JP2003337505A - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成システム及び画像形成装置

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JP2003337505A
JP2003337505A JP2002144072A JP2002144072A JP2003337505A JP 2003337505 A JP2003337505 A JP 2003337505A JP 2002144072 A JP2002144072 A JP 2002144072A JP 2002144072 A JP2002144072 A JP 2002144072A JP 2003337505 A JP2003337505 A JP 2003337505A
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unit
operator
forming system
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Application number
JP2002144072A
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English (en)
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Misao Kobayashi
美佐夫 小林
Shuji Ishimaru
修二 石丸
Yusuke Asao
雄介 浅尾
Sachiko Aizawa
祥子 相澤
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5016User-machine interface; Display panels; Control console

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者に応じて操作性を高めることができる
画像形成システムを提供する。 【解決手段】 デジタル複写機1Aの制御部950は、
ICカード、オペレータの指紋、タッチパネル248の
入力で特定されたIDにより、ハードディスク961に
格納されたオペレータ情報に従ってタッチパネル248
に表示される画像を、オペレータが、高齢者の場合には
画像の濃度を変更することでコントラストを高め、色覚
障害者の場合には色を変更して表示される画像を識別可
能とし、弱視力者又は指の震えを有する者の場合には拡
大文字表示で表示し、言語をオペレータに応じて変更す
ると共に、オペレータの身長に応じてタッチパネル24
8の高さを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成システム及
び画像形成装置に係り、特に、シートに画像を形成する
画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される少なく
とも1つの付属装置とで構成される画像形成システム及
びシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス、官公庁等に設置される
複写機、プリンタ等の画像形成装置や、これら画像形成
装置に付属装置が装着された画像形成システムでは、通
常、部数やシートサイズ、後処理の有無等、同じ設定内
容で使用する場合が多いにもかかわらず、操作者はその
都度画像形成装置装置や画像形成システムを使う上で設
定を行なわねばならなかった。
【0003】また、操作者としては、視覚についてのハ
ンディキャップを持っている人、国籍が異なるため日本
語表示に不得手な人等、各人の状況がそれぞれ異なって
いるにもかかわらず、従来の画像形成装置や画像形成シ
ステムでは、使用頻度の高い操作者(身体的障害のない
健常者や日本人)に合わせた設定がなされていた。
【0004】なお、本発明に関連して、特公平7−21
822号、特公平7−40291号、特公平7−852
61号、特許第260284号、特許第2796428
号、特許第2802154号、特許第2833313
号、特許第2899119号、特許第2959532号
等には指紋検出に関する技術が開示されており、特公平
2−11901号、特公平8−17507号、特許第2
693165号等には音声入力に関する技術が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年事
務処理の効率化が叫ばれると共に、オフィス等でのグロ
ーバライゼーションの浸透、身体障害者の社会進出の機
会の増加や高齢化社会の到来等のバリアフリーの実現が
切望されるなかで、画像形成装置や画像形成システムも
また、操作者にあわせてより効率的で使い易いことが求
められている。
【0006】本発明は上記事案に鑑み、操作者に応じて
操作性を高めることができる画像形成システム及び画像
形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様は、シートに画像を形成する画
像形成装置と、前記画像形成装置に接続される少なくと
も1つの付属装置とで構成される画像形成システムにお
いて、前記画像形成システムの設定情報を検知する情報
検知手段と、前記情報検知手段により検知された設定情
報に応じて前記画像形成システムを制御する制御手段
と、を備える。
【0008】第1の態様では、情報検知手段により画像
形成システムの設定情報が検知され、制御手段により情
報検知手段で検知された設定情報に応じて画像形成シス
テムが制御される。このような情報検知手段としては、
例えば、外部記録媒体から設定情報を検知するようにし
てもよいし、操作者によるキー入力により設定情報を検
知するようにしてもよい。外部記録媒体には、情報検知
手段に非接触で設定情報の検知を許容する非接触型記録
媒体を用いることができる。本態様によれば、操作者毎
に設定情報を設定することで、操作者毎の画像形成シス
テムの設定がなされるので、操作者に応じて画像形成シ
ステムの操作性を高めることができる。
【0009】本発明の第2の態様は、シートに画像を形
成する画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される
少なくとも1つの付属装置とで構成される画像形成シス
テムにおいて、前記画像形成システムの動作状態乃至操
作手順を表示する表示手段と、前記表示手段の設定情報
を検知する情報検知手段と、前記情報検知手段により検
知された設定情報に応じて前記表示手段を制御する制御
手段と、を備える。
【0010】第2の態様では、情報検出手段により表示
手段の設定情報が検出され、制御手段により情報検出手
段で検出された設定情報に応じて表示手段が制御され
る。本態様によれば、操作者毎に表示手段の設定情報を
設定することで、操作者毎の表示手段の設定がなされる
ので、操作者に応じて画像形成システムの操作性を高め
ることができる。
【0011】本態様において、設定情報には画像形成シ
ステムの設定内容を含ませることができる。また、制御
手段が、情報検知手段により検知された設定情報に応じ
て、表示手段に表示される画像の色、濃度及び大きさの
うち少なくとも1つを変化させるように制御すれば、色
覚障害者、老人、視力の弱い操作者が表示手段に表示さ
れる画像を認識しやすくなるので、視覚にハンディキャ
ップを有する操作者にとって使いやすい画像形成システ
ムを実現することができる。更に、制御手段が、情報検
知手段により検知された設定情報に応じて、表示手段に
表示される言語を変化させるように制御すれば、操作者
に応じて言語が変更されるので、使用言語の異なる操作
者にとって使いやすい画像形成システムを実現すること
ができる。また、表示手段の高さ及び若しくは角度を調
整する調整手段を備え、制御手段が、情報検知手段によ
り検知された設定情報に応じて、表示手段の高さ及び若
しくは角度を調整するように調整手段を制御すれば、調
整手段で表示手段の高さや角度を調整して表示手段を見
やすくすることができので、例えば、車椅子を使用した
り身長が低い操作者にとって使いやすい画像形成システ
ムを実現することができる。
【0012】また、上記第1及び第2の態様において、
画像形成システムの動作状態乃至操作手順を音声によっ
て案内する音声案内手段を更に備え、制御手段が、情報
検知手段により検知された設定情報に応じて、音声案内
