JP4052263B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、ダイアフラムにより閉鎖された圧力検出室に液体を封入し、圧力検出室内に圧力検出素子を配設してなる液封式の圧力センサに関する。
この種の圧力センサは、ケースに設けられた圧力検出室に圧力検出素子を配設するとともに圧力伝達媒体としての液体を封入し、この圧力検出室を覆うようにケースにダイアフラムを固定することにより構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
図8は、上記特許文献1に記載されている従来の一般的な圧力センサにおける圧力検出室近傍部の断面構成を示す図である。
ケース10には凹部11が形成されており、この凹部11内の空間が圧力検出室40として構成されている。この圧力検出室40には、圧力伝達媒体としてのオイルなどからなる液体15が封入されている。
そして、ケース10には、封入された液体15と接して圧力検出室40を封止するように、受圧用の金属製のダイアフラム34が設けられている。ここで、ダイアフラム34は、図8中の白抜き矢印の方向から導入された圧力を受圧するようになっている。
また、圧力検出室40内にて液体15の圧力を受ける位置には、圧力検出素子20が設けられている。そして、ダイアフラム34が受圧した圧力は、液体15を介して圧力検出素子20に伝達されるようになっている。
ここで、圧力検出素子20は、ケース10に設けられているターミナル12とワイヤ13を介して結線され電気的に接続されている。そして、圧力検出素子20は、液体15から受ける圧力に応じたレベルの電気信号を発生し、この電気信号は、ワイヤ13、ターミナル12を介して出力されるようになっている。
また、図8に示されるように、ダイアフラム34の周辺部とケース10のうち圧力検出室40の外周に位置する部位との間には、ケース10の側から順にOリング42、環状のリングウェルド35が介在している。
ここで、Oリング42は、圧力検出室40をシールするためのものであり、リングウェルド35は、肉薄のダイアフラム34を支持するための押さえ部材である。
ここでは、リングウェルド35およびダイアフラム34は、圧力導入孔32を有するハウジング30に溶接されている。このハウジング30とケース10とは、かしめなどにより固定されて一体に組み付けられている。
そして、このハウジング30とケース10とがかしめなどによって組み付けられる力によって、ダイアフラム34は、Oリング42、リングウェルド35を介してケース10に押さえつけられて固定されている。これにより、圧力検出室40はシールされている。
特開2002−98607号公報
しかしながら、上記図8に示されるような圧力センサでは、次のような場合に圧力検出室40から、封入されている液体15が漏れ出てしまう。
たとえば、Oリング42に傷があったり、ハウジング30とケース10とのかしめ不良によるOリング42の圧縮不足があったり、リングウェルド35およびダイアフラム34の溶接不良があったりすると上記の液体15の漏れが生じる。
また、ダイアフラム34の周辺部をOリング42、リングウェルド35を介してケース10に固定することで、圧力検出室40のシール部を構成しているが、このシール部において、各面の面粗さが大きかったり、傷・バリ・打痕などがあったり、また、シール部にて異物の噛み込みなどがあったりした場合にも、上記の液体15の漏れが生じる。
さらには、上記図8に示されるように、圧力検出室40を構成する凹部11の底面には、ケース10とターミナル12との界面を封止するシール剤14が設けられているが、このシール剤14が破壊したり、剥離したりすると、そこから上記の液体15の漏れが生じる。
このように、圧力検出室40に封入されている液体15が漏れ出てしまった場合、金属ダイアフラム34は自由に変位することが可能となる。
そのため、圧力導入孔32から大きな圧力がダイアフラム34に印加された場合、ダイアフラム34は圧力検出素子20およびその電気的接続部であるワイヤ13の方向へ変位してしまい、最悪、ダイアフラム34と圧力検出素子20やワイヤ13との間で電気的に短絡を起こしてしまう可能性がある。
これらの問題は、金属ダイアフラム34が薄板材であるため、変位しやすいことと、金属ダイアフラム34が導電体であることに起因して発生する。
本発明は、上記問題に鑑み、ダイアフラムにより閉鎖された圧力検出室に液体を封入し、圧力検出室内に圧力検出素子を配設してなる液封式の圧力センサにおいて、圧力検出室から液体が漏れだしても、ダイアフラムと、圧力検出素子およびその電気的接続部との間で電気的な短絡を防止できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、圧力検出室(40)を有するケース(10)と、圧力検出室(40)に封入された液体(15)と接して圧力検出室(40)を封止する受圧用の金属製のダイアフラム(34)と、圧力検出室(40)内にて液体(15)の圧力を受ける位置に設けられた圧力検出素子(20)とを備え、ダイアフラム(34)の周辺部とケース(10)のうち圧力検出室(40)の外周に位置する部位との間には、ケース(10)の側から順にOリング(42)、環状のリングウェルド(35)が介在しており、ダイアフラム(34)は、Oリング(42)、リングウェルド(35)を介してケース(10)に固定されている圧力センサにおいて、次のような特徴点を有している。
すなわち、リングウェルド(35)の内周部が、圧力検出室(40)内にて圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)とダイアフラム(34)との間に介在するように、圧力検出室(40)の外周部から延設されていることを特徴としている。
それによれば、圧力検出室(40)とは反対側から大きな圧力がダイアフラム(34)に印加されて、ダイアフラム(34)が圧力検出素子(20)側へ変位しようとしたときに、リングウェルド(35)における延設された部分にダイアフラム(34)が当たって、その変位が規制される。
そのため、ダイアフラム(34)の過度の変位を防止することができ、ダイアフラム(34)と圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づくのを防止できる。
したがって、本発明によれば、ダイアフラム(34)により閉鎖された圧力検出室(40)に液体(15)を封入し、圧力検出室(40)内に圧力検出素子(20)を配設してなる液封式の圧力センサにおいて、圧力検出室(40)から液体(15)が漏れだしても、ダイアフラム(34)と、圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)との間で電気的な短絡を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の圧力センサにおいて、圧力検出室(40)内にて圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)とダイアフラム(34)との間にリングウェルド(35)が介在する程度に、リングウェルド(35)の穴径が圧力検出室(40)の径寸法よりも小さくなっていることを特徴としている。
それによれば、上記請求項1におけるリングウェルド(35)における延設された部分を適切に実現することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の圧力センサにおいて、リングウェルド(35)の穴は、メッシュ構造となっていることを特徴としている。
それによれば、当該メッシュ構造における網目(35a)の部分が、上記請求項1におけるリングウェルド(35)における延設された部分となり、上記請求項1の発明の効果を適切に実現することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3に記載の圧力センサにおいて、ダイアフラム(34)における圧力検出室(40)側の表面には、電気的に絶縁性を有する絶縁膜(50)が形成されていることを特徴としている。
それによれば、もし、ダイアフラム(34)と圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づいても、両者の間には絶縁膜(50)が介在しているため、電気的な短絡は生じない。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4に記載の圧力センサにおいて、圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)の表面には、電気的に絶縁性を有する絶縁膜(50)が形成されていることを特徴としている。
この場合も、もし、ダイアフラム(34)と圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づいても、両者の間には絶縁膜(50)が介在しているため、電気的な短絡は生じない。
請求項に記載の発明では、請求項1〜請求項に記載の圧力センサにおいて、ケース(10)には圧力検出室(40)と外部とをつなぐターミナル(12)が設けられており、圧力検出室(40)内にて、圧力検出素子(20)とターミナル(12)とはワイヤ(13)を介して結線されて電気的に接続されており、このワイヤ(13)が圧力検出素子(20)の電気的接続部として構成されていることを特徴としている。
圧力検出素子の電気接続部としては、このようなものにできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は液体としてオイルを用いた本発明の第1実施形態に係る液封式の圧力センサS1の全体概略を示す断面図であり、図2は、図1中の圧力検出室40の近傍部の部分拡大図である。
この圧力センサS1は、例えば自動車に搭載され、エアコンの冷媒圧や自動車の燃料噴射系の燃料圧を検出する圧力センサ等に適用できる。
本圧力センサS1においては、コネクタケース10とハウジング30とが組み合わされて一体化している。
コネクタケース10は、本発明で言うケースであり、本例では、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより作られ、略円柱状をなしている。このコネクタケース10の一端側の表面(図1中、下方側の端面)には凹部11が形成されている。
この凹部11には、圧力検出素子としてのセンサチップ20が配設されている。本例のセンサチップ20は、受圧面としてのダイアフラム(図示せず)を有し、受けた圧力を電気信号に変換しこの電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイアフラム式のものである。
そして、センサチップ20は、ガラス等よりなる台座21に陽極接合等により一体化されて、台座21を凹部11の底面に接着することにより、コネクタケース10に搭載されている。
また、コネクタケース10には、センサチップ20と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナル(コネクタピン)12が設けられている。
本例では、ターミナル12は黄銅にNiメッキ等のメッキ処理を施した材料よりなり、インサートモールドによりコネクタケース10と一体に成形されることによりコネクタケース10内にて保持されている。
各ターミナル12の一端側(図1中、下方端側)の端部は、センサチップ20の搭載領域の周囲において凹部11の底面から突出している。
そして、各ターミナル12の突出部の先端面とセンサチップ20とは、金やアルミニウム等のワイヤボンディングにより形成されたワイヤ13を介して結線され電気的に接続されている。ここで、ワイヤ13は、圧力検出素子であるセンサチップ20の電気接続部として構成されている。
また、各ターミナル12の突出部の周囲には、コネクタケース10とターミナル12との隙間(界面)を封止するためのシール剤14が設けられている。
このシール剤14は例えばシリコン系樹脂よりなるもので、このシール剤14により、もし、ターミナル12が突出する凹部11の底面部分に隙間があってもその隙間は封止される。
そして、凹部11内には、センサチップ20、ターミナル12、ワイヤ13及びシール剤14を覆うように液体としてのオイル15が充填されている。このオイル15は、フッ素オイル等よりなり、主として圧力伝達媒体として機能するものである。
一方、コネクタケース10の他端側(図1中、上方端側)は、ターミナル12における上記突出部とは反対側の他端側を、例えばワイヤハーネス等の外部配線部材(図示せず)を介して上記外部回路(車両のECU等)に電気的に接続するための接続部16となっている。
こうして、センサチップ20と外部との間の信号の伝達は、ワイヤ13及びターミナル12を介して行われるようになっている。
次に、ハウジング30はたとえばステンレス(SUS)等の金属材料よりなる。このハウジング30は、一端側(図1中の上方端側)に開口部31を有するとともに、他端側(図1中の下方端側)に外部から圧力が導入される圧力導入孔32を有する。この外部からの圧力は、たとえば上記したエアコンの冷媒や自動車の燃料等の圧力である。
また、ハウジング30の他端側の外面には、圧力センサS1を自動車の適所、たとえばエアコンの冷媒配管や自動車の燃料配管等の箇所に固定するためのネジ部33が形成されている。
そして、ハウジング30には、その開口部31にコネクタケース10の一端側(図1中の下端側)が挿入された状態で、凹部11を覆うようにコネクタケース10に組み付けられている。ここで、ハウジング30の一端側の端部30aがコネクタケース10にかしめ固定されている。
さらに、ハウジング30の一端側には、金属(たとえばSUS等)製円板状をなす受圧用のダイアフラム34と、このダイアフラム34の周辺部に配置された環状金属(たとえばSUS等)製のリングウェルド35と、が設けられている。
そして、リングウェルド35は、ダイアフラム34をハウジング30との間に挟みつけるように固定している。それにより、ダイアフラム34はその周辺部がハウジング30に固定された状態となり、オイル15を封止しつつ凹部11と圧力導入孔32とを区画している。
リングウェルド35は、ダイアフラム34よりも肉厚(たとえばダイアフラムの15〜20倍の板厚)を有しており、肉薄のダイアフラム34を支持するための押さえ部材として構成されている。
本例では、レーザ溶接等により、ダイアフラム34の周辺部をリングウェルド35とともにハウジング30に対して全周溶接し、ダイアフラム34、リングウェルド35及びハウジング30の3者が溶け合った溶接部36を形成している。
こうして組み合わせられたケース10とハウジング30において、コネクタケース10の凹部11とダイアフラム34との間で、オイル15が封入されている。そして、このオイル15が封入された室が、圧力検出室40として構成されている。
このように、このように、本圧力センサS1ではコネクタケース10は圧力検出室40を有し、ダイアフラム34は、圧力検出室40に封入された液体としてのオイル15と接して圧力検出室40を封止するようにコネクタケース10に設けられている。そして、圧力検出素子としてのセンサチップ20は、圧力検出室40内にてオイル15の圧力を受ける位置に設けられている。
また、圧力検出室40の外周囲には、環状の溝(Oリング溝)41が形成され、この溝41内には、圧力検出室40を気密封止するためのOリング42が配設されている。このOリング42は、例えばシリコンゴム等の弾性材料よりなり、コネクタケース10とリングウェルド35との間に介在し支持されている。
そして、Oリング42は、コネクタケース10とリングウェルド35とにより挟まれて押圧されており、これによって、Oリング42はダイアフラム34とともに圧力検出室40(つまり、凹部11内のオイル15)を封止する役割を果たしている。
なお、本例では、図1に示されるように、上記溝41内には、Oリング42の外周にバックアップリング43が設けられている。
このバックアップリング43は、たとえば4フッ化エチレン樹脂等の樹脂材料よりなり、Oリング42が広がったときにOリング42がコネクタケース10と押さえ部材35との隙間に入り込んで損傷するのを防止する等の役割を担うものである。
このように、本実施形態では、ダイアフラム34の周辺部とコネクタケース10のうち圧力検出室40の外周に位置する部位との間に、コネクタケース10の側から順にOリング42、環状のリングウェルド35が介在しており、上記のかしめの力により、ダイアフラム34は、Oリング42、リングウェルド35を介してコネクタケース10に押さえつけられて固定されている。
ここにおいて、本実施形態の圧力センサS1では、図2に示されるように、環状のリングウェルド35の内周部が、圧力検出室40内にて、センサチップ20およびその電気的接続部であるワイヤ13とダイアフラム34との間に介在するように、圧力検出室40の外周部から延設されている。
本実施形態では、圧力検出室40内にてセンサチップ20およびワイヤ13とダイアフラム34との間にリングウェルド35が介在する程度に、リングウェルド35の中空穴の穴径を、圧力検出室40の径寸法(図中の左右方向の寸法)よりも小さくしている。
このようなリングウェルド35は、プレス加工やエッチング加工等により容易に形成することができる。
従来では、上記図8に示されるように、リングウェルド35の穴径は、圧力検出室40の径寸法(図中の左右方向の寸法)と同程度かそれよりも大きかった。具体的には、たとえば従来のリングウェルド35の穴径がφ9mm程度であったのに対して本実施形態では、リングウェルド35の穴径をφ1mm程度まで小さくする。
次に、上記圧力センサS1の製造方法について述べる。
ターミナル12がインサート成形されたコネクタケース10を用意する。シリコン系樹脂等よりなる接着剤を用いて、コネクタケース10の凹部11内へセンサチップ20を台座21を介し接着固定する。
そして、凹部11内へシール剤14を注入し、シール剤14を各ターミナル12の周囲へ行き渡らせた後、硬化させる。次に、ワイヤボンディングを行って、各ターミナル12の突出部の先端面とセンサチップ20とをワイヤ13で結線する。
そして、センサチップ20側を上にしてコネクタケース10を配置し、コネクタケース10の上方から、ディスペンサ等によりフッ素オイル等よりなるオイル15を、凹部11へ一定量注入する。
続いて、一端側にダイアフラム34及びリングウェルド35が全周溶接されたハウジング30を用意し、このハウジング30を上から水平を保ったまま、ハウジング30の開口部31をコネクタケース10に嵌合するように降ろす。この状態のものを真空室に入れて真空引きを行い圧力検出室40内の余分な空気を除去する。
その後、コネクタケース10とリングウェルド35とが十分接するまで押さえ、ダイアフラム34とOリング42によりシールされた圧力検出室40を形成する。
次に、ハウジング30の端部30aをコネクタケース10にかしめることにより、ハウジング30とコネクタケース10と一体化する。こうして、コネクタケース10とハウジング30との組合せ固定がなされ、図1に示す圧力センサS1が完成する。
かかる圧力センサS1の基本的な圧力検出動作について述べる。
圧力センサS1は、たとえば、ハウジング30のネジ部33を介して、車両の適所に取り付けられる。そして、外部からの圧力(上記したエアコンの冷媒や自動車の燃料等の圧力)が、ハウジング30の圧力導入孔32を介して圧力センサS1内に導入される。
すると、導入された圧力がダイアフラム34に印加され、ダイアフラム34には応力(歪み応力)が発生する。この応力は、圧力検出室40内のオイル15を介して、センサチップ20へ伝達され、センサチップ20の受圧面に印加される。
そして、印加された圧力に応じた電気信号がセンサ信号として、センサチップ20から出力される。このセンサ信号は、センサチップ20からワイヤ13、ターミナル12を介して、上記外部回路へ伝達される。以上が、圧力センサS1における基本的な圧力検出動作である。
ところで、本実施形態の圧力センサS1は、圧力検出室40を有するコネクタケース10と、圧力検出室40に封入された液体としてのオイル15と接して圧力検出室40を封止する受圧用の金属製のダイアフラム34と、圧力検出室40内にて液体としてのオイル15の圧力を受ける位置に設けられた圧力検出素子としてのセンサチップ20とを備えている。
さらに、本圧力センサS1では、ダイアフラム34の周辺部とコネクタケース10のうち圧力検出室40の外周に位置する部位との間には、コネクタケース10の側から順にOリング42、環状のリングウェルド35が介在しており、ダイアフラム34は、Oリング42、リングウェルド35を介してコネクタケース10に固定されている。
そして、本実施形態では、このような圧力センサS1において、リングウェルド35の内周部が、圧力検出室40内にてセンサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13とダイアフラム34との間に介在するように、圧力検出室40の外周部から延設されていることを主たる特徴としている。
それによれば、圧力検出室40とは反対側の圧力導入孔32から大きな圧力がダイアフラム34に印加されて、ダイアフラム34がセンサチップ20やワイヤ13側へ変位しようとしたときに、リングウェルド35における上記の延設された部分にダイアフラム34が当たって、その変位が規制される。
そのため、ダイアフラム34の過度の変位を防止することができ、ダイアフラム34とセンサチップ20およびワイヤ13とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づくのを防止できる。
このように、本実施形態では、厚板のリングウェルド35が薄板のダイアフラム34と比較して剛性が高いことを利用しており、それによって、ダイアフラム34がセンサチップ20やワイヤ13の位置まで変位することはなく、電気的な短絡を防止できる構造としている。
したがって、本実施形態によれば、ダイアフラム34により閉鎖された圧力検出室40に液体15を封入し、圧力検出室40内にセンサチップ20を配設してなる液封式の圧力センサS1において、圧力検出室40から液体15が漏れだしても、ダイアフラム34と、センサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13との間で電気的な短絡を防止することができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る液封式の圧力センサS2の要部を示す概略断面図であり、本圧力センサS2における圧力検出室40の近傍部の部分拡大図である。上記実施形態との相違点を中心に述べる。
上記第1実施形態では、圧力検出室40内にてセンサチップ20およびワイヤ13とダイアフラム34との間にリングウェルド35が介在する程度に、リングウェルド35の穴径が圧力検出室40の径寸法よりも小さくなっていた。
そして、それによって、上記第1実施形態では、リングウェルド35における延設された部分を適切に実現していた。
それに対して、本実施形態では、図3に示されるように、リングウェルド35の穴は、メッシュ構造となっている。つまり、リングウェルド35の中空穴に網目35aが張られた構成となっている。このようなリングウェルド35も、プレス加工やエッチング加工などにより容易に形成することができる。
本実施形態によれば、リングウェルド35の当該メッシュ構造における網目35aの部分が、上記第1実施形態と同様に、リングウェルド35における延設された部分となる。
つまり、本実施形態の圧力センサS2においても、リングウェルド35の内周部が、圧力検出室40内にてセンサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13とダイアフラム34との間に介在するように、圧力検出室40の外周部から延設されていることを主たる特徴とする圧力センサが提供される。
それによれば、ダイアフラム34がセンサチップ20やワイヤ13側へ変位しようとしたときに、リングウェルド35における網目35aにダイアフラム34が当たって、その変位が規制される。
そのため、本実施形態においても、上記実施形態と同様に、ダイアフラム34の過度の変位を防止することができ、ダイアフラム34とセンサチップ20およびワイヤ13とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づくのを防止できる。
したがって、本実施形態によっても、液封式の圧力センサS2において、圧力検出室40から液体15が漏れだしても、ダイアフラム34と、センサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13との間で電気的な短絡を防止することができる。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係る液封式の圧力センサS3の要部を示す概略断面図であり、本圧力センサS3における圧力検出室40の近傍部の部分拡大図である。上記実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態では、上記実施形態に示されるようなリングウェルド35における延設された部分を設けず、リングウェルド35の形状が特に変更しない。そして、本実施形態では、ダイアフラム34における圧力検出室40側の表面に、電気的に絶縁性を有する絶縁膜50が形成されている。
この絶縁膜50は、ダイアフラム34に対して好適に成膜でき、且つ、ダイアフラム34の変形などによって剥離しないような強度を有する電気絶縁性の膜であれば何でもかまわない。たとえば、絶縁膜50としては、パリレンなどからなる絶縁材料をダイアフラム34に対して蒸着して形成した膜とすることができる。
このように、本実施形態によれば、ダイアフラム34により閉鎖された圧力検出室40に液体としてのオイル15を封入し、圧力検出室40内にセンサチップ20を配設してなる液封式の圧力センサS3において、ダイアフラム34における圧力検出室40側の表面には、電気的に絶縁性を有する絶縁膜50が形成されていることを特徴とする圧力センサS3が提供される。
それによれば、ダイアフラム34と圧力検出素子であるセンサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づいても、両者の間には絶縁膜50が介在しているため、電気的な短絡は生じない。
よって、本実施形態によれば、液封式の圧力センサS3において、圧力検出室40から液体15が漏れだしても、ダイアフラム34と、圧力検出素子20およびその電気的接続部13との間で電気的な短絡を防止することができる。
(第4実施形態)
図5は、本発明の第4実施形態に係る液封式の圧力センサS4の要部を示す概略断面図であり、本圧力センサS4における圧力検出室40の近傍部の部分拡大図である。上記実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態でも、上記実施形態に示されるようなリングウェルド35における延設された部分を設けず、リングウェルド35の形状が特に変更しない。そして、本実施形態では、圧力検出素子であるセンサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13の表面に、電気的に絶縁性を有する絶縁膜50が形成されている。
この絶縁膜50は、センサチップ20およびワイヤ13に対して好適に成膜でき、且つ、使用時に剥離しないような強度を有する電気絶縁性の膜であれば何でもかまわない。たとえば、絶縁膜50としては、パリレンなどからなる絶縁材料を蒸着して形成した膜とすることができる。
本例では、センサチップ20およびワイヤ13の表面のほかに、シール剤14やターミナル12の表面にも、絶縁膜50が形成されている。これは、センサチップ20およびそのワイヤ13による結線、シール剤14の配置が終了した後に、上記したパリレンの蒸着などを行って絶縁膜50を形成したものである。
このように、本実施形態によれば、ダイアフラム34により閉鎖された圧力検出室40に液体としてのオイル15を封入し、圧力検出室40内にセンサチップ20を配設してなる液封式の圧力センサS4において、圧力検出素子であるセンサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13の表面に、電気的に絶縁性を有する絶縁膜50が形成されていることを特徴とする圧力センサS4が提供される。
それによれば、上記第3実施形態と同様に、ダイアフラム34と圧力検出素子であるセンサチップ20およびその電気的接続部としてのワイヤ13とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づいても、両者の間には絶縁膜50が介在しているため、電気的な短絡は生じない。
よって、本実施形態によっても、液封式の圧力センサS4において、圧力検出室40から液体15が漏れだしても、ダイアフラム34と、圧力検出素子20およびその電気的接続部13との間で電気的な短絡を防止することができる。
なお、上記第3および第4実施形態は、上記第1実施形態または第2実施形態と組み合わせて採用することが可能であることは、明らかである。
それによれば、ダイアフラム34と圧力検出素子20およびその電気的接続部13とが、電気的な短絡を生じる程度まで近づくのを防止できるとともに、もし、近づいたとしても、両者の間に介在する絶縁膜50によって、電気的な短絡は生じないようにすることができる。
(他の実施形態)
図6は他の実施形態を示す概略断面図、図7がもうひとつの他の実施形態を示す概略断面図である。
図6に示されるように、ケース10において、圧力検出素子であるセンサチップ20周囲のケース10部分の壁を高くするようにしてもよい。このようにすることで、金属ダイアフラム34が変位するための固定径を縮小させることになり、ダイアフラム34の変位量を減少させ、上記した電気的な短絡の防止を実現できる。
図7に示されるように、凹部11の深さを大きくして、圧力検出素子であるセンサチップ20を設置する部位を現状よりも深くするようにしてもよい。たとえば、上記図8に示されるような従来の圧力センサに比べて、ダイアフラム34とワイヤ13との距離を2〜3倍程度大きくする。
それによれば、、金属ダイアフラム34が変位しきっても、センサチップ20およびワイヤ13がダイアフラム34と電気的な短絡が生じない位置まで、センサチップ20およびワイヤ13を設置することができる。
また、圧力検出室40に封入される液体15は上記したようなオイル15以外であってもよく、電気絶縁性を有し圧力伝達媒体として機能するものであれば、特に限定されるものではない。
また、圧力検出素子20は、オイルなどの液体15から受ける圧力に応じたレベルの電気信号を発生するものであれば、上記した半導体ダイアフラム式のセンサチップ以外のものでもよい。
また、圧力検出素子20の電気的接続部は、上記したワイヤ13以外にも、圧力検出素子20と電気的に接続された部位であればよい。たとえば、圧力検出素子20に導通するはんだやリード部材などであってもよい。
要するに、本発明は、ダイアフラムにより閉鎖された圧力検出室に液体を封入し、圧力検出室内に圧力検出素子を配設してなる液封式の圧力センサに適用可能なものである。
そして、このような液封式の圧力センサにおいて、上述したようなリングウェルドの構成を改良したり、絶縁膜を塗布する構成を採用することにより、ダイアフラムの過度の変位による電気的な短絡を防止したことを要部とするものであり、その他の細部については適宜設計変更が可能である。
本発明の第1実施形態に係る液封式の圧力センサの全体概略を示す断面図である。 図1中の圧力検出室の近傍部の部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る液封式の圧力センサの要部を示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る液封式の圧力センサの要部を示す概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係る液封式の圧力センサの要部を示す概略断面図である。 本発明の他の実施形態に係る液封式の圧力センサの要部を示す概略断面図である。 本発明のもうひとつの他の実施形態に係る液封式の圧力センサの要部を示す概略断面図である。 従来の一般的な圧力センサにおける圧力検出室近傍部の断面構成を示す図である。
符号の説明
10…ケースとしてのコネクタケース、12…ターミナル、
13…圧力検出素子の電気的接続部としてのワイヤ、15…液体としてのオイル、
20…圧力検出素子としてのセンサチップ、34…ダイアフラム、
35…リングウェルド、35a…リングウェルドの網目、40…圧力検出室、
42…Oリング、50…絶縁膜。

Claims (6)

  1. 圧力検出室(40)を有するケース(10)と、
    前記圧力検出室(40)に封入された液体(15)と接して前記圧力検出室(40)を封止する受圧用の金属製のダイアフラム(34)と、
    前記圧力検出室(40)内にて前記液体(15)の圧力を受ける位置に設けられた圧力検出素子(20)とを備え、
    前記ダイアフラム(34)の周辺部と前記ケース(10)のうち前記圧力検出室(40)の外周に位置する部位との間には、前記ケース(10)の側から順にOリング(42)、環状のリングウェルド(35)が介在しており、
    前記ダイアフラム(34)は、前記Oリング(42)、前記リングウェルド(35)を介して前記ケース(10)に固定されている圧力センサにおいて、
    前記リングウェルド(35)の内周部が、前記圧力検出室(40)内にて前記圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)と前記ダイアフラム(34)との間に介在するように、前記圧力検出室(40)の外周部から延設されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記圧力検出室(40)内にて前記圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)と前記ダイアフラム(34)との間に前記リングウェルド(35)が介在する程度に、前記リングウェルド(35)の穴径が前記圧力検出室(40)の径寸法よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記リングウェルド(35)の穴は、メッシュ構造となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記ダイアフラム(34)における前記圧力検出室(40)側の表面には、電気的に絶縁性を有する絶縁膜(50)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  5. 前記圧力検出素子(20)およびその電気的接続部(13)の表面には、電気的に絶縁性を有する絶縁膜(50)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  6. 前記ケース(10)には前記圧力検出室(40)と外部とをつなぐターミナル(12)が設けられており、
    前記圧力検出室(40)内にて、前記圧力検出素子(20)と前記ターミナル(12)とはワイヤ(13)を介して結線されて電気的に接続されており、このワイヤ(13)が前記圧力検出素子(20)の電気的接続部として構成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の圧力センサ。
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