JP2005522458A5 - - Google Patents
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Claims (10)
- 遊離または塩の形態の、式I
R1は、所望によりニトリルで置換されていてもよいアミノカルボニルであるか、
あるいはR1は、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C 1 −C 8 −アルキルアミノ、カルボキシ、C 1 −C 8 −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C 1 −C 8 −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 は、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C 1 −C 8 −アルキルアミノ、ジ(C 1 −C 8 −アルキル)アミノ、カルボキシ、C 1 −C 8 −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C 1 −C 8 −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1は、C1−C8−アルキルカルボニルまたはC1−C8−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキルにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1は、C1−C8−アルキルカルボニルまたはC1−C8−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシまたはC1−C8−アルキルで置換されていてもよいC1−C8−アルコキシにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1は、C1−C8−アルキルカルボニルまたはC1−C8−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシまたはC1−C8−アルキルで置換されていてもよいフェニルにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1は、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキルまたはC 1 −C 8 −アルコキシにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C8−アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 は、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキルまたはC 1 −C 8 −アルコキシにより置換されていてもよい。]により所望により置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1は、−(C=O)−(NH)a−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望により、ヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1は、−(C=O)−(NH)b−T[ここで、bは0または1であり、そしてTは、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキル、C 1 −C 8 −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキルを示すか、あるいはTは、ヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキル、C 1 −C 8 −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]であり、
R2は、C1−C3−アルキルまたはハロゲンであり;
R3およびR4の一方はR6であり、そして他方はR7であり;
R5は、水素またはハロゲンであり;
R6は、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SOR8、−SO2R8、−SO2NH2、−SO2NR9R10、−COR8、−CONHR8、−NHSO2R8、ニトリル、カルボキシ、−OR8またはC1−C8−ハロアルキルであり;
R7は、水素、R11、−OR11、ハロ、カルボキシ、−SO2R8、シアノまたはC1−C8−ハロアルキルであるか、または、R4がR7である場合には、R7は−NR12R13、R14または−OR14であってもよく;
R8およびR11は、独立して、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C1−C8−アルキルアミノまたはジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり;
R9は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C1−C8−アルキルアミノ、ジ(C1−C8−アルキル)アミノにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり、そしてR10は、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR9およびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
R12は、所望によりヒドロキシ、アミノ、C1−C8−アルキルアミノまたはジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり、そしてR13は、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
R14は、所望によりヒドロキシまたは−NR12R13で置換されていてもよいC1−C8−アルキルである。〕
で示される化合物。 - R1が、所望によりニトリルで置換されていてもよいアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C 1 −C 8 −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C 1 −C 8 −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、ジ(C 1 −C 8 −アルキル)アミノ、カルボキシ、C 1 −C 8 −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C 1 −C 8 −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1は、所望によりC3−C8−シクロアルキルで置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、C1−C8−アルキルカルボニルまたはC1−C8−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C8−アルコキシにより置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C8−アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 は、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、−(C=O)−(NH)a−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望により、ヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1が、−(C=O)−NH−T[ここで、Tは、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキルを示すか、あるいはTは、ヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]であり、
R2がC1−C3−アルキルであり;
R3およびR4の一方がR6であり、そして他方はR7であり;
R5が、水素またはハロゲンであり;
R6が、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SO2R8、−SO2NH2、−SO2NR9R10、−NHSO2R8、シアノ、カルボキシ、−OR8またはC1−C4−ハロアルキルであり;
R7が、水素、−OR11、フッ素、塩素、臭素、ニトリルまたはC1−C4−ハロアルキルであるか、または、R4がR7である場合に、R7は−NR12R13または−OR14であってもよく;
R8およびR11が、独立して、C1−C8−アルキルであり;
R9が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C8−アルキルであるか、あるいは所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、ジ(C1−C8−アルキル)アミノあるいは酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキル[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]であり、そしてR10は水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR9およびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
R12が、所望によりジ(C1−C8−アルキル)アミノにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルであり、そしてR13は、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
R14が、C1−C8−アルキルである、
請求項1に記載の化合物。 - R1が、所望によりニトリルで置換されていてもよいアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C 1 −C 4 −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C 1 −C 4 −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 4 −アルキルにより置換されていてもよいC1−C4−アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、ジ(C 1 −C 4 −アルキル)アミノ、カルボキシ、C 1 −C 4 −アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C 1 −C 4 −ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 4 −アルキルにより置換されていてもよいC1−C4−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、所望によりC3−C5−シクロアルキルで置換されていてもよいC1−C4−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、C1−C4−アルキルカルボニルまたはC1−C4−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C4−アルコキシにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC 1 −C 4 −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C4−アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC 1 −C 4 −アルキルにより置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C4−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が−(C=O)−(NH)a−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のN−ヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1が−(C=O)−NH−T[ここで、Tは、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 4 −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 4 −アルキルにより置換されていてもよいC3−C5−シクロアルキルを示すか、あるいはTは、ヒドロキシ、C 1 −C 4 −アルキルにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 4 −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]であり、
R2が、C1−C3−アルキルであり;
R3およびR4の一方がR6であり、そして他方はR7であり;
R5が、水素またはハロゲンであり;
R6が、水素、ヒドロキシ、アミノ、SO2R8、SO2NH2、SO2NR9R10、NHSO2R8、ニトリル、カルボキシ、OR8またはC1−C4−ハロアルキルであり;
R7が、水素、−OR11、フッ素、塩素、臭素、シアノまたはC1−C4−ハロアルキルであるか、または、R4がR7である場合に、R7は−NR12R13または−OR14であってもよく;
R8およびR11が、独立して、C1−C4−アルキルであり;
R9が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C4−アルキルであるか、あるいはヒドロキシ、C1−C4−アルコキシ、ニトリル、ジ(C1−C4−アルキル)アミノで、または酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C4−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC3−C5−シクロアルキルであり、そしてR10が水素またはC1−C4−アルキルであるか;あるいはR9およびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C4−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
R12が、所望によりジ(C1−C4−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C4−アルキルであり、そしてR13が水素またはC1−C4−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C4−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
R14がC1−4 アルキルである、
遊離または塩の形態の請求項1または2に記載の化合物。 - R1がアミノカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により、ヒドロキシ、アミノ、C 1 −C 8 −アルキルアミノ、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により、ヒドロキシ、アミノ、C 1 −C 8 −アルキルアミノ、ジ(C 1 −C 8 −アルキル(アミノ)、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、C1−C8−アルキルカルボニルまたはC1−C8−アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C8−アルコキシ、C1−C8−アルコキシカルボニル、ニトリル、ハロゲン、所望によりヒドロキシまたはC1−C8−アルキルで置換されていてもよいフェニルにより置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR 1 が、所望により、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキルまたはC 1 −C 8 −アルコキシで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキルまたはC 1 −C 8 −アルコキシで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が−(C=O)−(NH)a−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキルまたはC1−C8−アルコキシで置換されていてもよい。]であり;
R2が、C1−C3−アルキルまたはハロゲンであり;
R3およびR4の一方がR6であり、そして他方はR7であり;
R5が、水素またはハロゲンであり;
R6が、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SOR8、−SO2R8、−SO2NH2、−SO2NR9R10、−COR8、−CONHR8、−NHSO2R8、ニトリル、カルボキシ、−OR8またはC1−C8−ハロアルキルであり;
R7が水素、R11、−OR11、ハロ、カルボキシ、−SO2R8、シアノまたはC1−C8−ハロアルキルであるか、または、R4がR7である場合に、R7は−NR12R13、R14または−OR14であってもよく;
R8およびR11が、独立して、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C1−C8−アルキルアミノまたはジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり;
R9が、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C1−C8−アルキルアミノ、ジ(C1−C8−アルキル)アミノにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり、そしてR10が水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR9およびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し、
R12が、所望によりヒドロキシ、アミノ、C1−C8−アルキルアミノまたはジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり、そしてR13が、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
R14が所望によりヒドロキシまたは−NR12R13で置換されていてもよいC1−C8−アルキルである、
遊離または塩の形態の、請求項1に記載の式Iの化合物。 - R1がアミノカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により、ヒドロキシ、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルカルボニルであるか、
あるいは、R 1 が、所望により、ヒドロキシ、ジ(C 1 −C 8 −アルキルアミノ)、カルボキシ、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルにより、またはハロゲンにより置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR 1 がC 1 −C 8 −アルキルカルボニルまたはC 1 −C 8 −アルキルアミノカルボニル[ここで、これらはいずれも、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C8−アルコキシ、C1−C8−アルコキシカルボニル、ニトリル、ハロゲン、所望によりヒドロキシまたはC1−C8−アルキルで置換されていてもよいフェニルにより所望により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR 1 が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルまたはC1−C8−アルコキシで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC 1 −C 8 −アルキルまたはC 1 −C 8 −アルコキシで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が−(C=O)−(NH)a−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキルまたはC1−C8−アルコキシで置換されていてもよい5−または6−員のN−ヘテロ環を示す。]であり;
R2が、C1−C3−アルキルであり;
R3およびR4の一方がR6であり、そして他方はR7であり;
R5が、水素またはハロゲンであり;
R6が、水素、ヒドロキシ、アミノ、−SO2R8、−SO2NH2、−SO2NR9R10、−NHSO2R8、シアノ、カルボキシ、−OR8またはC1−C4−ハロアルキルであり;
R7が水素、−OR11、フッ素、塩素、臭素、シアノまたはC1−C4−ハロアルキルであるか、または、R4がR7である場合に、R7は−NR12R13または−OR14であってもよく;
R8およびR11が、独立して、C1−C8−アルキルであり;
R9が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C8−アルキル、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキル、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、ジ(C1−C8−アルキル)アミノあるいは酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]であり、そしてR10が水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR9およびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し、
R12が、所望によりジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルであり、そしてR13が、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
R14が、C1−C8−アルキルである、
請求項4に記載の化合物。 - R1が、所望によりアミノ、カルボキシ、C1−C8−アルコキシ、C1−C8−アルコキシカルボニル、ニトリル、またはハロゲンで置換されていてもよいC1−C8−アルキルカルボニルまたはC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC 1 −C 8 −アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC 1 −C 8 −アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルアミノカルボニルであるか;
あるいはR2が、C1−C3−アルキルまたはハロゲンであり;
R3およびR4の一方がR6であり、そして他方はR7であり;
R5が、水素またはハロゲンであり;
R6が、水素、ヒドロキシ、アミノ、SOR8、SO2R8、SO2NH2、SO2NR9R10、COR8、CONHR8、NHSO2R8、ニトリル、カルボキシ、OR8またはC1−C8−ハロアルキルであり;
R7が、水素、R11、OR11、ハロ、シアノ、カルボキシ、SO2R8、またはC1−C8−ハロアルキルであるか、または、R4がR7である場合には、R7はNR12R13、R14またはOR14であってもよく;
R8およびR11が、独立して、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C1−C8−アルキルアミノまたはジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり;
R9が、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、アミノ、C1−C8−アルキルアミノ、ジ(C1−C8−アルキル)アミノで、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり、そしてR10が水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR9およびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
R12が、所望によりヒドロキシ、アミノ、C1−C8−アルキルアミノまたはジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり、そしてR13が、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そしてR14が所望によりヒドロキシまたはNR12R13で置換されていてもよいC1−C8−アルキルである、
遊離または塩の形態の請求項1に記載の式Iの化合物。 - R1が、所望によりカルボキシまたはC1−C8−アルコキシカルボニルで置換されていてもよいC1−C8−アルキルカルボニルまたはC1−C8−アルキルアミノカルボニルであり;
R2がC1−C3−アルキルであり;
R3およびR4の一方がR6であり、そして他方がR7であり;
R5が、水素またはハロゲンであり;
R6が、水素、ヒドロキシ、アミノ、SO2R8、SO2NH2、SO2NR9R10、NHSO2R8、シアノ、カルボキシ、OR8またはC1−C4−ハロアルキルであり;
R7が、水素、OR11、フッ素、塩素、臭素、シアノまたはC1−C4−ハロアルキル、または、R4がR7である場合には、R7はNR12R13またはOR14であってもよく;
R8およびR11が、独立して、C1−C8−アルキルであり;
R9が、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルコキシ、ニトリル、ジ(C1−C8−アルキル)アミノで、または酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC1−C8−アルキルまたはC3−C8−シクロアルキルであり、そしてR10が、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR9およびR10はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;
R12が、所望によりジ(C1−C8−アルキル)アミノで置換されていてもよいC1−C8−アルキルであり、そしてR13が、水素またはC1−C8−アルキルであるか;あるいはR12およびR13はそれらが結合している窒素原子と一体となって、酸素および窒素からなる群から選択される1またはそれ以上のさらなるヘテロ原子を含む5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]を形成し;そして
R14が、C1−C8−アルキルである、
請求項6に記載の化合物。 - 所望により医薬上許容される希釈剤または担体とともに、活性成分として請求項1〜8のいずれかに記載の化合物を含んでなる、ホスファチジルイノシトール3−キナーゼにより仲介される疾患を処置するための医薬組成物。
- 遊離または塩の形態の請求項1で定義された式Iの化合物の製造方法であって、
(i)
(A)R1が、所望によりアミノ、カルボキシ、C1−C8−アルコキシ、C1−C8−アルコキシカルボニル、ニトリルまたはハロゲンにより置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルカルボニルまたはC 1 −C 8 −アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員の不飽和ヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC 1 −C 8 −アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルカルボニルであるか、
あるいはR 1 が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりC1−C8−アルキルで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC 1 −C 8 −アルキルアミノカルボニルである、式Iの化合物の製造のために、
式II
で示される化合物を、式III
で示される化合物と、遷移金属触媒の存在下で反応させること;
(B)R3またはR4が−SO2NH2または−SO2NR9R10である式Iの化合物の製造のために、式IV
で示される化合物を、アンモニアまたは式R9R10NHで示される化合物と反応させること;
(C)R3またはR4がNHSO2R8である式Iの化合物の製造のために、R3およびR4の一方がNH2である式Iの化合物を、R8SO2Clのスルホニルクロライドと反応させること;
(D)R4がNR12R13である式Iの化合物の製造のために、R4がハロゲンであり、そしてR3がSO2R8である式Iの化合物を、式V
で示される化合物と反応させること;
(E)R1が所望により置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルである式Iの化合物の製造のために、R1が水素である式Iの化合物を、式VI
で示される化合物と反応させること;
(F)R3およびR4の一方がアミノであり、そして他方が水素またはハロゲンであり、そしてR3、R4およびR5のうちの少なくとも1つがハロゲンである式Iの化合物の製造のために、R3またはR4がアミノであり、そして他方が水素である式Iの化合物をハロゲン化すること;
(G)式VII
で示される化合物を、式VIII
で示される化合物と反応させること;
(H)R3またはR4が−SO2R8であり、そしてR8がメチルである式Iの化合物の製造のために、式IV〔式中、R1、R2、R5およびR7は上で定義したとおりであり、そして−SO2Cl基はチアゾリル環に対してメタまたはパラ位である。〕で示される化合物を、亜硫酸アルカリ金属塩および重炭酸アルカリ金属塩と反応させ、続いて、ブロモ酢酸またはアルキルハライドと反応させること;
(I)R1が、所望により、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、C1−C8−アルキルまたはC1−C8−アルコキシで置換されていてもよい。]により置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、−(C=O)−(NH)a−Het[ここで、aは0であり、そしてHetは、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1が−(C=O)−(NH)b−T[ここで、bは0であり、そしてTは、所望により、ヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC1−C8−アルキルにより置換されていてもよいC 3 −C 8 −シクロアルキルを示すか、
あるいはTは、ヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキル、C 1 −C 8 −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されたフェニルである。]である
式Iの化合物の製造のために、
R1が水素である式Iの化合物を、式IX
あるいはR16は、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR16は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC1−C8−アルキルにより置換されていてもよいC 3 −C 8 −シクロアルキルであるか、
あるいはR 16 は、ヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキル、C 1 −C 8 −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]である。〕
で示される化合物と反応させること;
(J)R1が、所望によりハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、C1−C8−アルキルアミノ、ジ(C1−C8−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−C8−アルコキシカルボニル、ニトリル、フェニル、C1−C8−ハロアルキルにより、または所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C8−アルキルにより置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC3−C8−シクロアルキルで所望により置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、所望によりヒドロキシで置換されていてもよいC1−C8−アルコキシで所望により置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、所望によりヒドロキシまたはC1−C8−アルキルで置換されていてもよいフェニルで所望により置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、所望により酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキルまたはC1−C8−アルコキシで置換されていてもよい。]で置換されていてもよいC1−C8−アルキルアミノカルボニルであるか、
あるいはR1が、−(C=O)−(NH)a−Het[ここで、aは0または1であり、そしてHetは、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環を示し、該環は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環により置換されていてもよい。]であるか、
あるいはR1が、−(C=O)−(NH)b−T[ここで、bは0または1であり、そしてTは、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC1−C8−アルキルにより置換されていてもよいC 3 −C 8 −シクロアルキルを示すか、
あるいはTは、ヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキル、C 1 −C 8 −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されたフェニルを示す。]である
式Iの化合物の製造のために、式X
で示される化合物を、式XI
あるいはR1が−(C=O)−(NH)a−Hetである場合には、R17は水素であり、そしてR18は、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する4−、5−または6−員のヘテロ環[ここで、該環は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、または酸素、窒素および硫黄からなる群から選択される1またはそれ以上の環ヘテロ原子を有する5−または6−員のヘテロ環で置換されていてもよい。]であるか、
あるいは、R1が−(C=O)−(NH)b−Tである場合には、R17は水素であり、そしてR18は、所望によりヒドロキシ、C1−C8−アルキル、C1−C8−アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC1−C8−アルキルにより置換されていてもよいC 3 −C 8 −シクロアルキルであるか、あるいはR 18 は、ヒドロキシ、C 1 −C 8 −アルキル、C 1 −C 8 −アルコキシにより、またはヒドロキシで置換されたC 1 −C 8 −アルキルにより置換されたフェニルである。]である。〕
で示される化合物と反応させること;ならびに
(ii) 得られる式Iの化合物を遊離または塩の形態で回収すること
を含んでなる方法。
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