手段を作動させるようにすれば、操作者は音声によって
画像形成システムの動作状態や操作手順が案内されるの
で、視覚障害者や非識字者にとって使い易い画像形成シ
ステムとすることができる。このとき、画像形成システ
ムの設定情報を操作者の音声により入力するための音声
入力手段を更に備え、制御手段が、情報検知手段により
検知された設定情報に応じて、音声案内手段及び音声入
力手段を作動させるようにしてもよい。
【0013】本発明の第3の態様は、シートに画像を形
成する画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される
少なくとも1つの付属装置とで構成される画像形成シス
テムにおいて、操作者を特定するための特定手段と、操
作者に対応して前記画像形成システムの設定情報を予め
記憶した記憶手段と、前記特定手段により特定された操
作者に応じて、前記画像形成システムを前記記憶手段に
記憶された所定の設定情報に従って設定するように制御
する制御手段と、を備える。
【0014】第3の態様では、予め記憶手段に、操作者
に対応して画像形成システムの設定情報が記憶されてい
る。特定手段により操作者が特定され、制御手段によ
り、特定手段で特定された操作者に応じて、記憶手段に
記憶された設定情報に従って画像形成システムが制御さ
れる。このような特定手段は、例えば、外部記録媒体か
ら操作者を特定したり、操作者によるキー入力により操
作者を特定したり、又は、操作者の指紋により操作者を
特定するようにしてもよい。外部記録媒体から特定する
ときには、特定手段に非接触で操作者の特定を許容する
非接触型記録媒体を用いることができる。本態様によれ
ば、特定手段で操作者が特定され、特定された操作者に
応じて記憶手段に記憶された設定情報に従って画像形成
システムが制御手段により制御されるので、操作者に応
じて画像形成システムの操作性を高めることができる。
【0015】本発明の第4の態様は、シートに画像を形
成する画像形成装置と、前記画像形成装置に接続される
少なくとも1つの付属装置とで構成される画像形成シス
テムにおいて、前記画像形成システムの動作状態乃至操
作手順を表示する表示手段と、操作者を特定するための
特定手段と、操作者に対応して前記表示手段の設定情報
を予め記憶した記憶手段と、前記特定手段により特定さ
れた操作者に応じて、前記表示手段を前記記憶手段に記
憶された設定情報に従って表示するように制御する制御
手段と、を備える。
【0016】第4の態様では、予め記憶手段に、操作者
に対応して表示手段の設定情報が記憶されている。特定
手段により操作者が特定され、制御手段により、特定手
段で特定された操作者に応じて、記憶手段に記憶された
設定情報に従って表示手段の表示が制御される。本態様
によれば、特定手段で操作者が特定され、特定された操
作者に応じて記憶手段に記憶された設定情報に従って表
示手段の表示が制御されるので、操作者に応じて画像形
成システムの操作性を高めることができる。
【0017】なお、上記第1乃至第4の態様において画
像形成システムを特徴づける各構成要素は、画像形成装
置側にあっても付属装置側にあってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
デジタル複写機に適用した実施の形態について説明す
る。
【0019】<構成>図1に示すように、本実施形態の
デジタル複写機1Aは、シートに画像を形成するデジタ
ル複写機本体1と、デジタル複写機本体1に装着(接
続)可能でデジタル複写機本体1から排出されたシート
に綴じ処理や折り処理を施すシート後処理装置2とを備
えている。
【0020】1.デジタル複写機本体 デジタル複写機本体1は、原稿Dの複写画像をシートに
記録する画像形成部902、画像形成部902の上方に
配設され原稿Dに光を照射する光源907を有し原稿D
からの反射光を光学系908を介してCCD201に結
像させ、いわゆるスキャナとして機能する画像入力部2
00、画像形成部902の下部位置に配置され画像形成
部902にシートを1枚ずつ給紙する給紙部909、後
述するようにオペレータを特定(識別)するための情報
検知部300、並びに、これら各部の動作を制御する制
御部950を有して構成されている。
【0021】給紙部909は、デジタル複写機本体1に
着脱自在で、A5サイズのシートを収容するカセット9
10、A4サイズのシートを収容するカセット911、
A3サイズのシートを収容するカセット913を有して
いる。カセット910、911、913には、それぞ
れ、A5サイズのシートをマニュアルで選択するための
A5サイズシートカセット選択スイッチ930、A4サ
イズのシートをマニュアルで選択するためのA4サイズ
シートカセット選択スイッチ931、A3サイズのシー
トをマニュアルで選択するためのA3サイズシートカセ
ット選択スイッチ933が配設されている。シートのサ
イズの選択は、タッチパネル248からも行うことがで
きるが、これら各カセットに配設されたスイッチを押下
することで目視確認を行ってシートのサイズを選択する
ようにしてもよい。なお、給紙部909は、シートを画
像形成部902に向けて搬送するローラ対の回転駆動を
制御すると共に、選択スイッチ930、931、933
のオン・オフ状態を検知して制御部950と通信する給
紙制御部180を有している(図5参照)。
【0022】画像形成部902は、外周面に潜像が形成
可能な円筒状の感光ドラム914を有している。感光ド
ラム914の周囲には、感光ドラム914に潜像形成用
の電荷を帯電させる一次帯電器919、感光ドラム91
4上に後述するハードディスク961(図5参照)に記
憶された画像データに応じて変調されたレーザビームを
出力するレーザユニット922、感光ドラム914に形
成された静電潜像を現像してトナー像とする現像器91
5、シートにトナー像を転写するために帯電させる転写
用帯電器916、シートに転写用帯電器916とは逆極
性に帯電させて感光ドラム914から分離するための分
離帯電器917、及び感光ドラム914を清浄するクリ
ーナ918がそれぞれ配設されている。
【0023】レーザユニット922は、レーザビームを
発生させる半導体レーザ、コリメータレンズを介して半
導体レーザから出力されるレーザビームを1ライン毎の
ビームに変換するポリゴンミラー、ポリゴンミラーから
の走査ライン毎のレーザビームを平行光に変換するfθ
レンズ、fθレンズからの平行光を反射して感光ドラム
914に導くミラー、及び、ポリゴンミラーを回転させ
るモータを有して構成されている。
【0024】感光ドラム914の下流側かつ分離帯電器
917の近傍には、無端搬送ベルト920が巻き掛けら
れたローラが配置されており、無端搬送ベルト920
は、ヒートローラ等を有しシートに形成されたトナー像
を加熱・定着させるための定着器904の近傍に配置さ
れたローラとの間で張架されている。定着器904の下
流側には、画像が形成されたシートをデジタル複写機本
体1から排出するための排出ローラ対905が配設され
ている。無端搬送ベルト920の下部位置、かつ、排出
ローラ対905と感光ドラム914の上流側との間に
は、片面に画像が定着されたシートの他面に画像を形成
して両面印刷を行うためのデュープレックス921が配
置されている。
【0025】また、デジタル複写機本体1の上部位置に
は原稿Dを載置するためのプラテンガラス906が固定
されており、プラテンガラス906の上方には一側がデ
ジタル複写機本体1の端部に固定されており他側が回動
可能にプラテンガラス906を覆うと共に、原稿Dをプ
ラテンガラス906に自動給送可能な原稿自動給送装置
(ADF)940が配置されている。
【0026】図1及び図2に示すように、情報検知部3
00は、プラテンガラス906及び原稿自動給送装置9
40の側方に配されており、デジタル複写機1Aの動作
状態や操作手順等をカラー表示すると共にオペレータに
よる操作で制御部950に操作命令が指示可能なタッチ
パネル248、ICチップやアンテナが埋め込まれたI
Cカードに非接触でICカードに記録された情報を読み
取るカードリーダ181、オペレータの指紋を読み取る
指紋センサ182等を有する情報検知ユニット301、
並びに、情報検知ユニット301の構成要素を制御する
ための各制御部を備えている(図5も参照)。
【0027】図3に示すように、情報検知ユニット30
1は、昇降可能に構成されている。すなわち、情報検知
ユニット301の側方下部には、駆動プーリ186を正
