JP2006184075A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハウジングの一端部側にセンサ素子を搭載するとともに、ハウジングを貫通するように設けられたリードピンとセンサ素子とを電気的に接続してなる圧力センサにおいて、安価な構成によってリードピンとハウジングとの電気的な絶縁を確保する。
【解決手段】 ハウジング10の一端部側に搭載され印加された圧力に基づいて信号を出力するセンサ素子20と、一端部がハウジング10の一端部側にて露出し他端部がハウジング10の他端部側にて露出するようにハウジング10を貫通するリードピン30とを備え、リードピン30の一端部とセンサ素子20とが電気的に接続されている圧力センサ100において、ハウジング10の内部にて、リードピン30とハウジング10との隙間は樹脂からなる樹脂部材40により埋められており、この樹脂部材40によってリードピン30とハウジング10とは電気的に絶縁されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハウジングの一端部側にセンサ素子を搭載するとともに、ハウジングを貫通するように設けられたリードピンとセンサ素子とを電気的に接続してなる圧力センサに関する。
図3は、従来のこの種の圧力センサの一般的な全体概略断面構成を示す図であり、図4は、図3に示される圧力センサにおけるセンサ素子20の概略断面構成を拡大して示す図である。
図3に示されるように、たとえば、金属からなる略柱状のハウジング10の一端部(図3中の上端部)側には、圧力検出室としての凹部11が形成されており、この凹部11には、印加された圧力に基づいて信号を出力するセンサ素子20が搭載され、接着剤などにより固定されている。
この例においては、図4に示されるように、センサ素子20は、半導体ダイアフラム式のセンサチップ21をガラス台座22に接合し支持してなるものである。ここで、センサチップ21は、半導体基板にエッチングなどにより凹部を形成し、その凹部の形成に伴い薄肉部となったダイアフラム20aを有するものにできる。
そして、センサチップ21は、そのダイアフラム20aの表面に圧力を受け、この印加された圧力によってダイアフラム20aが歪み、この歪みに基づいて信号を出力するタイプのものである。
また、この図3に示される圧力センサにおいては、凹部11は、金属などからなるダイアフラム12により閉塞されている。このダイアフラム12は、金属などからなる環状のリングウェルド13によってハウジング10に溶接などにより固定されている。
そして、ダイアフラム12によって封止された凹部11の内部には、圧力伝達媒体としてのオイル17が充填されており、このオイル17は、ダイアフラム12によって凹部11内に封入された形となっている。
ここで、リングウェルド13には測定すべき圧力が導入される開口部13aが設けられており、この開口部13aから導入された圧力がダイアフラム12に印加され、オイル17を介してセンサ素子20に印加されるようになっている。
また、図3に示されるように、ハウジング10には、ハウジング10を貫通した状態でリードピン30が設けられている。このリードピン30は、一端部がハウジング10の一端部側にて露出し、他端部がハウジング10の他端部(図3中の下端部)側にて露出している。
また、ハウジング10の一端部側において、リードピン30の一端部とセンサ素子20とがボンディングワイヤ50を介して電気的に接続されている。また、ハウジング10の他端部側において、リードピン30の他端部は、図示しない配線部材などに接続が可能となっている。こうして、センサ素子20からの信号はリードピン30を介して外部へ出力されるようになっている。
つまり、このような圧力センサにおいては、リングウェルド13の開口部13aから導入された測定圧力は、ダイアフラム12およびオイル17を介してセンサ素子20へ印加され、センサ素子20は、この印加された圧力に応じた電気信号を出力し、この信号は、ボンディングワイヤ50およびリードピン30を介して外部へ出力される。
また、図3に示されるように、この圧力センサにおいては、ハウジング10の内部にて、リードピン30とハウジング10との隙間はハーメチックガラスからなる封止部材J40により埋められており、この封止部材J40によってリードピン30とハウジング10とは電気的に絶縁されている。
上述したように、従来の圧力センサにおいては、リードピン30とハウジング10とを電気的に絶縁する目的で、リードピン30とハウジング10との隙間を、ハーメチックガラスからなる封止部材J40により埋めていたが、ハーメチックガラスは高価なものであり、その結果、圧力センサのコストが高くなってしまう。
なお、このようなハーメチックガラスによるコストの問題は、ハウジングと、ハウジングの一端部側に搭載されたセンサ素子と、一端部がハウジングの一端部側にて露出し他端部がハウジングの他端部側にて露出するようにハウジングを貫通した状態でハウジングに設けられたリードピンとを備え、リードピンの一端部とセンサ素子とが電気的に接続され、センサ素子からの信号がリードピンを介して外部へ出力されるようになっている圧力センサについて、共通した問題である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ハウジングの一端部側にセンサ素子を搭載するとともに、ハウジングを貫通するように設けられたリードピンとセンサ素子とを電気的に接続してなる圧力センサにおいて、安価な構成によってリードピンとハウジングとの電気的な絶縁を確保できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ハウジング(10)と、ハウジング(10)の一端部側に搭載され印加された圧力に基づいて信号を出力するセンサ素子(20)と、一端部がハウジング(10)の一端部側にて露出し、他端部がハウジング(10)の他端部側にて露出するようにハウジング(10)を貫通した状態でハウジング(10)に設けられたリードピン(30)とを備え、リードピン(30)の一端部とセンサ素子(20)とが電気的に接続され、センサ素子(20)からの信号はリードピン(30)を介して外部へ出力されるようになっている圧力センサにおいて、ハウジング(10)の内部にて、リードピン(30)とハウジング(10)との隙間は樹脂からなる樹脂部材(40)により埋められており、この樹脂部材(40)によってリードピン(30)とハウジング(10)とは電気的に絶縁されていることを特徴としている。
それによれば、リードピン(30)とハウジング(10)との隙間を、ハーメチックガラスよりも安価な樹脂部材(40)により埋め、この樹脂部材(40)によってリードピン(30)とハウジング(10)とが電気的に絶縁されている。
そのため、本発明によれば、ハウジング(10)の一端部側にセンサ素子(20)を搭載するとともに、ハウジング(10)を貫通するように設けられたリードピン(30)とセンサ素子(20)とを電気的に接続してなる圧力センサにおいて、従来よりも安価な構成によってリードピン(30)とハウジング(10)との電気的な絶縁を確保することができる。
ここで、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の圧力センサにおいては、ハウジング(10)は導電性材料からなるものにできる。
さらに、請求項3に記載の発明のように、請求項2に記載の圧力センサにおいては、ハウジング(10)を構成する導電性材料としては、金属を採用することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
図1は、本発明の実施形態に係る圧力センサ100の全体概略断面構成を示す図であり、図2は、図1に示される圧力センサ100のハウジング10におけるセンサ素子20の配置部の概略平面構成を示す図である。
この圧力センサ100は、限定するものではないが、たとえば自動車のブレーキ用の配管に取り付けられ、当該配管内の圧力、すなわちブレーキ用オイルの圧力を検出する圧力センサとして適用されるものである。
この圧力センサ100は、大きくは、ハウジング10と、ハウジング10の一端部側に搭載されたセンサ素子20と、一端部がハウジング10の一端部側にて露出し他端部がハウジング10の他端部側にて露出するようにハウジング10を貫通した状態でハウジングに設けられたリードピン30とを備えて構成されている。
図1において、ハウジング10は、圧力センサ100の本体を構成するものである。このハウジング10は、被測定体としての上記ブレーキ用の配管などに対して取り付け可能となっており、センサ素子20に対して測定すべき圧力を導入することができるようになっている。
このハウジング10は導電性材料からなるものであり、本例では、略円柱状をなす。このハウジング10は、具体的には、ステンレスや炭素鋼などの金属をプレスや切削加工することにより作られるものである。
また、図1に示されるように、ハウジング10の一端部(図1中の上端部)には、凹形状をなす圧力検出室11が形成されている。この圧力検出室11は、受圧部としてのダイアフラム12によって密閉されている。
このダイアフラム12は、たとえばステンレス製の薄い金属板から形成されたものであり、ダイアフラム12の周縁部は、環状部材としてのリングウェルド13とハウジング10の上端との間に挟まれ、外周を溶接して固定されている。
ここで、リングウェルド13は、たとえばSUS316などのステンレス製の部材である。また、リングウェルド13には、測定すべき圧力が導入される開口部13aが設けられており、この開口部13aから導入された圧力がダイアフラム12に印加されるようになっている。
また、圧力検出室11の内部には、上記センサ素子20が樹脂などからなる接着剤14を介して固定されている。このセンサ素子20は、印加された圧力に基づいて信号を出力するものである。
本例においては、図1に示されるように、センサ素子20は、半導体ダイアフラム式のセンサチップ21をガラス台座22に対して接合し支持してなるものである。ここで、センサチップ21と台座22とはたとえば陽極接合などにより接合される。また、センサチップ21は、その表面に圧力を受け、この印加された圧力に基づいて信号を出力するタイプのものである。
このようなセンサチップ21は、たとえば単結晶シリコンなどの半導体チップからなるもので、ピエゾ抵抗素子をブリッジ接続して構成され、このブリッジ回路の抵抗値が印加される圧力に応じてピエゾ抵抗効果により変化し、印加圧力に応じたレベルの電気信号を出力する歪みゲージとして機能するものである。
ここでは、センサ素子20は、センサチップ21はガラス台座22との接合面と反対側の面にて、金属などからなる環状のリング15を介して、ケース10に搭載されている。そして、このリング15の内周とセンサチップ21とケース10とにより区画される空間は、真空などの一定の圧力を有する基準圧室16となっている。
また、センサ素子20において、ガラス台座22には、その上面からセンサチップにおけるガラス台座22との接合面に到達する貫通孔22aが形成されている。具体的には、本実施形態のセンサ素子20は、上記図4に示されるセンサ素子20において、台座22に貫通孔22aが形成されたものである。
つまり、本実施形態のセンサ素子20においては、台座22の貫通孔22aから露出するセンサチップ21の面に測定圧力が印加され、センサチップ21が歪む。一方、センサチップ21の測定圧力の印加面とは反対側の面が基準圧室16となっている。それにより、センサチップ21は印加された圧力に応じた信号を出力できるようになっている。
また、ダイアフラム12により密閉された圧力検出室11の内部には、シリコンオイルやフッ素系オイルなどからなる圧力伝達媒体としてのオイル17が封入されている。
そして、このオイル17とダイアフラム12とは接している。また、台座22の貫通孔22aから露出するセンサチップ21の面は、圧力検出室11内において、このオイル17からの圧力を受ける位置に配設されている。
こうして、リングウェルド13の開口部13aから導入された圧力は、ダイアフラム12からオイル17を介して、センサ素子20のセンサチップ21に印加されるようになっている。
なお、本実施形態においては、センサ素子20のセンサチップ21は、上記したブリッジ回路からの電気信号を増幅・調整するなど、信号処理用の回路部が一体化して形成されたもの、いわゆる集積化センサチップとして構成されている。
もちろん、別体の図示しない回路チップをハウジング10の適所に設け、当該回路チップとセンサチップ21とをボンディングワイヤなどにより電気的に接続することにより、センサチップ21からの電気信号を、当該回路チップにて処理し、出力するように構成されていてもよい。
また、図1に示されるように、ハウジング10には、ハウジング10を貫通した状態で、上記リードピン30が設けられている。このリードピン30は、一端部がハウジング10の一端部側にて露出し、他端部がハウジング10の他端部(図1中の下端部)側にて露出している。このリードピン30は、たとえば銅や42アロイなどの導電性材料からなる配線部材である。
また、ハウジング10の一端部側において、リードピン30の一端部とセンサ素子20におけるセンサチップ21とが、バンプ18を介して電気的に接続されている。このバンプ18としては、半田バンプや金などからなるスタッドバンプなど、通常のバンプを採用することができる。
また、ハウジング10の他端部側において、リードピン30の他端部は、図示しない配線部材などに接続が可能となっている。こうして、センサ素子20からの信号はリードピン30を介して外部へ出力されるようになっている。
つまり、本実施形態の圧力センサ100においては、リングウェルド13の開口部13aから導入された測定圧力は、ダイアフラム12およびオイル17を介してセンサ素子20へ印加され、センサ素子20は、この印加された圧力に応じた電気信号を出力し、この信号は、バンプ18およびリードピン30を介して外部へ出力される。
ここで、図1に示されるように、この圧力センサ100においては、ハウジング10の内部にて、リードピン30とハウジング10との隙間は樹脂からなる樹脂部材40により埋められており、この樹脂部材40によってリードピン30とハウジング10とは電気的に絶縁されている。
つまり、従来では、上記図3に示したように、リードピン30とハウジング10との隙間はハーメチックガラスからなる封止部材J40により埋められていた。本実施形態の圧力センサ100では、ハーメチックガラスに代えて、より安価な樹脂を採用したものである。
そして、この樹脂部材40によってリードピン30とハウジング10とは電気的に絶縁されるとともに、リードピン30とハウジング10との隙間を封止し、圧力検出室11内のオイル17の漏れを防止してている。
ここでは、図1に示されるように、ハウジング10の圧力検出室11の底部は、この樹脂部材40により構成されている。つまり、ハウジング10において圧力検出室11を構成する凹部は、オイル70の充填空間よりも深い位置まで形成されており、その凹部の底部から途中部までが、樹脂部材40により充填されている。
そして、図1において、この樹脂部材40の上端部から露出するリードピン30の一端部は、圧力検出室11内に露出している。つまり、リードピン30の一端部は、ハウジング10の一端部側にて露出している。また、樹脂部材40の上端部に上記リング15を介してセンサチップ21が搭載された形となっている。
この樹脂部材40は、特に限定するものではないが、たとえば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)や、PBT(ポリブチレンテレフタレート)や、エポキシ系樹脂などからなるものにできる。
そして、この樹脂部材40は、たとえばリードピン30を樹脂材料によりインサート成形することで、リードピン30が一体化された樹脂部材40を形成し、これをハウジング10に圧入や接着などにより嵌合させることでハウジング10に取り付けられる。
また、ハウジング10にリードピン30を挿入し、その後、リードピン30とハウジング10との隙間に樹脂を注入して硬化させることなどによっても、樹脂部材40をハウジング10に設けることができる。
また、図1に示されるように、ハウジング10において、その側面と圧力検出室11とをつなぐように、オイル17を充填するための充填孔19が形成されている。この充填孔19を通して圧力検出室11内にオイル17が充填されるようになっており、この充填孔19は、たとえばねじ部材19aにより封止されている。
この圧力センサ100の組み付け方法の一例を、次に示す。
まず、ハウジング10に対して、リードピン30が一体化された樹脂部材40を挿入し接合する。そして、樹脂部材40の上端部すなわち圧力検出室11の底部に、上記リング15を装着する。
次に、リードピン30の一端部とセンサ素子20のセンサチップ21とを、バンプ18を介して接続する。その後、上記接着剤14によりセンサ素子20をケース10に対して固定する。
次に、上記充填孔19から圧力検出室11内に、圧力伝達媒体としてのオイル17を注入し、ねじ部材19aにより充填孔19を閉塞した後、リングウェルド13を用いてダイアフラム12をハウジング10に溶接することにより、圧力検出室11をダイアフラム12により閉塞する。こうして、上記図1に示される本実施形態の圧力センサ100ができあがる。
以上述べてきたように、本実施形態によれば、ハウジング10と、ハウジング10の一端部側に搭載され印加された圧力に基づいて信号を出力するセンサ素子20と、一端部がハウジング10の一端部側にて露出し、他端部がハウジング10の他端部側にて露出するようにハウジング10を貫通した状態でハウジング10に設けられたリードピン30とを備え、リードピン30の一端部とセンサ素子20とが電気的に接続され、センサ素子20からの信号はリードピン30を介して外部へ出力されるようになっている圧力センサにおいて、ハウジング10の内部にて、リードピン30とハウジング10との隙間は樹脂からなる樹脂部材40により埋められており、この樹脂部材40によってリードピン30とハウジング10とは電気的に絶縁されていることを特徴とする圧力センサ100が提供される。
それによれば、リードピン30とハウジング10との隙間を、ハーメチックガラスよりも安価な樹脂部材40により埋め、この樹脂部材40によってリードピン30とハウジング10とが電気的に絶縁されている。
そのため、本実施形態によれば、ハウジング10の一端部側にセンサ素子20を搭載するとともに、ハウジング10を貫通するように設けられたリードピン30とセンサ素子20とを電気的に接続してなる圧力センサ100において、従来よりも安価な構成によってリードピン30とハウジング10との電気的な絶縁を確保することができる。
(他の実施形態)
なお、本発明の圧力センサにおけるセンサ素子としては、上記した半導体ダイアフラム式のセンサチップに限定されるものではなく、印加された圧力に基づいて信号を出力するものであればよい。
また、受圧部としては、上記したダイアフラム12に限定されるものではなく、リングウェルド13の開口部13aから導入される圧力を受圧してセンサ素子20へ伝達可能であるものならばよい。
また、上記実施形態では、圧力伝達媒体としてシリコーンオイルなどのオイル70を用いたが、圧力伝達媒体としては、液体、気体などに関わらず、ダイアフラム12からの圧力をセンサ素子20に適切に伝達できるものであれば、オイルに限定されるものではない。さらに、圧力伝達媒体としてのオイル17は、センサ素子20へ圧力が伝達されるならば、省略してもよい。
さらには、上記図1に示される圧力センサ100において、ダイアフラム12を省略し、リングウェルド13の開口部13aから導入される圧力を直接、センサ素子20に受圧させてもよい。
また、本発明の樹脂部材を有する圧力センサとしては、上記図3における圧力センサにおいて、ハーメチックガラスからなる封止部材J40に代えて、リードピン30とハウジング10との隙間に樹脂部材を設けたものであってもよい。
つまり、上記各図に示される圧力センサにおけるセンサ素子20の電気的な取り出し構造やケース10への取付構造は、本発明の圧力センサに適用できる一具体例を示したものであり、上記図示例に限定されるものではない。
上記実施形態では、センサ素子20とリードピン30との電気的な接続はバンプ18により行われていたが、上記図3のようにボンディングワイヤにより行われているものであってもよい。
要するに、本発明は、、ハウジングと、ハウジングの一端部側に搭載され印加された圧力に基づいて信号を出力するセンサ素子と、一端部がハウジングの一端部側にて露出し、他端部がハウジングの他端部側にて露出するようにハウジングを貫通するリードピンとを備え、リードピンの一端部とセンサ素子とが電気的に接続され、センサ素子からの信号はリードピンを介して外部へ出力されるようになっている圧力センサにおいて、ハウジングの内部にて、リードピンとハウジングとの隙間を樹脂からなる樹脂部材により埋め、この樹脂部材によってリードピンとハウジングとを電気的に絶縁したことを要部とするものであり、その他の部分は適宜設計変更が可能である。
本発明の実施形態に係る圧力センサの全体概略断面図である。 図1に示される圧力センサのハウジングにおけるセンサ素子の配置部の概略平面図である。 従来のこの種の圧力センサの一般的な全体概略断面図である。 図3に示される圧力センサにおけるセンサ素子の概略断面拡大図である。
符号の説明
10…ハウジング、20…センサ素子、30…リードピン、40…樹脂部材。

Claims (3)

  1. ハウジング(10)と、
    前記ハウジング(10)の一端部側に搭載され印加された圧力に基づいて信号を出力するセンサ素子(20)と、
    一端部が前記ハウジング(10)の一端部側にて露出し、他端部が前記ハウジング(10)の他端部側にて露出するように前記ハウジング(10)を貫通した状態で前記ハウジング(10)に設けられたリードピン(30)とを備え、
    前記リードピン(30)の一端部と前記センサ素子(20)とが電気的に接続され、前記センサ素子(20)からの信号は前記リードピン(30)を介して外部へ出力されるようになっている圧力センサにおいて、
    前記ハウジング(10)の内部にて、前記リードピン(30)と前記ハウジング(10)との隙間は樹脂からなる樹脂部材(40)により埋められており、この樹脂部材(40)によって前記リードピン(30)と前記ハウジング(10)とは電気的に絶縁されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記ハウジング(10)は導電性材料からなるものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記ハウジング(10)を構成する導電性材料は金属であることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
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