JP5094354B2 - シート処理装置及び画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、中折り処理された冊子束に対して所定の処理を施すシート処理装置、及びこの処理機能を有する画像形成装置、及び前記シート処理装置を有する画像形成システムに関する。
従来、画像形成装置本体から出力されたシートに処理を施すシート処理装置としては、シート束を中央で二つ折りにする処理(以下、中折り処理という)を行うことで中折り冊子束(中綴じ製本も含む)を作成するシート処理装置が知られている。
また、中折り冊子束の品位を向上させるために、中折り冊子束を把持部で把持し、把持部から突出した中折り冊子束の折り部(綴じ側の背)をローラで押圧して平坦にする処理(以下、平坦処理という)を行うシート処理装置が提案されている(特許文献1,2参照)。
更に、前述の中折り冊子束の厚みに応じて、その冊子束の折り部の把持部からの突出量を変更し、突出した折り部を平坦処理するシート処理装置が提案されている(特許文献3参照)。
特開2004−345863 特開2005−239414 特開2006−290588
しかしながら、冊子束を形成するシートが薄いことやシート枚数が少ない等の理由によって、その冊子束の強度が弱い場合に、その冊子束の折り部にローラを押圧して平坦処理を実施すると、折り部の部分に皺が発生するおそれがある。このように冊子束の強度が弱い場合には、特許文献3のように厚みに応じて冊子束の繰り出し量を変更しても、同様に折り部の部分に皺が発生するおそれがある。
本発明の目的は、強度の弱い冊子束に対しては平坦処理を実施しないことで、その冊子束の折り部に皺が発生するのを防止することである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量が予め決められている所定値より小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする。
本発明によれば、冊子束を形成するシートの坪量が小さいことやシート枚数が少ない等によって、冊子束の強度が弱い場合に、平坦処理の実施を中止することにより、冊子束の折り部の部分に皺が発生するのを防止でき、製本成果物の品位が低下するのを防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。したがって、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
ここでは、画像形成装置本体とシート処理装置とを備えた画像形成システムを例示して説明する。また、シート処理装置は、フィニッシャ、平坦処理装置が個別の装置でシステム構成されるシート処理装置を例示している。これに限らず、フィニッシャ、平坦処理装置の機能を一体的に組み込んだ装置をシート処理装置としてもよい。
(画像形成システムの全体構成)
まず図1を用いて画像形成システムの全体構成について説明する。図1は画像形成装置システムの主要部の構成を示す全体構成図である。
画像形成システムは、図1に示すように、画像形成装置本体10と、シート処理装置20を備えている。シート処理装置20は、フィニッシャ500と、平坦処理装置700から構成されている。画像形成装置本体10は、原稿の画像を読み取るイメージリーダ200及びシートに画像を記録するプリンタ300を備えている。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭ページから順に1枚ずつ給送し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上の読取位置へ搬送し、その後外部の排出トレイ112に向けて排出する。
この原稿がプラテンガラス102上の読取位置を通過するときに、原稿の画像は読取位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読取方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が読取位置を通過する際に、原稿の読取面(画像面)がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105,106,107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように読取位置を通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取走査が行われる。すなわち、原稿が読取位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われる。このようにして光学的に読み取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部922(図2参照)において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を副走査方向へ走査させることにより原稿の画像を読み取ることも可能である。この読取方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置する。そして、スキャナユニット104を副走査方向へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿の画像を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら画像形成部を構成する感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114,115、手差給送部125又は両面搬送パス124からシートが給送される。このシートは感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により給送されたシート上に転写される。
現像剤像が転写されたシートは定着部117に搬送される。定着部117はシートに熱及び圧力を付与することによって現像剤像をシート上に定着させる。定着部117を通過したシートはフラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。
ここで、シートをその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過したシートをフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導く。そのシートの後端がフラッパ121を通過した後に、シートをスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排出形態を反転排出と呼ぶ。この反転排出は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するとき、又はコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように先頭ページから順に画像形成するときに行われる。その排出後のシートの順序は正しいページ順になる。