逆転させるステッピングモータからなるユニット昇降モ
ータ183が配置されている。駆動プーリ186の上方
には従動プーリ187が配置されており、駆動プーリ1
86及び従動プーリ187間には、無端ベルト197が
張架されている。無端ベルト197には情報検知ユニッ
ト301を支持する支持板198が固着されている。支
持板198にはロッド状の回動軸190が回動可能に固
定されており、回動軸190は情報検知ユニット301
を貫通して他端側がプラテンガラス906の側方に略垂
直方向に形成されたガイド溝188に挿入されている。
従って、ユニット昇降モータ183を正逆転駆動するこ
とで情報検知ユニット301は、略垂直方向への上下動
(昇降)が可能である。
【0028】また、情報検知ユニット301は、オペレ
ータ側に所定角度傾斜可能に構成されている。図3及び
図4(A)に示すように、情報検知ユニット301から
は、カードリーダ181が配置された面の近傍から支持
板198に向けて固定ピン192が立設されており、固
定ピン192にはバネ199の一端が固定されている。
バネ199の他端は、支持板198の上部かつカードリ
ーダ181が配置された面の奥側から情報検知ユニット
301に向けて立設された固定ピン193に固定されて
いる。従って、バネ199は、回動軸190に対して軸
方向を横切るように斜めに配置されており、所定の引張
力で情報検知ユニット301を支持板198側に引っ張
っている。
【0029】図4(A)に示すように、情報検知ユニッ
ト301の下部位置からは、ガイドピン191及び固定
ピン194が支持板198に向けて突設されている。ガ
イドピン191の先端部は、支持板198に弧状に切り
欠かれたスロット189内に挿入されている。固定ピン
194にはワイヤ252の一端が固定されており、ワイ
ヤ252の他端は、支持板198に固着されたソレノイ
ド196のプランジャに固定されている。また、ワイヤ
252は、支持板198から情報検知ユニット301に
向けて突設された固定ピン195に外接することで弛み
が排除されている。
【0030】図4(B)に示すように、ソレノイド19
6がオン状態となると、プランジャが引き込まれ、バネ
199の引張力に抗して回動軸190を回動中心として
情報検知ユニット301は傾斜状態となる。このとき、
ガイドピン191は、スロット189に対して相対移動
し、スロット189の上端に当接する位置で情報検知ユ
ニット301の傾斜が規制される。従って、情報検知ユ
ニット301は、オペレータ側に所定角度傾斜可能であ
る。
【0031】図5に示すように、制御部950は、中央
演算処理装置として作動するCPU、デジタル複写機1
Aの基本制御プログラムを記憶したROM、CPUのワ
ークエリアとして働くRAM及びこれらを接続する内部
バスで構成されている。制御部950には図示しない外
部バスが接続されている。
【0032】外部バスには、図示しないインターフェー
スを介してパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
いう。)210、上述した給紙制御部180、シート後
処理装置2の制御部149に接続されている。また、外
部バスには、画像入力部200で入力されたアナログ画
像データをデジタルデータに変換するA/D変換部96
0、画像形成部902、画像入力部200又はパソコン
210から送出される画像データや後述する設定情報を
記憶するハードディスク961が接続されている。
【0033】更に、外部バスには、カードリーダ181
を制御するカードリーダ制御部261、サブCPUを有
し指紋センサ182からオペレータの指紋特性を抽出し
て口述するオペレータのIDを特定する指紋センサ制御
部262、タッチパネル248の表示や操作命令を制御
するタッチパネル制御部250、ユニット昇降モータ1
83を正逆駆動させるモータドライバ263、制御部9
50からの2値信号(ハイレベル信号、ローレベル信
号)に応じてソレノイド196をオン・オフさせるソレ
ノイド制御部269、音声ICや増幅回路等を有しスピ
ーカ184を介してオペレータにデジタル複写機1Aの
動作状態や操作手順を音声によって案内する音声出力制
御部264、サブCPUや音声検出・音声認識回路を有
し入力マイク185を介してオペレータの音声による指
示を認識する音声入力制御部265が接続されている。
【0034】また、カードリーダ制御部261はカード
リーダ181に、指紋センサ制御部262は指紋センサ
182に、タッチパネル制御部250はタッチパネル2
48に、モータドライバ263はユニット昇降モータ1
83に、ソレノイド制御部269はソレノイド196
に、音声出力制御部264はスピーカ184に、音声入
力制御部265は入力マイク185に、それぞれ接続さ
れている。なお、これらの接続のうち信号を授受を行う
接続箇所には、情報検知ユニット301の昇降、傾斜を
考慮してフレクシブル基板が用いられている。
【0035】2.シート後処理装置 図6に示すように、シート後処理装置2は、シート後処
理装置2のケーシングとなる装置フレーム2A内に、デ
ジタル複写機本体1から排出されたシートを略水平方向
に排出ローラ対905の反対側に搬送する搬送ユニット
100、搬送ユニット100の下方に斜めに配置されシ
ートの端部を整合可能な整合ユニット20、整合ユニッ
ト20の下流に斜めに配置され複数枚のシートからなる
シート束に綴じ処理を施すステイプラユニット30、ス
テイプラユニット30の下流に斜めに配置されシート束
の所定位置を折り位置として折り処理を施す折りユニッ
ト50、シート束や冊子(折り処理が施されたシート
束)を収積するためのスタック部、及び、シート後処理
装置2の各ユニットを制御する制御部149を有してい
る。
【0036】また、図1に示すように、シート後処理装
置2には、綴じ位置を問わずシート束に綴じ処理を施す
選択をするためのステイプラ選択スイッチ935、端綴
じシートや非綴じシートを昇降トレイ90に排出する選
択をするための端綴じシート/非綴じシート排出トレイ
選択スイッチ936、中綴じ及び折り処理を施したシー
ト束を折シート束排出スタッカ80に排出する選択をす
るための中綴じ+折り処理シート排出トレイ選択スイッ
チ937が配設されている。これらのスイッチは、目視
確認を行うことによって複雑な後処理の設定を補助する
ものであるが、タッチパネル248を操作して選択した
り、ハードディスク961に記憶された設定に従うこと
によって複雑な後処理を正確に行うことも可能である。
【0037】図6に示すように、搬送ユニット100
は、デジタル複写機本体1から順次排出されるシートを
受け取りシート後処理装置2内に案内する搬送ガイド
3、搬送ガイド3の下流に配置されシートを更に下流に
案内する搬入ガイド7、搬送ガイド3と搬入ガイド7と
の間に配設されシートをニップ・搬送する搬送ローラ対
5、搬送ローラ対5の下流近傍に配置され搬入ガイド7
内に搬送されたシートを検出すると共に搬送ユニット1
00内でのシートのジャム発生を検出するシート検知セ
ンサ4、及び、搬入ガイド7の最下流に配設されシート
をニップして排出する排出ローラ対6を有している。
【0038】整合ユニット20は、排出ローラ対6によ
って排出されたシートを積載する処理トレイ8を有して
いる。処理トレイ8は、シートの下流側への搬送を付勢
するために、シート搬送方向を下側としてデジタル複写
機本体1の原稿載置面(プラテンガラス906)に対し
約30°の角度に斜設されている。処理トレイ8上に
は、シートの両端を案内して幅寄せ整合する整合板9が
設けられている。処理トレイ8の下部位置には、図示を
省略した整合モータが配設されており、整合モータのモ
ータ軸にはピニオン15が嵌着されている。ピニオン1
5はラック16に噛合している。整合板9の下側からは
細長矩形状の固定部材が延出されており、固定部材の先
端部は、処理トレイ8の幅方向(図6の紙面手前、奥方
向)に形成された長穴を挿通してラック16に固定され
ている。従って、整合板9は、シートのサイズに応じて
整合モータの回転で処理トレイ8の幅方向に移動可能で
ある。
【0039】処理トレイ8の中央下部には、プーリ軸1
0a、11bにそれぞれプーリ10、11が嵌着されて
おり、プーリ10、11間には無端移送ベルト12が巻
き掛けられている。プーリ軸10aには搬送下ローラ1
8が嵌着されている。搬送下ローラ18の外周部は、処
理トレイ8に形成された切り欠きを介して処理トレイ8
の上面から露出している。プーリ軸10aには、図示し
