JP2005339692A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短チャネル効果の影響を低減することができる読み出し方式を採用した半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 半導体記憶装置は、半導体基板のウェル領域に形成されて、複数のワード線とこれと交差する複数のビット線、これらのワード線とビット線の交差部に配置されて、制御ゲートがワード線に、ドレイン及びソースがそれぞれビット線及びソース線に接続される複数の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、前記ビット線に接続されて、選択メモリセルのデータを読み出すセンスアンプ回路とを備え、前記ウェル領域を基準電位として、選択ワード線にデータに応じて選択メモリセルがオン又はオフする読み出し電圧を、ソース線には第1の正電圧を、選択ビット線に第1の正電圧より高い第2の正電圧をそれぞれ印加して、前記選択メモリセルのデータに応じて前記選択ビット線からソース線に流れる読み出し電流を検出してそのデータを判定するデータ読み出しモードを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体記憶装置に係り、特に電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを配列して構成されるEEPROMのデータ読み出し方式に関する。
EEPROMは、電荷蓄積層(通常浮遊ゲート)と制御ゲートが積層されたトランジスタ構造のメモリセルを用いて構成される。このメモリセルは、浮遊ゲートの電荷蓄積状態により決まるしきい値電圧をデータとして不揮発に記憶する。例えば、浮遊ゲートに電子が注入されたしきい値電圧の高い状態を論理“0”データ、浮遊ゲートの電子が放出されたしきい値の低い状態を論理“1”データとして、二値記憶を行う。
メモリセルのしきい値電圧を更に細かく制御すれば、多値記憶も可能である。例えば、一つのメモリセルで2ビットを記憶する4値記憶ができる。
EEPROMのうち、NAND型フラッシュメモリは、複数のメモリセルが直列接続されてNANDセルニットを構成するため、高集積化が可能である。NANDセルユニットの両端はそれぞれ選択ゲートトランジスタを介してビット線と共通ソース線に接続される。NANDセルユニット内のメモリセルの制御ゲートは異なるワード線に接続される。
NAND型フラッシュメモリは、1ワード線に沿って配列されるメモリセルの集合が1ページ(又は2ページ)を構成する。データ読み出し及び書き込みは、ページ単位で行われるので、実質的に高速のデータ読み出し及び書き込みが可能である。
NAND型フラッシュメモリの読み出しモードでは、選択ワード線にメモリセルがデータに応じてオン又はオフとなる読み出し電圧を、非選択ワード線にはデータによらずメモリセルがオンするパス電圧を与え、選択ゲートトランジスタをオンにして、選択メモリセルのデータに応じてNANDセルユニットを貫通する読み出し電流を検出する。
データ読み出しに用いられるセンスアンプは、電流検知型、電圧検知型いずれでもよい。例えば電圧検知型センスアンプの場合、ビット線を一定電圧にプリチャージした後、フローティング状態にする。そして、NANDセルユニットによりビット線を放電させて、選択メモリセルのデータに応じて異なるビット線電圧を検出してデータ判定を行う。データ読み出し時、セルアレイの共通ソース線は通常接地電位に保たれる。
データ読み出し時の選択メモリセルの読み出し電流(セル電流)Icellと制御ゲート電圧(即ち選択ワード線電圧)との関係は、二値記憶の場合について示せば、図17のようになる。センスアンプは原理的に、読み出し電圧Vrでのデータ“1”のセル電流Icell(1)とデータ“0”のセル電流Icell(1)との相違を検出することになる。データの誤読み出しを防止するためには、図17に示すように、セル電流Icell(1)の下限値とセル電流Icell(0)の上限値を設定し、その間を禁止帯とすることが必要である。
このことは言い換えれば、図18に示すように、メモリセルのデータを規定するしきい値電圧Vtについても、一定の禁止帯INHVが必要となることを意味している。
一方、NAND型フラッシュメモリでは、メモリセルの微細化が進むにつれて短チャネル効果が無視できなくなりつつある。図19は、短チャネル効果が小さいメモリセルAと短チャネル効果が大きいメモリセルBについて、読み出し電流と制御ゲート電圧の関係を示している。図示のように、短チャネル効果が大きくなると、読み出し電流の制御ゲート電圧依存性が弱くなる。
