JP2005522458A5 - - Google Patents

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  1. 遊離または塩の形態の、式I
    Figure 2005522458
    〔式中、
    は、所望によりニトリルで置換されていてもよいアミノカルボニルであるか、
    あるいはRは、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C −C −アルキルアミノ、カルボキシ、C −C −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C −C −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR は、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C −C −アルキルアミノ、ジ(C −C −アルキル)アミノ、カルボキシ、C −C −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C −C −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRは、C−C−アルキルカルボニルまたはC−C−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−シクロアルキルにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRは、C−C−アルキルカルボニルまたはC−C−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシまたはC−C−アルキルで置換されていてもよいC−C−アルコキシにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRは、C−C−アルキルカルボニルまたはC−C−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシまたはC−C−アルキルで置換されていてもよいフェニルにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRは、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキルまたはC −C −アルコキシにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよい−C−アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR は、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキルまたはC −C −アルコキシにより置換されていてもよい。]により所望により置換されていてもよい−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRは、−(C=O)−(NH)−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望により、ヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRは、−(C=O)−(NH)−T[ここで、bは0または1であり、そしてTは、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキル、C −C −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−シクロアルキルを示すか、あるいはTは、ヒドロキシ、C −C −アルキル、C −C −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]であり、
    は、C−C−アルキルまたはハロゲンであり;
    およびRの一方はRであり、そして他方はRであり;
    は、水素またはハロゲンであり;
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SOR、−SO、−SONH、−SONR10、−COR、−CONHR、−NHSO、ニトリル、カルボキシ、−ORまたはC−C−ハロアルキルであり;
    は、水素、R11、−OR11、ハロ、カルボキシ、−SO、シアノまたはC−C−ハロアルキルであるか、または、RがRである場合には、Rは−NR1213、R14または−OR14であってもよく;
    およびR11は、独立して、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C−C−アルキルアミノまたはジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり;
    は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり、そしてR10は、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはRおよびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
    12は、所望によりヒドロキシ、アミノ、C−C−アルキルアミノまたはジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり、そしてR13は、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
    14は、所望によりヒドロキシまたは−NR1213で置換されていてもよいC−C−アルキルである。〕
    で示される化合物。
  2. が、所望によりニトリルで置換されていてもよいアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C −C −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C −C −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、ジ(C −C −アルキル)アミノ、カルボキシ、C −C −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C −C −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRは、所望によりC−C−シクロアルキルで置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、C−C−アルキルカルボニルまたはC−C−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルコキシにより置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRが、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC −C −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよい−C−アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR は、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよい−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、−(C=O)−(NH)−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望により、ヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRが、−(C=O)−NH−T[ここで、Tは、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−シクロアルキルを示すか、あるいはTは、ヒドロキシ、C −C −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]であり、
    がC−C−アルキルであり;
    およびRの一方がRであり、そして他方はRであり;
    が、水素またはハロゲンであり;
    が、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SO、−SONH、−SONR10、−NHSO、シアノ、カルボキシ、−ORまたはC−C−ハロアルキルであり;
    が、水素、−OR11、フッ素、塩素、臭素、ニトリルまたはC−C−ハロアルキルであるか、または、RがRである場合に、Rは−NR1213または−OR14であってもよく;
    およびR11が、独立して、C−C−アルキルであり;
    が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルキルであるか、あるいは所望によりヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、ジ(C−C−アルキル)アミノあるいは酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよいC−C−シクロアルキル[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]であり、そしてR10は水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはRおよびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
    12が、所望によりジ(C−C−アルキル)アミノにより置換されていてもよいC−C−アルキルであり、そしてR13は、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
    14が、C−C−アルキルである、
    請求項1に記載の化合物。
  3. が、所望によりニトリルで置換されていてもよいアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C −C −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C −C −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、ジ(C −C −アルキル)アミノ、カルボキシ、C −C −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C −C −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、所望によりC−C−シクロアルキルで置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、C−C−アルキルカルボニルまたはC−C−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルコキシにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRが、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC −C −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよい−C−アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC −C −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよい−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが−(C=O)−(NH)−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のN−ヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRが−(C=O)−NH−T[ここで、Tは、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されていてもよい−C−シクロアルキルを示すか、あるいはTは、ヒドロキシ、C −C −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]であり、
    が、C−C−アルキルであり;
    およびRの一方がRであり、そして他方はRであり;
    が、水素またはハロゲンであり;
    が、水素、ヒドロキシ、アミノ、SO、SONH、SONR10、NHSO、ニトリル、カルボキシ、ORまたはC−C−ハロアルキルであり;
    が、水素、−OR11、フッ素、塩素、臭素、シアノまたはC−C−ハロアルキルであるか、または、RがRである場合に、Rは−NR1213または−OR14であってもよく;
    およびR11が、独立して、C−C−アルキルであり;
    が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルキルであるか、あるいはヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、ジ(C−C−アルキル)アミノで、または酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC−C−シクロアルキルであり、そしてR10が水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはRおよびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
    12が、所望によりジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルであり、そしてR13が水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
    14がC1−4 アルキルである、
    遊離または塩の形態の請求項1または2に記載の化合物。
  4. がアミノカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により、ヒドロキシ、アミノ、C −C −アルキルアミノ、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよい−C−アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により、ヒドロキシ、アミノ、C −C −アルキルアミノ、ジ(C −C −アルキル(アミノ)、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよい−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、C−C−アルキルカルボニルまたはC−C−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−シクロアルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルコキシ、C−C−アルコキシカルボニル、ニトリル、ハロゲン、所望によりヒドロキシまたはC−C−アルキルで置換されていてもよいフェニルにより置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはR が、所望により、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキルまたはC −C −アルコキシで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC −C −アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C −C −アルキルまたはC −C −アルコキシで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC −C −アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが−(C=O)−(NH)−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキルまたはC−C−アルコキシで置換されていてもよい。]であり;
    が、C−C−アルキルまたはハロゲンであり;
    およびRの一方がRであり、そして他方はRであり;
    が、水素またはハロゲンであり;
    が、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SOR、−SO、−SONH、−SONR10、−COR、−CONHR、−NHSO、ニトリル、カルボキシ、−ORまたはC−C−ハロアルキルであり;
    が水素、R11、−OR11、ハロ、カルボキシ、−SO、シアノまたはC−C−ハロアルキルであるか、または、RがRである場合に、Rは−NR1213、R14または−OR14であってもよく;
    およびR11が、独立して、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C−C−アルキルアミノまたはジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり;
    が、所望によりヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり、そしてR10が水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはRおよびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し、
    12が、所望によりヒドロキシ、アミノ、C−C−アルキルアミノまたはジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり、そしてR13が、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
    14が所望によりヒドロキシまたは−NR1213で置換されていてもよいC−C−アルキルである、
    遊離または塩の形態の、請求項1に記載の式Iの化合物。
  5. がアミノカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により、ヒドロキシ、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよいC −C −アルキルカルボニルであるか、
    あるいは、R が、所望により、ヒドロキシ、ジ(C −C −アルキルアミノ)、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC −C −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよいC −C −アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはR がC −C −アルキルカルボニルまたはC −C −アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−シクロアルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルコキシ、C−C−アルコキシカルボニル、ニトリル、ハロゲン、所望によりヒドロキシまたはC−C−アルキルで置換されていてもよいフェニルにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはR が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルまたはC−C−アルコキシで置換されていてもよい。]で置換されていてもよい −C −アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC −C −アルキルまたはC −C −アルコキシで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC −C −アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが−(C=O)−(NH)−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキルまたはC−C−アルコキシで置換されていてもよい5−または6−員のN−ヘテロ環を示す。]であり;
    が、C−C−アルキルであり;
    およびRの一方がRであり、そして他方はRであり;
    が、水素またはハロゲンであり;
    が、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SO、−SONH、−SONR10、−NHSO、シアノ、カルボキシ、−ORまたはC−C−ハロアルキルであり;
    が水素、−OR11、フッ素、塩素、臭素、シアノまたはC−C−ハロアルキルであるか、または、RがRである場合に、Rは−NR1213または−OR14であってもよく;
    およびR11が、独立して、C−C−アルキルであり;
    が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−シクロアルキル、C−C−アルコキシ、ニトリル、ジ(C−C−アルキル)アミノあるいは酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]であり、そしてR10が水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはRおよびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し、
    12が、所望によりジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルであり、そしてR13が、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
    14が、C−C−アルキルである、
    請求項4に記載の化合物。
  6. が、所望によりアミノ、カルボキシ、C−C−アルコキシ、C−C−アルコキシカルボニル、ニトリル、またはハロゲンで置換されていてもよいC−C−アルキルカルボニルまたはC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC −C −アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC −C −アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC −C −アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC −C −アルキルアミノカルボニルであるか
    あるいはRが、C−C−アルキルまたはハロゲンであり;
    およびRの一方がRであり、そして他方はRであり;
    が、水素またはハロゲンであり;
    が、水素、ヒドロキシ、アミノ、SOR、SO、SONH、SONR10、COR、CONHR、NHSO、ニトリル、カルボキシ、ORまたはC−C−ハロアルキルであり;
    が、水素、R11、OR11、ハロ、シアノ、カルボキシ、SO、またはC−C−ハロアルキルであるか、または、RがRである場合には、RはNR1213、R14またはOR14であってもよく;
    およびR11が、独立して、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C−C−アルキルアミノまたはジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり;
    が、所望によりヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノで、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり、そしてR10が水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはRおよびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
    12が、所望によりヒドロキシ、アミノ、C−C−アルキルアミノまたはジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり、そしてR13が、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そしてR14が所望によりヒドロキシまたはNR1213で置換されていてもよいC−C−アルキルである、
    遊離または塩の形態の請求項1に記載の式Iの化合物。
  7. が、所望によりカルボキシまたはC−C−アルコキシカルボニルで置換されていてもよいC−C−アルキルカルボニルまたは−C−アルキルアミノカルボニルであり;
    がC−C−アルキルであり;
    およびRの一方がRであり、そして他方がRであり;
    が、水素またはハロゲンであり;
    が、水素、ヒドロキシ、アミノ、SO、SONH、SONR10、NHSO、シアノ、カルボキシ、ORまたはC−C−ハロアルキルであり;
    が、水素、OR11、フッ素、塩素、臭素、シアノまたはC−C−ハロアルキル、または、RがRである場合には、RはNR1213またはOR14であってもよく;
    およびR11が、独立して、C−C−アルキルであり;
    が、所望によりヒドロキシ、C−C−アルコキシ、ニトリル、ジ(C−C−アルキル)アミノで、または酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC−C−アルキルまたはC−C−シクロアルキルであり、そしてR10が、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはRおよびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
    12が、所望によりジ(C−C−アルキル)アミノで置換されていてもよいC−C−アルキルであり、そしてR13が、水素またはC−C−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
    14が、C−C−アルキルである、
    請求項6に記載の化合物。
  8. 遊離または塩形態の式XIX
    Figure 2005522458
    〔式中、R 、R 、R およびR は、以下の表
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    Figure 2005522458
    のいずれか1つである。〕
    で示される、請求項1に記載の化合物。
  9. 所望により医薬上許容される希釈剤または担体とともに、活性成分として請求項1〜8のいずれかに記載の化合物を含んでなる、ホスファチジルイノシトール3−キナーゼにより仲介される疾患を処置するための医薬組成物。
  10. 遊離または塩の形態の請求項1で定義された式Iの化合物の製造方法であって、
    (i)
    (A)Rが、所望によりアミノ、カルボキシ、C−C−アルコキシ、C−C−アルコキシカルボニル、ニトリルまたはハロゲンにより置換されていてもよいC −C −アルキルカルボニルまたはC −C −アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC −C −アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC −C −アルキルカルボニルであるか、
    あるいはR が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC −C −アルキルアミノカルボニルである、式Iの化合物の製造のために、
    式II
    Figure 2005522458
    〔式中、RおよびRは、上で定義したとおりである。〕
    で示される化合物を、式III
    Figure 2005522458
    〔式中、R、RおよびRは、上で定義したとおりである。〕
    で示される化合物と、遷移金属触媒の存在下で反応させること;
    (B)RまたはRが−SONHまたは−SONR10である式Iの化合物の製造のために、式IV
    Figure 2005522458
    〔式中、R、R、RおよびRは上で定義したとおりであり、そして−SOCl基はチアゾール環に対してメタまたはパラ位である。〕
    で示される化合物を、アンモニアまたは式R10NHで示される化合物と反応させること;
    (C)RまたはRがNHSOである式Iの化合物の製造のために、RおよびRの一方がNHである式Iの化合物を、RSOClのスルホニルクロライドと反応させること;
    (D)RがNR1213である式Iの化合物の製造のために、Rがハロゲンであり、そしてRがSOである式Iの化合物を、式V
    Figure 2005522458
    〔式中、R12およびR13は上で定義したとおりである。〕
    で示される化合物と反応させること;
    (E)Rが所望により置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルである式Iの化合物の製造のために、Rが水素である式Iの化合物を、式VI
    Figure 2005522458
    〔式中、R15は、所望によりカルボキシまたはC−C−アルコキシカルボニルで置換されていてもよいC−C−アルキルである。〕
    で示される化合物と反応させること;
    (F)RおよびRの一方がアミノであり、そして他方が水素またはハロゲンであり、そしてR、RおよびRのうちの少なくとも1つがハロゲンである式Iの化合物の製造のために、RまたはRがアミノであり、そして他方が水素である式Iの化合物をハロゲン化すること;
    (G)式VII
    Figure 2005522458
    〔式中、R、R、RおよびRは上で定義したとおりであり、そしてXはハロゲンである。〕
    で示される化合物を、式VIII
    Figure 2005522458
    〔式中、Rは上で定義したとおりである。〕
    で示される化合物と反応させること;
    (H)RまたはRが−SOであり、そしてRがメチルである式Iの化合物の製造のために、式IV〔式中、R、R、RおよびRは上で定義したとおりであり、そして−SOCl基はチアゾリル環に対してメタまたはパラ位である。〕で示される化合物を、亜硫酸アルカリ金属塩および重炭酸アルカリ金属塩と反応させ、続いて、ブロモ酢酸またはアルキルハライドと反応させること;
    (I)Rが、所望により、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、C−C−アルキルまたはC−C−アルコキシで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、−(C=O)−(NH)−Het[ここで、aは0であり、そしてHetは、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRが−(C=O)−(NH)−T[ここで、bは0であり、そしてTは所望により、ヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC−C−アルキルにより置換されていてもよい −C −シクロアルキルを示すか、
    あるいはTは、ヒドロキシ、C −C −アルキル、C −C −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されたフェニルである。]である
    式Iの化合物の製造のために、
    が水素である式Iの化合物を、式IX
    Figure 2005522458
    〔式中、R16は、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC−C−アルキルまたはC−C−アルコキシで置換されていてもよい。]により置換されたC−C−アルキルであるか、
    あるいはR16は、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはR16は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC−C−アルキルにより置換されていてもよい −C −シクロアルキルであるか、
    あるいはR 16 は、ヒドロキシ、C −C −アルキル、C −C −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]である。〕
    で示される化合物と反応させること;
    (J)Rが、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、カルボキシ、C−C−アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C−C−ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルキルにより置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−シクロアルキルで所望により置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルコキシで所望により置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、所望によりヒドロキシまたはC−C−アルキルで置換されていてもよいフェニルで所望により置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキルまたはC−C−アルコキシで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC−C−アルキルアミノカルボニルであるか、
    あるいはRが、−(C=O)−(NH)−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
    あるいはRが、−(C=O)−(NH)−T[ここで、bは0または1であり、そしてTは所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC−C−アルキルにより置換されていてもよい −C −シクロアルキルを示すか、
    あるいはTは、ヒドロキシ、C −C −アルキル、C −C −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]である
    式Iの化合物の製造のために、式X
    Figure 2005522458
    〔式中、R、R、RおよびRは上で定義したとおりである。〕
    で示される化合物を、式XI
    Figure 2005522458
    〔式中、R17およびR18は、水素、ヒドロキシ、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル(アミノ)、カルボキシ、所望によりヒドロキシ、ハロゲンで置換されていてもよいC−C−アルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−シクロアルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC−C−アルコキシ、C−C−アルコキシカルボニル、ニトリル、ハロゲン、所望によりヒドロキシまたはC−C−アルキルで置換されていてもよいフェニル、ならびに酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキルまたはC−C−アルコキシで置換されていてもよい。]から選択されるか、
    あるいはRが−(C=O)−(NH)−Hetである場合には、R17は水素であり、そしてR18は、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環で置換されていてもよい。]であるか、
    あるいは、Rが−(C=O)−(NH)−Tである場合には、R17は水素であり、そしてR18は、所望によりヒドロキシ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC−C−アルキルにより置換されていてもよい −C −シクロアルキルであるか、あるいはR 18 は、ヒドロキシ、C −C −アルキル、C −C −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC −C −アルキルにより置換されたフェニルである。]である。〕
    で示される化合物と反応させること;ならびに
    (ii) 得られる式Iの化合物を遊離または塩の形態で回収すること
    を含んでなる方法。
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