ない正逆転可能なステッピングモータからの駆動力が伝
達される。
【0040】一方、搬送下ローラ18の上方には、二点
鎖線で示すように搬送下ローラ18に当接する当接位置
と、実線で示すにように搬送下ローラ18から離間した
離間位置との間で移動自在な搬送上ローラ19が配設さ
れている。搬送上ローラ19の当接位置及び離間位置間
の移動は図示しないカム等の動作により行われ、搬送上
ローラ19の回転力はギアを介して上述した図示しない
ステッピングモータから付与される。
【0041】搬入ガイド7の下方かつ処理トレイ8の上
方には、軸17aを中心に回転しシートをシート搬送方
向に付勢するパドル17が配置されている。パドル17
は、一定の弾力を持ったゴム材等の弾性部材が材質とさ
れており、軸17aを中心として放射状に一体形成され
たフィン17bを有している。パドル17は、シートが
処理トレイ8上に排出乃至収積される際に容易に変形
し、シート搬送方向への搬送に適切な付勢力を付与する
ことが可能である。
【0042】無端移送ベルト12には、処理トレイ8上
に収積されたシート束の一側端部に端面で当接しシート
束を昇降トレイ90側に押し出す押し出し爪13が固着
されている。押し出し爪13にはホームポジション(以
下、HP位置と略称する。)が設定されており、HP位
置は、押し出し爪13の端面がプーリ軸10aの真下に
位置するところとされている。無端移送ベルト12の下
側には、押し出し爪13のHP位置を検出するために、
押し出し爪13と係合する検出アームと透過型一体セン
サからなるアーム検出センサとが配設されている。
【0043】また、処理トレイ8のステイプラユニット
30側の上方には、斜設された処理トレイ8上を自重で
シート搬送方向に落下するように付勢されかつパドル1
7の回転によって更に付勢されるシートの一端を規制・
整合するストッパ21が配置されている。ストッパ21
は、脚部と腕部とを有する断面略J字状の形状を有して
いる。ストッパ21の腕部の一側は、不図示のソレノイ
ドのプランジャに固定されており、腕部の他側はバネに
より所定の引張力で引っ張られている。ストッパ21
は、図示を省略したソレノイドのオン・オフにより、腕
部の略中央に位置する支持軸を支点として、脚部底面
(脚部の先端)が、実線で示すように処理トレイ8の上
面に当接する規制位置と、二点鎖線で示すにように処理
トレイ8の上面から退避した退避位置との間で移動自在
とされている。
【0044】押し出し爪13は、通常時(搬送上ローラ
19が離間位置にあり、かつ、ストッパ21が退避位置
にあるとき)には、昇降トレイ90側に移動可能であ
る。従って、規制位置に位置するストッパ21で一側端
部が整合されたシート束を押し出し爪13で昇降トレイ
90側に搬送したり、押し出し爪13をHP位置に位置
させた状態で、一側端部が整合されたシート束を搬送下
ローラ18と当接位置に位置する搬送上ローラ19とで
ニップしてステイプラユニット30側に搬送することが
可能である。
【0045】ステイプラユニット30は、整合ユニット
20の下流に配置され、シート束を搬送するための搬送
通路39を挟んで下方にステープル針のカートリッジを
有しステープル針を打ち出すヘッドアセンブリ31と、
上方にヘッドアセンブリ31から打ち出されたステイプ
ル針の先端部を受けて折り曲げるアンビルアセンブリ3
2とを有している。ステイプラユニット30は、搬送下
ローラ18と搬送上ローラ19とでニップ・搬送された
シート束の搬送距離に応じて、端部や中央部に綴じ処理
を行う機能を有しており、ヘッドアセンブリ31及びア
ンビルアセンブリ32をシート搬送方向と交差する方向
へ支持・案内するための円柱状の案内ロッド33、34
を介して、シート束の複数箇所にステイプル針の綴じ処
理を施すことが可能である。なお、ステイプラユニット
30は、二点鎖線で示すユニット体として構成されてお
り、ステイプル針の補充が可能なように、シート後処理
装置2から図6の紙面手前側に引き出し可能に構成され
ている。
【0046】折りユニット50は、ステイプラユニット
30の下流に二点鎖線で示されるユニット体として構成
されると共に、ステイプルユニット30と同様に、シー
ト後処理装置2から引き出可能な構造を有している。
【0047】折ユニット50の入口には、シート束をニ
ップして下流に搬送する束搬送上ローラ51及び束搬送
下ローラ52が配設されている。束搬送上ローラ51及
び束搬送下ローラ52の下流には、これらのローラ対に
より搬送されてくるシート束を更に下流に案内するため
の束搬送ガイド53が配設されている。束搬送ガイド5
3のシート束搬送経路には、シート束の先端部を検出す
る透過一体型の端部検出センサ54が配置されており、
制御部149は、端部検出センサ54のシート束先端検
出信号に基づいて束搬送上ローラ51と束搬送下ローラ
52とを圧接させると共に、シート束の搬送方向の折り
位置の設定制御を行う。
【0048】束搬送上ローラ51は、束搬送下ローラ5
2と圧接する実線位置と、束搬送下ローラ52と離間す
る位置(図6の二点鎖線参照)との間で移動可能に構成
されており、束搬送上ローラ51と束搬送下ローラ52
とは、シート束の先端部が端部検出センサ54で検出さ
れる迄は離間状態をとり、シート束の先端部が端部検出
センサ54で検出されると圧接状態をとる。この圧接状
態にほぼ同期して、搬送上ローラ19は当接位置から離
間位置へ移行し、シート束の下流側への搬送は束搬送上
ローラ51と束搬送下ローラ52との圧接搬送に引き継
がれる。
【0049】搬送ガイド53の下方には、シート束を折
るために、シート束の搬送方向と交差する方向に互いに
圧接するように付勢され、夫々が回転駆動される折りロ
ーラ57a、57bからなるローラ対が配設されてい
る。折りローラ57a、57bは、シート束を折るとき
に少なくとも1回転以上回転するローラ径(例えば、φ
40mm)とされている。
【0050】また、搬送ガイド53の下流でシート束の
搬送方向と交差する方向には、折りローラ57a、57
bの圧接位置近傍まで先端エッジが移動し、折りローラ
57a、57bの圧接位置にシート束を押し込む突き板
55が配置されている。突き板55はステンレス製で、
先端エッジの板厚は0.25mm程度とされている。
【0051】折りローラ57a、57bの上方周囲に
は、束搬送ガイド53のシート束のガイドを支援する断
面略円弧状のバックアップガイド59a、59bが配設
されている。バックアップガイド59a、59bは、突
き板55のシート束の搬送方向とは交差する方向での上
下移動と連動し、突き板55の先端エッジが折りローラ
57a、57bのニップ近傍まで移動したときに、折り
ローラ57a、57bのシート束に対する周面を開口可
能に構成されている。
【0052】折りユニット50の下流には、シート後処
理装置2の底部位置に、整合ユニット20、ステイプラ
ユニット30及び折りユニット50の配置傾斜とは反対
の傾斜面を有し折りユニット50で折り処理が施された
シート束をストックする折りシート束排出スタッカ80
が配置されている。折りシート束排出スタッカ80の上
方には、一端が回動可能に固定され排出されるシート束
を折りシート束排出スタッカ80の傾斜面による落下力
と相俟ってバネ等の付勢力により押える折りシート押え
81が配置されている。
【0053】また、デジタル複写機本体1とは反対側の
装置フレーム2Aの側面には、装置フレーム2Aに対し
て垂直方向に昇降可能な昇降トレイ90が配置されてい
る。昇降トレイ90は、昇降トレイ支持部92で支持さ
れている。昇降トレイ支持部92は、図示を省略した昇
降トレイモータによりベルトを介して昇降する。なお、
昇降トレイ90は、図6に示す実線位置と二点鎖線位置
との上限、下限間で昇降可能とされている。
【0054】昇降トレイ90は補助トレイを有してお
り、補助トレイは大サイズシート等を収積する際に昇降
トレイ90から引き出されて使用される。また、整合ユ
ニット20のプーリ11の下側には、昇降トレイ90上
のシート最上面を検出する紙面センサ93が配置されて
いる。更に、装置フレーム2Aの昇降トレイ90側の側
面には、昇降トレイ90が昇降移動する際に昇降トレイ
90上のシートの後端をガイドする後端ガイド94が配
置されている。
【0055】制御部149は、CPU、CPUが実行す
るプログラムやプログラムデータを予め記憶したRO
M、CPUのワークエリアとして機能すると共にデジタ
ル複写機本体1の制御部950から受信した制御データ
等を記憶するRAM及びインターフェース等を含んで構
成されている。また、図5に示すように、制御部149
には、外部バスを介して、ステイプラ選択スイッチ93
5、端綴じシート/非綴じシート排出トレイ選択スイッ
チ936、中綴じ+折り処理シート排出トレイ選択スイ
ッチ937が接続されている。
【0056】シート後処理装置2は、デジタル複写機本
体1から排出された複数枚のシートの端部を整合ユニッ
ト20で揃えて昇降トレイ90に搬送させたり、ステイ
プラユニット30で端綴じ処理を施してシート束として
昇降トレイ90に搬送させたり、ステイプラユニット3
0で中綴じ処理を施して更に折りユニット50で折り処
理を施して冊子として折りシート束排出スタッカ80に
排出したり、ステイプラユニット30による綴じ処理を
施さないで折りユニット50で折り処理を施して冊子と
して折りシート排出スタッカ80に排出する等、シート
に対して種々の後処理を施すことが可能である。
【0057】<動作>次に、本実施形態のデジタル複写
機1Aによる設定情報の登録・更新、デジタル複写機1
Aの動作の順に説明する。
【0058】1.設定情報の登録・更新 下表1に示すように、デジタル複写機本体1のハードデ
ィスク961には、予めオペレータ毎に、オペレータに
固有のオペレータ情報と、オペレータが任意に設定可能
なシステム設定情報とを含む設定情報がテーブル形式で
記憶(格納)されている。
【0059】
【表1】
【0060】オペレータ情報には、オペレータを特定
(識別)するためのID、氏名、年齢、身長、障害の有
無、障害の内容、国籍が含まれている。IDには、例え
ば、社員(職員)番号等のユニークな識別番号を用いる
ことができる。また、障害の内容は、色覚障害(いわゆ
る色盲)、視覚障害(いわゆる盲)、非識字(いわゆる
文盲)、弱視力、身体障害(例えば、車椅子を使用する
者)、指の震え等が挙げられる。これらの障害の内容及
び国籍は、ハードディスク961内にコード化されて格
納されている。オペレータ情報は、図示を省略したネッ
トワークを介して人事データの一部とリンク可能なパソ
コン210からハードディスク961に格納され、必要
に応じて更新される。
【0061】一方、システム設定情報は、各オペレータ
がデジタル複写機本体1、タッチパネル248、シート
後処理装置2の設定をカスタマイズするための情報であ
る。表1に示したシステム設定情報は特定のオペレータ
により設定された一例であり、デジタル複写機本体1で
の設定は等倍、A4サイズ縦、タッチパネル248の表
示設定では拡大文字表示(図7(B)参照)、シート後
処理装置2での設定はシート束の左上にステイプル針で
綴じ処理を施す左上綴じを示している。システム設定情
報の登録・更新は、図7(A)、(B)に示すように、
タッチパネル248の「登録」を選択して、デジタル複
写機本体1、タッチパネル248、シート後処理装置2
毎に表示される別画面による選択メニューから指タッチ
により入力(選択)が可能である。なお、タッチパネル
248が表示可能な言語は日本語、英語、フランス語、
ドイツ語、中国語、韓国語であり、オペレータ情報の国
籍に対応する言語がない場合には、システム設定情報の
「タッチパネル」の「情報の内容」でこれらの言語の中
からオペレータが理解可能な1の言語の選択が可能であ
る。制御部950のCPU(以下、単にCPUと略称す
る。)は、タッチパネル制御部250からシステム設定
情報の登録・更新データが送出されると、ハードディス
ク961に当該情報を記憶させる。
【0062】2.動作 CPUは、カードリーダ制御部261、指紋センサ制御
部262、タッチパネル制御部250のいずれかからI
Dを受信するまで待機する。すなわち、オペレータがI
Dを記憶したICカードをカードリーダ181に近づけ
ると、カードリーダ181はICカードに記憶されたI
Dを読み取り、カードリーダ制御部261はCPUに当
該IDを送出する。また、オペレータが指紋センサ18
2に指を接触させると、指紋センサ182は指紋を読み
取り、指紋センサ制御部262は指紋特性を抽出して一
致した指紋特性に対応するIDをCPUに送出する。ま
た、オペレータがタッチパネル248の所定のボタンを
押下(指タッチ)してID等を入力すると(例えば、I
Dが「123」のとき、IDの入力であることを識別さ
せるための「*」及び「#」を加えた「*、1、2、
3、#」とスタートボタンを押下すると)、タッチパネ
ル制御部250は入力されたIDをCPUに送出する。
CPUは、IDを受信すると、ハードディスク961内
の同一IDを検索して、一致するIDに対応する設定情
報を取得する。
【0063】次に、CPUは、タッチパネル248に表
示される画像を、取得した設定情報に従って設定させ
る。すなわち、年齢が所定以上(例えば、60歳)か否
かを判断し、肯定判断のときは、タッチパネル248に
表示される画像の濃度(コントラスト)を高めるため
に、濃度デフォルト値(例えば、1)をタッチパネル制
御部250へ送出し、否定判断のときは、通常(標準)
の設定を維持するために、通常の濃度デフォルト値(例
えば、0)をタッチパネル制御部250へ送出する。こ
れにより、タッチパネル制御部250はタッチパネル1
81に表示される画像の濃度を変更する。
【0064】続いて、CPUは、言語のデフォルト値を
タッチパネル制御部250へ送出し、オペレータの国籍
又は選択された言語によりタッチパネル248の画像を
表示させる。また、CPUは、IDに対応する氏名のデ
ータを言語のデフォルト値をタッチパネル制御部250
へ送出し、タッチパネル248の画像を表示させる(図
7(A)、(B)参照)。
【0065】また、CPUは、障害の有無を判断し、障
害有りの場合に色覚障害者のときは、そのデフォルト値
をタッチパネル制御部250へ送出する。これにより、
タッチパネル248に表示される画像の色は、色覚障害
者が識別可能な色(例えば、モノクロ)に変更される
(図7(A)参照)。また、弱視力者のとき又は指の震
えを有する者のときは、そのデフォルト値をタッチパネ
ル制御部250へ送出することにより、タッチパネル2
48は拡大文字表示で表示される(図7(B)参照)。
なお、弱視力や指の震え等を有しない健常者の場合で
も、表1に示すように、システム設定情報が拡大文字表
示に設定されたときは、同様に、デフォルト値がタッチ
パネル制御部250へ送出されタッチパネル248は拡
大文字表示で表示される。
【0066】次いで、CPUは、情報検知ユニット30
1の高さ及び角度を変更させる。すなわち、CPUは、
障害有りの場合に車椅子を使用する身体障害者のとき
は、モータドライバ263にユニット昇降モータ183
を駆動させ最も低い位置(図2の一点鎖線参照)まで情
報検知ユニット301を下降させる。また、CPUは、
ソレノイド制御部269にハイレベル信号を送出しソレ
ノイド196をオン状態とさせる。これにより、図4
(B)に示すガイドピン191はスロット189の上端
に当接して情報検知ユニット301は約30°傾斜し、
車椅子を使用する身体障害者はタッチパネル248が見
やすくなる。一方、CPUは、障害無しの場合には、予
めROMに記憶されており初期設定でRAMに展開され
ている身長と情報検知ユニット301の高さとの対応テ
ーブルを参照して、ハードディスク961から取得した
オペレータの身長から情報検知ユニット301の高さを
取得する。このような対応テーブルは、例えば、身長が
5cm異なる毎に情報検知ユニット301の高さ位置の
対応情報を有するテーブル等を用いることができ、按分
計算することで各オペレータの身長に対応する情報検知
ユニット301の高さ位置を得ることができる。そし
て、按分計算された高さ位置に相当するパルス数を演算
してモータドライバ263に送出することで、モータド
ライバ263にユニット昇降モータ183を駆動させ
る。
【0067】次に、CPUは、取得したデジタル複写機
本体1の「情報の内容」(等倍、A4サイズ縦)、シー
ト後処理装置2の「情報の内容」(左上綴じ))をタッ
チパネル制御部250を介してタッチパネル248に表
示させ、オペレータによるコピー枚数の入力や設定の変
更後にスタートボタンが押下されるまで待機する(図7
(A)、(B)の状態)。
【0068】一方、CPUは、障害有りの場合に視覚障
害者、非識字者のときは、タッチパネル248からの入
力が困難なため、音声出力制御部264及び音声入力制
御部265を作動させ、オペレータとの音声による対話
でコピー枚数や設定の変更を行う。すなわち、音声出力
制御部264を介してスピーカ184から現在の設定状