従って、両メモリセルA,Bについて、読み出し電流Icellとしきい値電圧の関係を示すと、図20のようになる。即ち、短チャネル効果の小さいメモリセルAでのしきい値電圧の禁止帯INHV(A)に比べて、短チャネル効果の大きいメモリセルBではしきい値電圧の禁止帯INHV(B)が大きくなる。このことは、メモリセルの微細化が進むにつれて、データ読み出しマージンが低下することを意味している。
ここまでは、共通ソース線を接地電位とする一般的なデータ読み出し条件を説明したが、特定のデータ読み出し条件下で、共通ソース線に接地電位ではなく、他の電圧を与えることは提案されている。例えば、上位ビット“x”と下位ビット“y”の組み合わせで“xy”なる4値記憶を行うEEPROMのデータ読み出しにおいては、通常、3回の読み出し動作が必要である。1回目は、上位ビット“x”のデータ判定を行う。そして、上位ビット“x”が“0”,“1”のメモリセルについてそれぞれ下位ビット“y”の判定を行うために、2回目と3回目の読み出しが必要になる。
これに対して、2回の読み出し動作で4値データ判定を行うために、ソース線電圧を制御する方式が提案されている(特許文献1参照)。例えば、1回目に上位ビットデータ読み出しを行い、2回目の下位ビットデータ読み出しでは、上位ビットが“0”(高しきい値)のメモリセルについては、ソース線電圧を0Vとする。上位ビットが“1”(低しきい値)のメモリセルについては、ソース線に正電圧を与えて、そのしきい値を見かけ上、上昇させる。この状態で一定の読み出し電圧を与えれば、上位ビットデータの如何にかかわらず、2回の読み出し動作で、下位ビットデータを判定することができる。
また、NAND型EEPROMでは、書き込みベリファイ読み出し時と消去ベリファイ読み出し時とでは、NANDセルユニットのバイアス条件が異なり、従って読み出し電流(判定電流)が異なる。そこで、消去ベリファイ動作において共通ソース線に正電圧を与えて、書き込みベリファイ動作と消去ベリファイ動作の判定電流を一定にする、という提案がなされている(特許文献2参照)。
特開2000−228092号公報 特開2000−268585号公報
以上のように従来のEEPROMでは、メモリセルの微細化により短チャネル効果が効いてくると、データしきい値電圧の間に設けなければならない禁止帯が大きくなり、データ読み出しマージンが低下するという問題がある。
この発明は、短チャネル効果の影響を低減することができる読み出し方式を採用した半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による半導体記憶装置は、半導体基板のウェル領域に形成されて、複数のワード線とこれと交差する複数のビット線、これらのワード線とビット線の交差部に配置されて、制御ゲートがワード線に、ドレイン及びソースがそれぞれビット線及びソース線に接続される複数の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
前記ビット線に接続されて、選択メモリセルのデータを読み出すセンスアンプ回路とを備え、
前記ウェル領域を基準電位として、選択ワード線にデータに応じて選択メモリセルがオン又はオフする読み出し電圧を、ソース線には第1の正電圧を、選択ビット線に第1の正電圧より高い第2の正電圧をそれぞれ印加して、前記選択メモリセルのデータに応じて前記選択ビット線からソース線に流れる読み出し電流を検出してそのデータを判定するデータ読み出しモードを有する。
この発明によると、短チャネル効果の影響を低減することができる読み出し方式を採用した半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態によるNAND型EEPROMの構成を示し、図2及び図3はメモリセルアレイ1の構成を示している。セルアレイ1は、図2に示すように、直列接続された複数のメモリセルを含むメモリセルユニット(即ちNANDセルユニット)NUをマトリクス配列して構成される。NANDセルユニットNUは、図3に示すように、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルM0〜M31が直列に接続され、その一端が選択トランジスタSG1を介してビット線BLia,BLibに接続され、他端が選択トランジスタSG2を介してセルアレイ1内で共通のソース線SLに接続される。
メモリセルM0〜M31の制御ゲートは、ワード線WL0〜WL31に接続されている。選択トランジスタSG1,SG2のゲートはそれぞれワード線と並行する選択ゲート線SGD,SGSに接続されている。
図2に示すように、NANDセルユニットNU内のワード線WL0〜WL31はそれぞれ、ロウ方向に並ぶNANDセルユニットで共有されている。NANDセルユニットNUをビット線BLia,BLib及びソース線SLに接続するための選択ゲート線SGD,SGSも同様に、ロウ方向に並ぶ全NANDセルユニットで共有されている。
1ワード線に沿って配列されるNANDセルユニットの集合は、データ一括消去の単位となるブロックBLKとして定義される。また、1ワード線に沿って配列されるメモリセルの集合は、データ読み出し及び書き込みの単位となる1ページ(又は2ページ、2ビット/セルの場合には1〜4ページ)として定義される。図2では、カラム方向(ビット線方向)に複数のブロックBLK0,BLK1,…が配置される様子を示している。
ビット線BLia,BLib(例えば、i=0,1,…,528)は、カラム方向に並ぶ複数のNANDセルユニットNUで共有されるように、ワード線WLと交差して配設される。共通ソース線SLは、セルアレイ1のロウ方向に、複数のNANDセルユニットNUに共通に配設されている。
図4及び図5は、メモリセルアレイ1のビット線BL方向及びワード線WL方向の断面図を示している。メモリセルアレイ1は、p型シリコン基板20のn型ウェル21により分離されたp型ウェル22内に形成される。p型ウェル22には、素子分離絶縁膜23によりストライプ状の素子形成領域が区画されている。この素子形成領域に第1のゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)24を介して浮遊ゲート25が形成され、浮遊ゲート25上に第2のゲート絶縁膜26を介して、ワード線WLとなる制御ゲート27が形成されている。図5の断面に並ぶ複数のメモリセルM0−M31はソース,ドレイン拡散層28を共有して直列接続され、その両端に選択ゲートトランジスタSG1,SG2が配置されてNANDセルユニットを構成する。
この実施の形態では、メモリセルは、ゲート長(チャネル長)が例えば、100nm以下、好ましくは70nm以下と小さい積層ゲート型トランジスタ構造を有する。この様な短チャネル効果が顕著になる微細メモリセルを用いた場合に、特にこの発明が有効になる。またこの様な微細メモリセルを持つこの実施の形態のセルアレイ構造上の特徴は、一つは浮遊ゲート25が従来よりも薄いことである。もう一つは、浮遊ゲート25と制御ゲート27との間の第2のゲート絶縁膜26に比誘電率がシリコン窒化膜よりも大きい誘電体膜、いわゆる高誘電体膜(Hi−k膜)を用いかつ、制御ゲート27が浮遊ゲート25のほぼ上面のみに対向するようにしていることである。Hi−k膜としては例えば、Al膜が用いられる。
従来のメモリセルアレイ構造では一般に、浮遊ゲートを十分に厚く形成し、この浮遊ゲートに対して制御ゲートが上面のならず、両側面にも容量結合するようにしている。これは、制御ゲートと浮遊ゲート間の容量結合を十分大きなものとするための配慮である。これに対して、この実施の形態では、小さいメモリセルを歩留まりよく製造しかつ、小さいメモリセルでも浮遊ゲートと制御ゲート間の容量結合を十分に確保するために、上述のような特徴ある構成を採用している。
NANDセルユニットの一端側拡散層28sは、コンタクトプラグ30aを介して、層間絶縁膜29内に埋設された共通ソース線(SL)30に接続され、他端側拡散層28dは、コンタクトプラグ31a,31bを介して、層間絶縁膜29上に配置されるビット線(BL)31に接続される。
図1に示すように、メモリセルアレイ1のビット線のデータをセンスし、あるいは書き込みデータを保持するためにデータレジスタを兼ねたセンスアンプ回路2が設けられている。センスアンプ回路2は、データバス11を介してデータ入出力バッファ5に接続されている。センスアンプ回路2とデータバス11の間の接続は、アドレスレジスタ6を介して転送されるアドレス信号をデコードするカラムデコーダ4の出力によって制御される。これにより、データ入出力ポートI/Oに与えられた書き込みデータをメモリセルアレイ1に書き込み、またメモリセルアレイ1のデータを入出力ポートI/Oへ読み出し可能となる。
ワード線WL及び選択ゲート線SGD,SGSを選択して駆動するために、ワード線駆動回路を含むロウデコーダ3が設けられている。
内部電圧発生回路8は、制御回路7により制御されて、データ書き込み或いは読み出し時に、メモリセルアレイ1の選択されたメモリセルに必要な電圧を与えるための種々の内部電圧を発生するように構成されている。具体的に内部電圧発生回路8は、書き込み時に選択ワード線に与えられる書き込み電圧(Vpgm)を発生するVpgm発生回路8a、書き込み時に非選択ワード線に与えられるパス電圧(Vpass)を発生するVpass発生回路8b、読み出し時に非選択ワード線に与えられるパス電圧(Vread)を発生するVread発生回路8c、読み出し或いは書き込み時に選択ゲート線に与えられる電圧(VSG)を発生するVSG発生回路8d等を有する。但し、選択ゲート線SGD,SGSに与える電圧として非選択ワード線と同じパス電圧Vpass,Vreadを用いる場合には、VSG発生回路8dは要らない。
ウェル電圧制御回路9は、セルアレイ1が形成される基板領域(通常p型ウェル)の電圧を制御するために設けられている。具体的にウェル電圧制御回路9は、制御回路7により制御されて、データ書き込み時及びデータ読み出し時は、基準電位である接地電位GNDを発生し、データ消去時に10V以上の消去電圧Veraを発生するように構成される。ソース線電圧制御回路10は、制御回路7の制御によって、メモリセルアレイ1の共通ソース線SLの電圧を書き込み、消去および読み出しに応じて制御する。
制御回路7は、入出力ポートI/Oから供給されるコマンド“Com”をデコードして、読み出し、書き込み及び消去の動作制御を行う。また制御回路7は、外部から供給されるアドレス“Add”とデータ“Data”を判別して、それぞれ必要な回路への転送制御を行う。
図2に示すように、セルアレイ1の偶数番目のビット線BLiaと奇数番目のビット線BLibは、ビット線選択トランジスタQia,Qibによりいずれか一方が選択されて、センスアンブ回路2の各センスアンプSAiに接続される。センスアンプ回路2においては、メモリセルよりも大きなトランジスタを必要とするため、1つのセンスアンプSAiを2本のビット線BLia,BLibで共有することにより、センスアンプ回路2の占有面積を縮小している。但し、面積が許せば、各ビット線にそれぞれセンスアンプを配置することもできる。
センスアンプ回路2の全センスアンプは、制御回路7から与えられる活性化信号により同時に活性化され、この実施の形態では、セルアレイ1の読み出し及び書き込みが1ページ単位で行われる。一方、センスアンプ回路2とデータ入出力ポートI/Oの間は例えば1バイト乃至数バイトずつシリアルにデータ転送される。
センスアンプSAiは、電圧検知型、電流検知型いずれでもよいが、図6は、電圧検知型のセンスアンプSAiの主要部構成を示している。センスノードNsenとビット線との間には、クランプ用NMOSトランジスタQ1が配置される。クランプ用トランジスタQ1は、ビット線電圧クランプの働きとビット線電圧検知時のプリセンスアンプとしての働きを有する。
センスノードNsenにはまた、ビット線BL及びセンスノードNsenをプリチャージするためのプリチャージ用NMOSトランジスタQ2が接続されている。センスノードNsenは、転送用NMOSトランジスタQ3を介してデータラッチ41に接続されている。
メモリセルは、浮遊ゲートの電荷蓄積状態により決まるしきい値電圧をデータとして記憶する。例えば図7は、セルアレイ1が二値記憶を行う場合のデータしきい値分布を示している。しきい値電圧が負の状態を論理“1”データ(消去状態)、しきい値電圧が正の状態を論理“0”データ(書き込み状態)として、二値記憶を行う。
一つのメモリセルが2ビット以上のデータ状態を記憶する多値記憶も可能である。例えば、4値記憶の場合であれば、図8に示すようなしきい値電圧分布により、データ“11”,“10”,“01”,“00”の記憶を行う。以下では、主として2値記憶の場合を説明する。
この実施の形態のデータ読み出し動作を次に説明する。この実施の形態では、メモリセルが微細化されて、短チャネル効果が大きく、従ってメモリセルのしきい値依存性が弱くなる、という条件下で、読み出しマージンを低下させないような読み出し動作条件を用いる。具体的には、ビット線から共通ソース線に読み出し電流(セル電流)を流してデータ検出を行う際に、セルアレイ1が形成されるp型ウェルの端子CPWELLを基準電位として、共通ソース線に基準電位より第1の正電圧を与え、ビット線にはこれより高い第2の正電圧を与えることが特徴である。言い換えれば、NANDセルユニットNUの共通ソース線SLが接続されるn型拡散層とp型ウェルとの間に逆バイアスが印加された状態でデータ読み出しを行う。
以下、データ読み出し動作を詳細に説明する。データ読み出し動作は、ページ単位で行われる。図9は、選択ブロックに着目したデータ読み出し動作のタイミング図であり、ここではワード線WL1が選択された場合を示している。非選択ブロックでは、全ワード線及び選択ゲート線が0Vに保持される。
タイミングt0で、選択ワード線WL1に読み出し電圧Vr(例えば、0V)を、非選択ワード線WL0,WL2−WL31には読み出しパス電圧Vreadを与える。パス電圧Vreadは、図5に示すように、“0”データしきい値分布の上限値より高い値、即ちデータによらずメモリセルをオンさせるに必要な電圧であり、例えば4〜6Vである。同時にビット線側選択ゲート線SGDにも、選択トランジスタをオンさせるパス電圧Vread(又は他の電圧VSG)を与える。
タイミングt1でセンスアンプSAiのクランプ用トランジスタQ1及びプリチャージ用トランジスタQ2をオンにして、選択されたビット線BLiaをプリチャージする。クランプ用トランジスタQ1のゲートBLCLAMPに与える電圧をVBL+Vth(Vthはトランジスタのしきい値)として、ビット線のプリチャージ電圧は、VBL(例えば、0.4〜1.2V)となる。このとき同時に、共通ソース線SLには、ビット線プリチャージ電圧VBLより低い正電圧VSL(例えば、0.2〜0.6V)を与える。
非選択ビット線BLibには、共通ソース線SLと同じ電圧VSLを与える。これにより、共通ソース線SLから非選択ビット線BLibに無用なセル電流が流れる事態が防止されかつ、非選択ビット線BLibは、選択ビット線BLia間の容量結合ノイズを抑えるシールド線として働く。
タイミングt2でビット線プリチャージ動作を停止し、ソース線側選択ゲート線SGSにパス電圧Vreadを与える。これにより、選択ワード線WL1に沿った選択メモリセルのデータが“1”であれば、NANDセルユニットを貫通する読み出し電流(セル電流)が流れ、ビット線BLiaが放電される。データ“0”の選択セルはオンせず、ビット線は放電されない。
一定のビット線放電動作の後、タイミングt3でビット線電圧を検出して、データを判定する。即ちクランプ用トランジスタQ1をそのゲートにセンス用電圧Vsen+Vthを与えてオンさせ、ビット線電圧の低レベル状態(“1”データ)と高レベル状態(“0”データ)との差を増幅して、センスノードNsenに伝える。このセンス結果は、転送トランジスタQ3を介してデータラッチ41に転送保持される。
なお、ビット線側選択ゲート線SGDとソース線側選択ゲート線SGSの立ち上がりタイミングを上の例とは逆にすることもできる。
また4値記憶の場合には、図8に示すように、各データしきい値分布の間に設定した読み出し電圧Vr1(例えば0V)、Vr2(例えば、0.8〜1.4V)、Vr3(例えば、1.8〜2.2V)を選択ワード線に与えた3回の読み出し動作を必要とする。また、2値記憶の場合に比べて、データしきい値の上限値が高くなるとすれば、非選択ワード線に与える読み出しパス電圧Vreadは、2値記憶の場合より高くなる。
図10は、選択ビット線BLiaにつながる一つのNANDセルユニットに着目して、データ読み出し時の電圧関係を示している。通常は基準電位である接地電位とされる共通ソース線SLに正電圧VSLが与えられている。従って、ビット線放電動作の開始初期、VBL−VSLなる電圧がNANDセルユニットに与えられて、NANDセルユニットを貫通する読み出し電流の有無又は大小が検出されることになる。p型ウェル端子CPWELLには、従来と同じように接地電位0Vが与えられる。
図11は、この実施の形態での選択メモリセルの読み出し電流Icellとしきい値電圧の関係を、従来例と比較して示している。前述のように、“0”データの読み出し電流Icell(0)の上限値と、“1”データの読み出し電流Icell(1)の下限値の間は、禁止帯であり、これに対応して選択メモリセルのしきい値電圧にも禁止帯ができる。
共通ソース線SLに正電圧VSLを与えるこの実施の形態の読み出し方式では、共通ソース線SLを接地する従来方式に比べて、選択メモリセルの基板バイアス効果が大きくなり、短チャネル効果が抑圧される結果、読み出し電流Icellのしきい値電圧依存性が強くなる。従って、図11に示すように、この実施の形態でのしきい値電圧の禁止帯INHV(E)は従来方式でのそれINHV(C)に比べて小さくなる。
従って、短チャネル効果が無視できなくなる程メモリセルが微細化されたときにも、誤読み出し防止に必要な選択メモリセルのしきい値電圧の禁止帯を実質的に小さくすることができる。言い換えれば、この実施の形態によると従来より大きな読み出しマージンを確保することができる。
具体的に、読み出し電流(Icell)のソース線電圧(VSL)依存性を測定した結果を、図12に示す。但し実験に用いたNAND型フラッシュメモリは、ゲート長130nmのメモリセルを16個直列接続したNANDセルユニットを構成している。図12の横軸は、選択ワード線の読み出し電圧Vrであり、ここでの選択ワード線は最もビット線に近いWL0である。非選択ワード線WL1〜WL15にはパス電圧Vead=4.5Vを与えた。
図12には、ソース線電圧をVSL=0V、ビット線電圧をVBL=0.7Vとした通常の読み出し条件での読み出し電流特性と、ソース線電圧をVSL=0.2V、ビット線電圧をVBL=0.9Vとしたこの実施の形態対応の読み出し電流特性を示している。
読み出し時、4E−08[A]以上の読み出し電流が流れるか否かによりデータ判定するものとしかつ、データの誤読み出しを防止するために、オン状態セル(“1”データセル)の読み出し電流下限値を、8E−08[A]、オフ状態セル(“0”データセル)の読み出し電流上限値を、1E−08[A]に設定するものとする。そうすると、図12の結果では、ソース線電圧が0Vの場合、上述の読み出し電流上限値と下限値に対応する読み出し電圧Vrはそれぞれ、0.27Vと0.73Vであり、その差はΔVr=0.46Vである。一方、ソース線電圧がVSL=0.2Vの場合は、上述の読み出し電流上限値と下限値に対応する読み出し電圧Vrはそれぞれ、0.67Vと1.03Vであり、その差はΔVr=0.36Vである。
メモリセルのしきい値電圧をあるセル電流が流れるときのゲート電圧(ワード線電圧)で定義するものとした場合、上述の読み出し電圧差ΔVrが、図11で説明した二つのデータしきい値状態の間の禁止帯(不感帯)となる。即ち、ソース線に正電圧を与えることにより、しきい値電圧の禁止帯幅は小さくなり、それだけ読み出しマージンが大きくなることが分かる。
4値記憶の場合についても同様に、図8に示す各データしきい値電圧間の禁止帯は、ソース線に正電圧を与えることにより、小さくなる。
多値記憶を行う場合、図8から理解されるように、あまり高い電圧を用いないようにするためには、データしきい値分布間の分離電圧幅を2値記憶の場合より狭くすることが求められる。この実施の形態によると、データしきい値電圧の分離幅(禁止帯)を狭くして、十分な読み出しマージンを確保することが可能になるから、特に多値記憶に適用して有効である。
ところで、メモリセルの基板バイアス効果は、NANDセルユニット内の選択メモリセルの位置に応じて異なり、選択メモリセルがビット線に近いほど、基板バイアス効果が大きい。この点を考慮して、共通ソース線SLに与える電圧VSLを、選択メモリセルのNANDセルユニット内の位置(選択ページ)に応じて切り換えることは有効である。
例えば図13は、32ワード線を4グループに分けて、選択ワード線位置に応じてソース線SLに与える電圧を4段階に切り換えるようにした例である。即ち、ワード線WL0−WL7のグループ内でワード線が選択されたとき(即ち、NANDセルユニット内でビット線に近いメモリセルM0−M7の範囲のメモリセルが選択されたとき)、ソース線SLは0Vとする。次のワード線グループWL8−WL15の範囲でワード線が選択されたとき、ソース線SLには電圧VSL1(>0V)を与える。以下同様に、ワード線グループWL16−WL23,WL24−WL31内でワード線が選択されたときそれぞれ、VSL2(>VSL1),VSL3(>VSL2)なるソース線電圧を与える。
この様なソース線電圧の切り換えは、例えば入力されるページアドレスをソース線電圧制御回路10に入力して、ページアドレスに応じてソース線電圧VSLを切り換え出力するようにすればよい。また、このように共通ソース線電圧を切り換えたとき、常にほぼ一定のオンセル電流が流れるように、ビット線プリチャージ電圧VBLを同時に切り換えることが好ましい。
以上のように選択ページに応じて、ソース線電圧VSLを切り換えると、読み出しマージンのNANDセルユニット内の位置依存性が低減され、読み出しマージンを均一化することができる。上述のワード線グループ化は一例に過ぎず、任意数ずつグループ化することができる。
この実施の形態のデータ読み出し方式は、通常のデータ読み出しのみならず、書き込みベリファイ時の読み出しにも適用できる。この点を以下に説明する。
データ書き込みは、ページ単位で行われる。書き込み時、センスアンプ回路2に保持された1ページ分の書き込みデータ“0”,“1”に応じて、NANDセルチャネルには、0V,Vcc−Vth(Vthは選択ゲートトランジスタのしきい値)が転送される。“1”データが与えられたNANDセルチャネルは、Vcc−Vthのフローティング状態になる。
この状態で、選択ワード線に書き込み電圧Vpgmを印加すると、“0”データが与えられたセルでは、FNトンネリングにより浮遊ゲートに電子注入が生じ、そのしきい値が正方向に変化する。即ち“0”データが書かれる。“1”データが与えられたセルでは、チャネルが容量結合により電位上昇して、電子注入が生じない。即ち、“1”データ状態(消去状態)を維持する。
実際のデータ書き込みでは、図14に示すように、書き込み電圧印加動作とその書き込み状態を確認するためのベリファイ読み出し動作とを繰り返す。選択ワード線に与えられる書き込み電圧Vpgmは、通常書き込みサイクル毎にステップアップする。
ベリファイ読み出し動作は、基本的に通常の読み出し動作と同様である。ベリファイ読み出し時のNANDセルユニットの電圧関係を示すと、図15のようになる。通常読み出し時の図10と異なる点は、選択ワード線WL1に与える読み出し電圧が、図7のデータしきい値分布に示す“0”データしきい値下限値Vtwとされていることである。これにより“0”データがVtw以上であることを保証するベリファイ書き込みができる。共通ソース線SLには、通常読み出し時と同様に正電圧VSLを印加することによって、読み出しマージンが大きいものとなる。
書き込みベリファイにおいても、図13で説明したと同様に、ワード線をグループ化して、NANDセルユニット内の選択メモリセル位置(選択ワード線位置)に応じて共通ソース線電圧VSLを切り換えることは有効である。
ここまで、NAND型フラッシュメモリの実施の形態を説明したが、この発明はNOR型フラッシュメモリにも適用できる。図16は、この発明をNOR型フラッシュメモリに適用したときのデータ読み出し時のメモリセルアレイ内の電圧関係を示している。
この場合も、選択セルアレイが形成されたp型ウェルの端子CPWELLは基準電位である0Vとし、選択ワード線WLjには読み出し電圧Vrを、選択ソース線SLjには正電圧VSLを、選択ビット線BLiには、VSLより高い正電圧VBLを印加して、選択メモリセルのオン又はオフを検出して、データ判定する。非選択ワード線WLj+1、非選択ソース線SLj+1には0V、非選択ビット線BLi+1にはVSLを印加する。
これにより、NAND型フラッシュメモリにおけると同様に、メモリセルのデータしきい値電圧間の禁止帯幅を狭くして、大きな読み出しマージンを確保することができる。同様の読み出し方式は、更にAND型やDINOR型フラッシュメモリにも適用可能である。
この発明の実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの機能ブロックを示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイの構成を示す図である。 同フラッシュメモリのNANDセルユニットの構成を示す図である。 同フラッシュメモリのセルアレイのビット線に沿った断面図である。 同フラッシュメモリのセルアレイのワード線に沿った断面図である。 同フラッシュメモリのセンスアンプの主要部構成例を示す図である。 同フラッシュメモリの2値データしきい値分布を示す図である。 同フラッシュメモリの4値データしきい値分布を示す図である。 同フラッシュメモリのデータ読み出し動作を説明するためのタイミング図である。 同データ読み出し動作時のNANDセルユニットの電圧関係を示す図である。 同フラッシュメモリの読み出し電流−しきい値電圧特性を従来例と比較して示す図である。 テストメモリについて測定した読み出し電流−読み出し電圧特性を示す図である。 ソース線電圧を選択ワード線位置に応じて切り換える実施の形態を説明するための図である。 同フラッシュメモリのデータ書き込み動作を説明するための図である。 データ書き込みモードでのベリファイ読み出し時のNANDセルユニットの電圧関係を示す図である。 NOR型フラッシュメモリに適用した実施の形態の読み出し電圧関係を示す図である。 2値記憶を行うフラッシュメモリの読み出し電流−制御ゲート電圧特性を示す図である。 同フラッシュメモリの読み出し電流−しきい値電圧特性を示す図である。 フラッシュメモリの短チャネル効果による読み出し電流特性変化を示す図である。 同じく短チャネル効果による読み出し電流−しきい値電圧特性の変化を示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…センスアンプ回路、3…ロウデコーダ(ワード線駆動回路)、4…カラムデコーダ、5…I/Oバッフア、6…アドレスレジスタ、7…コントローラ、8…内部電圧発生回路、9…ウェル電圧制御回路、10…ソース線電圧制御回路、11…データバス、NU…NANDセルユニット、WL0−WL31…ワード線、SGD,SGS…選択ゲート線、BLia,BLib…ビット線、SL…ソース線、M0−M31…メモリセル、SG1,SG2…選択ゲートトランジスタ。

Claims (5)

  1. 半導体基板のウェル領域に形成されて、複数のワード線とこれと交差する複数のビット線、これらのワード線とビット線の交差部に配置されて、制御ゲートがワード線に、ドレイン及びソースがそれぞれビット線及びソース線に接続される複数の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記ビット線に接続されて、選択メモリセルのデータを読み出すセンスアンプ回路とを備え、
    前記ウェル領域を基準電位として、選択ワード線にデータに応じて選択メモリセルがオン又はオフする読み出し電圧を、ソース線には第1の正電圧を、選択ビット線に第1の正電圧より高い第2の正電圧をそれぞれ印加して、前記選択メモリセルのデータに応じて前記選択ビット線からソース線に流れる読み出し電流を検出してそのデータを判定するデータ読み出しモードを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルアレイは、ソース線を共有する複数のNANDセルユニットを配列して構成され、各NANDセルユニットは、ビット線方向に配列されて直列接続されてそれぞれの制御ゲートが異なるワード線に接続される複数のメモリセルとその一端を対応するビット線に接続する第1の選択ゲートトランジスタ及び他端を前記ソース線に接続する第2の選択ゲートトランジスタにより構成され、
    前記データ読み出しモードにおいて、前記選択メモリセルを含むNANDセルユニット内の非選択メモリセルに接続される非選択ワード線にはデータによらずメモリセルがオンするパス電圧が印加され、前記選択ビット線に隣接する非選択ビット線に前記第1の正電圧が印加される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記データ読み出しモードにおいて、前記ソース線は、前記選択メモリセルがNANDセルユニット内で前記ビット線に近い所定範囲内に位置する場合は前記基準電位に設定され、前記選択メモリセルがその所定範囲外に位置する場合には前記ソース線に与えられる第1の正電圧は、その選択メモリセルの位置が前記ソース線に近くなるにつれて高くなるように切り換えられる
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルアレイは、ソース線を共有する複数のNANDセルユニットを配列して構成され、各NANDセルユニットは、ビット線方向に配列されて直列接続されてそれぞれの制御ゲートが異なるワード線に接続される複数のメモリセルとその一端を対応するビット線に接続する第1の選択ゲートトランジスタ及び他端を前記ソース線に接続する第2の選択ゲートトランジスタにより構成され、
    選択ワード線に書き込み電圧を印加してその選択ワード線に沿った選択メモリセルにデータ書き込みを行う書き込み電圧印加動作と、選択メモリセルの書き込み状態を確認するためのベリファイ読み出し動作とを繰り返すデータ書き込みモードを有し、
    前記データ書き込みモードのベリファイ読み出し動作において、前記選択ワード線にデータに応じて選択メモリセルがオン又はオフする読み出し電圧が、前記選択メモリセルを含むNANDセルユニット内の非選択メモリセルに接続される非選択ワード線にデータによらずメモリセルがオンするパス電圧が、ソース線には第1の正電圧が、選択ビット線に第1の正電圧より高い第2の正電圧がそれぞれ印加される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルは、ゲート長100nm以下の積層ゲート型トランジスタ構造を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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