JP2006196700A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チップサイズを小さくできるNAND型EEPROMを提供する。
【解決手段】 NANDセルがアレイ状に配置されたセルアレイ41は、p型のセルウェル3に形成されている。セルアレイ41の半分がサブセルアレイ41−1であり、残りの半分がサブセルアレイ41−2である。サブセルアレイ41−1,41−2は、p型のセルウェル3を共用している。サブセルアレイ41−1に対応するセンスアンプ33−1からサブセルアレイ41−2に対応するセンスアンプ33−2へ延びたビット線群43が途中で分断され、ビット線群43−1,43−2に分けられている。ビット線群43−1はサブセルアレイ41−1に対応し、ビット線群43−2はサブセルアレイ41−2に対応する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、電気的にデータの書換えが可能な不揮発性半導体記憶装置に関し、例えばNAND型EEPROMに関する。
従来より、半導体メモリの一つとして、データを電気的に書換え可能としたEEPROMが知られている。中でも、1ビットを記憶する単位であるメモリセルを複数個直列接続して構成されたNANDセルを有するNAND型EEPROMは、高集積化できるものとして注目されている。NAND型は、例えば、ディジタルスチルカメラの画像データを記憶するためのメモリカードに利用されている。
NAND型EEPROMのメモリセルは、チャネル領域となる半導体基板上に絶縁膜を介して浮遊ゲートとワード線が積層されたFET-MOS構造を有する。NANDセルは、複数個のメモリセルを隣接するもの同士でソース/ドレインが共用される形で直列接続して構成される(例えば特許文献1)。ソース/ドレインとは、ソースおよびドレインのうち少なくともいずれかの機能を果たす不純物領域のことである。
特開2002−313089号公報(図32)
本発明は、チップサイズを小さくできる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板に形成されたセルウェルと、前記セルウェルにNANDセルをアレイ状に配置して構成されたセルアレイの一部分である第1サブセルアレイと、前記セルアレイの残りの部分であり、前記第1サブセルアレイと同じ前記セルウェルに配置された第2サブセルアレイと、前記第1サブセルアレイと対応する第1センスアンプと、前記第2サブセルアレイと対応する第2センスアンプと、前記第1センスアンプから前記第2センスアンプへ延びたビット線群が途中で分断されたものの一方側であり、前記第1サブセルアレイと対応する第1ビット線群と、前記ビット線群が途中で分断されたものの他方側であり、前記第2サブセルアレイと対応する第2ビット線群と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、チップサイズを小さくすることが可能となる。
本発明の実施形態を以下の項目に分けて説明する。
[本実施形態に係るNANDセルの説明]
{NANDセルの構造}
{NANDセルの動作}
(書込み動作)
(消去動作)
(読出し動作)
[本実施形態に係るNAND型EEPROMの説明]
{NAND型EEPROMの構造}
{本実施形態の主な特徴}
(特徴1)
(特徴2)
(特徴3)
[変形例]
{変形例1}
{変形例2}
[本実施形態の構成の要約]
{1}〜{11}
なお、図において、既に説明した図の符号で示すものと同一又は同等のものについては、同一符号を付すことにより説明を省略する。
[本実施形態に係るNANDセルの説明]
{NANDセルの構造}
図1は、本実施形態に係るNAND型EEPROMに備えられるNANDセルの断面の模式図である。図2は、図1のNANDセルの等価回路図である。図1及び図2に示すように、NANDセル1は、p型のセルウェル3に、選択トランジスタTr1、16個のメモリセルMC0〜15及び選択トランジスタTr2が直列接続されて構成される。p型のセルウェル3は、p型の半導体基板5のn型のセルウェル7に形成されている。セルウェルは、n型のセルウェル7とp型のセルウェル3のダブルウェルである。
メモリセルは、データの電気的な書換えが可能な不揮発性のセルである。各メモリセルは同じ構成をしており、メモリセルMC0を例にすれば、p型のセルウェル3の表面に所定の間隔を設けて形成されたn型の不純物領域9(ソース/ドレイン)と、p型のセルウェル3のうち不純物領域9同士の間に位置するチャネル領域11と、チャネル領域11上に図示しないゲート絶縁膜を介して形成された浮遊ゲート13と、浮遊ゲート13上に図示しない絶縁膜を介して形成されたワード線WL0と、を備える。
NANDセル1において、16個のメモリセルは隣接するもの同士でソース/ドレインが共用される形で直列接続されている。NANDセル1を構成するメモリセルの数が16個の場合で説明しているが、メモリセルの数が8,32,64個等の場合でもよい。
