JP3976014B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、第1のケースと第2のケースとをかしめ固定によって一体に組み付け、その内部に圧力検出用のセンシング部を設けてなる圧力センサに関する。
従来より、第1のケースと第2のケースとをかしめ固定によって一体に組み付け、その内部に圧力検出用のセンシング部を設けてなる圧力センサが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
この圧力センサの断面図を図24に示す。図24に示される圧力センサは、第1のケースとしてのコネクタケースJ1と測定媒体を導入するための第2のケースとしてのハウジングJ2とを備えて構成されるダイアフラムシールタイプの圧力センサである。すなわち、両ケースJ1、J2の間にメタルダイアフラムJ3を介在させた状態でハウジングJ2の収容凹部J4内にコネクタケースJ1が挿入されたのち、ハウジングJ2の収容凹部J4の入り口側をかしめて圧力センサの組み付けが成されることで、内部に圧力検出室J5が区画形成され、この圧力検出室J5内にセンシング部としてのセンサ素子J6などが設けられた構造となっている。
そして、圧力検出室J5は、コネクタケースJ1とハウジングJ2との間に介在するOリングJ7によってシールされており、圧力検出室J5の内部には、たとえばオイルなどの圧力伝達部材J8が封入されている。また、メタルダイアフラムJ3における圧力検出室J5とは反対側の面に、ハウジングJ2に導入された測定媒体による圧力が印加され、この測定圧力がメタルダイアフラムJ3から圧力伝達部材J8を介してセンサ素子J6へ印加されることで、圧力検出が行われるようになっている。
ここで、このような構造の圧力センサでは、測定媒体がハウジングJ2とメタルダイアフラムJ3との間から漏れ出すことを防止するために、これらの間のシールを確保しなければならない。このため、上記特許文献1に示される圧力センサでは、メタルダイアフラムJ3の外周部分にハウジングJ2と同種の金属で構成されたリングウェルドJ9を接続し、このリングウェルドJ9とハウジングJ2との接触部分J10の一部を溶接した構造としている。
特開平7−243926号公報
上述したハウジングJ2は、例えばステンレス(SUS)によって構成されるが、これらの材質によると、組付け相手側との材質の違いにより、例えばアルミニウム(Al)などの場合、異種金属接触による電位差が約0.5Vと大きいために、電池腐食が生じることが懸念される。
この場合、ハウジングJ2の材質を例えば相手側と同質のアルミニウム(Al)とすることで、上記腐食を防止することが考えられる。このようにすれば、ハウジングJ2の軽量化も図れ、センサ重量の低減にも繋がると言える。
しかしながら、上記ようにリングウェルドJ9とハウジングJ2との溶接によってハウジングJ2とメタルダイアフラムJ3との間のシール構造を実現する場合、ハウジングJ2の材質を変更すると、リングウェルドJ9と異種金属となり、異種金属間の溶接が不可能であることからシール構造を実現できなくなるという問題がある。
そこで、本発明者らは、図25に示す構成を考え出した。すなわち、図25に示すように、リングウェルド35aとハウジング30との間に、リングウェルド35aと同質金属からなるリングプレート35bを備えると共に、ハウジング30のうちリングプレート35bが配置される場所に突起部30cを設ける。そして、リングプレート35bを突起部30cの上に配置したのち、リングプレート35bとハウジング30との間に電位差を発生させることで、リングプレート35bを突起部30cに抵抗溶接し、その後、リングウェルド35aをリングプレート35bに溶接する。このようにすれば、ハウジング30に抵抗溶接したリングプレート35bに対して、同質金属であるリングウェルド35aを溶接すればよいため、上記問題を解決できる。
しかしながら、このような抵抗溶接によると、突起部30cの両側にバリが発生してしまうことが分かった。このバリが圧力媒体側に落ちると、圧力媒体の流動に伴って移動し、圧力センサの組み付け相手側の配管やその他の部品に悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、上記点に鑑み、メタルダイアフラムと一体にされるリングウェルドをハウジングに抵抗溶接によって接合する場合において、抵抗溶接時に発生したバリが圧力センサの組み付け相手側に落ちることを防止できる構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、第1のケース(10)の先端面(10a)と第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)がメタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、メタルダイアフラム(34)とリングウェルド(35)および第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内にセンシング部(20)が配置された構成とされており、第2のケース(30)における一面(30b)のうちリングプレート(35b)と対応する位置には、環状の突起部(30c)が備えられ、リングプレート(35b)が突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで第2ケース(30)に接合され、突起部(30c)よりも内側において、リングプレート(35b)を突起部(30c)に抵抗接合した際に形成されうるバリのストッパー部(30d、35c、50)が備えられた構成となっていることを特徴としている。
このように、突起部(30c)よりも内側にストッパー部(30d、35c、50)を備えることにより、抵抗溶接時に発生したバリが圧力媒体側に落ちてしまわないようにすることが可能となる。これにより、バリが圧力センサの組み付け相手側に落ちることを防止できる構造とすることができる。
なお、請求項2に示されるように、ストッパー部としては、第2のケース(30)における一面(30b)を突出させたものや、請求項3に示されるように、リングプレート(35b)のうち第2のケース(30)における一面(30b)と対向する面を突出させたものが考えられる。また、請求項4に示されるように、リングプレート(35b)と第2のケース(30)における一面(30b)との間において、リングプレート(35b)および第2のケース(30)とは別部材で構成されたものであっても良い。この場合、請求項5に示されるように、第2のケース(30)のうち、ストッパー部が配置される場所には溝部(30f)を形成しておけば、この溝部(30f)によりストッパー部の位置決めを行うことが可能である。
請求項6に記載の発明では、リングプレート(35b)のうち、突起部(30c)と対向する位置には、突起部(30c)の先端が入り込む溝部(35d)が形成されており、溝部(35d)の開口端が突起部(30c)の側面に接するもしくはほぼ接する状態となっていることを特徴としている。
このように、リングプレート(35b)のうち、突起部(30c)と対向する位置には、突起部(30c)の先端が入り込む溝部(35d)を形成しておき、溝部(35d)の開口端が突起部(30c)の側面に接するもしくはほぼ接する状態となるようにすれば、溝部(35d)の内壁がストッパーとしての機能を発揮することになる。これにより、請求項1と同様の効果を得ることが可能となる。
請求項7に記載の発明では、リングプレート(35b)のうち、突起部(30c)と対向する位置には段差部(35e)が備えられていると共に、第2のケース(30)における一面(30b)のうち、突起部(30c)の内側に位置する箇所には溝部(30e)が備えられており、溝部(30e)の開口端が段差部(35e)の側面に接するもしくはほぼ接する状態となっていることを特徴としている。
このような構成とすれば、溝部(30e)の内壁がストッパーとしての機能を発揮することになる。これにより、請求項1と同様の効果を得ることが可能となる。
請求項8に記載の発明では、突起部(30c)の内周側の側面の形状は、リングプレート(35b)を突起部(30c)に抵抗接合した際に、突起部(30c)の内周側にバリが発生し難い形状となっていることを特徴としている。また、請求項9に記載の発明では、リングプレート(35b)のうち、第2のケース(30)の一面(30b)と対向する面の形状は、リングプレート(35b)を突起部(30c)に抵抗接合した際に、突起部(30c)の内周側にバリが発生し難い形状となっていることを特徴としている。
このように、突起部(30c)やリングプレート(35b)の形状をバリが発生し難い形状とすることも可能である。これにより、請求項1と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態が適用された圧力センサについて説明する。図1に、本実施形態における圧力センサS1の断面図を示すと共に、図2に図1の二点鎖線部分の拡大図を示し、これらの図に基づいて説明する。なお、この圧力センサS1は、例えば、自動車に搭載され自動車のエアコンの冷媒配管内の冷媒圧力を検出するものに適用される。
図1に示されるように、第1のケースとしてのコネクタケース10は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより作られ、本実施形態では略円柱状をなしている。この樹脂ケースとしてのコネクタケース10の一端部(図1中、下方側の端部)には、凹部11が形成されている。
この凹部11の底面には、圧力検出用のセンシング部としてのセンサ素子20が配設されている。
センサ素子20は、その表面に受圧面としてのダイアフラムを有し、このダイアフラムの表面に形成されたゲージ抵抗により、ダイアフラムが受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイアフラム式のものである。
そして、センサ素子20は、ガラス等よりなる台座21に陽極接合等により一体化されており、この台座21を凹部11の底面に接着することで、センサ素子20はコネクタケース10に搭載されている。
また、コネクタケース10には、センサ素子20と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナル12が貫通している。
本実施形態では、ターミナル12は黄銅(真鍮)にメッキ処理(例えばNiメッキ)を施した材料よりなり、インサートモールドによりコネクタケース10と一体に成形されることによってコネクタケース10内にて保持されている。
各ターミナル12の一端側(図1中、下方端側)の端部は、センサ素子20の搭載領域の周囲において凹部11の底面から突出して配置されている。一方、各ターミナル12の他端側(図1中、上方端側)の端部は、コネクタケース10の他端側の開口部15内に露出している。
この凹部11内に突出する各ターミナル12の一端部とセンサ素子20とは、金やアルミニウム等のボンディングワイヤ13により結線され電気的に接続されている。
また、凹部11内にはシリコン系樹脂等からなるシール剤14が設けられており、このシール剤14によって、凹部11に突出するターミナル12の根元部とコネクタケース10との隙間が封止されている。
一方、図1において、コネクタケース10の他端部(図1中、上方側の端部)側は開口部15となっており、この開口部15は、ターミナル12の他端側を例えばワイヤハーネス等の外部配線部材(図示せず)を介して上記外部回路(車両のECU等)に電気的に接続するためのコネクタ部となっている。
つまり、開口部15内に露出する各ターミナル12の他端側は、このコネクタ部によって外部と電気的に接続が可能となっている。こうして、センサ素子20と外部との間の信号の伝達は、ボンディングワイヤ13およびターミナル12を介して行われるようになっている。
また、図1に示されるように、コネクタケース10の一端部には、第2のケースとしてのハウジング30が組み付けられている。具体的には、ハウジング30には収容凹部30aが形成されており、この収容凹部30a内にコネクタケース10の一端側が挿入されることで、コネクタケース10にハウジング30が組みつけられた構成となっている。
これにより、第1のケースとしてのコネクタケース10と第2のケースとしてのハウジング30とが一体に組み付けられてなるケーシング100が構成されており、このケーシング100内にセンサ素子20が設けられた形となっている。
このハウジング30は、例えばアルミニウム(Al)やジュラルミン等の測定対象物と同種の軽金属材料よりなるものであり、測定対象物からの測定圧力が導入される圧力導入孔31と、圧力センサS1を測定対象物に固定するためのネジ部32とを有する。上述したように、測定対象物としては、たとえば自動車エアコンの冷媒配管などであり、測定圧力は、その冷媒配管内の冷媒圧力などである。
さらに、コネクタケース10の先端面10aとハウジング30における収容凹部30aのうちコネクタケース10の先端面10aと対向する一面30bとの間に、図2に示されるように、薄い金属(たとえばSUS等)製のメタルダイアフラム34が金属(たとえばSUS等)製のリングウェルド(押さえ部材)35aおよびリングプレート35bに挟まれた状態で配置されている。これらは溶接により互いに接合されている。
ハウジング30の一面30bのうち、リングプレート35bが配置される部位には、リング状の突起部30cが形成されており、リングウェルド35aは、この突起部30cにてハウジング30に全周抵抗溶接されることで、圧力導入孔31の一端に気密接合されたものとなっている。また、ハウジング30の一面30bのうち、突起部30cの内側に、さらにストッパー部30dが形成されている。このストッパー部30dも断面矩形状の突起となっており、その高さは、先端位置がリングウェルド35aに接するもしくはほぼ接する程度に設定されている。このストッパー部30dが、リングプレート35bをハウジング30に抵抗溶接する際に発生するバリのストッパーとして機能するものである。
そして、図1に示されるように、ハウジング30のうち収容凹部30a側の端部がコネクタケース10の一端部にかしめられることで、かしめ部36が形成され、それによって、ハウジング30とコネクタケース10とが固定され一体化されている。
こうして組み合わせられたコネクタケース10とハウジング30とにおいて、コネクタケース10の凹部11とハウジング30のダイアフラム34との間で、圧力検出室40が構成されている。
この圧力検出室40には圧力伝達媒体であり封入液であるオイル(フッ素オイル等)41が充填され封入されている。すなわち、凹部11にはセンサ素子20及びワイヤ13等の電気接続部分を覆うようにオイル41が充填され、ダイアフラム34により覆われて封止された形となる。
このような圧力検出室40を構成することにより、圧力導入孔31から導入された圧力は、メタルダイアフラム34、オイル41を介して、圧力検出室40内のセンサ素子20、ボンディングワイヤ13、ターミナル12に印加されることになる。
また、本実施形態の圧力センサにおいては、コネクタケース10の先端面10aに、圧力検出室40の外周を囲むように、環状の溝(Oリング溝)42が形成され、この溝42内には、圧力検出室40を気密封止するためのOリング43が配設されている。
このOリング43は例えばシリコンゴム等の弾性材料よりなり、コネクタケース10とハウジング30とにより挟まれて押圧されている。こうして、メタルダイアフラム34とOリング43とにより圧力検出室40が封止され閉塞される。
次に、上記圧力センサS1の製造方法について説明する。
まず、ターミナル12がインサート成形されたコネクタケース10を用意する。シリコン系樹脂等よりなる接着剤を用いて、コネクタケース10の凹部11内へセンサ素子20を台座21を介し接着固定する。
そして、凹部11内へシール剤14を注入し、シール剤14を、凹部11の底面まで行き渡らせる。ここで、シール剤14がセンサ素子20の表面に付着しないように、注入量を調整する。
続いて、注入したシール剤14を硬化させる。そして、ワイヤボンディングを行って、各ターミナル12の一端部とセンサ素子20とをボンディングワイヤ13で結線し、電気的に接続する。
そして、センサ素子20側を上にしてコネクタケース10を配置し、コネクタケース10の上方から、ディスペンサ等によりフッ素オイル等よりなるオイル41を、凹部11へ一定量注入する。
続いて、リングプレート35bをハウジング30における収容凹部30a内に配置する。そして、リングプレート35bとハウジング30との間に所定の電圧を印加する。これにより、リングプレート35bが突起部30cの箇所で抵抗溶接され、ハウジング30とリングプレート35bとが接合される。
このとき、リングプレート35bと突起部30cとの抵抗溶接時に突起部30cの両側にバリが発生することになる。しかしながら、突起部30cよりも内側に位置するストッパー部30dによりバリが圧力媒体となる冷媒側に落ちてしまわないようにすることが可能となる。
この後、リングプレート35bの上にリングウェルド35aを配置した後、リングウェルド35aの上面側からのレーザ溶接などにより、リングウェルド35a−メタルダイアフラム34−リングプレート35bの接合を行う。このとき、メタルダイアフラム34、リングウェルド35aおよびリングプレート35bは、すべて同質金属で構成されていることから、容易に接合を行うことができる。
続いて、メタルダイアフラム34およびリングウェルド35aと共にハウジング30を上から水平を保ったまま、コネクタケース10に嵌合するように降ろす。そして、この状態のものを真空室に入れて真空引きを行い圧力検出室40内の余分な空気を除去する。
その後、コネクタケース10の先端面とハウジング30の一面30bとが十分接するまで押さえることによって、メタルダイアフラム34とOリング43によってシールされた圧力検出室40が形成される。
最後に、ハウジング30の端部をコネクタケース10の一端側にかしめることにより、かしめ部36を形成する。こうして、ハウジング30とコネクタケース10とを一体化することにより、かしめ部36によるコネクタケース10とハウジング30との組み付け固定がなされる。このようにして、図1に示される圧力センサS1が完成する。
かかる圧力センサS1の基本的な圧力検出動作について述べる。
圧力センサS1は、たとえば、ハウジング30のネジ部32を介して、車両におけるエアコンの冷媒配管系の適所に取り付けられる。そして、該配管内の圧力がハウジング30の圧力導入孔31より圧力センサS1内に導入される。
すると、導入された圧力がメタルダイアフラム34から圧力検出室40内のオイル41を介して、センサ素子20の表面すなわち受圧面に印加される。そして、印加された圧力に応じた電気信号がセンサ信号として、センサ素子20から出力される。
このセンサ信号は、センサ素子20からワイヤ13、ターミナル12を介して、上記外部回路へ伝達され、冷媒配管の冷媒圧力が検出される。このようにして、圧力センサS1における圧力検出が行われる。
以上説明したように、本実施形態の圧力センサS1では、ハウジング30の一面30bに突起部30cを形成し、この突起部30cの内側にストッパー部30dを配置しておくようにしている。これにより、抵抗溶接時に発生したバリが圧力媒体となる冷媒側に落ちてしまわないようにすることが可能となり、バリが冷媒配管やその他の部品に悪影響を与えることを防止することができる。
(第1実施形態の変形例)
上記第1実施形態において、ストッパー部30dの形状は適宜変更可能であり、例えば図3に示すように断面三角形状、図4に示すように断面半円形状、図5に示すように断面細長い糸状に変更することも可能である。なお、図5のような形態とする場合には、ストッパー部30dの先端部に応力を加え、ストッパ部30dを応力変形させることにより、ストッパー部30dの先端部が外周側、つまり突起部30cに向くようにすることになる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dを無くし、リングプレート35b側にストッパー部を設けたものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図6は、本実施形態の圧力センサS1におけるリングプレート35bの近傍の拡大図である。この図に示されるように、リングプレート35bにおける内周側、具体的にはハウジング30における突起部30cよりも内側には、ハウジング30の一面30b側に突出するようにストッパー部35cが設けられている。このストッパー部35bは、その高さがハウジング30の一面30bと接するもしくはほぼ接する程度となっている。
このように、リングプレート35b側にストッパー部35bを設けることによっても、抵抗溶接時に発生したバリが圧力媒体となる冷媒側に落ちてしまわないようにすることが可能となる。これにより、バリが冷媒配管やその他の部品に悪影響を与えることを防止することができる。
(第2実施形態の変形例)
上記第2実施形態において、ストッパー部35cの形状は適宜変更可能であり、例えば、図7に示すように断面三角形状、図8に示すように断面半円形状、図9に示すように断面細長い糸状に変更することも可能である。なお、図9のような形態とする場合には、ストッパー部35cの先端部に応力を加え、ストッパ部35cを応力変形させることにより、ストッパー部35cの先端部が外周側、つまりハウジング30に設けられた突起部30cに向くようにすることになる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dを無くし、リングプレート35bの形状を第1実施形態に対して変更したものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図10は、本実施形態の圧力センサS1におけるリングプレート35bの近傍の拡大図である。図10に示されるように、リングプレート35bうちハウジング30の突起部30cと抵抗溶接される位置に溝部35dが設けられている。この溝部35dは、リングプレート35bを突起部30cに抵抗溶接したときに、溝部35dの幅内に突起部30cが収まり、溝部35dの開口端が突起部30cの側面に接するもしくはほぼ接する程度となるように構成されている。
このような構成の溝部35dをリングプレート35bに形成しておけば、溝部35dの内壁がストッパーとしての機能を発揮することになる。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第4実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dに加えてリングプレート35bのストッパー部35cを設けたことが第1実施形態と異なり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図11は、本実施形態の圧力センサS1におけるリングプレート35bの近傍の拡大図である。この図に示されるように、ハウジング30側に設けられたストッパー部30cとリングプレート35b側に設けられたストッパー部35cとの先端部が接するもしくはほぼ接する状態となっている。このように、それぞれのストッパー部30d、35cによって、ストッパー機能を発揮させることも可能である。
(第4実施形態の変形例)
上記第4実施形態において、ハウジング30に形成されたストッパー部30dとリングプレート35bに形成されたストッパー部35cの各形状は適宜変更可能である。例えば、図12に示すようにストッパー部35cがストッパー部30dの内周側に位置するようにしても良いし、その逆の関係となるようにしても良い。また、図13に示されるように断面三角形状として互いの先端位置が接するもしくはほぼ接するようにしても良い。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dを無くし、リングプレート35bおよびハウジング30の一面30bの形状を第1実施形態に対して変更したものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図14は、本実施形態の圧力センサS1におけるリングプレート35bの近傍の拡大図である。図14に示されるように、リングプレート35bのうちハウジング30の突起部30cと抵抗溶接される位置に段差部35eが設けられていると共に、ハウジング30の一面30bのうち突起部30dの両側が凹ませられた溝部30eとされている。
このような構成によれば、リングプレート35bを突起部30cに抵抗溶接したときに、段差部35eが溝部30eに入り込み、溝部30eの開口端が段差部35eの側面に接するもしくはほぼ接する状態となる。したがって、溝部30eの内壁および段差部35eがストッパーとしての機能を発揮することになる。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1に対して、ハウジング30やリングプレート35bとは別部材によってストッパー機能を果たすようにしたことが異なり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図15は、本実施形態の圧力センサS1におけるリングプレート35bの近傍の拡大図である。図15に示されるように、リングプレート35bとハウジング30の一面30bとの間において、ストッパー部50が備えられている。このストッパー部50は、ハウジング30やリングプレート35bとは別部材で構成されたもので、断面矩形状のリング部材によって構成されている。このストッパー部50は、例えば金属や樹脂などで構成され、その厚み(中心軸方向のサイズ)が抵抗溶接後におけるリングプレート35bとハウジング30の一面30bとの間の距離よりも若干大きめもしくは同等程度とされている。
このように、別部材からなるストッパー部50によっても、抵抗溶接時に発生したバリが圧力媒体となる冷媒側に落ちてしまわないようにすることが可能となる。これにより、バリが冷媒配管やその他の部品に悪影響を与えることを防止することができる。
(第6実施形態の変形例)
上記第6実施形態において、ストッパー部50の形状は適宜変更可能である。例えば、図16に示すように断面円形状、図17に示すように断面三角形状、図18に示すように断面Z字形状、図19に示すように断面U字形状とすることも可能である。
また、図20に示すように、ハウジング30の一面30bのうちストッパー部50が配置される位置に、ストッパー部50の形状に対応した溝部30fを形成しておき、この溝部30f内にストッパー部50が配置されるようにすれば、ストッパー部50の位置決めも可能となる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1に対して、ハウジング30の突起部30cの形状を変更することにより、バリ自体が発生しにくくなる構成としたものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図21は、本実施形態の圧力センサS1におけるリングプレート35bの近傍の拡大図である。図21に示されるように、本実施形態では、ハウジング30に形成される突起部30cの形状が、圧力媒体側において、リングプレート35bとハウジング30の一面30bとの隙間方向に平行、つまり一面30bにほぼ垂直な形状としている。このような構成とすれば、抵抗溶接時にバリ自体が発生しにくくなり、圧力媒体となる冷媒にバリが混入することを防止することができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1に対して、リングプレート35bの形状を変更することにより、バリ自体が発生しにくくなる構成としたものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図22は、本実施形態の圧力センサS1におけるリングプレート35bの近傍の拡大図である。この図に示されるように、本実施形態では、リングプレート35bは、内周側の方が外周側よりも肉厚となっている。すなわち、リングプレート35bのうちハウジング30の一面30bに対向する面が一面30bと平行にならず傾斜した状態となるようにしている。このような構成とすれば、抵抗溶接時にバリ自体が発生しにくくなり、圧力媒体となる冷媒にバリが混入することを防止することができる。
(第8実施形態の変形例)
上記第8実施形態において、リングプレート35bの形状は適宜変更可能である。例えば、図23に示すように、内周側の方が外周側よりも肉薄とすることも可能である。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、メタルダイアフラム34とリングウェルド35aとが別々に形成されたものを一体に溶接したものとして説明したが、リングウェルド35aを元々メタルダイアフラム34と一体成型して形成することもできる。
また、上記実施形態では、ハウジング30がアルミニウムで構成される例を示したが、純粋なアルミニウムである必要はなく、アルミニウムを主成分とした金属材料、もしくは圧力センサS1が接続される配管の材料との接触電位差が小さく、腐食を発生させ難い金属材料であれば、他の材質ものに関しても本発明を適用することが可能である。
また、上記各実施形態において、圧力検出室40には、オイル41が封入されていなくてもよい。つまり、メタルダイアフラム34を介して圧力検出室40内のセンサ素子20に測定圧力が印加されればよく、圧力検出室40内の圧力伝達媒体としては気体等であっても構わない。
また、センサ素子20は、上記したダイアフラムが受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイヤフラム式のものに限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 上記第1実施形態に係る圧力センサの部分拡大図である。 第1実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第1実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第1実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 第2実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第2実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第2実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 第4実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第4実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 本発明の第5実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 第6実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第6実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第6実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第6実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 第6実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 本発明の第7実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 本発明の第8実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 第8実施形態の変形例にかかる圧力センサの部分拡大断面図である。 従来の圧力センサの断面図である。 本発明者らが検討に用いた圧力センサの全体概要を示す断面図である。
符号の説明
10…第1のケースとしてのコネクタケース、
20…センシング部としてのセンサ素子、30…第2のケースとしてのハウジング、
30b…一面、30c…突起部、30d…ストッパー部、30e、30f…溝部、
34…メタルダイアフラム、35a…リングウェルド、35b…リングプレート、
35c…ストッパー部、35d…溝部、35e…段差部、36…かしめ部。

Claims (9)

  1. 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
    前記突起部(30c)よりも内側において、前記リングプレート(35b)を前記突起部(30c)に抵抗接合した際に形成され得るバリのストッパー部(30d、35c、50)が備えられた構成となっていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記ストッパー部は、前記第2のケース(30)における前記一面(30b)を突出させたものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記ストッパー部は、前記リングプレート(35b)のうち前記第2のケース(30)における前記一面(30b)と対向する面を突出させたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記ストッパー部は、前記リングプレート(35b)と前記第2のケース(30)における前記一面(30b)との間において、前記リングプレート(35b)および前記第2のケース(30)とは別部材で構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  5. 前記第2のケース(30)のうち、前記ストッパー部が配置される場所には溝部(30f)が形成され、この溝部(30f)により前記ストッパー部の位置決めが成されていることを特徴とする請求項4に記載の圧力センサ。
  6. 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
    前記リングプレート(35b)のうち、前記突起部(30c)と対向する位置には、前記突起部(30c)の先端が入り込む溝部(35d)が形成されており、前記溝部(35d)の開口端が前記突起部(30c)の側面に接するもしくはほぼ接する状態となっていることを特徴とする圧力センサ。
  7. 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
    前記リングプレート(35b)のうち、前記突起部(30c)と対向する位置には段差部(35e)が備えられていると共に、前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち、前記突起部(30c)の内側に位置する箇所には溝部(30e)が備えられており、前記溝部(30e)の開口端が前記段差部(35e)の側面に接するもしくはほぼ接する状態となっていることを特徴とする圧力センサ。
  8. 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
    前記突起部(30c)の内周側の側面の形状は、前記リングプレート(35b)を前記突起部(30c)に抵抗接合した際に、前記突起部(30c)の内周側にバリが発生し難い形状となっていることを特徴とする圧力センサ。
  9. 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
    前記リングプレート(35b)のうち、前記第2のケース(30)の前記一面(30b)と対向する面の形状は、前記リングプレート(35b)を前記突起部(30c)に抵抗接合した際に、前記突起部(30c)の内周側にバリが発生し難い形状となっていることを特徴とする圧力センサ。
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