態を案内する。例えば、「等倍に設定されています。こ
れでよいですか。」等の音声案内(質問)を行い、オペ
レータからの音声による「はい」、「いいえ」の回答
を、入力マイク185を介して音声入力制御部265の
音声認識回路により取得する。音声認識回路が「はい」
又は「いいえ」のいずれとも認識不能のときは、「音声
を認識できませんでしので、再度お尋ねします。」+
「等倍に設定されています。これでよいですか。」等の
音声案内を行い、同様に、オペレータからの回答を取得
する。回答が「いいえ」のときは、「倍率を変えます
か。」「何%にしますか。」等の音声案内を行い順次オ
ペレータが希望する設定を取得していく。また、オペレ
ータは「何%にしますか。」の音声案内に対して、例え
ば「71」等の短い回答を行う。音声入力制御部265
は、原則としてオペレータからの音声による回答を繰り
返すことによりオペレータに回答を確認させ、オペレー
タの正確な指示を認識する。なお、タッチパネル248
の場合と同様に、オペレータは音声によりシステム設定
情報の登録・更新も可能である。
【0069】原稿自動自動給送装置940に原稿Dがセ
ットされ、オペレータによりタッチパネル248のスタ
ートボタンが押下されるか、又は、入力マイク185を
介して音声入力制御部265でオペレータの「スター
ト」の回答が認識されると、CPUはタッチパネル制御
部250又は音声入力制御部265から送出されたデジ
タル複写機1Aの全設定情報を取り込む。以下、説明を
簡単にするために、デジタル複写機1Aの全設定情報が
表1及び図7(B)に示したシステム設定情報として説
明する。なお、このようなタッチパネル248による選
択又は設定の一部又は全部は、パソコン210からや図
1に黒丸で示したステイプラ選択スイッチ935等のマ
ニュアルスイッチで入力するようにしてもよい。
【0070】CPUは、画像入力部200で読み取った
画像データを、A/D変換部960を介して取り込み、
順次ハードディスク961に格納する。なお、原稿自動
給送装置940を用いて画像を読み取る場合には原稿自
動給送装置940内の図示しないエンプティセンサから
の信号により原稿Dの読み取り終了を判断することが可
能である。原稿自動給送装置940を用いないで1枚ず
つ画像を読み取る場合には、オペレータに、例えば、
「#」等の画像読み取り終了ボタンの押下を求め、その
ボタンが押下されたときに、読み取りが終了したと判断
する。
【0071】次いで、CPUは、シート後処理装置2の
制御部149にシート後処理装置2に関連する設定情報
を送出し、ハードディスク961内の画像データに従い
画像形成部902にシートへの画像形成を実行させる。
すなわち、制御部950から給紙信号(A4サイズ)が
出力されると、給紙制御部180は、ローラ対を回転駆
動させてカセット911からA4シートを給紙する。シ
ートは、給紙部909内のローラ対で斜行が補正され、
更にタイミングが合わされて画像形成部902へ向けて
搬送される。CPUは1シート分の画像データを1ライ
ン毎にレーザユニット922から感光ドラム914に照
射させる。感光ドラム914は予め一次帯電器919で
帯電されており、照射光により感光ドラム914に静電
潜像が形成される。この静電潜像は現像器915により
現像されトナー像が感光ドラム914上に形成される。
【0072】画像形成部902では、感光ドラム914
のトナー像が、転写用帯電器916により、給紙された
シート上に転写される。トナー像が転写されたシート
は、分離帯電器917により転写用電器916と逆極性
に帯電されて感光ドラム914から分離される。更に、
分離されたシートは、無端搬送ベルト920により定着
器904に搬送され、定着器904でシートに転写画像
が永久定着され、シート上に画像が形成(記録)され
る。両面印刷のときは、デュープレックス921を介し
てシートの他面に画像が形成される。そして、画像が形
成されたシートは、順次、排出ローラ対905によりデ
ジタル複写機本体1からシート後処理装置2側に排出さ
れる。
【0073】一方、シート後処理装置2の制御部149
は、デジタル複写機本体1の制御部950のCPUから
シート後処理装置2に関連する設定情報を受信すると、
ステイプラスライドモータ42を駆動してヘッドアセン
ブリ31及びアンビルアセンブリ32を初期位置へ移動
させると共に、不図示のソレノイドをオン状態としてス
トッパ21を規制位置に位置させる。次いで、搬送モー
タを駆動し、搬送ローラ対5、排出ローラ対6の駆動ロ
ーラを回転させて複写機本体1からのシートを処理トレ
イ8に排出させ、整合板9を移動させる整合モータ及び
パドル17を回転させるパドルモータを駆動する。シー
トは、幅方向両端を整合板9で整合され、シートの端部
はストッパ21の脚部側面まで移送されて停止する。こ
れを特定枚数分繰り返すことで、シート束がストッパ2
1に規制された状態となる。
【0074】次に、シート束がストッパ21に規制され
た状態で搬送上ローラ19を搬送下ローラ18側に移動
させシート束を挟持(ニップ)した後、不図示のソレノ
イドをオフ状態としてストッパ21を退避位置に位置さ
せる。次いで、図示しないステッピングモータを所定ス
テップ数駆動する。この駆動により、搬送上ローラ19
及び搬送下ローラ18は、シート束を挟持したままステ
イプラユニット30側に、シート束の綴じ位置が初期位
置にあるヘッドアセンブリ31のヘッド位置となるま
で、シート束を移送して、ヘッドアセンブリ31、アン
ビルアセンブリ32でシート束の左上に綴じ処理を行
う。
【0075】そして、綴じ処理が完了すると、昇降トレ
イ90側にシート束を搬送する。すなわち、搬送下ロー
ラ18、搬送上ローラ19及び移送ベルト12を昇降ト
レイ90側に駆動させ、綴じ処理後のシート束の搬送
を、搬送下ローラ18及び搬送上ローラ19によるニッ
プ搬送から押し出し爪13に引き渡させる。押し出し爪
13がシート束を昇降トレイ90側へ押し出すことで
(図6の状態)、シート束は昇降トレイ90に積載され
る。シート束が昇降トレイ90に積載されると、昇降ト
レイモータを回転させて昇降トレイ90を一定量下降さ
せ、この後昇降トレイモータを逆転させることで、紙面
センサ93がシート最上面を検出する位置まで昇降トレ
イ90を上昇させ、次のシート束が載置されるまでこの
位置で待機させる。
【0076】<作用等>次に、本実施形態のデジタル複
写機1Aの作用等について説明する。
【0077】デジタル複写機1Aの制御部950(CP
U)は、ICカード、オペレータの指紋、タッチパネル
248の入力で特定されたIDによりハードディスク9
61に格納されたオペレータ情報に従ってタッチパネル
248に表示される画像をオペレータに応じて変化させ
る。すなわち、オペレータが、高齢者の場合には画像の
濃度を変更することでコントラストを高め、色覚障害者
の場合には色を変更して表示される画像を識別可能と
し、弱視力者又は指の震えを有する者の場合には拡大文
字表示で表示し、言語もオペレータに応じて変更するの
で、オペレータの特性に応じて使いやすいデジタル複写
機とすることができる。このため、デジタル複写機1A
を使用することでオペレータは効率よく事務作業を行う
ことができる。なお、指の震えを有する者のときに拡大
文字表示で表示するのは、図7(B)からも明らかなよ
うに、タッチパネル248に表示されるボタンのサイズ
を大きくすることで誤って隣りのボタンを押下(タッ
チ)することを防止するためである。
【0078】また、デジタル複写機1Aは、ユニット昇
降モータ183及びソレノイド196で情報検知ユニッ
ト301(タッチパネル248)の高さ及び角度を調整
(変更)することができるので、車椅子を使用する身体
障害者にとってタッチパネル248に表示された画像を
見やすくすることができる。更に、健常者の場合にもオ
ペレータの身長に合わせて情報検知ユニット301の高
さを調整するので、タッチパネル248への入力操作を
楽な姿勢で行うことができる。しかも、デジタル複写機
1Aは、音声出力制御部264及び音声入力制御部26
5を作動させて音声による案内を行い音声による入力を
許容するので、視覚障害者又は非識字者にとっても使用
しやすいデジタル複写機を実現することができる。
【0079】更に、デジタル複写機1Aでは、オペレー
タが任意にデジタル複写機本体1やシート後処理装置2
のシステム設定情報を登録して(予めハードディスク9
61内に記憶させて)オペレータ毎にカスタマイズする
ことで、オペレータに応じて繰り返して入力される同一
内容の入力を省略することができるので、オペレータに
よるデジタル複写機1Aの設定時間の短縮や設定ミスを
防止することができる。従って、オペレータの事務作業
の効率を一層高めることが可能である。
【0080】なお、本実施形態では、画像形成装置にデ
ジタル複写機を例示したが、本発明はこれに限らず、プ
リンタ等の画像形成を行う装置一般に適用可能であり、
付属装置にシート後処理装置2を例示したが、例えば、
ソータや大容量給紙ユニット(LCT)を付属装置とし
たデジタル複写機にも適用可能である。
【0081】また、本実施形態では、非接触型のICカ
ード及びカードリーダ181を例示したが、磁気ストラ
イプを有するカード状記録媒体や磁気ストライプを読み
取る接触型のカードリーダを使用するようにしてもよ
い。このようにすれば、低コストのカード状記録媒体を
使用できるので、ランニングコストを低減させることが
できる。
【0082】更に、本実施形態では、情報検知手段とし
てカードリーダ181、指紋センサ182、タッチパネ
ル248を例示したが、オペレータに固有の網膜特性を
検知する網膜検知装置やオペレータの顔の特徴を解析し
てオペレータを特定する画像解析装置等を用いるように
してもよい。また、本実施形態では、カードリーダ18
1、指紋センサ182、タッチパネル248で検知した
IDによりデジタル複写機1Aの操作を許容する例を示
したが、これらの制御部のうち複数から同一IDが制御
部950に送出されたときにデジタル複写機1Aの操作
を許容するようにすれば、デジタル複写機1Aのセキュ
リティを高めることができる。更にまた、ハードディス
ク961に記憶させたオペレータ情報については、タッ
チパネル248や入力マイク185を介してのアクセス
を不能にすることで、オペレータのプライバシーを保護
することができる。
【0083】そして、本実施形態では、ICカードにI
Dが記憶されており、ハードディスク961に設定情報
が記憶されている例を示したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば、ハードディスク961に設定情報を記憶さ
せず、ICカードに表1に示した設定情報のうちIDを
除く又はIDを含めた全ての情報の内容を記憶させて、
カードリーダ181でICカードに記憶された設定情報
を読み取るようにしてもよい。このようにすれば、ハー
ドディスク961にパソコン210から設定情報を送出
する手間を省くことが可能となる。また、ICカードに
システム設定情報のみ記憶させ、IDを指紋センサ18
2又はタッチパネル248から入力するようにしてもよ
い。このようにすれば、IDによりオペレータ毎にタッ
チパネル248等を最適な事務作業状態とすることがで
きると共に、オペレータが属するグループ等に共有のI
Cカードにより共通のシステム設定情報を利用すること
ができるので、入力時間の短縮や入力ミスを防止するこ
とができる。このとき、システム設定情報の異なる複数
のICカードを準備しておき、事務作業毎にICカード
を選択するようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の態
様によれば、操作者毎に設定情報を設定することで、操
作者毎の画像形成システムの設定がなされるので、操作
者に応じて画像形成システムの操作性を高めることがで
き、第2の態様によれば、操作者毎に表示手段の設定情
報を設定することで、操作者毎の表示手段の設定がなさ
れるので、操作者に応じて画像形成システムの操作性を
高めることができ、第3の態様によれば、特定手段で操
作者が特定され、特定された操作者に応じて記憶手段に
記憶された設定情報に従って画像形成システムが制御手
段により制御されるので、操作者に応じて画像形成シス
テムの操作性を高めることができ、第4の態様によれ
ば、特定手段で操作者が特定され、特定された操作者に
応じて記憶手段に記憶された設定情報に従って表示手段
の表示が制御されるので、操作者に応じて画像形成シス
テムの操作性を高めることができる、という効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な実施形態のデジタル複写機
の一部破断正面図である。
【図2】デジタル複写機本体の情報設定ユニット近傍を
模式的に示す外観斜視図である。
【図3】デジタル複写機本体の情報設定ユニット近傍を
模式的に示す一部破断正面図である。
【図4】デジタル複写機本体のタッチパネルの傾斜機構
を模式的示す側断面図であり、(A)はタッチパネルが
通常角度の状態を示し、(B)はタッチパネルが傾斜し
た状態を示す。
【図5】デジタル複写機本体の制御部のブロック回路図
である。
【図6】シート後処理装置の正断面図である。
【図7】デジタル複写機本体のタッチパネルに表示され
た画像を模式的に示す平面図であり、(A)は通常又は
濃度を高めたときのタッチパネルの表示状態を示し、
(B)は拡大文字表示をしたときのタッチパネルの表示
状態を示す。
【符号の説明】
1 デジタル複写機本体(画像形成装置) 1A デジタル複写機(画像形成システム) 2 シート後処理装置(付属装置) 181 カードリーダ(情報検出手段の一部、特定手段
の一部) 182 指紋センサ(情報検出手段の一部、特定手段の
一部) 183 ユニット昇降モータ(調整手段の一部) 184 スピーカ(音声案内手段の一部) 185 入力マイク(情報検出手段の一部、音声入力手
段の一部、特定手段の一部) 196 ソレノイド(調整手段の一部) 248 タッチパネル(情報検出手段の一部、表示手段
の一部、特定手段の一部) 250 タッチパネル制御部(情報検出手段の一部、表
示手段の一部、特定手段の一部) 261 カードリーダ制御部(情報検出手段の一部、特
定手段の一部) 262 指紋センサ制御部(情報検出手段の一部、特定
手段の一部) 263 モータドライバ(調整手段の一部) 264 音声出力制御部(音声案内手段の一部) 265 音声入力制御部(情報検出手段の一部、音声入
力手段の一部、特定手段の一部) 269 ソレノイド制御部(調整手段の一部) 950 制御部(制御手段) 961 ハードディスク(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅尾 雄介 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 (72)発明者 相澤 祥子 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 BB10 CQ04 CQ27 CQ30 CQ31 HJ07 HK11 HN04 2H027 ED30 EJ05 GA19 GA41 GA42 GA44 GA48 GB05 GB14 GB19 GB20 5C062 AA05 AB17 AB23 AC02 AC05 AD01 AF12 BA00

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに画像を形成する画像形成装置
    と、前記画像形成装置に接続される少なくとも1つの付
    属装置とで構成される画像形成システムにおいて、 前記画像形成システムの設定情報を検知する情報検知手
    段と、 前記情報検知手段により検知された設定情報に応じて前
    記画像形成システムを制御する制御手段と、を備えた画
    像形成システム。
  2. 【請求項2】 シートに画像を形成する画像形成装置
    と、前記画像形成装置に接続される少なくとも1つの付
    属装置とで構成される画像形成システムにおいて、 前記画像形成システムの動作状態乃至操作手順を表示す
    る表示手段と、 前記表示手段の設定情報を検知する情報検知手段と、 前記情報検知手段により検知された設定情報に応じて前
    記表示手段を制御する制御手段と、を備えた画像形成シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記設定情報には前記画像形成システム
    についての設定情報を含み、前記制御手段は、前記設定
    情報に従って前記画像形成システムを制御することを特
    徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記情報検知手段によ
    り検知された設定情報に応じて、前記表示手段に表示さ
    れる画像の色、濃度及び大きさのうち少なくとも1つを