直列接続された16個のメモリセルの両端に選択トランジスタTr1,Tr2が配置されている。詳細に説明すると、メモリセルMC0側には、選択ゲート線SG1を有する選択トランジスタTr1が形成されている。このトランジスタTr1の電流経路の一端が不純物領域9を介してメモリセルMC0の電流経路の一端に接続されている。選択トランジスタTr1の電流経路の他端、つまりセルウェル3に形成されたn型の不純物領域15には、ソース線CELSRCが接続されている。選択トランジスタTr1は、メモリセルとソース線CELSRCとの接続及び切り離しの制御をする。
一方、メモリセルMC15側には、選択ゲート線SG2を有する選択トランジスタTr2が形成されている。選択トランジスタTr2は、不純物領域9を介して電流経路の一端がメモリセルMC15の電流経路の一端と接続されている。トランジスタTr2の電流経路の他端、つまりセルウェル3に形成されたn型の不純物領域17には、ビット線BLが接続されている。選択トランジスタTr2は、メモリセルとビット線BLとの接続及び切り離しの制御をする。
{NANDセルの動作}
(書込み動作)
データの書込み動作について、図3〜図6を用いて説明する。図3は、“0”書込みがされるメモリセルを含むNANDセル1の等価回路図であり、図5は“1”書込みの場合のそれである。図3,5のNANDセル1は、メモリセルの数が16個である。図4は、“0”書込みがされるメモリセルの模式図であり、図6は“1”書込みの場合のそれである。
書込みは、NANDセル1が消去状態、つまりNANDセル1の各メモリセルのしきい値が負電圧の状態にしてから実行される。書込みは、ソース線CELSRC側のメモリセルMC0から順に行う。メモリセルMC1への書込みを例として説明する。
まず、“0”書込みをする場合、図3及び図4に示すように、選択ゲート線SG2に例えばVcc(電源電圧)を印加して選択トランジスタTr2をオンにすると共にビット線BLの電圧をVss(接地電圧:0V)に設定する。なお、選択ゲート線SG1の電圧はVssなので、選択トランジスタTr1はオフを維持する。
次に、メモリセルMC1のワード線WL1に高電圧Vpgm(20V程度)を印加し、これ以外のワード線に中間電圧Vpass(10V程度)を印加する。ビット線BLの電圧は0Vなので、その電圧は選択されたメモリセルMC1のチャネル領域11まで伝達される。つまり、チャネル領域11の電圧は0Vが維持される。
ワード線WL1とチャネル領域11との間の電位差が大きいため、メモリセルMC1の浮遊ゲート13にトンネル電流により電子eが注入される。これにより、メモリセルMC1のしきい値が正の状態(“0”が書込まれた状態)となる。
一方、“1”書込みをする場合について、上記“0”書込みと異なる点を中心に図5及び図6を用いて説明する。まず、ビット線BLに例えばVccを印加する。選択ゲート線SG2にはVccが印加されているため、チャネル領域11の電圧がVccマイナスVth(Vcc−Vth、なおVthは選択トランジスタTr2のしきい値電圧である。)になると、選択トランジスタTr2がカットオフする。したがって、チャネル領域11は、電圧がVcc−Vthのフローティング状態となる。
次に、ワード線WL1に高電圧Vpgm(20V)、それ以外のワード線に中間電圧Vpass(10V)を印加すると、各ワード線とチャネル領域11との容量カップリングにより、チャネル領域11の電圧がVcc−Vthから上昇し例えば8V程度となる。
チャネル領域11の電圧が高電圧に昇圧されるため、“0”の書込みの場合と異なり、ワード線WL1とチャネル領域11の間の電位差が小さい。したがって、メモリセルMC1の浮遊ゲート13には、トンネル電流による電子注入が起こらない。よって、メモリセルMC1のしきい値は、負の状態(“1”が書込まれた状態)に保たれる。
なお、1本のワード線に共通接続されたメモリセルに、一括して書込み(例えば256バイト分のデータの同時書込み)をすることにより、書込みの高速化を図っている。
(消去動作)
図7は、消去動作がされるNANDセルの等価回路図である。消去は、ワード線WL0〜WL15の電圧をVss(接地電圧:0V)に設定する。一方、ビット線BLをフローティングにすると共に選択ゲート線SG1,SG2は初期電圧Va(例えばVcc)に設定した後、フローティングにする。p型及びn型のセルウェル3,7(図1)に高電圧Vera(例えば20V程度)を印加する。これにより、メモリセルMC0〜MC15において浮遊ゲート中の電子がトンネル電流によりp型のセルウェル3に放出される。この結果、これらのメモリセルのしきい値電圧が負方向にシフトする。なお、データの消去は、複数のNANDセル1で構成されたブロックの単位で一括消去される。ブロックの詳細は後で説明する。
(読出し動作)
図8は、データの読出しがされるメモリセルを含むNANDセル1の等価回路図である。図9は、“0”、“1”のデータ分布を示すグラフであり、横軸がしきい値電圧、縦軸がメモリセル数を示している。読出し動作は、読出しの選択がされたメモリセルMC1のワード線WL1の電圧を電圧Vr(例えばVss:0V)に設定し、非選択のメモリセルのワード線WL0,2〜15及び選択ゲート線SG1,2に電源電圧より少し高い読出し用中間電圧Vreadを印加する。これにより、読出しの選択がされたメモリセルMC1に電流が流れるか否かを検出する。つまり、メモリセルMC1に記憶されたデータが“0”の場合、メモリセルMC1はオフなので、ビット線BLは放電しない。一方、“1”の場合、メモリセルMC1はオンするので、ビット線BLが放電する。
