンによって判断することができる。これにより、切替ボタンによって入力文字モードを確認することができるので入力ミスが少なくなる。
また、本発明の携帯通信端末によれば、入力した文字を決定した時点で音声によって文字を読み上げるので、入力した文字が正しいか否かを直ちに確認することができる。さらに、電子メールの表示や電話帳の名前表示等の文字表示をダイヤルキーで行うので周囲の人に内容を知られるおそれはない。また、電子メールの表示や電話帳の名前表示を行うための表示部を別途設ける必要がないので、携帯通信端末の小型化を図ることができる。
本発明の携帯通信端末は、ダイヤルキーなどに次のような種々の機能を持たせている。(1)50音の各行ごとにキーを割り振り、それぞれのキーに6つの点の突起を設け、所望のキーを押下するごとに割り振られた行の音を報知するダイヤルキーを設ける。これによって、入力したい文字を確実に選択することができるので文字入力のミスがなくなる。
(2)促音(っ)、読点(、)、句点(。)、長音(ー)は、「わ」行または「や」行の後に割り振ったダイヤルキーとする。これによって、切替ボタンを新たに設けなくても文字入力が可能となると共に、ダイヤルキーを押下する回数を少なくすることができる。
(3)50音の各行が割り当てられたダイヤルキー以外の二つのダイヤルキーを横に並べる。そして、その二つのダイヤルキーを用いて、拗音(きゃ、きゅ、きょ)など、12点を用いる点字を文字入力できるダイヤルキーとする。これによって、新たに切替ボタンを設けなくても拗音などの文字入力が可能となる。
(4)文字の切替ボタンを押すたびに、ダイヤルキーにおける入力文字モードが50音→数字→アルファベットと変化し、その入力文字モードが何であるかを切替ボタンで判断できるようにする。これによって、ユーザは切替ボタンによって入力文字モードを確認することができるので、文字を入力するときのミスが少なくなる。
(5)入力した文字を決定した時点で音声によって文字を読み上げる。但し、必要に応じて消音モードにすることもできる。これによって、入力した文字が正しいか否かの確認を行うことができると共に、必要に応じてプライバシーを確保することもできる。
(6)電子メールの表示や電話帳の名前の表示などの文字表示をダイヤルキーで行うようにする。これによって、周囲の人に内容を知られるおそれがないのでプライベートな情報が外部に漏れることはない。さらに、表示部を新たに設ける必要がなくなるので携帯電話機の小型化を図ることができる。
以下、図面を用いて、本発明における携帯通信端末の実施の形態の幾つかを詳細に説明する。尚、各実施の形態に用いる図面において、同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1における携帯通信端末の表面図である。また、図2は、図1に示す携帯通信端末のダイヤルキーの一部を示す図である。さらに、図3は、図1に示す携帯通信端末でダイヤルキーの操作を行ったときの動作の流れを示すフローチャートである。また、図4は、図1に示す携帯通信端末でダイヤルキーの操作を行ったときの文字の変化パターンを示す図である。尚、以下の説明ではダイヤルキーを単にキーと云うこともある。
図1に示すように、携帯通信端末1における12個のキー群2の各キーに50音の各行を割り振り、それぞれのキーに6つの点の突起を設ける。また、携帯通信端末1には、キー群2の他に、決定ボタン3、切替ボタン4、文字送りボタン5などが配置されていると共に表示部6が設けられている。図2は、図1に示すキー群2の「あ」行キーによって、文字「い」を入力したときと文字「う」を入力したときの状態を示している。例えば、「あ」行キーを2回押下すると文字「い」の入力が行われて、左側の上2つの突起が飛び出す。また、「あ」行キーを3回押下すると文字「う」の入力が行われて、左側の真中の突起と右側の一番上の突起が飛び出す。
すなわち、図4に示すように、「あ」行キーを押下するたびに、「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」→「あ」というように入力文字が切り替わり、同時に、対応する文字ごとに6つの点の突起が黒丸のように飛び出す。尚、50音の他の行についても、上記と同様な操作によって文字入力を行うことができる。
また、携帯通信端末1は、所望のキーを押下するごとに割り振られた行の音を報知するようになっているので、ユーザは入力したい文字を確実に選択することができ、文字入力のミスを防止することができる。尚、周囲に人がいるなどして入力文字の情報を知られたくないときは、切替ボタン4を押下して消音モードにすることができる。
すなわち、実施の形態1では、携帯通信端末1は図3のフローチャートに示すような動作を行う。まず、突起制御部が、各行のキーが押下されるたびに該当キーの押下情報をメモリへ送信する(ステップS1)。そして、突起制御部は、押下されたキーの押下情報に対応して現在表示している点字情報をメモリから取得し(ステップS2)、それを表示する点字情報として突起制御回路へ転送する(ステップS3)。すると、突起制御回路は、表示する点字情報に対応する突起位置の変更制御をキーに対して行う(ステップS4)。これによって、キーは、点字情報に対応する突起を飛び出させると共に、該当するキーの押下情報を突起制御部へ送信する(ステップS5)。
以上を要約すると、携帯通信端末1におけるダイヤルキーの機能は次のようになっている。キー群2の各行のキーに対して上下に稼動できる突起がそれぞれ6個設けられている。そして、それぞれのキーごとに50音の各行が割り当てられ、各キーを押下するごとに該当する行の情報を6つの突起によって点字表示させる。言い換えれば、6つの突起がキーを押すごとに割り当てられた行の5音を表示すると共に、キー群2における他の行のキーまたは決定ボタン3を押下すると文字入力が決定できるようになっている。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2における携帯通信端末について説明する。図5は、本発明の実施の形態2における「わ」行の文字変化パターンを示す図である。促音(っ)、読点(、)、句点(。)、長音(ー)は、「わ」行または「や」行の後に割り当てることにより、キーを押下するごとに図5に示すように文字を変化させて入力することができる。例えば、「わ」行は、「わ」、「を」、「ん」の3文字しかないので、その後に続く操作によって、促音、読点、句点、長音と変化できるようにする。このとき、対応する文字ごとの突起が図5の黒丸のような組合せで飛び出す。
すなわち、促音、読点、句点、長音を、「わ」行キーまたは「や」行キーに割り振ることによって、切替ボタンを新たに設けなくてもキー入力操作を行うことができると共に、キーを押下する回数を少なくすることができる。
<実施の形態3>
図6は、本発明の実施の形態3における携帯通信端末の表面図である。また、図7は、図6に示す携帯通信端末において濁音を入力したときのダイヤルキーの突起状態を示す図である。さらに、図8は、図6に示す携帯通信端末でダイヤルキーの操作を行ったときの符の変化パターンを示す図である。
すなわち、図6に示すように、12個のダイヤルキーのうちの10個に50音の各行を割り当て、残る2つを隣り合うダイヤルキーとし、突起が12点必要となる濁音、半濁音などの点字を表示する。例えば、「きゃ」の文字は、隣り合う2つのキーによって図7に示すような突起状態となる。つまり、文字入力を行う際に、隣り合う2つのキーの12点の突起のうち、左側の6点の突起を表わすキーは、押下ごとに「きゃ」などの拗音や「ぱ」などの半濁音等を示す符を表して変化させ、入力したい文字の符にした後に、右側の6点の突起を表わすキーを押下して入力文字を決定する。
また、図8に示す符の変化パターンのように、左側の6点の突起を表わすキーは、押下ごとに、濁音(「ば」など)、半濁音(「ぱ」など)、拗音(「きゃ」など)、拗濁音(「ぎゃ」など)、拗半濁音(「ぴゃ」など)、合拗音(「ふぁ」など)、特殊音というように順次に変化する。
このようにして、50音の各行を割り当てられたキー以外に2つ並んでいるキーを用いて、拗音など12点の突起を用いる点字を文字入力することができるキーとすることにより、新たな切替ボタンを設けなくても拗音などを容易に入力することができる。
<実施の形態4>
図9は、本発明の実施の形態4における携帯通信端末の表面図である。すなわち、前述の実施の形態1から実施の形態3で述べたように、点字入力において、各キーに50音の行や、濁音、半濁音、拗音、拗濁音、拗半濁音、合拗音、特殊音などを割り当てた上に、実施の形態4では、各キーの突起は、あ行であれば「あ」、さ行であれば「さ」といった行の頭文字を固定表示し、所望する文字のある行の該当キーを押下するごとに、その行の文字が別途設けられた点字表示部7に図4のような順番に表示される。また、濁音(「ば」など)、半濁音(「ぱ」など)、拗音(「きゃ」など)、拗濁音(「ぎゃ」など)、拗半濁音(「ぴゃ」など)、合拗音(「ふぁ」など)、特殊音も割り当てられた二つのキーを押下することで点字表示部7に表示がされる。さらに、キー群2における他の行のキーまたは決定ボタン3を押下すると文字入力が決定される。これにより、端末が小さくダイヤルキーが小さい場合においても、キーよりも大きい点字表示部を設けることによって、入力文字の認識を確実に行うことができるので、文字の入力を容易に行うことができる。
<実施の形態5>
図10は、本発明の実施の形態5における携帯通信端末の切替ボタンの表示状態を示す図である。すなわち、前述の実施の形態1から実施の形態4で述べたように、携帯通信端末1におけるキー群2のダイヤルキーと文字の切替ボタン4を有すると共に、実施の形態5では、切替ボタン4を押すたびに、ダイヤルキーによる入力文字が50音、数字、アルファベットと変わり、図10のように切替ボタンの表示がそれぞれの文字の符となることによって、現在入力している文字を判別する。
すなわち、文字の切替ボタン4を押すたびに、ダイヤルキーにおける入力文字が50音→数字→アルファベットと変化し、その入力文字が何であるかを切替ボタン4で判断できるようになっている。これによって、切替ボタン4で入力文字を確認することができるので文字入力のミスが少なくなる。
<実施の形態6>
図11は、本発明の実施の形態6における切替ボタンの表示の流れを示すフローチャートである。すなわち、所望の入力文字を選択した後に(ステップS11)、文字入力の決定ボタン3を押下するか(ステップS12)、または、キー群2における他行のキーを押下すると(ステップS13)、その押下情報がメモリへ通知されるので(ステップS14)、メモリに蓄えられたそれぞれの文字に対応する音声がスピーカより出力される(ステップS15)。このようにして、入力した文字を決定した時点で音声によって文字を読み上げるので、入力した文字が正しいか否かの確認を行うことができる。
<実施の形態7>
図12は、本発明の実施の形態7における携帯通信端末のダイヤルキーを示す図であり、「いずみ」と表示した場合を示している。すなわち、電子メールの表示または電話帳の名前を表示する際に、その文字をダイヤルキーの部分に一文字ずつ表示する。このとき、12点が必要な場合は隣り合う二つのキーを用いて表示し、文字数がボタン数より多い場合は、文字送りのボタンを押下することによって表示を次の文字へと変更させることにより対応することができる。
すなわち、電子メールの表示や電話帳の名前の表示などの文字表示をダイヤルキーで行うことによって、プライベートな情報が音声によって漏れることはないし、表示部を別途設ける必要がなくなるので携帯電話機の小型化を図ることができる。
以上説明したように、本発明に係る携帯通信端末は、極めて操作が簡単であって必要に応じてユーザの操作を支援するので、視覚障害者などに好適な携帯電話機として提供することができる。
本発明の実施の形態1における携帯通信端末の表面図 図1に示す携帯通信端末のダイヤルキーの一部を示す図 図1に示す携帯通信端末でダイヤルキーの操作を行ったときの動作の流れを示すフローチャート 図1に示す携帯通信端末でダイヤルキーの操作を行ったときの文字の変化パターンを示す図 本発明の実施の形態2における「わ」行の文字変化パターンを示す図 本発明の実施の形態3における携帯通信端末の表面図 図6に示す携帯通信端末において濁音を入力したときのダイヤルキーの突起状態を示す図 図6に示す携帯通信端末でダイヤルキーの操作を行ったときの符の変化パターンを示す図 本発明の実施の形態4における携帯通信端末の表面図 本発明の実施の形態5における携帯通信端末の切替ボタンの表示状態を示す図 本発明の実施の形態6における切替ボタンの表示の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態7における携帯通信端末のダイヤルキーを示す図
符号の説明
1 携帯通信端末
2 キー群
3 決定ボタン
4 切替ボタン
5 文字送りボタン
6 表示部
7 点字表示部

Claims (8)

  1. ダイヤルキー群を利用して点字形式による文字入力を行う携帯通信端末であって、
    前記ダイヤルキー群は、50音の各行ごとにキーが割り振られていると共に、それぞれの前記キーごとに複数の突起が形成され、
    前記ダイヤルキー群から所望のキーが押下されると、そのキーの突起が入力文字に対応する凹凸状態となり、
    押下されたキーと異なるキーが押下されたときに前記入力文字が決定されることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記ダイヤルキー群のうち、「わ」行または「や」行が割り振られたキーに対して、促音、読点、句点、および長音が割り振られることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記ダイヤルキー群のうち、50音の各行が割り当てられたキー以外の2つのキーを用いて、濁音、半濁音、拗音、拗濁音、拗半濁音、合拗音、および特殊音が入力されると共に、前記2つのキーによる突起が入力情報に対応する凹凸状態となることを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端末。
  4. 複数の突起から形成される点字表示部を備え、前記ダイヤルキー群から所望のキーが押下されると、前記点字表示部の突起が入力文字に対応する凹凸状態となることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の携帯通信端末。
  5. 前記ダイヤルキー群のうち、所望のキーが押下されたときの入力文字モードを50音、数字、およびアルファベットに変化させると共に、前記入力文字モードの情報を表示させる切替ボタンを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯通信端末。
  6. 所望のキーが押下されて入力文字が決定されたとき、前記入力文字が音声によって報知されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の携帯通信端末。
  7. 前記ダイヤルキー群は、電子メールの表示及び電話帳の名前表示を文字情報によって行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の携帯通信端末。
  8. ダイヤルキー群を利用して点字形式による文字入力を行う携帯通信端末への点字入力方法であって、
    前記ダイヤルキー群から所望のキーを選択して押下するごとに、前記キーに形成された突起が入力文字に対応する凹凸状態となるステップと、
    押下されたキーに続いて異なるキーが押下されたときに前記入力文字が決定されるステップと、
    前記入力文字が決定されたときに、その入力文字が音声によって報知されるステップと、
    を含むことを特徴とする携帯通信端末への点字入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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