また、手差給送部125からOHPシートなどの硬いシートが給送され、このシートに画像を形成するときには、シートを反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
さらに、シートの両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作によりシートを反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送する。そして、両面搬送パス124へ導かれたシートを上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給送する制御が行われる。
プリンタ300から排出されたシートは、シート処理装置20に送られる。シート処理装置20は、搬送方向上流側から順に、フィニッシャ500、平坦処理装置700、が設けられている。したがって、プリンタ300から排出されたシートは、まずフィニッシャ500に送られる。フィニッシャ500では、複数枚のシートからなる束を中央で二つ折りにする中折り処理などの各処理を行う。フィニッシャ500にて中折り処理されたシート束(以下、冊子束という)は、平坦処理装置700を通って平坦処理が選択的に実施され、製本積載トレイ11へ排出される。なお、後述するが、平坦処理装置700では、フィニッシャ500で中折り処理された冊子束の折り部を押圧することで平坦化する平坦処理を行う。そして、各処理が選択的に実施された最終成果物としての冊子束は製本積載トレイ11へ排出される。
(画像形成システムのコントローラ)
次に、画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成を示す全体ブロック図である。
コントローラ(制御部)は、図2に示すように、CPU回路部900を有している。CPU回路部900は、画像形成装置本体10に搭載され、CPU(図示せず)、ROM901、RAM902を内蔵しており、ROM901に格納されている制御プログラムにより各ブロック911,921,922,931,941,951を総括的に制御する。RAM902は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部911は、原稿給送装置100をCPU回路部900からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部921は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部922に転送する。
画像信号制御部922は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。また、画像信号制御部922は、コンピュータ903から外部I/F904を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。この画像信号制御部922による処理動作は、CPU回路部900により制御される。プリンタ制御部931は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
操作表示装置制御部941は、操作表示装置400(図1参照)とCPU回路部900との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置400は、画像形成装置本体10に搭載され、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有している。操作表示装置制御部941は、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部900に出力するとともに、CPU回路部900からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
フィニッシャ制御部951はフィニッシャ500に搭載され、CPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ全体の駆動制御を行う。この制御内容については後述する。フィニッシャ制御部951は、後述する平坦処理制御部971を総括的に制御する。
平坦処理制御部971は平坦処理装置700に搭載され、フィニッシャ制御部951と情報のやり取りを行い、平坦処理装置全体の駆動制御を行う。この制御については後述する。
本実施の形態において、画像形成システムの制御は、CPU回路部900とフィニッシャ制御部951間の通信、フィニッシャ制御部951と平坦処理制御部971との通信によって行われる。これに限らず、例えば、フィニッシャ制御部951をCPU回路部900と一体的に画像形成装置本体10に設ける、あるいは平坦処理制御部971をフィニッシャ制御部951と一体的にフィニッシャ500に設けるようにしてもよい。
(操作表示装置)
図20は図1の画像形成システムにおける操作表示装置400を示す平面図である。図20に示すように、操作表示装置400には、様々なキーが配置されている。402は、画像形成動作を開始するためのスタートキーである。403は、画像形成動作を中断するためのストップキーである。404〜412及び414は、置数設定等を行うテンキーである。413はIDキー、415はクリアキー、416はリセットキーである。417は、各種装置の設定を行うユーザーモードキーである。また、操作表示装置400には、上部にタッチパネルが形成された操作表示部420が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
画像形成システムでは、処理モードとしてノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)、製本モードなどの各処理モードを有する。このような処理モードの設定などは操作表示装置400、あるいはコンピュータ903からの入力操作により行われる。例えば、処理モードを設定する際には、図21に示す初期画面でソフトキーである「ソータ」を選択すると、メニュー選択画面が操作表示部420、あるいは不図示のモニターに表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。この場合のコンピュータ903、及びモニターも操作表示部として機能する。
図1において、ユーザが操作表示装置400の操作表示部420に臨む側が装置の正面であり、以下、装置正面に立ったユーザ側を装置の手前側、ユーザから遠い側を奥側として説明する。
(フィニッシャ)
次に、フィニッシャ500の構成について図3を参照しながら説明する。図3は図1のフィニッシャ500の構成図である。
フィニッシャ500は、画像形成装置本体10から排出されたシートを順に取り込み、以下の所定の処理を選択的に行う。所定の処理としては、取り込んだ複数枚のシートを整合して1つに束に束ねる処理、束ねたシート束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだシートの後端付近に穴あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などがある。
フィニッシャ500は、図3に示すように、画像形成装置本体10から排出されたシートを入口ローラ対501により内部に取り込む。入口ローラ対501により内部に取り込まれたシートは、搬送ローラ対502を介してバッファローラ503に向けて送られる。入口ローラ対501と搬送ローラ対502との間の搬送経路途中には、入口センサ570が設けられている。
また、入口ローラ対501の下流には切換フラッパ551が配置されており、切換フラッパ551によりソートパス510、ノンソートパス509へのパスと、製本パス550へパスを切り換えることが出来る。
バッファローラ503は、その外周に搬送ローラ対502を介して送られたシートを所定枚数積層して巻き付け可能なローラであって、該ローラの外周にはその回転中にシートが各押下コロ504,505,506により巻き付けられる。巻き付けられたシートはバッファローラ503の回転方向に搬送される。
各押下コロ505,506間には、切換フラッパ507が配置されている。押下コロ506下流側には、切換フラッパ508が配置されている。切換フラッパ507はバッファローラ503に巻き付けられたシートをバッファローラ503から剥離してノンソートパス509又はソートパス510に導くためのフラッパである。切換フラッパ508はバッファローラ503に巻き付けられたシートをバッファローラ503から剥離してソートパス510に、又はバッファローラ503に巻き付けられたシートを巻き付けられた状態でバッファパス511に導くためのフラッパである。
バッファローラ503に巻き付けられたシートをノンソートパス509に導くときには、切換フラッパ507が動作してバッファローラ503から巻き付けられたシートが剥離され、ノンソートパス509に導かれる。ノンソートパス509に導かれたシートは、排出ローラ対512を介してサンプルトレイ590上に排出される。ノンソートパス509の途中には、排出センサ571が設けられている。
バッファローラ503に巻き付けられたシートをバッファパス511に導くときには、切換フラッパ507及び切換フラッパ508はともに動作せず、シートはバッファローラ503に巻き付けられた状態でバッファパス511に送られる。バッファパス511の途中には、バッファパス511上のシートを検出するためのバッファパスセンサ572が設けられている。
バッファローラ503に巻き付けられたシートをソートパス510に導くときには、切換フラッパ507は動作せずに切換フラッパ508が動作してバッファローラ503から巻き付けられたシートが剥離され、このシートはソートパス510に導かれる。
ソートパス510に導かれたシートは、搬送ローラ対513,514を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)520上に積載される。処理トレイ520上に束状に積載されたシートは、必要に応じて手前側と奥側に設けられた整合部材521による整合処理、ステイプル処理などが施された後に、排出ローラ522a,522bによりスタックトレイ591上に排出される。排出ローラ522bは揺動ガイド524に支持され、揺動ガイド524は揺動モータ(図示せず)により排出ローラ522bを処理トレイ520上の最上部のシートに当接させるように揺動する。排出ローラ522bが処理トレイ520上の最上部のシートに当接された状態にあるときには、排出ローラ522bは排出ローラ522aと協働して処理トレイ520上のシート束をスタックトレイ591に向けて排出することが可能である。
上述のステイプル処理は、ステイプラ523により行われる。ステイプラ523は、処理トレイ520の外周に沿って移動可能に構成され、処理トレイ520に積載されたシート束を、シート搬送方向に対してシートの最後尾位置(後端)で綴じることが可能である。
また、切換フラッパ551により製本パス550に導かれたシートは、以下に説明する中折り処理手段としての中折り機構により、シート束を中央で二つ折りにする中折り処理がなされる。製本パス550に導かれたシートは、搬送ローラ対552を介して製本中間トレイ(以下、製本処理トレイという)560に搬送される。製本パス550の途中には製本入口センサ574が設けられている。製本処理トレイ560には、中間ローラ553と可動式のシート位置決め部材554が設けられている。また、ステイプラ555と対向する位置にはアンビル(図示せず)が設けられており、ステイプラ555とアンビルが協働して、製本処理トレイ560の収納されたシート束に対してステイプル処理を行える構成となっている。
ステイプラ555の下流側には、折りローラ対556と、折りローラ対556の対向位置に突き出し部材557が設けられている。突き出し部材557を製本処理トレイ560に収納されたシート束に向けて突出することにより、製本処理トレイ560で束状に収納されたシート束を折りローラ対556間に押し出す。折りローラ対556は、シート束を折ると共に下流へとシート束を搬送する。折り込まれたシート束(冊子束)は、搬送ローラ対558を介して搬送方向下流側の装置へと受け渡される。搬送ローラ対558の下流には排出センサ575が設けられている。
(製本モードにおける中折り処理動作)
次に、フィニッシャ500における中折り処理による製本モードの動作の流れについて、図4〜図8を参照しながら説明する。
製本モードが指定されると、図4が示すように入口ローラ対501、搬送ローラ対552が回転駆動され、画像形成装置本体10から排出されたシートPはフィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。切換フラッパ551はシートPが製本パス550へ導かれる状態で保持されており、シートPは搬送ローラ対552により製本処理トレイ560に収納される。中間ローラ553が回転駆動されており、製本処理トレイ560に収納されたシートの先端がシート位置決め部材554に接するまで搬送される。シート先端が位置決め部材554に達し搬送が停止すると、整合部材(不図示)がシート搬送方向と直交する方向に動作し、シートの整合が行われる。
所定枚数のシートが整合されて収納されると、図5に示すようにシート位置決め部材554は、収納されたシート束の中央にステイプル処理が行われる位置へ移動する。そして、ステイプラ555により、前述のシート束の中央にステイプル処理(以下、中綴じ)が行われる。なお、中綴じ処理を実施しない場合には、中綴じ処理を実施せずに次の工程へ進む。
そして、図6及び図7に示すように、ステイプル位置(シートの中央)が折りローラ対556の中央位置になる位置までシート位置決め部材554を下降させる。折りローラ対556、搬送ローラ対558を回転駆動させると同時に、突き出し部材557を突出させてシート束を折りローラ対556間に押し出す。
シート束は図8に示すように、折りローラ対556に折り込まれつつ下流へと搬送され、搬送ローラ対558により平坦処理装置700へと排出される。
このようにフィニッシャ500にて中折り処理されたシート束(以下、冊子束という)は、平坦処理装置700を通って、平坦処理が選択的に実施され、製本積載トレイ11へ排出される。
(平坦処理装置)
次に、平坦処理装置700の構成について図9を参照しながら説明する。図9は図1の平坦処理装置700の説明図であり、図9(a)は断面図、図9(b)は上視図である。
平坦処理装置700は、中折り処理されたシート束(以下、冊子束という)Bに対して、前記冊子束Bの折り部を押圧して折り部を平坦にする平坦処理手段である。
平坦処理装置700はベルト搬送ローラ701によりフィニッシャ500の製本処理部で中折りされた冊子束Bをセンター基準で受け取る。
ベルト搬送ローラ701は、下ベルト搬送ローラ701aと上ベルト搬送ローラ701bで構成され、上ベルト搬送ローラ701bはバネ(不図示)で上下方向に移動する構成になっており、束厚が変わっても束を受け取れる構成となっている。
ベルト搬送ローラ701の下流には、受け取った冊子束Bの斜行を取る為のレジ取りストッパ708が設けられている。レジ取りストッパ708は、斜行取りを完了したら回転退避して冊子束Bを排出搬送ローラ702へ受け渡せるようになっている。
レジ取りストッパ708で斜行補正された冊子束Bは、固定された下グリッパ707、稼働する上グリッパ706によってグリップされる。
また、レジ取りストッパ708は搬送方向に移動可能な構成となっており、冊子束Bの搬送方向のグリップ位置はレジ取りストッパ708のレジ取り位置を調整することで、グリッパ端面からの冊子束Bの折り部側の突出量を調整できるようになっている。
グリッパ706,707によって固定された冊子束Bは、平坦処理するための圧接ローラ709を、グリッパから突出した冊子束Bの折り部に圧接させた状態で、搬送方向と直交する方向に移動することで冊子束Bの折り部を平坦化させる。
搬送パス上には、冊子束Bの平坦処理装置700への搬入を検知する入口センサ703、冊子束Bがレジ取り位置へ到達したかを検知するレジ前センサ704、冊子束Bが平坦処理装置700から排出されたことを検出する為の排出口センサ705が設けられている。
(平坦処理動作)
次に平坦処理の動作の流れについて説明する。図10〜図14は平坦処理動作を説明する為の説明図であり、各図の(a)は断面図、(b)は上視図である。
図10で示すように、中折りされた冊子束Bはセンター基準でベルト搬送ローラ701に受け渡される。この時には、下グリッパ707、上グリッパ706は開放状態となっており、レジ取りストッパ708は既にレジ取り位置に移動待機している。
次に図11で示すように冊子束Bはレジ取りストッパ708に突き当たり斜行取りがされた後、ベルト搬送ローラ701を停止し、上グリッパ706を下降させることにより冊子束Bは固定される。
次に図12で示すように、圧接ローラ709を動かす為に、レジ取りストッパ708を退避させる。そして、図13で示すように圧接ローラ709が下グリッパ707、上グリッパ706から突出した冊子束Bの折り部に圧接した状態で搬送方向と直交する方向へ往復移動することで、冊子束Bの折り部の平坦処理が行われる。
次に図14で示すように、上グリッパ706を上昇させて冊子束Bのグリップを解除し、ベルト搬送ローラ701、排出搬送ローラ702を動かすことで平坦処理された冊子束Bを製本積載トレイ11へ排出する。
なお後述するが、平坦処理を実施するか否かはユーザにより選択可能となっている。平坦処理の実施が選択されなかった場合、フィニッシャ500の中折り機構で中折りされて、平坦処理装置700に搬送された冊子束Bは、ベルト搬送ローラ701、排出搬送ローラ702により、平坦処理を実施せずにそのまま製本積載トレイ11へ排出される。
(製本モードの設定)
次に、製本モードの設定の流れについて図15及び図20〜図22を参照しながら説明する。
図20に示す初期画面でソフトキーである「応用モード」を選択すると、操作表示部420が図21(a)に示すような各種モードを選択する画面に切り替わる。ここで、「製本」を選択すると、図21(b)に示すように、出力するシートを収納したカセットを選択可能なキーが表示される(S1001)。ここで、使用するサイズのシートが収納されたカセットを選択し「次へ」のソフトキーを押下すると、図21(c)に示すように、製本束に対する処理を設定する画面となる。
なお、各カセット(給紙段)毎にシートのサイズと坪量のデータが、ユーザにより予め入力されている。これらのデータの入力は、操作表示装置400からなされる。すなわち、操作表示装置400から、前記平坦処理装置700による平坦処理の実施の可否を設定する。ここでは、画像形成装置本体側に設けた操作表示装置400が平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする構成を例示したが、コンピュータ903から平坦処理に関わる設定の入力をする場合もモニターに上記と同様の設定画面が表示される。さらに、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、シート処理装置20に同等の機能を有する操作表示部を設けた構成としても良い。
製本モードを選択した場合、少なくとも中折りを行うが、中綴じを行うか否かはユーザが選択可能であり、図21(c)に示すように「中綴じする」と「中綴じしない」のいずれかを選択する(S1002)。
更に図21(c)に示す設定画面では、前述の中綴じ設定とは独立して、平坦処理の実施の有無を設定する。ここで、S1001で選択された給紙段にセットされているシートの坪量が所定値Xより小さい場合(S1003)、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止する。ここでは、図22(a)に示すように、平坦処理の実施が選択できないように「平坦処理する」キーをマスクし、操作表示部420に表示する(S1004)。すなわち、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止する場合には、操作表示装置400からの平坦処理の実施の設定を不可とする。その際、「平坦処理しない」キーが選択された状態となる。なお、所定値Xとは、予め決められている所定の値である。