[本実施形態に係るNAND型EEPROMの説明]
{NAND型EEPROMの構造}
図10は、本実施形態に係わるNAND型EEPROMのチップ21の全体構成を示すブロック図である。NAND型EEPROMを構成する各ブロックについて説明する。メモリセルアレイ23は、図2のNANDセル1がアレイ状に配置された構造を有する。データ回路25は、書込み時にメモリセルへの書込みデータを、読出し時にメモリセルからの読出しデータを一時記憶するラッチ回路を備える。ロウデコーダ27は、メモリセルアレイ23に配置されたワード線や選択ゲート線の選択制御をする。
カラムデコーダ29は、カラムアドレス信号に基づいて、メモリセルアレイ23のカラムを選択する。書込み時、選択されたカラムに属するデータ回路25内のラッチ回路には、入力データがデータ入出力バッファ31及びセンスアンプ33を経由して入力される。また、読出し時、選択されたカラムに属するデータ回路25内のラッチ回路の出力データは、センスアンプ33及びデータ入出力バッファ31を経由して出力される。
アドレス信号のうちロウアドレス信号は、アドレスバッファ35を経由してロウデコーダ27に入力される。アドレス信号のうちカラムアドレス信号は、アドレスバッファ35を経由してカラムデコーダ29に入力される。
ウェル電圧制御回路37は、動作モード(書込み動作、消去動作、読出し動作など)に基づいて、図1のp型及びn型のセルウェル3,7の電圧を制御する。本実施形態では、p型のセルウェル3とn型のセルウェル7とが同電圧にバイアスされる。電圧発生回路39は、セルウェルやワード線などに印加する電圧(例えば、高電圧Vpgm、高電圧Vera)を発生する。
図11は、NAND型EEPROMのチップ21の一部を模式的に示す平面図である。p型の半導体基板5には、n型のセルウェル7及びp型のセルウェル3のダブルウェルが多数形成され、この図では三つのダブルウェルが示されている。図10のメモリセルアレイ23は、各セルウェル3に形成されたセルアレイ41の集合である。セルアレイ41は、NANDセル1をアレイ状に配置して構成される。セルアレイ41の半分がサブセルアレイ41−1であり、セルアレイ41の残りの半分がサブセルアレイ41−2である。サブセルアレイ41−1,41−2の一方が第1サブセルアレイであり、他方が第2サブセルアレイである。
図10のデータ回路25、センスアンプ33、ロウデコーダ27は、各サブセルアレイに対応させて分割して配置されている。詳しくは、サブセルアレイ41−1に対応してデータ回路25−1、センスアンプ33−1及びロウデコーダ27−1が設けられている。これらにより、サブセルアレイ41−1内のメモリセルが制御される。また、サブセルアレイ41−2に対応してデータ回路25−2、センスアンプ33−2及びロウデコーダ27−2が設けられ、これらにより、サブセルアレイ41−2内のメモリセルが制御される。データ回路25−1,25−2の集合がデータ回路25であり、センスアンプ33−1,33−2の集合がセンスアンプ33であり、ロウデコーダ27−1,27−2の集合がロウデコーダ27である。センスアンプ33−1,33−2の一方が第1センスアンプであり、他方が第2センスアンプである。
図12は、一つのp型のセルウェル3に配置されたサブセルアレイ41−1,41−2を模式的に示す平面図である。ビット線BLの集まりであるビット線群43は、センスアンプ33−1からセンスアンプ33−2へ延びている。ビット線群43は、サブセルアレイ41−1とサブセルアレイ41−2との境界19上で分断され、ビット線群43−1とビット線群43−2とに分けられている。すなわち、ビット線群43−1は、ビット線群43が途中で分断されたものの一方側であり、サブセルアレイ41−1と対応し、ビット線群43−2は、ビット線群43が途中で分断されたものの他方側であり、サブセルアレイ41−2と対応する。ビット線群43−1,43−2の一方が第1ビット線群であり、他方が第2ビット線群である。
図13は、図12のサブセルアレイ41−1とサブセルアレイ41−2との境界領域45の等価回路図である。サブセルアレイ41−1とサブセルアレイ41−2との境界19(図12)に沿ってサブセルアレイ41−1,41−2のNANDセル1の群がソース線CELSRCを中心に対称に配置されている。
詳しくは、ソース線CELSRCがサブセルアレイ41−1とサブセルアレイ41−2との境界(図12の境界19)に沿って延びており、この境界と対応している。ソース線CELSRCから近い順に、選択ゲート線SG1、16本のワード線WL0〜WL15、選択ゲート線SG2が配置されている。これらの線はソース線CELSRCと同じ方向に延びている。
ソース線CELSRCと交差する方向に、ビット線BLと基準電位線VLが延びており、64本のビット線BL0〜BL63毎に基準電位線VLが配置されている。基準電位線VLはソース線CELSRCと接続されている。
1つのページ47は、1本のワード線WLに繋がるメモリセルの集合である。また、1つのブロック49は、ソース線CELSRCが延びる方向、つまりビット線BLが並ぶ方向に配置された64個のNANDセル1により構成される。サブセルアレイ41−1,41−2は、複数(例えば1000個)のブロック49が集まって構成される。上記(消去動作)の欄で説明したように、データはブロック49単位で一括に消去される。
