JP2001101877A - 半導体メモリ - Google Patents
半導体メモリInfo
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- JP2001101877A JP2001101877A JP27707399A JP27707399A JP2001101877A JP 2001101877 A JP2001101877 A JP 2001101877A JP 27707399 A JP27707399 A JP 27707399A JP 27707399 A JP27707399 A JP 27707399A JP 2001101877 A JP2001101877 A JP 2001101877A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、オンボードで、メモリセル領域の
サイズ比の変更が可能な半導体メモリを提供することを
目的とする。 【解決手段】 メモリセル領域のサイズ比を、スイッチ
のオン、オフで切りかえる。たとえば、メモリセル領域
のサイズ比を25.0%:75.0%にしたい場合、即ち、セルブ
ロック1〜2とセルブロック3〜5とに分割したい場
合、信号BS2が活性化され、セルブロック2と3の間のス
イッチ2−b、1−bのみがOFFされる。従って、セル
ブロック1~2は、ローカル制御回路10−1、Yデコー
ダ5−1により、セルブロック3〜5は、ローカル制御
回路10−2、Yデコーダ5−2により、それぞれ独立
して駆動される。
サイズ比の変更が可能な半導体メモリを提供することを
目的とする。 【解決手段】 メモリセル領域のサイズ比を、スイッチ
のオン、オフで切りかえる。たとえば、メモリセル領域
のサイズ比を25.0%:75.0%にしたい場合、即ち、セルブ
ロック1〜2とセルブロック3〜5とに分割したい場
合、信号BS2が活性化され、セルブロック2と3の間のス
イッチ2−b、1−bのみがOFFされる。従って、セル
ブロック1~2は、ローカル制御回路10−1、Yデコー
ダ5−1により、セルブロック3〜5は、ローカル制御
回路10−2、Yデコーダ5−2により、それぞれ独立
して駆動される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯機器用途のフラッシュメモリ
において、一つのフラッシュメモリに、プログラムとデ
ータを格納する要求が高まってきている。
において、一つのフラッシュメモリに、プログラムとデ
ータを格納する要求が高まってきている。
【0003】携帯電話を例に取れば、システムを制御し
ているプロセッサなどのプログラムと、電話番号、通話
メモ等のデータを、同一のフラッシュメモリに格納し、
小型化、低電力化を図る要求が高まっている。
ているプロセッサなどのプログラムと、電話番号、通話
メモ等のデータを、同一のフラッシュメモリに格納し、
小型化、低電力化を図る要求が高まっている。
【0004】一つのフラッシュメモリに、プログラムと
データを格納する場合、汎用のフラッシュメモリでは、
プログラムの読み出し中にデータの書き換えを行うと、
データの書き換えには数十μs〜数千msの時間がかかる
ため、その間、プログラム読み出しができなくなり、シ
ステムが停止してしまうという不具合が生じる。
データを格納する場合、汎用のフラッシュメモリでは、
プログラムの読み出し中にデータの書き換えを行うと、
データの書き換えには数十μs〜数千msの時間がかかる
ため、その間、プログラム読み出しができなくなり、シ
ステムが停止してしまうという不具合が生じる。
【0005】そこで、データの書き換え中においても、
プログラムの読み出しを継続できるような機能を持った
フラッシュメモリ(並列動作メモリー)が、製品化されて
いる。
プログラムの読み出しを継続できるような機能を持った
フラッシュメモリ(並列動作メモリー)が、製品化されて
いる。
【0006】並列動作メモリは、プログラム格納領域
(バンク1)と、データ格納領域(バンク2)を持ち、
それぞれが独立して動作可能、即ち、1つのフラッシュ
メモリの中に、あたかもバンク1とバンク2の2つの独
立したフラッシュメモリが存在しているかのような動作
が可能な構成となっている。
(バンク1)と、データ格納領域(バンク2)を持ち、
それぞれが独立して動作可能、即ち、1つのフラッシュ
メモリの中に、あたかもバンク1とバンク2の2つの独
立したフラッシュメモリが存在しているかのような動作
が可能な構成となっている。
【0007】図4に、そのような並列動作メモリーの、
ブロック図を示す。
ブロック図を示す。
【0008】バンク1は、メモリーセルアレイ3−1、
Xデコーダ4−1、Yデコーダ5−1、リード/ライトア
ンプ6−1より構成され、バンク2の構成もバンク1と
同様に、メモリーセルアレイ3−2、Xデコーダ4−
2、Yデコーダ5−2、リード/ライトアンプ6−2よ
り構成されている。アドレスバッファ7は、外部からの
アドレス入力A0−Axを取り込んで、保持し、Xデコーダ
4−1,4−2、及びYデコーダ5−1,5−2に、選
択アドレスを送る。
Xデコーダ4−1、Yデコーダ5−1、リード/ライトア
ンプ6−1より構成され、バンク2の構成もバンク1と
同様に、メモリーセルアレイ3−2、Xデコーダ4−
2、Yデコーダ5−2、リード/ライトアンプ6−2よ
り構成されている。アドレスバッファ7は、外部からの
アドレス入力A0−Axを取り込んで、保持し、Xデコーダ
4−1,4−2、及びYデコーダ5−1,5−2に、選
択アドレスを送る。
【0009】I/Oバッファ8は、各バンクのリード/ラ
イトアンプ6−1,6−2から送り出される読み出しデ
ータをDQ0−DQxに出力する機能と、DQ0−DQxに
入力される外部入力データを、各バンクのリード/ライ
トアンプ6−1,6−2に転送する機能を有する。グロ
ーバル制御回路9は、/WE,/OE,/CEの各信号を受けて、
並列動作メモリー全体の制御を行う。ローカル制御回路
10−1、10−2は、グローバル制御回路9の制御信
号を受けて、それぞれバンク1、及びバンク2の制御を
行う。
イトアンプ6−1,6−2から送り出される読み出しデ
ータをDQ0−DQxに出力する機能と、DQ0−DQxに
入力される外部入力データを、各バンクのリード/ライ
トアンプ6−1,6−2に転送する機能を有する。グロ
ーバル制御回路9は、/WE,/OE,/CEの各信号を受けて、
並列動作メモリー全体の制御を行う。ローカル制御回路
10−1、10−2は、グローバル制御回路9の制御信
号を受けて、それぞれバンク1、及びバンク2の制御を
行う。
【0010】このような構成において、まず、バンク1
からの読み出し動作を説明する。
からの読み出し動作を説明する。
【0011】アドレスバッファ7からの選択アドレスを
受けて、Xデコーダ4−1およびYデコーダ5−1により
メモリーセルが選択される。メモリーセルのデータは、
選択されたビット線を介してリード/ライトアンプ6−
1で増幅され、I/Oバッファ8に送られ、DQ0-DQxパット
に出力される。バンク2についても、同様である。
受けて、Xデコーダ4−1およびYデコーダ5−1により
メモリーセルが選択される。メモリーセルのデータは、
選択されたビット線を介してリード/ライトアンプ6−
1で増幅され、I/Oバッファ8に送られ、DQ0-DQxパット
に出力される。バンク2についても、同様である。
【0012】次に、バンク1への書込み動作を説明す
る。
る。
【0013】メモリーセルが選択されるまでは、読み出
しと同じである。DQ0-DQxパットに入力された、書き込
みデータは、I/Oバッファ8にとりこまれ、リード/ラ
イトアンプ6−1に送られ、選択セルにデータが書き込
まれる。バンク2についても、同様である。
しと同じである。DQ0-DQxパットに入力された、書き込
みデータは、I/Oバッファ8にとりこまれ、リード/ラ
イトアンプ6−1に送られ、選択セルにデータが書き込
まれる。バンク2についても、同様である。
【0014】なお、上記の、読み出し動作、及び書込み
動作は、グローバル制御回路9およびローカル制御回路
10−1,10−2により制御される。
動作は、グローバル制御回路9およびローカル制御回路
10−1,10−2により制御される。
【0015】次に、バンク2に書込みを行いながら、バ
ンク1から読み出す場合の動作を説明する。
ンク1から読み出す場合の動作を説明する。
【0016】まず、書込み動作を示すコマンドが/WE,/O
E,/CEに入力され、グローバル制御回路9により書込み
動作が認識される。
E,/CEに入力され、グローバル制御回路9により書込み
動作が認識される。
【0017】次に、書き込みアドレスが入力される。こ
のXアドレスにより、バンク1かバンク2かを、アドレス
バッファ7が認識し、その情報をグローバル制御回路9
に伝達し、 バンク2に書込み、バンク1から読み出すこ
とが確定される。
のXアドレスにより、バンク1かバンク2かを、アドレス
バッファ7が認識し、その情報をグローバル制御回路9
に伝達し、 バンク2に書込み、バンク1から読み出すこ
とが確定される。
【0018】このとき、書込みアドレスは、バンク2の
Xデコーダ4−2及びYデコーダ5−2にラッチされ、
書き込みデータは、I/Oバッファ8を介して、リード
/ライトアンプ6−2にラッチされる。ここまでで、見
かけ上の書込み動作は終了し、コマンドを受け付ける状
態となり、バンク1は、読み出し可能となる。
Xデコーダ4−2及びYデコーダ5−2にラッチされ、
書き込みデータは、I/Oバッファ8を介して、リード
/ライトアンプ6−2にラッチされる。ここまでで、見
かけ上の書込み動作は終了し、コマンドを受け付ける状
態となり、バンク1は、読み出し可能となる。
【0019】以降は、バンク2において、ローカル制御
回路10−2によりローカルに書込み動作が継続され
る。
回路10−2によりローカルに書込み動作が継続され
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このような半導体メモ
リにおいては、バンク1とバンク2のサイズ比が固定さ
れており、システムによっては、最適なサイズ比とはな
らない場合がある。例えば、バンク1とバンク2のサイ
ズ比が1:1であり、プログラムを格納するのに必要な
領域が、バンク1の半分の領域であるとき、バンク1の
残り半分は、無駄となる。
リにおいては、バンク1とバンク2のサイズ比が固定さ
れており、システムによっては、最適なサイズ比とはな
らない場合がある。例えば、バンク1とバンク2のサイ
ズ比が1:1であり、プログラムを格納するのに必要な
領域が、バンク1の半分の領域であるとき、バンク1の
残り半分は、無駄となる。
【0021】また、機能の追加などにより、プログラム
サイズが大きくなり、バンク1の大きさを超えてしまう
と対応できない。
サイズが大きくなり、バンク1の大きさを超えてしまう
と対応できない。
【0022】本発明は、オンボードでの各バンクのサイ
ズ比の変更が可能な半導体メモリを提供することを目的
とする。
ズ比の変更が可能な半導体メモリを提供することを目的
とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、それぞれ独立して動作が可能なメモリセル領域を複
数有し、それぞれのメモリセル領域のサイズ比を、電気
的に変更可能に構成したことを特徴とする。従って、本
発明によれば、システムに合わせて、最適なメモリセル
領域のサイズ比を取ることができる。
は、それぞれ独立して動作が可能なメモリセル領域を複
数有し、それぞれのメモリセル領域のサイズ比を、電気
的に変更可能に構成したことを特徴とする。従って、本
発明によれば、システムに合わせて、最適なメモリセル
領域のサイズ比を取ることができる。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
において、複数個のメモリセルブロックを、前記複数の
メモリセル領域に区分けし、各メモリセル領域に割り当
てるメモリセルブロックの数を変えることで、各バンク
のサイズを変更することを特徴とする。従って、本発明
によれば、ブロック数の調節により、システムに合わせ
て、最適なメモリセル領域のサイズ比を取ることができ
る。
において、複数個のメモリセルブロックを、前記複数の
メモリセル領域に区分けし、各メモリセル領域に割り当
てるメモリセルブロックの数を変えることで、各バンク
のサイズを変更することを特徴とする。従って、本発明
によれば、ブロック数の調節により、システムに合わせ
て、最適なメモリセル領域のサイズ比を取ることができ
る。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項2の発明
において、前記複数個のメモリセルブロックのそれぞれ
に対応して設けられ、各メモリセルブロックを選択する
デコーダと、この各デコーダが共通接続され、前記メモ
リセルブロックを制御する信号を送出する制御線と、こ
の制御線における前記各デコーダ間に設けられたスイッ
チと、このスイッチのON・OFFを制御する制御回路とを
備え、前記スイッチのON・OFFで前記メモリセル領域に
割り当てる前記メモリセルブロックの数を変えることを
特徴とする。従って、本発明によれば、このスイッチに
MOSトランジスター等、電気信号でON・OFF可能な素子を
用いることにより、わずかな素子の追加で、オンボード
でメモリセル領域のサイズ比を変更することが可能な半
導体メモリを提供できる。
において、前記複数個のメモリセルブロックのそれぞれ
に対応して設けられ、各メモリセルブロックを選択する
デコーダと、この各デコーダが共通接続され、前記メモ
リセルブロックを制御する信号を送出する制御線と、こ
の制御線における前記各デコーダ間に設けられたスイッ
チと、このスイッチのON・OFFを制御する制御回路とを
備え、前記スイッチのON・OFFで前記メモリセル領域に
割り当てる前記メモリセルブロックの数を変えることを
特徴とする。従って、本発明によれば、このスイッチに
MOSトランジスター等、電気信号でON・OFF可能な素子を
用いることにより、わずかな素子の追加で、オンボード
でメモリセル領域のサイズ比を変更することが可能な半
導体メモリを提供できる。
【0026】請求項4に記載の発明は、請求項3又は4
の発明において、前記複数個のメモリセルブロックが共
通接続され、このメモリセルブロックに対してデータを
入出力する信号を送出するデータ線と、このデータ線に
おける前記各メモリセルブロック間に設けられたスイッ
チと、このスイッチのON・OFFを制御する制御回路とを
備え、前期スイッチのON・OFFで前記メモリセル領域に
割り当てる前記メモリセルブロックの数を変えることを
特徴とする。従って、本発明によれば、このスイッチに
MOSトランジスター等、電気信号でON・OFF可能な素子を
用いることにより、わずかな素子の追加で、オンボード
でメモリセル領域のサイズ比を変更することが可能な半
導体メモリを提供できる。
の発明において、前記複数個のメモリセルブロックが共
通接続され、このメモリセルブロックに対してデータを
入出力する信号を送出するデータ線と、このデータ線に
おける前記各メモリセルブロック間に設けられたスイッ
チと、このスイッチのON・OFFを制御する制御回路とを
備え、前期スイッチのON・OFFで前記メモリセル領域に
割り当てる前記メモリセルブロックの数を変えることを
特徴とする。従って、本発明によれば、このスイッチに
MOSトランジスター等、電気信号でON・OFF可能な素子を
用いることにより、わずかな素子の追加で、オンボード
でメモリセル領域のサイズ比を変更することが可能な半
導体メモリを提供できる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明を具体化した実施形態を、
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0028】図1は本実施形態における半導体メモリの
ブロック図を示している。
ブロック図を示している。
【0029】本実施形態における半導体メモリは、図4
に示す従来例に対し、バンク1用のXデコーダ44−1
と、バンク2用のXデコーダ44−2とが接しており、
バンクサイズ制御回路11からの信号により44−1と
44−2の接線が、バンク1とバンク2の接線に連動し
て移動する点が相違し、その他の部分については従来例
と同様であるので、同じ符号を用い、その詳細な説明を
省略する。
に示す従来例に対し、バンク1用のXデコーダ44−1
と、バンク2用のXデコーダ44−2とが接しており、
バンクサイズ制御回路11からの信号により44−1と
44−2の接線が、バンク1とバンク2の接線に連動し
て移動する点が相違し、その他の部分については従来例
と同様であるので、同じ符号を用い、その詳細な説明を
省略する。
【0030】図2は、セルアレイ周辺をさらに詳しく説
明するためのブロック図である。
明するためのブロック図である。
【0031】メモリーセルアレイ33−1と33−2
は、セルブロック1、セルブロック2、セルブロック
3、セルブロック4、セルブロック5からなる。
は、セルブロック1、セルブロック2、セルブロック
3、セルブロック4、セルブロック5からなる。
【0032】Xデコーダ、44−1,44−2は、Xデ
コーダブロック100、Xデコーダブロック200、Xデ
コーダブロック300、Xデコーダブロック400、Xデ
コーダブロック500からなる。そして、セルブロック
1、セルブロック2、セルブロック3、セルブロック
4、セルブロック5は、それぞれ対応する、Xデコーダブ
ロック100、Xデコーダブロック200、Xデコーダブ
ロック300、Xデコーダブロック400、Xデコーダブ
ロック500により選択される。Xデコーダブロック1
00〜500は、Xデコーダ制御線12に共通接続さ
れ、ローカル制御回路10−1及びローカル制御回路1
0−2の制御信号を、Xデコーダブロック100〜50
0に伝達する。セルブロック1〜5は、ビット線13に
共通接続されている。ビット線13は、Yデコーダ5−
1、Yデコーダ5−2により選択されて、セルブロック
1〜5のデータの入出力をする。尚、Xデコーダ制御線1
2が、本発明における「制御線」に相当し、ビット線13
が、本発明における「データ線」に相当する。
コーダブロック100、Xデコーダブロック200、Xデ
コーダブロック300、Xデコーダブロック400、Xデ
コーダブロック500からなる。そして、セルブロック
1、セルブロック2、セルブロック3、セルブロック
4、セルブロック5は、それぞれ対応する、Xデコーダブ
ロック100、Xデコーダブロック200、Xデコーダブ
ロック300、Xデコーダブロック400、Xデコーダブ
ロック500により選択される。Xデコーダブロック1
00〜500は、Xデコーダ制御線12に共通接続さ
れ、ローカル制御回路10−1及びローカル制御回路1
0−2の制御信号を、Xデコーダブロック100〜50
0に伝達する。セルブロック1〜5は、ビット線13に
共通接続されている。ビット線13は、Yデコーダ5−
1、Yデコーダ5−2により選択されて、セルブロック
1〜5のデータの入出力をする。尚、Xデコーダ制御線1
2が、本発明における「制御線」に相当し、ビット線13
が、本発明における「データ線」に相当する。
【0033】また、図2では、ビット線は1本のみ図示
されているが、通常複数本存在し、それらの選択がYデ
コーダ5−1、Yデコーダ5−2により行われる。
されているが、通常複数本存在し、それらの選択がYデ
コーダ5−1、Yデコーダ5−2により行われる。
【0034】スイッチ1−a、スイッチ1−b、スイッ
チ1−c、スイッチ1−dはXデコーダブロック制御線
12におけるXデコーダブロック100〜500間に設
けられる。即ち、Xデコーダブロック100とXデコーダ
ブロック200の間にスイッチ1−a が、Xデコーダブ
ロック200とXデコーダブロック300の間にスイッ
チ1−b が、Xデコーダブロック300とXデコーダブ
ロック400の間にスイッチ1−c が、Xデコーダブロ
ック400とXデコーダブロック500の間にスイッチ
1−d が、それぞれ設けられている。
チ1−c、スイッチ1−dはXデコーダブロック制御線
12におけるXデコーダブロック100〜500間に設
けられる。即ち、Xデコーダブロック100とXデコーダ
ブロック200の間にスイッチ1−a が、Xデコーダブ
ロック200とXデコーダブロック300の間にスイッ
チ1−b が、Xデコーダブロック300とXデコーダブ
ロック400の間にスイッチ1−c が、Xデコーダブロ
ック400とXデコーダブロック500の間にスイッチ
1−d が、それぞれ設けられている。
【0035】また、スイッチ2−a、スイッチ2−b、
スイッチ2−c、スイッチ2−dはビット線13におけ
るセルブロック間に設けられる。即ち、セルブロック1
とセルブロック2の間にスイッチ2−a が、セルブロッ
ク2とセルブロック3の間にスイッチ2−b が、セル
ブロック3とセルブロック4の間にスイッチ2−c
が、セルブロック4とセルブロック5の間にスイッチ2
−d が、それぞれ設けられている。
スイッチ2−c、スイッチ2−dはビット線13におけ
るセルブロック間に設けられる。即ち、セルブロック1
とセルブロック2の間にスイッチ2−a が、セルブロッ
ク2とセルブロック3の間にスイッチ2−b が、セル
ブロック3とセルブロック4の間にスイッチ2−c
が、セルブロック4とセルブロック5の間にスイッチ2
−d が、それぞれ設けられている。
【0036】なお、すでに述べたように、ビット線は通
常複数本存在し、それぞれのビット線にも、同様のスイ
ッチが設けられている。
常複数本存在し、それぞれのビット線にも、同様のスイ
ッチが設けられている。
【0037】スイッチ1−a〜スイッチ1−d、スイッ
チ2−a〜スイッチ2−dは、いずれのスイッチもバン
クサイズ制御回路11で制御されており、スイッチ1−
aとスイッチ2−aは、信号BS1でON/OFFされ、スイッチ
1−bとスイッチ2−bは、信号BS2でON/OFFされ、ス
イッチ1−cとスイッチ2−cは、信号BS3でON/OFFさ
れ、スイッチ1−dとスイッチ2−dは、信号BS4でON
/OFFされる。
チ2−a〜スイッチ2−dは、いずれのスイッチもバン
クサイズ制御回路11で制御されており、スイッチ1−
aとスイッチ2−aは、信号BS1でON/OFFされ、スイッチ
1−bとスイッチ2−bは、信号BS2でON/OFFされ、ス
イッチ1−cとスイッチ2−cは、信号BS3でON/OFFさ
れ、スイッチ1−dとスイッチ2−dは、信号BS4でON
/OFFされる。
【0038】以上に説明した構成において、本実施形態
では、セルブロック1、セルブロック2、セルブロック
3、セルブロック4は、それぞれ全体の1/8のサイズで
あり、セルブロック5のみ、全体の1/2のサイズである。
メモリーセルアレイ33−1と33−2に対応させるセ
ルブロック数を変更することにより、メモリーセルアレ
イ33−1と33−2のサイズ比を下表のように4通り
選択できる。
では、セルブロック1、セルブロック2、セルブロック
3、セルブロック4は、それぞれ全体の1/8のサイズで
あり、セルブロック5のみ、全体の1/2のサイズである。
メモリーセルアレイ33−1と33−2に対応させるセ
ルブロック数を変更することにより、メモリーセルアレ
イ33−1と33−2のサイズ比を下表のように4通り
選択できる。
【0039】
【表1】
【0040】サイズ比の選択は、外部からのコマンドに
より、セルブロック間のスイッチをON/OFFして、ビット
線、及び、Xデコーダブロック制御線の分割個所を変え
ることにより行う。
より、セルブロック間のスイッチをON/OFFして、ビット
線、及び、Xデコーダブロック制御線の分割個所を変え
ることにより行う。
【0041】たとえば、メモリーセルアレイ33−1と
33−2のサイズ比を25.0%:75.0%にしたい場合、即
ち、メモリーセルアレイ33−1と33−2をセルブロ
ック1〜2とセルブロック3〜5とに分割したい場合、
BS2信号が活性化され、セルブロック2と3の間のスイッ
チのみOFFされる。スイッチ情報は、バンクサイズ制
御回路11に、不揮発的に記憶されており、オンボード
で書き換え可能である。
33−2のサイズ比を25.0%:75.0%にしたい場合、即
ち、メモリーセルアレイ33−1と33−2をセルブロ
ック1〜2とセルブロック3〜5とに分割したい場合、
BS2信号が活性化され、セルブロック2と3の間のスイッ
チのみOFFされる。スイッチ情報は、バンクサイズ制
御回路11に、不揮発的に記憶されており、オンボード
で書き換え可能である。
【0042】図3は、図2をスプリットゲート型フラッ
シュメモリに適用した場合を示している。図2の、セル
ブロック2、セルブロック3、セルブロック4、及び、
Xデコーダブロック2、Xデコーダブロック3、Xデコー
ダブロック4、及び、スイッチ1−b、スイッチ2−
b、スイッチ1−c、スイッチ2−cに相当する部分を
図示している。
シュメモリに適用した場合を示している。図2の、セル
ブロック2、セルブロック3、セルブロック4、及び、
Xデコーダブロック2、Xデコーダブロック3、Xデコー
ダブロック4、及び、スイッチ1−b、スイッチ2−
b、スイッチ1−c、スイッチ2−cに相当する部分を
図示している。
【0043】上の例と同じく、メモリーセルアレイ33
−1と33−2をセルブロック1〜2とセルブロック3
〜5とに分割したい場合、BS2信号が活性化され、すべ
てのビット線BLは、スイッチ2−bがOFFすることによ
り、セルブロック2とセルブロック3とのあいだで切断
される。ライト、イレース、リードの各制御信号も、ス
イッチ1−bがOFFすることにより、同様に切断され
る。従って、セルブロック1〜2のすべてのビット線
は、Yデコーダ5−1に接続され、セルブロック1〜2
のすべてのワード線は、ローカル制御回路10−1によ
り制御される。そして、セルブロック3〜5のすべての
ビット線は、Yデコーダ5−2に接続され、セルブロッ
ク3〜5のすべてのワード線は、ローカル制御回路10
−2により制御される。
−1と33−2をセルブロック1〜2とセルブロック3
〜5とに分割したい場合、BS2信号が活性化され、すべ
てのビット線BLは、スイッチ2−bがOFFすることによ
り、セルブロック2とセルブロック3とのあいだで切断
される。ライト、イレース、リードの各制御信号も、ス
イッチ1−bがOFFすることにより、同様に切断され
る。従って、セルブロック1〜2のすべてのビット線
は、Yデコーダ5−1に接続され、セルブロック1〜2
のすべてのワード線は、ローカル制御回路10−1によ
り制御される。そして、セルブロック3〜5のすべての
ビット線は、Yデコーダ5−2に接続され、セルブロッ
ク3〜5のすべてのワード線は、ローカル制御回路10
−2により制御される。
【0044】以上に説明した実施形態にあっては、以下
のとおりの作用効果を有する。 (1)それぞれのメモリセル領域のサイズ比が、電気的
に変更可能なため、仕様に合わせた最適なメモリセル領
域のサイズ比を、単一の機種で取ることができる。従っ
て、仕様に合わせて複数の機種を作り分ける必要がなく
なり、コストダウンが可能となる。 (2)各アレイ間にNMOSスイッチを挿入し、制御するだ
けなので、チップ面積の増加はごくわずかである。 (3)システムの動作中にメモリセル領域のサイズ比を
変更可能であるため、その時々で最適なメモリセル領域
のサイズ比を取ることができる。従って、半導体メモリ
を効率良く使うことができ、システムの高性能化が可能
となる。
のとおりの作用効果を有する。 (1)それぞれのメモリセル領域のサイズ比が、電気的
に変更可能なため、仕様に合わせた最適なメモリセル領
域のサイズ比を、単一の機種で取ることができる。従っ
て、仕様に合わせて複数の機種を作り分ける必要がなく
なり、コストダウンが可能となる。 (2)各アレイ間にNMOSスイッチを挿入し、制御するだ
けなので、チップ面積の増加はごくわずかである。 (3)システムの動作中にメモリセル領域のサイズ比を
変更可能であるため、その時々で最適なメモリセル領域
のサイズ比を取ることができる。従って、半導体メモリ
を効率良く使うことができ、システムの高性能化が可能
となる。
【0045】
【発明の効果】本発明にあっては、以下の効果が期待で
きる。 (1)メモリセル領域のサイズ比の異なる半導体メモリ
を、各仕様に応じて作り分ける必要性がなくなるので、
コストダウンが期待できる。 (2)メモリセル領域のサイズ比をオンボードで、電気
的に変更可能であるため半導体メモリを交換することな
く大幅な仕様変更が可能となる。
きる。 (1)メモリセル領域のサイズ比の異なる半導体メモリ
を、各仕様に応じて作り分ける必要性がなくなるので、
コストダウンが期待できる。 (2)メモリセル領域のサイズ比をオンボードで、電気
的に変更可能であるため半導体メモリを交換することな
く大幅な仕様変更が可能となる。
【図1】本発明を具体化した実施形態に係る不揮発性半
導体メモリのブロック図である。
導体メモリのブロック図である。
【図2】本発明を具体化した実施形態に係る不揮発性半
導体メモリのブロック図である。
導体メモリのブロック図である。
【図3】本発明を具体化した実施形態に係る不揮発性半
導体メモリのブロック図である。
導体メモリのブロック図である。
【図4】従来の問題点を説明するための不揮発性半導体
メモリのブロック図である。
メモリのブロック図である。
1 バンク1 2 バンク2 3−1、3−2 メモリーセルアレイ 4−1、4−2 Xデコーダ 5−1、5−2 Yデコーダ 6−1、6−2 リード/ライトアンプ 7 アドレスバッファ 8 I/Oバッファ 9 グローバル制御回路 10−1、10−2 ローカル制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれ独立して動作が可能なメモリセ
ル領域を複数有し、それぞれのメモリセル領域のサイズ
比を、電気的に変更可能に構成したことを特徴とする半
導体メモリ。 - 【請求項2】 複数個のメモリセルブロックを、前記複
数のメモリセル領域に割り当て、各メモリセル領域に割
り当てる前記メモリセルブロックの数を変えることで、
各メモリセル領域のサイズ比を変更することを特徴とす
る請求項1に記載の半導体メモリ。 - 【請求項3】 前記複数個のメモリセルブロックのそれ
ぞれに対応して設けられ、各メモリセルブロックを選択
するデコーダと、この各デコーダが共通接続され、前記
メモリセルブロックを制御する信号を送出する制御線
と、この制御線における前記各デコーダ間に設けられた
スイッチと、このスイッチのON・OFFを制御する制御回
路とを備え、前記スイッチのON・OFFで前記メモリセル
領域に割り当てる前記メモリセルブロックの数を変える
ことを特徴とした請求項2に記載の半導体メモリ。 - 【請求項4】 前記複数個のメモリセルブロックが共通
接続され、このメモリセルブロックに対してデータを入
出力する信号を送出するデータ線と、このデータ線にお
ける前記各メモリセルブロック間に設けられたスイッチ
と、このスイッチのON・OFFを制御する制御回路とを備
え、前記スイッチのON・OFFで前記メモリセル領域に割
り当てる前記メモリセルブロックの数を変えることを特
徴とした請求項2又は3に記載の半導体メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27707399A JP2001101877A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 半導体メモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27707399A JP2001101877A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 半導体メモリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001101877A true JP2001101877A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17578412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27707399A Pending JP2001101877A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 半導体メモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001101877A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004103197A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Elan Microelectronics Corp | オンシステムプログラマブル非揮発性メモリ及びオフシステムプログラマブル非揮発性メモリを具えたチップ及びその形成方法とプログラム方法 |
JP2005322383A (ja) * | 2004-05-04 | 2005-11-17 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体メモリ装置及びその駆動方法 |
JP2006196700A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
US8412909B2 (en) | 2009-04-08 | 2013-04-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Defining and changing spare space and user space in a storage apparatus |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP27707399A patent/JP2001101877A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004103197A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Elan Microelectronics Corp | オンシステムプログラマブル非揮発性メモリ及びオフシステムプログラマブル非揮発性メモリを具えたチップ及びその形成方法とプログラム方法 |
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JP4699781B2 (ja) * | 2004-05-04 | 2011-06-15 | 三星電子株式会社 | 半導体メモリ装置及びその駆動方法 |
JP2006196700A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
US8412909B2 (en) | 2009-04-08 | 2013-04-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Defining and changing spare space and user space in a storage apparatus |
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