    変化させるように制御することを特徴とする請求項2又
    は請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記情報検知手段によ
    り検知された設定情報に応じて、前記表示手段に表示さ
    れる言語を変化させるように制御することを特徴とする
    請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成
    システム。
  6. 【請求項6】 前記表示手段の高さ及び若しくは角度を
    調整する調整手段を更に備え、前記制御手段は、前記情
    報検知手段により検知された設定情報に応じて、前記表
    示手段の高さ及び若しくは角度を調整するように前記調
    整手段を制御することを特徴とする請求項2乃至請求項
    5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記画像形成システムの動作状態乃至操
    作手順を音声によって案内する音声案内手段を更に備
    え、前記制御手段は、前記情報検知手段により検知され
    た設定情報に応じて、前記音声案内手段を作動させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記画像形成システムの設定情報を操作
    者の音声により入力するための音声入力手段を更に備
    え、前記制御手段は、前記情報検知手段により検知され
    た設定情報に応じて、前記音声案内手段及び音声入力手
    段を作動させることを特徴とする請求項7に記載の画像
    形成システム。
  9. 【請求項9】 前記情報検知手段は、外部記録媒体から
    前記設定情報を検知することを特徴とする請求項1乃至
    請求項8のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 前記外部記録媒体は、前記情報検知手
    段に非接触で前記設定情報の検知を許容する非接触型記
    録媒体であることを特徴とする請求項9に記載の画像形
    成システム。
  11. 【請求項11】 前記情報検知手段は、操作者によるキ
    ー入力により前記設定情報を検知することを特徴とする
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像形成
    システム。
  12. 【請求項12】 シートに画像を形成する画像形成装置
    と、前記画像形成装置に接続される少なくとも1つの付
    属装置とで構成される画像形成システムにおいて、 操作者を特定するための特定手段と、 操作者に対応して前記画像形成システムの設定情報を予
    め記憶した記憶手段と、 前記特定手段により特定された操作者に応じて、前記画
    像形成システムを前記記憶手段に記憶された設定情報に
    従って制御する制御手段と、を備えた画像形成システ
    ム。
  13. 【請求項13】 シートに画像を形成する画像形成装置
    と、前記画像形成装置に接続される少なくとも1つの付
    属装置とで構成される画像形成システムにおいて、 前記画像形成システムの動作状態乃至操作手順を表示す
    る表示手段と、 操作者を特定するための特定手段と、 操作者に対応して前記表示手段の設定情報を予め記憶し
    た記憶手段と、 前記特定手段により特定された操作者に応じて、前記表
    示手段を前記記憶手段に記憶された設定情報に従って表
    示するように制御する制御手段と、を備えた画像形成シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記特定手段により
    特定された操作者に応じて、前記表示手段に表示される
    画像の色、濃度及び大きさのうち少なくとも1つを変化
    させるように制御することを特徴とする請求項13に記
    載の画像形成システム。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記特定手段により
    特定された操作者に応じて、前記表示手段に表示される
    言語を変化させるように制御することを特徴とする請求
    項13又は請求項14に記載の画像形成システム。
  16. 【請求項16】 前記表示手段の高さ及び若しくは角度
    を調整する調整手段とを更に備え、前記制御手段は、前
    記特定手段により特定された操作者に応じて、前記表示
    手段の高さ及び若しくは角度を調整するように前記調整
    手段を制御することを特徴とする請求項13乃至請求項
    15のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  17. 【請求項17】 前記画像形成システムの動作状態乃至
    操作手順を音声によって案内する音声案内手段を更に備
    え、前記制御手段は、前記特定手段により特定された操
    作者に応じて、前記音声案内手段を作動させることを特
    徴とする請求項12乃至請求項16のいずれか1項に記
    載の画像形成システム。
  18. 【請求項18】 前記画像形成システムの設定情報を操
    作者の音声により入力するための音声入力手段を更に備
    え、前記制御手段は、前記特定手段により特定された操
    作者に応じて、前記音声案内手段及び音声入力手段を作
    動させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成
    システム。
  19. 【請求項19】 前記特定手段は、外部記録媒体から操
    作者を特定することを特徴とする請求項12乃至請求項
    18のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  20. 【請求項20】 前記外部記録媒体は、前記特定手段に
    非接触で前記操作者の特定を許容する非接触型記録媒体
    であることを特徴とする請求項19に記載の画像形成シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 前記特定手段は、操作者によるキー入
    力により操作者を特定することを特徴とする請求項12
    乃至請求項18のいずれか1項に記載の画像形成システ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記特定手段は、操作者の指紋により
    操作者を特定することを特徴とする請求項12乃至請求
    項18のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  23. 【請求項23】 シートに画像を形成する画像形成装置
    において、 前記画像形成装置の設定情報を検知する情報検知手段
    と、 前記情報検知手段により検知された設定情報に応じて前
    記画像形成装置を制御する制御手段と、を備えた画像形
    成装置。
  24. 【請求項24】 シートに画像を形成する画像形成装置
    において、 前記画像形成装置の動作状態乃至操作手順を表示する表
    示手段と、 前記表示手段の設定情報を検知する情報検知手段と、 前記情報検知手段により検知された設定情報に応じて前
    記表示手段を制御する制御手段と、を備えた画像形成装
    置。
  25. 【請求項25】 シートに画像を形成する画像形成装置
    において、 操作者を特定するための特定手段と、 操作者に対応して前記画像形成装置の設定情報を予め記
    憶した記憶手段と、 前記特定手段により特定された操作者に応じて、前記画
    像形成装置を前記記憶手段に記憶された設定情報に従っ
    て制御する制御手段と、を備えた画像形成装置。
  26. 【請求項26】 シートに画像を形成する画像形成装置
    において、 前記画像形成装置の動作状態乃至操作手順を表示する表
    示手段と、 操作者を特定するための特定手段と、 操作者に対応して前記画像形成装置の設定情報を予め記
    憶した記憶手段と、 前記特定手段により特定された操作者に応じて、前記画
    像形成装置を前記記憶手段に記憶された設定情報に従っ
    て制御する制御手段と、を備えた画像形成装置。
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