図14は、図13の境界領域45のバルク層の平面図である。図15は、図13の境界領域45のビット線層の平面図である。図16は、X(a)−X(b)に沿った断面図である。図17は、Y(a)−Y(b)に沿った断面図である。図16及び図17に示す境界領域45の断面の構造については、図1で説明しなかった箇所を中心に説明する。
主に図14を参照して、ビット線BLの延びる方向に延びた素子分離絶縁層51が、p型の半導体基板5、n型のセルウェル7及びp型のセルウェル3を含む半導体層に形成されている。素子分離絶縁層51は、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)を用いて形成される。隣り合う素子分離絶縁層51の間がメモリセルMC等の素子が形成される活性領域53となる。活性領域53は、チャネル領域11やソース/ドレインとなるn型の不純物領域9等を含む。
主に図16及び図17を参照して、チャネル領域11上には、ゲート絶縁膜55を介して浮遊ゲート13が形成され、浮遊ゲート13上には絶縁膜57を介してワード線WL0〜WL15が形成されている。選択ゲート線SG1,2は、浮遊ゲート13と同じ層にゲート絶縁膜を介して形成されている。選択ゲート線SG1,2の上には、導電膜59がある。導電膜59は、ワード線WL0〜WL15と同じ層に位置する。導電膜59は、選択ゲート線SG1,2と接続されていても、浮遊状態でもよい。
主に図17を参照して、メモリセルMC0〜15および選択トランジスタTr1,Tr2を覆うように層間絶縁膜61が形成されている。層間絶縁膜61上には導電層M0が形成されている。導電層M0には、ソース線CELSRCやビット線BLの中間接続配線層63等が含まれる。ソース線CELSRCは、選択トランジスタTr1のn型の不純物領域15に接続される。この接続箇所がセルソースコンタクトCSCである。ソース線CELSRCの幅に相当する部分は、セルソースコンタクトCSCを中心にして、サブセルアレイ41−1,41−2のワード線WL1まで層間絶縁膜61上に広がっている。
中間接続配線層63は、選択トランジスタTr2のn型の不純物領域17に接続される。この接続箇所がドレインコンタクトDRCである。中間接続配線層63の幅に相当する部分は、選択トランジスタTr2のn型の不純物領域9〜n型の不純物領域17まで層間絶縁膜61上に広がっている。
導電層M0を覆うように層間絶縁膜65が形成されている。層間絶縁膜65上には導電層M1が形成される。導電層M1には、ビット線BL0〜BL63や基準電位線VLが含まれる。ビット線BL0〜BL63は、対応する活性領域53(図14)の真上に位置している。ビット線BL0〜BL63は、選択トランジスタTr2のn型の不純物領域9上において中間接続配線層63と接続されている。したがって、ビット線BL0〜BL63は、中間接続配線層63を介して選択トランジスタTr2のn型の不純物領域17に接続される。ビット線BL0〜BL63と中間接続配線層63との接続箇所がビット線コンタクトBLCである。ビット線コンタクトBLCは、ドレインコンタクトDRCより、セルソースコンタクトCSC側に位置する。
主に図15及び図17を参照して、ビット線群43−1の各ビット線の分断端67は、サブセルアレイ41−1のワード線WL0と選択ゲート線SG1との間の上に位置しており、ビット線群43−2の各ビット線の分断端67は、サブセルアレイ41−2のワード線WL0と選択ゲート線SG1との間の上に位置している。したがって、サブセルアレイ41−1のNANDセル1の群のビット線コンタクトBLCからサブセルアレイ41−2のNANDセル1の群のビット線コンタクトBLCまでの間でビット線群が分断されている。ビット線BL0〜BL63は、ビット線コンタクトBLCから分断端67までのコンタクトフリンジ69を有している。
{本実施形態の主な特徴}
(特徴1)
本実施形態の特徴1について比較形態と比較して説明する。図18は、比較形態に係るNAND型EEPROMに備えられる多数のセルアレイのうち、隣り合う2つのセルアレイ71,73を模式的に示す平面図である。
本実施形態と同様に、各セルアレイ71,73は、それぞれ別のセルウェル3に形成されている。セルアレイ71に対応するデータ回路75及びセンスアンプ77は、隣のセルアレイ73が形成された領域と反対側の領域に形成されている。同様に、セルアレイ73に対応するデータ回路75及びセンスアンプ77は、隣のセルアレイ71が形成された領域と反対側の領域に形成されている。
セルアレイ71とセルアレイ73との間の領域79には、セルアレイ71,73のp型のセルウェル3、n型のセルウェル7、セルウェル7同士を分離する素子分離絶縁層81が形成されており、センスアンプ等の回路は形成されていない。領域79にはメモリセルを形成できないのでデッドスペースとなる。
これに対して、図12に示すように、本実施形態では1つのセルアレイ41をサブセルアレイ41−1(第1サブセルアレイの一例)とサブセルアレイ41−2(第2サブセルアレイの一例)とに分け、これらを独立して制御するためにビット線群43を分断している。したがって、図18に示す領域79がなくなり、その分だけ、図10に示すNAND型EEPROMのチップ21のサイズを小さくできる。
(特徴2)
図13及び図17を見れば分かるように、ソース線CELSRCがサブセルアレイ41−1とサブセルアレイ41−2との境界に位置しており、ソース線CELSRCを中心に対称に配置された2個のNANDセル1のビット線コンタクトBLC間にビット線がなくてもNANDセル1を制御できる。したがって、ビット線コンタクトBLC間でビット線群43−1とビット線群43−2に分断すればよく、また、分断箇所の長さも問わない。ビット線コンタクトBLC間の長さは、2個分のNANDセル1の長さと略等しく、分断箇所の寸法として相当の余裕がある。よって、ビット線群の分断を含むビット線群のパターニングが容易となる。
また、上記相当の余裕により、図15に示すように、コンタクトフリンジ69の長さやビット線群43−1の分断端67とビット線群43−2の分断端67との距離を、最小加工寸法Fより大きくできる。したがって、この点からもビット線群の分断を含むビット線群のパターニングが容易となる。
(特徴3)
本実施形態では、図12に示すように、サブセルアレイ41−1(第1サブセルアレイの一例)とサブセルアレイ41−2(第2サブセルアレイの一例)とでセルウェル3,7を共用している。データの書込みや読出しは、セルウェル3,7の電圧がVss(接地電圧:0V)で実行されるので、サブセルアレイ41−1,41−2のうち一方でこれらの動作が実行されても、他方に影響はない。したがって、データの書込み及び読出しはこれまでの制御と同様にすることができる。
これに対して、データの消去は、セルウェル3,7に高電圧を印加する。このため、サブセルアレイ41−1,41−2のうち一方のあるブロックで消去動作が実行される際、他方の各ブロックに影響が及ばないようにする必要がある。これについての説明の前に、その前提となるブロック単位のデータの一括消去について、サブセルアレイ41−1を例にして図12、図19及び図20を用いて説明する。図19は、ワード線制御回路83の一例の回路図である。ワード線制御回路83は、各ブロックに対応して設けられている。図20は、消去動作のタイミングチャートである。
サブセルアレイ41−1は、多数のブロック(図13のブロック49)の集合である。その中のあるブロックのデータを一括消去する場合、そのブロックのワード線制御回路83に対してロウデコーダ27−1から入力する信号S1は、Vcc(つまり「H」)になる。この信号は、高電圧スイッチ回路85に入力して、この回路85からVccの信号S2が出力される。信号S2によりMOSトランジスタHN0〜HN17がオンする。信号線CG0〜15の電圧はVss、信号線SGS,SGDの電圧はVccにそれぞれ設定されている。上記オンにより、ワード線WL0〜WL15の電圧はVss(接地電圧:0V)となる。一方、選択ゲート線SG1,SG2の電圧は、接地電圧よりも大きいVcc−Vth(VthはMOSトランジスタHN0,HN15のしきい値電圧)となり、かつ選択ゲート線SG1,SG2はフローティングの状態となる。以上により、一括消去の対象となるブロックが選択状態となる。
そして、p型のセルウェル3及びn型のセルウェル7に高電圧Vera(例えば20V)を印加する。このとき、選択状態のブロックにおいて、ワード線WL0〜WL15の電圧はVssなので、メモリセルMC0〜MC15とセルウェル3との電位差は、消去を行うのに十分な値となる。よって、メモリセルMC0〜MC15において浮遊ゲート中の電子がトンネル電流によりセルウェル3に放出される。この結果、これらのメモリセルのしきい値電圧が負方向にシフトする。これにより、選択状態のブロックからデータが一括消去される。
なお、選択状態のブロックにおいて、選択ゲート線SG1,SG2とセルウェル3との容量カップリングにより、選択ゲート線SG1,SG2の電圧はVcc−Vthから上昇し、これにより、選択トランジスタTr1,Tr2のオフ状態が維持される。選択ゲート線SG1,SG2の電圧がVssで選択ゲート線SG1,SG2をフローティングにすると、上記容量カップリングによる選択ゲート線SG1,SG2の電圧上昇が不十分となり、選択トランジスタTr1,Tr2がオンする可能性がある。そこで、選択ゲート線SG1,SG2の電圧がVcc−Vthで選択ゲート線SG1,SG2をフローティングにしている。
一方、サブセルアレイ41−1の消去対象となるブロック以外の残りのブロックでは、それらのブロックのワード線制御回路83に対してロウデコーダ27−1から入力する信号S1は、Vss(つまり「L」)になる。この信号は高電圧スイッチ回路85に入力して、この回路85からVssの信号S2が出力される。信号S2によりMOSトランジスタHN0〜HN17がオフする。信号線CG0〜15、信号線SGS,SGDの電圧はVccにそれぞれ設定されている。このため、上記オフにより、ワード線WL0〜WL15は、その電圧が接地電圧よりも大きい電圧でフローティングの状態となる。また、上記オフにより、Vssの信号S1がインバータIを経由して、MOSトランジスタHN18,HN19のゲートに印加されるので、MOSトランジスタHN18,HN19がオン状態となる。この状態でかつSGDSがVccなので、選択ゲート線SG1,SG2の電圧は、接地電圧よりも大きいVcc−Vth(VthはMOSトランジスタHN18,HN19のしきい値電圧)となり、かつ選択ゲート線SG1,SG2はフローティングの状態となる。以上により、サブセルアレイ41−1の消去対象となるブロック以外の残りのブロックが非選択状態となる。
この非選択状態でp型のセルウェル3及びn型のセルウェル7に高電圧Veraが印加されると、ワード線WL0〜WL15とセルウェル3との容量カップリングにより、ワード線WL0〜WL15の電圧が上昇する。このため、非選択状態のブロックのメモリセルMC0〜MC15とセルウェル3との電位差は、消去には不十分な値となる。よって、浮遊ゲートの電子はセルウェル3に移動しないので、メモリセルMC0〜MC15のしきい値は変化せず、維持される。非選択状態のブロックの選択ゲート線SG1,SG2、選択トランジスタTr1,Tr2の動作は、選択状態のブロックのそれらの場合と同じである。
以上がサブセルアレイ41−1におけるブロック単位のデータの一括消去である。本実施形態では、サブセルアレイ41−2は、サブセルアレイ41−1とセルウェル3,7を共用している。したがって、サブセルアレイ41−2の各ブロックのワード線WL0〜WL15の電圧をVss(接地電圧:0V)にしていると、サブセルアレイ41−1の選択状態のブロックと同様の状態となり、サブセルアレイ41−2の各ブロックのデータが一括消去される。
そこで、サブセルアレイ41−2の全部のブロックは、サブセルアレイ41−1の非選択状態のブロックと同じ非選択状態にする。これにより、サブセルアレイ41−1のあるブロックのデータを一括消去する際に、サブセルアレイ41−2の各ブロックが影響を受けないようにすることができる。
[変形例]
{変形例1}
図21は、本実施形態の変形例1に係る一対のサブセルアレイ41−1,41−2を模式的に示す平面図であり、図12と対応する。変形例1において、ビット線群43−2(第2ビット線群の一例)の各ビット線BLは、ビット線群43−1(第1ビット線群の一例)の各ビット線BLよりも短くされている。ビット線が短いとビット線の容量が小さいので、データの読出しが速くなる。よって、例えば、サブセルアレイ41−2でデータを比較的高速で読出す必要がある画像データを記憶し、サブセルアレイ41−1でデータを比較的高速で読出す必要がない音声データを記憶するようにすることができる。
{変形例2}
図22は、本実施形態の変形例2に係る一対のビット線群43−1,43−2を模式的に示す平面図である。変形例2では、ビット線コンタクトBLCに比較的近い位置の分断端67を有するビット線BLと、ビット線コンタクトBLCに比較的遠い位置の分断端67を有するビット線BLとが交互に配置されている。したがって、ビット線群43−1の分断端の並び、ビット線群43−2の分断端67の並びが、それぞれジグザグ状にされている。これに対して、図13では、ビット線群43−1,43−2の分断端67は、直線状に並んでいる。ビット線群43−1,43−2の分断端67の並びをそれぞれジグザグ状にすることにより、ビット線群43−1,43−2のパターンニングの際のリソグラフィが容易となる。
なお、分断端67の並びは図22に限定されず、例えば、図23に示すように、ビット線コンタクトBLCに比較的近い位置の分断端67を有するビット線BL2本と、ビット線コンタクトBLCに比較的遠い位置の分断端67を有するビット線BL2本とが交互に配置されていてもよい。
[本実施形態の構成の要約]
以上説明した発明を実施するための最良の形態の構成について要約すると、次のようになる。
{1}
半導体基板と、
前記半導体基板に形成されたセルウェルと、
前記セルウェルにNANDセルをアレイ状に配置して構成されたセルアレイの一部分である第1サブセルアレイと、
前記セルアレイの残りの部分であり、前記第1サブセルアレイと同じ前記セルウェルに配置された第2サブセルアレイと、
前記第1サブセルアレイと対応する第1センスアンプと、
前記第2サブセルアレイと対応する第2センスアンプと、
前記第1センスアンプから前記第2センスアンプへ延びたビット線群が途中で分断されたものの一方側であり、前記第1サブセルアレイと対応する第1ビット線群と、
前記ビット線群が途中で分断されたものの他方側であり、前記第2サブセルアレイと対応する第2ビット線群と、を備える
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
{2}
前記第2ビット線群の各ビット線は前記第1ビット線群の各ビット線よりも短い、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{3}
前記第1ビット線群の分断端の並び及び前記第2ビット線群の分断端の並びはジグザグ状である、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{4}
前記第1サブセルアレイと前記第2サブセルアレイとの境界に沿って前記第1及び第2サブセルアレイの前記NANDセルの群がソース線を中心に対称に配置されており、
前記第1サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトから前記第2サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトまでの間で前記ビット線群が分断されている、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{5}
前記第1及び第2ビット線群の各ビット線は、ビット線コンタクトから分断端までのコンタクトフリンジを有しており、
前記コンタクトフリンジの長さ及び前記第1ビット線群の分断端と前記第2ビット線群の分断端との距離は、最小加工寸法より大きい、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{6}
前記NANDセルは、一方の選択トランジスタ、複数のメモリセル、他方の選択トランジスタが直列接続されて構成され、
前記第1及び第2サブセルアレイは、前記ビット線群のビット線が並ぶ方向に複数の前記NANDセルを配置して構成されたブロックが複数集まって構成され、
前記ブロックの単位でデータが一括消去され、
前記第1サブセルアレイのブロックのデータを一括消去する場合、一括消去の対象となるブロックを選択状態にすると共に前記第1サブセルアレイの残りのブロック及び前記第2サブセルアレイの全部のブロックを非選択状態にする、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{7}
一括消去の対象となるブロックについて、前記複数のメモリセルのワード線の電圧を接地電圧にすると共に前記一方及び他方の選択トランジスタの選択ゲート線の電圧を接地電圧より大きくしかつこれらの選択ゲート線をフローティングにすることにより、一括消去の対象となるブロックを選択状態にし、
前記第1サブセルアレイの残りのブロック及び前記第2サブセルアレイの全部のブロックについて、前記複数のメモリセルのワード線をフローティングにすると共に前記一方及び他方の選択トランジスタの選択ゲート線の電圧を接地電圧より大きくしかつこれらの選択ゲート線をフローティングにすることにより、前記第1サブセルアレイの残りのブロック及び前記第2サブセルアレイの全部のブロックを非選択状態にし、
前記セルウェルに所定の電圧を印加して選択状態の前記ブロックのデータを一括消去する、
ことを特徴とする{6}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{8}
前記第1サブセルアレイと前記第2サブセルアレイとの境界に沿って前記第1及び第2サブセルアレイの前記NANDセルの群がソース線を中心に対称に配置されており、
前記第1サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトから前記第2サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトまでの間で前記ビット線群が分断されており、
前記第1ビット線群の分断端の並び及び前記第2ビット線群の分断端の並びはジグザグ状である、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{9}
前記第1及び第2ビット線群の各ビット線は、ビット線コンタクトから分断端までのコンタクトフリンジを有しており、
前記コンタクトフリンジの長さ及び前記第1ビット線群の分断端と前記第2ビット線群の分断端との距離は、最小加工寸法より大きく、
前記第1ビット線群の分断端の並び及び前記第2ビット線群の分断端の並びはジグザグ状である、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{10}
前記第1サブセルアレイと前記第2サブセルアレイとの境界に沿って前記第1及び第2サブセルアレイの前記NANDセルの群がソース線を中心に対称に配置されており、
前記第1サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトから前記第2サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトまでの間で前記ビット線群が分断されており、
前記第1及び第2ビット線群の各ビット線は、ビット線コンタクトから分断端までのコンタクトフリンジを有しており、
前記コンタクトフリンジの長さ及び前記第1ビット線群の分断端と前記第2ビット線群の分断端との距離は、最小加工寸法より大きい、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
{11}
前記第1サブセルアレイと前記第2サブセルアレイとの境界に沿って前記第1及び第2サブセルアレイの前記NANDセルの群がソース線を中心に対称に配置されており、
前記第1サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトから前記第2サブセルアレイの前記NANDセルの群のビット線コンタクトまでの間で前記ビット線群が分断されており、
前記第1及び第2ビット線群の各ビット線は、ビット線コンタクトから分断端までのコンタクトフリンジを有しており、
前記コンタクトフリンジの長さ及び前記第1ビット線群の分断端と前記第2ビット線群の分断端との距離は、最小加工寸法より大きく、
前記第1ビット線群の分断端の並び及び前記第2ビット線群の分断端の並びはジグザグ状である、
ことを特徴とする{1}に記載の不揮発性半導体記憶装置。
本実施形態に係るNAND型EEPROMに備えられるNANDセルの断面の模式図である。 図1のNANDセルの等価回路図である。 NANDセルの書込み動作の一例において、“0”書込みがされるメモリセルを含むNANDセルの等価回路図である。 図3の“0”書込みがされるメモリセルの模式図である。 NANDセルの書込み動作の一例において、“1”書込みがされるメモリセルを含むNANDセルの等価回路図である。 図5の“1”書込みがされるメモリセルの模式図である。 NANDセルの消去動作の一例において、データが消去されるNANDセルの等価回路図である。 NANDセルの読出し動作の一例において、データの読出しがされるメモリセルを含むNANDセルの等価回路図である。 “0”、“1”のデータ分布を示すグラフである。 本実施形態に係わるNAND型EEPROMのチップの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係わるNAND型EEPROMのチップの一部を模式的に示す平面図である。 本実施形態において、一つのセルウェルに配置された一対のサブセルアレイを模式的に示す平面図である。 図12に示す一対のサブセルアレイの境界領域の等価回路図である。 図13に示す境界領域のバルク層の平面図である。 図13に示す境界領域のビット線層の平面図である。 図14及び図15のX(a)−X(b)に沿った断面図である。 図14及び図15のY(a)−Y(b)に沿った断面図である。 比較形態に係るNAND型EEPROMに備えられる多数のセルアレイのうち、隣り合う2つのセルアレイを模式的に示す平面図である。 本実施形態に係るNAND型EEPROMに備えられるワード線制御回路の一例の回路図である。 本実施形態に係るNAND型EEPROMの消去動作のタイミングチャートである。 本実施形態の変形例1に係るNAND型EEPROMに備えられる一対のサブセルアレイを模式的に示す平面図である。 本実施形態の変形例2に係るNAND型EEPROMに備えられる一対のビット線群の一例を模式的に示す平面図である。 本実施形態の変形例2に係るNAND型EEPROMに備えられる一対のビット線群の他の例を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1・・・NANDセル、3・・・p型のセルウェル、7・・・n型のセルウェル、19・・・一方のサブセルアレイと他方のサブセルアレイとの境界、33,33−1,33−2・・・センスアンプ、41・・・セルアレイ、41−1,41−2・・・サブセルアレイ、43,43−1,43−2・・・ビット線群、49・・・ブロック、67・・・分断端、69・・・コンタクトフリンジ、Tr1,Tr2・・・選択トランジスタ、SG1,SG2・・・選択ゲート線、BLC・・・ビット線コンタクト

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成されたセルウェルと、
    前記セルウェルにNANDセルをアレイ状に配置して構成されたセルアレイの一部分である第1サブセルアレイと、
    前記セルアレイの残りの部分であり、前記第1サブセルアレイと同じ前記セルウェルに配置された第2サブセルアレイと、
    前記第1サブセルアレイと対応する第1センスアンプと、
    前記第2サブセルアレイと対応する第2センスアンプと、
    前記第1センスアンプから前記第2センスアンプへ延びたビット線群が途中で分断されたものの一方側であり、前記第1サブセルアレイと対応する第1ビット線群と、
    前記ビット線群が途中で分断されたものの他方側であり、前記第2サブセルアレイと対応する第2ビット線群と、を備える
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第2ビット線群の各ビット線は前記第1ビット線群の各ビット線よりも短い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1ビット線群の分断端の並び及び前記第2ビット線群の分断端の並びはジグザグ状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1及び第2ビット線群の各ビット線は、ビット線コンタクトから分断端までのコンタクトフリンジを有しており、
    前記コンタクトフリンジの長さ及び前記第1ビット線群の分断端と前記第2ビット線群の分断端との距離は、最小加工寸法より大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記NANDセルは、一方の選択トランジスタ、複数のメモリセル、他方の選択トランジスタが直列接続されて構成され、
    前記第1及び第2サブセルアレイは、前記ビット線群のビット線が並ぶ方向に複数の前記NANDセルを配置して構成されたブロックが複数集まって構成され、
    前記ブロックの単位でデータが一括消去され、
    前記第1サブセルアレイのブロックのデータを一括消去する場合、一括消去の対象となるブロックを選択状態にすると共に前記第1サブセルアレイの残りのブロック及び前記第2サブセルアレイの全部のブロックを非選択状態にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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