JP2006090846A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2006090846A
JP2006090846A JP2004276771A JP2004276771A JP2006090846A JP 2006090846 A JP2006090846 A JP 2006090846A JP 2004276771 A JP2004276771 A JP 2004276771A JP 2004276771 A JP2004276771 A JP 2004276771A JP 2006090846 A JP2006090846 A JP 2006090846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
circuit chip
sensor
circuit
pressure sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004276771A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4548066B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Otsuka
澄 大塚
Ineo Toyoda
稲男 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004276771A priority Critical patent/JP4548066B2/ja
Priority to US11/218,548 priority patent/US7231830B2/en
Priority to DE102005045380A priority patent/DE102005045380A1/de
Publication of JP2006090846A publication Critical patent/JP2006090846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4548066B2 publication Critical patent/JP4548066B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings
    • G01L19/148Details about the circuit board integration, e.g. integrated with the diaphragm surface or encapsulation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/0061Electrical connection means
    • G01L19/0084Electrical connection means to the outside of the housing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/06Means for preventing overload or deleterious influence of the measured medium on the measuring device or vice versa
    • G01L19/0627Protection against aggressive medium in general
    • G01L19/0645Protection against aggressive medium in general using isolation membranes, specially adapted for protection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1305Bipolar Junction Transistor [BJT]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】 メタルダイアフラムで閉塞されオイルが封止されたオイル室内に圧力検出用のセンサチップを収納してなる圧力センサにおいて、センサチップにて発生した信号の信号処理を行う回路が、オイルの分極によって帯電するのを極力防止する。
【解決手段】 ケース10の凹部11にセンサチップ20を収納するとともにオイル51を充填し、凹部11をメタルダイアフラム44で閉塞してなる圧力センサ100において、センサチップ20からの信号を処理する回路を有する回路チップ30を、センサチップ20と凹部11の底部との間に介在した形でセンサチップ20と積層することにより、センサチップ20によって回路チップ30の表面がオイル51から保護されている。それによって、回路チップ30はオイル51との接触を回避する位置に設けられた形となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メタルダイアフラムで閉塞されオイルが封止されたオイル室をケースに設け、当該オイル室内に圧力検出用のセンサチップを収納してなる液封ダイアフラム式の圧力センサに関する。
従来のこの種の液封ダイアフラム式の圧力センサとしては、一般に、一面に凹部を有するケースと、凹部に収納された圧力検出用のセンサチップと、凹部に充填されたオイルと、凹部を閉塞するメタルダイアフラムとを備えて構成されているものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
ここで、ケースの凹部は圧力伝達部材としてのオイルが充填され、この凹部はメタルダイアフラムによって閉塞されており、オイルが充填された凹部は、オイル室として構成されている。そして、このオイル室内にセンサチップが収納された形となっている。
そして、この圧力センサにおいては、メタルダイアフラムに圧力が印加されると、メタルダイアフラムが変形することにより、印加された圧力はオイルを介してセンサチップへ伝わる。そして、センサチップから、印加された圧力に応じたレベルの電気信号が出力されることにより、圧力検出がなされるようになっている。
特開平7−243926号公報
しかしながら、このような圧力センサを、たとえば数百V以上の高電圧が印加されるシステムに使用する場合には、次のような問題が生じる。
すなわち、圧力センサに高電圧が印加されると、金属製のメタルダイアフラムにも当該高電圧が印加され、その結果、オイルが分極し、オイル中に設けられているセンサチップが帯電する。
ここで、従来では、センサチップは、同一チップ内に、印加圧力に応じた電気信号を発生する歪みゲージと当該電気信号の増幅・調整などの信号処理を行う回路部とが形成された集積化センサチップであった。
そのため、センサチップがオイルにより帯電すると、センサチップにて発生した信号の信号処理を行う回路も帯電し、回路の動作不良に伴うセンサ出力の誤動作が発生する可能性がある。
本発明は、上記したような問題に鑑みてなされたものであり、メタルダイアフラムで閉塞されオイルが封止されたオイル室をケースに設け、当該オイル室内に圧力検出用のセンサチップを収納してなる液封ダイアフラム式の圧力センサにおいて、センサチップにて発生した信号の信号処理を行う回路が、オイルによって帯電するのを極力防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一面に凹部(11)を有するケース(10)と、凹部(11)に収納された圧力検出用のセンサチップ(20)と、凹部(11)に充填されたオイル(51)と、凹部(11)を閉塞するメタルダイアフラム(44)とを備える圧力センサにおいて、センサチップ(20)からの信号を処理する回路チップ(30)が、ケース(10)のうちオイル(51)との接触を回避する位置に設けられており、センサチップ(20)と回路チップ(30)とは電気的に接続されていることを特徴としている。
それによれば、信号処理を行う回路を回路チップ(30)として、センサチップ(20)とは別チップとし、さらに、この回路チップ(30)を、ケース(10)におけるオイル(51)との接触を回避する位置に設けている。
そのため、本発明によれば、液封ダイアフラム式の圧力センサにおいて、センサチップ(20)にて発生した信号の信号処理を行う回路が、オイル(51)によって帯電するのを極力防止することができる。つまり、本発明によれば、当該回路を有する回路チップ(30)がオイル(51)の分極によって帯電するのを極力防止できる。
ここで、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の圧力センサにおいて、回路チップ(30)は、センサチップ(20)と凹部(11)の底部との間に介在した形でセンサチップ(20)と積層されていることを特徴としている。
それによれば、回路チップ(30)の上にセンサチップ(20)が載った形になり、センサチップ(20)によって回路チップ(30)の表面がオイル(51)から保護された形になる。つまり、本発明によれば、回路チップ(30)を、ケース(10)のうちオイル(51)との接触を回避する位置に適切に設けることができる。
さらに、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の圧力センサにおいて、積層されたセンサチップ(20)と回路チップ(30)とは、導電性を有する導電性接合部材(26)を介して接合されており、回路チップ(30)には、GND電位に設定されるGND用パッド(32a)が設けられており、このGND用パッド(32a)と導電性接合部材(26)とは電気的に接続されていることを特徴としている。
それによれば、回路チップ(30)の表面は、導電性接合部材(26)を介してGND用パッド(32a)に電気的に接続した状態となるため、回路チップ(30)の表面電位が安定し、回路チップ(30)の帯電がより抑制しやすくなり、好ましい。
また、請求項4に記載の発明のように、請求項2または請求項3に記載の圧力センサにおいては、積層されたセンサチップ(20)と回路チップ(30)とは、ボンディングワイヤ(13)により電気的に接続されているものにできる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項1に記載の圧力センサにおいて、回路チップ(30)は、ケース(10)のうち凹部(11)とは別部位に設けられており、ケース(10)に設けられたリード部材(12)を介して、センサチップ(20)と回路チップ(30)とが電気的に接続されていることを特徴としている。
それによれば、ケース(10)のうちオイル(51)が充填されている凹部(11)以外の部位に、回路チップ(30)が設けられているため、回路チップ(30)は、ケース(10)のうちオイル(51)との接触を回避する位置に適切に設けられた形となる。また、ケース(10)に設けられたリード部材(12)を介して、センサチップ(20)と回路チップ(30)とが適切に電気的に接続される。
ここで、請求項6に記載の発明のように、請求項5に記載の圧力センサにおいては、回路チップ(30)は、リード部材(12)とボンディングワイヤ(13)を介して電気的に接続されているものにできる。
また、請求項7に記載の発明のように、請求項5に記載の圧力センサにおいては、回路チップ(30)は、リード部材(12)とバンプ(70)を介して電気的に接続されているものにできる。
また、請求項8に記載の発明では、請求項5〜請求項7に記載の圧力センサにおいて、回路チップ(30)および回路チップ(30)とリード部材(12)との接続部は、樹脂(60)によりモールドされていることを特徴としている。
それによれば、回路チップ(30)および回路チップ(30)とリード部材(12)との接続部の適切な保護がなされる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る液封ダイアフラム式の圧力センサ100の全体概略を示す断面図である。
また、図2は、図1中のセンサチップ20および回路チップ30の拡大図であり、図3(a)は図1に示される圧力センサ100におけるセンサチップ20および回路チップ30の上面図、図3(b)は同圧力センサ100における回路チップ30の上面図、(c)は比較例として従来の圧力センサにおけるセンサチップ20の上面図である。
[構成等]
ケースとしてのコネクタケース10は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより作られ、本例では略円柱状をなしている。この樹脂ケースとしてのコネクタケース10の一面(図1中、下方側の端面)には、当該一面から凹んだ凹部11が形成されている。
この凹部11の内部には、圧力検出用のセンシング部としてのセンサチップ20が収納されている。このセンサチップ20は、印加された圧力に応じたレベルの電気信号を発生するものであれば、ピエゾ式、静電容量式など、特に限定されない。
本例のセンサ素子20は、図2に示されるように、その表面に受圧面としてのダイアフラム21およびこのダイアフラム21に形成されたブリッジ回路(図示せず)などを有し、このダイアフラム21が受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイアフラム式のものである。
そして、センサチップ20は、ガラスよりなるガラス台座22に陽極接合等により一体化されており、センサチップ20におけるダイアフラム21の裏面の凹部とガラス台座22との間には、気密に封止された真空室23が形成されている。
さらに、センサチップ20は、ガラス台座22を介して回路チップ30に積層されている。ここでは、図2に示されるように、センサチップ20と回路チップ30とは、接着剤や接着シートなどの接着部材24を介して接合され固定されている。
そして、回路チップ30は、コネクタケース10の凹部11の底部に対して、図1〜図3では図示しない接着剤などを介して接合され固定されている。なお、この回路チップ30とコネクタケース10との間の接着剤は、後述する図4(a)において、接着剤25として示されている。
つまり、センサチップ20と回路チップ30の積層体が、凹部11に収納されてケース10に固定されている。そして、回路チップ30は、センサチップ20と凹部11の底部との間に介在した形でセンサチップ20と積層されている。
この回路チップ30は、たとえばシリコン基板等に対してMOSトランジスタやバイポーラトランジスタ等が、周知の半導体プロセスを用いて形成され、これらの素子により回路が形成されているものである。
そして、この回路チップ30に形成されている回路は、センサチップ20にて発生した信号の信号処理を行う回路であり、具体的には、センサチップ20へ電圧を印加したり、センサチップ20からの電気信号を増幅・調整するなどの信号処理を行う等の機能を有するものである。
また、図2、図3に示されるように、回路チップ30においては、その中央部の領域31に上記信号処理を行う回路が配置されている。また、図示しないが、回路チップ30の表面には、通常の回路チップと同様に、シリコン窒化膜やポリイミド膜などからなる保護膜が形成されており、この保護膜により上記回路は保護されている。
また、本実施形態の回路チップ30においては、その外周部すなわち上記回路が形成されている領域31の周辺部に、ワイヤボンド用や検査用のパッド32が形成されている。このパッド32は、スパッタなどにより成膜されたアルミニウムなどからなるものであり、上記保護膜から露出している。
また、図2、図3に示されるように、回路チップ30における上記領域31は、上記接着部材24が配置され、その上にセンサチップ20が積層され配置されるセンサチップ配置領域でもある。つまり、この領域31に形成されている上記回路は、その上に積層されたセンサチップ20により覆われて保護された形となっている。
そして、センサチップ20と、このセンサチップ20の外周囲に位置する回路チップ30のパッド32とは、ボンディングワイヤ13を介して結線され、それにより両チップ20、30は電気的に接続されている。このボンディングワイヤ13は、金(Au)やアルミニウム(Al)などのワイヤを用いた通常のワイヤボンディング方法により形成することができる。
また、図1に示されるように、本実施形態の圧力センサ100においては、コネクタケース10には、センサチップ20および回路チップ30と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナルピン12が貫通している。
本例では、ターミナルピン12は黄銅(真鍮)にメッキ処理(例えばNiメッキ)を施した材料よりなり、インサートモールドによりコネクタケース10と一体に成形されることによりコネクタケース10内にて保持されている。
図1に示されるように、各ターミナルピン12の一端側(図1中、上方端側)の端部は、センサチップ20の搭載領域の周囲においてコネクタケース10の凹部11に突出し露出している。一方、各ターミナルピン12の他端側(図1中、下方端側)の端部は、コネクタケース10の他端側の開口部15内に突出し露出している。
この凹部11に露出する各ターミナルピン12の一端部と回路チップ30とは、上記両チップ20、30を結線するボンディングワイヤ13と同様のボンディングワイヤ13により結線されている。それにより、両チップ20、30とターミナルピン12とは電気的に接続されている。
また、図1に示されるように、凹部11内にはシリコン系樹脂等からなるシール剤14が設けられており、このシール剤14によって、凹部11に突出するターミナルピン12の根元部とコネクタケース10との隙間が封止されている。
また、一方、図1において、コネクタケース10の他端部(図1中、下方側の端部)側は開口部15となっており、この開口部15は、ターミナルピン12の他端側を例えばワイヤハーネス等の外部配線部材(図示せず)を介して外部回路などに電気的に接続するためのコネクタ部となっている。
つまり、開口部15内に露出する各ターミナルピン12の他端側は、このコネクタ部によって外部と電気的に接続が可能となっている。こうして、センサチップ20および回路チップ30と外部との間の信号の伝達は、ボンディングワイヤ13およびターミナルピン12を介して行われるようになっている。
次に、本実施形態の圧力センサ100においては、図1に示されるように、コネクタケース10の一端面側の部位すなわち凹部11側の部位には、圧力導入部材としてのハウジング30が組み付けられている。
このハウジング40は、例えばステンレス(SUS)等の金属材料よりなるものであり、測定対象物からの測定圧力が導入される圧力導入41と、圧力センサ100を測定対象物に固定するためのネジ部42とを有する。
さらに、薄い金属(たとえばSUS等)製のメタルダイアフラム44と金属(たとえばSUS等)製の押さえ部材(リングウェルド)45とがハウジング40に全周溶接され、圧力導入孔41の一端に気密接合されたものとなっている。
このハウジング40は、図1に示されるように、その端部をコネクタケース10の一端部にかしめることで、かしめ部46を形成し、それによって、ハウジング40とコネクタケース10とを固定し一体化している。
こうして組み合わせられたコネクタケース10とハウジング40とにおいて、コネクタケース10の凹部11はメタルダイアフラム44により閉塞されており、これら凹部11とメタルダイアフラム44との間で、圧力検出室50が構成されている。
この圧力検出室50には圧力伝達媒体であり封入液であるオイル(フッ素オイル等)51が充填され封入されている。それにより、この圧力検出室50は、オイル51が充填封入されセンサチップ20が収納されたオイル室として構成されている。
このオイル51の封入により、凹部11には両チップ20、40およびボンディングワイヤ13等の電気接続部分を覆うようにオイル51が充填され、さらに、オイル51はメタルダイアフラム44により覆われて封止された形となっている。
このような圧力検出室50を構成することにより、圧力導入孔41から導入された圧力は、メタルダイアフラム44、オイル51を介して、圧力検出室50内のセンサチップ20に印加されることになる。
また、コネクタケース10のうち圧力検出室50の外周囲の部位には、環状の溝(Oリング溝)52が形成されており、この溝52内には、圧力検出室50を気密封止するためのOリング53が配設されている。
このOリング53は、たとえばシリコンゴム等の弾性材料よりなり、コネクタケース10と押さえ部材45とにより挟まれて押圧されている。こうして、メタルダイアフラム44とOリング53とにより圧力検出室50が封止され閉塞されている。
このような構成を有する本実施形態の圧力センサ100における独自の構成は、次のようなものである。
まず、圧力検出用のセンサチップ20とこのセンサチップ20からの信号を処理する回路を有する回路チップ30とを別体のチップとし、ボンディングワイヤ13を介して電気的に接続している。
さらに、上述したように、回路チップ30を、センサチップ20と凹部11の底部との間に介在した形でセンサチップ20と積層することにより、回路チップ30の上にセンサチップ20が載った形になっている。
そのため、センサチップ20によって回路チップ30の表面がオイル51から保護された形になっており、このような構成により、回路チップ30、特に回路チップ30における上記回路が、コネクタケース10のうちオイル51との接触を回避する位置に設けられている。
[製造方法等]
次に、上記圧力センサ100の製造方法について述べる。ターミナルピン12がインサート成形されたコネクタケース10を用意する。
コネクタケース10の凹部11内に、回路チップ30およびセンサチップ20を積層した形で設置するとともに、ワイヤボンディングを行ってボンディングワイヤ13により両チップ20、30およびターミナルピン12の間を結線する。
そして、凹部11側を上にしてコネクタケース10を配置し、コネクタケース10の上方から、ディスペンサ等によりフッ素オイル等よりなるオイル51を、凹部11へ一定量注入する。
続いて、メタルダイアフラム44および押さえ部材45が全周溶接され、圧力導入孔41の一端に気密接合されたハウジング40を用意し、このハウジング40を上から水平を保ったまま、コネクタケース10に嵌合するように降ろす。この状態のものを真空室に入れて真空引きを行い圧力検出室50内の余分な空気を除去する。
その後、コネクタケース10とハウジング40側の押さえ部材45とが十分接するまで押さえることによって、メタルダイアフラム44とOリング53によってシールされた圧力検出室50を形成する。
次に、ハウジング40の端部をコネクタケース10の一端側にかしめることにより、かしめ部46を形成する。こうして、ハウジング40とコネクタケース10とを一体化することにより、かしめ部46によるコネクタケース10とハウジング40との組み付け固定がなされる。こうして、圧力センサ100が完成する。
かかる圧力センサ100の基本的な圧力検出動作について述べる。
圧力センサ100は、ハウジング40のネジ部42を介して、測定対象物の適所に取り付けられる。そして、測定対象物からの測定圧力がハウジング40の圧力導入孔41より圧力センサ100内に導入される。
すると、導入された圧力がメタルダイアフラム44から圧力検出室50内のオイル51を介して、センサチップ20の表面すなわち受圧面としての上記ダイアフラム21に印加される。そして、印加された圧力に応じた電気信号がセンサ信号として、センサチップ20から出力される。
このセンサ信号は、センサチップ20からボンディングワイヤ13を介して回路チップ30へ送られ、ここで信号処理されて、ボンディングワイヤ13からターミナルピン12を介して、上記外部回路へ出力される。このようにして、圧力センサ100における圧力検出が行われる。
[効果等]
ところで、本実施形態によれば、一面に凹部11を有するケース10と、凹部11に収納された圧力検出用のセンサチップ20と、凹部11に充填されたオイル51と、凹部11を閉塞するメタルダイアフラム44とを備える圧力センサにおいて、センサチップ20からの信号を処理する回路を有する回路チップ30が、ケース10のうちオイル51との接触を回避する位置に設けられており、センサチップ20と回路チップ30とは電気的に接続されていることを特徴とする圧力センサ100が提供される。
それによれば、センサチップ20にて発生した信号の信号処理を行う回路を回路チップ30として構成して、センサチップ20とは別チップとするとともに、さらに、この回路チップ30を、ケース10におけるオイル51との接触を回避する位置に設けているため、液封ダイアフラム式の圧力センサ100において、信号処理用の回路が、オイル51の分極によって帯電するのを極力防止することができる。
また、本実施形態では、上記図1〜図3に示されるように、回路チップ30は、センサチップ20と凹部11の底部との間に介在した形でセンサチップ20と積層されていることも特徴の一つである。
それにより、回路チップ30を、コネクタケース10のうちオイル51との接触を回避する位置に適切に設けることができている。
また、本実施形態によれば、このように、センシング部と回路部とを別々のチップとし、回路チップ30の上にセンサチップ20を積層するスタック構成を採用することにより、センサチップ20および回路チップ30を含めたチップの平面方向のサイズを小型化することができる。
上述したように、従来では、センサチップは、同一チップ内に、印加圧力に応じた電気信号を発生する歪みゲージと当該電気信号の増幅・調整などの信号処理を行う回路部とが形成された集積化センサチップであった。
この従来のセンサチップ20の平面形状が上記図3(c)に示されている。この従来のセンサチップ20においては、その中央部に歪みゲージが形成されているダイアフラム21が設けられ、このダイアフラム21の周囲部に回路部が形成されている。つまり、従来のセンサチップ20では、同一のチップ内にセンシング部とともに回路部も形成する分、チップサイズが大きくなる。
そのため、図3(a)と図3(c)との比較からわかるように、従来のセンサチップ20は、本実施形態のセンサチップ20に比べて平面サイズが大きくなる。その結果、本実施形態によれば、積層された両チップ20、30の平面サイズを従来のセンサチップ20に比べて、小さくすることが可能になる。
また、本実施形態のように、回路チップ30の上にセンサチップ20を積層するスタック構成を採用することにより、センサチップ20および回路チップ30を含めたチップの平面方向のサイズだけでなく、高さ方向すなわちチップ積層方向のサイズも小型化することができる。
図4は、本実施形態の圧力センサ100におけるチップの高さ方向の小型化について説明するための断面図であり、(a)は本実施形態のチップ構成、(b)は比較例として従来のチップ構成を示す図である。
図4(b)に示されるように、従来においては、コネクタケース10の上に1層の接着部材24を介してガラス台座22、センサチップ20が順次積層されている。ここで、樹脂よりなるケース10とその上の構成部品との間の熱膨張係数の差による歪みが、センサチップ20に加わるのを抑制するために、ガラス台座22を厚くすることで当該歪みを吸収していた。
それに対して、本実施形態では、図4(a)に示されるように、積層方向において、樹脂よりなるケース10とセンサチップ20との間には、樹脂よりなる接着部材24および接着剤25を2層設けることができる。
そのため、本実施形態においては、上記熱膨張係数の差による歪みを、これらの2つの樹脂層24、25によって吸収することが可能になり、その結果として、ガラス台座22を従来ほどには厚いものにする必要がなくなる。
単純に、従来のサイズのセンサチップ20およびガラス台座22を、本実施形態のスタック構造に適用したとすれば、センサチップ20から回路チップ30を含めたチップの高さは従来よりも高くなってしまう。
しかし、本実施形態では、ガラス台座を薄くしたり、上述したようにチップ平面サイズを小型化することによるチップ厚さの小型化が可能になるため、従来に比べて、チップの高さ方向のサイズを同等もしくはより小型化することができる。
[変形例]
次に、本第1実施形態の各種の変形例について、図5〜図9を参照して述べる。図5、図6、図7、図8、図9は、それぞれ本実施形態の第1、第2、第3、第4、第5の変形例を示す図である。
図5は、第1の変形例に用いられる回路チップ30の上面図である。この第1の変形例では、上記図2に示されるスタック構造において、センサチップ20と回路チップ30との間に介在してこれら両チップを接続する接着部材として、導電性を有する導電性接合部材26を採用したものである。
図5では、回路チップ30の上面すなわちセンサチップ20が積層される表面に、導電性接合部材26が配置された状態を示している。なお、以下の各図に示される導電性接合部材26においても同様であるが、図中、導電性接合部材26には斜線ハッチングが施してあるが、これは識別のためであり、断面ではない。
この導電性接合部材26としては、たとえば、銀や銅などの導電性フィラーがエポキシ樹脂などの樹脂に含有されてなる導電性接着剤や、導電性接着シートなどを採用することができる。
また、図5に示される回路チップ30においては、当該回路チップ30の上面に形成されているパッド32の一部が、GND用パッド32aとして構成されている。このGND用パッド32aは、ここに接続されるボンディングワイヤ13を介して圧力センサ100におけるGND電位となる部位に電気的に接続される。
そして、回路チップ30の上面において、導電性接合部材26は、上記図3に示される接着部材24と同様に、信号処理用の回路が形成されている領域31の上に配置されているが、さらに、本例では、導電性接合部材26は、領域31から大きくはみ出してGND用パッド32aの一部分の上に重なった状態で配置されている。
このように、本第1の変形例によれば、本実施形態の圧力センサ100において、積層されたセンサチップ20と回路チップ30とは、導電性を有する導電性接合部材26を介して接合されており、回路チップ30には、GND電位に設定されるGND用パッド32aが設けられており、このGND用パッド32aと導電性接合部材26とは電気的に接続されていることを特徴とする圧力センサが提供される。
それによれば、回路チップ30の表面は、導電性接合部材26を介してGND用パッド32aに電気的に接続した状態となるため、回路チップ30の表面電位が安定し、回路チップ30の帯電がより抑制しやすくなり、好ましい。
図6は、第2の変形例に用いられる回路チップ30の上面図であり、回路チップ30の上面すなわちセンサチップ20が積層される表面に、導電性接合部材26が配置された状態を示している。本第2の変形例は、上記図5に示される第1の変形例のさらなる変形である。
この図6に示される回路チップ30においても、当該回路チップ30の上面に形成されているパッド32の一部がGND用パッド32aとして構成されている。
しかしながら、図6においては、信号処理用の回路が形成されている領域31の上に、導電性接合部材26の接続用のパッド32bが設けられ、さらに、このパッド32bとGND用パッド32aとを接続するためのアルミニウムなどからなる配線32cが設けられている。
そして、図6においては、導電性接合部材26は、導電性接合部材26の接続用のパッド32bとは重なるが、上記図5とは異なり、GND用パッド32aには重ならないように配置されている。
この場合、導電性接合部材26は、上記パッド32bと電気的に接続されて、上記配線32c、GND用パッド32a、さらにGND用パッド32aに接続されるボンディングワイヤ13を介して、GND電位に設定されることになる。
そして、上記図5に示される第1の変形例と同様に、回路チップ30の表面は、導電性接合部材26を介してGND用パッド32aに電気的に接続した状態となるため、回路チップ30の表面電位が安定し、回路チップ30の帯電がより抑制しやすくなる。
図7は、第3の変形例に用いられる回路チップ30の上面図であり、回路チップ30の上面すなわちセンサチップ20が積層される表面に、導電性接合部材26が配置された状態を示している。本第3の変形例は、上記図5に示される第1の変形例のさらなる変形である。
この図7に示される例においても、上記図5に示される第1の変形例と同様に、回路チップ30の上面において、導電性接合部材26は領域31の上に配置されるとともに、領域31から大きくはみ出してGND用パッド32aの一部分の上に重なった状態で配置されている。
ここで、図7に示される回路チップ30においては、当該回路チップ30の上面に形成されているパッド32の一部が、回路チップ30の内部回路を検査するための検査用パッド32dとして構成されている。
この検査用パッド32aは、検査用のプローブなどが宛てられることにより、回路チップ30の回路を検査するためのもので、検査後は、使用されず、ボンディングワイヤなどは接続されない。
本例では、導電性接合部材26が上記領域31を大きくはみ出しているため、この検査用パッド32dの上まで重なって配置されている。この場合、この検査用パッド32と導電性接合部材26とが電気的に導通してしまうと、回路チップ30の回路が機能しなくなってしまう。
そこで、本例では、図7に示されるように、検査用パッド32dの上に樹脂などの絶縁膜33を形成し、この絶縁膜33により検査用パッド32dを被覆する。そして、その上に導電性接合部材26を配置している。そのため、導電性接合部材26と検査用パッド32dとは絶縁膜33によって電気的に絶縁され、回路チップ30の回路は正常に機能することができる。
図8は、第4の変形例に用いられる回路チップ30の上面図である。図8に示されるように、本例では、回路チップ30の上面において、センサチップ20が配置される上記領域31の周辺部に、トリム抵抗34が設けられている。
このトリム抵抗34は、回路チップ30の回路の抵抗値を調整するための調整用の抵抗であり、たとえば、このトリム抵抗34をレーザ照射により焼き切ったりすることで、抵抗値を調整するものである。
図8に示される回路チップ30においては、この上にセンサチップ20を積層した後であっても、センサチップ20の周囲にトリム抵抗34を露出させた状態にすることが可能である。
そのため、センサチップ20の積層後においても、トリム抵抗34にレーザ照射を行って抵抗値の調整を行うことができる。なお、抵抗のトリミングを電気トリムで行う場合には、本例のようなトリム抵抗の配置を採用しなくても後調整が可能である。
図9は、第5の変形例としてのセンサチップ20と回路チップ30との積層構造を示す概略断面図である。図9に示されるように、センサチップ20はガラス台座を省略した状態で直接、回路チップ30の上に積層してもよい。
この場合、センサチップ20と回路チップ30とは、たとえば陽極接合などにより接合固定することができる。ここで、両チップ20、30を陽極接合する場合、その接合部は、回路チップ30に形成されている信号処理用の回路部30aを避けるようにする。
また、本例では、センサチップ20におけるダイアフラム21の裏面の凹部と回路チップ30との間に、上記真空室23が形成されるが、この真空室23は真空ではなく大気圧であってもよい。
本例によれば、ガラス台座を省略しているため、コストダウンや小型化を図ることができる。また、本例によれば、チップの高さ方向において両チップ20、30間のワイヤボンディング面が近づくため、ワイヤボンディングが行いやすく、ボンディングの信頼性が向上するという利点もある。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態に係る液封ダイアフラム式の圧力センサ200の全体概略を示す断面図である。
また、図11(a)は、図10に示される圧力センサ200における回路チップ30の拡大図であり、図11(b)は、図11(a)中に示されるターミナルピン12の側面図である。
本実施形態の圧力センサ200も、センサチップ20と回路チップ30とを別体のチップとし、回路チップ30をコネクタケース10のうちオイル51との接触を回避する位置に設けたことは、上記第1実施形態と同様である。
しかし、本実施形態では、図10に示されるように、回路チップ30は、コネクタケース10のうち凹部11とは別部位に設けられており、コネクタケース10に設けられたリード部材としてのターミナルピン12を介して、センサチップ20と回路チップ30とが電気的に接続されている。以下、この相違点を中心に述べる。
[構成等]
本圧力センサ200では、図10に示されるように、センサチップ20は、ガラス台座22を介して、コネクタケース10の凹部11の底部に接着剤などを介して接合され固定されている。つまり、本実施形態では、上記図4(b)に示されるような形態でセンサチップ20が凹部11内に収納固定されている。
そして、センサチップ20と凹部11に露出する各ターミナルピン12の一端部とが、ボンディングワイヤ13を介して電気的に接続されている。なお、このようなセンサチップ20のコネクタケース10への設置形態および電気的な接続の形態は、上記した特許文献1に記載されている圧力センサと同様である。
また、図10に示されるように、本例の圧力センサ200においては、回路チップ30は、コネクタケース10の開口部15内に収納されており、この回路チップ30は、接着剤などによりコネクタケース10に接合され固定されている。
そして、回路チップ30は、コネクタケース10の開口部15内に露出するターミナルピン12の部分に電気的に接続されている。本例では、回路チップ30と複数本のターミナルピン12とは、ボンディングワイヤ13を介して電気的に接続されている。
ここで、図11に示されるように、コネクタケース10の開口部15内に露出する各ターミナルピン12の部分は、曲げ部12aを有した構成となっている。この曲げ部12aは、ターミナルピン12の長手方向から突出し、さらにこの突出部が曲げられた形状をなすものである。
そして、このような曲げ部12aを形成することによってボンディングワイヤ13が接続される面積が曲げ部12aにおいて確保されており、この曲げ部12aと回路チップ30との間でワイヤボンディングが行われている。
このように、本例の圧力センサ200においては、センサチップ20と回路チップ30とは、ボンディングワイヤ13、各ターミナルピン12、ボンディングワイヤ13を介して電気的に接続されている。
[製造方法等]
次に、上記図10に示される圧力センサ200の製造方法や検出動作について、上記第1実施形態と相違点を中心に述べる。
まず、製造方法を述べる。ターミナルピン12がインサート成形されたコネクタケース10を用意する。ここで、コネクタケース10においては、あらかじめ開口部15に、回路チップ30を設置し、ワイヤボンディングを行い、回路チップ30とターミナルピン12とを結線しておく。
次に、コネクタケース10の凹部11内に、センサチップ20をガラス台座22を介して設置するとともに、ワイヤボンディングを行ってボンディングワイヤ13によりセンサチップ20とターミナルピン12との間を結線する。
そして、上記実施形態と同様にして、凹部11へのオイル51の注入、メタルダイアフラム44が接合されたハウジング40とコネクタケース10との組み付けおよび圧力検出室50の形成を行う。
こうして、圧力センサ100が完成する。なお、コネクタケース10の開口部15における回路チップ30の固定および電気的接続は、ハウジング40とコネクタケース10との組み付け後に行ってもよい。
かかる圧力センサ200の基本的な圧力検出動作は、次の通りである。上記第1実施形態と同様に、圧力導入孔41より導入された圧力がメタルダイアフラム44からオイル51を介して、センサチップ20の上記ダイアフラム21に印加されると、センサ信号がセンサチップ20から出力される。
本実施形態では、このセンサ信号は、センサチップ20からボンディングワイヤ13、ターミナルピン12、ボンディングワイヤ13を介して回路チップ30へ送られ、ここで信号処理される。
そして、この処理された信号は、ボンディングワイヤ13からターミナルピン12を介して、上記外部回路へ出力される。このようにして、本実施形態では、圧力センサ200における圧力検出が行われる。
[効果等]
以上のように、本実施形態においても、液封ダイアフラム式の圧力センサにおいて、センサチップ20からの信号を処理する回路チップ30が、ケース10のうちオイル51との接触を回避する位置に設けられ、センサチップ20と回路チップ30とは電気的に接続されていることを特徴とする圧力センサ200が提供される。
それによれば、上記第1実施形態と同様に、液封ダイアフラム式の圧力センサ200において、回路チップ30に設けられた信号処理用の回路が、オイル51によって帯電するのを極力防止することができる。
特に、図10に示される圧力センサ200では、回路チップ30を、コネクタケース10のうち凹部11とは別部位である開口部15に設け、コネクタケース10に設けられたリード部材としてのターミナルピン12を介して、センサチップ20と回路チップ30とを電気的に接続している。
それによれば、コネクタケース10のうちオイル51が充填されている凹部11以外の部位に、回路チップ30が設けられているため、回路チップ30は、コネクタケース10のうちオイル51との接触を回避する位置に適切に設けられた形となる。
また、図10に示される圧力センサ200においては、回路チップ30とリード部材としてのターミナルピン12とはボンディングワイヤ13を介して電気的に接続されていることも特徴の一つである。
さらに、図10に示される圧力センサ200では、回路チップ30は、コネクタケース10の開口部15に設けられており、圧力センサ200の完成後においても、当該開口部15から回路チップ30が見える形となっている。
そのため、上記図8に示される回路チップ30のように、この圧力センサ200においても回路チップ30に上記トリム抵抗を設けた場合には、ハウジング40とコネクタケース10との組み付け後であっても、開口部15から露出する上記トリム抵抗に対して、レーザ照射による抵抗値調整が可能になる。
[変形例]
次に、本第2実施形態の各種の変形例について、図12〜図15を参照して述べる。図12、図13、図14、図15は、それぞれ本実施形態の第1、第2、第3、第4の変形例を示す図である。
図12は、第1の変形例としての回路チップ30の配置形態を示す概略断面図である。図12においても、上記図10に示される例と同様に、回路チップ30をコネクタケース10の開口部15に設け、コネクタケース10に設けられたターミナルピン12と回路チップ30とをボンディングワイヤ13を介して電気的に接続している。
ここにおいて、図12に示される例では、回路チップ30、ボンディングワイヤ13、およびボンディングワイヤ13と接続されているターミナルピン12の部分は、樹脂60によりモールドされ保護されている。この樹脂60としては、エポキシ系樹脂など、通常のモールド樹脂材料を採用することができる。
つまり、本例によれば、上記図10に示される圧力センサ200において、さらに、回路チップ30および回路チップ30とリード部材であるターミナルピン12との接続部が、樹脂60によりモールドされていることを特徴とする圧力センサが提供される。
それによれば、回路チップ30および回路チップ30とリード部材12との接続部、本例では、回路チップ30、ボンディングワイヤ13およびこのボンディングワイヤ13と各部の接続部が外部から保護されるため、信頼性の向上や耐環境性の向上を適切に図ることができる。
図13は、第2の変形例としての回路チップ30の配置形態を示す概略断面図である。図13においても、上記図10に示される例と同様に、回路チップ30をコネクタケース10の開口部15に設け、コネクタケース10に設けられたターミナルピン12と回路チップ30とを電気的に接続しているが、本例では回路チップ30をターミナルピン12に対してフリップチップ接続している。
すなわち、この図13に示される例では、回路チップ30は、リード部材であるターミナルピン12とバンプ70を介して電気的に接続されている。このバンプ70としては、はんだや金などの通常のバンプ材料を採用することができ、パンプ70は、ターミナルピン12の上記曲げ部12aに接続されている。
図14は、第3の変形例としての回路チップ30の配置形態を示す概略断面図である。本例は、上記図13に示される第2の変形例のさらなる変形例である。
この図14に示される回路チップ30の配置形態においても、回路チップ30は、リード部材であるターミナルピン12とバンプ70を介して電気的に接続されている。さらに、本例では、回路チップ30、バンプ70、およびバンプ70と接続されているターミナルピン12の部分が、樹脂60によりモールドされ保護されている。
つまり、本例によっても、上記図10に示される圧力センサ200において、さらに、回路チップ30および回路チップ30とリード部材であるターミナルピン12との接続部が、樹脂60によりモールドされていることを特徴とする圧力センサが提供される。
それによれば、回路チップ30および回路チップ30とリード部材12との接続部、本例では、回路チップ30、バンプ70およびこのバンプ70と各部の接続部が外部から保護されるため、信頼性の向上や耐環境性の向上を適切に図ることができる。
図15は、第4の変形例としての液封ダイアフラム式の圧力センサ210の全体概略を示す断面図である。
本例の圧力センサ210も、上記図10に示される圧力センサ200と同様に、センサチップ20と回路チップ30とを別体のチップとし、回路チップ30をコネクタケース10のうち凹部11とは別部位に設けることにより、回路チップ30をオイル51との接触を回避する位置に配置している。
ここにおいて、図15に示される例では、回路チップ30が設けられるコネクタケース10の部位を、開口部15ではなく、コネクタケース10内に設けられた空洞部16としている。
そして、この空洞部16内に回路チップ30を配設し、ターミナルピン12とボンディングワイヤ13を介して電気的な接続を行っている。なお、ボンディングワイヤ13の代わりに上記バンプ70を用いてもよい。
この空洞部16は、コネクタケース10を分割されたものとすることにより形成することができる。図15に示されるように、コネクタケース10は、凹部11と開口部15との間で分割されたものとなっている。
具体的には、コネクタケース10は、凹部11を有する第1のケース部10aと、開口部15および上記空洞部16となる凹部を有する第2のケース部10bとに分割されたものであり、これら両ケース部10a、10bが樹脂の溶着や接着などにより、一体に接合されたものとして構成されている。
ここで、ターミナルピン12は第1のケース部10aにはインサート成形されたものである。そして、第2のケース部10bには、開口部15から空洞部16へと貫通する貫通穴10cが設けられており、ターミナルピン12はこの貫通穴10cに挿入された形となっている。
本例の圧力センサ210の組み付け方法は、コネクタケース10の組み付けに特徴点があり、第1のケース部10aに回路チップ30を固定し、ワイヤボンディングやバンプなどにより、回路チップ30とターミナルピン12とを電気的に接続する。その後、第1のケース部10aと第2のケース部10bとを接合する。
その他の部分については、上記実施形態に示した製造方法に準じて製造していくことにより、本例の圧力センサ210を作ることができる。また、この図15に示される例においても、回路チップ30および回路チップ30とリード部材であるターミナルピン12との接続部が、樹脂60によりモールドされているものであってもよい。
なお、図15に示される例では、コネクタケース10の分割部分は、ハウジング40のかしめ部46とコネクタケース10の開口部15との中間部に設けているが、コネクタケース10の分割部分は、メタルダイアフラム44とかしめ部46との中間部に設けてもよい。
このようにした場合、コネクタケース10における両分割部10a、10bの接合部には、かしめ部46によるかしめの固定力が作用することになる。そのため、両分割部10a、10bの接合強度が向上するという利点がある。
(他の実施形態)
なお、上記各図に示した圧力センサは、本発明の圧力センサの一実施形態を示したものであり、本発明は、これらの図に示される形態に限定されるものではない。
要するに、本発明は、一面に凹部を有するケースと、凹部に収納された圧力検出用のセンサチップと、凹部に充填されたオイルと、凹部を閉塞するメタルダイアフラムとを備える圧力センサにおいて、センサチップからの信号を処理する回路チップを、ケースのうちオイルとの接触を回避する位置に設け、センサチップと回路チップとを電気的に接続されたものにしたことを要部とするものであり、その他の細部については適宜、設計変更等が可能である。
本発明の第1実施形態に係る液封ダイアフラム式の圧力センサの全体概略を示す断面図である。 図1中のセンサチップおよび回路チップの拡大図である。 (a)は図1に示される圧力センサにおけるセンサチップおよび回路チップの上面図、(b)は同圧力センサにおける回路チップの上面図、(c)は比較例として従来の圧力センサにおけるセンサチップの上面図である。 上記第1実施形態の圧力センサにおけるチップの高さ方向の小型化について説明するための断面図である。 上記第1実施形態の第1の変形例に用いられる回路チップの上面図である。 上記第1実施形態の第2の変形例に用いられる回路チップの上面図である。 上記第1実施形態の第3の変形例に用いられる回路チップの上面図である。 上記第1実施形態の第4の変形例に用いられる回路チップの上面図である。 上記第1の実施形態の第5の変形例としてのセンサチップと回路チップとの積層構造を示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る液封ダイアフラム式の圧力センサの全体概略を示す断面図である。 (a)は図10に示される圧力センサにおける回路チップの拡大図であり、(b)は(a)中に示されるターミナルピンの側面図である。 上記第2実施形態の第1の変形例としての回路チップの配置形態を示す概略断面図である。 上記第2実施形態の第2の変形例としての回路チップの配置形態を示す概略断面図である。 上記第2実施形態の第3の変形例としての回路チップの配置形態を示す概略断面図である。 上記第2実施形態の第4の変形例としての液封ダイアフラム式の圧力センサの全体概略を示す断面図である。
符号の説明
10…ケースとしてのコネクタケース、11…コネクタケースの凹部、
12…リード部材としてのターミナルピン、13…ボンディングワイヤ、
20…センサチップ、26…導電性接合部材、30…回路チップ、
32a…GND用パッド、44…メタルダイアフラム、51…オイル、
60…樹脂、70…バンプ。

Claims (8)

  1. 一面に凹部(11)を有するケース(10)と、
    前記凹部(11)に収納された圧力検出用のセンサチップ(20)と、
    前記凹部(11)に充填されたオイル(51)と、
    前記凹部(11)を閉塞するメタルダイアフラム(44)とを備える圧力センサにおいて、
    前記センサチップ(20)からの信号を処理する回路チップ(30)が、前記ケース(10)のうち前記オイル(51)との接触を回避する位置に設けられており、
    前記センサチップ(20)と前記回路チップ(30)とは電気的に接続されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記回路チップ(30)は、前記センサチップ(20)と前記凹部(11)の底部との間に介在した形で前記センサチップ(20)と積層されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 積層された前記センサチップ(20)と前記回路チップ(30)とは、導電性を有する導電性接合部材(26)を介して接合されており、
    前記回路チップ(30)には、GND電位に設定されるGND用パッド(32a)が設けられており、
    このGND用パッド(32a)と前記導電性接合部材(26)とは電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 積層された前記センサチップ(20)と前記回路チップ(30)とは、ボンディングワイヤ(13)により電気的に接続されていることを特徴とする請求項2または3に記載の圧力センサ。
  5. 前記回路チップ(30)は、前記ケース(10)のうち前記凹部(11)とは別部位に設けられており、
    前記ケース(10)に設けられた前記リード部材(12)を介して、前記センサチップ(20)と前記回路チップ(30)とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  6. 前記回路チップ(30)は、前記リード部材(12)とボンディングワイヤ(13)を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の圧力センサ。
  7. 前記回路チップ(30)は、前記リード部材(12)とバンプ(70)を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の圧力センサ。
  8. 前記回路チップ(30)および前記回路チップ(30)と前記リード部材(12)との接続部は、樹脂(60)によりモールドされていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の圧力センサ。
JP2004276771A 2004-09-24 2004-09-24 圧力センサ Expired - Fee Related JP4548066B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276771A JP4548066B2 (ja) 2004-09-24 2004-09-24 圧力センサ
US11/218,548 US7231830B2 (en) 2004-09-24 2005-09-06 Pressure sensor with processing circuit covered by sensor chip
DE102005045380A DE102005045380A1 (de) 2004-09-24 2005-09-22 Drucksensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276771A JP4548066B2 (ja) 2004-09-24 2004-09-24 圧力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006090846A true JP2006090846A (ja) 2006-04-06
JP4548066B2 JP4548066B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=36062379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004276771A Expired - Fee Related JP4548066B2 (ja) 2004-09-24 2004-09-24 圧力センサ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7231830B2 (ja)
JP (1) JP4548066B2 (ja)
DE (1) DE102005045380A1 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285750A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Denso Corp 圧力センサ
JP2008111795A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Denso Corp 圧力センサ
JP2011519041A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 圧力センサ
JP2013096702A (ja) * 2011-10-27 2013-05-20 Denso Corp 半導体装置、及び、その製造方法
JP2013213772A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体センサ及びその製造方法
JP2014178125A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Fuji Koki Corp 圧力センサ
JP2015004591A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社不二工機 圧力センサ
JP2016205872A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 株式会社不二工機 圧力センサ
JP2016205873A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 株式会社不二工機 圧力センサ
JP2016205871A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 株式会社不二工機 圧力センサ
JP2021060250A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 株式会社不二工機 圧力センサ
CN114383771A (zh) * 2022-01-13 2022-04-22 北京卫星环境工程研究所 适用于真空与复杂电磁环境的空间真空传感器
CN115077787A (zh) * 2018-06-13 2022-09-20 丹佛斯有限公司 压力传感器布置

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7641864B2 (en) * 2001-06-15 2010-01-05 Avure Technologies Incorporated Thermal sensor connector for pressure vessel
JP4774678B2 (ja) * 2003-08-29 2011-09-14 富士電機株式会社 圧力センサ装置
JP4768281B2 (ja) * 2005-02-08 2011-09-07 株式会社ジェイテクト 圧力センサ及びその製造方法
JP2007121196A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Denso Corp 圧力センサ
US20070197922A1 (en) * 2006-02-17 2007-08-23 Honeywell International Inc. Disposable pressure sensor systems and packages therefor
JP2008151738A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Denso Corp 圧力センサ
US8028584B2 (en) * 2007-08-20 2011-10-04 Denso Corporation Pressure sensor and method for manufacturing the same
EP2395336B1 (en) 2010-06-08 2018-08-01 Sensata Technologies, Inc. Hermetically sealed pressure sensing device
DE102010031719A1 (de) * 2010-07-21 2012-01-26 Hella Kgaa Hueck & Co. Vorrichtung zur Erfassung physikalischer Zustandsgrößen eines Mediums
TW201331564A (zh) * 2012-01-20 2013-08-01 sen-mu Gao 以空氣壓力感測元件感測液體壓力之結構
JP5761113B2 (ja) * 2012-04-25 2015-08-12 日本精機株式会社 圧力検出装置及びその生産方法
US20140000375A1 (en) * 2012-06-29 2014-01-02 General Electric Company Pressure sensor assembly
US9733142B2 (en) * 2012-10-17 2017-08-15 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho Pressure sensor, and sensor unit provided with same
JP5973357B2 (ja) * 2013-02-05 2016-08-23 株式会社鷺宮製作所 圧力検知ユニット及び圧力検知ユニットの製造方法
TWI633289B (zh) * 2013-03-13 2018-08-21 不二工機股份有限公司 壓力感測器
CN106662493B (zh) * 2014-06-17 2020-02-28 株式会社鹭宫制作所 传感器单元及压力检测装置
US9915577B2 (en) * 2014-12-02 2018-03-13 Sensata Technologies, Inc. Case isolated oil filled MEMS pressure sensor
DE102015001988A1 (de) * 2015-02-16 2016-08-18 Lucas Automotive Gmbh Hydraulischer Drucksensor für ein Fahrzeug
US20180335360A1 (en) * 2017-05-16 2018-11-22 Honeywell International Inc. Ported Pressure Sensor With No Internally Trapped Fluid
CN206862558U (zh) * 2017-06-27 2018-01-09 浙江富茂机电有限公司 一种可泄压式安全压力表
DE102017212838A1 (de) * 2017-07-26 2019-01-31 Robert Bosch Gmbh Drucksensoranordnung, Messvorrichtung und Verfahren zu deren Herstellung
DE102017212866A1 (de) * 2017-07-26 2019-01-31 Robert Bosch Gmbh Drucksensoranordnung, Messvorrichtung und Verfahren zu deren Herstellung
WO2019181410A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 アルプスアルパイン株式会社 圧力センサ
CN115077753A (zh) * 2022-08-11 2022-09-20 江苏航运职业技术学院 一种过负载自启动压力传感器及其使用方法
CN115235681B (zh) * 2022-09-21 2022-12-20 无锡芯感智半导体有限公司 Mems压力传感器的封装结构及方法
US11953392B1 (en) 2022-09-21 2024-04-09 Wuxi Sencoch Semiconductor Co., Ltd. Packaging structure and method of MEMS pressure sensor

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267938A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Nippon Denso Co Ltd 圧力センサ
JPH0465643A (ja) * 1990-07-05 1992-03-02 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ及びその製造方法
JPH04130670A (ja) * 1990-09-20 1992-05-01 Seiko Instr Inc 静電容量型圧力センサ
JPH05149814A (ja) * 1991-11-29 1993-06-15 Fuji Electric Co Ltd 二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ
JPH11326087A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Tokai Rika Co Ltd センサチップの接合構造及びセンサの製造方法
JP2001311675A (ja) * 2000-02-24 2001-11-09 Matsushita Electric Works Ltd 圧力センサモジュール
JP2002350264A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Kyocera Corp 圧力検出装置用パッケージ
JP2004037388A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Toyoda Mach Works Ltd 圧力センサ
JP2004045076A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Fuji Koki Corp 圧力センサ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3198779B2 (ja) * 1994-03-04 2001-08-13 株式会社デンソー 半導体圧力検出器の製造方法
JP2003121284A (ja) * 2001-10-09 2003-04-23 Toyoda Mach Works Ltd 半導体圧力検出装置
JP3987386B2 (ja) 2001-11-20 2007-10-10 株式会社鷺宮製作所 圧力センサ
JP2005037310A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Fuji Koki Corp 圧力センサ
US20050132873A1 (en) * 2003-12-23 2005-06-23 Labock Technologies, Inc. Method of connecting rigid bodies and rigid body
JP4052263B2 (ja) * 2004-03-04 2008-02-27 株式会社デンソー 圧力センサ
JP2006078417A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Toyoda Mach Works Ltd 圧力センサ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267938A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Nippon Denso Co Ltd 圧力センサ
JPH0465643A (ja) * 1990-07-05 1992-03-02 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ及びその製造方法
JPH04130670A (ja) * 1990-09-20 1992-05-01 Seiko Instr Inc 静電容量型圧力センサ
JPH05149814A (ja) * 1991-11-29 1993-06-15 Fuji Electric Co Ltd 二重ダイヤフラム式半導体圧力センサ
JPH11326087A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Tokai Rika Co Ltd センサチップの接合構造及びセンサの製造方法
JP2001311675A (ja) * 2000-02-24 2001-11-09 Matsushita Electric Works Ltd 圧力センサモジュール
JP2002350264A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Kyocera Corp 圧力検出装置用パッケージ
JP2004037388A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Toyoda Mach Works Ltd 圧力センサ
JP2004045076A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Fuji Koki Corp 圧力センサ

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285750A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Denso Corp 圧力センサ
JP2008111795A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Denso Corp 圧力センサ
JP2011519041A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 圧力センサ
JP2013096702A (ja) * 2011-10-27 2013-05-20 Denso Corp 半導体装置、及び、その製造方法
JP2013213772A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体センサ及びその製造方法
JP2014178125A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Fuji Koki Corp 圧力センサ
JP2015004591A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社不二工機 圧力センサ
JP2016205872A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 株式会社不二工機 圧力センサ
JP2016205873A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 株式会社不二工機 圧力センサ
JP2016205871A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 株式会社不二工機 圧力センサ
CN115077787A (zh) * 2018-06-13 2022-09-20 丹佛斯有限公司 压力传感器布置
JP2021060250A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 株式会社不二工機 圧力センサ
JP7325099B2 (ja) 2019-10-04 2023-08-14 株式会社不二工機 圧力センサ
CN114383771A (zh) * 2022-01-13 2022-04-22 北京卫星环境工程研究所 适用于真空与复杂电磁环境的空间真空传感器
CN114383771B (zh) * 2022-01-13 2024-01-19 北京卫星环境工程研究所 适用于真空与复杂电磁环境的空间真空传感器

Also Published As

Publication number Publication date
US7231830B2 (en) 2007-06-19
US20060075821A1 (en) 2006-04-13
JP4548066B2 (ja) 2010-09-22
DE102005045380A1 (de) 2006-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4548066B2 (ja) 圧力センサ
JP3752444B2 (ja) 圧力検出装置
JP4052263B2 (ja) 圧力センサ
WO2013179871A1 (ja) 圧力検出装置
JPH07209115A (ja) 半導体圧力検出器及びその製造方法
US11402274B2 (en) Temperature sensor device
JP5278143B2 (ja) 圧力センサ
JP2005181066A (ja) 圧力センサ
JP5050392B2 (ja) 圧力センサ
US10651609B2 (en) Method of manufacturing physical quantity sensor device and physical quantity sensor device
JP2006194683A (ja) 温度センサ一体型圧力センサ装置
JP3697862B2 (ja) 圧力検出装置
US20120206888A1 (en) Sensor arrangement and chip comprising additional fixing pins
JP2002257663A (ja) 圧力検出装置
JP2006208087A (ja) 圧力センサ
JP2006208088A (ja) 圧力センサおよびその製造方法
JP4223273B2 (ja) 圧力センサ
JP3617441B2 (ja) センサ装置
JP4118729B2 (ja) 圧力センサ
JP2010190819A (ja) センサ装置
JP4045988B2 (ja) 圧力センサ
JP6725852B2 (ja) 半導体センサ装置
JP2004045076A (ja) 圧力センサ
JP2006184075A (ja) 圧力センサ
JP4049129B2 (ja) 圧力センサ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100628

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4548066

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees