JP4155204B2 - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ Download PDF

Info

Publication number
JP4155204B2
JP4155204B2 JP2004022987A JP2004022987A JP4155204B2 JP 4155204 B2 JP4155204 B2 JP 4155204B2 JP 2004022987 A JP2004022987 A JP 2004022987A JP 2004022987 A JP2004022987 A JP 2004022987A JP 4155204 B2 JP4155204 B2 JP 4155204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
housing
ring weld
pressure
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004022987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005214830A (ja
Inventor
和久 池田
真宏 巻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004022987A priority Critical patent/JP4155204B2/ja
Publication of JP2005214830A publication Critical patent/JP2005214830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4155204B2 publication Critical patent/JP4155204B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、第1のケースと第2のケースとをかしめ固定によって一体に組み付け、その内部に圧力検出用のセンシング部を設けてなる圧力センサに関する。
従来より、第1のケースと第2のケースとをかしめ固定によって一体に組み付け、その内部に圧力検出用のセンシング部を設けてなる圧力センサが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
この圧力センサの断面図を図2に示す。図2に示される圧力センサは、第1のケースとしてのコネクタケースJ1と測定媒体を導入するための第2のケースとしてのハウジングJ2とを備えて構成されるダイアフラムシールタイプの圧力センサである。すなわち、両ケースJ1、J2の間にメタルダイアフラムJ3を介在させた状態でハウジングJ2の収容凹部J4内にコネクタケースJ1が挿入されたのち、ハウジングJ2の収容凹部J4の入り口側をかしめて圧力センサの組み付けが成されることで、内部に圧力検出室J5が区画形成され、この圧力検出室J5内にセンシング部としてのセンサ素子J6などが設けられた構造となっている。
そして、圧力検出室J5は、コネクタケースJ1とハウジングJ2との間に介在するOリングJ7によってシールされており、圧力検出室J5の内部には、たとえばオイルなどの圧力伝達部材J8が封入されている。また、メタルダイアフラムJ3における圧力検出室J5とは反対側の面に、ハウジングJ2に導入された測定媒体による圧力が印加され、この測定圧力がメタルダイアフラムJ3から圧力伝達部材J8を介してセンサ素子J6へ印加されることで、圧力検出が行われるようになっている。
ここで、このような構造の圧力センサでは、測定媒体がハウジングJ2とメタルダイアフラムJ3との間から漏れ出すことを防止するために、これらの間のシールを確保しなければならない。このため、上記特許文献1に示される圧力センサでは、メタルダイアフラムJ3の外周部分にハウジングJ2と同種の金属で構成されたリングウェルドJ9を接続し、このリングウェルドJ9とハウジングJ2との接触部分J10の一部を溶接した構造としている。
特開平7−243926号公報
上述したハウジングJ2は、例えばステンレス(SUS)によって構成されるが、これらの材質によると、組付け相手側との材質の違いによって、例えばアルミニウム(Al)などの場合、異種金属接触による電位差が約0.5Vと大きいために、電池腐食が生じることが懸念される。
この場合、ハウジングJ2の材質を例えば相手側と同質のアルミニウム(Al)とすることで、上記腐食を防止することが考えられる。このようにすれば、ハウジングJ2の軽量化も図れ、センサ重量の低減にも繋がると言える。
しかしながら、上記ようにリングウェルドJ9とハウジングJ2との溶接によってハウジングJ2とメタルダイアフラムJ3との間のシール構造を実現する場合、ハウジングJ2の材質を変更すると、リングウェルドJ9と異種金属となり、異種金属間の溶接が不可能であることからシール構造を実現できなくなるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、ハウジングをアルミニウムを主成分とした材料で構成されていても、ハウジングとメタルダイアフラムとの間のシール構造を実現できる圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1のケース(10)とアルミニウムを主成分として構成された第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、第1のケース(10)の先端面(10a)と第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周においてリングウェルド(35)が配置され、これらメタルダイアフラム(34)とリングウェルド(35)および第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内にセンシング部(20)が配置された構成とされており、リングウェルド(35)が第2のケース(30)の一面(30b)に溶接されていると共に、リングウェルド(35)における第2のケース(30)の一面(30b)側の面にアルミニウムを主成分とした金属が蒸着されていることを特徴としている。
このように、リングウェルド(35)における第2のケース(30)の一面(30b)側の面にアルミニウムを主成分とした金属を蒸着することにより、第2のケース(30)の一面側にリングウェルド(35)を容易に溶接することが可能となる。したがって、第2のケース(30)をアルミニウムを主成分とした材料で構成されていても、第2のケース(30)とメタルダイアフラム(34)との間のシール構造を実現できる圧力センサとすることが可能となる。
なお、請求項3に示すように、メタルダイアフラム(34)とリングウェルド(35)とを一体で構成することが可能である。また、請求項4に示すように、リングウェルド(35)を構成する金属の主成分とメタルダイアフラム(34)を構成する金属の主成分とを同じにしておき、リングウェルド(35)のうちメタルダイアフラム(34)側の面にアルミニウムを主成分とした金属を蒸着せず、その面においてリングウェルド(35)がダイアフラム(34)に溶接されるような構成としても良い。
請求項2に記載の発明では、第2のケース(30)における一面(30b)には、リングウェルド(35)と対応する位置において環状の突起部(30c)が備えられ、リングウェルド(35)が突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで第2ケース(30)に接合されていることを特徴としている。このように、第2のケース(30)の一面(30b)に突起部(30c)を形成し、リングウェルド(35)が第2のケース(30)に抵抗溶接されるようにすれば、この箇所で確実にシール性を確保することが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態が適用された圧力センサについて説明する。図1に、本実施形態における圧力センサS1の断面図を示し、この図に基づいて説明する。なお、この圧力センサS1は、例えば、自動車に搭載され自動車のエアコンの冷媒配管内の冷媒圧力を検出するものに適用される。
図1に示されるように、第1のケースとしてのコネクタケース10は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより作られ、本実施形態では略円柱状をなしている。この樹脂ケースとしてのコネクタケース10の一端部(図1中、下方側の端部)には、凹部11が形成されている。
この凹部11の底面には、圧力検出用のセンシング部としてのセンサ素子20が配設されている。
センサ素子20は、その表面に受圧面としてのダイアフラムを有し、このダイアフラムの表面に形成されたゲージ抵抗により、ダイアフラムが受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイアフラム式のものである。
そして、センサ素子20は、ガラス等よりなる台座21に陽極接合等により一体化されており、この台座21を凹部11の底面に接着することで、センサ素子20はコネクタケース10に搭載されている。
また、コネクタケース10には、センサ素子20と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナル12が貫通している。
本実施形態では、ターミナル12は黄銅(真鍮)にメッキ処理(例えばNiメッキ)を施した材料よりなり、インサートモールドによりコネクタケース10と一体に成形されることによってコネクタケース10内にて保持されている。
各ターミナル12の一端側(図1中、下方端側)の端部は、センサ素子20の搭載領域の周囲において凹部11の底面から突出して配置されている。一方、各ターミナル12の他端側(図1中、上方端側)の端部は、コネクタケース10の他端側の開口部15内に露出している。
この凹部11内に突出する各ターミナル12の一端部とセンサ素子20とは、金やアルミニウム等のボンディングワイヤ13により結線され電気的に接続されている。
また、凹部11内にはシリコン系樹脂等からなるシール剤14が設けられており、このシール剤14によって、凹部11に突出するターミナル12の根元部とコネクタケース10との隙間が封止されている。
一方、図1において、コネクタケース10の他端部(図1中、上方側の端部)側は開口部15となっており、この開口部15は、ターミナル12の他端側を例えばワイヤハーネス等の外部配線部材(図示せず)を介して上記外部回路(車両のECU等)に電気的に接続するためのコネクタ部となっている。
つまり、開口部15内に露出する各ターミナル12の他端側は、このコネクタ部によって外部と電気的に接続が可能となっている。こうして、センサ素子20と外部との間の信号の伝達は、ボンディングワイヤ13およびターミナル12を介して行われるようになっている。
また、図1に示されるように、コネクタケース10の一端部には、第2のケースとしてのハウジング30が組み付けられている。具体的には、ハウジング30には収容凹部30aが形成されており、この収容凹部30a内にコネクタケース10の一端側が挿入されることで、コネクタケース10にハウジング30が組みつけられた構成となっている。
これにより、第1のケースとしてのコネクタケース10と第2のケースとしてのハウジング30とが一体に組み付けられてなるケーシング100が構成されており、このケーシング100内にセンサ素子20が設けられた形となっている。
このハウジング30は、例えばアルミニウム(Al)を主成分とした金属材料よりなるものであり、測定対象物からの測定圧力が導入される圧力導入孔31と、圧力センサS1を測定対象物に固定するためのネジ部32とを有する。上述したように、測定対象物としては、たとえば自動車エアコンの冷媒配管などであり、測定圧力は、その冷媒配管内の冷媒圧力などである。
さらに、コネクタケース10の先端面10aとハウジング30における収容凹部30aのうちコネクタケース10の先端面10aと対向する一面30bとの間に、薄い金属製のメタルダイアフラム34とリングウェルド(押さえ部材)35とが配置されている。これらメタルダイアフラム34とリングウェルド35は、共に同じ金属を主成分とする金属材料(例えばSUS等)、すなわちハウジング30とは異なる金属材料によって構成され、溶接により一体もしくは元々一体成型された構成となっている。ただし、リングウェルド35のうちハウジング30の一面30b側の面は、ハウジング30と同様の金属材料となるアルミニウムが蒸着された構成となっている。
ハウジング30の一面30bのうち、リングウェルド35が配置される部位には、リング状の突起部30cが形成されており、リングウェルド35は、この突起部30cにてハウジング30に全周抵抗溶接されることで、圧力導入孔31の一端に気密接合されたものとなっている。
そして、図1に示されるように、ハウジング30のうち収容凹部30a側の端部がコネクタケース10の一端部にかしめられることで、かしめ部36が形成され、それによって、ハウジング30とコネクタケース10とが固定され一体化されている。
こうして組み合わせられたコネクタケース10とハウジング30とにおいて、コネクタケース10の凹部11とハウジング30のダイアフラム34との間で、圧力検出室40が構成されている。
この圧力検出室40には圧力伝達媒体であり封入液であるオイル(フッ素オイル等)41が充填され封入されている。すなわち、凹部11にはセンサ素子20及びワイヤ13等の電気接続部分を覆うようにオイル41が充填され、ダイアフラム34により覆われて封止された形となる。
このような圧力検出室40を構成することにより、圧力導入孔31から導入された圧力は、メタルダイアフラム34、オイル41を介して、圧力検出室40内のセンサ素子20、ボンディングワイヤ13、ターミナル12に印加されることになる。
また、本実施形態の圧力センサにおいては、コネクタケース10の先端面10aには、圧力検出室40の外周を囲むように、環状の溝(Oリング溝)42が形成され、この溝42内には、圧力検出室40を気密封止するためのOリング43が配設されている。
このOリング43は例えばシリコンゴム等の弾性材料よりなり、コネクタケース10とリングウェルド35とにより挟まれて押圧されている。こうして、メタルダイアフラム34とOリング43とにより圧力検出室40が封止され閉塞されると共に、メタルダイアフラム34とOリング45により圧力導入孔31を通じて測定対象となる流体が導入される背室が閉塞される。
次に、上記圧力センサS1の製造方法について図1を参照して説明する。
まず、ターミナル12がインサート成形されたコネクタケース10を用意する。シリコン系樹脂等よりなる接着剤を用いて、コネクタケース10の凹部11内へセンサ素子20を台座21を介し接着固定する。
そして、凹部11内へシール剤14を注入し、シール剤14を、凹部11の底面まで行き渡らせる。ここで、シール剤14がセンサ素子20の表面に付着しないように、注入量を調整する。
続いて、注入したシール剤14を硬化させる。そして、ワイヤボンディングを行って、各ターミナル12の一端部とセンサ素子20とをボンディングワイヤ13で結線し、電気的に接続する。
そして、センサ素子20側を上にしてコネクタケース10を配置し、コネクタケース10の上方から、ディスペンサ等によりフッ素オイル等よりなるオイル41を、凹部11へ一定量注入する。
続いて、リングウェルド35をハウジング30における突起部30cに載せた後、リングウェルド35とハウジング30との間に所定の電圧を印加する。このとき、リングウェルド35のうち突起部30cと接する部分にアルミニウムが蒸着されていることから、突起部30cの先端部においてリングウェルド35が容易に抵抗溶接され、リングウェルド35が全周溶接されたハウジング30が形成される。そして、リングウェルド35の上にメタルダイアフラム34を配置したのち、メタルダイアフラム34の上からレーザ溶接などを行うことで、メタルダイアフラム34とリングウェルド35とを溶接する。このとき、メタルダイアフラム34とリングウェルド35とは異種材料ではないため、容易に接合される。
この後、このリングウェルド35およびメタルダイアフラム34と共にハウジング30を上から水平を保ったまま、コネクタケース10に嵌合するように降ろす。この状態のものを真空室に入れて真空引きを行い圧力検出室40内の余分な空気を除去する。
そして、コネクタケース10とハウジング30側の押さえ部材35とが十分接するまで押さえることによって、ダイアフラム34とOリング43によってシールされた圧力検出室40を形成する。
次に、ハウジング30の端部をコネクタケース10の一端側にかしめることにより、かしめ部36を形成する。こうして、ハウジング30とコネクタケース10とを一体化することにより、かしめ部36によるコネクタケース10とハウジング30との組み付け固定がなされる。また、かしめ部36により、コネクタケース10をハウジング30の収容凹部30a内に挿入する方向への押圧力が加えられ、上記圧力検出室40の閉塞とメタルダイアフラム34およびハウジング30との間のシール構造が維持される。このようにして、図1に示される圧力センサS1が完成する。
かかる圧力センサS1の基本的な圧力検出動作について述べる。
圧力センサS1は、たとえば、ハウジング30のネジ部32を介して、車両におけるエアコンの冷媒配管系の適所に取り付けられる。そして、該配管内の圧力がハウジング30の圧力導入孔31より圧力センサS1内に導入される。
すると、導入された圧力がメタルダイアフラム34から圧力検出室40内のオイル41を介して、センサ素子20の表面すなわち受圧面に印加される。そして、印加された圧力に応じた電気信号がセンサ信号として、センサ素子20から出力される。
このセンサ信号は、センサ素子20からワイヤ13、ターミナル12を介して、上記外部回路へ伝達され、冷媒配管の冷媒圧力が検出される。このようにして、圧力センサS1における圧力検出が行われる。
以上説明したように、本実施形態の圧力センサでは、リングウェルド35のうちハウジング30の一面30b側の面にアルミニウムを蒸着した構成としていることから、リングウェルド35をハウジング30に接合する際にも、これらの接触部が同じ材質ものとなっていることから、接合を行うことが可能となる。
また、ハウジング30の一面30bに突起部30cを形成し、リングウェルド35とハウジング30との接合を抵抗溶接によって行うようにしている。このため、突起部30cを形成していない場合と比べ、より確実にリングウェルド35とハウジング30との接合を行うことが可能となる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、メタルダイアフラム34とリングウェルド35とが別々に形成されたものを一体に溶接したものとして説明したが、リングウェルド35を元々メタルダイアフラム34と一体成型して形成することもできる。すなわち、この場合、メタルダイアフラム34の一部として形成されたリングウェルド35のうち、ハウジング30に溶接される箇所において、アルミニウムが蒸着された構成とすれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記第1実施形態では、リングウェルド35がハウジング30に溶接できるように、リングウェルド35のうちハウジング30の一面30b側の面にアルミニウムを蒸着した構成としている。しかしながら、これは単なる例示であり、その他の面にもAlが蒸着された構成としても良い。ただし、リングウェルド35のうちメタルダイアフラム34との溶接が行われる箇所は、アルミニウムを蒸着しない構成にすることになる。なお、リングウェルド35を主に構成する金属とアルミニウムとの境界部において、上述した腐食が生じる可能性があるが、少なくともリングウェルド35のうちハウジング30と接合されている部位は、その境界部の端から離れた場所にあるため、腐食によってリングウェルド35とハウジング30との接合が剥がれる可能性は少ない。
また、上記実施形態では、ハウジング30がアルミニウムで構成される例を示したが、純粋なアルミニウムである必要はなく、アルミニウムを主成分とした金属材料に関しても本発明を適用することが可能である。
また、上記各実施形態において、圧力検出室40には、オイル41が封入されていなくてもよい。つまり、メタルダイアフラム34を介して圧力検出室40内のセンサ素子20に測定圧力が印加されればよく、圧力検出室40内の圧力伝達媒体としては気体等であっても構わない。
また、センサ素子20は、上記したダイアフラムが受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイヤフラム式のものに限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサの全体概略を示す断面図である。 従来の圧力センサの断面図である。
符号の説明
10…第1のケースとしてのコネクタケース、
20…センシング部としてのセンサ素子、30…第2のケースとしてのハウジング、
34…メタルダイアフラム、35…リングウェルド、36…かしめ部、
100…ケーシング。

Claims (4)

  1. 第1のケース(10)とアルミニウムを主成分として構成された第2のケース(30)とを一体に組み付けてなるケーシング(100)を備え、
    前記ケーシング(100)内に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサにおいて、
    前記第1のケース(10)の先端面(10a)と前記第2のケース(30)の一面(30b)との間には、メタルダイアフラム(34)が配置されると共に、該メタルダイアフラム(34)の外周においてリングウェルド(35)が配置され、これらメタルダイアフラム(34)とリングウェルド(35)および第1ケース(10)によって囲まれる部分を圧力検出室(40)として、該圧力検出室(40)内に前記センシング部(20)が配置された構成とされており、
    前記リングウェルド(35)が前記第2のケース(30)の一面(30b)に溶接されていると共に、前記リングウェルド(35)における前記第2のケース(30)の一面(30b)側の面にアルミニウムを主成分とした金属が蒸着されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記第2のケース(30)における前記一面(30b)には、前記リングウェルド(35)と対応する位置において前記環状の突起部(30c)が備えられ、前記リングウェルド(35)が前記突起部(30c)の箇所で抵抗接合されることで前記第2ケース(30)に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記メタルダイアフラム(34)と前記リングウェルド(35)とは一体で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記リングウェルド(35)を構成する金属の主成分は、前記メタルダイアフラム(34)を構成する金属の主成分と同じであり、前記リングウェルド(35)のうち前記メタルダイアフラム(34)側の面には前記アルミニウムを主成分とした金属が蒸着されておらず、その面において前記ダイアフラム(34)と溶接されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
JP2004022987A 2004-01-30 2004-01-30 圧力センサ Expired - Fee Related JP4155204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022987A JP4155204B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022987A JP4155204B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 圧力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005214830A JP2005214830A (ja) 2005-08-11
JP4155204B2 true JP4155204B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=34906156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004022987A Expired - Fee Related JP4155204B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4155204B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5092684B2 (ja) * 2007-10-23 2012-12-05 株式会社デンソー 圧力センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005214830A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4052263B2 (ja) 圧力センサ
JP3976015B2 (ja) 圧力センサ
JP4301048B2 (ja) 圧力センサおよびその製造方法
JP5157797B2 (ja) 圧力センサ
JP5050392B2 (ja) 圧力センサ
JP4699418B2 (ja) 圧力センサ
JP3603772B2 (ja) 圧力センサ
JP4155204B2 (ja) 圧力センサ
JP2005214780A (ja) 圧力センサ
JP3976014B2 (ja) 圧力センサ
JP4747922B2 (ja) 溶接方法
JP2006208087A (ja) 圧力センサ
JP4412127B2 (ja) 圧力センサの製造方法
JP4442399B2 (ja) 圧力センサおよびその組み付け構造
JP4848909B2 (ja) 圧力センサ
JP3835317B2 (ja) 圧力センサ
JP2005207875A (ja) 圧力センサ
JP2006208088A (ja) 圧力センサおよびその製造方法
JP4952271B2 (ja) 圧力センサ
JP2005189072A (ja) 圧力センサ
JP2005188958A (ja) 圧力センサ
JP2005164478A (ja) 圧力センサ
JP2009192362A (ja) 圧力センサ
JP2006023110A (ja) 圧力センサ
JP2006023191A (ja) 圧力センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080617

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4155204

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees