JP2013213772A - 半導体センサ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、センサ素子と被実装面との接合強度を維持しつつ、接着樹脂とセンサ素子との線膨張係数の相違により生じる応力の影響を低減させ、センサ特性を安定化させることができる半導体センサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】平面状の所定の被実装面30上に実装されたセンサ素子10を含む半導体センサであって、
前記センサ素子10の実装面12には、該実装面12の中心を通り前記実装面の外周に到達する溝13が形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体センサ及びその製造方法に関する。
従来から、半導体で形成されたダイヤフラムを備えた応力感知センサ素子を基板上に固定する際には、基板からの応力を応力感知に影響させない観点から、弾性を全く有しない接着樹脂ではなく、低弾性率を有する接着樹脂を用いる場合が多い。
図1は、従来の半導体センサの構成を示した図である。図1において、基板250上に、ダイヤフラム部211と台座212を有するセンサ素子210が、低弾性樹脂220により接着されている。このように、低弾性樹脂220を用いてセンサ素子210を基板250に接着することにより、エポキシ樹脂等の硬度が高い樹脂を用いた場合よりも、基板250からの応力の伝搬を低減させることができる。しかしながら、低弾性樹脂220を用いると、ダイヤフラム部211の表面に形成された電極と基板上の端子とのワイヤボンディングの際、ダイヤフラム部211の固定が弱く、超音波の振動が低弾性樹脂220を介して逃げてゆき、ワイヤボンディングを適切に行うことができないという問題があった。
図2は、ワイヤボンディングを行い易くするために、ビーズ221が混入したビーズ混合低弾性樹脂222を用いた従来の半導体センサの構成を示した図である。図2の構成によれば、センサ素子210の基板250への実装に、ビーズ混合低弾性樹脂222を用いたことにより、超音波が逃げなくなり、ワイヤボンディングを適切に行うことができる。
しかしながら、ビーズ221の有無に関わらず、センサ素子210の裏面全体に低弾性樹脂220が介在するような構成とすると、センサ素子210と低弾性樹脂220との熱膨張係数の差により生ずる熱歪みの影響が大きくなり、センサ特性が悪化するという問題を生じた。特に、センサ素子210の中央部に低弾性樹脂220が介在する場合には、特性の悪化がより大きくなる。また、ビーズ混合低弾性樹脂222を用いた場合、余分な高さ増に繋がり、低背化を図ることができないという問題もあった。
かかる問題を解消するために、センサ素子210の中央部に低弾性樹脂220が介在しないように、センサ素子210の外周部のみに低弾性樹脂220を塗布して実装を行う方法が考えられる。
図3は、低弾性樹脂を線塗布又は点塗布した半導体センサの構成を示した図である。図3(A)は、センサ素子の実装前の側断面図であり、図3(B)は、センサ素子の実装前の基板の平面図である。また、図3(C)は、センサ素子の実装後の側断面図であり、図3(D)は、センサ素子の実装後のセンサ素子の裏面を示した図である。
図3(A)、(B)に示すように、基板250の中央部には低弾性樹脂220を塗布せず、その周囲に低弾性樹脂220を塗布する。しかしながら、図3(C)、(D)に示すように、センサ素子210を基板250上に実装した際、低弾性樹脂220が潰れてセンサ素子210の台座212のほぼ全体に広がってしまい、センサ素子210の中央部にも低弾性樹脂220が介在してしまうという問題を生じた。低弾性樹脂220の量を相当に高精度に制御すれば、中央部に低弾性樹脂220が介在しないようにすることも不可能ではないが、確実性に欠けることから、量産性の観点から採用は困難であるという問題があった。
一方、実装基板からのセンサ素子への応力の低減という観点では、ダイヤフラムを有するMEMS素子が実装基板に実装されているMEMSデバイスであって、シリコン基板からなるMEMS素子の実装面に突起物が形成されており、突起物と実装基板とが接着剤層を介して接続されているMEMSデバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる構成により、MEMS素子と実装基板との間にギャップが形成され、実装基板からMEMS素子への応力を低減できる。
また、半導体基板からなる基体の一面においてダイヤフラム部が形成され、ダイヤフラム部とは反対側の他面に、少なくとも一組以上の凹部と凸部とを備え、接着機能を持つ材料によりパッケージ筐体に接着された圧力センサが知られている(例えば、特許文献2参照)。かかる構成により、圧力センサとパッケージ筐体とは凸部のみで接触することとなり、接触面積が大幅に減少するため、パッケージに外力が印加された場合に、筐体から圧力センサ本体に伝搬する外力を低減することができるとともに、凹部が機械的ストレスの逃げ場として機能し、ダイヤフラム部が受ける機械的ストレスを緩和することができる。
特開2012−6092号公報 特開2010−181386号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の構成では、ダイヤフラムの周囲の部分のみが実装基板との接触面であるにも関わらず、更に当該接触面に突起物が形成され、当該突起物のみが実装基板との接触面となった状態で接着が行われているために、MEMS素子と実装基板との接触面積が小さく、接合強度が弱くなるという問題があった。
同様に、上述の特許文献2に記載の構成においても、圧力センサとパッケージ筐体とが凸部のみで接触し、接触面積が大幅に減少するため、筐体との接合強度が大幅に低減してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、センサ素子と被実装面との接合強度を維持しつつ、接着樹脂とセンサ素子との熱膨張係数の相違により生じる応力の影響を低減させ、センサ特性を安定化させることができる半導体センサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る半導体センサは、平面状の所定の被実装面(30)上に実装されたセンサ素子(10)を含む半導体センサであって、
前記センサ素子(10)の実装面(12)には、該実装面(12)の中心を通り前記実装面(12)の外周に到達する溝(13)が形成されている。
本発明の他の態様に係る半導体センサの製造方法は、センサ素子(10)の実装面を構成する前記センサ素子(10)の台座(12)が格子状に配置された集合基板(1200)を用意する工程と、
格子状に配置された前記台座(12)の各々の中心を通る溝(13)を一括して形成する工程と、
前記集合基板(1200)を切断し、前記台座(12)を個片化する工程と、
前記実装面の前記溝(13)が形成されていない領域に接着樹脂(20)を塗布し、平面状の所定の被実装面(30)に前記センサ素子(10)を接着して実装する工程と、を有する。
本発明によれば、センサ素子の被接合面との接合強度を保ちつつ、センサ特性を安定化させることができる。
従来の半導体センサの構成を示した図である。 ビーズ混合低弾性樹脂を用いた従来の半導体センサの構成を示した図である。 低弾性樹脂を線塗布又は点塗布した半導体センサの構成を示した図である。図3(A)は、センサ素子の実装前の側面図である。図3(B)は、センサ素子の実装前の基板の平面図である。図3(C)は、センサ素子の実装後の側面図である。図3(D)は、センサ素子の実装後のセンサ素子の裏面を示した図である。 本発明の実施形態1に係る半導体センサの一例を示した図である。 センサ素子のダイヤフラム面の一例を示した平面構成図である。 実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の裏面を示した図である。 本発明の実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例を示した図である。図7(A)は、実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例の接合工程の接合前の状態を示した図である。図7(B)は、実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例の接合工程の接合後の状態を示した図である。図7(C)は、実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例の溝形成工程を示した図である。 本発明の実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例を示した図である。図8(A)は、複数のセンサ素子及び台座が形成されたウエハの一例を示した図である。図8(B)は、図8(A)の領域Aの拡大図である。 センサ素子10の基板50への実装方法の一例を示した図である。図9(A)は、基板用意工程の一例を示した図である。図9(B)は、制御IC実装工程の一例を示した図である。図9(C)は、樹脂塗布工程の一例を示した図である。図9(D)は、センサ素子実装工程の一例を示した図である。図9(E)は、ワイヤボンディング工程の一例を示した図である。図9(F)は、リッド取り付け工程の一例を示した図である。 樹脂塗布工程とセンサ素子実装工程のセンサ素子の実装面を示した図である。図10(A)は、樹脂塗布工程におけるセンサ素子の実装面の一例を示した図である。図10(B)は、センサ素子実装工程におけるセンサ素子の実装面の一例を示した図である。 本発明の実施形態2に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。 本発明の実施形態3に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。 本発明の実施形態4に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。 本発明の実施形態5に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。 本発明の実施形態6に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。 本発明の実施形態7に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。 本発明の実施形態8に係る半導体センサの一例を示した図である。 本発明の実施形態9に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図18(A)は、実施形態9に係る半導体センサのセンサ素子の一例の断面構成図である。図18(B)は、実施形態9に係る半導体センサのセンサ素子の一例の裏面平面図である。 本発明の実施例に係る半導体センサの温度特性を比較例とともに示した図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
〔実施形態1〕
図4は、本発明の実施形態1に係る半導体センサの一例を示した図である。図4において、実施形態1に係る半導体センサは、センサ素子10と、接着樹脂20と、制御IC(Integrated Circuit、集積回路)30と、接着樹脂40と、基板50と、ボンディングワイヤ60と、リッド70を有する。ここで、センサ素子10は、ダイヤフラム部11と、台座12とを有する。また、ダイヤフラム部11は、ダイヤフラム面111と、ダイヤフラム支持部112とを有する。更に、台座12の中央部には溝13が形成されており、リッド70は、貫通穴71を有する。
実施形態1に係る半導体センサは、以下のような構成を有する。即ち、3段の面を有する基板50の下段面上に、接着樹脂40により制御IC30が接着されており、更に制御IC30上に接着樹脂20によりセンサ素子10の台座12が接着されている。接着樹脂40は、制御IC30の下面全体に存在するが、台座12は、中央部に溝13が形成されており、溝が形成されていない領域にのみ接着樹脂20が存在する。センサ素子10のダイヤフラム面111上及び制御IC30上には配線用の端子としてパッドがあり(図示せず)、パッド同士がボンディングワイヤ60により電気的に接続されている。また、基板50の中段の表面にも配線用の端子としてパッドが設けられており(図示せず)、制御IC30と基板50のパッド同士もボンディングワイヤ60で電気的に接続されている。基板50の上段には、リッド70が設置され、センサ素子10を覆っている。また、リッド70の中央には、貫通孔71が設けられ、ダイヤフラム面111が外部の圧力を感知できるように構成されている。
センサ素子10は、所定の物理量を検出するための素子であり、実施形態1に係る半導体センサにおいては、絶対圧力を検出する。ここで、絶対圧力とは、完全真空(又は絶対真空)を基準とした圧力であり、それ故、センサ素子10は、真空状態に保たれた真空基準室14を有する。なお、本実施形態においては、センサ素子10は、圧力センサ素子である例を挙げて説明するが、本発明は、基板50からの応力の影響を排除する必要がある種々のセンサ素子10に用いることができる。
センサ素子10は、ダイヤフラム部11と、台座12とを備える。ダイヤフラム部11は、センサ素子10のセンサ面を構成する部品であり、圧力により発生した応力を、電気信号に変換して検出する。ダイヤフラム部11は、ダイヤフラム面111と、ダイヤフラム支持部112とを有する。ダイヤフラム面111は圧力を検出する面であり、薄膜状に形成される。ダイヤフラム面111は、圧力が加わると撓みが生じ、その撓みにより、ダイヤフラム面111に印加された絶対圧力が検出できるように構成されている。また、ダイヤフラム支持部112は、ダイヤフラム面111を支持する支持部である。
図5は、センサ素子10のダイヤフラム面111の一例を示した平面構成図である。ダイヤフラム面111は、ピエゾ抵抗1111と、不純物抵抗配線1112と、金属配線1113と、パッド1114とを備える。ピエゾ抵抗1111及び不純物抵抗配線1112は、ホイートストーンブリッジ回路を構成し、出力電圧を検出できるように構成されている。ピエゾ抵抗1111は、圧電素子の一種であり、印加される圧力に応じて抵抗値が変化する。よって、ピエゾ抵抗1111を用いたホイートストーンブリッジ回路は、出力電圧の変化により、ダイヤフラム面111に印加された圧力が検出できるように構成されている。また、金属配線1113は、ホイートストーンブリッジ回路を形成するための配線であり、パッド1114は、外部との電気的接続を行うための端子又は電極である。外部からパッド1114に電源を供給してホイートストーンブリッジ回路に電圧を印加し、圧力の印加によるピエゾ抵抗1111の抵抗値の変化から、ホイートストーンブリッジ回路の出力電圧の変化を検出することにより、ダイヤフラム面111に印加された絶対圧力を検出することができる。例えば、ダイヤフラム面111を図5に示したように構成することにより、センサ素子10は、絶対圧力を検出することができる。
図4に戻る。ダイヤフラム部11は、半導体により構成されてよく、例えば、SOI(Silicon on Insulator)基板を用いることにより、シリコン活性層でダイヤフラム面111を形成し、埋め込み酸化膜及び裏面のシリコン基板でダイヤフラム支持部112を形成することができる。
次に、センサ素子10の台座12について説明する。台座12は、ダイヤフラム部11を支持する支持部材であり、例えば、台座12の外周に沿った端部の表面上にダイヤフラム部11のダイヤフラム支持部112の裏面が接着固定される。台座12は、例えば、ガラス基板や、シリコン基板から構成されてもよい。ガラス基板の場合には、多層化されたガラス基板が用いられてもよい。
台座12の裏面は、センサ素子10の実装面を構成し、被実装面である制御IC30の上面に、接着樹脂20を用いて接着されて固定される。
図6は、実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子10の裏面を示した図である。図6に示すように、センサ素子10の実装面を構成する台座12の裏面には、溝13が形成されている。溝13は、台座12の中心を通るように構成され、台座12の中央に接着樹脂20が介在しないように構成されている。これにより、センサ素子10の中央部は、接着樹脂20とセンサ素子10との線膨張係数の差により生じる応力の影響を大幅に低減でき、半導体センサの温度特性を安定化させることができる。
実施形態1においては、2本の溝13が台座12の裏面の対角線上に形成されて4つの角を通っており、分離した4つの三角形の島が溝13により形成された形状となっている。センサ素子10においては、角に応力が集中する傾向があるため、図6に示すように、中心及び角を通る溝13を形成することが好ましい。これにより、基板50からの応力を効果的に低減させることができる。
しかしながら、溝13は、中心を通っていれば、角を通っていることは必須ではなく、その他の形状をとることも可能である。また、溝13は、図6においては、総て台座12の外周に到達しているが、溝13が端まで到達せず、中心を含んで途中で切れているような状態であっても、中心を通っていれば、温度特性を向上させる効果を得ることができる。更に、実施形態1においては、溝13は直線状に形成されているが、中心を通っていれば、曲線状に形成することも可能である。
このように、本実施形態に係る半導体センサの溝13の形状は、用途に応じて種々の形状を採ることができる。なお、これらの具体的な態様については、実施形態2以降で詳細に説明する。
図4に戻る。図6において説明したように、センサ素子10の台座12の裏面には、接着樹脂20を台座12の中央部に介在させないように溝13が形成されており、これにより半導体センサの温度特性を向上させることができる。
接着樹脂20は、センサ素子10の台座12を制御IC30上に接着して実装するための接着手段である。接着樹脂20は、用途に応じて適切な接着機能を有する樹脂が選択されてよく、例えば、低弾性樹脂が用いられてもよい。
制御IC30は、センサ素子10を制御するためのICである。制御ICは、センサ素子10の下方に積層して設けられ、センサ素子10の被実装面を構成している。なお、制御IC30の上面は、平面状となっており、センサ素子10の実装が可能な形状を有している。
接着樹脂40は、制御IC30を基板50上に接着して実装するための接着手段である。接着樹脂40は、例えば、接着樹脂20と同様のものが選択されて用いられてもよい。
基板50は、センサ素子10を収容する筐体として用いられる。実施形態1においては、基板50は、3段の段差を有して構成されている。最下段の底面に制御IC30及びセンサ素子10を積層して実装し、中段でパッドを有して制御IC30との配線を行い、最上段でリッド70を支持する構成を有する。なお、基板50は、用途に応じて種々の材料から構成されてよい。
ボンディングワイヤ60は、配線用の金属線であり、例えば、金ワイヤ等が利用されてよい。
リッド70は、センサ素子10及び制御IC30を覆うカバーであり、用途に応じて、種々の材料からなるリッド70が用いられてよい。リッド70の中央部には貫通穴71が設けられており、センサ面となるダイヤフラム面111が外気の圧力を感知できるように構成されている。
図7は、本発明の実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例を示した図である。図7(A)は、実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例の接合工程の接合前の状態を示した図であり、図7(B)は、実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例の接合工程の接合後の状態を示した図である。また、図7(C)は、実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例の溝形成工程を示した図である。
図7(A)、(B)に示すように、接合工程においては、ダイヤフラム部11と台座12とが対向して配置され、真空基準室14を真空にした状態でダイヤフラム部11と台座12とを接合する。これにより、台座12にダイヤフラム部11が支持された状態になるとともに、ダイヤフラム部11と台座12との間の空間に真空基準室14が形成される。なお、ダイヤフラム部11と台座12との接合は、種々の接合材、接着剤等の接合手段を用いて行うことができる。
図7(C)に示すように、溝形成工程においては、台座12の露出面に、ブレード80等の加工ツールを用いて溝13を形成する。このように、溝13の形成は、例えば、ブレード80を用いたダイシング等の機械的加工により行うことができる。
図8は、本発明の実施形態1に係る半導体センサのセンサ素子の製造方法の一例を示した図である。図7においては、模式的に、1個ずつセンサ素子10を製造してゆく例を挙げて説明した。しかしながら、実際に量産化して生産を行う場合、溝13も一括して形成することが好ましい。図8においては、そのような、量産化に対応したセンサ素子の製造方法について説明する。
図8(A)は、複数の台座が形成されるダイシング前のウエハの一例を示した図であり、図8(B)は、図8(A)の領域Aの拡大図である。図8(A)、(B)に示すように、台座12は、ウエハ1200をダイシングライン1201に沿って格子状にダイシングし、個片化することで複数を一括して製造する。溝13は、ダイシング前のウエハ1200に台座12となる領域の対角線上を横切るようにして、ブレード80等による機械加工で一括して形成される。図8(B)に示すように、台座12はダイシングライン1201によって格子状に区画されて配列された領域である。そして、個々の台座12の反対面には、既にダイヤフラム部11が格子状に配列して形成された半導体ウエハが接合されており、真空基準室14が形成された状態である。つまり、ウエハ1200の表面側には、ダイヤフラム部11を一括して接合し、その後、ウエハ1200の裏面を上面にし、溝13をブレード80等による機械加工で形成する。その後は、ウエハ1200側からダイシングライン1201に沿ってウエハ1200及びダイヤフラム部11が格子状に配列して形成された半導体ウエハを一括でダイシングして台座12及びダイヤフラム部11を個片化することにより、個々のせンサ素子10を製造することができる。
このように、溝13は、ウエハ1200上に格子状に一括して形成することができる。なお、ウエハ1200は、台座12をガラスとする場合には、ガラスウエハとして構成され、台座12を半導体とする場合には、半導体ウエハとして構成される。
なお、図8(B)においては、ダイヤフラム部11が一括で形成される半導体ウエハをウエハ1200に接合してから溝13を形成する例を説明したが、ダイヤフラム部11が形成された半導体ウエハが接合されていない状態でウエハ1200に溝13を一括して形成し、その後にダイヤフラム部11が形成された半導体ウエハを接合して個片化してもよい。この場合には、ウエハ1200に溝13を形成するプロセスとなるので、ブレード80等を用いた機械加工の他、エッチングにより溝13を形成することも可能である。
また、この製造方法の場合には、溝13を形成してから、ダイシングライン1201に沿ったダイシングにより台座12を個片化し、その後に個々の台座12に個片化されたダイヤフラム部11を接合し、各センサ素子10を形成してもよい。
このように、実装面に溝13を有する台座12は、種々の方法を用いて、ウエハ1200上に一括して形成することができる。
図9は、センサ素子10の基板50への実装方法の一例を示した図である。図9(A)は、基板用意工程の一例を示した図である。基板用意工程においては、半導体センサの筐体となる基板50が用意される。
図9(B)は、制御IC実装工程の一例を示した図である。制御IC実装工程においては、基板50の底面上に制御IC30が実装される。なお、制御IC30の基板50上への実装は、接着樹脂30を用いて行ってもよい。
図9(C)は、樹脂塗布工程の一例を示した図である。樹脂塗布工程においては、被実装面となる制御IC30の表面上に接着樹脂20が塗布される。その際、台座12に溝13が形成されていない領域に対応する箇所に、接着樹脂20が塗布される。
図9(D)は、センサ素子実装工程の一例を示した図である。センサ素子実装工程においては、センサ素子10が制御IC30上に実装され、センサ素子10の実装面である台座12の裏面が制御IC30上に接着される。その際、溝13が形成されていない領域に接着樹脂20が広がり、中央部を含む溝13が形成されている箇所には、接着樹脂20が介在していない状態となる。
図9(E)は、ワイヤボンディング工程の一例を示した図である。ワイヤボンディング工程においては、ボンディングワイヤ60を用いて、ダイヤフラム面111上のパッド1114(図5参照)と制御IC30のパッド(図示せず)、制御ICのパッド(図示せず)と基板50のパッド(図示せず)とを接続する。
図9(F)は、リッド取り付け工程の一例を示した図である。リッド取り付け工程においては、基板50の最上面にリッド70が取り付けられる。なお、リッド70の取り付けは、例えば、接着剤等の接合材を用いてもよいし、機械的に取り付けられてもよい。
図10は、図9(C)で示した樹脂塗布工程と図9(D)で示したセンサ素子実装工程のセンサ素子の実装面を示した図である。
図10(A)は、樹脂塗布工程におけるセンサ素子の実装面の一例を示した図である。図10(A)に示すように、接着樹脂20は、台座12の裏面の溝13の形成されていない領域に対応するように制御IC30の上面に塗布される。
図10(B)は、センサ素子実装工程におけるセンサ素子の実装面の一例を示した図である。センサ素子実装工程においては、センサ素子10が制御IC30の上面に押圧されて接合されるが、その際、接着樹脂20は、溝13が形成されていない領域の島状の領域内で薄く広がる。なお、溝13が形成されている領域にも、接着樹脂20が入り込む可能性があるが、溝13が形成されているので、溝13内に接着樹脂20は収まり、台座12の裏面には到達しない。
このように、実施形態1に係る半導体センサによれば、中心領域を含む溝13が形成された箇所には、センサ素子10の実装面である台座12の裏面と被実装面である制御IC30との間に接着樹脂20が介在しないため、半導体センサの温度特性を向上させることができる。
〔実施形態2〕
図11は、本発明の実施形態2に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図11に示すように、実施形態2に係る半導体センサにおいては、センサ素子101の実装面である台座121の裏面に、中心を通る1本の対角線からなる溝131が形成されている。
このように、中心を通る溝131であれば、溝131の本数を1本としてもよい。これにより、簡素な構成及び加工で半導体センサの温度特性を向上させることができる。また、実施形態2に係る半導体センサにおいては、溝131は、センサ素子101の実装面の中心を通るとともに、2つの角を通っているので、応力の集中し易いセンサ素子101の角への応力を低減することができる。
なお、その他の構成要素は、実施形態1に係る半導体センサと同様であるので、その説明を省略する。
〔実施形態3〕
図12は、本発明の実施形態3に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図12に示すように、実施形態3に係る半導体センサにおいては、センサ素子102の実装面である台座122の裏面に、中心を通る十字の溝132が形成されている。
このように、中心を通る溝132であれば、十字をなす溝132を実装面に形成するようにしてもよい。この場合にも、センサ素子102を実装した際には、中心領域に接着樹脂20が介在しない構成とすることができるので、半導体センサの温度特性を向上させることができる。
なお、その他の構成要素は、実施形態1に係る半導体センサと同様であるので、その説明を省略する。
〔実施形態4〕
図13は、本発明の実施形態4に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図13に示すように、実施形態4に係る半導体センサのセンサ素子103は、台座123に形成された溝133の断面形状が三角形である点で、長方形である溝13を有する実施形態1と異なっている。
このように、断面形状が三角形であるV字型の溝133を台座123の裏面に形成してもよい。例えば、ダイシングのブレード80の先端の形状が三角状であり、V字型の溝133を形成する方が容易である場合には、そのまま三角状のブレード80を利用することができる。この場合にも、溝133が形成された領域には、接着樹脂20が介在しないので、半導体センサの温度特性を向上させることができる。
なお、その他の構成要素は、実施形態1に係る半導体センサと同様であるので、その説明を省略する。
〔実施形態5〕
図14は、本発明の実施形態5に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図13に示すように、実施形態5に係る半導体センサのセンサ素子104は、台座124に形成された溝134の断面形状が台形である点で、実施形態1及び4に係る半導体センサと異なっている。
このように、断面形状が台形である溝134を台座124の裏面に形成してもよい。かかる構成により、実装面と被実装面との接触面積を更に小さくすることができ、温度の上昇による影響を確実に低減させることができる。
なお、その他の構成要素は、実施形態1に係る半導体センサと同様であるので、その説明を省略する。
〔実施形態6〕
図15は、本発明の実施形態6に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図15に示すように、実施形態6に係る半導体センサのセンサ素子105は、台座125に形成された溝135の断面形状が半円状又は曲線状である点で、実施形態1、4及び5に係る半導体センサと異なっている。
このように、断面形状が台形である溝135を台座125の裏面に形成してもよい。この場合であっても、溝135が形成された箇所に接着樹脂20を介在させない機能を果たすことができるので、半導体センサの温度特性を向上させることができる。ダイシング後の断面形状が実施形態6に示すような半円状又は曲線状になる場合も多いが、そのような場合でも、問題なく溝135を形成することができる。また、ウェットエッチングにより台座125を加工した場合も、溝135の形状は半円状又は曲線状になる場合が多いが、そのような場合でも問題無くセンサ素子105の実装面を構成する台座125として使用することができる。
なお、その他の構成要素は、実施形態1に係る半導体センサと同様であるので、その説明を省略する。
〔実施形態7〕
図16は、本発明の実施形態7に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図16に示すように、実施形態7に係る半導体センサのセンサ素子106は、台座126に形成された溝136の断面形状が2段階の段付き形状である点で、実施形態1、4、5及び6に係る半導体センサと異なっている。
このように、断面形状が段付き形状である溝136を台座126の裏面に形成してもよい。かかる構成により、台座126の平坦面からはみ出して溝136に侵入してきた接着樹脂20の這い上がりを防止することができるとともに、実装面と被実装面との接触面積を小さくすることができるため、温度上昇の影響を確実に低減させることができる。
なお、図16においては、2段の段付き形状が例として挙げられているが、段数を増やして、3段、4段の段付き形状としてもよい。
また、その他の構成要素は、実施形態1に係る半導体センサと同様であるので、その説明を省略する。
〔実施形態8〕
図17は、本発明の実施形態8に係る半導体センサの一例を示した図である。実施形態8に係る半導体センサにおいては、センサ素子10が基板51上に直接実装され、制御IC30がセンサ素子10に並列して配置された平置き構造である点で、実施形態1に係る半導体センサと異なっている。
このように、制御IC30とセンサ素子10とは必ずしも積層構造にする必要は無く、図17に示すような平置き構造としてもよい。この場合、センサ素子10の被実装面は基板51の表面となるが、平坦面である点で制御IC30の上面と何ら変わる所は無いので、センサ素子10を問題なく基板51上に実装することができる。この場合にも、実装面となる台座12の裏面には中心を通る溝13が形成されているので、中心部に接着樹脂20を介在させることなく実装することができ、半導体センサの温度特性を向上させることができる。
また、制御IC40は、実装位置が異なる以外は、基板51上に実装されている点でも実施形態1と同様である。基板51は、段差を設ける必要が無くなり、形状的には凹形状となって簡素化し、加工等が容易となっている。
このように、実施形態8に係る半導体センサによれば、面積は若干増加するものの、高さを低くするとともに構造を簡素化して加工を容易にすることができる。
なお、その他の構成要素については、実施形態1と同様であるので、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
〔実施形態9〕
図18は、本発明の実施形態9に係る半導体センサのセンサ素子の一例を示した図である。図18(A)は、実施形態9に係る半導体センサのセンサ素子の一例の断面構成図であり、図18(B)は、実施形態9に係る半導体センサのセンサ素子の一例の裏面平面図である。
図18(A)に示すように、実施形態9に係る半導体センサのセンサ素子107は、台座127に形成された溝137の断面形状が長方形である点では実施形態1に係る半導体センサと同様であるが、溝137の深さt1が接着樹脂20の厚さt2よりも十分に大きい点で、実施形態1に係る半導体センサと異なっている。
このように、溝137の深さt1と十分深くすることにより、図9(C)において説明した樹脂塗布工程において、溝137が形成されていない領域も含めて接着樹脂20を被実装面である制御IC30の上面に塗布することが可能となる。
図18(C)に示すように、樹脂塗布工程において、台座127の中央付近のみに1点塗布で接着樹脂20が塗布されている。このような塗布方法であっても、溝137の深さt1が十分に深ければ、溝137の底面(又は上面)まで接着樹脂20は到達しないので、実施形態1の場合と同様に、台座127の中央領域に、台座127と接触する接着樹脂20が存在しない状態とすることができる。
このように、実施形態9に係る半導体センサによれば、溝137の深さt1を塗布される接着樹脂t2の厚さよりも十分に大きくすることにより、1点塗布でセンサ素子107の実装を行うことができ、塗布工程を簡略化することができる。
〔実施例〕
図19は、本発明の実施例に係る半導体センサの温度特性を比較例とともに示した図である。図19は、本実施例に係る半導体センサと、図1に示した従来の半導体センサを実施して温度特性を示した図である。本実施例に係る半導体センサは、実施形態1に係る半導体センサを実施した。図19において、横軸は温度[℃]、縦軸は感度変化率[%]を示している。また、曲線Pが従来の半導体センサの温度特性であり、曲線Iが本実施例に係る半導体センサの温度特性である。
図19に示すように、曲線Iで示された本実施例1に係る半導体センサの温度特性は、ほぼ線形の特性を示したが、曲線Pで示された従来例に係る半導体センサは、低温領域と高温領域で傾きが異なり、非線形の温度特性を示した。
よって、図19に示す通り、本実施例に係る半導体センサは、温度特性を向上させることができた。
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施形態及び実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態及び実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10、101〜107 センサ素子
11 ダイヤフラム部
12、121〜127 台座
13、131〜137 溝
14 真空基準室
20、40 接着樹脂
30 制御IC
50 基板
60 ボンディングワイヤ
70 リッド
80 ブレード
1200 ウエハ
1201 ダイシングライン

Claims (10)

  1. 平面状の所定の被実装面上に実装されたセンサ素子を含む半導体センサであって、
    前記センサ素子の実装面には、該実装面の中心を通り前記実装面の外周に到達する溝が形成されている半導体センサ。
  2. 前記実装面は四角形であり、
    前記溝は、前記四角形の対角線上にある請求項1に記載の半導体センサ。
  3. 前記溝が直線状に複数設けられている請求項1又は2に記載の半導体センサ。
  4. 前記センサ素子が、前記実装面の前記溝が形成されていない領域に形成された接着樹脂層を介して前記被実装面上に実装され、前記溝の深さは前記接着樹脂層よりも厚い請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体センサ。
  5. 前記被実装面は、基板上に実装された制御ICの上面であり、
    前記実装面は、前記センサ素子のセンサ面を構成する部品を支持する台座の裏面であり、
    前記基板に前記制御IC及び前記センサ素子が順次積層された積層構造を有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体センサ。
  6. センサ素子の実装面を構成する前記センサ素子の台座が格子状に配置された集合基板を用意する工程と、
    格子状に配置された前記台座の各々の中心を通る溝を一括して形成する工程と、
    前記集合基板を切断し、前記台座を個片化する工程と、
    前記実装面の前記溝が形成されていない領域に接着樹脂を塗布し、平面状の所定の被実装面に前記センサ素子を接着して実装する工程と、を有する半導体センサの製造方法。
  7. 前記集合基板の反対面には、前記センサ素子のセンサ面となる部品が格子状に配列されたセンサ面集合基板が、前記台座の各々と前記センサ面の各々とが対応するように予め接合されており、
    前記台座を個片化する工程において、前記センサ面集合基板が切断されてセンサ素子を形成する請求項6に記載の半導体センサの製造方法。
  8. 前記溝を一括して形成する工程と、前記台座を個片化する工程との間に、前記集合基板の前記台座の各々の反対面に、前記センサ素子のセンサ面となる部品を接合する工程を有する請求項7に記載の半導体センサの製造方法。
  9. 前記溝は、ブレードを用いた機械加工により形成される請求項6又は8に記載の半導体センサの製造方法。
  10. 前記溝を一括して形成する工程は、マスクを用いたエッチングにより形成される請求項6又は8に記載の半導体センサの製造方法。
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