例えば、所定値X=64、ユーザが選択したシートの坪量が52[g/m]とすると所定値Xより小さいため、「平坦処理する」キーは選択できない。一方、ユーザが選択したシートの坪量が75[g/m]とすると所定値Xより大きいため、平坦処理の実施が選択可能となる。すなわち、「平坦処理する」と「平坦処理しない」のいずれかのキーを選択することができる。
そして、図21(c)又は図22(a)に示す設定画面にて、平坦処理の設定をした後、「OK」キーが押されると設定が終了し(S1005)、初期画面へと戻り、スタートキー402が押下されて動作が開始するのを待つ状態となる。
上述したように、本実施形態によれば、冊子束を形成するシートの坪量が所定値Xより小さい場合は、ユーザによる平坦処理の実施が選択できないようにしている。すなわち、冊子束の強度が弱い場合は、平坦処理を実施できないようにしている。これにより、冊子束の折り部の部分に皺が発生するのを防止でき、製本成果物の品位が低下するのを防止できる。
なお、冊子束を形成するシートの坪量が、動作開始後にわかる構成の場合、後述するように、操作表示部420に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をするようにしても良い。あるいは、冊子束を形成するシートの坪量が所定値Xより小さい場合は、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止するようにしても良い。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係るシート処理装置の製本処理の流れについて図16及び図20〜図22を用いて説明する。なお、画像形成システム全体の概略構成は前述した実施形態と同様であるため、ここでは説明は省略する。
(製本モードの設定)
まず、製本モードの設定について図20〜図22を用いて説明する。図20に示す初期画面でソフトキーである「応用モード」を選択すると、操作表示部420が図21(a)に示すような各種モードを選択する画面に切り替わる。ここで、「製本」を選択すると、図21(b)に示すように、出力するシートを収納したカセットを選択可能なキーが表示される。ここで、使用するサイズのシートが収納されたカセットを選択し「次へ」のソフトキーを押下すると、図21(c)に示すように、製本束に対する処理を設定する画面となる。
製本モードを選択した場合、少なくとも中折りを行うが、中綴じを行うか否かはユーザが選択可能であり、図21(c)に示すように「中綴じする」と「中綴じしない」のいずれかを選択する。
更に図21(c)に示す設定画面では、前述の中綴じ設定とは独立して、平坦処理の実施の有無を設定する。平坦処理の設定をした後、「OK」キーが押されると設定が終了し、初期画面へと戻り、スタートキー402が押下されて動作が開始するのを待つ状態となる。
(製本ジョブの開始)
次に、製本ジョブ開始後の流れについて図16を用いて説明する。ユーザは、上述の製本モード設定の完了後、原稿給送装置100に原稿を載置し、スタートキー402を押下することでジョブを開始する。原稿給送装置100によって原稿が一枚ずつ給送され、イメージリーダ200によって原稿の画像が読み込まれる。原稿給送装置100による原稿の給送が全て完了したら、原稿枚数を取得する(S2001)。
なお、この原稿枚数は、図2に示すように原稿給送装置制御部911からCPU回路部900に送られ、1束の冊子束内に含まれるシート枚数に換算される。すなわち、画像形成装置本体の制御部であるCPU回路部900が、前記冊子束を形成するシートの枚数を算出する機能を兼ねている。ここでは、CPU回路部900が冊子束のシート枚数を算出する構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、平坦処理装置700の制御部である平坦処理制御部971が冊子束のシート枚数を算出する構成としても良い。
そして冊子束を形成するシートに画像形成を開始する前に、原稿枚数から決定される1束の冊子束内に含まれるシート枚数を所定値Yと比較する(S2002)。ここで、原稿枚数から決定される冊子束のシート枚数が所定値Yよりも多ければ、そのままジョブを継続し、画像形成を開始する(S2003)。なお、所定値Yとは、予め決められている所定の値である。
一方、原稿枚数から決定される冊子束のシート枚数が所定値Yよりも少なければ、操作表示装置400に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をする。ここでは、図22(b)に示すような平坦処理の再設定を促す画面を操作表示部420に表示する(S2004)。
図22(b)に示す平坦処理の再設定を促す画面で、ユーザが「ジョブをこのまま継続」を選択すれば(S2005)、平坦処理の実施をキャンセルせずにそのままジョブを継続し、画像形成を開始する(S2003)。この場合、製本処理後、冊子束に対する平坦処理は実施される。
又は、図22(b)に示す平坦処理の再設定を促す画面で、ユーザが「平坦処理のキャンセル」を選択すれば(S2006)、平坦処理の実施をキャンセルし(S2007)、画像形成を開始する(S2003)。この場合、製本処理後、冊子束に対する平坦処理は実施されない。
又は、図22(b)に示す平坦処理の再設定を促す画面で、ユーザが「ジョブを中止」を選択すれば(S2008)、その時点でジョブを中止し(S2009)、画像形成を開始せずに、初期画面へ戻る。
上述したように、本実施形態によれば、冊子束の折り部の平坦処理を実施する際に、その冊子束を形成するシートの枚数が所定値Yより少ない場合は、ユーザに対して平坦処理の再設定を促す画面を表示するようにしている。すなわち、冊子束の強度が弱い場合は、平坦処理の実施を中止することができるようにしている。これにより、冊子束の折り部の部分に皺が発生するのを防止でき、製本成果物の品位が低下するのを防止できる。
なお、冊子束を形成するシートの枚数が、動作開始前の設定時にわかる構成であれば、前述した実施形態のように、操作表示部420からの平坦処理の実施の設定を不可とするようにしても良い。あるいは、冊子束を形成するシートの枚数が所定値Yより少ない場合は、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止するようにしても良い。
〔第3実施形態〕
第3実施形態に係るシート処理装置の製本処理の流れについて図17及び図20〜図22を用いて説明する。なお、画像形成システム全体の概略構成は前述した実施形態と同様であるため、ここでは説明は省略する。
(製本モードの設定)
まず、前述した第2実施形態と同様に、製本モードの設定を行う。
(製本ジョブの開始)
次に、製本ジョブ開始後の流れについて図17を用いて説明する。ユーザは、前述の述の製本モード設定の完了後、原稿給送装置100に原稿を載置し、スタートキー402を押下することでジョブを開始する。原稿給送装置100によって原稿が一枚ずつ給送され、イメージリーダ200によって原稿の画像が読み込まれる。原稿給送装置100による原稿の給送が全て完了したら、原稿枚数を取得する(S3001)。
そして冊子束を形成するシートに画像形成を開始する前に、原稿枚数から決定される1束の冊子束内に含まれるシート枚数と、製本モードの設定時に選択したカセット(給紙段)のシート坪量を積算し、所定値Zと比較する(S3002)。ここで、シート枚数とシート坪量の積算値が所定値Zよりも大きければ、そのままジョブを継続し、画像形成を開始する(S3003)。なお、所定値Zとは、予め決められている所定の値である。
一方、前記積算値が所定値Zよりも小さければ、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止する。ここでは、図22(b)に示すような平坦処理の再設定を促す画面を操作表示部420に表示する(S3004)。
図22(b)に示す平坦処理の再設定を促す画面で、ユーザが「ジョブをこのまま継続」を選択すれば(S3005)、平坦処理の実施をキャンセルせずにそのままジョブを継続し、画像形成を開始する(S3003)。この場合、製本処理後に冊子束に対する平坦処理は実施される。
又は、図22(b)に示す平坦処理の再設定を促す画面で、ユーザが「平坦処理のキャンセル」を選択すれば(S3006)、平坦処理の実施をキャンセルし(S3007)、画像形成を開始する(S3003)。この場合、製本処理後、冊子束に対する平坦処理は実施されない。
又は、図22(b)に示す平坦処理の再設定を促す画面で、ユーザが「ジョブを中止」を選択すれば(S3008)、その時点でジョブを中止し(S3009)、画像形成を開始せずに、初期画面へ戻る。
例えば、所定値Z=250、ユーザが選択したシートの坪量が50[g/m]、シートの枚数が3枚とすると、積算値は50×3=150で250未満となり(S3002)、平坦処理の再設定画面を表示する(S3004)。一方、シートの枚数が5枚とすると、積算値は50×5=250で250以上となり(S3002)、平坦処理の再設定画面は表示されず(S3003)、平坦処理をそのまま実施する。又は、ユーザが選択したシートの坪量が100[g/m]、シートの枚数が3枚とすると、積算値は100×3=300で250以上となり(S3002)、平坦処理の再設定画面は表示されず(S3003)、平坦処理をそのまま実施する。
上述したように、本実施形態によれば、冊子束の折り部の平坦処理を実施する際に、その冊子束を形成するシートの枚数と坪量の積算値が所定値Zより小さい場合は、ユーザに対して平坦処理の再設定を促す画面を表示するようにしている。すなわち、冊子束の強度が弱い場合は、平坦処理の実施を中止することができるようにしている。これにより、冊子束の折り部の部分に皺が発生するのを防止でき、製本成果物の品位が低下するのを防止できる。
なお、冊子束を形成するシートの枚数と坪量の積算値が、動作開始前の設定時にわかる構成であれば、前述した実施形態のように、操作表示部420からの平坦処理の実施の設定を不可とするようにしても良い。あるいは、冊子束を形成するシートの枚数と坪量の積算値が所定値Zより小さい場合は、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止するようにしても良い。
〔第4実施形態〕
第4実施形態に係るシート処理装置の製本処理の流れについて図12、図18、図22(c)を用いて説明する。なお、画像形成システム全体の概略構成は前述した実施形態と同様であるため、ここでは説明は省略する。
(厚み検知部)
図12に示す平坦処理装置700の上グリッパ706と下グリッパ707に可変抵抗(不図示)が備えられており、上グリッパ706と下グリッパ707の間隔により変化する抵抗値から、平坦処理制御部971が冊子束の厚みを検知する。
冊子束の束厚を検知する束厚検知手段は、可変抵抗に限定されるものではない。例えば、光学センサなどを用いて、上グリッパ706と下グリッパ707の距離を計測する構成としてもよいことはいうまでもない。
(製本モードの設定)
まず、前述した第2実施形態と同様に、製本モードの設定を行う。
(製本ジョブの開始)
次に、製本ジョブ開始後の流れについて図18を用いて説明する。ユーザは、前述の製本モード設定の完了後、ユーザが、スタートキー402を押下することでジョブを開始する。原稿読み込み完了後、画像形成を開始し(S4001)、製本処理を実施する(S4002)。
生成された冊子束を平坦処理装置700へ搬送し、図12に示すようにグリッパ706,707で冊子束を把持する。このとき、前述した厚み検知部(束厚検知手段)により、冊子束の束厚を測定する(S4004)。測定された束厚が所定値T以上であれば(S4005)、平坦処理を実施し(S4006)、製本積載トレイ11へ排出する(S4007)。なお、所定値Tとは、予め決められている所定の値である。
一方、測定された束厚が所定値T未満であれば(S4005)、平坦処理の実施を中止して(S4008)、冊子束を製本積載トレイ11へ排出する(S4009)。そして、操作表示部420に、図22(c)に示すような平坦処理の実施を中止したことを報知する画面を表示する。
上述したように、本実施形態によれば、冊子束の折り部の平坦処理を実施する際に、その冊子束の束厚が所定値T未満である場合は、平坦処理の実施が中止されるようになっている。すなわち、冊子束の強度が弱い場合は、平坦処理が実施されないようになっている。これにより、冊子束の折り部の部分に皺が発生するのを防止でき、製本成果物の品位が低下するのを防止できる。
なお、冊子束の束厚が、動作開始前の設定時にわかる構成であれば、前述した実施形態のように、操作表示部420からの平坦処理の実施の設定を不可とするようにしても良い。あるいは、冊子束の束厚が所定値T未満である場合は、前述した実施形態のように、操作表示部420に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をするようにしても良い。
〔第5実施形態〕
第5実施形態における製本処理の流れについて図12、図19、図23を用いて説明する。なお、画像形成システム全体の概略構成は前述した実施形態と同様であるため、ここでは説明は省略する。
(製本モードの設定)
まず、前述した第2実施形態と同様に、製本モードの設定を行う。
(製本ジョブの開始)
次に、製本ジョブ開始後の流れについて図19を用いて説明する。ユーザは、前述の製本モード設定の完了後、ユーザが、スタートキー402を押下することでジョブを開始する。原稿読み込み完了後、画像形成を開始し(S5001)、製本処理を実施する(S5002)。
生成された冊子束を平坦処理装置700へ搬送し、図12に示すようにグリッパ706,707で冊子束を把持する。このとき、前述した厚み検知部(束厚検知手段)により、冊子束の束厚を測定する(S5004)。測定された束厚が所定値T以上であれば(S5005)、平坦処理を実施し(S5006)、製本積載トレイ11へ排出する(S5010)。なお、所定値Tとは、予め決められている所定の値である。
一方、測定された束厚が、所定値T未満であれば(S5005)、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止する。ここでは、操作表示部420に、図23に示すような、ユーザに平坦処理の再設定を促す画面を表示する(S5007)。
図23に示す平坦処理の再設定を促す画面で、ユーザが「ジョブをこのまま継続」を選択すると(S5008)、平坦処理を実施し(S5006)、製本積載トレイ11へ排出する(S5010)。ユーザが「平坦処理をキャンセルして継続」を選択すると(S5008)、平坦処理を実施せずに(S5009)、製本積載トレイ11へ排出する(S5010)。
上述したように、本実施形態によれば、冊子束の束厚が所定値T未満である場合は、ユーザに対して平坦処理の再設定を促す画面を表示するようにしている。すなわち、冊子束の強度が弱い場合は、平坦処理の実施を中止することができるようにしている。これにより、冊子束の折り部の部分に皺が発生するのを防止でき、製本成果物の品位が低下するのを防止できる。
なお、冊子束の束厚が、動作開始前の設定時にわかる構成であれば、前述した実施形態のように、操作表示部420からの平坦処理の実施の設定を不可とするようにしても良い。あるいは、冊子束の束厚が所定値T未満である場合は、平坦処理装置700による平坦処理の実施を中止するようにしても良い。
〔他の実施形態〕
なお、前述した実施の形態では、フィニッシャ500、平坦処理装置700が個別の装置でシステム構成されるシート処理装置を例示したが、一つのシート処理装置に複数の処理機能を備える構成であってもかまわない。また、中折り処理、平坦処理以外の処理(小口裁断処理、天地裁断処理など)機能を有するシート処理装置であってもかまわない。
また、前述した実施の形態では、画像形成システムにおけるシート処理装置に本発明を適用した構成を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前述した画像形成部、中折り処理手段、及び平坦処理手段を有する画像形成装置に本発明を適用しても前述した効果と同様の効果が得られる。
画像形成システムの全体構成図 画像形成システム全体のコントローラのブロック図 フィニッシャの断面図 中折り処理動作を行うフィニッシャの断面図 中折り処理動作を行うフィニッシャの断面図 中折り処理動作を行うフィニッシャの断面図 中折り処理動作を行うフィニッシャの断面図 中折り処理動作を行うフィニッシャの断面図 平坦処理装置の断面図及び上視図 平坦処理動作を行う平坦処理装置の断面図及び上視図 平坦処理動作を行う平坦処理装置の断面図及び上視図 平坦処理動作を行う平坦処理装置の断面図及び上視図 平坦処理動作を行う平坦処理装置の断面図及び上視図 平坦処理動作を行う平坦処理装置の断面図及び上視図 第1実施形態に係る製本モードの設定の流れを示すフローチャート図 第2実施形態に係る製本モードの設定の流れを示すフローチャート図 第3実施形態に係る製本モードの設定の流れを示すフローチャート図 第4実施形態に係る製本モードの設定の流れを示すフローチャート図 第5実施形態に係る製本モードの設定の流れを示すフローチャート図 操作表示装置における操作表示部の説明図 製本モードの設定の流れを示す図 製本モードの設定の流れを示す図 製本モードの設定の流れを示す図
符号の説明
B …冊子束
10 …画像形成装置本体
11 …製本積載トレイ
20 …シート処理装置
200 …イメージリーダ
300 …プリンタ
400 …操作表示装置
420 …操作表示部
500 …フィニッシャ
700 …平坦処理装置
706 …上グリッパ
707 …下グリッパ
709 …圧接ローラ
900 …CPU回路部
911 …原稿給送装置制御部
921 …イメージリーダ制御部
922 …画像信号制御部
931 …プリンタ制御部
941 …操作表示装置制御部
951 …フィニッシャ制御部
971 …平坦処理制御部

Claims (25)

  1. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量が予め決められている所定値より小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とするシート処理装置。
  2. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの枚数が予め決められている所定値より少ない場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とするシート処理装置。
  3. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量と枚数の積算値が予め決められている所定値より小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とするシート処理装置。
  4. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束の束厚が予め決められている所定の厚みより小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とするシート処理装置。
  5. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量が予め決められている所定値より小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とするシート処理装置。
  6. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの枚数が予め決められている所定値より少ない場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とするシート処理装置。
  7. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量と枚数の積算値が予め決められている所定値より小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とするシート処理装置。
  8. 中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、
    前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、
    冊子束の束厚を検知する束厚検知手段と、
    平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、前記束厚検知手段に検知された冊子束の束厚が予め決められている所定の厚みより小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とするシート処理装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中折り処理する請求項1乃至のいずれか1項記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量が予め決められている所定値より小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成装置。
  11. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの枚数が予め決められている所定値より少ない場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成装置。
  12. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量と枚数の積算値が予め決められている所定値より小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成装置。
  13. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束の束厚が予め決められている所定の厚みより小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成装置。
  14. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量が予め決められている所定値より小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成装置。
  15. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの枚数が予め決められている所定値より少ない場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成装置。
  16. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量と枚数の積算値が予め決められている所定値より小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成装置。
  17. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りし、中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にするシート処理装置と、前記シート処理装置の動作を制御する制御部と、冊子束の束厚を検知する束厚検知手段と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、前記束厚検知手段に検知された冊子束の束厚が予め決められている所定の厚みより小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成装置。
  18. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を備え、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量が予め決められている所定値より小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成システム。
  19. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を備え、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの枚数が予め決められている所定値より少ない場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成システム。
  20. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を備え、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量と枚数の積算値が予め決められている所定値より小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成システム。
  21. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力をする操作部と、を備え、
    前記制御部は、冊子束の束厚が予め決められている所定の厚みより小さい場合には、前記操作部からの平坦処理に関わる設定を不可とすることを特徴とする画像形成システム。
  22. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を備え、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量が予め決められている所定値より小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成システム。
  23. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を備え、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの枚数が予め決められている所定値より少ない場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成システム。
  24. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を備え、
    前記制御部は、冊子束を形成するシートの坪量と枚数の積算値が予め決められている所定値より小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成システム。
  25. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された複数枚のシートからなる束を中央で二つに中折りにする中折り処理手段と、前記中折り処理された冊子束の折り部を押圧して平坦にする平坦処理手段と、前記平坦処理手段の動作を制御する制御部と、冊子束の束厚を検知する束厚検知手段と、平坦処理に関わる設定の入力及び情報の表示をする操作表示部と、を備え、
    前記制御部は、前記束厚検知手段に検知された冊子束の束厚が予め決められている所定の厚みより小さい場合には、平坦処理の実施の設定の完了後、前記操作表示部に平坦処理の実施を中止する設定を促す表示をすることを特徴とする画像形成システム。
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