JP2005221314A - 圧力センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ハウジング30の一面30bに突起部30cを形成し、この突起部30cの内側にストッパー部30dを配置しておく。これにより、抵抗溶接時に発生したバリが圧力媒体となる冷媒側に落ちてしまわないようにすることが可能となり、バリが冷媒配管やその他の部品に悪影響を与えることを防止することができる。
【選択図】 図1
Description
以下、本発明の一実施形態が適用された圧力センサについて説明する。図1に、本実施形態における圧力センサS1の断面図を示すと共に、図2に図1の二点鎖線部分の拡大図を示し、これらの図に基づいて説明する。なお、この圧力センサS1は、例えば、自動車に搭載され自動車のエアコンの冷媒配管内の冷媒圧力を検出するものに適用される。
上記第1実施形態において、ストッパー部30dの形状は適宜変更可能であり、例えば図3に示すように断面三角形状、図4に示すように断面半円形状、図5に示すように断面細長い糸状に変更することも可能である。なお、図5のような形態とする場合には、ストッパー部30dの先端部に応力を加え、ストッパ部30dを応力変形させることにより、ストッパー部30dの先端部が外周側、つまり突起部30cに向くようにすることになる。
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dを無くし、リングプレート35b側にストッパー部を設けたものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
上記第2実施形態において、ストッパー部35cの形状は適宜変更可能であり、例えば、図7に示すように断面三角形状、図8に示すように断面半円形状、図9に示すように断面細長い糸状に変更することも可能である。なお、図9のような形態とする場合には、ストッパー部35cの先端部に応力を加え、ストッパ部35cを応力変形させることにより、ストッパー部35cの先端部が外周側、つまりハウジング30に設けられた突起部30cに向くようにすることになる。
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dを無くし、リングプレート35bの形状を第1実施形態に対して変更したものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dに加えてリングプレート35bのストッパー部35cを設けたことが第1実施形態と異なり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
上記第4実施形態において、ハウジング30に形成されたストッパー部30dとリングプレート35bに形成されたストッパー部35cの各形状は適宜変更可能である。例えば、図12に示すようにストッパー部35cがストッパー部30dの内周側に位置するようにしても良いし、その逆の関係となるようにしても良い。また、図13に示されるように断面三角形状として互いの先端位置が接するもしくはほぼ接するようにしても良い。
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1におけるストッパー部30dを無くし、リングプレート35bおよびハウジング30の一面30bの形状を第1実施形態に対して変更したものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1に対して、ハウジング30やリングプレート35bとは別部材によってストッパー機能を果たすようにしたことが異なり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
上記第6実施形態において、ストッパー部50の形状は適宜変更可能である。例えば、図16に示すように断面円形状、図17に示すように断面三角形状、図18に示すように断面Z字形状、図19に示すように断面U字形状とすることも可能である。
本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1に対して、ハウジング30の突起部30cの形状を変更することにより、バリ自体が発生しにくくなる構成としたものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に示した圧力センサS1に対して、リングプレート35bの形状を変更することにより、バリ自体が発生しにくくなる構成としたものであり、その他の部分については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
上記第8実施形態において、リングプレート35bの形状は適宜変更可能である。例えば、図23に示すように、内周側の方が外周側よりも肉薄とすることも可能である。
上記第1実施形態では、メタルダイアフラム34とリングウェルド35aとが別々に形成されたものを一体に溶接したものとして説明したが、リングウェルド35aを元々メタルダイアフラム34と一体成型して形成することもできる。
20…センシング部としてのセンサ素子、30…第2のケースとしてのハウジング、
30b…一面、30c…突起部、30d…ストッパー部、30e、30f…溝部、
34…メタルダイアフラム、35a…リングウェルド、35b…リングプレート、
35c…ストッパー部、35d…溝部、35e…段差部、36…かしめ部。
Claims (9)
- 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
前記突起部(30c)よりも内側において、前記リングプレート(35b)を前記突起部(30c)に抵抗接合した際に形成され得るバリのストッパー部(30d、35c、50)が備えられた構成となっていることを特徴とする圧力センサ。 - 前記ストッパー部は、前記第2のケース(30)における前記一面(30b)を突出させたものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
- 前記ストッパー部は、前記リングプレート(35b)のうち前記第2のケース(30)における前記一面(30b)と対向する面を突出させたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
- 前記ストッパー部は、前記リングプレート(35b)と前記第2のケース(30)における前記一面(30b)との間において、前記リングプレート(35b)および前記第2のケース(30)とは別部材で構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
- 前記第2のケース(30)のうち、前記ストッパー部が配置される場所には溝部(30f)が形成され、この溝部(30f)により前記ストッパー部の位置決めが成されていることを特徴とする請求項4に記載の圧力センサ。
- 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
前記リングプレート(35b)のうち、前記突起部(30c)と対向する位置には、前記突起部(30c)の先端が入り込む溝部(35d)が形成されており、前記溝部(35d)の開口端が前記突起部(30c)の側面に接するもしくはほぼ接する状態となっていることを特徴とする圧力センサ。 - 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
前記リングプレート(35b)のうち、前記突起部(30c)と対向する位置には段差部(35e)が備えられていると共に、前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち、前記突起部(30c)の内側に位置する箇所には溝部(30e)が備えられており、前記溝部(30e)の開口端が前記段差部(35e)の側面に接するもしくはほぼ接する状態となっていることを特徴とする圧力センサ。 - 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
前記突起部(30c)の内周側の側面の形状は、前記リングプレート(35b)を前記突起部(30c)に抵抗接合した際に、前記突起部(30c)の内周側にバリが発生し難い形状となっていることを特徴とする圧力センサ。 - 第1のケース(10)と第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周に接合されたリングウェルド(35a)およびリングプレート(35b)が前記メタルダイアフラム(34)を挟み込むように配置され、前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)および前記第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
前記第2のケース(30)における前記一面(30b)のうち前記リングプレート(35b)と対応する位置には、前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングプレート(35b)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合され、
前記リングプレート(35b)のうち、前記第2のケース(30)の前記一面(30b)と対向する面の形状は、前記リングプレート(35b)を前記突起部(30c)に抵抗接合した際に、前記突起部(30c)の内周側にバリが発生し難い形状となっていることを特徴とする圧力センサ。
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JP2004028178A JP3976014B2 (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 圧力センサ |
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JP2004028178A Expired - Lifetime JP3976014B2 (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 圧力センサ |
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JP (1) | JP3976014B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008082747A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Denso Corp | 圧力センサ |
WO2013131703A1 (de) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | Endress+Hauser Gmbh+Co. Kg | Dichtring und druckaufnehmer mit mindestens einem solchen dichtring |
-
2004
- 2004-02-04 JP JP2004028178A patent/JP3976014B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008082747A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Denso Corp | 圧力センサ |
WO2013131703A1 (de) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | Endress+Hauser Gmbh+Co. Kg | Dichtring und druckaufnehmer mit mindestens einem solchen dichtring |
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JP3976014B2 (ja) | 2007-09-12 |
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