JP2006107780A - 電極板の製造方法および電極板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電極板中間品の集電体上に形成された活物質層用塗工組成物の塗膜を乾燥する工程において、塗膜中の溶剤残量が100質量%〜24.4質量%までの期間を乾燥初期、前記溶剤残量が24.4質量%未満〜2.2質量%までの期間を乾燥中期、及び、前記溶剤残量が2.2質量%未満の期間を乾燥後期としたときに、乾燥中期において、前記電極板中間品が置かれる乾燥環境内の雰囲気温度を70〜150℃の範囲内、及び、該乾燥環境内に気流を吐出する送風手段の吐出口の位置での風速を1.5〜18.0の範囲内に設定する。
【選択図】 図2
Description
また本発明は、電極板、特に好適には上記製造方法により製造される電極板に関する。
一般に、非水電解質液二次電池、二重層キャパシタ等の電極板は、集電体の少なくとも一面に電極活物質層を所定パターン状に断続的に設けた構成をとる。電極活物質層のパターンが存在しない非塗工部は、端子を取り付ける等の目的のために集電体が露出した部分である。
従来、結着材の偏在を防ぐために、塗膜を乾燥工程の初期において温和な条件でゆっくり乾かすという方法が知られている。具体的には、乾燥工程の初期から後期に向けて、低温から高温の、又は、弱風から強風の勾配をつけることで、上記の皮張りが発生しない条件で乾燥を行う。
しかしながら上記方法では乾燥時間の短縮に限界があるため生産性を向上させにくい。乾燥時間を短縮する代わりに、乾燥設備の乾燥ラインを長くして同時に乾燥処理を行える集電体の長さを大きくとる方法もあるが、設備投資がかさんでしまう。
また、本発明の第二の目的は、上記の製造方法を適用して製造された、活物質層の密着性が良好な電極板を提供することにある。
前記乾燥工程における、塗膜中の蒸発させるべき溶剤の残量が100質量%〜24.4質量%までの期間を乾燥初期、前記溶剤残量が24.4質量%未満〜2.2質量%までの期間を乾燥中期、及び、前記溶剤残量が2.2質量%未満の期間を乾燥後期としたときに、
乾燥中期において、前記電極板中間品が置かれる乾燥環境内の雰囲気温度を70〜150℃の範囲内、及び、該乾燥環境内に気流を吐出する送風手段の吐出口の位置での風速を2.5〜18.0m/secの範囲内に設定することを特徴とするものである。
上記製造方法においては、乾燥工程の全所要時間の前半を経過する前に、塗膜中の蒸発させるべき溶剤の残量を50質量%以下にまで減量させることが好ましい。
また、本発明により提供される電極板は、上記本発明に係る製造方法により製造した電極板である。
しかしながら、実際の塗膜の乾燥条件は、通常、乾燥工程を2以上の段階に分けて各段階ごとに異なる乾燥条件を設定するため、恒率乾燥領域から減率乾燥領域の初期への移り変わり、及び、減率乾燥領域の初期から減率乾燥領域の後期への移り変わりを判別することが難しい。
そこで本発明においては、恒率乾燥領域、減率乾燥領域の初期、及び、減率乾燥領域の後期に対応する溶剤残量の範囲を、それぞれ乾燥初期、乾燥中期及び乾燥後期に分け、乾燥工程の乾燥条件を設定する際に時期的な整合をとることとした。この方法により、乾燥工程の乾燥条件を各段階に合わせて最適化することが容易になる。
また、乾燥工程の全所要時間の前半、すなわち、乾燥開始から全所要時間の半分に至るまでの期間を経過する前に、塗膜中の蒸発させるべき溶剤の残量を50質量%以下にまで減量させるように乾燥条件を設定することによって、乾燥時間を大幅に短縮することができる。
前記乾燥工程における、塗膜中の蒸発させるべき溶剤の残量が100質量%〜24.4質量%までの期間を乾燥初期、前記溶剤残量が24.4質量%未満〜2.2質量%までの期間を乾燥中期、及び、前記溶剤残量が2.2質量%未満の期間を乾燥後期としたときに、
乾燥中期において、前記電極板中間品が置かれる乾燥環境内の雰囲気温度を70〜150℃の範囲内、及び、該乾燥環境内に気流を吐出する送風手段の吐出口の位置での風速を2.5〜18.0m/secの範囲内に設定することを特徴とするものである。
さらに詳しく調査すると、乾燥工程中の恒率乾燥領域では乾燥速度を比較的速くしても皮張りが発生しにくいが、減率乾燥領域の初期では皮張りが発生しやすくなり、減率乾燥領域の後期では再び皮張りが発生しにくくなることが判明した。
ここで恒率乾燥領域とは、活物質層用塗工組成物の塗膜を一定条件で乾燥し続けるときに、塗膜重量の減少速度がほぼ一定である領域であり、乾燥開始からしばらく経過するまでの期間がこの領域に相当する。また、減率乾燥領域とは、活物質層用塗工組成物の塗膜を一定条件で乾燥し続けるときに、塗膜重量の減少速度が遅くなりながら乾燥が進行していく領域であり、恒率乾燥領域の経過後、乾燥が完了するまでの期間がこの領域に相当する。
この発見から、恒率乾燥領域においては経済性を考慮して風乾をできるだけ効果的に利用し、減率乾燥領域の初期においては皮張りが発生しにくい乾燥条件とするために、風乾の風量を減らし、乾燥のための加熱温度を上げることが望ましいとの結論を導き出した。
上記本発明の製造方法は、上記諸結論を総合して成し遂げられたものである。
本発明に用いられる活物質層用塗工組成物は、通常は、少なくとも活物質と結着材(バインダー)と溶剤を含有し、必要に応じて、さらに他の成分を含有する。
活物質は、従来から非水電解質液二次電池用、二重層キャパシタ用等の活物質として知られている材料を用いることができる。非水電解質液二次電池の正極用活物質としては、例えば、LiCoO2(コバルト酸リチウム)、LiNiO2(ニッケル酸リチウム)若しくはLiMn2O4(マンガン酸リチウム)等のリチウム酸化物、又は、TiS2、MnO2、MoO3若しくはV2O5等のカルコゲン化合物を例示することができる。特に、LiCoO2を正極用活物質として用い、炭素質材料を負極用活物質として用いることにより、4ボルト程度の高い放電電圧を有するリチウム系二次電池が得られる。
また、電気二重層用キャパシタ用活物質としては、例えば活性炭、天然グラファイト、人造グラファイト、アモルファス炭素、カーボンブラック、アセチレンブラック又は、これらの成分に異種元素を添加したもののような炭素質材料が好んで用いられる。
この際、反応性官能基を導入したアクリレートモノマー又はオリゴマーを結着材中に混入させることも可能である。そのほかにも、ゴム系の樹脂や、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂、アクリレートモノマー、アクリレートオリゴマー或いはそれらの混合物からなる電離放射線硬化性樹脂、上記各種の樹脂の混合物を使用することもできる。
また、塗工適性やスラリーの安定性を向上させる目的で、補助の結着剤(増粘剤)を添加しても良い。これは上記結着剤のいずれかから選択可能であり、例えばカルボキシメチルセルロースやキサンタンガムなどの通常よく用いられる増粘剤なども使用可能である。
結着剤は、上記溶剤に溶解して用いても、エマルジョンなどの様に小径の粒子となって分散してもよく、あるいはその混合物を用いても良い。
上記したような活物質層、結着剤、及び必要に応じてその他の成分を溶剤中に投入し、プラネタリーミキサー、ホモジナイザー、ボールミル、サンドミル又はロールミル等の分散機により溶解又は分散して、スラリー状の活物質層用塗工組成物を調製する。
活物質層用塗工組成物中に含有される活物質の含有割合は特に制限されないが、充分な電池容量を得る観点から、固形分中の質量比で80質量%以上、特に90質量%以上であることが好ましい。また、活物質の含有割合が多すぎると結着材の量が相対的に少なくなり活物質層の密着性が不足しやすいことから、活物質層用塗工組成物中に含有される活物質の含有割合は、固形分中の質量比で99.5質量%以下、特に98.5質量%以下であることが好ましい。
ここで、「固形分」とは、活物質層用塗工組成物中に含有される溶剤以外の全成分であり、該塗工組成物が、例えば、硬化性を有する液状のモノマー成分を含有する場合には、そのような液状成分も固形分に含まれる。
また、本発明においては、活物質層用塗工組成物中に含有される固形分中の活物質の質量比が、完成された活物質層中の活物質の含有割合とみなすことができる。
本発明においては、従来から電極板の集電体として用いられている金属箔や金属シートを用いることができる。正極板の集電体としては、通常、アルミニウム箔が好ましく用いられる。一方、負極板の集電体としては、通常、電解銅箔や圧延銅箔等の銅箔が好ましく用いられる。
集電体の厚さは、例えば、非水電解質液二次電池用電極板であれば、通常、5〜50μm程度とする。
本発明の電極板製造方法は、集電体上に活物質層用塗工組成物の塗膜を形成した電極板中間品を乾燥するに際して、乾燥工程を以下の3段階に分ける。
(1)乾燥初期:塗膜中の溶剤残量が100質量%〜24.4質量%までの期間。
(2)乾燥中期:塗膜中の溶剤残量が24.4質量%未満〜2.2質量%までの期間。
(3)乾燥後期:塗膜中の溶剤残量が2.2質量%未満の期間。
そして、上記の各段階について乾燥条件を最適化する。ここで、塗膜中の溶剤残量とは、塗工前の活物質層用塗工組成物中の溶剤量を残量100質量%とした時の塗膜中に残存する溶剤量の比のことである。
そこで本発明においては、恒率乾燥領域、減率乾燥領域の初期、及び、減率乾燥領域の後期が、塗膜中の溶剤残量との間に高い一致性を示すことを見出して、恒率乾燥領域、減率乾燥領域の初期、及び、減率乾燥領域の後期に対応する溶剤残量の範囲を、それぞれ乾燥初期、乾燥中期及び乾燥後期に分け、乾燥工程の乾燥条件を設定する際に時期的な整合をとることとした。この方法により、乾燥工程の乾燥条件を各段階に合わせて最適化することが容易になる。
ここで、乾燥環境内の雰囲気温度とは、例えば、乾燥炉の炉内温度などを意味する。
また、乾燥環境内に気流を吐出する送風手段とは、乾燥環境内に気流を供給する手段を広く含み、積極的に風乾を行うことを意図された乾燥ノズルだけでなく、乾燥環境内の換気又は空気循環を行うための換気手段も該当する。換気手段であっても、風速又は風量が大きくなれば風乾機能を発揮し、皮張りの発生に影響を与えるからである。
乾燥環境内の雰囲気温度を調節するための乾燥手段としては、例えば、遠赤による乾燥であれば通常は遠赤熱媒温度を150〜300℃の範囲とすることが適当であり、温風ドライヤーによる乾燥であれば通常は温風の設定温度を70〜150℃の範囲とすることが適当である。
また、活物質層用塗工組成物の調製に用いる溶剤との関係では、溶媒がN-メチルピロリドンの場合には、乾燥環境内の雰囲気温度を140〜150℃の範囲内とすることが好ましく、溶媒が水の場合には、乾燥環境内の雰囲気温度を90〜140℃の範囲内とすることが好ましい。
乾燥中期における乾燥環境内の雰囲気温度と風速を上記範囲内とすることによって、皮張りの発生を阻止しつつ、この段階での乾燥処理を比較的低コストで行うことができる。
ここで、乾燥工程の所要時間は、集電体の両面に片面ずつ塗工する場合には、片面当たりの乾燥時間であり、集電体の両面に同時塗工する場合には、両面塗工の所要時間そのものが所要時間である。
従って、集電体の片面ずつ塗工する場合は片面当りの全所要時間を2分以内とすることが好ましく、両面に同時に塗工できる装置がある場合は両面同時塗工の全所要時間を2分以内とすることが好ましい。
また、乾燥時間を大幅に短縮するためには、乾燥工程の全所要時間の前半、すなわち乾燥工程のなかで乾燥開始から全所要時間の半分に至るまでの期間を経過する前に、塗膜中の蒸発させるべき溶剤の残量を50質量%以下にまで減量させるように乾燥条件を設定することが好ましく、特に、乾燥開始から全所要時間の3分の1に至るまでの期間を経過する前に、溶剤残量を50質量%以下にまで減量させることが好ましい。
乾燥工程が、電極板の中間品を、搬送路上を走行させて乾燥装置内に供給し、走行させながら乾燥を行い、乾燥装置から排出する方法をとる場合には、乾燥ライン上の走行距離を走行速度で割ることによって乾燥時間を表すことができる。
具体的には、乾燥時間を短縮するために乾燥初期において重点的に加熱処理を行う観点から、乾燥初期における乾燥環境内の最も低い雰囲気温度を、乾燥中期における乾燥環境内の最も高い雰囲気温度と等しいか又はそれよりも高い温度とすることが好ましく、乾燥中期の最も高い雰囲気温度よりも高い温度とすることが特に好ましい。
具体的には、皮張りを確実に阻止するために乾燥中期において風量を制限する観点から、乾燥中期における乾燥環境内の最も速い前記風速を、乾燥初期及び乾燥後期における最も遅い風速よりも遅い速度に設定することが好ましい。
図1に、本発明に係る電極板の製造方法を実施するためのコーティング装置の一例(コーティング装置101)の概略構成を示す。また図2及び図3にそれぞれ、本発明に係る電極板の製造方法を実施するための乾燥装置の例(乾燥装置102、103)の概略構成を示す。
搬送手段は、集電体Aを諸工程のために供給し、巻き取るための手段である。図1の例では、電極板供給ロール3を取り付けた供給部4と、電極板巻取りロール5を取り付けた巻取り部6と、搬送路上を移動する集電体Aを支持するガイドローラ7と、必要に応じてその他の部材から搬送手段が構成される。
なお塗工手段は、集電体の反対面側にダイコーター1をさらに一台設置して両面塗工を行ってもよい。また、乾燥手段2の後にダイコーター1及び乾燥手段2を直列に追加して、両面塗工をインラインで行なっても良い。
乾燥後、塗工が完了した電極板の中間品Eは、巻取り部6によって電極板巻取りロール5に巻き取られる。
プレス加工は、例えば、金属ロール、弾性ロール、加熱ロールまたはシートプレス機等を用いて行う。
換気装置14は、基本的には、換気に適した風速及び風向きの気流を乾燥炉内に供給するものであり、積極的に風乾を行うものではないが、風速が大きくなるほど又は気流の向きが塗膜と垂直な方向に近づくほど風乾の作用が強くなる。また、ヒーターにより温風を供給する場合には、主に乾燥炉内の雰囲気温度を決定する要因ともなるので、加熱機能も有している。
なお、集電体の両面に活物質層が設けられた電極板の中間品を乾燥する場合には、上記乾燥装置102の各乾燥ゾーン内の下側の空間24に、上側の空間のものと同じ又は異なる構成の乾燥機構を設けてもよい。
(1)第1ゾーン:
遠赤ストーブの熱媒体温度を300℃とし、換気ノズルから140℃の温風を塗膜面と平行に送風する。
(2)第2ゾーン:
第1ゾーンと同じ条件とする。
(3)第3ゾーン:
乾燥ノズルから140℃の温風を、最低風速(ファン周波数:15Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(4)第4ゾーン:
第3ゾーンと同じ条件とする。
(5)乾燥ラインの走行速度を10m/min、及び、全所要時間を48秒とする。
(6)上記(1)〜(5)の設定により、第1ゾーンの開始点から第3ゾーンのおよそ中間までを乾燥初期に、第3ゾーンのおよそ中間から第4ゾーンのおよそ中間までを乾燥中期に、そして、第4ゾーンのおよそ中間から乾燥ラインの完結点までを乾燥後期に対応させる。
また、第2ゾーンには、上述した乾燥装置102の第1及び第2ゾーンと同じ遠赤ストーブ8及び換気ノズル14が備えられている。
(1)第1ゾーン:
乾燥ノズルから140℃の温風を、比較的速い風速(ファン周波数:30Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(2)第2ゾーン:
遠赤ストーブの熱媒体温度を300℃とし、換気ノズルから140℃の温風を塗膜面と平行に送風する。
(3)第3ゾーン:
乾燥ノズルから140℃の温風を、最低風速(ファン周波数:15Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(4)第4ゾーン:
第3ゾーンと同じ条件とする。
(5)乾燥ラインの走行速度を10m/min、及び、全所要時間を48秒とする。
(6)上記(1)〜(5)の設定により、第1ゾーンの開始点から第2ゾーンの終了点付近までを乾燥初期に、第2ゾーンの終了点付近から第4ゾーンのおよそ中間までを乾燥中期に、そして、第4ゾーンのおよそ中間から乾燥ラインの完結点までを乾燥後期に対応させる。
特に、本発明の製造方法により非水電解質液リチウムイオン二次電池用の正極板を作製する場合には、剥離試験機で90°剥離を行った時の活物質層の剥離強度が10N/m以上である正極板が得られる。
また、本発明の製造方法により非水電解質液リチウムイオン二次電池用の負極板を作製する場合には、剥離試験機で90°剥離を行った時の活物質層の剥離強度が5N/m以上である負極板が得られる。
また、本発明の製造方法により電気二重層キャパシタ用負極板を作製する場合には、活物質層の剥離試験機で90°剥離を行った時の剥離強度が5N/m以上である負極板が得られる。
(1) 片面又は両面に活物質層が塗工・形成され、圧延された幅広い集電体ロールから、測定に用いるために、該ロールを狭い幅で切り取り、該切り取ったロール上の塗工部において、外周が20×100mmとなるように切り出し、測定試料を準備する。
(2) 一般的な両面テープ(例えばNICHIBAN製の紙両面テープ)を用いて前記試料をベーク板に貼り付ける。
(3) 90゜剥離測定用治具にセットし、強度測定用Tensile Strength測定装置によって50mm/minの速度で試料の一面側の活物質層を剥離させる。
(4) 片面について測定した荷重の平均値(N)を、試料の幅(m)で割ったものを各面の剥離強度(N/m)とする。また、両面に塗工した場合は、表面と裏面のそれぞれの剥離強度を平均した値を両面の剥離強度(N/m)とする。
活物質装用塗工組成物である正極スラリーを定法により調製し、ダイコーターによりアルミニウム箔上へ乾燥時塗工量が250g/m2となるように塗工を行った後、全長8mの乾燥ラインを4等分した乾燥装置を用いて、上記図2の乾燥装置102の説明中に示した乾燥条件、すなわち下記条件により乾燥を行った。
<実施例1の乾燥条件>
(1)第1ゾーン:
遠赤ストーブの熱媒体温度を300℃とし、換気ノズルから140℃の温風を塗膜面と平行に送風する。
(2)第2ゾーン:
第1ゾーンと同じ条件とする。
(3)第3ゾーン:
乾燥ノズルから140℃の温風を、最低風速5m/sec(ファン周波数:15Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(4)第4ゾーン:
第3ゾーンと同じ条件とする。
(5)乾燥ラインの走行速度を10m/min、及び、全所要時間を48秒とする。
(6)上記(1)〜(5)の設定により、第1ゾーンの開始点から第3ゾーンのおよそ中間までを乾燥初期に、第3ゾーンのおよそ中間から第4ゾーンのおよそ中間までを乾燥中期に、そして、第4ゾーンのおよそ中間から終了点までを乾燥後期に対応させる。
乾燥後、さらにプレス処理を行って得られた電極板の剥離強度を上記した強度測定用Tensile Strength測定装置を用いて測定したところ、20N/mであった。
活物質装用塗工組成物である正極スラリーを定法により調製し、ダイコーターによりアルミニウム箔上へ乾燥時塗工量が250g/m2となるように塗工を行った後、全長8mの乾燥ラインを4等分した乾燥装置を用いて、上記図3の乾燥装置103の説明中に示した乾燥条件、すなわち下記条件により乾燥を行った。
<実施例2の乾燥条件>
(1)第1ゾーン:
乾燥ノズルから140℃の温風を、比較的速い風速(ファン周波数:30Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(2)第2ゾーン:
遠赤ストーブの熱媒体温度を300℃とし、換気ノズルから140℃の温風を塗膜面と平行に送風する。
(3)第3ゾーン:
乾燥ノズルから140℃の温風を、最低風速5m/sec(ファン周波数:15Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(4)第4ゾーン:
第3ゾーンと同じ条件とする。
(5)乾燥ラインの走行速度を10m/min、及び、全所要時間を48秒とする。
(6)上記(1)〜(5)の設定により、第1ゾーンの開始点から第2ゾーンの終了点付近までを乾燥初期に、第2ゾーンの終了点付近から第4ゾーンのおよそ中間までを乾燥中期に、そして、第4ゾーンのおよそ中間から乾燥ラインの完結点までを乾燥後期に対応させる。
乾燥後、さらにプレス処理を行って得られた電極板の剥離強度を上記した強度測定用Tensile Strength測定装置を用いて測定したところ、20N/mであった。
活物質装用塗工組成物である正極スラリーを定法により調製し、ダイコーターによりアルミニウム箔上へ乾燥時塗工量が250g/m2となるように塗工を行った後、全長8mの乾燥ラインを4等分した乾燥装置を用いて、下記条件により乾燥を行った。
<比較例1の乾燥条件>
(1)第1ゾーン:
遠赤ストーブの熱媒体温度を低めの温度である200℃とし、換気ノズルから100℃の温風を塗膜面と平行に送風する。
(2)第2ゾーン:
第1ゾーンと同じ条件とする。
(3)第3ゾーン:
乾燥ノズルから100℃の温風を、最低風速5m/sec(ファン周波数:15Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(4)第4ゾーン:
乾燥ノズルから120℃の温風を、最低風速5m/sec(ファン周波数:15Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(5)乾燥ラインの走行速度を5m/min、及び、全所要時間を96秒とする。
乾燥後、さらにプレス処理を行って得られた電極板の剥離強度を上記した強度測定用Tensile Strength測定装置を用いて測定したところ、20N/mであり、密着性は充分だった。
比較例1の乾燥条件は、乾燥工程の前半において温和な条件でゆっくりと乾かす従来法であり、密着性は充分であるが、乾燥時間が長くかかった。
上記比較例1において、乾燥ラインの走行速度を10m/min、及び、全所要時間を48秒とする以外は同じ条件で乾燥を行った。
この場合は乾燥が不十分であり、塗工膜が生乾きの状態で乾燥炉から出て来た。
活物質装用塗工組成物である正極スラリーを定法により調製し、ダイコーターによりアルミニウム箔上へ乾燥時塗工量が250g/m2となるように塗工を行った後、全長8mの乾燥ラインを4等分した乾燥装置を用いて、下記条件により乾燥を行った。
<比較例3の乾燥条件>
(1)第1ゾーン:
遠赤ストーブの熱媒体温度を低めの温度である200℃とし、換気ノズルから140℃の温風を塗膜面と平行に送風する。
(2)第2ゾーン:
第1ゾーンと同じ条件とする。
(3)第3ゾーン:
乾燥ノズルから100℃の温風を、比較的速い風速20m/sec(ファン周波数:30Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(4)第4ゾーン:
乾燥ノズルから120℃の温風を、比較的速い風速20m/sec(ファン周波数:30Hz)で塗膜面に対して垂直に送風する。
(5)乾燥ラインの走行速度を5m/min、及び、全所要時間を96秒とする。
乾燥後、さらにプレス処理を行って得られた電極板の剥離強度を上記した強度測定用Tensile Strength測定装置を用いて測定したところ、10N/mであり、密着性は不充分だった。
比較例3の乾燥条件は、皮張り現象が発生しやすい乾燥中期において比較的強い風乾を行ったため、乾燥工程の前半において温和な条件でゆっくりと乾かしたにも係らず、結着材が活物質層の表面側に偏在し、密着性が悪かった。
上記比較例3において、乾燥ラインの走行速度を10m/min、及び、全所要時間を48秒とする以外は同じ条件で乾燥を行った。
この場合は、塗膜が乾燥した状態で乾燥炉から出て来たが、剥離強度が9N/mであり、比較例3よりも、さらに密着性が悪かった。
102、103:乾燥装置
A:集電体
B:塗膜又は活物質層
C:塗工部
D:非塗工部
E:電極板の中間品
1:ダイコーター
1a:ダイヘッド
2:乾燥手段
3:電極板供給ロール
4:供給部
5:電極板巻取りロール
6:巻取り部
7:ガイドローラ
8:遠赤ストーブ
9:遠赤放射部
10:タンク
11:ポンプ
12:逆流防止弁
13:循環流路
14:換気装置
15:換気ノズル
16:ファン
17:ヒーター
18:送風路
19:逆流防止弁
20:乾燥ノズル
21:ファン
22:ヒーター
23:送風路
Claims (14)
- 電極板中間品の集電体上に形成された活物質層用塗工組成物の塗膜を乾燥する工程を含む電極板の製造方法であって、
前記乾燥工程における、塗膜中の蒸発させるべき溶剤の残量が100質量%〜24.4質量%までの期間を乾燥初期、前記溶剤残量が24.4質量%未満〜2.2質量%までの期間を乾燥中期、及び、前記溶剤残量が2.2質量%未満の期間を乾燥後期としたときに、
乾燥中期において、前記電極板中間品が置かれる乾燥環境内の雰囲気温度を70〜150℃の範囲内、及び、該乾燥環境内に気流を吐出する送風手段の吐出口の位置での風速を2.5〜18.0m/secの範囲内に設定することを特徴とする、電極板の製造方法。 - 乾燥工程の全所要時間の前半を経過する前に、塗膜中の蒸発させるべき溶剤の残量を50質量%以下にまで減量させる、請求項1に記載の電極板の製造方法。
- 前記乾燥初期における乾燥環境内の最も低い雰囲気温度を、前記乾燥中期における乾燥環境内の最も高い雰囲気温度と等しいか又はそれよりも高い温度とする、請求項1又は2に記載の電極板の製造方法。
- 前記乾燥初期における乾燥環境内の最も低い雰囲気温度を、前記乾燥中期及び前記乾燥後期における乾燥環境内の最も高い雰囲気温度と等しいか又はそれよりも高い温度とする、請求項3に記載の電極板の製造方法。
- 前記乾燥後期における乾燥環境内の最も低い雰囲気温度を、前記乾燥中期における乾燥環境内の最も高い雰囲気温度と等しいか又はそれよりも高い温度とする、請求項4に記載の電極板の製造方法。
- 前記乾燥工程の全期間を通じて乾燥環境内の雰囲気温度を等しくするか、又は、該乾燥工程の全所要時間の前半に該雰囲気温度が最も高い期間を設定する、請求項3乃至5のいずれかに記載の電極板の製造方法。
- 前記乾燥中期における乾燥環境内の最も速い前記風速を、乾燥初期及び乾燥後期における最も遅い風速よりも遅い速度に設定する、請求項1乃至6のいずれかに記載の電極板の製造方法。
- 前記乾燥初期における乾燥環境内の最も遅い前記風速を、乾燥中期及び乾燥後期における最も速い風速よりも速い速度に設定する、請求項6又は7に記載の電極板の製造方法。
- 乾燥工程の全所要時間の前半に乾燥環境内の前記風速が最も速い期間を設定する、請求項7又は8に記載の電極板の製造方法。
- 乾燥工程の全所要時間を2分以内とする、請求項1乃至9のいずれかに記載の電極板の製造方法。
- 前記請求項1乃至10のいずれかに記載の方法により製造した電極板。
- 活物質層の剥離試験機で90°剥離を行った時の剥離強度が10N/m以上である非水電解質液リチウムイオン二次電池用正極板である、請求項11に記載の電極板。
- 活物質層の剥離試験機で90°剥離を行った時の剥離強度が5N/m以上である非水電解質液リチウムイオン二次電池用負極板である、請求項11に記載の電極板。
- 活物質層の剥離試験機で90°剥離を行った時の剥離強度が5N/m以上である電気二重層キャパシタ用負極板である、請求項11に記載の電極板。
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